JP4534208B2 - 画像入出力システム - Google Patents

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Description

本発明は、プリント処理すべき画像データを含むオーダーデータが入力される第1画像入力部と、第1画像入力部とは別の入力経路でオーダーデータが入力される第2画像入力部と、第1画像入力部と第2画像入力部から入力されるオーダーデータがオーダー単位で書き込まれる画像記憶装置と、 画像記憶装置に保存されているオーダーデータに対してプリント処理の指令を与えるプリント処理制御部と、画像記憶装置に対するオーダーデータの書き込み/読み出しを制御するデータ入出力制御部とを備えた画像入出力システムに関するものである。
写真プリントを作成するプリント処理システムにおいては、適宜の画像形成媒体から画像データを取得し、画像データを含むオーダーデータはオーダー単位でハードディスク(画像記憶装置に相当)に一旦保存される。ここで、1オーダーとは、ネガフィルム1本に含まれる画像データ、記録メディア1個に格納される画像データのことを指す。従前は、画像形成媒体としての現像済みネガフィルムに形成されているコマ画像をフィルムスキャナーで読み取り、この読み取られた画像データに基づいて、写真プリントを作成するケースが多かったが、近年においてはデジタルカメラがかなり普及してきており、デジタルカメラにより撮影された画像に基づいて、写真プリントの依頼を受けるようなケースが多くなって来ている。
従って、画像データの入力経路としては少なくとも2系統存在し、フィルムスキャナーを介して画像データを入力する経路と、デジタルカメラに使用される記録メディア等のデジタル媒体に格納されている画像データを入力する経路であり、これらの画像データ(オーダーデータ)は、いずれもハードディスクに保存されて管理され、所定のプリント順序に従い、ハードディスクから画像データが読み出されてプリント処理が行なわれる。
このようにハードディスクに対するアクセスとしては、少なくとも2系統の入力経路からのオーダーデータの書き込みと、プリント処理をする時のオーダーデータの読み出しがあり、書き込み処理と読み出し処理が競合することがある。また、複数の入力経路を有するため、複数の書き込み処理が競合することもある。このように、ハードディスクへのアクセスが同時に行なわれると、処理効率が低下するという問題が生じる。
これに関連する公知技術として、下記特許文献1に開示されるマルチ・チャネル記録装置が知られている。この記録装置は、互いに独立して書き込み/読み出し動作が可能な複数の記録装置と、外部とのデータ授受のため複数のチャネル夫々に対応して設けられた複数のバッファと、バッファと複数の記録装置の間に設けられ、データの読み出し/書き込み時に、複数の記録装置を順番に選択してアクセス対象の記録装置を順次切り換えるようにしている。この場合、複数の記録装置に跨るデータ書き込み、跨って書き込まれたデータの読み出しを制御するアクセス制御手段が設けられており、書き込みデータは固定長に分散されて書き込まれる。かかる構成により、読み出し/書き込みのアクセス競合をなくすようにしている。
特開平11−232168号公報
写真プリントを作成するプリント処理システムにおいては、注文に係る画像データはオーダー単位で取り扱われる。従って、画像記憶装置への画像データの保存(書き込み)はオーダー単位で行なわれると共に、プリント処理を行なうときもオーダー単位で画像データを読み出す必要がある。上記特許文献のように、データを複数の記録装置に跨って書き込みを行なうと、プリント処理を行なうためにオーダーデータを読み出すときの処理効率が低下する可能性がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、画像データを含むオーダーデータの書き込み/読み出しのアクセス競合を低下させ、プリント処理を行なうシステムに好適な画像入出力システムを提供することである。
上記課題を解決するため本発明に係る画像入出力システムは、
プリント処理すべき画像データを含むオーダーデータが入力される第1画像入力装置と、
前記第1画像入力装置とは別の入力経路でオーダーデータが入力される第2画像入力装置と、
プリント処理を行う写真処理機と、を備えた画像入出力システムであって、
前記写真処理機は、
前記第1画像入力装置と第2画像入力装置から入力されるオーダーデータがオーダー単位で書き込まれる画像記憶装置と、
前記画像記憶装置に保存されているオーダーデータに対してプリント処理の指令を与えるプリント処理制御部と、
前記画像記憶装置に対するオーダーデータの書き込み/読み出しを制御するデータ入出力制御部と、を備えており
前記画像記憶装置は、少なくとも、夫々が独立して動作可能な第1記憶部と第2記憶部を含む少なくとも2つの記憶部から構成され、
前記データ入出力制御部は、前記第1画像入力装置前記第2画像入力装置から入力されるオーダーデータのいずれか1つの前記記憶部への書き込み制御と、前記プリント処理制御部の指令に従い、いずれか1つの前記記憶部に保存されているオーダーデータの読み出し制御を行なうことを特徴とするものである。
この構成による画像入出力システムの作用・効果を説明する。プリント処理すべき画像データを含むオーダーデータを入力する経路として、第1画像入力部(第1画像入力装置に相当)と第2画像入力部(第2画像入力装置に相当)を備えている。例えば、第1画像入力部は、現像済み写真フィルムに形成されたコマ画像をスキャニングすることで画像データを入力するものであり、第2画像入力部は、デジタルカメラに使用される記録メディアやその他のデジタル媒体に格納されている画像データを入力するものである。入力されるオーダーデータはオーダー単位で画像記憶装置に書き込まれ保存される。プリント処理制御部は、保存されているオーダーデータに対してプリント処理の指令を与え、これにより、オーダーデータ(画像データ)が読み出され写真プリントの作成が行なわれる。また、画像記憶装置に対するオーダーデータの書き込み/読み出しの制御は、データ入出力制御部により行われる。
画像記憶装置は、少なくとも第1記憶部と第2記憶部の2つの記憶部を備えており、夫々が独立して動作可能である。第1画像入力部や第2画像入力部からオーダーデータの入力がされた場合は、いずれかの記憶部へ書き込まれる。各記憶部へのデータの書き込みはオーダー単位で行なわれるものであり、プリント処理を行なうときもいずれか1つの記憶部からオーダーデータを読み出すことができる。すなわち、オーダーデータの書き込み/読み出しは、複数の記憶部に跨ることはなく、いずれか選択された1つの記憶部に対して行なわれるものである。また、記憶部を複数設けているため、第1画像入力部からのオーダーデータの書き込み、第2画像入力部からのオーダーデータの書き込み、記憶部からのオーダーデータの読み出しのアクセスが同時に競合する機会を減らすことができ、処理効率の向上を図ることができる。その結果、画像データを含むオーダーデータの書き込み/読み出しのアクセス競合を低下させ、プリント処理を行なうシステムに好適な画像入出力システムを提供することができる。
本発明において、前記データ入出力制御部は、第1画像入力部から入力されるオーダーデータを第1記憶部に書き込み、第2画像入力部から入力されるオーダーデータを第2記憶部に書き込むように制御することが好ましい。
この構成によると、第1画像入力部からの書き込みと、第2画像入力部からの書き込みが同時に行なわれたとしても、夫々別の記憶部に書き込み処理が行われるためアクセス競合が生じず、処理効率が低下することがない。
本発明において、前記写真処理機は、更に、
オーダーデータのプリント処理の優先度を設定する優先度設定部と、
オーダーデータの受付順序と優先度に基づいて、プリント順序を設定するプリント順序設定部とを備え、
前記データ入出力制御部は、プリント順序設定部により設定されるプリント順序に従い、入力されたオーダーデータを書き込む前記少なくとも2つの記憶部の中から1つの記憶部を選択することが好ましい。
オーダーデータを複数の記憶部に保存した後、プリント処理を行う場合は、設定されたプリント順序に従いオーダーデータの読み出しが行われる。このプリント順序は、受付順序や優先度に基づいて決められるものである。例えば、時間的に早く受け付けたオーダーほど早くプリント処理がされるように順番が決められる。また、「特急仕上げ」「通常仕上げ」などの優先度の点で見ると、「特急仕上げ」は「通常仕上げ」よりも早い順番でプリント処理される。このように、プリント順序に従い、入力されたオーダーデータを書き込む記憶部を選択することで、読み出しと書き込みのアクセス競合の機会(確率)を減らすことができると考えられる。
本発明に係る前記少なくとも2つの記憶部には、夫々固有の識別情報が付与されており、
前記写真処理機は、
高優先度のオーダーデータを書き込むときの前記記憶部を選択するための識別符号と、低優先度のオーダーデータを書き込むときの前記記憶部を選択するための識別符号を夫々独立して管理する識別符号管理部と、
前記記憶部が選択されると識別符号を更新する識別符号更新部とを備え、
前記識別符号管理部において、前記高優先度と前記低優先度とでは、識別符号が異なるように管理されており、
前記データ入出力制御部は、指定された識別符号に対応する前記記憶部にオーダーデータを書き込むように制御を行なうことが好ましい。
この構成によると、画像記憶装置として少なくとも2つの記憶部を備えており、各記憶部を識別するための識別符号が割り振られている。オーダーデータを書き込む場合は、書き込み動作のたびに識別符号を所定の順番で変更していくことで、異なる記憶部に順番に書き込みを行なうことができる。また、低優先度オーダーと高優先度オーダーとでは、記憶部を選択するための識別符号は別々に管理する。このようにすることで、少なくとも2つの記憶部に対するオーダーデータの書き込みをできるだけ均等な割合で行なうことができると共に、プリント処理時におけるオーダーデータの読み出しも均等な割合で行なうことができる。その結果、読み出しと書き込みのアクセス競合の確率を極力減らすことができる。
本発明において、各記憶部に対するアクセスが行なわれているか否かを検出するアクセス状態検出部を備え、
前記データ入出力制御部は、現在アクセスが行なわれていない記憶部に対して、オーダーデータの書き込みを行うように制御を行なうことが好ましい。
この構成によると、データ入出力制御部は、現在アクセスされていない記憶部を選択してオーダーデータの書き込みを行なうようにしている。これにより、書き込みと読み出しのアクセス競合をなくすことができる。また、第1画像入力部と第2画像入力部のオーダーデータの書き込みが競合する確率も減らすことができる。
本発明に係る写真処理システムの好適な実施形態を図面を用いて説明する。図1は、システム全体の構成を示す模式図である。
<システムの全体構成>
図1において、写真処理装置100は、取得されたデジタルの画像データに基づいて、写真プリントを作成する機能を有する。画像データは、写真処理装置100に設けられるフィルムスキャナーから取得される現像済みネガフィルムのコマ画像の画像データや、ネットワーク経由で送信されてくる画像データなどがあげられる。
受付端末20は、店頭に設置され、デジタルカメラの記録メディアやその他の記録メディアに格納された画像データを受け付けることができる。記録メディアの種類としては、コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア(登録商標)、メモリスティック(登録商標)、CD−R、DVD−Rなどが例としてあげられる。受付端末20は、主として顧客により操作されるものであり、顧客が自分で持参した記録メディアを挿入し、プリント処理の対象となる画像データの選択、プリント枚数、プリントサイズの設定などを行うことができる。もちろん、店員が受付端末20を操作するようにしてもよい。
記録装置40は、写真処理装置100が取得した画像データをCD−R、DVD−R等の記録メディアに書き込む機能を有する。ネット受付端末50(パソコンにより構成)は、インターネット経由でのプリント注文に係る画像データを受け付ける機能を有する。写真処理装置100、受付端末20、記録装置40、ネット受付端末50は、ネットワーク(例えば、LAN)により接続されている。また、写真処理装置100、受付端末20、記録装置40、ネット受付端末50の設置台数は1台に限定されるものではなく、必要に応じて複数台を設置することができる。
インターネット上に設置されるサーバー60は、オンラインでのプリント注文を受け付ける機能を提供する。プリント注文を行なう場合は、インターネットに接続されるパソコン70から、プリント処理に係る画像データをアップロードすると、サーバー60に画像データが保存される。ネット受付端末50から、当該画像データをサーバー60からダウンロードすることで、プリント処理を行なうことができる。オンラインでプリント処理を受け付けるシステムについては、公知のシステムを利用することができる。
<写真処理システムの機能ブロック構成>
図2は、写真処理システムの中心をなす写真処理装置100の機能を示すブロック図である。フィルムスキャナー1(第1画像入力部に相当)は、現像済みネガフィルム(写真フィルム)に形成されているコマ画像をスキャニングしてデジタルの画像データを取得する。画像取得部2(第2画像入力部に相当)は、主としてネットワーク経由で送信されてくる画像データを取得する。ネットワークを介して通信を行なうために通信制御部3が設けられる。画像取得部2が取得する画像データは、デジタルカメラの記録メディアに格納されていた画像データや、インターネットサーバー60に保存されていた画像データである。なお、写真処理装置100自身に記録メディアを装着することができるようにし、直接記録メディアから画像データを取得できるように構成してもよい。
<画像判定部の構成>
画像判定部4は、取得した画像データに対する判定をオペレータが行なうための機能を提供し、かかる機能は主としてソフトウェアにより提供される。これは、画像データに基づいて写真プリントを作成する前に、適切な画質の写真プリントが作成されるか否かを判定するものであり、かかる作業をプレジャッジと称することとする。画像判定部4には、補正データ設定部4a、プリントデータ設定部4b、サムネイル画像作成部4cが主たる機能として設けられており、これを図3を参照しながら説明する。なお、プレジャッジは必ず行なわなければならないものではなく、プレジャッジを省略してプリント処理を行うことも可能である。
図3は、プレジャッジを行なうためのモニター画面の構成例を示す図である。画面には、プリント処理の対象となるコマ画像が6コマごとに表示される。プレジャッジの対象となっているコマ画像は、画像選択枠30で囲まれた状態となっている。コマ画像のコマ番号はコマ番号表示欄31に表示される。写真プリントのプリントサイズについては、プリントサイズ表示欄32に表示される。プリント枚数は、プリント枚数設定欄33にて設定することができる。色補正データ設定欄34と、濃度補正データ設定欄35には、色や濃度の補正データを入力することができる。補正データ設定部4aは、上記のような色や濃度を補正するための補正データを入力する機能を提供するものであり、かかる補正データの入力は必要に応じて設定される。その他の補正データの設定としては、赤目補正、逆光補正などの特殊補正の設定が例としてあげられる。
プリント枚数の設定としては、フィルムスキャナー1から取得した画像データに関してはデフォルトで1が設定されているが、オペレータの入力操作により変更することができる。また、ネットワーク経由で取得した画像データについては、顧客により注文にかかるプリント枚数が既に設定されているため、オペレータにより設定変更できないようにすることが好ましい。このプリント枚数の設定データは、プリントデータに含まれるものであり、プリントデータ設定部4bの機能により提供される。プリントデータには、プリント枚数の他にプリントサイズ、ペーパー面質(光沢面や絹目など)、縁有りプリントか否かについても含まれるものとする。
図3に示されるコマ画像は、サムネイル画像であり、取得した画像データを縮小処理することで得られるものである。画像取得部2が取得した画像データの場合は、取得したオリジナルの画像データに基づいてサムネイル画像を作成することができる。フィルムスキャナー1からネガフィルムの画像データを取得する場合は、ネガフィルムをプレスキャンした画像データに基づいて、サムネイル画像を作成することができる。
ここで、ネガフィルムのスキャニング態様であるプレスキャンと本スキャンについて説明する。プレスキャンとは、現像済みネガフィルムの画像を粗い画素数で読み取る処理のことであり、前述のサムネイル画像を表示させるために行われる。プレジャッジを行う場合は、高解像度の画像データが不要であり、読み取り処理時間を短縮化するために、粗い画素数でスキャニングする。
本スキャンとは、ネガフィルムの各コマ画像を高解像度で読み取るための処理であり、実際に写真プリントを作成するために用いられる画像データである。画質のよい写真プリントを作成するために高解像度でコマ画像を読み取る。また、本スキャンの際には、プリント枚数が0と設定されたコマ画像については、読み取りを行わない。
<オーダー制御部の構成>
オーダー制御部5は、プリント処理すべき画像データをオーダー単位に管理する機能を提供する。ここで1オーダーとは、フィルム1本分あるいは記録メディア1個分についてのプリント注文に係る画像データ群を指すものであるが、これに限定されるものではなく、1オーダーの概念はオペレータにより適宜設定することができる。
オーダー登録部5aは、画像判定部4によりプレジャッジの終了したオーダーデータを画像記憶装置6に登録・保存する機能を有する。記憶装置6は概念的に、第1スプーラ6a(第1記憶部に相当)と、第2スプーラ6b(第2記憶部に相当)とで構成される。プリント処理すべきオーダーデータは、すべて、いずれかのスプーラ6a,6bに保存される。従って、スプーラ6a,6bにオーダーデータを保存することでオーダーの管理を行なうことができ、プリント処理の順番や割り込みなどの制御を行なうことができる。スプーラ6a,6bは、いずれもハードディスクのような大容量記憶装置により構成することができ、第1スプーラ6aと第2スプーラ6bは、ハードウェア的に別々のハードディスクにより構成されており、夫々が独立して動作することができる。
画像記憶装置6の各スプーラ6a,6bへのオーダーデータも書き込み/読み出しを制御するためにデータ入出力制御部61が設けられている。データ入出力制御部61は、オーダーデータの入力経路により、いずれのスプーラ6a,6bにオーダーデータを保存させるかを制御するものであり、具体的には、フィルムスキャナー1からのオーダーデータは第1スプーラ6aに保存し、画像取得部2(ネットワーク経由)からのオーダーデータは第2スプーラ6bに保存させる。オーダー登録部5aからの指令に従い、オーダーデータがスプーラ6a,6bに保存・登録される。
なお、オーダーデータとは1オーダー分のデータのことを指すが、1オーダーに含まれる画像データ群と、プレジャッジにより設定された補正データやプリント枚数などのプリントデータ、オーダーを特定するデータ(オーダー識別ID、顧客の氏名、住所、会員IDなどのデータ)により構成される。ただし、オーダーデータのデータ量は大半が画像データにより決まるため、オーダーデータのデータ量は画像データのデータ量であると考えても問題はない。なお、ネガフィルムから取得した画像データの場合には、本スキャンの画像データのみならずプレスキャンの画像データも合わせてオーダーデータとして保存しておくことが好ましい。
プリント処理制御部5bは、プリント処理の対象となるオーダーのオーダーデータをプリント処理するように指令を与える。図4は、オーダー管理画面の構成例を示す図であり、処理待ちオーダーのリストと、完了済みオーダーのリストが表示されている。処理待ちオーダーのリストには、基本的にはプリント処理が行なわれる順番にオーダーのリストが表示されている。状態表示欄には、オーダーの処理状態が示されており、1番上のオーダーがプリント処理中であること、その他のオーダーについてはプリント処理待ちの状態であることが示されている。プリント処理が完了すると、完了済みオーダーの表示欄へと移行し、状態表示もプリント処理完了に変わる。
オーダーデータ削除部5cは、プリント処理が完了したオーダーデータをスプーラ6a,6bから削除する。これにより、スプーラ6a,6bの保存容量を確保できるようにする。データを削除する場合、スプーラ6a,6bのオーダーデータを完全に削除するようにしても良いし、後日の焼き増し処理の依頼に備えて、スプーラ6a,6bに割り当てられた所定の記憶領域に所定期間保存しておいても良いし、その他の外部記憶装置にオーダーデータを移動するようにしてもよい。
図4の画面構成例について更に説明すると、画面右上に残容量が表示され、新規のオーダーを登録するときの目安にしたり、残容量の確認を行なうことができる。また、オーダー数として「15」が表示されており、これはプリント処理待ちのオーダー数を示している。また、待ち時間として「20分」が表示されており、プリント処理待ちのオーダーを全て処理するのに要する時間が表示されている。オペレータは、この表示を見て、新規のオーダーが処理されるおよその時間を認識することができる。
図2に戻り、モニター7は、プレジャッジを行なうための画面(図3参照)やオーダー管理画面等を表示させるものであり、プリント処理等を行うために必要な画面を提供する。入力操作部8は、キーボードやマウス等により構成され、プリント処理に必要なデータ入力や設定、各種指令を行う。
画像処理基板9は、スプーラ6a,6bから画像データと補正データ(オーダーデータ)を受け取り、補正データに基づいて画像データに対する画像処理を行い、写真プリントを作成するために用いられるプリント用画像データを生成する。各スプーラ6a,6bからのオーダーデータの読み出し制御もデータ入出力制御部61により行なわれる。データ入出力制御部61はプリント処理制御部5bからの指令に基づき、指定されたオーダーデータを読み出して画像処理基板9に転送する。画像処理基板9は、受信メモリ、処理回路部、展開メモリにより構成され、処理回路部において指定された画像処理が行なわれる。具体的には、補正データに基づく色・濃度の補正、設定されたプリントサイズに従ったデータの拡縮処理などである。
次に、図2においてプリント処理部の構成を簡単に説明する。ペーパーマガジン10には、写真感光材料であるペーパーがロール状に収容されている。ペーパーマガジン10は、2台を設置することができ、例えば、ペーパー幅の異なるペーパーを予めセットしておくことができる。ペーパーカッター11は、ペーパーマガジン10から引き出された長尺状のペーパーを設定されたプリントサイズになるように切断する。
露光エンジン12は、画像処理基板9の展開メモリから送信されてくるプリント用画像データを受け取り、このプリント用画像データに基づいて、ペーパーの乳剤面に画像を焼付露光する。露光エンジン12としては、特定の方式のものに限定されるものではなく、例えば、レーザーエンジン、CRTエンジン、PLZTエンジンなどを用いることができる。
現像処理部13は、画像が焼付露光されたペーパーの現像処理を行い、乾燥処理部14は、現像処理されたペーパーの乾燥処理を行なう。ペーパー排出部15から仕上がりの写真プリントが装置本体外部に排出され、所定の集積装置によりオーダー単位で集積される。
ペーパーセンサー16は、ペーパー排出部15から排出されるペーパーを検出し、あるオーダーの写真プリントが全て排出されたか否かを検出する。センサー制御部17は、ペーパーセンサー16の駆動制御を行なうと共に、ペーパーセンサー16からの信号を受信して解析する。オーダー制御部5のオーダーデータ削除部5cは、あるオーダーについての写真プリントが全て排出されたとセンサー制御部17により検出された場合、そのオーダーについてのオーダーデータをスプーラ6a,6bから削除するようにする。
<オーダー登録手順>
次に、新規のオーダーデータを画像記憶装置6に保存する場合の手順を図5のフローチャートにより説明する。オーダー登録する際に、第1画像入力部(フィルムスキャナー1)から入力されたオーダーデータであるか否かを判定する(#1)。第1画像入力部で入力されたオーダーデータであれば、第1スプーラ6aに保存する(#2)。第2画像入力部で入力されたオーダーデータであれば、第2スプーラ6bに保存する(#3)。
このように、第1画像入力部と第2画像入力部とで別々に動作可能なスプーラ6a,6bにオーダーデータを保存するようにしており、第1画像入力部からのオーダーデータの書き込み処理と、第2画像入力部からのオーダーデータの書き込み処理が競合することがなく、これらを同時に書き込むことも可能になる。
上記において、第1画像入力部としてフィルムスキャナー1を例にあげているが、写真処理装置100から入力される画像データとしては、写真フィルムからだけではなく、デジタルの記録メディアから入力される画像データもある。従って、第1画像入力部としては、写真処理装置100本体に装着された記録メディアから入力されるオーダーデータを含めてもよい。
また、図3に示すようなプレジャッジを行なった後にオーダーデータを画像記憶装置6に保存する手順を説明しているが、プレジャッジは必ず行わなければならないものではなく、画像入力部から入力されたオーダーデータを直ちに画像記憶装置6へ保存するようにしてもよい。例えば、フィルムスキャナー1から取得した画像データに関してはプレジャッジを行い、第2画像入力部(ネットワーク経由)から取得されるオーダーデータについては、受付端末20でプレジャッジを行ない、写真処理装置100においてはプレジャッジを行わないようにして、第2スプーラ6bに保存するようにしてもよい。かかる場合には、スプーラが1つしかないと、第1画像入力部と第2画像入力部による書き込み動作が競合する確率が高まるが、上記のように2つのスプーラ6a,6bを設けることで、異なる入力経路からのアクセスによる競合がなくなるため、処理効率を低下させることがない。
なお、第1画像入力部と第2画像入力部の2つの画像入力部を有することに合わせて、2つのスプーラ6a,6bを配置しているが、本発明としては、N個の画像入力部に対応してN個の独立して動作可能なスプーラを配置することができる。
<プリント処理の手順>
次に、本実施形態におけるプリント処理の手順を図6のフローチャートにより説明する。まず、プリント処理をする前に第1画像入力部から入力されたオーダーデータであるか否かを判定する(#11)。第1画像入力部で入力されたオーダーデータであれば、第1スプーラ6aから指定されたオーダーデータを読み出してプリント処理を行う(#12,14)。第2画像入力部で入力されたオーダーデータであれば、第2スプーラ6bから指定されたオーダーデータを読み出してプリント処理を行う(#13,14)。
<第2実施形態の画像記憶装置の構成>
次に第2実施形態に係る構成を図7のブロック図により説明する。図7において、図2で説明したのと異なる点を中心に説明する。まず、オーダー制御部5の機能として、優先度設定部5dが設けられている。優先度設定部5dは、登録しようとする新規オーダーの優先度を設定する。優先度として「特急仕上げ」「通常仕上げ」「ゆっくり仕上げ」の3段階があり、「特急仕上げ」は高優先度に相当し、「通常仕上げ」「ゆっくり仕上げ」は低優先度に相当する。優先度の設定は、この3段階でなくてもよく、例えば、「特急仕上げ」「通常仕上げ」の2段階でもよく、4段階以上に増やしてもよい。優先度の設定方法としては、例えば、モニター画面の新規オーダー登録ボタンをクリックすると、優先度選択画面がポップアップし、表示されているいずれかの優先度を選択させるようにすることができる。図4には、優先度を表示するため、A,B,Cの符号が各オーダーについて表示されており、夫々「特急仕上げ」「通常仕上げ」「ゆっくり仕上げ」を示している。
プリント順序設定部5eは、オーダーデータを画像記憶装置6に登録するに際して、オーダーのプリント順序を優先度や受付順序に基づいて設定する。基本的には、受付順序が早いほど先にプリント処理がされる。図4に示す管理画面において、処理待ちオーダーのリストは、プリント処理がされる順番にオーダーがリスト表示されている。すなわち、一番上のオーダーが現在プリント処理中のオーダーであり、以下順番に繰り上がってプリント処理が行なわれていく。また、高優先度である「特急仕上げ」オーダーを登録する場合は、基本的には低優先度の「通常仕上げ」や「ゆっくり仕上げ」のオーダーよりも優先してプリント処理を行なうため、高優先度オーダーは既に登録済みの低優先度オーダーに割り込む形でプリント順序を設定する。高優先度の別オーダーが既に登録されている状態であれば、その登録済みオーダーの次に新規のオーダーをプリント処理できるようにプリント順序を設定する。
次に、画像記憶装置6の構成を説明する。画像記憶装置6はN個(Nは任意の正の整数)のスプーラ6a〜6nを備えており、夫々が独立して動作することが可能である。N個のスプーラ6a〜6nを識別するための識別符号が割り当てられており、ここでは1〜Nまでの通し番号が割り当てられているものとする。データ入出力制御部61は、スプーラ6a〜6nに対するオーダーデータの書き込み/読み出しを行なう場合、識別符号によりスプーラ6a〜6nを選択する。
識別符号管理部61aは、オーダー登録に際して、スプーラ6a〜6nを選択するときの識別符号の管理を行なう。識別符号の管理は、高優先度オーダーと低優先度オーダーとで独立して管理が行なわれる。識別符号更新部61bは、スプーラ6a〜6nを選択すると、識別符号の更新を行なう。すなわち、同じスプーラ6a〜6nを続けて選択するのではなく、N個のスプーラ6a〜6nをできるだけ均等に選択するように構成している。ここで、扱う優先度は「特急仕上げ(高優先度)」と「通常仕上げ(低優先度)」の2種類と仮定し、低優先度オーダーを登録するスプーラ6a〜6nを管理する識別符号をXnとし、高優先度オーダーを登録するスプーラ6a〜6nを管理する識別符号をYnとする。スプーラ6a〜6nはN個であるため、
1≦Xn≦N ; 1≦Yn≦N
である。
識別符号の初期値は適宜決めることができるが、例えばXn=1,Yn=2とすることができる。識別符号更新部61bは、オーダーデータ書き込みのためスプーラ6a〜6nを選択するごとに、識別符号の数値を1ずつカウントアップすることで数値を更新していく。数値がNまできたら、また1に戻るようにする。数値の更新の仕方については、これに限定されるものではなく、例えばカウントダウンでもよい。
なお、優先度を3種類以上に設定するのであれば、識別符号の管理もそれに合わせて3種類以上とすることができる。
<オーダー登録手順>
次に、図7に示す構成によるオーダーの登録手順を図8のフローチャートにより説明する。まず、オーダー登録する際に、オーダーの優先度が「通常仕上げ」か否かを判定する(#21)。通常仕上げであれば、識別符号管理部61aに問い合わせ、Xn(通常仕上げの次の書き込みスプーラの識別符号)を取得する(#22)。例えば、図7においてスプーラ6aの識別符号(Xn=1)が取得される。また、識別符号更新部61bの機能により、Xnをカウントアップ(Xn=2)する。オーダーデータは選択されたスプーラ6aに書き込まれることになる。
また、ステップ#21において、特急仕上げであると判定された場合は、Yn(特急仕上げの次の書き込みスプーラの識別符号)を取得する(#25)。例えば、図7においてスプーラ6cの識別符号(Yn=3)が取得される。また、Ynをカウントアップ(Yn=4)する。オーダーデータは選択されたスプーラ6cに書き込まれることになる。
プリント処理をするときは、プリント処理制御部5bの機能によりオーダーが選択されると共に、そのオーダーのオーダーデータが保存されている識別符号が指定される。データ入出力制御部61は、その指定されたオーダーが格納されているスプーラからオーダーデータを読み出して、画像処理基板9に転送させ、プリント処理が行なわれることになる。
以上のような構成によると、画像記憶装置6へのオーダーデータの書き込みと読み出しのアクセス競合の確率を減らすことができる。スプーラ6a〜6nの数Nが多いほど競合の確率は減るが、本発明としては、最低でもN=2であればよい。オーダーの登録は基本的には受付順序で行なっていき、プリント処理も受付順序に対応して行なわれるため、受付順序に従い夫々の識別符号Xn,Ynをカウントアップしていくことで、N個のスプーラ6a〜6nに対してできるだけ均等にアクセスする状態を創出することができる。従って、第1画像入力部からのオーダーデータの書き込み、第2画像入力部からのオーダーデータの書き込み、オーダーデータの読み出しの3種類のアクセスが競合してしまう確率を減らすことができ、プリント処理の効率を低下させなくてすむ。
本実施形態では、優先度の違いに応じて識別符号を別々に管理する攻勢を説明したが、単に受付順序のみで識別符号を順次更新していく構成を採用してもよい。
<第3実施形態の画像記憶装置の構成>
次に、第3実施形態に係る構成を図9のブロック図により説明する。既に説明した実施形態と異なる点は、データ入出力制御部61がアクセス状態検出部61cを備えている点である。画像記憶装置6は、図示するようにN個のスプーラ6a〜6nを備えており、現在どのスプーラ6a〜6nに対してアクセスがされているか否かを検出するものである。
例えば、オーダーデータをスプーラ6a〜6nに保存しようとするときに、プリント処理のためにオーダーデータが読み出されているスプーラ6a〜6nや、他の画像入力部からオーダーデータの書き込みがされている状態であるか否かを検出する。この検出結果に基づいて、現在アクセスされていないスプーラ6a〜6nに対して、オーダーデータの書き込みを行うようにすることができる。なお、各スプーラ6a〜6nには識別符号Xnが割り当てられている。
<オーダー登録手順>
次に、図9に示す構成によるオーダーの登録手順を図10のフローチャートにより説明する。新規のオーダーを登録する場合に、現在プリント処理のためにオーダーデータの読み出しを行なっているスプーラの識別符号Xnを取得する(#31)。取得された識別符号Xnを有するスプーラ以外のスプーラにオーダーデータを保存する(#32)。これにより、アクセスが競合しない状態で、オーダーデータの書き込みを行なうことができる。
オーダーデータの書き込みが第1画像入力部からのものである場合、第2画像入力部からの書き込みが行なわれていないかどうかも合わせて検出するようにすることが好ましい。かかる場合には、最低でも3つのスプーラが必要となる。かかる構成によれば、オーダーデータの書き込みと読み出しのアクセス競合を低減することができる。
プリント処理をするときは、オーダーデータが保存されているスプーラ6a〜6nの識別符号を取得し、オーダーを指定することでオーダーデータを読み出すことができる。
<別実施形態>
本実施形態において、3つの実施形態について説明してきたが、これらを任意に組み合わせて構成することもできる。また、3つの実施形態以外にも種々の変形例が考えられる。独立して動作可能なスプーラ(ハードディスク)の個数は、任意の複数個にすることができる。
本実施形態において、ネガフィルムからプリント処理を行なうオーダーと、受付端末20で注文を受け付けた記録メディアからのプリント処理を行なうオーダーとを混在させて処理することもできるが、これを別々に行なわせることもできる。すなわち、写真処理装置100におけるプリント処理モードとして、通常モードとネットモードを切り換えるようにし、通常モードでは写真処理装置100自身で受け付けたネガフィルムからのプリント処理のみを行なうようにし、ネットモードでは受付端末20やネット受付端末50で受け付けたオーダーのプリント処理のみを行なうように構成してもよい。この場合は、夫々のモードにおいて本発明の構成を適用することができる。また、夫々のモード用にスプーラを更に設けてもよい。
写真処理システムの構成を示す概念図 写真処理装置の機能を示すブロック図 プレジャッジ画面の構成例を示す図 オーダー管理画面の構成例を示す図 オーダー登録の手順を示すフローチャート プリント処理の手順を示すフローチャート 第2実施形態による写真処理装置の機能を示すブロック図 第2実施形態によるオーダー登録の手順を示すフローチャート 第3実施形態による写真処理装置の機能を示すブロック図 第3実施形態によるオーダー登録の手順を示すフローチャート
符号の説明
4 画像判定部
5 オーダー制御部
5a オーダー登録部
5b プリント処理制御部
5c オーダーデータ削除部
5d 優先度設定部
5e プリント順序設定部
6 画像記憶装置
6a〜6n スプーラ
20 受付端末
40 記録装置
100 写真処理装置
61 データ入出力制御部
61a 識別符号管理部
61b 識別符号更新部

Claims (5)

  1. プリント処理すべき画像データを含むオーダーデータが入力される第1画像入力装置と、
    前記第1画像入力装置とは別の入力経路でオーダーデータが入力される第2画像入力装置と、
    プリント処理を行う写真処理機と、を備えた画像入出力システムであって、
    前記写真処理機は、
    前記第1画像入力装置と第2画像入力装置から入力されるオーダーデータがオーダー単位で書き込まれる画像記憶装置と、
    前記画像記憶装置に保存されているオーダーデータに対してプリント処理の指令を与えるプリント処理制御部と、
    前記画像記憶装置に対するオーダーデータの書き込み/読み出しを制御するデータ入出力制御部と、を備えており
    前記画像記憶装置は、少なくとも、夫々が独立して動作可能な第1記憶部と第2記憶部を含む少なくとも2つの記憶部から構成され、
    前記データ入出力制御部は、前記第1画像入力装置前記第2画像入力装置から入力されるオーダーデータのいずれか1つの前記記憶部への書き込み制御と、前記プリント処理制御部の指令に従い、いずれか1つの前記記憶部に保存されているオーダーデータの読み出し制御を行なうことを特徴とする画像入出力システム。
  2. 前記データ入出力制御部は、前記第1画像入力装置から入力されるオーダーデータを前記第1記憶部に書き込み、前記第2画像入力装置から入力されるオーダーデータを前記第2記憶部に書き込むように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像入出力システム。
  3. 前記写真処理機は、更に、
    オーダーデータのプリント処理の優先度を設定する優先度設定部と、
    オーダーデータの受付順序と優先度に基づいて、プリント順序を設定するプリント順序設定部とを備え、
    前記データ入出力制御部は、プリント順序設定部により設定されるプリント順序に従い、入力されたオーダーデータを書き込む前記少なくとも2つの記憶部の中から1つの記憶部を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像入出力システム。
  4. 前記少なくとも2つの記憶部には、夫々固有の識別情報が付与されており、
    前記写真処理機は、
    高優先度のオーダーデータを書き込むときの前記記憶部を選択するための識別符号と、低優先度のオーダーデータを書き込むときの前記記憶部を選択するための識別符号を夫々独立して管理する識別符号管理部と、
    前記記憶部が選択されると識別符号を更新する識別符号更新部とを備え、
    前記識別符号管理部において、前記高優先度と前記低優先度とでは、識別符号が異なるように管理されており、
    前記データ入出力制御部は、指定された識別符号に対応する前記記憶部にオーダーデータを書き込むように制御を行なうことを特徴とする請求項3に記載の画像入出力システム。
  5. 前記写真処理機は、前記各記憶部に対するアクセスが行なわれているか否かを検出するアクセス状態検出部を備え、
    前記データ入出力制御部は、現在アクセスが行なわれていない記憶部に対して、オーダーデータの書き込みを行うように制御を行なうことを特徴とする請求項1に記載の画像入出力システム。
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