JP4665592B2 - 天井走行車システム - Google Patents

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この発明は天井走行車システムに関し、特に走行レールなどの固定設備の点検に関する。
天井走行車システムでは、走行レールに沿って天井走行車を走行させて物品を搬送する。ここで走行レール等の固定設備の据え付け状態が不良であると、天井走行車や搬送中の物品などに振動が加わる、等の問題がある。
この発明の課題は、走行レール等の固定設備の据え付け状態を簡単かつ確実に検査することにある。
この発明での追加の課題は、走行レールの継目の段差の程度を簡単かつ確実に検査することにある。
請求項2の発明での追加の課題は、天井走行車の受電手段に対する給電線の位置関係を簡単かつ確実に検査することにある。
この発明は、車輪により走行レール上を走行する天井走行車と、少なくとも天井走行車の走行レールを含む固定設備を備えた天井走行車システムにおいて、固定設備の据え付け状態を検出するために、前記走行レールに継目の位置を記載したバーコードを設けると共に、前記バーコードを読み取るバーコードリーダと、天井走行車と走行レールとの間隔を検出するセンサと、前記センサによる検出結果を出力するための手段、とを備えた天井走行車を設けたことを特徴とする。
また好ましくは、前記走行レールに沿って天井走行車への給電線が敷設されており、かつ前記バーコードリーダと前記センサとを設けた天井走行車に、前記給電線の通過を許容する検出板と、該検出板と給電線との接触を検出するための手段とを設ける。
この発明では、天井走行車を走行させて、天井走行車と固定設備との間の間隔を測定することにより、固定設備の据え付け状態を簡単にかつ確実に検査できる。
ここでセンサにより天井走行車と走行レールとの間隔を検出すると、走行レールの継目での段差が許容範囲内か否かを簡単かつ確実に検査できる。
さらに、前記給電線の通過を許容する検出板と、該検出板と給電線との接触を検出するための手段とを設けると、給電線が許容範囲内の位置を通っているかを簡単かつ確実に検査できる。
以下に本発明を実施するための最適実施例を示す。
図1〜図13に、実施例の天井走行車システム2を示す。天井走行車システム2は半導体工場などのクリーンルームなどに設けられる。遠隔のベイ(工程)とベイとを接続するためにインターベイルート3があり、各ベイにイントラベイルート4を設ける。分岐合流部5は、ルート3,4間などの分岐や合流を行う個所で、ルート境界6はルート3,4間の境界である。ルート3,4は走行レールにより構成され、7は走行レールの継目である。
イントラベイルート4に沿って半導体処理装置などの処理装置8が接続され、9はそのロードポートで、イントラベイルート4の直下に設けてある。イントラベイルート4の側方の天井空間にはサイドバッファ10を設け、イントラベイルート4の下方の天井空間で、ロードポート9と干渉しない位置には下部バッファ11を設ける。バッファ10,11は物品載置台の例である。
ルート3,4に沿って2種類の天井走行車20,22が走行し、天井走行車22が第1の天井走行車に対応し、天井走行車20が第2の天井走行車に対応する。また台数は、天井走行車20の方が、天井走行車22よりも多い。24は搬送コントローラで、天井走行車システム2の全体を制御し、その下部コントローラとしてローカルコントローラ28が複数設けられ、イントラベイルート4などの単位で天井走行車システム2を管理する。26は生産コントローラで、処理装置8などによる生産を制御し、搬送コントローラ24に対し、物品のIDと搬送元(FROM)及び搬送先(TO)を指定して、物品の搬送を依頼する。なおコントローラをより多数の階層で設けても良い。
図2などに示すように、走行レール30は天井空間に設けられ、例えばその下部に給電レール31を設け、ここでは給電レール31は走行レール30の一部と見なす。ロードポートなどの位置を正確に示すため、走行レール30などにリニアスケール32を設け、天井走行車20,22で読み取れるようにする。また給電レール31などにバーコード33などのマークを設けて、ロードポートやバッファの位置などを、天井走行車20,22に指示する。給電レール31にはこれ以外に櫛歯マークなどを設けて、天井走行車20,22が現在位置を認識できるようにしても良い。35は走行レールの支柱で、36,37はバッファ10,11の支柱である。
以下に、天井走行車20,22に共通の構成を示す。走行部40は走行レール30内を走行し、受電部41は給電レール31に設けたリッツ線から非接触給電などにより受電し、これ以外にリッツ線を用いて通信する。42は本体フレームで、天井走行車20,22の前後に落下防止カバー44を設け、45は横送り部、46はθドライブであり、設けなくても良い。47は昇降駆動部で、昇降台48を昇降させる。49は落下防止爪で、落下防止カバー44の底部に出没自在に設けて、物品50の落下を防止する。また昇降駆動部47あるいは昇降台48等には、図示しない先入品センサを設けて、バッファ10,11やロードポート9上の物品50の有無を検出する。
横送り部45は、θドライブ46〜昇降台48を図2の左側に横送りし、走行レール30の左側に設けたサイドバッファ10との間で、物品50を受け渡しできるようにする。θドライブ46は、昇降駆動部47を水平面内で回動させて、物品50の受け渡しを容易にする。
物品50は例えば半導体のカセットで、前面に開閉自在のカバー52がある。物品50の上部には、フランジ53があり、昇降台48でチャックして搬送する。そして物品50の背面下側に、バーコード54が貼り付けられ、物品50のIDを記載している。なお物品50には、バーコード54に代えて、RFタグなどの他のIDを取り付けても良い。
以下に天井走行車22のみに設ける構成を示す。60はバーコードリーダで、物品50のバーコード54を読み取り、前後いずれかの落下防止カバー44に例えばアーム62により回動自在に取り付ける。バーコードリーダ60は、前後の落下防止カバー44,44間のスペースに対して、出退自在である。アーム62は回動モータ63により回動し、側面視で落下防止カバー44と重なり物品50の横移動を妨げない位置と、バーコード54の後方へ進出して読み取りを行う位置、との間で回動できる。なお物品50にRFタグなどの方向性の低いIDを取り付ける場合、例えば昇降台48にRFタグリーダを取り付けると良い。
図3に、天井走行車22の各ブロックを示す。天井走行車20,22には、走行部40や受電部41,フィーダ無線68などがある。フィーダ無線68は例えば本体フレーム42の上部に設け、ローカルコントローラとの間や天井走行車間で通信し、通信用の信号線を給電レール31等に設けても良い。横送り部45やθドライブ46及び昇降駆動部47は天井走行車20,22に共に設け、バーコードリーダ66は給電レールに設けたバーコードを読み取り、リニアセンサ64は走行レールに設けたリニアスケールを読み取る。走行部40〜リニアセンサ64は、天井走行車20,22に共通である。
図3の、バーコードリーダ60〜バーコード位置チェッカー84は天井走行車22にのみ設ける。バーコードリーダ60は物品50のバーコードを読み取る。据付判定部72はレーザ距離計などのセンサを備えて、走行レールと走行部との間隔を測定することにより、走行レールの継目での段差を検出する。給電線センサ74は、給電レールでのリッツ線ホルダやリッツ線の位置を、接触センサによりチェックする。加速度センサ76では、天井走行車の走行部や昇降台のハンドなどに加速度センサを取り付けて、天井走行車の振動や物品に加わる振動を測定する。受電量センサ78は、リッツ線からの受電部での受電量を検出する。通信状態センサ80は、受電部41やフィーダ無線68での受信信号の強弱から、通信状態の良否を判定する。リニアスケールチェッカー82は、走行レールのリニアスケールの取り付け位置を接触センサなどによりチェックする。バーコード位置チェッカー84は、給電レールに取り付けたバーコードの位置の良否をチェックする。これらのセンサやチェッカーで不良を検出すると、走行レールのどの位置に不良があるのかを、ローカルコントローラなどに報告する。
図4に、バーコードリーダ60による、物品50のバーコード54の読み取りを示す。バッファ上で直接バーコード54を読み取るのは困難なので、物品50を昇降台48でチャックし、天井走行車22内へ引き込んでバーコードを読み取る。サイドバッファからの場合、横送り部45でθドライブ46〜昇降台48をバッファ上へ前進させ、昇降駆動部47で昇降台48を昇降させ、物品50を荷積みして復帰させる。物品50を横送りする際に、バーコードリーダ60が物品50と干渉するので、常時は図4の鎖線で示す位置にバーコードリーダ60を退避させ、物品50を落下防止カバー44,44間のスペースに移動させた後に、アーム62を回動させて、バーコード54を読み取る。
下部バッファの物品のIDを読み取る場合、好ましくは同様にバーコードリーダ60を落下防止カバー44と重なる位置に退避させ、昇降台48を昇降させて物品を上昇させ、次いでバーコードリーダ60を回動させて、物品のバーコードを読み取る。これ以外にバーコードリーダ60はロードポート上の物品のIDを読み取ることもできる。IDを読み取った物品は元の位置に戻すか、搬送指令を天井走行車22が受けている場合、指定された位置へ搬送する。
天井走行車22は物品のIDを読み取ると、物品のIDとその位置並びに自機のIDとをローカルコントローラに報告する。搬送コントローラもしくはローカルコントローラは、図5に示す在庫ファイル90を備え、バッファ上の物品の在庫を管理する。在庫ファイル90にはバッファのIDと在荷/空荷の区別並びに物品のIDとを記載する。
在庫ファイル90には、好ましくはこれ以外に以下のデータを記載する。バッファ上の物品は、ロードポートとロードポートとの間などで搬送中の物品が仮置きされたもので、搬送元と搬送先とが存在する。そこで搬送元のロードポートなどのIDと搬送先のロードポートなどのIDとを記載する。またバッファ上の物品を搬出するための天井走行車を割付済みかどうかの区別と、空のバッファを仮置き用に割付済みかどうかの区別を記載する。さらに、バッファに最後に物品を搬出入した時刻、並びにバッファに最後に物品を搬出入した天井走行車のID等を記載することが好ましい。これ以外に、バッファに最後に物品を搬出入してから、棚卸しを実行済かどうかの区別を記載する。これらのデータのうちで最低限必要なのは、バッファのIDと在荷/空荷の区別並びに仮置き中の物品のIDである。
天井走行車20,22は、搬送指令により物品のIDと搬送元及び搬送先を指定される。そして天井走行車20,22は物品をバッファやロードポートに荷下ろしすると、荷下ろしした位置と物品のIDとをローカルコントローラに報告する。在庫ファイル90は常時はこのデータにより更新する。天井走行車22は物品のIDを読み取ると、バッファのIDなどと共にローカルコントローラに報告する。これによって搬送コントローラもしくはローカルコントローラは、在庫ファイル90の棚卸し、即ち在庫ファイルの検証を行う。
棚卸しでは例えばベイを指定して、ベイ内の全てのバッファに対し物品の有無とそのIDとをチェックする。あるいは他の天井走行車と干渉しない範囲で、かつ棚卸し済でないバッファに対してのみ、IDをチェックする。この場合、ベイ単位で棚卸しする必要はない。在庫ファイル90にエラーがある場合、在庫ファイル中の他のバッファのデータにもエラーがあることが考えられる。例えば空荷のはずのバッファに物品が所在する場合、その物品が本来所在すべきバッファが空荷になっていることが考えられる。そこでデータのエラーを検出した場合、物品を最後に搬出入した時刻や、その搬出入を実行した天井走行車のID、物品の搬送先などを手掛かりに、他のバッファについても棚卸しを進めてエラーを除く。
これらの結果、天井走行車20,22の総数が100〜200台程度、バッファ10,11の合計収容能力が1000〜10000物品程度の大規模なシステムでも、5〜50台程度の天井走行車22を設けることにより、バッファ上の在庫を確認できる。そして天井走行車20,22は、通信能力や走行能力、並びに物品をバッファやロードポートとの間で受け渡しする能力は共通なので、同じ天井走行車システム内に共存できる。そして多数のバッファを設けても在庫管理を確実に行うことができるため、ロードポートの状況などに合わせて物品をバッファに仮置きし、搬送作業をより柔軟に実行できる。またバッファを多数設けると、インターベイルートとイントラベイルートの境界のストッカなどを不要にし、あるいはその数を減らすことができる。さらにインターベイルートを経由しての遠隔のイントラベイルート間での直接搬送ができ、搬送時間を短縮できる。
図6〜図13に、走行レール30や給電レール31の検査を示す。走行レールはインターベイルートのものでもイントラベイルートのものでもよい。走行レール30の据付で最初に問題になるのは、レールの継目7での段差の程度である。そこで図6に示すように、走行部40の車輪よりも走行方向前方にレーザ距離計92を設けて、走行部40における台車から走行レール30までの間隔を測定する。バーコード33にレールの継目7の位置を記載しておくと、バーコードリーダ66でその位置を求めることができる。そこで据付判定部72では、継目7かどうかを、バーコードリーダ66のデータと走行系のエンコーダのデータとで判別し、この位置で、レーザ距離計92で求めた間隔が変動するかどうかをチェックする。このようにして段差の程度と位置とを求め、ローカルコントローラなどに報告する。
図7,図8に、給電レール31でのリッツ線95の位置やそのホルダ部の位置の適否のチェックを示す。天井走行車20,22には、図示しないコイルを巻き回した受電コア96を設けて受電する。リッツ線95の位置やそのホルダの位置が不良であると、受電コア96との接触の恐れがある。そこでリッツ線95やそのホルダが所定の範囲内からはみ出していると接触する接触検知部材97を設け、例えばヒンジ98で受電部41に取り付ける。ヒンジ98を中心に接触検知部材97が回動すると、接触センサ99で検出し、ホルダ位置の不良信号とする。例えば天井走行車22は図8の下から上向きに走行し、接触検知部材97は受電コア96の後側に設けられ、ホルダなどと接触すると走行方向後向きに回動して、接触センサ99で検出できる。
図9,図10は、リニアスケールチェッカー82の構成を示し、例えばリニアセンサ64の走行方向後端に接触検知部材100を設け、ヒンジ101を中心に回動自在にする。そして接触検知部材100の回動を接触センサ102で検出し、リニアスケール32の位置不良を検出する。図11はバーコード33の位置不良の検出を示し、例えば本体フレーム42から上側に突き出すように接触検知部材104を設け、ヒンジ105を中心に回動自在にして、その回動を接触センサ106で検出する。このようにしてバーコード33の位置不良を検出する。バーコード33に関してはこれ以外に、天井走行車のバーコードリーダ66で正常な読み取り信号が得られるかどうかも判別する。また接触センサ99,102,106に代えて、接触検知部材97,100,104の回動を検出する任意のセンサを用いることができる。
図12,図13は、天井走行車22や物品50の振動検出を示す。走行部40では、例えばブリッジ110上に駆動輪112を設け、その両側に車輪113を設ける。ここで走行部40の適宜の位置に加速度センサ76を設けて、走行部40が受ける加速度、即ち振動の程度を検出する。加速度センサにXYZの方向性がある場合、各方向毎に設けることが好ましい。
図13では、昇降台48のハンド115に加速度センサ116を設け、フランジ53の位置で、物品が受ける加速度を検出する。加速度センサ116は昇降台48の内部などに設けても良く、加速度に方向性がある場合、XYZの各方向にそれぞれ加速度センサを設ける。
これ以外にフィーダ無線の受信信号の強度や、リッツ線を介しての通信での受信信号の強度などの、適宜のものをチェックする。実施例では、給電レール31の左右一方にリッツ線を設けているので、反対側のスペースに櫛歯マークやバーコードマークなどの適宜のマークを配置して、天井走行車20,21に読み取らせることができる。このような場合、接触検知部材97,ヒンジ98,接触センサ100と同様の機構を設けて、バーコードマークや櫛歯マークなどの位置の正否を検出し、またこれらの信号を読み取れるかどうかをチェックするセンサを設けても良い。
天井走行車22は走行レールの継目の段差が大きい、リニアスケールの取付位置がずれている、走行部の振動が大きい、物品が受ける振動が大きい、バーコードの取付位置が不良、もしくはバーコードを読めない、フィーダ無線などの受信信号が弱いなどの場合、その旨をローカルコントローラに報告する。ローカルコントローラはこれを搬送コントローラなどに転送し、搬送コントローラはこれらのデータをそのまま、もしくは統計化して、図示しない端末に対しメンテナンス要求を出力する。そしてこれらの要求に従って、走行レール30などをメンテナンスすることにより、走行経路を良好に保つことができる。
据付判定部72などの走行経路の診断用のセンサは、天井走行車22にのみ設ける。このため全ての天井走行車20,22にこれらのセンサを設ける場合に比べ、コストを少なくできる。また走行経路の不良が検出された場合、他の天井走行車22により同じ場所を走行させて、天井走行車22側に原因があるのか、走行経路側に原因があるのかを確認することが好ましい。走行経路の診断用の走行は搬送指令とは別に行っても良く、あるいは搬送指令を実行しながら行っても良い。
実施例では、走行レール30の検査を示したが、これ以外にバッファなどの助付け状態を検査しても良い。また天井走行車システムの据え付け時には、検査結果をコントローラに報告する以外に、フィーダ無線によりその場で作業者のパーソナルコンピュータなどに出力して、据え付け状況を報告することができる。実施例では、バッファの物品のIDの確認と走行レールの助付け状態の検査とを同じ天井走行車22で行ったが、これらの機能を別の天井走行車に搭載しても良い。
実施例の天井走行車システムのレイアウトを示す要部平面図 実施例での天井走行車とサイドバッファ及び下部バッファを示す部分切欠部付き正面図 実施例で用いた天井走行車の機能別のブロック図 実施例での天井走行車による物品IDの読み取りを模式的に示す図 実施例でのコントローラのバッファの在庫データを模式的に示す図 実施例での走行レールの段差検出を示す図 実施例での給電線ホルダの位置不良の検出を模式的に示すレールの短辺方向要部断面図 図7での給電線ホルダの位置不良の検出を、上面視で模式的に示す図 実施例でのリニアスケールの位置不良の検出を模式的に示す断面図 図9でのリニアスケールの位置不良の検出を模式的に示す側面図 実施例での走行レールのバーコード位置不良の検出を模式的に示す側面図 実施例での走行部の振動検出を模式的に示す側面図 実施例での搬送物品の振動検出を模式的に示す側面図
符号の説明
2 天井走行車システム
3 インターベイルート
4 イントラベイルート
5 分岐合流部
6 ルート境界
7 レールの継目
8 処理装置
9 ロードポート
10 サイドバッファ
11 下部バッファ
20,22 天井走行車
24 搬送コントローラ
26 生産コントローラ
28 ローカルコントローラ
30 走行レール
31 給電レール
32 リニアスケール
33 バーコード
35,36,37 支柱
40 走行部
41 受電部
42 本体フレーム
44 落下防止カバー
45 横送り部
46 θドライブ
47 昇降駆動部
48 昇降台
49 落下防止爪
50 物品
52 カバー
53 フランジ
54 バーコード
60 バーコードリーダ
62 アーム
63 回動モータ
64 リニアセンサ
66 バーコードリーダ
68 フィーダ無線
72 据付判定部
74 給電線センサ
76 加速度センサ
78 受電量センサ
80 通信状態センサ
82 リニアスケールチェッカー
84 バーコード位置チェッカー
90 在庫ファイル
92 レーザ距離計
95 リッツ線
96 受電コア
97,100,104 接触検知部材
98,101,105 ヒンジ
99,102,106 接触センサ
110 ブリッジ
112 駆動輪
113 車輪
115 ハンド
116 加速度センサ

Claims (2)

  1. 車輪により走行レール上を走行する天井走行車と、少なくとも天井走行車の走行レールを含む固定設備を備えた天井走行車システムにおいて、
    固定設備の据え付け状態を検出するために、前記走行レールに継目の位置を記載したバーコードを設けると共に、
    前記バーコードを読み取るバーコードリーダと、天井走行車と走行レールとの間隔を検出するセンサと、前記センサによる検出結果を出力するための手段、とを備えた天井走行車を設けたことを特徴とする、天井走行車システム。
  2. 前記走行レールに沿って天井走行車への給電線が敷設されており、かつ前記バーコードリーダと前記センサとを設けた天井走行車に、前記給電線の通過を許容する検出板と、該検出板と給電線との接触を検出するための手段とを設けたことを特徴とする、請求項1の天井走行車システム。
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