JPH02135519A - 表意文字の集合体をコード化するシステム - Google Patents
表意文字の集合体をコード化するシステムInfo
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- JPH02135519A JPH02135519A JP1204526A JP20452689A JPH02135519A JP H02135519 A JPH02135519 A JP H02135519A JP 1204526 A JP1204526 A JP 1204526A JP 20452689 A JP20452689 A JP 20452689A JP H02135519 A JPH02135519 A JP H02135519A
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- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G5/00—Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
- G09G5/22—Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the display of characters or indicia using display control signals derived from coded signals representing the characters or indicia, e.g. with a character-code memory
- G09G5/24—Generation of individual character patterns
- G09G5/246—Generation of individual character patterns of ideographic or arabic-like characters
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
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- G06F3/018—Input/output arrangements for oriental characters
-
- G—PHYSICS
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- G06F3/02—Input arrangements using manually operated switches, e.g. using keyboards or dials
- G06F3/023—Arrangements for converting discrete items of information into a coded form, e.g. arrangements for interpreting keyboard generated codes as alphanumeric codes, operand codes or instruction codes
- G06F3/0233—Character input methods
- G06F3/0237—Character input methods using prediction or retrieval techniques
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T1/00—General purpose image data processing
- G06T1/0007—Image acquisition
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Document Processing Apparatus (AREA)
- Input From Keyboards Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、一般的には言語をコード化するシステムに関
し、さらに詳しく言えば、言語に使用されている文字の
集合体をコード化するコンピユータ・システムに関する
。 (従来の技術) 英語の言語は、26のアルファベットを使用して、左か
ら右へ線状につながったいろいろな長さを有し、組み合
わせ文字の形をなす数十万にも及ぶ言葉を構成している
。各文字は音と関連している。中国語は英語とは異なっ
ている。言語の中の最も基本的なユニットはアルファベ
ットの記号ではなく、゛文字′、すなわち、通常、英語
の言葉に相当する記号であると言われている。 中国語の文字は30を越える異なった筆記ストロークの
いろいろな組み合わせから構成されている。これらの筆
記ストロークはく英語のアルファベットの記号のごとき
)音と関連していない。文字を形成するためにこれらの
筆記ストロークが組み合わされると、組み合わされたも
のは、一般的には同じ意味を持つものとして読まれるが
、方言によっては異なったふうに発音される。古語や非
常に難解な文字を含めるとおそら< 50000文字ぐ
らいあると言われているが、高度な教育を受けた中国人
は6000から8000程度の文字を知っている。書い
たものによる連絡のうちの98%がせいぜい3000の
異なった文字の集合体を使用して行なわれていることは
事実である。しかし、このことは、はとんのどの人が二
、三千程度の異なった゛言葉′しか使用していないこと
を言おうとするものではない。これらの文字は、より複
雑な言葉または成句を作るため、通常、2つ以上の文字
を組み合わせて使用されている。例えば、十を表す文字
に月を表す文字を加えると、10月を意味する文字が形
成される。 実用的な中国語のタイプライタ−を作ることを妨げてい
る最大の要因は、文字を構成するにあたって線状に筆記
ストロークが使用されていないことであり、筆記ストロ
ークの大きさまたは、一部の筆記ストロークの場合、筆
記ストロークの割合が非常に異なる。各文字は、必要と
する筆記ストロークの数にかかわりなく、他のすべての
文字と同じ大きさの仮想的なボ・ツクスの中に入るよう
構成されている。このことは、仮想的なボックスの中に
入るよういろいろな文字の該当した要素に合わせるため
に筆記ストロークは押し縮めたり伸ばすようにされてい
るので、同じ筆記ストロークでも長さまたは割合がさま
ざまであることを意味している。文字を構成するため、
必要とする筆記ストロークはすべてボックス内の適当な
ところに配置される。あるものは中央で筆記され、ある
ものは左側で筆記され、あるものは右側で筆記され、あ
るものは底部で筆記され、あるものは「1部で筆記され
、あるものはボックス全体を横切って筆記される。言い
換えれば、どの筆記ストロークについても、規定が行わ
れている英語の場合とは異なり、物理的な線状性がない
。 このような違いのため、アルファベットを使用した線状
の言語にあわせて構成された装置であるタイプライタ−
をうまく中国語に適合させることができないことは驚く
にはあたらない。筆記ストロークまたはストローク要素
に基づいて文字を形成するために、上下左右に筆記スト
ロークを移動させることが必要であるとともに、いろい
ろな大きさと形状の筆記ストロークが必要であるため、
1回のキー・アプローチ当たり1つの文字または文字要
素を書くためには(数千ものキーを必要とするような)
非常に大きなキーボードが必要である。数千ものキーを
使用した機械的な装置を作ることは手におえないような
問題である。しかし、コンビコータ技術の発展に伴って
、この問題は大幅に簡素化されている。個々の筆記スト
ロークまたはストローク要素の大きさ、形状または配置
につきあるいは数千もの文字を収容する非常に太きなキ
ーボードを作ることについて、もはや悩む必要はない。 ドツト・プリンタは中国語の文字を含めてどのような記
号でも印字することができる。 コンピュータのメモリの中に数千もの文字を記憶するこ
とができる。メモリから文字を取り出して、ドツト・プ
リンターにより取り出した文字を印字することができる
。言い換えれば、メモリから文字を取り出すために、文
字を取り返すシステムをうまく設計すれば、キーストロ
ークと印字されるページ上の記号との間に1対1の対応
を設定することはもはや必要としない。 残された問題は、どのようにしてうま(電子的な記憶部
またはメモリから特定の文字を呼び出し、該文字を印字
するかまたは表示するのかの問題である。現在、中国語
と日本語のために最も広く使用されている入力システム
は音声システムであるが、このシステムは覚えて操作す
るのに時間がかかり、しかも発声のさいの微妙な差y4
を聞き分ける問題を解決することが面倒である。これら
のシステムのうち最も傑出したシステムは、英語のキー
ボードを使用するとともに、英語の発声にある程度慣れ
ることを必要としている。しかし、これらのシステムは
いぜんとして満足するにたるものではなく、よりすぐれ
た問題解決のやり方を求める模索が続けられている。 非音声入力方法であって、成功を収めた初期のアプロー
チのうちの1つは、ワン研究所が開発したシステムであ
り、1O1000文字について行われた3コーナー解析
に基づく入力システムが1979年に利用に供せられた
。オペレータは、コンピュータ・キーボードの番号パッ
ドを使用しである文字の3つのコーナーそれぞれについ
て2つの番号をキー入力する。文字の輪郭に従って各コ
ーナーについて番号が異なっている。このため各文字に
6デイジツトのデータ記憶またはコードが与えられるこ
とになる。このことは、電子辞書から適切な文字を取り
出すことができることを意味している。これらのデータ
記号列には若干の重複、すなわち、10.000文字に
ついて約6,6%の重複が生じる。この場合、選択を行
わなければならない。この方法はコーナーの形状と該形
状に関連したコードを多数記憶することが必要であるの
で、このシステムを覚えることは困難であるとともに、
使用しても疲れやすい。 ワンのシステムは、コンピュータとタイプライタとの間
に存在する重要な差異を呈示している。 すなわち、コンピュータはキーボードと紙上の記号との
間の1対1の対応があることを必要としない。このため
、番号の記号列のごとき記号列(データ記号列)を使用
して文字の連続したキーストロークを表示し、辞書の記
憶部から文字を取り出して印字するかまたは表示するこ
とが可能である。 データ記号列を使用して入力の問題を解決する別の異な
ったアプローチは、英国特許第2100899号に開示
されているり−が開発したアプローチであって、ヤン・
ツエンが作ったシステムに採用されている。ヤン・ツエ
ンのシステムの場合、直接的な目的は、コンピュータを
使用して中国語の辞書を組織化する方法を作ることだけ
であった。 ヤンのシステムは、カルラオン・プレス社が刊行したス
カンディナビアン・インスチチュートのアジア研究専攻
論文シリーズのうちエヌ・エッチ・レオン著になる近代
中国の文字インデックスの379ページから387ペー
ジまでに説明されている。リーとヤンはともに、文字を
明確に同定するデータ記号列を作る手段として、ある1
つの文字を作る筆記ストロークを数値的にコード化する
ことに少なくとも一部頼っている。これを行うため、両
者は可能性のある約30の筆記ストロークをそれぞれ単
一のデイジット・コードが与えられている小さいグルー
プの筆記ストロークのカテゴリに集めている。筆記スト
ロークの性質上、選択されたカテゴリに少なくとも部分
的な類似ゆく見られる。 差異も見られる。筆記ストロークを複数のカテゴリにグ
ループ分けすることによりキーボードを小さくすること
ができることは勿論のことであり、したがってキーボー
ドを覚えることは容易である。 しかし、主な目標は互いにはっきりと異なっているカテ
ゴリでなければならない。また、これらのカテゴリは重
複したデータ記号列を作るものであつてはならない。一
般に、カテゴリが少なければ少ないほど重複が増加する
。カテゴリが多すぎると、不必要なものを作ってしまい
、きめ細かい区別を混乱させることがしばしばである。 リーのシステムは8つのカテゴリを備えており、これら
のカテゴリはキーボード上の8つのキーにより表示され
ている。これらのカテゴリのうち6つのものは単一の筆
記ストロークのグループであり(すなわち、このような
グループのいずれについてもキーを押すと、1つの筆記
ストロークの数値コードが入力される)、2つのカテゴ
リは筆記ストロークの組み合わせを表示している(すな
わち、これらのキーのうちの1つを押すと、2つの筆記
ストロークが入力され、他のキーを押すと、3つの筆記
ストロークの組み合わせが作られる)。これらの2つの
組み合わせは、単一の筆記ストロークの6つのカテゴリ
の中にある筆記ストロークを使用することにより構成す
ることができる。したがって、これら2つの組み合わせ
を作るために単一の筆記ストローク用のキーを使用せず
、その代わりに2つの適当なキーを使用するようオペレ
ータに警告しなければならない。斜め方向に延在する筆
記ストロークは2つのカテゴリ、すなわち、左下斜めに
延在する筆記ストロークと右下斜めに延在する筆記スト
ロークに分割されている。右下斜めに延在する斜線の中
に点が含められている。コーナーが1つだけの筆記スト
ロークは時計方向の筆記ストロークと時計と反対方向の
筆記ストロークに分割されている。コーナーが1つ以上
の筆記ストロークをカテゴリ分けすることについては明
確ではない。 ヤンのシステムは単一の筆記ストロークを表すために6
つのカテゴリを備えているが、リーのシステムとは異な
って筆記ストロークの組み合わせについてはカテゴリを
備えていない。ヤンのカテゴリは2つの主な点でリーの
カテゴリと異なっている。ヤンは、(1つのカテゴリの
中に包有されている)右下斜めに延在する斜線から点を
分離して1.\て、゛回動する筆記ストローク′または
コーナーを有する筆記ストロークを単一のカテゴリの中
に集約している。 2つのシステムのうちの初期のものであるヤンのシステ
ムは、通常の筆記順序に従って文字の筆記ストロークを
進めるにさいして、システムの筆記ストロークのカテゴ
リを文字の筆記ストロークに提供することによりデータ
記号列を作っている。 最初の筆記ストロークがカテゴリ2に属する場合、記号
列の中の最初の番号は2である。次の筆記ストロークが
カテゴリ6に属する場合、記号列の中の次の番号は6で
あり(したがって、記号列は26となる)。なお、(デ
ータ記号列の中に1つ以上の文字が含まれている場合、
タイブレーカ(t 1ebreaker)として最初と
最後の筆記ストロークをプラスして)文字当たりの最大
筆記ストローク数は6までである。筆記ストロークがl
Oまでの文字については、データ記号列は最初の筆記ス
トロークで始まり、6番目の筆記ストロークで終わって
いるが、筆記ストロークが10より多い文字については
、記号列は6番目の筆記ストロークで始まり、11番目
の筆記ストロークで終わっている。 リーの入力システムは、筆記ストロークの順序に基づく
規則よりもカテゴリを表示するデイジットの順序を決定
する図形的な規則または位置上の規則を使用している。 リーの入力システムは、中国語に熟知していない人でも
この入力システムを使用することができるという特長と
、オペレータの間で筆記記号列を変更することによりリ
ーの入力システムに生じる問題を取り除くことができる
という特長と、重複を減少させることができるという特
長を備えているものであると言われている。 データ記号列の重複が生じる場合、リーのシステムは文
字を表すデイジットのデータ記号列の長さを10デイジ
ツトに制限しているが、通常のデイジットの数は6であ
ることが見込まれている。したがって、複雑な文字につ
いては、このコード化の方法を実施するにさいしてはオ
ペレータが特定の筆記ストロークを使用しないことが必
要である。 リーの筆記ストローク・システムとヤンの筆記ストロー
ク・システムの両方とも、通常、(はとんどの文字を表
す筆記ストロークが6である)ヤンのシステムよりは長
くならないデータ記号列を使用しており、少なくともり
一のシステムの場合、ヤンのシステムより記号列の!I
I複は大幅に少ない(1,2%対6.6%)。しかし、
ヤンのシステムと同様、リーのシステムとワンのシステ
ムはどちらも操作性の容易さを犠牲にして短いデータ記
号列を作りだしている。筆記ストロークをカテゴリ化す
ることに基づくコンピュータ・オペレータにとって重要
な問題は、文字の各筆記ストロークについて適当なカテ
ゴリを決定することである。 エラーと未決定と遅延が生じやすいのは不明瞭さに起因
している。リーのシステムのカテゴリの場合、筆記スト
ロークについて6つのカテゴリが用意されているだけで
なく、6つのカテゴリの中の同じ筆記ストロークの一部
を組み合わせるために2つの補足的なカテゴリが用意さ
れているので、オペレータは混乱してしまう。リ−のシ
ステムでは点は斜線を右下斜めに延在させる同じカテゴ
リの中に入れられているが、一部の点は左下斜めに延在
しているかまたは垂直方向に延在している。 リーのシステムではコーナーが1つ以上の筆記ストa−
りを取り扱うことについては明確な規定はなにも見あた
らない。ヤンのシステムによれば、点は短い斜線と混同
されることがあるので、点のために別個のカテゴリを設
けているが、好ましいことではない。本発明者の研究の
結果、右下斜めに延在する筆記ストロークと左下斜めに
延在する筆記ストロークのために別個にカテゴリを作る
ことはオペレータのエラーを増大させるものであること
が明らかになっている。また、ヤンのシステムに従って
すべてのコーナー用の筆記ストロークをいっしょに集約
することは、不必要に1を増大させるものである。 リーまたはヤンのアプローチに従ったオペレータが直面
するさらに重大な問題が、特定の状況のもとて筆記スト
ロークをとばすようにした規則により引き起こされてい
る。ヤンのシステムの場合、データ記号列を6つのカテ
ゴリに制約するために、文字の中の筆記ストロークが1
0より少ないかどうかオペレータに分からないときには
、入力を始める前に文字の中の筆記ストロークの数をカ
ウントすることが必要である。このため、オペレータは
筆記ストロークの全部の数に応じて最初の筆記ストロー
クまたは6番目の筆記ストロークで記号列を始めなけれ
ばならない。オペレータはまた、6より少なくまたは6
より多く入力しないようにするため、入力を慎重にカウ
ントしなければならない。このため作業が遅くなりエラ
ーが生じやすく、非常に疲れてしまう。 同様に、データ記号列を6つのデイジットに制約するた
めには、ヤンのシステムと同様、リーのシステムの場合
、どの複雑な文字についてもオペレータが多くの筆記ス
トロークをとばすことが必要である。複雑な文字が2つ
以上の語根を有する場合、各語根について最大3つのデ
イジットが許容されている。複雑な文字が2つより多く
の語根を持っときは、第4の語根以降の語根は使用され
ない。入力システムを操作する担当者は、複雑な文字に
ついてはどの筆記ストロークまたは語根の使用を止めな
ければならないかを調べなければならないかまたはこの
ことに熟知していなければならない。ヤンのシステムと
同様、リーのシステムは各文字について正確に6つの筆
記ストロークを要求している。したがって、リーのシス
テムを使用することは、オペレータにとっては非常に4
’−:iが重い仕事である。リーのシステムによれば、
伝統的な筆記順序に類似していて面倒であるが、このよ
うな順序と異なっていて、伝統的な筆記順序を使用して
得られる記号列と異なったデータ記号列を作る筆記スト
ロークの順序に関する位置上の規則をオペレータが使用
することが必要である。したがって、伝統的な筆記順序
が第2の特、性となってしまっているオペレータにとっ
ては、リーのシステムを使用する場合、オペレータが伝
統的な筆記順序を忘れ、伝統的な筆記順序をり−のまぎ
られしい類似した位置上の規則と取り換えることが必要
である。概して、リ−のシステムはオペレータにとって
非常に難しい。 中国語のごとき表意文字を入力するために提案されてい
るこれらのシステムは十分に一満足するにたるものでは
ない。したがって、上述の困難な問題が解消された入力
システムを提供することは望ましいことである。 (発明が解決しようとする課題) 日本語の言語は中国語の言語と共通した語根を備えてい
る。漢字として知られている文字の一部は同じ意味を持
つ中国語の対応したものとはわずかに異なったやり方で
筆記されているが、中国語の文字の多くが日本語の言語
の中に使用されている。そのほか、日本語は2つの態様
、すなわち、片仮名と平仮名より成る46の音節記号の
仮名を使用している。したがって、日本語を入力する入
力システムは仮名と漢字を入力することができなければ
ならない。数世紀前、日本人は仮名を゛50音表′に並
べた。時間が経過するうちに50の音は46に減少した
。したがって、現在使用されている日本語のコンピュー
タ・システムでは1つの音に1つのキーを割り当てるよ
うにしたキーボード上の46の個々のキーを介して46
の音を入力するようになっている。しかし、46のキー
を使用しなければならない複雑さのため、このような入
力システムは広くは受け入れられてはいない。 現在量も広く使用されている日本語のコンピュータ・シ
ステムは46の音を英語に音声通りに変換し、英語のキ
ーボードを使用して日本語の仮名を入力している。この
作業は遅いだけでなく、英語の言語に慣れていない日本
人のオペレータが仕事をするうえで障害となっている。 したがって、改良されて特性を有する日本語の仮名に使
用されるコード化システムを提供することは望ましいこ
とである。 (課題を解決するための手段) ワンのシステムとヤンのアプローチとり一の特許はいず
れも、6つのキーストロークを使用してほとんどの中国
語の文字を同定することを可能ならしめようとしたもの
である。データ記号列を短くするために、覚えることが
容易であることと作業が容易であることが犠牲にされて
いる。英語の場合、オペレータは各言葉を詰めるような
ことはしなくともよく、言葉のキ一部分だけを入力する
だけでよい。オペレータは言葉の始めからスタートし、
正しい順序に従って言葉を完全にタイプすればよい。し
たがって、このやり方は、世界中にある最も早い言語入
力システムのうちの1つであるように思われる。本発明
は、このアプローチを中国語に適用したものである。 本発明は、最もすぐれたデータ記号列がペン、鉛筆また
は筆を使用して文字を書くとき使用される伝統的な筆記
順序から得られたものであるとの結論に基づくものであ
る。 使用される異なった筆記ストロークはまず異なったグル
ープに分類される。同定を行うために各グループに1つ
のコード番号が与えられている。英語の文字の場合と異
なり筆記ストロークは空間的にまっすぐに配置される態
様をなして並べられていないとはいえ、記号列が゛時間
の経過とともにまっすぐに並ぶ“ので、グループに使用
されるコード番号を正しい順序に従って入力するため、
正しいキーを使用することによりデータ記号列またはコ
ード番号の記号列が作られている。すなわち、入超の言
葉を書くために所定の順序に従って特定のr良を並べる
ことが学校で教えられている。中国語の場合、ある文字
を書くためには所定の順序に従って特定の筆記ストロー
クをたどることが教えられている。両者の相違点は、英
語の言葉が空間的に線状に配置されていて、物理的な長
さを持っているのに対して、中国語の場合、すべての文
字が仮想的なボックスの中に入る同じに見点を有し、線
状性は時間の経過とともに現れるが、空間内には現れな
いことである。個人的な特異性が生じているとともに、
アジアのいろいろな部分で学校ベースの差異が見られる
が、大人がある文字を印字するときに筆記ストロークを
たどる順序には非常に高い一様性が認められる。新聞記
事に使用される記号の約半分が漢字である日本では、文
部省により指示された筆記ストロークの順序が教えられ
ている。筆記ストロークは非常に伝統的であって、文字
の90%以上について台湾で教えられている筆記ストロ
ークの順序が日本で教えられている筆記ストロークと同
じである。このことは、゛中国語の文字を書く順序には
一般的な順序はないので、筆記ストロークの順序に基づ
く規則に
し、さらに詳しく言えば、言語に使用されている文字の
集合体をコード化するコンピユータ・システムに関する
。 (従来の技術) 英語の言語は、26のアルファベットを使用して、左か
ら右へ線状につながったいろいろな長さを有し、組み合
わせ文字の形をなす数十万にも及ぶ言葉を構成している
。各文字は音と関連している。中国語は英語とは異なっ
ている。言語の中の最も基本的なユニットはアルファベ
ットの記号ではなく、゛文字′、すなわち、通常、英語
の言葉に相当する記号であると言われている。 中国語の文字は30を越える異なった筆記ストロークの
いろいろな組み合わせから構成されている。これらの筆
記ストロークはく英語のアルファベットの記号のごとき
)音と関連していない。文字を形成するためにこれらの
筆記ストロークが組み合わされると、組み合わされたも
のは、一般的には同じ意味を持つものとして読まれるが
、方言によっては異なったふうに発音される。古語や非
常に難解な文字を含めるとおそら< 50000文字ぐ
らいあると言われているが、高度な教育を受けた中国人
は6000から8000程度の文字を知っている。書い
たものによる連絡のうちの98%がせいぜい3000の
異なった文字の集合体を使用して行なわれていることは
事実である。しかし、このことは、はとんのどの人が二
、三千程度の異なった゛言葉′しか使用していないこと
を言おうとするものではない。これらの文字は、より複
雑な言葉または成句を作るため、通常、2つ以上の文字
を組み合わせて使用されている。例えば、十を表す文字
に月を表す文字を加えると、10月を意味する文字が形
成される。 実用的な中国語のタイプライタ−を作ることを妨げてい
る最大の要因は、文字を構成するにあたって線状に筆記
ストロークが使用されていないことであり、筆記ストロ
ークの大きさまたは、一部の筆記ストロークの場合、筆
記ストロークの割合が非常に異なる。各文字は、必要と
する筆記ストロークの数にかかわりなく、他のすべての
文字と同じ大きさの仮想的なボ・ツクスの中に入るよう
構成されている。このことは、仮想的なボックスの中に
入るよういろいろな文字の該当した要素に合わせるため
に筆記ストロークは押し縮めたり伸ばすようにされてい
るので、同じ筆記ストロークでも長さまたは割合がさま
ざまであることを意味している。文字を構成するため、
必要とする筆記ストロークはすべてボックス内の適当な
ところに配置される。あるものは中央で筆記され、ある
ものは左側で筆記され、あるものは右側で筆記され、あ
るものは底部で筆記され、あるものは「1部で筆記され
、あるものはボックス全体を横切って筆記される。言い
換えれば、どの筆記ストロークについても、規定が行わ
れている英語の場合とは異なり、物理的な線状性がない
。 このような違いのため、アルファベットを使用した線状
の言語にあわせて構成された装置であるタイプライタ−
をうまく中国語に適合させることができないことは驚く
にはあたらない。筆記ストロークまたはストローク要素
に基づいて文字を形成するために、上下左右に筆記スト
ロークを移動させることが必要であるとともに、いろい
ろな大きさと形状の筆記ストロークが必要であるため、
1回のキー・アプローチ当たり1つの文字または文字要
素を書くためには(数千ものキーを必要とするような)
非常に大きなキーボードが必要である。数千ものキーを
使用した機械的な装置を作ることは手におえないような
問題である。しかし、コンビコータ技術の発展に伴って
、この問題は大幅に簡素化されている。個々の筆記スト
ロークまたはストローク要素の大きさ、形状または配置
につきあるいは数千もの文字を収容する非常に太きなキ
ーボードを作ることについて、もはや悩む必要はない。 ドツト・プリンタは中国語の文字を含めてどのような記
号でも印字することができる。 コンピュータのメモリの中に数千もの文字を記憶するこ
とができる。メモリから文字を取り出して、ドツト・プ
リンターにより取り出した文字を印字することができる
。言い換えれば、メモリから文字を取り出すために、文
字を取り返すシステムをうまく設計すれば、キーストロ
ークと印字されるページ上の記号との間に1対1の対応
を設定することはもはや必要としない。 残された問題は、どのようにしてうま(電子的な記憶部
またはメモリから特定の文字を呼び出し、該文字を印字
するかまたは表示するのかの問題である。現在、中国語
と日本語のために最も広く使用されている入力システム
は音声システムであるが、このシステムは覚えて操作す
るのに時間がかかり、しかも発声のさいの微妙な差y4
を聞き分ける問題を解決することが面倒である。これら
のシステムのうち最も傑出したシステムは、英語のキー
ボードを使用するとともに、英語の発声にある程度慣れ
ることを必要としている。しかし、これらのシステムは
いぜんとして満足するにたるものではなく、よりすぐれ
た問題解決のやり方を求める模索が続けられている。 非音声入力方法であって、成功を収めた初期のアプロー
チのうちの1つは、ワン研究所が開発したシステムであ
り、1O1000文字について行われた3コーナー解析
に基づく入力システムが1979年に利用に供せられた
。オペレータは、コンピュータ・キーボードの番号パッ
ドを使用しである文字の3つのコーナーそれぞれについ
て2つの番号をキー入力する。文字の輪郭に従って各コ
ーナーについて番号が異なっている。このため各文字に
6デイジツトのデータ記憶またはコードが与えられるこ
とになる。このことは、電子辞書から適切な文字を取り
出すことができることを意味している。これらのデータ
記号列には若干の重複、すなわち、10.000文字に
ついて約6,6%の重複が生じる。この場合、選択を行
わなければならない。この方法はコーナーの形状と該形
状に関連したコードを多数記憶することが必要であるの
で、このシステムを覚えることは困難であるとともに、
使用しても疲れやすい。 ワンのシステムは、コンピュータとタイプライタとの間
に存在する重要な差異を呈示している。 すなわち、コンピュータはキーボードと紙上の記号との
間の1対1の対応があることを必要としない。このため
、番号の記号列のごとき記号列(データ記号列)を使用
して文字の連続したキーストロークを表示し、辞書の記
憶部から文字を取り出して印字するかまたは表示するこ
とが可能である。 データ記号列を使用して入力の問題を解決する別の異な
ったアプローチは、英国特許第2100899号に開示
されているり−が開発したアプローチであって、ヤン・
ツエンが作ったシステムに採用されている。ヤン・ツエ
ンのシステムの場合、直接的な目的は、コンピュータを
使用して中国語の辞書を組織化する方法を作ることだけ
であった。 ヤンのシステムは、カルラオン・プレス社が刊行したス
カンディナビアン・インスチチュートのアジア研究専攻
論文シリーズのうちエヌ・エッチ・レオン著になる近代
中国の文字インデックスの379ページから387ペー
ジまでに説明されている。リーとヤンはともに、文字を
明確に同定するデータ記号列を作る手段として、ある1
つの文字を作る筆記ストロークを数値的にコード化する
ことに少なくとも一部頼っている。これを行うため、両
者は可能性のある約30の筆記ストロークをそれぞれ単
一のデイジット・コードが与えられている小さいグルー
プの筆記ストロークのカテゴリに集めている。筆記スト
ロークの性質上、選択されたカテゴリに少なくとも部分
的な類似ゆく見られる。 差異も見られる。筆記ストロークを複数のカテゴリにグ
ループ分けすることによりキーボードを小さくすること
ができることは勿論のことであり、したがってキーボー
ドを覚えることは容易である。 しかし、主な目標は互いにはっきりと異なっているカテ
ゴリでなければならない。また、これらのカテゴリは重
複したデータ記号列を作るものであつてはならない。一
般に、カテゴリが少なければ少ないほど重複が増加する
。カテゴリが多すぎると、不必要なものを作ってしまい
、きめ細かい区別を混乱させることがしばしばである。 リーのシステムは8つのカテゴリを備えており、これら
のカテゴリはキーボード上の8つのキーにより表示され
ている。これらのカテゴリのうち6つのものは単一の筆
記ストロークのグループであり(すなわち、このような
グループのいずれについてもキーを押すと、1つの筆記
ストロークの数値コードが入力される)、2つのカテゴ
リは筆記ストロークの組み合わせを表示している(すな
わち、これらのキーのうちの1つを押すと、2つの筆記
ストロークが入力され、他のキーを押すと、3つの筆記
ストロークの組み合わせが作られる)。これらの2つの
組み合わせは、単一の筆記ストロークの6つのカテゴリ
の中にある筆記ストロークを使用することにより構成す
ることができる。したがって、これら2つの組み合わせ
を作るために単一の筆記ストローク用のキーを使用せず
、その代わりに2つの適当なキーを使用するようオペレ
ータに警告しなければならない。斜め方向に延在する筆
記ストロークは2つのカテゴリ、すなわち、左下斜めに
延在する筆記ストロークと右下斜めに延在する筆記スト
ロークに分割されている。右下斜めに延在する斜線の中
に点が含められている。コーナーが1つだけの筆記スト
ロークは時計方向の筆記ストロークと時計と反対方向の
筆記ストロークに分割されている。コーナーが1つ以上
の筆記ストロークをカテゴリ分けすることについては明
確ではない。 ヤンのシステムは単一の筆記ストロークを表すために6
つのカテゴリを備えているが、リーのシステムとは異な
って筆記ストロークの組み合わせについてはカテゴリを
備えていない。ヤンのカテゴリは2つの主な点でリーの
カテゴリと異なっている。ヤンは、(1つのカテゴリの
中に包有されている)右下斜めに延在する斜線から点を
分離して1.\て、゛回動する筆記ストローク′または
コーナーを有する筆記ストロークを単一のカテゴリの中
に集約している。 2つのシステムのうちの初期のものであるヤンのシステ
ムは、通常の筆記順序に従って文字の筆記ストロークを
進めるにさいして、システムの筆記ストロークのカテゴ
リを文字の筆記ストロークに提供することによりデータ
記号列を作っている。 最初の筆記ストロークがカテゴリ2に属する場合、記号
列の中の最初の番号は2である。次の筆記ストロークが
カテゴリ6に属する場合、記号列の中の次の番号は6で
あり(したがって、記号列は26となる)。なお、(デ
ータ記号列の中に1つ以上の文字が含まれている場合、
タイブレーカ(t 1ebreaker)として最初と
最後の筆記ストロークをプラスして)文字当たりの最大
筆記ストローク数は6までである。筆記ストロークがl
Oまでの文字については、データ記号列は最初の筆記ス
トロークで始まり、6番目の筆記ストロークで終わって
いるが、筆記ストロークが10より多い文字については
、記号列は6番目の筆記ストロークで始まり、11番目
の筆記ストロークで終わっている。 リーの入力システムは、筆記ストロークの順序に基づく
規則よりもカテゴリを表示するデイジットの順序を決定
する図形的な規則または位置上の規則を使用している。 リーの入力システムは、中国語に熟知していない人でも
この入力システムを使用することができるという特長と
、オペレータの間で筆記記号列を変更することによりリ
ーの入力システムに生じる問題を取り除くことができる
という特長と、重複を減少させることができるという特
長を備えているものであると言われている。 データ記号列の重複が生じる場合、リーのシステムは文
字を表すデイジットのデータ記号列の長さを10デイジ
ツトに制限しているが、通常のデイジットの数は6であ
ることが見込まれている。したがって、複雑な文字につ
いては、このコード化の方法を実施するにさいしてはオ
ペレータが特定の筆記ストロークを使用しないことが必
要である。 リーの筆記ストローク・システムとヤンの筆記ストロー
ク・システムの両方とも、通常、(はとんどの文字を表
す筆記ストロークが6である)ヤンのシステムよりは長
くならないデータ記号列を使用しており、少なくともり
一のシステムの場合、ヤンのシステムより記号列の!I
I複は大幅に少ない(1,2%対6.6%)。しかし、
ヤンのシステムと同様、リーのシステムとワンのシステ
ムはどちらも操作性の容易さを犠牲にして短いデータ記
号列を作りだしている。筆記ストロークをカテゴリ化す
ることに基づくコンピュータ・オペレータにとって重要
な問題は、文字の各筆記ストロークについて適当なカテ
ゴリを決定することである。 エラーと未決定と遅延が生じやすいのは不明瞭さに起因
している。リーのシステムのカテゴリの場合、筆記スト
ロークについて6つのカテゴリが用意されているだけで
なく、6つのカテゴリの中の同じ筆記ストロークの一部
を組み合わせるために2つの補足的なカテゴリが用意さ
れているので、オペレータは混乱してしまう。リ−のシ
ステムでは点は斜線を右下斜めに延在させる同じカテゴ
リの中に入れられているが、一部の点は左下斜めに延在
しているかまたは垂直方向に延在している。 リーのシステムではコーナーが1つ以上の筆記ストa−
りを取り扱うことについては明確な規定はなにも見あた
らない。ヤンのシステムによれば、点は短い斜線と混同
されることがあるので、点のために別個のカテゴリを設
けているが、好ましいことではない。本発明者の研究の
結果、右下斜めに延在する筆記ストロークと左下斜めに
延在する筆記ストロークのために別個にカテゴリを作る
ことはオペレータのエラーを増大させるものであること
が明らかになっている。また、ヤンのシステムに従って
すべてのコーナー用の筆記ストロークをいっしょに集約
することは、不必要に1を増大させるものである。 リーまたはヤンのアプローチに従ったオペレータが直面
するさらに重大な問題が、特定の状況のもとて筆記スト
ロークをとばすようにした規則により引き起こされてい
る。ヤンのシステムの場合、データ記号列を6つのカテ
ゴリに制約するために、文字の中の筆記ストロークが1
0より少ないかどうかオペレータに分からないときには
、入力を始める前に文字の中の筆記ストロークの数をカ
ウントすることが必要である。このため、オペレータは
筆記ストロークの全部の数に応じて最初の筆記ストロー
クまたは6番目の筆記ストロークで記号列を始めなけれ
ばならない。オペレータはまた、6より少なくまたは6
より多く入力しないようにするため、入力を慎重にカウ
ントしなければならない。このため作業が遅くなりエラ
ーが生じやすく、非常に疲れてしまう。 同様に、データ記号列を6つのデイジットに制約するた
めには、ヤンのシステムと同様、リーのシステムの場合
、どの複雑な文字についてもオペレータが多くの筆記ス
トロークをとばすことが必要である。複雑な文字が2つ
以上の語根を有する場合、各語根について最大3つのデ
イジットが許容されている。複雑な文字が2つより多く
の語根を持っときは、第4の語根以降の語根は使用され
ない。入力システムを操作する担当者は、複雑な文字に
ついてはどの筆記ストロークまたは語根の使用を止めな
ければならないかを調べなければならないかまたはこの
ことに熟知していなければならない。ヤンのシステムと
同様、リーのシステムは各文字について正確に6つの筆
記ストロークを要求している。したがって、リーのシス
テムを使用することは、オペレータにとっては非常に4
’−:iが重い仕事である。リーのシステムによれば、
伝統的な筆記順序に類似していて面倒であるが、このよ
うな順序と異なっていて、伝統的な筆記順序を使用して
得られる記号列と異なったデータ記号列を作る筆記スト
ロークの順序に関する位置上の規則をオペレータが使用
することが必要である。したがって、伝統的な筆記順序
が第2の特、性となってしまっているオペレータにとっ
ては、リーのシステムを使用する場合、オペレータが伝
統的な筆記順序を忘れ、伝統的な筆記順序をり−のまぎ
られしい類似した位置上の規則と取り換えることが必要
である。概して、リ−のシステムはオペレータにとって
非常に難しい。 中国語のごとき表意文字を入力するために提案されてい
るこれらのシステムは十分に一満足するにたるものでは
ない。したがって、上述の困難な問題が解消された入力
システムを提供することは望ましいことである。 (発明が解決しようとする課題) 日本語の言語は中国語の言語と共通した語根を備えてい
る。漢字として知られている文字の一部は同じ意味を持
つ中国語の対応したものとはわずかに異なったやり方で
筆記されているが、中国語の文字の多くが日本語の言語
の中に使用されている。そのほか、日本語は2つの態様
、すなわち、片仮名と平仮名より成る46の音節記号の
仮名を使用している。したがって、日本語を入力する入
力システムは仮名と漢字を入力することができなければ
ならない。数世紀前、日本人は仮名を゛50音表′に並
べた。時間が経過するうちに50の音は46に減少した
。したがって、現在使用されている日本語のコンピュー
タ・システムでは1つの音に1つのキーを割り当てるよ
うにしたキーボード上の46の個々のキーを介して46
の音を入力するようになっている。しかし、46のキー
を使用しなければならない複雑さのため、このような入
力システムは広くは受け入れられてはいない。 現在量も広く使用されている日本語のコンピュータ・シ
ステムは46の音を英語に音声通りに変換し、英語のキ
ーボードを使用して日本語の仮名を入力している。この
作業は遅いだけでなく、英語の言語に慣れていない日本
人のオペレータが仕事をするうえで障害となっている。 したがって、改良されて特性を有する日本語の仮名に使
用されるコード化システムを提供することは望ましいこ
とである。 (課題を解決するための手段) ワンのシステムとヤンのアプローチとり一の特許はいず
れも、6つのキーストロークを使用してほとんどの中国
語の文字を同定することを可能ならしめようとしたもの
である。データ記号列を短くするために、覚えることが
容易であることと作業が容易であることが犠牲にされて
いる。英語の場合、オペレータは各言葉を詰めるような
ことはしなくともよく、言葉のキ一部分だけを入力する
だけでよい。オペレータは言葉の始めからスタートし、
正しい順序に従って言葉を完全にタイプすればよい。し
たがって、このやり方は、世界中にある最も早い言語入
力システムのうちの1つであるように思われる。本発明
は、このアプローチを中国語に適用したものである。 本発明は、最もすぐれたデータ記号列がペン、鉛筆また
は筆を使用して文字を書くとき使用される伝統的な筆記
順序から得られたものであるとの結論に基づくものであ
る。 使用される異なった筆記ストロークはまず異なったグル
ープに分類される。同定を行うために各グループに1つ
のコード番号が与えられている。英語の文字の場合と異
なり筆記ストロークは空間的にまっすぐに配置される態
様をなして並べられていないとはいえ、記号列が゛時間
の経過とともにまっすぐに並ぶ“ので、グループに使用
されるコード番号を正しい順序に従って入力するため、
正しいキーを使用することによりデータ記号列またはコ
ード番号の記号列が作られている。すなわち、入超の言
葉を書くために所定の順序に従って特定のr良を並べる
ことが学校で教えられている。中国語の場合、ある文字
を書くためには所定の順序に従って特定の筆記ストロー
クをたどることが教えられている。両者の相違点は、英
語の言葉が空間的に線状に配置されていて、物理的な長
さを持っているのに対して、中国語の場合、すべての文
字が仮想的なボックスの中に入る同じに見点を有し、線
状性は時間の経過とともに現れるが、空間内には現れな
いことである。個人的な特異性が生じているとともに、
アジアのいろいろな部分で学校ベースの差異が見られる
が、大人がある文字を印字するときに筆記ストロークを
たどる順序には非常に高い一様性が認められる。新聞記
事に使用される記号の約半分が漢字である日本では、文
部省により指示された筆記ストロークの順序が教えられ
ている。筆記ストロークは非常に伝統的であって、文字
の90%以上について台湾で教えられている筆記ストロ
ークの順序が日本で教えられている筆記ストロークと同
じである。このことは、゛中国語の文字を書く順序には
一般的な順序はないので、筆記ストロークの順序に基づ
く規則に
【一つしかない】ということがない“むね記述
されている英国特許第2100899号に開示されてい
るり−のシステムと非常に異なっていることは勿論のこ
とである。 上述のように、ヤンは厳密に制約されたやり方で伝統的
な筆記の順序を使用することを望んでいた。本発明は、
ペンの代わりにキーを使用するものであって、通常、オ
ペレータがキー操作を終わる前にコンピュータが文字を
同定しない限り、オペレータはつねに文字の始めから終
わりにいたるまでキー操作を行う。コンピュータが文字
を同定したとき、オペレータはただちに次の文字を始め
ることができる。本発明はまた、文字が一般的にそのま
わりから単独ではないという事実を利用するために、筆
記ストロークのカテゴリから導かれたデータの連続した
順序を使用するものである。 文字は゛合成語“、すなわち、2つ以上の文字のグルー
プの一部であることがしばしばであり、英JT5の゛黒
板′の言葉のごとく、2つ以上の文字を使用して連結す
ることにより、特定に意味が作られる。このように文字
が並置されるので、合成語の中の連続した文字について
は文字が単独で使用される場合より必要とするキーボー
ドの入力は少なくてすむ。重複を大幅に減少させるため
にこの合成語の特徴が使用される。さらに、このように
−貫して′筆記ストロークが入力されるので、タイプす
るにしたがって英語の言葉が出来るように、筆記ストロ
ークを続けることにより文字が出来るので、文字の部分
(゛部分的な文字″)全体を連続的に表示することがで
きる。 入力の速度を高めるうえで最も重要なことであるが、こ
のシステムによれば、他の入力アプローチをスローダウ
ンさせる頻繁でかつ難しい判断をオペレータが行うこと
を必要としない。したがって、学習時間を大幅に短縮す
ることができる。データ記号列を6つの牛−ストローク
に限定するためにオペレータが多くの判断を行うことを
必要とする代わりに、本発明は、入力記号列を最小なら
しめるとともに、入力時間を最小ならしめる責任をコン
ピュータに任せている。この操作はコンピュータ内でい
くつかのやり方で実施されている。すなわち、1)コン
ピュータは゛独特な長さ′のデータ記号列を記憶する。 すなわち、通常、オペレータがペンまたは鉛筆を使用し
て行う筆記ストロークを全数入力することは必要とされ
ず、文字を同定するために必要な数に筆記ストロークを
入力するだけでよい。2)゛合成語の特徴′は、はとん
どの合成語について2番目以降の文字のために必要とさ
れる筆記ストロークの数を大幅に減少させることができ
る。3)合成語の特徴は、さらに複雑な入力方法におけ
る数を大幅に下回るレベルまで重複するデータ記号列の
数を減少させることができる。これらの特徴の実際の効
果は、平均的な文字を叶び出すために必要な数を約5ま
で減少させることができることである。この数はほとん
どの文章に使用される平均的な英語の言葉をタイプする
ために必要とされる数とほぼ同じである。 この数は上述のシステムより1少ない筆記ストロークの
数である。これらの特徴の別の恩恵は、必要とされる筆
記ストロークの数が減少するから、入力の減少によるだ
けでオペレータの入力エラーが生じる機会を大幅に減少
させることができることである。 本発明の2つの他の特徴は、本発明の使用を簡素化する
ことである。第1の特徴は非常に役に立つ特徴である。 所要の文字の表示を行う別のデータ記号列を付加するこ
とにより筆記ストロークのカテゴリの使用が一段と簡素
になったのである。 はとんどの場合、文字を表す1つ以上の筆記ストローク
についてオペレークは不適切な選択を行っている。 第2に、゛部分的な文字′の表示は、通常、文字が出来
あがる前に文字の一部を示すことであり、このことは初
心者にとっては再確認を大幅に助けるものである。 本発明は、筆記ストロークのカテゴリ化を容易にすると
ともに、重複の発生を最小ならしめ、平均的なデータ記
号列の長さを短縮し、ペンまたは鉛筆を使用して文字を
書くとき、データ記号列を使用する場合に必ea&筆記
ストロークを平均的に半分以下にすることを要求してい
る。 本発明の1つの観点は、各文字が該文字を書くために伝
統的な筆記順序に従って筆記される1つ以上の筆記スト
ロークから構成されるようにした文字の集合体をコード
化する装置を指向している。 この装置は、複数のコード番号の記号列を記憶する第1
の手段であって、集合体の中の筆記ストロークが1つ以
上の筆記ストロークより成る複数のグループに分類され
るとともに、各グループが所定のコード番号に対応して
いて、記号列の中の各番号が対応したグループの中の筆
記ストロークのうちの1つを表示するよう構成された第
1の手段を備えている。各記号列のコード番号は伝統的
な筆記順序と同じ順序に従って配置されているので、各
記号列はつねに伝統的な筆記順序の最初の筆記ストロー
クのコード番号から始まり、記号列の終わりに到るまで
中断することなく前記の順序をたどるようになっている
。集合体の中の少なくとも一部の文字については、この
ような文字を表す記号列は、このような文字の筆記スト
ロークの数より少ないコード番号を包有している。本装
置はさらに、文字の形状を記憶する第2の手段と、該第
2の記憶手段に記憶されている文字の形状を表示する表
示手段と、オペレータがコード番号を入力することを可
能にする手段を備えている。本装置はまた、オペレータ
によりコード番号が入力されるにしたがって入力された
コード番号を第1の記憶手段に記憶されている記号列と
比較するとともに、入力手段により入力されたコード番
号が明確に文字を同定したとき、表示手段が第2の記憶
手段から前記の文字の形状を表示することができるよう
にするコントローラ手段を備えている。 本発明の別の観点は、日本語の子音と母音の文字より成
る日本語の仮名文字をコード化する装置を指向している
。本装置は、文字の形状と各文字に対応したデータ記号
列を記憶する手段であって、各データ記号列が母音の文
字より成るかまたは母音の文字と子音の同定手段とより
成るようにした記憶手段を備えている。本装置はまた、
記憶手段に記憶されている文字の形状を表示する表示手
段と、オペレータがデータ記号列を入力することを可能
ならしめる手段と、コントローラ手段を備えている。コ
ントローラ手段は、オペレータにより入力されたデータ
記号列を記憶手段に記憶されているデータ記号列と比較
するとともに、オペレータにより入力されたデータ記号
列が明確に文字を同定したとき、表示手段が記憶手段か
ら前記の文字の形状を表示することができるよう構成さ
れている。 (実施例) 以下、本発明の好適な実施例を図解した添付図面を参照
しながら本発明の詳細な説明する。 発明者の研究の結果、第1A図に示されているように、
すべての筆記ストロークをグループ分けしたキーボード
が最も優れたキーボードであることが明らかとなったの
である。第1A図は、本発明の好適な実施例に従った中
国語の文字を書く筆記ストロークの7つのカテゴリを詳
細に図解したテーブルである。 第1A図に示されているように、中国語の文字または日
本語の漢字を書くさいに使用される可能性のある筆記ス
トロークは7つのグループにグループ分けすることがで
きる。各グループ内にある可能性のある筆記ストローク
がほとんど正方形内に示されており、各グループにコー
ド番号が与えられている。例えば、グループ3を参照す
れば、コード番号3は2つの可能性のある筆記ストロー
クのうちの1つ、すなわち、左から右へ書(まっすぐな
筆記ストロークまたは左から右へ上向きの角度で左から
右へ書(まっすぐな筆記ストロークを表示している。第
1Δ図に示されている分類システムと該分類システムを
適用することは、英国特許第2100899号に開示さ
れているり−のシステムやヤンのシステムより適確であ
ると考えられる。例えば、リーのシステムは、第1八図
に示されているグループ6の筆記ストロークのような複
雑な筆記ストロークを適確に実施することができない。 そのほか、単一の筆記ストロークを表示するのではな(
,2つ以上の筆記ストロークを表示する2つのカテdす
がリーの分類システムに付加されている。すべての回動
する筆記ストロークをグループ分けすることにより重複
の数がヤンの分類システムに付加されているので、オペ
レータはヤンの分類システムを点と左に下がる斜線と右
に下がる斜線を表わしている3つの異なったカテゴリと
不必要に混同してしまうことになる。 第1A図に示されている分類システムと異なった態様の
分類システムが可能であって、使用してさしつかえない
ことは理解していただけよう。例えば、第1A図に示さ
れているグループ2と5を2つの代わりに1つとしてグ
ループ分けすることができ、この結果、第1B図に示さ
れているように、7つではなく全部で6つのグループに
グループ分けすることができる。1つの分類方法によれ
ば、下向きの真っすぐな筆記ストロークをすべて1つの
グループにグループ分けし、左から右に古くまっすぐな
筆記ストロークをすべて別のグループにグループ分けし
、コーナーのある筆記ストロ−1をすべて第3のグルー
プにグループ分けすることができる。この結果、第1C
図に示されているように、全部で3つのグループが用意
されることになる。類似した分類方法によれば、第1D
図に示されているように全部で4つのカテゴリを用、に
するため、上記のカテゴリのうち第2のカテゴリが斜め
下向きの筆記ストロークと垂直方向下向きの筆記ストロ
ークを分類する別個のカテゴリに分離される。かぎで終
わっているこれらのカテゴリに属している筆記ストロー
クを区別するために第6図に示されているようなシフト
・キー40のごとき手段を使用すれば、これらの方法の
いずれを使用しても重複の発生を減少させることができ
る。別の異なった方法によれば、カテゴリ分けしないで
、第1E図に示されている英語のアルファベットの場合
にしばしば行われているように、キートップ上に配置さ
れている一般に認められている別個のいろいろな筆記ス
トロークが配置される。 結局、いろいろなストロークを分類する方法の選択は、
オペレータの使用上の容易さと重複の数に左右される。 一般に、filの数が多ければ多いほどカテゴリの数が
少な(なり、カテゴリの数が多ければ多いほどオペレー
タが決断することができない動作が多くなる。 第2A図より第2D図までは、漢字の゛木′を書く伝統
的な筆記の順序と、第1A図に示されている分類方法に
従ってこの漢字を書く筆記ストロークのコード番号を図
解したものである。゛木′を表す漢字の伝統的な筆記の
順序が第2Δ図から第2D図までに示されている。図か
ら分かるように、この漢字はまず水平の筆記ストローク
から始まり、垂直方向の筆記ストロークがこれに続き、
しかるのち上から下へ左斜めに延在する湾曲した筆記ス
トロークが続き、最後に−にから下へ右斜めに延在する
筆記ストロークが続く。第1八図を参照すれば、水平の
筆記ストロークはグループ3に分類されており、垂直方
向の筆記ストロークはグループ1に分類されており、ま
た左斜めと右斜めに延在する筆記ストロークはグループ
4に分類されている。したがって、上記の漢字は記号列
3144により表示することができ、この場合、コード
化の順序はこの漢字を書(伝統的な順序に従っているこ
とになる。本システムの使用者はほとんど第1Δ図に示
されている簡単な分類方法を参照するだけで漢字を入力
させる順序を自動的に知ることができる中国語または口
木語を話す人であるので、上記の伝統的な順序を使用す
ることは有利なことである。 第3Δ図より第3D図までは、第1Δ図に示されている
分類方法を使用して゛月′を表す漢字を書く伝統的な筆
記の順序に配置された筆記ストロークを図解したもので
ある。漢字の゛月′を書く筆記ストロークが第3A図か
ら第3D図までに示されている。この漢字と筆記途中の
部分的な漢字の下に付されているコード番号は、このよ
うな漢字または部分的な漢字を表示するコード番号を示
している。したがって、゛月″の漢字を表すコード番号
の記号列は、第1A図に示されている分類方法に従えば
4233である。 第4図は、第1A図に示されているような分類方法を採
用して文字の集合体をコード化する本発明の好適な実施
例に従ったシステムを図解したブロック・ダイアグラム
である。第4図に示されているように、システム20は
キーボード22を備えており、オペレータはキーボード
22を操作することにより第2A図より第2D図までと
第3Δ図より第3D図までに示されている順序に従って
第2D図と第3D図に示されているコード番号の記号列
を入力させることができる。入力されたコード番号の記
号列はコントローラ24によりキーストローク記憶部2
6に記憶されている記号列と比較される。キーボード2
2を介して入力された記号列とマツチした記憶部26に
記憶されている記号列が判明すると、この記号列により
表示される文字が形状記憶部28から取り出され、モニ
タ30で表示される。第4図に示されている実施例では
、文字のコード番号の記号列と文字の形状が2つの別個
の装置に記憶されているが、単一の装置に記憶させるこ
とができることは理解していただけよう。1つの具体例
では、文字の図形的な形状が記憶部28の特定のアドレ
スに記憶されていて、記憶部26は同じ文字を表すコー
ド番号の記号列に対応したアドレスを記入したテーブル
を記憶している。したがって、コントローラ24がオペ
レータにより入力されたものとマツチした記号列を記憶
部26内に見つけると、記憶部28から文字を取り出す
ために上記の記号列に対応した特定のアドレスが使用さ
れる。別の具体例では、文字のコード番号と形状を表す
記号列が同じ記憶部に記憶される。このような具体例も
本発明の範囲内に含まれるものであることは勿論のこと
である。 本発明の好適な実施例では、文字を表すコード番号の記
号列はすべての文字を書く筆記ストロークの順序を全部
表示したコード番号を包有していないが、上記の記号列
より長い記号列を使用することも本発明の範囲内に含ま
れるものであることは理解していただけよう。 第5図は、記憶部26と28の内容を図解したものであ
る。第5図は9つの漢字と、第1A図に示されている分
類方法に従って各文字のすぐ右隣に記載されている文字
を表示するコード番号の記号列とを包有している。第5
図を参照すれば、7つの文字が該7つの文字それぞれの
左側に共通の語根を備えていることが理解されよう。こ
れらの文字を書く伝統的な筆記の順序によれば、文字の
他の部分を書く前にこの語根がまず筆記される。 このため、7つの記号列それぞれの中の始めの7つのコ
ード番号は同一である。しかし、8番目のコード番号か
ら始まる記号列は異なっている。 本発明は、第1A図に示されている分類方法に従って分
類すれば、コード番号の数が文字を書く筆記ストローク
の数より少ない場合、コード番号の記号列により中国語
の文字と日本語の漢字のほとんどを同定することができ
るという発見に基づくものである。例えば、第5図に示
されている最初の文字を参照すれば、記号列12313
131は文字を同定するために必要なものであるが、残
′りの4つのコード番号3233は文字を同定するにさ
いし必要なものではない。このため、オペレータは全部
の記号列を入力することを必要とせず、1231313
1を入力した後、入力を停止してもよい。なぜなら、1
2313131を入力した時点ですでに文字の独自性が
出来あがっているからである。したがって、オペレータ
の仕事を簡素化することができるとともに、記憶部26
の容量を減少させることができる。第5図を参照すれば
、ピリオドから左にある各記号列のコード番号は対応し
た文字それぞれを同定するために必須のものであるが、
ピリオドから右にある記号列は文字を同定するために入
力させることを必要としない。 本発明の好適な実施例によれば、ピリオドの左にあるコ
ード番号だけが記憶部26の中に実際に記憶されるので
、記憶部の大きさを小さくすることができる。 第6図は、第4図に概念的に示されているキーボードを
詳細に図解したものである。第6図に示されているよう
に、キーボード22は第1A図に示されている分類方法
に従って7つのキーを備えており、それぞれのキーは特
定のグループの筆記ストローク内にある筆記ストローク
を入力させるために使用される。そのほか、キーボード
22は、0′が書き込まれている文字の終わりを指示す
るキーを備えている。例えば、第5図の最下端の文字は
゛虫′を表す漢字である。しかし、このような文字は、
他の多くの文字、特に、虫に関係した文字の一部として
現れるものであって、このような部分は゛語根′として
知られている。したがって、入力されたコード番号の記
号列が123134であって、この後にコード番号が入
力されない場合、′虫′を表す文字を入力させることを
意図しているのであるかまたは′虫′の語根を有する別
の文字を入力させることを意図していて、別のコード番
号が続いて来るのであるかどうかについては不明確であ
る。したがって、゛虫′を表す文字を明確に同定するた
めには、オペレータが文字の入力を終わるとき、文字の
入力の終わりを指示するキーを押すだけでよい。このよ
うに記号列を追加することにより、このような文字のほ
とんどを明確に同定することができる。オペレータが1
つの文字を表すコード番号の終わりに来たときだけ、文
字の入力の終了を指示するキーを押すことが必要である
。第5図に示されている゛虫′を表す最下端の文字を除
き、第5図に示されているすべての文字のように独自性
がはっきりしている場合、このような文字を表すコード
番号の全部の記号列の入力が終わる前であっても、コン
トローラ24が動作し、文字がモニタ30に表示される
。 第5図を参照すれば、オペレータがピリオドの前にある
コード番号を入力したときすでに独自性が出来あがって
いるので、ピリオドの右にあるコード番号を入力しても
システム20には影響が生じない。したがって、ピリオ
ドの右にあるコード番号を入力するにあたりオペレータ
がどのような入力エラーを行っても影響が生じることは
ないので、オペレータの作業がスローダウンすることは
ない。したがって、入力作業の能率を改占することがで
きる。 オペレータがモニタ30上に所要の文字を見たトキ、オ
ペレータはスペース・バーを押し、前記の文字をテキス
ト・ラインに移動させる。したがって、本発明の好適な
実施例によれば、コントローラ24は、独自性が出来あ
がった後であるが、文字が受け入れられる前に入力され
たコード番号を無視するようになっている。スペース・
バーを押すことにより文字が受け入れられる。スペース
・バーを押すと、その後に入力されたコード番号は次の
文字を表す記号列を形成するためのものであり、無視し
てはならないことがコントローラ24に伝えられる。 二、三の文字については、1回より多く筆記順序が繰り
返されるのが一般的なことである。このことは、第7A
図より第7E図までと第8A図より第8E図までに図示
されている。第7Δ図より第7E図までは、゛田′を表
す文字について日本人が使用している伝統的な筆記順序
を図解したものである。第8A図より第8E図までは、
゛田′を表す同じ文字について中国人が使用している伝
統的な筆記順序を図解したものである。第4図に示され
ている記憶部26は、゛田′の文字を表すものとしてコ
ード番号12133と12313の両方の記号列を記憶
している。したがって、キーボード22を介していずれ
かの記号列を入力すると、コントローラ24が動作して
、形状記憶部28から出力された゛田′の文字がモニタ
30上に表示される。若干の文字については、同じ言葉
の中で共通した変化が見られる。1つより多くの記号列
を使用することによりアクセスするだけでこれらの変化
を容易に処理することができる。十分な余裕があるから
、このようなアクセスを行うことができるのである。し
かし、はとんどの文字はこのようなアクセスを行うこと
を必要としない。 若干の文字内の特定の筆記ストロークについては、オペ
レータのなかにはこのような筆記ストロークを1つのカ
テゴリの中で分類する人があり、別のオペレータはこの
ようなストロークを異なったカテゴリに属するものと判
断している。第9A図より第9E図までは、筆記ストロ
ークのうちの1つを1つのカテゴリに属するものとして
分類することができるとともに、別のカテゴリに属する
ものとして分類することができることを図解したもので
ある。第9D図に示されているように、四′を表す漢字
を書く4番目の筆記ストロークは、第1図に示されてい
るグループ1に属するものとして分類することができる
ともに、グループ4に属するものとして分類することが
できる。゛四′の文字を表すコード番号の記号列を入力
するため、オペレータによっては12113を入力し、
別のオペレータは12143を入力する。記憶部26は
同じ文字を表すものとして両方の記号列を記憶している
ので、オペレータがどちらの記号列を入力しても、゛四
′の文字がモニタ30上に表示される。第7Δ図より第
7E図までと第8Δ図より第8E図までと第9A図より
第9E図までに図示されている特徴のおかげで、システ
ム20は、筆記ストロークを分類するさいに差があるこ
とと、別の異なった筆記順序があることについては非常
に寛容である。この特徴は、初心者がこのシステムを覚
えるにさいして初心者を助けるうえで非常に有用である
。 第5図を参照すれば、例えば、上から数えて6番目の文
字、すなわち、゛跳′の文字についてコード番号の2つ
の記号列が記入されている。両方の記号列が記憶部26
に記憶されているので、どちらの記号列を入力しても、
同じ文字を取り出して、゛跳1という同じ文字をモニタ
上に表示することができる。 第1O図は、本発明の好適な実施例に係るモニタ30の
正面図である。第1O図に示されているように、壬二夕
30のスクリーン・デイスプレィは3つの領域、すなわ
ち、ワーク領域50と未決文字領域52とテキスト領域
54を備えている。 キーボード22を介してオペレータにより筆記ストロー
クが入力されるにしたがって、入力された筆記ストロー
クがワーク領域50に表示される。 実際に押したキーの頂面がコード番号の代わりに順番に
表示されるので、システムを操作するオペ−レータはコ
ード番号に気を使う必要がなく、ワ一り領域に表示され
る筆記ストロークを目視するだけでタイピング・エラー
を同定することができることは理解していただけよう。 コントローラ24は、コード番号といっしょに入力され
た各筆記ストロークを同定し、入力されたコード番号の
記号列を記憶部26に記憶されている記号列と比較する
ことにより、特定の文字が明確に同定されたかどうかを
判定する。判定が行われた後、このような文字が記憶部
26から取り出され、モニタ30のデイスプレィ・スク
リーン上の未決文字領域52に表示される。未決文字領
域52に示された文字が所要の文字であることをオペレ
ータが理解すると、オペレータは第6図に示されている
スペース・バーを操作し、未決文字領域52にある文字
をテキスト領域54に移動させる。ワーク領域50が用
意されているので、オペレータは入力された実際の筆記
ストロークをチエツクしてミスティクを見つけだし、第
6図に示されているバックスペース・キーを操作してこ
れらのミスティクを消去する。 中国語と日本語の漢字の多くは複数の゛語根′に分解す
ることができる。オペレータを支援する手段として、記
憶部26はこのような語根を表すコード番号の記号列を
記憶するとともに、このような語根の一部を表すコード
番号の記号列を記憶しており、語根またはこのような語
根の一部が適確に同定されたとき、語根またはこのよう
な語根の一部をワーク領域50内で表示することができ
る。以下、このような語根と語根の−・部を弔に部分的
な文字と称す。 日本語の漢字である゛齢1を表すこのような部分的な文
字の表示が第10図に図解されている。 この文字を入力するとき、オペレータは文字の中の語根
56の上部左側の部分から作業を始める。 筆記ストロークを表示する実際のキーキャップだけがワ
ーク領域50に現れるが、このような筆記ストロークの
数字的なコードはワーク領域50には現れないことは理
解していただけよう。しかし、本出願発明を容易に説明
することができるようにするため、数字的なコードはス
クリーン・ディスプレイ上にあるキートップ・タイプの
筆記ストローク・デイスプレィの下に記入される。この
ようなコード番号は実際には必要としないかまたはデイ
スプレィ自身上に示されるものであることは理解してい
ただけよう。コード番号4を備えた6番目の筆記ストロ
ークが入力されたとき、131344314451のコ
ード番号の記号列を有する語根56は、131344の
記号列と記憶部26の中に記憶されている部分的な文字
を表すコード番号の記号列との比較に基づいてすでにコ
ントローラ24により同定されている。しかるのち、コ
ントローラ24が動作して、モニタ30は入力された6
つの筆記ストロークより成る語根56の一部を表示する
。語根の一部を表示することができるようにするため、
記憶部26と28は語根56と該語根56の記号列を記
憶しているだけでなく、このような語根の一部に対応し
たコード番号の記号列といっしょに語根58より68ま
でのいろいろ異なった部分をも記憶している。したがっ
て、コントローラ24が機能して、131344のコー
ド番号の記号列が部分的な文字58の一部を表す記憶部
26に記憶されている記号列と同じであることが明らか
さなると、コニトローラ24が機能し、前記部分的な文
字58が形状記憶部28から取り出され、モニタ30の
ワーク領域50で表示される。 語根56の部分58より68までとこれに対応したコー
ド番号の記号列は全文字の場合と同様なやり方でキー筆
記ストローク記憶部26と形状記憶部28の中に記憶さ
れる。言い換えれば、部分58より68までと部分的な
文字56は形状記憶部28の中に記憶され、これに対応
したコード番号の記号列は記憶部26の中に記憶される
。記号列131344が入力され、この結果、部分58
が表示された後、オペレータはコード番号3についてキ
ー筆記ストロークを入力する。コントローラ24は記憶
部28で記号列1313443を同定し、文字部分60
を形状記憶部28から取り出し、第1O図に示されてい
るようなワーク領域50に表示する。オペレータが同様
なやり方でコード番号1445を入力するにしたがって
、文字部分62より68までが順次同定されて表示され
る。 しかるのち、オペレータは語根56を完成させる次のコ
ード番号1を入力する。このとき、語根56はワーク領
域50に表示される。次のコード番号4を入力すること
により゛齢′を表す漢字が明確に同定される。コントロ
ーラ24が動作して、このような文字が記憶部28から
取り出され、同定された文字を表示するために上述と同
じやり方でモニタ30の未決文字領域52に同定された
文字が表示される。オペレータが第6図に示されている
キーボード上のスペース・バーを押すことにより、未決
文字領域52に表示された文字が次の領域54に入力さ
れ、この文字が受け入れられる。 データが入力されるにしたがって、このコード化システ
ムはスクリーン上に文字を形成するので、部分的な文字
を表示する上述の特徴は、コード化システムに熟知して
いないオペレータにとって非常に有用である。一部の文
字については、各筆記ストロークが入力されるにしたが
って、ワーク領域50に表示されている文字に前記筆記
ストロークが加えられことをオペレータは実際に理解す
ることができるので、オペレータが正しい作業を行って
いることを再確認することができる。 漢字は2つ以上のグループをなして使用されるのが一般
的である。このような合成語は、単一の文字では表示さ
れないいろいろな言葉または成句を作る。例えば、霜を
表す漢字に(ffl)0)漢字を続けると、2つの漢字
を合わせたものは霜が降る棟を意味する。同様に、霜を
表す漢字に(IJII)の漢字を続けると、2つを合わ
せたものは霜よけを意味する。ある漢字から始まる合成
語の包括的なリストが辞書の中のこの漢字の後に記載さ
れている。このリストは、単一の文字を越えて、通常、
第1の文字のデータ記号列を短(伸ばすことにより第2
の文字とこれに続く文字を記載することができる比較的
長いデータ記号列を作る機会を提供している。本発明に
係る装置の中に文字が順次記憶されるので、入力の速度
と効率の点で大きな特長が得られる。例えば、上述の霜
“の文字については、10の入力を挙げることができ、
該l。 の入力を霜に継続させて合成語を作るにあたり、前記入
力を非常に容易に処理することができる。 (゛霜′を表す記号列を示すことなく)これらの10の
データ記号列が第12A図に記入されている。データ記
号列に示されている各数字は、(適当な筆記ストローク
のカテゴリに従って選択された)1つの筆記を表示して
いる。いずれの場合でも、全記号列は、ペン、鉛筆また
は筆を使用して文字を印字するときに、オペレータが実
行しなければならない筆記ストロークの数を示している
。 各記号列にあるピリオドは、いずれの文字も別個に使用
されるとき、すなわち、合成語の中の文字として使用さ
れないとき、(本発明の装置を使用して)各文字を適確
に同定するために必要とされるデータ記号列の長さを示
している。各データ記号列の中にある(X)は、゛霜′
の文字が前にくる合成語の中に使用されるこれらの文字
を同定するために必要なデータ記号列の長さを示してい
る。 これら10の文字を手作業により書くために必要な筆記
ストロークの中間数は9ストロークである。 本発明に係る装置を使用してこれら10の文字を独立し
た文字として同定するために必要とされるキーストロー
クの中1r11数は7キーストa−りである。′霜′に
続く文字としてこれら10の文字を同定するために必要
とされるキーストロークの中間数は2キーストロークで
ある。 上述のキーストロークは記憶部に記憶される。 霜“は(手作業のやり方と比ベア筆記ストローク節約し
た’)342]444431として記憶される。合成語
を形成する文字としてこの文字と関連した他の10の文
字がデータ記号列の延長体としてこのデータ記号列を越
えて記憶部の中に記憶される。第12B図を参照のこと
。 第12B図に示されている表示SBは、スクリーン・デ
イスプレィによりオペレータに提供された文字を受け入
れるために本発明の好適な実施例に従った装置に使用さ
れるキーであるスペイス・バーにより表示される。SB
に続くボックス内に記入された数字は、(342144
4431)により表示される霜の文字を包存した合成語
の中の第2の文字としてこれらの文字を同定するために
必要なキーストロークである。ボックス内の数字の右に
ある数字は、合成語の中の第2の文字としてよりも独立
した文字としてこれらの文字を同定するために通常必要
とされるデータ記号列の残りのものである。この部分を
保持する目的は、オペレータが実際にはこの文字を要求
しておらず、合成語を形成していない霜“とは別個の文
字を求めているにすぎないかどうかをコントローラが判
定することができるようにすることである。例えば、オ
ペレータがスペース・バーを押すことにより霜に文字が
受け入れられた後における次の筆記ストロークが1であ
る場合、′囲′を表す文字はlの筆記ストロークを使用
して゛霜′で始まる合成語のグループ内の唯一の文字で
あるので、未決文字領域で囲の文字が表示される。オペ
レータが囲の文字を求めているときは、スペース・バー
を押すことによりオペレータはこの文字を受け入れ、囲
の文字を霜“に加えることによりテキスト・ライン上に
ff1l/fl’を作ることができる。しかし、オペ
レータが囲の文字を求めておらず、(゛職業′または゛
ビジネス′)を意味する(業)のごとく゛霜′と!ム働
して合成語を形成しないことがはっきりしていて、11
4という独自のデータ記号列を有するコード番号Iで始
まる別の文字を求めている場合、オペレータが求めてい
る記号列の中の第2のコード番号lをたたくと、データ
記号列が第2のコード番号が2である文字のデータ記号
列から逸脱しているものとコントローラは判断する(第
12B図を見れば分かるように、記憶されている記号列
全体は1233341である)。第12B図より明らか
なように、゛霜′とつながるコード番号lで始まる他の
記号列は見あたらない。 記号列は可能性のある合成語の記号列から外れているの
で、コントローラが動作して、デイスプレィは提供され
た文字を消去する。この場合、コンピュータは2つの文
字より成る合成語(AI3と称す)とこれと異なった別
個の文字(B’ と称す)をさがし求める。 特定の2つの文字より成る合成語ABが設定されていて
、1つまたは複数の3つの文字より成る合成語ABCが
存在する場合、次の文字を求めるデータ記号列の入力が
始まると、コンピュータは記号列が可能性のある合成語
ABCの中の第3の文字Cを表す記号列とマツチしてい
るかどうかを調べるだけでなく、前記記号列が別の合成
語BC′の中の第2の文字C′を表す記号列とマツチし
ているかどうかまたは第2の文字がC′であるかどうか
も調べる。入力された最初の筆記ストロークが可能性の
あるABCより成る合成語のいずれかの中のCまたは可
能性のあるBC’ より成る合成語の中のC′を表すデ
ータ記号列の形成を始めていないときはただちに、AB
CまたはBC’を求める作業を終らせるようにしてもよ
いことは勿論のことである。同様に、のちほど前記の文
字を表すデータを入力するさい、データ記号列がABと
Bを何する合成語を形成する可能性のあるCの文字また
はC′の文字のすべてから外れているときは、これらの
合成語のいずれかを求める作業が終了することは勿論の
ことである。しかし、CまたはC′がC′の011にあ
ることが判明したときは、CまたはC′がオペレータに
提供されることになる。前記CまたはC′がオペレータ
に提供されると、オペレータはデータの入力を継続する
。作りつつあるデータ記号列が提供された文字の記号列
から外れているときは、前記の文字が消去されるだけで
なく、次の文字を表すデータが入力されたときに前記の
合成語についてさがし求める作業は行われない。例えば
、ABCとBC’ とC′をさがし求めるとき、オペレ
ータがC′を求めていて、次の文字であるDを表す記号
列の入力を始めると、コンピュータはΔBCDまたはB
CD’をさがし求めることはせず、可能性のあるCDと
可能性のあるD′だけをさがし求める。C′が有利とな
るようABCとBC’ は受け入れられていないので、
データ記号列を形成しはじめるにあたり、ABCとBC
’ は有効な可能性をもはや提供するものでない。しか
るのち、可能性のある使用可能な合成語の数と長さが自
動的に調節される。したがって、データを入力している
とき、コンピューターに要求されるさがし求め作業の数
が制約されることになる。 (特に、複雑な合成語の場合にそうであるが)漢字のほ
とんどは合成語の一部として筆記されるので、上述の特
徴のおかげで時間を大幅に節約することができる。入力
の数が減少するので、可能性のあるエラーの数も減少す
る。合成語が2つ以上の文字から構成されている場合、
この゛合成語の特徴“に基づいて能率を大幅に高めるこ
とができることがはっきりとなることがしばしばである
。 例えば、゛電子顕微鏡′を作る合成語は5つの文字(電
子顕微鏡)から構成されている。この合成語は電気を表
す文字で始まっている。子供を表す文字が補足された電
気を表す文字は電子を意味する合成語を提供する。電気
を表すコード番号の記号列は342144441233
である。子供を表すコード番号の記号列は273である
。子供を表す文字が電気を表す文字に続くことにより電
子を意味する合成語が形成される場合、子供を表す記号
列を入力するには最初の2つのコード番号を必要とする
にすぎない。したがって、電子を意味する合成語を表す
コード番号の記号列は342144441233/SB
/27である。ここで、/S B/は、文字を受け入れ
て、この文字をテキスト・ラインに移動させるキーを表
示している。 この場合、個々の文字を表す2つの別個の記号列を同定
する代わりに、電子を表す合成語より成る記号列を同定
するさいほとんど節約が行われていないように思われる
が、電子顕微鏡を表す5つの文字より成る合成語を同定
する場合、大幅な節約が得られる。5つの文字は電気と
子供を表す2つの文字と3つの補足的な文字から構成さ
れている。これらの3つの補足的な文字を手で書く場合
、50を上回る筆記ストロークが必要である。したがっ
て、5つの別個のコード番号の筆記ストロークにより別
個に5つの文字を同定するときは、5つの文字を個々に
同定するには多数のキーストロークを入力することが必
要である。5・つの文字を表す合成語より成る記号列を
全体として同定するようにすれば、コントローラ24に
より5つの文字より成る合成語を独自のものとして設定
するには、2つの筆記ストロークを電子を表す合成語よ
り成る記号列に加えることを必要とするにすぎない。5
つの文字より成る合成語を表す記号列全体は34214
4441233/SB/27/SB/1/SBである。 最初のSBは電気を表す文字を受け入れるものであり、
二番目のSBは電子を表す合成語を受け入れるものであ
る。文字キーの二番目の端部に続くコード番号lは、5
つの文字より成る合成語の中の三番目の文字である゛平
明′または゛透明′を表す文字を同定するものである。 記憶部26に記憶されている合成語を表す記号列の中に
はコード番号の組み合わせのごときもの以外なにも記憶
されていない。第4と第5の文字が第3の文字に続かな
い限り、第3の文字は最初の2つの文字に続かないので
、記号列の中の最後の゛ 1′である単一のキーストロ
ークを使用する場合、第4と第5の文字は第3の文字と
いっしょに提供されることになる。かくして、5つの文
字より成る合成語を入力するさい約50ストローク節約
されたことになる。5つの文字より成る合成語を表す記
号列の中のコード番号の数としては、英語でこの用語を
表現する場合より1つ少ないキーストロークを必要とす
るにすぎない。 オペレータが電子顕微鏡を入力したくないこともある。 この場合、゛子供′の言葉の後に入力される第3の文字
は2つの前の文字とは全く無関係である。このような場
合、オペレータはタイピングを続けるだけであって、5
つの文字より成る合成語の中の最後の3つの文字が消去
され、オペレータが実際に所望する無関係な文字と取り
換えられる。 入力されたコード番号の記号列が1つより多くの文字に
対応する場合、重複の問題が生じる。このような問題は
、゛辞書に基づく′中国語の文字用のコード化システム
、すなわち、データ記号列が記憶部から文字を呼び出す
ようにされたコード化システムに特有であるように思わ
れる。重複が生じると、これらの文字のうち最も一般的
に使用される文字がモニタ30上のスクリーンに送られ
る。同時に、一般にはさほど使用されていない1つまた
は複数の別の文字が最も一般的に使用される文字と並ん
で括弧の中に入れて使用されるので、オペレータは単一
のキーストロークにより選択することができる。 重複の数は本発明に係る゛合成語′の特徴により大幅に
減少する。漢字を書く筆記のほとんどは、組み合わせた
状態の文字、すなわち、゛合成語′の場合より単一の文
字の場合のほうが漢字を書(筆記動作は少なくてすむ。 このおかげで、二、玉子の単一の文字を知ることで、か
なり大きくて豊富な意志伝達手段を形成することができ
る。教育を受けた日本人はおそらく(それぞれが英語の
1つの言葉に相当する)玉子から三千の個々の文字を覚
えており、中国人はおそらくこの2倍の文字を覚えてい
るものと思われるが、これらの文字のいろいろな組み合
わせから作られる二、三方を上回る言葉と成句を見分け
ることができよう。これらの合成語は独特のものである
ことは勿論のことであり、これらの合成語のコード番号
の記号列は一般に単一の文字より長くかつ複雑であるの
で、重複が生じる可能性は非常に低い。単独では重複が
生じる文字でも、1つまたは複数の他の文字と組み合わ
せて筆記される場合、重複の問題を引き起こすおそれは
少ない。例えば、力を表す文字は刃または刀と同じコー
ド番号の筆記列を有するが、他の文字と組み合わせると
、まぎれが生じることはめったにない。その理由は、個
々の意味が異なるので、刃を表す文字の場合と同様、力
を表す文字が他の文字と組み合わされることが少ないか
らである。 したがって、他のシステム、例えば、6.6%のワンの
システムや1.2%のり一のシステムと比べ、重複の問
題が生じる可能性は非常に少ない。 大人が筆記するさい合成語を使用する頻度は高いので、
本発明が適用される場合の重複率は0,5%より低く、
合成語が複雑になるほどさらに減少する。 上述の本発明に係る合成語の特徴は辞書ベースのコンピ
ュータ言語システム、すなわち、データ記号列が記憶部
から記号または言葉を呼び出すシステムに使用すること
ができる。このシステムは、既製の成句にあわせて選択
するようにされた英語のような言語または簡単な言葉を
グループ化することにより複雑な言葉が構成されるドイ
ツ語のような言語にも使用することができる。 第11A図と第11B図は、本発明の好適な実施例に係
るシステム20の動作を図解したフローチャートである
。第11Δ図に示されているように、システム20の動
作が始まった後、第1のキーストロークが入力される(
ステップ100)。 コントローラ24は、入力された単一のコード番号の記
号列が記憶部26に記憶されている記号列にマツチして
いるかどうかをチエツクして調べる。 マツチしている記号列であることが分かると、この記号
列により表示される対応した文字の形状が、IC!憶部
28から取り出されてモニタ30上に表示される(ステ
ップ102)。文字が未決定であることを指示するため
に音が鳴り響くかまたはサウンド・ジェネレータが堤供
された文字または合成語を発声する。第4図に示されて
いるサウンド・ジェネレータ32が音または声を発生す
る。所要の文字が表示されると、別のキーストロークを
入力させるかどうかをチエエフして調べる(ステップ1
04)。次のキーストロークがスペース・バーであると
(ステップ106)、このことは表示された文字がオペ
レータが要求している文字であることを意味する。この
ような場合、コントローラ24が動作して、モニタ30
のテキスト領域54に文字が入力されて表示され、コン
トローラ24はステップ100に戻り、次の文字を求め
て入力されたキーストロークをモニタする。次のキース
トロークがスペース・キーでない場合、未決文字領域5
2に表示された文字がオペレータが要求している文字で
ないことが指示され、コントローラ24はステップ10
4に戻り、別のキーストロークをチエツクする。 ステップ100で最初のキーストロークを入力した後、
所要の文字が表示されないときは、オペレータは別のキ
ーストロークを入力する(ステップ112)。このとき
、コントローラ24は、第11B図に示されている部分
的な文字用のデイスプレィ・サブルーチンに入る。キー
ストロークがステップ112で入力されたが、記号列が
記憶部26に記憶されている記号列と異なっているとき
は、コントローラ24が動作して、サウンド・ジェネレ
ータ32が音を発生してエラーを指示し、エラー・メッ
セージが表示される(ステップ114)。音によりエラ
ーが指示されると、オペレータはバックスペースを押す
(ステップ116)。点cでルーチンは第11A図に示
されているフローチャートに戻る。オペレータは別のキ
ーストロークを入力しくステップ112)、前の入力を
消去し、次のキースト」−りを入力する。エラーが指示
されないときは、ワーク領域50にキーストロークが表
示される(ステップ118)。入力されたキーストロー
クが記憶部26に記憶されている部分文字を表す記号列
とマツチしているかどうか、コントローラ24がチエツ
クして調べる。このような記号列が見つからないときは
、コントローラ24は第11八図に示されているフロー
チャートに記入されているb点に進む。記号列が見つか
ると、該記号列により同定された部分的な文字がワーク
領域50に表示されかつ/または完全な文字が上述の未
決文字領域に表示される。 第11Δ図を参照すれば、入力されたキーストロ−りが
スペース・バーであるかどうかを点すにおいてコントロ
ーラ24がチエツクして調べる(ステップ122)。入
力されたキーストロークがスペース・バーでないときは
、コントローラ24はステップ102に戻る。入力され
たキーストロークがスペース・バーであるときは、入力
されたキーストロークを表示するコード番号を表す記号
列が記憶部26に記憶されているどの記号列とマツチし
ているのかどうかをコントローラ24がチエツクして調
べる。記号列が見あたらず、モニタ30上に文字が表示
されない場合、このことはタイピング・エラーがあった
ことを指示するものである(ステノア’l 24)。エ
ラー・メッセージがモニタ30上に表示され、タイピン
グ・エラーがあったことを指示するため音が発生する。 このような場合、オペレータはバック・スペース・キー
をたたき、前の入力の1つまたは複数を消去してステッ
プ112に戻り、エラーが生じたステップから継続する
かまたはバック・スペース・キーをたたいて再スタート
する。モニタ30上に表示された文字が所要の文字でな
い場合、このことはタイピング・エラーがあったことを
指示するものである。 エラー・メッセージが再表示され、オペレータはミステ
ィクを訂正する。コントローラ24が所要の文字を表示
するマツチした記号列を見つけ、所要の文字がモニタ3
0上に表示されると、文字について1つより多くの選択
が表示されているかどうかを観察して調べる(ステップ
128)。重複があるときにこのようなことが生じる。 しかし、上述のように、このようなことは頻繁に生じる
ことはない。同等な文字を呼び出せないときは、所要の
文字が見つかったことであり、オペレータはスペース・
バーを押すことにより文字をテキスト・ラインに移動さ
せることができる。同等の文字が未決文字領域52に表
示されると、キーストロークは1つの文字を選択し、他
の文字を消去する(ステップ132)。同等の文字のう
ちの1つを選択すると、コントローラ24はステップ1
00に戻り、次の文字を求めるためにキーストロークを
モニタする。 日本語の仮名 日本語に使用される完全な入力システムは、オペレータ
が仮名と漢字にアクセスすることができることを必要と
する。日本語の音節文字である仮名には2つの態様、す
なわち、2組の同等な記号があり、いずれの態様を使用
しても日本語の言葉を音声通りに書(ことが可能である
。2つの態様は平仮名と片仮名と呼ばれているものであ
る。平仮名は平均して新聞記事の約45%を占めており
、片仮名は5%程度を占めている。(他の50%は漢字
である。記事の内容によるが、少数の英語も使用されて
いる。)片仮名は、外観の点では2つの仮名のうちのよ
り角張ったほうの仮名である。 片仮名は簡単な漢字に若干似ている。片仮名の多くは外
国語と外国人の名前を書(ために使用されているととも
に、少数の他の特殊な目的に使用されている。平仮名は
、外観の点では2つの仮名のうち湾曲が多いほうの仮名
である。平仮名の外観には漢字の外観に対応したものは
なにもないように思われる。 この音節文字の2つの態様はそれぞれ46の記号から構
成されており、それぞれの記号は特定の音を表している
。2つの仮名の態様はそれぞれ、他の態様の仮名に対応
した記号を備えている。いろいろな手段を使用すること
により補足的な音が若干得られる。すなわち、濁り識別
マークまたは判別マークである(′)と(0)を加える
ことにより(かではなく)りのととき゛声′音が得られ
、小文字の(や)、(き)等の特定の記号の小文字を加
えることにより(きよではなく)きょのごとき゛促′音
が得られる。また、子音を繰り返すために一部の子音に
゛ っ′を前置きしたり、母音を引き伸ばすために゛母
音′仮名を付加することにより補足的な音を得ることが
できる。 このため、本発明の好適な実施例によれば、キーボード
の仮名区画は、両方の仮名のキーと大きさを減縮させる
キーと判別記号それぞれに使用されるキーを備えている
。また、仮名区画は句読点に使用されるキーを備えてい
ることは勿論のことである。 何世紀か前、日本人は、容易に覚えることができるよう
にするため、日本人の音節を゛ 50音表′に並べた。 この50音表は、バーモント州ルットランドと東京に事
務所を持つチャールス・イー・タラトル社が刊行したハ
ダミッツキイとスパン共著の漢字と仮名二日本語を書く
システムのハンドブックと辞書の16ページと17ペー
ジに示されている。16ページと17ページに掲載され
ている表は参考資料としてこの明細書の中に採り入れら
れている。表の下部に子音を並べるとともに、母音を表
を横切って並べることにより作成されている。例えば、
(K列)にはかきくけこがこの順に並べられており、(
M列)にはまみむめもがこの順に並べられている。この
表は今日でも広く使用されているが、現在は46音が使
用されているだけである。これらの仮名は第6図に示さ
れているキーボードの日本語の側のベースとして使用さ
れており、この配置によればキーの必要数を少なくする
ことが可能である。46の音にあわせて46のキーを使
用することができるが、これだけ多くのキーを並べるこ
とは困難であるので、キーボードの漢字の側の一部を使
用することが必要である。この目的のために仮名用に3
列のキーが使用されている。頂部の列には6つの′子音
′キーが配置されているとともに、底部の列には4つの
゛子音“キーが配置されており、中央の列には5つの゛
母音“キーが配置されている。5つの可能性のある母音
との組み合わせが各子音キーの頂部に示されている。例
えば、(かきくけこ)が頂部の列の各キーの上部に示さ
れている。同様に、(あ)のごとき母音それぞれについ
て中央の列に配置されたキーの(10までの)可能性の
あるすべての使い方がキーの頂部に示されている。゛母
音′キーは′子音′牛−とy4なった色を使用して着色
するようにしてもよい。記号を上部に記入した2つのキ
ーを順々に打つことにより各゛子音′の記号(または音
)にアクセスすることができる。一方のキーは゛子音′
のキーであり、他方のキーは′母音′のキーである。オ
ペレータが2つのキーを順々に打つことができるように
することは利点もあるが欠点もある。したがって、本発
明の好適な実施例によれば、オペレータはまず゛子音′
のキーを打つことが要求されている。(子音と連係して
いない)゛母音′は1回のキーストロークにより呼び出
すことができる。大きさを減縮させるキーを押しながら
所要のキーを打つことにより大きさを小さくすることが
できる。片仮名の場合、母音を伸ばすことを指示するた
めに使用されるダッシュを書くために別のキーが用意さ
れている。仮名のキーボードは、通常、平仮名モードの
状Pに保持されている。片仮名に対応したものはシフト
・キーを使用することにより得ることができる。 第6図に示されているキーボードの[1本語の側は下記
のようにA組とB組にまとめられている。 更返名 へ刊 すべての平仮名が50音表に従ってグループ分けされた
15のキー上に配置されている。 −一゛ あ′音を有するすべての平仮名が(10の平仮
名が記入された)1つのキー上にグループ分けされてい
る。 一部゛ い“の音を有するすべての平仮名が(8つの平
仮名が記入された)キー上にグループ分けされている。 一部゛ う′音を有するすべての平仮名が(9つの平仮
名が記入された)キー上にグループ分けされている。 一部゛え′音を有するすべての平仮名が(8つの平仮名
が記入された)キー上にグループ分けされている。 一部゛お′音を有するすべての平仮名が(10の平仮名
が記入された)キー上にグループ分けされている。 且皿 一−’に’音で始まるすべての平仮名が(5つの平仮名
が記入された)キー上にグループ分けされている。 + −sz音で始まるすべての平仮名が(5つの平仮名
が記入された)キー上にグループ分けされている。 一部゛n′音で始まっていて、母音が続いているすべて
の平仮名が(5つの平仮名が記入された)キー上にグル
ープ分けされている。 −一” h’音で始まるすべての平仮名が(5つの平仮
名が記入された)牛−上にグループ分けされている。 +’ mI音とy′音と゛ r′音とw N音を有する
すべての平仮名についても同様である。 −−゛ y’音を有する平仮名は3つあるにすぎず、ま
たW′音を有する平仮名は2つあるにすぎない。 n 音の音節を有する平仮名は1つあるだけである。 所要の゛子音′を存する平仮名を得るには、まずB11
1にある適当なキーをうち、しかるのちA411にある
キーをうつ。2つのキーを使用することにより任意の゛
子音′をイfする平仮名を得ることができる。(A組の
記載から分かる用に)母音を有する平仮名は1回うつだ
けでよい。 n′音の音節を有する平仮名の場合も同様
である。 第6図に示されているキーボードの日本語の側を使用す
ることにより平仮名と片仮名について全部で46の音を
入力することができることは上記の説明より明らかであ
る。50音表は日本語を知っている人にとっては精通ず
みのものであるので、本発明に係るキーボードと入力シ
ステムの使い方を覚えることはこのような人にとっては
簡単なことである。本発明によれば、46の日本語の子
音と母音の文字はそれぞれ、母音の文字と子音の判別手
段より成るデータ記号列を使用することにより同定する
ことができる。゛とうきょう′の中の゛きょう′のごと
き促音(よう音)や濁音(゛声1音)を表すために使用
される日本語の音を表す文字は、母音を表す文字と子音
の判別手段に加えて、促音に使用される大きさを減縮さ
せる判別手段かつ/または濁音判別手段を備えるように
してもよい。このようなデータ記号列は50音表に示さ
れているデータ記号列であるにすぎない。46の日本語
の音を表す文字をコード化して入力する方法を採用する
ことにより、本発明に係るシステムは容易に使用するこ
とができるとともに、音を表す文字それぞれについて1
つのキーを使用するようにして46のキーが使用されて
いる既存の日本語コード化システムより少ない数のキー
を必要とするにすぎない。50音表とデータ記号列は日
本語の言語に精通している人にとってはすでによく知ら
れているものであるので、本発明に係るシステムを使用
するにさいし、英語または英語のアルファベットと音に
基づく入力システムに精通することを必要としない。多
くの日本人は英語を知らないかまたは英語を話すことが
できないので、上述のことは特に望ましいことである。 第4図に示されているシステム20は、中国語の文字ま
たは漢字のコード化に類似したやり方で日本語の仮名を
コード化するために使用することができる。したがって
、キーストローク記憶部26は、 つまった′音や゛声
′音を表す50音表と関連した表のデータ記号列を記憶
し、形状記憶部28は、46の平仮名と46の片仮名な
らびにつまった′音と重複した子音を表す大きさを減縮
させる記号と一部の゛声′音を表す濁音を記憶する。コ
ントローラ24はキーボード22から入力されたデータ
記号列を記憶部26に記憶されているデータ記号列と比
較する。したがって、入力されたデータ記号列が記憶部
26に記憶されているデータ記号列と同じであるときは
、コントローラ24が動作し、このような記号列により
表示された音を表す文字がモニタ30のワーク領域また
は未決文字領域に表示される。コントローラ24はまた
、片仮名シフト・キーをたたいて、平仮名の代わりに片
仮名態様が表示されているかどうかを検出する。可能性
の数が46だけのデータ記号列に限定されているので、
合成語の文字の記号列または第11A図と第11B図に
示されているフローチャートに図解されている重複を同
定するにさいし、日本語の仮名文字をコード化するため
のシステムについて異なった能力を必要としない。 このような観点はさておき、第11Δ図と第1IB図は
日本語の仮名を入力するためのシステム20の動作を図
解している。 仮名にアクセスする別の手段は、片仮名を書き、しかる
のちシフト・キーを使用して平仮名と同等のものを得る
ためにデータ記号列を入力する手段として仮名の筆記ス
トロークのカテゴリを有する漢字用のキーボードを使用
することである(このやり方は上記のアプローチに適合
している)。このやり方は、はとんどの筆記ストローク
の分類システムについて仮名のmlが生じる可能性が高
いが、入力アプローチとしては有用である。 中国語の文字または漢字と日本語の仮名の文字をコード
化する非常に有用でかつ有利なシステムが開示されたこ
とは上記の記載より明らかであろう。このシステムは中
国語と日本語の言語の文字をコード化するのに有用であ
る。このシステムが韓国語のごとき他のタイプの表意文
字をコード化するのにも有用であるとともに、゛合成語
の特徴′は英語を含めた他の言語にも有用であることは
理解していただけよう。このような使い方も本発明の範
囲に含まれるものである。 上述の実施例と詳細な説明はあくまで本発明を説明する
ためのものであるにすぎない。本発明の範囲は特許請求
の範囲の項のみにより限定されるべきである。
されている英国特許第2100899号に開示されてい
るり−のシステムと非常に異なっていることは勿論のこ
とである。 上述のように、ヤンは厳密に制約されたやり方で伝統的
な筆記の順序を使用することを望んでいた。本発明は、
ペンの代わりにキーを使用するものであって、通常、オ
ペレータがキー操作を終わる前にコンピュータが文字を
同定しない限り、オペレータはつねに文字の始めから終
わりにいたるまでキー操作を行う。コンピュータが文字
を同定したとき、オペレータはただちに次の文字を始め
ることができる。本発明はまた、文字が一般的にそのま
わりから単独ではないという事実を利用するために、筆
記ストロークのカテゴリから導かれたデータの連続した
順序を使用するものである。 文字は゛合成語“、すなわち、2つ以上の文字のグルー
プの一部であることがしばしばであり、英JT5の゛黒
板′の言葉のごとく、2つ以上の文字を使用して連結す
ることにより、特定に意味が作られる。このように文字
が並置されるので、合成語の中の連続した文字について
は文字が単独で使用される場合より必要とするキーボー
ドの入力は少なくてすむ。重複を大幅に減少させるため
にこの合成語の特徴が使用される。さらに、このように
−貫して′筆記ストロークが入力されるので、タイプす
るにしたがって英語の言葉が出来るように、筆記ストロ
ークを続けることにより文字が出来るので、文字の部分
(゛部分的な文字″)全体を連続的に表示することがで
きる。 入力の速度を高めるうえで最も重要なことであるが、こ
のシステムによれば、他の入力アプローチをスローダウ
ンさせる頻繁でかつ難しい判断をオペレータが行うこと
を必要としない。したがって、学習時間を大幅に短縮す
ることができる。データ記号列を6つの牛−ストローク
に限定するためにオペレータが多くの判断を行うことを
必要とする代わりに、本発明は、入力記号列を最小なら
しめるとともに、入力時間を最小ならしめる責任をコン
ピュータに任せている。この操作はコンピュータ内でい
くつかのやり方で実施されている。すなわち、1)コン
ピュータは゛独特な長さ′のデータ記号列を記憶する。 すなわち、通常、オペレータがペンまたは鉛筆を使用し
て行う筆記ストロークを全数入力することは必要とされ
ず、文字を同定するために必要な数に筆記ストロークを
入力するだけでよい。2)゛合成語の特徴′は、はとん
どの合成語について2番目以降の文字のために必要とさ
れる筆記ストロークの数を大幅に減少させることができ
る。3)合成語の特徴は、さらに複雑な入力方法におけ
る数を大幅に下回るレベルまで重複するデータ記号列の
数を減少させることができる。これらの特徴の実際の効
果は、平均的な文字を叶び出すために必要な数を約5ま
で減少させることができることである。この数はほとん
どの文章に使用される平均的な英語の言葉をタイプする
ために必要とされる数とほぼ同じである。 この数は上述のシステムより1少ない筆記ストロークの
数である。これらの特徴の別の恩恵は、必要とされる筆
記ストロークの数が減少するから、入力の減少によるだ
けでオペレータの入力エラーが生じる機会を大幅に減少
させることができることである。 本発明の2つの他の特徴は、本発明の使用を簡素化する
ことである。第1の特徴は非常に役に立つ特徴である。 所要の文字の表示を行う別のデータ記号列を付加するこ
とにより筆記ストロークのカテゴリの使用が一段と簡素
になったのである。 はとんどの場合、文字を表す1つ以上の筆記ストローク
についてオペレークは不適切な選択を行っている。 第2に、゛部分的な文字′の表示は、通常、文字が出来
あがる前に文字の一部を示すことであり、このことは初
心者にとっては再確認を大幅に助けるものである。 本発明は、筆記ストロークのカテゴリ化を容易にすると
ともに、重複の発生を最小ならしめ、平均的なデータ記
号列の長さを短縮し、ペンまたは鉛筆を使用して文字を
書くとき、データ記号列を使用する場合に必ea&筆記
ストロークを平均的に半分以下にすることを要求してい
る。 本発明の1つの観点は、各文字が該文字を書くために伝
統的な筆記順序に従って筆記される1つ以上の筆記スト
ロークから構成されるようにした文字の集合体をコード
化する装置を指向している。 この装置は、複数のコード番号の記号列を記憶する第1
の手段であって、集合体の中の筆記ストロークが1つ以
上の筆記ストロークより成る複数のグループに分類され
るとともに、各グループが所定のコード番号に対応して
いて、記号列の中の各番号が対応したグループの中の筆
記ストロークのうちの1つを表示するよう構成された第
1の手段を備えている。各記号列のコード番号は伝統的
な筆記順序と同じ順序に従って配置されているので、各
記号列はつねに伝統的な筆記順序の最初の筆記ストロー
クのコード番号から始まり、記号列の終わりに到るまで
中断することなく前記の順序をたどるようになっている
。集合体の中の少なくとも一部の文字については、この
ような文字を表す記号列は、このような文字の筆記スト
ロークの数より少ないコード番号を包有している。本装
置はさらに、文字の形状を記憶する第2の手段と、該第
2の記憶手段に記憶されている文字の形状を表示する表
示手段と、オペレータがコード番号を入力することを可
能にする手段を備えている。本装置はまた、オペレータ
によりコード番号が入力されるにしたがって入力された
コード番号を第1の記憶手段に記憶されている記号列と
比較するとともに、入力手段により入力されたコード番
号が明確に文字を同定したとき、表示手段が第2の記憶
手段から前記の文字の形状を表示することができるよう
にするコントローラ手段を備えている。 本発明の別の観点は、日本語の子音と母音の文字より成
る日本語の仮名文字をコード化する装置を指向している
。本装置は、文字の形状と各文字に対応したデータ記号
列を記憶する手段であって、各データ記号列が母音の文
字より成るかまたは母音の文字と子音の同定手段とより
成るようにした記憶手段を備えている。本装置はまた、
記憶手段に記憶されている文字の形状を表示する表示手
段と、オペレータがデータ記号列を入力することを可能
ならしめる手段と、コントローラ手段を備えている。コ
ントローラ手段は、オペレータにより入力されたデータ
記号列を記憶手段に記憶されているデータ記号列と比較
するとともに、オペレータにより入力されたデータ記号
列が明確に文字を同定したとき、表示手段が記憶手段か
ら前記の文字の形状を表示することができるよう構成さ
れている。 (実施例) 以下、本発明の好適な実施例を図解した添付図面を参照
しながら本発明の詳細な説明する。 発明者の研究の結果、第1A図に示されているように、
すべての筆記ストロークをグループ分けしたキーボード
が最も優れたキーボードであることが明らかとなったの
である。第1A図は、本発明の好適な実施例に従った中
国語の文字を書く筆記ストロークの7つのカテゴリを詳
細に図解したテーブルである。 第1A図に示されているように、中国語の文字または日
本語の漢字を書くさいに使用される可能性のある筆記ス
トロークは7つのグループにグループ分けすることがで
きる。各グループ内にある可能性のある筆記ストローク
がほとんど正方形内に示されており、各グループにコー
ド番号が与えられている。例えば、グループ3を参照す
れば、コード番号3は2つの可能性のある筆記ストロー
クのうちの1つ、すなわち、左から右へ書(まっすぐな
筆記ストロークまたは左から右へ上向きの角度で左から
右へ書(まっすぐな筆記ストロークを表示している。第
1Δ図に示されている分類システムと該分類システムを
適用することは、英国特許第2100899号に開示さ
れているり−のシステムやヤンのシステムより適確であ
ると考えられる。例えば、リーのシステムは、第1八図
に示されているグループ6の筆記ストロークのような複
雑な筆記ストロークを適確に実施することができない。 そのほか、単一の筆記ストロークを表示するのではな(
,2つ以上の筆記ストロークを表示する2つのカテdす
がリーの分類システムに付加されている。すべての回動
する筆記ストロークをグループ分けすることにより重複
の数がヤンの分類システムに付加されているので、オペ
レータはヤンの分類システムを点と左に下がる斜線と右
に下がる斜線を表わしている3つの異なったカテゴリと
不必要に混同してしまうことになる。 第1A図に示されている分類システムと異なった態様の
分類システムが可能であって、使用してさしつかえない
ことは理解していただけよう。例えば、第1A図に示さ
れているグループ2と5を2つの代わりに1つとしてグ
ループ分けすることができ、この結果、第1B図に示さ
れているように、7つではなく全部で6つのグループに
グループ分けすることができる。1つの分類方法によれ
ば、下向きの真っすぐな筆記ストロークをすべて1つの
グループにグループ分けし、左から右に古くまっすぐな
筆記ストロークをすべて別のグループにグループ分けし
、コーナーのある筆記ストロ−1をすべて第3のグルー
プにグループ分けすることができる。この結果、第1C
図に示されているように、全部で3つのグループが用意
されることになる。類似した分類方法によれば、第1D
図に示されているように全部で4つのカテゴリを用、に
するため、上記のカテゴリのうち第2のカテゴリが斜め
下向きの筆記ストロークと垂直方向下向きの筆記ストロ
ークを分類する別個のカテゴリに分離される。かぎで終
わっているこれらのカテゴリに属している筆記ストロー
クを区別するために第6図に示されているようなシフト
・キー40のごとき手段を使用すれば、これらの方法の
いずれを使用しても重複の発生を減少させることができ
る。別の異なった方法によれば、カテゴリ分けしないで
、第1E図に示されている英語のアルファベットの場合
にしばしば行われているように、キートップ上に配置さ
れている一般に認められている別個のいろいろな筆記ス
トロークが配置される。 結局、いろいろなストロークを分類する方法の選択は、
オペレータの使用上の容易さと重複の数に左右される。 一般に、filの数が多ければ多いほどカテゴリの数が
少な(なり、カテゴリの数が多ければ多いほどオペレー
タが決断することができない動作が多くなる。 第2A図より第2D図までは、漢字の゛木′を書く伝統
的な筆記の順序と、第1A図に示されている分類方法に
従ってこの漢字を書く筆記ストロークのコード番号を図
解したものである。゛木′を表す漢字の伝統的な筆記の
順序が第2Δ図から第2D図までに示されている。図か
ら分かるように、この漢字はまず水平の筆記ストローク
から始まり、垂直方向の筆記ストロークがこれに続き、
しかるのち上から下へ左斜めに延在する湾曲した筆記ス
トロークが続き、最後に−にから下へ右斜めに延在する
筆記ストロークが続く。第1八図を参照すれば、水平の
筆記ストロークはグループ3に分類されており、垂直方
向の筆記ストロークはグループ1に分類されており、ま
た左斜めと右斜めに延在する筆記ストロークはグループ
4に分類されている。したがって、上記の漢字は記号列
3144により表示することができ、この場合、コード
化の順序はこの漢字を書(伝統的な順序に従っているこ
とになる。本システムの使用者はほとんど第1Δ図に示
されている簡単な分類方法を参照するだけで漢字を入力
させる順序を自動的に知ることができる中国語または口
木語を話す人であるので、上記の伝統的な順序を使用す
ることは有利なことである。 第3Δ図より第3D図までは、第1Δ図に示されている
分類方法を使用して゛月′を表す漢字を書く伝統的な筆
記の順序に配置された筆記ストロークを図解したもので
ある。漢字の゛月′を書く筆記ストロークが第3A図か
ら第3D図までに示されている。この漢字と筆記途中の
部分的な漢字の下に付されているコード番号は、このよ
うな漢字または部分的な漢字を表示するコード番号を示
している。したがって、゛月″の漢字を表すコード番号
の記号列は、第1A図に示されている分類方法に従えば
4233である。 第4図は、第1A図に示されているような分類方法を採
用して文字の集合体をコード化する本発明の好適な実施
例に従ったシステムを図解したブロック・ダイアグラム
である。第4図に示されているように、システム20は
キーボード22を備えており、オペレータはキーボード
22を操作することにより第2A図より第2D図までと
第3Δ図より第3D図までに示されている順序に従って
第2D図と第3D図に示されているコード番号の記号列
を入力させることができる。入力されたコード番号の記
号列はコントローラ24によりキーストローク記憶部2
6に記憶されている記号列と比較される。キーボード2
2を介して入力された記号列とマツチした記憶部26に
記憶されている記号列が判明すると、この記号列により
表示される文字が形状記憶部28から取り出され、モニ
タ30で表示される。第4図に示されている実施例では
、文字のコード番号の記号列と文字の形状が2つの別個
の装置に記憶されているが、単一の装置に記憶させるこ
とができることは理解していただけよう。1つの具体例
では、文字の図形的な形状が記憶部28の特定のアドレ
スに記憶されていて、記憶部26は同じ文字を表すコー
ド番号の記号列に対応したアドレスを記入したテーブル
を記憶している。したがって、コントローラ24がオペ
レータにより入力されたものとマツチした記号列を記憶
部26内に見つけると、記憶部28から文字を取り出す
ために上記の記号列に対応した特定のアドレスが使用さ
れる。別の具体例では、文字のコード番号と形状を表す
記号列が同じ記憶部に記憶される。このような具体例も
本発明の範囲内に含まれるものであることは勿論のこと
である。 本発明の好適な実施例では、文字を表すコード番号の記
号列はすべての文字を書く筆記ストロークの順序を全部
表示したコード番号を包有していないが、上記の記号列
より長い記号列を使用することも本発明の範囲内に含ま
れるものであることは理解していただけよう。 第5図は、記憶部26と28の内容を図解したものであ
る。第5図は9つの漢字と、第1A図に示されている分
類方法に従って各文字のすぐ右隣に記載されている文字
を表示するコード番号の記号列とを包有している。第5
図を参照すれば、7つの文字が該7つの文字それぞれの
左側に共通の語根を備えていることが理解されよう。こ
れらの文字を書く伝統的な筆記の順序によれば、文字の
他の部分を書く前にこの語根がまず筆記される。 このため、7つの記号列それぞれの中の始めの7つのコ
ード番号は同一である。しかし、8番目のコード番号か
ら始まる記号列は異なっている。 本発明は、第1A図に示されている分類方法に従って分
類すれば、コード番号の数が文字を書く筆記ストローク
の数より少ない場合、コード番号の記号列により中国語
の文字と日本語の漢字のほとんどを同定することができ
るという発見に基づくものである。例えば、第5図に示
されている最初の文字を参照すれば、記号列12313
131は文字を同定するために必要なものであるが、残
′りの4つのコード番号3233は文字を同定するにさ
いし必要なものではない。このため、オペレータは全部
の記号列を入力することを必要とせず、1231313
1を入力した後、入力を停止してもよい。なぜなら、1
2313131を入力した時点ですでに文字の独自性が
出来あがっているからである。したがって、オペレータ
の仕事を簡素化することができるとともに、記憶部26
の容量を減少させることができる。第5図を参照すれば
、ピリオドから左にある各記号列のコード番号は対応し
た文字それぞれを同定するために必須のものであるが、
ピリオドから右にある記号列は文字を同定するために入
力させることを必要としない。 本発明の好適な実施例によれば、ピリオドの左にあるコ
ード番号だけが記憶部26の中に実際に記憶されるので
、記憶部の大きさを小さくすることができる。 第6図は、第4図に概念的に示されているキーボードを
詳細に図解したものである。第6図に示されているよう
に、キーボード22は第1A図に示されている分類方法
に従って7つのキーを備えており、それぞれのキーは特
定のグループの筆記ストローク内にある筆記ストローク
を入力させるために使用される。そのほか、キーボード
22は、0′が書き込まれている文字の終わりを指示す
るキーを備えている。例えば、第5図の最下端の文字は
゛虫′を表す漢字である。しかし、このような文字は、
他の多くの文字、特に、虫に関係した文字の一部として
現れるものであって、このような部分は゛語根′として
知られている。したがって、入力されたコード番号の記
号列が123134であって、この後にコード番号が入
力されない場合、′虫′を表す文字を入力させることを
意図しているのであるかまたは′虫′の語根を有する別
の文字を入力させることを意図していて、別のコード番
号が続いて来るのであるかどうかについては不明確であ
る。したがって、゛虫′を表す文字を明確に同定するた
めには、オペレータが文字の入力を終わるとき、文字の
入力の終わりを指示するキーを押すだけでよい。このよ
うに記号列を追加することにより、このような文字のほ
とんどを明確に同定することができる。オペレータが1
つの文字を表すコード番号の終わりに来たときだけ、文
字の入力の終了を指示するキーを押すことが必要である
。第5図に示されている゛虫′を表す最下端の文字を除
き、第5図に示されているすべての文字のように独自性
がはっきりしている場合、このような文字を表すコード
番号の全部の記号列の入力が終わる前であっても、コン
トローラ24が動作し、文字がモニタ30に表示される
。 第5図を参照すれば、オペレータがピリオドの前にある
コード番号を入力したときすでに独自性が出来あがって
いるので、ピリオドの右にあるコード番号を入力しても
システム20には影響が生じない。したがって、ピリオ
ドの右にあるコード番号を入力するにあたりオペレータ
がどのような入力エラーを行っても影響が生じることは
ないので、オペレータの作業がスローダウンすることは
ない。したがって、入力作業の能率を改占することがで
きる。 オペレータがモニタ30上に所要の文字を見たトキ、オ
ペレータはスペース・バーを押し、前記の文字をテキス
ト・ラインに移動させる。したがって、本発明の好適な
実施例によれば、コントローラ24は、独自性が出来あ
がった後であるが、文字が受け入れられる前に入力され
たコード番号を無視するようになっている。スペース・
バーを押すことにより文字が受け入れられる。スペース
・バーを押すと、その後に入力されたコード番号は次の
文字を表す記号列を形成するためのものであり、無視し
てはならないことがコントローラ24に伝えられる。 二、三の文字については、1回より多く筆記順序が繰り
返されるのが一般的なことである。このことは、第7A
図より第7E図までと第8A図より第8E図までに図示
されている。第7Δ図より第7E図までは、゛田′を表
す文字について日本人が使用している伝統的な筆記順序
を図解したものである。第8A図より第8E図までは、
゛田′を表す同じ文字について中国人が使用している伝
統的な筆記順序を図解したものである。第4図に示され
ている記憶部26は、゛田′の文字を表すものとしてコ
ード番号12133と12313の両方の記号列を記憶
している。したがって、キーボード22を介していずれ
かの記号列を入力すると、コントローラ24が動作して
、形状記憶部28から出力された゛田′の文字がモニタ
30上に表示される。若干の文字については、同じ言葉
の中で共通した変化が見られる。1つより多くの記号列
を使用することによりアクセスするだけでこれらの変化
を容易に処理することができる。十分な余裕があるから
、このようなアクセスを行うことができるのである。し
かし、はとんどの文字はこのようなアクセスを行うこと
を必要としない。 若干の文字内の特定の筆記ストロークについては、オペ
レータのなかにはこのような筆記ストロークを1つのカ
テゴリの中で分類する人があり、別のオペレータはこの
ようなストロークを異なったカテゴリに属するものと判
断している。第9A図より第9E図までは、筆記ストロ
ークのうちの1つを1つのカテゴリに属するものとして
分類することができるとともに、別のカテゴリに属する
ものとして分類することができることを図解したもので
ある。第9D図に示されているように、四′を表す漢字
を書く4番目の筆記ストロークは、第1図に示されてい
るグループ1に属するものとして分類することができる
ともに、グループ4に属するものとして分類することが
できる。゛四′の文字を表すコード番号の記号列を入力
するため、オペレータによっては12113を入力し、
別のオペレータは12143を入力する。記憶部26は
同じ文字を表すものとして両方の記号列を記憶している
ので、オペレータがどちらの記号列を入力しても、゛四
′の文字がモニタ30上に表示される。第7Δ図より第
7E図までと第8Δ図より第8E図までと第9A図より
第9E図までに図示されている特徴のおかげで、システ
ム20は、筆記ストロークを分類するさいに差があるこ
とと、別の異なった筆記順序があることについては非常
に寛容である。この特徴は、初心者がこのシステムを覚
えるにさいして初心者を助けるうえで非常に有用である
。 第5図を参照すれば、例えば、上から数えて6番目の文
字、すなわち、゛跳′の文字についてコード番号の2つ
の記号列が記入されている。両方の記号列が記憶部26
に記憶されているので、どちらの記号列を入力しても、
同じ文字を取り出して、゛跳1という同じ文字をモニタ
上に表示することができる。 第1O図は、本発明の好適な実施例に係るモニタ30の
正面図である。第1O図に示されているように、壬二夕
30のスクリーン・デイスプレィは3つの領域、すなわ
ち、ワーク領域50と未決文字領域52とテキスト領域
54を備えている。 キーボード22を介してオペレータにより筆記ストロー
クが入力されるにしたがって、入力された筆記ストロー
クがワーク領域50に表示される。 実際に押したキーの頂面がコード番号の代わりに順番に
表示されるので、システムを操作するオペ−レータはコ
ード番号に気を使う必要がなく、ワ一り領域に表示され
る筆記ストロークを目視するだけでタイピング・エラー
を同定することができることは理解していただけよう。 コントローラ24は、コード番号といっしょに入力され
た各筆記ストロークを同定し、入力されたコード番号の
記号列を記憶部26に記憶されている記号列と比較する
ことにより、特定の文字が明確に同定されたかどうかを
判定する。判定が行われた後、このような文字が記憶部
26から取り出され、モニタ30のデイスプレィ・スク
リーン上の未決文字領域52に表示される。未決文字領
域52に示された文字が所要の文字であることをオペレ
ータが理解すると、オペレータは第6図に示されている
スペース・バーを操作し、未決文字領域52にある文字
をテキスト領域54に移動させる。ワーク領域50が用
意されているので、オペレータは入力された実際の筆記
ストロークをチエツクしてミスティクを見つけだし、第
6図に示されているバックスペース・キーを操作してこ
れらのミスティクを消去する。 中国語と日本語の漢字の多くは複数の゛語根′に分解す
ることができる。オペレータを支援する手段として、記
憶部26はこのような語根を表すコード番号の記号列を
記憶するとともに、このような語根の一部を表すコード
番号の記号列を記憶しており、語根またはこのような語
根の一部が適確に同定されたとき、語根またはこのよう
な語根の一部をワーク領域50内で表示することができ
る。以下、このような語根と語根の−・部を弔に部分的
な文字と称す。 日本語の漢字である゛齢1を表すこのような部分的な文
字の表示が第10図に図解されている。 この文字を入力するとき、オペレータは文字の中の語根
56の上部左側の部分から作業を始める。 筆記ストロークを表示する実際のキーキャップだけがワ
ーク領域50に現れるが、このような筆記ストロークの
数字的なコードはワーク領域50には現れないことは理
解していただけよう。しかし、本出願発明を容易に説明
することができるようにするため、数字的なコードはス
クリーン・ディスプレイ上にあるキートップ・タイプの
筆記ストローク・デイスプレィの下に記入される。この
ようなコード番号は実際には必要としないかまたはデイ
スプレィ自身上に示されるものであることは理解してい
ただけよう。コード番号4を備えた6番目の筆記ストロ
ークが入力されたとき、131344314451のコ
ード番号の記号列を有する語根56は、131344の
記号列と記憶部26の中に記憶されている部分的な文字
を表すコード番号の記号列との比較に基づいてすでにコ
ントローラ24により同定されている。しかるのち、コ
ントローラ24が動作して、モニタ30は入力された6
つの筆記ストロークより成る語根56の一部を表示する
。語根の一部を表示することができるようにするため、
記憶部26と28は語根56と該語根56の記号列を記
憶しているだけでなく、このような語根の一部に対応し
たコード番号の記号列といっしょに語根58より68ま
でのいろいろ異なった部分をも記憶している。したがっ
て、コントローラ24が機能して、131344のコー
ド番号の記号列が部分的な文字58の一部を表す記憶部
26に記憶されている記号列と同じであることが明らか
さなると、コニトローラ24が機能し、前記部分的な文
字58が形状記憶部28から取り出され、モニタ30の
ワーク領域50で表示される。 語根56の部分58より68までとこれに対応したコー
ド番号の記号列は全文字の場合と同様なやり方でキー筆
記ストローク記憶部26と形状記憶部28の中に記憶さ
れる。言い換えれば、部分58より68までと部分的な
文字56は形状記憶部28の中に記憶され、これに対応
したコード番号の記号列は記憶部26の中に記憶される
。記号列131344が入力され、この結果、部分58
が表示された後、オペレータはコード番号3についてキ
ー筆記ストロークを入力する。コントローラ24は記憶
部28で記号列1313443を同定し、文字部分60
を形状記憶部28から取り出し、第1O図に示されてい
るようなワーク領域50に表示する。オペレータが同様
なやり方でコード番号1445を入力するにしたがって
、文字部分62より68までが順次同定されて表示され
る。 しかるのち、オペレータは語根56を完成させる次のコ
ード番号1を入力する。このとき、語根56はワーク領
域50に表示される。次のコード番号4を入力すること
により゛齢′を表す漢字が明確に同定される。コントロ
ーラ24が動作して、このような文字が記憶部28から
取り出され、同定された文字を表示するために上述と同
じやり方でモニタ30の未決文字領域52に同定された
文字が表示される。オペレータが第6図に示されている
キーボード上のスペース・バーを押すことにより、未決
文字領域52に表示された文字が次の領域54に入力さ
れ、この文字が受け入れられる。 データが入力されるにしたがって、このコード化システ
ムはスクリーン上に文字を形成するので、部分的な文字
を表示する上述の特徴は、コード化システムに熟知して
いないオペレータにとって非常に有用である。一部の文
字については、各筆記ストロークが入力されるにしたが
って、ワーク領域50に表示されている文字に前記筆記
ストロークが加えられことをオペレータは実際に理解す
ることができるので、オペレータが正しい作業を行って
いることを再確認することができる。 漢字は2つ以上のグループをなして使用されるのが一般
的である。このような合成語は、単一の文字では表示さ
れないいろいろな言葉または成句を作る。例えば、霜を
表す漢字に(ffl)0)漢字を続けると、2つの漢字
を合わせたものは霜が降る棟を意味する。同様に、霜を
表す漢字に(IJII)の漢字を続けると、2つを合わ
せたものは霜よけを意味する。ある漢字から始まる合成
語の包括的なリストが辞書の中のこの漢字の後に記載さ
れている。このリストは、単一の文字を越えて、通常、
第1の文字のデータ記号列を短(伸ばすことにより第2
の文字とこれに続く文字を記載することができる比較的
長いデータ記号列を作る機会を提供している。本発明に
係る装置の中に文字が順次記憶されるので、入力の速度
と効率の点で大きな特長が得られる。例えば、上述の霜
“の文字については、10の入力を挙げることができ、
該l。 の入力を霜に継続させて合成語を作るにあたり、前記入
力を非常に容易に処理することができる。 (゛霜′を表す記号列を示すことなく)これらの10の
データ記号列が第12A図に記入されている。データ記
号列に示されている各数字は、(適当な筆記ストローク
のカテゴリに従って選択された)1つの筆記を表示して
いる。いずれの場合でも、全記号列は、ペン、鉛筆また
は筆を使用して文字を印字するときに、オペレータが実
行しなければならない筆記ストロークの数を示している
。 各記号列にあるピリオドは、いずれの文字も別個に使用
されるとき、すなわち、合成語の中の文字として使用さ
れないとき、(本発明の装置を使用して)各文字を適確
に同定するために必要とされるデータ記号列の長さを示
している。各データ記号列の中にある(X)は、゛霜′
の文字が前にくる合成語の中に使用されるこれらの文字
を同定するために必要なデータ記号列の長さを示してい
る。 これら10の文字を手作業により書くために必要な筆記
ストロークの中間数は9ストロークである。 本発明に係る装置を使用してこれら10の文字を独立し
た文字として同定するために必要とされるキーストロー
クの中1r11数は7キーストa−りである。′霜′に
続く文字としてこれら10の文字を同定するために必要
とされるキーストロークの中間数は2キーストロークで
ある。 上述のキーストロークは記憶部に記憶される。 霜“は(手作業のやり方と比ベア筆記ストローク節約し
た’)342]444431として記憶される。合成語
を形成する文字としてこの文字と関連した他の10の文
字がデータ記号列の延長体としてこのデータ記号列を越
えて記憶部の中に記憶される。第12B図を参照のこと
。 第12B図に示されている表示SBは、スクリーン・デ
イスプレィによりオペレータに提供された文字を受け入
れるために本発明の好適な実施例に従った装置に使用さ
れるキーであるスペイス・バーにより表示される。SB
に続くボックス内に記入された数字は、(342144
4431)により表示される霜の文字を包存した合成語
の中の第2の文字としてこれらの文字を同定するために
必要なキーストロークである。ボックス内の数字の右に
ある数字は、合成語の中の第2の文字としてよりも独立
した文字としてこれらの文字を同定するために通常必要
とされるデータ記号列の残りのものである。この部分を
保持する目的は、オペレータが実際にはこの文字を要求
しておらず、合成語を形成していない霜“とは別個の文
字を求めているにすぎないかどうかをコントローラが判
定することができるようにすることである。例えば、オ
ペレータがスペース・バーを押すことにより霜に文字が
受け入れられた後における次の筆記ストロークが1であ
る場合、′囲′を表す文字はlの筆記ストロークを使用
して゛霜′で始まる合成語のグループ内の唯一の文字で
あるので、未決文字領域で囲の文字が表示される。オペ
レータが囲の文字を求めているときは、スペース・バー
を押すことによりオペレータはこの文字を受け入れ、囲
の文字を霜“に加えることによりテキスト・ライン上に
ff1l/fl’を作ることができる。しかし、オペ
レータが囲の文字を求めておらず、(゛職業′または゛
ビジネス′)を意味する(業)のごとく゛霜′と!ム働
して合成語を形成しないことがはっきりしていて、11
4という独自のデータ記号列を有するコード番号Iで始
まる別の文字を求めている場合、オペレータが求めてい
る記号列の中の第2のコード番号lをたたくと、データ
記号列が第2のコード番号が2である文字のデータ記号
列から逸脱しているものとコントローラは判断する(第
12B図を見れば分かるように、記憶されている記号列
全体は1233341である)。第12B図より明らか
なように、゛霜′とつながるコード番号lで始まる他の
記号列は見あたらない。 記号列は可能性のある合成語の記号列から外れているの
で、コントローラが動作して、デイスプレィは提供され
た文字を消去する。この場合、コンピュータは2つの文
字より成る合成語(AI3と称す)とこれと異なった別
個の文字(B’ と称す)をさがし求める。 特定の2つの文字より成る合成語ABが設定されていて
、1つまたは複数の3つの文字より成る合成語ABCが
存在する場合、次の文字を求めるデータ記号列の入力が
始まると、コンピュータは記号列が可能性のある合成語
ABCの中の第3の文字Cを表す記号列とマツチしてい
るかどうかを調べるだけでなく、前記記号列が別の合成
語BC′の中の第2の文字C′を表す記号列とマツチし
ているかどうかまたは第2の文字がC′であるかどうか
も調べる。入力された最初の筆記ストロークが可能性の
あるABCより成る合成語のいずれかの中のCまたは可
能性のあるBC’ より成る合成語の中のC′を表すデ
ータ記号列の形成を始めていないときはただちに、AB
CまたはBC’を求める作業を終らせるようにしてもよ
いことは勿論のことである。同様に、のちほど前記の文
字を表すデータを入力するさい、データ記号列がABと
Bを何する合成語を形成する可能性のあるCの文字また
はC′の文字のすべてから外れているときは、これらの
合成語のいずれかを求める作業が終了することは勿論の
ことである。しかし、CまたはC′がC′の011にあ
ることが判明したときは、CまたはC′がオペレータに
提供されることになる。前記CまたはC′がオペレータ
に提供されると、オペレータはデータの入力を継続する
。作りつつあるデータ記号列が提供された文字の記号列
から外れているときは、前記の文字が消去されるだけで
なく、次の文字を表すデータが入力されたときに前記の
合成語についてさがし求める作業は行われない。例えば
、ABCとBC’ とC′をさがし求めるとき、オペレ
ータがC′を求めていて、次の文字であるDを表す記号
列の入力を始めると、コンピュータはΔBCDまたはB
CD’をさがし求めることはせず、可能性のあるCDと
可能性のあるD′だけをさがし求める。C′が有利とな
るようABCとBC’ は受け入れられていないので、
データ記号列を形成しはじめるにあたり、ABCとBC
’ は有効な可能性をもはや提供するものでない。しか
るのち、可能性のある使用可能な合成語の数と長さが自
動的に調節される。したがって、データを入力している
とき、コンピューターに要求されるさがし求め作業の数
が制約されることになる。 (特に、複雑な合成語の場合にそうであるが)漢字のほ
とんどは合成語の一部として筆記されるので、上述の特
徴のおかげで時間を大幅に節約することができる。入力
の数が減少するので、可能性のあるエラーの数も減少す
る。合成語が2つ以上の文字から構成されている場合、
この゛合成語の特徴“に基づいて能率を大幅に高めるこ
とができることがはっきりとなることがしばしばである
。 例えば、゛電子顕微鏡′を作る合成語は5つの文字(電
子顕微鏡)から構成されている。この合成語は電気を表
す文字で始まっている。子供を表す文字が補足された電
気を表す文字は電子を意味する合成語を提供する。電気
を表すコード番号の記号列は342144441233
である。子供を表すコード番号の記号列は273である
。子供を表す文字が電気を表す文字に続くことにより電
子を意味する合成語が形成される場合、子供を表す記号
列を入力するには最初の2つのコード番号を必要とする
にすぎない。したがって、電子を意味する合成語を表す
コード番号の記号列は342144441233/SB
/27である。ここで、/S B/は、文字を受け入れ
て、この文字をテキスト・ラインに移動させるキーを表
示している。 この場合、個々の文字を表す2つの別個の記号列を同定
する代わりに、電子を表す合成語より成る記号列を同定
するさいほとんど節約が行われていないように思われる
が、電子顕微鏡を表す5つの文字より成る合成語を同定
する場合、大幅な節約が得られる。5つの文字は電気と
子供を表す2つの文字と3つの補足的な文字から構成さ
れている。これらの3つの補足的な文字を手で書く場合
、50を上回る筆記ストロークが必要である。したがっ
て、5つの別個のコード番号の筆記ストロークにより別
個に5つの文字を同定するときは、5つの文字を個々に
同定するには多数のキーストロークを入力することが必
要である。5・つの文字を表す合成語より成る記号列を
全体として同定するようにすれば、コントローラ24に
より5つの文字より成る合成語を独自のものとして設定
するには、2つの筆記ストロークを電子を表す合成語よ
り成る記号列に加えることを必要とするにすぎない。5
つの文字より成る合成語を表す記号列全体は34214
4441233/SB/27/SB/1/SBである。 最初のSBは電気を表す文字を受け入れるものであり、
二番目のSBは電子を表す合成語を受け入れるものであ
る。文字キーの二番目の端部に続くコード番号lは、5
つの文字より成る合成語の中の三番目の文字である゛平
明′または゛透明′を表す文字を同定するものである。 記憶部26に記憶されている合成語を表す記号列の中に
はコード番号の組み合わせのごときもの以外なにも記憶
されていない。第4と第5の文字が第3の文字に続かな
い限り、第3の文字は最初の2つの文字に続かないので
、記号列の中の最後の゛ 1′である単一のキーストロ
ークを使用する場合、第4と第5の文字は第3の文字と
いっしょに提供されることになる。かくして、5つの文
字より成る合成語を入力するさい約50ストローク節約
されたことになる。5つの文字より成る合成語を表す記
号列の中のコード番号の数としては、英語でこの用語を
表現する場合より1つ少ないキーストロークを必要とす
るにすぎない。 オペレータが電子顕微鏡を入力したくないこともある。 この場合、゛子供′の言葉の後に入力される第3の文字
は2つの前の文字とは全く無関係である。このような場
合、オペレータはタイピングを続けるだけであって、5
つの文字より成る合成語の中の最後の3つの文字が消去
され、オペレータが実際に所望する無関係な文字と取り
換えられる。 入力されたコード番号の記号列が1つより多くの文字に
対応する場合、重複の問題が生じる。このような問題は
、゛辞書に基づく′中国語の文字用のコード化システム
、すなわち、データ記号列が記憶部から文字を呼び出す
ようにされたコード化システムに特有であるように思わ
れる。重複が生じると、これらの文字のうち最も一般的
に使用される文字がモニタ30上のスクリーンに送られ
る。同時に、一般にはさほど使用されていない1つまた
は複数の別の文字が最も一般的に使用される文字と並ん
で括弧の中に入れて使用されるので、オペレータは単一
のキーストロークにより選択することができる。 重複の数は本発明に係る゛合成語′の特徴により大幅に
減少する。漢字を書く筆記のほとんどは、組み合わせた
状態の文字、すなわち、゛合成語′の場合より単一の文
字の場合のほうが漢字を書(筆記動作は少なくてすむ。 このおかげで、二、玉子の単一の文字を知ることで、か
なり大きくて豊富な意志伝達手段を形成することができ
る。教育を受けた日本人はおそらく(それぞれが英語の
1つの言葉に相当する)玉子から三千の個々の文字を覚
えており、中国人はおそらくこの2倍の文字を覚えてい
るものと思われるが、これらの文字のいろいろな組み合
わせから作られる二、三方を上回る言葉と成句を見分け
ることができよう。これらの合成語は独特のものである
ことは勿論のことであり、これらの合成語のコード番号
の記号列は一般に単一の文字より長くかつ複雑であるの
で、重複が生じる可能性は非常に低い。単独では重複が
生じる文字でも、1つまたは複数の他の文字と組み合わ
せて筆記される場合、重複の問題を引き起こすおそれは
少ない。例えば、力を表す文字は刃または刀と同じコー
ド番号の筆記列を有するが、他の文字と組み合わせると
、まぎれが生じることはめったにない。その理由は、個
々の意味が異なるので、刃を表す文字の場合と同様、力
を表す文字が他の文字と組み合わされることが少ないか
らである。 したがって、他のシステム、例えば、6.6%のワンの
システムや1.2%のり一のシステムと比べ、重複の問
題が生じる可能性は非常に少ない。 大人が筆記するさい合成語を使用する頻度は高いので、
本発明が適用される場合の重複率は0,5%より低く、
合成語が複雑になるほどさらに減少する。 上述の本発明に係る合成語の特徴は辞書ベースのコンピ
ュータ言語システム、すなわち、データ記号列が記憶部
から記号または言葉を呼び出すシステムに使用すること
ができる。このシステムは、既製の成句にあわせて選択
するようにされた英語のような言語または簡単な言葉を
グループ化することにより複雑な言葉が構成されるドイ
ツ語のような言語にも使用することができる。 第11A図と第11B図は、本発明の好適な実施例に係
るシステム20の動作を図解したフローチャートである
。第11Δ図に示されているように、システム20の動
作が始まった後、第1のキーストロークが入力される(
ステップ100)。 コントローラ24は、入力された単一のコード番号の記
号列が記憶部26に記憶されている記号列にマツチして
いるかどうかをチエツクして調べる。 マツチしている記号列であることが分かると、この記号
列により表示される対応した文字の形状が、IC!憶部
28から取り出されてモニタ30上に表示される(ステ
ップ102)。文字が未決定であることを指示するため
に音が鳴り響くかまたはサウンド・ジェネレータが堤供
された文字または合成語を発声する。第4図に示されて
いるサウンド・ジェネレータ32が音または声を発生す
る。所要の文字が表示されると、別のキーストロークを
入力させるかどうかをチエエフして調べる(ステップ1
04)。次のキーストロークがスペース・バーであると
(ステップ106)、このことは表示された文字がオペ
レータが要求している文字であることを意味する。この
ような場合、コントローラ24が動作して、モニタ30
のテキスト領域54に文字が入力されて表示され、コン
トローラ24はステップ100に戻り、次の文字を求め
て入力されたキーストロークをモニタする。次のキース
トロークがスペース・キーでない場合、未決文字領域5
2に表示された文字がオペレータが要求している文字で
ないことが指示され、コントローラ24はステップ10
4に戻り、別のキーストロークをチエツクする。 ステップ100で最初のキーストロークを入力した後、
所要の文字が表示されないときは、オペレータは別のキ
ーストロークを入力する(ステップ112)。このとき
、コントローラ24は、第11B図に示されている部分
的な文字用のデイスプレィ・サブルーチンに入る。キー
ストロークがステップ112で入力されたが、記号列が
記憶部26に記憶されている記号列と異なっているとき
は、コントローラ24が動作して、サウンド・ジェネレ
ータ32が音を発生してエラーを指示し、エラー・メッ
セージが表示される(ステップ114)。音によりエラ
ーが指示されると、オペレータはバックスペースを押す
(ステップ116)。点cでルーチンは第11A図に示
されているフローチャートに戻る。オペレータは別のキ
ーストロークを入力しくステップ112)、前の入力を
消去し、次のキースト」−りを入力する。エラーが指示
されないときは、ワーク領域50にキーストロークが表
示される(ステップ118)。入力されたキーストロー
クが記憶部26に記憶されている部分文字を表す記号列
とマツチしているかどうか、コントローラ24がチエツ
クして調べる。このような記号列が見つからないときは
、コントローラ24は第11八図に示されているフロー
チャートに記入されているb点に進む。記号列が見つか
ると、該記号列により同定された部分的な文字がワーク
領域50に表示されかつ/または完全な文字が上述の未
決文字領域に表示される。 第11Δ図を参照すれば、入力されたキーストロ−りが
スペース・バーであるかどうかを点すにおいてコントロ
ーラ24がチエツクして調べる(ステップ122)。入
力されたキーストロークがスペース・バーでないときは
、コントローラ24はステップ102に戻る。入力され
たキーストロークがスペース・バーであるときは、入力
されたキーストロークを表示するコード番号を表す記号
列が記憶部26に記憶されているどの記号列とマツチし
ているのかどうかをコントローラ24がチエツクして調
べる。記号列が見あたらず、モニタ30上に文字が表示
されない場合、このことはタイピング・エラーがあった
ことを指示するものである(ステノア’l 24)。エ
ラー・メッセージがモニタ30上に表示され、タイピン
グ・エラーがあったことを指示するため音が発生する。 このような場合、オペレータはバック・スペース・キー
をたたき、前の入力の1つまたは複数を消去してステッ
プ112に戻り、エラーが生じたステップから継続する
かまたはバック・スペース・キーをたたいて再スタート
する。モニタ30上に表示された文字が所要の文字でな
い場合、このことはタイピング・エラーがあったことを
指示するものである。 エラー・メッセージが再表示され、オペレータはミステ
ィクを訂正する。コントローラ24が所要の文字を表示
するマツチした記号列を見つけ、所要の文字がモニタ3
0上に表示されると、文字について1つより多くの選択
が表示されているかどうかを観察して調べる(ステップ
128)。重複があるときにこのようなことが生じる。 しかし、上述のように、このようなことは頻繁に生じる
ことはない。同等な文字を呼び出せないときは、所要の
文字が見つかったことであり、オペレータはスペース・
バーを押すことにより文字をテキスト・ラインに移動さ
せることができる。同等の文字が未決文字領域52に表
示されると、キーストロークは1つの文字を選択し、他
の文字を消去する(ステップ132)。同等の文字のう
ちの1つを選択すると、コントローラ24はステップ1
00に戻り、次の文字を求めるためにキーストロークを
モニタする。 日本語の仮名 日本語に使用される完全な入力システムは、オペレータ
が仮名と漢字にアクセスすることができることを必要と
する。日本語の音節文字である仮名には2つの態様、す
なわち、2組の同等な記号があり、いずれの態様を使用
しても日本語の言葉を音声通りに書(ことが可能である
。2つの態様は平仮名と片仮名と呼ばれているものであ
る。平仮名は平均して新聞記事の約45%を占めており
、片仮名は5%程度を占めている。(他の50%は漢字
である。記事の内容によるが、少数の英語も使用されて
いる。)片仮名は、外観の点では2つの仮名のうちのよ
り角張ったほうの仮名である。 片仮名は簡単な漢字に若干似ている。片仮名の多くは外
国語と外国人の名前を書(ために使用されているととも
に、少数の他の特殊な目的に使用されている。平仮名は
、外観の点では2つの仮名のうち湾曲が多いほうの仮名
である。平仮名の外観には漢字の外観に対応したものは
なにもないように思われる。 この音節文字の2つの態様はそれぞれ46の記号から構
成されており、それぞれの記号は特定の音を表している
。2つの仮名の態様はそれぞれ、他の態様の仮名に対応
した記号を備えている。いろいろな手段を使用すること
により補足的な音が若干得られる。すなわち、濁り識別
マークまたは判別マークである(′)と(0)を加える
ことにより(かではなく)りのととき゛声′音が得られ
、小文字の(や)、(き)等の特定の記号の小文字を加
えることにより(きよではなく)きょのごとき゛促′音
が得られる。また、子音を繰り返すために一部の子音に
゛ っ′を前置きしたり、母音を引き伸ばすために゛母
音′仮名を付加することにより補足的な音を得ることが
できる。 このため、本発明の好適な実施例によれば、キーボード
の仮名区画は、両方の仮名のキーと大きさを減縮させる
キーと判別記号それぞれに使用されるキーを備えている
。また、仮名区画は句読点に使用されるキーを備えてい
ることは勿論のことである。 何世紀か前、日本人は、容易に覚えることができるよう
にするため、日本人の音節を゛ 50音表′に並べた。 この50音表は、バーモント州ルットランドと東京に事
務所を持つチャールス・イー・タラトル社が刊行したハ
ダミッツキイとスパン共著の漢字と仮名二日本語を書く
システムのハンドブックと辞書の16ページと17ペー
ジに示されている。16ページと17ページに掲載され
ている表は参考資料としてこの明細書の中に採り入れら
れている。表の下部に子音を並べるとともに、母音を表
を横切って並べることにより作成されている。例えば、
(K列)にはかきくけこがこの順に並べられており、(
M列)にはまみむめもがこの順に並べられている。この
表は今日でも広く使用されているが、現在は46音が使
用されているだけである。これらの仮名は第6図に示さ
れているキーボードの日本語の側のベースとして使用さ
れており、この配置によればキーの必要数を少なくする
ことが可能である。46の音にあわせて46のキーを使
用することができるが、これだけ多くのキーを並べるこ
とは困難であるので、キーボードの漢字の側の一部を使
用することが必要である。この目的のために仮名用に3
列のキーが使用されている。頂部の列には6つの′子音
′キーが配置されているとともに、底部の列には4つの
゛子音“キーが配置されており、中央の列には5つの゛
母音“キーが配置されている。5つの可能性のある母音
との組み合わせが各子音キーの頂部に示されている。例
えば、(かきくけこ)が頂部の列の各キーの上部に示さ
れている。同様に、(あ)のごとき母音それぞれについ
て中央の列に配置されたキーの(10までの)可能性の
あるすべての使い方がキーの頂部に示されている。゛母
音′キーは′子音′牛−とy4なった色を使用して着色
するようにしてもよい。記号を上部に記入した2つのキ
ーを順々に打つことにより各゛子音′の記号(または音
)にアクセスすることができる。一方のキーは゛子音′
のキーであり、他方のキーは′母音′のキーである。オ
ペレータが2つのキーを順々に打つことができるように
することは利点もあるが欠点もある。したがって、本発
明の好適な実施例によれば、オペレータはまず゛子音′
のキーを打つことが要求されている。(子音と連係して
いない)゛母音′は1回のキーストロークにより呼び出
すことができる。大きさを減縮させるキーを押しながら
所要のキーを打つことにより大きさを小さくすることが
できる。片仮名の場合、母音を伸ばすことを指示するた
めに使用されるダッシュを書くために別のキーが用意さ
れている。仮名のキーボードは、通常、平仮名モードの
状Pに保持されている。片仮名に対応したものはシフト
・キーを使用することにより得ることができる。 第6図に示されているキーボードの[1本語の側は下記
のようにA組とB組にまとめられている。 更返名 へ刊 すべての平仮名が50音表に従ってグループ分けされた
15のキー上に配置されている。 −一゛ あ′音を有するすべての平仮名が(10の平仮
名が記入された)1つのキー上にグループ分けされてい
る。 一部゛ い“の音を有するすべての平仮名が(8つの平
仮名が記入された)キー上にグループ分けされている。 一部゛ う′音を有するすべての平仮名が(9つの平仮
名が記入された)キー上にグループ分けされている。 一部゛え′音を有するすべての平仮名が(8つの平仮名
が記入された)キー上にグループ分けされている。 一部゛お′音を有するすべての平仮名が(10の平仮名
が記入された)キー上にグループ分けされている。 且皿 一−’に’音で始まるすべての平仮名が(5つの平仮名
が記入された)キー上にグループ分けされている。 + −sz音で始まるすべての平仮名が(5つの平仮名
が記入された)キー上にグループ分けされている。 一部゛n′音で始まっていて、母音が続いているすべて
の平仮名が(5つの平仮名が記入された)キー上にグル
ープ分けされている。 −一” h’音で始まるすべての平仮名が(5つの平仮
名が記入された)牛−上にグループ分けされている。 +’ mI音とy′音と゛ r′音とw N音を有する
すべての平仮名についても同様である。 −−゛ y’音を有する平仮名は3つあるにすぎず、ま
たW′音を有する平仮名は2つあるにすぎない。 n 音の音節を有する平仮名は1つあるだけである。 所要の゛子音′を存する平仮名を得るには、まずB11
1にある適当なキーをうち、しかるのちA411にある
キーをうつ。2つのキーを使用することにより任意の゛
子音′をイfする平仮名を得ることができる。(A組の
記載から分かる用に)母音を有する平仮名は1回うつだ
けでよい。 n′音の音節を有する平仮名の場合も同様
である。 第6図に示されているキーボードの日本語の側を使用す
ることにより平仮名と片仮名について全部で46の音を
入力することができることは上記の説明より明らかであ
る。50音表は日本語を知っている人にとっては精通ず
みのものであるので、本発明に係るキーボードと入力シ
ステムの使い方を覚えることはこのような人にとっては
簡単なことである。本発明によれば、46の日本語の子
音と母音の文字はそれぞれ、母音の文字と子音の判別手
段より成るデータ記号列を使用することにより同定する
ことができる。゛とうきょう′の中の゛きょう′のごと
き促音(よう音)や濁音(゛声1音)を表すために使用
される日本語の音を表す文字は、母音を表す文字と子音
の判別手段に加えて、促音に使用される大きさを減縮さ
せる判別手段かつ/または濁音判別手段を備えるように
してもよい。このようなデータ記号列は50音表に示さ
れているデータ記号列であるにすぎない。46の日本語
の音を表す文字をコード化して入力する方法を採用する
ことにより、本発明に係るシステムは容易に使用するこ
とができるとともに、音を表す文字それぞれについて1
つのキーを使用するようにして46のキーが使用されて
いる既存の日本語コード化システムより少ない数のキー
を必要とするにすぎない。50音表とデータ記号列は日
本語の言語に精通している人にとってはすでによく知ら
れているものであるので、本発明に係るシステムを使用
するにさいし、英語または英語のアルファベットと音に
基づく入力システムに精通することを必要としない。多
くの日本人は英語を知らないかまたは英語を話すことが
できないので、上述のことは特に望ましいことである。 第4図に示されているシステム20は、中国語の文字ま
たは漢字のコード化に類似したやり方で日本語の仮名を
コード化するために使用することができる。したがって
、キーストローク記憶部26は、 つまった′音や゛声
′音を表す50音表と関連した表のデータ記号列を記憶
し、形状記憶部28は、46の平仮名と46の片仮名な
らびにつまった′音と重複した子音を表す大きさを減縮
させる記号と一部の゛声′音を表す濁音を記憶する。コ
ントローラ24はキーボード22から入力されたデータ
記号列を記憶部26に記憶されているデータ記号列と比
較する。したがって、入力されたデータ記号列が記憶部
26に記憶されているデータ記号列と同じであるときは
、コントローラ24が動作し、このような記号列により
表示された音を表す文字がモニタ30のワーク領域また
は未決文字領域に表示される。コントローラ24はまた
、片仮名シフト・キーをたたいて、平仮名の代わりに片
仮名態様が表示されているかどうかを検出する。可能性
の数が46だけのデータ記号列に限定されているので、
合成語の文字の記号列または第11A図と第11B図に
示されているフローチャートに図解されている重複を同
定するにさいし、日本語の仮名文字をコード化するため
のシステムについて異なった能力を必要としない。 このような観点はさておき、第11Δ図と第1IB図は
日本語の仮名を入力するためのシステム20の動作を図
解している。 仮名にアクセスする別の手段は、片仮名を書き、しかる
のちシフト・キーを使用して平仮名と同等のものを得る
ためにデータ記号列を入力する手段として仮名の筆記ス
トロークのカテゴリを有する漢字用のキーボードを使用
することである(このやり方は上記のアプローチに適合
している)。このやり方は、はとんどの筆記ストローク
の分類システムについて仮名のmlが生じる可能性が高
いが、入力アプローチとしては有用である。 中国語の文字または漢字と日本語の仮名の文字をコード
化する非常に有用でかつ有利なシステムが開示されたこ
とは上記の記載より明らかであろう。このシステムは中
国語と日本語の言語の文字をコード化するのに有用であ
る。このシステムが韓国語のごとき他のタイプの表意文
字をコード化するのにも有用であるとともに、゛合成語
の特徴′は英語を含めた他の言語にも有用であることは
理解していただけよう。このような使い方も本発明の範
囲に含まれるものである。 上述の実施例と詳細な説明はあくまで本発明を説明する
ためのものであるにすぎない。本発明の範囲は特許請求
の範囲の項のみにより限定されるべきである。
第1A図は、本発明の好適な実施例を図解した表であっ
て、各グループに数字コードが与えられている7つのグ
ループのいろいろな筆記ストロークを示した表である。 第1B図より第1E図までは、本発明の別の実施例を図
解した表であって、各グループに数字コードが与えられ
ている複数のグループのいろいろな筆記ストロークを示
した表である。第2A図より第2D図までは、゛木′を
表す漢字の伝統的な筆記順序と、第1図に示されている
分類システムを使用してこのような漢字を書く筆記スト
ロークを表示したコード数字を図解したものである。第
3A図より第3D図は、゛月′を表す漢字の伝統的な筆
記順序と、第1図に示されている分類システムを表示し
たコード数字を図解したものである。第4図は、第1図
に示されている分類システムを使用したコード化システ
ムを具体化する本発明の好適な実施例に従った装置を図
解したブロック・ダイヤグラムである。第5図は、第4
図に示されている本発明の好適な実施例に係る装置を使
用して記憶されたキーストロークの記憶と形状の記憶の
内容の一部を図解したものである。第6図は、第4図に
示されている本発明の好適な実施例に係る装置に使用さ
れるキーボードを概念的に図解したものである。第7A
図より第7E図までと第8A図より第8E図までは、本
発明の好適な実施例に従って漢字の′田′を表す文字を
書く伝統的な2つの異なった筆記順序を図解したもので
ある。第9A図より第9E図までは、本発明の別の好適
な実施例に従って漢字の゛四′を表す文字を書く2つの
可能性のある筆記ストロークの順序を図解したものであ
る。第10図は、第4図に示されている本発明の好適な
実施例に係る装置のモニタ上のスクリーンを図解したも
のである。第11Δ図と第11B図は、第4図に示され
ている本発明の好適な実施例に係る文字をコード化する
装置の動作工程を図解したフローチャートである。第1
2A図と第12B図は、第4図に示されている本発明の
好適な実施例に係る装置の特徴を示したものであって、
該装置の記憶部26の内容を図解したものである。 20・・・システム、22・・・キーボード、24・・
・コントローラ、26・・・記憶部、28・・・形状記
憶部、30・・・モニタ、32・・・サウンド・ジェネ
レータ、40・・・シフト・キー、50・・・ワーク領
域、52・・・未決文字領域、54・・・テキスト領域
、56・・・語根、58.60,62.64.66.6
8・・・文字の一部。 ■ ノ ノコ 月 月 千 午λ 牛2−3 ’f−133 ヒ(− A Fll、− B F1ヤ°3C 白等・3D (oss’+こ5ンへ一市・3に7X5恒d之巧φ、’
n”’a)40 +%う二29 枚−へ〜)イ警・・^
τ゛、づ6vζ()−\t ’、 ?、1\プし・−へ
媚イ虻1 FIG、 5 1″″r7 田 田 12.13E FIG、7A FIG、 7B FIG、 7C FIG、 71” FIG、 7E 1] l= −h 田 汀コ ロTフ (′XD 1λ113 1λI+ 111’?J FIG、 9A ?MG+ 9B FIG、 9C FIG、 9D FIG、 9B (Vj Cつ Cへ さ) ^ rつ rつ 鳴 手 続 ?市 正 書
て、各グループに数字コードが与えられている7つのグ
ループのいろいろな筆記ストロークを示した表である。 第1B図より第1E図までは、本発明の別の実施例を図
解した表であって、各グループに数字コードが与えられ
ている複数のグループのいろいろな筆記ストロークを示
した表である。第2A図より第2D図までは、゛木′を
表す漢字の伝統的な筆記順序と、第1図に示されている
分類システムを使用してこのような漢字を書く筆記スト
ロークを表示したコード数字を図解したものである。第
3A図より第3D図は、゛月′を表す漢字の伝統的な筆
記順序と、第1図に示されている分類システムを表示し
たコード数字を図解したものである。第4図は、第1図
に示されている分類システムを使用したコード化システ
ムを具体化する本発明の好適な実施例に従った装置を図
解したブロック・ダイヤグラムである。第5図は、第4
図に示されている本発明の好適な実施例に係る装置を使
用して記憶されたキーストロークの記憶と形状の記憶の
内容の一部を図解したものである。第6図は、第4図に
示されている本発明の好適な実施例に係る装置に使用さ
れるキーボードを概念的に図解したものである。第7A
図より第7E図までと第8A図より第8E図までは、本
発明の好適な実施例に従って漢字の′田′を表す文字を
書く伝統的な2つの異なった筆記順序を図解したもので
ある。第9A図より第9E図までは、本発明の別の好適
な実施例に従って漢字の゛四′を表す文字を書く2つの
可能性のある筆記ストロークの順序を図解したものであ
る。第10図は、第4図に示されている本発明の好適な
実施例に係る装置のモニタ上のスクリーンを図解したも
のである。第11Δ図と第11B図は、第4図に示され
ている本発明の好適な実施例に係る文字をコード化する
装置の動作工程を図解したフローチャートである。第1
2A図と第12B図は、第4図に示されている本発明の
好適な実施例に係る装置の特徴を示したものであって、
該装置の記憶部26の内容を図解したものである。 20・・・システム、22・・・キーボード、24・・
・コントローラ、26・・・記憶部、28・・・形状記
憶部、30・・・モニタ、32・・・サウンド・ジェネ
レータ、40・・・シフト・キー、50・・・ワーク領
域、52・・・未決文字領域、54・・・テキスト領域
、56・・・語根、58.60,62.64.66.6
8・・・文字の一部。 ■ ノ ノコ 月 月 千 午λ 牛2−3 ’f−133 ヒ(− A Fll、− B F1ヤ°3C 白等・3D (oss’+こ5ンへ一市・3に7X5恒d之巧φ、’
n”’a)40 +%う二29 枚−へ〜)イ警・・^
τ゛、づ6vζ()−\t ’、 ?、1\プし・−へ
媚イ虻1 FIG、 5 1″″r7 田 田 12.13E FIG、7A FIG、 7B FIG、 7C FIG、 71” FIG、 7E 1] l= −h 田 汀コ ロTフ (′XD 1λ113 1λI+ 111’?J FIG、 9A ?MG+ 9B FIG、 9C FIG、 9D FIG、 9B (Vj Cつ Cへ さ) ^ rつ rつ 鳴 手 続 ?市 正 書
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)各文字が該文字を書くために所定の筆記順序に従
って筆記される1つ以上の筆記ストロークから構成され
るようにした文字の集合体をコード化する装置であって
、該装置が、 複数のコード番号の記号列を記憶する第1の手段であっ
て、各記号列が集合体の中の文字を表示していて、集合
体の文字を作成する筆記ストロークが1つ以上の筆記ス
トロークより成る複数のグループに分類され、各グルー
プが所定のコード番号に対応していて、記号列の中の各
番号が該当したグループの中の筆記ストロークのうちの
1つを表示しており、記号列の中のコード番号の順序が
筆記ストロークの前記の所定の筆記順序と同じであり、
記号列がつねに所定の筆記順序の第1の筆記ストローク
を表すコード番号から始まり、記号列が終わるまで中断
することなく前記の順序を追うようになっており、集合
体の中の少なくとも若干の文字については、このような
文字を表示する記号列がこのような文字の筆記ストロー
クの数より少ないコード番号を包有するようになってい
る第1の手段と、 集合体の中の文字の形状を記憶する第2の手段と、 該第2の記憶手段の中に記憶されている文字の形状を表
示する表示手段と、 オペレータがコード番号を入力することを可能にする手
段と、 オペレータによりコード番号が入力されるにしたがって
入力されたコード番号の記号列を第1の記憶手段に記憶
されている記号列と比較するとともに、入力手段により
入力されたコード番号が明確に文字を同定したとき、表
示手段が第2の記憶手段から前記の文字の形状を表示す
ることができるようにするコントローラ手段と より成ることを特徴とする装置。 (2)文字の集合体が常用漢字より成ることと、常用漢
字の文字を書く筆記ストロークの数が、常用漢字の文字
を表示する第1の記憶手段に記憶されているコード番号
の記号列の中のコード番号の数より平均して少なくとも
20%多いこととを特徴とする請求項1記載の装置。 (3)オペレータがコード番号を入力することを可能に
する前記手段が、文字メッセージの端部を入力させるこ
とを可能にする手段を備えていることを特徴とする請求
項1記載の装置。 (4)第1の記憶手段の中に記憶されているコード番号
の記号列の少なくとも一部が文字メッセージの端部を表
す記号を備えていることと、文字メッセージの端部を包
有している入力されたコード番号の順序がこのような文
字のために第1の記憶手段の中に記憶されたコード番号
の記号列とマッチしたとき、表示手段が第2の記憶手段
から文字を表示することにより、前記コントローラ手段
が文字メッセージの端部に応答することとを特徴とする
請求項3記載の装置。 (5)入力されたコード番号の順序が、文字メッセージ
の端部が入力されたときに第1の記憶手段に記憶されて
いるコード番号の記号列とマッチしない場合、コントロ
ーラ手段が作動して表示手段がエラー・メッセージを表
示することを特徴とする請求項4記載の装置。 (6)オペレータがコード番号を入力することを可能に
する前記手段が、オペレータが表示手段により表示され
た文字を受け入れることを可能にする手段を備えている
ことを特徴とする請求項1記載の装置。 (7)第1の記憶手段が、1つの言語における特定の順
序に従っていっしょに使用される少なくとも2つの文字
を同定するためにコード番号の複数の合成語の記号列を
記憶するようにされていて、各合成語の記号列が、オペ
レータによる第1の文字の受け入れを表示する記号で終
わっている第1の文字を表す記号列と、第1の文字を表
す記号に続いた次の文字を表す少なくとも1つの補足的
な記号列とより成ることと、少なくとも一部の合成語の
記号列については、合成語の記号列の中の次の文字を表
す補足的な記号列が、第1の文字と別個に使用されると
きにこのような次の文字を表す第1の記憶手段に記憶さ
れている記号列より短いことと、入力されたコード番号
の順序が次の文字が続く第1の文字を表す合成語の記号
列とマッチしたとき、コントローラ手段が作動して、表
示手段が第1の文字を表示し、しかるのち次の文字を表
示することとを特徴とする請求項6記載の装置(8)3
つ以上の文字より成る少なくとも一部の合成語について
は、合成語を明確に同定するために第2の文字を越えて
1つより多くの文字をさらに入力することを必要としな
いことを特徴とする請求項7記載の装置。 (9)コントローラが作動して、表示手段が合成語の記
号列を同定した結果として第1の文字と少なくとも1つ
の次の文字を表示するとき、合成語の記号列にある次の
文字を表示した後に実際に入力されたコード番号の順序
が表示されている次の文字に対応した合成語の記号列に
あるコード番号と異なったコード番号を備えており、コ
ントローラ手段が作動して、すでに表示された次の文字
が消去されるとともに、異なった文字の記号列が第1の
文字の文字メッセージとマッチした場合、異なった文字
が表示されることを特徴とする請求項7記載の装置。 (10)表示手段が未決文字に使用される第1の表示領
域と、受け入れられた文字に使用される第2の領域とを
備えていることと、コントローラが作動して、入力され
たコード番号が文字を明確に同定したとき、表示手段が
第1の表示領域の文字を表示することと、オペレータが
受け入れを可能にする手段によりこのような文字を受け
入れたとき、コントローラ手段が作動して、受け入れら
れた文字が第2の表示領域に表示されることとを特徴と
する請求項6記載の装置。 (11)オペレータが受け入れを可能にする手段により
文字が受け入れられたとき、コントローラ手段が、受け
入れの後に入力されたコード番号を第1の記憶手段に記
憶されているコード番号の記号列と比較し、受け入れら
れた文字に続く文字を同定することを特徴とする請求項
6記載の装置。 (12)本装置がさらに、入力されたコード番号が第1
の記憶手段に記憶されているどの記号列にもマッチしな
いとき、装置を操作するオペレータに入力エラーを指示
する手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の
装置。 (13)指示手段が作動して、表示手段がエラー・メッ
セージを表示することを特徴とする請求項12記載の装
置。 (14)指示手段が作動して、鳴り響く音がエラー・メ
ッセージを指示することを特徴とする請求項12記載の
装置。 (15)本装置がさらに指示手段を備えていて、該指示
手段が作動して、文字が同定されたことを鳴り響く音が
指示することを特徴とする請求項1記載の装置。 (16)本装置がさらに指示手段を備えていて、該指示
手段が作動して、文字が同定されたときに音声発生装置
が前記の文字をアナウンスすることを特徴とする請求項
1記載の装置。 (17)筆記ストロークのグループが、 左から右に書くすべての水平の筆記ストロークと左から
右へ上向きの角度をなして書くすべての斜めに延在する
筆記ストロークより成る第1のグループと、 すべてのまっすぐな垂直方向の筆記ストロークより成る
第2のグループと、 すべての点と、左または右へ斜め下向きにに延在する上
から下に向かって筆記されるすべての湾曲した筆記スト
ロークより成る第3のグループと、まず左から右に向い
しかるのち急に下に向かって筆記される右上にコーナー
を有するすべての筆記ストロークより成る第4のグルー
プと、 まず下に向かいしかるのち急に左から右に筆記される左
下にコーナーを有するすべての筆記ストロークより成る
第5のグループと、 まっすぐに下に向かうかまたは湾曲して下に向かって筆
記し、しかるのち左に向かうかぎで終わっているすべて
の筆記ストロークより成る第6のグループと、 1つ以上のコーナーを有するすべての筆記ストロークよ
り成る第7のグループと より成ることを特徴とする請求項1記載の装置。 (18)筆記ストロークのグループが、 左から右に向かって筆記されるすべての水平の筆記スト
ロークと左から右に向かって上向きの角度で筆記される
すべての斜めに延在した筆記ストロークより成る第1の
グループと、 すべてのまっすぐな垂直方向の筆記ストロークより成る
第2のグループと、 すべての点と左側または右側で斜め下向きに延在しなが
ら上から下に向かって筆記されるすべての湾曲した筆記
ストロークとより成る第3のグループと、 まず左から右に向かいしかるのち急に下に向かって筆記
される上右にコーナーを有するすべての筆記ストローク
と、まず下に向かい、しかるのち左から右に向かって急
に筆記される下左にコーナーを有するすべての筆記スト
ロークとより成る第4のグループと、 まっすぐに下に向かうかまたは湾曲して下に向かい、し
かるのち左側でかぎで終わっているすべての筆記ストロ
ークより成る第5のグループと、1つ以上のコーナーを
有するすべての筆記ストロークより成る第6のグループ
と より成ることを特徴とする請求項1記載の装置。 (19)筆記ストロークのグループが、 左からも右に向かって筆記されるすべてのまっすぐな筆
記ストロークと、左から右に向かって筆記されるすべて
のまっすぐな斜めに延在する筆記ストロークとより成る
第1のグループと、 すべての点と、垂直方向または斜めに上から下に向かう
任意の長さを有するすべてのまっすぐな筆記ストローク
とより成る第2のグループと、まっすぐに始まり1回ま
たは1回以上急に曲がるすべての筆記ストロークより成
る第3のグループと より成ることとを特徴とする請求項1記載の装置。 (20)筆記ストロークのグループが、 左から右に向かって筆記されるすべての水平な筆記スト
ロークと、左から右に向かって上向きの角度で筆記され
るすべての斜めに延在する筆記ストロークとより成る第
1のグループと、 すべてのまっすぐな垂直方向の筆記ストロークより成る
第2のグループと、 すべての点と、左側または右側で下に向かって斜めに延
在しながら上から下に向かって筆記されるすべての湾曲
した筆記ストロークとより成る第3のグループと、 1つ以上のコーナーを有するすべての筆記ストロークよ
り成る第4のグループと より成ることを特徴とする請求項1記載の装置。 (21)筆記ストロークのグループが、かぎで終わって
いるすべての筆記ストロークを包有したグループより成
ることを特徴とする請求項1記載の装置。 (22)複数のグループがそれぞれ、1つの筆記ストロ
ークを包有していることを特徴とする請求項1記載の装
置。 (23)少なくとも1つの文字について、第1の記憶手
段が前記文字の2つ以上の所定の筆記順序を表示するコ
ード番号の2つ以上の記号列を記憶していることと、入
力されているコード番号の順序が前記の文字を表す第1
の記憶手段に記憶されているコード番号の2つ以上の記
号列のうちのいずれか1つとマッチしたとき、コントロ
ーラ手段が作動し、表示手段が前記の文字を表示するこ
ととを特徴とする請求項1記載の装置。 (24)前記の文字の2つ以上の所定の筆記順序が、1
つの言語の中の文字を表す2つ以上の伝統的な筆記順序
を表示していることを特徴とする請求項23記載の装置
。 (25)少なくとも1つの文字が特定の筆記ストローク
を備えていて、該筆記ストロークが、異なったオペレー
タが異なったグループの中の筆記ストロークを同定し、
この結果、コード番号の2つ以上の異なった記号列が同
じ文字を表示するごときものであることと、第1の記憶
手段が2つ以上の異なった筆記ストロークを記憶してい
ることと、入力されているコード番号の順序が前記の文
字を表す第1の記憶手段に記憶されているコード番号の
2つ以上の記号列のうちのいずれか1つとマッチしたと
き、コントローラ手段が作動して、表示手段が前記の文
字を表示することとを特徴とする請求項1記載の装置。 (26)第2の記憶手段が複数の部分的な文字の形状を
記憶しているとともに、第1の記憶手段が前記の部分的
な文字の筆記ストロークを表示するコード番号の複数の
記号列を記憶していることと、入力されているコード番
号が第1の記憶手段に記憶されている前記の部分的な文
字の記号列を明確に同定したとき、コントローラ手段が
作動して、第2の記憶手段に記憶されている部分的な文
字の形状が表示手段により表示されることとを特徴とす
る請求項1記載の装置。 (27)前記表示手段が文字を表示するスクリーンを備
えていて、該スクリーンが、正しく入力された文字を表
示する第1の領域と、入力されたコード番号の記号列の
候補としてコントローラ手段により同定された文字を表
示する第2の領域と、入力された筆記ストロークの順序
を表示する第3の領域とを備えていることを特徴とする
請求項1記載の装置。 (28)第2の記憶手段が複数の部分的な文字の形状を
記憶するとともに、第1の記憶手段がこのような部分的
な文字の筆記ストロークを表示するコード番号の複数の
記号列を記憶していることと、入力されたコード番号が
第1の記憶手段に記憶されているこのような部分的な文
字の記号列を明確に同定したとき、コントローラ手段が
作動して、第2の記憶手段に記憶されている部分的な文
字の形状が表示手段により表示されることとを特徴とす
る請求項27記載の装置。 (29)コントローラ手段が作動して、部分的な文字の
形状が表示されたとき、該形状が第3の領域に表示され
ることを特徴とする請求項28記載の装置。 (30)日本語の子音の文字と母音の文字より成る日本
語の仮名文字をコード化する装置であって、該装置が、 文字の形状と各文字に対応したデータ記号列を記憶する
手段であって、各データ記号列が母音の文字より成るか
または母音の文字と子音の同定手段とより成るようにし
た記憶手段と、 該記憶手段に記憶されている文字の形状を表示する表示
手段と、 オペレータがデータ記号列を入力することを可能ならし
める手段と、 オペレータにより入力されたデータ記号列を記憶手段に
記憶されているデータ記号列と比較するとともに、オペ
レータにより入力されたデータ記号列が明確に文字を同
定したとき、表示手段が記憶手段から前記の文字の形状
を表示することができるようにしたコントローラ手段と より成ることを特徴とする装置。 (31)記憶手段が促音(よう音)と濁音を指示する日
本語の文字を記憶するようになっていて、データ記号列
がこのような文字に対応するとともに、このようなデー
タ記号列が、母音の文字と子音の同定手段に加えて、促
音かつ/または濁音の同定手段を表す大きさを減縮する
同定手段を備えていることと、オペレータが記号列を入
力することを可能ならしめる手段が促音と濁音の同定手
段を入力することを可能ならしめ手段を備えていること
とを特徴とする請求項30記載の装置。 (32)オペレータが記号列を入力することを可能なら
しめる手段が、15のキー、すなわち、母音の文字を入
力する5つのキーと10の子音の同定手段を入力する1
0のキーを備えており、15のキーを使用してオペレー
タが46の平仮名と46の片仮名の記号を入力すること
が可能であることを特徴とする請求項30記載の装置。 (33)記憶手段に記憶されているデータ記号列が、子
音の文字に対応したデータ記号列の中で子音の同定手段
が母音の同定手段の前に置かれるよう配置されているこ
とを特徴とする請求項30記載の装置。 (34)オペレータが記号列を入力することを可能なら
しめる手段が、中国語の文字を入力するのに適している
とともに、オペレータが片仮名の文字またはこれに対応
した平仮名の文字を選択することを可能ならしめる選択
手段を備えていることを特徴とする請求項30記載の装
置。 (35)各文字が該文字を書くために所定の筆記順序に
従って筆記される1つまたは複数の筆記ストロークから
構成するようにされた文字の集合体をコード化する方法
であって、該方法が、 複数のコード番号の記号列を記憶する工程であって、各
記号列が集合体の中の文字を表示していて、集合体の文
字を作成する筆記ストロークが1つまたは複数の筆記ス
トロークより成る複数のグループに分類され、各グルー
プが所定のコード番号に対応していて、記号列の中の各
番号が該当したグループの筆記ストロークのうちの1つ
を表示しており、記号列の中のコード番号の順序が筆記
ストロークの前記の所定の筆記順序と同じであり、記号
列がつねに所定の筆記順序の第1の筆記ストロークを表
すコード番号から始まり、記号列が終わるまで中断する
ことなく前記の順序を追うようになっており、集合体の
中の少なくとも若干の文字については、このような文字
を表示する記号列がこのような文字の筆記ストロークの
数より少ないコード番号を包有するようになっている記
憶工程と、 文字の形状を記憶する工程と、 オペレータによりコード番号が入力されるにしたがって
入力されたコード番号の記号列を記憶されている記号列
と比較するとともに、オペレータにより入力されたコー
ド番号が明確に文字を同定したとき、該文字の形状を表
示する工程と より成ることを特徴とする方法。 (36)日本語の子音の文字と母音の文字より成る日本
語の仮名文字をコード化する方法であって、該方法が、 文字の形状と各文字に対応したデータ記号列を記憶する
工程であって、各データ記号列が母音の文字より成るか
または母音の文字と子音の同定手段とより成るようにさ
れた記憶工程と、 オペレータによりデータ記号列が入力されるにしたがっ
て入力されたデータ記号列を記憶されているデータ記号
列と比較するとともに、オペレータにより入力されたデ
ータ記号列が文字を同定したとき、前記の文字の形状を
表示する工程とより成る方法。
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