JP4658225B2 - 介護支援システム及び介護支援プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の事業所に配置された端末とネットワークを介して接続され、事業所に所属するスタッフが利用者に対して介護サービスを行う上で必要な介護サービス情報を端末に提供する介護支援システム及び介護支援プログラムに関する。
昨今の高齢化に伴い、老人ホーム等の介護施設を含み居宅において介護を受ける訪問介護の必要性が益々高まってきている。
一般的な訪問介護では、介護する者(以下、介護者という)は、介護される者(以下、被介護者という)の介護記録を持参して被介護者の居宅を訪問し、この介護記録により介護対象である被介護者の状態を確認し、必要な介護を行った後、行った介護内容を介護記録に書き込むことによって、介護情報の記録を行っていた。
しかしながら、このように紙の介護記録により介護情報を管理する場合、他の介護者と被介護情報を共有できなかった。
そこで、特許文献1には、ユーザに設置されたクライアント端末、クライアント端末に対して情報を送信するサービス部門に設置されたサーバ、サーバにアクセス可能な情報端末とを有し、情報端末はサーバに対して当該情報端末がいずれのユーザに対応したものであるかを示す識別情報を送信可能であり、サーバには、情報端末からのアクセスに対して、情報端末から送信される識別情報に応じた情報を送信するための第1の処理手段、情報端末から送信される情報を処理して識別情報に対応したユーザのクライアント端末に送信する第2の処理手段、及び記憶手段が設けられた訪問看護介護システムが提案されている。
特許4027001号公報
また、介護業界では、地域住民の保健・福祉・医療の向上、介護予防マネジメント等を総合的に行う機関である地域包括支援センターと介護サービスを提供する介護事業者とが、被介護者が適切な介護サービスを受けることができるように連携する必要がある。そのためには、地域包括支援センターと介護事業者とが介護情報を共有するだけでなく、介護事業者間や被介護者の家族等との間においても介護情報を共有する必要があった。
しかしながら、特許文献1に記載の訪問看護介護システムでは、介護事業者間や被介護者の家族等を跨って介護情報を共有することができなかった。
また、介護情報を共有するのみではなく、介護情報を利用し介護者を支援するシステムが切望されていた。具体的には、膨大な量の介護情報を用いて、被介護者にとって、適切な介護事業者や介護者の選定を支援したり、適切なケアプラン等の介護計画の策定を支援したりするシステムが切望されていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、地域包括支援センター、介護事業者、被介護者の家族等、介護に関連するあらゆる団体又は人が介護情報を共有すると共に、この共有された介護情報に基づいて、適切な介護サービスを支援する介護支援システム及び介護支援プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る介護支援システムの第1の特徴は、複数の事業所に配置された端末とネットワークを介して接続され、前記事業所に所属するスタッフが利用者に対して介護サービスを行う上で必要な介護サービス情報を前記端末に提供する介護支援システムであって、前記事業所毎に前記スタッフ及び前記利用者を一意に識別するユーザ情報ID毎に、当該介護支援システムにおいて前記スタッフ及び前記利用者を一意に識別するユーザIDと、前記スタッフ又は前記利用者に関する情報とを関連づけて、ユーザ情報テーブルとして記憶するユーザ情報テーブル記憶手段と、前記ユーザIDと、前記スタッフを一意に識別可能な情報を含むスタッフ属性情報とを関連づけて、スタッフ情報テーブルとして記憶するスタッフ情報テーブル記憶手段と、前記ユーザIDと、前記利用者を一意に識別可能な情報を含む介護保険情報とを関連づけて、介護保険情報テーブルとして記憶する介護保険情報テーブル記憶手段と、前記端末から前記スタッフ及び前記利用者の登録が要求されると共に、前記スタッフ又は前記利用者に関する情報を受信した場合に、この受信した情報が、前記スタッフ属性情報、又は前記介護保険情報に含まれる情報に一致するか否かを判定する属性判定手段と、前記属性判定手段により一致したと判定された場合、新たなユーザ情報IDを割り当て、この割り当てたユーザ情報IDと、前記一致した情報に関連づけられた前記ユーザIDと、前記受信した情報とに基づいて、新たなユーザ情報テーブルを生成し、この生成したユーザ情報テーブルを前記ユーザ情報テーブル記憶手段に記憶させると共に、前記属性判定手段により一致しないと判定された場合、新たなユーザ情報ID及びユーザIDを割り当て、この割り当てたユーザ情報ID及びユーザIDと前記受信した情報とに基づいて、前記ユーザ情報テーブルと、前記スタッフ属性テーブル又は前記介護保険情報テーブルとを生成し、この生成したテーブルをユーザ情報テーブル記憶手段と、スタッフ情報テーブル記憶手段又は介護保険情報テーブル記憶手段とにそれぞれ記憶させる登録手段と、前記スタッフ情報テーブル記憶手段及び前記介護保険情報テーブル記憶手段に記憶された前記スタッフ属性テーブル及び前記介護保険情報テーブルとに基づいて、前記端末から要求された前記介護サービス情報を前記ネットワークを介して前記端末に送信するサービス提供手段とを備えたことにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る介護支援システムの第2の特徴は、前記ユーザ情報IDと、前記ユーザIDとを関連づけて、ユーザIDテーブルとして記憶するユーザIDテーブル記憶手段と、前記事業所毎に前記スタッフ及び前記利用者を一意に識別するログインIDと、前記ユーザIDと、前記ユーザID毎の権限をログイン情報管理テーブルとして記憶するログイン情報管理テーブル記憶手段と、前記端末から前記スタッフ又は前記利用者の認証が要求されると共に、前記ログインIDを受信した場合に、前記ユーザIDテーブルと前記ログイン情報管理テーブルとに基づいて、この受信したログインIDの認証及び権限の付与を行う認証手段と、を更に備えることにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る介護支援システムの第3の特徴は、前記ユーザ情報テーブルの前記スタッフ又は前記利用者に関する情報は、前記スタッフのスタッフ名称を含み、前記スタッフ情報テーブルの前記スタッフ属性情報は、前記スタッフがケアマネジャーであることを示す情報を含み、前記介護保険情報は、前記利用者が前記スタッフから前記介護サービスを受けたことを示す情報を含み、前記サービス提供手段は、操作者の操作により前記端末から前記介護保険情報の一部又は全てが属性情報として供給された場合に、前記ユーザ情報テーブルと前記スタッフ属性情報テーブルと前記介護保険情報テーブルとに基づいて、前記供給された属性情報に関連する前記利用者に前記介護サービスを提供した前記ケアマネジャーである前記スタッフの前記スタッフ名称を一覧表示させるケアマネ検索手段と、前記操作者の操作により、前記ケアマネ検索手段により一覧表示されたスタッフ名称のいずれか1つが選択された場合に、この選択されたスタッフ名称に関連づけられた前記スタッフ属性情報を前記端末に表示させるケアマネ情報表示制御手段と、前記介護保険情報テーブルから、前記選択されたスタッフ名称に関連する前記介護保険情報を抽出し、この抽出された介護保険情報に基づいて、前記スタッフの前記利用者に対する前記介護サービスの統計分析を行い、この統計分析結果を前記端末に表示させるケアマネ支援情報表示制御手段と、を備えることにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る介護支援システムの第4の特徴は、前記サービス提供手段は、操作者の操作により前記端末から前記介護保険情報の一部又は全てが属性情報として供給された場合に、前記介護保険情報テーブルから、前記供給された属性情報を含む前記介護保険情報に対応する前記ユーザIDを抽出すると共に、前記端末に複数の分析項目を一覧表示させ、前記操作者による前記端末の操作により、前記一覧表示された複数の分析項目のうちいずれか1つが選択された場合に、前記抽出されたユーザIDに基づいて、前記選択された分析項目に対する分析結果を前記端末に表示させる初期分析手段と、前記操作者による前記端末の操作により、前記端末に一覧表示された複数の分析項目のうちいずれか1つが選択されると共に、前記初期分析手段又は当該継続分析手段による前回の分析結果により区分された分析要素のうちいずれか1つが選択された場合に、前記介護保険情報テーブルに基づいて、前記初期分析手段又は当該継続分析手段により前回抽出されたユーザIDの中から前記選択された分析要素に該当する前記ユーザIDを抽出し、この抽出されたユーザIDに基づいて、前記選択された分析項目に対する分析結果を前記端末に表示させる継続分析手段と、を有することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る介護支援システムの第5の特徴は、前記ユーザIDと、前記利用者に対する介護サービスの計画を示すケアプランを一意に識別するケアプランIDと、前記ケアプランの内容を示すケアプラン内容情報とを関連づけて、ケアプランテーブルとして記憶するケアプランテーブル記憶手段と、を更に備え、前記サービス提供手段は、更に、前記操作者による前記端末の操作により、前記端末に一覧表示された複数の分析項目の1つであるケアプラン作成が選択されると共に、前記初期分析手段又は前記継続分析手段による分析結果により区分された分析要素のうちいずれか1つが選択された場合に、前記介護保険情報に基づいて、前記初期分析手段又は前記継続分析手段により前回抽出されたユーザIDの中から前記選択された分析要素に該当する前記ユーザIDを抽出し、前記ケアプランテーブルに基づいて、前記抽出されたユーザIDを含む前記ケアプラン内容情報を抽出するケアプラン抽出手段と、前記抽出されたケアプラン内容情報の中からいずれか1つが選択された場合に、この選択されたケアプラン内容情報を前記端末に表示させると共に、この表示されたケアプラン内容情報に基づいて、前記操作者の操作により編集された新たなケアプラン内容情報に、新たなケアプランIDを割り当て、新たなケアプランテーブルとして前記ケアプランテーブル記憶手段に記憶させるケアプラン作成手段と、を有することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る介護支援システムの第6の特徴は、前記介護保険情報は、前記利用者が前記スタッフから前記介護サービスを受けたことを示す情報を含み、前記初期分析手段は、前記操作者の操作により前記端末から前記介護保険情報の一部又は全てが属性情報として供給された場合に、前記介護保険情報テーブルから、前記供給された属性情報を含む介護保険情報に対応する前記ユーザIDを抽出すると共に、前記端末に複数の分析項目を一覧表示させ、前記操作者による前記端末の操作により、前記一覧表示された複数の分析項目の1つである改善度が選択された場合に、前記抽出されたユーザIDに基づいて、前記介護保険情報テーブルから前記介護保険情報を抽出し、この抽出された介護保険情報に基づいて、前記利用者の改善度合いを複数の分析要素に区分する初期改善率算出手段を有し、前記継続分析手段は、前記操作者による前記端末の操作により、前記端末に一覧表示された複数の分析項目の1つである改善率が選択されると共に、前記改善率以外の分析項目に基づいた前回の分析により区分された分析要素のうちいずれか1つが選択された場合に、前記介護保険情報テーブルに基づいて、前回の分析により抽出されたユーザIDの中から前記選択された分析要素に該当する前記ユーザIDを抽出し、この抽出されたユーザIDに基づいて、前記介護保険情報テーブルから前記介護保険情報を抽出し、この抽出された介護保険情報に基づいて、前記利用者の改善度合いを複数の分析要素に区分する継続改善率算出手段を有することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る介護支援システムの第7の特徴は、前記ユーザID毎に、前記利用者が前記スタッフから受けた前記介護サービスの種類を示すサービス種類を含む前記介護サービスの実績を提供票テーブルとして記憶する提供票テーブル記憶手段を更に備え、前記初期分析手段は、前記操作者の操作により前記端末から前記介護保険情報の一部又は全てが属性情報として供給された場合に、前記介護保険情報テーブルから、前記供給された属性情報を含む介護保険情報に対応する前記ユーザIDを抽出すると共に、前記端末に複数の分析項目を一覧表示させ、前記操作者による前記端末の操作により、前記一覧表示された複数の分析項目の1つであるサービス提供分類が選択された場合に、前記抽出されたユーザIDに基づいて、前記提供票テーブルから前記サービス種類を抽出し、この抽出されたサービス種類に基づいて、前記サービス種類を分析要素として区分し、この区分毎の前記利用者の数を算出する初期サービス提供分類算出手段を有し、前記継続分析手段は、前記操作者による前記端末の操作により、前記端末に一覧表示された複数の分析項目の1つであるサービス提供分類が選択されると共に、前記サービス提供分類以外の分析項目に基づいた前回の分析により区分された分析要素のうちいずれか1つが選択された場合に、前記介護保険情報テーブルに基づいて、前回の分析により抽出されたユーザIDの中から前記選択された分析要素に該当する前記ユーザIDを抽出し、この抽出されたユーザIDに基づいて、前記提供票テーブルから前記サービス種類を抽出し、この抽出されたサービス種類に基づいて、前記サービス種類を分析要素として区分し、この区分毎の前記利用者の数を算出する継続サービス提供分類算出手段を有することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る介護支援システムの第8の特徴は、前記ユーザID毎に、前記利用者が前記スタッフから受けた前記介護サービスの実績を示す介護サービス実績を提供票テーブルとして記憶する提供票テーブル記憶手段を更に備え、前記初期分析手段は、前記操作者の操作により前記端末から前記介護保険情報の一部又は全てが属性情報として供給された場合に、前記介護保険情報テーブルから、前記供給された属性情報を含む介護保険情報に対応する前記ユーザIDを抽出すると共に、前記端末に複数の分析項目を一覧表示させ、前記操作者による前記端末の操作により、前記一覧表示された複数の分析項目の1つであるサービス提供時間又はサービス提供頻度が選択された場合に、前記抽出されたユーザIDに基づいて、前記提供票テーブルから前記サービス実績を抽出し、この抽出されたサービス実績に基づいて、前記介護サービスを受けた合計時間を示すサービス時間又は前記介護サービスを受けた頻度を示すサービス頻度を分析要素として区分し、この区分毎の前記利用者の数を算出する初期サービス提供実績算出手段を有し、前記継続分析手段は、前記操作者による前記端末の操作により、前記端末に一覧表示された複数の分析項目の1つであるサービス提供時間又はサービス提供頻度が選択されると共に、前記サービス提供時間及び前記サービス提供頻度以外の分析項目に基づいた前回の分析により区分された分析要素のうちいずれか1つが選択された場合に、前記介護保険情報テーブルに基づいて、前回の分析により抽出されたユーザIDの中から前記選択された分析要素に該当する前記ユーザIDを抽出し、この抽出されたユーザIDに基づいて、前記提供票テーブルから前記サービス実績を抽出し、この抽出されたサービス実績に基づいて、前記介護サービスを受けた合計時間を示すサービス時間又は前記介護サービスを受けた頻度を示すサービス頻度を分析要素として区分し、この区分毎の前記利用者の数を算出する継続サービス提供実績算出手段を有することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る介護支援システムの第9の特徴は、前記ユーザID毎に、前記スタッフにより入力された前記利用者に関する文字情報をサービス担当者会議テーブルとして記憶するサービス担当者会議テーブル記憶手段と、予め入力された前記介護サービスに関する単語を介護単語辞書情報として記憶する介護辞書記憶手段と、更に備え、前記初期分析手段は、前記操作者の操作により前記端末から前記介護保険情報の一部又は全てが属性情報として供給された場合に、前記介護保険情報テーブルから、前記供給された属性情報を含む介護保険情報に対応する前記ユーザIDを抽出すると共に、前記端末に複数の分析項目を一覧表示させ、前記操作者による前記端末の操作により、前記一覧表示された複数の分析項目の1つである頻出単語分析が選択された場合に、前記抽出されたユーザIDに基づいて、前記サービス担当者会議テーブル記憶手段からサービス担当者会議テーブルを抽出し、前記介護辞書記憶手段に記憶された介護単語辞書情報に基づいて、前記抽出したサービス担当者会議テーブルの中から頻出の単語を分析要素として区分し、この区分毎の出現回数を算出する初期頻出単語分析手段を有し、前記継続分析手段は、前記操作者による前記端末の操作により、前記端末に一覧表示された複数の分析項目の1つである頻出単語分析が選択された場合に、前回の分析により抽出されたユーザIDに基づいて、前記サービス担当者会議テーブル記憶手段からサービス担当者会議テーブルを抽出し、前記介護辞書記憶手段に記憶された介護単語辞書情報に基づいて、前記抽出したサービス担当者会議テーブルの中から頻出の単語を分析要素として区分し、この区分毎の出現回数を算出する継続頻出単語分析手段を有することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る介護支援システムの第10の特徴は、前記ユーザID毎に前記介護サービスの実績を提供票テーブルとして記憶する提供票テーブル記憶手段と、前記事業所IDと、前記事業所が存在する地域を特定するための情報である地域情報とを関連づけて、事業所テーブルとして記憶する事業所テーブル記憶手段と、を更に備え、前記介護保険情報は、前記ユーザIDが示す前記利用者が前記介護サービスを受けている前記事業所を一意に識別する事業所IDを含み、前記サービス提供手段は、操作者の操作により前記端末から前記地域情報が供給された場合に、前記事業所テーブル記憶手段に記憶された事業所テーブルに基づいて、前記供給された地域情報に対応する前記事業所IDを抽出する事業所抽出手段と、前記介護保険情報テーブルに基づいて、前記事業所抽出手段により抽出された事業所IDに関連づけられたユーザIDを抽出し、前記事業所ID毎に前記抽出したユーザIDの数を客数として集計する客数算出手段と、前記介護保険情報テーブルと前記提供票テーブルとに基づいて、前記事業所抽出手段により抽出された事業所ID毎に前記介護サービス実績を仕事量として集計する仕事量算出手段と、前記客数算出手段により集計された客数に基づいて生成した前記事業所の規模を示す複数の事業所モデルと、前記仕事量算出手段により集計された仕事量に基づいて生成した前記複数の事業所モデル間の関連性とを前記端末に表示させる地域ケア分析表示手段と、を有することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る介護支援システムの第11の特徴は、前記事業所テーブルは、更に、前記介護サービスの種類を示すサービス種類を含み、前記サービス提供手段は、操作者の操作により前記複数の事業所モデルのうちいずれか1つが選択された場合に、前記事業所テーブルに含まれるサービス種類に基づいて、前記選択された事業所モデルに対応する前記事業所が発注側であるか、又は受注側であるかを判定する受発注判定手段と、前記受発注判定手段により判定された判定結果に基づいて、前記事業所間の介護サービスの受発注を示す委託率表又は受託率表を前記端末に表示させる委託受託率表表示手段と、を更に有することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る介護支援システムの第12の特徴は、前記ユーザID毎に、前記スタッフにより入力された前記利用者に関する文字情報をサービス担当者会議テーブルとして記憶するサービス担当者会議テーブル記憶手段と、を更に備え、前記サービス提供手段は、前記端末から前記サービス担当者会議テーブルへの文字情報の追加、変更、又は削除が要求されると共に、前記認証手段により認証されたユーザIDを受信した場合に、前記介護保険情報テーブルに基づいて、前記ユーザIDに関連する前記利用者のユーザIDを抽出し、この抽出されたユーザIDの利用者に関する文字情報をサービス担当者会議テーブルとしてサービス担当者会議テーブル記憶手段に記憶させるカンファレンス処理手段と、を更に有することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る介護支援システムの第13の特徴は、前記ユーザID毎に前記介護サービスの実績を提供票テーブルとして記憶する提供票テーブル記憶手段と、前記事業所へ請求する金額を含む請求内容を請求情報テーブルとして記憶する請求情報テーブル記憶手段と、を更に備え、前記サービス提供手段は、前記端末から請求書の発行が要求されると共に、前記介護保険情報の一部又は全てが属性情報として供給された場合に、前記介護保険情報テーブルから、前記供給された属性情報を含む介護保険情報に対応する前記ユーザIDを抽出すると共に、前記提供票テーブル記憶手段に記憶された提供票テーブルから、前記抽出されたユーザIDを含む提供票テーブルを抽出し、この抽出された提供票テーブルに基づいて、請求書を生成する請求書発行処理手段と、を更に有することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る介護支援システムの第14の特徴は、商品を一意に識別する商品IDと、前記商品に関する情報である広告情報とを関連づけて、広告テーブルとして記憶する広告テーブル記憶手段と、前記商品IDと、前記商品を利用した利用者の前記ユーザIDとを関連付けて、福祉用具情報テーブルとして記憶する福祉用具情報テーブル記憶手段と、を更に備え、前記サービス提供手段は、前記広告テーブル記憶手段と福祉用具情報テーブルとに基づいて、前記認証手段により認証された前記ユーザIDに関連する前記広告情報を抽出し、この抽出された広告情報を表示する広告表示手段を、更に有することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る介護支援システムの第15の特徴は、商品を一意に識別する商品IDと、前記商品の商品名称を含む前記商品に関する商品情報とを関連づけて、商品テーブルとして記憶する商品テーブル記憶手段と、前記商品IDと、前記商品に関する広告情報とを関連づけて、広告テーブルとして記憶する広告テーブル記憶手段と、前記商品IDと、前記商品を利用した利用者の前記ユーザIDとを関連付けて、福祉用具情報テーブルとして記憶する福祉用具情報テーブル記憶手段と、を更に備え、前記サービス提供手段は、操作者の操作により前記端末から、前記介護保険情報の一部又は全て並びに前記商品情報の一部又は全てが供給された場合に、前記介護保険情報テーブルと前記商品テーブルと前記福祉用具情報テーブルとに基づいて、前記供給された前記介護保険情報の一部又は全て並びに前記商品情報の一部又は全てに関連する前記利用者が利用した商品の商品IDを抽出し、前記広告テーブルに基づいて、前記抽出された商品IDに対応する前記広告情報が存在する前記商品名称を一覧表示させる広告検索手段と、前記操作者の操作により、前記広告検索手段により一覧表示された商品名称のいずれか1つが選択された場合に、この選択された商品名称に関連づけられた前記広告情報を前記端末に表示させる広告情報表示制御手段と、前記商品テーブルと前記福祉用具情報テーブルと前記介護保険情報テーブルとに基づいて、前記選択された商品名称の商品を利用した利用者に関連する前記介護保険情報を抽出し、この抽出された介護保険情報に基づいて、前記商品の前記利用者に対する統計分析を行い、この統計分析結果を前記端末に表示させる商品購入支援情報表示制御手段と、を更に有することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る介護支援システムの第16の特徴は、前記商品IDと、前記ユーザIDを含む前記商品の購入履歴とを関連付けて、Eコマーステーブルとして記憶するEコマーステーブル記憶手段と、を更に備え、前記サービス提供手段は、前記広告表示手段又は前記広告情報表示制御手段により表示された広告情報のうちいずれかが選択された場合に、この選択された広告情報が示す商品の購入手続き処理を実行する購入処理手段と前記購入処理手段により購入手続き処理が実行された商品の商品IDと、前記認証手段により認証された前記ユーザIDを含む購入履歴とを関連付けて、新たなEコマーステーブルとしてEコマーステーブル記憶手段に記憶させる購入記憶制御手段と、を更に有することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る介護支援プログラムの第1の特徴は、複数の事業所に配置された端末とネットワークを介して接続され、前記事業所に所属するスタッフが利用者に対して介護サービスを行う上で必要な介護サービス情報を前記端末に提供するための介護支援プログラムであって、コンピュータに、前記事業所毎に前記スタッフ及び前記利用者を一意に識別するユーザ情報ID毎に、前記コンピュータにおいて前記スタッフ及び前記利用者を一意に識別するユーザIDと、前記スタッフ又は前記利用者に関する情報とを関連づけて、ユーザ情報テーブルとしてユーザ情報テーブル記憶手段に記憶させるユーザ情報テーブル記憶ステップと、前記ユーザIDと、前記スタッフを一意に識別可能な情報を含むスタッフ属性情報とを関連づけて、スタッフ情報テーブルとしてスタッフ情報テーブル記憶手段に記憶させるスタッフ情報テーブル記憶ステップと、前記ユーザIDと、前記利用者を一意に識別可能な情報を含む介護保険情報とを関連づけて、介護保険情報テーブルとして介護保険情報テーブル記憶手段に記憶させる介護保険情報テーブル記憶ステップと、前記端末から前記スタッフ及び前記利用者の登録が要求されると共に、前記スタッフ又は前記利用者に関する情報を受信した場合に、この受信した情報が、前記スタッフ属性情報、又は前記介護保険情報に含まれる情報に一致するか否かを判定する属性判定ステップと、前記属性判定ステップにより一致したと判定された場合、新たなユーザ情報IDを割り当て、この割り当てたユーザ情報IDと、前記一致した情報に関連づけられた前記ユーザIDと、前記受信した情報とに基づいて、新たなユーザ情報テーブルを生成し、この生成したユーザ情報テーブルを前記ユーザ情報テーブル記憶手段に記憶させると共に、前記属性判定手段により一致しないと判定された場合、新たなユーザ情報ID及びユーザIDを割り当て、この割り当てたユーザ情報ID及びユーザIDと前記受信した情報とに基づいて、前記ユーザ情報テーブルと、前記スタッフ属性テーブル又は前記介護保険情報テーブルとを生成し、この生成したテーブルをユーザ情報テーブル記憶手段と、スタッフ情報テーブル記憶手段又は介護保険情報テーブル記憶手段とにそれぞれ記憶させる登録ステップと、前記スタッフ情報テーブル記憶手段及び前記介護保険情報テーブル記憶手段に記憶された前記スタッフ属性テーブル及び前記介護保険情報テーブルとに基づいて、前記端末から要求された前記介護サービス情報を前記ネットワークを介して前記端末に送信するサービス提供ステップと、を実行させることにある。
本発明に係る介護支援システム及び介護支援プログラムによれば、介護に関連する事業所のスタッフ及び利用者が利用者に関する介護情報を共有すると共に、この共有された介護情報に基づいて、適切な介護サービスを支援することができる。
本発明の一実施形態である介護支援システムの構成を示した構成図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムの人情報登録部及び介護情報登録部の構成を示した構成図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムの人情報登録部及び介護情報登録部とが記憶する各種テーブルの一例の一覧を示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムのサービス提供部の構成示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムの認証部による認証処理の処理フローを示したフローチャートである。 本発明の一実施形態である介護支援システムが、端末に表示させたポータル画面の一例を示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムの人情報登録部による登録処理の処理フローを示したフローチャートである。 本発明の一実施形態である介護支援システムの人情報登録部が、端末に表示させた登録メニュー画面の一例を示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムの介護情報登録部による介護情報入力処理の処理フローを示したフローチャートである。 本発明の一実施形態である介護支援システムが端末に表示させた提供票入力画面の一例を示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムの適任者検索部によるケアマネ検索処理の処理フローを示したフローチャートである。 本発明の一実施形態である介護支援システムが端末に表示させた検索入力画面の一例を示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムが端末3に表示されたケアマネジャーであるスタッフのスタッフ一覧表示画面の一例を示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムが備えるケアマネ支援情報表示制御部が端末に表示させたスタッフ詳細情報表示画面の一例を示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムの支援情報提供部18による計画書類作成支援処理の処理フローを示したフローチャートである。 本発明の一実施形態である介護支援システムが端末に表示された計画書類作成メニュー画面の一例を示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムが端末に表示させた事例検索条件入力画面の一例を示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムが端末に表示させた分析画面の一例を示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムが端末に表示させた分析画面の一例を示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムが端末に表示させたケアプラン内容情報の一例を示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムが端末に表示させたケアプラン内容情報の一例を示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムが端末に表示させたケアプラン内容情報の一例を示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムの地域ケア分布提供部による地域ケア分析処理の処理フローを示したフローチャートである。 (a)は、本発明の一実施形態である介護支援システムが端末に表示させた最大縮尺の地域入力画面の一例を示した図であり、(b)は、本発明の一実施形態である介護支援システムが端末に表示させた最小縮尺の地域入力画面の一例を示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムが端末に表示させた事業所関連図の一例を示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムが端末に表示された委託率表の一例を示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムが端末に表示された受託率表の一例を示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムのカンファレンス処理部によるカンファレンス処理の処理フローを示したフローチャートである。 本発明の一実施形態である介護支援システムが端末に表示されたカンファレンス画面の一例を示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムのカンファレンス処理部が端末に印刷させたカンファレンス経過記録の一例を示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムの請求書発行処理部による請求書発行処理の処理フローを示したフローチャートである。 本発明の一実施形態である介護支援システムが端末に表示された請求書発行メニュー画面の一例を示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムが端末に表示させた請求書作成画面の一例を示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムが端末に表示させた利用者属性入力画面の一例を示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムの広告処理部による広告表示処理の処理フローを示したフローチャートである。 本発明の一実施形態である介護支援システムの広告処理部による広告検索処理の処理フローを示したフローチャートである。 本発明の一実施形態である介護支援システムが端末に表示させた広告検索画面の一例を示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムが端末に表示させた商品一覧表示画面の一例を示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムが備える商品購入支援情報表示制御部が、端末に表示させた広告情報と統計分析結果とを含む広告詳細情報表示画面の一例を示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムのEコマース処理部によるEコマース処理の処理フローを示したフローチャートである。 商品カートの内容を表示する商品カート画面の一例を示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムが備える購入処理部により表示された注文画面の一例を示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムの人情報記憶部及び介護情報記憶部が記憶する各記憶部の関連を示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムの人情報記憶部のユーザ情報記憶部に記憶されたテーブルを示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムの人情報記憶部の資格情報記憶部に記憶されたテーブルを示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムの人情報記憶部の企業情報記憶部とに記憶されたテーブルを示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムの介護情報記憶部の介護業務情報記憶部に記憶されたテーブルを示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムの介護情報記憶部の連絡機能記憶部に記憶されたテーブルを示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムの介護情報記憶部の請求情報記憶部に記憶されたテーブルを示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムの介護情報記憶部のスケジュール勤怠給与情報記憶部に記憶されたテーブルを示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムの介護情報記憶部の広告販売情報記憶部に記憶されたテーブルを示した図である。 本発明の一実施形態である介護支援システムの介護情報記憶部の分析情報記憶部に記憶されたテーブルを示した図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の一実施形態では、複数の事業所に配置された端末とネットワークを介して接続され、介護に関連するあらゆる事業所又は人が介護情報を共有すると共に、この共有された介護情報に基づいて、事業所のスタッフが利用者に対して介護サービスを行う上で必要な介護サービス情報を端末に提供する介護支援システムを例に挙げて説明する。
<介護支援システムの構成>
図1は、本発明の一実施形態である介護支援システムの構成を示した構成図である。
図1に示すように、介護支援システム1は、ネットワーク2を介して、それぞれの事業所に設置されている端末3〜端末10と接続されている。なお、図1では、端末3〜端末10は、各事業所毎に1台を図示しているが、それぞれの事業所毎に複数の端末が備える構成としてもよい。
端末3〜端末10は、それぞれコンピュータにより構成され、CPU、メモリ、入力部、表示部等を備えている。
また、端末3〜端末10は、それぞれの事業所毎に配置され、その事業所に所属する自治体職員、事業支援センタ職員、ケアマネジャー、ヘルパ、看護士、及び医師等(以下、スタッフという)の操作により、介護支援システム1に、事業所のスタッフが要介護者(以下、利用者という)に対して介護サービスを行う上で必要な様々な介護サービス情報の提供を要求する。
図1に示すように、介護支援システム1は、送受信部11と、認証部12と、人情報登録部13と、介護情報登録部14と、適任者検索部15と、人情報記憶部16と、介護情報記憶部17と、支援情報提供部18と、地域ケア分布提供部19と、カンファレンス処理部20と、請求書発行処理部21と、広告処理部22と、Eコマース処理部23とを備えている。なお、適任者検索部15と、支援情報提供部18と、地域ケア分布提供部19と、カンファレンス処理部20と、請求書発行処理部21と、広告処理部22と、Eコマース処理部23とは、サービス提供部30を構成する。
送受信部11は、LANカードなどの通信装置であり、この送受信部11を介してネットワーク2に接続することによって、端末3〜端末10から、介護サービス情報の提供を要求する要求信号を受け付け、又は、この要求信号に基づいて、端末3〜端末10へ、介護サービス情報を送信する。
認証部12は、端末3〜端末10からスタッフ又は利用者の認証が要求された場合に、このスタッフ又は利用者の認証を行う。
人情報登録部13は、後述する人情報記憶部16に記憶された各種テーブルを更新する。具体的には、人情報登録部13は、その機能上、属性判定部13aと、登録部13bとを備えている。
属性判定部13aは、端末3〜端末10からスタッフ又は利用者の登録が要求されると共に、スタッフ又は利用者に関する情報を受信した場合に、この受信した情報が、スタッフ属性情報、又は介護保険情報に含まれる情報に一致するか否かを判定する。
登録部13bは、属性判定部13aにより一致したと判定された場合、新たなユーザ情報IDを割り当て、この割り当てたユーザ情報IDと、一致した情報に関連づけられたユーザIDと、受信した情報とに基づいて、新たなユーザ情報テーブルを生成し、この生成したユーザ情報テーブルをユーザ情報テーブル記憶部に記憶させる。また、登録部13bは、属性判定部13aにより一致しないと判定された場合、新たなユーザ情報ID及びユーザIDを割り当て、この割り当てたユーザ情報ID及びユーザIDと受信した情報とに基づいて、ユーザ情報テーブルと、スタッフ属性テーブル又は介護保険情報テーブルとを生成し、この生成したテーブルをユーザ情報テーブル記憶部と、スタッフ情報テーブル記憶部又は介護保険情報テーブル記憶部とにそれぞれ記憶させる。
介護情報登録部14は、端末3〜端末10から利用者に関する介護情報の追加、編集、又は削除の要求があった場合に、認証部12により認証されたユーザ情報IDに対応するユーザIDに付与された権限に基づいて、後述する介護情報記憶部17に記憶された介護情報テーブルの追加、編集、又は削除を行う。
図2は、本発明の一実施形態である介護支援システム1の人情報記憶部16及び介護情報記憶部17の構成を示した構成図である。
人情報記憶部16は、例えばハードディスク等で構成され、ユーザ情報記憶部161と、資格情報記憶部162と、企業情報記憶部163とを備えている。
ユーザ情報記憶部161は、ユーザIDテーブル記憶部161aと、ログイン情報管理テーブル記憶部161bと、ユーザ情報テーブル記憶部161cとを備えている。
資格情報記憶部162は、介護保険情報テーブル記憶部162aと、スタッフ情報テーブル記憶部162bとを備えている。
企業情報記憶部163は、法人テーブル記憶部163aと、事業所テーブル記憶部163bとを備えている。
また、介護情報記憶部17は、例えばハードディスク等で構成され、利用者の介護に関する情報テーブルである介護情報テーブルを記憶する。具体的には、介護情報記憶部17は、介護業務情報記憶部171と、連絡機能記憶部172と、請求情報記憶部173と、スケジュール勤怠給与情報記憶部174と、広告販売情報記憶部175と、分析情報記憶部176と、介護辞書記憶部177とを備えている。
介護業務情報記憶部171は、アセスメントテーブル記憶部171aと、ケアプランテーブル記憶部171bと、提供票テーブル記憶部171cと、訪問介護情報テーブル記憶部171dと、通所介護情報テーブル記憶部171eと、訪問看護情報テーブル記憶部171fと、通所リハビリ情報テーブル記憶部171gと、福祉用具情報テーブル記憶部171hと、居室管理テーブル記憶部171kと、車両管理テーブル記憶部171mとを備える。
連絡機能記憶部172は、申し送りテーブル記憶部172aと、サービス担当者会議テーブル記憶部172bとを備える。
請求情報記憶部173は、介護保険請求情報テーブル記憶部173aと、医療請求情報テーブル記憶部173bと、障害者請求情報テーブル記憶部173cと、利用者請求情報テーブル記憶部173dと、債権管理テーブル記憶部173eとを備える。
スケジュール勤怠給与情報記憶部174は、スケジュール管理テーブル記憶部174aと、給与マスターテーブル記憶部174bと、給与履歴テーブル記憶部174cとを備ええる。
広告販売情報記憶部175は、広告テーブル記憶部175aと、Eコマーステーブル記憶部175bとを備える。
分析情報記憶部176は、分析閲覧権限テーブル記憶部176aと、分析結果テーブル記憶部176bとを備える。
介護辞書記憶部177は、介護に関する用語と、この用語の意味とを関連付けて介護辞書として記憶する。
図43は、本発明の一実施形態である介護支援システム1の人情報記憶部16及び介護情報記憶部17が記憶する各記憶部の関連を示した図であり、図3は、本発明の一実施形態である介護支援システム1の人情報記憶部16及び介護情報記憶部17が記憶する各種テーブルの一例の一覧を示した図である。
ユーザ情報記憶部161と、資格情報記憶部162と、企業情報記憶部163と、介護業務情報記憶部171と、連絡機能記憶部172と、請求情報記憶部173と、スケジュール勤怠給与情報記憶部174と、広告販売情報記憶部175と、分析情報記憶部176とは、それぞれデータベースとしての機能上、図43に示すように接続されている。
また、本発明の一実施形態である介護支援システム1の人情報記憶部16及び介護情報記憶部17が記憶する各記憶部には、図3に示すように、仕様用途毎に各種テーブルが記憶されている。なお、それぞれの記憶部に記憶されたテーブルを総称して介護情報テーブルという。
図44は、本発明の一実施形態である介護支援システム1の人情報記憶部16のユーザ情報記憶部161に記憶されたテーブルを示した図である。
図44に示すように、ユーザ情報記憶部161は、ユーザIDテーブル記憶部161aと、ログイン情報管理テーブル記憶部161bと、ユーザ情報テーブル記憶部161cとを備えている。
ユーザIDテーブル記憶部161aは、介護支援システム1においてスタッフ及び利用者を一意に識別するユーザIDと、事業所毎にスタッフ及び利用者を一意に識別するユーザ情報IDと、分析閲覧IDと、アカウントIDとを関連づけて、ユーザIDテーブルとして記憶する。
ログイン情報管理テーブル記憶部161bは、ユーザID毎の権限をログイン情報管理テーブルとして記憶する。具体的には、ログイン情報管理テーブル記憶部161bは、アカウントIDと、ユーザIDと、事業所毎にスタッフ及び利用者を一意に識別するログインIDと、ログインパスワードと、権限を示すログインレベルと、有効開始日時と、有効終了日時とを関連付けてログイン情報管理テーブルとして記憶する。
ユーザ情報テーブル記憶部161cは、ユーザ情報ID毎に、ユーザIDと、スタッフ及び利用者に関する属性情報とを関連づけて、ユーザ情報テーブルとして記憶する。ここで、スタッフ及び利用者に関する属性情報には、お客様番号や性、名、生年月日等が含まれる。
図45は、本発明の一実施形態である介護支援システム1の人情報記憶部16の資格情報記憶部162に記憶されたテーブルを示した図である。
図45に示すように、資格情報記憶部162は、介護保険情報テーブル記憶部162aと、スタッフ情報テーブル記憶部162bとを備えている。
介護保険情報テーブル記憶部162aは、ユーザIDと、利用者を一意に識別可能な情報を含む介護保険情報を、介護保険情報テーブルとして記憶する。ここでは、介護保険情報には、利用者を一意に識別可能な情報として被保険者番号、利用者が介護サービスを提供された事業所に対応する事業所ID、担当したケアマネジャーのユーザIDなどが含まれている。また、介護保険情報には、要介護の度合いを示す要介護認定区分、この要介護認定区分が認定された認定有効開始日、この要介護認定区分の認定が解除された認定有効終了日の組が少なくとも1組以上含まれている。
スタッフ情報テーブル記憶部162bは、ユーザIDと、スタッフを一意に識別可能な情報を含むスタッフ属性情報とを関連づけてスタッフ情報テーブルとして記憶する。ここでは、スタッフ属性情報には、スタッフを一意に識別可能な情報として従業員番号、スタッフの職種を示す職種区分等が含まれている。
図46は、本発明の一実施形態である介護支援システム1の人情報記憶部16の企業情報記憶部163とに記憶されたテーブルを示した図である。
図46に示すように、企業情報記憶部163は、法人テーブル記憶部163aと、事業所テーブル記憶部163bとを備えている。
法人テーブル記憶部163aは、法人を一意に識別する法人IDと、この法人の属性情報とを関連づけて法人情報テーブルとして記憶する。この法人の属性情報には、企業名や代表者名などが含まれる。
事業所テーブル記憶部163bは、事業所を一意に識別する事業所IDと、この事業所の属性情報と、この事業所に所属するスタッフのユーザIDとが関連づけて事業所テーブルとして記憶する。この事業所の属性情報には、事業所名、事業所番号、介護のサービス種類を示すサービス種類、郵便番号等などが含まれる。
図47は、本発明の一実施形態である介護支援システム1の介護情報記憶部17の介護業務情報記憶部171に記憶されたテーブルを示した図である。
図47に示すように、アセスメントテーブル記憶部171aと、ケアプランテーブル記憶部171bと、提供票テーブル記憶部171cと、訪問介護情報テーブル記憶部171dと、通所介護情報テーブル記憶部171eと、訪問看護情報テーブル記憶部171fと、通所リハビリ情報テーブル記憶部171gと、福祉用具情報テーブル記憶部171hと、グループホーム情報テーブル記憶部171jと、居室管理テーブル記憶部171kと、車両管理テーブル記憶部171mとを備えている。
アセスメントテーブル記憶部171aは、アセスメントID毎に、ユーザIDやアセスメント基準日などを関連付けてアセスメントテーブルとして記憶する。
ケアプランテーブル記憶部171bは、ケアプランID毎に、ユーザID、登録日、ケアプラン項目などを関連付けてケアプランテーブルとして記憶する。
提供票テーブル記憶部171cは、提供票ID毎に、ユーザID、介護サービスが提供されたサービス年月日、介護サービスの開始時刻及び終了時刻、サービス種類コード(サービス種類)、サービス項目コード(サービス項目)などを関連付けて提供票テーブルとして記憶する。ここで、サービス種類コードとは、厚生労働省により定められた介護サービスの種類を一意に識別するコードであり、サービス項目コードも、同様に厚生労働省により定められた介護サービスの具体的な内容を一意に識別するコードである。
訪問介護情報テーブル記憶部171dは、訪問介護ID毎に、ユーザIDや作成日などを関連付けて訪問介護情報テーブルとして記憶する。
通所介護情報テーブル記憶部171eは、通所介護ID毎に、ユーザIDや作成日などを関連付けて通所介護情報テーブルとして記憶する。
訪問看護情報テーブル記憶部171fは、訪問看護ID毎に、ユーザIDや作成日などを関連付けて訪問看護情報テーブルとして記憶する。
通所リハビリ情報テーブル記憶部171gは、通所リハビリID毎に、ユーザIDや作成日などを関連付けて通所リハビリ情報テーブルとして記憶する。
これら訪問介護情報テーブル記憶部171dと、通所介護情報テーブル記憶部171eと、通所リハビリ情報テーブル記憶部171gとは、サービス種類コード毎に作成され、各種テーブル毎に、閲覧権限のあるログインされたスタッフにより閲覧が可能なように設定されている。なお、本実施形態では、訪問介護情報テーブル記憶部171dと、通所介護情報テーブル記憶部171eと、通所リハビリ情報テーブル記憶部171gを備える構成としたが、これに限らず、サービス種類コード毎に4つ以上の記憶部を備える構成としてもよい。
福祉用具情報テーブル記憶部171hは、福祉用具ID毎に、ユーザID、介護用の商品(福祉用具)を一意に識別する商品ID、作成日などを関連付けて福祉用具情報テーブルとして記憶する。
グループホーム情報テーブル記憶部171jは、グループホームID毎に、ユーザIDや作成日などを関連付けてグループホーム情報テーブルとして記憶する。
居室管理テーブル記憶部171kは、事業所ID毎に、ユーザIDや居室IDなどを関連付けて居室管理テーブルとして記憶する。
車両管理テーブル記憶部171mは、事業所ID毎に、ユーザIDや車両IDなどを関連付けて車両管理テーブルとして記憶する。
図48は、本発明の一実施形態である介護支援システム1の介護情報記憶部17の連絡機能記憶部172に記憶されたテーブルを示した図である。
図48に示すように、申し送りテーブル記憶部172aと、サービス担当者会議テーブル記憶部172bとを備える。
申し送りテーブル記憶部172aは、申し送りID毎に、ユーザIDや本文などを関連付けて申し送りテーブルとして記憶する。
サービス担当者会議テーブル記憶部172bは、掲示板ID毎に、ユーザID、スタッフID、議題ID、本文内容などを関連付けてサービス担当者会議テーブルとして記憶する。
図49は、本発明の一実施形態である介護支援システム1の介護情報記憶部17の請求情報記憶部173に記憶されたテーブルを示した図である。
図49に示すように、請求情報記憶部173は、介護保険請求情報テーブル記憶部173aと、医療請求情報テーブル記憶部173bと、障害者請求情報テーブル記憶部173cと、利用者請求情報テーブル記憶部173dと、債権管理テーブル記憶部173eとを備える。
介護保険請求情報テーブル記憶部173aは、介護保険請求書ID毎に、ユーザIDや保険請求額などを関連付けて介護保険請求情報テーブルとして記憶する。
医療請求情報テーブル記憶部173bは、医療保険請求書ID毎に、ユーザIDや保険請求額などを関連付けて医療保険請求情報テーブルとして記憶する。
障害者請求情報テーブル記憶部173cは、障害者請求書ID毎に、ユーザIDや保険請求額などを関連付けて障害者請求情報テーブルとして記憶する。
利用者請求情報テーブル記憶部173dは、利用者請求書ID毎に、事業所IDや、ユーザIDや、利用者負担額などを関連付けて利用者請求情報テーブルとして記憶する。
債権管理テーブル記憶部173eは、債券伝票ID毎に、ユーザIDやサービス年月などを関連付けて債権管理テーブルとして記憶する。
図50は、本発明の一実施形態である介護支援システム1の介護情報記憶部17のスケジュール勤怠給与情報記憶部174に記憶されたテーブルを示した図である。
図50に示すように、スケジュール勤怠給与情報記憶部174は、スケジュール管理テーブル記憶部174aと、給与マスターテーブル記憶部174bと、給与履歴テーブル記憶部174cとを備える。
スケジュール管理テーブル記憶部174aは、スケジュール配置ID毎に、ユーザIDやサービス予定などを関連付けてスケジュール管理テーブルとして記憶する。
給与マスターテーブル記憶部174bは、給与設定ID毎に、企業IDや一人当たりの金額などを関連付けて給与マスターテーブルとして記憶する。
給与履歴テーブル記憶部174cは、給与ID毎に、企業IDや、スタッフIDや、給与金額などを関連付けて給与履歴テーブルとして記憶する。
図51は、本発明の一実施形態である介護支援システム1の介護情報記憶部17の広告販売情報記憶部175に記憶されたテーブルを示した図である。
広告販売情報記憶部175は、広告テーブル記憶部175aと、Eコマーステーブル記憶部175bと、商品テーブル記憶部176cとを備える。
広告テーブル記憶部175aは、広告ID毎に、商品ID、企業ID、広告内容(広告情報)などを関連付けて広告テーブルとして記憶する。
Eコマーステーブル記憶部175bは、商品を一意に識別する商品ID毎に、広告ID、商品単価、商品を購入した利用者又はスタッフのユーザIDなどを関連付けてEコマーステーブルとして記憶する。
商品テーブル記憶部176cは、商品ID毎に、商品情報、即ち、商品の商品名称を含む商品概要、商品単価、販売価格などを関連付けて商品テーブルとして記憶する。
図52は、本発明の一実施形態である介護支援システム1の介護情報記憶部17の分析情報記憶部176に記憶されたテーブルを示した図である。
分析情報記憶部176は、分析閲覧権限テーブル記憶部176aと、分析結果テーブル記憶部176bとを備える。
分析閲覧権限テーブル記憶部176aは、分析閲覧権限ID毎に、分析帳票IDなどを関連付けて分析閲覧権限テーブルとして記憶する。
分析結果テーブル記憶部176bは、分析帳票ID毎に、分析結果などを関連付けて分析結果テーブルとして記憶する。
図4は、本発明の一実施形態である介護支援システム1のサービス提供部30の構成を示した図である。
図4に示すように、サービス提供部30は、適任者検索部15と、支援情報提供部18と、地域ケア分布提供部19と、カンファレンス処理部20と、請求書発行処理部21と、広告処理部22と、Eコマース処理部23とを備えている。
適任者検索部15は、その機能上、ケアマネ検索部15aと、ケアマネ情報表示制御部15bと、ケアマネ支援情報表示制御部15cとを備えている。
ケアマネ検索部15aは、操作者の操作により端末3〜端末10から介護保険情報の一部又は全てが属性情報として供給された場合に、ユーザ情報テーブルとスタッフ属性情報テーブルと介護保険情報テーブルとに基づいて、供給された属性情報に関連する利用者に介護サービスを提供したケアマネジャーであるスタッフのスタッフ名称を、端末3〜端末10に一覧表示させる。
ケアマネ情報表示制御部15bは、操作者の操作により、ケアマネ検索部15aにより一覧表示されたスタッフ名称のいずれか1つが選択された場合に、この選択されたスタッフ名称に関連づけられたスタッフ属性情報を端末3〜端末10に表示させる。
ケアマネ支援情報表示制御部15cは、介護保険情報テーブルから、選択されたスタッフ名称に関連する介護保険情報を抽出し、この抽出された介護保険情報に基づいて、スタッフの利用者に対する介護サービスの統計分析を行い、この統計分析結果を端末3〜端末10に表示させる。
支援情報提供部18は、その機能上、初期分析部18aと、継続分析部18bと、ケアプラン抽出部18cと、ケアプラン作成部18dとを備えている。
初期分析部18aは、操作者の操作により端末3〜端末10から介護保険情報の一部又は全てが属性情報として供給された場合に、介護保険情報テーブルから、供給された属性情報を含む介護保険情報に対応するユーザIDを抽出すると共に、端末3〜端末10に複数の分析項目を一覧表示させ、操作者による端末の操作により、一覧表示された複数の分析項目のうちいずれか1つが選択された場合に、抽出されたユーザIDと介護保険情報又は提供票とに基づいて、選択された分析項目に対する分析結果を端末3〜端末10に表示させる。
継続分析部18bは、操作者による端末3〜端末10の操作により、端末3〜端末10に一覧表示された複数の分析項目のうちいずれか1つが選択されると共に、初期分析部18a又は継続分析部18bによる前回の分析結果により区分された分析要素のうちいずれか1つが選択された場合に、介護保険情報テーブルに基づいて、初期分析部18a又は継続分析部18bにより前回の分析により抽出されたユーザIDの中から選択された分析要素に該当するユーザIDを抽出する。そして、継続分析部18bは、この抽出されたユーザIDと介護保険情報又は提供票とに基づいて選択された分析項目に対する分析結果を端末3〜端末10に表示させる。
ケアプラン抽出部18cは、操作者による端末3〜端末10の操作により、端末3〜端末10に一覧表示された複数の分析項目の1つであるケアプラン作成が選択されると共に、初期分析部18a又は継続分析部18bによる分析結果により区分された分析要素のうちいずれか1つが選択された場合に、介護保険情報に基づいて、初期分析部18a又は継続分析部18bにより前回の分析により抽出されたユーザIDの中から選択された分析要素に該当するユーザIDを抽出し、ケアプランテーブルに基づいて、抽出されたユーザIDを含むケアプラン内容情報を抽出する。
ケアプラン作成部18dは、ケアプラン抽出部18cにより抽出されたケアプラン内容情報の中からいずれか1つが選択された場合に、この選択されたケアプラン内容情報を端末3〜端末10に表示させると共に、この表示されたケアプラン内容情報に基づいて、操作者の操作により編集された新たなケアプラン内容情報に、新たなケアプランIDを割り当て、新たなケアプランテーブルとしてケアプランテーブル記憶部171bに記憶させる。
また、初期分析部18aは、その機能上、初期改善率算出部181と、初期サービス提供分類算出部182と、初期サービス提供実績算出部183と、初期頻出単語分析部184とを備えている。
初期改善率算出部181は、操作者の操作により端末3〜端末10から介護保険情報の一部又は全てが属性情報として供給された場合に、介護保険情報テーブル記憶部162aに記憶された介護保険情報テーブルから、供給された属性情報を含む介護保険情報に対応するユーザIDを抽出する。そして、初期改善率算出部181は、端末3〜端末10に複数の分析項目を一覧表示させ、操作者による端末3〜端末10の操作により、一覧表示された複数の分析項目の1つである改善度が選択された場合に、抽出されたユーザIDに基づいて、介護保険情報テーブルから介護保険情報を抽出し、この抽出された介護保険情報に基づいて、利用者の改善度合いを複数の分析要素に区分する。
初期サービス提供分類算出部182は、操作者の操作により端末3〜端末10から介護保険情報の一部又は全てが属性情報として供給された場合に、介護保険情報テーブル記憶部162aに記憶された介護保険情報テーブルから、供給された属性情報を含む介護保険情報に対応するユーザIDを抽出する。そして、初期サービス提供分類算出部182は、端末3〜端末10に複数の分析項目を一覧表示させ、操作者による端末3〜端末10の操作により、一覧表示された複数の分析項目の1つであるサービス提供分類が選択された場合に、抽出されたユーザIDに基づいて、提供票テーブルからサービス種類を抽出し、この抽出されたサービス種類に基づいて、サービス種類を分析要素として区分し、この区分毎の利用者の数を算出する。
初期サービス提供実績算出部183は、操作者の操作により端末3〜端末10から介護保険情報の一部又は全てが属性情報として供給された場合に、介護保険情報テーブル記憶部162aに記憶された介護保険情報テーブルから、供給された属性情報を含む介護保険情報に対応するユーザIDを抽出する。そして、初期サービス提供実績算出部183は、端末3〜端末10に複数の分析項目を一覧表示させ、操作者による端末3〜端末10の操作により、一覧表示された複数の分析項目の1つであるサービス提供時間又はサービス提供頻度が選択された場合に、抽出されたユーザIDに基づいて、提供票テーブルからサービス実績を抽出し、この抽出されたサービス種実績に基づいて、介護サービスを受けた合計時間を示すサービス時間又は介護サービスを受けた頻度を示すサービス頻度を分析要素として区分し、この区分毎の利用者の数を算出する。
初期頻出単語分析部184は、操作者の操作により端末3〜端末10から介護保険情報の一部又は全てが属性情報として供給された場合に、介護保険情報テーブル記憶部162aに記憶された介護保険情報テーブルから、供給された属性情報を含む介護保険情報に対応するユーザIDを抽出する。そして、初期頻出単語分析部184は、端末3〜端末10に複数の分析項目を一覧表示させ、操作者による端末3〜端末10の操作により、一覧表示された複数の分析項目の1つである頻出単語分析が選択された場合に、抽出されたユーザIDに基づいて、サービス担当者会議テーブル記憶部172bからサービス担当者会議テーブルを抽出し、介護辞書記憶部177に記憶された介護単語辞書情報に基づいて、抽出したサービス担当者会議テーブルの中から頻出の単語を分析要素として区分し、この区分毎の出現回数を算出する。
また、継続分析部18bは、その機能上、継続改善率算出部191と、継続サービス提供分類算出部192と、継続サービス提供実績算出部193と、継続頻出単語分析部194とを備えている。
継続改善率算出部191は、操作者による端末3〜端末10の操作により、端末3〜端末10に一覧表示された複数の分析項目の1つである改善率が選択されると共に、改善率以外の分析項目に基づいた前回の分析により区分された分析要素のうちいずれか1つが選択された場合に、介護保険情報テーブル記憶部162aに記憶された介護保険情報テーブルに基づいて、前回の分析により抽出されたユーザIDの中から選択された分析要素に該当するユーザIDを抽出する。そして、継続改善率算出部191は、この抽出されたユーザIDに基づいて、介護保険情報テーブルから介護保険情報を抽出し、この抽出された介護保険情報に基づいて、利用者の改善度合いを複数の分析要素に区分する。
継続サービス提供分類算出部192は、操作者による端末3〜端末10の操作により、端末3〜端末10に一覧表示された複数の分析項目の1つであるサービス提供分類が選択されると共に、サービス提供分類以外の分析項目に基づいた前回の分析により区分された分析要素のうちいずれか1つが選択された場合に、介護保険情報テーブル記憶部162aに記憶された介護保険情報テーブルに基づいて、前回の分析により抽出されたユーザIDの中から選択された分析要素に該当するユーザIDを抽出する。そして、継続サービス提供分類算出部192は、この抽出されたユーザIDに基づいて、提供票テーブルからサービス種類を抽出し、この抽出されたサービス種類に基づいて、サービス種類を分析要素として区分し、この区分毎の利用者の数を算出する。
継続サービス提供実績算出部193は、操作者による端末3〜端末10の操作により、端末3〜端末10に一覧表示された複数の分析項目の1つであるサービス提供時間又はサービス提供頻度が選択されると共に、サービス提供時間及びサービス提供頻度以外の分析項目に基づいた前回の分析により区分された分析要素のうちいずれか1つが選択された場合に、介護保険情報テーブル記憶部162aに記憶された介護保険情報テーブルに基づいて、前回の分析により抽出されたユーザIDの中から選択された分析要素に該当するユーザIDを抽出する。そして、継続サービス提供実績算出部193は、この抽出されたユーザIDに基づいて、提供票テーブルからサービス実績を抽出し、この抽出されたサービス実績に基づいて、介護サービスを受けた合計時間を示すサービス時間又は介護サービスを受けた頻度を示すサービス頻度を分析要素として区分し、この区分毎の利用者の数を算出する。
継続頻出単語分析部194は、操作者による端末3〜端末10の操作により、端末3〜端末10に一覧表示された複数の分析項目の1つである頻出単語分析が選択された場合に、前回の分析により抽出されたユーザIDに基づいて、サービス担当者会議テーブル記憶部172bからサービス担当者会議テーブルを抽出する。そして、継続頻出単語分析部194は、介護辞書記憶部177に記憶された介護単語辞書情報に基づいて、抽出したサービス担当者会議テーブルの中から頻出の単語を分析要素として区分し、この区分毎の出現回数を算出する。
地域ケア分布提供部19は、事業所抽出部19aと、客数算出部19bと、仕事量算出部19cと、地域ケア分析表示部19dとを備える。
事業所抽出部19aは、操作者の操作により端末3〜端末10から地域情報が供給された場合に、事業所テーブルに基づいて、供給された地域情報に対応する事業所IDを抽出する
客数算出部19bは、介護保険情報テーブル記憶部162aに記憶された介護保険情報テーブルに基づいて、事業所抽出部19aにより抽出された事業所IDに関連づけられたユーザIDを抽出し、事業所ID毎に抽出したユーザIDの数を客数として集計する。
仕事量算出部19cは、介護保険情報テーブル記憶部162aに記憶された介護保険情報テーブルと、提供票テーブル記憶部171cに記憶された提供票テーブルとに基づいて、事業所抽出部19aにより抽出された事業所ID毎にサービス実績を仕事量として集計する。
地域ケア分析表示部19dは、客数算出部19bにより集計された客数に基づいて生成した事業所の規模を示す複数の事業所モデルと、仕事量算出部19cにより集計された仕事量に基づいて複数の事業所モデル間の関連性とを端末3〜端末10に表示させる。
受発注判定部19eは、操作者の操作により複数の事業所モデルのうちいずれか1つが選択された場合に、事業所テーブルに含まれるサービス種類に基づいて、選択された事業所モデルに対応する事業所が発注側であるか、又は受注側であるかを判定する。
委託受託率表表示部19fは、受発注判定部19eにより判定された判定結果に基づいて、事業所間の介護サービスの受発注を示す委託率表又は受託率表を端末3〜端末10に表示させる。
カンファレンス処理部20は、操作者による端末3〜端末10の操作により、スタッフによるサービス担当者ネット会議を実現する。具体的には、カンファレンス処理部20は、端末3〜端末10からサービス担当者会議テーブルへの文字情報の追加、変更、又は削除が要求されると共に、認証部12により認証されたユーザIDを受信した場合に、介護保険情報テーブル記憶部162aに記憶された介護保険情報テーブルに基づいて、ユーザIDに関連する利用者のユーザIDを抽出し、この抽出されたユーザIDの利用者に関する文字情報をサービス担当者会議テーブルとしてサービス担当者会議テーブル記憶部172bに記憶させる。
請求書発行処理部21は、端末3〜端末10から請求書の発行が要求されると共に、介護保険情報の一部又は全てが属性情報として供給された場合に、介護保険情報テーブル記憶部162aに記憶された介護保険情報テーブルから、供給された属性情報を含む介護保険情報に対応するユーザIDを抽出する。そして、請求書発行処理部21は、提供票テーブル記憶部171cに記憶された提供票テーブルから、抽出されたユーザIDを含む提供票テーブルを抽出し、この抽出された提供票テーブルに基づいて、請求書を生成する。
広告処理部22は、その機能上、広告表示部22aと、広告検索部22bと、広告情報表示制御部22cと、商品購入支援情報表示制御部22dとを備える。
広告表示部22aは、認証部12による認証処理により、操作者のユーザIDが認証された場合、介護情報記憶部17の広告テーブル記憶部175aと、福祉用具情報テーブル記憶部171hとに基づいて、この認証されたユーザIDに関連する広告情報があるか否かを判定し、認証されたユーザIDに関連する広告情報があると判定された場合、ポータル画面上の広告表示領域1009に、認証されたユーザIDに関連する広告情報を表示する。
広告検索部22bは、操作者の操作により端末3から、介護保険情報の一部又は全て並びに商品情報の一部又は全てが供給された場合に、介護保険情報テーブル記憶部162aに記憶された介護保険情報テーブルと、商品テーブル記憶部175cに記憶された商品テーブルと、福祉用具情報テーブル記憶部171hに記憶された福祉用具情報テーブルとに基づいて、供給された介護保険情報の一部又は全て並びに商品情報の一部又は全てに関連する利用者が利用した商品の商品IDを抽出し、広告テーブルに基づいて、抽出された商品IDに対応する広告情報が存在する商品名称を一覧表示させる。
広告情報表示制御部22cは、操作者の操作により、広告検索部22bにより一覧表示された商品名称のいずれか1つが選択された場合に、この選択された商品名称に関連づけられた広告情報を端末3に表示させる。
商品購入支援情報表示制御部22dは、商品テーブル記憶部175cに記憶された商品テーブルと、福祉用具情報テーブル記憶部171hに記憶された福祉用具情報テーブルと、介護保険情報テーブル記憶部162aに記憶された介護保険情報テーブルとに基づいて、選択された商品名称の商品を利用した利用者に関連する介護保険情報を抽出し、この抽出された介護保険情報に基づいて、商品の利用者に対する統計分析を行い、この統計分析結果を端末3に表示させる。
Eコマース処理部23は、購入処理部23aと、購入記憶制御部23bとを備える。
購入処理部23aは、広告表示部22a又は広告情報表示制御部22cにより表示された広告情報のうちいずれかが選択された場合に、この選択された広告情報が示す商品の購入手続き処理を実行する。
購入記憶制御部23bは、購入処理部23aにより購入手続き処理が実行された商品の商品IDと、認証部12により認証されたユーザIDを含む購入履歴とを関連付けて、新たなEコマーステーブルとしてEコマーステーブル記憶部175bに記憶させる。
<介護支援システム1の作用>
次に、本発明の一実施形態である介護支援システム1の作用について説明する。
本発明の一実施形態である介護支援システム1は、主に認証処理、登録処理、介護情報入力処理、ケアマネ検索処理、計画書類作成支援処理、地域ケア分析処理、カンファレンス処理、請求書発行処理、広告表示処理、広告検索処理、及びEコマース処理を行う。そのため、各々の処理について以下に説明する。
≪認証処理≫
本発明の一実施形態である介護支援システム1における認証処理について説明する。
図5は、介護支援システム1の認証部12による認証処理の処理フローを示したフローチャートである。ここでは、端末3から認証要求があった場合を例に挙げて説明する。
まず、介護支援システム1は、端末3からログインを要求する信号が供給されると、端末3に、ログイン画面を表示させる(ステップS101)。
そして、操作者が端末3に表示されたログイン画面から、ログインIDとパスワードを入力する操作を行うと、端末3は、ログインIDとパスワードをネットワーク2を介して、介護支援システム1に送信する。
次に、介護支援システム1の認証部12は、ユーザIDテーブル記憶部161aに記憶されたユーザIDテーブルと、ログイン情報管理テーブル記憶部161bに記憶されたログイン情報管理テーブルとに基づいて、この受信したログインIDに対応するユーザ情報IDの認証を行う(ステップS102)。
ステップS102において認証許可された場合、認証部12は、ログイン情報管理テーブル記憶部161bからログインレベルを読み出し(ステップS103)、この読み出したログインレベルに基づいて、認証許可されたユーザ情報IDに対応するユーザIDに、各種権限を与えると共に、このユーザIDの権限に応じたポータル画面を端末3に表示させる。
図6は、介護支援システム1が、端末3に表示させたポータル画面の一例を示した図である。
図6に示すように、ポータル画面は、メインメニューを表示するメインメニュー表示エリア1010と、業務システムにおけるメニューを表示する業務システムメニュー表示エリア1011と、ログインされた操作者に関するスケジュールを表示するマイスケジュール表示エリア1012と、連絡メッセージ、カンファレンス最新情報、及び地域内空き情報等を表示するネットワーク機能表示エリア1013と、広告を表示する広告表示エリア1014とが領域分割されて表示されている。
また、業務システムメニュー表示エリア1011は、選択ボタンとして、各種登録1001と、介護情報入力1002と、ケアマネ検索1003と、計画書類作成1004と、地域ケア分析1005と、サービス担当者会議1006と、請求書発行1007と、広告検索1008とを備えている。
≪登録処理≫
本発明の一実施形態である介護支援システム1における登録処理について説明する。
図7は、介護支援システム1の人情報登録部13による登録処理の処理フローを示したフローチャートである。ここでは、端末3から利用者の登録処理の要求があった場合を例に挙げて説明する。
図7に示すように、図6に示す端末3に表示させたポータル画面から、操作者が各種登録1001を選択操作すると、端末3は、登録を要求する信号をネットワーク2を介して介護支援システム1へ送信する(ステップS121)。
介護支援システム1の人情報登録部13は、登録を要求する信号が供給されると、登録メニュー画面を端末3に表示させる(ステップS122)。
図8は、本発明の一実施形態である介護支援システム1の人情報登録部13が、端末3に表示させた登録メニュー画面の一例を示した図である。
図8に示すように、登録メニュー画面には、法人登録1101、事業所登録1102、利用者登録1103、及びスタッフ登録1104の選択ボタンが表示されている。
そして、操作者により、登録メニュー画面に表示された利用者登録1103が選択されると(ステップS123)、人情報登録部13は、この選択されたボタンに応じた登録入力画面を端末3に表示させる(ステップS124)。
次に、操作者が、この登録入力画面から利用者に関する情報を入力すると、端末3は、介護支援システム1に対して、利用者の登録を要求すると共に、利用者に関する情報を送信する(ステップS125)。
介護支援システム1の人情報登録部13の属性判定部13aは、端末3から送受信部11を介して、利用者の登録が要求されると共に、利用者に関する情報を受信した場合に、この受信した情報が、介護保険情報テーブル記憶部162aに記憶された介護保険情報に含まれる情報に一致するか否かを判定する(ステップS126)。
ステップS126において、受信した情報が介護保険情報に含まれる情報に一致すると判定された場合、人情報登録部13の登録部13bは、事業所テーブル記憶部163bに記憶された事業所テーブルに基づいて、ログインされたユーザIDが示すスタッフが所属する事業所内で一意に識別可能な新たなユーザ情報IDを割り当てる(ステップS127)。
そして、登録部13bは、この割り当てたユーザ情報IDと、一致した情報に関連づけられたユーザIDと、受信した情報とに基づいて、新たなユーザ情報テーブルを生成し、この生成したユーザ情報テーブルをユーザ情報テーブル記憶部161cに記憶させる(ステップS128)。
一方、ステップS126において、受信した情報が介護保険情報に含まれる情報に一致しないと判定された場合、人情報登録部13の登録部13bは、事業所テーブル記憶部163bに記憶された事業所テーブルに基づいて、ログインされたユーザIDが示すスタッフが所属する事業所内で一意に識別可能な新たなユーザ情報IDと、介護支援システム1内で一意に識別可能なユーザIDを割り当てる(ステップS129)。
そして、登録部13bは、この割り当てたユーザ情報ID及びユーザIDと受信した情報とに基づいて、ユーザ情報テーブルと、介護保険情報テーブルとを生成し、この生成したテーブルをユーザ情報テーブル記憶部161cと、介護保険情報テーブル記憶部162aとにそれぞれ記憶させる(ステップS130)。
なお、介護支援システム1の人情報登録部13は、ステップS123において、操作者により、図8に示した登録メニュー画面に表示された他のボタン、即ち、法人登録ボタン1101、事業所登録ボタン1102、スタッフ登録ボタン1104が選択された場合にも同様の登録処理を実行する。
例えば、操作者が端末3から、登録メニュー画面に表示されたスタッフ登録1104の選択操作を行い、このスタッフに関する情報を入力すると、端末3は、介護支援システム1に対して、スタッフの登録を要求すると共に、スタッフに関する情報を送信する。
そして、介護支援システム1の人情報登録部13の属性判定部13aは、端末3から送受信部11を介して、スタッフの登録が要求されると共に、スタッフに関する情報を受信した場合に、この受信した情報が、スタッフ情報テーブル記憶部162bに記憶されたスタッフ情報に含まれる情報に一致するか否かを判定する。
登録部13bは、属性判定部13aにより、受信した情報がスタッフ情報に含まれる情報に一致すると判定された場合、新たなユーザ情報IDを割り当て、この割り当てたユーザ情報IDと、一致した情報に関連づけられたユーザIDと、受信した情報とに基づいて、新たなユーザ情報テーブルを生成し、この生成したユーザ情報テーブルをユーザ情報テーブル記憶部161cに記憶させる。
一方、登録部13bは、属性判定部13aにより、受信した情報がスタッフ情報に含まれる情報に一致しないと判定した場合、新たなユーザ情報ID及びユーザIDを割り当て、この割り当てたユーザ情報ID及びユーザIDと受信した情報とに基づいて、ユーザ情報テーブルと、スタッフ情報テーブルとを生成し、この生成したテーブルをユーザ情報テーブル記憶部161cと、スタッフ情報テーブル記憶部162bとにそれぞれ記憶させる。
≪介護情報入力処理≫
本発明の一実施形態である介護支援システム1における介護情報入力処理について説明する。ここでは、端末3から介護情報入力の要求があった場合を例に挙げて説明する。
図9は、本発明の一実施形態である介護支援システム1の介護情報登録部14による介護情報入力処理の処理フローを示したフローチャートである。
図9に示すように、図6に示す端末3に表示させたポータル画面から、操作者が介護情報入力1002を選択操作すると、端末3は、介護情報入力を要求する信号をネットワーク2を介して介護支援システム1へ送信する。
介護支援システム1の介護情報登録部14は、介護情報入力を要求する信号が供給されると(ステップS201)、ログインされたユーザIDに対して入力許可の権限が付与された介護情報項目の一覧を表示する介護情報項目選択画面を端末3に表示させる。具体的には、介護情報登録部14は、介護情報記憶部17に記憶された介護情報テーブルのうち、ログインされたユーザIDに対して入力許可の権限が付与されたテーブルに対応する介護情報項目の一覧を介護情報項目選択画面として端末3に表示させる。
そして、操作者の操作により、端末3に表示された介護情報項目選択画面からいずれか1つの介護情報項目が選択されると、端末3は、選択された介護情報項目の介護情報入力画面の表示を要求する要求信号をネットワーク2を介して介護支援システム1へ送信する(ステップS202)。
そして、介護情報入力画面の表示を要求する要求信号を受信した介護情報登録部14は、介護保険情報テーブル記憶部162aに記憶された介護保険情報テーブルに基づいて、ログインされたユーザIDに関連する利用者のユーザIDが存在するか否かを判定する(ステップS203)。
ステップS203において、ログインされたユーザIDに関連する利用者のユーザIDが存在すると判定した場合、介護情報登録部14は、関連する利用者のユーザIDと利用者名を、端末3に表示させる(ステップS204)。
次に、操作者が端末3に表示された利用者名の一覧からいずれか1つを選択する操作を行うと(ステップS205)、介護情報登録部14は、その選択された利用者名に対応する介護情報入力画面を端末3に表示させる(ステップS206)。
例えば、ステップS201において選択された介護情報項目が、提供票であった場合、介護情報登録部14は、選択された利用者に関する提供票入力画面を介護情報入力画面として端末3に表示させる。
図10は、端末3に表示された提供票入力画面の一例を示した図である。
図10に示すように、提供票入力画面は、関連する利用者のユーザIDに対応する利用者名1111と、サービス提供年月日1112と、提供票テーブルの内容情報1113と、この提供票テーブルの内容情報1113を確定させるための確定ボタン1114とを備えている。
そして、介護情報登録部14は、操作者の操作により、介護情報入力画面から期間及び記載日が入力されると(ステップS207)、この入力された期間及び記載日に基づいて、新規作成か否かを判定する(ステップS208)。
ステップS208において、新規作成であると判定された場合、介護情報登録部14は、操作者により入力された介護情報に基づいて、新たに選択された介護情報項目に対応する介護情報テーブルを生成し、この生成された介護情報テーブルを介護情報記憶部17に記憶させる(ステップS209,S211)。図10に示した例では、介護情報登録部14は、操作者により入力された介護情報に基づいて、新たに提供票テーブルを生成し、この生成された提供票テーブルを介護情報記憶部17の提供票テーブル記憶部171cに記憶させる。
一方、ステップS208において、新規作成ではないと判定された場合、介護情報登録部14は、操作者により入力された介護情報に基づいて、介護情報記憶部17に記憶された該当の介護情報テーブルを更新する(ステップS210,S211)。
以上のように、本発明の一実施形態である介護支援システム1の介護情報登録部14は、介護情報入力処理を実行することにより、ログインされたユーザIDに関連する利用者に関する介護情報を追加、変更、及び削除することができる。
≪ケアマネ検索処理≫
本発明の一実施形態である介護支援システム1におけるケアマネ検索処理について説明する。ここでは、端末3からケアマネ検索の要求があった場合を例に挙げて説明する。
図11は、本発明の一実施形態である介護支援システム1の適任者検索部15によるケアマネ検索処理の処理フローを示したフローチャートである。
図11に示すように、図6に示す端末3に表示させたポータル画面から、操作者がケアマネ検索1003を選択操作すると、端末3は、ケアマネジャー検索を要求する信号をネットワーク2を介して介護支援システム1へ送信する。
介護支援システム1の適任者検索部15は、ケアマネジャー検索を要求する信号が供給されると(ステップS301)、検索入力画面を端末3に表示させる(ステップS302)。
図12は、端末3に表示させた検索入力画面の一例を示した図である。
図12に示すように、検索入力画面には、利用者情報を入力するための利用者条件入力領域1201と、ケアマネジャー条件入力領域1202と、検索ボタン1203とが表示されている。
そして、操作者による端末3の操作により、利用者条件入力領域1201と、ケアマネジャー条件入力領域1202とが入力され、検索ボタン1203が押下操作されると、端末3は、この操作に基づいて、利用者条件入力領域1201及びケアマネジャー条件入力領域1202に入力された検索条件を属性情報としてネットワーク2を介して介護支援システム1へ送信する。
属性情報が供給された介護支援システム1の適任者検索部15のケアマネ検索部15aは、この属性情報に該当するケアマネジャーがいるか否かを判定する(ステップS303)。具体的には、ケアマネ検索部15aは、スタッフ情報テーブル記憶部162bに記憶されたスタッフ属性情報テーブルと、介護保険情報テーブル記憶部162aに記憶された介護保険情報テーブルとに基づいて、供給された属性情報に関連する利用者に介護サービスを提供したケアマネジャーであるスタッフのスタッフ属性情報が存在するか否かを判定する。例えば、ケアマネ検索部15aは、介護保険情報テーブル記憶部162aに記憶された介護保険情報テーブルから、供給された属性情報を含む介護保険情報を抽出し、この抽出された介護保険情報に含まれる事業所番号及びケアマネ番号が一致するスタッフ属性情報が、スタッフ情報テーブル記憶部162bに記憶されているか否かを判定し、一致するスタッフ属性情報がある場合に、供給された属性情報に一致するスタッフ属性情報があるか否かを判定する。
ステップS303において、属性情報に該当するケアマネジャーがいると判定された場合、ケアマネ情報表示制御部15bは、少なくとも、このケアマネジャーであるスタッフのスタッフ名称を、端末3に一覧表示させる(ステップS304)。
図13は、端末3に表示されたケアマネジャーであるスタッフのスタッフ一覧表示画面の一例を示した図である。
図13に示した例では、スタッフ一覧表示画面には、スタッフ名1302が一覧表示され、さらに、ケアマネジャーであるスタッフが所属する事業所名1301、現在までに作成したケアプランの数を示す現在ケアプラン数1304、ケアマネジャーであるスタッフの経験年数1305、ケアマネジャーであるスタッフが所属する事業所の住所を示す事業所住所1306、及びケアマネジャーであるスタッフが所有する資格を示す所有資格1307とが表示されている。
次に、操作者による端末3の操作により、ステップS304において表示されたスタッフ一覧画面に一覧表示されたスタッフ名称のいずれか1つが選択された場合に(ステップS305)、ケアマネ情報表示制御部15bは、スタッフ情報テーブル記憶部162bに記憶されたスタッフ情報テーブルの中から、この選択されたスタッフ名称に関連づけられたスタッフ属性情報を端末3に表示させる(ステップS307)。
次に、ケアマネ支援情報表示制御部15cは、介護保険情報テーブル記憶部162aに記憶された介護保険情報テーブルから、ステップS305において選択されたスタッフ名称に関連する介護保険情報を抽出し、この抽出された介護保険情報に基づいて、スタッフの利用者に対する介護サービスの統計分析を行い、この統計分析結果を端末3に表示させる(ステップS308)。例えば、ケアマネ支援情報表示制御部15cは、介護保険情報テーブルから、選択されたスタッフ名称に対応する事業所番号及び担当ケアマネを含む介護保険情報を抽出し、この抽出された介護保険情報に含まれる開始日時と、終了日時と、要介護認定区分とに基づいて、利用者の改善度合いを示す改善率と、要介護認定区分毎の人数を示す利用者分類を算出し、この算出された改善率と利用者分類とを端末3に表示させる。
図14は、ケアマネ支援情報表示制御部15cが、端末3に表示させたスタッフ属性情報と統計分析結果とを含むスタッフ詳細情報表示画面の一例を示した図である。
図14に示すように、スタッフ詳細情報表示画面には、スタッフ属性情報1401と、統計分析結果として改善率1402と利用者分類1403とが表示されている。
これにより、操作者は、入力した属性情報に基づいて検索されたケアマネジャーの中から、最適なケアマネジャーを選択することができる。
≪計画書類作成支援処理≫
本発明の一実施形態である介護支援システム1における計画書類作成支援処理について説明する。ここでは、端末3から計画書類の1つであるケアプランを作成する場合を例に挙げて説明する。
図15は、本発明の一実施形態である介護支援システム1の支援情報提供部18による計画書類作成支援処理の処理フローを示したフローチャートである。
図15に示すように、図6に示す端末3に表示させたポータル画面から、操作者が計画書類作成1004を選択操作すると、端末3は、計画書類の作成を要求する信号をネットワーク2を介して介護支援システム1へ送信する(ステップS401)。
介護支援システム1の支援情報提供部18は、計画書類の作成を要求する信号が供給されると、計画書類作成メニュー画面を端末3に表示させる(ステップS402)。
図16は、端末3に表示された計画書類作成メニュー画面の一例を示した図である。
図16に示すように、計画書類作成メニュー画面には、操作者の入力操作により計画書類を作成する入力作成1501と、事例分析により計画書類を作成する事例分析作成1502とが表示されている。ここで、計画書類とは、例えば、ケアプラン、訪問介護計画書、福祉用具計画書、訪問看護計画書、通所介護計画書等のスタッフが利用者に対して介護サービスを行う上で必要となる各種計画書をいう。
また、入力作成1501に表示された各項目は、操作者がそれぞれの計画書類を入力操作により作成する際に、押下操作するためのボタンであり、事例分析作成1502は、操作者がそれぞれの計画書類を、以下に説明する事例分析により作成する際に、押下操作するためのボタンである。また、事例分析作成1502には、ケアプラン作成1503と、訪問介護計画書作成1504と、福祉用具計画書作成1505と、訪問看護計画書1506と、通所介護計画書1507とが表示されている。
ステップS402において端末3に表示された計画書類作成メニュー画面から、ケアプラン作成1503が選択されると、(ステップS403)、介護支援システム1の支援情報提供部18は、事例検索条件入力画面を端末3に表示させる(ステップS404)。
図17は、端末3に表示させた事例検索条件入力画面の一例を示した図である。
図17に示すように、事例検索条件入力画面には、利用者情報を入力するための利用者条件入力領域1601と、検索ボタン1602とが表示されている。
そして、操作者による端末3の操作により、利用者条件入力領域1601が入力され、検索ボタン1602が押下操作されると、端末3は、この操作に基づいて、利用者条件入力領域1601に入力された検索条件を属性情報としてネットワーク2を介して介護支援システム1へ送信する。
属性情報が供給された介護支援システム1の支援情報提供部18の初期分析部18aは、介護保険情報テーブル記憶部162aに記憶された介護保険情報テーブルから、端末3から供給された属性情報を含む介護保険情報に対応するユーザIDがあるか否かを判定する(ステップS405)。
ステップS405において、供給された属性情報を含む介護保険情報に対応するユーザIDがあると判定された場合、初期分析部18aは、このユーザIDを抽出すると共に、端末3に、分析画面を表示し、この分析画面上に複数の分析項目を一覧表示させる(ステップS406)。
図18は、端末3に表示させた分析画面の一例を示した図である。
図18に示すように、分析画面には、分析項目一覧表示領域1701と、分析結果表示領域1702と、ケアプラン作成領域1703とが領域分割されて表示されている。
分析項目一覧表示領域1701には、複数の分析項目として、改善度1704と、サービス提供分類1705と、サービス提供頻度1706と、サービス提供時間1707と、具体的サービス内容1708と、頻出単語分析1709とが一覧表示されている。
分析結果表示領域1702は、分析項目一覧表示領域1701に一覧表示された分析項目のうちいずれか1つが選択された場合に、この選択された分析項目に基づいた分析結果を表示する表示領域である。
ケアプラン作成領域1703は、ケアプラン参照ボタン1710と、取り込みボタン1711とが表示されている。
図15に示すように、図18に示した分析項目一覧表示領域1701に一覧表示された分析項目のうちいずれか1つが選択された場合(ステップS407)、支援情報提供部18は、操作者により分析項目が選択されたのが初回の分析か否かを判定する(ステップS408)。具体的には、支援情報提供部18は、計画書類作成が選択された後、初めて分析項目が選択されたか、又はケアプランが作成された後、初めて分析項目が選択された場合、初回であると判定する。
ステップS408において、初回であると判定された場合、支援情報提供部18の初期分析部18aは、抽出されたユーザIDと介護保険情報とに基づいて、選択された分析項目に対する分析を実行する(ステップS409)。
例えば、選択された分析項目が、改善度である場合、初期改善率算出部181は、抽出されたユーザIDに基づいて、介護保険情報テーブルから介護保険情報を抽出し、この抽出された介護保険情報に含まれる開始日時と、終了日時と、要介護認定区分とに基づいて、利用者の改善度合いを複数の分析要素に区分する。
選択された分析項目が、サービス提供分類である場合、初期サービス提供分類算出部182は、抽出されたユーザIDに基づいて、提供テーブルからサービス種類を抽出し、この抽出されたサービス種類に基づいて、サービス種類を分析要素として区分し、この区分毎の利用者の数を算出する。
選択された分析項目が、サービス時間である場合、初期サービス提供実績算出部183は、抽出されたユーザIDに基づいて、提供テーブルからサービス実績を抽出し、この抽出されたサービス種実績に基づいて、介護サービスを受けた合計時間を示すサービス時間を分析要素として区分し、この区分毎の利用者の数を算出する。
選択された分析項目が、サービス提供頻度である場合、初期サービス提供実績算出部183は、抽出されたユーザIDに基づいて、提供テーブルテーブルからサービス実績を抽出し、この抽出されたサービス実績に基づいて、介護サービスを受けた頻度を示すサービス頻度を分析要素として区分し、この区分毎の利用者の数を算出する。
選択された分析項目が、具体的サービス内容である場合、初期サービス提供分類算出部182は、抽出されたユーザIDに基づいて、提供テーブルからサービス種類とサービス項目とを抽出し、この抽出されたサービス種類とサービス項目とに基づいて、サービス種類とサービス項目との組合せを分析要素として区分し、この区分毎の利用者の数を算出する。
選択された分析項目が、頻出単語分析である場合、初期頻出単語分析部184は、抽出されたユーザIDに基づいて、サービス担当者会議テーブル記憶部172bからサービス担当者会議テーブルを抽出し、介護辞書記憶部177に記憶された介護単語辞書情報に基づいて、抽出したサービス担当者会議テーブルの中から頻出の単語を分析要素として区分し、この区分毎の出現回数を算出する。
そして、支援情報提供部18の初期分析部18aは、選択された分析項目に対する分析結果を分析画面の分析結果表示領域1702に表示させる(ステップS410)。
一方、ステップS408において、初回ではないと判定された場合、継続分析部18bは、介護保険情報テーブル記憶部162aに記憶された介護保険情報テーブルに基づいて、初期分析部18a又は継続分析部18bにより前回抽出されたユーザIDの中から選択された分析要素に該当するユーザIDを抽出し、この抽出されたユーザIDと介護保険情報とに基づいて、選択された分析項目に対する分析を実行する(ステップS411)。
例えば、選択された分析項目が、改善度である場合、継続改善率算出部191は、抽出されたユーザIDに基づいて、介護保険情報テーブルから介護保険情報を抽出し、この抽出された介護保険情報に含まれる開始日時と、終了日時と、要介護認定区分と、選択された分析要素とに基づいて、利用者の改善度合いを複数の分析要素に区分する。
選択された分析項目が、サービス提供分類である場合、継続サービス提供分類算出部192は、抽出されたユーザIDに基づいて、提供テーブルからサービス種類を抽出し、この抽出されたサービス種類に基づいて、サービス種類を分析要素として区分し、この区分毎の利用者の数を算出する。
選択された分析項目が、サービス提供時間である場合、継続サービス提供実績算出部193は、抽出されたユーザIDに基づいて、提供テーブルからサービス実績を抽出し、この抽出されたサービス実績に基づいて、介護サービスを受けた合計時間を示すサービス時間を分析要素として区分し、この区分毎の利用者の数を算出する。
選択された分析項目が、サービス提供頻度である場合、継続サービス提供実績算出部193は、抽出されたユーザIDに基づいて、提供テーブルからサービス実績を抽出し、この抽出されたサービス実績に基づいて、介護サービスを受けた頻度を示すサービス頻度を分析要素として区分し、この区分毎の利用者の数を算出する。
選択された分析項目が、具体的サービス内容である場合、継続サービス提供分類算出部192は、抽出されたユーザIDに基づいて、提供テーブルからサービス種類とサービス項目とを抽出し、この抽出されたサービス種類とサービス項目とに基づいて、サービス種類とサービス項目との組合せを分析要素として区分し、この区分毎の利用者の数を算出する。
選択された分析項目が、頻出単語分析である場合、継続頻出単語分析部194は、サービス担当者会議テーブルに基づいて、前回の分析により抽出されたユーザIDに基づいて、サービス担当者会議テーブル記憶部172bからサービス担当者会議テーブルを抽出し、介護辞書記憶部177に記憶された介護単語辞書情報に基づいて、抽出したサービス担当者会議テーブルの中から頻出の単語を分析要素として区分し、この区分毎の出現回数を算出する。
そして、支援情報提供部18の継続分析部18bは、選択された分析項目に対する分析結果を分析画面の分析結果表示領域1702に表示させる(ステップS412)。
次に、図15に示すように、操作者により、ケアプラン作成画面1703のケアプラン参照ボタン1701が押下操作されると(ステップS413)、ケアプラン抽出部18cは、該当のケアプランを端末3に一覧表示させる。具体的には、ケアプラン抽出部18cは、介護保険情報テーブル記憶部162aに記憶された介護保険情報テーブルに基づいて、ステップS409、又はステップS411において支援情報提供部18により抽出されたユーザIDの中から選択された分析要素に該当するユーザIDを抽出し、介護業務情報記憶部171のケアプランテーブル記憶部171bに記憶されたケアプランテーブルに基づいて、抽出されたユーザIDを含むケアプラン内容情報を抽出する。
次に、ケアプラン作成部18dは、ケアプラン抽出部18cにより抽出されたケアプラン内容情報を、端末3に一覧表示させる。
そして、操作者により、一覧表示されたケアプラン内容情報のいずれか1つが選択されると共に、取り込みボタン1711が押下操作されると、ケアプラン作成部18dは、選択されたケアプラン内容情報を取り込む(ステップS414)。具体的には、ケアプラン作成部18dは、選択されたケアプラン内容情報を端末3に表示させると共に、編集可能な状態で画面に表示させる。
図20〜図23は、端末3に表示させたケアプラン内容情報の一例を示した図である。
図20〜図23に示すように、利用者名や要介護状態区分等、スタッフが利用者に対して介護サービスを行う上で必要となるケアプランの内容が表示されている。
そして、操作者により、取り込まれたケアプランが編集され、保存を要求する操作がされると、ケアプラン作成部18dは、この表示されたケアプラン内容情報に基づいて編集された新たなケアプラン内容情報に、新たなケアプランIDを割り当て、新たなケアプランテーブルとしてケアプランテーブル記憶部171bに記憶させる(ステップS415)。
また、ステップS413において、ケアプラン参照が選択されなかった場合、支援情報提供部18は、分析画面の分析結果表示領域1702に表示された分析結果のうちいずれか1つの分析要素が選択されたか否かを判定する(ステップS416)。図18に示した例では、分析項目として改善度が選択された場合の分析結果を示しており、分析要素として、「改善20%」、「維持45%」、「悪化35%」が表示されている。支援情報提供部18は、「改善20%」、「維持45%」、「悪化35%」のうち、いずれか1つの分析要素が選択されたか否かを判定する。
そして、ステップS416において、分析結果のうちいずれか1つの分析要素が選択されたと判定された場合、支援情報提供部18は、処理をステップS407に移行し、ステップS413においてケアプラン参照が選択されるまで、ステップS407〜S416の処理を繰り返し実行する。
これにより、支援情報提供部18は、前回の分析により抽出されたユーザIDの中から、操作者により選択された分析項目と分析要素に基づいて、ユーザIDを抽出し、この抽出されたユーザIDのケアプランを元としてケアプランを抽出するので、操作者は、所望の条件を有するケアプランを絞り込むことができる。そして、操作者は、このケアプランを参考にして、新たなケアプランを作成することができるので、利用者にとって最適なケアプランを作成することができる。
以上のように、本発明の一実施形態である介護支援システム1における計画書類作成支援処理により、適切な介護サービスを支援することができる。
なお、支援情報提供部18は、分析画面の分析結果表示領域1702の替わりに、図19に示すような分析結果表示領域1712に、分析結果を表示させるようにしてもよい。
また、支援情報提供部18は、操作者の入力操作により、図16に示した計画書類作成メニュー画面から、訪問介護計画書作成1504、福祉用具計画書作成1505、訪問看護計画書1506、又は通所介護計画書1507が選択されることにより、ケアプランの作成と同様に、計画書類作成支援処理により、操作者が選択した分析項目に基づいて、分析を行い、この分析結果に基づいて、それぞれ訪問介護計画書、福祉用具計画書、訪問看護計画書、通所介護計画書を作成する。
なお、本発明の一実施形態である介護支援システム1では、分析項目として、改善度と、サービス提供分類と、サービス提供頻度と、サービス提供時間と、具体的サービス内容と、頻出単語分析とを行う構成としたが、分析項目はこれに限らない。
例えば、本発明の一実施形態である介護支援システム1は、訪問介護情報テーブル記憶部171dに記憶された訪問介護情報テーブル、通所介護情報テーブル記憶部171eに記憶された通所介護情報テーブルや、通所リハビリ情報テーブル記憶部171gに記憶された通所リハビリ情報テーブル等を用いて、様々な分析を行うことができる。
≪地域ケア分析処理≫
本発明の一実施形態である介護支援システム1における地域ケア分析処理について説明する。ここでは、端末3から地域ケア分析の要求があった場合を例に挙げて説明する。
図23は、本発明の一実施形態である介護支援システム1の地域ケア分布提供部19による地域ケア分析処理の処理フローを示したフローチャートである。
図23に示すように、図6に示す端末3に表示させたポータル画面から、操作者が地域ケア分析1005を選択操作すると、端末3は、地域ケア分析を要求する信号をネットワーク2を介して介護支援システム1へ送信する(ステップS501)。
介護支援システム1の地域ケア分布提供部19は、地域ケア分析を要求する信号が供給されると、地域入力画面を端末3に表示させる(ステップS502)。
図24(a)は、端末3に表示された最大縮尺の地域入力画面の一例を示した図である。図24(b)は、端末3に表示された最小縮尺の地域入力画面の一例を示した図である。
図24(a)に示すように、まず地域ケア分布提供部19は、最大縮尺の地域入力画面を表示させ、操作者がこの地域入力画面に表示された地図を選択操作することにより、図24(b)に示すような、縮尺の小さい地図を表示させる。
そして、操作者の操作により、決定ボタン1801を押下操作されると、端末3は、選択された地図の地域を示す地域情報(例えば、郵便番号)を、ネットワークを介して介護支援システム1に送信する(ステップS503)。
次に、地域ケア分布提供部19の事業所抽出部19aは、端末3から地域情報が供給されると、事業所テーブル記憶部163bに記憶された事業所テーブルに、供給された地域情報に対応する事業所IDがあるか否かを判定する(ステップS504)。
ステップS504において、供給された地域情報に対応する事業所IDがあると判定された場合、地域ケア分布提供部19の客数算出部19bは、介護保険情報テーブル記憶部162aに記憶された介護保険情報テーブルに基づいて、事業所抽出部19aにより抽出された事業所IDに関連づけられたユーザIDを抽出し、事業所ID毎に抽出したユーザIDの数を客数として集計する(ステップS505)。
地域ケア分布提供部19の仕事量算出部19cは、介護保険情報テーブル記憶部162aに記憶された介護保険情報テーブルと、提供票テーブル記憶部171cに記憶された提供票テーブルとに基づいて、事業所抽出部19aにより抽出された事業所ID毎にサービス実績を仕事量として集計する(ステップS506)。具体的には、仕事量算出部19cは、事業所IDが示す事業所から他の事業所IDが示す事業所への受発注の金額を仕事量として集計する。
そして、地域ケア分布提供部19の地域ケア分析表示部19dは、客数算出部19bにより集計された客数に基づいて生成した事業所の規模を示す複数の事業所モデルと、仕事量算出部19cにより集計された仕事量に基づいて生成した複数の事業所モデル間の関連性とを端末3に表示させる(ステップS507)。
図25は、端末3に表示させた事業所関連図の一例を示した図である。
図25に示すように、事業所関連図には、事業所モデル1901〜1908が表示されている。ここで、事業所関連図に示した事業所モデルの大きさが、事業所の規模を表しており、各事業所モデルを接続する線の太さが各事業所間における仕事量を示している。
そして、地域ケア分析表示部19dは、事業所関連図に表示された事業所モデル1901〜1908のいずれか1つが選択されると(ステップS508)、この選択された事業所モデルを中心に、事業所関連図に表示された事業所モデル1901〜1908のレイアウトを変更させる(ステップS509)。
そして、地域ケア分布提供部19の受発注判定部19eは、事業所テーブル記憶部163bに記憶された事業所テーブルに含まれるサービス種類に基づいて、ステップS508において選択された事業所モデルに対応する事業所が発注側であるか、又は受注側であるかを判定する(ステップS510)。例えば、受発注判定部19eは、サービス種類が、居宅支援サービスを示す“43”である場合、又は、介護予防支援サービスを示す“46”である場合、事業所が発注側であると判定し、その他のサービス種類の場合、事業所が受注側であると判定する。
ステップS510において、選択された事業所モデルに対応する事業所が発注側であると判定された場合、地域ケア分布提供部19の委託受託率表表示部19fは、提供票テーブル記憶部171cに記憶された提供票テーブルと、請求情報記憶部173に記憶された請求情報テーブルとに基づいて、事業所間の介護サービスの発注状況を示す委託率表を生成し、この生成した委託率表を端末3に表示させる(ステップS511)。
図26は、端末3に表示された委託率表の一例を示した図である。
図26に示すように、発注元である事業所の事業所名2001における発注先の事業所への発注実績2003が、一覧表示されている。発注実績2003は、発注先の事業所名、介護サービスのサービス名、委託利用者人数、委託サービス金額、及び地域内ランク等の項目が含まれる。また、委託率表は、介護サービスの提供サービス種類2002毎に表示されている。
次に、操作者により提供サービス種類2002を選択操作されると(ステップS512)、委託受託率表表示部19fは、この選択された提供サービス種類に基づいて、発注実績2003を表示させる(ステップS513)。
一方、ステップS510において、ステップS508において選択された事業所モデルに対応する事業所が受注側であると判定された場合、地域ケア分布提供部19の委託受託率表表示部19fは、提供票テーブル記憶部171cに記憶された提供票テーブルと、請求情報記憶部173に記憶された請求情報テーブルとに基づいて、事業所間の介護サービスの受注状況を示す受託率表を生成し、この生成した受託率表を端末3に表示させる(ステップS514)。
図27は、端末3に表示された受託率表の一例を示した図である。
図27に示すように、受注元(発注先)である事業所の事業所名2011における受注先の事業所からの受注実績2013が、一覧表示されている。受注実績2003は、受注元の事業所名、介護サービスのサービス名、委託利用者人数、委託サービス金額、及び地域内ランク等の項目が含まれる。また、受託率表は、介護サービスの提供サービス種類2012毎に表示されている。
次に、操作者により提供サービス種類2002を選択操作されると(ステップS515)、委託受託率表表示部19fは、この選択された提供サービス種類に基づいて、受注実績2003を表示させる(ステップS516)。
以上のように、本発明の一実施形態である介護支援システム1の地域ケア分布提供部19による地域ケア分析処理を実行することにより事業所関連図を表示するので、操作者は、各事業所間の客数及び仕事量を視覚的に把握することができる。また、委託率表又は受託率表を表示するので、操作者は、事業所単位で詳細な委託量又は受託量を把握することができる。
このように、本発明の一実施形態である介護支援システム1における地域ケア分析処理を実行することにより、適切な介護サービスを支援することができる。
≪カンファレンス処理≫
本発明の一実施形態である介護支援システム1におけるカンファレンス処理について説明する。ここでは、端末3からサービス担当者会議を要求する場合を例に挙げて説明する。
図28は、本発明の一実施形態である介護支援システム1のカンファレンス処理部20によるカンファレンス処理の処理フローを示したフローチャートである。
図28に示すように、図6に示す端末3に表示させたポータル画面から、操作者がサービス担当者会議1006を選択操作すると、端末3は、サービス担当者会議を要求する信号をネットワーク2を介して介護支援システム1へ送信する(ステップS601)。
介護支援システム1のカンファレンス処理部20は、サービス担当者会議を要求する信号が供給されると、サービス担当者会議メニュー画面を端末3に表示させる(ステップS602)。
このサービス担当者会議メニュー画面には、登録ボタンと未読メッセージ一覧表示ボタンが備えられており、操作者の操作により、未読メッセージ一覧表示ボタンが押下操作された場合、カンファレンス処理部20は、サービス担当者会議テーブル記憶部172bに記憶されたサービス担当者会議テーブルに基づいて、端末3に未読メッセージを表示させる(ステップS603)。
一方、操作者の操作により、登録ボタンが押下操作された場合、カンファレンス処理部20は、検索画面を端末3に表示させる(ステップS604)。
次に、カンファレンス処理部20は、介護保険情報テーブル記憶部162aに記憶された介護保険情報テーブルに基づいて、ログインされたユーザIDの操作者に関係する利用者が存在するか否かを判定する(ステップS605)。
ステップS605において、ログインされた操作者に関係する利用者が存在すると判定された場合、カンファレンス処理部20は、その関係する利用者の利用者名等を端末3に一覧表示させる(ステップS606)。
そして、端末3に一覧表示された利用者名のうち、いずれか1つが選択された場合(ステップS607)、サービス担当者会議テーブル記憶部172bに記憶されたサービス担当者会議テーブルに基づいて、この選択された利用者についてのカンファレンス画面を端末3に表示させる(ステップS608)。
図29は、端末3に表示されたカンファレンス画面の一例を示した図である。
図29に示すように、カンファレンス画面は、選択された利用者についての情報が表示される利用者カンファレンス表示領域2101と、一覧表示を選択するための一覧表示ボタン2102と、課題を新規登録するための課題新規登録ボタン2103とを備えている。
そして、利用者により課題新規登録ボタン2103が押下操作され、新規に課題を入力する入力操作が行われると、カンファレンス処理部20は、入力された内容を新規にサービス担当者会議テーブル記憶部172bに記憶されたサービス担当者会議テーブルに記憶させる(ステップS610)。
一方、利用者により一覧表示ボタン2102が押下操作されると、カンファレンス処理部20は、サービス担当者会議テーブル記憶部172bに記憶されたサービス担当者会議テーブルに基づいて、選択された利用者に関する情報を、端末3に一覧表示させる(ステップS611)。
次に、利用者により一覧表示された利用者に関する情報を編集する操作が行われると(ステップS612)、カンファレンス処理部20は、編集された情報でサービス担当者会議テーブル記憶部172bに記憶されたサービス担当者会議テーブルを更新させる(ステップS613)。
そして、カンファレンス処理部20は、ログインされた操作者の利用者に関する未読フラグに未読情報を追加する(ステップS614)。
次に、カンファレンス処理部20は、利用者により必要な記事を選択する操作、又は期間を指定する操作がなされた場合、この操作に基づいて、カンファレンス経過記録として端末3に表示させる(ステップS615)。
図30は、カンファレンス処理部20が端末3に表示させたカンファレンス経過記録の一例を示した図である。
以上のように、カンファレンス処理部20がカンファレンス処理を行うことにより、スタッフは利用者の情報を共有することができ、ネットワーク2を介して他のスタッフと情報交換をすることができる。これにより、スタッフは利用者に適切な介護サービスを提供することができる。
≪請求書発行処理≫
本発明の一実施形態である介護支援システム1における請求書発行処理について説明する。ここでは、端末3から請求書発行を要求する場合を例に挙げて説明する。
図31は、本発明の一実施形態である介護支援システム1の請求書発行処理部21による請求書発行処理の処理フローを示したフローチャートである。
図31に示すように、図6に示す端末3に表示させたポータル画面から、操作者が請求書発行1007を選択操作すると、端末3は、請求書発行を要求する信号をネットワーク2を介して介護支援システム1へ送信する(ステップS701)。
介護支援システム1の請求書発行処理部21は、請求書発行を要求する信号が供給されると、請求書発行メニュー画面を端末3に表示させる(ステップS702)。
図32は、端末3に表示された請求書発行メニュー画面の一例を示した図である。
図32に示すように、請求書発行メニュー画面には、介護保険請求書(国民健康保険連合会向け)ボタン2021、医療保険請求書(国民健康保険連合会向け)ボタン2022、医療保険請求書(社会保険支払基金向け)ボタン2023、障害者自立支援請求書(国民健康保険連合会向け)ボタン2024、障害者自立支援請求書(自治体向け)ボタン2025、及び利用者請求書(利用者向け)ボタン2026が表示されている。
そして、請求書発行処理部21は、操作者の操作により、請求書発行メニュー画面上に表示されたボタンのうちいずれか1つが選択されると、この選択されたボタンに応じた請求書作成画面を端末3に表示させる(ステップS703)。
図33は、介護保険請求書(国民健康保険連合会向け)ボタン2021が選択された場合において、端末3に表示された請求書作成画面の一例を示した図である。
図33に示すように、請求書作成画面は、利用者を検索するための利用者検索ボタン2031を備えている。
そして、請求書発行処理部21は、操作者の操作により、請求書作成画面上に表示された利用者検索ボタン2031が選択されると(ステップS704)、利用者の属性情報を入力するための利用者属性入力画面を端末3に表示させる(ステップS705)。
図34は、端末3に表示された利用者属性入力画面の一例を示した図である。
図34に示すように、利用者属性入力画面は、利用者の属性情報を入力するための入力欄2032を備えている。
そして、請求書発行処理部21は、操作者の操作により、利用者属性入力画面から利用者属性情報が入力されると(ステップS706)、介護保険情報テーブル記憶部162aに記憶された介護保険情報テーブルから、入力された利用者属性情報を含むユーザIDを抽出する(ステップS707)。
次に、請求書発行処理部21は、提供票テーブル記憶部171cに記憶された提供票テーブルから、ステップS707において抽出されたユーザIDを含み、かつ確定された提供票テーブルを抽出し、この抽出された提供票テーブルに基づいて、請求書を生成する(ステップS708)。具体的には、請求書発行処理部21は、サービス年月、請求年月日、事業所ID、ユーザID、点数、保険請求額、公費請求額、利用者負担額、登録日・更新日などを含む請求書を生成する。
そして、請求書発行処理部21は、生成した請求書をユーザID毎に請求書IDを発行し、この発行された請求書ID毎に請求情報記憶部173に記憶させる(ステップS709)。ここでは、請求書発行処理部21は、請求書ID毎に生成された請求書を請求情報記憶部173の介護保険請求情報テーブル記憶部173aに記憶させる。
次に、ステップS708において生成された請求書が以前に発行された月の請求書であるか否かを判定する(ステップS711)。
ステップS711において、請求書が以前に発行された月の請求書であると判定された場合、請求書発行処理部21は、月毎の請求金額の変化履歴を請求情報記憶部173に記憶させる(ステップS712)。
次に、請求書発行処理部21は、請求書の請求金額が入金されたことを確認した場合は、請求情報記憶部173に記憶された請求書入金の消し込みを実行する(ステップS713)。
以上のように、本発明の一実施形態である介護支援システム1における請求書発行処理により、各事業所に対する請求書を発行することができ、また、請求金額の履歴管理を行うことができる。
≪広告表示処理≫
本発明の一実施形態である介護支援システム1における広告表示処理について説明する。
図35は、本発明の一実施形態である介護支援システム1の広告処理部22による広告表示処理の処理フローを示したフローチャートである。
図35に示すように、図5に示した認証処理により、操作者のユーザIDが認証されると、広告処理部22の広告表示部22aは、介護情報記憶部17の広告テーブル記憶部175aと福祉用具情報テーブル記憶部171hとに基づいて、この認証されたユーザIDに関連する広告情報があるか否かを判定する(ステップS801)。
そして、ステップS801において、認証されたユーザIDに関連する広告情報があると判定された場合、広告表示部22aは、図6に示したポータル画面上の広告表示エリア1014に、認証されたユーザIDに関連する広告情報のうち少なくとも商品名を一覧表示する(ステップS802)。
次に、操作者の操作により、ポータル画面上に一覧表示された商品名のうち少なくとも1つが選択されると(ステップS803)、広告表示部22aは、介護情報記憶部17の広告テーブル記憶部175aから、この選択された商品名に関する広告情報を抽出し、この抽出された広告情報を表示する(ステップS804)。
そして、操作者の操作により、広告情報で表示された商品の購入を要求するための購入ボタンが選択されると(ステップS805)、広告表示部22aは、広告情報で表示された商品を購入するための購入画面を表示する(ステップS806)。
なお、購入画面は、本発明の一実施形態である介護支援システム1が更にウェブサーバとして機能することにより端末3に表示されるようにしてもよいし、ネットワーク2を介して接続された他のウェブサーバ(図示しない)により端末3に表示されるようにしてもよい。
≪広告検索処理≫
本発明の一実施形態である介護支援システム1における広告検索処理について説明する。ここでは、端末3から広告検索の要求があった場合を例に挙げて説明する。
図36は、本発明の一実施形態である介護支援システム1の広告処理部22による広告検索処理の処理フローを示したフローチャートである。
図36に示すように、図6に示す端末3に表示させたポータル画面から、操作者が広告検索1008を選択操作すると、端末3は、広告検索を要求する信号をネットワーク2を介して介護支援システム1へ送信する。
介護支援システム1の広告処理部22の広告検索部22bは、広告検索を要求する信号が供給されると(ステップS901)、広告検索画面を端末3に表示させる(ステップS902)。
図37は、端末3に表示させた広告検索画面の一例を示した図である。
図37に示すように、広告検索画面には、利用者情報の分類を入力するための利用者情報分類入力領域2041と、利用者情報を入力するための利用者情報入力領域2042と、広告商品の分類を入力するための商品分類入力領域2043と、検索ボタン2044とが表示されている。
そして、操作者による端末3の操作により、利用者情報分類入力領域2041と、利用者情報入力領域2042と、商品分類入力領域2043とが入力され、検索ボタン2044が押下操作されると(ステップS903)、端末3は、この操作に基づいて、利用者情報分類入力領域2041と、利用者情報入力領域2042と、商品分類入力領域2043とに入力された検索条件をネットワーク2を介して介護支援システム1へ送信する。即ち、この検索条件には、介護保険情報の一部又は全てと、商品情報の一部又は全てとが含まれる。
検索条件が供給された介護支援システム1の広告処理部22の広告検索部22bは、この検索条件に該当する商品があるか否かを判定する(ステップS904)。具体的には、広告検索部22bは、供給された検索条件と、商品テーブル記憶部175cに記憶された商品テーブルと、介護保険情報テーブル記憶部162aに記憶された介護保険情報テーブルと、福祉用具情報テーブル記憶部171hに記憶された福祉用具情報テーブルとに基づいて、供給された検索条件に含まれる介護保険情報の一部又は全てに関連する利用者が利用した商品の商品IDを抽出し、広告テーブル記憶部175aに記憶された広告テーブルに基づいて、抽出された商品IDに対応する広告情報が存在するか否かを判定する。
ステップS904において、検索条件に該当する商品IDがあると判定された場合、広告検索部22bは、検索条件に該当する商品の一覧を端末3に表示させる(ステップS905)。
図38は、端末3に表示された商品一覧表示画面の一例を示した図である。
図38に示した例では、商品一覧表示画面には、商品名2051の他に、商品の画像2052と、商品事例2053とが表示されている。
次に、操作者による端末3の操作により、ステップS905において表示された商品一覧画面に一覧表示された商品のいずれか1つが選択された場合に(ステップS906)、広告処理部22の広告情報表示制御部22cは、広告テーブル記憶部175aに記憶された広告テーブルの中から、この選択された商品名に関連づけられた広告情報を端末3に表示させる(ステップS907)。
次に、広告処理部22の商品購入支援情報表示制御部22dは、商品テーブルと福祉用具情報テーブルと介護保険情報テーブルとに基づいて、選択された商品名称の商品を利用した利用者に関連する介護保険情報を抽出し、この抽出された介護保険情報に基づいて、商品の利用者に対する統計分析を行い、この統計分析結果を端末3に表示させる(ステップS908)。例えば、商品購入支援情報表示制御部22dは、商品テーブルに基づいて、選択された商品に対応する商品IDを抽出し、福祉用具情報テーブルに基づいて、抽出された商品IDを利用した利用者のユーザIDを抽出し、介護保険情報テーブルに基づいて、この抽出されたユーザIDに対応する介護保険情報を抽出する。そして、商品購入支援情報表示制御部22dは、この抽出された介護保険情報に含まれる開始日時と、終了日時と、要介護認定区分とに基づいて、利用者の改善度合いを示す改善率と、要介護認定区分毎の人数を示す利用者分類を算出し、この算出された改善率と利用者分類とを端末3に表示させる。
図39は、商品購入支援情報表示制御部22dが、端末3に表示させた広告情報と統計分析結果とを含む広告詳細情報表示画面の一例を示した図である。
図39に示すように、広告詳細情報表示画面には、広告情報2061と、統計分析結果として改善率2062と、利用者分類2063と、購入ボタン2064とが表示されている。
そして、操作者の操作により、広告情報で表示された商品の購入を要求するための購入ボタンが選択されると(ステップS909)、広告情報表示制御部22cは、広告情報で表示された商品を購入するための購入画面を表示する(ステップS910)。
これにより、操作者は、入力した属性情報に基づいて検索された商品の中から、最適な商品を選択することができる。
≪Eコマース処理≫
本発明の一実施形態である介護支援システム1におけるEコマース処理について説明する。ここでは、端末3から商品購入の要求があった場合を例に挙げて説明する。
図40は、本発明の一実施形態である介護支援システム1のEコマース処理部23によるEコマース処理の処理フローを示したフローチャートである。なお、図40に示すステップS1001〜S1013までの処理を購入手続き処理という。
図40に示すように、Eコマース処理部23の購入処理部23aは、図35に示した広告処理部22による広告表示処理のフローチャートのステップS806の処理において表示された購入画面、又は図36に示した広告処理部22による広告検索処理のフローチャートのステップS910の処理において表示された購入画面から商品が選択されたか否かを判定する(ステップS1001)。
ステップS1001において商品が選択された場合、購入処理部23aは、この選択された商品が既に商品カート内にあるか否かを判定する(ステップS1002)。ここで、商品カートとは、購入確定前に一時的に商品IDや数量等を記憶する仮想的な買い物かごのことをいう。
図41は、商品カートの内容を表示する商品カート画面の一例を示した図である。
図41に示すように、商品カート内にある商品の一覧を表示するカート内商品一覧2071と、商品カート内の商品の合計金額を再計算させるための金額再計算ボタン2072と、注文画面へ遷移させるための注文画面遷移ボタン2073とを備えている。
ステップS1002において、選択された商品が既に商品カート内にあると判定された場合、即ち、選択された商品が図41に示した商品カート画面のカート内商品一覧2071に既に存在する場合、購入処理部23aは、この商品の数量を増加させる(ステップS1003)。
一方、ステップS1002において、選択された商品が商品カート内にないと判定された場合、即ち、選択された商品が図41に示した商品カート画面のカート内商品一覧2071に存在しない場合、購入処理部23aは、この商品を商品カートに追加する(ステップS1004)。
次に、購入処理部23aは、注文が要求されたか否かを判定する(ステップS1005)。具体的には、購入処理部23aは、図41に示した商品カート画面の注文画面遷移ボタン2073が操作者により押下操作されたか否かを判定する。
そして、注文が要求されたと判定された場合、購入処理部23aは、注文画面を表示する(ステップS1006)。
図42は、購入処理部23aにより表示された注文画面の一例を示した図である。
図42に示すように、注文画面は、送付先の情報を登録するための送付先情報登録2081と、決済方法を指定するための決済方法2082と、決済画面へ遷移させるための決済画面遷移ボタン2083とを備えている。
次に、購入処理部23aは、決済が要求されたか否かを判定する(ステップS1007)。具体的には、操作者の操作により、送付先情報登録2081が入力されると共に、決済方法2082としてクレジットカード、代金引換、又は銀行振り込みのいずれか1つが選択されて、決済画面遷移ボタン2083が押下操作されると、決済が要求されたと判定する。
そして、購入処理部23aは、決済方法としてクレジットカード、代金引換、又は銀行振り込みのうちいずれが選択されたかを判定する(ステップS1008)。
ステップS1008において、銀行振り込みが選択された場合、銀行振り込み入力画面を表示し(ステップS1009)、代金引き替えが選択された場合、代引き情報入力画面を表示し(ステップS1010)、クレジット決済が選択された場合、カード情報入力画面を表示する(ステップS1011)。
次に、表示された銀行振り込み入力画面、代引き情報入力画面、又はカード情報入力画面において、操作者の操作により所定の情報が入力されて、それぞれの画面に表示された購入手続き完了を要求する購入手続き完了ボタンが押下操作されると(ステップS1012)、購入処理部23aは、購入手続きが完了したことを通知するための購入手続き完了画面を表示する(ステップS1013)。
次に、購入記憶制御部23bは、Eコマーステーブルを記憶する(ステップS1014)。具体的には、購入記憶制御部23bは、購入処理部23aにより購入手続き処理が実行された商品、即ち、ステップS1012において購入手続きが完了した商品の商品IDと、認証部12により認証されたユーザIDを含む購入履歴とを関連付けて、新たなEコマーステーブルとしてEコマーステーブル記憶部175bに記憶させる。
これにより、操作者は、複雑な操作を行うことなく、選択された商品を購入することができる。
このように、本発明の一実施形態である介護支援システム1によれば、介護に関連する事業所のスタッフ及び利用者が介護情報を共有すると共に、この共有された介護情報に基づいて、適切な介護サービスを支援することができる。
なお、上述した実施形態を、コンピュータにインストールした介護支援プログラムを実行させることにより実現することもできる。すなわち、この介護支援プログラムは、例えば、介護支援プログラムが記憶された記録媒体から読み出され、CPUで実行されることにより介護支援システム1を構成するようにしてもよいし、通信ネットワークを介して伝送されてインストールされ、CPUで実行されることにより介護支援システム1を構成するようにしてもよい。
1…介護支援システム
3〜10…端末
11…送受信部
12…認証部
13…人情報登録部
13a…属性判定部
13b…登録部
14…介護情報登録部
15…適任者検索部
15a…ケアマネ検索部
15b…ケアマネ情報表示制御部
15c…ケアマネ支援情報表示制御部
16…人情報記憶部
17…介護情報記憶部
18…支援情報提供部
18a…初期分析部
18b…継続分析部
18c…ケアプラン抽出部
18d…ケアプラン作成部
19…地域ケア分布提供部
19a…事業所抽出部
19b…客数算出部
19c…仕事量算出部
19d…地域ケア分析表示部
19e…受発注判定部
19f…委託受託率表表示部
20…カンファレンス処理部
21…請求書発行処理部
22…広告処理部
22a…広告表示部
22b…広告検索部
22c…広告情報表示制御部
22d…商品購入支援情報表示制御部
23…Eコマース処理部
23a…購入処理部
23b…購入記憶制御部
30…サービス提供部
161…ユーザ情報記憶部
161a…テーブル記憶部
161b…ログイン情報管理テーブル記憶部
161c…ユーザ情報テーブル記憶部
162…資格情報記憶部
162a…介護保険情報テーブル記憶部
162b…スタッフ情報テーブル記憶部
163…企業情報記憶部
163a…法人テーブル記憶部
163b…事業所テーブル記憶部
171…介護業務情報記憶部
171a…アセスメントテーブル記憶部
171b…ケアプランテーブル記憶部
171c…提供票テーブル記憶部
171d…訪問介護情報テーブル記憶部
171e…通所介護情報テーブル記憶部
171f…訪問看護情報テーブル記憶部
171g…通所リハビリ情報テーブル記憶部
171h…福祉用具情報テーブル記憶部
171j…グループホーム情報テーブル記憶部
171k…居室管理テーブル記憶部
171m…車両管理テーブル記憶部
172…連絡機能記憶部
172a…テーブル記憶部
172b…サービス担当者会議テーブル記憶部
173…請求情報記憶部
173a…介護保険請求情報テーブル記憶部
173b…医療請求情報テーブル記憶部
173c…障害者請求情報テーブル記憶部
173d…利用者請求情報テーブル記憶部
173e…債権管理テーブル記憶部
174…スケジュール勤怠給与情報記憶部
174a…スケジュール管理テーブル記憶部
174b…給与マスターテーブル記憶部
174c…給与履歴テーブル記憶部
175…広告販売情報記憶部
175a…広告テーブル記憶部
175b…Eコマーステーブル記憶部
175c…商品テーブル記憶部
176…分析情報記憶部
176a…分析閲覧権限テーブル記憶部
176b…分析結果テーブル記憶部
176c…商品テーブル記憶部
177…介護辞書記憶部
181…初期改善率算出部
182…初期サービス提供分類算出部
183…初期サービス提供実績算出部
184…初期頻出単語分析部
191…継続改善率算出部
192…継続サービス提供分類算出部
193…継続サービス提供実績算出部
194…継続頻出単語分析部

Claims (17)

  1. 複数の事業所に配置された端末とネットワークを介して接続され、前記事業所に所属するスタッフが利用者に対して介護サービスを行う上で必要な介護サービス情報を前記端末に提供する介護支援システムであって、
    前記事業所毎に前記スタッフ及び前記利用者を一意に識別するユーザ情報ID毎に、当該介護支援システムにおいて前記スタッフ及び前記利用者を一意に識別するユーザIDと、前記スタッフ又は前記利用者に関する情報とを関連づけて、ユーザ情報テーブルとして記憶するユーザ情報テーブル記憶手段と、
    前記ユーザIDと、前記スタッフを一意に識別可能な情報を含むスタッフ属性情報とを関連づけて、スタッフ情報テーブルとして記憶するスタッフ情報テーブル記憶手段と、
    前記ユーザIDと、前記利用者を一意に識別可能な情報を含む介護保険情報とを関連づけて、介護保険情報テーブルとして記憶する介護保険情報テーブル記憶手段と、
    前記端末から前記スタッフ及び前記利用者の登録が要求されると共に、前記スタッフ又は前記利用者に関する情報を受信した場合に、この受信した情報が、前記スタッフ属性情報、又は前記介護保険情報に含まれる情報に一致するか否かを判定する属性判定手段と、
    前記属性判定手段により一致したと判定された場合、新たなユーザ情報IDを割り当て、この割り当てたユーザ情報IDと、前記一致した情報に関連づけられた前記ユーザIDと、前記受信した情報とに基づいて、新たなユーザ情報テーブルを生成し、この生成したユーザ情報テーブルを前記ユーザ情報テーブル記憶手段に記憶させると共に、前記属性判定手段により一致しないと判定された場合、新たなユーザ情報ID及びユーザIDを割り当て、この割り当てたユーザ情報ID及びユーザIDと前記受信した情報とに基づいて、前記ユーザ情報テーブルと、前記スタッフ属性テーブル又は前記介護保険情報テーブルとを生成し、この生成したテーブルをユーザ情報テーブル記憶手段と、スタッフ情報テーブル記憶手段又は介護保険情報テーブル記憶手段とにそれぞれ記憶させる登録手段と、
    前記スタッフ情報テーブル記憶手段及び前記介護保険情報テーブル記憶手段に記憶された前記スタッフ属性テーブル及び前記介護保険情報テーブルとに基づいて、前記端末から要求された前記介護サービス情報を前記ネットワークを介して前記端末に送信するサービス提供手段と、
    を備えたことを特徴とする介護支援システム。
  2. 前記ユーザ情報IDと、前記ユーザIDとを関連づけて、ユーザIDテーブルとして記憶するユーザIDテーブル記憶手段と、
    前記事業所毎に前記スタッフ及び前記利用者を一意に識別するログインIDと、前記ユーザIDと、前記ユーザID毎の権限をログイン情報管理テーブルとして記憶するログイン情報管理テーブル記憶手段と、
    前記端末から前記スタッフ又は前記利用者の認証が要求されると共に、前記ログインIDを受信した場合に、前記ユーザIDテーブルと前記ログイン情報管理テーブルとに基づいて、この受信したログインIDの認証及び権限の付与を行う認証手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1記載の介護支援システム。
  3. 前記ユーザ情報テーブルの前記スタッフ又は前記利用者に関する情報は、
    前記スタッフのスタッフ名称を含み、
    前記スタッフ情報テーブルの前記スタッフ属性情報は、
    前記スタッフがケアマネジャーであることを示す情報を含み、
    前記介護保険情報は、
    前記利用者が前記スタッフから前記介護サービスを受けたことを示す情報を含み、
    前記サービス提供手段は、
    操作者の操作により前記端末から前記介護保険情報の一部又は全てが属性情報として供給された場合に、前記ユーザ情報テーブルと前記スタッフ属性情報テーブルと前記介護保険情報テーブルとに基づいて、前記供給された属性情報に関連する前記利用者に前記介護サービスを提供した前記ケアマネジャーである前記スタッフの前記スタッフ名称を一覧表示させるケアマネ検索手段と、
    前記操作者の操作により、前記ケアマネ検索手段により一覧表示されたスタッフ名称のいずれか1つが選択された場合に、この選択されたスタッフ名称に関連づけられた前記スタッフ属性情報を前記端末に表示させるケアマネ情報表示制御手段と、
    前記介護保険情報テーブルから、前記選択されたスタッフ名称に関連する前記介護保険情報を抽出し、この抽出された介護保険情報に基づいて、前記スタッフの前記利用者に対する前記介護サービスの統計分析を行い、この統計分析結果を前記端末に表示させるケアマネ支援情報表示制御手段と、を備える
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の介護支援システム。
  4. 前記サービス提供手段は、
    操作者の操作により前記端末から前記介護保険情報の一部又は全てが属性情報として供給された場合に、前記介護保険情報テーブルから、前記供給された属性情報を含む前記介護保険情報に対応する前記ユーザIDを抽出すると共に、前記端末に複数の分析項目を一覧表示させ、前記操作者による前記端末の操作により、前記一覧表示された複数の分析項目のうちいずれか1つが選択された場合に、前記抽出されたユーザIDに基づいて、前記選択された分析項目に対する分析結果を前記端末に表示させる初期分析手段と、
    前記操作者による前記端末の操作により、前記端末に一覧表示された複数の分析項目のうちいずれか1つが選択されると共に、前記初期分析手段又は当該継続分析手段による前回の分析結果により区分された分析要素のうちいずれか1つが選択された場合に、前記介護保険情報テーブルに基づいて、前記初期分析手段又は当該継続分析手段により前回抽出されたユーザIDの中から前記選択された分析要素に該当する前記ユーザIDを抽出し、この抽出されたユーザIDに基づいて、前記選択された分析項目に対する分析結果を前記端末に表示させる継続分析手段と、を有する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の介護支援システム。
  5. 前記ユーザIDと、前記利用者に対する介護サービスの計画を示すケアプランを一意に識別するケアプランIDと、前記ケアプランの内容を示すケアプラン内容情報とを関連づけて、ケアプランテーブルとして記憶するケアプランテーブル記憶手段と、を更に備え、
    前記サービス提供手段は、更に、
    前記操作者による前記端末の操作により、前記端末に一覧表示された複数の分析項目の1つであるケアプラン作成が選択されると共に、前記初期分析手段又は前記継続分析手段による分析結果により区分された分析要素のうちいずれか1つが選択された場合に、前記介護保険情報に基づいて、前記初期分析手段又は前記継続分析手段により前回抽出されたユーザIDの中から前記選択された分析要素に該当する前記ユーザIDを抽出し、前記ケアプランテーブルに基づいて、前記抽出されたユーザIDを含む前記ケアプラン内容情報を抽出するケアプラン抽出手段と、
    前記抽出されたケアプラン内容情報の中からいずれか1つが選択された場合に、この選択されたケアプラン内容情報を前記端末に表示させると共に、この表示されたケアプラン内容情報に基づいて、前記操作者の操作により編集された新たなケアプラン内容情報に、新たなケアプランIDを割り当て、新たなケアプランテーブルとして前記ケアプランテーブル記憶手段に記憶させるケアプラン作成手段と、を有する
    ことを特徴とする請求項4記載の介護支援システム。
  6. 前記介護保険情報は、
    前記利用者が前記スタッフから前記介護サービスを受けたことを示す情報を含み、
    前記初期分析手段は、
    前記操作者の操作により前記端末から前記介護保険情報の一部又は全てが属性情報として供給された場合に、前記介護保険情報テーブルから、前記供給された属性情報を含む介護保険情報に対応する前記ユーザIDを抽出すると共に、前記端末に複数の分析項目を一覧表示させ、前記操作者による前記端末の操作により、前記一覧表示された複数の分析項目の1つである改善度が選択された場合に、前記抽出されたユーザIDに基づいて、前記介護保険情報テーブルから前記介護保険情報を抽出し、この抽出された介護保険情報に基づいて、前記利用者の改善度合いを複数の分析要素に区分する初期改善率算出手段を有し、
    前記継続分析手段は、
    前記操作者による前記端末の操作により、前記端末に一覧表示された複数の分析項目の1つである改善率が選択されると共に、前記改善率以外の分析項目に基づいた前回の分析により区分された分析要素のうちいずれか1つが選択された場合に、前記介護保険情報テーブルに基づいて、前回の分析により抽出されたユーザIDの中から前記選択された分析要素に該当する前記ユーザIDを抽出し、この抽出されたユーザIDに基づいて、前記介護保険情報テーブルから前記介護保険情報を抽出し、この抽出された介護保険情報に基づいて、前記利用者の改善度合いを複数の分析要素に区分する継続改善率算出手段を有する
    ことを特徴とする請求項4又は5記載の介護支援システム。
  7. 前記ユーザID毎に、前記利用者が前記スタッフから受けた前記介護サービスの種類を示すサービス種類を含む前記介護サービスの実績を提供票テーブルとして記憶する提供票テーブル記憶手段を更に備え、
    前記初期分析手段は、
    前記操作者の操作により前記端末から前記介護保険情報の一部又は全てが属性情報として供給された場合に、前記介護保険情報テーブルから、前記供給された属性情報を含む介護保険情報に対応する前記ユーザIDを抽出すると共に、前記端末に複数の分析項目を一覧表示させ、前記操作者による前記端末の操作により、前記一覧表示された複数の分析項目の1つであるサービス提供分類が選択された場合に、前記抽出されたユーザIDに基づいて、前記提供票テーブルから前記サービス種類を抽出し、この抽出されたサービス種類に基づいて、前記サービス種類を分析要素として区分し、この区分毎の前記利用者の数を算出する初期サービス提供分類算出手段を有し、
    前記継続分析手段は、
    前記操作者による前記端末の操作により、前記端末に一覧表示された複数の分析項目の1つであるサービス提供分類が選択されると共に、前記サービス提供分類以外の分析項目に基づいた前回の分析により区分された分析要素のうちいずれか1つが選択された場合に、前記介護保険情報テーブルに基づいて、前回の分析により抽出されたユーザIDの中から前記選択された分析要素に該当する前記ユーザIDを抽出し、この抽出されたユーザIDに基づいて、前記提供票テーブルから前記サービス種類を抽出し、この抽出されたサービス種類に基づいて、前記サービス種類を分析要素として区分し、この区分毎の前記利用者の数を算出する継続サービス提供分類算出手段を有する
    ことを特徴とする請求項4又は5記載の介護支援システム。
  8. 前記ユーザID毎に、前記利用者が前記スタッフから受けた前記介護サービスの実績を示す介護サービス実績を提供票テーブルとして記憶する提供票テーブル記憶手段を更に備え、
    前記初期分析手段は、
    前記操作者の操作により前記端末から前記介護保険情報の一部又は全てが属性情報として供給された場合に、前記介護保険情報テーブルから、前記供給された属性情報を含む介護保険情報に対応する前記ユーザIDを抽出すると共に、前記端末に複数の分析項目を一覧表示させ、前記操作者による前記端末の操作により、前記一覧表示された複数の分析項目の1つであるサービス提供時間又はサービス提供頻度が選択された場合に、前記抽出されたユーザIDに基づいて、前記提供票テーブルから前記サービス実績を抽出し、この抽出されたサービス実績に基づいて、前記介護サービスを受けた合計時間を示すサービス時間又は前記介護サービスを受けた頻度を示すサービス頻度を分析要素として区分し、この区分毎の前記利用者の数を算出する初期サービス提供実績算出手段を有し、
    前記継続分析手段は、
    前記操作者による前記端末の操作により、前記端末に一覧表示された複数の分析項目の1つであるサービス提供時間又はサービス提供頻度が選択されると共に、前記サービス提供時間及び前記サービス提供頻度以外の分析項目に基づいた前回の分析により区分された分析要素のうちいずれか1つが選択された場合に、前記介護保険情報テーブルに基づいて、前回の分析により抽出されたユーザIDの中から前記選択された分析要素に該当する前記ユーザIDを抽出し、この抽出されたユーザIDに基づいて、前記提供票テーブルから前記サービス実績を抽出し、この抽出されたサービス実績に基づいて、前記介護サービスを受けた合計時間を示すサービス時間又は前記介護サービスを受けた頻度を示すサービス頻度を分析要素として区分し、この区分毎の前記利用者の数を算出する継続サービス提供実績算出手段を有する
    ことを特徴とする請求項4又は5記載の介護支援システム。
  9. 前記ユーザID毎に、前記スタッフにより入力された前記利用者に関する文字情報をサービス担当者会議テーブルとして記憶するサービス担当者会議テーブル記憶手段と、
    予め入力された前記介護サービスに関する単語を介護単語辞書情報として記憶する介護辞書記憶手段と、更に備え、
    前記初期分析手段は、
    前記操作者の操作により前記端末から前記介護保険情報の一部又は全てが属性情報として供給された場合に、前記介護保険情報テーブルから、前記供給された属性情報を含む介護保険情報に対応する前記ユーザIDを抽出すると共に、前記端末に複数の分析項目を一覧表示させ、前記操作者による前記端末の操作により、前記一覧表示された複数の分析項目の1つである頻出単語分析が選択された場合に、前記抽出されたユーザIDに基づいて、前記サービス担当者会議テーブル記憶手段からサービス担当者会議テーブルを抽出し、前記介護辞書記憶手段に記憶された介護単語辞書情報に基づいて、前記抽出したサービス担当者会議テーブルの中から頻出の単語を分析要素として区分し、この区分毎の出現回数を算出する初期頻出単語分析手段を有し、
    前記継続分析手段は、
    前記操作者による前記端末の操作により、前記端末に一覧表示された複数の分析項目の1つである頻出単語分析が選択された場合に、前回の分析により抽出されたユーザIDに基づいて、前記サービス担当者会議テーブル記憶手段からサービス担当者会議テーブルを抽出し、前記介護辞書記憶手段に記憶された介護単語辞書情報に基づいて、前記抽出したサービス担当者会議テーブルの中から頻出の単語を分析要素として区分し、この区分毎の出現回数を算出する継続頻出単語分析手段を有する
    ことを特徴とする請求項4又は5記載の介護支援システム。
  10. 前記ユーザID毎に前記介護サービスの実績を提供票テーブルとして記憶する提供票テーブル記憶手段と、
    前記事業所IDと、前記事業所が存在する地域を特定するための情報である地域情報とを関連づけて、事業所テーブルとして記憶する事業所テーブル記憶手段と、を更に備え、
    前記介護保険情報は、
    前記ユーザIDが示す前記利用者が前記介護サービスを受けている前記事業所を一意に識別する事業所IDを含み、
    前記サービス提供手段は、
    操作者の操作により前記端末から前記地域情報が供給された場合に、前記事業所テーブル記憶手段に記憶された事業所テーブルに基づいて、前記供給された地域情報に対応する前記事業所IDを抽出する事業所抽出手段と、
    前記介護保険情報テーブルに基づいて、前記事業所抽出手段により抽出された事業所IDに関連づけられたユーザIDを抽出し、前記事業所ID毎に前記抽出したユーザIDの数を客数として集計する客数算出手段と、
    前記介護保険情報テーブルと前記提供票テーブルとに基づいて、前記事業所抽出手段により抽出された事業所ID毎に前記介護サービス実績を仕事量として集計する仕事量算出手段と、
    前記客数算出手段により集計された客数に基づいて生成した前記事業所の規模を示す複数の事業所モデルと、前記仕事量算出手段により集計された仕事量に基づいて生成した前記複数の事業所モデル間の関連性とを前記端末に表示させる地域ケア分析表示手段と、を有する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の介護支援システム。
  11. 前記事業所テーブルは、
    更に、前記介護サービスの種類を示すサービス種類を含み、
    前記サービス提供手段は、
    操作者の操作により前記複数の事業所モデルのうちいずれか1つが選択された場合に、前記事業所テーブルに含まれるサービス種類に基づいて、前記選択された事業所モデルに対応する前記事業所が発注側であるか、又は受注側であるかを判定する受発注判定手段と、
    前記受発注判定手段により判定された判定結果に基づいて、前記事業所間の介護サービスの受発注を示す委託率表又は受託率表を前記端末に表示させる委託受託率表表示手段と、を更に有する
    ことを特徴とする請求項10記載の介護支援システム。
  12. 前記ユーザID毎に、前記スタッフにより入力された前記利用者に関する文字情報をサービス担当者会議テーブルとして記憶するサービス担当者会議テーブル記憶手段と、を更に備え、
    前記サービス提供手段は、
    前記端末から前記サービス担当者会議テーブルへの文字情報の追加、変更、又は削除が要求されると共に、前記認証手段により認証されたユーザIDを受信した場合に、前記介護保険情報テーブルに基づいて、前記ユーザIDに関連する前記利用者のユーザIDを抽出し、この抽出されたユーザIDの利用者に関する文字情報をサービス担当者会議テーブルとしてサービス担当者会議テーブル記憶手段に記憶させるカンファレンス処理手段と、を更に有する
    ことを特徴とする請求項2記載の介護支援システム。
  13. 前記ユーザID毎に前記介護サービスの実績を提供票テーブルとして記憶する提供票テーブル記憶手段と、
    前記事業所へ請求する金額を含む請求内容を請求情報テーブルとして記憶する請求情報テーブル記憶手段と、を更に備え、
    前記サービス提供手段は、
    前記端末から請求書の発行が要求されると共に、前記介護保険情報の一部又は全てが属性情報として供給された場合に、前記介護保険情報テーブルから、前記供給された属性情報を含む介護保険情報に対応する前記ユーザIDを抽出すると共に、前記提供票テーブル記憶手段に記憶された提供票テーブルから、前記抽出されたユーザIDを含む提供票テーブルを抽出し、この抽出された提供票テーブルに基づいて、請求書を生成する請求書発行処理手段と、を更に有する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の介護支援システム。
  14. 商品を一意に識別する商品IDと、前記商品に関する情報である広告情報とを関連づけて、広告テーブルとして記憶する広告テーブル記憶手段と、
    前記商品IDと、前記商品を利用した利用者の前記ユーザIDとを関連付けて、福祉用具情報テーブルとして記憶する福祉用具情報テーブル記憶手段と、を更に備え、
    前記サービス提供手段は、
    前記広告テーブル記憶手段と福祉用具情報テーブルとに基づいて、前記認証手段により認証された前記ユーザIDに関連する前記広告情報を抽出し、この抽出された広告情報を表示する広告表示手段を、更に有する
    ことを特徴とする請求項2記載の介護支援システム。
  15. 商品を一意に識別する商品IDと、前記商品の商品名称を含む前記商品に関する商品情報とを関連づけて、商品テーブルとして記憶する商品テーブル記憶手段と、
    前記商品IDと、前記商品に関する広告情報とを関連づけて、広告テーブルとして記憶する広告テーブル記憶手段と、
    前記商品IDと、前記商品を利用した利用者の前記ユーザIDとを関連付けて、福祉用具情報テーブルとして記憶する福祉用具情報テーブル記憶手段と、を更に備え、
    前記サービス提供手段は、
    操作者の操作により前記端末から、前記介護保険情報の一部又は全て並びに前記商品情報の一部又は全てが供給された場合に、前記介護保険情報テーブルと前記商品テーブルと前記福祉用具情報テーブルとに基づいて、前記供給された前記介護保険情報の一部又は全て並びに前記商品情報の一部又は全てに関連する前記利用者が利用した商品の商品IDを抽出し、前記広告テーブルに基づいて、前記抽出された商品IDに対応する前記広告情報が存在する前記商品名称を一覧表示させる広告検索手段と、
    前記操作者の操作により、前記広告検索手段により一覧表示された商品名称のいずれか1つが選択された場合に、この選択された商品名称に関連づけられた前記広告情報を前記端末に表示させる広告情報表示制御手段と、
    前記商品テーブルと前記福祉用具情報テーブルと前記介護保険情報テーブルとに基づいて、前記選択された商品名称の商品を利用した利用者に関連する前記介護保険情報を抽出し、この抽出された介護保険情報に基づいて、前記商品の前記利用者に対する統計分析を行い、この統計分析結果を前記端末に表示させる商品購入支援情報表示制御手段と、を更に有する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の介護支援システム。
  16. 前記商品IDと、前記ユーザIDを含む前記商品の購入履歴とを関連付けて、Eコマーステーブルとして記憶するEコマーステーブル記憶手段と、を更に備え、
    前記サービス提供手段は、
    前記広告表示手段又は前記広告情報表示制御手段により表示された広告情報のうちいずれかが選択された場合に、この選択された広告情報が示す商品の購入手続き処理を実行する購入処理手段と
    前記購入処理手段により購入手続き処理が実行された商品の商品IDと、前記認証手段により認証された前記ユーザIDを含む購入履歴とを関連付けて、新たなEコマーステーブルとしてEコマーステーブル記憶手段に記憶させる購入記憶制御手段と、を更に有する
    ことを特徴とする請求項14又は15記載の介護支援システム。
  17. 複数の事業所に配置された端末とネットワークを介して接続され、前記事業所に所属するスタッフが利用者に対して介護サービスを行う上で必要な介護サービス情報を前記端末に提供するための介護支援プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記事業所毎に前記スタッフ及び前記利用者を一意に識別するユーザ情報ID毎に、前記コンピュータにおいて前記スタッフ及び前記利用者を一意に識別するユーザIDと、前記スタッフ又は前記利用者に関する情報とを関連づけて、ユーザ情報テーブルとしてユーザ情報テーブル記憶手段に記憶させるユーザ情報テーブル記憶ステップと、
    前記ユーザIDと、前記スタッフを一意に識別可能な情報を含むスタッフ属性情報とを関連づけて、スタッフ情報テーブルとしてスタッフ情報テーブル記憶手段に記憶させるスタッフ情報テーブル記憶ステップと、
    前記ユーザIDと、前記利用者を一意に識別可能な情報を含む介護保険情報とを関連づけて、介護保険情報テーブルとして介護保険情報テーブル記憶手段に記憶させる介護保険情報テーブル記憶ステップと、
    前記端末から前記スタッフ及び前記利用者の登録が要求されると共に、前記スタッフ又は前記利用者に関する情報を受信した場合に、この受信した情報が、前記スタッフ属性情報、又は前記介護保険情報に含まれる情報に一致するか否かを判定する属性判定ステップと、
    前記属性判定ステップにより一致したと判定された場合、新たなユーザ情報IDを割り当て、この割り当てたユーザ情報IDと、前記一致した情報に関連づけられた前記ユーザIDと、前記受信した情報とに基づいて、新たなユーザ情報テーブルを生成し、この生成したユーザ情報テーブルを前記ユーザ情報テーブル記憶手段に記憶させると共に、前記属性判定手段により一致しないと判定された場合、新たなユーザ情報ID及びユーザIDを割り当て、この割り当てたユーザ情報ID及びユーザIDと前記受信した情報とに基づいて、前記ユーザ情報テーブルと、前記スタッフ属性テーブル又は前記介護保険情報テーブルとを生成し、この生成したテーブルをユーザ情報テーブル記憶手段と、スタッフ情報テーブル記憶手段又は介護保険情報テーブル記憶手段とにそれぞれ記憶させる登録ステップと、
    前記スタッフ情報テーブル記憶手段及び前記介護保険情報テーブル記憶手段に記憶された前記スタッフ属性テーブル及び前記介護保険情報テーブルとに基づいて、前記端末から要求された前記介護サービス情報を前記ネットワークを介して前記端末に送信するサービス提供ステップと、
    を実行させるための介護支援プログラム。
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