JP4246253B1 - 期限管理システムおよび期限管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】クライアントにとっては独自システムの必要がなく各種手続期限を把握でき、代理人にとっては新規導入や運用の際の負担が少なく信頼性や利便性の高いサービスを提供できる期限管理システムおよび期限管理方法を提供する。
【解決手段】期限管理端末20は、クライアントID情報、転送先情報、代理人ID情報、第1手続情報、第1の手続以降の第2手続情報、および第1手続を基準とした第2手続の期限情報を記憶する記憶手段22と、代理人端末から電子情報を受信した場合に、特定のクライアントID情報および特定の転送先情報を取得し、前記代理人ID情報を取得し、第1手続情報、第2手続情報、および手続期限情報を取得する情報取得手段24と、手続期限情報と、手続完了期日情報に基づいて、第2の手続期限期日情報を算出する手続期限期日算出手段26と、手続期限情報を特定の転送先に送信する手続期限情報送信手段30と、を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、代理人による官公庁や行政機関に対する各種手続の期限を、クライアントに対して容易且つ確実に知らせることができる期限管理システムおよび期限管理方法に関する。
従来、特許や商標の出願手続など、官公庁や行政機関に対する各種手続の期限の管理を行うための期限管理システムが広く知られている。大企業では、このような期限管理システムを導入して専門の担当者が各種手続の期限管理を行う場合が多いが、中小企業や個人事業主の多くは、このような期限管理システムを導入したり、専門の担当者を雇用したりするような余裕がない場合がほとんどである。
このような問題点を解決する一手段として、例えば、特許文献1には、独自のシステムを導入することなく、各種手続を簡易に管理・閲覧することができる手続管理システムが提案されており、手続管理システムにおいて特定の手続以降の次手続の期限を算出し、この次手続の期限を閲覧可能とするアイデアが開示されている。
特許3949876号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の期限管理システムでは、システムを利用するクライアント側のメリットはあるが、システムを提供する代理人側で個々にシステムの構築が必要である上に、法律の改正などに伴って各種手続の期限が変更になった場合、代理人側で個々にシステムのメンテナンスを行う必要があり、代理人側の負担が大きいといった問題点がある。
また、手続の期限管理は極めて重要な業務であることから、代理人側において既存の期限管理システムを導入している場合であっても、クライアント側で別の期限管理システムを導入し、期限管理を二重化してリスクの軽減を図っているケースもあり、代理人による手続の期限管理については高い信頼性が要求されている。ところが、従来の期限管理システムでは、法律改正などに伴うシステムのメンテナンスは代理人自身に委ねられるケースが多いため、メンテナンスの遅れや不実行によってクライアントに正確な期限を知らせることができず期限管理の信頼性が著しく低下するおそれがあった。
本発明は、このような従来の問題点を解決するためになされたものであって、クライアントにとっては独自のシステムを導入する必要がなく各種手続の期限を確実に把握することができ、代理人にとっては新規導入や運用の際の負担が少なくクライアントに対して信頼性や利便性の高いサービスを提供することができる期限管理システムおよび期限管理方法を提供することを目的とする。
(1)本発明は、期限管理端末と、前記期限管理端末に通信可能に接続された複数の代理人端末および複数のクライアント端末を有して構成され、前記代理人端末は、送信先情報、送信元情報、手続の種別を示す代理人手続種別情報、および前記手続が完了した完了期日を示す手続完了期日情報を少なくとも含む電子情報を前記期限管理端末に送信可能に構成され、前記期限管理端末は、前記クライアント端末を識別するためのクライアントID情報、前記クライアント端末への情報の送信先を示す転送先情報、前記代理人端末を識別するための代理人ID情報、第1の手続を示す第1手続情報、前記第1の手続以降に行われる第2の手続を示す第2手続情報、および前記第1の手続を基準とした前記第2の手続の期限を示す手続期限情報を少なくとも記憶する記憶手段と、前記代理人端末から前記電子情報を受信した場合に、前記電子情報に含まれる送信先情報に基づいて前記記憶手段から特定の前記クライアントID情報および特定の前記転送先情報を取得し、前記電子情報に含まれる送信元情報に基づいて前記記憶手段から特定の前記代理人ID情報を取得し、前記電子情報に含まれる前記代理人手続種別情報に基づいて前記記憶手段から特定の前記第1手続情報、特定の前記第2手続情報、および特定の前記手続期限情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段が取得する前記特定の手続期限情報と、前記電子情報に含まれる前記手続完了期日情報に基づいて、前記第2の手続の期限期日である手続期限期日情報を算出する手続期限期日算出手段と、前記情報取得手段が取得する前記特定の代理人ID情報、前記特定の第1手続情報、前記特定の第2手続情報、および前記手続期限期日算出手段が算出する前記手続期限期日情報を少なくとも含む手続期限情報を前記特定の転送先情報が示す転送先に送信する手続期限情報送信手段と、を備えることを特徴とする、期限管理システムである。
(2)本発明はまた、前記期限管理端末の前記記憶手段には、単一の前記第1手続情報に対して複数種類の前記第2手続情報および複数種類の前記手続期限情報が関連付けされて記憶され、前記期限管理端末の前記情報取得手段は、前記電子情報に含まれる前記代理人手続種別情報に基づいて前記記憶手段から特定の前記単一の第1手続情報、特定の前記複数種類の第2手続情報、および特定の前記複数種類の手続期限情報を取得し、前記期限管理端末の前記手続期限期日算出手段は、前記情報取得手段が取得する前記特定の複数種類の手続期限情報と、前記電子情報に含まれる前記手続完了期日情報に基づいて、複数種類の手続期限期日情報を算出し、前記期限管理端末の前記手続期限情報送信手段が送信する前記手続期限情報には、前記特定の単一の第1手続情報、前記特定の複数種類の第2手続情報、および前記複数種類の手続期限期日情報が含まれることを特徴とする、前記(1)に記載の期限管理システムである。
(3)本発明はまた、前記期限管理端末の前記記憶手段には、単一の前記第1手続情報に対して複数種類の前記第2手続情報および複数種類の前記手続期限情報が関連付けされて記憶され、前記期限管理端末の前記情報取得手段は、前記電子情報に含まれる前記代理人手続種別情報に基づいて前記記憶手段から特定の前記単一の第1手続情報、特定の前記複数種類の第2手続情報、および特定の前記複数種類の手続期限情報を取得し、前記期限管理端末の前記手続期限期日算出手段は、前記情報取得手段が取得する前記特定の複数種類の手続期限情報と、前記電子情報に含まれる前記手続完了期日情報に基づいて、複数種類の前記手続期限期日情報を算出し、前記期限管理端末の前記手続期限情報送信手段が送信する前記手続期限情報には、前記特定の単一の第1手続情報、前記特定の複数種類の第2手続情報、および前記複数種類の手続期限期日情報が含まれることを特徴とする、前記(1)または(2)に記載の期限管理システムである。
(4)本発明はまた、前記代理人端末は、前記代理人手続種別情報で示される手続以降に行われる手続であって前記第2の手続に相当する手続の期限期日を示す代理人側手続期限期日情報をさらに前記電子情報に含めて前記期限管理端末に送信し、前記期限管理端末の前記手続期限情報送信手段は、前記手続期限日算出手段が算出した前記手続期限期日情報が、前記電子情報に含まれる前記代理人側手続期限期日情報と一致する場合にのみ前記手続期限情報を前記転送先に送信することを特徴とする、前記(1)〜(3)のいずれかに記載の期限管理システムである。
(5)本発明はまた、前記代理人端末は、前記代理人手続種別情報で示される手続以降に行われる手続であって前記第2の手続に相当する手続の期限期日を示す代理人側手続期限期日情報をさらに前記電子情報に含めて前記期限管理端末に送信し、前記期限管理端末の前記手続期限情報送信手段は、前記手続期限日算出手段が算出した前記手続期限期日情報が、前記電子情報に含まれる前記代理人側手続期限期日情報と一致しない場合に、一致しない旨と前記手続期限日算出手段が算出した前記手続期限期日情報を、前記電子情報に含まれる前記送信元情報で示される送信元に送信することを特徴とする、前記(1)〜(3)のいずれかに記載の期限管理システムである。
(6)本発明はまた、前記期限管理端末の手続期限情報送信手段は、前記代理人端末から前記電子情報を受信した場合、前記手続期限期日情報が示す期日よりも前の第1の通知期日になった場合、および前記手続期限期日情報が示す期日よりも前の第2の通知期日になった場合に、それぞれ前記手続期限情報を前記転送先に送信するように構成され、前記第1の通知期日は、前記代理人端末によって任意に設定可能に構成され、前記第2の通知期日は、前記クライアント端末によって任意に設定可能に構成されていることを特徴とする、前記(1)〜(5)のいずれかに記載の期限管理システムである。
(7)本発明はまた、前記期限管理端末は、さらに、前記特定のクライアントID情報、前記特定の代理人ID情報、前記特定の第1手続情報、前記特定の第2手続情報、および前記手続期限期日情報をそれぞれ関連付けして手続期限情報として前記記憶手段に格納する情報格納手段をさらに備え、前記期限管理端末の前記手続期限情報送信手段は、前記特定の転送先からの要求に応じて、前記特定のクライアントID情報に対応する手続期限情報の少なくとも一部を前記特定の転送先に送信可能に構成されていることを特徴とする、前記(1)〜(6)のいずれかに記載の期限管理システムである。
(8)本発明はまた、前記期限管理端末の前記情報取得手段は、前記送信先情報が共通であって前記送信元情報が異なる複数種類の電子情報を前記代理人端末から受信した場合に、前記共通の送信先情報に含まれる情報に基づいて前記記憶手段から単一の前記特定のクライアントID情報を取得し、前記異なる複数種類の送信元情報に含まれる情報に基づいて前記記憶手段から複数種類の前記特定の代理人ID情報を取得し、前記期限管理端末の前記情報格納手段は、前記単一の特定のクライアントID情報と、前記複数種類の特定の代理人ID情報を関連付けすることを特徴とする、前記(7)記載の期限管理システムである。
(9)本発明はまた、前記電子情報は、電子メールであり、前記送信先情報は、前記電子メールの送信先アドレスであり、前記送信元情報は、前記電子メールの送信元アドレスであることを特徴とする、前記(1)〜(8)のいずれかに記載の期限管理システムである。
(10)本発明はまた、前記クライアントID情報は、前記送信先アドレスの少なくとも一部で構成され、前記代理人ID情報は、前記送信元アドレスの少なくとも一部で構成されていることを特徴とする、前記(9)に記載の期限管理システムである。
(11)本発明はまた、前記クライアントID情報は、前記送信先アドレスのユーザ名で構成され、前記代理人ID情報は、前記送信元アドレスのドメインの一部で構成されていることを特徴とする、前記(10)に記載の期限管理システムである。
(12)本発明はまた、前記期限管理端末は、前記情報取得手段が受信した前記送信先アドレスのユーザ名が前記クライアントID情報と一致するか否か、または、前記情報取得手段が受信した前記送信元アドレスのドメインの一部が前記代理人ID情報と一致するか否かを判定するID情報判定手段をさらに備え、前記ID情報判定手段によって、前記情報取得手段が受信した前記送信先アドレスのユーザ名が前記クライアントID情報と一致しないと判定された場合、または、前記情報取得手段が受信した前記送信元アドレスのドメインの一部が前記代理人ID情報と一致しないと判定した場合に、前記手続期限情報送信手段による処理を行わないことを特徴とする、前記(11)に記載の期限管理システムである。
(13)本発明はまた、前記手続期限情報送信手段は、さらに、前記手続期限情報を、前記電子情報に含まれる送信元情報で示される送信元に送信することを特徴とする、前記(1)〜(12)のいずれかに記載の期限管理システムである。
(14)本発明はまた、前記クライアントID情報と前記代理人ID情報は関連付けされて前記記憶手段に記憶され、前記期限管理端末は、前記情報取得手段が取得した前記特定のクライアントID情報および前記特定の代理人ID情報が関連付けされて記憶されているか否かを判定する判定手段をさらに備え、前記判定手段によって、前記特定のクライアントID情報および前記特定の代理人ID情報が関連付けされて記憶されていないと判定された場合に、前記手続期限情報送信手段による処理を行わないことを特徴とする、前記(1)〜(13)のいずれかに記載の期限管理システムである。
(15)本発明はまた、前記期限管理端末は、前記第2の手続に対する応答の要否を前記特定の転送先から受信することが可能な応答受信手段と、前記応答受信手段によって前記応答の要否を受信した場合に、前記応答の要否の情報を、前記電子情報に含まれる前記送信元情報で示される送信元に送信する応答結果送信手段と、をさらに備えたことを特徴とする、前記(1)〜(14)のいずれかに記載の期限管理システムである。
(16)本発明はまた、前記代理人手続種別情報、前記第1手続情報、および前記第2手続情報は、特許、実用新案、意匠、または商標に関する手続を識別するための情報であることを特徴とする、(1)〜(15)のいずれかに記載の期限管理システムである。
(17)本発明はまた、少なくとも、第1の手続を示す第1手続情報、前記第1の手続以降に行われる第2の手続を示す第2手続情報、および前記第1の手続を基準とした前記第2の手続の期限を示す手続期限情報を記憶手段に記憶し、情報取得手段が、手続の種別を示す代理人手続種別情報、および前記手続を完了した完了期日を示す手続完了期日情報を少なくとも含む電子情報を代理人端末から受信した場合に、前記電子情報に含まれる前記代理人手続種別情報に基づいて前記記憶手段から特定の前記第1手続情報、特定の前記第2手続情報、および特定の前記手続期限情報を取得し、手続期限期日算出手段が、前記情報取得手段が取得した前記特定の手続期限情報と、前記電子情報に含まれる前記手続完了期日情報に基づいて、前記第2の手続の期限である手続期限期日情報を算出し、手続期限情報送信手段が、前記情報取得手段が取得した前記特定の第1手続情報、前記特定の第2手続情報、および前記手続期限期日算出手段が算出した前記手続期限期日情報を少なくとも含む手続期限情報をクライアント端末に送信することを特徴とする、期限管理方法である。
本発明に係る期限管理システムおよび期限管理方法によれば、クライアントにとっては独自のシステムを導入する必要がなく各種手続の期限を確実に把握することができ、代理人にとっては新規導入や運用の際の負担が少なくクライアントに対して信頼性や利便性の高いサービスを提供することができる。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態に係る期限管理システムについて説明する。
<全体構成>
最初に、図1および図2を用いて、本実施形態に係る期限管理システムの全体構成について説明する。なお、図1は本実施形態に係る期限管理システムの構成例を示したブロック図であり、図2は期限管理システムによる各種手続の流れの概要を示したシーケンスチャートである。
図1に示すように、本実施形態に係る期限管理システム10は、WANなどのネットワーク12を介して相互に通信可能に接続された、2台のクライアント端末14A、14Bと、3台の代理人端末16A、16B、16Cと、1台の官公庁端末18と、1台の期限管理端末20と、を有して構成されている。なお、クライアント端末、代理人端末、官公庁端末、および期限管理端末の台数は、この例に限定されるものではない。また、官公庁端末18は、本発明に係る期限管理システムの必須構成ではない。
<クライアント端末>
次に、クライアント端末について説明する。クライアント端末14A、14Bは、官公庁や行政機関に対する各種手続を代理人に依頼するクライアントが使用する端末であり、例えば、公知のパソコンやサーバを適用することができる。代理人に各種手続を依頼するクライアントは、例えば、図2の矢印F1で示すように、クライアント端末14A、14Bを使用して、代理人が使用する代理人端末16A、16B、16Cのいずれかに対して各種手続の代理を依頼する。ここで、官公庁や行政機関に対する各種手続としては、例えば、特許庁に対する各種手続(例えば、特許、実用新案、意匠、商標などに関する手続)、裁判所・検察庁・法務局に対する各種手続(例えば、裁判、不動産登記、会社登記、供託などに関する手続)、社会保険庁に対する各種手続(例えば、健康保険・厚生年金の加入・脱退、各種給付金の請求、労働保険の年度更新、労働保険の算定基礎届などに関する手続)、税務官公署に対する各種手続(例えば、税金の申告、税金に関する各種申請などに関する手続)などが挙げられる。
なお、図2に示す例では、クライアント端末14A、14Bから代理人端末16A、16B、16Cのいずれかに対して、直接、各種手続の代理を依頼する例を示したが、例えば、クライアント端末14A、14Bが期限管理端末20を介して代理人端末16A、16B、16Cのいずれかに対して各種手続の代理を依頼するように構成してもよい。また、図2に示す例では、クライアントが、クライアント端末14A、14Bを使用して、代理人端末16A、16B、16Cのいずれかに対して電子的に各種手続の代理を依頼する例を示したが、代理人に対する各種手続の依頼は電子的な方法に限定されるものではなく、例えば、クライアントが代理人の事務所や会社において紙の書類を用いて各種手続の依頼を行ってもよいし、FAXや電話などを用いて各種手続の依頼を行ってもよい。
<代理人端末>
次に、代理人端末について説明する。代理人端末16A、16B、16Cは、官公庁や行政機関に対する各種手続をクライアントに代わって実行する代理人が使用する端末であり、例えば、公知のパソコンやサーバを適用することができる。代理人は、各種手続をクライアントに代わって実行する場合には、例えば、図2の矢印F2で示すように、代理人端末16A、16B、16Cを使用して、官公庁端末18に対する各種手続を実行する。また、代理人は、図2の矢印F3で示すように、各種手続を行った官公庁端末18から何らかの応答があった場合には、例えば、図2の矢印F4、F5で示すように、代理人端末16A、16B、16Cを使用して、官公庁端末18からの応答結果を期限管理端末20を介してクライアント端末14A、14Bのいずれかに送信する。ここで、代理人端末16A、16B、16Cを使用する代理人としては、例えば、弁護士、弁理士、司法書士、社会保険労務士、税理士、行政書士などを挙げることができる。
なお、図2に示す例では、代理人が、代理人端末16A、16B、16Cを使用して、官公庁端末18に対して電子的に各種手続を実行する例を示したが、官公庁や行政機関に対する各種手続は電子的な手続に限定されるものではなく、例えば、代理人が官公庁や行政機関などの窓口において紙の書類を用いて各種手続を行ってもよいし、FAXや電話などを用いて各種手続を行ってもよい。
<官公庁端末>
次に、官公庁端末について説明する。官公庁端末18は、官公庁や行政機関に対する各種手続を受け付ける端末であり、例えば、公知のパソコンやサーバを適用することができる。官公庁端末18は、図2の矢印F3で示すように、代理人端末16A、16B、16Cからの各種手続に対して受領確認などの応答結果を送信する。また、官公庁端末18は、代理人に対して各種手続に関する書類の交付などがある場合には、代理人端末16A、16B、16Cのいずれかに電子的に書類を交付する。ここで、官公庁としては、例えば、特許庁、検察庁、社会保険庁などの各省庁を挙げることができ、行政機関としては、例えば、各都道府県や市町村の役所などを挙げることができる。
なお、図2に示す例では、官公庁や行政機関が、官公庁端末18を使用して、代理人に電子的に応答したり電子的に書類を交付したりする例を示したが、代理人に対する応答や書類の交付などは電子的な方法に限定されず、例えば、代理人に対して郵送やFAXなどによって紙の書類を交付したり、代理人に対して電話などによって口頭で連絡を行ってもよい。
<期限管理端末>
次に、期限管理端末について説明する。詳細は後述するが、期限管理端末20は、図2の矢印F4、F5で示すように、代理人端末16A、16B、16Cからクライアント端末14A、14Bへの各種連絡を仲介し、代理人による各種手続の期限をクライアントに通知するための端末であり、例えば、公知のパソコンやサーバを適用することができる。以下、この期限管理端末の内部構成について詳細に説明する。
上記図1に詳細に示すように、期限管理端末20は、記憶手段22と、情報取得手段24と、手続期限期日算出手段26と、情報格納手段28と、手続期限情報送信手段30と、を有して構成されている。
<記憶手段>
記憶手段22は、クライアントID情報、転送先情報、代理人ID情報、第1手続情報、第2手続情報、および手続期限情報を少なくとも記憶するための手段であり、例えば、ハードディスクやDVD等の公知の記録媒体が該当する。
図3(a)は記憶手段22に予め記憶されるクライアントID情報と転送先情報の一例を示した図である。なお、クライアントID情報と転送先情報の右側には、各々のクライアントID情報に対応する送信先情報を参考のために記載しているが、本実施形態では、記憶手段22に実際に記憶しているわけではない。しかしながら、送信先情報を、各々のクライアントID情報に関連付けて予め記憶手段22に記憶しておけば、送信先情報に基づいてクライアントID情報を迅速に取得することが可能となり、期限管理システムのパフォーマンスを高めることができる。
同図に示すように、記憶手段22の所定の記憶領域には、クライアントID情報と、このクライアントID情報に関連付けされた転送先情報が記憶されている。クライアントID情報は、上述のクライアント端末を識別するための情報であり、この例では、0001から始まる4桁の文字列データがクライアント端末ごとに付与されている。例えば、本実施形態では、クライアント端末14Aには、クライアントID情報として文字列データの「0001」が付与され、クライアント端末14Bには、クライアントID情報として文字列データの「0002」が付与されている。なお、これらのクライアントID情報は、対応する送信先情報の一部で構成されており、例えば、クライアントID情報の文字列データ「0001」は、対応する送信先情報(この例では、送信先のメールアドレス)である「0001@abc.jp」の一部(ユーザ名部分)で構成されている。
また、転送先情報には、後述する手続期限情報送信手段30が所定の情報を送信する送信先に関する情報(クライアント端末への情報の送信先を示す情報)が記憶されている。例えば、本実施形態では、クライアント端末14A(クライアントID情報=0001)に対応する転送先情報として、クライアント端末14Aによって受信可能な電子メールのアドレスを示す文字列データ(この例では、info@aaa.jp)が記憶され、クライアント端末14B(クライアントID情報=0002)に対応する転送先として、クライアント端末14Bによって受信可能な電子メールのアドレスを示す文字列データ(この例では、info@bbb.jp)が記憶されている。なお、転送先情報は、後述する手続期限情報送信手段30が所定の情報を送信する送信先が特定できる情報であればよく、例えば、送信先の端末のIPアドレスやMACアドレスなどでもよい。
図3(b)は記憶手段22に予め記憶される代理人ID情報の一例を示した図である。なお、代理人ID情報の右側には、各々の代理人ID情報に対応する送信元情報を参考のために記載しているが、本実施形態では、記憶手段22に実際に記憶しているわけではない。しかしながら、送信元情報を、各々の代理人ID情報に関連付けて予め記憶手段22に記憶しておけば、送信元情報に基づいて代理人ID情報を迅速に取得することが可能となり、期限管理システムのパフォーマンスを高めることができる。
同図に示すように、記憶手段22の所定の記憶領域には、代理人ID情報が記憶されている。この代理人ID情報は、上述の代理人端末を識別するための情報であり、この例では、1001から始まる4桁の文字列データが代理人端末ごとに付与されている。例えば、本実施形態では、代理人端末16Aには、代理人ID情報として文字列データの「1001」が付与され、代理人端末16Bには、代理人ID情報として文字列データの「1002」が付与され、代理人端末16Cには、代理人ID情報として文字列データの「1003」が付与されている。なお、これらの代理人ID情報は、対応する送信元情報の一部で構成されており、例えば、代理人ID情報の文字列データ「1001」は、対応する送信元情報(この例では、送信元のメールアドレス)である「ee1@1001.jp」の一部(セカンドドメイン部分)で構成されている。
図3(c)は記憶手段22に予め記憶される第1手続情報、第2手続情報、および手続期限情報の一例を示した図である。なお、第1手続情報および第2手続情報の括弧内には、各々に対応する手続の名称を参考のために記載しているが、本実施形態では、記憶手段22に実際に記憶しているわけではない。
同図に示すように、記憶手段22の所定の記憶領域には、単一の第1手続情報に対して、単一または複数種類の第2手続情報と、単一または複数種類の手続期限情報が関連付けされて記憶されている。ここで、第1手続情報は、代理人による各種手続を識別するための情報であり、この例では、2001から始まる4桁の文字列データが手続ごとに付与されている。また、第2手続情報は、代理人による各種手続を識別するための情報であって、第1手続情報で示される第1の手続(例えば、特許出願Aの出願手続)以降に行われる第2の手続(例えば、特許出願Aの国内優先権を伴う特許出願Bの出願手続や、特許出願Aの出願審査請求)を示す情報であり、この例では、第1手続情報と同様に、2001から始まる4桁の文字列データが手続ごとに付与されている。
第1手続情報および第2手続情報としては、上述の官公庁や行政機関に対する各種手続のほか、クライアントに対する各種手続や連絡(例えば、手続の代理を正式に受任したことを知らせるための受任確認、官公庁や行政機関に対する各種手続に必要な原稿の内容をクライアントに確認してもらうための原稿提出など)が挙げられる。本実施形態では、弁理士による受任確認には、第1手続情報および第2手続情報として文字列データの「2001」が付与され、弁理士による原稿提出には、第1手続情報および第2手続情報として文字列データの「2002」が付与され、弁理士による出願手続には、第1手続情報および第2手続情報として文字列データの「2003」が付与され、弁理士による出願審査請求には、第1手続情報および第2手続情報として文字列データの「2004」が付与され、弁理士による、国内優先権主張を伴う出願手続には、第1手続情報および第2手続情報として文字列データの「2010」が付与されている。
また、手続期限情報は、第1手続情報で示される第1の手続を基準とした第2の手続の期限を示す情報である。例えば、第1の手続が「特許出願Aの出願手続」、第1の手続以降に行われる第2の手続が「特許出願Aの国内優先権を伴う特許出願Bの出願手続」である場合には、第1の手続を基準とした第2の手続の期限、すなわち、特許出願Aの出願手続完了日を起算日とした場合の特許出願Bの出願期限である「1年」が手続期限情報に該当する。また、第1の手続が「特許出願Aの出願手続」、第1の手続以降に行われる第2の手続が「特許出願Aの出願審査請求」である場合には、第1の手続を基準とした第2の手続の期限、すなわち、特許出願Aの出願手続完了日を起算日とした場合の特許出願Aの出願審査請求期限である「3年」が手続期限情報に該当する。
なお、本発明に係る「第1の手続」および「第2の手続」は各種の法律に規定された法定手続に限定されるものではなく、本発明に係る「第2の手続の期限」も各種の法律に規定された法定期間に限定されるものではない。したがって、例えば、第1の手続が「特許出願Aの原稿提出」、第1の手続以降に行われる第2の手続が「特許出願Aの出願手続」、第2の手続の期限が「クライアントの要望期限である3週間」であってもよい。また、すべての第1手続情報に第2手続情報や手続期限情報が関連付けされていなくてもよく、例えば、第1の手続が「受領確認」の場合には、第2の手続および第2の手続の期限が特に存在しないため、第1手続情報「2001(受任確認)」には、第2手続情報や手続期限情報が関連付けされていなくてもよい。
<情報取得手段>
情報取得手段24は、代理人端末から電子情報を受信した場合に、電子情報に含まれる送信先情報に基づいて記憶手段22から特定のクライアントID情報および特定の転送先情報を取得し、電子情報に含まれる送信元情報に基づいて記憶手段22から特定の代理人ID情報を取得し、電子情報に含まれる代理人手続種別情報に基づいて記憶手段22から特定の第1手続情報、特定の第2手続情報、および特定の手続期限情報を取得するための手段である。このような情報取得手段24としては、例えば、通信I/Fなどのハードウェアや、プログラム(ソフトウェア)が該当する。なお、期限管理端末20が備える各々の手段をソフトウェアで実現する場合、当該ソフトウェアは、複数の代理人端末やクライアント端末に対してWANなどのネットワークを介してオンラインでサービスの提供を行うSaaS(Software as a Service)型のソフトウェアであることが好ましい。
ここで、電子情報とは、複数の端末間で電子的に送受信される情報を意味し、例えば、メーラなどによって電子的に送受信される電子メールや、ブラウザなどを介して電子的に送受信される電子ファイル(例えば、htmlファイル)などが該当する。また、「電子情報を外部から受信」とは、外部の機器が送信した電子情報を情報取得手段24がリアルタイムに受信する場合のほか、外部の機器が送信した電子情報を一時的に蓄積し、蓄積された電子情報を情報取得手段24が受信する場合(例えば、外部の機器が期限管理システム20宛てに送信した電子メールを、一時的に期限管理システム20外部のメールサーバに蓄積し、外部のメールサーバに蓄積された電子メールを情報取得手段24が受信する場合など)も含まれる。なお、電子情報として電子メールを適用する場合は、セキュリティ確保のため、SSL(Secure Socket Layer)対応の環境で電子メールの送受信を行うことが好ましい。
また、送信元情報とは、電子情報の送信元を示す情報を意味し、例えば、電子情報が電子メールの場合には、電子メールの送信元のメールアドレスが該当し、電子情報がブラウザなどを介して送信される電子ファイルの場合には、電子ファイルの送信元のIPアドレスやMACアドレスなどが該当する。
また、送信先情報とは、電子情報の送信先を示す情報を意味し、例えば、電子情報が電子メールの場合には、電子メールの送信先のメールアドレスが該当し、電子情報がブラウザなどを介して送信される電子ファイル(例えば、htmlファイル)の場合には、電子ファイルの送信先のIPアドレスやMACアドレスなどが該当する。
また、代理人手続種別情報とは、上述の第1手続情報や第2手続情報に相当する情報であり、例えば、弁理士が行う出願手続の場合は、出願手続を直接的に表現した「出願手続」や「出願申請」などの文字列データや、出願手続を間接的に表現した「2001」などの文字列データや、これらを記号や数値に置き替えたデータなどが該当する。例えば、本実施形態では、上述の第1手続情報や第2手続情報と同様に、弁理士による受任確認には、代理人手続種別情報として文字列データの「2001」が付与され、弁理士による原稿提出には、代理人手続種別情報として文字列データの「2002」が付与され、弁理士による出願手続には、代理人手続種別情報として文字列データの「2003」が付与され、弁理士による出願審査請求には、代理人手続種別情報として文字列データの「2004」が付与され、弁理士による、国内優先権主張を伴う出願手続には、代理人手続情報として文字列データの「2010」が付与されている。
なお、本発明に係る「代理人手続種別情報」は、第1手続情報や第2手続情報と同じ情報に限定されず、例えば、弁理士による受任確認には、代理人手続種別情報として文字列データの「受任確認」を付与し、弁理士による原稿提出には、代理人手続種別情報として文字列データの「原稿提出」を付与し、弁理士による出願手続には、代理人手続種別情報として文字列データの「出願手続」を付与し、弁理士による出願審査請求には、代理人手続種別情報として文字列データの「出願審査請求」を付与し、弁理士による、国内優先権主張を伴う出願手続には、代理人手続情報として文字列データの「国内優先権」を付与してもよい。この場合、これらの代理人手続種別情報を、各々の第1手続情報や第2手続情報に関連付けて予め記憶手段22に記憶しておけば、これらの代理人手続種別情報に基づいて第1手続情報や第2手続情報を容易に取得することが可能となる。
続いて、情報取得手段24は、受信した送信先情報に含まれる情報に基づいて記憶手段22から特定のクライアントID情報を取得する。例えば、電子情報が電子メールであり、送信先情報が送信先のメールアドレス(例えば、0001@abc.jp)である場合には、送信先のメールアドレスに含まれる情報(この例では、メールアドレスのユーザ名部分の「0001」という文字列データ)に基づいて、上記図3(a)に示す複数のクライアントID情報の中から特定のクライアントID情報(この例では、クライアントID情報である文字列データの「0001」)を取得するとともに、このクライアントID情報に関連付けされた転送先情報(この例では、info@aaa.jp)を取得する。
続いて、情報取得手段24は、受信した送信元情報に含まれる情報に基づいて記憶手段22から特定の代理人ID情報を取得する。例えば、電子情報が電子メールであり、送信元情報が送信元のメールアドレス(例えば、ee1@1001.jp)である場合には、送信元のメールアドレスに含まれる情報(この例では、メールアドレスのセカンドドメイン部分の「1001」という文字列データ)に基づいて、上記図3(b)に示す複数の代理人ID情報の中から特定の代理人ID情報(この例では、代理人ID情報である文字列データの「1001」)を取得する。
続いて、情報取得手段24は、受信した代理人手続種別情報に基づいて記憶手段22から特定の第1手続情報、特定の第2手続情報、および特定の手続期限情報を取得する。例えば、電子情報が電子メールである場合には、電子メールの題名や本文などに含まれる代理人手続種別情報(例えば、「2003」という文字列データ)に基づいて、上記図3(c)に示す複数の第1手続情報の中から特定の第1手続情報(この例では、第1手続情報である文字列データの「2003」)を取得する。
続いて、情報取得手段24は、記憶手段22に、取得した第1手続情報に関連付けされた第2手続情報が記憶されている場合には、さらに、第1手続情報に関連付けされた第2手続情報と手続期限情報を記憶手段22から取得する。例えば、第1手続情報として文字列データの「2003」を取得した場合には、記憶手段22には、この文字列データの「2003」に関連付けされた複数種類の第2手続情報(この例では、文字列データの「2010」と「2004」の2種類の第2手続情報)が記憶されているため、特定の第2手続情報として、文字列データの「2010」と「2004」の2種類の第2手続情報を取得するとともに、各々の第2手続情報に対応する特定の手続期限情報(この例では、文字列データの「2010」で示される国内優先権の期限を示す文字列データの「1年」と、文字列データの「2004」で示される出願審査請求の期限を示す文字列データの「3年」)を取得する。
なお、上述の通り、代理人手続種別情報は、代理人が行う各種手続の内容を直接的に示す情報でもよい。したがって、例えば、記憶手段22に「出願審査請求」という文字列データと、「2004」という文字列データを関連付けして予め記憶しておき、電子メールの題名や本文などに含まれる代理人手続種別情報(例えば、「出願審査請求」という文字列データ)に基づいて、上記図3(c)に示す複数の第1手続情報の中から特定の第1手続情報(この例では、第1手続情報である文字列データの「2004」)を間接的に取得するように構成してもよい。このように構成すれば、代理人手続種別情報を記号や数値で間接的に表現する場合に比べ、各種手続の内容を容易に理解することができるため、期限管理システムの利便性を向上させることができる。
さらに、情報取得手段24は、送信先情報、送信元情報、代理人手続種別情報、および手続完了期日情報などを含む電子情報に加えて、電子情報に添付される添付ファイルをさらに受信可能に構成されている。ここで、添付ファイルとしては、例えば、官公庁や行政機関に提出する電子書類、または官公庁や行政機関から受領する電子書類などのほか、官公庁や行政機関に郵送やFAXで提出する紙の書類を電子化した電子書類、または官公庁や行政機関から郵送やFAXで受領する紙の書類を電子化した電子書類などが挙げられる。なお、添付ファイルは、電子情報と一体でもよく(例えば、電子メールの本文に展開されている文書データなどでもよく)、別体でもよい(例えば、電子メールの本文とは別に添付されている文書データなどでもよい)。
<手続期限期日算出手段>
手続期限期日算出手段26は、情報取得手段24が取得する特定の手続期限情報と、代理人端末から受信した電子情報に含まれる手続完了期日情報に基づいて、第2の手続の期限期日である手続期限期日情報を算出する手段である。このような手続期限期日算出手段26としては、例えば、プログラム(ソフトウェア)が該当する。
ここで、電子情報に含まれる手続完了期日情報とは、代理人が上述の代理人手続種別情報で示される手続を完了した期日を意味し、例えば、代理人である弁理士が2008年5月1日に特許出願の手続を完了した場合には、手続完了期日情報は「2008年5月1日」、「平成20年5月1日」、「2008/05/01」、「H20/05/01/」などの文字列データや、「20080501」、「200501」などの数値データが該当する。また、本発明に係る「期日」は年月日の情報に限定されるものではなく、例えば、「2008年5月1日19:00:00」、「平成20年5月1日午後7時0分0秒」のように、時分秒の情報を含めてもよく、また、「2008年5月1日(木)」、「平成20年5月1日木曜日」のように、曜日の情報を含めてもよい。
例えば、情報取得手段24が取得した特定の第2手続情報が、文字列データの「2010(国内優先権)」であり、情報取得手段24が取得した特定の手続期限情報が、文字列データの「1年」であり、電子情報に含まれる手続完了期日情報が、文字列データの「2008年5月1日」であった場合を考える。この場合、手続期限期日算出手段26は、例えば、特許法に規定された手続期間の計算に従い、第2の手続(この例では、国内優先権の主張を伴う出願手続)の期限期日である手続期限期日情報として、2008年5月1日を起算日とした1年後の期日である2009年5月2日を算出する。
<情報格納手段>
情報格納手段28は、情報取得手段24が取得した、特定のクライアントID情報、特定の代理人ID情報、特定の第1手続情報、特定の第2手続情報や、手続期限期日算出手段26が算出した手続期限期日情報や、電子情報の少なくとも一部、をそれぞれ関連付けして手続期限情報として記憶手段22に格納する手段である。このような情報格納手段28としては、例えば、プログラム(ソフトウェア)が該当する。
図4は手続期限情報の一例を示した図である。例えば、情報取得手段24が、電子情報として、電子メール(送信先のメールアドレスが「0001@abc.jp」、送信元のメールアドレスが「ee1@1001.jp」、文字列データの「2003」、「2008年5月1日」を含む題名および本文)を受信し、上述の処理によって、特定のクライアントID情報として、文字列データ「0001」を取得し、特定の代理人ID情報として、文字列データ「1001」を取得し、特定の第1手続情報として、文字列データ「2003」を取得し、特定の第2手続情報として、文字列データ「2010」および「2004」を取得し、特定の手続期限情報として、文字列データ「1年」および「3年」を取得するとともに、手続期限期日算出手段26が、手続期限期日情報として、「2009年5月2日」と「2011年5月2日」を算出した場合を考える。
この場合、情報格納手段28は、図4に示すように、クライアントID情報「0001」、代理人ID情報「1001」、第1手続情報「2003(出願手続)」、第2手続情報「2010(国内優先権)」と「2004(出願審査請求)」、手続期限期日情報「2009年5月2日」と「2011年5月2日」、および電子メールの本文を関連付けして記憶手段22の所定の記憶領域に記憶する。
これにより、代理人手続情報「2003(出願手続)」で示される手続は、クライアントID情報「0001」に対応するクライアントに代わって、代理人ID情報「1001」に対応する代理人が行ったことを特定することが可能であり、その手続の詳細内容は、第1手続情報「2003(出願手続)」に関連付けされた電子メールの本文の内容によって確認することが可能である。また、第1手続情報「2003(出願手続)」で示される手続以降の第2の手続としては、第2手続情報「2010(国内優先権)」で示される、国内優先権を伴う特許出願と、第2手続情報「2004(出願審査請求)」で示される出願審査請求の少なくとも2つの手続があり、前者の手続の最終期限は、手続期限期日情報「2009年5月2日」で示される年月日であり、後者の手続の最終期限は、手続期限期日情報「2011年5月2日」で示される年月日であることを容易に確認することができる。なお、図中の第1手続情報および第2手続情報に記載した括弧書きの情報(例えば、(受任確認)や(原稿提出))は、実際に記憶手段22に記憶されている情報ではなく、参考のために記載したものである。
なお、記憶手段22に過去の手続期限情報がすでに格納されており、同一のクライアントID情報がすでに存在する場合には、そのクライアントID情報に、特定の代理人ID情報、特定の第1手続情報、特定の第2手続情報、特定の手続期期日情報、および、電子情報の少なくとも一部、をそれぞれ関連付けして手続期限情報として格納すればよい。例えば、先の例においてクライアントID情報「0001」がすでに記憶手段22に記憶されている場合には、そのクライアントID情報「0001」に、代理人ID情報「1001」、第1手続情報「2003」、第2手続情報「2010(国内優先権)」と「2004(出願審査請求)」、手続期限期日情報「2009年5月2日」と「2011年5月2日」、および電子メールの本文の情報を関連付けして格納すればよい。
また、記憶手段22に過去の手続期限情報がすでに格納されており、同一のクライアントID情報および代理人ID情報がすでに存在する場合には、そのクライアントID情報および代理人ID情報に、特定の第1手続情報、特定の第2手続情報、特定の手続期限情報、および、電子情報の少なくとも一部、をそれぞれ関連付けして手続期限情報として格納すればよい。例えば、先の例においてクライアントID情報「0001」および代理人ID情報「1001」がすでに記憶手段22に記憶されている場合には、そのクライアントID情報「0001」および代理人ID情報「1001」に、第1手続情報「2003」、第2手続情報「2010(国内優先権)」と「2004(出願審査請求)」、手続期限期日情報「2009年5月2日」と「2011年5月2日」、および電子メールの本文の2つの情報を関連付けして格納すればよい。
また、図示はしないが、情報格納手段28は、情報取得手段24が電子情報に加えて添付ファイルをさらに受信していた場合には、受信した添付ファイルを各々の手続期限情報にさらに関連付けして記憶手段22に格納してもよい。これにより、代理人が官公庁や行政機関に提出する電子書類や、代理人が官公庁や行政機関から受領する電子書類などが電子情報の添付ファイルの形式で送信された場合でも、これらの電子書類を確実に保管することができる。
なお、本発明に係る「情報格納手段」は、単一のクライアントID情報と、単一の代理人ID情報を関連付けする手段に限定されず、図4に示すように、単一のクライアントID情報(例えば、クライアントID情報=0001)と、複数種類の代理人ID情報(例えば、代理人ID情報=1001〜1003)を関連付けする手段であってもよい。このような構成とすれば、単一のクライアントが複数の代理人に各種手続を依頼しているような場合でも、複数の代理人による各種手続をクライアント側で一元管理することが可能となる。
<手続期限情報送信手段>
手続期限情報送信手段30は、情報取得手段24が取得する特定の代理人ID情報、特定の第1手続情報、特定の第2手続情報、および手続期限期日算出手段26が算出する手続期限期日情報を少なくとも含む手続期限情報を特定の転送先情報が示す転送先に送信する手段である。このような手続期限情報送信手段30としては、例えば、通信I/Fなどのハードウェアや、プログラム(ソフトウェア)が該当する。
手続期限情報送信手段30は、上記図4を用いて説明した先の例では、特定のクライアントID情報(クライアントID情報=0001)に対応する転送先情報が示す転送先(電子メールアドレスであるinfo@aaa.jp(図3(a)参照))に、例えば図5に示すように、代理人ID情報「1001」、第1手続情報「2003」、第2手続情報「2010(国内優先権)」と「2004(出願審査請求)」、手続期限期日情報「2009年5月2日」と「2011年5月2日」を含む手続期限情報を電子メールなどによって送信する。
また、手続期限情報送信手段30は、代理人端末から電子情報を受信した場合だけでなく、転送先からの要求に応じて、特定のクライアントID情報に対応する手続期限情報の少なくとも一部を転送先に送信する。ここで、転送先からの要求としては、例えば、手続期限情報送信手段30が、手続期限情報として、手続期限情報の内容を表示可能なhtmlファイルが記憶されたURLを記載した電子メールを送信した場合に、この電子メールに記載されたURLにアクセスしてhtmlファイルを送信要求することや、手続期限情報の少なくとも一部が記載された電子メールを返信することなどが挙げられる。
例えば、上記図4を用いて説明した先の例では、info@aaa.jpを送信先とする電子メールを受信することが可能なクライアント端末16Aから、クライアント端末16Aに対応する手続期限情報を閲覧することが可能なhtmlファイルの送信要求があった場合に、この要求に応じて、クライアントID情報「0001」、代理人ID情報「1001」、第1手続情報「2003」、第2手続情報「2010(国内優先権)」と「2004(出願審査請求)」、手続期限期日情報「2009年5月2日」と「2011年5月2日」、および電子メールの本文からなる手続期限情報の全て(または一部)を表示することが可能なhtmlファイルをクライアント端末16Aの送信先(info@aaa.jp)に対して送信する。これにより、クライアント端末16Aでは、代理人に依頼した各種手続の期限情報を閲覧することが可能となる。
さらに、手続期限情報送信手段30は、クライアントに送信した手続期限情報と同一の手続期限情報を、情報取得手段24が受信した電子情報の送信元(先の例では、電子メールの送信元アドレスであるee1@1001.jp)に送信する。これにより、期限管理システム10に電子情報を送信した代理人は、手続期限情報がクライアントに送られたことを容易に把握することができ、クライアントへの確認作業が不要となる。
<期限管理システムによる処理の流れ>
次に、図6を用いて、期限管理システム10による処理の流れを詳細に説明する。なお、同図は期限管理システムによる処理の流れの詳細を示したシーケンスチャートである。
例えば、クライアント端末14Aを使用するクライアント(以下、クライアントX)が、代理人端末16Aを使用する代理人(以下、代理人Y)に、特許庁に対する出願手続の代理を依頼した場合を考える。
なお、クライアント端末14Aによって送受信可能な(クライアントXが所有する)電子メールのアドレスは、上記図3(a)に示す「info@aaa.jp」であり、代理人端末16Aによって送受信可能な(代理人Yが所有する)電子メールのアドレスは、上記図3(b)に示す「ee1@1001.jp」であり、期限管理端末20によって送受信可能な(期限管理端末20の管理者が所有する)電子メールのアドレスは、上記図3(a)に示す「0001@abc.jp」または「0002@abc.jp」であり、代理人Xによる各種手続には、上記図3(c)に示す手続が含まれるものと仮定して説明する。
<出願手続の一例>
代理人Yは、例えば、特許庁に対する出願手続を完了したときに、クライアントXに対して「出願完了」の報告を行う。なお、代理人Yは、2008年5月1日に出願を完了したものとする。
この「出願完了」の手続では、代理人Yは、代理人端末16Aを使用して、「出願完了」に対応する代理人手続種別情報である文字列データ「2003」と、出願を完了した完了期日を示す手続完了期日情報である文字列データ「2008年5月1日」を題名または本文に含む、例えば図7に示すような電子メールを作成するとともに、この電子メールに、特許庁に提出した電子書類や特許庁から受領した電子書類を添付ファイルとして添付する。続いて、代理人Yは、これらの電子メールや添付ファイルを、代理人Yが所有するアドレス「ee1@1001.jp」から、クライアントXに対応するクライアントID情報(0001)を含むアドレス「0001@abc.jp」宛てに送信する。
この電子メールを受信した期限管理端末20の情報取得手段24は、受信した電子メールに含まれる送信先メールアドレス(この例では、0001@abc.jp)に基づいて、記憶手段22に記憶された複数のクライアントID情報の中から特定のクライアントID情報(この例では、電子メールに含まれる送信先メールアドレス「0001@abc.jp」の一部(この例では、ユーザ名部分)に含まれるクライアントID情報「0001」)を取得する。
また、情報取得手段24は、受信した電子メールに含まれる送信元メールアドレス(この例では、ee1@1001.jp)に基づいて、記憶手段22に記憶された複数の代理人ID情報の中から特定の代理人ID情報(この例では、電子メールに含まれる送信元メールアドレス「ee1@1001.jp」の一部(この例では、セカンドドメイン部分)に含まれる代理人ID情報「1001」)を取得する。
さらに、情報取得手段24は、受信した電子メールの題名または本文に含まれる代理人手続種別情報(この例では、文字列データ「2003」)に基づいて、記憶手段22に記憶された複数の第1手続情報の中から特定の第1手続情報(この例では、文字列データ「2003」)を取得する。
また、情報取得手段24は、記憶手段22に、取得した第1手続情報に関連付けされた第2手続情報が記憶されているか否かを判定する。そして、取得した第1手続情報に関連付けされた第2手続情報が記憶されている場合には、第1手続情報に関連付けされた第2手続情報と手続期限情報を記憶手段22から取得する。例えば、上記図3(c)に示す例では、記憶手段22には、文字列データの「2003」に関連付けされた第2手続情報が複数種類(この例では、文字列データの「2010」と「2004」の2種類)記憶されているため、特定の第2手続情報として文字列データの「2010」と「2004」の2種類の第2手続情報を取得するとともに、各々の第2手続情報に対応する特定の手続期限情報(この例では、文字列データの「2010」に対応する国内優先権の期限を示す文字列データの「1年」と、文字列データの「2004」に対応する出願審査請求の期限を示す文字列データの「3年」)を取得する。
次に、手続期限期日算出手段26は、情報取得手段24が取得する特定の手続期限情報(この例では、「1年」と「3年」)と、代理人端末16Aから受信した電子メールの本文に含まれる手続完了期日情報(この例では、2008年5月1日)に基づいて、第2の手続の期限期日である手続期限期日情報(この例では、2009年5月2日と2011年5月2日)を算出する。より具体的には、文字列データの「2010」で示される第2の手続(この例では、国内優先権の主張を伴う出願手続)の期限期日である手続期限期日情報として、2008年5月1日を起算日とした1年後の期日である2009年5月2日を算出するとともに、文字列データの「2004」で示される第2の手続(この例では、出願審査請求)の期限期日である手続期限期日情報として、2008年5月1日を起算日とした3年後の期日である2011年5月2日をそれぞれ算出する。
次に、情報格納手段28は、情報取得手段24が取得した、特定のクライアントID情報(この例では「0001」)、特定の代理人ID情報(この例では「1001」)、特定の第1手続情報(この例では「2003」)、特定の第2手続情報(この例では「2010」と「2004」)や、手続期限期日算出手段26が算出した手続期限期日情報(この例では「2009年5月2日」と「2011年5月2日」)や、電子情報の少なくとも一部(この例では、電子メールの本文)、(添付ファイルがある場合は)電子メールの添付ファイルを、それぞれ関連付けして手続期限情報として記憶手段22に格納する。
次に、手続期限情報送信手段30は、情報取得手段24が取得する特定の代理人ID情報(この例では「1001」)、特定の第1手続情報(この例では「2003」)、特定の第2手続情報(この例では「2010」と「2004」)、および手続期限期日算出手段26が算出する手続期限期日情報(この例では「2009年5月2日」と「2011年5月2日」))を少なくとも含む手続期限情報(この例では、電子メール)を、特定の転送先情報が示す転送先(この例では、電子メールアドレスであるinfo@aaa.jp(図3(a)参照))に送信する。また、手続期限情報送信手段30は、クライアント端末14Aから手続期限情報の送信要求があった場合にも、同様にして、手続期限情報をクライアント端末14Aに送信する。
代理人Yは、以降の各種手続が完了した場合も同様に、期限管理端末20に電子メールを送信し、この電子メールを受信した期限管理端末20は、電子メールに含まれる情報に基づいて次回以降の手続の期限をその都度算出するとともに、算出した手続の期限をクライアントXに送信する。
以上説明したように、本実施形態に係る期限管理システム10は、期限管理端末20と、前記期限管理端末20に通信可能に接続された複数の代理人端末16A〜16Cおよび複数のクライアント端末14A、14Bを有して構成され、前記代理人端末16A〜16Cは、送信先情報、送信元情報、手続の種別を示す代理人手続種別情報、および前記手続が完了した完了期日を示す手続完了期日情報を少なくとも含む電子情報を前記期限管理端末20に送信可能に構成され、前記期限管理端末20は、前記クライアント端末14A、14Bを識別するためのクライアントID情報、前記クライアント端末への情報の送信先を示す転送先情報、前記代理人端末を識別するための代理人ID情報、第1の手続を示す第1手続情報、前記第1の手続以降に行われる第2の手続を示す第2手続情報、および前記第1の手続を基準とした前記第2の手続の期限を示す手続期限情報を少なくとも記憶する記憶手段22と、前記代理人端末16A〜16Cから前記電子情報を受信した場合に、前記電子情報に含まれる送信先情報に基づいて前記記憶手段22から特定の前記クライアントID情報および特定の前記転送先情報を取得し、前記電子情報に含まれる送信元情報に基づいて前記記憶手段22から特定の前記代理人ID情報を取得し、前記電子情報に含まれる前記代理人手続種別情報に基づいて前記記憶手段22から特定の前記第1手続情報、特定の前記第2手続情報、および特定の前記手続期限情報を取得する情報取得手段24と、前記情報取得手段24が取得する前記特定の手続期限情報と、前記電子情報に含まれる前記手続完了期日情報に基づいて、前記第2の手続の期限期日である手続期限期日情報を算出する手続期限期日算出手段26と、前記情報取得手段24が取得する前記特定の代理人ID情報、前記特定の第1手続情報、前記特定の第2手続情報、および前記手続期限期日算出手段26が算出する前記手続期限期日情報を少なくとも含む手続期限情報を前記特定の転送先情報が示す転送先に送信する手続期限情報送信手段30と、を備えることを特徴とする、期限管理システムである。
本実施形態に係る期限管理システム10によれば、代理人は、送信先情報、送信元情報、代理人手続種別情報、および手続完了期日情報を少なくとも含む電子情報を期限管理端末に送信するだけで、自身が行う各種手続の期限情報を期限管理端末に自動的に算出させるとともに、算出させた期限情報を期限管理端末を介してクライアントに通知することができ、代理人側の負担を増大させることなく、各種手続の期限管理を行うことができる。また、クライアントが自分の意志で期限管理システムにアクセスして期限情報を確認しなければならない環境下では、クライアントは定期的に期限情報の確認を行わなければならず負担が大きいが、本実施形態に係る期限管理システム10によれば、代理人が主体となって(代理人による電子情報の送信を契機に)期限情報をクライアントに通知することができるため、クライアント側の負担が軽い上に、期限管理をより確実に行うことができる。また、代理人側では特別なハードウェアやソフトウェアを導入する必要がないため、システムの新規導入や、既存のシステムからの移行も容易である。さらに、法律の改正などに伴って第1の手続の種類、第2の手続の種類、第2の手続の期限などが変更になった場合でも、期限管理端末の記憶手段に記憶された第1手続情報、第2手続情報、手続期限情報の更新(変更、削除、追加など)を行えば足り、代理人側で個別にシステムのメンテナンスを行う必要がなく、システムの運用が極めて容易である。しかも、代理人が独自に既存の期限管理システムを導入しているケースでは、法律改正などに伴うシステムのメンテナンスは代理人自身に委ねられるため、メンテナンスの遅れや不実行によってクライアントに正確な期限を知らせることができず期限管理の信頼性が著しく低下するおそれがあるが、本実施形態に係る期限管理システム10では、複数の代理人やクライアントが共有する期限管理端末のメンテナンスを十分に行えばよく、システムの信頼性が代理人個人に依存することがないため、システムの信頼性を飛躍的に高めることができる。また、クライアントの連絡先(本発明に係る「転送先」)が変更になった場合でも、期限管理端末の記憶手段に記憶している転送先の情報を変更すれば足り、代理人側は電子情報の送信先情報を変更する必要が無いため、代理人とクライアントの双方にとって利便性が高く、特に、クライアントが複数の代理人に手続を依頼しているケースでは連絡先の変更に伴う手間が大きいが、そのような手間を省くことができる。このようなことから、本実施形態に係る期限管理システム10によれば、クライアントにとっては独自のシステムを導入する必要がなく代理人による各種手続の期限を確実に把握することができ、代理人にとっては新規導入や運用が容易でありながらクライアントに利便性や信頼性の高いサービスを提供することができる。
また、前記期限管理端末20の前記記憶手段22には、単一の前記第1手続情報(例えば、「2001(出願手続)」)に対して複数種類の前記第2手続情報(例えば、「2010(国内優先権)」、「2004(出願審査請求)」)および複数種類の前記手続期限情報(例えば、「1年」、「3年」)が関連付けされて記憶され、前記期限管理端末20の前記情報取得手段24は、前記電子情報に含まれる前記代理人手続種別情報に基づいて前記記憶手段から特定の前記単一の第1手続情報、特定の前記複数種類の第2手続情報、および特定の前記複数種類の手続期限情報を取得し、前記期限管理端末20の前記手続期限期日算出手段26は、前記情報取得手段が取得する前記特定の複数種類の手続期限情報と、前記電子情報に含まれる前記手続完了期日情報に基づいて、前記第2の手続の期限期日である手続期限期日情報を複数種類算出し(例えば、「2009年5月2日」、「2011年5月2日」)、前記期限管理端末20の前記手続期限情報送信手段30が送信する前記手続期限情報には、前記特定の単一の第1手続情報、前記特定の複数種類の第2手続情報、および前記複数種類の手続期限期日情報が含まれていてもよい。このような構成とすれば、単一の第1の手続以降に、この第1の手続に関わる複数種類の第2の手続がある場合でも、複数種類の第2の手続の期限をまとめて算出することができる上に、法律改正などに伴って第2の手続の種類が増加した場合などにも、システムの改変が容易であり、システムの拡張性を高めることができる。
また、前記期限管理端末20は、さらに、前記特定のクライアントID情報、前記特定の代理人ID情報、前記特定の第1手続情報、前記特定の第2手続情報、および前記手続期限期日情報をそれぞれ関連付けして手続期限情報として前記記憶手段に格納する情報格納手段28をさらに備え、前記期限管理端末20の前記手続期限情報送信手段30は、前記特定の転送先からの要求に応じて、前記特定のクライアントID情報に対応する手続期限情報の少なくとも一部を前記特定の転送先に送信可能に構成されていてもよい。このような構成とすれば、代理人から送信される電子情報に基づいて代理人による各種手続の期限を自動的に記録することができる上に、クライアントは、必要に応じて手続の期限を確認することもできる。
また、前記期限管理端末20の前記情報取得手段24は、前記送信先情報が共通であって前記送信元情報が異なる複数種類の電子情報を前記代理人端末16A〜16Cから受信した場合に、前記共通の送信先情報に含まれる情報に基づいて前記記憶手段22から単一の前記特定のクライアントID情報を取得し、前記異なる複数種類の送信元情報に含まれる情報に基づいて前記記憶手段22から複数種類の前記特定の代理人ID情報を取得し、前記期限管理端末20の前記情報格納手段28は、前記単一の特定のクライアントID情報と、前記複数種類の特定の代理人ID情報を関連付けしてもよい。このような構成とすれば、単一のクライアントが複数の代理人に各種手続を依頼しているような場合(例えば、会社Xが代理人Yと代理人Zに特許に関する手続を依頼している場合)でも、複数の代理人による各種手続をクライアント側で一元管理することが可能となる。なお、「前記送信先情報が共通であって前記送信元情報が異なる複数種類の電子情報を前記代理人端末から受信」するタイミングや、「前記単一の特定のクライアントID情報と、前記複数種類の特定の代理人ID情報を関連付け」するタイミングは、同時でも別々でもよく、特に限定されない。
また、前記電子情報は、電子メールであり、前記送信先情報は、前記電子メールの送信先アドレスであり、前記送信元情報は、前記電子メールの送信元アドレスであってもよい。このような構成とすれば、一般的な連絡手段である電子メールが利用可能であればシステムを利用することができるため、代理人側で特別なソフトウェアやハードウェアを新たに準備する必要性がなく、代理人にとっては新規導入や運用がさらに容易となる。
また、前記クライアントID情報は、前記送信先アドレスの少なくとも一部で構成され、前記代理人ID情報は、前記送信元アドレスの少なくとも一部で構成されていてもよい。このような構成とすれば、送信先アドレスの情報からクライアントID情報を取得し、送信元アドレスの情報から代理人ID情報を取得することが可能となるため、システムのプログラムを簡素化することができる上に、クライアントID情報および代理人ID情報を迅速に取得することが可能となり、システム全体のパフォーマンスを高めることができる。
また、前記クライアントID情報は、前記送信先アドレスのユーザ名で構成され、前記代理人ID情報は、前記送信元アドレスのドメインの一部で構成されていてもよい。このような構成とすれば、送信先アドレスのユーザ名からクライアントID情報を取得し、送信元アドレスのドメインの一部から代理人ID情報を取得することが可能となるため、システムのプログラムを簡素化することができる上に、クライアントID情報および代理人ID情報を迅速に取得することが可能となり、システム全体のパフォーマンスを高めることができる。また、電子情報を送信する代理人側にとっては、クライアントID情報と、送信先アドレスのユーザ名が同じであるため、送信先アドレスとクライアントの関係が直感的に分かりやすく利便性が高い。また、電子情報を受信するシステム側にとっては、代理人ID情報と、送信元アドレスのドメインの一部が同じであるため、送信元アドレスと代理人の関係が直感的に分かりやすく利便性が高い。なお、さらに、第1手続情報および第2手続情報を代理人手続種別情報と同一の情報にすれば、代理人手続種別情報から第1手続情報および第2手続情報を容易に取得することが可能となるため、システムのプログラムを簡素化することができ、システム全体のパフォーマンスを高めることができる。
なお、本発明に係る期限管理システムの構成は、本実施形態で示した構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
したがって、例えば、前記期限管理端末の前記記憶手段には、単一の前記第2手続情報(例えば、出願審査請求)に対して複数種類の前記手続期限情報(例えば、3年と7年)が関連付けされて記憶され、前記期限管理端末の前記情報取得手段は、前記電子情報に含まれる前記代理人手続種別情報(例えば、2003(出願手続))および前記手続完了期日情報(例えば、2008年5月1日)に基づいて、前記単一の第2手続情報(例えば、出願審査請求)に対応する前記特定の手続期限情報(例えば、3年)を取得するように構成してもよい。
より詳細には、前記期限管理端末の前記情報取得手段は、前記電子情報に含まれる前記代理人手続種別情報(例えば、2003(出願手続))および前記手続完了期日情報(例えば、2008年5月1日)の情報から、手続完了期日(この例では、2008年5月1日)が所定の期日(例えば、出願審査請求期間として3年が適用される期日である2001年10月1日)以降であるか否かを判定し、所定の期日以降の場合には単一の第2手続情報(この例では、出願審査請求)に対応する特定の手続期限情報として、複数種類の手続期限情報(この例では、3年と7年)の中から3年を取得し、所定の期日より前の場合には単一の第2手続情報に対応する特定の手続期限情報として、複数種類の手続期限情報(この例では、3年と7年)の中から7年を取得するように構成する。
このような構成とすれば、第2の手続の期限期日が複数種類存在する場合(例えば、法律改正などに伴って第2の手続の期限期日が複数種類になってしまった場合)であっても、代理人手続種別情報および手続完了期日情報に基づいて、適切な期限期日を取得し、この適切な期限期日に基づいて、第2の手続の期限情報を算出することができ、システムの拡張性を高めることができる。
また、前記代理人端末は、前記代理人手続種別情報で示される手続以降に行われる手続であって前記第2の手続に相当する手続の期限期日を示す代理人側手続期限期日情報をさらに前記電子情報に含めて前記期限管理端末に送信し、前記期限管理端末の前記手続期限情報送信手段は、前記手続期限日算出手段が算出した前記手続期限期日情報が、前記電子情報に含まれる前記代理人側手続期限期日情報と一致する場合にのみ前記手続期限情報を前記転送先に送信するように構成してもよい。
例えば、上記実施形態に適用する場合を考えると、代理人端末16A〜16Bが、代理人手続種別情報で示される手続(例えば、出願手続)以降に行われる手続であって第2の手続に相当する手続(例えば、国内優先権、出願審査請求)の期限期日を示す代理人側手続期限期日情報(例えば、2009年5月2日、2011年5月2日)をさらに電子情報(例えば、電子メール)に含めて期限管理端末20に送信する。すなわち、代理人端末16A〜16Cが、期限管理端末20の手続期限期日算出手段26と同一の算出手段を備え、この算出手段によって算出した代理人側手続期限期日情報を電子情報に含めて期限管理端末20に送信する。そして、期限管理端末20の手続期限情報送信手段30は、手続期限日算出手段26が算出した手続期限期日情報が、電子情報に含まれる代理人側手続期限期日情報と一致する場合にのみ手続期限情報を転送先(クライアント端末)に送信するように構成する。
このような構成とすれば、代理人側で(自動または手動で)算出した手続期限期日情報と、期限管理端末が算出した手続期限期日情報を照合した上で手続期限情報を送信することができるため、期限管理の信頼性をさらに高めることができる。特に、代理人側で既存の期限管理システムを導入するような余裕がなく、手続期限期日情報を人力で算出しているようなケース(ヒューマンエラーが発生しやすいケース)では非常に効果が高い。また、従来は、代理人側において既存の期限管理システムを導入している場合であっても、クライアント側で別の期限管理システムを導入して期限管理を二重化することによってリスクの軽減を図っているケースもあるが、上述の構成によれば期限管理の信頼性を高めることができるため、クライアント側で別の期限管理システムを導入する必要性がなく、期限管理に必要なコストや人材を削減することが可能となる。
また、前記代理人端末は、前記代理人手続種別情報で示される手続以降に行われる手続であって前記第2の手続に相当する手続の期限期日を示す代理人側手続期限期日情報をさらに前記電子情報に含めて前記期限管理端末に送信し、前記期限管理端末の前記手続期限情報送信手段は、前記手続期限日算出手段が算出した前記手続期限期日情報が、前記電子情報に含まれる前記代理人側手続期限期日情報と一致しない場合に、一致しない旨と、前記手続期限日算出手段が算出した前記手続期限期日情報を、前記電子情報に含まれる前記送信元情報で示される送信元に送信するように構成してもよい。
例えば、先の例では、手続期限日算出手段26が算出した手続期限期日情報(例えば、2009年5月2日、2011年5月2日)が、電子情報に含まれる代理人側手続期限期日情報と一致しない場合に、一致しない旨と、前記手続期限日算出手段が算出した前記手続期限期日情報を、電子情報に含まれる送信元情報で示される送信元(代理人端末)に送信するように構成する。
このような構成とすれば、代理人側で(自動または手動で)算出した手続期限期日情報と、期限管理端末が算出した手続期限期日情報を照合した上で、照合結果を代理人側で取得することができるため、期限管理の信頼性をさらに高めることができる。特に、代理人側で既存の期限管理システムを導入するような余裕がなく、手続期限期日情報を人力で算出しているようなケース(ヒューマンエラーが発生しやすいケース)では非常に効果が高い。また、従来は、代理人側において既存の期限管理システムを導入している場合であっても、クライアント側で別の期限管理システムを導入して期限管理を二重化することによってリスクの軽減を図っているケースもあるが、上述の構成によれば期限管理の信頼性を高めることができるため、クライアント側で別の期限管理システムを導入する必要性がなく、期限管理に必要なコストや人材を削減することが可能となる。さらに、代理人側で算出した手続期限期日情報と、期限管理端末が算出した手続期限期日情報が一致しない場合には、代理人側では、期限管理端末が算出した手続期限期日情報を取得することができるため、代理人側で算出した手続期限期日情報に間違いがあるかどうかを判断し、判断結果に応じて適切な対応(例えば、期限計算のやり直し、代理人側の期限管理システムのバージョンアップなど)をすることができる。
また、前記期限管理端末の手続期限情報送信手段は、前記代理人端末から前記電子情報を受信した場合、前記手続期限期日情報が示す期日よりも前の第1の通知期日になった場合、および前記手続期限期日情報が示す期日よりも前の第2の通知期日になった場合に、それぞれ前記手続期限情報を前記転送先に送信するように構成され、前記第1の通知期日は、前記代理人端末によって任意に設定可能に構成され、前記第2の通知期日は、前記クライアント端末によって任意に設定可能に構成されていてもよい。
例えば、期限管理端末20の記憶手段22が、第1の通知期日を記憶する第1通知期日情報と、第2の通知期日を記憶する第2通知期日情報をさらに記憶可能に構成するとともに、代理人端末16A〜16Cによって第1通知期日情報を書き換え可能に構成し、クライアント端末14A〜14Bによって第2通知期日情報を書き換え可能に構成する。そして、期限管理端末20の手続期限情報送信手段30は、代理人端末16A〜16Cから電子情報(例えば、電子メール)を受信した場合、手続期限期日情報(例えば、2009年5月2日)が示す期日よりも前の第1の通知期日(例えば、2009年5月2日の3ヶ月前である2009年2月2日)になった場合、および手続期限期日情報が示す期日よりも前の第2の通知期日(例えば、2009年5月2日の2ヶ月前である2009年3月2日)になった場合に、それぞれ手続期限情報を前記転送先に送信するように構成する。
このような構成とすれば、電子情報を代理人端末から受信したタイミングに加えて、第1の通知期日や第2の通知期日が到来したタイミングで、クライアント端末に対して手続期限期日の到来を予め事前通知することができる上に、このような事前通知のタイミングをクライアント端末および代理人端末の双方で個別に設定することができ、クライアント側および代理人側の利便性を向上させることができる。
また、前記期限管理端末は、前記情報取得手段が受信した前記送信先アドレスのユーザ名が前記クライアントID情報と一致するか否か、または、前記情報取得手段が受信した前記送信元アドレスのドメインの一部が前記代理人ID情報と一致するか否かを判定するID情報判定手段をさらに備え、前記ID情報判定手段によって、前記情報取得手段が受信した前記送信先アドレスのユーザ名が前記クライアントID情報と一致しないと判定された場合、または、前記情報取得手段が受信した前記送信元アドレスのドメインの一部が前記代理人ID情報と一致しないと判定された場合に、前記手続期限情報送信手段による処理を行わないように構成してもよい。
例えば、クライアントID情報=0001と代理人ID情報=1001が記憶手段22に記憶されている場合に、期限管理端末が、送信先のメールアドレスが「0001@abc.jp」、送信元のメールアドレスが「ee1@9999.jp」である電子メールを受信した場合を考える。この場合、ID情報判定手段は、情報取得手段が受信した送信元アドレスのドメインの一部(この例では、9999やjp)が代理人ID情報(この例では1001)と一致しないと判定し、上述の手続期限情報送信手段による処理は一切実施されることがない。
このような構成とすれば、クライアントの代理人ではない第三者が代理人になりすまして情報を搾取するような不正行為を排除することができたり、迷惑メールなどを容易に除外することができる。
また、前記クライアントID情報と前記代理人ID情報は関連付けされて前記記憶手段に記憶され、前記期限管理端末は、前記情報取得手段が取得した前記特定のクライアントID情報および前記特定の代理人ID情報が関連付けされて記憶されているか否かを判定する判定手段をさらに備え、前記判定手段によって、前記特定のクライアントID情報および前記特定の代理人ID情報が関連付けされて記憶されていないと判定された場合に、前記手続期限情報送信手段による処理を行わない構成してもよい。
例えば、クライアントID情報=0001と代理人ID情報=1001が予め関連付けされて記憶手段22に記憶され、クライアントID情報=0002と代理人ID情報=1002、1003が予め関連付けされて記憶手段22に記憶されている場合を考える。この場合、期限管理端末が、代理人ID情報=1001に対応する代理人から、クライアントID情報=0001に対応するクライアントに向けた電子情報を受信したときには、判定手段は、特定のクライアントID情報(この例では、クライアントID情報=0001)および特定の代理人ID情報(この例では、代理人ID情報=0001)が関連付けされて記憶されていると判定する。この結果、上述の手続期限情報送信手段による処理が正常に実施される。
一方、期限管理端末が、代理人ID情報=1001に対応する代理人から、クライアントID情報=0002に対応するクライアントに向けた電子情報を受信したときには、判定手段は、特定のクライアントID情報(この例では、クライアントID情報=0001)および特定の代理人ID情報(この例では、代理人ID情報=0002)が関連付けされて記憶されていないと判定する。この結果、上述の手続期限情報送信手段による処理は一切実施されることがない。
このような構成とすれば、クライアントの代理人ではない第三者が代理人になりすまして情報を搾取するような不正行為を排除することができたり、代理人が自身のクライアントとは無関係なクライアントに対して情報を送信してしまうようなミスを確実に防止することができ、期限管理システムの信頼性を一層高めることができる。
また、前記期限管理端末は、前記第2の手続に対する応答の要否を前記特定の転送先から受信することが可能な応答受信手段と、前記応答受信手段によって前記応答の要否を受信した場合に、前記応答の要否の情報を、前記電子情報に含まれる前記送信元情報で示される送信元に送信する応答結果送信手段と、をさらに備えてもよい。このような構成とすれば、代理人側において、第1の手続に続く第2の手続の要否を容易かつ確実に把握することができ、代理人側の利便性をさらに高めることができる。
また、上記実施形態では、弁理士を代理人とする各種手続を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、弁護士、司法書士、社会保険労務士、税理士、行政書士などを代理人とする各種手続に適用することができる。なお、これらの代理人による各種手続としては、例えば、裁判所・検察庁・法務局に対する各種手続(例えば、裁判、不動産登記、会社登記、供託などに関する手続)、社会保険庁に対する各種手続(例えば、健康保険・厚生年金の加入・脱退、各種給付金の請求、労働保険の年度更新、労働保険の算定基礎届などに関する手続)、税務官公署に対する各種手続(例えば、税金の申告、税金に関する各種申請などに関する手続)などが挙げられる。
また、上記実施形態では、期限管理端末20を、記憶手段22、情報取得手段24、手続期限期日算出手段26、情報格納手段28、および、手続期限情報送信手段30の5つで構成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、5つ未満または6つ以上の手段で構成してもよい。例えば、図8に示すような期限管理端末40のように、上記図6に示した期限管理端末20から情報格納手段28を削減し、記憶手段22に手続期限情報を記憶させずに、手続期限情報送信手段30による手続期限情報の送信のみを行ってもよい。
すなわち、本発明に係る期限管理システムは、少なくとも、第1の手続を示す第1手続情報、前記第1の手続以降に行われる第2の手続を示す第2手続情報、および前記第1の手続を基準とした前記第2の手続の期限を示す手続期限情報を記憶手段に記憶し、情報取得手段が、手続の種別を示す代理人手続種別情報、および前記手続を完了した完了期日を示す手続完了期日情報を少なくとも含む電子情報を代理人端末から受信した場合に、前記電子情報に含まれる前記代理人手続種別情報に基づいて前記記憶手段から特定の前記第1手続情報、特定の前記第2手続情報、および特定の前記手続期限情報を取得し、手続期限期日算出手段が、前記情報取得手段が取得した前記特定の手続期限情報と、前記電子情報に含まれる前記手続完了期日情報に基づいて、前記第2の手続の期限である手続期限期日情報を算出し、手続期限情報送信手段が、前記情報取得手段が取得した前記特定の第1手続情報、前記特定の第2手続情報、および前記手続期限期日算出手段が算出した前記手続期限期日情報を少なくとも含む手続期限情報をクライアント端末に送信するものであればよい。
本発明に係る期限管理システムおよび期限管理方法は、特許や商標の出願手続など、官公庁や行政機関に対する各種手続の期限管理を行うための期限管理システムおよび期限管理方法に適用することができる。
本実施形態に係る期限管理システムの全体構成の一例を示したブロック図である。 期限管理システムによる手続の流れの概要を示したシーケンスチャートである。 (a)記憶手段に予め記憶されるクライアントID情報と転送先情報の一例を示した図である。(b)記憶手段に予め記憶される代理人ID情報の一例を示した図である。(c)記憶手段に予め記憶される第1手続情報、第2手続情報、手続期限情報の一例を示した図である。 手続期限情報の一例を示した図である。 期限管理システムからクライアント端末に送信される手続期限情報の一例を示した図である。 期限管理システムによる処理の流れの詳細を示したシーケンスチャートである。 代理人端末から期限管理システムに送信される電子メールの一例を示した図である。 他の例に係る期限管理システムによる処理の流れの詳細を示したシーケンスチャートである。
符号の説明
10 期限管理システム
12 ネットワーク
14A、14B クライアント端末
16A、16B、16C 代理人端末
18 官公庁端末
20、40 期限管理端末
22 記憶手段
24 情報取得手段
26 手続期限期日算出手段
28 情報格納手段
30 手続期限情報送信手段

Claims (14)

  1. 期限管理端末と、前記期限管理端末に通信可能に接続された複数の代理人端末および複数のクライアント端末を有して構成され、
    前記代理人端末は、
    送信先メールアドレスからなる送信先情報、送信元メールアドレスからなる送信元情報、代理人による手続の種別を示す代理人手続種別情報、および前記手続が完了した完了期日を示す手続完了期日情報を少なくとも含む電子メールからなる電子情報を前記期限管理端末に送信可能に構成され、
    前記期限管理端末は、
    前記複数のクライアント端末を識別するための複数種類のクライアントID情報、前記複数種類のクライアントID情報の各々に関連付けされた、前記クライアント端末への情報の送信先を示す複数種類の転送先情報ならびに複数種類の前記送信先メールアドレス、前記複数の代理人端末を識別するための複数種類の代理人ID情報、前記複数種類の代理人ID情報の各々に関連付けされた複数種類の前記送信元メールアドレス、前記代理人手続種別情報に関連付けされた、第1の手続を示す第1手続情報、前記第1手続情報に関連付けされた、前記第1の手続以降に行われる第2の手続を示す第2手続情報、および前記第1手続情報に関連付けされた、前記第1の手続を基準とした前記第2の手続の期限を示す手続期限情報を少なくとも記憶する記憶手段と、
    前記代理人端末から前記電子メールを受信した場合に、前記記憶手段に記憶された複数種類のクライアントID情報の中から、前記電子メールに含まれる送信先メールアドレスに関連付けされて前記記憶手段に記憶されたクライアントID情報を検索して、これを特定のクライアントID情報として取得するとともに、この特定のクライアントID情報に関連付けされて前記記憶手段に記憶された転送先情報を、特定の転送先情報として取得し、前記記憶手段に記憶された複数種類の代理人ID情報の中から、前記電子メールに含まれる送信元メールアドレスに関連付けされて前記記憶手段に記憶された代理人ID情報を検索して、これを特定の代理人ID情報として取得し、前記記憶手段に記憶された第1手続情報の中から、前記電子メールの題名または本文に含まれる前記代理人手続種別情報に関連付けされて前記記憶手段に記憶された第1手続情報を検索して、これを特定の前記第1手続情報として取得するとともに、この特定の第1手続情報に関連付けされて前記記憶手段に記憶された第2手続情報および手続期限情報を、それぞれ、特定の前記第2手続情報および特定の前記手続期限情報として取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段が取得する前記特定の手続期限情報と、前記電子情報に含まれる前記手続完了期日情報に基づいて、前記第2の手続の期限期日である手続期限期日情報を算出する手続期限期日算出手段と、
    前記情報取得手段が取得する前記特定の代理人ID情報、前記特定の第1手続情報、前記特定の第2手続情報、および前記手続期限期日算出手段が算出する前記手続期限期日情報を少なくとも含む手続期限情報を前記特定の転送先情報が示す転送先に送信する手続期限情報送信手段と、を備えることを特徴とする、
    期限管理システム。
  2. 期限管理端末と、前記期限管理端末に通信可能に接続された複数の代理人端末および複数のクライアント端末を有して構成され、
    前記代理人端末は、
    送信先メールアドレスからなる送信先情報、送信元メールアドレスからなる送信元情報、代理人による手続の種別を示す代理人手続種別情報、および前記手続が完了した完了期日を示す手続完了期日情報を少なくとも含む電子メールからなる電子情報を前記期限管理端末に送信可能に構成され、
    前記期限管理端末は、
    前記複数のクライアント端末を識別するための複数種類のクライアントID情報、前記複数種類のクライアントID情報の各々に関連付けされた、前記クライアント端末への情報の送信先を示す複数種類の転送先情報、前記複数の代理人端末を識別するための複数種類の代理人ID情報、第1の手続を示す第1手続情報、前記第1手続情報に関連付けされた、前記第1の手続以降に行われる第2の手続を示す第2手続情報、および前記第1手続情報に関連付けされた、前記第1の手続を基準とした前記第2の手続の期限を示す手続期限情報を少なくとも記憶する記憶手段と、
    前記代理人端末から前記電子メールを受信した場合に、前記記憶手段に記憶された複数種類のクライアントID情報の中から、前記電子メールに含まれる送信先メールアドレスのユーザ名と同一のクライアントID情報を検索して、これを特定のクライアントID情報として取得するとともに、この特定のクライアントID情報に関連付けされて前記記憶手段に記憶された転送先情報を、特定の転送先情報として取得し、前記記憶手段に記憶された複数種類の代理人ID情報の中から、前記電子メールに含まれる送信元メールアドレスのドメインの一部と同一の代理人ID情報を検索して、これを特定の代理人ID情報として取得し、前記記憶手段に記憶された第1手続情報の中から、前記電子メールの題名または本文に含まれる前記代理人手続種別情報と同一の第1手続情報を検索して、これを特定の前記第1手続情報として取得するとともに、この特定の第1手続情報に関連付けされて前記記憶手段に記憶された第2手続情報および手続期限情報を、それぞれ、特定の前記第2手続情報および特定の前記手続期限情報として取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段が取得する前記特定の手続期限情報と、前記電子情報に含まれる前記手続完了期日情報に基づいて、前記第2の手続の期限期日である手続期限期日情報を算出する手続期限期日算出手段と、
    前記情報取得手段が取得する前記特定の代理人ID情報、前記特定の第1手続情報、前記特定の第2手続情報、および前記手続期限期日算出手段が算出する前記手続期限期日情報を少なくとも含む手続期限情報を前記特定の転送先情報が示す転送先に送信する手続期限情報送信手段と、を備えることを特徴とする、
    期限管理システム。
  3. 前記期限管理端末の前記記憶手段には、
    単一の前記第1手続情報に対して複数種類の前記第2手続情報および複数種類の前記手続期限情報が関連付けされて記憶され、
    前記期限管理端末の前記情報取得手段は、
    前記記憶手段に記憶された第1手続情報の中から、前記電子メールに含まれる前記代理人手続種別情報に関連付けされて前記記憶手段に記憶された第1手続情報を検索して、これを特定の前記単一の第1手続情報として取得するとともに、この特定の単一の第1手続情報に関連付けされて前記記憶手段に記憶された複数種類の第2手続情報および手続期限情報を、それぞれ、特定の前記複数種類の第2手続情報および特定の前記複数種類の手続期限情報として取得し、
    前記期限管理端末の前記手続期限期日算出手段は、
    前記情報取得手段が取得する前記特定の複数種類の手続期限情報と、前記電子メールに含まれる前記手続完了期日情報に基づいて、複数種類の前記手続期限期日情報を算出し、
    前記期限管理端末の前記手続期限情報送信手段が送信する前記手続期限情報には、
    前記特定の単一の第1手続情報、前記特定の複数種類の第2手続情報、および前記複数種類の手続期限期日情報が含まれることを特徴とする、
    請求項1に記載の期限管理システム。
  4. 前記期限管理端末の前記記憶手段には、
    単一の前記第1手続情報に対して複数種類の前記第2手続情報および複数種類の前記手続期限情報が関連付けされて記憶され、
    前記期限管理端末の前記情報取得手段は、
    前記記憶手段に記憶された第1手続情報の中から、前記電子メールに含まれる前記代理人手続種別情報と同一の第1手続情報を検索して、これを特定の前記単一の第1手続情報として取得するとともに、この特定の単一の第1手続情報に関連付けされて前記記憶手段に記憶された複数種類の第2手続情報および手続期限情報を、それぞれ、特定の前記複数種類の第2手続情報および特定の前記複数種類の手続期限情報として取得し、
    前記期限管理端末の前記手続期限期日算出手段は、
    前記情報取得手段が取得する前記特定の複数種類の手続期限情報と、前記電子メールに含まれる前記手続完了期日情報に基づいて、複数種類の前記手続期限期日情報を算出し、
    前記期限管理端末の前記手続期限情報送信手段が送信する前記手続期限情報には、
    前記特定の単一の第1手続情報、前記特定の複数種類の第2手続情報、および前記複数種類の手続期限期日情報が含まれることを特徴とする、
    請求項2に記載の期限管理システム。
  5. 前記期限管理端末の前記手続期限情報送信手段は、
    前記代理人端末から前記電子メールを受信した場合、前記手続期限期日情報が示す期日よりも前の第1の通知期日になった場合、および前記手続期限期日情報が示す期日よりも前の期日であって前記第1の通知期日とは異なる第2の通知期日になった場合に、それぞれ前記手続期限情報を前記転送先に送信するように構成され、
    前記第1の通知期日は、
    前記代理人端末によって任意に設定可能に構成され、
    前記第2の通知期日は、
    前記クライアント端末によって任意に設定可能に構成されていることを特徴とする、
    請求項1〜4のいずれかに記載の期限管理システム。
  6. 前記期限管理端末は、さらに、
    前記特定のクライアントID情報、前記特定の代理人ID情報、前記特定の第1手続情報、前記特定の第2手続情報、および前記手続期限期日情報をそれぞれ関連付けして前記手続期限情報として前記記憶手段に格納する情報格納手段をさらに備え、
    前記期限管理端末の前記手続期限情報送信手段は、
    前記特定の転送先からの要求に応じて、前記特定のクライアントID情報に対応する手続期限情報のすべてを前記特定の転送先に送信可能に構成されていることを特徴とする、
    請求項1〜のいずれかに記載の期限管理システム。
  7. 前記代理人端末は、
    前記代理人手続種別情報で示される手続以降に行われる手続であって前記第2の手続に相当する手続の期限期日を示す代理人側手続期限期日情報をさらに前記電子メールに含めて前記期限管理端末に送信し、
    前記期限管理端末の前記手続期限情報送信手段は、
    前記手続期限日算出手段が算出した前記手続期限期日情報が、前記電子メールに含まれる前記代理人側手続期限期日情報と一致しない場合に、一致しない旨と前記手続期限日算出手段が算出した前記手続期限期日情報を、前記電子メールに含まれる前記送信元情報で示される送信元に送信することを特徴とする、
    請求項1〜のいずれかに記載の期限管理システム。
  8. 前記代理人端末は、
    前記代理人手続種別情報で示される手続以降に行われる手続であって前記第2の手続に相当する手続の期限期日を示す代理人側手続期限期日情報をさらに前記電子メールに含めて前記期限管理端末に送信し、
    前記期限管理端末の前記手続期限情報送信手段は、
    前記手続期限日算出手段が算出した前記手続期限期日情報が、前記電子メールに含まれる前記代理人側手続期限期日情報と一致する場合にのみ前記手続期限情報を前記転送先に送信することを特徴とする、
    請求項1〜のいずれかに記載の期限管理システム。
  9. 前記手続期限情報送信手段は、さらに、
    前記手続期限情報を、前記電子メールに含まれる送信元情報で示される送信元に送信することを特徴とする、
    請求項1〜のいずれかに記載の期限管理システム。
  10. 前記クライアントID情報と前記代理人ID情報は関連付けされて前記記憶手段に記憶され、
    前記期限管理端末は、
    前記情報取得手段が取得した前記特定のクライアントID情報および前記特定の代理人ID情報が関連付けされて記憶されているか否かを判定する判定手段をさらに備え、
    前記判定手段によって、前記特定のクライアントID情報および前記特定の代理人ID情報が関連付けされて記憶されていないと判定された場合に、前記手続期限情報送信手段による処理を行わないことを特徴とする、
    請求項1〜のいずれかに記載の期限管理システム。
  11. 前記期限管理端末は、
    前記第2の手続に対する応答の要否を前記特定の転送先から受信することが可能な応答受信手段と、
    前記応答受信手段によって前記応答の要否を受信した場合に、前記応答の要否の情報を、前記電子メールに含まれる前記送信元情報で示される送信元に送信する応答結果送信手段と、をさらに備えたことを特徴とする、
    請求項1〜10のいずれかに記載の期限管理システム。
  12. 前記代理人手続種別情報、前記第1手続情報、および前記第2手続情報は、
    特許、実用新案、意匠、または商標に関する手続を識別するための情報であることを特徴とする、
    請求項1〜11のいずれかに記載の期限管理システム。
  13. 期限管理端末と、前記期限管理端末に通信可能に接続された複数の代理人端末および複数のクライアント端末によって実行される期限管理方法であって、
    前記期限管理端末の記憶手段には、
    少なくとも、前記代理人端末から受信する、代理人による手続の種別を示す代理人手続種別情報、第1の手続を示す第1手続情報、前記第1の手続以降に行われる第2の手続を示す第2手続情報、および前記第1の手続を基準とした前記第2の手続の期限を示す手続期限情報が関連付けされて記憶され
    情報取得手段が、前記代理人手続種別情報、および前記手続を完了した完了期日を示す手続完了期日情報を少なくとも含む電子情報を前記代理人端末から受信した場合に、前記記憶手段に記憶された第1手続情報の中から、前記電子情報に含まれる前記代理人手続種別情報に関連付けされて前記記憶手段に記憶された第1手続情報を検索して、これを特定の前記第1手続情報として取得するとともに、この特定の第1手続情報に関連付けされて前記記憶手段に記憶された第2手続情報および手続期限情報を、それぞれ、特定の前記第2手続情報および特定の前記手続期限情報として取得し、
    手続期限期日算出手段が、前記情報取得手段が取得した前記特定の手続期限情報と、前記電子情報に含まれる前記手続完了期日情報に基づいて、前記第2の手続の期限である手続期限期日情報を算出し、
    手続期限情報送信手段が、前記情報取得手段が取得した前記特定の第1手続情報、前記特定の第2手続情報、および前記手続期限期日算出手段が算出した前記手続期限期日情報を少なくとも含む手続期限情報を前記クライアント端末に送信することを特徴とする、
    期限管理方法。
  14. 期限管理端末と、前記期限管理端末に通信可能に接続された複数の代理人端末および複数のクライアント端末によって実行される期限管理方法であって、
    前記期限管理端末の記憶手段には、
    少なくとも、第1の手続を示す第1手続情報、前記第1の手続以降に行われる第2の手続を示す第2手続情報、および前記第1の手続を基準とした前記第2の手続の期限を示す手続期限情報が関連付けされて記憶され
    情報取得手段が、代理人による手続の種別を示す代理人手続種別情報、および前記手続を完了した完了期日を示す手続完了期日情報を少なくとも含む電子情報を前記代理人端末から受信した場合に、前記記憶手段に記憶された第1手続情報の中から、前記電子情報に含まれる前記代理人手続種別情報と同一の第1手続情報を検索して、これを特定の前記第1手続情報として取得するとともに、この特定の第1手続情報に関連付けされて前記記憶手段に記憶された第2手続情報および手続期限情報を、それぞれ、特定の前記第2手続情報および特定の前記手続期限情報として取得し、
    手続期限期日算出手段が、前記情報取得手段が取得した前記特定の手続期限情報と、前記電子情報に含まれる前記手続完了期日情報に基づいて、前記第2の手続の期限である手続期限期日情報を算出し、
    手続期限情報送信手段が、前記情報取得手段が取得した前記特定の第1手続情報、前記特定の第2手続情報、および前記手続期限期日算出手段が算出した前記手続期限期日情報を少なくとも含む手続期限情報を前記クライアント端末に送信することを特徴とする、
    期限管理方法。
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