JP4662667B2 - 小型キーパッドにおける字母入力装置及びその方法 - Google Patents
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Description
[発明の属する技術分野]
本発明はキーパッドにおける字母入力装置及びその方法に関し、特に電話機キーパッドのような少数のキーを有するキーパッドにおける字母入力装置及びその方法に関する。
【0002】
[従来の技術]
移動通信の発展に従い、音声通話中心の携帯用端末機に文字などのデジタル情報を送受信する機能が追加された。従って、初期には電話番号入力を目的で携帯用端末機に備えられたキーパッドは文字を入力する手段も含むようになった。ところが、携帯用端末機の入力手段として用いられるキーパッドの大きさが段々小さくなるので、キーパッドに含まれたボタン数だけではその限界を表すようになった。一方、文字はハングルの場合27文字、英語の場合24文字、日本語の場合50文字、その他ローマ字系列文字等の場合24文字以上の字母に構成され、一般的な電話機のキーパッドに含まれた12個のキーの数を大きく上回っている。従って、電話機キーパッドを利用して一つの字母を入力するためにはキーパッド上のボタンを一つまたは2以上組み合わせてその字母を表現しなければならない。
【0003】
小型キーパッドで字母を入力する従来の方法は、大きく字母選択形、字母生成形及び折衝形に分けることができる。字母選択形はキーパッド上の各ボタンに多数の字母を割り当て、各ボタンを押す回数によって各ボタンに割り当てられた字母を区分して入力処理する方式であり、英文の場合にはITU−T(International Telecommunications Union−Telecommunication Standardization Sector)E.161勧告案により提示されている。字母生成形は字母の画素
【外1】
をボタンに割り当て、入力する字母の模様が形成されるよう該当する基本ボタンを組み合わせて押すことにより形成された模様に対応する字母が入力処理されるように行う方式である。折衝形は一部の字母は字母選択形に、残りの字母は字母生成形に入力処理する方式である。折衝形方式によれば、ハングルの場合、子音字母は字母選択形に入力処理し、母音字母は天地人3才を使用して字母生成形に入力処理する。
【0004】
このように小型キーパッドで字母を入力する3つ方法は全て特定字母に対してキーパッド上の一つ以上のボタンを組み合わせて表現する。
【0005】
従来の技術による字母選択形方法はまた次のいくつかに分類することができる。第1の方法は、キーパッド上の各ボタンに多数の字母(普通3〜4つの字母)を配置し、該当ボタンを一回押すと1番目の字母、二回押すと2番目の字母が入力処理されるように行う方法である。第2の方法は、キーパッド上の各ボタンに多数の字母(普通3〜4つの字母)を配置し、該当ボタンを一回押すと1番目の字母が入力処理され、キーパッド上の特定ボタン(例えば、[#]または[*])と該当ボタンを組み合わせて押すと2番目の字母が入力処理されるように行う方法である。第3の方法はキーパッド上のボタンとボタン間に字母を配置し、対応するボタンを組み合わせて押すと該当字母が入力処理されるように行う方法である。
【0006】
前記第1の方法は次のような短所をもつ。数字2に対応する[2]ボタン上に‘A’、‘B’、‘C’の三個の字母が割り当てられたと仮定する。使用者が前記第1の方法によって‘A’、‘B’、‘C’を連続入力しようとする場合、[2]ボタンを連続6回押さなければならない。この時、使用者のこのような行為が‘A’、‘B’、‘C’を入力したものであるか、‘B’、‘B’、‘B’を入力したものであるか、‘C’、‘B’、‘A’を入力したものであるかを判別するのが容易ではない。これを区分するために使用者は[2]−[2][2]−[2][2][2]のように[2]ボタンを時間遅延によって区分して入力しなければならない。しかし、ディスプレイ窓がない端末機(例えば、一般電話機)のキーパッドをもって入力する場合、使用者が自分の意図通り正確に入力したのかを確認することが容易ではない。また、前記第1の方法によれば、キーパッド上に配置する字母の数が多ければ多いほど一字母を入力するために押すボタンの数が多くなる。つまり、英語のように一つのボタンに3個の字母が配置される場合には一字母当り平均2回程度のキープッシュが必要であり、日本語のように一つのボタンに5個の字母が配置される場合には一字母当り平均3回程度のボタンプッシュが必要となる。従って、日本語のように一字母に5個またはその以上の字母が割り当てられる場合、一字母を入力するために同一なボタンを5回以上押すことが発生して文字入力が不便であり、その正確性がはるかに落ちる。
【0007】
第2の方法で、キーパッド上の各ボタンに1番目に割り当てられない字母を入力しようとする場合、キーパッド上の特定キー(例えば、#または*)とその字母が配置されたボタンを組み合わせて押さなければならないので、使用者に字母入力方法を熟知させることが容易ではない。
【0008】
第3の方法は、入力過程が単純で一貫性があるという長所がある。しかし、キーを電話番号暗記用として使用するのが容易ではなく、携帯電話などの端末機(セルラー、PCS、IMT−2000端末機など)が小型化されることによってキーパッド上でボタン間の空間が段々狭くなって、ボタン間の空間に多数の字母を表記するのがむずかしいという短所がある。
【0009】
[発明の開示]
以下、添付した図面を参照して本発明を詳細に説明する。
【0010】
本発明でキーパッドは一般電話機で用いられるキーパッドを基準とする。従って、本発明で用いられるキーパッドは[1]、[2]、[3]、[4]、[5]、[6]、[7]、[8]、[9]、[0]、[#]及び[*]の12ボタンを備えるものと仮定する。この時、[1]〜[9]の9個の数字ボタンからなるキーパッドを“3*3キーパッド”とし、[1]〜[0]の10個の数字ボタンと[*]、[#]ボタンを含んだ12個のボタンからなるキーパッドを“3*4キーパッド”という。
【0011】
まず、本発明による“部分全体選択方法”について説明する。
【0012】
本発明による“部分全体選択方法”によれば、キーパッド上の各ボタンにキーパッド内の全体ボタンの配置に対応する形態で所定数の格子を構成して字母を格子に配置し、ある字母を入力しようとする場合には該当字母が配置された第1ボタンと第1ボタンの格子でその字母の配置位置に対応してキーパッド上の第2ボタンを組み合わせてプッシュすることによって、所望の字母を入力する。
【0013】
このような“部分全体選択方法”は小宇宙(ボタン上の字母の配置)は大宇宙(キーパッド上のボタンの配置)を反映しているという原理による。つまり、この世(大宇宙、キーパッド)から自身(小宇宙、ボタン)が生成され、自身(小宇宙、ボタン)はこの世(大宇宙、キーパッド)を反映しており、自身(ボタン)が存在してこの世(キーパッド)が存在するという原理によって各字母を入力するためのボタンが組み合わせられる。従って、この方法を“部分全体選択方法”または“小宇宙選択方法”とする。
【0014】
“部分全体選択方法”は入力方法が非常に単純で、入力において曖昧さがないという長所がある反面、一字母の入力のために2回のボタンプッシュが必要なため、言語によってはボタンプッシュ回数が既存の単純反復選択方法に比べて比較的に多くなることがあるという短所がある。
【0015】
本発明による“部分全体選択方法”を適用するにあたり、使用者がキーパッド上の第1ボタンと第2ボタンを組み合わせる時、ボタン組み合わせの便利度による順序は次の通りである。ボタン組み合わせの便利度は各国の文字記載方法(例えば、横書き、縦書き)と個人の趣向によって多少異なり得るが、横書きに慣れた普通の人を基準にして定めたものである。
【0016】
ボタン組み合わせの便利度による順序を定めるにあたり、考慮要素を同一組み合わせ、左右組み合わせ、直線組み合わせ、隣接組み合わせの順に適用すれば表1.1と同じである。
【0017】
【表1】
【0018】
ボタン組み合わせの便利度に従う順序を定めるにおいて、考慮要素を同一組み合わせ、左右組み合わせ、隣接組み合わせ、直線組み合わせの順に適用すれば表1.2と同じである。
【0019】
【表2】
【0020】
ボタン組み合わせの便利度による順序を定めるにおいて、考慮要素を同一組み合わせ、隣接組み合わせ、左右組み合わせ、直線組み合わせの順に適用すれば表1.3と同じである。隣接組み合わせを優先的に考慮すればボタン上の一部の格子を利用時に空間を効率的に用いることができる。
【0021】
【表3】
【0022】
縦書きに慣れた人々のために、入力が便利な順序を付けるにあたり、考慮要素を“同一組み合わせ−隣接組み合わせ−上下組み合わせ−直線組み合わせ”順に適用すれば表1.4と同一である。
【0023】
【表4】
【0024】
表1.1、表1.2、表1.3及び表1.4は各々キーパッド上の各ボタン上に字母を配置するにあたり、より頻繁に用いられる字母をより便利度の高い組み合わせに割り当てることに用いられる。
【0025】
表1.1で順序1〜10の組み合わせは全てキーパッド上の[1]〜[9]などの9つの数字ボタンを使用するので、“3*3ボタン組み合わせ”と定義し、順序1〜12の全体組み合わせは“3*4ボタン組み合わせ”だと定義する。前記のようにボタン使用個数の側面から組み合わせを区分することは字母入力のためには主に[1]〜[9]あるいは[1]〜[0]などの数字ボタンを使用し、字母入力ではない機能ボタンの役割のために主に[#]、[*]を用いることができるためである。
【0026】
例えば、3*3ボタン組み合わせのうち左右直線組み合わせ(つまり、3*3左右直線組み合わせ)の数は27(=3*9)個で英語字母を表現するのに充分である。また、3*3ボタン組み合わせのうち直線組み合わせ(つまり、3*3直線組み合わせ)の数は45(=5*9)個の字母を区分して表現することができるので、3*3直線組み合わせによってほとんどの言語の字母を表現することができる。従って、本発明は日本語、タイ語、ミヤンマー語、ヒンズー語、カンボジア語のように多数の字母を有する言語に効果的に適用することができる。各組み合わせによる場合の数を表示すれば表2と同じである。
【0027】
【表5】
【0028】
図1はキーパッド上の各ボタンをキーパッド上のボタンの配置に対応する格子に分けて配置した例を示したものである。
【0029】
同一組み合わせのための字母の位置は図1で黒い色で表示された格子である。同一組み合わせに対応する位置の格子を各々“基準格子”という。左右直線組み合わせに対応する位置の格子は図1で濃い灰色で表示されるが、基準格子を含む行であるので“基準行”だと呼ぶ。図1で基準格子を含む列の格子は薄い灰色で表示されるので“基準列”だと呼ぶ。また、各ボタンで基準格子を含んで左右直線組み合わせに該当する3列1行からなる格子を“3×1格子”とし、基準格子を含んで3列2行からなる格子を“3×2格子”とし、基準格子を含んで2列2行からなる格子を“2×2格子”とし、基準格子を含んで3列3行からなる格子を“3×3格子”という。
【0030】
字母の数が多くない場合には表1.1、表1.2、表1.3及び表1.4で提示した“ボタン組み合わせの便利度順”によって一部の格子のみに対応する字母を配置する事もできる。図2は字母の個数が多くない場合に適用される各ボタンに対応する格子等の配置を例示したものである。
【0031】
キーパッドの各ボタンを多数の格子に分けて表示せず、各ボタンに表示される字母らのうち基準格子に配置される字母を他の字母に比べて文字の大きさ、厚さ、色合い、凹凸などを区分して表示したり文字周りに枠を付ける等の方法で浮上させることによって基準格子に配置される字母であることを示すことができる。このように表示された字母を“基準字母”とし、基準格子に配置された字母と同一な意味に使用される。また、基準格子、基準字母の概念が適用されると表示されたキーパッドを“基準キーパッド”とし、そうでないキーパッドを“単純キーパッド”という。
【0032】
本発明は一つの字母を表現するにおいて、キーパッド上の2個のボタン組み合わせを使用するものとして、ディスプレイを備えた端末機では一つの字母に対応する第1ボタンを選択した後には選択可能な第2ボタンに対する候補ボタンをディスプレイに表示することによって使用者にとって選択を容易にすることができる。また、ハングル入力においては母音入力の場合には天地人3才を3個の数字ボタンに割り当てて入力処理し、本発明の原理を活用して子音を残り7個の数字ボタンに割り当てることによって子音を入力処理することもできる。
【0033】
部分全体選択方法はキーパッド上の格子を利用して多数の字母あるいはコントロールを収容することができる。キーパッド上に存在する各種のモード切換、移動機能、削除、エンターなどの様々なファンクションキー(コントロール)の役割を[*]、[0]、[#]などのボタンの格子に配置することにより可能となる。
【0034】
次に、本発明による“基準反復選択方法”について説明する。
【0035】
“基準反復選択方法”は基準キーパッドでボタンを繰り返して押した回数に応じてそのボタン上の基準格子から近い順序に基づいてそのボタン上の格子に配置された字母のうちの一つの字母が選択されるようにする方法である。この時、基準格子から近い順序は、基準格子から物理的に近い位置を意味することでなく、表1.1、表1.2及び表1.3に例示された便利度の高い順序と非常に類似している。基準格子から近い順序は、その具体的な部分において各言語の特性及び個人の性向によって少しの差異があり得る。“基準反復選択方法”は30個内外の字母を有する言語において、基準キーパッドで頻繁に用いられる字母を基準格子に近い順序により配置することによって、ボタン押し回数が比較的に少ないという長所があるが、字母入力過程で曖昧性が発生することができるという短所がある。
【0036】
基準反復選択方法で発生する曖昧性は、入力される字母間の時間遅延によって避けられ得る。この時、個人のボタン押しの熟練程度に差があり得るので、個人ごとに時間遅延の程度が異なることがあり得る。従って、基準反復選択方法によるボタン押しにおいて使用者自身に適当な遅延時間を設定することができるようにするのが好ましい。
【0037】
遅延時間を設定する方法には相対時間で設定する方法と絶対時間で設定する方法とがあり得る。相対時間で設定する方法は、各端末機で基本的に設定してくれる基準遅延時間に対する比率(例えば、120%又は80%など)に設定することである。絶対時間で設定する方法は使用者が所望の遅延時間(例えば、0.5秒、1秒など)を直接設定することである。
【0038】
基準キーパッドには基準格子の位置(つまり、同一の組み合わせの位置)に最も頻繁に用いられる字母を配置する。従って、ボタンを押す回数に応じて基準格子の位置から近い字母の順序、つまり、表1.1、表1.2及び表.3に例示されたボタン組み合わせの便利度の高い順序に基づく字母が識別されるべきである。
【0039】
左右又は上下の位置にある字母が多数存在する場合(例えば、[5]ボタン)、左右側の字母が先に選択されるようにすることもでき、上下側の字母が先に選択されるようにすることもできる。また、左右直線組み合わせの位置にある字母が多数存在する場合(例えば、[2]、[5]、[8]、[0]ボタン)、左側字母が先に選択されるようにすることもでき、右側字母が先に選択されるようにすることもできる。これは各国の文化と情緒によって変わることである。同様に、上下直線組み合わせの位置にある字母が多数存在する場合(例えば、[4]、[5]、[6]ボタン)、上方字母が先に選択されるようにすることもでき、下方字母が先に選択されるようにすることもできる。
【0040】
下の例示で基準格子の位置から近い順序は、基準格子で左右方向の格子が上下方向の格子より近いことに、左右方向では左側格子が右側格子より近いことに、上下方向では上方格子が下方格子より近いことと仮定する。このような基準を適用した例を挙げれば、次の通りである。
【0041】
[1]、[3]、[7]、[9]ボタンに対して基準反復選択規則適用時、ボタンの押し回数に応じて選択される順序の例を挙げれば、次の通りである。これは具体的な実施例別に少しずつ変わることができる。
【0042】
1番目選択:基準格子位置の字母選択
2番目選択:基準格子において隣接左右直線組み合わせ位置の字母選択
3番目選択:基準格子において二間左右直線組み合わせ位置の字母選択
4番目選択:基準格子において隣接上下直線組み合わせ位置の字母選択
5番目選択:基準格子において二間上下直線組み合わせ位置の字母選択
6番目選択:基準格子において隣接対角線組み合わせ位置の字母選択
7番目選択:基準格子において三間上下直線組み合わせ位置の字母選択([1]、[3]ボタンの場合)
8番目選択:基準格子において非隣接対角線組み合わせ位置の字母選択
【0043】
[4]、[6]ボタンに対して反復選択規則適用時、選択される順序の例は次の通りである。
1番目選択:基準格子位置の字母選択
2番目選択:基準格子において隣接左右直線組み合わせ位置の字母選択
3番目選択:基準格子において二間左右直線組み合わせ位置の字母選択
4番目選択:基準格子において上方左右直線組み合わせ位置の字母選択
5番目選択:基準格子において下方左右直線組み合わせ位置の字母選択
6番目選択:基準格子において隣接対角線組み合わせ位置の字母選択
【0044】
[2]、[8]ボタンに対して反復選択規則の適用時、選択される順序の例は次の通りである。
1番目選択:基準格子位置の字母選択
2番目選択:基準格子において左側左右直線組み合わせ位置の字母選択
3番目選択:基準格子において右側左右直線組み合わせ位置の字母選択
4番目選択:基準格子において隣接上下直線組み合わせ位置の字母選択
5番目選択:基準格子において二間上下直線組み合わせ位置の字母選択
6番目選択:基準格子において隣接対角線組み合わせ位置の字母選択
【0045】
[5]ボタンに対して反復選択規則の適用時、選択される順序の例は次の通りである。
1番目選択:基準格子位置の字母選択
2番目選択:基準格子において左側左右直線組み合わせ位置の字母選択
3番目選択:基準格子において右側左右直線組み合わせ位置の字母選択
4番目選択:基準格子において上方左右直線組み合わせ位置の字母選択
5番目選択:基準格子において下方左右直線組み合わせ位置の字母選択
6番目選択:基準格子において隣接対角線組み合わせ位置の字母選択
7番目選択:基準格子において非隣接対角線組み合わせ位置の字母選択
【0046】
[5]ボタンの例で、もし5番目選択される字母が存在しなければ、5番目において、6番目に選択されることに述べられた字母が選択されなければならないことは自明である。
【0047】
以下、本発明による“部分全体選択方法”及び“基準反復選択方法”を適用するために、各国の文字別に対応する字母を表現して、その字母の入力のための機能ボタンを表現した基準キーパッドの例を提示する。
【0048】
各国の言語に対して基準キーパッドを構成すれば、使用者にとって趣向によって部分全体選択方法と基準反復選択方法を選択可能にすることができる長所がある。また、部分全体選択方法適用時、使用頻度の高い字母は、ボタン組み合わせが便利な位置(格子)に配列されるので、入力の便利を極大化することができ、同一な基準キーパッドで基準反復選択方法適用時、入力回数を最少化することができる長所がある。
【0049】
基準キーパッドで字母の入力処理のみならず、キーパッドの各種機能キーに対応する機能ボタンも同様な方法で処理することができる。機能ボタンの、例えば、各種モード切換(大文字、小文字、シフト(shift)、文字モード、数字モード)、移動機能、エンター(enter)、入力取消、添字処理等のための機能ボタンがある。このようにキーパッド上機能キーの役割を果たすものを通称して“コントロール”という。そして、コントロールが配置されるボタンを便宜上“コントロールボタン”という。
【0050】
通常、コントロールは該当機能の活性化のために先入力されることが普通である。しかし、コントロールのうち添字処理のためのコントロールボタンは、字母入力のためのコントロールボタンとみることができるが、このようなコントロールは結合される字母に先入力又は後入力されることができる。
【0051】
このようなコントロールも字母と同一にキーパッドボタン上に配置し、部分全体選択方法又は基準反復選択方法を適用することができる。コントロールボタンは別途のボタンで構成されることもでき、3*4キーパッド内で適切なボタンを通じて構成することもできる。前述したように多くの言語において[1]〜[9]ボタン(3*3キーパッド)又は[1]〜[0]ボタンを利用して字母入力を処理することができるように基準キーパッドを構成し、残りのボタン([*]、[0]、[#]又は[*]、[#])を利用してコントロール入力を処理することができるようにすることが可能である。
【0052】
さらに、字母入力は部分全体選択方法、基準反復選択方法又は単純反復選択方法を適用し、コントロール入力は基準反復選択方法又は単純反復選択方法を利用して処理することができる。但し、コントロールボタンを反復的に使用するためには(つまり、コントロール選択において反復選択方法を適用するためには)、コントロールが配置されるボタン(つまり、コントロールボタン)が基準キーパッドで部分全体選択方法によって他の字母又は他のコントロールを選択する組み合わせとして用いられてはいけない。例えば[1]〜[9]ボタンに字母を配置し、[*]ボタンにコントロールを配置した場合、部分全体選択方法適用時、[*]ボタンが字母入力のための組み合わせとして用いられないことに限って、[*]ボタンに割当てられたコントロールを反復選択方法で選択することができることである。同様に、字母入力に反復選択方法を適用し、コントロール選択に部分全体選択方法を適用するためには、コントロール選択のための組み合わせとして字母が配置されたボタンが用いられてはいけない。
【0053】
字母入力方法と関係なしに、コントロールボタンを反復的に使用することは、コントロールボタンに割当てられたコントロールの数が多くない場合、入力の便利性を提供する。添字処理(変形字母処理)のためのコントロールボタンを使用することは、変形字母を全てキーパッド上に配置しないことができるようにするので、キーパッドの配置を単純化するに役立つ。これはキーボードで英語字母の場合、大文字と小文字を全て配置せずに“shift”というコントロールを利用して、小文字モードで大文字‘A’入力時、A=[shift]+[a]で入力することと同様な原理である。これはローマ字系列言語で英語の基本字母に各種添字が付く変形字母をキーパッドで処理するに有用である。
【0054】
さらにまた、キーパッドに配置される字母の数が多い言語において、使用頻度が多く且つボタン上配置される字母グループを代表することができる一部の字母(便宜上“代表字母”という)だけをキーパッドに表示し、代表字母に附属された字母(“後続字母”という)入力時、コントロールボタン(“後続コントロールボタン”という)と代表字母を組み合わせて後続字母を入力することができる。参考に、実施例において全体表示基準キーパッド構成時、通常の場合、代表字母が基準格子に配置されて基準字母として用いられる。
【0055】
これはキーパッド上空間制約を克服するために、キーボードにはないコントロール2番目、3番目、4番目、5番目…(代表字母に附属された順序を示し、これを便宜上“後続コントロール”という)などのコントロールを後続コントロールボタンに配置し、後続字母を代表字母と後続コントロールの組み合わせで入力するようにすることである。このようなコントロール(2番目、3番目、4番目、5番目…;代表字母に附属された順序)も部分全体選択方法、基準反復選択方法のいずれかの方法で選択することもできる。同様に、後続コントロールボタンが字母又は他のコントロールの入力のための組み合わせとして用いられないと、字母入力方法と関係なく反復的に使用(つまり、反復選択方法適用)されることができる。同様に、後続コントロールは先入力又は後入力されることができる。
【0056】
代表的に多く用いられることができるコントロールである添字コントロール(変形字母コントロール)及び後続コントロールに対して対応するコントロールボタンを指定し、反復選択方法を適用時、ディスプレイ窓のある端末機では、ボタン上に敢えてコントロールを表示しなくても良いので、キーパッドをさらに単純化させることができる。例えば[*]ボタンを添字コントロールボタンとして使用して反復選択方法を適用時、ディスプレイ窓のある端末機では、ボタンの押し順序に従う添字を添字コントロールボタン上に表示しなくても良いのである。使用者は単に[*]ボタンが添字コントロールボタンであることを認知していれば良い。同様に、後続コントロールボタンで[#]ボタンを使用して反復選択方法適用時、ディスプレイ窓のある端末機では後続字母の附属順位を後続コントロールボタン上に表示しなくても良い。使用者は単に[#]ボタンが後続コントロールボタンであることを認知していれば良い。
【0057】
後続コントロールボタンを利用すれば、キーパッド上の字母配置を単純化させることができる。特に代表字母がボタン当り一つずつ配置される場合、単純反復選択方法と入力回数は同一ながらも曖昧性がない長所がある。後続字母が多数である場合、後続コントロールボタンを多数配置して(例えば、[*]は2番目、3番目後続字母用、[#]は4番目、5番目後続字母用など)入力回数を減らしながらも曖昧性をなくすことができる(日本語など実施例参照)。
【0058】
基準キーパッド上に変形字母を表示せずに、添字コントロール(変形字母コントロール)を適用して基本字母だけを配置した基準キーパッドを“簡略基準キーパッド”という。単純キーパッド上に変形字母を表示せずに、添字コントロールを適用して基本字母だけを配置した単純キーパッドを便宜上“簡略単純キーパッド”という。両者を全て言う時、便宜上“簡略キーパッド”という。また、基準キーパッド上に後続字母を表示せずに、後続コントロールの概念を適用して代表字母だけを配置した基準キーパッドをさらに簡略化したキーパッドを便宜上“後続基準キーパッド”といい、単純キーパッドに後続コントロールを適用したキーパッドを“後続単純キーパッド”という。両者を全て言う時、便宜上“後続キーパッド”という。添字コントロール又は後続コントロールの概念を適用してキーパッドを単純化した簡略キーパッドと後続キーパッドの両者を通称して便宜上“簡略化キーパッド”という。
【0059】
変形字母と後続字母を全て表示した基準キーパッド又は単純キーパッドを特に指摘して言う時、“全体表示基準キーパッド”、“全体表示単純キーパッド”といい、通称して便宜上“全体表示キーパッド”という。
【0060】
簡略キーパッドで添字コントロール(変形字母コントロール)を使用して変形字母を処理する方法を便宜上“添字コントロール処理方法(又は変形字母コントロール処理方法)”といい、後続キーパッドで後続字母を処理する方法を便宜上“後続コントロール処理方法”という。
【0061】
使用者は必要によって簡略化キーパッド(後続キーパッド又は簡略キーパッド)でも全体表示キーパッド(基準キーパッド又は単純キーパッド)の字母配置を記憶していると、全体表示基準キーパッドでの入力方法(部分全体選択方法又は基準反復選択方法)、または全体表示単純キーパッドでの入力方法(反復選択方法)で簡略化キーパッドに表示されない字母(変形字母又は後続字母)を入力することができる。反対に、全体表示キーパッド(基準キーパッド又は単純キーパッド)でも後続コントロール処理方法又は変形字母コントロール(添字コントロール)処理方法を使用して後続字母又は変形字母を入力することもできる。これは本発明で提示する方法が全体表示キーパッド又は簡略化キーパッド(簡略キーパッド、後続キーパッド)に対して相互補完的に適用されることができることを意味する。
【0062】
各国言語の字母の個数を考慮してキーパッド上に字母を配置して基準キーパッドを構成する方法を簡単に述べる。多くの各国言語において、字母の個数が30個内外である場合が殆どである。例えば英語の場合26個、ロシア語の場合33個、ブルガリア語の場合30個などである。韓国語の場合は字母の個数は子音14個、母音10個であるが、字母の組み合わせで字を構成する特性があって標準キーパッドに表現される字母の個数が33個である。
【0063】
30個内外の字母を有する言語の場合、2×2格子を利用して字母と数字を表示することができる。図1−3を参考にすることができる。
【0064】
50個近い字母を有する言語もある。例えば、ヒンディー語の場合46個、日本語の場合46個、ミャンマー語の場合44個などである。
【0065】
以上の場合が多くの言語における字母構成である。タイ語、カンボジア語の場合、特に多くの数の字母が存在する。タイ語の場合、子音44個(現在、42個だけ用いられる)、母音32個で76個の字母が存在しており、実際に文字入力に用いられる字母は子音字母42個と母音字母要素20個で総62個である。カンボジア語の場合も類似している。
【0066】
27個以下の字母を有する言語の字母配置は、[1]〜[9]ボタンに約3個ずつの字母を配置することができる。各ボタンに約3個の字母が配置されるので、左右直線組み合わせを利用することができ、この場合は基準格子が強調されて表示されなくても、部分全体選択方法を適用することができる。このように3*3キーパッドで左右直線組み合わせ又は上下直線組み合わせだけを適用時、直観的に基準字母を使用者が分かるからである。
【0067】
28個〜30個の字母を有する言語の字母配置は、[1]〜[0]ボタンに約3個ずつの字母を配置することができる。左右直線組み合わせを使用する場合は、ボタン別に3×1格子を利用して該当言語字母を配置することである。該当言語と数字の配置のために3×2格子を利用して該当言語と数字そして英語字母の配置のために、3×3格子を利用することができる。図1−4を参考にすることができる。“A”という自国語字母を意味する。また、数字の配置のために格子を使用せずに、つまり、数字は組み合わせをなす格子外の位置に配置し、該当言語と英語字母の配置のために3×2格子を用いることができる。図1−5を参考にすることができる。ボタン別字母配置において、同一の組み合わせ、左右隣接直線組み合わせ、上下隣接直線組み合わせを利用することができる。この場合、数字を隣接対角線組み合わせの位置に配置することができ、これは2×2格子を利用して該当言語字母と数字を配置することである。英語字母を含めば3×3格子を利用するようになる。図1−6を参考にする。
【0068】
30個〜33個の字母を有する言語の字母配置は、[1]〜[0]ボタンに3個ずつの字母を左右直線組み合わせの位置に配置し、[*]又は[#]ボタンに3個の字母を配置することができる。この場合は、字母が30個以下である場合の配置を同様に応用することができる。しかし、可及的数字ボタンに字母を全て配置するために、[1]〜[0]ボタンに左右直線組み合わせの位置及び上下隣接組み合わせの位置にボタン当り約3〜4個の字母を配置することができる。この場合は3×2格子を利用して該当言語字母及び数字を配置することができ、左右直線組み合わせの位置には該当言語の字母だけを配置することができる。英語字母を含めば3×3格子を利用するようになる。図1−7、図1−8を参考にすることができる。
【0069】
33〜50個以内の字母を有する言語の字母配置は、各ボタンに[1]〜[0]ボタンに約5個ずつの字母が配置されなければならないので、各ボタンの左右直線組み合わせ、上下隣接直線組み合わせ、そして隣接対角線組み合わせの位置に5個字母を配置することができる。この場合は、ボタン別に3×2格子を利用して該当言語字母と数字を全て配置することができ、左右直線組み合わせの位置には該当言語の字母だけを配置することができる。英語字母を含めば3×3格子を利用するようになる。また、左右上下直線組み合わせの位置に5個字母を配置することもできる。図1−9、図1−10を参考にする。
【0070】
このようなガイドラインは絶対的なことではなく、各言語の特性によって具体的な実施例別に少しずつ変わることができる。
【0071】
タイ語とカンボジア語を除いた多くの言語において、各言語の字母と数字を3×2格子を利用して表示することができる。この場合、ローマ字系列の言語でない場合、英語字母をキーパッド上に共に表示するためには3×3格子を利用するようになる。3*3キーパッド内で部分全体選択方法を適用することができれば、[*]ボタンと[#]ボタンをコントロールボタンとして活用することにおいて、字母入力方式(部分全体選択方法、基準反復選択方法)に関係なしにコントロールボタンを反復的に使用(基準反復選択方法又は単純反復選択方法を適用)することができる長所がある。
【0072】
3×3格子を利用する場合、3*3キーパッド内で部分全体選択方法で自国語字母、数字、英語字母の全ての組み合わせを可能にすることは、図??形態の配置を通じて可能である。図??で第2行のボタン([4]、[5]、[6])の3×3格子の第2行の格子(基準行)には自国語字母を配置する。第1行の格子には数字、そして自国語字母が配置されている。第3行の格子には英語字母が配置されている。ここで、第1行の格子に配置されたものと第3行の格子に配置されたものは互いに変わることができるのは自明である。このような形態で基準キーパッドを構成することを便宜上“3*3自国語−数字−英語基準キーパッド”という。図1−11を参考にする。
【0073】
ここで、自国語モードで部分全体選択方法により3*3キーパッド内の組み合わせで英語字母を入力することをあきらめ、自国語字母と数字だけを入力することができるようにすることは、図1−12の形態の配置を通じて可能である。このような形態で基準キーパッドを構成することを便宜上“3*3自国語−数字基準キーパッド”という。この場合、英語字母が常に下段に配置されることによって一貫した形態を維持することができる。もちろん、この場合も3*4キーパッド内における組み合わせを利用すれば、自国語モードで英語字母まで部分全体選択方法で入力が可能である。
【0074】
この2つの形態の基準キーパッド間に相互変形は、ボタン上の各行の格子に配置される内容を置換することによって可能であることは自明である。本発明の実施例では“3*3自国語−数字基準キーパッド”を提示する。
【0075】
本発明の内容が作動する環境を図1−13、図1−14で簡単に示す。本発明はボタン押しの組み合わせを認識して字母に翻訳することができる方法を述べている。本発明で提示する方法はクライアント(端末機)側で具現されることもでき、サーバー側で具現されることもできる。図1−13はクライアント側で具現される場合の機能例示図である。キーパッドでのボタン押しを制御部ないしはコントローラで受け入れ、字母に翻訳することができるプログラムがメモリーに搭載されていて、メモリーが制御部からボタン押しを渡されて解釈し、表示部(ディスプレイ窓)にその内容を表示する構造である。必要時、生成された字母はサーバー側に伝送されて用いられることもある。
【0076】
図1−14はクライアント側でDTMFトーンだけを送出し、サーバー側でDTMFトーンを認識して入力された字母を解釈することである。
【0077】
[発明を実施するための最良の形態]
以下、図面を添付して各言語別に実施例を示す。本発明の一つの実施例で一度言及した内容は他の言語においても同じ内容を適用することができる。
【0078】
1.1 英語
英語字母は26個が存在する。[1]〜[9]ボタンに約3個の字母割り当てが可能である。英語の場合は現在標準が確立されており、標準にボタン当り約3個の字母及び記号(.)が割り当てられているので、基準格子又は基準字母を強調して表示しなくても、部分全体選択方法で左右直線組み合わせを適用するということを使用者が直観的に分かる。
但し、3*3キーパッド内で部分全体選択方法により英語字母及び数字の入力が可能であるようにするために、ボタン上数字の位置を現在の一般的な配置(数字の下に英語字母3個ずつ配置)と少し異なるようにすることができる。図2−1を参考にすることができる。
【0079】
1.1.1 基準反復選択方法の適用
基準反復選択方法適用において、既存の選択順序とは異なり、基準格子に近い順序でボタンの押し回数に応じて選択されるようにすることができる。例えば図2−1で[3]番ボタンを1度押すとFが入力され、2度押すとEが入力され、3度押すとDが入力され、4度押すと3が入力される。再び、ボタン[8]を1度押すとUが入力され、2度押すとTが入力され、3度押すとVが入力され、4度押すと8が入力される。再び、[4]番ボタンを1度押すとGが入力され、2度押すとHが入力され、3度押すとIが入力され、4度押すと4が入力される。
【0080】
1.1.2 基準格子中心配置の例
さらに、ボタン当り配置されている現在の字母割り当てを維持しながら、各ボタン別に配置された3個の字母のうち使用頻度が高い字母を“基準格子に近い順序”に配置して入力の効率を高めることができる。図2−1を参考にすることができる。
【0081】
図16での配置を基準に説明する。既存英文配列のボタン別字母グループをそのまま維持しながら、既に説明したように基準格子を中心に字母を配列することである。但し、字母の使用頻度などを考慮して使用頻度が最も多い字母を基準格子位置に配置する。そして、グループでその次に使用頻度が多い字母を基準格子から近い位置に配置する。部分全体選択方法で文字を入力する方法は、順次配置の例で説明した方式と同様である。例えば、図2−2で、U=[8]+[8]、T=[8]+[7]、V=[8]+[9]が選択される。
【0082】
この方法の長所は、ボタン上の既存の標準字母グループをそのまま維持するので、既存に用いられていた長所をそのまま活用しながら入力の利便性を図ることができることである。
【0083】
図16で、[2]ボタン上のA、B、Cの場合、母音であるAが使用頻度が最も多いので基準格子の位置に配置された。[3]ボタン上のD、E、Fの場合も母音であるEが使用頻度が最も多いので基準格子の位置に配置され、[4]ボタン上のG、H、Iの場合も母音であるIが基準格子の位置に配置された。[7]ボタン上のT、R、Sの場合もSが基準格子の位置に配置された。
【0084】
図16を基準に反復選択方法によって入力する場合、[3]ボタンを1度押すとEが入力され、2度押すとDが入力され、3度押すとFが入力され、4度押すと3が入力される。再び、ボタン[8]を1度押すとUが入力され、2度押すとTが入力され、3度押すとVが入力され、4度押すと8が入力される。再び、[4]番ボタンを1度押すとIが入力され、2度押すとGが入力され、3度押すとHが入力され、4度押すと4が入力される。既存の方法と類似しているが、選択される順序において基準格子を中心にした順序によって選択される点が異なる。
【0085】
1.2 その他ローマ字系列言語
ローマ字系列の言語は全て英語の字母(これをここでは“基本字母”と呼ぶ)に各種添字(‥、∨、∧、/、//、/(字母中間)、\、−、〜、s(字母下段、例えば
【外2】
)など)が付く字母が存在する。ここでは、これを便宜上“変形字母”と呼ぶ。ある言語の場合は英語の字母にない字母が追加的に存在することもあるが、その数は多くない。ここではこれを”追加字母”と呼ぶ。
【0086】
特定言語で、又は入力を所望する何カ国の言語で用いられる変形字母を全てキーパッド上に表示して、全体表示キーパッドを構成することができる。これは図??の英語字母配置で借用した格子に変形字母だけを追加すればよい。全体表示キーパッドを構成する時、変形字母を該当基本字母の属しているボタン上の3×2格子内において上下組み合わせ、対角線組み合わせなどの位置を活用することができる。
【0087】
他の方法は、変形字母コントロール又は添字コントロールを特定ボタンに配置して選択することができるようにすることである。コントロールを選択することは部分全体選択方法、基準反復選択方法、単純反復選択方法の全てが可能である。但し、添字コントロールボタンが他の字母又は他のコントロールの入力のための組み合わせとして用いられてはいけない。ディスプレイ窓のある端末機でコントロールボタンを反復的に使用時(反復選択方法適用時)、コントロールボタン上にコントロールを表示しなくても良い。使用者は該当コントロールボタンが添字コントロールボタンであることを認知していれば良い。
【0088】
変形字母の入力時、コントロールと基本字母を組み合わせて入力することができる。コントロールは先入力されることもでき、後入力されることもできる。
【0089】
ローマ字系列言語において多様な添字が存在するが、特定国の言語で全ての添字が使われることはないので、その国の字母でのみ使われる数種の添字を容易に選択することができるようにする。つまり、部分全体選択方法又は基準反復選択方法で添字コントロールを選択時、基準格子に近い順序で該当言語で用いられる添字コントロールを使用頻度順に配置するようになり、単純反復選択反復方法で添字コントロールを選択時、使用頻度順に選択されることができるように配置する。記述したとおり、ディスプレイ窓のある端末機ではコントロール選択に反復選択方法適用時、コントロールを表示しなくてもよい。
【0090】
例えばドイツ語で使われる添字の種類は1種類(‥)であり、フランス語で使われる添字の種類が5種類(/、∧、\、‥、s)である。もし、フランス人の使用者がフランス語を1次的に入力し、ドイツ語を2次的に入力したい場合があり得る。この場合、フランス語に用いられる5種類の添字が頻度順に容易に選択されることができるようにする。もし、フランス語変形字母添字の使用頻度順序が/、∧、\、‥、sの順序であれば、反復選択方法でコントロール選択時、添字のためのコントロールボタンを1度押すと/、2度押すと∧、3度押すと\、4度押すと‥、5度押すとsの順序に選択されることである。もちろん、基準反復選択方法でコントロール選択時、添字コントロールボタンの基準格子に近い順序に添字を配置することも可能である。ドイツ語で用いられる添字(‥)は既にフランス語で用いられる添字に含まれているので、さらに考慮する必要がない。
【0091】
反対に、ドイツ人が1次的にドイツ語を入力し、2次的にフランス語を入力したい場合、反復選択方法でコントロール選択時、コントロールボタンを1度押すとドイツ語で用いられる添字‥が選択され、2度押すと/、3度押すと∧、4度押すと\、5度押すとsが選択されることである。添字‥はフランス語では使用頻度が多くないとしても、ドイツ語を1次的に入力することができるべきであるので、優先選択されることは当然である。
【0092】
ここで、ドイツ語で頻繁に用いられない追加字母β(エスツェット)を基本字母Sが属するボタン上の借用した格子に配置して処理したり、英語字母配置に用いられない[0]ボタン上の格子に配置して処理することもできる。しかし、英語以外の字母を添字コントロールボタン一つで処理するために、変形字母として見なして添字コントロールボタンを1度押すと‥が選択され、2度押すとβが選択されるようにすることもできる。3度押すと/、4度押すと∧、5度押すと\、6度押すとsが選択されることである。ボタン押しの3度以降は、フランス語添字が選択される(1次ドイツ語、2次フランス語)。図3−1は変形字母コントロールボタンを[*]を使用してコントロールを配置した例である。添字コントロールは基本字母と組み合されて一つの変形字母をなすが、追加字母βは組み合わせる必要なしに選択されることとすることができる。つまり、コントロール後入力の場合、β=[*]+[*]であり、
【外3】
である。
【0093】
ヨーロッパ各国は政治/経済/社会的な面で統合が行なわれつつあるので、EU内の国家の言語で使用される添字の選択順序(つまり、配置順序)において、自国語で使用される添字に対して使用頻度順に先に選択されることができるようにして、2次的/3次的に使用者が選択する言語の添字が選択されるようにすることができ、残りの言語の添字が選択されるようにすることができる。
【0094】
ローマ字系列言語の字母入力において重要な1回用大/小文字切換ボタンは[#]などを利用して処理することができる。
【0095】
英語字母のうち一部の字母を使用しない言語もある。しかし、非ローマ字系列言語において英語字母を共に入力する必要があるので、英語字母を全て配置して用いれば良い。
【0096】
各言語に存在する変形字母及び追加字母は次の通りである。
【0097】
1.2.1 ドイツ語
英語の基本字母に3つの変形字母
【外4】
と一つの追加字母(β)が使用される。変形字母コントロールは一つ(‥)だけが必要である。βはSが属するキーの上下組み合わせが可能な位置に配置したり、[0]ボタン上格子に配置して処理することができる。または、コントロールボタン上に配置して処理(つまり、コントロールボタンの組み合わせで選択されるように)することもできる。
【0098】
1.2.2 ベトナム語
英語の基本字母でF、W、Zなどが使用されなく、7種類
【外5】
の変形字母が追加的に使用される。変形字母に使用された上点の種類は4種類(∨、∧、/、−)であるので、1回モード切換のためのコントロールも4種類が必要である。
【0099】
1.2.3 フランス語
英語の基本字母と11個
【外6】
の変形字母が用いられる。変形字母に使用された上点の種類は5種類(/、∧、\、‥、s)である。
【0100】
1.2.4 スペイン語
英語の基本字母と3個の追加字母(ch、ll、rr)と1つの変形字母
【外7】
が用いられる。このうちの3個の追加字母(ch、ll、rr)は2つの基本字母で処理することができるので、変形字母
【外8】
を1回モード切換処理を通じて、又は基本字母の属するキーの上下組み合わせで処理することができる。
【0101】
1.2.5 イタリア語
英語の基本字母でW、X、Yを除いた字母が使用される。
【0102】
1.2.6 オランダ語
英語の基本字母でYが使用されなく、追加字母“ij”が追加的に用いられる。やはり、2つの基本字母で処理が可能である。
【0103】
1.2.7 チェコ語
英語の基本字母と8種類の変形字母(大小文字各々)と一つの追加字母(ch)が用いられる。一つの追加字母は基本字母で処理することができる。特に16個の変形字母は全て基本字母に“∨”が上点として付いてなっている。つまり、1回モード切換のためのコントロールを一つだけ設定すれば良い。
【0104】
1.3 韓国語
1.3.1 韓国語の構成
本韓国語の実施例で説明する内容のうち他の言語にも適用できる内容は他の言語の実施例では再び言及しない。字母をボタンに割り当てることは“割当”と言い、割り当てられた字母がボタンのある格子に位置しているかまで指定することを“配置”と言う。
【0105】
韓国語字母の場合、10個の子音平音、10個の基本母音、4個の子音激音からなっている。そして、文字単位の表記特性上、5個の子音硬音、4個の拡張母音が標準キーボード上に備えられている。
【0106】
【表6】
【0107】
韓国語の特性上、字母の組み合わせで一つの字を構成し、一つの字は初声(子音)+中性(母音)+終声(子音)あるいは初声(子音)+中性(母音)からなる。最も頻繁に用いられるものが子音であることが分かる。子音には平音、硬音、激音があるが、一般的な使用頻度は平音−激音−硬音の順である。従って、全体的な使用頻度は“子音平音−基本母音−拡張母音−子音激音−子音硬音”の順とみることができる。
【0108】
1.3.2 2×2格子を利用して韓国語字母と数字を配置した場合の実施例
2×2格子を利用してキーパッド上に韓国語字母を配置することにおいて、[1]〜[0]10個ボタンに3個ずつ30個の字母を配置することができる。韓国語の標準キーボード上字母の数は33個であるが、2×2格子を使用する時、4個の拡張母音のうち最も頻繁に用いられる
【外9】
だけを配置する。残りの拡張母音は基本母音の組み合わせで処理することができる。
【0109】
まず、子音配置において、10個の基本子音、つまり、子音平音を[1]〜[0]ボタンに配置できる。硬音と激音は該当基本子音と共に配置し、残りの格子空間に10個の基本母音と拡張母音
【外10】
を配置することができる。
【0110】
入力方法としては、部分全体選択方法と基準反復選択方法を適用することができる。基準反復選択方法を適用する時、選択順序は基準格子に近い順序、つまり、基準格子位置の字母、左右隣接直線組合位置の字母、上下隣接直線組合位置の字母、隣接対角線組合位置の字母順に選択される。
【0111】
1.3.3 3×2格子を利用して韓国語字母と数字を割り当てした場合の実施例
3×3格子を利用してキーパッド上の韓国語字母を割り当てすることにおいて、10個の基本子音を[1]〜[0]ボタンに各々割り当てて、やはり10個の基本母音を[1]〜[0]ボタンに各々割り当てることができる。割り当てる方法のうち最も単純な方法は順次割り当てる方法である。本発明では代表子音位置の識別性、母音割り当てとの調和などいくつかの要素を考慮して割り当てる方法を提示する。また硬音と激音を各基本子音(平音)の同じグループで同じボタンに割り当てることができる。
【0112】
1.3.3.1 韓国語母音割り当て方案
キーボード上に表示される母音は基本母音10個
【外11】
と拡張母音4個
【外12】
である。これらもはやり主に行順あるいは列順に各ボタンに割り当てる方法があった。しかし、発明ではまず基本母音10個の割り当てにおける基本母音の方向性を考慮して、
【外13】
は各々[1]、[2]番ボタンに、
【外14】
は各々[3]、[6]番ボタンに、
【外15】
は各々[4]、[7]番ボタンに、
【外16】
は各々[3]、[6]ボタンに、そして
【外17】
は各々[8]、[9]番ボタン(あるいは[9]、[8]番ボタン)に割り当てる。そして4個の拡張母音のうち
【外18】
は各々基本母音である
【外19】
が属するボタンに割り当てる。但し、
【外20】
は基本母音が属するボタン上に左右直線組み合わせで処理できる空間がないために、図のように左右直線組み合わせが可能な空き空間に割り当てる。これは母音割り当てにおける母音の上下左右方向性を考慮して外部を指向(外向)するように割り当てしたことである。
【0113】
反対に母音の方向性(上下左右)によって割り当てることにおいて、内部を指向(内向)するように割り当てることも可能である。つまり、
【外21】
を各々[1]、[2]番ボタンに、
【外22】
を各々[3]、[6]番ボタンに、
【外23】
を各々[4]、[7]番ボタンに、
【外24】
を各々[3]、[6]ボタンに、そして
【外25】
を各々[8]、[9]番ボタン(あるいは[9]、[8]番ボタン)に割り当てることができる(図14参照)。
【0114】
上下左右方向を有する母音組が位置したボタン([1、2][3、6][4、7][8、9])組を他の色で表現すれば全体キーパッドは卍字模様を形成する。母音組を[1、4][2、3][6、9]、[7、8]ボタン組に付与した方法もある。特別に卍字形の割り当てを提案する理由は、卍字形を通じて宇宙の秩序を表象し、これを所持したり使用する人々に幸福が共にすることを願う意味を付与することである。
【0115】
最後に
【外26】
は中央の[5]番ボタンに割り当てる。これは[0]番ボタンを空白及びコントロール入力用として使用するためである。しかし、
【外27】
のうちひとつ母音を[8]に割り当てして
【外28】
を[5]番ボタンに割り当てることもできる。
【0116】
基本母音10個は隣接左右直線組み合わせで処理し、拡張母音は二間左右直線組み合わせの位置に割り当てる。
【0117】
1.3.3.2 韓国語子音割り当て方案
ハングルの子音は平音10個に分けることができ、平音のうち4個は激音を有して5個は硬音を有する。子音の割り当てと関連して平音を中心にした10個の群に分けて平音を割り当てる方案がある。但し、今までは子音平音の順によって各ボタンに位置させる割り当てが主に知られている。しかし、子音群の割り当てが子音の順による割り当てでなければならない必要はない。本発明では平音を中心にした子音群の割り当てに従い、順序と模様を考慮した子音平音の割り当てについて記述する。例示した図10を基準に説明する。
【0118】
まず、
【外29】
を各々1、2、3の割り当て(同一組み合わせ位置)する。平音を同一組み合わせ位置に割り当てる理由については既に説明した。
【外30】
は初めての子音で模様も1と類似しているので1ボタンに割り当てる。また
【外31】
は第2子音で2方向有しており、
【外32】
は第3子音で3方向で見ることができて各々2番ボタンと3番ボタンに位置させる。次に
【外33】
を4番ボタンに位置させる。これは
【外34】
を4方向で見ることができるので、直観的に4番ボタンと容易に関連させることができるためである。
【0119】
そして
【外35】
を5番ボタンに位置させる。これは
【外36】
が円形をしていてキーパッド上千ウォン(天元)のところ(5番ボタン)に位置させることが自然なためである。
【外37】
は6番ボタンに位置させる。
【外38】
は順序でも6番目にあり、模様でも6と類似しているためである。
【外39】
は7番ボタンに位置させる。これもやはり順序と模様を考慮した割り当てである。
【外40】
は8番ボタンに位置させる。これは模様として
【外41】
が8と類似しているためである(模様としては2とも類似しているが、
【外42】
を2ボタンに位置させるので)。
【外43】
は9番ボタンに位置させて
【外44】
は0番ボタンに位置させる。これもやはり順序と模様を考慮したものである。
【0120】
以上の割り当てと多少異なって、もし
【外45】
を5番ボタンでない
【外46】
と模様が類似している0(zero)ボタンに位置させるならば、
【外47】
を直観的に模様が類似している5番ボタンに位置させて、
【外48】
を模様が類似している8番ボタンに位置させることができる。
【0121】
以上の子音割り当てにおいて、子音平音は各ボタン内で全て自身組み合わせの位置に位置させる。硬音と激音は各子音平音が属するボタンに位置(子音群の割り当て)させる。前記に紹介した2種類子音の割り当て例では中央列のボタン(2、5、8、0)には激音及び硬音がない子音平音だけが割り当てられる。子音群に属する子音のうち使用頻度が最も低い硬音(双子音)は上下直線組み合わせで処理し、母音と激音は左右直線組み合わせで処理する。特に、基本母音は隣接左右直線組み合わせで処理し、拡張母音及び激音は二間左右直線組み合わせの位置に割り当てる。
【0122】
【外49】
の隣接上下直線組み合わせの格子が残るが、これは特殊文字のうち最も頻繁に使われる終止符(.)を割り当てる。
【0123】
基本子音と基本母音を中心にしたボタン別割り当て方法例を整理すれば、下記の表の通りである。
【0124】
【表7】
【0125】
子音割り当て方法1の変形で字母の辞典的な順序を考慮して
【外50】
を[4]ボタンに割り当てし、
【外51】
を[5]ボタンに割り当てることが可能である。このような子音割り当て方法において子音と母音をこのように割り当てることは硬音と激音が存在しない
【外52】
をキーパッド上の中央列である[2]、[5]、[8]、[0]ボタンに割り当てる意味がある。母音割り当て方法2と母音割り当て方法3は母音割り当て方法1(外向)の変形で灰色で表示された部分だけが母音割り当て方法1と異なる。母音割り当て方法4(内向)に対しても同じ方式の変形が可能である。子音割り当て方法1の例は図4−1を参考にし、母音割り当て方法1の例は図4−2を参考にする。
【0126】
1.3.3.3 韓国語子音及び母音配置方案
言及したように韓国語において一般的な使用頻度は“平音−基本母音−拡張母音−激音−硬音”の順である。子音割り当て方法と母音割り当て方法を結合して子音と母音のボタン別配置例を挙げると、下記の表の通りである。基準格子に近い順序に各ボタン別字母グループを配置したものである。基準格子に近い順序、つまり、ボタン組み合わせの便利度順序を適用することにおいて、普遍的に適用できる基準である“同一組み合わせ−左右組み合わせ−直線組み合わせ−対角線組み合わせ”の順に考慮要素を適用した。ここで2nd、3rd、4th、5th等は基準格子に近い順序を示し、基準反復選択方法の適用時の選択順である。ここで4thに配置された字母がない場合、4thで数字が選択されるのは自明なことである。
【0127】
【表8】
【0128】
子音割り当て方法1と母音割り当て方法1とを組み合わせた配置例は図4−3を参考にする。
【0129】
1.3.4 韓国語において(基準)反復選択方法を適用する時の長所
本発明で提示した韓国語のキーパッドを基準に反復選択方法を適用することができる。ボタンを押す回数によって基準格子の位置から近い順に字母が選択されるようにすることである。本発明の韓国語に対する反復選択方法の適用において基準格子に近い順序は基準格子、隣接左右直線組み合わせ、左右直線組み合わせ、上下直線組み合わせ、隣接対角線組み合わせの順である。本発明で提示した全ての韓国語の実施例に適用できる。
【0130】
便宜上、図4−3を基準に説明すると、[1]番ボタンを一度押して
【外53】
が選択され、二回押せば
【外54】
が選択され、三回押せば
【外55】
が選択され、四回押せば
【外56】
が選択され、五回押せば1が選択される。同様に2番ボタンを一度押して
【外57】
が選択され、二回押せば
【外58】
が選択され、三回押せば
【外59】
が選択され、四回押せば2が選択される。同じ方法で[3]番ボタンを一度押せば
【外60】
が選択され、二回押せば
【外61】
が選択され、三回押せば
【外62】
が選択され、四回押せば
【外63】
が選択され、五回押せば3が選択される。
【0131】
図4−3に対して反復選択方法を適用する場合の長所は次の通りである。基本子音は一回押すことで処理され、基本母音は全て二回押すことで処理される。基本子音は初声と終声として使われるので全体入力回数を最少化することができる。ハングルにおいて一つの字が初声+中性だけからなる場合が全体の半分であることを勘案すると、殆ど字のうちの約半分の字は3打で入力でき、初声+中性+終声からなる残りの半分の字を4打で入力することができるので、平均3.5打でハングル一文字を入力することができる。これは入力回数において現在用いられている文字入力方法での打数と類似していたり、むしろ水準がさらに高い程度である。
【0132】
また入力の曖昧性が存在するが、非常に減少する。例えば
【外64】
を入力するためには図10基準で[1]+[3]+[3]を入力しなければならないが、[1]+[3]+[3]を入力しても
【外65】
と認識され得る。13が
【外66】
にはならないためである。二重終声子音の場合は一般的な場合ではないので、これは一般的な場合において大変役に立つ。
【0133】
1.3.5 硬音の変形字母処理(3×1格子を利用して韓国語字母を配置した場合の実施例)
“子音割り当て方法1+母音割り当て方法1”の配置において硬音を除去して残りの字母だけを配置できる。硬音は該当平音の変形字母と見なして[*]ボタンあるいは[#]ボタンのうち任意のボタンを変形字母コントロールボタンとして使用する。硬音を該当平音の後続字母と見なしても良い。例えば、変形字母コントロールボタンとして[*]を使用し、コントロールボタン先入力適用時に
【外67】
になる。変形字母コントロールボタン後入力適用時には
【外68】
になる。コントロールボタンに配置されるコントロールが硬音ひとつであるのでコントロールの選択に部分全体選択方法を適用する必要はない。図4−4を参考にする。
【0134】
簡略キーパッド上に表示された字母を入力することにおいては、部分全体選択方法、基準反復選択方法のどちらも適用可能である。このように簡略キーパッドを構成して、基準反復選択方法を適用すれば平音は1打、基本母音は2打で入力することができて入力打数を減らすことができ、韓国語の特性上曖昧性が非常に減少することが分かる。これはこのように構成された基準簡略キーパッドを単純簡略キーパッド化して単純反復選択方法だけを適用するようにすることができることを意味する。基準簡略キーパッドを単純簡略キーパッド化することは基準簡略キーパッドから基準格子に近い順序で配置された字母を基準格子の概念なく単純に順序通りに配置して単純キーパッドを構成することである。
【0135】
1.3.6 激音と硬音の変形字母処理及び拡張母音の基本母音組み合わせ処理あるいは変形字母処理(2×1格子を利用して韓国語字母を配置した場合の実施例)
韓国語の特性を反映して10個の基本子音を代表字母として基準格子の位置に配置し、10個の基本母音を左右直線組み合わせの位置に配置することができる。基本子音と基本母音だけを2×1格子を利用して配置することができる。あるいは3×1格子を利用して基本子音と基本母音、そして数字を配置することができる。図4−5を参考にする。
【0136】
硬音と激音を対応される基本子音の変形字母(あるいは後続字母)と見なして処理することができる。激音が硬音より一般に使用頻度が多いので激音が変形字母コントロールボタンの基準格子位置に配置されることと考えればよい。コントロールボタンに配置されて選択するコントロールが2個(激音、硬音)であるのでコントロールの選択において反復選択方法を適用することが良い。変形字母コントロールボタンで[*]あるいは[#]のうち任意のボタンを用いることができる。
【0137】
例えば変形字母コントロールボタンで[*]を使用し、コントロールボタン先入力適用時に
【外69】
になる。
【外70】
に増えた激音がないので
【外71】
になり、
【外72】
になる。本例ではこの子音用変形字母コントロールボタンを簡単に“子音コントロールボタン”と言う。キーパッド上に表示された基本子音である
【外73】
の選択には部分全体選択方法、基準反復選択方法のどちらも適用可能である。
【0138】
拡張母音は基本母音の組み合わせとして入力できる。例えば
【外74】
になる。はやりキーパッド上に表示された基本母音である
【外75】
の選択には部分全体選択方法、基準反復選択方法のどちらも適用可能である。以上の方法を適用する時、韓国語入力において反復選択方法を適用しても殆ど曖昧性がない。
【0139】
但し、基本母音が3個以上繰り返される場合(例.基本母音+拡張母音)にだけ曖昧性が存在する。例えば
【外76】
は
【外77】
からなるので基本母音の組み合わせを利用して入力する場合、母音と母音の間に位置した
【外78】
が2個の子音と認識され得る。つまり、
【外79】
にあるいは
【外80】
と認識され得る。この場合にだけ時間遅延によって区分して入力しなければならない。このような場合は韓国語において
【外81】
などの場合にだけ非常に希に発生する。
【0140】
しかし、実際に反復選択方式で曖昧性が発生するのは3打以上入力する場合、つまり、一つのボタンに3個以上の字母が配置される場合であり、1打あるいは2打だけを利用する場合には実際に曖昧性が殆どないことが実験から分かる。従って事実上拡張母音を母音コントロール処理しなくても曖昧性が殆どない。
【0141】
基本子母(20個)を反復選択方法によって入力しながら、曖昧性を完全に除去する方法として、拡張母音を当該基本母音の変形字母と見なして母音用変形字母コントロールボタンで解決することができる。例えば、基本子母は反復選択方法を適用し、母音用変形字母コントロールボタンを[#]に設定してコントロールボタン先入力を適用すれば、
【外82】
になる。母音用変形字母コントロールボタン後入力を適用すれば、
【外83】
になる。本例でこの母音用変形字母コントロールボタンを簡単に“母音コントロールボタン”と言う。
【0142】
同様に二重母音(
【外84】
母音と結合する二重母音を便宜上“類似拡張母音”と言う)に対しても基本母音の組み合わせを利用する方式と並行して母音用変形字母コントロール処理方法を適用することができる。例えば、[#]ボタンを利用し、後入力を適用すれば、
【外85】
などになる。
【0143】
子音コントロール処理方法と母音コントロール処理方法を適用して曖昧性がない理由は次の通りである。ハングルの構成は次の規則性を有する。ハングルの一つの文字の構成は次の形態のうちの一つである。母音は基本母音を意味する。括弧の中はその次の字を意味する。
【0144】
1.子+母(+子+母+...)
2.子+母+子(+子+母+...)
3.子+母+母(+子+母+...)
4.子+母+母+子(+子+母+...)
5.子+母+母+子+子(+子+母+...)
6.子+母+母+母+子(+子+母+...)
【0145】
母音(基本母音)が3回繰り返される場合、中央の母音が2個の子音と認識され得るので、この場合にだけ曖昧性がありえる。これは拡張母音を母音コントロールボタン処理することによって曖昧性を除去することができる。例のように、母音コントロールボタンは子音コントロールボタンとは異なるボタンを使用してこそ曖昧性が完全に除去される。
【0146】
子音は最大3回繰り返されることができる規則性を有している。終声子音は同じ子音が繰り返されない。基本子音は全て異なるボタンで構成されており、硬音と激音はコントロールボタン処理されるので子音は反復構造で曖昧性がない。非常にまれに第5の場合の3個子音のうち第2と3番目子音が同じ子音である場合母音と認識され、また、その次の母音と結合して2重母音をなす時にだけ曖昧性がありえる。例えば
【外86】
3個の子音が繰り返されるが、
【外87】
が同一であって母音と認識され、その次の母音
【外88】
と結合して二重母音をなす場合、
【外89】
と認識され、反対に
【外90】
と認識され得る。しかし、文献によればこのような場合は0.0×%で事実上無視することができ、実際用いられる単語では二重終声子音の次に一般に初声で音価のない
【外91】
が来て、また二重終声子音が
【外92】
で終わる場合もない。
【0147】
これは本実施例での簡略基準キーパッドを簡略単純キーパッド化して反復選択方法だけを適用するようにしても良いということを意味する。基準キーパッドを単純キーボード化することはボタン上、基準格子から近い順に配置された字母を単純に左から右にあるいは右から左に一括的に配置することを意味する。
【0148】
但し、母音コントロールボタン(例で[#])が他文字入力のための組み合わせとして使用されればいけないので、部分全体選択方法による
【外93】
入力時に[0]+[#]にならないようにしなければならない。例えば、[0]+[8]になるように配置することができる。
【0149】
1.3.7 全体表示キーパッドと簡略キーボード間の互換性
簡略基準キーパッドの各ボタンに激音と硬音が表示されていないとしても、部分全体選択方法で激音は左右一間直線組み合わせで選択できるということを、また、反復選択方法で激音は3回目に選択されるということを容易に記憶することができる。これを記憶している使用者のために激音を部分全体選択方法あるいは基準反復選択方法を並行して選択するようにすることが可能である。硬音の場合も同じである(上下直線組み合わせ、4回押す)。
【0150】
子音の場合と同様に、たとえ簡略基準キーボード上に拡張母音が表示されていないとしても図4−5の簡略基準キーパッドと互換性を有する全体表示器準キーパッド(図4−3)で部分全体選択方法を適用する時
【外94】
と
【外95】
に対して、
【外96】
と
【外97】
が“一間トビ組み合わせ”をなしていることを、そして
【外98】
に対して
【外99】
が“対向する組み合わせ”をなしているとことを容易に記憶することができる。従ってこのような使用者のために拡張母音を全体表示器準キーパッドでの入力方法(部分全体選択方法及び基準反復選択方法)で入力することを許容ことができる。
【0151】
同様に全体表示器準キーパッドでも激音、硬音、拡張母音、類似拡張母音を部分全体選択方法あるいは基準反復選択方法で入力することができ、子音用変形字母コントロール処理方法、母音用変形字母コントロール処理方法を利用して処理することを許容ことができる。
【0152】
これは本発明での基準キーボードを単純キーボード化した場合も同一に適用できる。
【0153】
1.3.8 基準キーパッドの単純キーパッド化
本発明で提示したキーボードは部分全体選択方法と反復選択方法を全て適用することができるキーパッドである。しかし、反復選択方法をさらに好む使用者のためにキーパッド上の字素の配列を多少変えて反復選択方法だけのためのキーボードを考えることができる。つまり、選択される順序によってキーボード上字母を順次に羅列することである。この場合左右直線組み合わせを活用した場合は1列のボタン([1]、[4]、[7]ボタン)は変化がなく、2列のボタン([2]、[5]、[8]、[0]ボタン)は第1番目字母と第2番目字母の位置が互いに変わるようになり、3列のボタン([3]、[6]、[9]ボタン)は第1番目字母と第3番目字母の位置が互いに変わるようになる。
【0154】
1.3.9 韓国語において文字完成キーを使用する入力方法
これと類似した方法は既存にもあった方法であるが、本発明での韓国語キーパッドにも適用することができる。左右直線組み合わせ及び上下隣接直線組み合わせ応用の場合(図10及び図15)において、基本母音がキーパッド全体に均等に分布するのでボタンを一度押せば基本子音(初声)が選択され、その次にもう一度押せば基本母音(中性)が選択されるようにすることができる。もし拡張母音(中性)を選択しようとするなら連続して二回押さなければならない。ここで一文字完成キー([#]ボタン)を押せば一文字が完成する。但し硬音、激音、二重母音を入力しようとする場合はファンクションキー([*]ボタン)を予め押して、その後にボタンを入力することによって、当該ボタン上の硬音、激音、二重母音を選択することができる。
【0155】
例えば、図10で
【外100】
を選択するためには*1を、
【外101】
を選択するためには*11を押す。二重母音の場合も同様に、母音の次に
【外102】
を選択するためには*4を、
【外103】
を選択するためには*44を押す。但し、この方法を適用することにおいて入力の曖昧性は存在するので時間遅延による区分が依然として必要な短所がある。さらに多くの例外の場合を使用者が考慮しなければならず、一つの文字を完成時ごとに文字完成キーを必ず入力しなければならない大きな盲点がある。
【0156】
1.4 日本語
日本語字母は46個が存在する。ボタン当り約5個ずつの割当が可能である。
また、ボタン上の格子の活用において、“同一組み合わせ−左右組み合わせ−隣接組み合わせ−直線組み合わせ”の順に考慮要素を適用する方法が有り得る。この場合、3*3キーパッドで左右直線組み合わせ、上下隣接直線組み合わせ、隣接対角線組み合わせを利用する。これは字母配置に3×2格子を利用してボタン上の格子空間を効率的に活用することができる。
【0157】
ボタン上の格子の活用において、“同一組み合わせ−直線組み合わせ−左右組み合わせ−隣接組み合わせ”の順にで考慮要素を適用する方法が有り得る。この場合、3*3キーパッドで左右上下直線組み合わせを利用する。これは字母配置において3×3格子を利用する。
【0158】
1.4.1 日本語字母割り当て方法
46個字母をグルーピングして各ボタンに割り当て及び配置するには次の方法が有り得る。
【0159】
【表9】
【0160】
基準格子中心配置においては基準格子位置に使用頻度が比較的に多く該当ボタンに位置される字母グループを代表できる字母が位置するのが好ましく、あ段(あ、か、さ、...や、ら)の字母が比較的に使用頻度が多く各行を代表する字母と見なしても支障ないので、あ段の字母を基準格子の位置に配置することができる。
【0161】
方法1はボタン別字母のグルーピングにおいて、や行(や、ゆ、よ)、わ行(わ、を)には各々3個と2個の字母が存在し発音上でも類似しているので2個の行の字母をまとめて一つのボタンに配置したものである。
方法2は方法2の変形であって、[0]ボタンをコントロールボタンとして使用するためにんを暗示的に他のボタンに割り当てたものである。ここでは[9]ボタンに割り当てられたと仮定する。
【0162】
方法3は各段の字母を字母グループにまとめ、んを10番目段に配置したものである。[8]ボタンと[0]ボタンにのみ3個の字母が割り当てられる。
【0163】
各方法において“基準格子に近い順序”に字母を配置することにおいて“横書き優先配置”と“縦書き優先配置”を適用することができる。日本語の場合、特に縦書き優先配置を提示する理由は日本文化でまだ縦書きが広く使われていて字母の配置と識別性において有用性があるためである。方法1の割り当てに基づいた配置の例をあげると、次の通りである。
【0164】
3×2格子を利用して、基準格子に近い順序を横書き(左右組み合わせ)を優先に考慮して各グループの字母を配置した例を図22で示す。
【0165】
3×2格子を利用して、基準格子に近い順序を縦書き(上下組み合わせ)を優先に考慮して各グループの字母を配置した例を図23で示す。
【0166】
3*3キーパッドの左右直線組み合わせを利用して、基準格子に近い順序を横書き(左右組み合わせ)を優先に考慮して各グループの字母を配置した例を図18で示す。
【0167】
3*3キーパッドの左右直線組み合わせを利用して、基準格子に近い順序を縦書き(上下組み合わせ)を優先に考慮して各グループの字母を配置した例を図19で示す。
【0168】
以上の日本語実施例において基準反復選択方法を適用する時、ボタンの押し回数によって字母順に選択されることができる。つまり、[1]ボタンを一度押すとあが選択され、二度押すといが選択され、三度押すとうが選択され、四度押すとえが選択され、五度押すとおが選択され、六度押すと1が選択される。
【0169】
字母配置において各ボタンの基準格子にあ行の字母を代表字母とせずに順に字母を配置する方法も有り得る。3×2格子を利用して横優先に順次に字母を配置した事例は図20から見ることができる。この場合に部分全体選択方法によってすを入力する時、す=[3]+[3]になる。この場合、反復選択方法を適用する単純キーパッドと見なして字母順に選択されることとすることができる。
【0170】
1.4.2 日本語の変形字母処理及び後続コントロールボタンを利用した字母入力
日本語には促音(小さい文字に表現)、濁音(字の右側に点2個(")を具備)、半濁音(字右側に小さい円一つ(o)を具備)の変形字母が存在する(使用頻度順)。変形字母コントロールの反復選択方法を適用して、それぞれのコントロールをコントロールボタンの押し回数によって選択されるようにすることができる。この場合、コントロールボタンに敢えてコントロール(促音、濁音、半濁音)を表示しなくても使用者は単にそのボタンが変形字母コントロールボタンであることを認知していればよい。
【0171】
変形字母コントロールボタンとして[*]を使用して、反復選択方法によってコントロールを選択し、コントロール後入力を適用する時、ぎ=き+[*]+[*]になる。
【0172】
さらに、キーパッド上の字母配列を単純化するために文字入力のための後続コントロールの適用が可能である。日本語の場合は46個の多くの字母が存在し、これをキーパッド上に全て表示することは難しさがある。従って、先出願の実施例で基準格子の位置にある代表字母、つまり、あ行(あ、か、さ、...や、ら)の字母だけをボタン上に表示し、残りの字母(例えば、あ行のい、う、え、お)は後続コントロールを先入力あるいは後入力することによって選択することができるようにする。
【0173】
図5−1〜図5−4から後続キーパッドを構成すると次の通りである。
【0174】
後続コントロールボタンを[#]に設定し(添字コントロールは[*]に仮定)、後続コントロールボタンを後入力する場合の例をあげると、あを入力する時には[1](ボタン上に一つの字母だけ表示されるので字母選択に部分前提選択方法を適用する必要が無い)、いを入力する時にはあ+[#](つまり、[1]+[#])、うを入力する時には[1]+[#]+[#]、えを入力する時には[1]+[#]+[#]+[#]、おを入力する時には[1]+[#]+[#]+[#]+[#]を入力する。この場合、平均押し回数は3回であるが、ボタン上にボタンのグループを代表する一つの字母のみを表示することができ、単純反復入力方式と異なって入力の曖昧性がないという長所がある。図5−6を参考にする。
【0175】
他の例として、後続コントロールボタンを[*]と[#]に設定し、各々を2〜3番目の字母(例えば、い、う)、そして4〜5番目の字母(例えば、え、お)を入力するための後続コントロールとして用いることができる。つまり、あを入力する時には[1]、いを入力する時には[1]+[*]、うを入力する時には[1]+[*]+[*]、えを入力する時には[1]+[#]、おを入力する時には[1]+[#]+[#]を入力する。この場合、平均押し回数は2.2回であり、また入力の曖昧性がない。ここで2〜3番目後続コントロールボタン[*]で4〜5番目後続コントロールを許容して、えを入力する時に[1]+[*]+[*]+[*]、おを入力する時に[1]+[*]+[*]+[*]+[*]になるようにすることができる。図5−7を参考にする。
【0176】
[*]ボタンと[#]ボタンを後続コントロールボタンとして使用する場合の短所は添字コントロールボタンを3*4キーパッドで割り当てることができないことである。この場合、[0]ボタンに配置されたんを[1]〜[9]ボタンのうちの任意のボタンに配置し、[0]ボタンを添字コントロールボタン(あるいは後続コントロールボタン)として使用することができる。んを[9]ボタンに配置すると、んを入力する時(後続コントロール先入力)に、[9]+[#]+[#]+[#]を入力すればよい。
【0177】
図5−7を参考にすることができる。
【0178】
図5−6と5−7にある“あア”コントロールはひらがな/カタカナ間の単語単位のモード切換を意味する。一般的なモード切換が持続的なモード切換である点、そして促音、濁音、半濁音コントロールが字母単位のモード切換コントロールであることと比較することができる。カタカナは普通文章で間歇的に、そして一つの単語単位として使用されるためである。この場合、カタカナモードに転換して字母を入力し再びひらがなモードに転換することより、ひらがなモードで“あア”コントロールを先入力(選択)しカタカナの一つの単語を入力すると自動的にひらがなモードに転換される。“あア”コントロールは他のコントロールと同様に先入力あるいは後入力できる。
【0179】
1.5 アラビア語
1.5.1 アラビア語字母の配置
まず、アラビア語には28字の文字が存在する。これは[1]〜[9]ボタンに対して左右直線組み合わせを適用すると27個の文字を収容することができ、残り一つの文字は[0]ボタンに配置することができる。折りよくアラビア語字母はそれぞれ数字的意味を有している。次に、アラビア語字母とそれに対応する数字である。
【0180】
【表10】
【0181】
アラビア語において各ボタンに字母を配置することにおいて、[1]ボタンには1、10、100の意味を有する字母
【外104】
を割り当てることができ、[2]ボタンには2、20、200の意味を有する字母
【外105】
を割り当てることができる。[3]〜[9]ボタンに対しても同様に適用することができる。残りの1000の意味を有する一つの字母は[0]ボタンに割り当てることができる。つまり、1で始まる数字の意味を有する字母グループを[1]ボタンに配置し(1000の意味を有する字母除外)、2で始まる数字の意味を有する字母グループを[2]ボタンに入力する。
【0182】
このような配置を基本として部分全体選択方法を適用することにおいて、[1]〜[9]ボタンの基準格子位置には1〜9の意味を有する文字を配置する。1〜9を意味する字母が各グループを代表する文字になることができるためである。基準格子に近い位置(既に説明したように物理的に近い位置ではなくて入力の便宜性において近い位置の格子、つまり、ここでは左右隣接直線組み合わせ位置の格子)に10〜90の意味を有する字母を配置する。また、残りの格子に100〜900の意味を有する字母を配置する。残る1000の意味を有する字母は[0]ボタンの基準格子に配置する。既に説明したように基準格子から近い位置は民族の情緒及び個人的な趣向によって変わることができることである。アラブの場合は横書きを使用するが、普通の場合のように左側から右への横書き(以下、簡単に“左右横書き”と称する)を使用せず右側から左への横書き(以下、簡単に“右左横書き”と称する)を行う。従って、中央列の[2]、[5]、[8]、[0]ボタンに対して基準格子に近い格子を定めることにおいて、一般的な方法である基準格子の左側に位置した格子を適用せず、基準格子の右側に位置した格子を適用することができる(右側から左に字を書くので)。以上を図面に整理すると図6−1の通りである。
【0183】
図1のキーパッドに対して部分全体選択方法によって字母を入力する場合、例えば6の意味を有する
【外106】
を入力する時には[6]+[6]を入力し、60の意味を有する
【外107】
を入力する時には[6]+[5]を入力し、600の意味を有する
【外108】
を入力する時には[6]+[4]を入力すればよい。残りのボタンに対しても同一である。
【0184】
図1のキーパッドに対して反復選択方法を適用して字母を入力する場合、例えば、6の意味を有する
【外109】
を入力する時には[6]を入力し、60の意味を有する
【外110】
を入力する時には[6]+[6]を入力し、600の意味を有する
【外111】
を入力する時には[6]+[6]+[6]を入力すればよい。この時、左右横書きに慣れている世代のために60の意味を有する
【外112】
を入力する時には[6]+[6]+[6]を入力し、600の意味を有する
【外113】
を入力する時には[6]+[6]を入力することとすることもできる。
【0185】
英語字母入力時の方法は先出願で提示した方法と同一である。つまり、例えば、部分全体選択方法を適用してアラビア語モードでGを入力する時には[4]+[*]を押し、英語モードでGを入力する時には[4]+[4]を押せばよい。英語モードでの反復選択方法は既存の方法と同一である。
【0186】
図1で中央列の[2]、[5]、[8]、[0]ボタンに対して基準格子に近い格子を定めることにおいて、一般的な方法である基準格子の左側に位置した格子を適用することもできる。そうすると中央列の基準格子を中心に配置された字母が互いに交換された配置を構成するようになる。図面は省略する。この場合、部分全体選択方法及び反復選択方法における入力要領は図1の場合と同様である。
【0187】
また、アラブ人の特性(右左横書き)上、英文字母の配置においても英文字母を左側から配置せず、右側から配置(右側優先配置)することが可能である。アラビア語において可能な英語字母の配置を図6−2に示す。
【0188】
提示したキーパッドは部分全体選択方法と反復選択方法を全て適用することができるキーパッドである。しかし、反復選択方法をさらに好む使用者のためにキーパッド上の字素の配列を少し変えて反復選択方法だけのためのキーボードを考えることができる。つまり、選択される順序によってキーパッド上の字母を順次に羅列することである。
【0189】
この場合にもアラビア語の特性(右左横書き)を考慮して英語字母の図2と同様に字母の配列を右側から左側に順次に配列する方法を優先考慮することができる。これは図6−3から見ることができる。つまり、図6−3は図6−1のキーパッドを反復入力方法専用化したキーパッドである。
【0190】
図3において、[1]ボタンには100、10、1を意味する字母
【外114】
が順次に配置され、残りのボタンに対しても同一である。
【0191】
しかし、左右横書きに慣れているアラブ人のために図4のように[1]ボタンに1、10、100を意味する字母
【外115】
を順次に配置する方法もある。
【0192】
1.5.2 アラビア語母音の変形字母処理
アラビア語の母音は子音の上または下に特定符号を付けて形成することができる(しかし、これは殆ど用いられないという)。従って、母音と結合される子音をその子音の変形字母として処理することができる。つまり、添字コントロールボタンを押す時ごとに母音符号が選択されるように処理することができる。あるいは、添字コントロールボタン(変形字母コントロールボタン)上に母音コントロールを配置して部分全体選択方法によって選択するようにすることができる。
【0193】
同様に、母音符号を使用頻度の多い順序によって添字コントロールボタンを押す時ごとに選択されるようにすることができる。母音符号のうちの最も頻繁に使用されているものは単母音符号3種類(ファタ、カスラ、ダンマ)、スクーン、サッダなど5種類であるという。従って、この5種類の母音符号を添字コントロールボタンの基準格子から近い順序に配列したり、押し回数によって選択されるようにする。
【0194】
残りの母音符号は長母音符号3種類、二重母音符号2種類、補助母音符号2種類、マッダ、アリフマッスラ、ダガーアリフなどが存在する。これも使用頻度順に選択されるようにすることができる。
【0195】
ただ、母音符号の数が非常に多いので、変形字母のための添字コントロールボタンを一つで処理するより、使用頻度の多い5種類の母音符号を一つの添字コントロールボタン(例えば[*])で処理し、残りの母音符号を他の添字コントロールボタン(例えば[#])で処理することができる。
【0196】
1.6 ヒンズー語
1.6.1 字母の配分及び配置(基準キーパッド構成)
まず、ヒンズー語には1一つの母音と35個の子音が存在する。総46字の字母が存在し、これは実施例での日本語の場合を同様に適用することができる。つまり、配置格子においては左右上下直線組み合わせを応用することができ、あるいは左右直線組み合わせ及び対角線組み合わせを応用することができる。配置順序においては順次配置あるいは基準格子中心配置を応用することができ、また横書き優先(左右優先)方式あるいは縦書き優先(上下優先)方式を適用することもできる。ボタン組み合わせの便利度の考慮要素の優先順位を左右組み合わせに置くこともでき、上下組み合わせに置くことができることと同一である。
【0197】
そして、また子音と母音を適切にグループ化することが必要である。ヒンズー語には次の11つの母音が存在する。そして、各々に対して母音
【外116】
を除いたそれぞれの母音は子音と結合する時の縮約形が存在する。
【0198】
【表11】
【0199】
ヒンズー語において、母音は主に子音と結合して縮約形として使用される。したがって、字母配置においても子音との区別を強く与えて識別性を高めるために、母音
【外117】
を除いた残りの母音は縮約形としてボタンの格子に表示するのが好ましい。
【0200】
【外118】
を除いた10個の母音が各々短音と長音で2個ずつ対をなしていることが分かる。
【外119】
は最も少なく使用される母音である。ヒンズー語の母音配置において、対をなす10個の母音を順次に[1]、[2]、...、[0]までの10個のボタンに割り当てる方法が有り得る。これは、図7−1を参考にすることができる。図7−1において母音字母がボタンの特定格子に位置することは子音との混合配置で決定される。
【外120】
はまた子音との配置を考慮して配置され得る(下の子音配置の例で[9]ボタンに割り当て)。
【0201】
また、韓国語の場合のように字母位置の認識性を極大化するためにキーパッド上のボタンをグルーピングして配置する方法が有り得る。同様に、ボタンのグループは([1]、[2])、([3]、[6])、([4]、[7])、([8]、[9])、([5]、[0])とすることもでき、([1]、[4])、([2]、[3])、([7]、[8])、([4]、[9])、([5]、[0])とすることもできる。前者の場合のみを敷延して例をあげると、つまり、[1、2]ボタンに各々
【外121】
を割り当て、[3、6]ボタンに各々
【外122】
を割り当て、[4、7]ボタンに各々
【外123】
を割り当て、[8、9]ボタンに各々
【外124】
を割り当て、[5、0]ボタンに各々
【外125】
を割り当てることができる。最後に、
【外126】
は子音との割り当てを考慮して割り当てることができる(下の子音割り当ての例において[9]ボタンに割り当て)。
【0202】
そして、次の35個の子音が存在する。円は子音のグループを意味する。
【表12】
【0203】
日本語の場合と同様に、ヒンズー語においても[1]〜[9]の9個のボタンに各々字母を5個ずつ配置して45個の字母を収容することができる。従って、子音を約4個ずつ(一つのボタンにのみ3個)グループ化する必要があるが、発音を考慮して上のようにグループ化する方法が有り得る。それぞれの子音群を分ける方法は上の方法の変形が有り得る。
【0204】
また、子音グループの配置において最も頻繁に使用される代表字母を各群を代表して基準格子の位置に配置することが可能である。本明細書では上のグループで最も頻繁に使用される
【外127】
を代表子音として[1]〜[9]ボタンの基準格子の位置に配置する。子音グループの配置順序においてはこのような代表子音を含む子音グループを順に[1]〜[9]ボタンに配置することができる。子音グループの各ボタン配当においては変形が有り得る。図7−2を参考にすることができる。
【0205】
上記の子音以外に外来語にのみ使用される子音が5個存在する。全てが上記の子音中で下に点を付けることで表現される。
【外128】
の下に点を付けた
【外129】
の下に点を付けた
【外130】
の下に点を付けた
【外131】
の下に点を付けた
【外132】
の下に点を付けた
【外133】
などである。これらは頻繁に使用されないので変形字母コントロール(添字コントロール)によって処理する方案を提示する。
【0206】
ヒンズー字は“子音+母音+(子音)”、“子音+母音”あるいは“母音+子音”形態でなるので、基準格子の位置に子音グループのうちで頻繁に使用される代表子音を配置し“基準格子に近い位置”に前述の各対の母音を配置することができる。
【外134】
には3個の子音が配置されるので発音が類似した母音
【外135】
を共に配置することができる。
【0207】
以上の内容を含んで各ボタン別に配置される字母グループを基準格子から近い順序に配置した例をあげると次の通りである。しかし、細部的な字母の使用頻度等によって少しずつ変形が可能である。
【0208】
【表13】
【0209】
基準格子に近い順序を適用することにおいては横書き優先(左右優先)、縦書き優先(上下優先)等によって変わることができる。日本語の実施例のように多様な形態の配置が可能である。図7−3を参考にすることができる。
【0210】
図7−3に基づいて部分全体選択方法による入力の例をあげると、字母
【外136】
を選択する時には[1]+[1]を入力し、母音
【外137】
を選択する時には[1]+[2]を入力し、
【外138】
を選択する時には[1]+[3]を入力し、
【外139】
を選択する時には[1]+[4]を入力し、
【外140】
を選択する時には[1]+[5]を入力し、数字1を選択する時には[1]+[6]を入力する。
【0211】
同様に、図7−3に基づいて反復選択方法を適用する場合、[1]ボタンを一度押すと
【外141】
が選択され、二度押すと
【外142】
が選択され、三度押すと
【外143】
が選択され、四度押すと
【外144】
が選択され、五度押すと
【外145】
が選択され、六度押すと数字1が選択される。
【0212】
基準キーパッドの単純キーパッド化も可能である。これは各ボタン上に前記で提示した基準格子に近い順序に字母を配置することで実施例の韓国語の場合を参考にすることができる。
【0213】
1.6.2 ヒンズー語における変形字母処理及び後続コントロール処理方法適用(簡略化キーパッド構成)
ヒンズー語において、.(上点−半非子音符号)、__(非子音符号)、.(下点−外来語の表記)等の添字が存在する。
【0214】
使用頻度の順に添字コントロールボタンの押し回数によって選択されるようにすることができ、また使用頻度によって添字コントロールボタンの基準格子から近い順序に配列して選択されるようにすることができる。
【0215】
例えば、添字の使用頻度が.(上点)、_(非子音)、.(下点)であり(つまり、上点−非子音−下点の順に基準格子から近い格子にコントロールを配置し)、添字コントロールボタンとして[*]を用いて先入力を適用して
【外146】
を入力しようとする時、
【外147】
を入力することによって可能である。
【0216】
ヒンズー語の場合、韓国語、日本語の場合を応用することができる。つまり、代表子音と母音の配置においては韓国語の場合を応用(基本子音は基準格子に配置、基準格子に最も近い格子に母音配置)し、基準格子に位置した代表子音以外の子音については後続コントロールボタンを先/後入力し代表子音を入力するようにして以外の字母を選択するようにすることができる。この場合、母音
【外148】
を[0]ボタンに配置することによってボタン当り2個の字母配置でより簡潔な配置とキーパッドの単純化が可能である。図7−4を参考にする。
【0217】
例えば、後続コントロールボタンとして[#]を使用してコントロールボタン後入力を適用して
【外149】
を入力しようとする時、
【外150】
になる。基準キーパッドにおいて代表子音以外の字母を配置することにおいて、使用頻度を主として配置したが、もし代表子音以外の子音配置において辞典の字母順序に基準格子に近い順序に配置すると、
【外151】
入力時には
【外152】
になる(
【外153】
グループにおいて辞典順序で3番目である)。
【0218】
このように簡略化キーパッドを構成する場合の長所は次の通りである。ヒンズー語は韓国語と同様に主に“子音+母音”あるいは“子音+母音+子音”の形態で音節をなし、このような構造が繰り返されて単語を構成する。理論的に子音は2回以上連続して出現されない。但し、母音
【外154】
が子音の次に出現する場合には縮約されて省略される。従って、そのような場合だけ子音が2個以上羅列される。韓国語の場合に説明したように子音と母音が繰り返される構造を有する言語において、最も頻繁に使用される代表子音を基準格子の位置に配置し、基準反復選択方法によってキーパッドに配置された代表子音と母音を選択する時、子音間には曖昧性がなく、2個の子音が一つの母音として認識される場合、一つの母音が2個の代表子音として認識される場合のみ曖昧性が発生し、曖昧性が発生する場合が非常に少なくなるようになる。また、入力打数においても、最も頻繁に使用される代表子音を1打で入力することができ、その次に頻繁に使用される母音を2打で入力することができるようになって全体的な入力打数を最小化することができる。
【0219】
ただ、ヒンズー語の場合は後続字母の数が各ボタンごとに3個であって、韓国語の場合より多少多い。従って、ボタン当り配置される4個の子音のうちで最も頻繁に使用される2個の子音を各ボタンに配置し、2個の子音が各々一つの後続字母を有することに処理して、反復的にコントロールを選択する時、コントロール選択のための打数を減らすことができる。つまり、
【外155】
の後続字母に、
【外156】
の後続字母になり、ボタンには
【外157】
が配置される。但し、この場合は一つのボタンに2個の子音と一つの母音が配置されるので基準反復選択方法適用時に曖昧性が増加する短所はある。
【0220】
1.6.3 互換性
韓国語と日本語の場合のように全体表示キーパッドの字母配置を記憶している使用者は簡略化キーパッドでも、後続字母の入力において、部分全体選択方法あるいは基準反復選択方法を利用することができ、反対に全体表示キーパッドでも後続コントロール処理方法によって後続字母を入力することもできる。
【0221】
1.7 タイ語
1.7.1 タイ語の子音配置方法
全体表示キーパッドを構成することができ、簡略化キーパッドを構成することができる。従って、全ての子音をキーパッドに配置する方法があり、一部の代表子音を抽出して配置する方法がある。
【0222】
タイ語の子音は44個(42個だけが用いられる)からなり、21個の音が存在する。従って、42個の子音全てを配置する方法があって、21個の陰に対して最も頻繁に用いられる代表子音21個を抽出して配置することができる。基本母音(9個)あるいは母音字母要素との配置を考慮して、[1]〜[9]ボタンに2個ずつ配置し、[0]ボタンに3個の代表子音を配置することができる。あるいは一つのボタンに3個ずつ、7個のボタンに基本子音21個を配置することが可能である。
【0223】
各ボタンに2個あるいは3個の代表子音を配置するにおいては発音を考慮してグルーピングすることが有用である。頻繁に用いられない各音の残りの字母に対しては後続コントロールボタンを利用した入力が可能である。
【0224】
21音の該当字母と発音は次の通りである。各順序で一番目に表示された字母は頻繁に用いられる字母であって、21個の代表子音と見なすことができる。
【0225】
【表14】
【0226】
前記表において、順序の(*)表示は、頻繁に使われる字母が該当順序の字母中で2個があることを意味する。つまり、タイ語字母で頻繁に使われる子音は前記の21個の字母で、一番目に表示した21個の字母と、順序に(*)表示が付けられている6個の字母とを合せて27個である。
【0227】
21個の代表子音だけをキーパッドに表示すれば、残りの表示されない子音は後続コントロールボタンと代表子音とを組み合わせて入力することができる。
【0228】
42個の子音全てをグルーピングしてキーパッドに配置する例は次の通りである。ボタン全体に均等に配置する場合、ボタン当り4〜5個ずつの配置を考慮することができる。次は、個数と発音を考慮した配置の例である。一部のボタン(例えば、7個のボタン)にだけ配置する場合、ボタン当り6個ずつの字母を3×2格子に配置することが可能である。
【0229】
【表15】
【0230】
21個の代表子音だけをグルーピングしてキーパッドに配置する例は次の通りである。
【0231】
【表16】
【0232】
このような配置は発音の類似性を考慮して配置した例である。キーパッド上配置は、各音において一番目に表記された代表子音だけが配置される。つまり、四角に表示された21個の代表子音だけがボタン上に配置され、残りの子音は代表者音の後続字母で後続コントロールと組み合わせて入力されることである。代表子音以下の配列順序は後続字母の附属順位である。
【0233】
代表子音を21個の音にせずに9個あるいは10個に限定して表示することもキーパッドの配置をさらに単純化するのに有用である。これは21個代表者音のグルーピングの際にボタン別に代表子音を一つづつだけを選択して表示すれば良い。また、残りの字母に対しては後続コントロールボタンを利用した処理が可能である。しかしながら、他の発音の字母が特定の代表子音グループに属していることを暗記していなければならいことと、コントロールボタンの押し回数が多くなるという短所がある。
【0234】
代表子音に属した残りの子音(つまり、キーパッドに表示されずに後続コントロールボタンを通じて処理される子音)を指定するのは発音によって分類することが可能であり、また模様によって分類することが可能である。言い換えれば、同一な字母が発音に応じて特定の代表者音グループに属していると共に、発音は異なるが模様が類似している他の代表子音グループに属していることである。これらの選択は両者を併行することができるが、例えば、1次的に同一発音あるいは類似発音の子音が後続コントロールボタンによって選択され、その子音の選択が終れば2次的に模様の類似している子音が選択される。
【0235】
1.7.2 タイ語の母音配置方法
タイ語には9個の基本母音が存在する。9個各々に対して単音と長音がある。9個の単音を代表母音とすることができ、あるいは9個の長音を代表母音とすることができる。残りの母音は該当代表母音に対して後続コントロール処理をすることによって入力が可能である。9個の長母音を代表母音とすることは、長母音の形態が単母音より単純であるので全体的にキーパッドをさらに単純化することができる。
【0236】
子音の場合と同様に母音も、代表子音に属する残りの母音(つまり、キーパッドに表示されずに後続コントロールボタンを通じて処理される母音)を指定することにおいて、発音によって分類することが可能であり、模様によって分類することが可能である。もちろん、両者を併行することも可能である。
【0237】
1.7.3 タイ語の母音における母音字母要素の配置方法及び後続コントロール処理
タイ語での一つの母音は複数の字母要素からなっており、子音の上、下、左、右、左+右などの位置に来ることができる。しかも、支え(一音節末に来る子音)によって変わる母音の形態が100%規則的でなければ、オートマトンによる処理が難しくなる。従って、母音字母要素を分離して処理することが考えられる。
【0238】
タイ語の母音を形態(字母要素)によって分類すれば約20個あまりの形態がある。タイ語で代表字母要素を抽出し、これを基準に変形字母コントロールボタン及び後続コントロールボタンを利用することであって、あたかも抽出された字母要素を他の言語における字母と同様に見なせば良い。
【0239】
ユニコード(Unicode)に基づいて母音字母要素の種類を羅列すれば次の通りである。模様を考慮して2〜3個ずつグルーピングした結果である。字母要素を前部配置したり適切にグルーピングして代表字母要素を選定して“変形字母コントロール処理”あるいは“後続コントロール処理”を行う必要がある。各ボタンに母音字母要素を2個ずつ配置することもでき、一つずつ配置することもできる。一つずつ配置する場合、使用頻度を考慮して一番目に提示された字母要素を代表要素として用いることができる。キーパッドに表示されない字母要素はコントロールボタンによって処理される。
【0240】
【表17】
【0241】
1.7.4 タイ語における固有数字の処理
タイ語には1〜9までの固有数字が存在する。この9個の固有数字の入力は、反復選択方法を適用する場合、各ボタンに配置された字母が全て選択された後、数字が選択される前に選択されるようにすることができる。つまり、暗示的に固有数字が各ボタンに配置されていると仮定することである。
【0242】
1.7.5 タイ語における子音と母音の字母要素の配置
基準格子の概念(必ず基準格子が格子形態に表示される必要はない)を適用するキーパッド(これを便宜上“基準キーパッド”と呼ぶ)の形態を構成する場合、そして代表子音と母音字母要素を[1]〜[0]ボタンに均等に分布させる時の配置例は次の通りである。
【0243】
まず、21個の音を代表する代表子音を[1]〜[0]の10個のボタンに配置する場合、各ボタングループを代表する10個の代表子音を基準格子の位置に配置する。タイ語は“子音+母音”が反復される形態になっているので、模倣性を最小化するために、その後10個の代表母音字母要素、残りの代表子音、残りの母音字母要素を各々基準格子に近い格子から配置する。つまり、子音−母音字母要素−子音−母音字母要素(“子−母−子−母”に略称する)の順序で、基準格子から基準格子に近い順序で交互に配置される。あるいは、識別性を高くするために単純に“子−子−母−母”の順序で配置することもできる。母音字母要素を、各グループを代表して一つずつだけボタンに配置する場合は最後の母音字母要素は配置されない。
【0244】
基準キーパッドではない反復選択方法専用のキーパッド(これを便宜上“単純キーパッド”と呼ぶ)では、“子−母−子(−母)”を順序で配置すれば良い。同様に“子−子−母(−母)”順の配置も可能である。
【0245】
基準キーパッドのボタンを構成する形態は、3×2格子、あるいは2×2格子(字母が配置される空間)を利用することができる。図8−1に2×2格子上に字母を表示し、“子−子−母−母”の順で基準キーパッドを構成した例が示されている。また、図8−2では3×1格子上に字母を表示し、“子−子−母”の順で単純キーパッドを構成した例を示している。
【0246】
全ての子音と母音の字母要素をキーパッドに配置する場合、各ボタンに6個の字母を配置するので3×2格子を用いることができる。基準キーパッドを構成する場合、基準キーパッドに近い順に“子−母−母−子−子−子”あるいは“子−子−母−母−子−子”の順で配置することができる。但し、[3]ボタンと[4]ボタンには子音が5個ずつ配置されるので、[3]、[4]ボタンには母音字母要素を一つづつだけ配置し、残りの母音字母要素は[0]ボタンにあるいは[#]ボタンなどに分散配置することができる。
【0247】
図8−3には3×2格子を利用して“子−子−母−母−子−子”の順(一部ボタンには“子−子−母−母−子−子”の順)で基準キーパッドを構成した例が示されている。本実施例では基準格子に近い順序を適用するが、厳格に順序を適用せず子音と母音とがグルーピングされるように配置する。
【0248】
1.7.6 タイ語におけるコントロールボタンの処理及び入力例
本実施例での配置においては、キーパッド上に表示されない子音と母音の字母要素及び声調をコントロールボタンによって処理することが必要である。タイ語の声調記号は、
【外158】
の4種類がある。
【0249】
別途のボタンをコントロールボタンとして構成することもでき、3*4キーパッド内で[*]ボタンと[#]ボタンを用いることが可能であるが、そのうち一つを声調のためのコントロールボタン(変形字母コントロールボタン)に、そして残りの一つをキーパッド上に表示された字母に属した字母(あるいは字母要素)を処理するためのコントロールボタン(後続コントロールボタン)に使用することができる。
【0250】
例えば、図1、図2、図3で声調コントロールボタンで[#]ボタンを適用し、コントロールボタンの後入力を適用すれば、
【外159】
になる。図1、図2で母音/子音用コントロールボタン(後続コントロールボタン)を[#]ボタンにし、コントロールボタンの後入力を適用すれば、
【外160】
になる。図1で母音/子音コントロールボタン(後続コントロールボタン)を[#]ボタンにし、コントロールボタンの後入力を適用すれば、
【外161】
になる。図8−2で母音/子音コントロールボタン(後続コントロールボタン)を[#]ボタンにし、コントロールボタンの後入力を適用すれば、
【外162】
になる。
【0251】
1.8 ミャンマー語における字母の配置及び入力
ミャンマー語は33個の子音と10個の母音からなる。ミャンマー語は南インド系のパリ文字に知られており、ヒンズ語の場合を殆どそのまま適用することができる。ヒンズ語と比較すると子音が2個少なく、母音も1個少ない。特に、子音の発音もヒンズ語と殆ど類似しているので、子音をグルーピングするにおいてもヒンズ語の場合を殆ど同一に応用することができる。
【0252】
声調とその他の符号(鼻音符号、声門閉鎖音符号、休止符、終止符など)は変形字母コントロールで処理することができる。
【0253】
1.9 ロシア語
ロシア語は33個の字母(キーリール文字)からなる。[1]〜[0]までの10個のボタンに、及び[*]あるいは[*]ボタン11個のボタンに各々3個の字母を配置する基準キーパッドを構成し、小宇宙選択方法及び反復選択方法を適用することができる。
【0254】
1.10 ブルガリアUEおける字母配置と入力
ブルガリア語は33個の字母(キーリール文字)からなる。[1]〜[0]までの10個のボタンに各々3個の字母を配置する基準キーパッドを構成し、小宇宙選択方法及び反復選択方法を適用することができる。
【0255】
1.11 カンボジア語における字母の配置及び入力
カンボジア語は子音と母音の個数が非常に多く、一つの母音が複数の母音字母要素からなる点から、タイ語の場合を応用することができる。
【0256】
【発明の効果】
前述したように、本発明は単一なキーパッドを用いて字母と数字をモードの切り換えをせずに全て入力することができ、使用者の嗜好と熟達度によって入力方法を選択して使用することができる。また、配置においても、各国言語に適用することによって基準格子及び基準格子を中心とした週変格子を字母の使用頻度に応じて適切に活用することにより、入力の効率を最大化することができる。
【0257】
同一な全体表示基準キーパッドを通じて部分全体選択方法と基準反復選択方法の中から選択して用いることができ、簡略化キーパッドでは変形字母及び後続字母をコントロール処理して入力することができる。全体表示キーパッドでも変形字母及び後続字母をコントロール処理して入力することができ、全体表示キーパッドの配置を記憶している使用者であれば、簡略化キーパッドでも変形字母及び後続字母をコントロール処理して入力することができる。
【0258】
また、基準格子に近い順に使用頻度の高い字母を配置することにより、部分全体選択方法の適用時に入力効率を極大化し、反復選択方法の適用時には入力打数を最小化した。言語(子音と母音とが交互に出る韓国語、ヒンズ語、ミャンマー語など)によっては代表子音と母音を各ボタンに均等に配置することによって反復選択方法の適用時の模倣性を最小化することができる。
【0259】
最後に、音価を有する代表子音を各ボタンの基準格子の位置に配置することにより、電話番号及び各種コードの暗記用及びネーミング用として使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1−1】 各ボタンに格子を表示した例である。
【図1−2】 可用な格子の一部だけを使用した例である。
【図1−3】 2×2格子を使用した場合の例である(数字込み)。
【図1−4】 30個以下の字母を有する言語において、3×3格子を利用して該当言語の字母、数字、英語字母を表現した例である。
【図1−5】 30個以下の字母を有する言語において、3×2格子を利用して該当言語の字母、英語字母を表現した例である。
【図1−6】 30個以下の字母を有する言語において、2×2格子を利用して該当言語の字母、数字を表現した例である。
【図1−7】 30個以下の字母を有する言語において、3×3格子を利用して該当言語の字母、数字、英語字母を表現した例である。
【図1−8】 30〜33個の字母を有する言語において、3×3格子を利用して該当言語の字母、数字、英語字母を表現した例である。
【図1−9】 33個〜35個の字母を有する言語において、3×3格子を利用して該当言語の字母、数字、英語字母を表現した例1である。
【図1−10】 33個〜35個の字母を有する言語において、3×3格子を利用して該当言語の字母、数字、英語字母を表現した例2である。
【図1−11】 自国語+英語+数字を×*3格子を使用して表示し、3*3キーパッド内で全ての組み合わせが可能になるように配置する場合の例である。
【図1−12】 自国語+英語+数字を×*3格子を使用して表示し、3*3キーパッド内で自国語と数字に対する組み合わせが可能になるように配置する場合の例である。
【図1−13】 クライアント側で字母を解読する場合のシステム構成図である。
【図1−14】 サーバー側で字母を解読する場合のシステム構成図である。
【図2−1】 3×1格子(左右直線組み合わせ)を英語字母に適用した例である。
【図2−2】 基準格子を中心に、頻度順で英語字母を配置した例である。
【図3−1】 ドイツ語−フランス語の変形字母コントロール配置の例である。
【図4−1】 韓国語で子音配分方法1によって子音を配分した例である。
【図4−2】 韓国語で母音配分方法1によって母音を配分した例である。
【図4−3】 韓国語で子音配分方法1+母音配分方法1を組み合わせた配置例である。
【図4−4】 図4−3で硬音を除去し、コントロール処理方法を適用した例である。
【図4−5】 図4−3で硬音及び激音と拡張母音を除去し、コントロール処理をした例である。
【図5−1】 日本語で3×2格子を利用し、基準格子に近い順序を横書き(左右組み合わせ)を優先に考慮して各グループの字母を配置した例である。
【図5−2】 日本語で3×2格子を利用し、基準格子に近い順序を縦書き(上下組み合わせ)を優先に考慮して各グループの字母を配置した例である。
【図5−3】 日本語で3*3キーパッドの左右直線組み合わせを利用し、基準格子に近い順序を横書き(左右組み合わせ)を優先に考慮して各グループの字母を配置した例である。
【図5−4】 日本語で3*3キーパッドの左右直線組み合わせを利用し、基準格子に近い順序を縦書き(上下組み合わせ)を優先に考慮して各グループの字母を配置した例である。
【図5−5】 日本語で3×2格子を利用し、横優先にして順次に字母を配置した例である。
【図5−6】 日本語で代表字母だけを表示し、後続コントロールボタン([*])を利用する場合の例である。
【図5−7】 日本語で代表字母だけを表示し、後続コントロールボタン([*]、[#])を利用する場合の例である。
【図6−1】 アラビア語において3×1格子を利用して字母を表示した例である。
【図6−2】 アラビア語において英語字母を右側に優先して配置した例である。
【図6−3】 アラビア語において図6−1を単純キーパッド化した例である。
【図7−1】 ヒンズ語の母音配置例(母音双順次に割当)である。
【図7−2】 ヒンズ語の子音配置例である。
【図7−3】 ヒンズ語の字母を3×2格子を利用して配置した例(横書き優先配置)である。
【図7−4】 図7−3の簡略化キーパッド(母音縮約形に表示)である。
【図8−1】 タイ語の字母を2×2格子を利用して“子−子−母−母”の順に配置した場合の実施例である。
【図8−2】 タイ語の字母を3×1格子を利用して“子−母−子”の順に配置した場合の実施例である。
【図8−3】 タイ語の字母を3×2格子を利用して“子−子−母−母−子−子”の順に配置した場合の実施例である。
Claims (23)
- 多数のボタンを有するキーパッドでの任意の言語の字母入力方法において、
前記キーパッドを構成するそれぞれのボタンは3個または3以上の列(column)からなり、
前記キーパッド上の各ボタンは、格子に分けられ、
各ボタン上の格子の配列は、前記キーパッドのボタンの配列に対応し、
前記ボタンのうちの任意の一つのボタンの格子の中でそのボタン(任意の一つのボタン)に対応する格子は、そのボタンでの基準格子(第1格子)と定義され、
前記言語の字母は所定のグループにグループ化され、各グループは各ボタンに割り当てられ、各ボタンに割り当てられた字母グループは各ボタン上の格子(前記3個または3つの列(column)にそれぞれ対応する、左右3個、または3以上の格子)に配置され、
前記基準格子と同一か基準格子と異なるターゲット格子(第2格子)に位置したターゲット字母の認識方法は、
(a)連続して入力される第1ボタンと第2ボタンの選択を感知する段階と、
(b)前記第1ボタンと前記第2ボタンの位置関係に基づいて前記第1ボタンのターゲット格子(第2格子)に配置されているターゲット字母が認識される段階と、からなることを特徴とするキーパッドでの字母(alphabet:アルファベット)入力方法。 - 前記第1ボタン上にある基準格子(第1格子)に対する前記ターゲット格子(第2格子)の位置関係は、前記第1ボタンに対する前記第2ボタンの位置関係と同じであることを特徴とする請求項1記載のキーパッドでの字母入力方法。
- 前記キーパッドの各ボタンには、使用可能な格子のうち基準格子を含む一部の格子が備えられることを特徴とする請求項2記載のキーパッドでの字母入力方法。
- 前記各ボタンには、“基準格子に近い順序”または“ボタン組み合わせの便利度順”に一部の格子が備えられることを特徴とする請求項3記載のキーパッドでの字母入力方法。
- 前記“基準格子”または“基準格子に配置される基準字母”は、他の格子または他の字母と区分して表示されることを特徴とする請求項3記載の字母入力方法。
- 前記任意の言語は日本語であり、
日本語50音度の各行の文字がそれぞれ同じグループに属し、10つのグループにグループ化されて各ボタンに割り当てられることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のキーパッドでの字母入力方法。 - 前記任意の言語は日本語であり、
日本語50音度のや行の3文字(や、ゆ、よ)とわ行の2文字(わ、を)が一つのグループに属し、残りの各行の文字がそれぞれ同じグループに属して、9つのグループにグループ化されて各ボタンに割り当てられることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のキーパッドでの字母入力方法。 - 多数のボタンを有するキーパッドでの任意の言語の字母入力方法において、
前記任意の言語の字母は、代表字母(または基本字母)と前記代表字母に関連した後続字母(または変形字母)とに分けられ、代表字母を含む一つ以上の字母を一つのグループにし、所定のグループに分けられ、
前記各字母グループが各ボタンにそれぞれ割り当てられ、各グループに属した字母のうち代表字母の一つまたは一つ以上の字母が前記割り当て済みのボタンに配置され、
代表字母に関連した後続字母を入力するための一つ以上のコントロールがキーパッド上の一つまたは一つ以上のボタンに割り当てられ、前記コントロールが前記割り当て済みのボタンに明示的または黙示的に配置され、
前記字母認識方法は、
(a)代表字母が割り当てられた第1ボタンの1回押しまたは組み合わせ押しによって代表字母の入力を感知し、後続コントロールが割り当てられた第2ボタンの選択を感知する段階と、
(b)前記第2ボタンの選択により、前記代表字母に関連した所定の後続字母を認識する段階と、からなることを特徴とするキーパッドでの字母認識方法。 - 前記代表字母の入力は、前記第2ボタンの選択に先行することを特徴とする請求項8の(a)段階に記載のキーパッドでの字母認識方法。
- 前記第2ボタンの選択は、前記代表字母の入力に先行することを特徴とする請求項8の(a)段階に記載のキーパッドでの字母認識方法。
- 前記後続コントロールは、前記代表字母が割り当てられていないコントロールボタンに割り当てられることを特徴とする請求項8記載のキーパッドでの字母認識方法。
- 前記コントロールの選択は、前記コントロールボタンの1回押しまたは反復押しによることを特徴とする請求項8〜11のいずれかに記載のキーパッドでの字母認識方法。
- 前記任意の言語は日本語であり、
日本語50音度の各行の文字がそれぞれ同じグループに属し、10つのグループにグループ化され、各行の文字のうちのあ段の文字(あ、か、さ、た、な、は、ま、や、ら、わ)が代表字母であり、各グループの残りの文字が後続字母であることを特徴とする請求項12記載のキーパッドでの字母入力方法。 - 前記任意の言語は日本語であり、
小さく表記する文字(促音)、濁点が付く文字(濁音)、半濁点が付く文字(半濁音)が、対応する基本字母と一緒にグループ化され、前記促音、濁音、半濁音が後続字母であることを特徴とする請求項10記載のキーパッドでの字母入力方法。 - 前記任意の言語は日本語であり、
日本語50音度のや行の3文字(や、ゆ、よ)とわ行の2文字(わ、を)が一つのグループに属し、残りの各行の文字がそれぞれ同じグループに属して、9つのグループにグループ化されることを特徴とする請求項10記載のキーパッドでの字母入力方法。 - 前記任意の言語はローマ字母を使用する言語であり、
添え字の付いた文字は後続字母であることを特徴とする請求項10記載のキーパッドでの字母認識方法。 - 前記任意の言語はアラビア語であり、
数字“x,x0,x00”を意味する文字(ここで“x”は1〜9中の同じ数字)が同じグループにグループ化されることを特徴とする請求項12記載のキーパッドでの字母入力方法。 - 前記任意の言語はタイ語であり、
タイ語の字音が21個の音によってグループ化され、各グループにおいて、いずれか一つの子音が代表字母であり、残りの子音のうち全部または一部の字音が後続字母であることを特徴とする請求項12記載のキーパッドでの字母入力方法。 - 前記任意の言語はタイ語であり、
タイ語の“母音または母音要素(以下、「母音要素」という)”は、模様の類似性によってグループ化され、各グループにおいて、いずれか一つの母音要素は代表字母であり、残りの母音要素のうち全部または一部が後続字母であることを特徴とする請求項12記載のキーパッドでの字母入力方法。 - 多数のボタンを有するキーパッドでの日本語の字母(alphabet:アルファベット)の入力方法において、
日本語50音度の各行の文字がそれぞれ同じグループに属し、10つのグループにグループ化され、各行の文字のうちのあ段(あコラム)の文字(あ、か、さ、た、な、は、ま、や、ら、わ)がキーパッド上の10個ボタンにそれぞれ配置され、
前記あ段の文字は、前記あ段の文字が配置されたボタン(第1ボタン)の1回押しで認識され、
い段の文字とう段の文字は、前記い段の文字またはう段の文字が属するグループのあ段の文字の入力と、前記あ段の文字が配置されていない任意のボタン(第2ボタン)の1回または2回の押しの組み合わせによってそれぞれ認識されることを特徴とするキーパッドでの字母入力方法。 - 多数のボタンを有するキーパッドでの日本語の字母(alphabet:アルファベット)の入力方法において、
日本語50音度の各行の文字がそれぞれ同じグループに属し、10つのグループにグループ化され、各行の文字のうちのあ段(あコラム)の文字(あ、か、さ、た、な、は、ま、や、ら、わ)がキーパッド上の10個ボタンにそれぞれ配置され、
前記あ段の文字は、前記あ段の文字が配置されたボタン(第1ボタン)の1回押しで認識され、
え段の文字とお段の文字は、前記え段の文字またはお段の文字が属するグループのあ段の文字の入力と、前記あ段の文字が配置されていない任意のボタン(第2ボタン)の1回または2回の押しの組み合わせによってそれぞれ認識されることを特徴とするキーパッドでの字母入力方法。 - え段の文字とお段の文字は、前記え段の文字またはお段の文字が属するグループのあ段の文字の入力と、前記あ段の文字が配置されていない任意のボタン(第3ボタン)の1回または2回の押しの組み合わせによってそれぞれ認識されることを特徴とする請求項20記載のキーパッドでの字母入力方法。
- い段の文字とう段の文字は、前記い段の文字またはう段の文字が属するグループのあ段の文字と、前記あ段の文字が配置されていない任意のボタン(第3ボタン)の1回または2回の押しの組み合わせによってそれぞれ認識されることを特徴とする請求項21記載の字母入力方法。
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