JP4661511B2 - エンジン - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンに関し、特に、一本のカムシャフトにより複数の異なる間隔で吸気バルブが動作されるエンジンに関する。
V型8気筒エンジンにおけるクランクシャフトには、クランクピンを180度間隔で配置したシングルプレーンと、90度間隔で配置したダブルプレーン(デュアルプレーンともいう)とがある。バンク角が90度のV型8気筒エンジンにおいて、クランクピンがシングルプレーンで配置されたクランクシャフトを用いた場合、左右のバンクを交互に点火することができる。この場合、各バンクに設けられた4つのシリンダが等間隔(クランク角で180°の間隔)で点火されるため、排気の脈動が略一定である。そのため、排気の脈動が出力(吸入される空気量)に与える悪影響を抑制し易い。そのため、シングルプレーンのクランクシャフトは、出力を重視した車両において特に用いられる。一方、クランクピンがダブルプレーンで配置されたクランクシャフトを用いた場合、クランクピンの配置バランスがよいため、クランクシャフトの振動が少ない。そのため、ダブルプレーンのクランクシャフトは、乗り心地を重視した車両において特に用いられる。しかしながら、ダブルプレーンのクランクシャフトを用いた場合、左右のバンクを交互に点火できずに一方のバンクで点火が連続する場合がある。そのため、各バンクにおいて、シリンダの点火間隔を、全て同じにすることができず、排気の脈動が一定ではない。したがって、排気の脈動が出力(吸入される空気量)に与える悪影響を抑制し難い。たとえば、複数の気筒のうちの一部の気筒のみが排気の脈動の影響を受けて、気筒内に吸入される空気(新気)が減少し得る。この場合、エンジン全体としても出力が低下することになる。そこで、各気筒において吸入される空気量のばらつきに起因する出力低下を抑制する技術が提案されている。
特開2003−56374号公報(特許文献1)に記載のエンジンの可変動弁制御装置は、気筒毎に吸・排気弁のバルブ特性を独立に制御可能であり、気筒群に1本の排気管が接続され、かつ、気筒群内で各気筒間の燃焼間隔が相違するエンジンにおいて、各気筒間の燃焼間隔が相違する気筒群で、他の気筒に比較して吸入効率が劣る気筒の吸気弁または排気弁の少なくとも一方のバルブ特性を、吸入効率を高める方向に変化させる。少なくとも1つの気筒群で、吸入効率の劣る気筒の吸気弁閉時期が、吸入空気量が増大するように補正される。吸気弁および排気弁は、電磁動弁装置により駆動される。閉弁用電磁石および開弁用電磁石に通電して励磁したり、通電を停止したりすることにより、吸気弁および排気弁の開閉制御が行なわれる。
この公報に記載の可変動弁制御装置によれば、吸気慣性により吸入ガス総量が最大となる吸気弁閉時期は下死点後所定量遅角された位置にある。そこで、吸入ガス総量が最大となる時期に近づける方向に吸気弁閉時期を補正することにより、吸入ガス総量を増大させ、吸入効率が劣る気筒の吸入効率を他の気筒と同等に高めることができる。これにより、エンジン全体のポテンシャルを高めることができる。
特開2003−56374号公報
ところで、気筒に吸入される空気量は、排気の脈動以外の影響も受け得る。各バンクにおける点火間隔が等間隔ではないV型8気筒エンジンにおいては、各気筒に設けられた吸気バルブの開閉タイミング(開閉するクランク角)も等間隔ではない。そのため、いずれかの吸気バルブが閉動作中である場合に同じバンクの他の吸気バルブが開動作される場合がある一方、そのようなことがない場合もある。このとき、各吸気バルブを同一のカムシャフトで動作させていれば、一部の気筒のみにおいて、吸気バルブが閉じるタイミング(クランク角)が遅くなる。これは、吸気バルブを開動作させるためにカムシャフトの回転に必要なトルクが高くなって回転速度が低下するからである。吸気バルブの閉じタイミングが遅くなると、ピストンの上昇に伴なって気筒から吸気通路内に押し戻される空気量が増え、結果として気筒内に吸入される空気量が減る。そのため、吸入される空気量が気筒間で不均一になる。しかしながら、特開2003−56374号公報に記載のエンジンの可変動弁制御装置は、吸気バルブを電磁力により動作させるものであるため、カムシャフトを有していない。そのため、カムシャフトの回転速度が低下するということが何等考慮されていない。したがって、カムシャフトを備えたエンジンに、特開2003−56374号公報に記載のエンジンの可変動弁制御装置を適用して、吸入ガス総量が最大となる時期に近づける方向に吸気弁閉時期を補正したとしても、そのような時期に吸気弁を閉じることができない。よって、吸入される空気量の減少を抑制することはできない。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、カムシャフトの回転速度が低下することによる空気量の減少を抑制することができるエンジンを提供することである。
第1の発明に係るエンジンは、複数の気筒と、各気筒に設けられた吸気バルブと、予め定められた順序に従って、各吸気バルブを動作させるカムシャフトとを含む。カムシャフトは、複数の吸気バルブのうちの少なくとも一個の吸気バルブの閉動作中に、他の吸気バルブの開動作が開始されることにより回転速度が変動する。各吸気バルブは、閉動作中におけるカムシャフトの回転速度に応じた特性を有するように動作される。
第1の発明によると、各気筒のそれぞれに設けられた吸気バルブは、予め定められた順序に従って、カムシャフトにより動作される。このカムシャフトは、複数の吸気バルブのうちの一部の吸気バルブの閉動作中に、他のいずれかの吸気バルブの開動作を開始させることにより回転速度が変動する。吸気バルブが閉動作中である場合に他の吸気バルブが開動作されると、カムシャフトの回転抵抗が高くなって回転速度が遅くなる。そのため、一部の気筒のみにおいて閉動作中の吸気バルブの閉じタイミングが遅くなる。閉動作中の吸気バルブの閉じタイミングが遅くなると、ピストンの上昇により気筒から吸気通路内に押し戻される空気量が増え、結果として気筒内に吸入される空気量が減る。そのため、吸入される空気量が気筒間で不均一になる。そこで、各吸気バルブは、閉動作中におけるカムシャフトの回転速度に応じた特性を有するように動作される。たとえば、各吸気バルブは、閉動作中におけるカムシャフトの回転速度が遅いほど、より進角側のクランク角で閉じられるという特性を有するように動作される。これにより、カムシャフトの回転速度が遅くなる分だけ相殺するように吸気バルブを早めに閉じ、実際に吸気バルブが閉じられるタイミングが遅くなることを抑制することができる。そのため、カムシャフトの回転速度が低下することによる空気量の減少を抑制することができるエンジンを提供することができる。
第2の発明に係るエンジンにおいては、第1の発明の構成に加え、特性は、閉動作中におけるカムシャフトの回転速度が遅いほど、より進角側のクランク角で閉じられるという特性である。
第2の発明によると、吸気バルブのうち、閉動作中におけるカムシャフトの回転速度が遅い吸気バルブは、閉動作中におけるカムシャフトの回転速度が速い吸気バルブよりも、より進角側のクランク角で閉じられる。これにより、カムシャフトの回転速度が遅くなる分だけ相殺するように吸気バルブを早めに閉じ、実際に吸気バルブが閉じられるタイミングが遅くなることを抑制することができる。そのため、カムシャフトの回転速度が低下することによる空気量の減少を抑制することができる。
第3の発明に係るエンジンは、第1または2の発明の構成に加え、各吸気バルブの特性に応じて動作されるように、各気筒に設けられた排気バルブをさらに含む。
第3の発明によると、各気筒に設けられた排気バルブは、各吸気バルブの特性に応じて動作される。たとえば、排気バルブは、同じ気筒に設けられた吸気バルブが閉じられるクランク角が進角側であるほど、より進角側のクランク角で開かれる。これにより、吸気バルブおよび排気バルブがともに開いているオーバーラップ期間を、気筒間で同等にすることができる。そのため、吸入される空気量を気筒間で同等にすることができる。
第4の発明に係るエンジンにおいては、第3の発明の構成に加え、排気バルブは、同じ気筒に設けられた吸気バルブが閉じられるクランク角が進角側であるほど、より進角側のクランク角で開かれる。
第4の発明によると、各気筒に設けられた排気バルブは、同じ気筒に設けられた吸気バルブが閉じられるクランク角が進角側であるほど、より進角側のクランク角で開かれる。これにより、吸気バルブおよび排気バルブがともに開いているオーバーラップ期間を、気筒間で同等にすることができる。そのため、吸入される空気量を気筒間で同等にすることができる。
第5の発明に係るエンジンにおいては、第1〜4のいずれかの発明の構成に加え、エンジンはV型8気筒エンジンである。カムシャフトは、一方のバンクにおいて、クランク角で90度、180度および270度の間隔で各吸気バルブを動作させる。
第5の発明によると、一方のバンクにおいて、クランク角で90度、180度および270度の間隔で各吸気バルブが動作されるV型8気筒エンジンに吸入される空気量の減少を抑制することができる。
第6の発明に係るエンジンは、複数の気筒と、各前記気筒に設けられた吸気バルブと、予め定められた順序に従って、各前記吸気バルブを動作させるカムシャフトとを含むエンジンである。カムシャフトは、複数の吸気バルブのうちの少なくとも一個の吸気バルブの閉動作中に、他の吸気バルブの開動作を開始させる。カムシャフトに設けられる複数のカムは、各吸気バルブが閉じるタイミングの差が予め定められた範囲内になるように、クランク角で90度の整数倍とは異なる間隔で設けられる。
第6の発明によると、各気筒のそれぞれに設けられた吸気バルブは、予め定められた順序に従って、カムシャフトにより動作される。このカムシャフトは、複数の吸気バルブのうちの一部の吸気バルブの閉動作中に、他のいずれかの吸気バルブの開動作を開始させる。吸気バルブが閉動作中である場合に他の吸気バルブが開動作されると、カムシャフトの回転抵抗が高くなって回転速度が遅くなる。そのため、一部の気筒のみにおいて閉動作中の吸気バルブの閉じタイミングが遅くなる。閉動作中の吸気バルブの閉じタイミングが遅くなると、ピストンの上昇により気筒から吸気通路内に押し戻される空気量が増え、結果として気筒内に吸入される空気量が減る。そのため、吸入される空気量が気筒間で不均一になる。このような傾向は、特に、ダブルプレーンのクランクシャフトを有するV型8気筒エンジンにおいて、カムシャフトのカム(カムのノーズ)をクランク角で90度の整数倍(90度、180度、270度)の間隔で設けた場合に現れる。そこで、カムシャフトに設けられる複数のカムは、各吸気バルブが閉じるタイミング(クランク角)の差が予め定められた範囲内になるように、クランク角で90度の整数倍とは異なる間隔で設けられる。これにより、カムシャフトの回転速度が遅くなる分だけ相殺するように吸気バルブを早めに閉じ、実際に各吸気バルブが閉じるクランク角を、略一定にすることができる。そのため、カムシャフトの回転速度が低下することによる空気量の減少を抑制することができるエンジンを提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るエンジンを透視して示す斜視図である。エンジン100は、V字状に配置された左バンク110および右バンク120を備えるV型8気筒エンジンである。なお、本実施の形態に係るエンジン100はV型8気筒エンジンとして説明するが、V型8気筒エンジン以外のエンジンであってもよい。
左バンク110および右バンク120の各々には、4つのシリンダが設けられており、各シリンダには、シリンダ内を往復運動するピストン810が装填されている。ピストン810は、コネクティングロッド820を介して、エンジン100の出力軸であるクランクシャフト830に連結されている。このクランクシャフト830は、ダブルプレーンのクランクシャフトである。クランクシャフト830の端部には、クランクシャフトスプロケット840が取り付けられている。
左バンク110には、インテーク用カムシャフト210およびエキゾースト用カムシャフト310が配設されている。右バンク120には、インテーク用カムシャフト260およびエキゾースト用カムシャフト360が配設されている。インテーク用カムシャフト210および260には、適当なプロフィール曲線を持ったカム230が、カムシャフトの軸方向に並んで複数、形成されている。インテーク用カムシャフト210および260が回転することによって、カム230が、各シリンダに設けられたインテークバルブ220を開閉させる。
また、エキゾースト用カムシャフト310および360には、適当なプロフィール曲線を持ったカム330が、カムシャフトの軸方向に並んで複数、形成されている。エキゾースト用カムシャフト310および360が回転することによって、カム330が、各シリンダに設けられたエキゾーストバルブ320を開閉させる。
これらのインテーク用カムシャフトおよびエキゾースト用カムシャフトの端部には、シザーズギア890が設けられている。各バンクの隣り合うカムシャフト間で、シザーズギア890が噛み合っている。
さらに、インテーク用カムシャフト210および260の端部には、それぞれ、カムシャフトタイミングプーリ870および860が設けられている。クランクシャフトスプロケット840とカムシャフトタイミングプーリ870および860との間には、タイミングベルト850が掛け渡されている。
ピストン810の往復運動によりクランクシャフト830に出力された回転運動は、まず、タイミングベルト850を介してインテーク用カムシャフト210および260に伝わり、さらに、シザーズギア890を介してエキゾースト用カムシャフト310および360に伝わる。
図2は、エンジン100を構成するシリンダブロック900を示す斜視図である。シリンダブロック900には、左バンク110に位置して、#1、#3、#5および#7の番号がそれぞれ割り振られたシリンダ910、930、950および970が、車両前方より車両後方に順に並んで形成されている。また、シリンダブロック900には、右バンク120に位置して、#2、#4、#6および#8の番号がそれぞれ割り振られたシリンダ920、940、960および980が、車両前方より車両後方に順に並んで形成されている。
♯1シリンダ910、♯3シリンダ930、♯5シリンダ950および♯7シリンダ970では、インテーク用カムシャフト210およびエキゾースト用カムシャフト310の回転によって、各インテークバルブ220および各エキゾーストバルブ320が開閉される。
♯2シリンダ920、♯4シリンダ940、♯6シリンダ960および♯8シリンダ980では、インテーク用カムシャフト260およびエキゾースト用カムシャフト360の回転によって、各インテークバルブ220および各エキゾーストバルブ320が開閉される。
図3は、エンジン100に設けられたエキゾーストマニホールド1020および1030を示す斜視図である。シリンダヘッド1010には、左バンク110および右バンク120のそれぞれに、エキゾーストマニホールド1020および1030が取り付けられている。
つまり、左バンク110に配設された♯1シリンダ910、♯3シリンダ930、♯5シリンダ950および♯7シリンダ970は、エキゾーストマニホールド1020を共有している。これらシリンダの排気ポートから排出された排気ガスは、エキゾーストマニホールド1020を通って車両外部へと送られる。
また、右バンク120に配設された♯2シリンダ920、♯4シリンダ940、♯6シリンダ960および♯8シリンダ980は、エキゾーストマニホールド1030を共有している。これらシリンダの排気ポートから排出された排気ガスは、エキゾーストマニホールド1030を通って車両外部へと送られる。
図4は、図1中のエンジンの点火順序を示す表である。♯1シリンダ910、♯8シリンダ980、♯7シリンダ970、♯3シリンダ930、♯6シリンダ960、♯5シリンダ950、♯4シリンダ940および♯2シリンダ920の順に点火される。各点火が行なわれる間隔は、クランク角で90°である。
エンジン100は、クランクシャフト830が2回転する間(クランク角で720°の間)に、吸入工程→圧縮工程→爆発工程→排気工程の4工程からなる1サイクルを完了する。このため、点火順序が2つ離れたシリンダ間、つまり、クランク角で180°だけ点火間隔が離れたシリンダ間では、上記の工程の1つ分のずれが生じる。
したがって、たとえば、♯1シリンダ910が吸気工程から圧縮工程に移る際、♯7シリンダ970は、排気工程から吸気工程に移る段階にある。このとき、♯1シリンダ910におけるインテークバルブ220閉動作中であるときに、♯7シリンダ970におけるインテークバルブ220が開動作を開始する。すなわち、♯1シリンダ910におけるインテークバルブ220閉動作中であるときに、インテーク用カムシャフト210のカム230が♯7シリンダ970におけるインテークバルブ220を押し下げ始める。
インテーク用カムシャフト210が♯7シリンダ970におけるインテークバルブ220を押し下げるため、インテーク用カムシャフト210を回転させるためのトルクが高くなる。
インテーク用カムシャフト210を回転させるためのトルクは、♯1シリンダ910におけるインテークバルブ220閉動作中であるとき以外に、図5に示すように、♯3シリンダ930におけるインテークバルブ220が閉動作中であるときに高くなる。
なお、図5において、実線は左バンクに設けられたインテーク用カムシャフト210を回転させるためのトルクを示す。一点鎖線は、右バンクに設けられたインテーク用カムシャフト260を回転させるためのトルクを示す。黒点は、各シリンダのインテークバルブ220が閉じられるクランク角におけるトルクを示す。
同様のことが右バンク120においても起こり得る。図5に示すように、♯2シリンダ920および♯6シリンダ960におけるインテークバルブ220閉動作中であるときに、インテーク用カムシャフト260を回転させるためのトルクが高くなる。
インテーク用カムシャフト210および260を回転させるためのトルクが高いと、それだけインテーク用カムシャフト210および260の回転速度が低下する。そのため、♯1シリンダ910、♯3シリンダ930、♯2シリンダ920および♯6シリンダ960におけるインテークバルブ220が閉じるタイミング(クランク角)が、他のシリンダにおけるインテークバルブ220の閉じるタイミングに比べて遅くなる。
インテークバルブ220が閉じるタイミングが遅くなると、ピストン810の上昇に伴なってシリンダから吸気通路内に押し戻される空気量が減り、結果的にシリンダ内に吸入される空気量が減る。
したがって、♯1シリンダ910、♯3シリンダ930、♯2シリンダ920および♯6シリンダ960に吸入される空気量が他のシリンダに比べて少なくなる。この場合、図6に示すように、♯1シリンダ910、♯3シリンダ930、♯2シリンダ920および♯6シリンダ960の空燃比が他のシリンダの空燃比に比べて低くなる。
そこで、本実施の形態においては、♯1シリンダ910、♯3シリンダ930、♯2シリンダ920および♯6シリンダ960におけるインテークバルブ220が閉じられるクランク角が、他のシリンダにおけるインテークバルブ220が閉じられるクランク角よりも進角側に設定される。
図7は、図1中の矢印Aに示す方向から見たインテーク用カムシャフト210を示す正面図である。図7において、シザーズギア890は省略されている。インテーク用カムシャフト210には、図1中のカム230として、カム510、530、550および570が、インテーク用カムシャフト210の軸方向に並んで形成されている。
カム510は、♯1シリンダ910のインテークバルブ220を動作させる。カム530は、♯3シリンダ930のインテークバルブ220を動作させる。カム550は、♯5シリンダ950のインテークバルブ220を動作させる。カム570は、♯7シリンダ970のインテークバルブ220を動作させる。
これらのカムは、それぞれ、インテーク用カムシャフト210の軸中心から半径方向に突出するように形成される。これらのカムは、インテーク用カムシャフト210の回転時、インテークバルブ220に設けられたバルブリフタを押し下げてバルブを開いた状態にするノーズを有する。これらのカムは、互いに同一のプロフィール形状に形成されている。
インテーク用カムシャフト210は、矢印2010に示す時計周り方向に回転し、クランクシャフト830が2回転する間に1回転する。♯5シリンダ950は、♯7シリンダ970に対してクランク角で270°遅れて点火される。そのため、カム550のノーズは、カム570のノーズに対して、遅角方向(インテーク用カムシャフト210が回転する矢印2010に示す方向の反対方向)に135°(=点火間隔270°CA/2)ずれた位相位置に形成されている。
一方、♯1シリンダ910は、♯7シリンダ970に対してクランク角で180°早く点火される。そのため、♯1シリンダ910のインテークバルブ220を開閉させるカム510のノーズは、カム570のノーズに対して、進角方向(インテーク用カムシャフト210が回転する矢印2010に示す方向)に90°ずれた位置からさらにX°(X>0)だけ進角方向にずれた位相位置に形成されている。
また、♯3シリンダ930は、♯5シリンダ950に対してクランク角で180°早く点火される。そのため、♯3シリンダ930のインテークバルブ220を開閉させるカム530のノーズは、カム550のノーズに対して、進角方向に90°ずれた位置からさらにX°だけ進角方向にずれた位相位置に形成されている。
右バンク120のインテーク用カムシャフト260は、左バンク110のインテーク用カムシャフト210と同様の形状を有する。図8に示すように、♯6シリンダ960のインテークバルブ220を開閉させるカム560のノーズは、♯4シリンダ940のインテークバルブ220を開閉させるカム540のノーズに対して、進角方向に90°ずれた位置からさらにX°だけ進角方向にずれた位相位置に形成されている。
♯2シリンダ920のインテークバルブ220を開閉させるカム520のノーズは、♯8シリンダ980のインテークバルブ220を開閉させるカム580のノーズに対して、進角方向に90°ずれた位置からさらにX°だけ進角方向にずれた位相位置に形成されている。
なお、カム510、530、520および560のノーズの進角量(X°)は、インテーク用カムシャフト260の回転速度が低下することによりインテークバルブ220の閉じタイミングが遅れる度合に対応した値である。
これにより、閉動作中におけるインテーク用カムシャフト210および260の回転速度が遅い♯1シリンダ910、♯3シリンダ930、♯2シリンダ920および♯6シリンダ960のインテークバルブ220が、他のシリンダのインテークバルブ220よりも進角側のクランク角で閉じられる。そのため、インテーク用カムシャフト210および260の回転速度が遅くなっても、インテークバルブ220が閉じられるタイミングが遅れた分を相殺するように、インテークバルブ220が閉じるタイミングを早くすることができる。その結果、♯1シリンダ910、♯3シリンダ930、♯2シリンダ920および♯6シリンダ960におけるインテークバルブ220が閉じるタイミング遅くなることを抑制することができる。すなわち、各シリンダにおけるインテークバルブ220が閉じるタイミングの差を予め定められた範囲内にして、インテークバルブ220が閉じるタイミングが略一定にすることができる。
以上のように、本実施の形態に係るエンジンの♯1シリンダ、♯3シリンダ、♯2シリンダおよび♯6シリンダにおけるインテークバルブは、他のシリンダにおけるインテークバルブに比べて、進角側のクランク角で閉じられる。これにより、インテークバルブが閉動作中においてインテーク用カムシャフトの回転速度が遅くなっても、遅れた分に対応するクランク角だけインテークバルブが閉じるタイミングを早くすることができる。そのため、インテークバルブが閉じるタイミングが遅くなることを抑制することができる。その結果、一部のシリンダにおいて吸入される空気量が減少することを抑制して、吸入される空気量をシリンダ間で同等にすることができる。
なお、カムの位置をX°だけ進角側に設定する代わりに、VVT(Variable Valve Timing)機構を設け、♯1シリンダ910、♯3シリンダ930、♯2シリンダ920および♯6シリンダ960におけるインテークバルブ220の閉じタイミングをX°(クランク角で2×X°)だけ進角側に変更するようにしてもよい。
さらに、♯1シリンダ910、♯8シリンダ980、♯4シリンダ940、♯3シリンダ930、♯6シリンダ960、♯5シリンダ950、♯7シリンダ970および♯2シリンダ920の順に点火を行なうようにしてもよい。
この場合、♯3シリンダ930、♯7シリンダ970、♯2シリンダ920および♯4シリンダ940におけるインテークバルブ220の閉じタイミングをX°だけ進角側にするようにしてもよい。
さらに、インテークバルブ220の閉じタイミングをX°(クランク角で2×X°)だけ進角側にする代わりに、インテークバルブ220のリフト量を小さくするようにしてもよい。
<第2の実施の形態>
以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、インテークバルブが閉じられるクランク角に加えて、エキゾーストバルブが開かれるクランク角がX°分だけ進角側にされる点で前述の第1の実施の形態と相違する。その他の構造については、前述の第1の実施の形態と同じである。それらについての機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
図9を参照して、本実施の形態に係るエキゾースト用カムシャフト310について説明する。図9は、図1中の矢印Bに示す方向から見たエキゾースト用カムシャフト310を示す正面図である。図9において、シザーズギア890は省略されている。
エキゾースト用カムシャフト310には、図1中のカム330として、カム610、630、650および670が、カムシャフトの軸方向に並んで形成されている。カム610は、♯1シリンダ910のエキゾーストバルブ320を開閉させる。カム630は、♯3シリンダ930のエキゾーストバルブ320を開閉させる。カム650は、♯5シリンダ950のエキゾーストバルブ320を開閉させる。カム670は、♯7シリンダ970のエキゾーストバルブ320を開閉させる。
これらのカムは、それぞれ、エキゾースト用カムシャフト310の軸中心から半径方向に突出するように形成され、エキゾースト用カムシャフト310の回転時、エキゾーストバルブ320に設けられたバルブリフタを押し下げてバルブを開いた状態にするノーズを有する。これらのカムは、互いに同一のプロフィール形状に形成されている。
エキゾースト用カムシャフト310は、矢印2020に示す反時計周り方向に回転し、クランクシャフト830が2回転する間に1回転する。♯1シリンダ910は、♯3シリンダ930に対してクランク角で270°早く点火される。そのため、カム630のノーズは、カム610のノーズに対して、遅角方向(エキゾースト用カムシャフト310が回転する矢印2020に示す方向の反対方向)に135°(=点火間隔270°CA/2)ずれた位相位置に形成されている。
一方、♯1シリンダ910は、♯7シリンダ970に対してクランク角で180°早く点火される。そのため、♯1シリンダ910のエキゾーストバルブ320を開閉させるカム610のノーズは、カム670のノーズに対して、進角方向に90°ずれた位置からさらにX°だけ進角方向にずれた位相位置に形成されている。
また、♯3シリンダ930は、♯5シリンダ950に対してクランク角で180°早く点火される。そのため、♯3シリンダ930のエキゾーストバルブ320を開閉させるカム630のノーズは、カム650のノーズに対して、進角方向に90°ずれた位置からさらにX°だけ進角方向にずれた位相位置に形成されている。
右バンク120のエキゾースト用カムシャフト360についても、左バンク110のエキゾースト用カムシャフト310と同様の形状を有する。図10に示すように、♯6シリンダ960のエキゾーストバルブ320を開閉させるカム660のノーズは、♯4シリンダ940のエキゾーストバルブ320を開閉させるカム640のノーズに対して、進角方向に90°ずれた位置からさらにX°だけ進角方向にずれた位相位置に形成されている。
♯2シリンダ920のエキゾーストバルブ320を開閉させるカム620のノーズは、♯8シリンダ980のエキゾーストバルブ320を開閉させるカム680のノーズに対して、進角方向に90°ずれた位置からさらにX°だけ進角方向にずれた位相位置に形成されている。
これにより、♯1シリンダ910、♯3シリンダ930、♯2シリンダ920および♯6シリンダ960において、エキゾーストバルブ320が開かれるタイミングを早めることができる。そのため、インテークバルブ220とエキゾーストバルブ320とがともに開いた状態になるオーバーラップ期間が、インテークバルブ220が閉じられるクランク角が進角側にされることにより長くなることを抑制することができる。その結果、シリンダ間においてオーバーラップ期間を同様にして、吸入される空気量を同等にすることができる。
以上のように、本実施の形態に係るエンジンの♯1シリンダ、♯3シリンダ、♯2シリンダおよび♯6シリンダにおけるエキゾーストバルブは、他のシリンダにおけるエキゾーストバルブに比べて、進角側のクランク角で開かれる。これにより、インテークバルブが閉じられるクランク角が進角側にされた場合であっても、インテークバルブとエキゾーストバルブとのオーバーラップ期間が長くなることを抑制することができる。そのため、シリンダ間においてオーバーラップ期間を同様にして、吸入される空気量を同等にすることができる。
なお、カムの位置をX°だけ進角側に設定する代わりに、VVT(Variable Valve Timing)機構を設け、♯1シリンダ910、♯3シリンダ930、♯2シリンダ920および♯6シリンダ960におけるエキゾーストバルブ320の閉じタイミングをX°(クランク角で2×X°)だけ進角側に変更するようにしてもよい。
さらに、♯1シリンダ910、♯8シリンダ980、♯4シリンダ940、♯3シリンダ930、♯6シリンダ960、♯5シリンダ950、♯7シリンダ970および♯2シリンダ920の順に点火を行なうようにしてもよい。
この場合、♯3シリンダ930、♯7シリンダ970、♯2シリンダ920および♯4シリンダ940におけるエキゾーストバルブ320の閉じタイミングをX°分だけ進角側にするようにしてもよい。
さらに、インテークバルブ220の進角量よりもエキゾーストバルブ320の進角量を大きくしたり、小さくしたりしてもよい。
さらに、エキゾーストバルブ320の閉じタイミングをX°(クランク角で2×X°)だけ進角側にする代わりに、エキゾーストバルブ320のリフト量を小さくするようにしてもよい。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1の実施の形態に係るエンジンを示す斜視図である。 図1中のエンジンを構成するシリンダブロックを示す斜視図である。 図1中のエンジンに設けられたエキゾーストマニホールドを示す斜視図である。 図1中のエンジンの点火順序を示す表である。 図1中のインテーク用カムシャフトを回転させるために必要なトルクを示す図である。 各シリンダにおける空燃比を示す図である。 図1中のインテーク用カムシャフトを示す正面図(その1)である。 図1中のインテーク用カムシャフトを示す正面図(その2)である。 本発明の第2の実施の形態に係るエンジンのエキゾースト用カムシャフトを示す正面図(その1)である。 本発明の第2の実施の形態に係るエンジンのエキゾースト用カムシャフトを示す正面図(その2)である。
符号の説明
100 エンジン、110 左バンク、120 右バンク、210,260 インテーク用カムシャフト、220 インテークバルブ、230,330,510,520,530,540,550,560,570,580,610,620,630,640,650,660,670,680 カム、310,360 エキゾースト用カムシャフト、320 エキゾーストバルブ、830 クランクシャフト、910 #1シリンダ、920 #2シリンダ、930 #3シリンダ、940 #4シリンダ、950 #5シリンダ、960 #6シリンダ、970 #7シリンダ、980 #8シリンダ。

Claims (4)

  1. 複数の気筒と、各前記気筒に設けられた吸気バルブと、予め定められた順序に従って、各前記吸気バルブを動作させるカムシャフトとを含むエンジンであって、前記カムシャフトは、複数の吸気バルブのうちの第1の吸気バルブの閉動作中に、第2の吸気バルブの開動作を開始させ、前記第1の吸気バルブの閉動作中における前記カムシャフトの回転速度は、前記第2の吸気バルブの閉動作中における前記カムシャフトの回転速度よりも遅く、
    前記第1の吸気バルブを動作させるカムは、前記第2の吸気バルブを動作させるカムに対して、前記第1の吸気バルブが設けられる気筒のピストンが上死点に位置するタイミングと前記第2の吸気バルブが設けられる気筒のピストンが上死点に位置するタイミングとの間隔に対応した間隔よりも大きい間隔だけ進角方向にずれて設けられる、エンジン。
  2. 前記エンジンは、ダブルプレーンのクランクシャフトを有するV型8気筒エンジンであり、
    前記第1の吸気バルブが設けられる気筒のピストンが上死点に位置するタイミングと前記第2の吸気バルブが設けられる気筒のピストンが上死点に位置するタイミングとの間隔に対応した間隔は、90°である、請求項1に記載のエンジン。
  3. 前記エンジンは、各前記吸気バルブの特性に応じて動作されるように、各前記気筒に設けられた排気バルブをさらに含む、請求項1または2に記載のエンジン。
  4. 前記排気バルブは、同じ気筒に設けられた吸気バルブが閉じられるクランク角が進角側であるほど、より進角側のクランク角で開かれる、請求項3に記載のエンジン。
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