JP2005197919A - 通信システム - Google Patents

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Toshiyuki Sugitani
俊幸 杉谷
Tatsuro Fukuda
達朗 福田
Shinji Fukuda
真二 福田
Hirotsugu Haraguchi
浩紹 原口
Akihiko Hirata
明彦 平田
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Abstract

【課題】宅内において、有線系と無線系通信のデメリットを補いながら別ルートを選択することで通信時の他機器の電波干渉を回避し、音途切れを低減した通信接続と設置とが容易な通信システムの提供を目的とする。
【解決手段】既設の配電線18を用いた電灯線通信技術と、通常通信する親機1・子機2間を無線化したシステムとを併用し、もう1つの通信経路を設ける。干渉源100の位置に応じて、親機1あるいは子機2内にある判定回路5にて指示される無線と電灯線の切替え回路7および無線と光電変換の切替え回路26により、親機1から子機2の充電台19までを宅内の配電線18を用いた電灯線通信に切り替え、子機2と干渉源100の位置に応じて、子機2・子機2の充電台19間に、親機1・子機2間を干渉源100が出す電波と種類が異なる赤外線通信技術を適用する。これにより、通話中の音切れを低減できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、有線系と無線系の通信システムに係り、特に宅内におけるコードレス電話機やPBX(Private Branch eXchange;構内交換機)のような親機・子機の関係で構成される通信システムに関する。
従来の技術として、宅内においては有線系と無線系の通信システムがある。親機・子機の関係で構成されるシステムで説明すると、以下のようなものがある。
有線系の代表的なものはPBXようなシステムであり、TEL(TELephone;電話)コードなどのケーブルを用いて、PBX本体(親機)と電話子機間を直接接続する方式である。無線と異なり、ケーブル間は他機器からの電波干渉を受け難いが、前述のPBX本体からのTELコードに電話子機が接続されているため、TELコード、あるいは電話子機のハンドセットとを接続するカールコード自体に負荷がかからないよう電話子機周辺程度しか移動できない。そのため、通話中に近くにある資料を手にしたい場合などに移動できる範囲に制限があり、通話者の移動性・作業性が良くない。
また、最近では、宅内に配線した既設の100V系電源ケーブルに送信側で変調した通話情報を乗せ、受信側のフィルタで50または60Hzの電流を分離し、通話情報を取り出して復調することにより、通話が可能となる電灯線通信技術もある(例えば、特許文献1参照。)。
無線系の代表的なものはコードレス電話機であり、宅内では、法規制上許された周波数帯の電波を使って、コードレス電話機の親機・子機間でデータの送受信を行うことにより通話を実現する。国内においては、比較的容易に参入可能なISMバンド(Industry Science Medical band)を用いた無線システムが多い。ところが、最近では、このISMバンド帯の2.4GHz近辺の周波数帯で動作する無線LAN(Local Area Network)などの他の無線システムから出る電波の干渉や、電子レンジなどの家電機器が動作時に同周波数帯の電波を出すことによる電波干渉により、電話機の親機・子機間のデータの送受信が妨げられ、通話が途切れることがある。
また、無線通信(電波を利用して行う通信をいう。以下同じ。)ではないが、パソコンと携帯情報端末間で用いるデータ通信が主で、テレビリモコンのような赤外線のデータ通信方式である通信速度9.6kbps(キロビット/秒)〜115.2kbpsのIrDA(Infrared Data Association)規格に準拠した方式もある(例えば、特許文献2参照。)。
特開2001−285150号公報 特開平10−164250号公報
宅内の通信システムにおいて、コストを考慮すると、複雑にならないよう有線あるいは無線系単独のシステムとするのが望ましいが、それぞれにメリットがある反面、次のようなデメリットもある。
有線系において、PBX本体と電話子機のケーブル接続では、通話者の移動性・作業性が悪く、ケーブルなどの設置工事も必要となる。また、ケーブルがテーブルや床上を這う
ことになり邪魔になる。また、新たにケーブルなどを設置する必要の無い既設の配電線を用いる電灯線通信技術を用いても、終端のAC(交流)コンセントから先の通話者に伝達する手段が別途必要である。
無線系において、一般に、他機器とは電波を出す際の取り決めごとや調整のためのインターフェースも無い。そのため、他機器から出される電波の干渉による通話の中断があるし、当通信システムからの電波で他機器の通信などを中断させる場合もある。他機器からの干渉を回避するために、当通信システムの電波出力を上げる方法もあるが、日本国内においては法規制上の問題もあるため、実現が容易でなく、また消費電力も増加する。
また、通話者に専門知識が無い場合、電波を出し、干渉源となっている機器がどれであるか不明であり、取り敢えず、通話できるようになるのを待つしかない場合もある。同じ宅内でも、使用機器の動作状態などが異なるため、常に干渉源から出る電波の強弱や周波数も変化しているため、干渉源を特定することは困難である。
また、無線通信とは異なり電波干渉を受け難いIrDA規格に準拠した赤外線通信では、通信に利用する赤外線光の直進性から障害物に弱く、通信距離が短くなる場合がある。
本発明の目的は、宅内において、有線系と無線系通信のデメリットを補いながら別ルートを選択することで通信時の他機器の電波干渉を回避し、音途切れを低減した通信接続と設置とが容易な通信システムを提供することにある。
本発明の通信システムは、配電線に接続され配電線から電源供給される親機と、親機と無線通信を行う子機と、配電線に接続され子機へ電源供給を行う充電台とを有する通信システムであって、親機と子機間での無線通信の状態に応じて無線通信または配電線を信号の伝送路とした通信を切り替えて通信を行うように構成したものである。
本発明によれば、宅内において、有線系と無線系通信のデメリットを補いながら別ルートを選択することで通信時の他機器の電波干渉を回避し、音途切れを低減した通信接続と設置とが容易な通信システムが得られる。また、宅内において、既設の配電線を用いた電灯線通信技術を利用するため、新たなケーブル配線工事が不要である。通話者の移動性・作業性は、無線系の子機としたことにより確保できる。また、電灯線通信を用いているため、配電線が張り巡らされている場合、宅内における他の部屋まで通信することが可能となる。
本発明は、通信時の他機器の干渉を回避し、音声を含むデータ通信を容易に行うという目的を、電灯線通信と近距離の光通信技術とを組み合わせることにより実現した。
上記課題を解決するためになされた第1の発明は、配電線に接続され配電線から電源供給される親機と、親機と無線通信を行う子機と、配電線に接続され子機へ電源供給を行う充電台とを有する通信システムであって、親機は、子機と無線通信を行うための第1の無線部と、第1の無線部による無線通信の状態を判断する第1の判定回路と、配電線を信号の伝送路とした通信を行うための電灯線制御部と、第1の判定回路にて判断された無線通信の状態に応じて第1の無線部と電灯線制御部のいずれかを用いて通信を行うための無線電灯線切替え回路とを備え、充電台は、配電線を信号の伝送路とした通信を行うための電灯線通信部と、子機と光通信を行うための第1の光電変換部および第1の光送受信部とを備え、子機は、親機と無線通信を行うための第2の無線部と、第2の無線部による無線通
信の状態を判断する第2の判定回路と、充電台と光通信を行うための第2の光電変換部および第2の光送受信部と、第2の判定回路にて判断された無線通信の状態に応じて第2の無線部と第2の光送受信部とのいずれかを用いて通信を行うための無線光電変換切替え回路とを備えたものであり、親機と子機間での無線通信の状態に応じて無線通信または配電線を信号の伝送路とした通信を切り替えて通信を行う。これにより、宅内において、有線系と無線系通信のデメリットを補いながら別ルートを選択することで通信時の他機器の電波干渉を回避し、音途切れを低減した通信接続と設置とが容易な通信システムが得られる。
上記課題を解決するためになされた第2の発明は、充電台は、第2の無線部と同周波数で動作する第3の無線部を備え、子機は、第2の判定回路にて判断された無線通信の状態に応じて第2の無線部を第3の無線部と通信するように切り替える無線部切替え回路を備えたものであり、親機と子機間での無線通信の状態に応じて無線通信または配電線を信号の伝送路とした通信を切り替えて通信を行うに際し、子機と充電台との間の通信を無線通信に切り替えることで通信時の他機器の電波干渉を回避する。これにより、音途切れを低減した通信接続と設置とが容易な通信システムが得られる。
上記課題を解決するためになされた第3の発明は、子機は、第2の無線部と異なる周波数で動作する第4の無線部と、第2の判定回路にて判断された無線通信の状態に応じて第2の無線部と第4の無線部とのいずれかを用いて通信を行うための無線部切替え回路とを備えた請求項1または2に記載の通信システムとしたものであり、親機と子機間での無線通信の状態に応じて無線通信または配電線を信号の伝送路とした通信を切り替えて通信を行うに際し、子機と充電台との間の通信を無線通信に切り替えることで通信時の他機器の電波干渉を回避する。これにより、音途切れを低減した通信接続と設置とが容易な通信システムが得られる。
以下、本発明の実施の形態について、各図に基づいて説明する。なお、以下の説明では、無線電話機として2.4GHzのISMバンド帯を利用する親機・子機からなるコードレス電話機を例にとって説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1実施の形態における通信システムの構成図である。本発明の第1実施の形態は、子機と子機の充電台との間で光通信を用いた例である。
図1において、本実施の形態における通信システムは、無線で通話情報を変換したデータを送受信する宅内通信装置の1例である無線電話機の親機1と、この親機1と無線通信を行う無線電話機の子機2と、子機2へ電源供給を行う充電台19とを有する。
なお、図1に示す干渉源100は、2.4GHzの電波を出す機器である。以下の説明において、干渉源100と親機1は、干渉源100の影響があるような距離に位置し、親機1と子機2はそのままでは無線通信できないものとする。また、干渉源100と子機2は、離れていても近くにいてもどちらでもよいが、通話者が比較的、充電台19の近傍で通話するものとする。
無線部3は、親機1と子機2内にあり、無線通信の送受信のための変復調処理などを行う。アンテナ4は、親機1と子機2の両方に設けられた無線通信用のアンテナである。判定回路5は、親機1と子機2内にあり、それぞれ親機1および子機2の無線部3につながり、無線部3の無線通信状態を判断する。
電灯線制御部6は、親機1内にあり、親機1の無線部3からのデータを変換し処理する
。無線と電線の切替え回路7は、親機1内にあり、無線通信状態に応じて判定回路5に指示され、データを他機器からの干渉が無いあるいは少ない方、すなわち無線部3か電灯線制御部6のいずれかに切り替える。電源・データI/F部8は、親機1内にあり、電灯線制御部6からのデータの受信と電源供給を行うものであり、コネクタのような複数の接続端子(図示せず。)を有する。なお、電源・データI/F部8は、後述するACアダプタ13にも設けてある。ACアダプタ13に電源・データI/F部8を設けない場合は、ACコード10とACアダプタ13を一体とする。
電源回路9は、電源・データI/F部8にケーブル(図示せず。)のようなもので接続され、親機1内に電源供給する。ACコード10は、親機1および子機2とACアダプタ13のそれぞれの電源・データI/F部8をつなぐコードである。信号線11は、ACコード10内の線であり、データを通すものである。電源線12は、電源供給用でACコード10内の線である。
ACアダプタ13は、前述の電源・データI/F部8と、電源・データI/F部8を介して親機1とつながり、データを受ける電灯線通信部14と、電源・データI/F部8を介して親機1とつながり、電源を供給する整流回路15とを有する。
ACコード16はACコード10と同様でACアダプタ13につながるコードである。ACコンセント17は、一般に宅内の壁に設けられ、ACコード16の先端端子(図示せず。)を接続するコンセントであり、配電線18につながっている。配電線18は、宅内の壁の裏側などに配線された通常100V系のケーブル(コード)である。
なお、子機2においては、コストダウンのために通常親機1との部品共用を図る。本説明においても同じ部品は親機1と同じ番号とする。
充電台19は、充電回路20を備える。充電台19の電源・データI/F部8とACアダプタ13の電源・データI/F部8との間はACコード10でつながっている。配電線18に複数つながるACコンセント17からACコード16、ACアダプタ13までは親機1の例と同じである。これらの線路により、親機1からのデータ伝送と電源供給を充電台19に対して行う。
充電台19内では、電源・データI/F部8から分岐して電源電流のみが充電回路20に供給され、充電回路20から電源端子21へ供給される。子機2にも同様に電源端子21を設けており、子機2を充電のために充電台19に装着時、充電台19の電源端子21と嵌合する。その際、子機2内の電池22に電源供給され、充電がなされる。充電した後、子機2を親機1に対するコードレス子機として使用できる。
一方、データは、充電台19の電源・データI/F部8から電灯線通信部14を経由して、光電変換部23に伝えられる。光電変換部23では、データのような電気信号を、例えば赤外線のようなIrDA規格の光信号に変換し、充電台19の光送受信部24から子機2の光送受信部24に伝える。そして、子機2内の光電変換部23に送られたデータは、音声処理部25で処理され、子機2のスピーカ(図示せず。)から音声として通話者に伝えられる。
なお、光電変換部23では、上述のように電気信号から光信号に変換するのとは逆に、光信号から電気信号への変換も行う。子機2から親機1へデータを流す際、子機2内で判定回路5にて、図2に示すような希望波の受信電界強度検知レベル(RSSI:Received
Signal Strength Indicator)を参照し、無線通信状態が良いと判断した場合は、データを子機2の無線部3からアンテナ4を介して親機1へ無線送信する。一方、図3に示すよ
うに無線通信状態が悪いと判断した場合は、子機2の判定回路5は、無線と光電変換の切替え回路26に光電変換への切替えを指示する。無線と光電変換の切替え回路26は、無線部3にデータを光電変換部23に送るように指示する。光電変換部23は、データである電気信号を光通信データに変換する。子機2は、変換されたデータを、子機2の光送受信部24から充電台19の光送受信部24に赤外線通信で送る。充電台19の光電変換部23は、この光信号を電気信号のデータに変換する。このデータは、電灯線通信部14に送られ、子機2のACアダプタ13、ACコンセント17を経由して配電線18を通り、親機1のACコンセント17、ACアダプタ13を経由して、親機1に伝わる。そして、親機1内の音声処理部25にて処理され、親機1のスピーカ(図示せず。)よりアナログ変換された音声が出力される。これにより、他機器からの干渉があっても音途切無が少ない通話が可能となる。
(実施の形態2)
図4は本発明の第2実施の形態における通信システムの構成図である。本発明の第2実施の形態は、上記本発明の第1実施の形態において子機2と子機2の充電台19間を無線化した例である。第1実施の形態からの変更点としては、子機2の充電台19の光電変換部23および光送受信部24に代えてアンテナ4および無線部3を設け、子機2の無線と光電変換の切替え回路26に代えて無線部の切替え回路36を設けたところにある。
干渉源100と親機1は、干渉源100の影響があるような距離に位置し、親機1と子機2はそのままでは無線通信できないものとする。干渉源100と子機1の位置は、離れていて比較的影響が少なく、通話者が比較的、充電台19から離れて通話するものとする。
この構成により、子機2内の判定回路5により図3に示すように無線通信状態が悪いと判断された場合、子機2内の無線部の切替え回路36にて無線部3を充電台19の無線部3と通信するように切り替え、子機2と子機2の充電台19間を無線通信とし、それ以降で親機1までを電灯線通信とする。充電台19の無線部3はコストメリットを考慮し、親機1、子機2が用いている無線周波数と同じものとする。また、上記構成に加えて、上記本発明の第1実施の形態で説明した赤外線通信用の光電変換部23および光送受信部24を子機2と充電台19に備えて、どちらか選択できるようにしてもよい(図示せず。)。これらにより、親機1と子機2の無線部3との間で充電台19の無線部3を介して通信を行うことが可能となり、他機器からの干渉があっても途切れること無しに通話することが可能となる。
(実施の形態3)
図5は本発明の第3実施の形態における通信システムの構成図である。本発明の第3実施の形態は、上記本発明の第2実施の形態と同様、子機2と子機2の充電台19間を無線化した例である。第2実施の形態からの変更点としては、他機器から干渉を受け難くするため、第2実施の形態の無線部3とは異なる無線周波数とした無線部33およびアンテナ34を、子機2および子機2の充電台19に設けたところにある。
干渉源100と親機1は、干渉源100の影響があるような距離に位置し、親機1と子機2はそのままでは無線通信できないものとする。干渉源100と子機2の位置は、第1実施の形態のように近くにいても離れていても良く、第2実施の形態のように通話者が比較的、充電台19から離れて通話するものとする。
この構成により、子機2内の判定回路5により図3に示すように無線通信状態が悪いと判断された場合、子機2内の無線部の切替え回路36にて無線部3と無線部33とを切り替え、子機2と子機2の充電台19間を無線通信とし、それ以降で親機1までを電灯線通
信とする。
なお、図示しないが周波数が異なる複数の無線部33を設けた構成とし、無線通信の状態に応じてその都度選択できるようにしてもよい。また、上記構成に加えて、上記本発明の第1実施の形態で説明した赤外線通信用の光電変換部23および光送受信部24を子機2と充電台19に備えて、どちらか選択できるようにしてもよい(図示せず)。これらにより、親機1と子機2の無線部3との間で充電台19を介して通信を行うことが可能となり、他機器からの干渉があっても途切れること無しに通話することが可能となる。
以上のように、本発明の第1から第3実施の形態における通信システムでは、宅内において、干渉源による影響を検知し、無線通信の状況に応じて有線系および無線系の通信システムのメリットを用いることにしたため、それぞれのデメリットを補い、通話中の音途切れなどを低減することができる。これにより、通話者が感じる違和感を減少することもできる。また、宅内において、既設の配電線を用いた電灯線通信技術を利用するため、新たなケーブル配線工事が不要である。通話者の移動性・作業性は、無線系の子機としたことにより確保できる。また、電灯線通信を用いているため、配電線が張り巡らされている場合、宅内における他の部屋まで通信することが可能である。
また、第2、第3実施の形態における通信システムでは、通話者の移動性・作業性をよくするために、通常通信する親機・子機間を無線化したシステムと併用して、無線化のデメリットを補うために、もう1つ通信経路を設けている。これにより、干渉源との位置関係に応じて、親機あるいは子機内にある判定回路により指示される切替え回路により、親機から子機の充電台までを宅内の配電線を用いた電灯線通信に切り替え、子機と干渉源の位置関係に応じて、子機と子機の充電台間に、親機と子機間を干渉源が出す電波と同じか、あるいは異なる周波数を用いる無線か、さらには種類が異なる赤外線通信技術を適用することにより、他機器の電波干渉を回避することができる。
さらに、エネルギー使用の面からは、電灯線通信を行う配電線に接続される子機の充電台と子機間に干渉源が出す電波の周波数帯の無線あるいはIrDA規格である赤外線通信を用いることで、子機と子機の充電台間の無線出力が、親機から直接子機への無線出力よりも当然小さくて済むため、省電力化が可能である。また、応用例の面からは、IrDA規格に適合するなどして、子機または子機の充電台から他の機器にもデータ伝送可能となる。
最終的に、本発明の通信システムにおいては、干渉源自体に電波を出すことを止めさせる手段を用いることなく、別ルートを選択するようにしたことにより、他機器とお互いに干渉しあうことを抑えているため、他機器が干渉源となるような位置にあっても、通話者には通話中の音途切れを低減し、感じる違和感を減少させて通話をさせることができる。
本発明は、無線系・有線系の通信システムとして有用であり、特に、宅内において、有線系と無線系通信のデメリットを補いながら別ルートを選択することで通信時の他機器の電波干渉を回避し、音途切れを低減した通信接続と設置とが容易な通信システムであるため、宅内におけるコードレス電話機やPBXのような親・子機での関係で構成されるシステムに好適である。
本発明の第1実施の形態における通信システムの構成図 希望波の受信電界強度検知レベルの例を示す図 希望波の受信電界強度検知レベルの例を示す図 本発明の第2実施の形態における通信システムの構成図 本発明の第3実施の形態における通信システムの構成図
符号の説明
1 親機
2 子機
3 無線部
4 アンテナ
5 判定回路
6 電灯線制御部
7 無線と電灯線の切替え回路
8 電源・データI/F部
9 電源回路
10 ACコード
11 信号線
12 電源線
13 ACアダプタ
14 電灯線通信部
15 整流回路
16 ACコード
17 ACコンセント
18 配電線
19 充電台
20 充電回路
21 電源端子
22 電池
23 光電変換部
24 光送受信部
25 音声処理部
26 無線と光電変換の切替え回路
33 無線部
34 アンテナ
36 無線部の切替え回路
100 干渉源

Claims (3)

  1. 配電線に接続され前記配電線から電源供給される親機と、同親機と無線通信を行う子機と、前記配電線に接続され前記子機へ電源供給を行う充電台とを有する通信システムであって、
    前記親機は、前記子機と無線通信を行うための第1の無線部と、同第1の無線部による無線通信の状態を判断する第1の判定回路と、前記配電線を信号の伝送路とした通信を行うための電灯線制御部と、前記第1の判定回路にて判断された無線通信の状態に応じて前記第1の無線部と電灯線制御部のいずれかを用いて通信を行うための無線電灯線切替え回路とを備え、
    前記充電台は、前記配電線を信号の伝送路とした通信を行うための電灯線通信部と、前記子機と光通信を行うための第1の光電変換部および第1の光送受信部とを備え、
    前記子機は、前記親機と無線通信を行うための第2の無線部と、同第2の無線部による無線通信の状態を判断する第2の判定回路と、前記充電台と光通信を行うための第2の光電変換部および第2の光送受信部と、前記第2の判定回路にて判断された無線通信の状態に応じて前記第2の無線部と第2の光送受信部とのいずれかを用いて通信を行うための無線光電変換切替え回路とを備えたことを特徴とする通信システム。
  2. 前記充電台は、前記第2の無線部と同周波数で動作する第3の無線部を備え、
    前記子機は、前記第2の判定回路にて判断された無線通信の状態に応じて前記第2の無線部を前記第3の無線部と通信するように切り替える無線部切替え回路を備えたことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記子機は、前記第2の無線部と異なる周波数で動作する第4の無線部と、前記第2の判定回路にて判断された無線通信の状態に応じて前記第2の無線部と第4の無線部とのいずれかを用いて通信を行うための無線部切替え回路とを備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の通信システム。
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