JP4658861B2 - リンク式前後位置可変ペダル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のブレーキ等の操作をするためのペダル装置であって、その前後位置が可変で、かつ、構造信頼性が高く、運転乗員の操作感覚にも変化を生じさせないペダル装置に関する。
車両のブレーキ等の操作は、運転席前方であって車両のダッシュボード下方に取り付けられているペダル装置のペダルを、運転乗員が足で踏み込むことによってなされる。運転乗員は、運転を開始する際、前記ペダル装置のペダルを踏みやすいように運転席の位置を調節する。しかし、運転乗員の体格や好みに適合させて、運転乗員と前記ペダル装置の間隔だけでなく、運転乗員とステアリングホイール等の運転操作装置との間隔も適切な位置に合わせることができるのが望ましい。したがって、前記ペダル装置のペダルは、車両の前後方向に位置を変更できることが望まれる。
車両のブレーキ操作等に用いられるペダル装置のペダルの前後位置を可変にする場合、ペダルを車両の前後方向に動かす前と後で、運転乗員によるペダルの踏み込み力に対して、操作対象であるブレーキ等の効き具合が変化するのでは、運転乗員に操作上の違和感を与えてしまう。そこで、前記ペダルを車両前後方向に移動可能にするとともに、前記ペダル装置がその操作対象に与える効果を変化させない機構が提案されている。
特許文献1および特許文献2に開示されたペダル装置は、ともにペダルが車両の前後方向に可動であって、ペダルを車両の前後方向に動かした場合でも、移動部材を上下移動させることによって、ペダル装置の揺動軸とブレーキ等の操作の作用点との距離のペダル装置の揺動軸とペダルとの距離に対する比(以下「レバー比」という)を略一定に保つことができるものである。
特公平06−040292号公報(図1) 特開平07−334262号公報(段落0018、図2)
しかしながら、特許文献1に開示されているペダル装置の場合、ペダルを車両前後方向に移動させてもレバー比を一定に保つために、ペダルの揺動軸を上下移動させている。そのため、ペダルの揺動軸に遊びが生じやすい。したがって、ペダル自体にも遊びができやすく、運転乗員に操作の違和感を与えるものである。また、特許文献2に開示されているペダル装置の場合、レバー比を一定に保つために、ブレーキ等を操作するプッシュロッドを傾けるので、ブレーキマスタシリンダ等の耐久性に問題が生じるおそれがある。また、ペダルの前後位置調整にも制限がある。
本発明は、前記従来の課題を解決するものであり、レバー比を一定に保ちつつペダルを車両前後方向に移動可能であり、かつ、より信頼性の高いペダル装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、車両の車体フレームに固定されるブラケットを介して取り付けられるリンク式前後位置可変ペダル装置であって、前記ブラケットに固設されるプッシュリンク軸と、前記プッシュリンク軸よりも車両後方にあって前記ブラケットに固設されるペダルリンク軸と、前記プッシュリンク軸に回動可能に一端が継合されるプッシュリンクと、前記ペダルリンク軸に回動可能に一端が継合されるペダルリンクと、一端が前記プッシュリンクの他端に回動可能に取り付けられる第1連結リンクと、一端が前記ペダルリンクに回動可能に継合される第2連結リンクと、一端が前記ペダルリンクの他端に固設されるスライダレールと、前記スライダレールに係合し、前記スライダレールに沿って車両前後方向に移動可能であり、かつ、前記スライダレール上の任意位置で係止可能であるスライダと、前記スライダに固設されるペダルアームと、前記第2連結リンクの他端に継合される作用点軸とを有し、前記ペダルアームの上部が略へ字形状であり、前記ペダルアームの上部に長孔形状の案内溝が形成され、前記ペダルアームの下部にペダルが固設され、前記第1連結リンクの他端が前記作用点軸に回動可能に継合し、前記作用点軸が前記案内溝に係合し、前記案内溝が前記スライダレールに対して所定の勾配を有し、前記スライダレールに沿って前記スライダの位置を変化させることによって、前記ペダルを車両前後方向に移動可能であるとともに、前記案内溝内を前記作用点軸が移動することによって、前記ペダルリンク軸と作用点軸との距離の前記ペダルリンク軸と前記ペダルとの距離に対する比を略一定に保つようにしたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、レバー比を一定に保ちつつ、ペダル装置の揺動軸およびプッシュロッドの連結点を移動させることなく、ペダルを車両前後方向に移動させることができる。
前記課題を解決するため、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のリンク式前後位置可変ペダル装置において、前記スライダを前記スライダレールに沿って移動させることが可能であって、前記スライダを前記スライダレール上の任意の位置で停止かつ係止可能なアクチュエータ手段を有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、運転乗員がスイッチ等の簡便な操作によってアクチュエータを働かせることにより、レバー比を一定に保ちつつ、ペダルを車両前後方向に動かすことができる。
本発明によれば、レバー比を一定に保ちつつ、ペダルを車両前後方向に移動させることができるので、ペダルを車両前後方向に移動させても運転乗員に操作上の違和感を与えることがない。また、ペダルを車両前後方向に移動させても、ペダル装置の揺動軸およびプッシュロッドの連結点を移動させることがないので、構造信頼性が高い。
以下本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。本実施形態では、説明を容易にするため、ブレーキ用のペダル装置を用いて説明する。ただし、本発明はブレーキ用のペダル装置に限定されるものではなく、車両に取り付けられるクラッチ、アクセル等にも適用可能である。また、船舶にも適用可能である。
まず、本実施形態のリンク式前後可変ペダル装置の構成について、図1および図2を適宜参照して説明する。図1は、本発明のリンク式前後位置可変ペダル装置を、車両前方側から見たときの斜視図である。図2は、本発明のリンク式前後位置可変ペダル装置を、車両後方側から見たときの斜視図である。
本実施形態のペダル装置1は、一対のブラケット21a、21bを介して車体フレーム20に取り付けられる。ペダル装置1を構成する部材であるプッシュリンク軸4およびペダルリンク軸5は、ブラケット21a、21bに固設される。ペダル装置1を構成する他のすべての部材からなる構造は、プッシュリンク軸4およびペダルリンク軸5に取り付けられる。ここで、ペダルリンク軸5は、プッシュリンク軸4よりも車両後方位置のブラケット21a、21bの部分に固設される。
プッシュリンク軸4には、プッシュリンク2a、2bのそれぞれの一端が継合されている。プッシュリンク2a、2bは、プッシュリンク軸4に対して回動可能になっている。プッシュリンク2a、2bは、連動してプッシュリンク軸4に対して回動する。各々が独立して、プッシュリンク軸4に対して回動するものではない。そのため、プッシュリンク2a、2bの一方のリンクが受ける力は、プッシュリンク2a、2bの他方のリンクにそのまま伝わる。ペダルリンク軸5には、ペダルリンク3、3のそれぞれの一端が回動可能に継合されている。
プッシュリンク2bには、略水平に配置されたブレーキマスタシリンダ22のピストン22aが回動可能に継合されている。プッシュリンク2aに図1で時計回り(以下「時計回り」という)の回転をする力が加わった場合、その力がプッシュリンク2bに伝わり、ピストン22aがブレーキマスタシリンダ22内で車両前方に押される。その結果、図示しない車両の各車輪に取り付けられているブレーキが作動して、車両に制動力がかかる。
プッシュリンク2aの他端は第1連結リンク6aの一端と相互に回動可能に継合されている。プッシュリンク2aは、平板状のリンク部材ではない。プッシュリンク2aのプッシュリンク軸4に継合している部分の面とプッシュリンク2aの第1連結リンク6aに継合している部分の面は平行ではあるが段差があり、プッシュリンク2aの中間部分にこの段差部分が形成されている。プッシュリンク2aがこのような段差形状になっているのは、プッシュリンク2aと継合される第1連結リンク6aと後記するペダルアーム上部7cが相互に干渉するのを避け、ペダル装置1をコンパクトにするためである。プッシュリンク2bもプッシュリンク2aと同様な形状である。
ペダルリンク3、3は、略く字形状であり、それぞれの中間部の同一位置に、第2連結リンク6b、6bのそれぞれが回動可能に継合されている。また、ペダルリンク3,3の他端は、ペダルリンク3,3の一方から他方までスライダレール9を貫通してわたされる2本のボルト14、14により、互いに連結されている(図2参照)。ボルト14、14の頭部分は、ペダルリンク3、3の一方に固設される。ボルト14、14の途中には、スライダレール9を固定するためのストッパ14b、14b(図2において一方のみ図示されている)が固設されている。ボルト14、14は、スライダレール9を貫通している。ストッパ14b、14bは、スライダレール9に当接している。ボルト14、14のねじ部の先端は、ペダルリンク3、3の他方を貫通しており、ナット14a、14aによって螺合されている。これによって、スライダレール9が固定されるとともに、ペダルリンク3,3が互いに平行になるように保たれている。ボルト14、14により、スライダレール9は回動不能であるばかりでなく、ボルト14、14の途中に固設されたストッパ14b、14bにより、車両左右方向の移動も止められている。
スライダ8は、その内側にスライダレール9の外形形状に合致する抜き穴が形成されている部材である。スライダレール9には、スライダ8が係合されている。スライダ8の上下に設けられたスライダ突起部8a、8a(図1で上方の8aのみ図示されている)が、スライダレール9の上下に設けられているスライダ溝9a,9a(図1で上方の9aのみ図示されている)に係合することによって、スライダ8はスライダレール9に係合されている。スライダ突起部8aは、それが係合しているスライダ溝9a内を移動可能である。そのため、スライダ8はスライダレール9に沿って移動可能である。
スライダレール9の車両後方側の端部には、スライダレールブラケット15bが螺合され固設されている。スライダ8の車両左方側面には、ボールねじブラケット13が固設されている。また、スライダ8の車両右方側面には、ペダルアーム7がその中間部が螺合されることにより固設されている(図2参照)。
スライダレールブラケット15bには、モータブラケット15aが螺合され固設されている。さらにモータブラケット15aには、モータMが固設されている。モータMの図示しない軸は、ボールねじ軸12に係止されている。ボールねじ軸12はボールねじブラケット13に設けられているボールねじナット13aを通り、ボールねじナット13aに係合されている。したがって、モータMが回転するとボールねじ軸12が回転し、その結果ボールねじブラケット13が固設されているスライダ8が、スライダレール9に沿って動く。したがって、モータMを駆動させ回転させることにより、スライダ8並びにそれに固設されているペダルアーム7およびペダル11を車両の前後方向に移動させることができる。また、モータMの回転を停止させることにより、スライダ8はスライダレール9上の任意の位置で停止される。このとき、ボールねじ軸13の回転が拘束されるので、スライダ8はスライダレール9上に係止される。モータM、ボールねじ軸12およびボールねじナット13aは、請求項のアクチュエータ手段を構成する部材である。
図1からわかるように、ペダルリンク軸5には、スライダレール支持ブラケット16aが継合されていて、スライダレール支持ブラケット16aおよびスライダレール9の車両後方部にスライダレール支持16の両端が螺合されている。スライダレール支持ブラケット16aは、ペダルリンク軸16に対して回動可能であるが、その回動は、ペダルリンク3,3と連動するものである。そのため、スライダレール支持ブラケット16aとペダルリンク3,3は常に一定の角度を保っている。ペダルアーム7、スライダ8、モータM、ボールねじ軸12等が取り付けられているスライダレール9の一端は、前記したようにペダルリンク軸5に継合されるペダルリンク3,3によって支持されている。また、スライダレール9の他端は、両端が固設されたスライダレール支持16によって支持されている。ただし、スライダレール9やスライダ8等の部材が軽量材でできたものならば、スライダレール支持16は必ずしも、本実施形態で必要ではない。
図1および図2からわかるように、ペダルアーム7のスライダ8に固定されている部分の下側のペダルアーム下部7bは、車両後方側に曲がっており、先端にはペダル踏面11aを有するペダル11が固設されている。また、ペダルアーム7のスライダ8に固定されている部分の上側のペダルアーム上部7cは、車両前方側へ曲がった略へ字形状をしており、長孔である案内溝7aが形成されている。この案内溝7aは、スライダレール9と平行ではなく、スライダレール9の上面を基準とすると、車両後方から前方に向かって所定の下がり勾配になっている。
第2連結リンク6b、6bの間には、両端において第2連結リンク6b、6bに継合された作用点軸10が連結されている。作用点軸10は第2連結リンク6b、6bの間で、第1連結リンク6aに継合し、かつ、案内溝7aに係合している。第1連結リンク6aは、作用点軸10に対して回動可能になっている。案内溝7aの溝幅は、作用点軸10の直径に対して、所定の公差分大きく形成されている。そのため、作用点軸10自体は、案内溝7a内を移動可能である。
以下、ペダル装置1の作用および効果について説明する。
まず、図1および図2を参照してペダルアーム7の車両前後方向の移動について説明する。前記したように、ペダルアーム7は、スライダ8に固設されているので、スライダ8をスライダレール9に沿って動かすことによって、ペダルアーム7を、スライダレール9と平行な方向において車両前方及び後方に移動させることが可能である。ここで、長孔形状の案内溝7aは、スライダレール9の上面に対して、所定の勾配を有しているため、ペダルアーム7が、スライダレール9と平行方向に移動した場合、案内溝7aに係合されている作用点軸10は、その位置が上下に移動できなければならない。
一方、作用点軸10が継合されている第2連結リンク6b、6bはそれぞれペダルリンク3,3に対して、回動可能であり、また、作用点軸10に継合されている第1連結リンク6aは、プッシュリンク2aに対して回動可能である。したがって、作用点軸10は、第1連結リンク6aおよび第2連結リンク6b、6bを介して連結されているプッシュリンク2aおよびペダルリンク3,3に対して回動可能である。また、第1連結リンク6aが継合されているプッシュリンク2aおよび第2連結リンク6b、6bが継合されているペダルリンク3,3はそれぞれプッシュリンク軸4およびペダルリンク軸5に対して回動可能であることから、第1連結リンク6aのプッシュリンク2aに対する回動および第2連結リンク6b、6bのペダルリンク3、3に対する回動の一方の回動が、他方の回動によって妨げられることはない。したがって、作用点軸10は、ペダルアーム7が固設されているスライダ8が、スライダレール9に沿って移動した場合、案内溝7a内を移動する。その際、前記したように、案内溝7aは、スライダレール9に対して所定の勾配を有して形成されているので、作用点軸10は上下にその位置を変化する。
作用点軸10の上下移動を図3および図4を参照して説明すると、次のようになる。図3は、本実施形態のペダル装置において、ペダルが車両後方側にあるときに、運転乗員がペダルのペダル踏面を踏み込んだときのペダル装置の状態を示すペダル装置の側面図であり、図4は、本実施形態のペダル装置において、ペダルが車両前方側にあるときに、運転乗員がペダルのペダル踏面を踏み込んだときのペダル装置の状態を示すペダル装置の側面図である。
スライダ8がスライダレール9上の車両後方側位置にある状態(図3の状態)では、作用点軸10は案内溝7a内の比較的低い位置に係合している。一方、ペダルアーム7が固設されているスライダ8が、スライダレール9に沿って移動して、スライダレール9上の車両前方側位置にある状態(図4の状態)では、作用点軸10は、案内溝7a内の比較的高い位置に係合している。
次に本実施形態のペダル装置1において、ペダル11を車両前後方向に動かすための操作について図5を参照して説明する。前記したように、本実施形態のペダル装置1においては、モータMを回転させることにより、ボールねじ軸12、ボールねじナット13a、ボールねじブラケット13、スライダ8およびペダルアーム7を介して、ペダル11を車両前後方向に動かすことができる。
図5は、本発明のリンク式前後位置可変ペダル装置を車両前後方向に動かすモータ駆動回路の一例を示す図である。
モータMはたとえば図5に示すようなモータ駆動回路30によって、制御かつ駆動されるものである。図5に示す回路は、12Vのバッテリと前記バッテリに繋がる一対のリレーRF、リレーRBと前記一対のリレーに繋がるスイッチSからなるものである。リレーRFは、コイル35F並びにリレー接点32F、0V接点33Fおよび12V接点34F(以下「接点32F」、「接点33F」および「接点34F」という)から構成される。リレーRBは、コイル35B並びにリレー接点32B、0V接点33Bおよび12V接点34B(以下「接点32B」、「接点33B」および「接点34B」という)から構成される。スイッチSは、スイッチ接点31、前進側接点31Fおよび後進側接点31B(以下「接点31」、「接点31F」および「接点31B」という)から構成される。スイッチSは、車両において運転乗員が操作可能な場所に取り付けられている。
モータMが非駆動状態において、リレーRFは、接点32Fと接点33Fが短絡され、リレーRBは、接点32Bと接点33Bが短絡され、また、スイッチSは中立状態にある。したがって、モータMには電流が流れない。また、モータMは両端がアースに接続されているので、回転が拘束されている。運転乗員がペダル11を車両前方に動かそうとするときは、スイッチSを操作して接点31と接点31Fを短絡させる。すると、リレーRFのコイル35Fに電流が流れ、接点32Fと接点34Fが短絡され、バッテリ、接点34F、接点32F、モータM、接点32B、接点33B、アースの順に電流が流れて、モータMがCCW回転をする。その結果、スライダ8に固設されている、ペダルアーム7およびペダル11が車両前方に移動する。
一方、運転乗員がペダル11を車両後方に動かそうとするときは、スイッチSを操作して接点31と接点31Bを短絡させる。すると、リレーRFのコイル35Bに電流が流れ、接点32Bと接点34Bが短絡され、バッテリ、接点34B、接点32B、モータM、接点32F、接点33F、アースの順に電流が流れて、モータMがCW回転をする。その結果、スライダ8に固設されているペダルアーム7およびペダル11が車両後方に移動する。したがって、運転乗員は座席に座った状態で、ブレーキ操作用のペダル11の車両前後方向の位置を操作できる。
次に、本実施形態のペダル装置1で、ペダル11を車両前後方向に移動させたときのレバー比の変化について、図3および図4を参照して説明する。図3の状態で、運転乗員がペダル踏面11aを踏み込むと、ペダルアーム7、スライダ8、スライダレール9、モータM、ペダルリンク3,3、第2連結リンク6b、6b等の連結された部材は、ペダルリンク軸5を中心として時計回りに揺動する。これらのペダル装置1の部材がペダルリンク軸5を中心にして時計回りに揺動した場合、第2連結リンク6b、6bに継合されている作用点軸10は、案内溝7aに係合していてその上下方向の動きが制限されているため、同様にペダルリンク軸5を中心にして時計回りに回動することになる。
一方、作用点軸10には、第1連結リンク6aが回動可能に継合されているため、前記したペダル11のペダルリンク軸5を中心にした時計回りの揺動は、作用点軸10、第1連結リンク6a、プッシュリンク2a、2bを介して、ブレーキマスタシリンダ22のピストン22aに伝達される。その結果、ピストン22aは、ブレーキマスタシリンダ22内で車両前方に押しこまれ、ピストン22aはブレーキマスタシリンダ22からの抗力Fを受ける。ピストン22aが受ける抗力Fは、プッシュリンク2b、2aおよび第1連結リンク6aを介して作用点軸10に作用するものである。
一方、運転乗員がペダル踏面11aをペダル11のペダルリンク軸5を中心とした揺動円の接線方向にFの力で踏み込んでいる場合、この力Fの水平方向成分の力Fは、ペダルアーム7、スライダ8、スライダレール9、ペダルリンク3,3および第2連結リンク6b、6bを介して、作用点軸10にかかる。作用点軸にかかる力FとFが等しい場合には、ペダル11は停止した状態であり、プッシュリンク2bによって車両前方に押されるピストン22aは、ブレーキマスタシリンダ22内で押し込まれた状態で止まっている。一方、FがFよりも大きい場合には、ペダル11はさらにペダルリンク軸5を中心として時計回りに揺動し、また、プッシュリンク2a、2bは、プッシュリンク軸4を中心として、時計回りに揺動して、ピストン22aがブレーキマスタシリンダ22内をさらに押し込む。
以上から、本実施形態のペダル装置1におけるレバー比は、図3の状態では、ペダルリンク軸5と作用点軸10の距離L2aのペダルリンク軸5とペダル11の距離L1aに対する比(L2a/L1a)になることがわかる。
図4のように、ペダル11を車両前方に移動させた場合、レバー比は、図3の場合と同様に、ペダルリンク軸5と作用点軸10の距離L2bのペダルリンク軸5とペダル11の距離L1bに対する比(L2b/L1b)になる。ここで、ペダル11が図3のように車両後方側にある場合と図4のように車両前方側にある場合のペダル装置1のレバー比を比較してみる。
図4に示すペダル11は、図3において車両後方側にあるペダル11が、スライダレール9と平行な方向に、図4に示す車両前方側の位置に移動したものである。したがって、図4におけるペダルリンク軸5とペダル11の距離L1bは、図3におけるペダルリンク軸5とペダル11の距離L1aよりも短くなっている。
一方、前記した案内溝7aのスライダレール9に対する所定の勾配のために、作用点軸10はペダル11が車両前方側にある図4の状態の方が、ペダル11が車両後方側にある図3の場合よりも上方にある。したがって、図4のペダルリンク軸5と作用点軸10の距離L2bの方が、図3のペダルリンク軸5と作用点軸10の距離L2aよりも短くなっている。
したがって、図3に示すL1aと図4に示すL1bを比べると、L1bの方が短く、その一方、図3に示すL2aと図4に示すL2bを比べると、L2bの方が短い。その結果、ペダル11が車両後方側にある場合でも、車両前方側にある場合でも、レバー比は略一定に保たれている。本実施形態のペダル装置1においては、ペダル1が車両前方側に移動するほど、図4に示すペダルリンク軸5とペダル11の距離L1bは短くなり、また、作用点軸10は、案内溝7aの上部に係合するので、図4に示すペダルリンク軸5と作用点軸10の距離L2bも短くなる。そのため、本実施形態のペダル装置1では、ペダル11を任意の位置に移動させた場合に、レバー比は略一定に保たれる。したがって、ペダル11を車両前後方向の任意位置に動かした場合でも、運転乗員のペダル踏面11aの踏み込みに対する、ブレーキの効き具合が変化することがないので、運転乗員にブレーキ操作上の操作感覚の違和感を与えない。
また、以上述べた作用および効果から明らかなように、本実施形態のペダル装置1ではペダル11を車両前後方向に動かした場合でも、ペダル11の揺動中心であるペダルリンク軸5の位置やブレーキマスタシリンダ22を押すピストン22aの位置は不変である。そのため、前記した従来のレバー比を略一定に保ったペダル装置に比べて、機械的な構造信頼性が高い。
本発明のリンク式前後位置可変ペダル装置の実施形態は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、その主旨に反しない範囲で各構成要件の態様は変更できるものである。たとえば、請求項2に記載のアクチュエータ手段として、本実施形態では、モータMやボールねじ軸12等で構成されるものを説明したが、これに限られるものではない。たとえば、送りねじ機構にして、送りねじを手動で回してスライダ8を動かすようにする構成も本発明の実施形態に含まれる。
本実施形態のリンク式前後位置可変ペダル装置を、車両前方側から見たときの斜視図である。 本実施形態のリンク式前後位置可変ペダル装置を、車両後方側から見たときの斜視図である。 本実施形態のペダル装置において、ペダルが車両後方側にあるときに、運転乗員がペダルのペダル踏面を踏み込んだときのペダル装置の状態を示すペダル装置の側面図である。 本実施形態のペダル装置において、ペダルが車両前方側にあるときに、運転乗員がペダルのペダル踏面を踏み込んだときのペダル装置の状態を示すペダル装置の側面図である。 本実施形態のリンク式前後位置可変ペダル装置を車両前後方向に動かすモータ駆動回路の一例を示す図である。
符号の説明
M モータ
1 ペダル装置
2a,2b プッシュリンク
3 ペダルリンク
4 プッシュリンク軸
5 ペダルリンク軸
6a 第1連結リンク
6b 第2連結リンク
7 ペダルアーム
7a 案内溝
7b ペダルアーム下部
7c ペダルアーム上部
8 スライダ
9 スライダレール
10 作用点軸
11 ペダル
12 ボールねじ軸
13 ボールねじブラケット
13a ボールねじナット
22 ブレーキマスタシリンダ
22a ピストン

Claims (2)

  1. 車両の車体フレームに固定されるブラケットを介して取り付けられるリンク式前後位置可変ペダル装置であって、
    前記ブラケットに固設されるプッシュリンク軸と、
    前記プッシュリンク軸よりも車両後方にあって前記ブラケットに固設されるペダルリンク軸と、
    前記プッシュリンク軸に回動可能に一端が継合されるプッシュリンクと、
    前記ペダルリンク軸に回動可能に一端が継合されるペダルリンクと、
    一端が前記プッシュリンクの他端に回動可能に取り付けられる第1連結リンクと、
    一端が前記ペダルリンクに回動可能に継合される第2連結リンクと、
    一端が前記ペダルリンクの他端に固設されるスライダレールと、
    前記スライダレールに係合し、前記スライダレールに沿って車両前後方向に移動可能であり、かつ、前記スライダレール上の任意位置で係止可能であるスライダと、
    前記スライダに固設されるペダルアームと、
    前記第2連結リンクの他端に継合される作用点軸と、
    を有し、
    前記ペダルアームの上部が略へ字形状であり、
    前記ペダルアームの上部に長孔形状の案内溝が形成され、
    前記ペダルアームの下部にペダルが固設され、
    前記第1連結リンクの他端が前記作用点軸に回動可能に継合し、
    前記作用点軸が前記案内溝に係合し、
    前記案内溝が前記スライダレールに対して所定の勾配を有し、
    前記スライダレールに沿って前記スライダの位置を変化させることによって、前記ペダルを車両前後方向に移動可能であるとともに、前記案内溝内を前記作用点軸が移動することによって、前記ペダルリンク軸と作用点軸との距離の前記ペダルリンク軸と前記ペダルとの距離に対する比を略一定に保つようにしたこと、
    を特徴とするリンク式前後位置可変ペダル装置。
  2. 請求項1に記載のリンク式前後位置可変ペダル装置において、
    前記スライダを前記スライダレールに沿って移動させることが可能であって、前記スライダを前記スライダレール上の任意の位置で停止かつ係止可能なアクチュエータ手段を有すること、
    を特徴とするリンク式前後位置可変ペダル装置。
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