JP4661619B2 - 画像出力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成媒体から読み取られた画像データを記憶する記憶手段と、画像データに対して画像処理を施す画像処理部と、画像処理部によって画像処理された画像データに基づいて画像を出力する画像出力部とを備える画像出力装置に関するものである。
例えば、現像済みのネガフィルムに形成されているコマ画像を読み取り、読み取った画像データを用いてペーパー等の写真感光材料に画像を焼付露光し写真プリントを作成するものがある。この場合のデータの流れを図5により説明する。
図5に示すように、ネガフィルムに形成されたコマ画像は、スキャナー200により画像データとして読み取られデジタルデータ化される。ネガフィルムから画像データを読み取る場合、予め設定された低解像度で読み取りを行うプレスキャンと、予め設定された高解像度で読み取りを行う本スキャンとがある。プレスキャンで読み取られた画像データに基づいて、コマ画像が切り取られる。この切り取られたコマ画像は、低解像度のデータであり、いわゆる、サムネイル画像データと称することもある。本スキャンでは、プレスキャンで得られたコマ画像を高解像度で読み取るが、例えば、仕上がり写真プリントサイズに基づいて解像度が設定される。
プレスキャンで読み取られた画像データ(フィルム全体の画像データ及び各コマ画像データ)は、ハードディスク201cに記憶される。これは、コンピュータ201(32BIT CPU)において、プロセスのアドレス空間(通常2Gバイト)が断片化しており、連続したアドレス空間が不足しているため、ハードディスク等の大容量記憶装置に一次的に作業用メモリ空間を設定しておき、この作業用メモリ空間に、画像データ用のデータファイルを作成し、各種処理を行うように構成されていた。
例えば、プレジャッジ処理を実行する場合に、ハードディスク201cに記憶されたデータファイルからコマ画像データを取得し、コマ画像毎に、各種補正処理(赤目補正、ガンマ補正等)、プリントサイズ設定、プリント枚数の設定を行い、或いは、モニター画面でコマ画像を編集・表示切替等の操作を行う。コマ画像ごとにプレジャッジ処理が終了すると、本スキャンが行われる。本スキャンで読み取られた画像データもハードディスク201cの作業用メモリ空間に記憶される。ハードディスク201cに記憶された画像データは、高解像度で読み取られているので、データ量が多い。次いで、画像処理部202が、プレジャッジで設定された補正値に基づいて本スキャンされた画像データを画像処理し、この画像処理後のデータが送信メモリ203を介してプリンタプロセッサ204に送信される。プリンタプロセッサ204の露光エンジン204aは、例えば、レーザーエンジンで構成され、走査露光により写真感光材料に画像を焼付露光する。次いで、現像、乾燥処理を経て写真プリントが作成される。
また、画像形成媒体としてネガフィルムではないが、原稿を読み取る装置として、下記特許文献1に開示される画像読取装置が知られている。読み取られた画像データは、外部コンピュータに送信される。
特開2002−218124号公報
近年、写真処理店(いわゆるミニラボ店)において、写真プリント処理の高速化の要請が顕著である。ところが、上記従来の装置では、スキャナーから読み取られた画像データがハードディスク201cに記憶される構成であるため、ハードディスク201cの処理速度の影響を受けることになり、高速化を容易に行えなかった。すなわち、ハードディスクの記憶方式上、一定量のデータがランダムに記憶されているため、データ読み書きの処理速度が遅く、データ処理の高速化の妨げになっていた。なお、データをランダムに読み書き処理する方式をランダムアクセスと称する。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、写真プリント処理の高速化を可能とする画像出力装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の画像出力装置は、
画像形成媒体から読み取られた画像データを記憶する記憶手段と、
画像データに対して画像処理を施す画像処理部と、
画像処理部によって画像処理された画像データに基づいて画像を出力する画像出力部とを備える画像出力装置であって、
記憶手段を、大容量データを記憶可能とする第1の記憶部と、当該第1の記憶部よりデータアクセス速度の速い第2の記憶部とで構成し、
画像形成媒体から読み取られた画像データのデータサイズが所定サイズより大きいか否かを判断するデータサイズ判断部と、
データサイズ判断部によって、画像データのデータサイズが所定サイズより大きいと判断された場合に画像データを第1の記憶部に記憶し、画像データのデータサイズが所定サイズ以下と判断された場合に画像データを第2の記憶部に記憶するように制御するデータ記憶制御部と、
第2の記憶部の空き容量が所定値より小さいか否かを判断する記憶容量判断部とを備え、
データ記憶制御部は、
記憶容量判断部によって、第2の記憶部の空き容量が所定値より小さいと判断された場合に、画像データを第1の記憶部に記憶するように制御することを特徴とする。
この構成の作用効果は以下の通りである。すなわち、画像出力装置は、画像形成媒体から読み取られた画像データを記憶する記憶手段と、画像データに対して画像処理を施す画像処理部と、画像処理部によって画像処理された画像データに基づいて画像を出力する画像出力部とを備える。画像形成媒体がネガフィルムの場合、例えば、フィルムスキャナーによって画像データを読み取ることができる。画像出力部は、例えば、SDRAM等で構成される。
そして、記憶手段は、大容量データを記憶可能とする第1の記憶部と、当該第1の記憶部よりデータアクセス速度の速い第2の記憶部とで構成される。第1の記憶部は、ハードディスクが好ましい。第2の記憶部は、第1の記憶部(例えば、ハードディスク)よりデータアクセス速度の速いものであれば特に制限されないが、半導体メモリ或いはメモリディスク媒体が好適である。メモリディス媒体としては、例えば、RAMディスクが例示される。「メモリディスク」は、メモリをあたかもディスクのように使用できるものである。
そして、データサイズ判断部は、画像形成媒体から読み取られた画像データのデータサイズが所定サイズより大きいか否かを判断する。データ記憶制御部は、画像データのデータサイズが所定サイズより大きいと判断された場合に、画像データを第1の記憶部に記憶し、画像データのデータサイズが所定サイズ以下と判断された場合に画像データを第2の記憶部に記憶するように制御する。所定サイズは、任意の値であるが、例えば、フィルム1本分の画像データのデータサイズ値、又は第2の記憶部の記憶可能容量の10分の1等が例示される。
そして、記憶容量判断部は、第2の記憶部の空き容量が所定値より小さいか否かを判断する。データ記憶制御部は、記憶容量判断部によって、第2の記憶部の空き容量が所定値より小さいと判断された場合に、画像データを第1の記憶部に記憶するように制御する。所定値は、例えば、画像データのデータサイズ(必要容量)等が例示される。
従って、この構成によれば、第2の記憶部の空き容量が所定値より小さいと判断された場合に、画像データが第1の記憶部に記憶されるので、画像データのデータサイズが所定サイズ以下と判断されていても、画像データを第1の記憶部に記憶して、第2の記憶部に記憶しないように構成される。
これによって、画像データのデータサイズが小さいものは、高速アクセス可能な第2の記憶部に記憶するが、第2の記憶部の空き容量が不足している場合には、第1の記憶部に記憶させることができる。
また、本発明の好適な実施形態として、データ記憶制御部は、写真プリント作成に用いられる画像データを第1の記憶部に記憶し、当該画像データのサムネイル画像データを第2の記憶部に優先して記憶するように制御することができる。写真プリント作成に用いられる画像データは、本スキャン処理で読み取られた高解像度の画像データを意味している。サムネイル画像データは、プレスキャン処理で読み取られた低解像度のコマ画像データを意味している。なお、本スキャン処理は、プレスキャン処理で読み取られた全画像データから切り出されたコマ画像を高解像度の画像データとして読み取ることである。また、メディアに記録されている画像データの場合、当該画像データが、写真プリント作成に用いられる画像データに相等する。そして、この画像データをサムネイル処理することでサムネイル画像データを作成できる。
この構成によれば、プレジャッジ処理、インデックスプリント処理に供されるために使用頻度の高いサムネイル画像データを高速アクセスできる第2の記憶部に優先して記憶させることができる。よって、プレジャッジ処理、インデックスプリント処理の効率を向上でき、写真プリント処理作業の高速化を可能とすることができる。また、本スキャン処理で得られた画像データは通常、大容量であるので、第2の記憶部に記憶させずに、第1の記憶部に記憶させることができる。第1の記憶部において、大容量のデータであれば、シーケンシャルアクセスが可能となるように、アドレス空間を連続して記憶させることで、データ読み取り速度を向上できる。
また、本発明において、第1の記憶部に記憶されたデータファイルのアクセス回数をカウントするカウント部と、
カウント部によるカウントによって、アクセス基準値より大きいアクセス回数のデータファイルが第1の記憶部に存在するか否かを判断するアクセス回数判断部とをさらに備え、
データ記憶制御部は、
第2の記憶部の空き容量が所定値より大きい場合であって、アクセス基準値より大きいアクセス回数のデータファイルが存在すると判断された場合に、当該データファイルを第2の記憶部に移動するように構成することは好ましい実施形態である。
この構成によれば、カウント部が、第1の記憶部に記憶されたデータファイルのアクセス回数をカウントする。アクセス回数判断部は、カウント部によるカウントによって、アクセス基準値より大きいアクセス回数のデータファイルが第1の記憶部に存在するか否かを判断する。そして、データ記憶制御部は第2の記憶部の空き容量が所定値より大きい場合であって、アクセス基準値より大きいアクセス回数のデータファイルが存在すると判断された場合に、当該データファイルを第2の記憶部に移動するように制御する。アクセス基準値は、任意の値であるが、例えば、プレジャッジ処理、インデックスプリント処理等の平均アクセス数を考慮して設定することが好ましい。
よって、この構成によれば、アクセス回数の多いデータは、高速アクセス可能である第2の記憶部にデータを移動できるので、プレジャッジ処理等のデータ処理の高速化が可能になる。
また、本発明において、カウント部は、第2の記憶部に記憶されたデータファイルのアクセス回数をカウントし、
アクセス回数判断部は、前記カウント部によるカウントによって、アクセス基準値より低いアクセス回数のデータファイルが第2の記憶部に存在するか否かを判断し、
データ記憶制御部は、
アクセス基準値より低いアクセス回数のデータファイルが存在すると判断された場合に、当該データファイルを第1の記憶部に移動するように構成することは好ましい実施形態である。
この構成によれば、カウント部は、第2の記憶部に記憶されたデータファイルのアクセス回数をカウントし、アクセス回数判断部は、カウント部によるカウントによって、アクセス基準値より低いアクセス回数のデータファイルが第2の記憶部に存在するか否かを判断することができる。そして、データ記憶制御部は、アクセス基準値より低いアクセス回数のデータファイルが存在すると判断された場合に、当該データファイルを第1の記憶部に移動するように制御する。
よって、この構成によれば、アクセス回数の少ないデータは、高速アクセスをする必要がないと考えられるので、第2の記憶部から、第1の記憶部にデータを移動する。そして、第2の記憶部から、移動されたデータを削除することで、アクセス回数の多いデータを新たに記憶することができるので好ましい。
本発明に係る画像出力装置の好適な実施形態を図面を用いて説明する。図1は、画像出力装置を備える写真処理システムの構成を示す模式図である。
<写真処理システムの構成>
写真処理システム1000は、スキャナーA、プリンタプロセッサB、メディア読取手段C、画像出力装置100とから構成される。スキャナーAは、現像済みネガフィルム(写真フィルムであり画像形成媒体に相当する)に形成されているコマ画像を読み取りデジタルデータ化する機能を有する。プリンタプロセッサBは、スキャナーAにより読み取られた画像データに基づいて、写真感光材料であるペーパーに画像を焼付露光し写真プリントを作成する。メディア読取手段Cは、各種メディアからデータを読み取りできる装置であり、公知のものが適宜使用できる。
(スキャナー)
画像読み取り対象であるネガフィルムF(画像形成媒体の一例である)は、フィルム搬送ユニットであるネガキャリア1にセットされる。ネガキャリア1には、照射光を通過させるための開口部が設けられている。ネガキャリア1には、ネガフィルムFを搬送させるために搬送ローラ1aが搬送経路に沿って設けられている。
画像読み取り用光源として、ハロゲンランプ2が設けられている。調光フィルター3は、ハロゲンランプ2から照射される光の色バランスを調整する。調光フィルター3は、ハロゲンランプ2の下方に設けられる。調光フィルター3の下方には、拡散板4が設けられ、照射される光を均一な状態にする。拡散板4は、光路中に挿入されている状態である。ミラートンネル6は、調光フィルター3及び拡散板4を通過した光を均一に混色する機能を有する。
ネガキャリア1の下方には、結像レンズ7が設けられており、ネガフィルムのコマ画像をCCDの素子上に結像させる機能を有する。ミラー8は、可視光を図1の右側に反射させる。CCD9は、可視光によるネガフィルムの透過画像データを読み取るために設けられる。光源はLED素子などハロゲンランプ2以外のものを用いても良い。また、画像取得手段としてCCDセンサーではなくMOSセンサーを用いても良い。取得された画像データは、画像出力装置100へと送信される。
(プリンタプロセッサ)
次に、プリンタプロセッサBの構成を説明する。ペーパーマガジン12には、写真感光材料であるペーパーPがロールの形態で収容されている。ペーパーカッター13は、ペーパーマガジン12から引き出されたペーパーPをプリントサイズに切断する。露光エンジン14は、画像出力装置100から送られてくる画像データに基づいて、ペーパーPの乳剤面に画像を焼付露光する。露光エンジン14としては、例えば、レーザーエンジン、PLZTエンジン等がある。搬送経路に沿って、多数の搬送ローラ15が配置されており、ペーパーPは搬送ローラ15により搬送される。現像処理部16は、画像が焼付露光されたペーパーPの現像処理を行う。現像処理が行われたペーパーPは、乾燥処理が施され、ペーパー排出部17から仕上がりの写真プリントが排出される。
<画像出力装置の構成>
画像出力装置100の構成を図2の模式図により詳細に説明する。画像出力装置100は、スキャナーAから送信された画像データを保存する記憶手段110を備える。また、モニター131とキーボード132が接続されている。スキャナーAにより読み取られた画像はモニター131の画面に表示される。オペレータは、この画面を見ながら画像処理あるいはプリント条件設定に必要な種々の作業(プレジャッジ処理等の作業)を行う。キーボード132やその他のマウス等の入力手段(不図示)により、写真処理に必要なデータの入力や、各種の指令を与える。
記憶手段110は、ハードディスク110a(第1の記憶部に相当する)と、そのハードディスク110より高速アクセス可能なRAMディスク110b(第2の記憶部に相当する)で構成される。記憶手段110は、スキャナーAから送信されてくる画像データを記憶する他に、メディア読取手段Cによって、メディアから読み取られた画像データ、Exif情報、DPOF情報等を記憶することができる。
制御手段111は、画像出力装置100及び写真処理システム1000の全体の動作を制御する。制御手段111は、スキャナーA、プリンタプロセッサB、メディア読取手段Cに対する指令も行うように構成される。プレジャッジ処理操作は、制御手段111の機能によって提供される。制御手段111は、本発明に特有の各種機能を有しており、以下にこれら機能を説明する。なお、制御手段111は、通常、ソフトウエアで構成され、CPU、メインメモリ等のハードウェア資源と協働して動作が実現される。このソフトウエアプログラムは、ROM等に予め記録されていても良いが、CD―ROM等の記録媒体に記録され、適宜インストールされるように構成されていてもよい。
データサイズ判断部111aは、ネガフィルムから読み取られた画像データのデータサイズが所定サイズより大きいか否かを判断する。また、データサイズ判断部111aは、メディアから読み取られた画像データのデータサイズが所定サイズより大きいか否かを判断することができる。データサイズ判断部111aは、例えば、記憶手段110に記憶される前に画像データのデータサイズが所定サイズより大きいか否かの判断を行う。この判断結果に基づいて、画像データがハードディスク110aに記憶されるか、RAMディスク110bに記憶されるかが決定される。なお、データサイズ判断部111aの機能をスキャナーA又はメディア読取手段Cに持たせ、スキャナーA又はメディア読取手段Cから上記判断結果を受信するように構成することもできる。また、データサイズの情報は、スキャナーA或いはメディア読取手段Cからデータサイズ判断部111aに送信される。
データ記憶制御部111bは、データサイズ判断部111aによって、画像データのデータサイズが所定サイズより大きいと判断された場合に画像データをハードディスク110aに記憶する。また、画像データのデータサイズが所定サイズ以下と判断された場合に画像データをRAMディスク110bに記憶するように制御する。所定サイズは、適宜設定されるが、RAMディスク110bの記憶容量の10分の1に設定することが好ましい。また、RAMディスク110bの記憶容量は、例えば、1ギガバイト以上が好ましい。プレスキャンした場合にフィルム1本分の画像データ及びコマ画像データ(コマ画像のサムネイル画像データ)を記憶できることが望ましいからである。また、プリントサイズがL判であれば135mmフィルム1本分のプレスキャン及び本スキャンで読み取られた画像データの全てが記憶されるように構成することが好ましい。これにより、画像データに対する高速アクセスが可能となるので写真プリント作成作業効率が向上する。また、RAMディスク110bの記憶容量を多く設定すればするほど、装置自体が高コストとなり好ましくないため、RAMディスクの記憶容量の上限値は、装置コストに依存して設定される。
また、大判のプリントサイズでプリントさせたい場合、高解像度で読み取る必要があるため、この場合に、RAMディスク110bに記憶できない場合がある。このような場合はハードディスク110aに記憶させることができる。
また、例えば、600万画素のデジタルカメラでの撮影画像のデータサイズは、数枚の画像で数ギガバイトを超えることも多く、この場合にはRAMディスク110bの記憶に適さないことになる。このような場合、ハードディスク110aに記憶させる。そして、プレジャッジ処理、インデックスプリント処理用にサムネイル画像データを作成した場合、ハードディスク110aに記憶するのではなく、RAMディスク110bに記憶させるように制御する。これにより、アクセス頻度の高い画像データを、アクセス速度の速い記憶領域に記憶させることができ、処理速度を向上できる。また、デジタルカメラでの撮影情報として、Exif情報、DPOF情報が画像データと共にメディアに記録されている場合がある。Exif情報、DPOF情報は、データサイズが小さく、かつアクセス頻度が高いので、RAMディスク110bに記憶されることが好ましい。
記憶容量判断部111cは、RAMディスク110bの空き容量が所定値より小さいか否かを判断する。そして、データ記憶制御部111bは、RAMディスク110bの空き容量が所定値より小さいと判断された場合に、ネガフィルムから読み取られた或いはメディアから読み取られた画像データをハードディスク110aに記憶するように制御する。所定値は、例えば、ネガフィルムから読み取られた或いはメディアから読み取られた画像データのデータサイズである。
また、データ記憶制御部111bは、本スキャン処理で読み取られた画像データをハードディスク110aに記憶し、プレスキャン処理で読み取られた画像データをRAMディスク110bに優先して記憶することができる。本スキャン処理で読み取られた画像データは、データサイズが大きいため、ハードディスク110aに記憶させることでシーケンシャルアクセスができるように構成する。そして、プレスキャン処理で読み取られた画像データに基づいて切り出された各コマのサムネイル画像データは、データサイズが小さく、かつアクセス頻度が高いので、高速アクセス可能なRAMディスク110bに記憶する。これにより、データアクセスの高速化が可能となり写真プリント処理効率が向上できる。
カウント部111dは、ハードディスク110aに記憶されたデータファイル又は個々の画像データのアクセス回数をカウントする。ハードディスク110aに記憶された画像データは、ファイル形式で記憶される。これにより画像データをファイル形式で記憶領域に記録・読み出し等ができるようにする。
アクセス回数判断部111eは、カウント部111dによるカウントによって、アクセス基準値より大きいアクセス回数のデータファイルがハードディスク110aに存在するか否かを判断する。そして、データ記憶制御部111bは、RAMディスク110bの空き容量が所定値より大きい場合であって、アクセス基準値より大きいアクセス回数のデータファイルがハードディスク110aに存在すると判断された場合に、当該データファイルをハードディスク110aからRAMディスク110bに移動することができる。これにより、アクセス頻度の高いデータファイルを高速アクセス可能なRAMディスク110bに移動させることができ、高速処理が可能となる。
また、カウント部111dは、RAMディスク110bに記憶されたデータファイルのアクセス回数をカウントし、アクセス回数判断部111eは、カウント部111dによるカウントによって、アクセス基準値より低いアクセス回数のデータファイルがRAMディスク110bに存在するか否かを判断することができる。そして、データ記憶制御部111bは、アクセス基準値より低いアクセス回数のデータファイルが存在すると判断された場合に、当該データファイルをハードディスク110aに移動する。そして、RAMディスク110bに記憶されている当該データファイルは削除可能にできる。これにより、アクセス頻度の低いデータファイルをRAMディスク110bから、ハードディスク110aに移動させ、RAMディスク110bの空き容量を確保して、新たにアクセス頻度の高いデータを記憶させることができるようになる。
画像処理部112は、記憶手段110にある1コマ分の画像データを受け取り、画像処理を行い、画像処理が行われた画像データを、画像出力部113に送信する。画像出力部113は、送信されてきた画像データをプリントプロセッサーBの露光エンジン14へと送る。画像処理には、プレジャッジ処理で設定された例えば、色・濃度の補正値に基づく補正やその他の画像データの種々の加工が含まれ、特定の内容に限定されるものではない。画像処理部112は、ハードウェアで構成されており、画像処理を高速に処理することができる。画像出力部113は、例えば、SDRAM等で構成できる。
<画像出力装置の作用>
ネガフィルムから画像を読み取る場合には、プレスキャンと本スキャンの2通りがある。プレスキャンは、ネガフィルムの画像を粗い画素数(低解像度)で読み取るものであり、読み取った画像をモニター131に表示させて、色・濃度の判定を行い必要に応じて色・濃度の補正や、その他の適宜の補正を行うものである(いわゆるプレジャッジ処理である)。このプレジャッジ処理は、コマ画像の全てにおいて行われ、プレジャッジ処理が終了すると、写真プリント作成のために、高解像度で画像を読み取る本スキャン処理がなされる。本スキャン処理で読み取られた画像データは、画像処理部112に送信され、プレジャッジ処理で設定された補正データに基づいた画像処理が施される。画像処理後のデータは、画像出力部113に送信される。このデータは、画像出力部113から露光エンジン14に送信され、露光エンジン14によって、写真感光材料に画像が焼きつけ露光され、現像、乾燥処理を経て写真プリントが作成され、この写真プリントがプリンタプロセッサBの排出部(不図示)に排出される。
本実施形態においては、プレスキャン処理で読み取られた画像データ(以下、プレスキャン画像データと称する)と本スキャン処理で読み取られた画像データ(以下、本スキャン画像データと称する)がハードディスク110a或いはRAMディスク110bに記憶されるが、以下に、この記憶される場合の割り当て処理について図3のフローチャートにより説明する。
(プレスキャン画像データの割り当て処理)
この割り当て処理では、先ず、RAMディスク110bが存在するか否かを判断する(S101)。装置にRAMディスクが実装されていない場合や、実装されていても故障している場合も考えられるからである。RAMディスク110bは、ドライブレターが付されて制御手段111によって管理され、RAMディスク110bが存在するか否かをドライブの有無で判断することができる。RAMディスク110bが存在しない場合、ハードディスク110aに作業領域が作成され、プレスキャン画像データはこの作業領域に記憶される(S109)。なお、ハードディスク110aもドライブレターが付され管理されている。
RAMディスク110bが存在する場合、このRAMディスク110bの全容量と、プレスキャン画像データの必要容量の比較判断を行う(S102)。この比較判断は、例えば、RAMディスク110bの全容量の10分の1と、プレスキャン画像データの必要容量の比較である。プレスキャン画像データの必要容量がRAMディスク110bの全容量の10分の1以上である場合、ステップS109に行き、ハードディスクにプレスキャン画像データが記憶される。ここで、プレスキャン画像データは、フィルム1本分の全画像データと、その全画像データから切り出された各コマ画像のサムネイル画像データを意味する。ステップS102の比較判断において、必要容量として、フィルム1本分の全画像データと各コマ画像のサムネイル画像データの全容量を一括にして判断してもよいが、サムネイル画像データの個々の容量ごとに判断してもよい。スキャナーAで読み取られた画像データは、一次的にスキャナーのメモリ(不図示)に蓄積され、必要容量が演算される。このデータサイズ(必要容量)の演算は、スキャナーAの制御部(不図示)が実行するように構成してもよいが、データ記憶制御部112が演算するように構成してもよい。
一方、プレスキャン画像データの必要容量がRAMディスク110bの全容量の10分の1未満の場合、このプレスキャン画像データが優先権の高いデータであるか否かの判断がなされる(S103)。優先権が高いか否かは、例えば、データサイズの大きさ、仕上がり優先度、アクセス頻度等で判断される。データサイズが大きい画像であれば、店舗での収益性が良いので優先権は低いと判断される。アクセス頻度の高い、例えばサムネイル画像データは、アクセス速度が高いことを要求されるので、優先権は高いと判断される。優先権が低いと判断された場合、ステップS109に行き、ハードディスクにプレスキャン画像データが記憶される。なお、優先権の条件は適宜設定可能であり、店舗にあわせた優先権の条件を設定できる。
一方、優先権が高いと判断された場合、RAMディスク110bに記憶されているデータより優先権が高いか否かが判断される(S104)。他のデータより優先権が低い場合、ステップS109に行き、ハードディスクにプレスキャン画像データが記憶される。他のデータと同じ程度の優先権の場合、プレスキャン画像データの必要容量とRAMディスク110bの空き容量の比較がなされる(S105)。プレスキャン画像データの必要容量がRAMディスク110bの空き容量以上の場合、ステップS109に行き、ハードディスクにプレスキャン画像データが記憶される。プレスキャン画像データの必要容量よりRAMディスク110bの空き容量が大きい場合、RAMディスク110bに作業領域が作成され、プレスキャン画像データが記憶される(S106)。
ステップS104で、他のデータより優先権が高いと判断された場合、プレスキャン画像データの必要容量とRAMディスク110bの空き容量の比較がなされる(S107)。プレスキャン画像データの必要容量よりRAMディスク110bの空き容量が大きい場合、ステップS106に行き、RAMディスク110bに作業領域が作成され、プレスキャン画像データが記憶される(S106)。プレスキャン画像データの必要容量がRAMディスク110bの空き容量以上の場合、RAMディスク110b記憶されている優先権の低いデータをハードディスク110aに移動する(S108)。そして、ステップS106に行き、RAMディスク110bに作業領域が作成され、プレスキャン画像データが記憶される(S106)。ステップS108のデータ移動の動作制御は、データ記憶制御部111bの機能によって実行される。
このように、優先権が高いか否かを判断し、次いで、他のデータとも優先権が高いか否かを判断して、さらに、RAMディスク110bの空き容量とプレスキャン画像データの必要容量を比較判断して、RAMディスク110bに記憶させるか否かを判断するように構成することで、優先権の高いデータをRAMディスク110bに記憶させることができる。これによって、優先権の高いデータ(例えば、アクセス頻度の高い、サムネイル画像データ)をアクセス速度の速いRAMディスク110bに記憶させることができ、よって、プレジャッジ処理効率を向上することができる。
なお、本実施形態において、RAMディスク110bにプレスキャン画像データのフィルム1本分の全画像データが保存され、この全画像データから各コマ画像のサムネイル画像データが切り出された後、全画像データは、削除されるように構成してもよい。これにより、RAMディスク110bの空き容量を確保することができる。
また、本実施形態において、優先権の判断を実行せずに、すなわちステップS103、S104の判断を行わずにステップS102の後にS105或いはS107が実行されるように構成することもできる。
また、本発明において、ステップS103の優先権の高低の判断、ステップS104の他のデータとの優先権の比較判断は、データ記憶制御部111によって実行される。
(本スキャン画像データの割り当て処理)
次いで、本スキャンされた画像データ(本スキャン画像データ)について説明する。
プレスキャン処理された後、プレスキャン画像データがRAMディスク110bに記憶されているものとする。ネガフィルムは135mmフィルムであり、プリントサイズがL判(127×89mm)の場合、本スキャンは、予め設定された解像度で実行される。今、RAMディスク110bの全容量が1ギガバイト、空き容量は、900メガバイトである。
まず、ステップS101でRAMディスク110aが存在すると判断される。次いで、スキャナーAで読み取られた本スキャン画像データの必要容量とRAMディスクの全容量が比較される(S102)。ここで、本スキャン画像データの必要容量(90メガバイト)がRAMディスク110bの全容量の10分の1(100メガバイト)未満であるので、次に、この本スキャン画像データが優先権の高いデータであるか否かの判断がなされる(S103)。ここでは、135mmフィルムでL判プリントの場合、優先権が高いものとして設定してある(例えば、135mmフィルムのL判の注文が多く、早く写真プリント処理を行いたい要請があるからである)。
優先権が高いと判断されると、次いで、RAMディスク110bに記憶されているデータより優先権が高いか否かが判断される(S104)。優先権の高低が、「135mmフィルムのL判プリント>サムネイル画像データ>Exif情報若しくはDPOF情報>・・」、の順序で優先権の順序が設定されているものとする。そして、RAMディスク110bにサムネイル画像データのみが記憶されている場合、サムネイル画像データより優先権が高いので、ステップS107に行く。
ステップS107において、本スキャン画像データ(90メガバイト)とRAMディスク110bの空き容量(900メガバイト)が比較される(S107)。本スキャン画像データ(90メガバイト)がRAMディスク110bの空き容量(900メガバイト)未満であるので、RAMディスク110bに作業領域が作成され、本スキャン画像データが記憶される(S106)。仮に、本スキャン画像データがRAMディスク110bの空き容量以上であれで、RAMディスク110bに記憶されている優先権の低いサムネイル画像データがハードディスク110aに移動され、RAMディスク110bに作業領域を確保できる状態にする。そして、RAMディスク110bに作業領域が作成され、本スキャン画像データが記憶される(S106)。
一方、優先権の高低において、「135mmフィルムのL判プリント=サムネイル画像データ>・・」、の順序で優先権の順序が設定されている場合には、ステップS105に行き、本スキャン画像データ(90メガバイト)とRAMディスク110bの空き容量(900メガバイト)が比較される(S105)。本スキャン画像データ(90メガバイト)がRAMディスク110bの空き容量(900メガバイト)未満であるので、RAMディスク110bに作業領域が作成され、本スキャン画像データが記憶される(S106)。
以上によれば、本スキャン画像データもRAMディスク110bに記憶させることで、ハードディスク110aから画像処理部112への転送速度よりも、RAMディスク110bから画像処理部112への転送速度が速くなるので、写真プリント作成の処理効率も向上させることができる。
(定周期処理)
次に、ハードディスク110aとRAMディスク110bとの間のデータ移動を定期的に実行する定周期処理について図4のフローチャートを用いて説明する。この定周期処理は、予め設定された周期で実行される。
ステップS201において、画像出力装置100のCPU使用率を判断する(S201)。CPU使用率が例えば、80%以上であれば、CPU使用率が高いと判断され、次の定周期処理までなにもなされない。一方、CPU使用率が例えば、80%未満であれば、CPU使用率が低いと判断され、ステップS202に行く。なお、CPU使用率が80%以上となる処理としては、例えば、プレジャッジ処理、画像処理等が例示される。
ステップS202において、RAMディスク110bの空き容量について判断される(S202)。RAMディスク110bの空き容量の判断は、3段階で判断される。例えば、全容量の10分の1未満であれば空き容量が小、全容量の10分の1以上10分の5未満であれば空き容量が中、全容量の10分の5以上であれば空き容量が大、となるように判断条件を設定できる。
今、RAMディスク110bの空き容量が中の場合、次の定周期処理までなにもなされない。一方、RAMディスク110bの空き容量が小の場合、RAMディスク110bにアクセス頻度の低いデータが存在するか否かが判断される(S203)。アクセス頻度は、実際のアクセス回数をカウントし、アクセス回数を演算して得られるように構成してもよく、データの種類によって、予めアクセス頻度の高低を設定していてもよい。アクセス頻度の高低条件としては、例えば、「サムネイル画像データ>Exif情報>DPOF情報>・・」が設定されている。
アクセス頻度の低いデータが存在する場合、このアクセス頻度の低いデータが優先権の無いデータであるか否かが判断される(S204)。優先権の有るデータであれば、次の定周期処理までなにもなされない。一方、優先権の無いデータの場合、RAMディスク110bからハードディスク110aにこのデータを移動する(S205)。写真プリントが作成済みの画像データは必要ないため優先権の無いデータとして管理され、ステップS204で優先権の無いデータとして判断される。
これによれば、ステップS203の判断によるアクセス頻度の低いデータであって、優先権の無いデータ(写真プリント作成済みのデータ)であれば、RAMディスク110bから、ハードディスク110aに移動させ、RAMディスク110bに作業領域を確保して、アクセス頻度の高いデータを記憶させることができるようになる。また、写真プリント作成済みのデータは、同一写真の焼増しプリントや、画像補正をやり直しての焼き直しプリントのために、ハードディスク110aに記憶させておくことができるので好ましい。
一方、RAMディスク110bの空き容量が大の場合、ハードディスク110aにアクセス頻度の高いデータが存在するか否かが判断される(S206)。アクセス頻度の高いデータが存在する場合、ハードディスク110aから、このデータをRAMディスク110bに移動する(S207)。なお、アクセス頻度の高いデータが存在しなければ、次の定周期処理までなにもなされない。
これによれば、アクセス頻度の高いデータをハードディスク110aからRAMディスク110bに移動させ、RAMディスク110bにアクセス頻度の高いデータを記憶させることができるようになり、アクセス頻度の高いデータをアクセス速度の速いRAMディスク110b上でデータ処理できるようになり、処理効率が向上される。
また、本発明において、優先権の判断は、データ記憶制御部111によって実行される。
(メディアに記録された画像データの割り当て処理)
次に、メディアから読み取られた画像データ及びExif情報或いはDPOF情報の割り当て処理について以下に説明する。本発明において、画像形成媒体は、メディアも含まれる概念である。
メディアに記録されているデータとしては、例えば、MOディスク、CD−R、デジタルカメラの記憶媒体等に格納されている画像データが想定される。そして、デジタルカメラで撮影された画像データは、記録フォーマットとしてJPEG等があるが、Exif形式で記録させているものもある。このExifの場合、JPEGに準拠した画像フォーマットであるが、この画像データ以外に、サムネイル画像や撮影情報などのデータがファイル中に埋め込まれている。例えば、Exif Printと称されるExif2.2の場合、撮影時の設定情報をプリンタドライバに送信すればプリントの際に色補正等を自動的に行える。このように、画像データの記録フォーマットがExifの場合、サムネイル画像データが存在すれば、RAMディスク110bに記憶させるようにすると好ましい。また、撮影情報などのExif情報も頻繁にアクセスされ、データサイズも小さいので、RAMディスク110bに記憶させると好ましい。Exif情報は、上記で説明した割り当て判断により、RAMディスク110bに記憶可能となる。画像データは、上記で説明した割り当て判断にしたがってハードディスク110a或いはRAMディスク110bに記憶される。
画像データと共にDPOF情報が記録されている場合がある。DPOFは、撮影した画像と共に、サイズやトリミング、プリントのコマ数や枚数の指定情報も記録できる記録フォーマットの一つである。このDPOF情報も頻繁にアクセスされるものであり、データサイズも小さいのでRAMディスク110bに記憶させるようにすると好ましい。DPOF情報は、上記で説明した割り当て判断により、RAMディスク110bに記憶可能となる。
実施の形態における写真処理システムの外観を示す図 実施の形態における画像出力装置の構成を示すブロック図 実施の形態における画像出力装置の動作を説明するフローチャート 実施の形態における画像出力装置の動作を説明するフローチャート 従来の装置の構成を示す図
符号の説明
A スキャナー
B プリンタプロセッサ
C メディア読取手段
100 画像出力装置
110 記憶手段
110a ハードディスク
110b RAMディスク
111 制御手段
111a データサイズ判断部
111b データ記憶制御部
111c 記憶容量判断部
111d カウント部
111e アクセス回数判断部
131 モニター
132 キーボード
1000 写真処理システム

Claims (4)

  1. 画像形成媒体から読み取られた画像データを記憶する記憶手段と、前記画像データに対して画像処理を施す画像処理部と、前記画像処理部によって画像処理された画像データに基づいて画像を出力する画像出力部とを備える画像出力装置であって、
    前記記憶手段を、大容量データを記憶可能とする第1の記憶部と、当該第1の記憶部よりデータアクセス速度の速い第2の記憶部とで構成し、
    前記画像形成媒体から読み取られた画像データのデータサイズが所定サイズより大きいか否かを判断するデータサイズ判断部と、
    前記データサイズ判断部によって、画像データのデータサイズが所定サイズより大きいと判断された場合に画像データを第1の記憶部に記憶し、画像データのデータサイズが所定サイズ以下と判断された場合に画像データを第2の記憶部に記憶可能に制御するデータ記憶制御部と、
    前記第2の記憶部の空き容量が所定値より小さいか否かを判断する記憶容量判断部とを備え、
    前記データ記憶制御部は、
    画像データのデータサイズが所定サイズ以下であると判断された場合に、当該画像データが所定の規則に基づく優先権の高いデータであるか否かを判断し、
    当該判断結果で優先権が低いと判断された場合に、第1の記憶部に当該画像データを記憶し、
    当該判断結果で優先権が高いと判断された場合に、既に第2の記憶部に記憶されている他の画像データよりも優先権が高いか否かを判断し、
    当該判断結果が他の画像データより優先権が低いと判断された場合に、第1の記憶部に当該画像データを記憶し、
    当該判断結果で他の画像データと同じ程度の優先権であると判断された場合に、当該画像データの容量と第2の記憶部の空き容量とを比較し、当該画像データの容量が第2の空き容量より大きい場合に第1の記憶部に当該画像データを記憶し、当該画像データの容量が第2の空き容量より小さい場合に第2の記憶部に当該画像データを記憶し、
    当該判断結果で他の画像データよりも優先権が高いと判断された場合に、当該画像データの容量と第2の記憶部の空き容量とを比較し、当該画像データの容量が第2の空き容量より大きい場合に第2の記憶部に記憶されている優先権の低い他の画像データを第1の記憶部に移動させてから、当該画像データを第2の記憶部に記憶するように制御することを特徴とする画像出力装置。
  2. 前記データ記憶制御部は、写真プリント作成に用いられる画像データを第1の記憶部に記憶し、当該画像データのサムネイル画像データを第2の記憶部に優先して記憶することを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
  3. 第1の記憶部に記憶されたデータファイルのアクセス回数をカウントするカウント部と、カウント部によるカウントによって、アクセス基準値より大きいアクセス回数のデータファイルが第1の記憶部に存在するか否かを判断するアクセス回数判断部とをさらに備え、
    データ記憶制御部は、第2の記憶部の空き容量が所定値より大きい場合であって、アクセス基準値より大きいアクセス回数のデータファイルが存在すると判断された場合に、当該データファイルを第2の記憶部に移動することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像出力装置。
  4. カウント部は、第2の記憶部に記憶されたデータファイルのアクセス回数をカウントし、
    アクセス回数判断部は、前記カウント部によるカウントによって、アクセス基準値より低いアクセス回数のデータファイルが第2の記憶部に存在するか否かを判断し、
    データ記憶制御部は、アクセス基準値より低いアクセス回数のデータファイルが存在すると判断された場合に、当該データファイルを第1の記憶部に移動するように構成することを特徴とする請求項3に記載の画像出力装置。
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