JP4661246B2 - レンズ鏡筒及びレンズ鏡筒を備えた撮像装置 - Google Patents

レンズ鏡筒及びレンズ鏡筒を備えた撮像装置 Download PDF

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Description

本発明は、レンズ鏡筒に関し、衝撃などの外力に強い沈胴式のレンズ鏡筒の構成、及びそれを用いた撮像装置に関するものである。
近年、被写体の光学的な像を電気的な画像信号に変換して出力可能なデジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮像装置(以下、単にデジタルカメラという)が、急速に普及している。
このデジタルカメラに用いられるレンズ鏡筒においては、撮影時にカメラ本体からレンズ鏡筒が繰り出されてズーミングを行い、非撮影時にはカメラ本体に収納されるいわゆる沈胴式のレンズ鏡筒が用いられている。
このような沈胴式のレンズ鏡筒として、レンズ群を支持した保持枠に設けられた3つのカムピンがカム溝と係合することにより、沈胴、およびズーム動作を行うように構成されている。また、レンズ鏡筒が繰り出した状態で衝撃など外力が作用した場合には、カムピンがカム溝から外れる、あるいはレンズ鏡筒自体が破壊してしまう恐れがある。そこで、カム溝が形成されているカム環に突起部を設け、鏡筒に外力が作用したても、カムピンがカム溝からの脱落することをなく、ズーム機能が損なわれるのを防止する構成が開示されている。
特開2001−324663号公報
しかしながら、従来の沈胴式レンズ鏡筒においては、次のような課題が生じる。
上記特許文献1の沈胴式レンズ鏡筒では、ズーム倍率が3倍程度であるため、3群ズーム光学系が採用されているが、ズーム倍率が6倍程度になると、従来の3群ズーム光学系では、特に焦点距離が長くなるとFno.が大きくなるため、暗いレンズとなり、手ぶれの影響等を受けやすくなる。この課題を解決するために4群ズーム光学系を採用すると、レンズ系が暗いという課題は解決されるが、4群ズーム光学系では、3群ズーム光学系に比べ、レンズ群が1つ増えると共に、ズーム倍率に応じて各レンズ群の間隔を大きくする必要があるため、使用時のレンズ鏡筒の長さが長くなる。したがって、鏡筒に外力が作用した場合には、全長が長いために不利であり、カム環に突起を設けるだけの従来の構成では、所定の性能を満足させることが困難であった。
請求項1に記載のレンズ鏡筒は、被写体の光学的な像を撮像素子を介して電気的な画像信号に変換可能な撮像装置に用いられるレンズ鏡筒であって、レンズ鏡筒には、レンズ鏡筒を撮像装置に取り付けるための取り付け部を有し、取り付け部は、固定枠と、固定枠から光軸方向に延ばした延長部と、延長部の端部に光軸方向と略垂直な面を有する取り付け面形成部とを備え、撮像装置本体に対し、取り付け受け面形成部を介して固定されている。
このレンズ鏡筒では、延長部の弾性変形により、レンズ鏡筒に加わる衝撃を吸収することができる。
請求項2に記載のレンズ鏡筒では、請求項1において、固定枠における延長部が設けられている根元部分は、固体枠の他の部分に比べ、肉厚を薄くして剛性を弱くしている。
このレンズ鏡筒では、さらに延長部の弾性変形が助長されることにより、レンズ鏡筒に加わる衝撃をより吸収することができる。
請求項3に記載のレンズ鏡筒では、請求項1において、撮像素子は固定枠に取り付けられている。
請求項6に記載の撮像装置では、請求項1から3のいずれかに記載のレンズ鏡筒を備える。
この撮像装置では、落下時にレンズ鏡筒の不具合が発生しないので、正常なズーム動作が出来なくなるという不具合を解消することができる。
請求項1に係るレンズ鏡筒では、カメラとの固定部において、弾性変形することにより意図的に衝撃を吸収する部分、すなわち取り付け部に光軸と光軸と平行な方向の延長部を設けたことにより、レンズ鏡筒における落下時の衝撃を吸収することにより、レンズ群を保持した保持枠のカムピンがカム溝から脱落してしまい、正常な動作が出来なくなるという不都合を解消することができる。
請求項4に係るレンズ鏡筒では、すべてのズーム領域において、1群保持枠と2群保持枠とを、光軸方向に少なくとも重なるような構成としたことにより、レンズ鏡筒の落下時に、レンズ鏡筒内部のレンズ保持枠がカム溝から脱落してしまい、正常な動作が出来なくなるという不具合を解消することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1に係る沈胴式のレンズ鏡筒について、図1〜図14を用いて説明する。図1は本実施の形態に係るレンズ鏡筒の分解斜視図、図2(a),(b),(c),(d)は同レンズ鏡筒の光学系の動きを示す図、図3は同レンズ鏡筒の光学系の沈胴位置を示す断面図、図4は同レンズ鏡筒の光学系の広角位置を示す断面図、図5は同レンズ鏡筒の光学系の広角位置と望遠位置の略中央位置を示す断面図、図6は同レンズ鏡筒の光学系の望遠位置を示す断面図、図7は同レンズ鏡筒の駆動枠のカム溝の展開図、図8は同レンズ鏡筒の回転枠のカム溝の展開図、図9は同レンズ鏡筒のカム枠のカム溝の展開図、図10は同レンズ鏡筒のカム溝の合成軌跡を説明する図、図11(a),(b)はレンズ鏡筒の取り付け部を説明する斜視図、図12はレンズ鏡筒のマスターフランジの正面図、図13は図12のマスターフランジにおける撮像装置への取り付け方法を説明する断面図(断面B−B)、図14(a),(b)は撮像装置のそれぞれ未使用状態、使用状態を示す斜視図である。
レンズ鏡筒1の概略構造を最初に説明する。レンズ鏡筒1は、光学6倍ズームなどに適用する4群ズーム光学系を用いた沈胴式のものであり、カム枠19と、回転枠23と、駆動枠12と、直進枠16と、1群保持枠2と、2群保持枠3と、3群保持枠4と、4群保持枠5とを備えている。回転枠23は、カム枠19に対して相対回転可能に支持されている。駆動枠12は、カム枠19及び回転枠23に支持され、回転枠23が回転すると回転状態で光軸方向に移動する。直進枠16は、カム枠19及び回転枠23に支持され、回転枠23が回転すると非回転状態で駆動枠12とともに光軸方向に移動する。1群保持枠2は、1群レンズL1を保持し、駆動枠12及び直進枠16に支持され、駆動枠が回転すると非回転状態で光軸方向に移動する。2群保持枠3は、2群レンズL2を保持し、駆動枠12及び直進枠16に支持され、駆動枠が回転すると非回転状態で光軸方向に移動する。3群保持枠4は、3群レンズL3を保持し、カム枠19及び回転枠23に支持され、回転枠23が回転すると非回転状態で光軸方向に移動する。4群保持枠5は、4群レンズL4を保持する。
沈胴式のレンズ鏡筒1について、図1から図14を用いて具体的に説明する。図示したように、レンズ鏡筒1の光軸AZをZ軸(物体側を正、像面側を負とする)とするXYZ3次元直交座標系を設定する。1群レンズL1、2群レンズL2は光軸AZ上を移動して変倍を行うレンズ、3群レンズL3は像ぶれ補正用のレンズ、4群レンズL4は変倍に伴う像面変動の補正及び合焦のために光軸AZ上を移動するレンズである。
1群保持枠2は、1群レンズL1を保持している。1群保持枠2の後端外周には、その3箇所(例えば120゜間隔)に先端がテーパ状のカムピン2aが設けられ、それらの基部には円形の凸部2bが形成されている。なお、カムピン2aについては、1群保持枠2に対し、金属製のカムピンを圧入等して、別途取り付けても良い。
2群保持枠3は、2群レンズL2を保持している。2群保持枠3には、その3箇所に延長部3cが設けられている。その各延長部3cには、先端がテーパ状のカムピン3aが設けられ、それらの基部には円形の凸部3bが形成されている。ここで、1群保持枠2のカムピン2aと2群保持枠3のカムピン3aとは、光軸AZ中心の円周方向に、所定角度離れて形成されている。
3群保持枠4は、像ぶれ補正用レンズ群L3(3群レンズ)を保持し、後述する像ぶれ補正ユニット30を構成している。3群保持枠4は、カム枠19及び回転枠23の内側に配置されている。3群保持枠4には、その3箇所に延長部4aが設けられている。その各延長部4aには、カムピン50が設けられている。このカムピン50は、テーパ状の先端部50aと、テーパ状の凸部である根元部50bから構成されている。
4群保持枠5は、4群レンズL4を保持している。4群保持枠5は、カム枠19及び回転枠23の内側において、3群保持枠4の1群及び2群保持枠側と反対側に配置されている。この4群保持枠5は、マスターフランジ6に片持ち支持された光軸AZと平行な2本のガイドポール7a,7bにて支持されることにより、光軸AZ方向に摺動可能となっている。また4群保持枠5は、ステッピングモータなどの4群レンズ駆動アクチュエータ8により光軸AZ方向に駆動される。4群レンズ駆動アクチュエータ8の送りネジ8aには、中央にネジ部が形成されたラック部8bが噛合されている。ガイドポール7aには、圧縮バネ10が、4群保持枠5の軸受け部5aとマスターフランジ6に設けたガイドポール7aの支持部6aとの間に挿入されている。この圧縮バネ10の作用により、4群保持枠5は、常に光軸AZ方向に付勢されている。また、4群保持枠5には、4群レンズ駆動アクチュエータ8の駆動力を伝える被駆動部5cが設けられており、ラック部8bの光軸AZの負の方向側の面が、被駆動部5cの光軸AZの正の方向側の面と接触する構成となっている。このような構成を用いることにより、4群レンズ駆動アクチュエータ8が回転し、送りねじ8aの回転によりラック部8bが光軸AZの正の方向に送られる際には、圧縮バネ10の力により4群保持枠5も光軸AZの正の方向に移動させられる。逆に、ラック部8bが光軸AZの負の方向送られる際には、圧縮バネ10の力に抗して、4群保持枠5を光軸AZの負の方向に移動させる。このように、圧縮バネ10の作用により、4群レンズ駆動アクチュエータ8の送りねじ8aのガタツキを小さくし、光軸AZの正負の方向に対して、4群保持枠5を精度良く駆動させる。以上より、4群レンズL4は、4群レンズ駆動アクチュエータ8の駆動力にて、光軸AZ方向に移動し、変倍に伴う像面変動の補正と合焦とを行う。
撮像素子(CCD)11は、マスターフランジ6の光軸AZの負の方向側に設けられた長方形の開口部に取り付けられている。
駆動枠12は、円筒形状のカム環であり、その内周には、有底でテーパ形状のカム部である1群保持枠2用のカム溝13、2群保持枠3用のカム溝14が、それぞれ円周方向に略120゜の等間隔にて形成されている。また内周の最も光軸AZの負の方向には、円周溝15が形成されている。さらに駆動枠12の後端外周には、その3箇所にカムピン51が設けられている。このカムピン51は、テーパ状の先端部51aと、テーパ状の凸部である根元部51bから構成されている。
駆動枠12の内周に形成されたカム溝13,14について、図7に示す駆動枠12の内周の展開図を用いて説明する。1群保持枠2用のカム溝13と2群保持枠3用のカム溝14とは、所定の角度離れて形成されている。13a,14aは各カムピンの導入直進溝、13b,14bは各レンズ群の沈胴位置の状態、13c,14cはワイド位置、13d,14dはノーマル位置、13e,14eはテレ位置を示している。光軸AZの負の方向に設けられた円周溝15は、後述する直進枠16と係合し、その2箇所に挿入溝12cが設けられている。
直進枠16の後端には、フランジ16aが設けられている。直進枠16の外周に設けられた略180度対向に配置された回転ガイド用の2箇所の凸部16bは、駆動枠12の内周の円周溝15に係合され、光軸AZ方向の位置が規制された状態にて、直進枠16に対して駆動枠12が回転可能に支持される。
直進枠16の円周には、1群保持枠2用の直進ガイド孔17と2群保持枠3用の直進ガイド孔18とが、それぞれ略120度分割にて3箇所設けられている。直進ガイド孔17には、1群保持枠2の凸部2bが係合され、直進ガイド孔18には、2群保持枠3の凸部3bが係合されることにより、1群保持枠2および2群保持枠3は、直進ガイド孔17,18によってそれぞれ案内されて、光軸AZ方向に移動可能に支持される。直進枠16のフランジ16aには、その3箇所に、略120度分割にて、直進ガイド用の凸部16cが形成されている。
カム枠19には、その外周の3箇所に、駆動枠12のカムピン51の根元部51bが係合されるカム溝20が、内側が広くなった貫通のテーパ形状にて、120゜の略等間隔にて3本形成されている。またその外周の3箇所には、3群保持枠4のカムピン50の根元部50bが係合する光軸AZに平行な直進溝21が、内側が広くなった貫通のテーパ形状にて、120゜の略等間隔にて3本形成されている。さらにその内周の3箇所には、直進枠16の直進ガイド用の凸部16cが係合される直進ガイド溝22が形成されている。なお、カム枠19に形成されたカム溝20、及び直進溝21は、内スライド方式の金型を用いて成型を行うため、内側が広くなったテーパ形状となるが、特にカム溝20のカム形状が複雑になっても、金型のPL(パーティングライン)の位置を工夫することにより対応することが可能となる。言い換えると、設計の自由度が向上しているため、カム枠の貫通溝を複雑な形状にでき、そのため、カム溝20がズーム領域において光軸に対して所定の傾き角を有していても容易に形成できる。ただし、内スライド方式の金型を用いるため、カム枠19の光軸AZの正、負の両方向とも、略丸形状の貫通孔を設ける必要がある。
カム枠19に形成されたカム溝20、直進溝21、及び直進ガイド溝22について、図9に示すカム枠19の内周の展開図を用いて説明する。駆動枠12用のカム溝20と3群保持枠4用の直進溝21とは、所定の角度離れて形成されている。20a,21aは各カムピンの導入直進溝、20b,21bは各レンズ群の沈胴位置の状態、20c,21cはワイド位置、29d,21dはノーマル位置、20e,21eはテレ位置を示している。つまり、カム溝20は、ズーム領域において、光軸に対して所定の傾き角を有する。また、直進溝21の導入溝21aの一部は、カム溝20と干渉しないように、光軸AZに対して、所定の角度を持って形成されている。このように形成することにより、カム枠19の小径化、つまりレンズ鏡筒1の小型化を図ることができる。また、直進ガイド溝22は、駆動枠12においてカム溝20の導入直進溝20aと、ほぼ同位相の位置に形成されており、22bは駆動枠の沈胴位置の状態、22eはテレ位置の状態を示している。このように、直進ガイド溝22とカム溝20の導入直進溝20aの位置を共有化することにより、カム枠19の小径化、つまりレンズ鏡筒1の小型化を図ることができる。
カム枠19の外周に設けられた回転ガイド用の3箇所の凸部19aは、後述する回転枠23の内周の円周溝24に係合されている。この係合によって、光軸AZ方向の位置が規制された状態にて、回転枠23がカム枠19に対して回転可能に支持される。
回転枠23は、円筒形状のカム環であり、その内周には、有底でテーパ形状のカム部である3群保持枠4用のカム溝25が、円周方向に略120゜の等間隔にて3本形成されている。また、カム溝25が形成されていない部分には、駆動枠12用の直進溝26が、円周方向に略120゜の等間隔にて3本形成されている。また内周の最も光軸AZの正の方向には、円周溝24が形成されている。
回転枠23の内周に形成されたカム溝25、及び直進溝26について、図8に示す回転枠23の内周の展開図を用いて説明する。25aは3群カムピン50の先端部50aの導入直進溝、25bは3群保持枠4の沈胴位置の状態、25cはワイド位置、25dはノーマル位置、25eはテレ位置を示している。
回転枠23の外周の所定の範囲には、ギア部23aが設けられている。このギア部23aは、マスターフランジ6に固定され、回転枠23の外周に配置された減速ギア機構26の減速ギア(図示せず)に噛合される。この減速ギア機構26には、DCモータなどの駆動アクチュエータ27が設けられており、駆動アクチュエータ27が回転することにより、その回転力が減速ギアに伝達され、回転枠23が回転される。また、回転枠23の最後端部には一定角度のみ切り欠き部23bが設けられており、その端部23c,23dが後述するマスターフランジ6に設けられた突起部6fと当接することにより、メカ端の役割を果たす。また回転枠23の光軸AZの正の方向には、略等分割にて3つの円周溝24が設けられている。
図10は、カム枠19および駆動枠12のカム溝の軌跡を図示したものである。(a)はカム枠19のカム溝20のカム形状、(b)は駆動枠12の1群レンズL1用カム溝13のカム形状、(c)は駆動枠12の2群レンズL2用カム溝14のカム形状である。また(d)は1群レンズL1の移動軌跡にて(a)と(b)の和であり、(e)は2群レンズL2の移動軌跡にて(a)と(c)の和となる。図の横軸は、沈胴位置、ワイド位置、ノーマル位置、テレ位置を示している。
図10(d)に示すように、1群レンズL1の移動軌跡は、ワイド位置からノーマル位置まで光軸AZに対して直交するフラット形状であり、ノーマル位置からテレ位置まで、非線形の軌跡にて、物体側に繰り出される軌跡を描いている。沈胴位置からワイド位置においては、光軸AZの正の方向への繰り出し量Z1を、カム枠19のカム溝20のカム形状(a)と駆動枠12の1群レンズL1用カム溝13のカム形状(b)とに分散させたことにより、双方のカムのリフト角を大きくすることなく、沈胴位置に対するワイド位置での繰り出し量を大きくすることが可能となるため、沈胴時のレンズ鏡筒1の全長を短くすることが可能となる。よって、本発明の4群ズーム光学系の1群レンズL1動きは、図2(a),(b)に示すように、ワイド位置での光学全長d2は、沈胴位置での光学全長d1に比べ、約1.8倍の長さにまで繰り出すことが可能となる。
ワイド位置からノーマル位置においては、1群レンズL1は、光軸AZ方向に移動しないため、カム枠19のカム溝20のカム形状(a)を光軸AZの負の方向に延びるように形成し、駆動枠12の1群レンズL1用カム溝13のカム形状(b)を光軸AZの正の方向に延びるように形成して、2つのカム形状を合成することにより、(d)に示す光軸AZに対して直交するフラット形状を形成している。さらに、ノーマル位置からテレ位置においては、2つのカム溝20,13を光軸AZの正の方向に延びるように形成して、2つのカム形状を合成することにより、(d)に示す光軸AZの正の方向に繰り出す形状を形成している。よって図2(d)に示すように、テレ位置での光学全長d3は、沈胴位置での光学全長d1に比べ、約2.3倍の長さまで繰り出すことが可能となる。
以上に示す1群レンズL1のカム形状とすることにより、6倍ズームという長焦点距離を満足するために使用時の光学全長を長くし、かつ2段沈胴方式を用いて沈胴時のレンズ鏡筒の長さを短縮して小型化を達成するという、相反する課題を解決することが可能となる。
同様に、図10(e)に示すように、2群レンズL2の移動軌跡は、ワイド位置からノーマル位置までは、光軸AZの負の方向に非線形の軌跡にて大きく繰り込まれ、ノーマル位置からテレ位置までは、光軸AZの正の方向に繰り出される軌跡を描いている。沈胴位置からワイド位置においては、光軸AZの正の方向への繰り出し量Z2を、カム枠19のカム溝20のカム形状(a)と駆動枠12の2群レンズL2用のカム溝14のカム形状(c)とに分散されたことにより、双方のカムのリフト角を大きくすることなく、沈胴位置に対するワイド位置での繰り出し量を大きくすることが可能となるため、沈胴時のレンズ鏡筒1の全長を短くすることが可能となる。
ワイド位置からノーマル位置においては、光軸AZの負の方向への繰り込み量が大きいので、二つのカム形状(aとc)に分散させることにより、双方のカムのリフト角を大きくすることなく、1群レンズL1と2群レンズL2との間隔を大きくする構成としている。なお、このノーマル位置において、4群ズーム光学系における1群レンズL1と2群レンズL2との間隔(d4)を大きく構成する、つまり2群レンズL2を光軸AZの負の方向に最も繰り込み、シャッターユニットとの間隔を出来る限り小さくすることにより、レンズ周辺での光量低下を抑え、ズーム倍率が6倍程度の光学系の小型化に寄与している。よって、ワイド位置からノーマル位置における2群レンズL2の光軸AZの負の方向への繰り込み量を、駆動枠12とカム枠19との双方のカム溝14,20を光軸AZの負の方向に繰り込む軌跡とすることにより、カムのリフト量を大きくすること無く、1群レンズL1と2群レンズL2とのレンズ間隔を大きくすることが可能となる。
さらに、ノーマル位置からテレ位置においては、カム枠19のカム溝20のカム形状(a)を光軸AZの負の方向に延びるように形成し、駆動枠12の2群レンズL2用カム溝14のカム形状(c)を光軸AZの正の方向に延びるように形成して、2つのカム形状を合成することにより、(e)に示す光軸AZの正の方向に延びる形状を形成している。
以上に示す2群レンズL2のカム形状とすることにより、レンズ周辺での光量低下を抑えつつ、6倍ズーム光学系の小型化を達成することが可能となる。
シャッターユニット29は、撮像素子11の露光量及び露光時間を制御するため、絞り羽根、絞り駆動モータ、シャッター羽根、及びシャッター駆動モータ29(いずれも図示せず)により構成され、3群保持枠4の光軸AZの正の方向側に固定されている。
次に、レンズ鏡筒1の撮像装置70に対する取り付け構造について説明する。
マスターフランジ6の外周の3箇所には、取り付け部6pが設けられている。この取り付け部6pは、光軸AZ方向に延ばした延長部6qと、その延長部6qの光軸AZ方向の端部に光軸AZと直交し、X−Y平面と平行となる取り付け面形成部6rとから構成されており、略L字形状となっている。よって、この取り付け面形成部6rを、撮像装置70の取り付け部71と合わせて、ネジ72を用いてネジ止めすることにより、レンズ鏡筒1と撮像装置70とが固定されることになる。よって、図13に示すC方向より、レンズ鏡筒1、特に1群保持枠2に力が加わった際、撮像装置70との取り付け部6pにおいては、瞬間的に、その延長部6qが弾性変形により撓み、衝撃を吸収することになる。さらには、延長部6qの根元部分6sの肉厚を、マスターフランジ6の他の部分の肉厚に比べて薄くすることにより、その延長部6qの剛性が弱くなり、衝撃が加わって際の撓み量を助長する構成となっている。なお、この肉厚を薄くした根元部分6sについては、貫通穴としても良い。また、延長部6qについては、光軸AZと平行とは限らず、所定の角度をもって斜めに形成しても良い。
このように構成された沈胴式のレンズ鏡筒1について、その動作を以下に述べる。
沈胴状態において、駆動枠12及び直進枠16、1群保持枠2、及び第2群保持枠3は、カム枠19及び回転枠23の内側に配置されている。駆動アクチュエータ27の駆動により、減速ギア機構26の減速ギア26aが回転されると、減速ギア26aに噛合した回転枠のギア部23aに伝達され、回転枠23が回転される。この回転枠23の回転により、駆動枠12のカムピン51の先端部51aが回転枠23の直進溝26に、根元部51bがカム枠19のカム溝20によりそれぞれ案内され、駆動枠12が光軸AZ中心に回転しつつ、光軸AZ方向に移動する。
また同時に、駆動枠12を回転自在に支持している直進枠16は、凸部16cがカム枠19の内周に設けられた直進ガイド溝22により案内され、駆動枠12と共に、光軸AZ方向に直進移動される。さらに、駆動枠12、直進枠16に支持された1群保持枠2、2群保持枠3が光軸AZ方向に移動する。3群保持枠4は、カムピン50の先端部50aが回転枠のカム溝25に、根元部50bがカム枠19の直進溝21によりそれぞれ案内され、光軸AZ方向に直進移動する。
このように、回転枠23が回転されることにより、駆動枠12、1群保持枠2、2群保持枠3、3群保持枠4が、沈胴位置から撮影状態となるワイド位置に繰り出される。さらに回転枠23が回転されることにより、ワイド位置〜ノーマル位置〜テレ位置の間で、駆動枠12、1群保持枠2、2群保持枠3、3群保持枠4が移動されて、ズーム動作が行われる。
またフォーカス時には、4群レンズ駆動アクチュエータ8を駆動することにより、4群保持枠5を光軸AZ方向に駆動することにより、ズームに伴う像面変動の補正及び合焦の動作を行う。
次に、上記のズーム動作が可能な状態において、撮影者が、カメラ70を誤って落とした際の状況について説明する。
図14(b)に示すカメラ70の使用状態において、レンズ鏡筒1の方向が下方向となるように落とした際、レンズ鏡筒1には、最も大きな衝撃が加わる。すなわち、矢印C方向の衝撃が、カメラ70本体の自重分も含め、すべてレンズ鏡筒1に加わることになる。従来のレンズ鏡筒の場合は、レンズ鏡筒とカメラ本体とは、強固に固定されているため、
落下時の衝撃力を吸収する場所が無いので、例えば、1群保持枠2のカム2aが、駆動枠12に設けられたカム溝13から脱落してしまうため、正常な動作ができなくなるという不都合が発生していた。さらにテレの状態など、使用時のレンズ鏡筒が長い場合には、その傾向は顕著である。
それに対し本実施の形態1のレンズ鏡筒1においては、カメラ70との固定部において、意図的に衝撃を吸収する部分、すなわち取り付け部6pの延長部6qを設けたことにより、レンズ鏡筒における落下時の衝撃を弾性変形により吸収することにより、1群保持枠2のカムピン2aが駆動枠12のカム溝から脱落してしまい、正常な動作が出来なくなるという不都合を解消することができる。
以上のように本実施の形態1によれば、カメラとの取り付け部の一部を、意図的に剛性が弱くなる構成とし、落下時のレンズ鏡筒に加わる衝撃を吸収させる構成としたことにより、従来のレンズ鏡筒単品での構造を強固にした方法のみでは防ぎきれなかった落下時の不具合を防止することができる。したがって、例えば光学6倍ズームなどに適用する4倍ズーム光学系を用いた使用時の光学全長が長くなる沈胴式のレンズ鏡筒の構成において、格別な効果を有することになる。
なお、延長部6qについては、本実施の形態1で説明した形状に限定されるものではなく、落下時の衝撃を弾性変形により吸収することができる形状であれば良い。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2に係る沈胴式のレンズ鏡筒について説明する。図15はレンズ鏡筒の1群枠と2群枠の関係を示す図である。なお、主要部分の構成は、実施の形態1で説明したものと同一であるので、その説明は省略する。
図15においては、1群保持枠2の後端外周には、その3箇所(例えば120゜間隔)にて切り欠き部2cが形成されている。この切り欠き部2cには、1群レンズL1と2群レンズL2とが接近した際、2群保持枠3に設けたカムピン3aとその凸部3bとが、入り込む。すなわち2群保持枠3は、1群保持枠2の内側に入り込む構成になっており、レンズ鏡筒落下時の防止効果に加え、1群レンズL1と2群レンズL2との距離を小さくすることができるので、高倍率ズームに対応しつつ、沈胴時のレンズ鏡筒の全長の短縮化につながる。
具体的には、図4から図6を用いて説明する。図4におけるワイドの状態において、2群保持枠3は、1群保持枠2の内側に入り込んでいる。すなわち、破線で示した丸印3eで示すように、少なくとも2群保持枠3の外周面3dが、1群保持枠2の内周と光軸AZ方向に重なり合う構成となっている。
図5におけるノーマルの状態において、2群保持枠3は、1群保持枠2の内側に入り込んでいる。すなわち破線で示した丸印3fで示すように、少なくとも2群保持枠3の外周面3dが、1群保持枠2の内周と光軸AZ方向に重なり合う構成となっている。
図6におけるテレの状態において、2群保持枠3は、1群保持枠2の内側に入り込んでいる。すなわち破線で示した丸印3gで示すように、少なくとも2群保持枠3の内周と外周面3dが、1群保持枠2と光軸AZ方向に重なり合う構成となっている。
すなわち、ワイドからテレまでの全ズーム領域において、1群保持枠2と3群保持枠3とは、光軸AZ方向に少なくとも重なり合う構成となっている。なお、図3に示す沈胴領域においても、重なり合う構成となっている。
なお、図4から図6における重なり合う領域3e,3f,3gについては、光軸AZを中心とした全周である必要は必ずしもなく、例えば数箇所、望ましくは、少なくとも略120゜分割の3点にて重なっていれば良い。
次に、上記のズーム動作が可能な状態において、撮影者が、カメラ70を誤って落とした際の状況について説明する。
図14(b)に示すカメラ70の使用状態において、レンズ鏡筒1の方向が下方向となるように落とした際、レンズ鏡筒1には、最も大きな衝撃が加わる。すなわち、矢印C方向の衝撃が、カメラ70本体の自重分も含め、すべてレンズ鏡筒1に加わることになる。
また落下時に、地面と直接接触しない2群保持枠3などの部品においては、C方向に衝撃が加わった瞬間、逆のD方向に飛び出そうとする力が働く。よって、従来のレンズ鏡筒の場合は、2群保持枠3のカム3aが、駆動枠12に設けられたカム溝14から脱落してしまうため、正常な動作ができなくなるという不都合が発生していた。さらにテレの状態など、使用時のレンズ鏡筒が長い場合には、その傾向は顕著である。
それに対し本実施の形態2のレンズ鏡筒においては、どのズーム領域であっても、1群保持枠2の中に3群保持枠4が、少なくとも光軸AZ方向に重なり合う構成としたことにより、仮にカムピン3aがカム溝14から脱落しそうな状況になっても、2群保持枠2の外周面3dが1群保持枠2の内周と接触することにより、すぐにカム溝14に戻り、正常な状態となるようになっている。
以上のように本実施の形態2によれば、ズームの全領域において、2つの移動枠が光軸AZ方向に少なくとも重なり合う構成としたことにより、レンズ鏡筒の落下時に直接力が加わらないレンズ枠であっても、落下時の不具合を防止することができる。したがって、実施の形態1で説明した効果に加え、さらに、使用時の光学全長が長くなる沈胴式のレンズ鏡筒の構成において、格別な効果を有することになる。
なお、本実施の形態1,2においては、4群ズーム光学系における3群レンズを、像ぶれ補正用のレンズとしたが、像ぶれ補正ユニットを搭載しない通常のレンズ鏡筒であっても、同様な効果を発揮できることは言うまでも無い。また、4群ズーム光学系に限るものではない。
本発明は、小型化を図ったデジタルカメラに適応することが可能である。また、本発明のレンズ鏡筒を、携帯電話端末やPDA(Personal Digital Assist)などのモバイル機器に適用することにより、小型化を図りつつ、これらの機器におけるズーム倍率の高倍率化を図ることができる。
本発明の実施の形態1に係るレンズ鏡筒の分解斜視図 (a)本発明の第1の実施の形態に係るレンズ鏡筒の光学系の動きを示す図(b)本発明の第1の実施の形態に係るレンズ鏡筒の光学系の動きを示す図(c)本発明の第1の実施の形態に係るレンズ鏡筒の光学系の動きを示す図(d)本発明の第1の実施の形態に係るレンズ鏡筒の光学系の動きを示す図 本発明の実施の形態1に係るレンズ鏡筒の光学系の沈胴位置を示す断面図 本発明の実施の形態1に係るレンズ鏡筒の光学系の広角位置を示す断面図 本発明の実施の形態1に係るレンズ鏡筒の光学系の広角位置と望遠位置の略中央位置を示す断面図 本発明の実施の形態1に係るレンズ鏡筒の光学系の望遠位置を示す断面図 本発明の実施の形態1に係るレンズ鏡筒の駆動枠のカム溝の展開図 本発明の実施の形態1に係るレンズ鏡筒の回転枠のカム溝の展開図 本発明の実施の形態1に係るレンズ鏡筒のカム枠のカム溝の展開図 本発明の実施の形態1に係るレンズ鏡筒のカム溝の合成軌跡を説明する図 (a)本発明の実施の形態1に係るレンズ鏡筒取り付け部を説明する斜視図(b)本発明の実施の形態1に係るレンズ鏡筒取り付け部を説明する斜視図 本発明の実施の形態1に係るレンズ鏡筒のマスターフランジの正面図 図12のマスターフランジにおける撮像装置への取り付け方法を説明する断面図(断面B−B) (a)本発明の実施の形態1に係る撮像装置の未使用状態を示す斜視図(b)本発明の実施の形態1に係る撮像装置の使用状態を示す斜視図 本発明の実施の形態2に係るレンズ鏡筒の1群枠と2群枠の関係を示す図
符号の説明
L 撮像光学系
L1 1群レンズ
L2 2群レンズ
L3 3群レンズ(像ぶれ補正レンズ群)
L4 4群レンズ(フォーカスレンズ群)
1 レンズ鏡筒
2 1群保持枠
2a 1群カムピン
3 2群保持枠
3a 2群カムピン
4 3群保持枠
5 4群保持枠
6 マスターフランジ(撮像装置への固定枠)
6p 取り付け部
6r 延長部
7a,7b ガイドポール
8 4群レンズ駆動用アクチュエータ
9 4群保持枠
10 圧縮バネ
11 撮像素子
12 駆動枠
12a 駆動枠カムピン
13 1群保持枠用カム溝
14 2群保持枠用カム溝
15 回転溝
16 直進枠
17 1群保持枠用直進ガイド孔
18 2群保持枠用直進ガイド孔
19 カム枠
20 駆動枠用カム溝
21 3群保持枠用直進溝
22 直進枠用直進溝
23 回転枠
24 円周溝
25 3群保持枠用カム溝
26 駆動枠用直進溝
29 シャッターユニット
30 像ぶれ補正ユニット
50 3群カムピン
51 駆動枠カムピン

Claims (4)

  1. 被写体の光学的な像を撮像素子を介して電気的な画像信号に変換可能な撮像装置に用いられるレンズ鏡筒であって、
    前記レンズ鏡筒には、前記レンズ鏡筒を撮像装置に取り付けるための取り付け部を有し、
    前記取り付け部は、
    固定枠と、
    前記固定枠から光軸方向に延ばした延長部と、
    前記延長部の端部に光軸方向と略垂直な面を有する取り付け面形成部とを備え、
    撮像装置本体に対し、前記取り付け受け面形成部を介して固定される、レンズ鏡筒。
  2. 固定枠における延長部が設けられている根元部分は、前記固体枠の他の部分に比べ、肉厚を薄くして剛性を弱くしたことを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。
  3. 撮像素子は固定枠に取り付けられたことを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のレンズ鏡筒を備えた撮像装置。
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