JP2003099538A - 介護のための情報連携方法及びその情報連携システム - Google Patents

介護のための情報連携方法及びその情報連携システム

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JP2003099538A
JP2003099538A JP2001288851A JP2001288851A JP2003099538A JP 2003099538 A JP2003099538 A JP 2003099538A JP 2001288851 A JP2001288851 A JP 2001288851A JP 2001288851 A JP2001288851 A JP 2001288851A JP 2003099538 A JP2003099538 A JP 2003099538A
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Kazunari Sueyoshi
吉 一 成 末
Masahiko Hashimoto
本 政 彦 橋
Hirotoshi Suzuki
木 博 俊 鈴
Masaaki Tomita
田 公 明 富
Yukio Inagaki
垣 幸 男 稲
Mamoru Yoshimura
村 衛 吉
Kazuhiko Yokoshima
島 一 彦 横
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NIHON CARE COMMUNICATIONS CO Ltd
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NIHON CARE COMM CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 介護のための情報を集約化し、居宅介護支援
事業者とサービス事業者が情報を共有できる介護のため
の情報連携方法及びそのシステムを提供する。 【解決手段】 被保険者の介護を担当する居宅介護支援
事業者とサービス事業者を登録するステップと、居宅介
護支援事業者が更新可能であってサービス事業者が閲覧
可能な被保険者情報と介護サービス計画書と、居宅介護
支援事業者とサービス事業者が更新可能なサービス利用
・提供票とを、居宅介護支援事業者にアップロードさせ
るステップと、サービス事業者に介護サービス計画書と
サービス利用・提供票をダウンロードさせるステップ
と、サービス事業者にサービス実績データを入力したサ
ービス利用・提供票をアップロードさせるステップと、
を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は介護サービスの分野
において居宅介護支援事業者とサービス事業者との情報
面の連携を改善する方法およびそのシステムに係り、特
に、介護のための情報を集約化してマスターファイル
(本明細書において「原本」という)とし、このマスタ
ーファイルの情報を居宅介護支援事業者とサービス事業
者と被保険者のうち少なくとも居宅介護支援事業者とサ
ービス事業者が共有し、マスターファイルに対する何ら
かの変更があった場合には変更されたデータに関係する
他のデータ及び関係者に通知するようにした「介護のた
めの情報連携方法及びその情報連携システム」に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在の介護サービスでは、一人の利用者
(本明細書では介護保険の利用者という意味から以下に
「被保険者」という)に対して、地方公共団体によって
一人のケアマネージャー(事業者としての居宅介護事業
者は通常は複数のケアマネージャーを雇用しているが、
本明細書では居宅介護支援を行う者を「居宅介護事業
者」と呼び、事業者としての居宅介護支援事業者を指す
場合もあれば、担当者としてのケアマネージャーを指す
場合もあるものとする)が指定される。また、被保険者
が要求する介護サービスの種類に応じて、通常は一人の
被保険者に対して複数のサービス事業者が指定され、介
護サービスを提供する。
【0003】このため現状では、一人の被保険者に対し
て複数の事業者(居宅介護事業者と複数のサービス事業
者)が関係しており、その被保険者に関する情報は、複
数の事業者に散在している。
【0004】通常、被保険者の認定介護度や認定期間な
どの介護のための上流の情報は居宅介護支援事業者に最
初に流れ、居宅介護支援事業者によって下流の関係サー
ビス事業者に通知されるが、上述したように、複数の事
業者に当該被保険者に関係しているために、この上流か
らの情報が各サービス事業者に浸透しないことがあっ
た。また逆に、被保険者の状態の変化や介護サービスの
臨時の変更等の下流の情報は被保険者に日常的に接して
いるサービス事業者によって最初に把握されるが、その
情報が居宅介護支援事業者や他のサービス事業者に通知
されないことがあった。
【0005】また上述したような情報の連携の不備によ
って、サービス事業者の報酬請求書に介護認定期間の記
入ミス等の不備が生じることも少なくなく、それらの処
理に多大な時間と事務上の労力がかかっていた。
【0006】このような介護のための情報の連携のため
のツールとして、従来は地域ごとに形成された地域イン
トラネットを利用する方法があった。
【0007】しかし、地域イントラネットは情報交換の
利便性を向上させることができるが、一人の被保険者に
対して複数のサービス事業者が関係するために、人為的
なミスによる情報の連絡漏れが生じることがあった。特
に、例えば電話等の通信手段を利用した情報の伝達も多
いため、情報の伝達経路の複雑さも加わって情報の連絡
漏れが生じることがあった。
【0008】また、地域イントラネットをもってしても
一人の被保険者の情報が複数の事業者に散在しているこ
とには変わりなく、介護の経過、実績等の総合的な情報
を知るためには、複数の事業者の情報を統合する必要が
あり、不便であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が解決
しようとする課題は、上述した従来の技術の課題に鑑
み、介護のための情報を集約化し、この情報を居宅介護
支援事業者とサービス事業者が共有できる介護のための
情報連携方法及びその情報連携システムを提供すること
にある。
【0010】本発明の他の目的は、上記集約化された情
報に変更が生じた場合には、その変更された情報に関係
がある他の情報、あるいは総ての関係者にその情報の変
化を通知する介護のための情報連携方法及びその情報連
携システムを提供することにある。
【0011】本発明のさらに他の目的は、情報の連携の
不備によるサービス事業者の報酬請求書の不備を事前に
是正し、介護サービスのための報酬請求事務の効率を向
上させる介護のための情報連携方法及びその情報連携シ
ステムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による介護のため
の情報連携方法は、インターネットを介して居宅介護支
援事業者とサービス事業者と被保険者のうち少なくとも
居宅介護支援事業者とサービス事業者が共通の介護情報
を共有するようにした介護のための情報連携方法であっ
て、被保険者の介護を担当する居宅介護支援事業者とサ
ービス事業者を登録するステップと、前記居宅介護支援
事業者が更新可能であって前記サービス事業者が閲覧可
能な被保険者情報と介護サービス計画書と、前記居宅介
護支援事業者と前記サービス事業者が更新可能なサービ
ス利用・提供票とを、前記居宅介護支援事業者にアップ
ロードさせるステップと、前記サービス事業者に前記介
護サービス計画書とサービス利用・提供票をダウンロー
ドさせるステップと、前記サービス事業者にサービス実
績データを入力した前記サービス利用・提供票をアップ
ロードさせるステップと、を有することを特徴とするも
のである。
【0013】また、本発明による介護のための情報連携
システムは、インターネット上に情報連携用サーバーを
設置し、居宅介護支援事業者とサービス事業者と被保険
者のうち少なくとも居宅介護支援事業者とサービス事業
者が共通の介護情報を共有するようにした介護のための
情報連携システムであって、前記情報連携用サーバー
は、被保険者の介護を担当する居宅介護支援事業者とサ
ービス事業者を登録させる事業者登録手段と、前記居宅
介護支援事業者が更新可能であって前記サービス事業者
が閲覧可能な被保険者情報と介護サービス計画書と、前
記居宅介護支援事業者が更新可能であって前記サービス
事業者が閲覧とサービス実績データ入力が可能なサービ
ス利用・提供票とを、前記居宅介護支援事業者にアップ
ロードさせる原本登録手段と、前記サービス事業者に前
記介護サービス計画書とサービス利用・提供票をダウン
ロードさせるサービス利用・提供票送信手段と、前記サ
ービス事業者にサービス実績データを入力した前記サー
ビス利用・提供票をアップロードさせるサービス実績デ
ータ蓄積手段と、を有することを特徴とするものであ
る。
【0014】上記本発明の介護のための情報連携方法及
びその情報連携システムによれば、介護のための情報を
含む被保険者情報と介護サービス計画書とサービス利用
・提供票を原本としてサーバー内に集約し、かつ、居宅
介護支援事業者には原本を更新できる権限(更新できる
権限は当然に閲覧できる権限を含む)を与え、サービス
事業者にはサービス利用・提供票に対する実績データの
入力権限(更新権限)と被保険者情報と介護サービス計
画に対する閲覧権限のみを与える。これにより、介護情
報、すなわち、被保険者の情報、介護の計画、介護サー
ビスの実績が集約され、且つ、誤って更新されることが
防止される。
【0015】また、本発明は、サービス事業者に報酬請
求書をアップロードさせ、アップロードされた報酬請求
書と被保険者情報とサービス実績データを照合して必要
に応じてサービス事業者にエラーメッセージを出力する
ことを特徴とする。
【0016】この発明は、介護のためのすべての情報が
集約化されていることにより、上記のようにサービス事
業者がアップロードした報酬請求書を機械的に検査で
き、記入ミスによる報酬請求書の誤りを排除することが
できる。
【0017】さらに、本願による他の発明は、介護サー
ビス計画書とサービス利用・提供票に、介護サービスを
提供するサービス事業者の識別情報を付し、サービス事
業者が介護サービス計画書とサービス利用・提供票をダ
ウンロードするときに、当該サービス事業者が担当する
部分の介護サービス計画書あるいはサービス利用・提供
票のみをダウンロードさせることを特徴とするものであ
る。
【0018】この発明によれば、介護サービス計画書や
サービス利用・提供票は担当のサービス事業者の識別情
報を有しており、この識別情報の作用によってサービス
事業者が介護サービス計画書やサービス利用・提供票を
ダウンロードする際には、そのサービス事業者が担当す
る範囲内の介護情報のみをダウンロードできるようにな
っている。これにより、介護の情報が不特定多数の人に
閲覧されることを防止し、しかも、同一の原本から複数
のサービス事業者に対してそれそれ関係ある部分を閲覧
させるので、データを効率的に集約化することができ
る。
【0019】さらに、本願の他の発明は、被保険者情報
と介護サービス計画書とサービス利用・提供票が、その
いずれかにデータの変更があったときに関連する他の情
報にデータ変更のメッセージを表示することを特徴とす
るものである。
【0020】本発明によれば、被保険者情報と介護サー
ビス計画書とサービス利用・提供票など介護に関する情
報が、互いに関係するデータ同士がリンクされており、
一つのデータが変更された時に、他の関係データに対し
てデータ変更のメッセージを発する。これにより、介護
情報を有する複数の原本の内容が整合され、原本間の情
報の齟齬による介護サービスや報酬請求の混乱を防止す
ることが出来る。
【0021】さらに、本願の他の発明は、居宅介護支援
事業者あるいはサービス事業者あるいは被保険者からの
連絡メールを受信し、その連絡メールをその指定された
受信者に転送し、前記連絡メールの受信の確認の要否を
管理し、受信の確認が要求されているのにも拘わらず所
定時間が経過した連絡メールについてその送信者あるい
は受信者にメッセージを送ることを特徴とするものであ
る。
【0022】本発明によれば、被保険者や事業者の間の
連絡が一つのルートにまとめられ、且つ、連絡に対して
受信したことの確認を完全にすることができる。これに
より、被保険者や事業者の間のすべての連絡を監視で
き、且つ、重要な連絡事項については確実に伝達するこ
とができるようになる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明による「介護のため
の情報連携方法及びその情報連携システム」の実施形態
について図面を用いて以下に説明する。
【0024】図1に本発明の一実施形態による介護のた
めの情報連携システムの構成を示す。
【0025】本実施形態の介護のための情報連携システ
ム1は、インターネット2に接続された情報連携用サー
バー3と、同じくインターネット2に接続された居宅介
護支援事業者とサービス事業者あるいは被保険者の複数
のクライアントコンピュータ4を有している。
【0026】情報連携用サーバー3は、事業者登録手段
5と、原本登録手段6と、サービス利用・提供票送信手
段7と、サービス実績データ蓄積手段8と、データリン
ク手段9と、サービス変更通知手段10と、報酬請求書
入力手段11と、請求書検査手段12と、連絡メール転
送手段13と、連絡メール管理手段14と、WEBページ
作成手段15と、通信手段16と、認証手段17を有し
ている。
【0027】また、情報連携用サーバー3は、記憶手段
として、居宅介護支援事業者データベース18と、サー
ビス事業者データベース19と、被保険者情報データベ
ース20と、介護サービス計画書データベース21と、
サービス利用・提供票データベース22とを有してい
る。
【0028】「手段」は、それぞれの目的の情報処理を
行う装置をいい、複数の装置が協働して処理を行っても
よいし、処理の段階に応じて同一の装置がプログラムに
よって制御されて異なる目的の情報処理を行ってもよ
い。また、データベース等は情報連携用サーバー3の外
部に存在していても良い。
【0029】事業者登録手段5は、被保険者の介護を担
当する居宅介護支援事業者とサービス事業者を登録させ
る手段である。好ましくは、事業者登録手段5は、登録
を希望する事業者に登録用のフォームをダウンロードさ
せ、必要なデータを入力した登録用フォームをアップロ
ードさせ、その登録用フォームに記入されたデータを抽
出して居宅介護支援事業者データベース18とサービス
事業者データベース19に記憶保存する。
【0030】原本登録手段6は、居宅介護支援事業者に
被保険者情報と介護サービス計画書とサービス利用・提
供票を登録させる手段である。被保険者情報とは、被保
険者の氏名、年齢、認定介護度、認定介護期間等の情報
である。被保険者情報は、介護度認定が行われるごと
に、あるいは、被保険者の状態が変化した時に内容が変
更される。介護サービス計画書は、各被保険者のための
介護サービスの実施方針である。介護サービス計画書
は、前記被保険者情報に基づいて居宅介護支援事業者に
よって作成されるものである。したがって、被保険者情
報に変更が生じた場合には介護サービス計画書の内容も
変化することが多い。サービス利用・提供票とは、前記
介護サービス計画書をさらに詳細に具体化したものであ
る。サービス利用・提供票は、介護サービス計画書に基
づいて数週にわたって日ごとに介護サービスの内容とサ
ービス事業者を記載しており、さらに日ごとの介護の実
施の実績データを記入できるようになっているものであ
る。「サービス利用票」は介護サービスの計画を意味
し、「サービス提供票」は介護サービスの提供の実績を
意味し、「サービス利用・提供票」は介護サービスの計
画と実績の双方が対比して記入できるようになっている
ものである。サービス利用・提供票も居宅介護支援事業
者によって作成される。サービス利用・提供票は、被保
険者情報と介護サービス計画書の変更の影響を受けて変
更される。
【0031】居宅介護支援者は、被保険者情報、介護サ
ービス計画書、サービス利用・提供票のいずれに対して
も更新する権限を有しているが、サービス事業者は好ま
しくはサービス利用・提供票に対して介護サービスの実
績データ等の限定的なデータを入力できる以外は、被保
険者情報と介護サービス計画書を閲覧できるだけであ
る。
【0032】原本登録手段6によって登録された被保険
者情報、介護サービス計画書、サービス利用・提供票の
情報は、それぞれ被保険者情報データベース20と介護
サービス計画書データベース21とサービス利用・提供
票データベース22に体系的に記憶管理される。
【0033】サービス利用・提供票送信手段7は、サー
ビス利用・提供票をダウンロードさせる手段である。ま
た、サービス事業者が被保険者情報と介護サービス計画
書を知る必要がある場合に鑑み、サービス利用・提供票
送信手段7は、サービス事業者に被保険者情報と介護サ
ービス計画書をダウンロードさせることもできる。
【0034】サービス実績データ蓄積手段8は、サービ
ス事業者にサービス実績データを入力したサービス利用
・提供票をアップロードさせる手段である。サービス実
績データ蓄積手段8は、アップロードされた介護サービ
スの実績データをサービス利用・提供票データベース2
2に蓄積する。なお、サービス実績データ蓄積手段8
は、サービス実績データを入力したサービス利用・提供
票をアップロードさせる代わりに、サービス実績データ
のみをアップロードさせて蓄積することもできる。
【0035】データリンク手段9は、被保険者情報デー
タベース20と介護サービス計画書データベース21と
サービス利用・提供票データベース22に格納されたデ
ータを互いに関係付け、関係付けられた複数のデータの
うちの一つのデータが変更された時は、他の関係データ
にデータ変更のメッセージを表示する手段である。
【0036】データリンク手段9は、被保険者情報等の
上流の情報の変更を下流の介護サービス計画書やサービ
ス利用・提供票にメッセージ表示することができるし、
下流のサービス利用・提供票の情報の変更を上流の被保
険者情報や介護サービス計画書にメッセージ表示するこ
とができる。
【0037】サービス変更通知手段10は、サービスに
関するデータが変更されたときに、そのデータの変更の
メッセージを関係者に送信する手段である。データリン
ク手段9がデータの変更を関係の他のデータにそれを見
た者に表示するのに対し、サービス変更通知手段10
は、サービス内容の変更を直接関係する人に知らせる点
で異なる。関係者に知らせる手段は、好ましくはメール
等の手段による。
【0038】サービス変更通知手段10は、上流の被保
険者情報の変更を下流の関係するサービス事業者に知ら
せることもできるし、例えば介護サービスの臨時の変更
等の下流の情報の変更を上流の居宅介護支援事業者に知
らせることもできる。
【0039】報酬請求書入力手段11、サービス事業者
に報酬請求書をアップロードさせる手段である。報酬請
求書入力手段11は、好ましくは入力が容易な報酬請求
書のフォーム(デジタル化されているもの)をサービス
事業者に送信し、必要なデータが入力された後にその報
酬請求書のフォームを受信する。また、報酬請求書入力
手段11は、XML等の技術を利用して報酬の請求のデ
ータのみを受信する場合もある。
【0040】請求書検査手段12は、アップロードされ
た報酬請求のデータと被保険者情報とサービス実績デー
タ蓄積手段8によって蓄積されたサービス実績データと
を照合し、不整合である場合にその報酬請求のデータを
アップロードしたサービス事業者にエラーメッセージを
出力する手段である。
【0041】連絡メール転送手段13は、居宅介護支援
事業者あるいはサービス事業者あるいは被保険者からの
連絡メールを受信し、その連絡メールをその指定された
受信者に転送する手段である。
【0042】なお、本発明で利用される連絡メールは、
受信者の欄と、受信の確認を要求する受信確認要求ボタ
ンと、押すことによって送信者に自動的に受信確認の返
信を行う受信確認ボタンとが設けられている所定のフォ
ームのものを使用するのが好ましい。
【0043】連絡メール管理手段14は、連絡メールの
受信の確認の要否を管理し、受信の確認が要求されてい
るのにも拘わらず所定時間が経過した連絡メールについ
てその送信者あるいは受信者にメッセージをダウンロー
ドする手段である。連絡メール管理手段14は、総ての
連絡メールの受信の確認の要否を管理するテーブルと、
クロック回路を有し、受信の確認が要求されているもの
であって送受信から所定の時間経過した連絡メールにつ
いて受信者に督促のメッセージあるいは送信者に警告の
メッセージを送信する。
【0044】WEBページ作成手段15は、WEBページを作
成する手段である。本発明のWEBページ作成手段15
は、通常のWEBページ手段と同様に定義ファイルとデー
タやオブジェクトを組み合わせてWEBページを生成する
が、本発明においてはWEBページを要求したサービス事
業者に応じてその者に関係する情報のみを掲載したWEB
ページを生成することができる。
【0045】通信手段16は、クライアントコンピュー
タ4と通信を行う手段である。通信手段16は、公知の
ものを使用することができ、好ましくはHTTPおよびHTTP
Sプロトコルによって通信を行う。
【0046】認証手段17は、本システムを利用する者
が正規の登録ユーザーであるかを認証する手段である。
本発明においては、被保険者、居宅介護支援事業者、サ
ービス事業者にそれらの者の識別情報あるいは識別情報
と対応するパスワードを入力させ、認証の処理とともに
被保険者、居宅介護支援事業者、サービス事業者を特定
する。
【0047】以上が介護のための情報連携システム1の
構成要素の説明であったが、次に、本発明の介護のため
の情報連携システム1の処理の流れ、すなわち、介護の
ための情報連携方法について以下に説明する。
【0048】図2は介護のための情報連携方法の流れを
示している。
【0049】図2に示すように、最初に居宅介護支援事
業者とサービス事業者を登録を行う(ステップS10,
S20)。この登録は事業者登録手段5を用いて行われ
る。登録は居宅介護支援事業者とサービス事業者に識別
情報を付与してそれを登録するようにする。居宅介護支
援事業者が複数のケアマネージャーを雇用している場合
には、各ケアマネージャーごとに識別情報を登録する。
登録された居宅介護支援事業者とサービス事業者の情報
は居宅介護支援事業者データベース18とサービス事業
者データベース19に格納される。
【0050】次に、被保険者から介護サービスを利用す
る申し込みがあった時には、その被保険者の介護支援を
行う居宅介護支援事業者により被保険者情報を登録する
(ステップS30)。被保険者情報の登録は原本登録手
段6を用いて行われる。被保険者の情報は被保険者の氏
名、保険番号等の識別情報と認定介護度、認定介護期間
等の情報を含む。被保険者情報は担当の居宅介護支援事
業者およびサービス事業者の識別情報とともに被保険者
情報データベース20に格納される。
【0051】次に、居宅介護支援事業者により被保険者
情報に基づいて介護サービス計画書が作成され、当該居
宅介護支援事業者によってアップロードされる(ステッ
プS40)。介護サービス計画書は上述したように介護
サービスの基本方針であり、比較的長期的であり、ま
た、概念的である。介護サービス計画書は対象の被保険
者と担当の居宅介護支援事業者とサービス事業者の識別
情報とともに介護サービス計画書データベース21に格
納される。
【0052】次に、居宅介護支援事業者により介護サー
ビス計画書に基づいてさらに具体的なサービス計画であ
るサービス利用・提供票が作成され、居宅介護支援事業
者によってアップロードされる(ステップS50)。サ
ービス利用・提供票は前述したように介護サービス計画
書をさらに具体化して日ごとのサービス内容を記したも
のである。また、介護サービスの提供の実績データを記
入することができるようになっている。サービス利用・
提供票は、対象の被保険者と担当の居宅介護支援事業者
とサービス事業者の識別情報を付されてサービス利用・
提供票データベース22に格納される。なお、サービス
利用・提供票は、各サービス事業者の介護サービスごと
に欄分けされ、各サービス事業者の欄ごとに各サービス
事業者の識別情報を付されているのが好ましい。これに
より、各サービス事業者が各自が関係する部分、すなわ
ち各サービス事業者が提供すべき介護サービスを記した
部分のみをダウンロードすることができるようになる。
【0053】上記介護サービス計画書とサービス利用・
提供票のアップロードは、原本登録手段6を用いて行わ
れる。
【0054】サービス利用・提供票がアップロードされ
た後は、そのサービス利用・提供票が各サービス事業者
にダウンロードされる(ステップS60)。ダウンロー
ドされたサービス利用・提供票は、いわばサービス事業
者の作業予定表になる。ダウンロードされるサービス利
用・提供票は好ましくは各サービス事業者の各自の関係
部分のみのサービス利用・提供票になっている。サービ
ス利用・提供票のダウンロードはサービス利用・提供票
送信手段7を用いて行われる。
【0055】ダウンロードされたサービス利用・提供票
に基づいて、各サービス事業者が介護サービスを提供す
る(ステップS70)。各サービス事業者は、自分が提
供した介護サービスの内容(実績データ)をサービス利
用・提供票に記入し、情報連携用サーバー3にアップロ
ードする(ステップS80)。なお、XML等の技術を
利用して介護サービスの実績データのみを送信すること
もできる。介護サービスの実績データのアップロードは
サービス実績データ蓄積手段8を用いて行われる。サー
ビス実績データ蓄積手段8によって処理され、介護サー
ビスの実績データはサービス利用・提供票データベース
22に格納される。
【0056】このようにして一定期間介護サービスが提
供された後は、サービス事業者は報酬請求書を作成して
情報連携用サーバー3にアップロードする(ステップS
90)。報酬請求書は報酬請求書入力手段11によって
報酬請求データとして入力される。なお、報酬請求書入
力手段11はクライアントコンピュータ4と同一の定義
ファイルを有し、報酬請求データのみを受信するように
してもよい。
【0057】次に、報酬請求データは請求書検査手段1
2により、被保険者情報や介護サービスの実績データと
照合され、検査される(ステップS100)。報酬請求
書の記載が総て正しい場合は、サービス事業者に報酬請
求書が正常である旨のメッセージを送信するとともに、
当該報酬請求書を直接国保連に転送し、報酬請求する
(ステップS110)。一方、報酬請求書の記載に誤り
があった場合には、当該報酬請求書を送信したサービス
事業者に不備があった旨のメッセージを送信する(ステ
ップ120)。そのメッセージは不備の種類を表示する
ようにするのが好ましい。この結果、そのサービス事業
者は再度報酬請求書を作成して情報連携用サーバー3に
アップロードする。
【0058】以上が計画通りに介護サービスを提供した
場合の処理の流れであった。一方、被保険者情報に変更
が生じたり、被保険者の状態の変化によって介護サービ
スの内容の変更を余儀なくされた場合には、データの変
更の処理を行う(ステップS130)。被保険者情報や
介護サービス計画書やサービス利用・提供票のいずれか
にデータの変更が生じた場合は、その変更されたデータ
に関係がある他のデータにメッセージを発し、最終的に
は整合するように変更することを促す(ステップS14
0)。また、変更されたデータに関係がある関係者には
データ変更が生じた旨のメッセージを送信する(ステッ
プS150)。関係者への通知は連絡メールの管理によ
って実現する(ステップ160)。
【0059】このように、本発明の介護のための情報連
携方法では、介護に関する情報を被保険者情報、介護サ
ービス計画書、サービス利用・提供票に集約し、サービ
ス事業者はサービス利用・提供票にのみアクセスできる
ように管理し、かつ、データの変更が生じた場合には、
関係がある総てのデータを整合させ、且つ、関係者に通
知する。これにより、一人の被保険者に関する介護の情
報を居宅介護支援事業者とサービス事業者が共有し、か
つ、共有される原本の情報が真正であることが保証さ
れ、事情が変化した場合にはその変化を居宅介護支援事
業者とサービス事業者がともに把握することができる。
【0060】次に、被保険者情報、介護サービス計画
書、サービス利用・提供票の情報のいずれかのデータが
変更された場合に、関係がある他のデータにデータ変更
のメッセージが送られ、且つ、関係がある関係者に通知
される(上記ステップS140,S150)の仕組みに
ついて図3を用いて説明する。
【0061】図3に示すように、本発明における被保険
者情報、介護サービス計画書、サービス利用・提供票
は、「単位データ」ごとに関係がある者、関連する他の
原本、好ましくは特定の関連データを示す識別情報(I
D、コード)を付されている。
【0062】すなわち、例えば、被保険者情報は、単位
データごとに被保険者ID、居宅介護支援事業者ID、
サービス事業者ID、介護サービス計画書コード、サー
ビス利用・提供票コードが属性として付されている。こ
のデータが変更された場合には、そのデータの属性か
ら、関係する介護サービス計画書とサービス利用・提供
票が特定され、当該介護サービス計画書とサービス利用
・提供票に対して、さらに好ましくは当該介護サービス
計画書とサービス利用・提供票の特定の関連データに対
して、データ変更のメッセージを送ることができる。こ
の処理はデータリンク手段9によって行われる。データ
変更のメッセージは、上流の例えば被保険者情報のデー
タ変更を下流の介護サービス計画書、サービス利用・提
供票に送ることもでき、下流の例えばサービス利用・提
供票のデータ変更を上流の被保険者情報や介護サービス
計画書に送ることもできる。
【0063】データ変更のメッセージは、送付先のデー
タの属性の変更、例えば色の変化や点滅、あるいは特定
のメッセージ文によって知らされ、その関連データを見
た者は直ちに他の関連データが変更されてたことを知る
ことができるようになっている。
【0064】また、変更されたデータの属性から、その
データに関係がある被保険者、居宅介護支援事業者、サ
ービス事業者が特定され、当該被保険者、居宅介護支援
事業者、サービス事業者に対してデータ変更のメッセー
ジを送ることができる。
【0065】上記関係者に対する通知は、サービス変更
通知手段10によって行われる。
【0066】「単位データ」は細分化できる最小のデー
タグループを意味し、システムの設定に応じて詳細の度
合いを変化させることができる。例えばサービス利用・
提供票の単位データは、日時を特定した介護サービスを
単位データとすることができる。単位データ間のリンク
を詳細に設けることにより、データ変更のメッセージが
より正確になる。上流の情報は複数の下流の情報とリン
クされ、下流の情報は単数の上流の情報にリンクされ
る。
【0067】次に、一つのサービス利用・提供票の原本
に対して各サービス事業者が各自が関係する部分のみの
サービス利用・提供票をダウンロードする仕組みについ
て図4を用いて説明する。
【0068】図4に示すように、サービス事業者がサー
ビス利用・提供票をダウンロードするためにアクセスす
る(ステップS200)時は、情報連携用サーバー3の
通信手段16を介して認証手段17が最初の認証処理を
行う。その認証処理により、サービス事業者の識別情報
が得られ、この識別情報はWEBページ作成手段15に渡
される。WEBページ作成手段15は、サービス利用・提
供票データベース22から各データに付されている関係
サービス事業者IDを参照し、ダウンロードを要求して
いるサービス事業者の識別情報と一致するデータのみを
抽出する。一方、WEBページ用の定義ファイルからサー
ビス利用・提供票の定義ファイルを取得し、前記抽出し
たデータと合成してWEBページを生成する(ステップS
210)。このようにして生成されたサービス利用・提
供票は要求したサービス事業者に送られる(ステップS
220)。
【0069】このようにしてサービス利用・提供票デー
タベース22のうち、ダウンロードを要求したサービス
事業者に関係があるデータのみをダウンロードさせ、他
のデータはダウンロードさせないようにすることができ
る。これによって、被保険者の情報がむやみに第三者に
公開されることが防止される。
【0070】図5は、もっとも上流の情報である被保険
者情報が変更された場合を例として、データの変更が生
じた場合のデータ変更のメッセージと関係者への通知を
フローチャートとして示したものである。
【0071】図6は、介護に関する連絡事項を漏れなく
通知するための処理方法を示している。
【0072】図6に示すように、被保険者の要望等の連
絡事項が発生すると(ステップS300)、それを知ら
せる者は連絡メールを情報連携用サーバー3にアップロ
ードする(ステップS310)。情報連携用サーバー3
においては連絡メール転送手段13によりその連絡メー
ルを指定の受信者に転送し(ステップS320)、且
つ、転送時刻と受信の確認の要否をテーブルとして保持
し管理する(ステップS330)。なお、受信の確認の
要否は連絡メールの属性として連絡メールに付され、前
述したような受信確認要求ボタンを操作することによっ
て属性値として入力される。
【0073】次に、連絡メール管理手段14は、クロッ
ク回路によって時間を計測し、受信の確認が必要な連絡
メールに対する受信確認の返信の有無を監視する(ステ
ップS340)。その結果、受信確認の返信があった連
絡メールについてはその管理を終了する(ステップS3
50)。一方、一定時間が経過しても受信の確認が必要
な連絡メールに対して受信確認の返信が無いものについ
ては、連絡メール管理手段14から送信者に対して「未
着信」等のメッセージを送信し、あるいは、受信者に対
して受信確認を督促するメールを送信する(ステップS
360)。
【0074】このように本発明の介護のための情報連携
方法およびシステムによれば、介護サービスの間に生じ
る様々な連絡事項を連絡メールによって集中管理し、従
来のように電話、FAX、手書きのメモ等の種々の連絡
方法が存在することによる連絡漏れを防止することがで
き、且つ、連絡メールが受信者に確実に読まれるように
管理することにより連絡メールによる連絡漏れを防止す
ることができる。
【0075】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、被保険者情報、介護サービス計画書、サービ
ス利用・提供票等の情報を原本として情報連携用サーバ
ーに集中させ、原本の情報を更新できる者を制限するこ
とにより原本の情報が真正であることを保証することに
より、一人の被保険者の情報が複数の者に散在すること
を防止し、これによって正確かつ円滑な介護サービスを
実現することができる。
【0076】また、本発明によれば、被保険者情報、介
護サービス計画書、サービス利用・提供票等の原本の情
報が互いにリンクされ、情報に変更が生じた場合には、
その変更が他の関連情報にメッセージ表示され、また、
すべての関係者に対して情報の変更が通知される。これ
により、従来情報の変更によって被保険者情報、介護サ
ービス計画書、サービス利用・提供票の情報に齟齬が生
じ、介護サービスに混乱が生じていたことが防止され
る。
【0077】また、本発明によれば、被保険者の情報や
介護サービスの実績データがすべて情報連携用サーバー
に蓄積されるので、各サービス事業者が提出する報酬請
求書を簡単に検査でき、情報の連携の不備によるサービ
ス事業者の報酬請求書の不備を事前に是正し、介護サー
ビスのための報酬請求事務の効率を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様による介護のための情報連
携システムの構成を示したブロック図。
【図2】本発明による介護のための情報連携方法の処理
の流れを示したフローチャート。
【図3】被保険者情報、介護サービス計画書、サービス
利用・提供票等の原本の情報が互いリンクされる仕組み
を説明する図。
【図4】各サービス事業者に各自が関係する部分のサー
ビス利用・提供票をダウンロードさせる処理の流れを示
したフローチャート。
【図5】被保険者情報に変更が生じた場合を例として情
報の変更が関連データへの変更メッセージ、関係者への
変更通知として送られる流れを示したフローチャート。
【図6】連絡メールの連絡漏れを防止する管理の流れを
示したフローチャート。
【符号の説明】
1 介護のための情報連携システム 2 インターネット 3 情報連携用サーバー 4 クライアントコンピュータ 5 事業者登録手段 6 原本登録手段 7 サービス利用・提供票送信手段 8 サービス実績データ蓄積手段 9 データリンク手段 10 サービス変更通知手段 11 報酬請求書入力手段 12 請求書検査手段 13 連絡メール転送手段 14 連絡メール管理手段 15 WEBページ作成手段 16 通信手段 17 認証手段 18 居宅介護支援事業者データベース 19 サービス事業者データベース 20 被保険者情報データベース 21 介護サービス計画書データベース 22 サービス利用・提供票データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富 田 公 明 群馬県高崎市山名町1144−2 (72)発明者 稲 垣 幸 男 東京都西東京市保谷町5−4 B514 (72)発明者 吉 村 衛 茨城県取手市西1−27−12 (72)発明者 横 島 一 彦 東京都世田谷区砧3−30−15

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターネットを介して居宅介護支援事業
    者とサービス事業者と被保険者のうち少なくとも居宅介
    護支援事業者とサービス事業者が共通の介護情報を共有
    するようにした介護のための情報連携方法であって、 被保険者の介護を担当する居宅介護支援事業者とサービ
    ス事業者を登録するステップと、 前記居宅介護支援事業者が更新可能であって前記サービ
    ス事業者が閲覧可能な被保険者情報と介護サービス計画
    書と、前記居宅介護支援事業者と前記サービス事業者が
    更新可能なサービス利用・提供票とを、前記居宅介護支
    援事業者にアップロードさせるステップと、 前記サービス事業者に前記介護サービス計画書とサービ
    ス利用・提供票をダウンロードさせるステップと、 前記サービス事業者にサービス実績データを入力した前
    記サービス利用・提供票をアップロードさせるステップ
    と、を有することを特徴とする介護のための情報連携方
    法。
  2. 【請求項2】前記サービス事業者に報酬請求のデータを
    アップロードさせるステップと、 前記アップロードされた報酬請求のデータと前記被保険
    者情報と前記サービス実績データを照合して必要に応じ
    て前記サービス事業者にエラーメッセージを出力するス
    テップと、を有することを特徴とする請求項1に記載の
    介護のための情報連携方法。
  3. 【請求項3】前記介護サービス計画書とサービス利用・
    提供票は、介護サービスを提供するサービス事業者の識
    別情報を有し、前記サービス事業者に前記介護サービス
    計画書とサービス利用・提供票をダウンロードさせるス
    テップにおいて、ダウンロードを要求したサービス事業
    者の識別情報によって当該サービス事業者が担当する部
    分の介護サービス計画書あるいはサービス利用・提供票
    をダウンロードさせることを特徴とする請求項1または
    2に記載の介護のための情報連携方法。
  4. 【請求項4】前記被保険者情報と介護サービス計画書と
    サービス利用・提供票は、前記被保険者情報のデータが
    変更されたときにそのデータ変更をその被保険者情報に
    基づいて作成された介護サービス計画書とサービス利用
    ・提供票に対してデータ変更のメッセージを表示するデ
    ータ変更リンクを有し、 前記介護サービス計画書と前記サービス利用・提供票
    は、前記介護サービス計画書のデータが変更されたとき
    にそのデータ変更をその介護サービス計画書に基づいて
    作成されたサービス利用・提供票に対してデータ変更の
    メッセージを表示するデータ変更リンクを有することを
    特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の介護のため
    の情報連携方法。
  5. 【請求項5】前記サービス利用・提供票のデータが変更
    されたときに、そのデータ変更を知らせるメッセージを
    そのデータが変更されたサービス利用・提供票を使用す
    るサービス事業者に送信するステップを有することを特
    徴とする請求項4に記載の介護のための情報連携方法。
  6. 【請求項6】前記被保険者情報と介護サービス計画書と
    サービス利用・提供票は、前記サービス利用・提供票の
    データが変更されたときにそのデータ変更をそのサービ
    ス利用・提供票の基礎となる被保険者情報と介護サービ
    ス計画書に対してデータ変更のメッセージを表示するデ
    ータ変更リンクを有することを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかに記載の介護のための情報連携方法。
  7. 【請求項7】前記サービス利用・提供票のデータが変更
    されたときに、そのデータ変更を知らせるメッセージを
    そのサービス利用・提供票に係る居宅介護支援事業者に
    送信するステップを有することを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載の介護のための情報連携方法。
  8. 【請求項8】前記居宅介護支援事業者あるいは前記サー
    ビス事業者あるいは前記被保険者からの連絡メールを受
    信し、その連絡メールをその指定された受信者に転送す
    るステップと、 前記連絡メールの受信の確認の要否を管理し、受信の確
    認が要求されているのにも拘わらず所定時間が経過した
    連絡メールについてその送信者あるいは受信者にメッセ
    ージをダウンロードするステップと、を有することを特
    徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の介護のための
    情報連携方法。
  9. 【請求項9】インターネット上に情報連携用サーバーを
    設置し、居宅介護支援事業者とサービス事業者と被保険
    者のうち少なくとも居宅介護支援事業者とサービス事業
    者が共通の介護情報を共有するようにした介護のための
    情報連携システムであって、 前記情報連携用サーバーは、 被保険者の介護を担当する居宅介護支援事業者とサービ
    ス事業者を登録させる事業者登録手段と、 前記居宅介護支援事業者が更新可能であって前記サービ
    ス事業者が閲覧可能な被保険者情報と介護サービス計画
    書と、前記居宅介護支援事業者が更新可能であって前記
    サービス事業者が閲覧とサービス実績データ入力が可能
    なサービス利用・提供票とを、前記居宅介護支援事業者
    にアップロードさせる原本登録手段と、 前記サービス事業者に前記介護サービス計画書とサービ
    ス利用・提供票をダウンロードさせるサービス利用・提
    供票送信手段と、 前記サービス事業者にサービス実績データを入力した前
    記サービス利用・提供票をアップロードさせるサービス
    実績データ蓄積手段と、を有することを特徴とする介護
    のための情報連携システム。
  10. 【請求項10】前記情報連携用サーバーは、 前記サービス事業者に報酬請求のデータをアップロード
    させる報酬請求書入力手段と、 前記アップロードされた報酬請求のデータと前記被保険
    者情報と前記サービス実績データを照合して必要に応じ
    て前記サービス事業者にエラーメッセージを出力する請
    求書検査手段と、を有することを特徴とする請求項9に
    記載の介護のための情報連携システム。
  11. 【請求項11】前記介護サービス計画書とサービス利用
    ・提供票は、介護サービスを提供するサービス事業者の
    識別情報を有し、前記サービス利用・提供票送信手段
    は、ダウンロードを要求したサービス事業者の識別情報
    によって当該サービス事業者が担当する部分の介護サー
    ビス計画書あるいはサービス利用・提供票をダウンロー
    ドさせることを特徴とする請求項9または10に記載の
    介護のための情報連携システム。
  12. 【請求項12】前記情報連携用サーバーは、 前記被保険者情報のデータが変更されたときにそのデー
    タ変更をその被保険者情報に基づいて作成された介護サ
    ービス計画書とサービス利用・提供票に対してデータ変
    更のメッセージを表示し、前記介護サービス計画書のデ
    ータが変更されたときにそのデータ変更をその介護サー
    ビス計画書に基づいて作成されたサービス利用・提供票
    に対してデータ変更のメッセージを表示するデータリン
    ク手段を有することを特徴とする請求項9〜11のいず
    れかに記載の介護のための情報連携システム。
  13. 【請求項13】前記情報連携用サーバーは、 前記サービス利用・提供票のデータが変更されたとき
    に、そのデータ変更を知らせるメッセージをそのデータ
    が変更されたサービス利用・提供票を使用するサービス
    事業者に送信するサービス変更通知手段を有することを
    特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の介護のた
    めの情報連携システム。
  14. 【請求項14】前記情報連携用サーバーは、 前記サービス利用・提供票のデータが変更されたときに
    そのデータ変更をそのサービス利用・提供票の基礎とな
    る被保険者情報と介護サービス計画書に対してデータ変
    更のメッセージを表示するデータリンク手段を有するこ
    とを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の介護
    のための情報連携システム。
  15. 【請求項15】前記情報連携用サーバーは、 前記サービス利用・提供票のデータが変更されたとき
    に、そのデータ変更を知らせるメッセージをそのサービ
    ス利用・提供票に係る居宅介護支援事業者に送信するサ
    ービス変更通知手段を有することを特徴とする請求項9
    〜11のいずれかに記載の介護のための情報連携システ
    ム。
  16. 【請求項16】前記情報連携用サーバーは、 前記居宅介護支援事業者あるいは前記サービス事業者あ
    るいは前記被保険者からの連絡メールを受信し、その連
    絡メールをその指定された受信者に転送する連絡メール
    転送手段と、 前記連絡メールの受信の確認の要否を管理し、受信の確
    認が要求されているのにも拘わらず所定時間が経過した
    連絡メールについてその送信者あるいは受信者にメッセ
    ージをダウンロードする連絡メール管理手段と、を有す
    ることを特徴とする請求項9〜15のいずれかに記載の
    介護のための情報連携システム。
  17. 【請求項17】コンピューターに、 被保険者の介護を担当する居宅介護支援事業者とサービ
    ス事業者を登録する処理と、 前記居宅介護支援事業者が更新可能であって前記サービ
    ス事業者が閲覧可能な被保険者情報と介護サービス計画
    書と、前記居宅介護支援事業者が更新可能であって前記
    サービス事業者が閲覧とサービス実績データ入力が可能
    なサービス利用・提供票とを、前記居宅介護支援事業者
    にアップロードさせる処理と、 前記サービス事業者に前記介護サービス計画書とサービ
    ス利用・提供票をダウンロードさせる処理と、 前記サービス事業者にサービス実績データを入力した前
    記サービス利用・提供票をアップロードさせる処理と、
    を行わせることを特徴とする介護のための情報連携プロ
    グラム。
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