JP2009282757A - サーバ、および共有ファイル管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】共有者の意思を反映させて共有ファイルを管理することを省力化することが可能なサーバを実現する技術を提供すること。
【解決手段】共有ファイルおよび複数の端末のアドレスを格納する記憶部と、共有ファイルが記憶部に新規に格納されると、共有ファイルが作成された旨を示した第1の通知を複数の端末のアドレスに対して送信し、その後、複数の端末のそれぞれかについて第1の通知に対する返信を受け取っているか否かを示す返信情報を作成して記憶部に格納し、その後、複数の端末のいずれかから共有ファイルに対して特定の処理を実行する旨の要求を受け付けると、返信情報を参照して特定の処理を実行することに対する諾否の選択と返信を促す第2の通知を送信する端末を決定し、第2の通知に対する返信に示された回答に基づいて特定の処理を実行することを承認するか否か判断する管理部と、を有する。
【選択図】図1
【解決手段】共有ファイルおよび複数の端末のアドレスを格納する記憶部と、共有ファイルが記憶部に新規に格納されると、共有ファイルが作成された旨を示した第1の通知を複数の端末のアドレスに対して送信し、その後、複数の端末のそれぞれかについて第1の通知に対する返信を受け取っているか否かを示す返信情報を作成して記憶部に格納し、その後、複数の端末のいずれかから共有ファイルに対して特定の処理を実行する旨の要求を受け付けると、返信情報を参照して特定の処理を実行することに対する諾否の選択と返信を促す第2の通知を送信する端末を決定し、第2の通知に対する返信に示された回答に基づいて特定の処理を実行することを承認するか否か判断する管理部と、を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数の端末から参照および操作することが可能な共有ファイルを格納するサーバに関し、特に共有ファイルを更新または削除することについて該共有ファイルの共有者の諾否を確認するサーバ、および共有ファイル管理方法に関する。
サーバに格納されるファイルとして、複数の端末から参照および操作することが可能な共有ファイルがある。共有ファイルは複数の端末から参照および操作されることから、パスワードで保護されており、その内容を編集する際にはパスワードを入力することによりその内容を編集、更新することが可能となる。
共有ファイルの編集内容については、パスワードを入力した編集者に委ねられており、共有者の意思を確認する処理は行われていない。そのため、全ての共有者が行われた共有ファイルの編集内容を承認している場合は問題ないが、承認していない共有者がいる場合には不都合が生じる。
そこで、上記のような問題を解決するためのシステムが提案されており、例えば特許文献1(特開2003−345728号公報)に開示されている。特許文献1に記載のシステムは、共有ファイルの共有者がそれぞれ利用する複数の端末と、該共有ファイルを格納し、ネットワークを介して各端末と通信可能な管理装置と、を有する。
特許文献1に記載のシステムでは、ファイル管理者が管理装置を操作して更新または削除する共有ファイルを指定すると、指定された共有ファイルのURL(Uniform Resource Locator)と共有ファイルを更新または削除することについて賛成または反対のいずれかを選択する選択欄とを添付した電子メールが管理装置から各端末へ送信される。
各共有者は、端末を通じて電子メールを受け取ると、端末を操作して、該電子メールに添付された選択欄に賛成または反対を選択して返信メールを管理装置へ送信させる。管理装置は、各端末からの返信メールを受信するたびに返信メールに添付された回答を抽出して、賛否の数をそれぞれ集計する。管理装置は、賛成の割合が予め定められた割合を超えている場合には、共有ファイルの更新処理または削除処理を実行する。賛成の割合が予め定められた割合を超えていない場合には、管理装置は、共有ファイルの更新処理または削除処理を実行しない。
特許文献1に記載のシステムによれば、共有者の意思を反映させて共有ファイルを管理することが可能となる。
特開2003−345728号公報
特許文献1に記載のシステムは、更新または削除の対象となる共有ファイルが指定されるたびごとに、該共有ファイルが各共有者にとって必要なものであるか否かに関係なく共有者全員による諾否の回答を添付したメールの返信作業を必要とする。特に、同じ共有ファイルが何度も更新される場合、該共有ファイルを必要としていない共有者にとって、毎回上記の作業を行うことは煩わしいものとなる。
本発明は、共有者の意思を反映させて共有ファイルを管理することを省力化することが可能なサーバ、および共有ファイル管理方法を実現する技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明によるサーバは、
ネットワークを介して複数の端末と接続され、前記複数の端末のそれぞれから参照および操作することが可能な共有ファイルを管理するサーバであって、
前記共有ファイルおよび前記複数の端末のアドレスを格納する記憶部と、
前記共有ファイルが前記記憶部に新規に格納されると、該共有ファイルが作成された旨を示した第1の通知を前記複数の端末のアドレスに対して送信し、その後、前記複数の端末のそれぞれについて前記第1の通知に対する返信を受け取っているか否かを示す返信情報を作成して前記記憶部に格納し、その後、前記複数の端末のいずれかから該共有ファイルに対して特定の処理を実行する旨の要求を受け付けると、前記返信情報を参照して前記特定の処理を実行することに対する諾否の選択と返信を促す第2の通知を送信する端末を決定し、前記第2の通知に対する返信に示された回答に基づいて前記特定の処理を実行することを承認するか否か判断する管理部と、
を有する。
ネットワークを介して複数の端末と接続され、前記複数の端末のそれぞれから参照および操作することが可能な共有ファイルを管理するサーバであって、
前記共有ファイルおよび前記複数の端末のアドレスを格納する記憶部と、
前記共有ファイルが前記記憶部に新規に格納されると、該共有ファイルが作成された旨を示した第1の通知を前記複数の端末のアドレスに対して送信し、その後、前記複数の端末のそれぞれについて前記第1の通知に対する返信を受け取っているか否かを示す返信情報を作成して前記記憶部に格納し、その後、前記複数の端末のいずれかから該共有ファイルに対して特定の処理を実行する旨の要求を受け付けると、前記返信情報を参照して前記特定の処理を実行することに対する諾否の選択と返信を促す第2の通知を送信する端末を決定し、前記第2の通知に対する返信に示された回答に基づいて前記特定の処理を実行することを承認するか否か判断する管理部と、
を有する。
また、上記目的を達成するための本発明による共有ファイル管理方法は、
ネットワークを介して複数の端末と接続され、前記複数の端末のそれぞれから参照および操作することが可能な共有ファイルおよび前記複数の端末のアドレスを格納する記憶部を備えるサーバで行われる共有ファイル管理方法であって、
前記共有ファイルが前記記憶部に新規に格納されると、該共有ファイルが作成された旨を示した第1の通知を前記複数の端末のアドレスに対して送信し、
前記複数の端末のそれぞれについて前記第1の通知に対する返信を受け取っているか否かを示す返信情報を作成して前記記憶部に格納し、
前記複数の端末のいずれかから該共有ファイルに対して特定の処理を実行する旨の要求を受け付けると、前記返信情報を参照して前記特定の処理を実行することに対する諾否の選択と返信を促す第2の通知を送信する端末を決定し、前記第2の通知に対する返信に示された回答に基づいて前記特定の処理を実行することを承認するか否か判断する。
ネットワークを介して複数の端末と接続され、前記複数の端末のそれぞれから参照および操作することが可能な共有ファイルおよび前記複数の端末のアドレスを格納する記憶部を備えるサーバで行われる共有ファイル管理方法であって、
前記共有ファイルが前記記憶部に新規に格納されると、該共有ファイルが作成された旨を示した第1の通知を前記複数の端末のアドレスに対して送信し、
前記複数の端末のそれぞれについて前記第1の通知に対する返信を受け取っているか否かを示す返信情報を作成して前記記憶部に格納し、
前記複数の端末のいずれかから該共有ファイルに対して特定の処理を実行する旨の要求を受け付けると、前記返信情報を参照して前記特定の処理を実行することに対する諾否の選択と返信を促す第2の通知を送信する端末を決定し、前記第2の通知に対する返信に示された回答に基づいて前記特定の処理を実行することを承認するか否か判断する。
本発明によれば、サーバは、特定の処理を実行する旨の要求を受け付けると、返信情報に示された第1の通知に対する返信状況に基づいて、諾否を問い合わせる端末を選別する。特定の処理を共有ファイルの更新処理または削除処理とする場合には、共有ファイルを必要としない共有者が第1の通知に対する返信作業を行うか否かにより、該共有者による諾否の返答作業が不要になる。
上記の通り、特定の処理を実行することに対する諾否の返答作業について、共有データを必要とする共有者には要求し、共有データを必要としない共有者には要求しないので、共有者の意思を反映させて共有ファイルを管理することを省力化することが可能となる。
本実施形態のサーバについて説明する。
図1は、本発明によるサーバの一実施形態の構成を示すブロック図である。
本実施形態のサーバ1は、図1に示すように、共有ファイルの共有者がそれぞれ利用する端末2、端末3、および端末4とネットワーク100を介して接続されており、記憶部10と、管理部20と、を有する。
記憶部10は、端末2、端末3、および端末4から参照および操作することが可能な複数の共有ファイル、共有者情報、および共有ファイル管理情報などを格納する。共有者情報は、管理部20が各端末に対してサーバ1へのアクセスを許可する際に必要となる情報であり、各共有者のユーザID、パスワード、メールアドレス、および共有者が属するグループ名などが示されている。共有ファイル管理情報は、管理部20が共有ファイルを管理するのに必要となる情報である。図2は、共有ファイル管理情報の構成の一例を示した図である。
図2に記載の共有ファイル管理情報200には、ある共有ファイルについて、ファイルパス、ファイルステータス、およびファイル所有者情報を示す項目、および各項目に対応するデータが示されている。
項目がファイルパスであるデータは、共有ファイルの格納場所を示す。項目がファイルステータスであるデータは、共有ファイルのステータスを示し、「変更なし」、「変更要求中」、および「削除要求中」の3種類ある。
「変更なし」を示すデータが記述されている場合には、共有ファイルが更新または削除を要求されていない状態であることを示す。「変更要求中」を示すデータが記述されている場合には、共有ファイルが更新を要求されている状態であることを示す。「削除要求中」を示すデータが記述されている場合には、共有ファイルが削除を要求されている状態であることを示す。
項目がファイル所有者情報であるデータは、共有者のユーザIDおよび共有ファイルに対する共有者のステータスを示す。共有者のステータスは、4種類あり、それぞれ「所有」、「変更要求中」、「変更承認」、および「所有権放棄」である。
「所有」を示すデータが記述されている場合には、共有ファイルの更新または削除について諾否の問い合わせが必要な共有者であることを示す。「変更要求中」を示すデータが記述されている場合には、共有ファイルの更新または削除を要求した共有者であることを示す。「変更承認」を示すデータが記述されている場合には、共有ファイルの更新または削除を承認している共有者であることを示す。「所有権放棄」を示すデータが記述されている場合には、共有ファイルの更新または削除について諾否の問い合わせが不要な共有者であることを示す。
管理部20は、記憶部10に格納された共有ファイルや種々の情報を管理するものであり、共有者管理部21と、共有ファイル管理部22と、通信部23と、を有する。共有者管理部21は、共有者情報を管理する。共有ファイル管理部22は、共有ファイル、および共有ファイル管理情報を管理する。通信部23は、共有ファイル管理部22の制御に基づいて、各端末と通信を行う。
端末2、端末3、端末4は、例えば、ネットワーク100を介してサーバ1と通信可能なパーソナルコンピュータであり、各端末を利用する共有者のメールアドレスが設定されている。本実施形態では端末が3台となっているが、端末の台数は、特に限定されるものではない。
次に、本実施形態のサーバの動作について説明する。本実施形態では、端末2を操作する共有者をユーザA、端末3を操作する共有者をユーザB、端末4を操作するユーザCと称する。また、ユーザAのユーザID、ユーザBのユーザID、およびユーザCのユーザIDは、共有者情報において同じグループ名が対応付けられていることとする。
まず、共有ファイルが新規に作成される際の本実施形態のサーバの動作について説明する。
図3は、サーバ1、および端末2、3、4の動作を示すシーケンス図である。本実施形態では、ユーザAが共有ファイルを新規に作成する場合について説明する。
ユーザAが端末2にユーザIDおよびパスワードを入力して、端末2をサーバ1へアクセスさせる操作を行うと、接続を要求する旨を示す接続要求信号がユーザIDおよびパスワードとともに端末2からネットワーク100を介してサーバ1へ送信される(ステップS1)。
サーバ1では、共有者管理部21が、端末2から受信したユーザIDおよびパスワードが記憶部10に格納されている共有者情報に登録されているか否か確認する(ステップS2)。受信したユーザIDおよびパスワードが共有者情報に登録されている場合には、共有者管理部21は、サーバ1へのアクセスを許可し、その旨を端末2へ通知する(ステップS3)。
端末2のサーバ1へのアクセスが許可されると、ユーザAが端末2を操作して共有ファイルを作成し、作成した共有ファイルを記憶部10に格納させる(ステップS4)。すると、共有ファイル管理部22は、共有ファイル管理情報を新規に作成する(ステップS5)。ここで、ステップS5の動作について、詳しく説明する。
共有ファイル管理部22は、共有ファイル管理情報を新規に作成する場合、ファイルステータスについて「変更なし」を示すデータを記述し、共有ファイルの作成者(ユーザA)と同じグループに属するユーザのユーザIDを共有者管理部21へ問い合わせる。
共有者管理部21は、記憶部10に格納されている共有者情報からファイル作成者(ユーザA)と同じグループ名に属するユーザのユーザID(ユーザBのユーザIDおよびユーザCのユーザID)を抽出して共有ファイル管理部22へ送出する。
共有ファイル管理部22は、共有者管理部21から受け取ったユーザIDをユーザAのユーザIDとともに共有ファイル管理情報に記述する。このとき、共有ファイル管理部22は、各ユーザのステータスについて全て「所有」を示すデータを記述する。これによりステップS5の動作が終了する。
共有者管理部21は、共有ファイル管理情報の作成が終了すると、ファイル作成者を除く共有者(ユーザB、ユーザC)のユーザIDを共有者管理部21へ送信してメールアドレスを問い合わせる。共有者管理部21は、受け取ったユーザIDに対応付けて共有者情報に記述されているメールアドレスを抽出して共有ファイル管理部22へ送出する。
共有ファイル管理部22は、共有者管理部21から受け取ったメールアドレスを宛先とする電子メールを通信部23に配信させる(ステップS6)。本実施形態では、通信部23より配信された電子メールは、端末3および端末4に受信される(ステップS7)。
ステップS6の動作において通信部23より配信される電子メールには、共有ファイルが新規に作成された旨および該共有ファイルのファイルパスが添付されており、ユーザBは端末3を、ユーザCは端末4をそれぞれ操作して、ファイルパスに示された場所に格納されている共有ファイルを参照する。
なお、電子メールはファイル作成者が利用する端末(端末2)にも送信することにしてもよい。
共有ファイルが不要と判断したユーザは、端末を操作して、受け取った電子メールに対する返信メールを管理サーバへ送信させる(ステップS8)。なお、本実施形態では、端末3から返信メールが送信されることとする。
返信メールは、通信部23を通じて共有ファイル管理部22に受信される。共有ファイル管理部22は、返信メールの送信元(端末3)のメールアドレスに対応するユーザIDを共有者管理部21へ問い合わせる。
共有者管理部21は、記憶部10に格納されている共有者情報から該当するユーザIDを抽出して共有ファイル管理部22へ送出する。共有ファイル管理部22は、ファイル所有者情報において、該当するユーザIDに対応するステータスを「所有権放棄」を示すデータに書き換える(ステップS9)。
なお、ユーザB、ユーザCが共有ファイルを新規に作成する場合にも、ステップS1〜ステップS9と同様の動作が実施される。
次に、共有ファイルが更新される際の本実施形態のサーバの動作について図3を参照しながら説明する。本実施形態では、ユーザAが共有ファイルの更新を要求する場合について説明する。また、ここでは、端末2は、既にサーバ1よりアクセスを許可された状態とする。
ユーザAは、端末2を操作して、サーバ1に対して記憶部10に格納されている複数の共有ファイルのいずれかを指定するとともに、指定した共有ファイルの更新を要求する(ステップS10)。本実施形態では、ユーザAは、ステップS4の動作で作成された共有ファイルを指定することとする。
サーバ1では、共有ファイル管理部22が、通信部23を通じて端末2からの要求を受信する。そして、共有ファイル管理部22は、更新を要求された共有ファイルの共有ファイル管理情報において、ファイルステータスを「変更要求中」を示すデータに、ユーザAのユーザIDに対応するステータスを「変更要求中」を示すデータにそれぞれ書き換える(ステップS11)。
なお、共有ファイルの削除を要求されている場合には、共有ファイル管理部22は、ファイルステータスを「削除要求中」を示すデータに書き換える。また、ユーザAが共有ファイルの削除を要求している場合であっても、共有ファイル管理部22は、ステータスを「変更要求中」に書き換える。
続いて、共有ファイル管理部22は、共有ファイル管理情報におけるユーザのステータスに基づいて、共有ファイルの更新について諾否を問い合わせる端末を決定する(ステップS12)。
具体的には、共有ファイル管理部22は、ファイル所有者情報において、ステータスが「所有」となっているユーザIDを抽出し、抽出したユーザIDに対応するメールアドレスを共有者管理部21へ問い合わせる。本実施形態では、ユーザBのステータスは「所有権放棄」となっているため、共有ファイル管理部22はユーザCのメールアドレスのみ共有者管理部21へ問い合わせる。共有者管理部21は、記憶部10に格納されている共有者情報から該当するメールアドレスを抽出して共有ファイル管理部22へ送出する。
共有ファイル管理部22は、共有者管理部21から受け取ったメールアドレスを宛先とする電子メールを通信部23より送信させる(ステップS13)。本実施形態では、通信部23より配信された電子メールは、端末4に受信される(ステップS14)。
ステップS13の動作において通信部23より配信される電子メールには、更新対象の共有ファイルのファイルパスと、共有ファイルの更新について承認または不承認のいずれかを選択する選択欄とが添付されている。ユーザCは、端末4を操作して、受け取った電子メールに添付された選択欄で諾否を選択して返信メールをサーバ1へ送信させる(ステップS15)。
返信メールは、通信部23を通じて共有ファイル管理部22に受信され、共有ファイル管理部22は、返信メールに添付された諾否の回答に基づいて、共有ファイルの更新を承認するか否か判断する(ステップS16)。ここで、ステップS15の動作について詳しく説明する。
共有ファイル管理部22は、返信メールを受信するたびに返信メールに添付された選択欄から回答を抽出する。選択欄において承認が選択されている場合、共有ファイル管理部22は、所有者情報において、ユーザCのステータスを「変更承認」を示すデータに書き換える。
選択欄において不承認が選択されている場合、共有ファイル管理部22は、共有ファイル管理情報において、ファイルステータスを「変更なし」を示すデータに書き換える。なお、ステップS14の動作で通信部23が端末4以外の端末にも電子メールを送信し、すでに更新を承認しているユーザがいる場合には、共有ファイル管理部22は、そのユーザのステータスを「変更承認」から「所有」を示すデータに書き換える。
共有ファイル管理部22は、返信メールに添付された選択欄において全て承認が選択されていた場合には、共有ファイルの更新を承認し、その旨を添付した電子メールを端末2へ送信する。これにより、ユーザAは、端末2を操作して自ら指定した共有ファイルの更新を行うことができるようになる。なお、削除を要求されている場合には、共有ファイル管理部22が、該当する共有ファイルを削除する。
また、共有ファイル管理部22は、返信メールに添付された選択欄において一つでも不承認が選択されていた場合には、更新を要求した共有者が利用する端末(端末2)、および返信メールを送信した全ての端末(端末4)へ更新を拒絶する旨の電子メールを配信する。
なお、ファイル所有者情報において、ステータスが「所有」となっているユーザIDがなかった場合(ユーザBおよびユーザCが所有権を放棄している場合)には、共有ファイル管理部22は、直ちに共有ファイルの更新を承認する旨の電子メールを端末2へ送信する。
本実施形態では、サーバ1は、共有ファイルが新規に作成されると、その旨を添付した電子メールを各端末へ送信するとともに、共有ファイル管理情報を作成する。その後、サーバ1は、共有ファイルを変更または削除する旨の要求を受け付けると、共有ファイル管理情報に示された電子メールに対する返信メールを端末から受信したか否か示す返信情報を参照して、諾否を問い合わせる電子メールを送信する端末を決定する。そのため、共有ファイルを必要としない共有者が上記の返信メールを送信する作業を行うことで、該共有者による返答作業が不要になる。
上記の通り、共有ファイルを更新または削除することに対する返答作業について、共有データを必要とする共有者には要求し、共有データを必要としない共有者には要求しないので、共有者の意思を反映させて共有ファイルを管理することを省力化することが可能となる。
なお、本発明では、共有ファイル管理部22は、共有ファイルの共有者の数である所有者数、共有ファイルの所有権を放棄した共有者の数である所有権放棄者数を共有ファイル管理情報で管理することとしてもよい。この場合、共有ファイル管理部22は、共有者から共有ファイルの更新に承認する旨の返信メールを受信するたびに更新に承認した共有者の数である変更承認者数を加算していき、変更承認者数と所有権放棄者数の和が所有者数となったときに共有ファイルの更新を承認する。
上記のようにして共有ファイルの更新を承認するか否か判断するようにすると、返信メールを受信するたびに各共有者のステータスを更新する処理が不要となるため、共有ファイル管理部22の負荷を減らすことが可能となる。
また、本発明では、共有ファイルを更新または削除することに対する諾否を問い合わせる電子メールを端末へ送信した後、所定の時間が経過するまでに該端末から返信メールが管理サーバに送信されなかった場合には、管理サーバは、該端末を利用する共有者は更新または削除に承認したと判断することにしてもよい。この場合、管理サーバは、返信メールを全て受信するまで待たなくても共有ファイルを更新または削除することを承認するか否か判断できる。そのため、共有ファイルの更新処理または削除処理を迅速に行うことが可能となる。
また、本発明では、サーバは、共有ファイルの作成に伴い配信した電子メールに対して返信メールを送信した端末に対して、共有ファイルを更新または削除することについて諾否を問い合わせる電子メールを送信することとしてもよい。この場合、共有ファイルを必要としない共有者は、共有ファイルの作成に伴い配信された電子メールに対する返信作業が不要になる。これにより、共有ファイルを必要としない共有者の手間を省くことが可能となる。
1 サーバ
2、3、4 端末
10 記憶部
20 管理部
2、3、4 端末
10 記憶部
20 管理部
Claims (12)
- ネットワークを介して複数の端末と接続され、前記複数の端末のそれぞれから参照および操作することが可能な共有ファイルを管理するサーバであって、
前記共有ファイルおよび前記複数の端末のアドレスを格納する記憶部と、
前記共有ファイルが前記記憶部に新規に格納されると、該共有ファイルが作成された旨を示した第1の通知を前記複数の端末のアドレスに対して送信し、その後、前記複数の端末のそれぞれについて前記第1の通知に対する返信を受け取っているか否かを示す返信情報を作成して前記記憶部に格納し、その後、前記複数の端末のいずれかから該共有ファイルに対して特定の処理を実行する旨の要求を受け付けると、前記返信情報を参照して前記特定の処理を実行することに対する諾否の選択と返信を促す第2の通知を送信する端末を決定し、前記第2の通知に対する返信に示された回答に基づいて前記特定の処理を実行することを承認するか否か判断する管理部と、
を有するサーバ。 - 請求項1に記載のサーバにおいて、
前記管理部は、前記返信情報が前記第1の通知に対する返信を行っていないことを示す端末に対して前記第2の通知を送信する、サーバ。 - 請求項1に記載のサーバにおいて、
前記管理部は、前記返信情報が前記第1の通知に対する返信を行ったことを示す端末に対して前記第2の通知を送信する、サーバ。 - 請求項2に記載のサーバにおいて、
前記管理部は、前記返信情報が前記第1の通知に対する返信をすべての端末が行っていることを示す場合には、前記第2の通知を送信することなく前記特定の処理を実行することを承認する、サーバ。 - 請求項3に記載のサーバにおいて、
前記管理部は、前記返信情報が前記第1の通知に対する返信をすべての端末が行っていないことを示す場合には、前記第2の通知を送信することなく前記特定の処理を実行することを承認する、サーバ。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のサーバにおいて、
前記管理部は、前記第2の通知を送信してから所定の時間が経過したときに前記第2の通知に対する返信を行っていない端末については、前記特定処理の実行について承認する旨の返信を行ったと判断する、サーバ。 - ネットワークを介して複数の端末と接続され、前記複数の端末のそれぞれから参照および操作することが可能な共有ファイルおよび前記複数の端末のアドレスを格納する記憶部を備えるサーバで行われる共有ファイル管理方法であって、
前記共有ファイルが前記記憶部に新規に格納されると、該共有ファイルが作成された旨を示した第1の通知を前記複数の端末のアドレスに対して送信し、
前記複数の端末のそれぞれについて前記第1の通知に対する返信を受け取っているか否かを示す返信情報を作成して前記記憶部に格納し、
前記複数の端末のいずれかから該共有ファイルに対して特定の処理を実行する旨の要求を受け付けると、前記返信情報を参照して前記特定の処理を実行することに対する諾否の選択と返信を促す第2の通知を送信する端末を決定し、前記第2の通知に対する返信に示された回答に基づいて前記特定の処理を実行することを承認するか否か判断する、共有ファイル管理方法。 - 請求項7に記載の共有ファイル管理方法において、
前記返信情報が前記第1の通知に対する返信を行っていないことを示す端末に対して前記第2の通知を送信する、共有ファイル管理方法。 - 請求項7に記載の共有ファイル管理方法において、
前記返信情報が前記第1の通知に対する返信を行ったことを示す端末に対して前記第2の通知を送信する、共有ファイル管理方法。 - 請求項8に記載の共有ファイル管理方法において、
前記返信情報が前記第1の通知に対する返信をすべての端末が行っていることを示す場合には、前記第2の通知を送信することなく前記特定の処理を実行することを承認する、共有ファイル管理方法。 - 請求項9に記載の共有ファイル管理方法において、
前記返信情報が前記第1の通知に対する返信をすべての端末が行っていないことを示す場合には、前記第2の通知を送信することなく前記特定の処理を実行することを承認する、共有ファイル管理方法。 - 請求項7から請求項9までのいずれか1項に記載の共有ファイル管理方法において、
前記第2の通知を送信してから所定の時間が経過したときに前記第2の通知に対する返信を行っていない端末については、前記特定処理の実行について賛成する旨の返信を行ったと判断する、共有ファイル管理方法。
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