JP4661777B2 - コードレス通信システム - Google Patents

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Description

本発明はコードレス通信システムに関し、特に、通常時よりも消費電力が抑制された低消費電力モード時における消費電力を低減することができるコードレス通信システムに関するものである。
親機と子機との間で無線による通信を行う電話機などのコードレス通信システムに関しては、例えば、特許文献1記載のデジタル変調方式のコードレス電話装置が知られている。このデジタル変調方式のコードレス電話装置は、親機と子機とを備え、親機と子機との通信が終了すると、親機と子機とは共に待機状態に戻るように構成されている。そして、親機と子機とが待機状態に戻ると、親機は子機に対して、一定周期でデータを送信し、その送信されたデータを子機が一定周期で受信する。さらに、子機が親機からのデータを受信すると、子機は親機へ応答のデータを送信する。このように、かかる特許文献1には、一定周期で親機と子機とが送受信を行うデジタル変調方式のコードレス電話装置が開示されている。
上述のように、一定周期で親機と子機とが送受信を行うのは、デジタル変調方式のコードレス電話装置では一般的に周波数ホッピング方式のスペクトラム拡散技術を採用しており、親機と子機とは互いに定期的に送受信を行う周波数を変更しているので、親機と子機とが送受信を行う周波数を常に同一に保つ必要があるからである。このように、一定周期で親機と子機とが送受信を行うことによって、親機が、公衆回線からの着呼を検出し、子機に受話データを送信しても、子機は即座に親機から送信された受話データを受信することができる。
特開平6−338838号公報
しかしながら、デジタル変調方式のコードレス電話装置では、待機状態において、一定周期で親機と子機とが送受信を行っているので、親機と子機とが互いに送受信を行う送受信部に電力を供給する必要がある。万一、親機と子機との送受信部への電力を遮断すると、親機が公衆回線からの着呼を検出しても、親機から子機へ受話データを送信することができないし、もし親機が子機へ受話データを送信できたとしても子機の送受信部に電力が供給されていないので、子機は親機から送信された受話データを受信することができない。よって、コードレス電話装置は、待機状態になり、例えば所定時間経過して、その待機状態が通常時よりも消費電力が抑制された低消費電力モードに移行した場合にも、送受信部に供給される電力を完全に遮断することができず、低消費電力モード時にコードレス電話装置で消費される電力を低減することができないという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、通常時よりも消費電力が抑制された低消費電力モード時における消費電力を低減することができるコードレス通信システムを提供することを目的としている。
この目的を達成するために請求項1記載のコードレス通信システムは、通信回線と接続され、無線通信を実行する親機無線通信手段を有する親機と、その親機の親機無線通信手段と無線通信を実行する子機無線通信手段を有する子機とを備え、前記子機は、前記子機無線通信手段とは別に設けられ、信号の通信を行う子機通信手段と、前記子機無線通信手段への電力供給を実行する通常モードと該電力供給を遮断する低消費電力モードとに切り替える子機切替手段とを備え、前記親機は、前記親機無線通信手段とは別に設けられ、前記信号の通信を行う親機通信手段と、前記親機無線通信手段への電力供給を実行する通常モードと該電力供給を遮断する低消費電力モードとに切り替える親機切替手段と、前記親機への使用者による入力操作を検出する親機入力検出手段と、前記通信回線の開放後所定時間経過した場合または前記親機入力検出手段による入力操作の検出が所定時間経過してもない場合に、前記親機無線通信手段または親機通信手段の少なくとも一方から子機停止信号を送信させると共に、前記親機切替手段によって前記親機無線通信手段への電力供給を遮断して低消費電力モードとする親機停止制御手段とを備え、前記子機は、前記子機通信手段または前記子機無線通信手段の少なくとも一方から前記子機停止信号を受信した場合に、前記子機切替手段によって前記子機無線通信手段への電力供給を遮断して低消費電力モードとする子機停止制御手段を備えている。
請求項2記載のコードレス通信システムは、請求項1記載のコードレス通信システムにおいて、前記親機は、前記通信回線からの着呼を検出する親機着呼検出手段と、前記親機切替手段によって前記親機無線通信手段への電力供給が遮断された低消費電力モードにおいて、前記親機着呼検出手段が着呼を検出した場合または前記親機入力検出手段が入力操作を検出した場合に、前記親機通信手段により子機起動信号を送信させると共に、前記親機切替手段に前記親機無線通信手段への電力供給を実行させて低消費電力モードを解除し通常モードとする親機起動制御手段を備え、前記子機は、前記子機切替手段によって前記子機無線通信手段への電力供給が遮断された低消費電力モードにおいて、前記子機通信手段により前記子機の低消費電力モードを解除させる子機起動信号を受信した場合に、前記子機切替手段に前記子機無線通信手段への電力供給を実行させて低消費電力モードを解除し通常モードとする子機起動制御手段を備えている。
請求項記載のコードレス通信システムは、通信回線と接続され、無線通信を実行する親機無線通信手段を有する親機と、その親機の親機無線通信手段と無線通信を実行する子機無線通信手段を有する子機とを備え、前記親機は、前記親機無線通信手段とは別に設けられ、信号の通信を行う親機通信手段と、前記親機無線通信手段への電力供給を実行する通常モードと該電力供給を遮断する低消費電力モードとに切り替える親機切替手段とを備え、前記子機は、前記子機無線通信手段とは別に設けられ、前記信号の通信を行う子機通信手段と、前記子機無線通信手段への電力供給を実行する通常モードと該電力供給を遮断する低消費電力モードとに切り替える子機切替手段と、前記子機への使用者による入力操作を検出する子機入力検出手段と、前記親機からの無線通信を検出する無線通信検出手段と、前記親機との無線通信終了後所定時間経過した場合または前記子機入力検出手段による入力操作の検出が所定時間経過してもない場合に、前記子機無線通信手段または子機通信手段の少なくとも一方から前記親機を前記低消費電力モードに切り替えるための親機停止信号を送信させると共に、前記子機切替手段によって前記子機無線通信手段への電力供給を遮断して低消費電力モードとする第2子機停止制御手段を備え、前記親機は、前記親機通信手段または前記親機無線通信手段の少なくとも一方から前記親機停止信号を受信した場合に、前記親機切替手段によって前記親機無線通信手段への電力供給を遮断して低消費電力モードとする第2親機停止制御手段を備えている。
請求項記載のコードレス通信システムは、請求項記載のコードレス通信システムにおいて、前記子機は、前記子機切替手段によって前記子機無線通信手段への電力供給が遮断された低消費電力モードにおいて、前記子機入力検出手段が入力操作を検出した場合に、前記子機通信手段により親機起動信号を送信すると共に、前記子機切替手段に前記子機無線通信手段への電力供給を実行させて低消費電力モードを解除し通常モードとする第2子機起動制御手段を備え、前記親機は、前記親機切替手段によって前記親機無線通信手段への電力供給が遮断された低消費電力モードにおいて、前記親機通信手段により前記親機の低消費電力モードを解除させる親機起動信号を受信した場合に、前記親機切替手段に前記親機無線通信手段への電力供給を実行させて低消費電力モードを解除し通常モードとする第2親機起動制御手段を備えている。
請求項記載のコードレス通信システムは、請求項1または2に記載のコードレス通信システムにおいて、前記子機が着脱自在に載置される充電台を備え、その充電台に前記子機が載置されている場合に、その子機へ電力を供給して充電する充電手段と、前記親機通信手段と前記子機通信手段とが通信する信号を中継するために、前記親機通信手段と信号の通信を行う第1中継通信手段と、その第1中継通信手段と信号の通信を行うと共に、前記子機通信手段と信号の通信を行う第2中継通信手段とを備え、前記充電台は、その充電台に前記子機が載置された場合に、その載置された子機を検出する子機検出手段と、その子機検出手段により前記子機の載置が検出された場合に、前記第1中継通信手段に親機停止信号を送信させる充電台通信制御手段とを備え、前記親機は、前記親機通信手段が前記親機停止信号を受信した場合に、前記親機切替手段によって前記親機無線通信手段への電力供給を遮断して低消費電力モードとする第2親機停止制御手段を備えている。
請求項記載のコードレス通信システムは、請求項3または4に記載のコードレス通信システムにおいて、前記子機が着脱自在に載置される充電台を備え、その充電台に前記子機が載置されている場合に、その子機へ電力を供給して充電する充電手段と、前記親機通信手段と前記子機通信手段とが通信する信号を中継するために、前記親機通信手段と信号の通信を行う第1中継通信手段と、その第1中継通信手段と信号の通信を行うと共に、前記子機通信手段と信号の通信を行う第2中継通信手段とを備え、前記充電台は、その充電台に前記子機が載置された場合に、その載置された子機を検出する子機検出手段と、その子機検出手段により前記子機の載置が検出された場合に、前記第2中継通信手段に子機停止信号を送信させる充電台通信制御手段を備え、前記子機は、前記子機通信手段が前記子機停止信号を受信した場合に、前記子機切替手段によって前記子機無線通信手段への電力供給を遮断して低消費電力モードとする子機停止制御手段を備えている。
請求項記載のコードレス通信システムは、請求項5または6に記載のコードレス通信システムにおいて、前記親機通信手段および第1中継通信手段は、商用電源線に接続されており、その商用電源線を介して信号の通信を行うように構成されている。
請求項記載のコードレス通信システムは、請求項5または6に記載のコードレス通信システムにおいて、前記第2中継通信手段および子機通信手段は、無線通信によって信号の通信を行うように構成されている。
請求項1記載のコードレス通信システムによれば、通信回線の開放後所定時間経過した場合または親機入力検出手段による入力操作の検出が所定時間経過してもない場合には、親機停止制御手段は、親機切替手段により親機無線通信手段への電力供給を遮断させ、親機を低消費電力モードとする。さらに、親機停止制御手段は、親機無線通信手段または親機通信手段の少なくとも一方から子機停止信号を送信させる。また、子機停止制御手段は、子機通信手段または子機無線通信手段の少なくとも一方から子機停止信号を受信した場合に、子機切替手段により子機無線通信手段への電力供給を遮断させ、子機を低消費電力モードとする。よって、通信回線の開放後所定時間経過した場合または親機入力検出手段による入力操作の検出が所定時間経過してもない場合には、親機および子機を低消費電力モードに切り替え、親機無線通信手段および子機無線通信手段への電力供給を遮断することができる。従って、低消費電力モード時におけるコードレス通信システムの消費電力を低減することができるという効果がある。
請求項2記載のコードレス通信システムによれば、請求項1記載のコードレス通信システムの奏する効果に加え、親機に設けられた親機切替手段によって、親機無線通信手段への電力供給を実行する通常モードから低消費電力モードに切り替えられると、親機無線通信手段への電力供給が遮断される。この低消費電力モード時において、親機着呼検出手段が通信回線からの着呼を検出した場合または親機入力検出手段が使用者による入力操作を検出した場合には、親機起動制御手段は親機通信手段に子機起動信号を送信させると共に、親機切替手段に親機無線通信手段への電力供給を実行させて低消費電力モードを解除し通常モードとする。これにより、子機が低消費電力モードに切り替えられ、子機の子機無線通信手段への電力供給が遮断されていても、親機は親機通信手段から子機起動信号を送信することにより、子機の低消費電力モードを解除し通常モードとすることができる。さらに、親機が低消費電力モードに切り替えられ、親機無線通信手段への電力供給が遮断されていても、親機起動制御手段によって親機切替手段に親機無線通信手段への電力供給を実行させることにより、親機の低消費電力モードを解除し通常モードとすることができる。よって、親機および子機が低消費電力モードに切り替えられた場合に、親機無線通信手段および子機無線通信手段への電力供給を遮断することができる。従って、低消費電力モード時におけるコードレス通信システムの消費電力を低減することができるという効果がある。
請求項記載のコードレス通信システムによれば、親機との無線通信終了後所定時間経過した場合または子機入力検出手段による入力操作の検出が所定時間経過してもない場合には、第2子機停止制御手段は、子機切替手段により親機無線通信手段への電力供給を遮断させ、子機を低消費電力モードとする。さらに、第2子機停止制御手段は、子機無線通信手段または子機通信手段の少なくとも一方から親機停止信号を送信させる。また、第2親機停止制御手段は、親機通信手段または親機無線通信手段の少なくとも一方から親機停止信号を受信した場合に、親機切替手段により親機無線通信手段への電力供給を遮断させ、親機を低消費電力モードとする。よって、親機との無線通信終了後所定時間経過した場合または子機入力検出手段による入力操作の検出が所定時間経過してもない場合には、親機および子機を低消費電力モードに切り替え、親機無線通信手段および子機無線通信手段への電力供給を遮断することができる。従って、低消費電力モード時におけるコードレス通信システムの消費電力を低減することができるという効果がある。
請求項4記載のコードレス通信システムによれば、請求項3記載のコードレス通信システムの奏する効果に加え、子機に設けられた子機切替手段によって、子機無線通信手段への電力供給を実行する通常モードから低消費電力モードに切り替えられると、子機無線通信手段への電力供給が遮断される。この低消費電力モード時において、子機入力検出手段が使用者による入力操作を検出した場合には、第2子機起動制御手段は子機通信手段に親機起動信号を送信させると共に、子機切替手段に子機無線通信手段への電力供給を実行させて低消費電力モードを解除し通常モードとする。これにより、親機が低消費電力モードに切り替えられ、親機の親機無線通信手段への電力供給が遮断されていても、子機は子機通信手段から親機起動信号を送信することにより、親機の低消費電力モードを解除し通常モードとすることができる。さらに、子機が低消費電力モードに切り替えられ、子機無線通信手段への電力供給が遮断されていても、第2子機起動制御手段によって子機切替手段に子機無線通信手段への電力供給を実行させることにより、子機の低消費電力モードを解除し通常モードとすることができる。よって、親機および子機が低消費電力モードに切り替えられた場合に、親機無線通信手段および子機無線通信手段への電力供給を遮断することができる。従って、低消費電力モード時におけるコードレス通信システムの消費電力を低減することができるという効果がある。
請求項記載のコードレス通信システムによれば、請求項1または2に記載のコードレス通信システムの奏する効果に加え、充電台は、充電台に子機が載置されている場合には、充電手段によってその子機に充電を行うと共に、親機通信手段から信号が送信されると、その信号を第1中継通信手段および第2中継通信手段で中継し、子機通信手段に受信させる。反対に、子機通信手段から信号が送信されると、その信号を第2中継通信手段および第1中継通信手段で中継し、親機通信手段に受信させる。よって、充電台に子機を載置して充電を行う場合に、親機通信手段と子機通信手段との間に充電台が介在したとしても、第1中継通信手段および第2中継通信手段によって親機通信手段と子機通信手段との信号の通信を中継することができる。従って、親機通信手段から送信される信号を確実に子機通信手段へ受信させ、子機の通常モードと低消費電力モードとの切り替えを確実に実行できるという効果がある。加えて、子機通信手段から送信される信号を確実に親機通信手段へ受信させ、親機の通常モードと低消費電力モードとの切り替えを確実に実行できるという効果がある。
また、充電台に子機が載置されたことが子機検出手段により検出されると、充電台通信制御手段は、第1中継通信手段に親機停止信号を送信させる。この親機停止信号を親機通信手段が受信した場合には、第2親機停止制御手段は、親機切替手段によって親機無線通信手段への電力供給を遮断して親機を低消費電力モードに切り替える。よって、充電台に子機が載置されると、親機を低消費電力モードに切り替え、親機切替手段によって親機無線通信手段への電力供給を遮断することができる。従って、低消費電力モード時におけるコードレス通信システムの消費電力を低減することができるという効果がある。
請求項6記載のコードレス通信システムによれば、請求項3または4に記載のコードレス通信システムの奏する効果に加え、充電台に子機を載置して充電を行う場合に、親機通信手段と子機通信手段との間に充電台が介在したとしても、第1中継通信手段および第2中継通信手段によって親機通信手段と子機通信手段との信号の通信を中継することができる。従って、親機通信手段から送信される信号を確実に子機通信手段へ受信させ、子機の通常モードと低消費電力モードとの切り替えを確実に実行できるという効果がある。加えて、子機通信手段から送信される信号を確実に親機通信手段へ受信させ、親機の通常モードと低消費電力モードとの切り替えを確実に実行できるという効果がある。
また、充電台に子機が載置されたことが子機検出手段により検出されると、充電台通信制御手段は、第2中継通信手段に子機停止信号を送信させる。この子機停止信号を子機通信手段が受信した場合には、子機停止制御手段は、子機切替手段によって子機無線通信手段への電力供給を遮断して子機を低消費電力モードに切り替える。よって、充電台に子機が載置されると、子機を低消費電力モードに切り替え、子機切替手段によって子機無線通信手段への電力供給を遮断することができる。従って、低消費電力モード時におけるコードレス通信システムの消費電力を低減することができるという効果がある。
請求項記載のコードレス通信システムによれば、請求項5または6に記載のコードレス通信システムの奏する効果に加え、親機に設けられる親機通信手段と充電台に設けられる第1中継通信手段とは商用電源線に接続され、その商用電源線を介して信号の通信を行う。ここで、親機通信手段と第1中継通信手段とが商用電源線を介して信号の通信を行う場合は、赤外線による光無線データ通信方式であるIrDA(Infrared Data Association)や、赤外線による高速通信方式であるIrSimpleを用いる場合と比較して、親機通信手段と第1中継通信手段とが近距離である必要がない。また、親機通信手段と第1中継通信手段とが商用電源線を介して信号の通信を行う場合は既存の設備を利用するので、親機通信手段と第1中継通信手段との間に有線LANを配設する場合と比較して、通信専用の回線を配設する必要がなく、設備投資費が不要となる。更に、親機通信手段と第1中継通信手段とが商用電源線を介して信号の通信を行う場合は、無線通信方式であるBluetoothを用いる場合と比較して、干渉の可能性が低い。よって、親機の親機通信手段と充電台の第1中継通信手段との信号の通信を、既存の設備を使用して確実に実行することができるという効果がある。
請求項記載のコードレス通信システムによれば、請求項5または6に記載のコードレス通信システムの奏する効果に加え、充電台に設けられる第2中継通信手段と子機に設けられる子機通信手段とは信号の通信を無線通信により行う。よって、子機が充電台に載置されていない場合でも、無線通信によって充電台と子機とは信号の通信を行うことができるという効果がある。
以下、本発明の一実施の形態について添付図面を参照して説明する。図1は、コードレス通信システム1の電気的構成を示している。コードレス通信システム1は、親機10と、その親機10と周波数ホッピング方式のスペクトラム拡散技術により無線通信可能に構成されている子機60と、その子機60が載置されている場合に、その子機60に充電を行う充電台40とを主に有している。図1においては、まず、親機10を説明し、その次に充電台40を説明し、最後に子機60を説明する。
親機10は、子機60と周波数ホッピング方式のスペクトラム拡散技術により無線通信を行うと共に、充電台40と商用電源線83を用いた電力線搬送通信を行うものである。図1に示すように、親機10は、親機制御装置11と、パネルゲートアレイ(以下、パネルGAとする)20と、操作キー21と、通信制御回路22と、親機無線通信装置15と、親機電力供給回路18と、親機電灯線通信回路19と、ACコード26とを備えている。なお、親機無線通信装置15は、親機情報無線通信回路16と親機電源入断切替回路17とアンテナ25とを備えている。
親機制御装置11は、バスライン24を介して、親機無線通信装置15、親機電灯線通信回路19、および通信制御回路22の制御を行うと共に、パネルGA20から出力された信号を入力する装置である。親機制御装置11は、CPU12とROM13とRAM14とを主に有している。
CPU12は、親機10の各部を制御する演算装置である。ROM13は、CPU12により実行される制御プログラム(例えば、図2から図4に示す処理のフローチャート)や子機60へ送信する各種コマンド(子機低消費電力移行コマンドおよび子機起動コマンド)を格納した書き換え不能な不揮発性のメモリであり、RAM14は、制御プログラムの実行時に各種の情報を一時的に記憶するメモリである。
RAM14には、親機低消費電力モードフラグ14aが設けられている。親機低消費電力モードフラグ14aは、親機10の親機情報無線通信回路16へ電力が供給される通常モードか、親機情報無線通信回路16へ電力が遮断される低消費電力モードかを示すフラグである。親機低消費電力モードフラグ14aは、親機10の電源が供給された際に実行される初期化処理(図2のS1参照)で、まずオフに設定される。そして、その後に実行される各種処理に応じて、オンオフの設定が切り替えられる。親機低消費電力モードフラグ14aがオフに設定されると、CPU12は、親機10が通常モードであると判断する。一方、親機低消費電力モードフラグ14aがオンに設定されると、CPU12は、親機10が低消費電力モードであると判断する。
CPU12とROM13とRAM14とは、バスライン24を介して相互に接続されている。よって、親機10の電源投入後は、CPU12は、ROM13から制御プログラムを読み出して、その読み出した制御プログラムを実行すると共に、制御プログラムの実行時に各種の情報をRAM14に一時的に記憶させると共に、RAM14に記憶された各種情報を読み出して各種制御を実行する。
パネルGA20は、所望の指令を入力する操作キー21を制御する装置である。パネルGA20は、操作者により操作される操作キー21とバスラインにより接続されると共に、バスライン24にも接続される。操作キー21が操作者により操作されると、パネルGA20は、その操作されたキーを検出し、操作されたキーに応じた検出信号をバスライン24に出力する。出力された検出信号はCPU12に受信される。
通信制御回路22は、電話回線23と通信を実行するために信号の変調および復調を行う装置である。通信制御回路22は、電話回線23と通信線により接続されると共に、バスライン24にも接続される。通信制御回路22は、電話回線23から着呼があると、電話回線23から信号を受信する。そして、通信制御回路22は、受信した信号を復調し、バスライン24へ出力する。出力された信号はCPU12に受信される。また、通信制御回路22は、CPU12からバスライン24を介して信号を入力すると、その入力された信号を変調し、電話回線23へ送信する。
親機無線通信装置15は、子機60と周波数ホッピング方式のスペクトラム拡散技術により無線通信を行う装置である。親機情報無線通信回路16は、送信する情報を高周波電流信号に変えてアンテナ25に送り出す送信装置(図示せず)と、アンテナ25が受信した高周波電流信号から必要となる情報を取り出す受信装置(図示せず)とが一体化された装置である。また、この他にも、親機情報無線通信回路16には、発振信号を出力する発振回路や、信号を増幅する増幅回路等が設けられている。
親機情報無線通信回路16は、アンテナ25と接続されると共に、バスライン24にもバスラインにより接続される。また、親機情報無線通信回路16は、親機電源入断切替回路17と電力を供給する供給線(矢印の先端が黒塗潰し)によって接続される。親機情報無線通信回路16は、CPU12からの信号(音声信号や各種コマンド等)をバスライン24を介して入力すると、その入力された信号を高周波電流信号に変換し、アンテナ25から放射する。一方、親機情報無線通信回路16は、アンテナ25が受信した高周波電流信号を入力すると、その入力された高周波電流信号から必要となる信号(音声信号や各種コマンド等)を取り出し、バスライン24へ出力する。出力された信号はCPU12に受信される。なお、親機情報無線通信回路16は、親機電源入断切替回路17から電力が供給されている。従って、親機電源入断切替回路17によって供給される電力が遮断され、親機10が通常モードから低消費電力モードに移行すると、親機情報無線通信回路16による無線通信は不可能となる。
親機電源入断切替回路17は、親機情報無線通信回路16への電力の供給と遮断を切り替える制御装置である。親機電源入断切替回路17は、親機情報無線通信回路16および親機電力供給回路18と電力を供給する供給線(矢印の先端が黒塗潰し)によって接続される。また、親機電源入断切替回路17は、バスライン24ともバスラインにより接続される。親機電源入断切替回路17は、CPU12からバスライン24を介して電力供給遮断の指示が入力されると、親機電力供給回路18から親機情報無線通信回路16へ供給される電力を遮断し、親機10を通常モードから低消費電力モードに移行させる。ここで、親機電源入断切替回路17が親機電力供給回路18から親機情報無線通信回路16へ供給される電力を遮断し、親機10を通常モードから低消費電力モードに移行させるのは、電話回線開放後5分経過している、または操作キー21のキー入力後5分経過している場合および親機10を通常モードから低消費電力モードに移行させる親機低消費電力移行コマンドを親機電灯線通信回路19が受信した場合である。
一方、親機電源入断切替回路17は、CPU12からバスライン24を介して電力供給の指示が入力されると、親機電力供給回路18から親機情報無線通信回路16へ電力を供給させ、親機10を低消費電力モードから通常モードに移行させる。ここで、親機電源入断切替回路17が親機電力供給回路18から親機情報無線通信回路16へ電力を供給し、親機10を低消費電力モードから通常モードに移行させるのは、電話回線23からの着呼、または操作キー21のキー入力があった場合および親機10を低消費電力モードから通常モードに移行させる親機起動コマンドを親機電灯線通信回路19が受信した場合である。
親機電力供給回路18は、親機情報無線通信回路16へ電力を供給する装置である。親機電力供給回路18は、親機電源入断切替回路17および親機電灯線通信回路19と電力を供給する供給線(矢印の先端が黒塗潰し)によって接続される。親機電力供給回路18は、親機電灯線通信回路19から供給された電力を、所定の電力量に設定し、親機電源入断切替回路17に供給する。
親機電灯線通信回路19は、ACコード26を介してコマンドの送受信を行い、電力線搬送通信を行うための回路である。従って、親機電灯線通信回路19が送受信する情報は、音声信号等は含まず、コマンドのみである。親機電灯線通信回路19は、ACコード26と接続されると共に、バスライン24ともバスラインにより接続される。さらに、親機電灯線通信回路19は、親機電力供給回路18とも接続される。親機電灯線通信回路19に接続されるACコード26は、商用電源のコンセントであるACコンセント81と接続される。親機電灯線通信回路19には、親機10が通常モードであるか低消費電力モードであるかに拘らず、ACコード26から電力が常時供給されている。よって、親機電灯線通信回路19は、常時コマンドの送受信が可能である。
親機電灯線通信回路19は、CPU12からバスライン24を介してコマンドを入力すると、その入力したコマンドを電力線搬送方式に変調し、その変調したコマンドをACコード26へ送信する。ACコード26へ送信されたコマンドは、ACコンセント81を介して、商用電源線83へ出力され、ACコンセント82へ伝達される。ここで、親機電灯線通信回路19から送信されるコマンドは、子機60を低消費電力モードから通常モードに移行させる子機起動コマンドと、子機60を通常モードから低消費電力モードに移行させる子機低消費電力移行コマンドである。
一方、親機電灯線通信回路19は、ACコード26を介してコマンドを受信すると、その受信したコマンドを復調し、その復調したコマンドをバスライン24へ出力する。出力されたコマンドはCPU12に受信される。また、親機電灯線通信回路19は、ACコード26から供給される電力を受電し、親機電力供給回路18へ供給する。ここで、親機電灯線通信回路19で受信されるコマンドは、親機起動コマンドおよび親機低消費電力移行コマンドである。
次に、充電台40について説明する。充電台40は、その子機60が載置されている場合にはその子機60に充電を行うと共に、親機10と子機60との間で行われるコマンドの通信の中継を行うものである。図1に示すように、充電台40は、充電台制御装置41と、充電台ブルートゥース通信回路45と、子機検出回路46と、充電台充電回路47と、充電台電灯線通信回路48と、ACコード50とを備えている。
充電台制御装置41は、バスライン49を介して、充電台ブルートゥース通信回路45と、子機検出回路46と、充電台充電回路47と、充電台電灯線通信回路48との制御を行う装置である。充電台制御装置41は、CPU42とROM43とRAM44とを主に有している。
CPU42は、充電台40の各部を制御する演算装置である。ROM43は、CPU42により実行される制御プログラム(例えば、図5から図7に示す処理のフローチャート)や親機10へ送信するコマンド(親機低消費電力移行コマンド)および子機60へ送信するコマンド(子機低消費電力移行コマンド)を格納した書き換え不能な不揮発性のメモリであり、RAM44は、制御プログラムの実行時に各種の情報を一時的に記憶するメモリである。
RAM44には、充電台低消費電力モードフラグ44aが設けられている。充電台低消費電力モードフラグ44aは、充電台40が通常モードか、低消費電力モードかを示すフラグである。充電台低消費電力モードフラグ44aは、充電台40の電源が供給された際に実行される初期化処理(図5のS31参照)で、まずオフに設定される。そして、その後に実行される各種処理に応じて、オンオフの設定が切り替えられる。充電台低消費電力モードフラグ44aがオフに設定されると、CPU42は、充電台40が通常モードであると判断する。一方、充電台低消費電力モードフラグ44aがオンに設定されると、CPU42は、充電台40が低消費電力モードであると判断する。
CPU42とROM43とRAM44とは、バスライン49を介して相互に接続されている。よって、充電台40の電源投入後は、CPU42は、ROM43から制御プログラムを読み出して、その読み出した制御プログラムを実行すると共に、制御プログラムの実行時に各種の情報をRAM44に一時的に記憶させると共に、RAM44に記憶された各種情報を読み出して各種制御を実行する。
充電台ブルートゥース通信回路45は、ブルートゥース(Bluetooth)通信方式の通信技術により、2.4GHz帯の周波数を用いて、子機通信回路68と半径10メートル乃至100メートル程度の無線通信を行う装置である。ここで、充電台ブルートゥース通信回路45が子機通信回路68と通信する情報は、音声信号等は含まず、コマンドのみである。また、充電台ブルートゥース通信回路45には、充電台40が通常モードであるか低消費電力モードであるかに拘らず、電力が常時供給されている。よって、充電台ブルートゥース通信回路45は、常時コマンドの送受信が可能である。なお、充電台ブルートゥース通信回路45には、充電台ブルートゥース通信回路45から出力される高周波電流信号を電波に変換するアンテナ(図示せず)が内蔵されている。
充電台ブルートゥース通信回路45は、バスライン49にバスラインにより接続される。充電台ブルートゥース通信回路45は、CPU42からのコマンドをバスライン49を介して入力すると、その入力されたコマンドを高周波電流信号に変換し、アンテナから放射する。ここで、充電台ブルートゥース通信回路45が送信するコマンドは、充電台電灯線通信回路48が受信した子機起動コマンドおよび子機低消費電力移行コマンドである。
一方、充電台ブルートゥース通信回路45は、アンテナが受信した高周波電流信号を入力すると、その入力された高周波電流信号から必要となるコマンドを取り出し、バスライン49へ出力する。出力されたコマンドはCPU42に受信される。ここで、充電台ブルートゥース通信回路45が受信するコマンドは、子機通信回路68から送信された親機起動コマンドである。
子機検出回路46は、充電台40に子機60が載置された場合に、その子機60を検出する回路である。子機検出回路46は、バスライン49にバスラインによって接続される。充電台40に子機60が載置され、その子機60を子機検出回路46が検出すると、子機検出信号をバスライン49に出力する。出力された子機検出信号はCPU42に受信される。
充電台充電回路47は、充電台40に子機60が載置された場合に、子機60に充電を行う装置である。充電台充電回路47は、バスライン49にバスラインによって接続されると共に、充電台電灯線通信回路48と電力を供給する供給線(矢印の先端が黒塗潰し)によって接続される。充電台40に子機60が載置され、子機検出回路46から子機検出信号がバスライン49に出力されると、出力された子機検出信号はCPU42に受信される。そして、充電台充電回路47は、CPU42からの指示を受け、充電台電灯線通信回路48から供給された電力を直流に変換し、子機60へ供給する。
充電台電灯線通信回路48は、ACコード50を介してコマンドの送受信を行うための回路である。従って、充電台電灯線通信回路48が送受信する情報は、音声信号等は含まず、コマンドのみである。充電台電灯線通信回路48は、ACコード50と接続されると共に、バスライン49ともバスラインにより接続される。さらに、充電台電灯線通信回路48は、充電台充電回路47とも接続される。充電台電灯線通信回路48に接続されるACコード50は、商用電源のコンセントであるACコンセント82と接続される。充電台電灯線通信回路48には、充電台40が通常モードであるか低消費電力モードであるかに拘らず、ACコード50から電力が常時供給されている。よって、充電台電灯線通信回路48は、常時コマンドの送受信が可能である。また、充電台電灯線通信回路48は、ACコード50から供給される電力を受電し、充電台充電回路47へ供給している。
充電台電灯線通信回路48は、CPU42からバスライン49を介してコマンドを入力すると、その入力したコマンドを電力線搬送方式に変調し、その変調したコマンドをACコード50へ送信する。ACコード50へ送信されたコマンドは、ACコンセント82を介して、商用電源線83へ出力され、ACコンセント81へ伝達される。ここで、充電台電灯線通信回路48が送信するコマンドは、充電台ブルートゥース通信回路45が受信した親機起動コマンドおよび子機検出回路46が子機60を検出した場合の親機低消費電力移行コマンドである。
一方、充電台電灯線通信回路48は、ACコード50を介してコマンドを受信すると、その受信したコマンドを復調し、その復調したコマンドをバスライン49へ出力する。出力されたコマンドはCPU42に受信される。ここで、充電台電灯線通信回路48が受信するコマンドは、親機電灯線通信回路19から送信される子機起動コマンドおよび子機低消費電力移行コマンドである。
親機10の親機電灯線通信回路19と充電台40の充電台電灯線通信回路48とは、商用電源線83を用いて電力線搬送方式によりコマンドの通信を行う。この商用電源線83を用いた通信は、赤外線による光無線データ通信方式であるIrDA(Infrared Data Association)や、赤外線による高速通信方式であるIrSimpleを用いる場合と比較して、親機電灯線通信回路19と充電台電灯線通信回路48とが近距離である必要がない。また、親機電灯線通信回路19と充電台電灯線通信回路48とが商用電源線83を介して信号の通信を行う場合は既存の設備を利用するので、親機電灯線通信回路19と充電台電灯線通信回路48との間に有線LANを配設する場合と比較して、通信専用の回線を配設する必要がなく、設備投資費が不要となる。更に、親機電灯線通信回路19と充電台電灯線通信回路48とが商用電源線83を介して信号の通信を行う場合は、Bluetooth通信方式を用いる場合と比較して、干渉の可能性が低い。よって、親機10の親機電灯線通信回路19と充電台40の充電台電灯線通信回路48とのコマンドの通信を、既存の設備を使用して確実に実行することができる。
最後に、子機60について説明する。子機60は、親機10と周波数ホッピング方式のスペクトラム拡散技術により無線通信を行うと共に、充電台40とブルートゥース方式の無線通信を行うものである。図1に示すように、子機60は、子機制御装置61と、パネルGA(パネルゲートアレイ)72と、操作キー73と、子機無線通信装置65と、子機充電回路70と、充電池71と、子機通信回路68と、充電台検出回路69とを備えている。
子機制御装置61は、バスライン74を介して、子機無線通信装置65と、子機通信回路68と、充電台検出回路69と、子機充電回路70との制御を行うと共に、パネルゲートアレイ(以下、パネルGAとする)72から出力された信号を入力する装置である。子機制御装置61は、CPU62とROM63とRAM64とを主に有している。
CPU62は、子機60の各部を制御する演算装置である。ROM63は、CPU62により実行される制御プログラム(例えば、図8から図10に示す処理のフローチャート)や親機10へ送信するコマンド(親機起動コマンド)を格納した書き換え不能な不揮発性のメモリであり、RAM64は、制御プログラムの実行時に各種の情報を一時的に記憶するメモリである。
RAM64には、子機低消費電力モードフラグ64aが設けられている。子機低消費電力モードフラグ64aは、子機60の子機情報無線通信回路66へ電力が供給される通常モードか、子機情報無線通信回路66へ電力が遮断される低消費電力モードかを示すフラグである。子機低消費電力モードフラグ64aは、子機60の電源が供給された際に実行される初期化処理(図8のS61参照)で、まずオフに設定される。そして、その後に実行される各種処理に応じて、オンオフの設定が切り替えられる。子機低消費電力モードフラグ64aがオフに設定されると、CPU62は、子機60が通常モードであると判断する。一方、子機低消費電力モードフラグ64aがオンに設定されると、CPU62は、子機60が低消費電力モードであると判断する。
CPU62とROM63とRAM64とは、バスライン74を介して相互に接続されている。よって、子機60の電源投入後は、CPU62は、ROM63から制御プログラムを読み出して、その読み出した制御プログラムを実行すると共に、制御プログラムの実行時に各種の情報をRAM64に一時的に記憶させると共に、RAM64に記憶された各種情報を読み出して各種制御を実行する。
パネルGA72は、所望の指令を入力する操作キー73を制御する装置である。パネルGA72は、操作者により操作される操作キー73と接続されると共に、バスライン74にもバスラインによって接続される。操作キー73が操作者により操作されると、パネルGA72は、その操作されたキーを検出し、操作されたキーに応じた検出信号をバスライン74に出力する。出力された検出信号はCPU62に受信される。
子機無線通信装置65は、親機10と周波数ホッピング方式のスペクトラム拡散技術により無線通信を行う装置であり、子機情報無線通信回路66と、子機電源入断切替回路67と、アンテナ75とを主に有している。子機情報無線通信回路66は、送信する情報を高周波電流信号に変えてアンテナ75に送り出す送信装置(図示せず)と、アンテナ75が受信した高周波電流信号から必要となる情報を取り出す受信装置(図示せず)とが一体化された装置である。また、この他にも、子機情報無線通信回路66には、発振信号を出力する発振回路や、信号を増幅する増幅回路等が設けられている。
子機情報無線通信回路66は、アンテナ75と接続されると共に、バスライン74にもバスラインによって接続される。また、子機情報無線通信回路66は、子機電源入断切替回路67と電力を供給する供給線(矢印の先端が黒塗潰し)によって接続される。子機情報無線通信回路66は、CPU62からの信号(音声信号や各種コマンド等)をバスライン74を介して入力すると、その入力された信号を高周波電流信号に変換し、アンテナ75から放射する。一方、子機情報無線通信回路66は、アンテナ75が受信した高周波電流信号を入力すると、その入力された高周波電流信号から必要となる信号(音声信号や各種コマンド等)を取り出し、バスライン74へ出力する。出力された信号はCPU62に受信される。なお、子機情報無線通信回路66は、子機電源入断切替回路67から電力が供給されている。従って、子機電源入断切替回路67によって供給される電力が遮断され、子機60が通常モードから低消費電力モードに移行すると、子機情報無線通信回路66による無線通信は不可能となる。
子機電源入断切替回路67は、子機情報無線通信回路66への電力の供給と遮断を切り替える制御装置である。子機電源入断切替回路67は、子機情報無線通信回路66および充電池71と電力を供給する供給線(矢印の先端が黒塗潰し)によって接続される。また、子機電源入断切替回路67は、バスライン74ともバスラインによって接続される。子機電源入断切替回路67は、CPU62からバスライン74を介して電力供給遮断の指示を入力すると、充電池71から子機情報無線通信回路66へ供給される電力を遮断し、子機60を通常モードから低消費電力モードに移行させる。ここで、子機電源入断切替回路67が充電池71から子機情報無線通信回路66へ供給される電力を遮断し、子機60を通常モードから低消費電力モードに移行させるのは、子機60を通常モードから低消費電力モードに移行させる子機低消費電力移行コマンドを子機通信回路68が受信した場合である。
一方、子機電源入断切替回路67は、CPU62からバスライン24を介して電力供給の指示が入力されると、充電池71から子機情報無線通信回路66へ電力を供給させ、子機60を低消費電力モードから通常モードに移行させる。ここで、子機電源入断切替回路67が充電池71から子機情報無線通信回路66へ電力を供給し、子機60を低消費電力モードから通常モードに移行させるのは、操作キー73のキー入力があった場合および子機60を低消費電力モードから通常モードに移行させる子機起動コマンドを子機通信回路68が受信した場合である。
充電池71は、子機情報無線通信回路66へ電力を供給する装置である。充電池71は、子機電源入断切替回路67および子機充電回路70と電力を供給する供給線(矢印の先端が黒塗潰し)によって接続される。充電池71は、子機充電回路70から供給された電力を、蓄電すると共に所定の電力量に設定し、子機電源入断切替回路67に供給する。
充電台検出回路69は、子機60を充電台40に載置した場合に、充電台40を検出する回路である。充電台検出回路69は、バスライン74にバスラインによって接続される。子機60を充電台40に載置し、充電台検出回路69が充電台40を検出すると、充電台検出信号をバスライン74に出力する。出力された充電台検出信号はCPU62に受信される。
子機充電回路70は、子機60を充電台40に載置した場合に、充電台充電回路47から供給される電力を受電する装置である。子機充電回路70は、バスライン74にバスラインによって接続されると共に、充電池71に接続される。子機60を充電台40に載置し、充電台検出回路69から充電台検出信号がバスライン74に出力されると、出力された充電台検出信号はCPU62に受信される。子機充電回路70は、CPU62の指示を受け、充電台充電回路47から供給された電力の受電を開始し、受電した電力を充電池71へ供給する。
子機通信回路68は、ブルートゥース(Bluetooth)通信方式の通信技術により、2.4GHz帯の周波数を用いて、充電台ブルートゥース通信回路45と半径10メートル乃至100メートル程度の無線通信を行う装置である。ここで、子機通信回路68が充電台ブルートゥース通信回路45と通信する情報は、音声信号等は含まず、コマンドのみである。また、子機通信回路68には、子機60が通常モードであるか低消費電力モードであるかに拘らず、電力が常時供給されている。よって、子機通信回路68は、常時コマンドの送受信が可能である。なお、子機通信回路68には、子機通信回路68から出力される高周波電流信号を電波に変換するアンテナ(図示せず)が内蔵されている。
子機通信回路68は、バスライン74にバスラインによって接続される。子機通信回路68は、CPU62からのコマンドをバスライン74を介して入力すると、その入力されたコマンドを高周波電流信号に変換し、アンテナから放射する。ここで、子機通信回路68が送信するコマンドは、親機起動コマンドである。
一方、子機通信回路68は、アンテナが受信した高周波電流信号を入力すると、その入力された高周波電流信号から必要となるコマンドを取り出し、バスライン74へ出力する。出力されたコマンドはCPU62に受信される。ここで、子機通信回路68が受信するコマンドは、充電台ブルートゥース通信回路45から送信された子機起動コマンドおよび子機低消費電力移行コマンドである。
子機通信回路68と充電台ブルートゥース通信回路45とは、無線通信を行うので、子機60が充電台40に載置されていない場合でも、充電台40と子機60とはコマンドの通信を行うことができる。
上述したとおり、コードレス通信システム1においては、親機10と子機60とが通常モードであれば、親機無線通信装置15と子機無線通信装置65との間で周波数ホッピング方式のスペクトラム拡散技術により音声信号やコマンド等の無線通信を行う。一方、親機10と子機60とが低消費電力モードとなると、親機無線通信装置15および子機無線通信装置65への電力供給が遮断され、無線通信が不可能となる。よって、親機10と子機60とが低消費電力モードとなると、親機電灯線通信回路19と子機通信回路68との間で充電台40を介してコマンドの通信を行う。
図2は、親機10の親機制御装置11で実行されるメイン処理を示したフローチャートである。メイン処理は、親機10が通常モードである場合の処理である親機通常モード時処理と、親機10が低消費電力モードである場合の処理である親機低消費電力モード時処理とのどちらか一方を選択する処理であり、親機10の電源が投入された際に実行される処理である。
メイン処理が実行されると、親機10の初期化処理を行う(S1)。ここでは、親機10の各部の初期化を行うと共に、親機低消費電力モードフラグ14aを通常モードであることを示すオフに設定する(S1)。その後、親機低消費電力モードフラグ14aはオフかを判定する(S2)。親機低消費電力モードフラグ14aがオフであると判定された場合は(S2:Yes)、親機10が通常モードである場合の処理である親機通常モード時処理(S3)が実行される。一方、親機低消費電力モードフラグ14aがオフでないと判定された場合は(S2:No)、親機10が低消費電力モードである場合の処理である親機低消費電力モード時処理(S4)が実行される。
親機通常モード時処理(S3)または親機低消費電力モード時処理(S4)のいずれか一方が実行された後は、S2の処理に戻り、再び親機低消費電力モードフラグ14aはオフかを判定する(S2)。このようにしてメイン処理では、親機低消費電力モードフラグ14aの値に応じて、親機通常モード時処理(S3)または親機低消費電力モード時処理(S4)の一方が選択され、その選択された処理が実行される。
図3は、親機10の親機制御装置11で実行される親機通常モード時処理(S3)を示したフローチャートである。親機通常モード時処理は、親機低消費電力モードフラグ14aのオンにより親機10が通常モードであるとメイン処理にて判定された場合に実行される処理である。
親機通常モード時処理(S3)が実行されると、電話回線開放後5分経過しているか、またはキー入力後5分経過しているかが判定される(S11)。電話回線開放が通信制御回路22により検出されると又はキー入力がパネルGA20により検出されるとCPU12は、計時を開始する。そのCPU12による計時が5分を経過すると、電話回線開放後5分経過している、またはキー入力後5分経過していると判定され(S11:Yes)、子機60を通常モードから低消費電力モードに移行させるため、親機電灯線通信回路19から充電台40へ、子機60を通常モードから低消費電力モードに移行させる子機低消費電力移行コマンドを送信する(S12)。
その後、親機10を通常モードから低消費電力モードに移行させるため、親機電源入断切替回路17へ親機電力供給回路18からの電力の供給遮断を指示する(S13)。このS13の処理により、親機情報無線通信回路16への電力供給は遮断され、親機情報無線通信回路16による無線通信は不可能となる。ただし、親機10が低消費電力モードに移行することにより、親機情報無線通信回路16への電力供給を遮断することができる。よって、低消費電力モード時における親機10の消費電力を低減することができる。
その後、親機10の親機低消費電力モードフラグ14aを、低消費電力モードに移行していることを示すオンに設定し(S14)、この親機通常モード時処理(S3)を終了する。
S11の処理において、電話回線開放後5分経過していない、またはキー入力後5分経過していないと判定されると(S11:No)、親機電灯線通信回路19は親機10を通常モードから低消費電力モードに移行させる親機低消費電力移行コマンドを受信したかを判定する(S15)。
親機電灯線通信回路19が親機低消費電力移行コマンドを受信したと判定された場合には(S15:Yes)、S13の処理に移行し、親機電源入断切替回路17へ親機電力供給回路18からの電力の供給遮断を指示後(S13)、親機10の親機低消費電力モードフラグ14aを、低消費電力モードに移行していることを示すオンに設定し(S14)、この親機通常モード時処理(S3)を終了する。
一方、親機電灯線通信回路19が親機低消費電力移行コマンドを受信していないと判定された場合には(S15:No)、この親機通常モード時処理(S3)を終了する。
この通常モード時処理(S3)により、電話回線開放後5分経過する、またはキー入力後5分経過すると、親機電灯線通信回路19から子機60へ、子機60を通常モードから低消費電力モードに移行させる子機低消費電力移行コマンドを送信すると共に、親機電源入断切替回路17によって親機情報無線通信回路16への電力供給を遮断する。よって、親機10が低消費電力モードに移行することにより、親機情報無線通信回路16への電力供給を遮断することができる。従って、低消費電力モード時における親機10の消費電力を低減することができる。
図4は、親機10の親機制御装置11で実行される親機低消費電力モード時処理(S4)を示したフローチャートである。親機低消費電力モード時処理は、親機低消費電力モードフラグ14aのオフにより親機10が低消費電力モードであるとメイン処理にて判定された場合に実行される処理である。
親機低消費電力モード時処理(S4)が実行されると、電話回線23からの着呼、またはキー入力があるかが判定される(S21)。電話回線23からの着呼が通信制御回路22により検出されると又はキー入力がパネルGA20により検出されると(S21:Yes)、子機60を低消費電力モードから通常モードに移行させるため、親機電灯線通信回路19から充電台40へ、子機60を低消費電力モードから通常モードに移行させる子機起動コマンドを送信する(S22)。
その後、親機10を低消費電力モードから通常モードに移行させるため、親機電源入断切替回路17へ親機電力供給回路18からの電力の供給を指示する(S23)。このS23の処理により、親機情報無線通信回路16への電力が供給される。その後、親機情報無線通信回路16の初期化を行い、親機情報無線通信回路16による無線通信を可能とする(S24)。
その後、親機10の親機低消費電力モードフラグ14aを、通常電力モードに移行していることを示すオフに設定し(S25)、この親機低消費電力モード時処理(S4)を終了する。
S21の処理において、着呼またはキー入力がないと判定されると(S21:No)、親機電灯線通信回路19は親機10を低消費電力モードから通常モードに移行させる親機起動コマンドを受信したかを判定する(S26)。
親機電灯線通信回路19が親機起動コマンドを受信したと判定された場合には(S26:Yes)、S23の処理に移行し、親機電源入断切替回路17へ親機電力供給回路18からの電力の供給を指示する(S23)。その後、親機情報無線通信回路16の初期化を行い、親機情報無線通信回路16による無線通信を可能とした後(S24)、親機10の親機低消費電力モードフラグ14aを、通常電力モードに移行していることを示すオフに設定する(S25)。そして、この親機低消費電力モード時処理(S4)を終了する。
一方、親機電灯線通信回路19が親機起動コマンドを受信していないと判定された場合には(S26:No)、この親機低消費電力モード時処理(S4)を終了する。
この親機低消費電力モード時処理(S4)により、親機10が通常モードから低消費電力モードに移行し、親機情報無線通信回路16への電力供給が遮断されていても、通信制御回路22が電話回線23からの着呼を検出する、若しくはパネルGA20がキー入力を検出することにより、または親機電灯線通信回路19が親機起動コマンドを受信することにより、親機10を低消費電力モードから通常モードへ移行させることができる。よって、低消費電力モード時における親機10の消費電力を低減させるために親機情報無線通信回路16への電力供給を遮断しても、親機10を確実に低消費電力モードから通常モードへ移行させて、親機情報無線通信回路16への電力供給を再開し、子機60との無線通信を行うことができる。
図5は、充電台40の充電台制御装置41で実行されるメイン処理を示したフローチャートである。メイン処理は、充電台40が通常モードである場合の処理である充電台通常モード時処理と、充電台40が低消費電力モードである場合の処理である充電台低消費電力モード時処理とのどちらか一方を選択する処理であり、充電台40の電源が投入された際に実行される処理である。
メイン処理が実行されると、充電台40の初期化処理を行う(S31)。ここでは、充電台40の各部の初期化を行うと共に、充電台低消費電力モードフラグ44aを通常モードであることを示すオフに設定する(S31)。その後、充電台低消費電力モードフラグ44aはオフかを判定する(S32)。充電台低消費電力モードフラグ44aがオフであると判定された場合は(S32:Yes)、充電台40が通常モードである場合の処理である充電台通常モード時処理(S33)が実行される。一方、充電台低消費電力モードフラグ44aがオフでないと判定された場合は(S32:No)、充電台40が低消費電力モードである場合の処理である充電台低消費電力モード時処理(S34)が実行される。
充電台通常モード時処理(S33)または充電台低消費電力モード時処理(S34)のいずれか一方が実行された後は、S32の処理に戻り、再び充電台低消費電力モードフラグ44aはオフかを判定する(S32)。このようにしてメイン処理では、充電台低消費電力モードフラグ44aの値に応じて、充電台通常モード時処理(S33)または充電台低消費電力モード時処理(S34)の一方が選択され、その選択された処理が実行される。
図6は、充電台40の充電台制御装置41で実行される充電台通常モード時処理(S33)を示したフローチャートである。充電台通常モード時処理は、充電台低消費電力モードフラグ44aのオンにより充電台40が通常モードであるとメイン処理にて判定された場合に実行される処理である。
充電台通常モード時処理(S33)が実行されると、充電台電灯線通信回路48は子機低消費電力移行コマンドを受信したかが判定される(S41)。充電台電灯線通信回路48が子機低消費電力移行コマンドを受信したと判定されると(S41:Yes)、受信した子機低消費電力移行コマンドを子機60へ送信するために、子機ブルートゥース通信回路45から子機60へ子機低消費電力移行コマンドを送信する(S42)。
その後、充電台40の充電台低消費電力モードフラグ44aを、低消費電力モードに移行していることを示すオンに設定し(S43)、この充電台通常モード時処理(S33)を終了する。
S41の処理において、充電台電灯線通信回路48が子機低消費電力移行コマンドを受信していないと判定されると(S41:No)、子機検出回路46は子機60を検出したかを判定する(S44)。
子機検出回路46が子機60を検出したと判定されると(S44:Yes)、親機10を通常モードから低消費電力モードに移行させるために、充電台電灯線通信回路48から親機10へ親機低消費電力移行コマンドを送信する(S45)。このとき、子機60の子機充電回路70に充電台充電回路47から電力が供給され、子機60への充電が開始される。その後、S42の処理に移行し、子機60を通常モードから低消費電力モードに移行させるために、子機ブルートゥース通信回路45から子機60へ子機低消費電力移行コマンドを送信する(S42)。
そして、充電台40の充電台低消費電力モードフラグ44aを、低消費電力モードに移行していることを示すオンに設定し(S43)、この充電台通常モード時処理(S33)を終了する。
一方、子機検出回路46が子機60を検出していないと判定されると(S44:No)、この充電台通常モード時処理(S33)を終了する。
この充電台通常モード時処理(S33)においては、子機検出回路46が子機60を検出すると、子機60の子機充電回路70に充電台充電回路47から電力が供給され、子機60への充電が開始される。加えて、子機検出回路46が子機60を検出すると、充電台電灯線通信回路48から親機低消費電力移行コマンドを送信すると共に、充電台ブルートゥース通信回路45から子機低消費電力移行コマンドを送信する。よって、子機検出回路46が子機60を検出する、即ち、子機60が充電台40に載置されると、親機10および子機60は通常モードから低消費電力モードに移行する。従って、親機10の親機電源入断切替回路17によって親機情報無線通信回路16への電力供給が遮断されると共に、子機60の子機電源入断切替回路67によって子機情報無線通信回路66への電力供給が遮断される。これにより、低消費電力モード時における親機10および子機60の消費電力を低減することができる。
図7は、充電台40の充電台制御装置41で実行される充電台低消費電力モード時処理(S34)を示したフローチャートである。充電台低消費電力モード時処理は、充電台低消費電力モードフラグ44aのオフにより充電台40が低消費電力モードであるとメイン処理にて判定された場合に実行される処理である。
充電台低消費電力モード時処理(S34)が実行されると、充電台電灯線通信回路48は、子機起動コマンドを受信したかが判定される(S51)。充電台電灯線通信回路48は、子機起動コマンドを受信したと判定されると(S51:Yes)、受信した子機起動コマンドを子機60へ送信するために、充電台ブルートゥース通信回路45から子機60へ子機起動コマンドを送信する(S52)。
その後、充電台40の充電台低消費電力モードフラグ44aを、通常電力モードに移行していることを示すオフに設定し(S53)、この充電台低消費電力モード時処理(S34)を終了する。
S51の処理において、充電台電灯線通信回路48は、子機起動コマンドを受信していないと判定されると(S51:No)、充電台ブルートゥース通信回路45は、親機起動コマンドを受信したかを判定する(S54)。
充電台ブルートゥース通信回路45が、親機起動コマンドを受信したと判定されると(S54:Yes)、受信した親機起動コマンドを親機10へ送信するために、充電台電灯線通信回路48から親機10へ親機起動コマンドを送信する(S55)。
その後、充電台40の充電台低消費電力モードフラグ44aを、通常電力モードに移行していることを示すオフに設定し(S53)、この充電台低消費電力モード時処理(S34)を終了する。
一方、充電台ブルートゥース通信回路45は、親機起動コマンドを受信していないと判定されると(S54:No)、この充電台低消費電力モード時処理(S34)を終了する。
この充電台低消費電力モード時処理(S34)においては、親機10と子機60との間に充電台40が介在しても、充電台電灯線通信回路48および充電台ブルートゥース回路45によって親機10と子機60との間で行われるコマンドの通信を中継することにより、そのコマンドの通信を妨げることがない。よって、親機10の親機電灯線通信回路19から送信されるコマンドを確実に子機通信回路68へ受信させ、子機60の通常モードと低消費電力モードとの切り替えを確実に実行できる。加えて、子機60の子機通信回路68から送信されるコマンドを確実に親機電灯線通信回路19へ受信させ、親機10の通常モードと低消費電力モードとの切り替えを確実に実行できる。
図8は、子機60の子機制御装置61で実行されるメイン処理を示したフローチャートである。メイン処理は、子機60が通常モードである場合の処理である子機通常モード時処理と、子機60が低消費電力モードである場合の処理である子機低消費電力モード時処理とのどちらか一方を選択する処理であり、子機60の電源が投入された際に実行される処理である。
メイン処理が実行されると、子機60の初期化処理を行う(S61)。ここでは、子機60の各部の初期化を行うと共に、子機低消費電力モードフラグ64aを通常モードであることを示すオフに設定する(S61)。その後、子機低消費電力モードフラグ64aはオフかを判定する(S62)。子機低消費電力モードフラグ64aがオフであると判定された場合は(S62:Yes)、子機60が通常モードである場合の処理である子機通常モード時処理(S63)が実行される。一方、子機低消費電力モードフラグ64aがオフでないと判定された場合は(S62:No)、子機60が低消費電力モードである場合の処理である子機低消費電力モード時処理(S64)が実行される。
子機通常モード時処理(S63)または子機低消費電力モード時処理(S64)のいずれか一方が実行された後は、S62の処理に戻り、再び子機低消費電力モードフラグ64aはオフかを判定する(S62)。このようにしてメイン処理では、子機低消費電力モードフラグ64aの値に応じて、子機通常モード時処理(S63)または子機低消費電力モード時処理(S64)の一方が選択され、その選択された処理が実行される。
図9は、子機60の子機制御装置61で実行される子機通常モード時処理(S63)を示したフローチャートである。子機通常モード時処理は、子機低消費電力モードフラグ64aのオンにより子機60が通常モードであるとメイン処理にて判定された場合に実行される処理である。
子機通常モード時処理(S63)が実行されると、子機通信回路68は、子機低消費電力移行コマンドを受信したかが判定される(S71)。子機通信回路68が、子機低消費電力移行コマンドを受信したと判定されると(S71:Yes)、子機60を通常モードから低消費電力モードに移行させるため、子機電源入断切替回路67へ充電池71からの電力の供給遮断を指示する(S72)。
その後、子機60の子機低消費電力モードフラグ64aを、子機60が低消費電力モードに移行していることを示すオンに設定し(S73)、この子機通常モード時処理(S53)を終了する。
S61の処理において、子機通信回路68が、子機低消費電力移行コマンドを受信していないと判定されると(S71:No)、子機60を通常モードのままにするために、この子機通常モード時処理(S63)を終了する。
この通常モード時処理(S63)により、子機通信回路68が子機低消費電力移行コマンドを受信すると、子機電源入断切替回路67によって充電池71から子機情報無線通信回路66への電力供給を遮断する。よって、子機60が低消費電力モードに移行することにより、子機情報無線通信回路66への電力供給を遮断することができる。従って、低消費電力モード時における子機60の消費電力を低減することができる。
図10は、子機60の子機制御装置61で実行される子機低消費電力モード時処理(S64)を示したフローチャートである。子機低消費電力モード時処理は、子機低消費電力モードフラグ64aのオフにより子機60が低消費電力モードであるとメイン処理にて判定された場合に実行される処理である。
子機低消費電力モード時処理(S64)が実行されると、子機通信回路68は、子機起動コマンドを受信したかが判定される(S81)。子機通信回路68が、子機起動コマンドを受信したと判定されると(S81:Yes)、子機60を低消費電力モードから通常モードに移行させるため、子機電源入断切替回路67へ充電池71からの電力供給を指示する(S82)。このS82の処理により、子機情報無線通信回路66への電力が供給される。その後、子機情報無線通信回路66の初期化を行い、子機情報無線通信回路66による無線通信を可能とする(S83)。
その後、子機60の子機低消費電力モードフラグ64aを、子機60が通常電力モードに移行していることを示すオフに設定し(S84)、この子機低消費電力モード時処理(S64)を終了する。
S81の処理において、子機通信回路68が、子機起動コマンドを受信していないと判定されると(S81:No)、キー入力があるかが判定される(S85)。キー入力がパネルGA72により検出されると、キー入力があると判定され(S85:Yes)、親機10を低消費電力モードから通常モードに移行させるため、子機通信回路68から充電台40へ、親機起動コマンドを送信する(S86)。
その後、子機60を低消費電力モードから通常モードに移行させるため、S72からS74の処理を実行し、この子機低消費電力モード時処理(S64)を終了する。
一方、S85の処理において、キー入力がないと判定されると(S85:No)、この子機低消費電力モード時処理(S64)を終了する。
この子機低消費電力モード時処理(S64)により、子機60が通常モードから低消費電力モードに移行し、子機情報無線通信回路66への電力供給が遮断されていても、子機通信回路68が子機起動コマンドを受信する又はキー入力がパネルGA72により検出されると、子機60を低消費電力モードから通常モードへ移行させることができる。よって、低消費電力モード時における子機60の消費電力を低減させるために子機情報無線通信回路66への電力供給を遮断しても、子機60を確実に低消費電力モードから通常モードへ移行させて、子機情報無線通信回路66への電力供給を再開し、親機10との無線通信を行うことができる。
上述した通り、本実施の形態によれば、電話回線開放後5分経過する、またはキー入力後5分経過すると、親機電灯線通信回路19から子機60へ、子機60を通常モードから低消費電力モードに移行させる子機低消費電力移行コマンドを送信すると共に、親機電源入断切替回路17によって親機情報無線通信回路16への電力供給を遮断する。よって、親機10が低消費電力モードに移行することにより、親機情報無線通信回路16への電力供給を遮断することができる。従って、低消費電力モード時における親機10の消費電力を低減することができる。
また、本実施の形態によれば、子機通信回路68が子機低消費電力移行コマンドを受信すると、子機電源入断切替回路67によって充電池71から子機情報無線通信回路66への電力供給を遮断する。よって、子機60が低消費電力モードに移行することにより、子機情報無線通信回路66への電力供給を遮断することができる。従って、低消費電力モード時における子機60の消費電力を低減することができる。
更に、本実施の形態によれば、親機10が通常モードから低消費電力モードに移行し、親機情報無線通信回路16への電力供給が遮断されていても、通信制御回路22が電話回線23からの着呼を検出する、若しくはパネルGA20がキー入力を検出することにより、または親機電灯線通信回路19が親機起動コマンドを受信することにより、親機10を低消費電力モードから通常モードへ移行させることができる。よって、低消費電力モード時における親機10の消費電力を低減させるために親機情報無線通信回路16への電力供給を遮断しても、親機10を確実に低消費電力モードから通常モードへ移行させて、親機情報無線通信回路16への電力供給を再開し、子機60との無線通信を行うことができる。
また、本実施の形態によれば、子機60が通常モードから低消費電力モードに移行し、子機情報無線通信回路66への電力供給が遮断されていても、子機通信回路68が子機起動コマンドを受信する又はキー入力がパネルGA72により検出されると、子機60を低消費電力モードから通常モードへ移行させることができる。よって、低消費電力モード時における子機60の消費電力を低減させるために子機情報無線通信回路66への電力供給を遮断しても、子機60を確実に低消費電力モードから通常モードへ移行させて、子機情報無線通信回路66への電力供給を再開し、親機10との無線通信を行うことができる。
次に、図11から図13を参照して第2の実施の形態について説明する。図11は、第2の実施の形態におけるコードレス通信システム1の電気的構成を示している。なお、前述した第1の実施の形態と同一の部分については、同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
図11に示すように、第2の実施の形態におけるコードレス通信システム1は、第1の実施の形態の充電台40が親機90と一体化された構造となっている。よって、第2の実施の形態のコードレス通信システム1は、親機90に充電台ブルートゥース通信回路45と子機検出回路46と充電台充電回路47とが内蔵されている。また、第2の実施の形態のコードレス通信システム1は、親機電灯線通信回路19と、充電台電灯線通信回路48と、充電台制御装置41とを有していない点で第1の実施の形態とは異なる。これにより、親機90と子機60とは、親機90の充電台ブルートゥース通信回路45と子機通信回路68との間でコマンドの通信を行う。なお、子機60については、第1の実施の形態と全て同一であるので、その説明を省略する。
このコードレス通信システム1においては、充電台ブルートゥース通信回路45と子機検出回路46と充電台充電回路47とが、それぞれバスライン24とバスラインにより接続されている。充電台ブルートゥース通信回路45は、CPU12からのコマンドをバスライン24を介して入力すると、その入力されたコマンドを高周波電流信号に変換し、充電台ブルートゥース通信回路45に内蔵されたアンテナから放射する。ここで、充電台ブルートゥース通信回路45が送信するコマンドは、子機起動コマンドおよび子機低消費電力移行コマンドである。
一方、充電台ブルートゥース通信回路45は、アンテナが受信した高周波電流信号を入力すると、その入力された高周波電流信号から必要となるコマンドを取り出し、バスライン24へ出力する。出力されたコマンドはCPU12に受信される。ここで、充電台ブルートゥース通信回路45が受信するコマンドは、子機通信回路68から送信された親機起動コマンドである。
子機検出回路46は、充電台40に子機60が載置され、その子機60を子機検出回路46が検出すると、子機検出信号をバスライン24に出力する。出力された子機検出信号はCPU12に受信される。
充電台充電回路47は、バスライン24にバスラインによって接続されると共に、ACコンセント81と電力を供給する供給線(矢印の先端が黒塗潰し)によって接続される。充電台40に子機60が載置され、子機検出回路46から子機検出信号がバスライン24に出力されると、出力された子機検出信号はCPU12に受信される。そして、充電台充電回路47は、CPU12からの指示を受け、ACコンセント81から供給された電力を直流に変換し、子機60へ供給する。
図12は、親機90の親機制御装置11で実行される親機通常モード時処理(S3)を示したフローチャートである。親機通常モード時処理は、親機低消費電力モードフラグ14aのオンにより親機90が通常モードであるとメイン処理(図2参照)にて判定された場合に実行される処理である。
親機通常モード時処理(S3)が実行されると、電話回線開放後5分経過しているか、またはキー入力後5分経過しているかが判定される(S91)。電話回線開放が通信制御回路22により検出されると又はキー入力がパネルGA20により検出されるとCPU12は、計時を開始する。そのCPU12による計時が5分を経過すると、電話回線開放後5分経過している、またはキー入力後5分経過していると判定され(S91:Yes)、子機60を通常モードから低消費電力モードに移行させるため、充電台ブルートゥース通信回路45から子機60へ、子機60を通常モードから低消費電力モードに移行させる子機低消費電力移行コマンドを送信する(S92)。
その後、親機90を通常モードから低消費電力モードに移行させるため、親機電源入断切替回路17へ親機電力供給回路18からの電力の供給遮断を指示する(S93)。このS93の処理により、親機情報無線通信回路16への電力供給は遮断され、親機情報無線通信回路16による無線通信は不可能となる。ただし、親機90が低消費電力モードに移行することにより、親機情報無線通信回路16への電力供給を遮断することができる。よって、低消費電力モード時における親機90の消費電力を低減することができる。
その後、親機90の親機低消費電力モードフラグ14aを、低消費電力モードに移行していることを示すオンに設定し(S94)、この親機通常モード時処理(S3)を終了する。
S91の処理において、電話回線開放後5分経過していない、またはキー入力後5分経過していないと判定されると(S91:No)、子機検出回路46は子機60を検出したかを判定する(S95)。子機60が親機90と一体化された充電台40に載置されることにより、子機検出回路46が子機60を検出したと判定された場合には(S95:Yes)、S92の処理に移行し、子機60を通常モードから低消費電力モードに移行させるため、充電台ブルートゥース通信回路45から子機60へ、子機60を通常モードから低消費電力モードに移行させる子機低消費電力移行コマンドを送信する(S92)。
その後、親機90を通常モードから低消費電力モードに移行させるためにS93の処理を実行し、親機90の親機低消費電力モードフラグ14aを変更するためにS94の処理を実行して、この親機通常モード時処理(S3)を終了する。
一方、S95の処理において、子機検出回路46が子機60を検出していないと判定されると(S95:No)、この親機通常モード時処理(S3)を終了する。
この通常モード時処理(S3)により、電話回線開放後5分経過する、またはキー入力後5分経過すると、親機90の充電台ブルートゥース通信回路45から子機60へ、子機60を通常モードから低消費電力モードに移行させる子機低消費電力移行コマンドを送信すると共に、親機電源入断切替回路17によって親機情報無線通信回路16への電力供給を遮断する。よって、親機90が低消費電力モードに移行することにより、親機情報無線通信回路16への電力供給を遮断することができる。従って、低消費電力モード時における親機90の消費電力を低減することができる。
図13は、親機90の親機制御装置11で実行される親機低消費電力モード時処理(S4)を示したフローチャートである。親機低消費電力モード時処理は、親機低消費電力モードフラグ14aのオフにより親機90が低消費電力モードであるとメイン処理にて判定された場合に実行される処理である。
親機低消費電力モード時処理(S4)が実行されると、電話回線23からの着呼、またはキー入力があるかが判定される(S101)。電話回線23からの着呼が通信制御回路22により検出されると又はキー入力がパネルGA20により検出されると(S101:Yes)、子機60を低消費電力モードから通常モードに移行させるため、充電台ブルートゥース通信回路45から子機60へ、子機60を低消費電力モードから通常モードに移行させる子機起動コマンドを送信する(S102)。
その後、親機90を低消費電力モードから通常モードに移行させるため、親機電源入断切替回路17へ親機電力供給回路18からの電力の供給を指示する(S103)。このS103の処理により、親機情報無線通信回路16への電力が供給される。その後、親機情報無線通信回路16の初期化を行い、親機情報無線通信回路16による無線通信を可能とする(S104)。
その後、親機90の親機低消費電力モードフラグ14aを、通常電力モードに移行していることを示すオフに設定し(S105)、この親機低消費電力モード時処理(S4)を終了する。
S91の処理において、着呼またはキー入力がないと判定されると(S101:No)、充電台ブルートゥース通信回路45は親機90を低消費電力モードから通常モードに移行させる親機起動コマンドを受信したかを判定する(S106)。
充電台ブルートゥース通信回路45が親機起動コマンドを受信したと判定された場合には(S106:Yes)、S103の処理に移行し、親機電源入断切替回路17へ親機電力供給回路18からの電力の供給を指示する(S103)。その後、親機情報無線通信回路16の初期化を行い、親機情報無線通信回路16による無線通信を可能として(S104)、親機90の親機低消費電力モードフラグ14aを、通常電力モードに移行していることを示すオフに設定する(S105)。その後、この親機低消費電力モード時処理(S4)を終了する。
一方、充電台ブルートゥース通信回路45が親機起動コマンドを受信していないと判定された場合には(S106:No)、この親機低消費電力モード時処理(S4)を終了する。
この親機低消費電力モード時処理(S4)により、親機90が通常モードから低消費電力モードに移行し、親機情報無線通信回路16への電力供給が遮断されていても、通信制御回路22が電話回線23からの着呼を検出する、若しくはパネルGA20がキー入力を検出することにより、または充電台ブルートゥース通信回路45が親機起動コマンドを受信することにより、親機90を低消費電力モードから通常モードへ移行させることができる。よって、低消費電力モード時における親機90の消費電力を低減させるために、親機情報無線通信回路16への電力供給を遮断することにより、親機90の無線通信が不可能であっても、通信制御回路22が電話回線23からの着呼を検出する、若しくはパネルGA20がキー入力を検出することにより、または充電台ブルートゥース通信回路45が親機起動コマンドを受信することにより、親機90を確実に低消費電力モードから通常モードへ移行させることができる。
上述した通り、第2の実施の形態によれば、電話回線開放後5分経過する、またはキー入力後5分経過すると、親機90の充電台ブルートゥース通信回路45から子機60へ、子機60を通常モードから低消費電力モードに移行させる子機低消費電力移行コマンドを送信すると共に、親機電源入断切替回路17によって親機情報無線通信回路16への電力供給を遮断する。よって、親機90が低消費電力モードに移行することにより、親機情報無線通信回路16への電力供給を遮断することができる。従って、低消費電力モード時における親機90の消費電力を低減することができる。
また、第2の実施の形態によれば、親機90が通常モードから低消費電力モードに移行し、親機情報無線通信回路16への電力供給が遮断されていても、通信制御回路22が電話回線23からの着呼を検出する、若しくはパネルGA20がキー入力を検出することにより、または充電台ブルートゥース通信回路45が親機起動コマンドを受信することにより、親機90を低消費電力モードから通常モードへ移行させることができる。よって、低消費電力モード時における親機90の消費電力を低減させるために親機情報無線通信回路16への電力供給を遮断しても、親機10を確実に低消費電力モードから通常モードへ移行させて、親機情報無線通信回路16への電力供給を再開し、子機60との無線通信を行うことができる。
以上、各実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変形改良が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記の各実施の形態では、子機60が親機10または親機90を通常モードから低消費電力モードに移行させる親機低消費電力移行コマンドを送信する場合はなかった。しかし、親機10または親機90との無線通信が終了し、子機情報無線通信回路66が無線通信終了を検出したとき、またはパネルGA72がキー入力を検出したときにCPU62が計時を開始して、そのCPU62による計時が所定時間を経過すると、子機通信回路68から親機低消費電力移行コマンドを送信すると共に、子機制御装置61が子機電源入断切替回路67へ充電池71からの電力供給を遮断する指示をするようにしても良い。この場合には、子機60が低消費電力モードに移行することにより、子機情報無線通信回路66への電力供給を遮断することができる。従って、低消費電力モード時における子機60の消費電力を低減することができる。なお、親機低消費電力移行コマンドを送信するのは、子機通信回路68ではなく、子機情報無線通信回路66でも良い。
また、上記の各実施の形態では、子機60が充電台40に載置されたときに、子機検出回路46が子機60を検出し、充電台ブルートゥース通信回路45から子機60を通常モードから低消費電力モードに移行させる子機低消費電力移行コマンドが送信され、この送信された子機低消費電力移行コマンドを子機通信回路68が受信することにより、子機60が低消費電力モードとなるように構成されていた。しかし、これに限らず、子機60が充電台40に載置されたときに、子機60の充電台検出回路69が充電台40を検出し、その検出により子機電源入断切替回路67へ充電池71からの電力遮断を指示しても良い。この場合は、子機60が充電台40に載置されたときに、充電台ブルートゥース通信回路45から子機低消費電力移行コマンドを送信する必要がないので、子機60を低消費電力モードに移行させる処理を簡略化することができる。
また、例えば、上記の第1の実施の形態では、子機60へのキー入力がパネルGA72により検出されると、子機60を低消費電力モードから通常モードへ移行させた。しかし、これに限定されず、充電台40に載置された子機60が充電台40から取り外された場合には、充電台40の子機検出回路46が子機60を検出している状態から未検出状態となるので、子機検出回路46が未検出状態となったときに、充電台ブルートゥース通信回路45から子機起動コマンドを送信すると共に、充電台電灯線通信回路48から親機起動コマンドを送信するようにしても良い。この場合には、充電台40から子機60が取り外されると、親機10または親機90、充電台40、および子機60を低消費電力モードから通常モードへ切り替えることができる。
更には、充電台40に載置された子機60が充電台40から取り外された場合には、子機60の充電台検出回路69が充電台40を検出している状態から未検出状態となるので、充電台検出回路69が未検出状態となったときに、子機通信回路68から親機起動コマンドを送信すると共に、子機電源入断切替回路67へ充電池71からの電力供給を指示しても良い。この場合にも、充電台40から子機60が取り外されると、親機10または親機90、充電台40、および子機60を低消費電力モードから通常モードへ切り替えることができる。
また、上記の各実施の形態では、子機低消費移行コマンドを送信するのは、親機10のときは親機電灯線通信回路19であった。しかし、これに限定されず、子機低消費移行コマンドを送信するのは、親機10の親機情報無線通信回路16であっても良い。
本実施形態におけるコードレス通信システムの電気的構成を示したブロック図である。 親機の親機制御装置で実行されるメイン処理を示したフローチャートである。 親機の親機制御装置で実行される親機通常モード時処理を示したフローチャートである。 親機の親機制御装置で実行される親機低消費電力モード時処理を示したフローチャートである。 充電台の充電台制御装置で実行されるメイン処理を示したフローチャートである。 充電台の充電台制御装置で実行される充電台通常モード時処理を示したフローチャートである。 充電台の充電台制御装置で実行される充電台低消費電力モード時処理を示したフローチャートである。 子機の子機制御装置で実行されるメイン処理を示したフローチャートである。 子機の子機制御装置で実行される子機通常モード時処理を示したフローチャートである。 子機の子機制御装置で実行される子機低消費電力モード時処理を示したフローチャートである。 第2の実施の形態におけるコードレス通信システムの電気的構成を示したブロック図である。 第2の実施の形態における親機の親機制御装置で実行される親機通常モード時処理を示したフローチャートである。 第2の実施の形態における親機の親機制御装置で実行される親機低消費電力モード時処理を示したフローチャートである。
1 コードレス通信システム
10 親機
11 親機制御装置(親機起動制御手段、親機停止制御手段、第2親機起動制御手段、第2親機停止制御手段)
16 親機情報無線通信回路(親機無線通信手段)
17 親機電源入断切替回路(親機切替手段)
19 親機電灯線通信回路(親機通信手段)
20 パネルゲートアレイ(親機入力検出手段)
22 通信制御回路(親機着呼検出手段)
23 電話回線(通信回線)
40 充電台
41 充電台制御装置(充電台通信制御手段)
45 充電台ブルートゥース通信回路(第2中継通信手段)
46 子機検出回路(子機検出手段)
47 充電台充電回路(充電手段)
48 充電台電灯線通信回路(第1中継通信手段)
60 子機
62 子機制御装置(子機起動制御手段、子機停止制御手段、第2子機起動制御手段、無線通信検出手段の一部、第2子機停止制御手段)
66 子機情報無線通信回路(子機無線通信手段、無線通信検出手段の一部)
67 子機電源入断切替回路(子機切替手段)
68 子機通信回路(子機通信手段)
72 パネルゲートアレイ(子機入力検出手段)
90 親機

Claims (8)

  1. 通信回線と接続され、無線通信を実行する親機無線通信手段を有する親機と、その親機の親機無線通信手段と無線通信を実行する子機無線通信手段を有する子機とを備えるコードレス通信システムであって、
    前記子機は、
    前記子機無線通信手段とは別に設けられ、信号の通信を行う子機通信手段と、
    前記子機無線通信手段への電力供給を実行する通常モードと該電力供給を遮断する低消費電力モードとに切り替える子機切替手段とを備え、
    前記親機は、
    前記親機無線通信手段とは別に設けられ、前記信号の通信を行う親機通信手段と、
    前記親機無線通信手段への電力供給を実行する通常モードと該電力供給を遮断する低消費電力モードとに切り替える親機切替手段と、
    前記親機への使用者による入力操作を検出する親機入力検出手段と、
    前記通信回線の開放後所定時間経過した場合または前記親機入力検出手段による入力操作の検出が所定時間経過してもない場合に、前記親機無線通信手段または親機通信手段の少なくとも一方から子機停止信号を送信させると共に、前記親機切替手段によって前記親機無線通信手段への電力供給を遮断して低消費電力モードとする親機停止制御手段とを備え、
    前記子機は、
    前記子機通信手段または前記子機無線通信手段の少なくとも一方から前記子機停止信号を受信した場合に、前記子機切替手段によって前記子機無線通信手段への電力供給を遮断して低消費電力モードとする子機停止制御手段を備えていることを特徴とするコードレス通信システム。
  2. 前記親機は、
    前記通信回線からの着呼を検出する親機着呼検出手段と、
    前記親機切替手段によって前記親機無線通信手段への電力供給が遮断された低消費電力モードにおいて、前記親機着呼検出手段が着呼を検出した場合または前記親機入力検出手段が入力操作を検出した場合に、前記親機通信手段により子機起動信号を送信させると共に、前記親機切替手段に前記親機無線通信手段への電力供給を実行させて低消費電力モードを解除し通常モードとする親機起動制御手段を備え、
    前記子機は、
    前記子機切替手段によって前記子機無線通信手段への電力供給が遮断された低消費電力モードにおいて、前記子機通信手段により前記子機の低消費電力モードを解除させる子機起動信号を受信した場合に、前記子機切替手段に前記子機無線通信手段への電力供給を実行させて低消費電力モードを解除し通常モードとする子機起動制御手段を備えていることを特徴とする請求項1記載のコードレス通信システム。
  3. 通信回線と接続され、無線通信を実行する親機無線通信手段を有する親機と、その親機の親機無線通信手段と無線通信を実行する子機無線通信手段を有する子機とを備えるコードレス通信システムであって、
    前記親機は、
    前記親機無線通信手段とは別に設けられ、信号の通信を行う親機通信手段と、
    前記親機無線通信手段への電力供給を実行する通常モードと該電力供給を遮断する低消費電力モードとに切り替える親機切替手段とを備え、
    前記子機は、
    前記子機無線通信手段とは別に設けられ、前記信号の通信を行う子機通信手段と、
    前記子機無線通信手段への電力供給を実行する通常モードと該電力供給を遮断する低消費電力モードとに切り替える子機切替手段と、
    前記子機への使用者による入力操作を検出する子機入力検出手段と、
    前記親機からの無線通信を検出する無線通信検出手段と、
    前記親機との無線通信終了後所定時間経過した場合または前記子機入力検出手段による入力操作の検出が所定時間経過してもない場合に、前記子機無線通信手段または子機通信手段の少なくとも一方から前記親機を前記低消費電力モードに切り替えるための親機停止信号を送信させると共に、前記子機切替手段によって前記子機無線通信手段への電力供給を遮断して低消費電力モードとする第2子機停止制御手段を備え、
    前記親機は、
    前記親機通信手段または前記親機無線通信手段の少なくとも一方から前記親機停止信号を受信した場合に、前記親機切替手段によって前記親機無線通信手段への電力供給を遮断して低消費電力モードとする第2親機停止制御手段を備えていることを特徴とするコードレス通信システム。
  4. 前記子機は、
    前記子機切替手段によって前記子機無線通信手段への電力供給が遮断された低消費電力モードにおいて、前記子機入力検出手段が入力操作を検出した場合に、前記子機通信手段により親機起動信号を送信すると共に、前記子機切替手段に前記子機無線通信手段への電力供給を実行させて低消費電力モードを解除し通常モードとする第2子機起動制御手段を備え、
    前記親機は、
    前記親機切替手段によって前記親機無線通信手段への電力供給が遮断された低消費電力モードにおいて、前記親機通信手段により前記親機の低消費電力モードを解除させる親機起動信号を受信した場合に、前記親機切替手段に前記親機無線通信手段への電力供給を実行させて低消費電力モードを解除し通常モードとする第2親機起動制御手段を備えていることを特徴とする請求項3記載のコードレス通信システム。
  5. 前記子機が着脱自在に載置される充電台を備え、
    その充電台に前記子機が載置されている場合に、その子機へ電力を供給して充電する充電手段と、
    前記親機通信手段と前記子機通信手段とが通信する信号を中継するために、前記親機通信手段と信号の通信を行う第1中継通信手段と、
    その第1中継通信手段と信号の通信を行うと共に、前記子機通信手段と信号の通信を行う第2中継通信手段とを備え、
    前記充電台は、
    その充電台に前記子機が載置された場合に、その載置された子機を検出する子機検出手段と、
    その子機検出手段により前記子機の載置が検出された場合に、前記第1中継通信手段に親機停止信号を送信させる充電台通信制御手段とを備え、
    前記親機は、
    前記親機通信手段が前記親機停止信号を受信した場合に、前記親機切替手段によって前記親機無線通信手段への電力供給を遮断して低消費電力モードとする第2親機停止制御手段を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載のコードレス通信システム。
  6. 前記子機が着脱自在に載置される充電台を備え、
    その充電台に前記子機が載置されている場合に、その子機へ電力を供給して充電する充電手段と、
    前記親機通信手段と前記子機通信手段とが通信する信号を中継するために、前記親機通信手段と信号の通信を行う第1中継通信手段と、
    その第1中継通信手段と信号の通信を行うと共に、前記子機通信手段と信号の通信を行う第2中継通信手段とを備え、
    前記充電台は、
    その充電台に前記子機が載置された場合に、その載置された子機を検出する子機検出手段と、
    その子機検出手段により前記子機の載置が検出された場合に、前記第2中継通信手段に子機停止信号を送信させる充電台通信制御手段を備え、
    前記子機は、
    前記子機通信手段が前記子機停止信号を受信した場合に、前記子機切替手段によって前記子機無線通信手段への電力供給を遮断して低消費電力モードとする子機停止制御手段を備えていることを特徴とする請求項3または4に記載のコードレス通信システム。
  7. 前記親機通信手段および第1中継通信手段は、商用電源線に接続されており、その商用電源線を介して信号の通信を行うように構成されていることを特徴とする請求項5または6に記載のコードレス通信システム。
  8. 前記第2中継通信手段および子機通信手段は、無線通信によって信号の通信を行うように構成されていることを特徴とする請求項5または6に記載のコードレス通信システム。
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