JPH08123767A - メールシステムを利用したスケジュール調整方式 - Google Patents

メールシステムを利用したスケジュール調整方式

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JPH08123767A
JPH08123767A JP25817994A JP25817994A JPH08123767A JP H08123767 A JPH08123767 A JP H08123767A JP 25817994 A JP25817994 A JP 25817994A JP 25817994 A JP25817994 A JP 25817994A JP H08123767 A JPH08123767 A JP H08123767A
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JP
Japan
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schedule
reservation data
mail
temporary reservation
server computer
Prior art date
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JP25817994A
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English (en)
Inventor
Koji Kanazawa
浩二 金澤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スケジュール管理機能とメール機能とを有機的
に結合させることにより会議の設定等を効率的に行うこ
とのできるスケジュール調整方式を提供する。 【構成】クライアントコンピュータ2a〜2b利用者そ
れぞれのスケジュールを管理するスケジュール管理部4
a〜4bと、サーバコンピュータ1a〜1b相互間のメ
ールの送受信を行うメール送受信部5a〜5bと、他の
サーバコンピュータに対してスケジュールの参照を要求
するメールを送信するように、及び、他のサーバコンピ
ュータからこのスケジュール参照要求メールが送信され
たときに、上記管理するスケジュールの中からこのスケ
ジュール開示要求メールに対応するスケジュールを検索
し、この検索されたスケジュールをメールとして返送す
るようにスケジュール管理部4a〜4b及びメール送受
信部5a〜5bを駆動制御する制御部3a〜3bとを具
備してなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スケジュール管理機能
を有する複数のサーバコンピュータにて構成されるメー
ルシステムに適用して好適なスケジュール調整方式に係
り、特に会議の設定等のためのクライアントコンピュー
タ利用者のスケジュール調整を効率的に行うことを可能
とするスケジュール調整方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クライアント・サーバシステム
や、メールシステム等を構築したオフィス等において、
会議を設定する等のためにその同一グループ内のメンバ
のスケジュールを調整するといった場合、サーバコンピ
ュータにクライアントコンピュータ利用者それぞれのス
ケジュールを管理するソフトウェアを備えて、このソフ
トウェアを用いることにより同一グループ内のメンバの
スケジュールを調整する方法や、原始的に電話やメール
のやりとりを行うことによりメンバのスケジュール調整
を行う方法等がとられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スケジュールの調整を
行う際に、上述のようにスケジュール管理ソフトウェア
を用いた場合には、サーバコンピュータをメンバすべて
が使用できる環境でなければ、即ち、同一サーバコンピ
ュータ配下のクライアントコンピュータ利用者間でなけ
れば、スケジュールの調整ができないという問題があっ
た。
【0004】一方、電話やメールを用いた方法の場合に
は、メンバが不在のときに日時の設定がなかなかできな
い、メンバとの連絡をとる順番によっては再設定する必
要が生じてしまう等という問題があった。
【0005】本発明は上記実情に鑑みなされたものであ
り、スケジュール管理機能とメール機能を有機的に結合
させることにより、会議の設定等を効率的に行うことを
可能とするスケジュール調整方式を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のサーバ
コンピュータがネットワークを介して接続され、クライ
アントコンピュータからの要求に従って他のサーバコン
ピュータとメールの送受信を行うメールシステムにおい
て、上記サーバコンピュータそれぞれに、クライアント
コンピュータ利用者のスケジュールを管理する手段と、
他のサーバコンピュータに対してスケジュールの開示を
要求するメールを送信する手段と、他のサーバコンピュ
ータからこのスケジュール開示要求メールが送信された
ときに、上記管理するスケジュールの中からこのスケジ
ュール開示要求メールに対応するスケジュールを検索
し、この検索されたスケジュールをメールとして返送す
る手段とを具備し、上記メール送受信によりクライアン
トコンピュータ利用者が他のサーバコンピュータに管理
されたクライアントコンピュータ利用者のスケジュール
を確認することを特徴とする。
【0007】また、本発明は、上記サーバコンピュータ
それぞれに、他のサーバコンピュータに対して仮予約デ
ータの登録を要求するメールを送信する手段と、他のサ
ーバコンピュータからこの仮予約データ登録要求メール
が送信されたときに、この仮予約データを上記管理する
スケジュール上に登録する手段とを具備し、上記メール
送受信によりクライアントコンピュータ利用者が他のサ
ーバコンピュータに管理されたクライアントコンピュー
タ利用者のスケジュール上に仮予約を行うことを特徴と
する。
【0008】また、本発明は、上記サーバコンピュータ
それぞれに、上記スケジュール開示要求メールが送信さ
れたときに、上記管理するスケジュールの中からこのス
ケジュール開示要求メールに対応するスケジュールを検
索し、この検索されたスケジュールを上記登録された仮
予約データとともにメールとして返送する手段を具備し
てなることを特徴とする。
【0009】また、本発明は、上記サーバコンピュータ
それぞれに、上記登録された仮予約データに対しクライ
アントコンピュータ利用者が行った承認又は拒否の選択
に基づいて、上記登録された仮予約データの確定又は消
去を行う手段と、この仮予約データの確定又は消去とと
もに上記登録された仮予約データの送信元サーバコンピ
ュータに承認又は拒否を回答するメールを返送する手段
とを具備してなることを特徴とする。
【0010】また、本発明は、上記サーバコンピュータ
それぞれに、複数の仮予約データが重複して登録され、
クライアントコンピュータ利用者がいずれか一つの仮予
約データを選択して承認した際に、承認された仮予約デ
ータを確定するとともにこの仮予約データの送信元サー
バコンピュータに承認を回答するメールを返送し、その
他の仮予約データを消去するとともにこの仮予約データ
の送信元サーバコンピュータに拒否を回答するメールを
返送する手段とを具備してなることを特徴とする。
【0011】また、本発明は、上記サーバコンピュータ
それぞれに、他のサーバコンピュータに対して仮予約デ
ータを取り消すメールを送信する手段と、他のサーバコ
ンピュータからこの仮予約データ取消メールを送信され
てきたときに、この仮予約データ取消メールに対応する
上記登録した仮予約データを取り消す手段とを具備して
なることを特徴とする。
【0012】また、本発明は、上記サーバコンピュータ
それぞれに、他のサーバコンピュータから既に予約の確
定した日時又は期間に重複するように上記仮予約データ
登録要求メールが送信された際に、この送信元サーバコ
ンピュータに拒否を回答するメールを返送する手段とを
具備してなることを特徴とする。
【0013】また、本発明は、上記サーバコンピュータ
それぞれに、予め所定の日時又は期間を指定して仮予約
データの登録の拒否を設定する手段を具備してなること
を特徴とする。
【0014】
【作用】本発明の構成によれば、例えばあるサーバコン
ピュータ配下のクライアントコンピュータ利用者Aが、
他のサーバコンピュータ配下のクライアントコンピュー
タ利用者であるB及びCと会議の設定を行う等のために
スケジュールの調整を行うといったような場合に、A
は、クライアントコンピュータを操作して、B及びCの
スケジュールの参照を日時又は期間等を設定して要求す
る。
【0015】この要求を受けたサーバコンピュータは、
B及びCを管理するサーバコンピュータそれぞれに対し
て、管理するB及びCのスケジュールの参照を要求する
旨のメールを送信する。一方、このメールを受信した相
手側のサーバコンピュータは、このメールにより指定さ
れた内容に対応したスケジュールデータを検索し、この
検索されたスケジュールデータをメールとして送信元サ
ーバコンピュータに返送する。
【0016】Aは、この返送されたスケジュールデータ
を参照することにより、B及びCのスケジュールを把握
し会議の設定を行う。これにより、AはB及びCの存
在、不在に関わらずB及びCのスケジュールを把握する
ことが可能となり、会議の設定等のスケジュール調整を
効率良く行うことが可能となる。
【0017】また、Aは、B及びCとの会議の開催日時
を暫定的に決定した場合に、クライアントコンピュータ
を操作して、B及びCのスケジュール上にこの会議の開
催を示す仮予約データを登録することを日時又は期間を
指定して要求する。そして、この要求を受けたサーバコ
ンピュータは、B又はCを管理するサーバコンピュータ
それぞれに、その旨を示すメールを送信してこの仮予約
データを登録する。
【0018】一方、この仮予約データの登録を受けたB
及びCのサーバコンピュータは、利用者であるB及びC
がクライアントコンピュータを操作することにより選択
した予約の承認又は拒否の結果を登録元のサーバコンピ
ュータに回答する。またこのとき、承認が選択された際
にはこの仮予約データをスケジュール上に確定させ、拒
否が選択された際にはこの仮予約データを消去する処理
を行う。
【0019】さらに、B又はCのスケジュールに対して
複数の仮予約データが登録され、かつ仮予約データによ
り指定された日時又は期間が重複していた場合に、利用
者であるB又はCが、いずれかの仮予約データを選択し
て承認したとき、この承認した仮予約データをスケジュ
ール上に確定させ、承認した旨を示すメールを登録元の
サーバコンピュータに返送するとともに、その他の仮予
約データを消去し、その仮予約データを登録したサーバ
コンピュータに対し拒否した旨を示すメールを返送する
処理を行う。
【0020】これによりAは、より効果的にスケジュー
ル調整を行うことが可能となり、かつB又はCの操作の
簡略化をも図ることが可能となる。また、利用者Aが、
B及びCのスケジュールに対して仮予約データの登録を
行ったが、変更又は中止しなければならなくなったよう
な場合に、Aは、クライアントコンピュータを操作し
て、B及びCのスケジュールに対して登録した仮予約デ
ータの取り消しを要求する。そして、この要求を受けた
サーバコンピュータは、B又はCを管理するサーバコン
ピュータそれぞれに、その旨を示すメールを送信してこ
の仮予約データを取り消す。
【0021】一方、この仮予約データを取り消す旨のメ
ールが送信されてきたB及びCのサーバコンピュータ
は、この送信されてきたメールに対応する仮予約データ
を取り消す処理を行う。
【0022】これにより、スケジュール調整について、
より柔軟な運用が可能となる。また、既にスケジュール
の確定している日時又は期間に重複するように仮予約デ
ータ登録メールが送信されてきたときに、送信元サーバ
コンピュータに対して自動的に拒否を回答し、さらに、
外出予定、出張予定等が予め明確になっている場合に
は、その日時又は期間について仮予約データの登録を拒
否する設定を行っておくことにより、他のサーバコンピ
ュータからこの設定に重複するように仮予約データ登録
メールが送信されてきたときに、拒否を回答するメール
を自動的に送信元サーバコンピュータに返送する。
【0023】即ち、例えば、利用者Bが既にスケジュー
ルの確定した、又は仮予約データ登録拒否を設定した日
時若しくは期間に、利用者Aが仮予約データの登録を試
みたような場合、サーバコンピュータは、利用者Bによ
る予約の承認又は拒否の選択操作を待たずに、自動的に
拒否する旨のメールを送信元サーバコンピュータに返送
する。これにより、迅速、かつより効率的なスケジュー
ル調整が可能となる。
【0024】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図1は同実施例に係るスケジュール調整方式の概
略構成を示す図である。同実施例に係るスケジュール調
整方式は、図1に示すように、サーバコンピュータ1a
〜1bに、制御部3a〜3b、スケジュール管理部4a
〜4b、メール送受信部5a〜5bを備え、入力端末8
a〜8bからの設定等の各種操作、及びクライアントコ
ンピュータ2a〜2bからの要求に従ってデータ処理及
びメールの送受信を行う。
【0025】制御部3a〜3bは、サーバコンピュータ
1a〜1b全体の制御を行う。また、スケジュール管理
部4a〜4bは、スケジュール管理データベース6a〜
6bを具備し、クライアントコンピュータ2a〜2bの
利用者それぞれのスケジュールを管理する。そして、メ
ール送受信部5a〜5bは、メールボックス7a〜7b
を具備し、このメールボックス7a〜7bに格納された
メールを他のサーバコンピュータに送信し、かつ他のサ
ーバコンピュータから送信されたメールを受信してこの
メールボックス7a〜7bに格納する。
【0026】次に、図2及び図3を参照して同実施例の
動作原理を説明する。図2は、クライアントコンピュー
タ利用者のスケジュールの表示イメージを示す図、及び
図3はクライアントコンピュータ利用者の操作画面を示
す概念図である。
【0027】図2において、11は、スケジュールの確
定している箇所を示し、12は、他のサーバコンピュー
タにより仮予約データが登録されている箇所を示す。ま
た、13は、12が単独で仮予約データが登録されてい
る箇所を示しているのに対し、重複して複数の仮予約デ
ータが登録されている箇所を示す。また、14は、一度
仮予約データが登録されたが、その後、取り消された箇
所を示し、15は、予め仮予約データの登録を認めない
旨の設定を行った箇所を示している。
【0028】同実施例において、クライアントコンピュ
ータ2aの利用者が、サーバコンピュータ1b配下のク
ライアントコンピュータ2bの利用者と、会議の設定を
行う等のためにスケジュールの調整を行うといったよう
な場合、例えば図3の(a)に示すような画面により日
時と相手先名とを指定して、相手先のスケジュールの参
照をサーバコンピュータ1aに要求する。
【0029】この要求を受けたサーバコンピュータ1a
の制御部3aは、メール送受信部5aを駆動制御して、
サーバコンピュータ1bに対しクライアントコンピュー
タ2bの利用者のスケジュールの参照を要求するメール
を送信する。一方、このメールを受信したサーバコンピ
ュータ1bの制御部3bは、スケジュール管理部4bを
駆動制御し、このメールにより指定された内容に対応し
たスケジュールデータをスケジュール管理データベース
6bより検索する。そして、この検索により得られたス
ケジュールデータをメール送受信部5bを介してサーバ
コンピュータ1aに返送する。
【0030】クライアントコンピュータ2aの利用者
は、この返送されたスケジュールデータを参照すること
により、クライアントコンピュータ2bの利用者のスケ
ジュールを把握し会議の設定を行う。この参照について
は、図3の(b)に示すような指定した日時又は期間に
着いての状況回答、具体的には、その日時が空いている
か否かを示す回答でもよいし、図2に示すような相手側
のスケジュール状態そのものを示すものであってもよ
い。
【0031】そして、クライアントコンピュータ2aの
利用者は、この参照により会議の開催日時を暫定的に決
定した場合に(上述の参照動作は省略可)、今度はクラ
イアントコンピュータ2bのスケジュール上にこの会議
の開催を示す仮予約データを登録することをサーバコン
ピュータ1aに要求する。この要求を受けたサーバコン
ピュータ1aは、メール送受信部5aを介してサーバコ
ンピュータ1bに仮予約データを送信する。一方、この
仮予約データを受信したサーバコンピュータ1bの制御
部3bは、スケジュール管理部4bを駆動制御して、こ
の仮予約データをスケジュール管理データベース6bに
登録する。
【0032】また、クライアントコンピュータ2bの利
用者は、図2に示す画面により仮予約データが登録され
ていることを認識すると、この仮予約データについて承
認又は拒否の選択を行う。そして、サーバコンピュータ
1bは、この選択に従ってメール送受信部5bを駆動制
御しサーバコンピュータ1aに回答する。このとき、サ
ーバコンピュータ1bの制御部3bは、クライアントコ
ンピュータ2bの利用者により承認が選択された際には
スケジュール管理部4bを駆動制御してこの仮予約デー
タをスケジュール上に確定させ、拒否が選択された際に
はこの仮予約データを消去する処理をも同時に行う。
【0033】さらに、複数の仮予約データが登録され、
かつ仮予約データにより指定された日時又は期間が重複
している場合であって、クライアントコンピュータ2b
の利用者がいずれかの仮予約データを選択したときに、
サーバコンピュータ1bの制御部3bは、この承認した
仮予約データをスケジュール上に確定させ、承認した旨
を示すメールを登録元のサーバコンピュータに返送する
とともに、その他の仮予約データを消去し、その仮予約
データを登録したサーバコンピュータに対し拒否した旨
を示すメールを返送する処理を行う。
【0034】そして、クライアントコンピュータ2aの
利用者は、図3の(b)に示す画面により、この回答結
果を確認する。なお、クライアントコンピュータ2bの
利用者が返答処理を忘れたとき等を考慮し、予め設定し
た時間を超えて放置された仮予約データについては、自
動的に拒否回答のメールを返送するようにしてもよい。
【0035】また、クライアントコンピュータ2aの利
用者が、クライアントコンピュータ2bのスケジュール
に対して仮予約データの登録を行ったが、この仮予約デ
ータを取り消したい場合には、その旨の要求をサーバコ
ンピュータ1aに対して行う。そして、この要求を受け
たサーバコンピュータ1aの制御部3aは、メール送受
信部5aを駆動制御して、サーバコンピュータ1bにそ
の旨を示すメールを送信する。
【0036】一方、この仮予約データを取り消す旨のメ
ールを受信したサーバコンピュータ1bの制御部3b
は、スケジュール管理部4bを駆動制御して、スケジュ
ール管理データベース6bに登録された仮予約データを
取り消す処理を行う。
【0037】また、外出予定、出張予定等が予め明確に
なっている場合に、クライアントコンピュータ2a〜2
bの利用者は、その日時又は期間について仮予約データ
の登録を拒否する設定をサーバコンピュータ1a〜1b
に対して行う。この設定を受けた際、サーバコンピュー
タ1a〜1bの制御部3a〜3bは、スケジュール管理
部4a〜4bを駆動制御して、スケジュール管理データ
ベース6a〜6bに拒否データとして登録する。そし
て、他のサーバコンピュータからこの設定に重複するよ
うな仮予約データ登録メールが送信されてきたときに、
拒否を回答するメールを送信元サーバコンピュータに返
送する。同様に、既にスケジュールの確定した日時又は
期間に重複するような仮予約データ登録メールが送信さ
れてきたときにも、拒否を回答するメールを送信元サー
バコンピュータに返送する。
【0038】なお、この仮予約データの登録を拒否する
設定は、利用者単位にクライアントコンピュータ2a〜
2bから要求されるものであってもよいし、サーバコン
ピュータ1a〜1bが備えた入力端末からの設定操作に
よってもよい。
【0039】次に図4乃至図7を参照して同実施例の動
作手順を説明する。図4乃至図7は同実施例の動作手順
を説明するためのフローチャートである。まず、図4を
参照してメールが送信された際の動作手順を説明する。
【0040】例えば、サーバコンピュータ1aが、サー
バコンピュータ1bからメールを受信したような場合、
サーバコンピュータ1aの制御部3aは、そのメールが
スケジュール用のメールが否かをまず判断する(図4の
ステップA1)。ここで、通常のメールであった場合に
は(図4のステップA1のN)、このメールをメールボ
ックス7aに格納し、通常のメール処理を行う(図4の
ステップA2)。
【0041】一方、このメールがスケジュール用のメー
ルであった場合には(図4のステップA1のY)、この
スケジュール用メールの種別、即ち、参照要求、仮予約
データ登録要求、仮予約データ取消要求のいずれである
のかを判断する(図4のステップA3)。そして、この
判断に基づいて、参照処理(図4のステップA4)、仮
予約処理(図4のステップA5)、又は取消要求(図4
のステップA6)のいずれかを実行する。
【0042】ここで、図5を参照して参照処理の動作手
順を説明する。制御部3aは、まず、参照要求メールか
ら、スケジュール管理データベース6aを検索するため
のキーを抽出する(図5のステップB1)。そして、ス
ケジュール管理部4aを駆動制御して、この抽出した検
索キーによりスケジュール管理データベース6aを検索
する(図5のステップB2)。そして、この検索結果を
メール送受信部5aを介して要求元のサーバコンピュー
タ1bへ返送する(図5のステップB3)。
【0043】次に、図6を参照して仮予約処理の動作手
順を説明する。制御部3aは、まず、返信されたメール
から、仮予約データを抽出する(図6のステップC
1)。そして、スケジュール管理部4aを駆動制御して
管理データベース6aを検索し(図6のステップC
2)、この仮予約データと重複する確定スケジュール、
又は拒否設定が存在しないかについての判断を行う(図
6のステップC3)。
【0044】ここで、重複する確定スケジュール、又は
拒否設定が存在した場合には(図6のステップC3の
Y)、仮予約データの送信元であるサーバコンピュータ
1bに拒否する旨のメールを返送する(図6のステップ
C5)。一方、重複する確定スケジュール、又は拒否設
定が存在しない場合には(図6のステップC3のN)、
この仮予約データを管理データベース6aに登録する
(図6のステップC4)。
【0045】次に、図7を参照して、登録された仮予約
データに対して回答する際の動作手順を説明する。制御
部3aは、まず、利用者により指定された箇所が、重複
して登録されている箇所であるか否かを判断する(図7
のステップD1)。ここで、単一で登録されている箇所
であった場合には(図7のステップD1のN)、単一相
手先用の応答画面を表示し(図7のステップD2)、重
複して登録されている箇所であった場合には(図7のス
テップD1のY)、複数相手先用の応答画面を表示する
(図7のステップD3)、そして、クライアントコンピ
ュータ利用者は、この表示した画面により、予約の承
認、拒否、又は承認相手の選択を行う(図7のステップ
D4)。
【0046】制御部3aは、このクライアントコンピュ
ータ利用者の選択操作に従って、スケジュール管理部4
a及びメール送受信部5aを駆動制御し、承認又は拒否
の回答メールの返送、及びスケジュールの確定又は消去
の処理を行う(図7のステップD5)。
【0047】これにより利用者は、簡単な操作を行うの
みで、メンバ自身と直接確認作業を行うことなく、迅速
かつ効率良いスケジュール調整を実施可能となる。な
お、セキュリティ管理等のために、パスワード機能を付
加して運用することも当然に有効である。
【0048】
【発明の効果】詳述したように、本発明によれば、会議
の設定等のためにスケジュールを調整する際に、メンバ
自身と直接確認作業を行うことが不要となるため、効率
的にスケジュール調整を行うことが可能となる。また、
承認、拒否の回答機能、重複登録に対する選択機能、仮
予約拒否設定機能等により、作業の迅速化、及び操作の
簡略化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るスケジュール調整方式の
概略構成を示す図。
【図2】同実施例のクライアントコンピュータ利用者の
スケジュールの表示イメージを示す図。
【図3】同実施例のクライアントコンピュータ利用者の
操作画面を示す概念図。
【図4】同実施例の動作手順を説明するためのフローチ
ャート。
【図5】同実施例の動作手順を説明するためのフローチ
ャート。
【図6】同実施例の動作手順を説明するためのフローチ
ャート。
【図7】同実施例の動作手順を説明するためのフローチ
ャート。
【符号の説明】
1a,1b…サーバコンピュータ、2a,2b…クライ
アントコンピュータ、3a,3b…制御部、4a,4b
…スケジュール管理部、5a,5b…メール送受信部、
6a,6b…スケジュール管理データベース、7a,7
b…メールボックス、8a,8b…入力端末。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のサーバコンピュータがネットワー
    クを介して接続され、クライアントコンピュータからの
    要求に従って他のサーバコンピュータとメールの送受信
    を行うメールシステムにおいて、 上記サーバコンピュータそれぞれに、クライアントコン
    ピュータ利用者のスケジュールを管理する手段と、他の
    サーバコンピュータに対してスケジュールの開示を要求
    するメールを送信する手段と、他のサーバコンピュータ
    からこのスケジュール開示要求メールが送信されたとき
    に、上記管理するスケジュールの中からこのスケジュー
    ル開示要求メールに対応するスケジュールを検索し、こ
    の検索されたスケジュールをメールとして返送する手段
    とを具備し、上記メール送受信によりクライアントコン
    ピュータ利用者が他のサーバコンピュータに管理された
    クライアントコンピュータ利用者のスケジュールを確認
    することを特徴とするスケジュール調整方式。
  2. 【請求項2】 上記サーバコンピュータそれぞれに、他
    のサーバコンピュータに対して仮予約データの登録を要
    求するメールを送信する手段と、他のサーバコンピュー
    タからこの仮予約データ登録要求メールが送信されたと
    きに、この仮予約データを上記管理するスケジュール上
    に登録する手段とを具備し、上記メール送受信によりク
    ライアントコンピュータ利用者が他のサーバコンピュー
    タに管理されたクライアントコンピュータ利用者のスケ
    ジュール上に仮予約を行うことを特徴とする請求項1記
    載のスケジュール調整方式。
  3. 【請求項3】 上記サーバコンピュータそれぞれに、上
    記スケジュール開示要求メールが送信されたときに、上
    記管理するスケジュールの中からこのスケジュール開示
    要求メールに対応するスケジュールを検索し、この検索
    されたスケジュールを上記登録された仮予約データとと
    もにメールとして返送する手段を具備してなることを特
    徴とする請求項2記載のスケジュール調整方式。
  4. 【請求項4】 上記サーバコンピュータそれぞれに、上
    記登録された仮予約データに対しクライアントコンピュ
    ータ利用者が行った承認又は拒否の選択に基づいて、上
    記登録された仮予約データの確定又は消去を行う手段
    と、この仮予約データの確定又は消去とともに上記登録
    された仮予約データの送信元サーバコンピュータに承認
    又は拒否を回答するメールを返送する手段とを具備して
    なることを特徴とする請求項2記載のスケジュール調整
    方式。
  5. 【請求項5】 上記サーバコンピュータそれぞれに、複
    数の仮予約データが重複して登録され、クライアントコ
    ンピュータ利用者がいずれか一つの仮予約データを選択
    して承認した際に、承認された仮予約データを確定する
    とともにこの仮予約データの送信元サーバコンピュータ
    に承認を回答するメールを返送し、その他の仮予約デー
    タを消去するとともにこの仮予約データの送信元サーバ
    コンピュータに拒否を回答するメールを返送する手段を
    具備してなることを特徴とする請求項2記載のスケジュ
    ール調整方式。
  6. 【請求項6】 上記サーバコンピュータそれぞれに、他
    のサーバコンピュータに対して仮予約データを取り消す
    メールを送信する手段と、他のサーバコンピュータから
    この仮予約データ取消メールを送信されてきたときに、
    この仮予約データ取消メールに対応する上記登録した仮
    予約データを取り消す手段とを具備してなることを特徴
    とする請求項2記載のスケジュール調整方式。
  7. 【請求項7】 上記サーバコンピュータそれぞれに、他
    のサーバコンピュータから既に予約の確定した日時又は
    期間に重複するように上記仮予約データ登録要求メール
    が送信された際に、この送信元サーバコンピュータに拒
    否を回答するメールを返送する手段とを具備してなるこ
    とを特徴とする請求項2記載のスケジュール調整方式。
  8. 【請求項8】 上記サーバコンピュータそれぞれに、予
    め所定の日時又は期間を指定して仮予約データの登録の
    拒否を設定する手段を具備してなることを特徴とする請
    求項7記載のスケジュール調整方式。
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