JP4714846B2 - 写真処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、写真プリントを作成するための画像データを取得し、取得した画像データに対する各種判定を行う画像判定部と、当該画像データに基づいて、写真プリントを作成するプリント処理部とを備える写真処理装置に関する。より詳細には、画像判定部による判定処理においてテスト焼き処理が行われる写真処理装置に関するものである。
写真プリントを作成する写真処理装置は、適宜の画像形成媒体から画像データを取得し、取得した画像データに適宜画質補正を施して、写真プリントを作成している。この画質補正パラメータの設定は、モニター上に表示されたサムネイル画像(縮小画像)を参照して決定される。このように写真プリント処理の前に、画像データに画質補正を施すための補正パラメータを設定する処理をプレジャッジといい、詳細には、色・濃度補正、シャープネス補正、赤目補正等の各種補正パラメータを設定する処理である。しかし、モニター上では縮小画像でしか確認できないし、実際の写真プリントとモニター表示されたものとの色再現に若干の差が生じる。このような場合に、微細な補正パラメータを決定する方法として、パラメータを数段階に分けて設定し、テスト的にプリントする方法が採られている。特に、人物像を含む画像に対して色・濃度等を適切に補正することが要望されている。テスト的プリント処理を実行できる装置として特許文献1が公知である。以下、「テスト的プリント」を「テスト焼きプリント」という。
特開2004−159059号公報
しかしながら、テスト焼きプリント処理を実行すると、その対象となるコマ画像の補正パラメータをテスト焼きプリント処理が終了するまで決定できないため、他のコマ画像に対するプレジャッジ処理や次のオーダーのプレジャッジ処理を行えなかった。すなわち、テスト焼きプリント処理の間は、プレジャッジ処理が行えなかったために、装置全体からみてプレジャッジ処理の処理効率の低下を招くものとなっていた。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、テスト焼きプリント処理する場合に、他の画像データのプレジャッジ処理を可能にして、全体的なプレジャッジ処理効率を向上する写真処理装置を提供することである。
上記課題を解決するため本発明に係る写真処理装置は、
写真プリントを作成するための画像データを取得する画像入力手段と、取得した画像データに対する各種判定を行う画像判定部と、画像データに基づいて写真プリントを作成するプリント処理部とを備え、画像判定部による判定処理中にテスト焼きプリントを作成可能に構成した写真処理装置であって、
画像判定部による第1オーダーの判定処理においてテスト焼きプリント処理が行われる場合に、第1オーダーの判定処理を中断し、格納手段に格納されている第2オーダーの判定処理を可能にする判定処理中断手段を備えることを特徴とする。
かかる構成による写真処理装置の作用・効果を説明する。画像データを取得し、取得された画像データは、通常オーダー単位で判定処理される。ここで、判定処理は、上述のプレジャッジ、プリントサイズ、プリント枚数等の各種判定を行う処理である。かかる判定処理において、任意のコマ画像に対しテスト焼きプリントを実行する。この際に、当該オーダーの判定処理を中断する(例えば、中断キーを指示する等して中断指示する)。この中断により、次のオーダーの画像データを格納手段又は画像入力手段から読み出し、判定処理を行えるように構成される。よって、テスト焼きプリント処理中でも異なるオーダーの判定処理が可能となり、全体的な判定処理効率を向上することができる。
また、本発明において、判定処理中断手段は、
第1オーダーの判定処理が中断された場合に、テスト焼きプリント対象以降の画像データを格納手段に格納し、
中断された判定処理を再開する場合に、テスト焼きプリント対象の画像データから判定処理が再開されるように構成することが好ましい。
かかる構成によれば、テスト焼きプリント中に中断されたオーダーの画像データにおいて、当該テスト焼きプリント対象以降の画像データを格納手段に格納する。中断されたジャッジ処理を再開する場合には、テスト焼きプリント対象の画像データから判定処理が再開されるように構成される。よって、中断されたオーダーを選択するだけで、テスト焼きプリント対象の画像以降の画像データに対して判定処理が行えるので、既に判定処理した画像データに対して重複して判定処理するようなことがない。
また、本発明において、判定処理中断手段は、
第1オーダーの判定処理において、テスト焼きプリント対象の画像データ以外の全画像データの判定処理後に、テスト焼きプリント処理を行い、当該判定処理を中断し、
中断された判定処理を再開する場合に、テスト焼きプリント対象の画像データのみの判定処理が再開されるように構成することは、他の好ましい実施態様である。
かかる構成によれば、テスト焼きプリント処理を開始する前に、テスト焼きプリント対象の画像以外の画像データについて判定処理を行える。そして、その後に、テスト焼きプリント処理を開始し、その判定処理を中断して、他のオーダーの判定処理を行える。そして、中断した判定処理を再開すると、テスト焼きプリント処理対象の画像データのみについて判定処理を行うだけでよいので、再開した後の判定処理時間を短くでき、結果、装置全体の処理効率が向上される。また、格納手段に格納される画像データのデータ量を少なくできるので、格納手段の記憶容量を圧迫しないので好ましい。
また、本発明において、通知部によって、テスト焼きプリント処理の後、当該テスト焼きプリント処理が終了した旨の終了情報を通知することが好ましい。
また、通知部は、テスト焼きプリントが完了した後所定期間経過しても、中断されたオーダーの判定処理が再開されなかった場合に、オーダーとオーダーの処理の間に終了情報を通知するように構成されることは好ましい実施態様である。
かかる構成によれば、テスト焼きプリント処理が終了したことを認識できるので、再開処理をその通知後に即座に行える。さらに、オーダーを中断したことを忘れていたとしても、この通知によって、中断していた事実を把握でき、中断されたオーダーを再開することができる。
本発明において、「オーダー」は、写真プリントを作成する場合の注文単位である。「1オーダー」は、フィルム1本分あるいは記録メディア1個分についてのプリント注文に係る画像データ群を指すものであるが、これに限定されるものではなく、1オーダーの概念はオペレータにより適宜設定することができる。以下、同様である。
本発明に係る写真処理装置の好適な実施形態を図面を用いて説明する。図1は、写真処理装置を含む写真処理システム全体の構成を示す模式図である。
<システムの全体構成>
図1において、写真処理装置100は、取得されたデジタルの画像データに基づいて、写真プリントを作成する機能を有する。画像データは、写真処理装置100に設けられるフィルムスキャナー(画像入力手段の一つに相当する)から取得される現像済みネガフィルムのコマ画像の画像データや、ネットワーク経由で送信されてくる画像データなどがあげられる。
受付端末20は、店頭に設置され、デジタルカメラの記録メディアやその他の記録メディアに格納された画像データを受け付けることができる。記録メディアの種類としては、コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア(登録商標)、メモリスティック(登録商標)、CD−R、DVD−Rなどが例としてあげられる。受付端末20は、主として顧客により操作されるものであり、顧客が自分で持参した記録メディアを挿入し、プリント処理の対象となる画像データの選択、プリント枚数、プリントサイズの設定などを行うことができる。もちろん、店員が受付端末20を操作するようにしてもよい。
記録装置40は、写真処理装置100が取得した画像データをCD−R、DVD−R等の記録メディアに書き込む機能及び記録メディアから画像データを読み出す機能を有する。ネット受付端末50(パソコンにより構成)は、インターネット経由でのプリント注文に係る画像データを受け付ける機能を有する。写真処理装置100、受付端末20、記録装置40、ネット受付端末50は、ネットワーク(例えば、LAN)により接続されている。また、写真処理装置100、受付端末20、記録装置40、ネット受付端末50の設置台数は1台に限定されるものではなく、必要に応じて複数台を設置することができる。
インターネット上に設置されるサーバー60は、オンラインでのプリント注文を受け付ける機能を提供する。プリント注文を行なう場合は、インターネットに接続されるパソコン70から、プリント処理に係る画像データをアップロードすると、サーバー60に画像データが保存される。ネット受付端末50から、当該画像データをサーバー60からダウンロードすることで、プリント処理を行なうことができる。オンラインでプリント処理を受け付けるシステムについては、公知のシステムを利用することができる。
<写真処理システムの機能ブロック構成>
図2は、写真処理システムの中心をなす写真処理装置100の機能を示すブロック図である。フィルムスキャナー1は、現像済みネガフィルム(写真フィルム)に形成されているコマ画像をスキャニングしてデジタルの画像データを取得する。画像取得部2は、主としてネットワーク経由で送信されてくる画像データを取得する。フィルムスキャナー1及び画像取得部2は、画像入力手段に相当する。ネットワークを介して通信を行なうために通信制御部3が設けられる。画像取得部2が取得する画像データは、デジタルカメラの記録メディアに格納されていた画像データや、インターネットサーバー60に保存されていた画像データである。なお、写真処理装置100自身に記録メディアを装着することができるようにし、直接記録メディアから画像データを取得できるように構成してもよい。
<画像判定部の構成>
画像判定部4は、取得した画像データに対する判定をオペレータが行なうための機能を提供し、かかる機能は主としてソフトウェアにより提供される。これは、画像データに基づいて写真プリントを作成する前に、適切な画質の写真プリントが作成されるか否かを判定するものであり、かかる作業をプレジャッジと称することとする。画像判定部4には、補正データ設定部4a、プリントデータ設定部4b、サムネイル画像作成部4cが主たる機能として設けられており、これを図2を参照しながら説明する。なお、プレジャッジは必ず行なわなければならないものではなく、プレジャッジを省略してプリント処理を行うことも可能である。
図3は、プレジャッジを行なうためのモニター画面の構成例を示す図である。画面には、プリント処理の対象となるコマ画像が6コマごとに表示される。プレジャッジの対象となっているコマ画像は、画像選択枠30で囲まれた状態となっている。コマ画像のコマ番号はコマ番号表示欄31に表示される。写真プリントのプリントサイズについては、プリントサイズ表示欄32に表示される。プリント枚数は、プリント枚数設定欄33にて設定することができる。色補正データ設定欄34と、濃度補正データ設定欄35には、色や濃度の補正データを入力することができる。補正データ設定部4aは、上記のような色や濃度を補正するための補正データを入力する機能を提供するものであり、かかる補正データの入力は必要に応じて設定される。その他の補正データの設定としては、赤目補正、逆光補正などの特殊補正の設定が例としてあげられる。
プリント枚数の設定としては、フィルムスキャナー1から取得した画像データに関してはデフォルトで1が設定されているが、オペレータの入力操作により変更することができる。また、ネットワーク経由で取得した画像データについては、顧客により注文にかかるプリント枚数が既に設定されているため、オペレータにより設定変更できないようにすることが好ましい。このプリント枚数の設定データは、プリントデータに含まれるものであり、プリントデータ設定部4bの機能により提供される。プリントデータには、プリント枚数の他にプリントサイズ、ペーパー面質(光沢面や絹目など)、縁有りプリントか否かについても含まれるものとする。
図3に示されるコマ画像は、サムネイル画像であり、取得した画像データを縮小処理することで得られるものである。画像取得部2が取得した画像データの場合は、取得したオリジナルの画像データに基づいてサムネイル画像を作成することができる。これは、サムネイル画像作成部4cの機能により提供される。フィルムスキャナー1からネガフィルムの画像データを取得する場合は、ネガフィルムをプレスキャンした画像データに基づいて、サムネイル画像を作成することができる。
ここで、ネガフィルムのスキャニング態様であるプレスキャンと本スキャンについて説明する。プレスキャンとは、現像済みネガフィルムの画像を粗い画素数で読み取る処理のことであり、前述のサムネイル画像を表示させるために行われる。プレジャッジを行う場合は、高解像度の画像データが不要であり、読み取り処理時間を短縮化するために、粗い画素数でスキャニングする。
本スキャンとは、ネガフィルムの各コマ画像を高解像度で読み取るための処理であり、実際に写真プリントを作成するために用いられる画像データである。画質のよい写真プリントを作成するために高解像度でコマ画像を読み取る。また、本スキャンの際には、プリント枚数が0と設定されたコマ画像については、読み取りを行わない。
<オーダー制御部の構成>
オーダー制御部5は、プリント処理すべき画像データをオーダー単位に管理する機能を提供する。オーダー登録部5aは、画像判定部4によりプレジャッジの終了したオーダーデータを記憶装置6(格納手段に相当する)に登録・保存する機能を有する。記憶装置6は概念的に、スプーラ6aと呼ばれる部分と、その他の記憶部6bとで構成される。プリント処理すべきオーダーデータは、すべてスプーラ6aに保存される。従って、スプーラ6aにオーダーデータを保存することでオーダーの管理を行なうことができ、プリント処理の順番や割り込みなどの制御を行なうことができる。スプーラ6aと、記憶部6bは、いずれもハードディスクのような大容量記憶装置により構成することができるが、スプーラ6aと記憶部6bは、ハードウェア的に別々のハードディスクにより構成してもよいし、1つのハードディスクの記憶領域を分割して、スプーラ6aとして機能する領域と、それ以外の領域を形成してもよい。
なお、オーダーデータとは1オーダー分のデータのことを指すが、1オーダーに含まれる画像データ群と、プレジャッジにより設定された補正データやプリント枚数などのプリントデータ、オーダーを特定するデータ(オーダー識別ID、顧客の氏名、住所、会員IDなどのデータ)により構成される。ただし、オーダーデータのデータ量は大半が画像データにより決まるため、オーダーデータのデータ量は画像データのデータ量であると考えても問題はない。なお、ネガフィルムから取得した画像データの場合には、本スキャンの画像データのみならずプレスキャンの画像データも合わせてオーダーデータとして保存しておくことが好ましい。
プリント処理制御部5bは、プリント処理の対象となるオーダーのオーダーデータをプリント処理するように指令を与える。図4は、オーダー管理画面の構成例を示す図であり、処理待ちオーダーのリストと、完了済みオーダーのリストが表示されている。処理待ちオーダーのリストには、基本的にはプリント処理が行なわれる順番にオーダーのリストが表示されている。状態表示欄には、オーダーの処理状態が示されており、1番上のオーダーがプリント処理中であること、その他のオーダーについてはプリント処理待ちの状態であることが示されている。プリント処理が完了すると、完了済みオーダーの表示欄へと移行し、状態表示もプリント処理完了に変わる。なお、通常、受付Noに従った順番でプリント処理が行なわれる。
図2に戻り、モニター7は、プレジャッジを行なうための画面(図3参照)やオーダー管理画面等を表示させるものであり、プリント処理等を行うために必要な画面を提供する。入力操作部8は、キーボードやマウス等により構成され、プリント処理に必要なデータ入力や設定、各種指令を行う。
画像処理基板9は、スプーラ6aから画像データと補正データを受け取り、補正データに基づいて画像データに対する画像処理を行い、写真プリントを作成するために用いられるプリント用画像データを生成する。画像処理基板9は、受信メモリ、処理回路部、展開メモリにより構成され、処理回路部において指定された画像処理が行なわれる。具体的には、補正データに基づく色・濃度の補正、設定されたプリントサイズに従ったデータの拡縮処理などである。
次に、図2においてプリント処理部の構成を簡単に説明する。ペーパーマガジン10には、写真感光材料であるペーパーがロール状に収容されている。ペーパーマガジン10は、2台を設置することができ、例えば、ペーパー幅の異なるペーパーを予めセットしておくことができる。ペーパーカッター11は、ペーパーマガジン10から引き出された長尺状のペーパーを設定されたプリントサイズになるように切断する。
露光エンジン12は、画像処理基板9の展開メモリから送信されてくるプリント用画像データを受け取り、このプリント用画像データに基づいて、ペーパーの乳剤面に画像を焼付露光する。露光エンジン12としては、特定の方式のものに限定されるものではなく、例えば、レーザーエンジン、CRTエンジン、PLZTエンジンなどを用いることができる。
現像処理部13は、画像が焼付露光されたペーパーの現像処理を行い、乾燥処理部14は、現像処理されたペーパーの乾燥処理を行なう。ペーパー排出部15から仕上がりの写真プリントが装置本体外部に排出され、所定の集積装置(不図示)によりオーダー単位で集積される。
ペーパーセンサー16は、ペーパー排出部15から排出されるペーパーを検出し、あるオーダーの写真プリントが全て排出されたか否かを検出する。センサー制御部17は、ペーパーセンサー16の駆動制御を行なうと共に、ペーパーセンサー16からの信号を受信して解析する。
判定処理中断手段18は、画像判定部4による第1オーダーの判定処理においてテスト焼きプリント処理が行われる場合に、第1オーダーの判定処理を中断し、第2オーダーの判定処理を可能にする。また、判定処理中断手段18は、第1オーダーの判定処理が中断された場合に、テスト焼きプリント対象以降の画像データを格納手段(記憶装置6又は不図示のメモリ等)に格納し、中断された判定処理を再開する場合に、テスト焼きプリント対象の画像データから判定処理が再開されるように構成する。また、判定処理中断手段18は、第1オーダーの判定処理において、テスト焼きプリント対象の画像データ以外の全画像データの判定処理後に、テスト焼きプリント処理を行い、当該判定処理を中断し、中断された判定処理を再開する場合に、テスト焼きプリント対象の画像データのみの判定処理が再開されるように構成してもよい。
通知部19は、テスト焼きプリントの写真プリントが排出されたとセンサー制御部17により判定された場合、モニター7に、テスト焼きプリント処理が終了した旨の終了情報を表示させる。この表示は、例えば、プレジャッジ画面上に、ポップアップ表示で終了情報(例えば、「テスト焼き終了しました」)を表示させることでもよい。また、通知部19は、テスト焼きプリントが完了した後所定期間経過しても、中断されたオーダーの判定処理が再開されなかった場合に、オーダーとオーダーの処理(例えば、判定処理、プリント処理、フィルム読取処理等)の間に終了情報を通知するように構成してもよい。「所定期間」は、予め設定されている期間であるが、例えば、テスト焼きプリントが装置外に排出されてから例えば、10分間(任意に設定できる)又は、テスト焼きプリントが装置外に排出されてから、他のオーダーのプリント処理が2つ以上(任意の値に設定できる)実行された場合に通知するように構成してもよく、適宜設定できる。
判定処理中断手段18、通知部19は、通常、ソフトウェアで構成され、CPU、メモリ等のハードウェア資源と協働して動作するものであるが、専用回路、ファームウエア等を組み合わせて構成してもよい。
<本発明の処理の手順>
次に、テスト焼きプリント処理中に判定処理を中断し、他のオーダーの判定処理を行う場合の処理手順を図5及び図6のフローチャートにより説明する。まず、図5の処理手順について以下に示す。ネガフィルムから画像を読みとり、判定処理する場合について説明する。
操作画面(図7参照)でネガフィルムから画像データを読み取る処理を選択し、判定処理を行う(S1)。図3に示すように、画面には、6コマごとに画像が表示され、色・濃度、プリント枚数、プリントサイズ等が設定される。ここで、例えば、3コマ目の画像を選択し、テスト焼きプリントを指示する(S2)。この指示で、3コマ目の画像が、所定の条件で微調整された補正パラメータが設定されて、テスト焼きプリントが作成される。このテスト焼きプリントの作成は、他のオーダーのプリント処理が実行されている場合には、その終了後に実行されるか又はそのプリント処理を一時中断してテスト焼きプリントを割り込ませるように実行されるか適宜設計できる。ここでは、他のオーダーがプリント処理されていないものとし、テスト焼きプリントの指示で即座にテスト焼きプリントが実行されるものとして説明する。
テスト焼きプリント指示後、判定処理を中断状態にするために、中断指示を行う(S3)。この指示により、テスト焼きプリント対象の画像以降の画像データが記憶部6bに格納される(S4)。そして、判定処理済みのコマ画像分の画像データ及び補正パラメータはスプーラ6aに格納される。スプーラ6aに格納されると、図4のオーダー管理画面において、状態が「仮登録」として登録される。次いで、別のネガフィルムから画像を読み取り又はネットワーク経由で画像取得部2が取得したオーダー単位の画像データを選択し、判定処理を行う(S5)。この判定処理が終了すると、このオーダーの画像データ及び補正パラメータは、スプーラ6aに格納される。そして、図4のオーダー管理画面に、状態が「プリント待ち」として登録される。
ステップS2のテスト焼きプリントの処理が終了すると、例えば、テスト焼きプリントがペーパー排出部15から排出された後に、通知部19は、テスト焼きプリントが終了した旨の終了情報を、画面上にポップアップ表示させる(S6)。このポップアップ表示は、プレジャッジ画面(図3参照)上に表示させてもよく、操作画面(図7参照)上に表示させても良い。また、上述の異なるオーダーの判定処理中にポップアップさせることも可能であり、その判定処理が終了するのを待って表示させるように構成してもよい。判定処理が終了した場合に終了情報をポップアップ表示させると、判定処理を邪魔せず効率よく判定処理できるので好ましい。なお、この通知部19の処理は、必ず行われるように構成しなくても良い。
次に、別オーダーの判定処理が終了したら、中断されたオーダーの判定処理を再開するために再開指示を行う(S7)。この指示は、例えば、中断されたオーダーを選択することで実行される。この指示によって、記憶部6bに格納されている、中断されたオーダーの画像データが読み出される(S8)。ここで、読み出される画像データは、テスト焼きプリント対象の画像データ以降のものである。
そして、読み出された画像データについて、順次、判定処理を実行する(S9)。読み出された全ての画像データについて判定処理を実行したらこのオーダーに対する判定処理は終了する。判定処理が終了すると、画像データ及びその補正パラメータが、上述した「仮登録」状態のオーダーと関連付けられて、スプーラ6aに格納され、そして、状態が「プリント待ち」に変わる。これにより、オーダー内で、中断された前後の画像データの関連付けができ、一つのオーダーとしてプリント処理が実行可能になる。
なお、ネガフィルムから画像データを読み取る場合に限らず、受付端末20等からオーダー単位の画像データを取得し、そのオーダー単位の画像データをオペレータが任意に選択でき、判定処理を行えることはいうまでもない。
次に、図6を用いて、テスト焼きプリント対象の画像データ以外の画像データを判定処理した後に、テスト焼きプリント処理を実行して、中断・再開する場合の処理の手順を説明する。以下で、同一の符号を用いたものは上述したものと同じ処理であるので簡単に説明する。
操作画面(図7参照)でネガフィルムから画像データ読み取る処理を選択し、判定処理を実行する(S1)。テスト焼きプリントしたい画像について、入力操作部8を構成する専用キーボードの「パスキー」を選択する(S20)。これにより、次のコマ画像について判定処理を行える。例えば、4コマ目の画像をテスト焼きプリントする場合、「パスキー」を選択する。そして、次のコマ画像の5コマ目の画像について判定処理する。
そして、他の画像データの全てについて判定処理する(S21)。ついで、先ほど「パスキー」を選択した4コマ目の画像に戻り、テスト焼きプリント指示を行う(S22)。
次に、テスト焼きプリント処理中に中断指示(S3)をし、この指示によって、テスト焼きプリント対象の画像データのみが記憶部6bに格納される(S23)。そして、上述したと同様に判定処理済みの画像データ及び補正パラメータは、スプーラ6aに格納される。スプーラ6aに格納されると、オーダー管理画面において、状態が「仮登録」として登録される。
そして、別オーダーの判定処理を実行する(S5)。この判定処理が終了すると、このオーダーの画像データ及び補正パラメータは、スプーラ6aに格納される。そして、オーダー管理画面に、状態が「プリント待ち」として登録される。
テスト焼きプリントが終了したら、終了情報が通知される(S6)。そして、中断されたオーダーを再開する場合に、中断されたオーダーを選択すると(S7)、テスト焼きプリント対象の画像データのみが記憶部6bから読み出され(S24)、判定処理を実行する(S9)。判定処理が終了すると、画像データ及びその補正パラメータが、上述した「仮登録」状態のオーダーと関連付けられて、スプーラ6aに格納され、そして、状態が「プリント待ち」に変わる。
以上の修理手順において、通知部19は、テスト焼きプリントが終了したら、終了情報を通知するように構成したが、特にこれに限定されず、通知部19は、テスト焼きプリントが装置外に排出されてから20分間経過したら、終了情報をモニター7にポップアップ表示させるように構成してもよい。
<具体的実施形態>
ネガフィルムから画像を読み取る場合のオーダーについて説明をする。
図7に操作画面を示す。ここで、画像入力方法として、カラーネガ71、プリント方式としてPJP72(プレジャッジプリント方式を意味し、判定処理を実行する)を選択し、ネガフィルムをフィルムスキャナー1にセットし、プレスキャンを実行する。プレスキャンにより、荒い画質の画像データ(縮小画像、又はサムネイル画像)は、記憶部6bに格納される。そして、図3に示すように、サムネイル画像が、モニター7に6コマごと表示される。ここで、1コマごとに、補正パラメータを設定、プリント枚数、プリントサイズ等を設定する。通常、6コマ分の画像について判定処理が終了したら、次のページに切り替え7コマ目から12コマ目の画像について同様に判定処理を行う。オーダー内の全画像データに対して判定処理が終了したら、「OK」36(図3参照)をクリックして、本スキャンを実行し、本スキャンされた画像データ及び補正パラメータをオーダーデータとしてスプーラ6aに格納する。これにより、このオーダーは、オーダー管理画面で状態が「プリント待ち」として登録される。
なお、判定処理済みの画面表示された6コマ分の画像を本スキャンして、その本スキャンされた画像データ及び補正パラメータをスプーラ6aに格納するように構成してもよい。かかる場合、格納された6コマ分の画像データ及び補正パラメータは、オーダー管理画面において、例えば、状態が「判定処理中」として登録され、プリント処理の順番がきてもプリント処理されない状態として構成される。そして、残りの画像データについて、判定処理され、その画像データ及び補正パラメータが、それらと関連付けられてスプーラ6aに格納されると、状態が「プリント待ち」に切り換わる。
この実施形態では、4コマ目の画像をテスト焼きプリントするものとして説明する。すなわち、4コマ目の画像をダブルクリック等して指定し、一コマ拡大表示にする。図8に一コマ拡大表示の例を示す。図8に示すように、4コマ目の画像が拡大されて表示され、テスト焼きプリントしたい領域を指定し(「領域指定」81をクリック後にマウスで領域指定する)、テスト焼きプリント82をクリックする。これにより、テスト焼きプリントのパターンが表示される。図9にこのテスト焼きプリントのパターンを示す。表示されたテスト焼きパターンで実行する場合、「OK」91をクリックする。これにより、4コマ目の画像が本スキャンされ、テスト焼きプリントが実行される。
今、他のオーダーに対するプリント処理が行われていない場合には、本スキャンされた4コマ目の画像データが補正データ(テスト焼きプリントに関するデータ)と共に画像処理基板9に送られ、画像処理され、プリント用画像データが作成される。そして、順次、露光、現像、乾燥処理がなされる。かかる処理時間は、約5分であり、オペレータは、テスト焼きプリントの処理完了を待つ時間が無駄であるので、他のオーダーの判定処理を行う。
オペレータは、入力操作部8の専用キーボードの「中断キー」を選択する。これにより、判定処理が中断され、テスト焼きプリント対象以降の画像データが、記憶部6bに格納される。さらに、判定処理済みの画像が本スキャンされ、本スキャンされた画像データ及び補正パラメータがスプーラ6aに格納される。これにより、図10に示すように、中断されたオーダーは、受付ナンバー「No31」、状態が「仮登録」としてオーダー管理画面に登録される。なお、本スキャンを実行せずに、プレスキャンの画像データをそのまま格納するように構成し、中断が再開されて、残りの画像についての本スキャンを実行する際に、一緒に本スキャンするように構成してもよい。
「中断キー」を選択したことにより、テスト焼きパターン表示の画面(図9)上に、判定処理が中断された旨の中断情報(例えば、「判定処理が中断されました」。(不図示))の表示がされる。そして、この表示から、オペレータは、操作画面(図7)に切り換えるように指示する。そして、オペレータは、別のオーダーを選択する。ネガフィルムから画像を読み取る場合、フィルムスキャナー1に新たに選択されたオーダーのネガフィルムをセットし、プレスキャンを実行し、判定処理を行うことができる。または、ネットワーク経由で受信したオーダーの画像データが選択可能であれば、そのオーダーを選択することもできる。新たに選択されたオーダーの判定処理が終了すると、画像データ及び補正パラメータは、オーダーデータとして、スプーラ6aに格納され、オーダー管理画面に、受付ナンバーが「No32」、状態が「プリント待ち」として登録される。
ところで、新しく選択されたオーダーのプレジャッジ処理中に、テスト焼きプリント処理が行われている。そして、ペーパー排出部15からテスト焼きプリントが排出される際に、ペーパーセンサー16がそれを検知し、その検知信号がセンサー制御部17に送られ、センサー制御部17が検知されたペーパーがテスト焼きプリントであるか否かを判定する。
そして、判定された結果が、テスト焼きプリントであれば、通知部19が、予めメモリ(不図示)に格納されている終了情報を読み出し、ポップアップ表示を生成し、操作画面上(図7)に表示させる。図11に終了情報をポップアップ表示させた画面の一例を示す。図11に示すように、操作画面上に、終了情報(例えば、「テスト焼きプリントが終了しました。確認してください。中断したオーダーを選択しプレジャッジを完了してください。」)がポップアップ表示されているのが分かる。なお、新しい別のオーダーのプレジャッジ処理中にそのプレジャッジ画面上にポップアップ表示するように構成してもよく、さらに、センサー制御部17によってテスト焼きプリントであると判定されてから15分以降にオーダーとオーダーの判定処理の間に、操作画面上(図7)、又は、オーダー管理画面上(図4、図10)にポップアップ表示するように構成してもよく、適宜設定可能である。
そして、オペレータは、テスト焼きプリントを確認して、中断されたオーダーを再開する指示を行う。オペレータは、オーダー管理画面(図10)で「仮登録」のオーダーをダブルクリックして選択し、これにより自動的にプレジャッジ画面に切り変わる。この際に、記憶部6bから、このオーダーのテスト焼きプリント対象画像以降の画像データを読み出し、プレジャッジ画面上(図3参照)に表示させて、テスト焼きプリントから決定した補正値(色、濃度値)を入力して判定処理を行う。その際、そのオーダーのネガフィルムをフィルムスキャナー1にセットする。
判定処理が終了したら、「OK」36をクリックして、本スキャンを実行し、この本スキャンされた画像データ及び補正パラメータをスプーラ6aの「仮登録」オーダーのデータに関連付けて格納する。これにより、オーダー管理画面の中断されたオーダーの状態は、「プリント待ち」に切り換わる(不図示)。そして、プリント処理の順番がきたら、プリント処理が実行されるように構成される。
以上の実施の形態において、ネガフィルムから画像を読み取る場合に、プレスキャンを実行し、プレスキャンされた画像データに基づいて判定処理し、判定処理終了後本スキャンして画像データを読み取るように説明したが、特にこれに限定されず、判定処理前に全画像に対して本スキャンを実行するように構成してもよい。かかる場合、上述のように、中断処理した際に、判定処理済みのコマ画像に対して本スキャンを実行する必要がない。
また、以上の実施の形態において、テスト焼きプリント処理を実行した際及び判定処理を中断した際に、他のオーダーがプリント処理されていない場合について説明したが、他のオーダーがプリント処理されていて、さらに「プリント待ち」状態のオーダーが存在する場合は、中断されたオーダーは、受付ナンバーが最後尾となるように登録されることは言うまでもない。また、かかる場合において、テスト焼きプリントは、プリント処理待ちのオーダーの間に割り込み処理されることになる。そして、テスト焼きプリントが装置外に排出された場合に、オーダーとオーダーの処理(判定処理又はプリント処理等)の切り替えの際に、モニター7上に終了情報がポップアップ表示される。
<別実施形態>
上述の実施形態において、任意のオーダーの判定処理中にテスト焼きプリント処理を実行して、そのテスト焼きプリント処理中に、途中の判定処理を中断するように構成した。
しかし、判定処理が未処理の画像データ中に、テスト焼きプリント対象のコマ画像以外の画像データも含まれている。かかる場合に、テスト焼きプリント対象のコマ画像以外の画像データについて判定処理を行った後に、テスト焼きプリントを実行すれば、判定処理を中断して再開した場合に、テスト焼きプリント対象の画像データのみの判定処理を行うだけでよい。
すなわち、具体的には以下の処理手順となる。例えば、4コマ目の画像をテスト焼きプリント対象に決めた場合に、その4コマ目の画像に対して「パスキー」を選択する。ここで、「パスキー」で指示された4コマ目の画像は、テスト焼きプリント対象画像として識別される。ついで、5コマ目以降の全ての画像について判定処理を行う(ページを増加して7コマ目以降の画像に対しても行う)。
そして、テスト焼きプリント対象画像として識別された4コマ目の画像を再度表示させ、上述したようにテスト焼きプリント処理を実行させる。
このテスト焼きプリント処理中に、「中断キー」を指定して、かかる判定処理を中断する。この中断指示により、4コマ目の画像データが記憶部6bに格納される。そして、操作画面で、次のオーダーを選択し、判定処理を行う。そして、判定処理が終了し、操作画面に切り換わると、上述したと同様に終了情報がポップアップ表示される。
そして、オペレータは、中断されたオーダーを選択し、途中の判定処理を再開する。すなわち、テスト焼きプリント対象画像の4コマ目の画像データのみが記憶部6bから読みだされ、判定処理される。
また、上述の実施形態において、ネガフィルムから画像データを取得するオーダーの場合について説明したが、特にこれに限定されるものではなく、受付端末20で注文を受け付けた記録メディアからのプリント処理のオーダー等についても同様に適用されることはいうまでもない。すなわち、画像取得部2で取得された画像データが、記憶部6bに蓄積されていれば、蓄積された順番に従って、或いは任意のオーダーを選択し、プレジャッジ画面に移行して判定処理を実行できる。
さらに、判定処理済のオーダーについても、再度、判定処理する場合に、スプーラ6aに格納されたオーダーをオーダー管理画面(図4参照)から選択し、プレジャッジ画面に移行して判定処理を行うように構成できる。
また、上記の実施形態において、テスト焼きプリント対象の画像を一つのみとした例を説明したが、特にこれに限定されず、複数の画像についてテスト焼きプリント処理を実行するように構成できることはいうまでもない。
また、上記の実施形態において、中断されたオーダーを選択する場合に、オーダー管理画面上の「仮登録」オーダーをダブルクリックして選択する方法を説明したが、特にこれに限定されず、操作画面(図7)或いはプレジャッジ画面(図3)上で、中断されたオーダーを選択できるように、「仮登録オーダー」ボタンをクリックして仮登録オーダーを表示させ、その中から適宜選択できるように構成してもよい。
写真処理システムの構成を示す概念図 写真処理装置の機能を示すブロック図 プレジャッジ画面の構成例を示す図 オーダー管理画面の構成例を示す図 判定処理の中断再開の手順を示すフローチャート 判定処理の中断再開の手順を示すフローチャート 操作画面の構成例を示す図 一コマ拡大画像の画面の構成例を示す図 テスト焼きプリントパターンの画面の構成例を示す図 オーダー管理画面の一例を示す図 終了情報のポップアップ表示画面の構成例を示す図
符号の説明
1 フィルムスキャナー
2 画像取得部
3 画像通信部
4 画像判定部
5 オーダー制御部
5a オーダー登録部
5b プリント処理制御部
6 格納手段
6a スプーラ
6b 記憶部
12 露光エンジン
16 ペーパーセンサー
17 センサー制御部
18 判定処理中断手段
19 通知部
20 受付端末
40 記録装置
100 写真処理装置

Claims (5)

  1. 写真プリントを作成するための画像データを取得する画像入力手段と、前記取得した画像データに対する各種判定を行う画像判定部と、前記画像データに基づいて写真プリントを作成するプリント処理部とを備え、前記画像判定部による判定処理中にテスト焼きプリントを作成可能に構成した写真処理装置であって、
    前記画像判定部による第1オーダーの判定処理においてテスト焼きプリント処理が実行される場合に、第1オーダーの判定処理を中断し、第2オーダーの判定処理を可能にする判定処理中断手段を備えることを特徴とする写真処理装置。
  2. 前記判定処理中断手段は、
    前記第1オーダーの判定処理が中断された場合に、テスト焼きプリント対象以降の画像データを格納手段に格納し、
    前記中断された判定処理を再開する場合に、テスト焼きプリント対象の画像データから判定処理が再開されるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の写真処理装置。
  3. 前記判定処理中断手段は、
    前記第1オーダーの判定処理において、テスト焼きプリント対象の画像データ以外の全画像データの判定処理後に、テスト焼きプリント処理を実行して、当該判定処理を中断し、
    前記中断された判定処理を再開する場合に、テスト焼きプリント対象の画像データのみの判定処理が再開されるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の写真処理装置。
  4. 前記テスト焼きプリント処理の終了後、当該テスト焼きプリント処理が終了した旨の終了情報を通知する通知部をさらに備えた請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の写真処理装置。
  5. 前記通知部は、テスト焼きプリントが完了した後所定期間経過しても、中断されたオーダーの判定処理が再開されなかった場合に、オーダーとオーダーの処理の間に終了情報を通知する請求項4に記載の写真処理装置。
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