JP2010237908A - 電子メール配送システム、電子メール配送方法、電子メール配送サーバ、データベース統合サーバおよび電子メール配送プログラム - Google Patents

電子メール配送システム、電子メール配送方法、電子メール配送サーバ、データベース統合サーバおよび電子メール配送プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電子メール配送システムにおいて、電子メールの送信者の負担をできるだけ軽減しつつ、電子メールの誤送信に起因する情報漏えいを防止する。
【解決手段】電子メールの送信先として指定されたメールアドレスのドメイン名とメール本文中に宛先として記載された組織名とが正しく対応しているか否かが判定される。両者が正しく対応していると判定された場合には、電子メールの配送が実行され、両者が正しく対応していないと判定された場合には、電子メールの配送が中止される。これにより、誤送信の恐れがない電子メールについては、送信者の確認を経ることなく即時送信する一方、誤送信の恐れがある電子メールについては、送信者に確認させて誤送信を未然に防ぐことができる。
【選択図】図12

Description

本発明は、企業間で電子メールの送受信を行う際に適用するに好適な電子メール配送システム、電子メール配送方法、電子メール配送サーバ、データベース統合サーバおよび電子メール配送プログラムに関するものである。
近年、インターネットの普及に伴い、電子メールは企業間の業務連絡ツールとして不可欠なものとなっている。
ところが、ある企業に属する個人が別の企業あて電子メールを送信する際に、人的要因(過失)により、うっかり電子メールの送信先を誤って送信し、メール本文や添付ファイルに記載された企業ノウハウ、個人情報などの重要な情報が第三者に漏えいしてしまう場合がある。この場合、ややもすれば企業の存続性に関わる重大なインシデントになる恐れがある。
そこで、こうした電子メールの誤送信による不都合を回避すべく、電子メールを送信する直前に、受信者のメールアドレスにおけるドメイン名の正誤を送信者(差出人)に確認させることにより、電子メールの誤送信を低減させんとする手法(以下、公知手法1という。)が提案されていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−117027号公報(段落〔0009〕〔0018〕の欄、図3)
しかしながら、公知手法1では、受信者のメールアドレスのドメイン名が正しいもの(つまり、誤送信の恐れがないもの)も含めて全件の電子メールについて、メールアドレスのドメイン名の正誤を電子メールの送信者が自ら確認しなければならない面倒を伴うので、とりわけ送信メールの件数が多い場合に送信者の負担が増大するという課題があった。
本発明は、このような事情に鑑み、電子メールの送信者の負担をできるだけ軽減しつつ、電子メールの誤送信に起因する情報漏えいを防止することが可能な電子メール配送システム、電子メール配送方法、電子メール配送サーバ、データベース統合サーバおよび電子メール配送プログラムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、まず、受信者のメールアドレスのドメイン名をメール本文中の宛先と照合することにより、送信しようとする電子メールを誤送信の恐れがないものとあるものとに二分した上で、前者(誤送信の恐れがない電子メール)については、送信者の確認を経ることなく即時送信する一方、後者(誤送信の恐れがある電子メール)については、送信者に確認させて誤送信を未然に防ぐことに着目した。
すなわち、本発明に係る電子メール配送システムは、電子メールが電子メール送信サーバ(3)から通信ネットワーク(11、12)を通じて電子メール受信サーバ(9)に配送される電子メール配送システム(1)であって、前記電子メールの送信先として指定されたメールアドレスのドメイン名とメール本文中に宛先として記載された組織名とが正しく対応しているか否かが判定され、前記電子メールの送信先として指定されたメールアドレスのドメイン名と前記メール本文中に宛先として記載された組織名とが正しく対応していると判定された場合に、当該電子メールの前記電子メール受信サーバへの配送が実行されるとともに、前記電子メールの送信先として指定されたメールアドレスのドメイン名と前記メール本文中に宛先として記載された組織名とが正しく対応していないと判定された場合に、当該電子メールの前記電子メール受信サーバへの配送が中止される電子メール配送システムとしたことを特徴とする。
また、本発明に係る電子メール配送方法は、電子メールを電子メール送信サーバ(3)から通信ネットワーク(11、12)を通じて電子メール受信サーバ(9)に配送する電子メール配送方法であって、前記電子メールの送信先として指定されたメールアドレスのドメイン名とメール本文中に宛先として記載された組織名とが正しく対応しているか否かを判定する宛先チェック工程と、前記電子メールの送信先として指定されたメールアドレスのドメイン名と前記メール本文中に宛先として記載された組織名とが正しく対応していると判定された場合に当該電子メールの前記電子メール受信サーバへの配送を実行するとともに、前記電子メールの送信先として指定されたメールアドレスのドメイン名と前記メール本文中に宛先として記載された組織名とが正しく対応していないと判定された場合に当該電子メールの前記電子メール受信サーバへの配送を中止するメール選択配送工程とを含む電子メール配送方法としたことを特徴とする。
また、本発明に係る電子メール配送サーバは、電子メールを電子メール送信サーバ(3)から通信ネットワーク(11、12)を通じて電子メール受信サーバ(9)に配送する電子メール配送サーバ(2)であって、前記電子メールの送信先として指定されたメールアドレスのドメイン名とメール本文中に宛先として記載された組織名とが正しく対応しているか否かを判定する宛先チェック手段(22)と、前記電子メールの送信先として指定されたメールアドレスのドメイン名と前記メール本文中に宛先として記載された組織名とが正しく対応していると判定された場合に当該電子メールの前記電子メール受信サーバへの配送を実行するとともに、前記電子メールの送信先として指定されたメールアドレスのドメイン名と前記メール本文中に宛先として記載された組織名とが正しく対応していないと判定された場合に当該電子メールの前記電子メール受信サーバへの配送を中止するメール選択配送手段(23)とが設けられている電子メール配送サーバとしたことを特徴とする。
また、本発明に係るデータベース統合サーバは、複数の電子メール配送サーバ(2)に通信ネットワーク(11、12)を介して接続されたデータベース統合サーバ(7)であって、前記各電子メール配送サーバの組織内マスタデータベース(DB5)にそれぞれ示された対応関係を統計的に処理してグランドマスタデータベース(DB1)に反映させるデータベース統合サーバとしたことを特徴とする。
さらに、本発明に係る電子メール配送プログラムは、電子メールを電子メール送信サーバ(3)から通信ネットワーク(11、12)を通じて電子メール受信サーバ(9)に配送するための電子メール配送プログラム(PRG1)であって、電子メール配送サーバ(2)に、前記電子メールの送信先として指定されたメールアドレスのドメイン名とメール本文中に宛先として記載された組織名とが正しく対応しているか否かを判定する宛先チェック処理と、前記電子メールの送信先として指定されたメールアドレスのドメイン名と前記メール本文中に宛先として記載された組織名とが正しく対応していると判定された場合に当該電子メールの前記電子メール受信サーバへの配送を実行するとともに、前記電子メールの送信先として指定されたメールアドレスのドメイン名と前記メール本文中に宛先として記載された組織名とが正しく対応していないと判定された場合に当該電子メールの前記電子メール受信サーバへの配送を中止するメール選択配送処理とを実行させる電子メール配送プログラムとしたことを特徴とする。
なお、ここでは、本発明をわかりやすく説明するため、実施の形態を表す図面の符号に対応付けて説明したが、本発明が実施の形態に限定されるものでないことは言及するまでもない。
請求項1〜12に記載の発明によれば、受信者のメールアドレスのドメイン名をメール本文中の宛先と照合することにより、送信しようとする電子メールを誤送信の恐れがないものとあるものとに二分した上で、誤送信の恐れがない電子メールについては、送信者の確認を経ることなく即時送信する一方、誤送信の恐れがある電子メールについては、送信者に確認させて誤送信を未然に防ぐことができる。その結果、電子メールの送信者の負担をできるだけ軽減しつつ、電子メールの誤送信に起因する情報漏えいを防止することが可能となる。
また、請求項5に記載の発明によれば、上述した効果に加えて、組織内マスタデータベースが自動的に自己成長するため、電子メール配送システムの使い勝手を経時的に高めることができる。
また、請求項6に記載の発明によれば、上述した効果に加えて、電子メール配送サーバにおいて、組織内マスタデータベースが常に最新の状態に保たれるため、電子メール配送システムの使い勝手をますます高めることができる。
さらに、請求項11に記載の発明によれば、上述した効果に加えて、電子メール配送サーバおよびデータベース統合サーバにおいて企業情報が随時更新されるため、電子メール配送システムの信頼性を高めることができる。
本発明の実施の形態1に係る電子メール配送システムを示す全体構成図である。 同実施の形態1に係る電子メール配送システムを構成するデータベース統合サーバの制御ブロック図である。 グランドマスタデータベースの模式図である。 企業名誤記グランドマスタデータベースの模式図である。 提携業者サーバの制御ブロック図である。 企業URLデータベースの模式図である。 同実施の形態1に係る電子メール配送システムを構成する電子メール配送サーバの制御ブロック図である。 個人用データベースの模式図である。 企業内マスタデータベースの模式図である。 企業名誤記データベースの模式図である。 メーラのメール作成画面その1を示す模式図である。 メーラのメール作成画面その2を示す模式図である。 電子メール配送プログラムのフローチャートである。 第1企業情報登録プログラムのフローチャートである。 第2企業情報登録プログラムのフローチャートである。 第3企業情報登録プログラムのフローチャートである。 第1企業情報反映プログラムのフローチャートである。 第2企業情報反映プログラムのフローチャートである。 企業情報送信プログラムのフローチャートである。 企業情報受信プログラムのフローチャートである。 企業情報更新プログラムのフローチャートである。 第3企業情報反映プログラムのフローチャートである。 第4企業情報反映プログラムのフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る電子メール配送システムを構成する電子メール配送サーバの制御ブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
[発明の実施の形態1]
図1乃至図23には、本発明の実施の形態1を示す。
まず、構成を説明する。
電子メール配送システム1は、図1に示すように、電子メール送信サーバ3、複数の管理者クライアント5および複数の個人クライアント6を有しており、これら電子メール送信サーバ3、管理者クライアント5、個人クライアント6は、LAN(local area network)11を介して互いに接続された形で企業13内に設置されている。なお、図1では、管理者クライアント5について、その1つのみを図示し、残余は図示を省略しているとともに、個人クライアント6について、その1つのみを図示し、残余は図示を省略している。
ここで、各管理者クライアント5はそれぞれ、図1に示すように、情報処理装置51、キーボード等の入力装置52、CRT(ブラウン管)等の表示装置53および磁気ディスク等の記憶装置54を備えており、記憶装置54にはメーラ(メールソフト)およびブラウザ(ホームページ閲覧ソフト)がインストールされている。また、各個人クライアント6はそれぞれ、情報処理装置61、キーボード等の入力装置62、CRT(ブラウン管)等の表示装置63および磁気ディスク等の記憶装置64を備えており、記憶装置64にはメーラおよびブラウザがインストールされている。
また、電子メール配送システム1は、図1に示すように、データベース統合サーバ7、提携業者サーバ8および電子メール受信サーバ9を有しており、これらデータベース統合サーバ7、提携業者サーバ8、電子メール受信サーバ9はインターネット12を介して互いに接続されている。
ここで、データベース統合サーバ7は、図2に示すように、主制御部71を備えており、主制御部71には、データメモリ72が接続されている。そして、データメモリ72内には、グランドマスタデータベースDB1および企業名誤記グランドマスタデータベースDB2が読み書き自在に格納されている。
このグランドマスタデータベースDB1は、図3に示すように、1つの企業13に限らず他の企業からも電子メールを送信する可能性のある複数の相手先企業について、メールアドレスのドメイン名にそれぞれの企業名を関連付けた対応関係が記述されたファイルである。ここで、企業名には正式企業名および企業エイリアス名(略称、通称など)が含まれる。以下、同様である。図3に示すグランドマスタデータベースDB1では、メールアドレスのドメイン名「cute123.com」に対して、正式企業名として「株式会社キユート商事」が、企業エイリアス名として「キユート商事」その他が登録されており、メールアドレスのドメイン名「iroha.ac.jp」に対して、正式企業名として「学校法人イロハ学園」が、企業エイリアス名として「イロハ学園」その他が登録されており、メールアドレスのドメイン名「a-hospital.or.jp」に対して、正式企業名として「医療法人安心病院」が、企業エイリアス名として「安心病院」その他が登録されている。
また、企業名誤記グランドマスタデータベースDB2は、図4に示すように、1つの企業13に限らず他の企業からも電子メールを送信する可能性のある複数の相手先企業について、メールアドレスのドメイン名に、それぞれの企業名と間違いやすい名称を関連付けた対応関係が記述されたファイルである。図4に示す企業名誤記グランドマスタデータベースDB2では、メールアドレスのドメイン名「cute123.com」に対して、間違いやすい名称として「キュート商事」が登録されており、メールアドレスのドメイン名「japan-film.co.jp」に対して、間違いやすい名称として「日本フィルム」が登録されており、メールアドレスのドメイン名「nahomi.to」に対して、間違いやすい名称として「ナオミ」が登録されている。
また、提携業者サーバ8は、図5に示すように、主制御部81を備えており、主制御部81には、データメモリ82が接続されている。そして、データメモリ82内には、企業URLデータベースDB3が読み書き自在に格納されている。
この企業URLデータベースDB3は、図6に示すように、多数の企業について、その企業名とURL(統一資源位置子)との対応関係が記述されたファイルである。図6に示す企業URLデータベースDB3では、企業名「エービーシー有限会社」に対して、URLとして「http://www.abc.co.jp」が登録されており、企業名「株式会社キユート商事」に対して、URLとして「http://cute123.com」が登録されており、企業名「ナホミ合同会社」に対して、URLとして「https://www.nahomi.to」が登録されている。
さらに、電子メール配送システム1は、図1に示すように、電子メール配送サーバ2を有しており、この電子メール配送サーバ2は、LAN11とインターネット12とを中継するゲートウエーとして企業13内に設置されている。
ここで、電子メール配送サーバ2は、図7に示すように、主制御部20を備えており、主制御部20には、第1判定部21、第2判定部22、メール選択配送部23、メール中止通知部25、データメモリ26が接続されている。そして、データメモリ26内には、複数の個人用データベースDB4、企業内マスタデータベースDB5、企業名誤記データベースDB6およびシステムデータベースDB7が読み書き自在に格納されている。
各個人用データベースDB4はそれぞれ、図8に示すように、この企業13に属する各個人から電子メールを送信する可能性のある複数の相手先企業について、メールアドレスのドメイン名にそれぞれの企業名を関連付けた対応関係が記述されたファイルである。図8に示す個人用データベースDB4では、メールアドレスのドメイン名「cute123.com」に対して、正式企業名として「株式会社キユート商事」が、企業エイリアス名として「キユート商事」その他が登録されており、メールアドレスのドメイン名「a-hospital.or.jp」に対して、正式企業名として「医療法人安心病院」が、企業エイリアス名として「安心病院」その他が登録されている。
また、企業内マスタデータベースDB5は、図9に示すように、この企業13から電子メールを送信する可能性のある複数の相手先企業について、メールアドレスのドメイン名にそれぞれの企業名を関連付けた対応関係が記述されたファイルである。図9に示す企業内マスタデータベースDB5では、メールアドレスのドメイン名「cute123.com」に対して、正式企業名として「株式会社キユート商事」が、企業エイリアス名として「キユート商事」その他が登録されており、メールアドレスのドメイン名「a-hospital.or.jp」に対して、正式企業名として「医療法人安心病院」が、企業エイリアス名として「安心病院」その他が登録されており、メールアドレスのドメイン名「japan-film.co.jp」に対して、正式企業名として「日本フイルム合同会社」が、企業エイリアス名として「日本フイルム」その他が登録されている。
また、企業名誤記データベースDB6は、図10に示すように、この企業13から電子メールを送信する可能性のある複数の相手先企業について、メールアドレスのドメイン名に、それぞれの企業名と間違いやすい名称を関連付けた対応関係が記述されたファイルである。図10に示す企業名誤記データベースDB6では、メールアドレスのドメイン名「cute123.com」に対して、間違いやすい名称として「キュート商事」が登録されており、メールアドレスのドメイン名「nahomi.to」に対して、間違いやすい名称として「ナオミ」が登録されている。
さらに、システムデータベースDB7は、各個人用データベースDB4の対応関係を企業内マスタデータベースDB5の対応関係に反映させる際に用いる閾(しきい)値が記述されたファイルである。
次に、作用について説明する。
電子メール配送システム1は以上のような構成を有するので、企業13に属する個人が電子メールを送信する際には、送信者(個人)は、個人クライアント6において、入力装置62を操作してメーラを起動し、メール作成ボタン(図示せず)をクリックする。すると、表示装置63に、図11に示すように、メール作成画面P1が表示される。このメール作成画面P1には、宛先フィールド(Toフィールド)15、件名フィールド(Subjectフィールド)16、本文フィールド17、送信ボタン18が設けられている。そこで、送信者は、図12に示すように、宛先フィールド15に所定のメールアドレス(例えば、図12では「suzuki.ichiro@cute123.com」)を入力して電子メールの送信先として指定するとともに、件名フィールド16に所定の件名(例えば、図12では「会議の件」)を入力し、さらに、本文フィールド17にメール本文(例えば、図12では「株式会社キユート商事 鈴木様 ……」)を適宜入力した後、送信ボタン18をクリックする。すると、個人クライアント6は、電子メール送信サーバ3に対して、これらの電子メール情報(メールアドレス、件名、メール本文)とともにメール送信指令を出力する。
これを受けて、電子メール送信サーバ3は、電子メール配送サーバ2に対して、これらの電子メール情報(メールアドレス、件名、メール本文)を出力する。
これを受けて、電子メール配送サーバ2は、図13に示す電子メール配送プログラムPRG1に基づき、以下に述べるとおり、誤送信を排除しつつ電子メールの配送処理を行う。
まず、主制御部20は、メールアドレスのドメイン名に関連付けられた企業名を拾い出すとともに、この企業名と間違いやすい名称を拾い出し、さらに、メール本文中の企業名を抽出する(ステップS1)。
すなわち、主制御部20は、データメモリ26から個人用データベースDB4および企業内マスタデータベースDB5を読み出し、これらの個人用データベースDB4および企業内マスタデータベースDB5を参照して、メールアドレスのドメイン名に関連付けられた企業名を拾い出す。また、主制御部20は、データメモリ26から企業名誤記データベースDB6を読み出し、この企業名誤記データベースDB6を参照して、メールアドレスのドメイン名に関連付けられた企業名と間違いやすい名称を拾い出す。さらに、主制御部20は、メール本文を分析してメール本文中の企業名を抽出する。
このメール本文の分析法としては、種々の手法が考えられる。例えば、メール本文中の最初の5行を抜き出し、この中に敬称(「御中」「各位」「様」「殿」など)で終わる行がある場合に、その敬称の前に記載されている単語を企業名とみなす手法が挙げられる。また、メール本文中の最初の5行を抜き出すことに限らず、メール本文の最初の行から存在する空行や空白、句読点、助詞の出現数をチェックすることなどを組み合わせることで、より正確に企業名を抽出する手法が挙げられる。
次に、主制御部20は、第1判定部21に対して、先ほど拾い出した間違いやすい名称と、先ほど抽出したメール本文中の企業名とを出力して、メール本文中の企業名誤記チェックを指令する。この指令を受けて、第1判定部21は、メール本文中の企業名が間違いやすい名称に合致するか否かを判定した上で、メール本文中の企業名が間違いやすい名称に合致する場合は、メール本文中に企業名の誤記があると判定し、メール本文中の企業名が間違いやすい名称に合致しない場合は、メール本文中に企業名の誤記がないと判定する(ステップS2)。
そして、メール本文中に企業名の誤記があると判定された場合、第1判定部21は、その旨を主制御部20に出力する。すると、主制御部20は、企業名誤記データベースDB6の拡充を目的として、この誤記があった企業名のカウント(誤用頻度を示す指数)が1つ増大するように企業名誤記データベースDB6を上書きした後(ステップS3)、このまま送信すると相手先(受信者)に対して礼を失する恐れがあるとの観点から、この電子メールを一旦保留する(ステップS4)。
他方、メール本文中に企業名の誤記がないと判定された場合、第1判定部21は、その旨を主制御部20に出力する。すると、主制御部20は、このまま送信しても相手先(受信者)に対して礼を失する恐れはないとの観点から、第2判定部22に対して、先ほど拾い出した企業名(メールアドレスのドメイン名に関連付けられた企業名)と、先ほど抽出したメール本文中の企業名とを出力して、メールアドレスのドメイン名とメール本文中に記載された企業名とが正しく対応しているか否かの判定を指令する(ステップS5)。
この指令を受けて、第2判定部22は、メール本文中の企業名が、メールアドレスのドメイン名に関連付けられた企業名に合致するか否かを判定した上で、メール本文中の企業名が、メールアドレスのドメイン名に関連付けられた企業名に合致する場合は、メールアドレスのドメイン名とメール本文中に記載された企業名とが正しく対応していると判定し、メール本文中の企業名が、メールアドレスのドメイン名に関連付けられた企業名に合致しない場合は、メールアドレスのドメイン名とメール本文中に記載された企業名とが正しく対応していないと判定する。
例えば、図12に示す場合、宛先フィールド15に「suzuki.ichiro@cute123.com」と入力されているので、メールアドレスのドメイン名が「cute123.com」となり、個人用データベースDB4、企業内マスタデータベースDB5によれば、このドメイン名が「cute123.com」に対応する企業名が「株式会社キユート商事」、「キユート商事」その他であるとともに、本文フィールド17に「株式会社キユート商事 鈴木様 ……」と入力されているため、メールアドレスのドメイン名とメール本文中に記載された企業名とが正しく対応していると判定される。
そして、メールアドレスのドメイン名とメール本文中に記載された企業名とが正しく対応していると判定された場合、第2判定部22は、その旨をメール選択配送部23に出力する。これを受けて、メール選択配送部23は、このまま送信しても誤送信となる恐れはないとの観点から、この電子メールをLAN11およびインターネット12を経由して電子メール受信サーバ9に配送する(ステップS6)。
他方、メールアドレスのドメイン名とメール本文中に記載された企業名とが正しく対応していないと判定された場合、第2判定部22は、その旨をメール選択配送部23およびメール中止通知部25に出力する。これを受けて、メール選択配送部23は、このまま送信すると誤送信となる恐れがあるとの観点から、この電子メールを一旦保留する(ステップS4)。また、メール中止通知部25は、電子メールが宛先ミスで保留されていることを送信者に通知すべく、その旨を記載したサイトのURLが記された電子メールを送信者に送信する。
この電子メールを受けて、送信者は、個人クライアント6において、入力装置62を操作してブラウザを起動し、このサイトにアクセスすれば、自分が送信した電子メールが宛先ミスで保留されていることを知ることができる。したがって、送信者は、この電子メールを送信するか、それとも破棄するかを決定し、このサイトで「送信」または「破棄」を選択する。すると、メール選択配送部23は、送信者の指示内容(「送信」または「破棄」)に基づき、この電子メールを適宜処理する。
すなわち、送信者の指示内容が「送信」である場合、メール選択配送部23は、電子メールを送信する旨の送信者の指示に基づき、この電子メールをLAN11およびインターネット12を経由して電子メール受信サーバ9に配送する(ステップS7)。他方、送信者の指示内容が「破棄」である場合、メール選択配送部23は、電子メールを破棄する旨の送信者の指示に基づき、この電子メールを電子メール受信サーバ9に配送することなく破棄する。
また、こうして保留された電子メールについて、個人用データベースDB4の拡充を目的として、メールアドレスのドメイン名と企業名との対応関係を登録する場合には、送信者は、その旨を前記サイトで指令する。これを受けて、主制御部20は、データメモリ26から企業名誤記データベースDB6を読み出し、この企業名誤記データベースDB6を参照して、メールアドレスのドメイン名に関連付けられた企業名と間違いやすい名称を拾い出す(ステップS8)。次に、主制御部20は、第1判定部21に対して、先ほど拾い出した間違いやすい名称を出力して、企業名誤記チェックを指令する。この指令を受けて、第1判定部21は、登録しようとする対応関係が企業名誤記データベースDB6に記述されているか否かを判定する(ステップS9)。
そして、登録しようとする対応関係が企業名誤記データベースDB6に記述されていると判定された場合、第1判定部21は、その旨を主制御部20に出力する。すると、主制御部20は、この対応関係を個人用データベースDB4に登録することは送信者にとって好ましくないとの観点から、この対応関係の登録を拒否する(ステップS10)。
他方、登録しようとする対応関係が企業名誤記データベースDB6に記述されていないと判定された場合、第1判定部21は、その旨を主制御部20に出力する。すると、主制御部20は、この対応関係を個人用データベースDB4に登録しても問題はないとの観点から、この対応関係を個人用データベースDB4に追加して書き込む(ステップS11)。
このようにして電子メールの配送処理が実行されるため、誤送信の恐れがない電子メールについては、送信者の確認を経ることなく即時送信する一方、誤送信の恐れがある電子メールについては、送信者に確認させて誤送信を未然に防ぐことができる。その結果、電子メールの送信者の負担をできるだけ軽減しつつ、電子メールの誤送信に起因する情報漏えいを防止することが可能となる。
また、メールアドレスのドメイン名と企業名との対応関係を追加登録することにより、個人用データベースDB4が拡充されていくため、電子メール配送システム1の使い勝手が向上していく。
また、個人が新たな企業情報(企業名およびメールアドレス)を手動で登録する際には、図14に示す第1企業情報登録プログラムPRG2に基づき、登録者(個人)は、図1に示すように、個人クライアント6において、入力装置62を操作してブラウザを起動し、特定のサイトにアクセスして個人用登録画面を表示装置63に表示させた後、この個人用登録画面において、新たな企業情報(企業名およびメールアドレス)を入力して登録を指令する。
この指令を受けて、電子メール配送サーバ2は、個人用登録画面で入力された企業情報をそのメールアドレスのドメイン名に企業名を関連付けた形で個人用データベースDB4に書き込んで反映させる(ステップS21)。
また、こうして個人用データベースDB4に書き込まれた新たな企業情報については、図15に示す第2企業情報登録プログラムPRG3に基づき、部門長などの管理者が別の個人にも使わせるのが適切であると判断した企業情報のみを企業内マスタデータベースDB5に反映させる。
すなわち、管理者は、図1に示すように、管理者クライアント5において、入力装置52を操作してブラウザを起動し、特定のサイトにアクセスして管理者用登録画面を表示装置53に表示させた後、この管理者用登録画面において、すべての個人用データベースDB4に記述された対応関係を表示するように指令する。
この指令を受けて、電子メール配送サーバ2は、各個人用データベースDB4からそれぞれ対応関係を読み出し、これらの対応関係をその統計値とともに管理者クライアント5の表示装置53に表示する(ステップS31)。
そこで、管理者は、表示装置53に表示された対応関係の統計値を見て、企業内マスタデータベースDB5に反映させるべき企業情報を選択し、その反映を指令する。この指令を受けて、電子メール配送サーバ2は、この企業情報を企業内マスタデータベースDB5に書き込んで反映させる(ステップS32)。
また、管理者は、表示装置53に表示された対応関係の中から、企業名が間違っている企業情報を選択し、その反映を指令する。この指令を受けて、電子メール配送サーバ2は、この企業情報を企業名誤記データベースDB6に書き込んで反映させる(ステップS33)。
また、管理者が新たな企業情報(企業名およびメールアドレス)を手動で登録する際には、図16に示す第3企業情報登録プログラムPRG4に基づき、登録者(管理者)は、図1に示すように、管理者クライアント5において、入力装置52を操作してブラウザを起動し、特定のサイトにアクセスして管理者用登録画面を表示装置53に表示させた後、この管理者用登録画面において、新たな企業情報を入力して登録を指令する。この指令を受けて、電子メール配送サーバ2は、管理者用登録画面で入力された企業情報をそのメールアドレスのドメイン名に企業名を関連付けた形で企業内マスタデータベースDB5に書き込んで反映させる(ステップS41)。
また、管理者は、企業名が間違っている企業情報を手動で登録する際には、管理者用登録画面において、企業名が間違っている企業情報を入力して登録を指令する。この指令を受けて、電子メール配送サーバ2は、管理者用登録画面で入力された企業情報をそのメールアドレスのドメイン名に企業名を関連付けた形で企業名誤記データベースDB6に書き込んで反映させる(ステップS42)。
また、各個人がそれぞれ手動で登録した企業情報については、各個人用データベースDB4に順次蓄積していき、すべての個人用データベースDB4に蓄積された企業情報が一定の件数(閾値)を超えた場合には、その企業情報は企業13内で汎用性が高く、かつ正しい情報であるとみなせるので、この企業情報を企業内マスタデータベースDB5に反映させるのが好ましい。そこで、図17に示す第1企業情報反映プログラムPRG5に基づき、管理者がこの閾値(例えば、100件)を決めた上で、電子メール配送サーバ2が、その閾値に基づいて企業内マスタデータベースDB5に自動的に反映させる。
すなわち、管理者は、予め、図1に示すように、管理者クライアント5において、入力装置52を操作してブラウザを起動し、特定のサイトにアクセスして管理者用登録画面を表示装置53に表示させた後、この管理者用登録画面において、閾値を入力して登録を指令する。この指令を受けて、電子メール配送サーバ2は、管理者用登録画面で入力された閾値をシステムデータベースDB7に書き込んで反映させる(ステップS51)。
そして、上述した手順により、個人が新たな企業情報を入力して登録を指令すると、電子メール配送サーバ2は、個人用登録画面で入力された企業情報をそのメールアドレスのドメイン名に企業名を関連付けた形で個人用データベースDB4に書き込む(ステップS52)。次いで、電子メール配送サーバ2は、他のすべての個人用データベースDB4を参照して、この企業情報が格納されている件数を算出するとともに、システムデータベースDB7を参照して閾値を読み出し(ステップS53)、この件数が閾値を超えているか否かを判定する(ステップS54)。
その結果、この件数が閾値を超えていると判定された場合、電子メール配送サーバ2は、この企業情報を企業内マスタデータベースDB5に反映させた方がよいとの観点から、この企業情報を企業内マスタデータベースDB5に書き込んで反映させる(ステップS55)。
逆に、この件数が閾値を超えていないと判定された場合、電子メール配送サーバ2は、この企業情報を企業内マスタデータベースDB5に反映させるのは時期尚早であるとの観点から、この企業情報を企業内マスタデータベースDB5に書き込むことなく、この第1企業情報反映プログラムPRG5を終了する。
これにより、企業内マスタデータベースDB5は、企業13内で配送される電子メールの統計データに基づいて更新され、自動的に自己成長することになる。その結果、電子メール配送システム1の使い勝手が経時的に向上していく。
また、電子メール配送システム1では、以下に述べるとおり、電子メール配送サーバ2とデータベース統合サーバ7とがコラボレート型で連携している。ここで、コラボレート型の連携とは、両者(電子メール配送サーバ2およびデータベース統合サーバ7)が互いに協力して最新の状態を維持するように連携することを意味する。
まず、電子メール配送サーバ2は、定期的に、図18に示す第2企業情報反映プログラムPRG6に基づき、インターネット12を介してデータベース統合サーバ7にアクセスし、グランドマスタデータベースDB1および企業名誤記グランドマスタデータベースDB2を企業内マスタデータベースDB5および企業名誤記データベースDB6に反映させることにより、企業内マスタデータベースDB5および企業名誤記データベースDB6を常に最新の状態に保つ。
すなわち、電子メール配送サーバ2は、所定の更新時間(例えば、24時間など)が経過するたびに、データベース統合サーバ7のグランドマスタデータベースDB1および企業名誤記グランドマスタデータベースDB2を参照してそれぞれ対応関係を読み込み(ステップS61)、これらの対応関係を企業内マスタデータベースDB5および企業名誤記データベースDB6に書き込んで反映させる(ステップS62)。
その結果、電子メール配送サーバ2において、企業内マスタデータベースDB5および企業名誤記データベースDB6が常に最新の状態に保たれることになる。したがって、電子メール配送システム1の使い勝手がますます向上する。
一方、データベース統合サーバ7は、定期的に、電子メール配送サーバ2が、図19に示す企業情報送信プログラムPRG7に基づき、インターネット12を介してデータベース統合サーバ7にアクセスして企業情報を一時保存したことに対応して、図20に示す企業情報受信プログラムPRG8に基づき、この企業情報を選択的に取り込むことにより、グランドマスタデータベースDB1および企業名誤記グランドマスタデータベースDB2を常に最新の状態に保つ。
すなわち、電子メール配送サーバ2は、所定の更新時間(例えば、1週間など)が経過するたびに、企業内マスタデータベースDB5、企業名誤記データベースDB6および複数の個人用データベースDB4を参照してそれぞれ対応関係を読み込み(ステップS71)、これらの対応関係をデータベース統合サーバ7に送信する(ステップS72)。
すると、データベース統合サーバ7は、これらの対応関係を受信し(ステップS81)、これらの対応関係を統計的に処理してからグランドマスタデータベースDB1および企業名誤記グランドマスタデータベースDB2に書き込んで反映させる(ステップS82)。このとき、企業内マスタデータベースDB5、企業名誤記データベースDB6および複数の個人用データベースDB4の対応関係は、上述したとおり、正しい情報であるとみなせるので、グランドマスタデータベースDB1および企業名誤記グランドマスタデータベースDB2に書き込まれる対応関係も正しい情報となる。
その結果、データベース統合サーバ7において、グランドマスタデータベースDB1および企業名誤記グランドマスタデータベースDB2が常に最新の状態に保たれることになる。したがって、電子メール配送システム1の使い勝手がますます向上する。
このように、電子メール配送サーバ2とデータベース統合サーバ7とはコラボレート型で連携している。したがって、電子メール配送サーバ2およびデータベース統合サーバ7において企業情報が随時更新されるため、電子メール配送サーバ2およびデータベース統合サーバ7、ひいては電子メール配送システム1の信頼性が向上する。
また、データベース統合サーバ7においては、その担当者からの指示があれば、図21に示す企業情報更新プログラムPRG9に基づき、グランドマスタデータベースDB1および企業名誤記グランドマスタデータベースDB2の企業情報を担当者の指示に応じて更新することにより、グランドマスタデータベースDB1および企業名誤記グランドマスタデータベースDB2を常に最新の状態に保つ。
すなわち、データベース統合サーバ7は、担当者からの指示を受けると、電子メール配送サーバ2から送信された企業内マスタデータベースDB5、企業名誤記データベースDB6および複数の個人用データベースDB4の企業情報をそれらの統計データとともに表示する(ステップS91)。
そこで、担当者は、グランドマスタデータベースDB1に反映させるべき企業情報を選択して登録を指令する。この指令を受けて、データベース統合サーバ7は、この企業情報をグランドマスタデータベースDB1に書き込んで反映させる(ステップS92)。
また、担当者は、企業名誤記グランドマスタデータベースDB2に反映させるべき企業情報を選択して登録を指令する。この指令を受けて、データベース統合サーバ7は、この企業情報を企業名誤記グランドマスタデータベースDB2に書き込んで反映させる(ステップS93)。
その結果、データベース統合サーバ7において、グランドマスタデータベースDB1および企業名誤記グランドマスタデータベースDB2が常に最新の状態に保たれることになる。
また、担当者が新たな企業情報を手動で登録する際には、図22に示す第3企業情報反映プログラムPRG10に基づき、登録者(担当者)は、データベース統合サーバ7において、登録しようとする企業情報を入力して登録を指令する。この指令を受けて、データベース統合サーバ7は、この企業情報をそのメールアドレスのドメイン名に企業名を関連付けた形でグランドマスタデータベースDB1に書き込んで反映させる(ステップS101)。
また、担当者は、企業名が間違っている企業情報を手動で登録する際には、データベース統合サーバ7において、企業名が間違っている企業情報を入力して登録を指令する。この指令を受けて、データベース統合サーバ7は、この企業情報をそのメールアドレスのドメイン名に企業名を関連付けた形で企業名誤記グランドマスタデータベースDB2に書き込んで反映させる(ステップS102)。
また、電子メール配送システム1では、データベース統合サーバ7が、図23に示す第4企業情報反映プログラムPRG11に基づき、提携業者サーバ8の企業データを定期的に取り込んで利用することにより、グランドマスタデータベースDB1を常に最新の状態に保つ。
すなわち、データベース統合サーバ7は、提携業者サーバ8の企業URLデータベースDB3を参照して、企業名とURLとの対応関係を示す企業データを取得した後(ステップS111)、この企業データからメールアドレスのドメイン名を取得する(ステップS112)。さらに、データベース統合サーバ7は、メールアドレスのドメイン名に企業名を関連付けて企業情報を生成した後(ステップS113)、この企業情報をグランドマスタデータベースDB1に書き込んで反映させる(ステップS114)。
その結果、データベース統合サーバ7において、グランドマスタデータベースDB1が常に最新の状態に保たれることになる。
[発明の実施の形態2]
図24には、本発明の実施の形態2を示す。
この実施の形態2では、電子メール配送システム1は、図24に示すように、電子メール配送サーバ2の主制御部20に、第1判定部21、第2判定部22、メール選択配送部23、中止通知部25およびデータメモリ26に加えて、メール本文中の日付・曜日チェックを行う第3判定部27が接続されているとともに、日付と曜日とを対応付けたカレンダーデータベースDB8がデータメモリ26に読み出し自在に格納されている。その他の点については、上述した実施の形態1と同じ構成を有している。
そして、この電子メール配送システム1において、企業13に属する個人が電子メールを送信する際には、上述した実施の形態1と同様の手順により、電子メール配送プログラムPRG1に基づく処理が進行していく。したがって、この電子メール配送システム1では、上述した実施の形態1と同じ作用効果を奏する。
これに加えて、この電子メール配送システム1では、メールアドレスのドメイン名とメール本文中に記載された企業名とが正しく対応していると判定された直後の時点(つまり、電子メール配送プログラムPRG1のステップS5とステップS6との間)で、電子メール配送サーバ2の第3判定部27が電子メールのメール本文中の日付・曜日チェックを行うことにより、日付と曜日とが整合しない記載をメール本文中に含まない電子メールについては、送信者の確認を経ることなく即時送信するとともに、日付と曜日とが整合しない記載をメール本文中に含む電子メールについては、その送信を未然に阻止する。
すなわち、電子メール配送プログラムPRG1のステップS5で、メールアドレスのドメイン名とメール本文中に記載された企業名とが正しく対応していると判定された場合、第2判定部22は、その旨を第3判定部27に出力する。これを受けて、第3判定部27は、データメモリ26からカレンダーデータベースDB8を読み出し、このカレンダーデータベースDB8を参照することにより、日付と曜日とが整合しない記載がメール本文中に含まれているか否かを判定する。
例えば、メール本文中の日付および曜日の記載に関して、「2008年12月10日(水)」と記載すべき場合について説明する。このとき、メール本文中に「2008年12月10日(水)」と正しく記載されていれば、日付と曜日とが整合しない記載がメール本文中に含まれていないと判定される。また、メール本文中に、曜日を誤って「2008年12月10日(木)」と記載されていたり、日付を誤って「2008年12月11日(水)」と記載されていたりすると、日付と曜日とが整合しない記載がメール本文中に含まれていると判定される。
そして、日付と曜日とが整合しない記載がメール本文中に含まれていると判定された場合、その旨を主制御部20に出力する。すると、主制御部20は、このまま送信すると相手先(受信者)が日付と曜日のいずれが正しいのか判断を迷う恐れがあるとの観点から、この電子メールを一旦保留し、この電子メールを本当に送信してよいかを送信者に確認させる。
他方、日付と曜日とが整合しない記載がメール本文中に含まれていないと判定された場合、その旨を主制御部20に出力する。すると、主制御部20は、このまま送信しても相手先(受信者)が日付と曜日のいずれが正しいのか判断を迷う恐れはないとの観点から、この電子メールをLAN11およびインターネット12を経由して電子メール受信サーバ9に配送する。
このように、送信しようとする電子メールは、日付と曜日とが整合しない記載がメール本文中に含まれているものといないものとに二分された上で、後者については、送信者の確認を経ることなく即時送信される一方、前者については、その送信が未然に阻止される。その結果、電子メールの送信者の負担をできるだけ軽減しつつ、電子メールのメール本文中における日付・曜日の誤記に起因する混乱を回避することが可能となる。
[発明のその他の実施の形態]
なお、上述した実施の形態1、2では、誤送信の恐れがある電子メールを保留する場合について説明したが、この電子メールを保留する代わりに破棄するようにしてもよい。この場合、この電子メールが誤送信でないことが判明しても送信不可となる反面、送信者に確認の面倒を強いることがなくなるので、送信メールの件数が多い場合においても、送信者の負担がゼロとなって利便性がますます向上する利点がある。
また、上述した実施の形態1、2では、図13に示すように、メール本文を分析してメール本文中の企業名を抽出する処理(ステップS1)を実行した後、メールアドレスのドメイン名とメール本文中に記載された企業名とが正しく対応しているか否かを判定する処理(ステップS5)を実行する場合について説明した。しかし、メール本文の全部または一部(例えば、最初の5行)を取り出し、この中にメールアドレスのドメイン名に関連付けられた企業名が含まれているか否かにより、メールアドレスのドメイン名とメール本文中に記載された企業名とが正しく対応しているか否かを判定するようにしてもよい。この場合、メール本文中の企業名を抽出すべくメール本文を分析する必要がないので、メールアドレスのドメイン名とメール本文中に記載された企業名とが正しく対応しているか否かの判定が容易となり、その分だけ電子メール配送プログラムPRG1を簡素化することができる。
さらに、上述した実施の形態1、2では、POPメールを送信する場合について説明したが、Webメールを送信する場合に本発明を同様に適用することも可能である。つまり、本発明においては、電子メールはPOPメールであってもWebメールであっても構わない。
さらにまた、上述した実施の形態1、2では、LAN11とインターネット12とを中継するゲートウエーとして電子メール配送サーバ2が設置された電子メール配送システム1について説明したが、電子メール受信サーバ9から電子メール受信サーバ9へ送信される電子メールが途中で必ず電子メール配送サーバ2を通過するように構成される限り、どのような構成の電子メール配送システム1としても構わない。例えば、電子メール配送サーバ2とインターネット12との間に既存のメール転送サーバ(図示せず)を介在させることも可能である。
また、上述した実施の形態1、2では、電子メール送信サーバ3、管理者クライアント5および個人クライアント6がLAN11を介して互いに接続されるとともに、データベース統合サーバ7、提携業者サーバ8および電子メール受信サーバ9がインターネット12を介して互いに接続された電子メール配送システム1について説明した。しかし、電子メール送信サーバ3、管理者クライアント5および個人クライアント6を互いに接続する通信ネットワークや、データベース統合サーバ7、提携業者サーバ8および電子メール受信サーバ9を互いに接続する通信ネットワークとしては、イントラネット、パソコン通信の専用回線によるネットワーク、VAN回線や通信事業者が提供する専用回線を利用したエクストラネットなどを代用することもできる。
また、上述した実施の形態1、2では、電子メール配送サーバ2が企業内に設置された電子メール配送システム1について説明したが、電子メール配送サーバ2を必ずしも企業内に設置する必要はない。
また、上述した実施の形態1、2では、企業13から電子メールを送信する場合について説明したが、企業13以外の組織(例えば、中央・地方官公庁、相互会社、財団法人、社団法人、社会福祉法人、公益法人、宗教法人、医療法人、独立行政法人、地方公共団体の組合、特別地方公共団体、NPO法人、学校・学習塾・職業訓練校、病院・医院、研究機関など)についても、その組織から電子メールを送信する可能性がある限り、本発明を同様に適用することができる。
また、上述した実施の形態1、2では、電子メールが宛先ミスで保留された場合に、その旨を記載したサイトのURLが記された電子メールを送信者に送信することにより、電子メール1件ごとに送信許否を決定させる電子メール配送システム1について説明した。しかし、送信者に専用のサイトを予め用意しておき、この送信者が送信したすべての電子メールの送信結果(送信済み、保留中の別)をこのサイトに掲載し、送信者の都合のよいときに、このサイトで1件以上の保留中の電子メールの送信許否をまとめて決定させるようにしても構わない。
また、上述した実施の形態1では、メール本文中に宛先として記載された企業名と、送信先のメールアドレスのドメイン名とを照合することにより、電子メールの誤送信を防止する場合について説明した。しかし、電子メールに文書ファイルが添付されている場合に、その文書ファイル(添付ファイル)中に宛先として記載された企業名と、送信先のメールアドレスのドメイン名とを照合することにより、電子メールの誤送信を防止することも可能である。
また、上述した実施の形態2では、日付と曜日とが整合しない記載をメール本文中に含む電子メールについて、その送信を未然に阻止するため、カレンダーデータベースDB8を参照して日付・曜日の整合性をチェックする場合について説明した。しかし、一般に、日付(例えば、2009年4月1日)が決まれば、その日付に対応する曜日が必ず一つ(例えば、水曜日)に決まるため、カレンダーデータベースDB8を参照する代わりに、日付から曜日を演算することにより、日付と曜日とが整合しない記載をメール本文中に含む電子メールについて、その送信を未然に阻止することもできる。この場合、カレンダーデータベースDB8が不要となるので、これを格納するデータメモリ26の容量を削減することができる。
1……電子メール配送システム
2……電子メール配送サーバ
3……電子メール送信サーバ
5……管理者クライアント
6……個人クライアント
7……データベース統合サーバ
8……提携業者サーバ
9……電子メール受信サーバ
11……LAN(通信ネットワーク)
12……インターネット(通信ネットワーク)
13……企業(組織)
20……主制御部
21……第1判定部
22……第2判定部(宛先チェック手段)
23……メール選択配送部(メール選択配送手段)
25……中止通知部
26……データメモリ
27……第3判定部
51……情報処理装置
52……入力装置
53……表示装置
54……記憶装置
61……情報処理装置
62……入力装置
63……表示装置
64……記憶装置
71……主制御部
72……データメモリ
81……主制御部
82……データメモリ
DB1……グランドマスタデータベース
DB2……企業名誤記グランドマスタデータベース
DB3……企業URLデータベース
DB4……個人用データベース
DB5……企業内マスタデータベース(組織内マスタデータベース)
DB6……企業名誤記データベース
DB7……システムデータベース
DB8……カレンダーデータベース
P1……メール作成画面
PRG1……電子メール配送プログラム
PRG2……第1企業情報登録プログラム
PRG3……第2企業情報登録プログラム
PRG4……第3企業情報登録プログラム
PRG5……第1企業情報反映プログラム
PRG6……第2企業情報反映プログラム
PRG7……企業情報送信プログラム
PRG8……企業情報受信プログラム
PRG9……企業情報更新プログラム
PRG10……第3企業情報反映プログラム
PRG11……第4企業情報反映プログラム

Claims (12)

  1. 電子メールが電子メール送信サーバから通信ネットワークを通じて電子メール受信サーバに配送される電子メール配送システムであって、
    前記電子メールの送信先として指定されたメールアドレスのドメイン名とメール本文中に宛先として記載された組織名とが正しく対応しているか否かが判定され、
    前記電子メールの送信先として指定されたメールアドレスのドメイン名と前記メール本文中に宛先として記載された組織名とが正しく対応していると判定された場合に、当該電子メールの前記電子メール受信サーバへの配送が実行されるとともに、前記電子メールの送信先として指定されたメールアドレスのドメイン名と前記メール本文中に宛先として記載された組織名とが正しく対応していないと判定された場合に、当該電子メールの前記電子メール受信サーバへの配送が中止されることを特徴とする電子メール配送システム。
  2. 前記組織名には、正式組織名および組織エイリアス名が含まれることを特徴とする請求項1に記載の電子メール配送システム。
  3. 前記電子メール受信サーバへの配送が中止された電子メールは、保留または破棄されることを特徴とする請求項1または2に記載の電子メール配送システム。
  4. 前記電子メールの送信先として指定されたメールアドレスのドメイン名とメール本文中に宛先として記載された組織名とが正しく対応しているか否かの判定は、メールアドレスのドメイン名と当該ドメイン名に対応する組織名との対応関係を示す組織内マスタデータベースに基づいて行われることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電子メール配送システム。
  5. 前記組織内マスタデータベースは、組織内で配送される電子メールの統計データに基づいて更新されることを特徴とする請求項4に記載の電子メール配送システム。
  6. 前記組織内マスタデータベースは、グランドマスタデータベースから定期的に組織情報を取得して反映させることを特徴とする請求項4または5に記載の電子メール配送システム。
  7. 電子メールを電子メール送信サーバから通信ネットワークを通じて電子メール受信サーバに配送する電子メール配送方法であって、
    前記電子メールの送信先として指定されたメールアドレスのドメイン名とメール本文中に宛先として記載された組織名とが正しく対応しているか否かを判定する宛先チェック工程と、
    前記電子メールの送信先として指定されたメールアドレスのドメイン名と前記メール本文中に宛先として記載された組織名とが正しく対応していると判定された場合に当該電子メールの前記電子メール受信サーバへの配送を実行するとともに、前記電子メールの送信先として指定されたメールアドレスのドメイン名と前記メール本文中に宛先として記載された組織名とが正しく対応していないと判定された場合に当該電子メールの前記電子メール受信サーバへの配送を中止するメール選択配送工程と
    を含むことを特徴とする電子メール配送方法。
  8. 電子メールを電子メール送信サーバから通信ネットワークを通じて電子メール受信サーバに配送する電子メール配送サーバであって、
    前記電子メールの送信先として指定されたメールアドレスのドメイン名とメール本文中に宛先として記載された組織名とが正しく対応しているか否かを判定する宛先チェック手段と、
    前記電子メールの送信先として指定されたメールアドレスのドメイン名と前記メール本文中に宛先として記載された組織名とが正しく対応していると判定された場合に当該電子メールの前記電子メール受信サーバへの配送を実行するとともに、前記電子メールの送信先として指定されたメールアドレスのドメイン名と前記メール本文中に宛先として記載された組織名とが正しく対応していないと判定された場合に当該電子メールの前記電子メール受信サーバへの配送を中止するメール選択配送手段と
    が設けられていることを特徴とする電子メール配送サーバ。
  9. 前記宛先チェック手段は、メールアドレスのドメイン名と当該ドメイン名に対応する組織名との対応関係を示す組織内マスタデータベースに基づき、前記電子メールの送信先として指定されたメールアドレスのドメイン名とメール本文中に宛先として記載された組織名とが正しく対応しているか否かの判定を実行することを特徴とする請求項8に記載の電子メール配送サーバ。
  10. 複数の電子メール配送サーバに通信ネットワークを介して接続されたデータベース統合サーバであって、
    前記各電子メール配送サーバの組織内マスタデータベースにそれぞれ示された対応関係を統計的に処理してグランドマスタデータベースに反映させることを特徴とするデータベース統合サーバ。
  11. 電子メール配送サーバとコラボレート型で連携していることを特徴とする請求項10に記載のデータベース統合サーバ。
  12. 電子メールを電子メール送信サーバから通信ネットワークを通じて電子メール受信サーバに配送するための電子メール配送プログラムであって、
    電子メール配送サーバに、
    前記電子メールの送信先として指定されたメールアドレスのドメイン名とメール本文中に宛先として記載された組織名とが正しく対応しているか否かを判定する宛先チェック処理と、
    前記電子メールの送信先として指定されたメールアドレスのドメイン名と前記メール本文中に宛先として記載された組織名とが正しく対応していると判定された場合に当該電子メールの前記電子メール受信サーバへの配送を実行するとともに、前記電子メールの送信先として指定されたメールアドレスのドメイン名と前記メール本文中に宛先として記載された組織名とが正しく対応していないと判定された場合に当該電子メールの前記電子メール受信サーバへの配送を中止するメール選択配送処理と
    を実行させることを特徴とする電子メール配送プログラム。
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