JP4663203B2 - 洗浄性に優れた樹脂キャップ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗浄性に優れた樹脂キャップに関するものであり、より詳細には、容器口部に装着された状態での洗浄性に優れた樹脂キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
飲料等の液体が充填されたボトル等の容器のキャップとして、容器口部に螺子係合により装着される樹脂キャップが広く使用されている。かかる樹脂キャップとしては、不正使用防止のために、キャップのスカート下端に、内面に複数のフラップ片を備えたタンパーエビデントバンド(以下TEバンドという)を破断可能なブリッジを介して設けたものがある。即ち、容器口部に装着されたキャップを開栓方向に旋回していくと、スカートを備えたキャップ本体は上昇するが、TEバンドの内面に設けられているフラップ片の先端が容器口部に形成されているあご部と係合するため、TEバンドの上昇は抑制される。この結果、スカート下端とTEバンドとを連結しているブリッジが破断し、TEバンドとキャップ本体とが切り離され、TEバンドは容器口部側に残り、キャップ本体のみが容器口部から取り除かれることになる。或いは、TEバンドに軸方向のスコア又はスリットを設けておき、開栓に際して、TEバンドが帯状となり、キャップ本体と一体に容器口部から取り除かれることになる。したがって、キャップ本体とTEバンドとが切り離されているときには、該キャップは、一旦開封されたものであり、両者が切り離されていなければ、該キャップは未開封である。このようにして、一般需要者にキャップの開封履歴を示すことにより、いたずら等の不正使用が防止されるものである。
【0003】
ところで、飲料等が充填された容器に適用される樹脂キャップは、容器口部に装着された状態で、加熱された圧力水等の洗浄液を噴霧し、容器口部とキャップとの間の空間に洗浄液を流し、容器口部外面とキャップ内面との間に付着している容器内充填液等を洗い流し、次いで乾燥した後に市場に供される。
したがって、このような樹脂キャップでは、洗浄液が容器口部とキャップとの間の空間をスムーズに流れるようにする必要があり、このために種々の提案がなされている。
例えば、実公平4−54119号公報には、キャップ本体のスカート内面に設けられている螺条に、キャップ軸線方向に延びている溝部(切り欠き)を複数形成することが開示されている。また、この先行技術には、上記溝部(切り欠き)のキャップ軸線方向の延長線上に、隣り合うフラップ片の間の部分が位置することも記載されている。
【0004】
上記の先行技術に開示されている樹脂キャップでは、溝部(切り欠き)が洗浄液の通路となる。従って、例えばキャップ本体のスカートの上方部分にスリット等の洗浄液導入口を形成しておき、加圧した洗浄液を容器口部に装着されたキャップの外面に吹き付けることにより、洗浄液はキャップ内部の螺条からフラップ片の間をスムーズに流れ、容器口部とキャップとの間の空間の洗浄を有効に行うことができるというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記先行技術のように、スカート内面の螺条に溝部(切り欠き)を形成した樹脂キャップにおいても、十分に満足すべき洗浄性は得られず、その改善が求められているのが現状である。即ち、上記樹脂キャップは、これを容器口部に装着した状態において、洗浄液が樹脂キャップと容器口部との間の空間をスムーズに流れるという点では優れているが、洗浄液の液切れが悪いという欠点がある。即ち、洗浄液がフラップ片の付け根部分に付着してしまい、この洗浄液を効率良く、短時間で除去することが困難となっている。洗浄液が樹脂キャップと容器口部との間に残存していると、カビ等の原因となってしまう。
【0006】
従って本発明の目的は、スカート内面に容器口部の外面と螺子係合する螺条を備え、且つフラップ片を内面に備えたタンパーエビデントバンドがスカート下端に破断可能なブリッジを介して設けられている樹脂キャップにおいて、容器口部に装着されている状態での洗浄性に優れ、特にフラップ片付け根部における洗浄液の付着が有効に防止され、洗浄液の液切れ性が改善された樹脂キャップを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、天面及び天面周縁から下方に延びているスカートを有するキャップ本体と、キャップ本体のスカート下端に破断可能なブリッジを介して連結されたタンパーエビデントバンドとから成り、前記スカート内面には、容器口部の外面と螺子係合する螺条が設けられており、且つ前記タンパーエビデントバンドの内面には、内方に向けて上向きのフラップ片が適当な間隔で周状に複数形成されている樹脂キャップにおいて、各フラップ片の付け根部が薄肉に形成され、各フラップ片の上部が厚肉の矩形形状に形成され、各フラップ片の付け根部の上面が、その周方向両端部分よりも中央部分が高くなった湾曲状に形成され、各フラップ片の付け根部の下面が、該付け根部の上面と略同形状の湾曲状に形成され、各フラップ片の付け根部の肉厚がほぼ均等に形成され、キャップの射出或いは圧縮成形の際には、前記フラップ片は下向きの状態に形成され、その後内方に向けて上向きに反転して形成されている、
ことを特徴とする樹脂キャップが提供される。
該樹脂キャップは、フラップ片の付け根部の上面における中央部分と周方向両端部分との高低差dは、0.3mm乃至2.0mmに設定されていることが好ましい。
【0008】
本発明において、容器口部に装着されている樹脂キャップと容器口部との間の空間への洗浄液の導入は、例えば加圧された洗浄液を、スカート下端とTEバンドとの間の隙間から吹き付けることにより、或いは、樹脂キャップの下端(タンパーエビデントバンドの下端)と容器口部との間の隙間から上方に吹き付けることにより、或いは、スカートの上方部分に洗浄液導入用のスリットを形成しておき、加圧された洗浄液を樹脂キャップのスカート側面から吹き付けることにより行われる。導入された洗浄液は、スカートの螺条に形成され且つキャップ軸線方向に延びている複数の切り欠きを通って隅々まで流れ渡り、隣り合うフラップ片の間の部分から排出される。
しかるに、本発明の樹脂キャップでは、フラップ片の付け根部の上面が、その周方向両端部分よりも中央部分が高くなった湾曲状となっているため、この付け根部上面に流れ込んだ洗浄液は、速やかに隣り合うフラップ片の間の部分から下方に落下して排出され、フラップ片の付け根部の上面に付着・残存することがなく、従って、極めて優れた液切れ性を示す。
【0009】
また、本発明においては、前記各フラップ片の付け根部の下面は、前記上面と略同形状の湾曲状に形成することが好適である。即ち、キャップの成形は、キャップの射出或いは圧縮成形時には、フラップ片は内方に向けて下向きに成形され、その後内方に向けて上向きに反転して行われるが、各フラップ片の付け根部の形状をこのように形成することにより、フラップ片の反転を容易に行うことが出来るようになる。
【0010】
また、本発明においては、スカート内面の螺条には、キャップ軸線方向に延びている複数の切り欠きが形成されており、前記切り欠きのキャップ軸線方向への延長線上に、隣り合うフラップ片の間の部分が位置していることが好適である。即ち、スカート内面の螺条の切り欠きをこのような位置に形成することにより、例えば洗浄液の導入或いは排出を速やかに行うことが可能となり、洗浄性のさらなる向上がもたらされる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明を、以下、添付図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の樹脂キャップの側断面図であり、
図2は、図1のキャップの底面図であり、
図3は、図1のキャップにおける本発明の要部であるフラップ片を拡大して示す図であり、図3(a)はフラップ片の正面図、図3(b)はフラップ片の側面図を示し、
図4は、本発明において用いることができるフラップ片の形状の他の例を示す拡大図である。
【0012】
図1及び図2において、本発明の樹脂キャップは、キャップ本体1とタンパーエビデントバンド(TEバンド)2とからなっている。キャップ本体1は、天面3と、天面3の周縁から下方に延びているスカート4とからなっており、TEバンド2は、破断可能な複数のブリッジ6を介して、スカート4の下端に連結されている。
【0013】
キャップ本体1の天面3の内面には、スカート4と間隔をおいて下方に延びているインナーリング7が設けられており、さらに、インナーリング7とスカート4との間の部分にアウターリング8が環状に形成され、インナーリング7とアウターリング8との間の部分には、環状の小突起9が形成されている。即ち、この樹脂キャップが容器口部(図示せず)に装着された状態において、容器口部の上方部分は、インナーリング7とアウターリング8との間の空間に入り込んでしっかりと保持され、且つ容器口部の上端には、環状の小突起9が密着し、これにより、密封性が確保されるようになっている。
【0014】
また、スカート4の内面には螺条10が形成されており、この螺条10が容器口部の外面に形成されている螺条と係合することにより、この樹脂キャップは容器口部に装着されるようになっている。
【0015】
一方、TEバンド2の内面には、内方に向けて上向きのフラップ片13が適当な間隔で周方向に複数形成されている。このフラップ片13は、キャップ本体1及びTEバンド2と一体に成形されるが、型抜きのために、成形時には、下向きとなっている。即ち、このフラップ片13は、成形後に、ポンチ等を挿入して上方に反転される。
また、上記のような反転により形成されるため、図1、図2及び後述する図3(b)に示されているように、TEバンド2の内面には、比較的薄肉の付け根部15を介して、内方に向けて上向きにフラップ片13が形成されている。即ち、このような比較的薄肉の付け根部15を介してフラップ片13を下向きに成形することにより、その後の上方への反転を容易に行うことができる。
【0016】
上述したスカート4の下端とTEバンド2の上端とは、破断可能な複数のブリッジ6により連結されており、容器口部に装着された樹脂キャップを開栓方向に旋回させると、このブリッジ6は破断してキャップ本体1とTEバンド2とは切り離される。即ち、樹脂キャップを開栓方向に旋回させると、キャップ本体1は上昇する一方で、フラップ片13の上端が容器口部の外面に形成されている顎部の下側に当接するため、TEバンド2の上昇は制限される。この結果、ブリッジ6に応力が集中し、ブリッジ6が破断する。このような樹脂キャップの開栓時におけるブリッジ6の破断、即ち、キャップ本体1とTEバンド2との切り離しにより、該キャップの開封履歴が明らかとなり、不正使用が防止される。
【0017】
ところで、上記のようなブリッジ6は、樹脂製であるため、伸びや変形等により、速やかに破断せず、例えば、密封性が損なわれた後の段階でブリッジ6の破断が生じることがある。このような場合には、ブリッジ6が破断せず、キャップ本体1とTEバンド2とが切り離されていないという事実は、密封性が確保されているという事実を示すことにはならず、従って、少なくとも密封性が損なわれる前の段階で確実にブリッジ6が破断するような構造とすることが好ましい。
【0018】
このために、上述した樹脂キャップでは、図1から明らかな通り、隣り合うブリッジ6,6の間の部分において、一対の係合突起20a,20bとブリッジ破断防止突起22とが形成されている。
即ち、一方の係合突起20aは、スカート4の下端に形成されており、他方の係合突起20bは、TEバンド2の上端に形成されており且つ係合突起20aに対して、キャップの閉栓方向下流側に小間隔をおいて位置している。従って閉栓に際して、キャップを閉栓方向に旋回させると、係合突起20aと係合突起20bとが係合するため、或いは、スカート部下端がブリッジ破断防止突起22に当接するために、TEバンド2は、ブリッジ6を破断することなくキャップ本体1と一体に閉栓方向に旋回されることになり、容器口部への装着を行うことができる。この結果、TEバンド2は、キャップ本体1と一体的に上昇し、TEバンド2のフラップ片13の上端は、容器口部外面に形成されている顎部の下側に位置する。
開栓に際して、キャップを開栓方向に旋回させると、フラップ片13の上端が顎部の下側に当接し、TEバンド2の上昇移動は制限されるが、キャップ本体1は、引き続き、開栓方向に旋回されて上昇を続ける。この結果、キャップ本体1の開栓方向への旋回を続けることにより、ブリッジ6は破断し、キャップ本体1とTEバンド2とは切り離される。
このようにして、密封破壊が生じる前の段階で、ブリッジ6を有効に破断することができる。
【0019】
図1及び図2にから明らかな通り、本発明においては、スカート4の内面に形成されている螺条10には、キャップの軸線方向に延びている切り欠き25が複数形成されている。即ち、この切り欠き25が洗浄液の通路となって、容器口部に装着された樹脂キャップと容器口部との間の空間の隅々まで洗浄液が流され、かかる空間に付着した異物(例えば容器内に充填される液)を有効に除去することができる。
また、このような切り欠き25は、そのキャップ軸方向への延長線上に、フラップ片13の間の部分が位置するように形成されていることが好ましい。これにより、容器口部に装着された樹脂キャップと容器口部との間の空間への洗浄液の導入及び排出を効率よく、有効に行うことができる。
【0020】
尚、上述した構造の樹脂キャップにおいては、容器口部に装着された樹脂キャップと容器口部との間の空間への洗浄液の導入は、例えば、加圧された洗浄液を、該スカート4の下端とTEバンド2の上端との間に形成される隙間の部分に吹き付けることにより、容易に行うことができる。勿論、スカート4の上方部分に小幅のスリット(図示せず)を設け、上方或いはスカート4の側面から加圧された洗浄液を吹き付けることにより、洗浄液を導入することも可能である。
上述した切り欠き25の数や幅は、特に制限されるものではなく、キャップの形状等に応じて、優れた洗浄性が確保され、且つ螺条10の螺子係合性が損なわれない程度に設定されればよい。
【0021】
本発明においては、図3(a)及び図3(b)に示されているように、TEバンド2の内面に形成されているフラップ片13の付け根部15の上面(図3においてXで示す)を、その中央部分が周方向両端部よりも高くなった湾曲形状に形成する。即ち、フラップ片13の付け根部15の上面Xを、このような湾曲形状とすることにより、この部分に流れ込んだ洗浄液は、この部分に付着残存することなく、速やかにフラップ片13の間の部分に流れ出して排出される。
かくして、本発明の樹脂キャップは、洗浄液の液切れ性に優れ、洗浄液の残存による不都合を有効に回避することができる。
【0022】
また、フラップ片13の付け根部15の上面Xにおける中央部分と周方向両端部分との高低差dは、フラップ片13の幅等によっても異なるが、一般的には、0.3乃至2.0mm程度に設定されていることが好適である。この高低差dがあまり小さいと、この部分に流れ込んだ洗浄液の排出を有効に行うことが困難となり、洗浄液の液切れ性を十分に向上させることが困難となるおそれがある。一方、既に述べたとおり、このフラップ片13は、下向きの状態に成形され、成形後に上向きに反転される。従って、上記高低差dが過度に大きくなると、フラップ片13を上向きに反転することが困難となり、また、反転できたとしても、フラップ片13自体に歪みが生じたり、或いは反転形状が不安定となり、下向きの戻ってしまうなどの不都合を生じやすくなってしまう。
更に、本発明において、フラップ片13の付け根部15の下面(図3においてYで示す)も、上面Xとほぼ平行な湾曲形状となっていることが好ましい。即ち、フラップ片13の付け根部15の厚みをほぼ均等なものとすることにより、成形後のフラップ片13の上方への反転を有効に行うことができるからである。
【0023】
尚、本発明において、成形後におけるフラップ片13の反転を有効に行い、且つその反転形状を有効に維持することができる限りにおいて、例えば図4に示すように、フラップ片13の付け根部15の下面Yを、実質上、フラットな直線形状とすることも可能である。
【0024】
上述した本発明の樹脂キャップは、各種のプラスチック、例えば、低−、中−または高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、熱可塑性ポリエステル、ポリアミド、スチレン系樹脂、ABS樹脂等を用いて、射出成形、圧縮成形等の一体成形により、容易に製造することができる。
【0025】
【発明の効果】
本発明によれば、スカート内面の螺条に、キャップ軸線方向に延びているベントを複数形成するとともに、TEバンド内面に設けられているフラップ片の付け根部上面を、その周方向両端部分よりも中央部分が高くなった湾曲形状とすることにより、キャップが容器口部に装着された状態において、洗浄液をキャップ内面の隅々まで流して洗浄効率を高めることが可能となるとともに、フラップ片の付け根部上面への洗浄液の排出を有効に行い、洗浄液の液切れ性を著しく向上させることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の樹脂キャップの側断面図。
【図2】図1のキャップの底面図。
【図3】図1のキャップにおける本発明の要部であるフラップ片を拡大して示す図であり、図3(a)はフラップ片の正面図、図3(b)はフラップ片の側面図。
【図4】本発明において用いることができるフラップ片の形状の他の例を示す拡大図。
【符号の説明】
1:キャップ本体 2:TEバンド
10:螺条 13:フラップ片
15:フラップ片付け根部 25:切り欠き
Claims (2)
- 天面及び天面周縁から下方に延びているスカートを有するキャップ本体と、キャップ本体のスカート下端に破断可能なブリッジを介して連結されたタンパーエビデントバンドとから成り、前記スカート内面には、容器口部の外面と螺子係合する螺条が設けられており、且つ前記タンパーエビデントバンドの内面には、内方に向けて上向きのフラップ片が適当な間隔で周状に複数形成されている樹脂キャップにおいて、
各フラップ片の付け根部が薄肉に形成され、各フラップ片の上部が厚肉の矩形形状に形成され、各フラップ片の付け根部の上面が、その周方向両端部分よりも中央部分が高くなった湾曲状に形成され、各フラップ片の付け根部の下面が、該付け根部の上面と略同形状の湾曲状に形成され、各フラップ片の付け根部の肉厚がほぼ均等に形成され、キャップの射出或いは圧縮成形の際には、前記フラップ片は下向きの状態に形成され、その後内方に向けて上向きに反転して形成されている、
ことを特徴とする樹脂キャップ。 - フラップ片の付け根部の上面における中央部分と周方向両端部分との高低差dは、0.3mm乃至2.0mmに設定されている、請求項1に記載の樹脂キャップ。
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