JPH0836538A - ワークフロー管理システム - Google Patents

ワークフロー管理システム

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JPH0836538A
JPH0836538A JP16962394A JP16962394A JPH0836538A JP H0836538 A JPH0836538 A JP H0836538A JP 16962394 A JP16962394 A JP 16962394A JP 16962394 A JP16962394 A JP 16962394A JP H0836538 A JPH0836538 A JP H0836538A
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JP16962394A
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Hideaki Ishida
秀昭 石田
Hideki Kato
英樹 加藤
Takeshi Ishizaki
健史 石▲崎▼
Yoshiyuki Nakayama
良幸 中山
Kenjiro Mori
賢二郎 森
Masami Kameda
正美 亀田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 業務管理を行うワークフロー管理システムに
関し、個々の業務を実行する担当者間の指示および問合
せに伴うコミュニケーションを容易化および効率化す
る。 【構成】 ネットワークを介して接続された多数の情報
処理装置で個別に実行される業務の連携管理を行うワー
クフロー管理システムにおいて、各々の業務の担当者間
で行われるコミュニケーション処理(画面,ウィンド
ウ,アプリケーションプログラムなどの共有による情報
交換や、電子メールによる情報交換など)を統一管理す
るコミュニケーション管理手段を具備する。コミュニケ
ーション管理手段は、例えば、ある担当者から他の業務
の内容に対する指示および問合せの操作が行われたと
き、その業務の担当者を自動的に検索した後、双方の担
当者間のコミュニケーション処理を開始させる。これに
より、業務に関連する指示および問合せに伴うコミュニ
ケーションを容易かつ効率的に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は業務管理を行うワークフ
ロー管理システムに係り、特に、ネットワークを介して
接続された多数の情報処理装置において多数の担当者が
実行する個々の業務を連携させるワークフロー管理シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ワークステーション(WS)やパ
ーソナルコンピュータ(PC)などの情報処理装置と、
これらを相互に接続させてデータの送受信を仲介するL
ANやWANなどのネットワークとが普及するのに伴
い、各々の情報処理装置をスタンドアローンとして個別
に使用するだけにとどまらず、複数の情報処理装置間で
相互にメールや文書および業務に関連するデータなどを
交換しながら業務を進めるという業務処理形態が増加し
てきている。そして、上記のようなデータ交換を伴う業
務の流れをあらかじめ定義しておき、これに基づいて業
務の進捗管理を行うことにより、個々の業務を効率的に
連携させることを目的とするワークフロー管理システム
が注目を集めつつある。上記のワークフロー管理システ
ムにおけるワークフローの管理形態としては、最初に
ある業務の全体の流れを特定の管理者がワークフローと
して定義し、次に定義されたワークフローに基づいて
個々の業務の担当者が相互に連携をとりながら作業を進
め、管理者が個々の業務の進捗状況を把握する、とい
う形態が採用されている。
【0003】上述したワークフロー管理システムの公知
例のひとつとして、アメリカ合衆国で出願された米国特
許第4503499号明細書「CONTROLLED WORK FLOW
SYSTEM」があり、作業のスケジュール情報と作業に必
要なドキュメント情報とを中央データ処理装置にあらか
じめ格納し、作業を実行する際にリモートデータ処理装
置にそれらを取り出して処理する形態が採用されてい
る。また、ワークフロー管理システム関連する種々のソ
フト製品がアメリカを中心に出回っており、例えば図1
6に示すように、個々の業務間の関連をグラフィック・
イメージによってワークフロー図W0で表現して定義操
作を行うことのできる環境を備えたワークフロー管理ソ
フトが製品化されている。同図の例では、全体の業務を
構成する個々の業務をノードW1によって定義し、ノー
ド間をリンクW2で結び付けることで各々の業務間の関
連を表現するとともに、各ノードに当該業務の担当者名
W3を付すことによって、個々の業務の担当者間におけ
る業務の流れを示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のワークフロ
ー管理システムにおいては、ワークフローによる個々の
業務間の連携順序の管理や、業務連携を行う際の個々の
業務実行について必要な情報の非同期的な交換などの実
現方法に重点が置かれており、業務担当者間でのリアル
タイムな情報交換や、あるいは、ワークフロー管理下に
おける各担当者個別の操作状況や個々の業務の進捗状況
などまでも考慮できる担当者間のコミュニケーションを
可能としているワークフロー管理システムは提供されて
いない。
【0005】すなわち、上記従来技術では、業務の流れ
を記述したワークフローに基づいて個々の業務を実行す
る担当者間の連携を図ることによって全体の業務を効率
的に達成しようとしている。しかしながら、実際には、
担当者間の連携がワークフローのみによって一方向的に
スムーズに行なわれるとは限らず、効率の良い連携を実
現させるためには、個々の担当者間の密なコミュニケー
ションが重要な役割を果たすことが多い。例えば、ある
業務を実行中の担当者が当該業務について疑問点や不審
な点を見つけた場合、当該業務に先行する業務の担当者
に問い合せて意見を交わすことが必要である。また、当
該業務を後継する担当者に引き渡す場合には、誤解や間
違いが生じないように何らかの指示を与えておくのが一
般的である。
【0006】この場合のコミュニケーション手段として
は電話による会話が代表としてあげられるが、さらに明
確に意図を伝えることのできるコミュニケーション手段
として、それぞれが同一の画面,ウィンドウ,AP(Ap
plication Program )を共有しながらリアルタイムに対
話を行う電子対話や、電子メールを用いた非同期型の情
報交換などもあげられる。しかしながら、現状のワーク
フロー管理システムでは、上記のコミュニケーション手
段とワークフロー管理との間につながりを持たせている
ものはなく、それぞれ別個の操作を行わなければならな
いので、相手の電話番号やユーザIDなどの宛先情報の
入手や指示および問合せに必要な共通情報の受渡しなど
に手間取ってしまい、ワークフロー管理システムの本来
の目的である効率的な業務の連携が妨げられてしまうと
いう問題点があった。なお、宛先情報の入手を簡便化で
きる公知例として、特開平2−2267号公報記載の発
明(電子メールに対応して送信元の電話番号を記憶する
手段を設け、受信したメールについて送信元に連絡を取
りたいときには、簡単な操作で送信元を電話呼出しでき
る)があげられるが、これは電子メール操作時のみに限
定された発明であり、上述したワークフロー管理システ
ムに関連づけて使用するのには無理がある。
【0007】さらに、指示および問合せを受ける側の担
当者にとっても、ワークフロー管理システムのもとで何
らかの業務を実行しているときの方が、指示および問合
せに容易に応じることが可能である。そして特に、業務
を後継する次の担当者に対して指示および問合せを行う
場合、次の担当者が当該業務の内容を全く把握していな
い状態の時点よりも、当該業務の実行を開始したばかり
のタイミングで指示および問合せを行う方が、より的確
に意図するところを伝えることができるが、現状のワー
クフロー管理システムでは、相手側の状況に関わらず常
に強制割込み的に指示および問合せを行わざるを得ない
ため、双方の作業およびコミュニケーションを必ずしも
効率的に行うことができないという問題点があった。
【0008】したがって本発明の目的は、上記の問題点
を解決して、ワークフローに基づいて連携管理されてい
る個々の業務を実行する担当者間で、当該業務に関連す
る指示および問合せに伴うコミュニケーションを容易か
つ効率的に行うことのできるワークフロー管理システム
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
(1) 上記の目的を達成するため、本発明のワークフロー
管理システムは、あらかじめ定められたワークフローに
基づき、ネットワークを介して接続された多数の情報処
理装置でそれぞれ個別に実行される個々の業務の連携管
理を行うワークフロー管理システムにおいて、異なる担
当者が割り付けられた互いに関連性を有する複数の業務
の実行に際して、当該業務の内容についての指示および
問合せに伴って各々の担当者の間で行われるコミュニケ
ーション処理を統一管理するコミュニケーション管理手
段を具備する構成としたものである。
【0010】(2) また、(1)の構成において、前記コミュ
ニケーション処理として、画面,ウィンドウ,アプリケ
ーションプログラムなどの共有による情報交換や、電子
メールによる情報交換などを行うものである。
【0011】(3) また、(1)または(2) の構成において、
前記コミュニケーション管理手段は、第1の業務を割り
付けられた第1の担当者から他の第2の業務の内容に対
する指示および問合せの操作が行われたとき、前記第2
の業務を割り付けられた第2の担当者を自動的に検索し
た後、前記第1および第2の担当者の間のコミュニケー
ション処理を開始させるものである。
【0012】(4) また、(3)の構成において、前記コミュ
ニケーション管理手段は、前記第1の担当者によって指
定されたタイミングで前記第1および第2の担当者の間
のコミュニケーション処理を開始させるものである。
【0013】(5) また、(4)の構成において、前記第2の
担当者が前記第2の業務を新規にまたは継続して開始す
る時点を前記タイミングとするものである。
【0014】(6) また、(3)〜(5) のいずれかの構成にお
いて、前記コミュニケーション管理手段は、前記第1お
よび第2の担当者の間のコミュニケーション処理が開始
されるとき、前記第1の担当者によって指定された情報
を前記第1および第2の担当者に提示するものである。
【0015】
【作用】上記構成に基づく作用を説明する。
【0016】本発明のワークフロー管理システムでは、
あらかじめ定められたワークフローに基づき、ネットワ
ークを介して接続された多数の情報処理装置でそれぞれ
個別に実行される個々の業務の連携管理を行うワークフ
ロー管理システムにおいて、異なる担当者が割り付けら
れた互いに関連性を有する複数の業務の実行に際して、
当該業務の内容についての指示および問合せに伴って各
々の担当者の間で行われるコミュニケーション処理(画
面,ウィンドウ,アプリケーションプログラムなどの共
有による情報交換や、電子メールによる情報交換など)
を統一管理するコミュニケーション管理手段を具備する
構成としたことにより、ワークフローに基づいて連携管
理されている個々の業務を実行する担当者間で、当該業
務に関連する指示および問合せに伴うコミュニケーショ
ンを容易かつ効率的に行うことができる。なお、コミュ
ニケーション管理手段は、以下のように作用する。
【0017】・第1の業務を割り付けられた第1の担当
者から他の第2の業務の内容に対する指示および問合せ
の操作が行われたとき、前記第2の業務を割り付けられ
た第2の担当者を自動的に検索した後、前記第1および
第2の担当者の間のコミュニケーション処理を開始させ
る。 ・前記第1の担当者によって指定されたタイミングで前
記第1および第2の担当者の間のコミュニケーション処
理を開始させる。例えば前記第2の担当者が前記第2の
業務を新規にまたは継続して開始する時点を前記タイミ
ングとする。 ・前記第1および第2の担当者の間のコミュニケーショ
ン処理が開始されるとき、前記第1の担当者によって指
定された情報を前記第1および第2の担当者に提示す
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明のワークフロー管理システムの
一実施例を図面を用いて詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明のワークフロー管理システ
ムの一実施例の全体的な構成を示すブロック図である。
同図中、LANやWANなどのネットワーク18に接続
された複数の情報処理装置1において、ワークフローに
基づいた業務の実行を制御するためのワークフロー実行
制御手段2と、担当者間で指示・問合せを行なうための
指示・問合せ手段3および指示・問合せを受けた場合に
応じるための指示・問合せ応答手段4(両者が請求項中
のコミュニケーション管理手段に相当する)を、業務実
行に使用する業務データと業務実行制御情報70(図8
にて後述する)の取出しと格納を行なう業務データ蓄積
交換プログラム(電子メールプログラム)5、及び、業
務処理実行に使用する業務処理AP(Application Progr
am)6と、リアルタイムに画面やウィンドウ、APを共
有するプログラム(以下、電子対話プログラム10と呼
ぶ)と共に設ける。他方、同じくLANやWANなどの
ネットワーク18に接続されたファイルサーバ装置7に
は、業務間の関連を管理するために使用するワークフロ
ー管理情報60(図8にて後述する)を記憶するための
ワークフロー管理情報記憶手段8と、業務実行に伴って
業務データ及び業務実行制御情報70を担当者毎に記憶
するための担当者別データ蓄積手段9と、指示・問合せ
を行なう場合に使用する担当者宛先情報80及び操作監
視情報90(図9にて後述する)を記憶するための指示
・問合せ情報記憶手段26を設ける。上記の業務データ
蓄積交換プログラム(電子メールプログラム)5には、
情報を担当者別データ蓄積手段9の指定された担当者の
エリアに書き込む機能と、担当者別データ蓄積手段9の
指定された担当者のエリアから情報を読み出す機能が必
要であり、これは、電子メールソフトとして製品化され
ている流通アプリケーション・ソフトを使用することに
より実現可能であり、担当者別データ蓄積手段9も、電
子メールソフトを情報処理装置1にインストールするこ
とにより、ファイルサーバ装置7の外部記憶装置などに
自動的に確保される。また、ワークフロー管理情報記憶
手段8と指示・問合せ情報記憶手段26もファイルサー
バ装置7の外部記憶装置を利用し、ファイルサーバ装置
7に一般的に備わっている基本ソフトにより、情報処理
装置1からネットワーク18を介して、情報の書き込み
と読み出しを実現することが可能である。更に、電子対
話プログラム10は、例えば、特願平1−117307
号の「対話通信方法およびシステム」によって実現可能
であり、具体例としては、図1に示すように、各情報処
理装置1内に電子対話プログラム10を設け、対話を開
始したい情報処理装置1内において、対話する相手の情
報処理装置1のネットワークアドレスを伴って電子対話
プログラム10を呼び出すことにより、対話する相手の
情報処理装置1内の電子対話プログラム10も呼び出さ
れ、情報処理装置1間でネットワーク18を介して電子
対話プログラム10同士が情報交換を行ない、電子対話
の操作環境を実現することができる。
【0020】図2は、図1中の情報処理装置およびファ
イルサーバ装置の細部構成を示すブロック図である。同
図中、情報処理装置1及びファイルサーバ装置7は、ワ
ークステーションやパーソナル・コンピュータなどのコ
ンピュータ装置により構成される。これらのコンピュー
タ装置は、キーボード19やポインティングデバイス2
0などを入力機器として接続し、データなどの入力を行
なう入力部11と、入力されたデータをもとに処理を行
なう処理部12と、入力データや演算処理データなどを
記憶保持する内部メモリ13と、磁気ディスク装置24
などを接続してデータなどの記憶を行なう外部記憶部1
4と、CRT21や液晶22などへ表示を行なう表示部
15と、プリンタ23などを接続してデータなどを印字
出力する出力部16と、ネットワークアダプタ25など
を経由してネットワーク18に接続し、他のコンピュー
タ装置との通信を行なう通信制御部17を備える。本実
施例では、図1に示したワークフロー実行制御手段2を
処理部12に付設し、指示・問合せ手段3を入力部11
に付設し、指示・問合せ応答手段4を通信制御部17に
付設している。
【0021】図3は、本発明のワークフロー管理システ
ムに特有な部分の詳細構成を示すブロック図である。同
図中、図1に示したワークフロー実行制御手段2は、業
務データ蓄積交換プログラム5に依頼して業務処理実行
に必要な業務データ及び業務実行制御情報70を取出
し、記憶されているワークフロー管理情報60に基づい
て業務の流れを制御するワークフロー制御部30と、担
当者が処理すべき業務の一覧を表示する業務一覧表示部
31と、担当者の業務の選択により業務処理APを起動
して業務を実行する業務実行処理部32と、担当者が受
信したメールを表示するメール表示部33と、担当者の
操作状況の監視結果を監視設定側の担当者の情報処理装
置1に通知する操作監視結果通知部34から成る。ま
た、指示・問合せ手段3は、担当者の選択操作による指
示・問合せ方法の決定と、指示・問合せ相手の電話呼び
出しを行なう指示・問合せ先呼出部35と、メールの設
定画面を表示するメール設定部36と、指示・問合せ相
手の業務の操作状況を監視するための設定を行なう操作
監視設定部37から成り、指示・問合せ応答手段4は、
他の担当者の情報処理装置1からの通知情報の受信を監
視する指示・問合せ受信部38から成る。
【0022】図4〜図7は、本発明のワークフロー管理
システムにおける操作表示画面の状態遷移についての説
明図であり、図4および図5が指示・問合せを発する側
について、図6および図7は指示・問合せを受ける側に
ついての説明図である。なお、本実施例ではマルチウィ
ンドウ・システム下で動作することを前提としている。
【0023】図4(a)から(e)は、担当者がワーク
フロー管理に基づいて業務を実行している場合の操作画
面の推移を示し、図4(f)から(k)は、業務実行中
に、他の担当者に指示・問合せを行なう場合の操作画面
の推移を示している。
【0024】まず、業務を実行しようとする担当者が、
図4(a)に示す操作画面において、ワークフロー管理
プログラム起動用のアイコン40を図2に示した入力部
11のキーボード19やポインティングデバイス20に
よって操作することにより、処理部12を通じて図3に
示したワークフロー実行制御手段2が起動され、ワーク
フロー制御部30が図4(b)に示すように担当者に担
当者名41やパスワード42の入力を要求した後、業務
データ蓄積交換プログラム5に依頼して、当該担当者宛
に格納されている業務名などの一覧情報を図1に示した
担当者別データ蓄積手段9から取り出し、その情報をも
とに業務一覧表示部31が図4(c)に示す業務一覧4
3を表示し、担当者が業務を選択することによって、そ
の業務の実行に必要な業務実行制御情報70及び業務デ
ータを業務データ蓄積交換プログラム5に依頼して、図
1に示した担当者別データ蓄積手段9から取り出し、業
務実行処理部32がこれらの情報に基づいて該当する業
務処理AP6を起動して、図4(d)に示す業務処理A
Pの操作画面44となる。担当者が業務処理APの操作
を終了すると、ワークフロー制御部30が図4(e)に
示すように、次の担当者へ業務を引渡すか否かの指定を
要求し、引渡す場合は、図1に示したワークフロー管理
情報記憶手段8に記憶されているワークフロー管理情報
60に基づいて次の担当者名を決定し、図1に示した業
務データ蓄積交換プログラム5に依頼して、業務実行制
御情報70及び業務データを次の担当者の図1に示す担
当者別データ蓄積手段9へ格納すると共に、図4(c)
の業務一覧43の表示画面に戻り、次の業務選択待ちと
なる。図4(e)で、引渡さない場合には、当該業務デ
ータを再び現在の担当者の担当者別データ蓄積手段9へ
格納することとなる。
【0025】次に、図4(f)から(k)を用いて、担
当者が業務実行中に、他の担当者に指示・問合せを行な
う場合の操作画面の推移について説明する。図4(d)
において、担当者がすぐ前の担当者またはnステップ前
の担当者に指示・問合せをしたい場合には、図4に示す
前担当者への指示・問合せ用のアイコン45を図2の入
力部11のキーボード19やポインティングデバイス2
0によって操作することにより、現在使用中のワークフ
ロー管理情報60と業務実行制御情報70が図3の指示
・問合せ手段3に渡され、指示・問合せ先呼出部35が
図4(f)に示す指示・問合せメニューを表示し、指示
・問合せ方法の選択待ちとなる。通常は、担当者は、ま
ず、電話呼出し用のアイコン48を選択し、相手を呼び
出すことによって指示・問合せを開始する。更に、電子
対話による会話が必要な場合には、電子対話開始用のア
イコン49を選択することにより、電子対話プログラム
10が呼び出され、図4(g)に示すような電子対話操
作画面となると共に、指示・問合せ相手の情報処理装置
1にも電子対話開始のための通知102(図10にて後
述する)を送信し、図4(g)と同様の画面が表示さ
れ、両者間において、指示棒55などの操作により、同
一ウィンドウ参照による会話が可能となる。一方、図4
(f)において、担当者が電子メール送信用のアイコン
50を選択した場合には、図4(h)に示す送信メール
の設定画面57が表示され、メールを設定した後、送信
用のアイコン56を選択することによって、メール設定
部36が業務データ蓄積交換プログラム(電子メールプ
ログラム)5に依頼して、当該メールデータを送信相手
の担当者の図1に示す担当者別データ蓄積手段9へ登録
して、指示・問合せ相手にメールが送られる。また、メ
ール設定部36が業務データ蓄積交換プログラム(電子
メールプログラム)5に依頼する場合に渡すメールデー
タとして、指示・問合せたい文書データをメールの添付
ファイルとして指定することも可能である。次に、図4
(f)において、担当者が指示・問合せ相手の操作監視
設定用のアイコン51を選択した場合には、操作監視情
報90が作成され、図1の指示・問合せ情報記憶手段2
6に記憶される。
【0026】また、図4(d)において、担当者が、業
務を引渡す次の担当者またはnステップ後の担当者に指
示・問合せたい場合には、図4(d)に示す次担当者へ
の指示・問合せ用のアイコン47を選択することによ
り、現在使用中のワークフロー管理情報60と業務実行
制御情報70が図3の指示・問合せ手段3に渡され、指
示・問合せ先呼出部35が図4(i)に示す指示・問合
せメニューを表示し、指示・問合せ方法の選択待ちとな
る。図4(i)の画面において、電話呼出し用のアイコ
ン48、電子対話開始用のアイコン49、メール送信用
のアイコン50、指示・問合せ相手の操作監視設定用の
アイコン51、及び、次の担当者の当該業務操作開始を
監視するための業務開始監視設定用のアイコン52を担
当者が選択すると、図4(j)及び(k)に示すよう
に、上記の図4(g)及び(h)を用いて述べたと同様
の処理が実行される。
【0027】図5は、図4(f)または(i)におい
て、指示・問合せ相手の操作状況の監視や特定業務の操
作開始の監視のための設定をした場合に、図10で後述
する103から105の操作監視結果に基づく通知が監
視設定者へ送信されることによって発生する監視設定者
側の操作画面の推移を示す。監視設定した担当者が図5
(a)に示す何らかの操作中に、監視設定者側の情報処
理装置1に対して操作監視結果の通知が送信されると、
図3の指示・問合せ応答手段4の指示・問合せ受信部3
8がこの通知を受信し、図5(b)に示すように、操作
監視結果の通知到着メッセージ59を表示し、担当者が
指示・問合せ用のアイコン58を選択すると、指示・問
合せ先呼出し部35が図5(c)に示す指示・問合せメ
ニューを表示し、指示・問合せ方法の選択待ちとなる。
図5(c)の画面において、電話呼出し用のアイコン4
8、電子対話開始用のアイコン49、メール送信用のア
イコン50を担当者が選択すると、図5(d)及び
(e)に示すように、上記の図4(g)及び(h)を用
いて述べたと同様の処理が実行される。
【0028】図6は、指示・問合せを受ける側の担当者
が、電話による呼出しを受け、電話による会話を経た
後、電子対話を行なう場合の操作画面の推移を示す。指
示・問合せする側の担当者が、図4(f)または(i)
において、電話呼出し用のアイコン48を選択すると、
オートダイヤルされ、指示・問合せを受ける側の情報処
理装置1において、図6(a)に示す何らかの操作中
に、図6(b)に示すように電話によるコールがかか
り、図6(c)に示すように電話による会話が可能とな
る。その後、どちらかが電話を切れば、図6(a)の元
の状態に戻るが、図6(c)において、両者が電子対話
を開始することを了承し、指示・問合せする側の担当者
が、図4(f)または(i)において、電子対話開始用
のアイコン49を選択すると、指示・問合せを受ける側
の情報処理装置1に、電子対話開始のための通知102
が送信される。図3の指示・問合せ応答手段4の指示・
問合せ受信部38がこれを受信すると、電子対話プログ
ラム10が呼び出され、図6(d)に示すような図4
(g)または(j)と同様の電子対話操作画面となり、
両者間において、指示棒55などの操作により、同一ウ
ィンドウ参照による会話が可能となる。
【0029】図7(a)から(e)は、指示・問合せを
受ける側の担当者が、ワークフロー管理に基づいて業務
を実行している場合の操作画面の推移を示しており、図
4(a)から(e)の指示・問合せする側の操作画面と
同じである。また、図7(f)から(i)は、受信した
メールを参照した場合の操作画面の推移を示し、図7
(j)から(o)は、操作監視の対象となっている担当
者が指示・問合せを受けた場合の操作画面の推移を示し
ている。
【0030】まず、図7(c)の業務一覧表示画面にお
いて、担当者が業務と共に表示されている受信メールの
一つを選択することにより、図3のメール表示部33が
図7(f)に示す受信メールの内容57を表示し、担当
者が終了用のアイコン54を選択すると、図7(c)の
業務一覧表示画面に戻る。図7(f)の画面において、
担当者がメール送信元への指示・問合せ用のアイコン5
8を選択した場合には、図3の指示・問合せ先呼出部3
5が図7(g)に示す指示・問合せメニューを表示し、
指示・問合せ方法の選択待ちとなる。図7(g)の画面
において、電話呼出し用のアイコン48、電子対話開始
用のアイコン49、メール送信用のアイコン50を担当
者が選択すると、図7(h)及び(i)に示すように、
上記の図4(g)及び(h)を用いて述べたと同様の処
理が実行される。
【0031】次に、操作監視の対象となっている担当者
が指示・問合せを受けた場合の操作画面の推移を図7
(j)から(o)を用いて説明する。操作状況の監視や
特定業務の操作開始の監視の対象となっている担当者側
の情報処理装置1において、図7(a)から(d)の操
作により、ワークフローに基づく業務操作が実行される
と、操作監視結果103〜105(図10にて後述す
る)に基づく通知が監視設定者側の情報処理装置1に送
信され、その結果、監視設定者が指示・問合せするため
に、図5(b)及び(c)の操作により、電話呼出し用
のアイコン48を選択すると、指示・問合せを受ける側
の操作監視対象者の図7(d)または(c)の操作中に
おいて、図7(j)または(m)に示すように、電話に
よるコールがかかり、図7(k)または(n)のように
電話による会話が可能となる。その後、どちらかが電話
を切れば、図7(d)または(c)の元の状態に戻る
が、図7(k)または(n)において、両者が電子対話
を開始することを了承し、指示・問合せする側の担当者
が、図5(c)において、電子対話開始用のアイコン4
9を選択すると、指示・問合せを受ける側の情報処理装
置1に、電子対話開始のための通知102が送信され
る。図3の指示・問合せ応答手段4の指示・問合せ受信
部38がこれを受信すると、電子対話プログラム10が
呼び出され、図7(l)または(o)に示すような図5
(d)と同様の電子対話操作画面となり、両者間におい
て、指示棒55などの操作により、同一ウィンドウ参照
による会話が可能となる。
【0032】図8〜図10は、本発明のワークフロー管
理システムを制御するための管理情報の一実施例を示す
図である。
【0033】図8に、本実施例のワークフロー管理で使
用するワークフロー管理情報60、及び、業務の実行制
御に使用する業務実行制御情報70の構成例を示す。ワ
ークフロー管理情報60は、ワークフロー管理に基づく
業務の実行に先立ってあらかじめ設定されている情報で
あり、業務実行制御情報70は、ワークフロー管理に基
づく業務の実行に伴って作成・更新される情報である。
【0034】図8(a)において、ワークフロー管理情
報60は、ヘッダ情報64とノード間の関連を表す複数
のリンク情報65から成り、ヘッダ情報64は、ワーク
フロー名61と先頭のノード番号62と最終のノード番
号63から成る。リンク情報65はノード間の関連を表
す情報であり、以下に述べる各情報から成る。ノード番
号67は各ノードに付けた一連番号であり、担当者名6
8は各ノードの業務を担当するユーザ名であり、リンク
先ノード番号69は各ノードの業務終了後、次に業務を
引渡すべきノードの番号である。
【0035】また、図8(b)において、業務実行制御
情報70は、以下の各情報から成り、業務名71は業務
一覧に表示される業務の名称であり、ワークフロー名7
2は当該業務が使用しているワークフローの名称であ
る。発信者名73は次の担当者へ業務を引渡そうとして
いる担当者名であり、受信者名75は業務を引継ぐ次の
担当者名であり、発信者ノード番号74と受信者ノード
番号76は、それぞれ、発信側と受信側の担当者がワー
クフロー上で位置するノード番号である。業務処理AP
名77は図4(d)または、図7(d)において操作中
の業務処理AP44の名であり、業務データ名78は、
その時に業務処理APが使用しているデータファイル名
である。
【0036】図9に、本実施例の指示・問合せを行なう
場合に必要な担当者宛先情報80、及び、操作状況の監
視や特定業務開始の監視のための設定に伴って生成され
る操作監視情報90の構成を示す。担当者宛先情報80
は、指示・問合せの実行に先立ってあらかじめ設定され
ている情報であり、操作監視情報90は、指示・問合せ
側の担当者の操作によって生成・消去される情報であ
る。
【0037】図9(a)において、担当者宛先情報80
は、以下の各情報から成る。担当者名81はワークフロ
ー管理に基づいて業務を実行するユーザ名であり、電話
番号82はその担当者を呼び出す場合の電話番号であ
り、ネットワークアドレス83はその担当者が業務実行
中に使用している情報処理装置1のネットワークに接続
されているアドレスであり、メールユーザID84はそ
の担当者にメールを送信する場合に使用するユーザ識別
子である。通常、担当者名81としてメールユーザID
84を使用することにより、両者間の変換を省くことは
可能である。尚、本情報に基づく実施例では、図9
(a)からも分かるように、担当者名81とネットワー
クアドレス83の対応は固定的であり、情報処理装置1
が固定的にネットワークに接続されている場合には、各
担当者が使用できる情報処理装置1は限定されることに
なる。
【0038】図9(b)は、担当者宛先情報80の別の
実施例であり、ネットワークを統合的に管理するNOS
(Network Operating System)の使用を前提とした場合
で、図9(a)のネットワークアドレス83の代わり
に、図9(b)ではNOSユーザID85を設定してい
る。通常、ユーザはNOSの元での操作開始時におい
て、NOSユーザID85を用いてログインすることに
なり、NOS内において、NOSユーザID85と使用
している情報処理装置1のネットワークアドレス83が
対応付けられる。従って、ネットワークアドレス83は
NOSユーザID85を用いてNOSに問い合わせるこ
とにより入手可能であり、これにより、各担当者が使用
できる情報処理装置1は限定されないこととなる。ま
た、ユーザがNOSの元で操作を行なう場合には、上述
したように操作開始時において、NOSユーザID85
を用いてログインしているため、図9(b)の担当者宛
先情報により、担当者名81とNOSユーザID85を
対応付けることは可能であるため、図4(b)または図
7(b)の操作における担当者名41やパスワード42
の入力操作を省くことは可能である。更に、担当者名8
1としてNOSユーザID85を使用することにより、
両者間の変換を省くことも可能である。
【0039】また、図9(c)において、操作監視情報
90は、以下の各情報から成る。監視設定者名91は指
示・問合せを行なうために監視を設定する側の担当者名
であり、監視対象者名92は監視の対象となる指示・問
合せ相手の担当者名であり、業務名93は監視を設定す
る際に実行していた業務であり、業務処理AP名94は
その際に操作していたAP名であり、業務データ名95
はその際に使用していたデータファイル名であり、特定
業務監視有無96は指示・問合せ相手が特定の業務の操
作を開始するのを監視するか否かの指定である。
【0040】図10は、指示・問合せを行なう場合に、
情報処理装置1間で受渡しされる通知情報100であ
り、電子対話開始通知102は指示・問合せ相手の情報
処理装置1に対して電子対話の開始を依頼する通知で、
操作中通知103と操作開始通知104と特定業務開始
通知105は、特定担当者に対する操作監視結果に伴う
通知107で、それぞれ、ワークフロー管理に基づく操
作の途中、及び、開始、及び、特定業務の操作開始を示
す通知である。パラメータ101のうち、通知元担当者
名106は全ての通知情報に共通で、通知を発信する側
の情報処理装置1を使用している担当者名である。更
に、操作監視結果通知107の各通知は以下の各パラメ
ータから成り、業務名108は監視を設定する際に実行
していた業務であり、業務処理AP名109はその際に
操作していたAP名であり、業務データ名110はその
際に使用していたデータファイル名である。
【0041】次に、図3に示したワークフロー実行制御
手段2,指示・問合せ手段3,指示・問合せ応答手段4
の動作について、図11〜図15のフローチャートを参
照して説明する。
【0042】図11は、図3中のワークフロー実行制御
手段2および指示・問合せ手段3による全体的な処理の
流れを示すフローチャートである。同図中、情報処理装
置1において、業務の担当者が、図4(a)及び図7
(a)に示すワークフロー管理起動用のアイコン40を
キーボード19やポインティングデバイス20などで操
作すると図2の入力部11が受け付け、処理部12を経
由して図3のワークフロー実行制御手段2が起動され、
図11のS1からS15に示す処理が実行される。ま
ず、ワークフロー制御部30は、担当者が誰であるかを
判別するために、図4(b)及び図7(b)に示すよう
に、担当者に対して担当者名41とパスワード42の入
力を要求し(S1)、入力が完了すると、他の担当者か
らの指示・問合せに応じるために、図3の指示・問合せ
応答手段4を起動し(S2)、次に、図3の操作監視結
果通知部34が、当該担当者に対する操作監視が設定さ
れていないかチェックする(S3:図13にて詳細を後
述する)。S1の入力結果をもとにワークフロー制御部
30が業務データ蓄積交換プログラム5に依頼して、図
1の担当者別データ蓄積手段9から、当該担当者宛に格
納されている業務名などの一覧情報を入手し(S4)、
その情報をもとに業務一覧表示部30が図4(c)及び
図7(c)に示す業務一覧43を表示して(S5)、担
当者に業務の選択を要求する(S6)。業務一覧には、
業務と共に受信メールも表示されており、担当者がいず
れかを選択すると、業務かメールかを種別により判別し
(S7)、業務であれば、ワークフロー制御部30は業
務データ蓄積交換プログラム5に依頼して、図1の担当
者別データ蓄積手段9から、選択した業務に関する業務
実行制御情報70及び業務データを取り出し(S8)、
次に、操作監視結果通知部34が、選択された業務の操
作開始の監視が設定されていないかチェックする(S
9:図13にて詳細を後述する)。その後、ワークフロ
ー制御部30はS8で取り出した業務実行制御情報70
内のワークフロー名72に基づいて、図1のワークフロ
ー管理情報記憶手段8からワークフロー管理情報60を
取り出し(S10)、これらの情報をもとに業務処理実
行部32が業務処理のためのAPを起動し(S11)、
図4(d)及び図7(d)に示す業務処理AP44の操
作が可能となる(S12)。担当者が業務処理APの操
作を終了すると、ワークフロー制御部30が図4(e)
及び図7(e)に示すように、次の担当者に業務を引渡
すか否かの指定を要求し(S13)、引渡しを指定する
と、S10で取り出したワークフロー管理情報60に基
づいて業務を引渡す担当者名を決定して、業務実行制御
情報70を更新し(S14)、その情報をもとに、業務
データ蓄積交換プログラム5に依頼して、業務実行制御
情報70及び業務データを図1の担当者別データ蓄積手
段9へ格納することにより、次の担当者へ引渡す(S1
5)と共に、S5の業務一覧表示に戻って、次の業務の
選択待ちとなる(S6)。一方、S13において、業務
を次の担当者へ引渡さない場合は、業務実行制御情報7
0を更新せず、従って、S15では、業務実行制御情報
70及び業務データを、再び、同じ担当者の担当者別デ
ータ蓄積手段9へ戻すこととなる。
【0043】図12は、図11中の業務実行制御情報更
新処理(S14)における詳細な処理の流れを示すフロ
ーチャートである。同図中、図8(b)に示した業務実
行制御情報70において、図3のワークフロー制御部3
0は、発信者名73を受信者名75としてセットし(S
51)、発信者ノード番号74を受信者ノード番号76
としてセットする(S52)。次いで、ワークフロー管
理情報60においてノード番号67が発信者ノード番号
74に等しいリンク情報65のリンク先ノード番号69
を受信者ノード番号76としてセットし(S53)、ノ
ード番号67が受信者ノード番号76に等しいリンク情
報65の担当者名68を受信者名75としてセットし
(S54)、更に、ノード番号67が発信者ノード番号
74に等しいリンク情報65が他に無いかチェックし
(S55)、あれば、業務実行制御情報70を別に一部
コピーした後(S56)、S53へ戻る。無ければ、業
務実行制御情報70の更新処理を終了する。
【0044】ところで、図11中のS4及びS8及びS
15における業務データ蓄積交換プログラム5への依頼
のための処理は、上述したように、業務データ蓄積交換
プログラム5として市販の電子メール・ソフトを使用す
ることにより、それらが標準的に備えている電子メール
用のAPI(Application Program Interface)を利用す
ることによって実現可能である。また、S7で使用した
種別については、S15において、業務を次の担当者へ
引き渡すために業務データ蓄積交換プログラム5へ依頼
する場合には、種別を「業務」と設定し、後述する図1
4のS87において、メールの送信を業務データ蓄積交
換プログラム(電子メールプログラム)5へ依頼する場
合には、種別を「メール」と設定し、更に、S4におい
て、業務データ蓄積交換プログラム5に依頼して業務一
覧情報を入手する際に、種別についての情報も入手し、
図4(c)及び図7(c)の業務一覧43において、業
務とメールの区別が担当者に分かるように表示すること
によって達成される。
【0045】図13は、図11中の操作監視情報チェッ
ク処理(S3およびS9)における詳細な処理の流れを
示すフローチャートであり、図13(a)は担当者がワ
ークフローに基づく業務実行を開始した時点でのチェッ
ク処理、図13(b)は担当者が特定の業務を選択した
時点でのチェック処理である。
【0046】図13(a)において、図3の操作監視結
果通知部34は、図1の指示・問合せ情報記憶手段26
から、図9(c)に示した操作監視情報90を取り出し
(S61)、当該担当者に対する操作監視情報90があ
るかチェックし(S62)、あれば、特定業務監視の指
定の有無を判別し(S63)、特定業務監視の指定が無
ければ、図1の指示・問合せ情報記憶手段26に記憶さ
れている担当者宛先情報80に基づいて、監視設定者が
使用している情報処理装置1のネットワークアドレス8
3を取り出し、図10の操作開始通知104を生成し、
この通知を監視設定者の情報処理装置1宛に送信した後
(S64)、この監視設定者による当該操作監視情報9
0を消去し(S65)、S62へ戻って、当該担当者に
対する操作監視情報90が他にあるかチェックする。S
63で、特定業務監視の指定がある場合は、そのままS
62へ戻る。S62で、当該担当者に対する操作監視情
報90が無ければ、S65における操作監視情報の消去
があったか判定し(S66)、あれば、図1の指示・問
合せ情報記憶手段26の操作監視情報90を更新し(S
67)、無ければそのままチェックを終了する。
【0047】図13(b)においても同様に、図3の操
作監視結果通知部34は、まず、図1の指示・問合せ情
報記憶手段26から、図9(c)に示した操作監視情報
90を取り出し(S71)、操作中の担当者に対する操
作監視情報90があるかチェックし(S72)、あれ
ば、特定業務監視の指定の有無を判別し(S73)、特
定業務監視の指定が無ければ、図1の指示・問合せ情報
記憶手段26に記憶されている担当者宛先情報80に基
づいて、監視設定者が使用している情報処理装置1のネ
ットワークアドレス83を取り出し、図10に示した操
作中通知103を生成し、この通知を監視設定者の情報
処理装置1宛に送信した後(S74)、この監視設定者
による当該操作監視情報90を消去し(S75)、S7
2へ戻って、当該担当者に対する操作監視情報90が他
にあるかチェックする。S73で、特定業務監視の指定
がある場合は、担当者が選択した業務と同じか比較し
(S76)、同じであれば、担当者宛先情報80によ
り、監視設定者が使用している情報処理装置1のネット
ワークアドレス83を取り出し、図10に示した特定業
務開始の通知105を生成し、この通知を監視設定者の
情報処理装置1宛に送信した後(S77)、この監視設
定者による当該操作監視情報を消去し(S75)、S7
2へ戻る。S76で、担当者が選択した業務と異なれ
ば、そのままS72へ戻る。S72で、操作中の担当者
に対する操作監視情報90が無ければ、S75における
操作監視情報の消去があったか判定し(S78)、あれ
ば、図1の指示・問合せ情報記憶手段26の操作監視情
報90を更新し(S79)、無ければそのままチェック
を終了する。ここで、S74の通知は、図4(f)及び
(i)の操作画面において、他の担当者が当該担当者に
対して操作状況の監視を設定した場合に、既に当該担当
者が操作中である場合の通知であり、S64の通知は、
当該担当者が操作中でなかった状態から操作を開始した
変化に対する通知となる。また、S77の通知は、他の
ユーザが当該担当者に対して、特定業務開始の監視を設
定した場合に、当該担当者がその特定業務の操作を開始
した時点での通知となる。
【0048】一方、図11中のS6の業務選択待ちにお
いて、担当者が図4(d)に示す、すぐ前の担当者への
指示・問合せ用のアイコン45を選択した場合には、ワ
ークフロー制御部30はS8で取り出した業務実行制御
情報70内の発信者名73を指示・問合せ先担当者名と
して取り出した後(S16)、図3の指示・問合せ手段
3が起動され、指示・問合せ先呼出し部35が図4
(f)に示す指示・問合せメニューを表示し(S1
7)、担当者によって選択された方法による指示・問合
せを実行する(S18)。また上記と同様に、S6の業
務選択待ちで、担当者が図4(d)に示す、次の担当者
への指示・問合せ用のアイコン47を選択した場合に
は、ワークフロー制御部30は、S10で取り出したワ
ークフロー管理情報60に基づいて担当者名を決定し、
これを指示・問合せ先担当者名として取り出した後(S
19)、図3の指示・問合せ手段3が起動され、指示・
問合せ先呼出部35が図4(i)に示す指示・問合せメ
ニューを表示し(S20)、担当者によって選択された
方法による指示・問合せを実行する(S21)。
【0049】他方、図11のS6の業務選択待ちにおい
て、図7(c)に示すように、担当者がメールを選択し
た場合には、S7における種別判定はメールとなり、図
3のワークフロー制御部30は、業務データ蓄積交換プ
ログラム5に依頼して、図1の担当者別データ蓄積手段
9からメール情報を取り出し(S22)、メール表示部
33がメールに添付されているファイルに基づいて業務
処理APデータを表示すると共に、図7(f)に示す受
信メール57を表示し(S23)、操作待ちとなる(S
24)。担当者が図7(f)に示すメール表示終了用の
アイコン54を選択すると、S5の業務一覧表示に戻っ
て、次の業務の選択待ちとなる(S6)。また、S24
で、担当者が図7(f)に示すように、メール内にある
メール送信元への指示・問合せ用のアイコン58を選択
した場合には、メール表示部33はS22で取り出した
メール情報からメール発信者名を指示・問合せ先担当者
名として取り出した後(S25)、指示・問合せ手段3
が起動され、指示・問合せ先呼出し部35が図7(g)
に示す指示・問合せメニューを表示し(S26)、担当
者によって選択された方法による指示・問合せを実行す
る(S27)。なお、S27の指示問合せ方法選択・実
行処理はS18及びS21と同一であり、その詳細につ
いては図14を用いて一括して説明する。
【0050】図14は、図11中の指示問合せ方法選択
・実行処理における詳細な処理の流れを示すフローチャ
ートである。同図中、最初に図3の指示・問合せ先呼出
し部35は、S17またはS20、S26において、指
示・問合せメニューを表示した後、指示・問合せ方法の
選択を要求し(S81)、担当者が電話呼出し用のアイ
コン48を選択すると、図1の指示・問合せ情報記憶手
段26に記憶されている担当者宛先情報80(図9
(a)または図9(b))に基づき、指示・問合せ相手
の電話番号82を取り出してオートダイヤルを行ない
(S82)、相手の電話を呼び出して、S81へ戻る。
S81で、担当者が電子対話開始用のアイコン49を選
択した場合には、指示・問合せ先呼出し部35が担当者
宛先情報80に基づき、相手が使用している情報処理装
置1のネットワークアドレス83を取り出し、相手の情
報処理装置1へ図10に示した電子対話開始通知102
を送信する(S83)と共に、電子対話プログラム10
を呼出し(S84)、図4(g),図4(j)及び図7
(h)に示すように電子対話の操作が可能となる(S8
5)。S81で、担当者がメール送信用のアイコン50
を選択した場合には、図3のメール設定部36が担当者
宛先情報80に基づき、相手のメールユーザID84を
取り出し、図4(h),図4(k)及び図7(i)に示
すようにメールの設定操作が可能となる(S86)。担
当者が送信用のアイコン56を選択すると、メール設定
部36が業務データ蓄積交換プログラム(電子メールプ
ログラム)5に依頼してメール情報を図1の担当者別デ
ータ蓄積手段9へ格納することにより、指示・問合せ相
手へメールが送信される(S87)。この時、業務処理
APデータはメールの添付ファイルとして上記メール情
報と共に格納される。S81で、担当者が指示・問合せ
相手の操作状況の監視設定用のアイコン51または当該
業務開始の監視設定用のアイコン52を選択した場合に
は、図3の操作監視設定部37が図9(c)の操作監視
情報90を作成し(S88またはS89)、図1の指示
・問合せ情報記憶手段26へ登録する(S90)。
【0051】また、図11のS6の業務選択待ちにおい
て、担当者が図4(c)及び図7(c)に示す終了用の
アイコン54を選択した場合には、S2で起動した図3
の指示・問合せ応答手段4を停止し(S28)、図14
のS90で図1の指示・問合せ情報記憶手段26に記憶
されている操作監視情報80のうち、当該担当者が監視
設定者として登録した情報を全て消去する(S29)。
以上のように本実施例においては、指示・問合せ相手の
操作状況監視や特定業務開始の監視を行う際には、監視
設定者が操作中である間のみ当該監視を有効なものとし
ている。
【0052】図15は、図3中の指示・問合せ応答手段
4における処理の流れを示すフローチャートである。図
11のS2において、指示・問合せ応答手段4がワーク
フロー実行制御手段2によって起動されると、指示・問
合せ受信部38が他の情報処理装置1からの通知受信待
ちとなる(S91)。図10に示した電子対話開始通知
102を受信した場合には、指示・問合せ受信部38
は、電子対話プログラム10を呼出し(S92)、図6
(d)及び図7(l),図7(o)に示すように電子対
話による操作が可能となる(S93)。S91で、図1
0に示した操作中通知103、操作開始通知104、特
定業務開始通知105などの操作監視結果通知107を
受信した場合には、指示・問合せ受信部38は図5
(b)に示した通知到着メッセージ59を表示し(S9
4)、指示・問合せを行なうか否かの指定を要求する
(S95)。担当者が指示・問合せ用のアイコン58を
選択すると、指示・問合せ受信部38は、図10に示し
た各通知情報100のパラメータ101の業務処理AP
名109と業務データ名110により、業務処理APデ
ータの表示を行ない(S96)、同じく図10に示した
通知情報100のパラメータ101の通知元担当者名1
06を指示・問合せ先担当者名として取り出した後(S
97)、指示・問合せ手段3が起動され、指示・問合せ
先呼出し部35が図5(c)に示す指示・問合せメニュ
ーを表示し(S98)、担当者によって選択された方法
による指示・問合せを実行した後(S99)、S91に
戻り、再び、通知受信待ちとなる。なお、S99は、図
11のS18及びS21及びS27の処理と同一である
(図14参照)。また、S95で、担当者が中止用のア
イコン53を選択した場合には、そのまま、S91に戻
り、再び、通知受信待ちとなる。また図11のS28に
おいてワークフロー実行制御手段2により指示・問合せ
応答手段4が停止されると、S91の通知受信待ちが終
了となる。
【0053】以上のように、本実施例によれば、ワーク
フロー管理に基づいて業務を実行する担当者が、自己の
業務について、以前に携わった担当者に問合せたい場合
や、今後引き継いでもらう担当者に指示したい場合に、
相手の電話番号やネットワークアドレスなどの宛先情報
がワークフロー管理情報に基づいて自動的に検索される
とともに、ワークフロー管理に基づく業務実行状態に応
じて、問合せや指示に必要なデータが相手に自動的に送
られるため、担当者は、簡単な操作で、しかも迅速かつ
確実な問合せや指示を行なうことができる。また、指示
・問合せしたい相手がワークフロー管理に基づいた業務
の実行状態にあることを確認するための設定や、指示・
問合せを行ないたい特定の業務の操作開始時点を知るた
めの設定を行なうことが可能なため、相手の操作状況に
合わせた指示・問合せを行うことが可能となり、両者の
コミュニケーションの円滑化を図ることができる。
【0054】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明のワ
ークフロー管理システムによれば、あらかじめ定められ
たワークフローに基づき、ネットワークを介して接続さ
れた多数の情報処理装置でそれぞれ個別に実行される個
々の業務の連携管理を行うワークフロー管理システムに
おいて、異なる担当者が割り付けられた互いに関連性を
有する複数の業務の実行に際して、当該業務の内容につ
いての指示および問合せに伴って各々の担当者の間で行
われるコミュニケーション処理(画面,ウィンドウ,ア
プリケーションプログラムなどの共有による情報交換
や、電子メールによる情報交換など)を統一管理するコ
ミュニケーション管理手段を具備する構成としたことに
より、ワークフローに基づいて連携管理されている個々
の業務を実行する担当者間で、当該業務に関連する指示
および問合せに伴うコミュニケーションを容易かつ効率
的に行うことができるという効果が得られる。なお、コ
ミュニケーション管理手段によって、以下に例示する具
体的な効果が得られる。
【0055】・第1の業務を割り付けられた第1の担当
者から他の第2の業務の内容に対する指示および問合せ
の操作が行われたとき、前記第2の業務を割り付けられ
た第2の担当者を自動的に検索した後、前記第1および
第2の担当者の間のコミュニケーション処理を開始させ
ることにより、事前に相手の電話番号やネットワークア
ドレスなどの宛先情報を調べる手間が省け、簡単で迅速
な指示および問合せを行うことができるという効果が得
られる。 ・前記第1の担当者によって指定されたタイミングで前
記第1および第2の担当者の間のコミュニケーション処
理を開始させることにより、相手の操作状況などに合わ
せて指示および問合せを行うことが可能となる。例え
ば、前記第2の担当者が前記第2の業務を新規にまたは
継続して開始する時点を前記タイミングとすれば、両者
のコミュニケーションの円滑化を図ることができるとい
う効果が得られる。 ・前記第1および第2の担当者の間のコミュニケーショ
ン処理が開始されるとき、前記第1の担当者によって指
定された情報を前記第1および第2の担当者に提示する
ことにより、さらに綿密で確実性の高い指示および問合
せを行うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワークフロー管理システムの一実施例
の全体的な構成を示すブロック図である。
【図2】図1中の情報処理装置およびファイルサーバ装
置の細部構成を示すブロック図である。
【図3】本発明のワークフロー管理システムに特有な部
分の詳細構成を示すブロック図である。
【図4】本発明のワークフロー管理システムにおける操
作表示画面の状態遷移についての説明図(その1)であ
る。
【図5】本発明のワークフロー管理システムにおける操
作表示画面の状態遷移についての説明図(その2)であ
る。
【図6】本発明のワークフロー管理システムにおける操
作表示画面の状態遷移についての説明図(その3)であ
る。
【図7】本発明のワークフロー管理システムにおける操
作表示画面の状態遷移についての説明図(その4)であ
る。
【図8】本発明のワークフロー管理システムを制御する
ための管理情報の一実施例を示す図(その1)である。
【図9】本発明のワークフロー管理システムを制御する
ための管理情報の一実施例を示す図(その2)である。
【図10】本発明のワークフロー管理システムを制御す
るための管理情報の一実施例を示す図(その3)であ
る。
【図11】図3中のワークフロー実行制御手段および指
示・問合せ手段による全体的な処理の流れを示すフロー
チャートである。
【図12】図11中の業務実行制御情報更新処理におけ
る詳細な処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】図11中の操作監視情報チェック処理におけ
る詳細な処理の流れを示すフローチャートである。
【図14】図11中の指示問合せ方法選択・実行処理に
おける詳細な処理の流れを示すフローチャートである。
【図15】図3中の指示・問合せ応答手段における処理
の流れを示すフローチャートである。
【図16】一般的なワークフロー管理システムにおける
ワークフローのグラフィック・イメージによる表現およ
び定義の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 情報処理装置 2 ワークフロー実行制御手段 3 指示・問合せ手段 4 指示・問合せ応答手段 5 業務データ蓄積交換プログラム(電子メールプログ
ラム) 6 業務処理AP 7 ファイルサーバ装置 8 ワークフロー管理情報記憶手段 9 担当者別データ蓄積手段 10 電子対話プログラム 11 入力部 12 処理部 13 内部メモリ 14 外部記憶部 15 表示部 16 出力部 17 通信制御部 18 ネットワーク 19 キーボード 20 ポインティングデバイス 21 CRT 22 液晶 23 プリンタ 24 外部記憶装置 25 ネットワークアダプタ 26 指示・問合せ情報記憶手段 30 ワークフロー制御部 31 業務一覧表示部 32 業務処理実行部 33 メール表示部 34 操作監視結果通知部 35 指示・問合せ先呼出し部 36 メール設定部 37 操作監視設定部 38 指示・問合せ受信部 40 ワークフロー管理起動用アイコン 41 担当者名 42 パスワード 43 業務一覧 44 業務処理AP操作画面 45 前担当者指示・問合せ用アイコン 46 業務引渡し指定用アイコン 47 次担当者指示・問合せ用アイコン 48 電話呼出し用アイコン 49 電子対話開始用アイコン 50 メール送信用アイコン 51 指示・問合せ相手操作監視設定用アイコン 52 当該業務開始監視設定用アイコン 53 中止用アイコン 54 終了用アイコン 55 指示棒 56 メール送信用アイコン 57 メール表示画面 58 指示・問合せ用アイコン 59 通知到着メッセージ 60 ワークフロー管理情報 61 ワークフロー名 62 先頭ノード番号 63 最終ノード番号 64 ヘッダ情報 65 リンク情報 67 ノード番号 68 担当者名 69 リンク先ノード番号 70 業務実行制御情報 71 業務名 72 ワークフロー名 73 発信者名 74 発信者ノード番号 75 受信者名 77 受信者ノード番号 77 業務処理AP名 78 業務データ名 80 担当者宛先情報 81 担当者名 82 電話番号 83 ネットワークアドレス 84 メールユーザID 85 NOSユーザID 90 操作監視情報 91 監視設定者名 92 監視対象者名 93 業務名 94 業務処理AP名 95 業務データ名 96 特定業務監視有無 100 通知情報 101 パラメータ 102 電子対話開始通知 103 操作中通知 104 操作開始通知 105 特定業務開始通知 106 通知元担当者名 107 操作監視結果通知 108 業務名 109 業務処理AP名 110 業務データ名 W0 ワークフロー図 W1 ノード W2 リンク W3 担当者名 S1〜S99 処理の各ステップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 良幸 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 森 賢二郎 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 亀田 正美 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ定められたワークフローに基
    づき、ネットワークを介して接続された多数の情報処理
    装置でそれぞれ個別に実行される個々の業務の連携管理
    を行うワークフロー管理システムにおいて、 異なる担当者が割り付けられた互いに関連性を有する複
    数の業務の実行に際して、当該業務の内容についての指
    示および問合せに伴って各々の担当者の間で行われるコ
    ミュニケーション処理を統一管理するコミュニケーショ
    ン管理手段を具備する構成としたことを特徴とするワー
    クフロー管理システム。
  2. 【請求項2】 前記コミュニケーション処理として、画
    面,ウィンドウ,アプリケーションプログラムなどの共
    有による情報交換や、電子メールによる情報交換などを
    行うことを特徴とする請求項1記載のワークフロー管理
    システム。
  3. 【請求項3】 前記コミュニケーション管理手段は、第
    1の業務を割り付けられた第1の担当者から他の第2の
    業務の内容に対する指示および問合せの操作が行われた
    とき、前記第2の業務を割り付けられた第2の担当者を
    自動的に検索した後、前記第1および第2の担当者の間
    のコミュニケーション処理を開始させることを特徴とす
    る請求項1または2記載のワークフロー管理システム。
  4. 【請求項4】 前記コミュニケーション管理手段は、前
    記第1の担当者によって指定されたタイミングで前記第
    1および第2の担当者の間のコミュニケーション処理を
    開始させることを特徴とする請求項3記載のワークフロ
    ー管理システム。
  5. 【請求項5】 前記第2の担当者が前記第2の業務を新
    規にまたは継続して開始する時点を前記タイミングとす
    ることを特徴とする請求項4記載のワークフロー管理シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記コミュニケーション管理手段は、前
    記第1および第2の担当者の間のコミュニケーション処
    理が開始されるとき、前記第1の担当者によって指定さ
    れた情報を前記第1および第2の担当者に提示すること
    を特徴とする請求項3〜5のいずれか一項記載のワーク
    フロー管理システム。
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