JP2002351730A - 電子文書のファイリング方法および装置 - Google Patents

電子文書のファイリング方法および装置

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JP2002351730A
JP2002351730A JP2001152558A JP2001152558A JP2002351730A JP 2002351730 A JP2002351730 A JP 2002351730A JP 2001152558 A JP2001152558 A JP 2001152558A JP 2001152558 A JP2001152558 A JP 2001152558A JP 2002351730 A JP2002351730 A JP 2002351730A
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JP2001152558A
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Shinichi Miyamoto
真一 宮本
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】クライアントコンピュータで専用のプログラム
を利用することなく、ユーザに快適な操作環境を提供す
ることのできる電子文書のファイリング方法および装置
を提供する。 【解決手段】電子文書等のファイルを蓄積、管理するフ
ァイリングサーバ11に対する処理のうち、ファイルの
検索等の対話的な処理をウェブブラウザ42からウェブ
サーバ31を介して行い、ファイルの転送を含む処理を
メールクライアント41とメールマネージャ22の間で
授受される電子メールを利用し、メールマネージャ22
からファイリングサーバ11に要求を発行して行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子文書のファ
イリング方法および装置に関し、特に、ネットワークを
利用して文書の登録や取得等の処理を行う電子文書のフ
ァイリング方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、文書が電子化される機会が増大
し、大量の電子文書が蓄積されるようになってきた。そ
して、蓄積された電子文書を効率的に管理して利用する
ために、電子ファイリングシステムが普及してきてい
る。特に、ネットワーク環境を利用したクライアントサ
ーバ方式の電子ファイリングシステムは、多数の電子文
書を集中管理するのに適しているため、多く普及してい
る。
【0003】しかしながら、クライアントサーバ方式の
電子ファイリングシステムでは、利用するクライアント
コンピュータの全てに、ファイリングシステムを利用す
るための専用プログラムをインストールする必要があっ
た。このため、クライアントコンピュータを多数利用す
る場合には、その数に応じたプログラムのインストール
作業や設定作業を行う必要があり、導入や保守に要する
手間は大きなものであった。また、ハードウェアやオペ
レーティングシステム等の動作環境が異なるクライアン
トコンピュータが混在する場合には、各動作環境毎に専
用のプログラムを用意する必要があり、管理コストが増
大する理由ともなっていた。
【0004】このため、特開平10−254752号公
報に記載の「電子ファイリングシステム」では、電子メ
ールシステムを使用してファイリングシステムへアクセ
スできるようにした技術が提案されている。これによれ
ば、クライアントコンピュータでは、汎用的なメールク
ライアントを利用してファイリングシステムへのアクセ
スが可能となる。
【0005】しかしながら、電子メールシステムは非同
期通信のシステムであるため、ファイルの検索を行う場
合等の対話的な処理には、適していない。例えば、探し
ているファイルの手がかりが曖昧である場合には何度も
検索を行う必要があるが、このような検索を電子メール
を利用して行うと、検索の都度、メールを送信してから
結果を受信するまでの待ち時間が発生する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
電子文書ファイリングシステムでは、クライアントコン
ピュータに専用のプログラムをインストールする必要が
あることが多く、その管理等に要する手間が大きなもの
であった。
【0007】また、ファイリングシステムへのアクセス
に電子メールシステムを利用することで、クライアント
コンピュータに専用のプログラムをインストールする必
要のないものも提案されているが、電子メールシステム
のみの利用では、ユーザに快適な操作環境を提供するこ
とが困難であった。
【0008】そこで、この発明は、クライアントコンピ
ュータで専用のプログラムを利用することなく、ユーザ
に快適な操作環境を提供することのできる電子文書のフ
ァイリング方法および装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、請求項1の発明は、電子文書の蓄積および管理を
行うファイリングシステムに対して各種処理を行う電子
文書のファイリング方法において、電子文書の指定およ
び電子文書の格納場所の指定を含む第1の処理と、電子
文書の転送を含む第2の処理とをそれぞれ異なるクライ
アントから行うことを特徴とする。
【0010】また、請求項2の発明では、請求項1の発
明において、前記第1の処理をウェブクライアントで行
い、前記第2の処理をメールクライアントで行うことを
特徴とする。
【0011】また、請求項3の発明では、請求項2の発
明において、前記第2の処理は、前記第1の処理の実行
に際して前記ウェブクライアントが表示したウェブペー
ジの記述に基づいて作成される電子メールを前記ファイ
リングシステムに送信することにより開始されることを
特徴とする。
【0012】また、請求項4の発明では、請求項2の発
明において、前記第2の処理は、前記第1の処理の実行
に際して前記ウェブクライアントが発行した指示に基づ
いて前記ファイリングシステムが前記メールクライアン
ト宛に電子メールを送信することにより開始されること
を特徴とする。
【0013】また、請求項5の発明では、電子文書の蓄
積および管理を行うファイリングシステムに対して各種
処理を行う電子文書のファイリング方法において、前記
ファイリングシステムとの間で通信を行って処理を実行
し、該通信に際して、電子文書の指定および電子文書の
格納場所の指定を含む第1の処理と、電子文書の転送を
含む第2の処理とでそれぞれ異なるプロトコルを用いる
ことを特徴とする。
【0014】また、請求項6の発明では、電子文書の蓄
積および管理を行うファイリングシステムに対して各種
処理を行う電子文書のファイリング方法において、ファ
イリングシステムおよび文書を特定する識別子と、文書
の取り出しを意味する文字列とを内容として含む指示メ
ールを送信し、前記指示メールに応答して送信される前
記識別子に対応する文書が添付された応答メールを受信
し、前記応答メールに返信先若しくは内容として記載さ
れた情報に基づいて、前記識別子と文書の登録を意味す
る文字列とを含んだ登録メールを作成し、該作成した登
録メールにユーザにより指示された文書を添付して送信
することを特徴とする。
【0015】また、請求項7の発明では、電子文書の蓄
積および管理を行うファイリングシステムに対して各種
処理を行う電子文書のファイリング方法において、ファ
イリングシステムおよび文書を特定する識別子と、文書
の取り出しを意味する文字列とを内容として含む指示メ
ールを受信し、前記指示メールに含まれる識別子から特
定されるファイリングシステムから該識別子から特定さ
れる文書を取り出し、該取り出した文書を該文書の識別
子と文書の登録を意味する文字列とを含んだ応答メール
に添付して前記指示メールの返信先に送信し、前記応答
メールに含めた識別子と文書の登録を意味する文字列と
を含み、文書が添付された登録メールを受信し、前記登
録メールに添付された文書を前記登録メールに含まれる
識別子から特定されるファイリングシステムに該識別子
から特定される文書として登録することを特徴とする。
【0016】また、請求項8の発明では、電子文書の蓄
積および管理を行う電子文書のファイリング装置におい
て、電子文書の蓄積および管理を行う文書管理手段と、
第1のクライアントとの間で、前記文書管理手段に蓄積
された電子文書の指定および前記文書管理手段に蓄積す
る電子文書の格納場所の指定を含む第1の処理を実行す
る第1の文書処理手段と、第2のクライアントとの間
で、前記文書管理手段に蓄積された電子文書の送信およ
び前記文書管理手段に蓄積する電子文書の受信を含む第
2の処理を実行する第2の文書処理手段とを具備するこ
とを特徴とする。
【0017】また、請求項9の発明では、請求項8の発
明において、前記第1のクライアントは、ウェブクライ
アントであり、前記第1の文書処理手段は、前記第1の
クライアントにウェブページを提供し、前記第2のクラ
イアントは、メールクライアントであり、前記第2の文
書処理手段は、前記第1のクライアントとの間で電子メ
ールの送受信を行うことを特徴とする。
【0018】また、請求項10の発明では、請求項9の
発明において、前記第1の文書処理手段は、前記メール
クライアントが前記第2の文書処理手段宛に送信する電
子メールを作成する際に利用する情報を含んだウェブペ
ージを前記ウェブクライアントに提供することを特徴と
する。
【0019】また、請求項11の発明では、請求項10
の発明において、前記第2の文書処理手段は、前記メー
ルクライアントから送信された電子メールに基づいて認
証処理を行うことを特徴とする。
【0020】また、請求項12の発明では、請求項9の
発明において、前記第1の文書処理手段は、提供したウ
ェブページに基づく前記ウェブクライアントからの指示
に応じて電子メールを作成し、該作成した電子メールを
前記メールクライアント宛に送信することを特徴とす
る。
【0021】また、請求項13の発明では、請求項12
の発明において、前記第1の文書処理手段は、前記ウェ
ブクライアントを認証した後に、前記ウェブページの提
供を行うことを特徴とする。
【0022】また、請求項14の発明では、電子文書の
蓄積および管理を行う電子文書のファイリング装置にお
いて、ファイリングシステムおよび文書を特定する識別
子と、文書の取り出しを意味する文字列とを内容として
含む指示メールを受信する指示メール受信手段と、前記
指示メール受信手段が受信した指示メールに含まれる識
別子から特定されるファイリングシステムから該識別子
から特定される文書を取り出す文書取出手段と、前記文
書取出手段が取り出した文書を該文書の識別子と文書の
登録を意味する文字列とを含んだ応答メールに添付し、
該応答メールを前記指示メールの返信先に送信する応答
メール送信手段と、前記応答メールに含めた識別子と文
書の登録を意味する文字列とを含み、文書が添付された
登録メールを受信する登録メール受信手段と、前記登録
メール受信手段が受信した登録メールに添付された文書
を該登録メールに含まれる識別子から特定されるファイ
リングシステムに該識別子から特定される文書として登
録する文書登録手段とを具備することを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る電子文書の
ファイリング方法および装置の一実施の形態について、
添付図面を参照して詳細に説明する。
【0024】図1は、この発明を適用した電子文書ファ
イリングシステムの構成例を示した図である。
【0025】同図に示すように、電子文書ファイリング
システムは、サーバコンピュータ1とサーバコンピュー
タ2、サーバコンピュータ3、複数のクライアント4
(4−1〜4−n)をネットワーク5を介して接続して
構成される。サーバコンピュータ1では、ファイリング
サーバ1が動作し、サーバコンピュータ2では、メール
サーバ21およびメールマネージャ22が動作し、サー
バコンピュータ3では、ウェブサーバ31が動作する。
各クライアントコンピュータ4(4−1〜4−n)で
は、それぞれメールクライアント41(41−1〜41
−n)およびウェブブラウザ42(42−1〜42−
2)が動作する。
【0026】ファイリングサーバ11は、ファイル(電
子文書)の登録や取り出し、検索、移動、コピー、削除
等のサービスを提供するとともに、ファイルやその属性
を管理する。メールサーバ21は、メールの送受信サー
ビスを提供する。メールマネージャ22は、所定のアド
レス(ファイリングサービス宛)のメールをメールサー
バ21から取得するとともに、取得したメールを解析し
てファイリングサーバ11に対してユーザの要求する処
理を依頼する等のサービスを提供する。ウェブサーバ3
1は、ウェブブラウザ42に対してウェブページ等を提
供する。
【0027】なお、ファイリングサーバ11、メールサ
ーバ21とメールマネージャ22、ウェブサーバ31
は、必ずしも別個のサーバコンピュータ上で動作させる
必要はなく、全てを同一のサーバコンピュータで動作さ
せてもよい。
【0028】また、メールクライアント41は、メール
の送受信を行うプログラムであり、添付ファイルを含む
メールの送受信が可能であれば、どのようなものでもよ
い。ウェブブラウザ42は、HTML等で記述されたウ
ェブページを表示するプログラムであり、ウェブページ
の記述に基づいてメールクライアント41を起動(メー
ルの作成指示)できるものであればよい。
【0029】なお、メールサーバ21、ウェブサーバ3
1、メールクライアント41、ウェブブラウザ42は、
この電子文書ファイリングシステムに専用のものである
必要はなく、他のシステムと兼用可能であり、汎用のも
のを利用すればよい。
【0030】図2は、電子文書ファイリングシステムの
論理的な構成を示した図である。電子文書ファイリング
システムのユーザは、所望の文書の検索等といった対話
的に行う処理を実行する際には、ウェブブラウザ42を
利用してウェブサーバ31に要求を発行する。ウェブサ
ーバ31は、ウェブブラウザ42からの要求に応じた処
理を行い、その結果として、ウェブページをウェブブラ
ウザ42に提供するが、その際に必要に応じてファイリ
ングサーバ11へ検索等の処理を依頼する。
【0031】一方、ユーザは、ファイルの取得や登録と
いったファイルの転送を含む処理を実行する際には、メ
ールクライアント41を利用して所定のメールをシステ
ム宛に送信する。このメールは、ウェブブラウザ42と
メールクライアント42の連携により作成されるもの
で、メールクライアント41からメールサーバ21に送
信される。メールサーバ21に送信されたメールは、シ
ステム宛に配信され、メールマネージャ22によって受
信される。その後、メールマネージャ22は、受信した
メールの解析を行って、必要な処理をファイリングサー
バ11に依頼する。依頼した処理がファイルの取り出し
等であった場合には、ファイリングサーバ11からメー
ルマネージャ22にファイルが返され、メールマネージ
ャ22は、これをユーザ宛のメールに添付して送信す
る。
【0032】次に、ユーザからの各要求に対する処理の
流れを説明するが、まず、ユーザが蓄積されているファ
イルのリスト表示を要求した場合を説明する。なお、以
下の説明では言及しないが、使用する電子メールに暗号
処理等のセキュリティを施すことが可能である。図3
は、リスト表示を行う場合の処理の流れを示した図であ
る。
【0033】まず、ユーザがウェブブラウザ42を操作
して所定のURLへのアクセスを行うと、ウェブブラウ
ザ42からウェブサーバ31に表示要求が発行される
(ステップ100)。この表示要求を受けると、ウェブ
サーバ31は、メニューページを表示するための表示デ
ータをウェブブラウザ42に返し(ステップ101)、
ウェブブラウザ42は、表示データに基づいて画面表示
を更新する(ステップ102)。
【0034】続いて、ユーザがファイルの指定情報若し
くは検索条件を入力すると、ウェブブラウザ42は、こ
れらの入力情報を含んだリスト表示要求を発行する(ス
テップ103)。この表示要求を受けたウェブサーバ3
1は、ファイルの指定情報若しくは検索条件をファイリ
ングサーバ11に渡してファイルリストを要求する(ス
テップ104)。ファイリングサーバ11は、ファイル
の指定情報若しくは検索条件に対応するファイルを抽出
し(ステップ105)、抽出したファイルの情報をファ
イルリストとしてウェブサーバに返す(ステップ10
6)。
【0035】ファイリングサーバ11からファイルリス
トを取得したウェブサーバ31は、取得したファイルリ
ストを表示するための表示データを生成し(ステップ1
07)、生成した表示データをウェブブラウザ42に返
し(ステップ108)、ウェブブラウザ42は、表示デ
ータに基づいて画面表示を更新する(ステップ10
9)。
【0036】このような処理の結果、ウェブブラウザ4
2に表示されたファイルリストを参照してユーザが次の
処理を指示することになるが、表示されたファイルリス
トに所望のファイルが含まれていない場合には、再度上
述した処理を繰り返す。
【0037】図4は、ウェブブラウザ24でのファイル
リストの表示例を示した図である。同図に示すように、
ファイルリストを表示するウェブページ50は、抽出さ
れたファイルのファイル名を表示するファイル名表示欄
51と各ファイルのバージョンを示すバージョン表示欄
52、各ファイルの状態を示す状態表示欄53、ファイ
ルが編集中である場合、その編集者を示す編集者表示欄
54、各ファイルに対して実行可能な処理を示す操作一
覧表示欄55から構成される。
【0038】ファイル名表示欄51には、抽出されたフ
ァイルのファイル名の他、ディレクトリ名が表示される
場合がある。ディレクトリ名を表示した場合には、当該
ディレクトリ名に対応付けられたリンク情報により、ウ
ェブブラウザ42がファイルの指定情報を含んだリスト
表示要求をウェブブラウザ31に対して発行し、上述し
た処理を行って、当該ディレクトリ内のファイルリスト
を表示する。
【0039】次に、ユーザにがファイルの編集取り出し
を要求した場合を説明する。ユーザによる編集取り出し
の要求は、ウェブページ50の操作一覧表示欄55に表
示されている「編集取出」をユーザが選択(例えば、マ
ウス等のポインティングデバイスによる指示)すること
で開始される。図5は、ファイルの編集取り出しを行う
場合の処理の流れを示した図である。
【0040】操作一覧表示欄55に表示されている「編
集取出」は、例えば、HTMLにより、<a href="mailt
o:ID_1234567_chkout<WebFiler@abc.xyz.jp>">編集取出
</a>と記述されており、これを選択することで、メール
クライアント41が起動してシステム宛の電子メールが
作成される(ステップ120)。ここで作成されたメー
ルは、図6に示すような形でメールクライアント41の
画面に表示される。この電子メールの宛先は、[WebFil
er@abc.xyz.jp]であるが、ファイルを識別する[12345
67]と編集取り出しを指示する[chkout]を組み合わせ
た[ID_1234567_chkout]を付加することで、当該電子
メールは、処理要求を含めたものとなる。
【0041】続いて、ユーザがメールクライアント41
より、編集取り出しを指示する電子メールをシステム宛
に送信すると(ステップ121)、当該電子メールは、
メールサーバ21により、システム宛に配信される(ス
テップ122)。
【0042】一方、メールマネージャ22は、定期的に
メールサーバ21にアクセスしてシステム宛の電子メー
ルの有無を確認しており(ステップ123)、システム
宛の電子メールが配信されていると、当該電子メールを
取得する(ステップ124)。電子メールを取得したメ
ールマネージャ22は、当該電子メールからコマンドの
抽出を行う(ステップ125)。コマンドの抽出は、当
該電子メールの宛先に含まれている[ID_1234567_chkou
t]を抽出することで行い、その処理要求と対象ファイ
ルの特定を行う。このとき、当該電子メールの差出人情
報若しくは返信先情報に基づいて、当該ユーザに指定さ
れたファイルに対するアクセス権があるか否かを確認す
る。
【0043】コマンドを抽出したメールマネージャ22
は、抽出したコマンド(編集取り出し要求)にしたがっ
て、ファイリングサーバ11にファイルの編集取り出し
を要求する(ステップ126)。編集取り出し要求を受
けたファイリングサーバ11は、当該ファイルが編集可
能な状態であることを確認した後に、その状態を編集中
に変更し(ステップ127)、当該ファイルをメールマ
ネージャ22に渡す(ステップ128)。ただし、ファ
イリングサーバ11は、編集取り出し要求を受けた際
に、該当するファイルが既に編集中である等の編集不可
能な状態にある場合には、その旨をメールマネージャ2
2に通知する。
【0044】ファイリングサーバ11からファイルを取
得したメールマネージャ22は、先に受信した電子メー
ルの返信として、取得したファイルを添付した電子メー
ルを送信する(ステップ129)。この電子メールは、
メールサーバ21により、ユーザ宛に配信される(ステ
ップ130)。
【0045】その後、ユーザがメールクライアント41
により受信した電子メールの有無を確認し(ステップ1
31)、メールマネージャ22から返信された電子メー
ルを受信すると(ステップ132)、メールクライアン
ト41は、画面表示を更新して受信した電子メールを表
示する(ステップ133)。この電子メールは、図7に
示すような形でメールクライアント41の画面に表示さ
れ、ユーザは、添付されたファイルに対して編集を行う
ことになる。
【0046】また、ユーザが編集取り出し処理を実行し
た状態で、上述したリスト表示処理(図3参照)を実行
すると、その結果として、図8に示すようなウェブペー
ジ50がウェブブラウザ42に表示される。このウェブ
ページ50では、ファイル名「組み立て図」(ファイル
名表示欄51に表示)が、「編集中」の状態となり(状
態表示欄53に表示)、その編集者が「富士太郎」であ
る(編集者表示欄54に表示)ことが判る。また、この
状態では、操作一覧表示欄55に表示される操作指示に
は、「編集取消」が追加されるとともに、「編集取出」
および「削除」がグレー表示(図中では、斜体文字で表
示している)になり、選択不能となる。これは、ステッ
プ127でファイリングサーバ11がファイルの状態を
変更したことによるものである。
【0047】次に、ユーザにが編集したファイルの登録
を要求した場合を説明する。図9は、ファイルの登録を
行う場合の処理の流れを示した図である。
【0048】ユーザが先にファイルの編集取り出し処理
で取り出したファイルの編集を行い、当該ファイルを登
録する際には、当該ファイルを電子メールに添付してシ
ステム宛に送信する。この電子メールは、当該ファイル
を取り出した際にシステムから受信した電子メールの返
信先情報に基づいて作成する。ここで作成されたメール
は、図10に示すような形でメールクライアント41の
画面に表示される。この電子メールの宛先は、[WebFil
er@abc.xyz.jp]であるが、ファイルを識別する[12345
67]と登録を指示する[entry]を組み合わせた[ID_12
34567_entry]が付加されている。また、この電子メー
ルには、編集後のファイルを添付する。
【0049】この電子メールをメールクライアント41
より、システム宛に送信すると(ステップ140)、当
該電子メールは、メールサーバ21により、システム宛
に配信される(ステップ141)。
【0050】メールマネージャ22は、定期的にメール
サーバ21にアクセスしてシステム宛の電子メールの有
無を確認しており(ステップ142)、システム宛の電
子メールが配信されていると、当該電子メールを取得す
る(ステップ143)。電子メールを取得したメールマ
ネージャ22は、当該電子メールからコマンドの抽出を
行う(ステップ144)。コマンドの抽出は、当該電子
メールの宛先に含まれている[ID_1234567_entry]を抽
出することで行い、その処理要求と対象ファイルの特定
を行う。このとき、当該電子メールの差出人情報若しく
は返信先情報に基づいて、当該ユーザに指定されたファ
イルに対するアクセス権(ファイルの登録権)があるか
否かを確認する。
【0051】コマンドを抽出したメールマネージャ22
は、抽出したコマンド(登録要求)にしたがって、ファ
イリングサーバ11にファイルの登録を要求する(ステ
ップ145)。このとき、メールマネージャ22は、電
子メールに添付されていたファイルをファイリングサー
バ11に渡す。登録要求を受けたファイリングサーバ1
1は、当該ファイルを登録した後に、その状態を編集可
能に変更し(ステップ146)、その結果をメールマネ
ージャ22に返す(ステップ147)。ただし、ファイ
リングサーバ11は、登録が不可能である場合には、そ
の旨をメールマネージャ22に通知する。
【0052】ファイリングサーバ11から登録結果通知
を受けたメールマネージャ22は、先に受信した電子メ
ールの返信として、登録結果通知を含んだ電子メールを
送信する(ステップ148)。この電子メールは、メー
ルサーバ21により、ユーザ宛に配信される(ステップ
149)。
【0053】その後、ユーザがメールクライアント41
により受信した電子メールの有無を確認し(ステップ1
50)、メールマネージャ22から返信された電子メー
ルを受信すると(ステップ151)、メールクライアン
ト41は、画面表示を更新して受信した電子メールを表
示する(ステップ152)。
【0054】ユーザが登録処理を実行した状態で、上述
したリスト表示処理(図3参照)を実行すると、その結
果として、図11に示すようなウェブページ50がウェ
ブブラウザ42に表示される。このウェブページ50で
は、登録したファイルの「バージョン」(バージョン表
示欄52に表示)が、「2」に更新される。また、この
状態では、操作一覧表示欄55に表示される操作指示に
は、編集時に選択不能であった「編集取出」および「削
除」が選択可能となる。
【0055】次に、ユーザにがファイルの編集の取り消
しを要求した場合を説明する。ユーザによる編集取消の
要求は、ウェブページ50の操作一覧表示欄55に表示
されている「編集取消」(図8参照)をユーザが選択す
ることで開始される。図12は、ファイルの編集取り出
しを行う場合の処理の流れを示した図である。
【0056】操作一覧表示欄55に表示されている「編
集取消」は、例えば、HTMLにより、<a href="mailt
o:ID_1234567_cancel<WebFiler@abc.xyz.jp>">編集取消
</a>と記述されており、これを選択することで、メール
クライアント41が起動してシステム宛の電子メールが
作成される(ステップ160)。ここで作成された電子
メールの宛先は、[WebFiler@abc.xyz.jp]に、ファイ
ルを識別する[1234567]と取消を指示する[cancel]
を組み合わせた[ID_1234567_cancel]が付加されたも
のとなる。
【0057】この電子メールをメールクライアント41
より、システム宛に送信すると(ステップ161)、当
該電子メールは、メールサーバ21により、システム宛
に配信される(ステップ162)。
【0058】メールマネージャ22は、定期的にメール
サーバ21にアクセスしてシステム宛の電子メールの有
無を確認しており(ステップ163)、システム宛の電
子メールが配信されていると、当該電子メールを取得す
る(ステップ164)。電子メールを取得したメールマ
ネージャ22は、当該電子メールからコマンドの抽出を
行う(ステップ165)。コマンドの抽出は、当該電子
メールの宛先に含まれている[ID_1234567_cancel]を
抽出することで行い、その処理要求と対象ファイルの特
定を行う。このとき、当該電子メールの差出人情報若し
くは返信先情報に基づいて、当該ユーザに指定されたフ
ァイルに対するアクセス権(ファイルの編集取消権)が
あるか否かを確認する。
【0059】コマンドを抽出したメールマネージャ22
は、抽出したコマンド(編集取消要求)にしたがって、
ファイリングサーバ11にファイルの編集取消を要求す
る(ステップ166)。編集取消要求を受けたファイリ
ングサーバ11は、当該ファイルの状態を編集可能に変
更し(ステップ167)、その結果をメールマネージャ
22に返す(ステップ168)。
【0060】ファイリングサーバ11から取消結果通知
を受けたメールマネージャ22は、先に受信した電子メ
ールの返信として、取消結果通知を含んだ電子メールを
送信する(ステップ169)。この電子メールは、メー
ルサーバ21により、ユーザ宛に配信される(ステップ
170)。
【0061】その後、ユーザがメールクライアント41
により受信した電子メールの有無を確認し(ステップ1
71)、メールマネージャ22から返信された電子メー
ルを受信すると(ステップ172)、メールクライアン
ト41は、画面表示を更新して受信した電子メールを表
示する(ステップ173)。
【0062】ところで、ファイルの編集取消処理は、フ
ァイルの転送を伴わない処理である。このため、ファイ
ルの編集取消処理は、電子メールを利用することなく行
うことが可能である。図13は、電子メールを利用せず
にファイルの編集取消を行う場合の処理の流れを示した
図である。
【0063】この場合には、操作一覧表示欄55に表示
されている「編集取消」は、メールを作成するためのリ
ンク情報ではなく、ウェブサーバ31へ編集取消を要求
するためのリンク情報を有する。
【0064】ユーザが操作一覧表示欄55に表示されて
いる「編集取消」を選択すると、ウェブブラウザ42か
らウェブサーバ31に編集取消要求が発行される(ステ
ップ180)。編集取消要求を受けたウェブサーバ31
は、ウェブブラウザ42に認証情報の送信を要求する
(ステップ181)。この要求に応じてユーザがウェブ
ブラウザ42から認証情報を入力すると、入力された認
証情報は、ウェブサーバ31に送信される(ステップ1
82)。
【0065】続いて、認証情報を受信したウェブサーバ
31は、当該認証情報に基づいてユーザの認証を行い
(ステップ183)、認証に成功すると、ファイリング
サーバ11に編集取消を要求する(ステップ184)。
ファイリングサーバ11は、編集取消要求を受けると、
該当するファイルの状態を「編集中」から「編集可能」
に変更し(ステップ185)、その結果をウェブサーバ
31に通知する(ステップ186)。この取消結果の通
知には、ファイルリストを含めるようにしてもよい。
【0066】ファイリングサーバ11から取消結果通知
を受けたウェブサーバ31は、当該結果を表示するため
のデータを生成し(ステップ187)、生成した表示デ
ータをウェブブラウザ42に送信する(ステップ18
8)。そして、ウェブブラウザ42は、表示データに基
づいて画面表示を更新する(ステップ189)。このと
き、ウェブブラウザ42に表示されるウェブページは、
「ファイルの編集を取り消しました」といったメッセー
ジを表示するだけでもよいが、ファイリングサーバ11
からの取消結果通知にファイルリストが含まれていた場
合には、図3に示したウェブページ50と同様の表示を
行ってもよい。
【0067】次に、ユーザにがファイルの削除を要求し
た場合を説明する。ユーザによるファイルの削除の要求
は、ウェブページ50の操作一覧表示欄55に表示され
ている「削除」(図3参照)をユーザが選択することで
開始される。図14は、ファイルの削除を行う場合の処
理の流れを示した図である。
【0068】操作一覧表示欄55に表示されている「削
除」は、例えば、HTMLにより、<a href="mailto:ID
_1234567_del<WebFiler@abc.xyz.jp>">削除</a>と記述
されており、これを選択することで、メールクライアン
ト41が起動してシステム宛の電子メールが作成される
(ステップ200)。ここで作成された電子メールの宛
先は、[WebFiler@abc.xyz.jp]に、ファイルを識別す
る[1234567]と削除を指示する[del]を組み合わせた
[ID_1234567_del]が付加されたものとなる。
【0069】この電子メールをメールクライアント41
より、システム宛に送信すると(ステップ201)、当
該電子メールは、メールサーバ21により、システム宛
に配信される(ステップ202)。
【0070】メールマネージャ22は、定期的にメール
サーバ21にアクセスしてシステム宛の電子メールの有
無を確認しており(ステップ203)、システム宛の電
子メールが配信されていると、当該電子メールを取得す
る(ステップ204)。電子メールを取得したメールマ
ネージャ22は、当該電子メールからコマンドの抽出を
行う(ステップ205)。コマンドの抽出は、当該電子
メールの宛先に含まれている[ID_1234567_del]を抽出
することで行い、その処理要求と対象ファイルの特定を
行う。このとき、当該電子メールの差出人情報若しくは
返信先情報に基づいて、当該ユーザに指定されたファイ
ルに対するアクセス権(ファイルの削除権)があるか否
かを確認する。
【0071】コマンドを抽出したメールマネージャ22
は、抽出したコマンド(削除要求)にしたがって、ファ
イリングサーバ11にファイルの削除を要求する(ステ
ップ206)。編集取消要求を受けたファイリングサー
バ11は、当該ファイルを削除し(ステップ207)、
その結果をメールマネージャ22に返す(ステップ20
8)。
【0072】ファイリングサーバ11から削除結果通知
を受けたメールマネージャ22は、先に受信した電子メ
ールの返信として、削除結果通知を含んだ電子メールを
送信する(ステップ209)。この電子メールは、メー
ルサーバ21により、ユーザ宛に配信される(ステップ
210)。
【0073】その後、ユーザがメールクライアント41
により受信した電子メールの有無を確認し(ステップ2
11)、メールマネージャ22から返信された電子メー
ルを受信すると(ステップ212)、メールクライアン
ト41は、画面表示を更新して受信した電子メールを表
示する(ステップ213)。
【0074】なお、ファイルの削除処理も、ファイルの
転送を伴わない処理であるため、電子メールを利用する
ことなく行うことが可能であるが、その処理は、編集取
消処理の場合とほぼ同様であるため、ここでの説明は省
略する。
【0075】次に、ユーザにがファイルの新規登録を要
求した場合を説明する。ユーザによるファイルの新規登
録の要求は、ウェブページ50の操作一覧表示欄55に
表示されている「新規登録」(図3参照)をユーザが選
択することで開始される。図15は、ファイルの新規登
録を行う場合の処理の流れを示した図である。
【0076】操作一覧表示欄55に表示されている「新
規登録」は、例えば、HTMLにより、<a href="mailt
o:ID_1234567_newentry<WebFiler@abc.xyz.jp>">削除</
a>と記述されており、これを選択することで、メールク
ライアント41が起動してシステム宛の電子メールが作
成される(ステップ220)。ここで作成された電子メ
ールの宛先は、[WebFiler@abc.xyz.jp]に、ファイル
を識別する[1234567]と新規登録を指示する[newentr
y]を組み合わせた[ID_1234567_newentry]が付加され
たものとなる。
【0077】この電子メールをメールクライアント41
より、システム宛に送信すると(ステップ221)、当
該電子メールは、メールサーバ21により、システム宛
に配信される(ステップ222)。
【0078】メールマネージャ22は、定期的にメール
サーバ21にアクセスしてシステム宛の電子メールの有
無を確認しており(ステップ223)、システム宛の電
子メールが配信されていると、当該電子メールを取得す
る(ステップ224)。電子メールを取得したメールマ
ネージャ22は、当該電子メールからコマンドの抽出を
行う(ステップ225)。コマンドの抽出は、当該電子
メールの宛先に含まれている[ID_1234567_newentry]
を抽出することで行い、その処理要求と対象ファイルの
特定を行う。このとき、当該電子メールの差出人情報若
しくは返信先情報に基づいて、当該ユーザに指定された
ディレクトリに対するアクセス権(ファイルの登録権)
があるか否かを確認する。
【0079】コマンドを抽出したメールマネージャ22
は、抽出したコマンド(新規登録要求)にしたがって、
ファイリングサーバ11にファイルの登録を要求する
(ステップ226)。このとき、メールマネージャ22
は、電子メールに添付されていたファイルをファイリン
グサーバ11に渡す。登録要求を受けたファイリングサ
ーバ11は、当該ファイルを登録した後に、その状態を
編集可能に変更し(ステップ227)、その結果をメー
ルマネージャ22に返す(ステップ228)。ただし、
ファイリングサーバ11は、登録が不可能である場合に
は、その旨をメールマネージャ22に通知する。
【0080】ファイリングサーバ11から登録結果通知
を受けたメールマネージャ22は、先に受信した電子メ
ールの返信として、登録結果通知を含んだ電子メールを
送信する(ステップ229)。この電子メールは、メー
ルサーバ21により、ユーザ宛に配信される(ステップ
230)。
【0081】その後、ユーザがメールクライアント41
により受信した電子メールの有無を確認し(ステップ2
31)、メールマネージャ22から返信された電子メー
ルを受信すると(ステップ232)、メールクライアン
ト41は、画面表示を更新して受信した電子メールを表
示する(ステップ233)。
【0082】なお、ここでは、図3に示したウェブペー
ジ50からファイルの新規登録処理のためのメールを作
成した例を説明したが、ディレクトリを特定していない
別のウェブページ(不図示)からファイルの新規登録処
理のためのメールを作成した場合には、ファイリングサ
ーバ11は、デフォルトとして設定されている登録場所
(ディレクトリ)にファイルを登録する。
【0083】次に、各部の動作を詳細に説明するが、こ
こでは、メールマネージャ22とファイリングサーバ1
1の動作のみを説明し、汎用なものを利用可能なメール
サーバ21、ウェブサーバ31、メールクライアント4
1、ウェブブラウザ42の動作の説明は省略する。
【0084】図16は、メールマネージャ22の動作の
流れを示すフローチャートである。メールマネージャ2
2は、まず、メールサーバ21にアクセスしてシステム
宛のメールの有無を確認する(ステップ300)。シス
テム宛のメールが無かった場合には(ステップ301で
NO)、直ちに処理を終了するが、システム宛のメール
が有った場合には(ステップ301でYES)、当該メ
ールを取得する(ステップ302)。
【0085】続いて、取得したメールからコマンドを抽
出するとともに(ステップ303)、当該メールの差出
人情報若しくは返送先情報に基づいてユーザ認証を行う
(ステップ304)。
【0086】ユーザ認証に成功したら(ステップ305
でYES)、先に抽出したコマンドに基づいてファイリ
ングサーバ11に要求を発行し(ステップ306)、そ
の結果を取得する(ステップ307)。その後、処理結
果を通知(ファイルの送信を含む)するためのメールを
作成し(ステップ308)、作成したメールをメールサ
ーバ21に送出する(ステップ309)。
【0087】一方、ユーザ認証に失敗した場合には(ス
テップ305でNO)、ユーザにエラーを通知するため
のメールを作成し(ステップ308)、作成したメール
をメールサーバ21に送出する(ステップ309)。
【0088】なお、ステップ302で取得したメールが
複数あった場合には、ステップ303以降の処理をマル
チスレッドで処理し、各メールに対する処理を並行して
行う。また、ここに示した処理は、定期的に実行され、
システム宛のメール受信後に直ちに処理ができるように
する。
【0089】次に、ファイリングサーバ11の動作を各
要求に対応する動作としてそれぞれ説明する。図17乃
至22は、それぞれ、リスト表示要求、編集取出要求、
編集登録要求、編集取消要求、削除要求、新規登録要求
を受けた際のファイリングサーバ11の動作の流れを示
すフローチャートである。
【0090】ファイリングサーバ11は、ウェブサーバ
31からファイルリストの表示要求を受けた場合には、
そのリスト表示要求にファイルの検索条件が含まれてい
れば(ステップ400でNO)、当該条件に基づいてフ
ァイルの検索を行い(ステップ401)、検索されたフ
ァイルを抽出する(ステップ402)。そして、抽出結
果をウェブサーバ31に送出する(ステップ403)。
また、リスト表示要求にファイルの指定情報、つまり、
ファイルが格納されているディレクトリの指定が含まれ
ていれば(ステップ400でYES)、指定されたディ
レクトリ内のファイルを抽出し(ステップ402)、抽
出結果をウェブサーバ31に送出する(ステップ40
3)。
【0091】また、ファイリングサーバ11は、メール
マネージャ22からファイルの編集取出要求を受ける
と、まず、指定されたファイルの状態を確認する(ステ
ップ410)。確認の結果、ファイルが非ロック状態、
つまり、編集が可能な状態であれば(ステップ411で
NO)、当該ファイルをロック状態にし(ステップ41
2)、ロックした日時を記憶する(ステップ413)。
そして、当該ファイルを取得して(ステップ414)、
メールマネージャ22に送出する(ステップ415)。
一方、ファイルがロック状態、つまり、編集が禁止され
ている状態であった場合には(ステップ411でYE
S)、メールマネージャ22にエラーを通知する(ステ
ップ416)。なお、ステップ413でファイルのロッ
ク日時を記憶しているのは、一定時間取り出されたファ
イルが登録されなかった場合に、ユーザがファイルの編
集を放棄したものとみなして、ロックを解除し、他のユ
ーザによる編集を可能とするためである。
【0092】また、ファイリングサーバ11は、メール
マネージャ22からファイルの編集登録要求を受ける
と、まず、指定されたファイルの状態を確認する(ステ
ップ420)。確認の結果、ファイルがロック状態であ
れば(ステップ421でYES)、当該ファイルを登録
し(ステップ422)、そのロックを解除する(ステッ
プ423)。そして、その処理結果をメールマネージャ
22に通知する(ステップ424)。一方、ファイルが
非ロック状態であった場合には(ステップ421でN
O)、当該ファイルの編集登録期間が経過しているもの
とみなして、メールマネージャ22にエラーを通知する
(ステップ425)。なお、ファイルが非ロック状態で
あった場合には、当該ファイルは編集中でないため、登
録を受け付けてもよい。
【0093】また、ファイリングサーバ11は、メール
マネージャ22若しくはウェブサーバ31からファイル
の編集取消要求を受けると、まず、指定されたファイル
の状態を確認する(ステップ430)。確認の結果、フ
ァイルがロック状態であれば(ステップ431でYE
S)、そのロックを解除する(ステップ432)。そし
て、その処理結果をメールマネージャ22若しくはウェ
ブサーバ31にに通知する(ステップ434)。なお、
編集取消要求がウェブサーバ31からのものであって、
結果通知にファイルリストを含める場合には、ステップ
434の結果通知処理に先立ってファイルの抽出処理を
行う(ステップ433)。
【0094】また、ファイリングサーバ11は、メール
マネージャ22若しくはウェブサーバ31からファイル
の削除要求を受けると、まず、指定されたファイルの状
態を確認する(ステップ440)。確認の結果、ファイ
ルが非ロック状態であれば(ステップ441でNO)、
当該ファイルを削除する(ステップ442)。そして、
その処理結果をメールマネージャ22若しくはウェブサ
ーバ31にに通知する(ステップ444)。このとき、
編集取消要求がウェブサーバ31からのものであって、
結果通知にファイルリストを含める場合には、ステップ
444の結果通知処理に先立ってファイルの抽出処理を
行う(ステップ443)。一方、削除指定されたファイ
ルがロック状態であった場合には(ステップ441でY
ES)、メールマネージャ22若しくはウェブサーバ3
1にエラーを通知する。
【0095】また、ファイリングサーバ11は、メール
マネージャ22からファイルの新規登録要求を受ける
と、この新規登録要求とともにファイルの格納場所が指
定されていなければ(ステップ450でNO)、デフォ
ルトの格納場所を設定する(ステップ451)。その
後、または、ファイルの格納場所が指定されていた場合
には、設定若しくは指定された格納場所にファイルを登
録し(ステップ452)、その処理結果をメールマネー
ジャ22に通知する(ステップ453)。
【0096】さて、上述の説明では、ウェブブラウザ4
2とメールクライアント41を連携させてシステム宛の
メールを作成するようにしていたが、ウェブブラウザ4
2の操作によりウェブサーバ31がメールを作成するよ
うにしてもよい。
【0097】この場合には、ウェブサーバ31が作成し
たメールをメールクライアント41で受信し、これに対
する返信を行うことで上述した各種操作を実行すること
ができる。ただし、この場合には、ウェブサーバ31へ
接続する段階でユーザ認証を行うことが望ましい(シス
テムが返信されたメールに基づいて認証を行ってもよ
い)。
【0098】また、この場合には、編集したファイルを
登録する編集登録処理もウェブブラウザ42から指示す
ることが可能である。例えば、ウェブサーバ31へアク
セスした際に、ユーザ認証を行っていれば、編集中のユ
ーザがリスト表示を閲覧すると、図23に示すように、
操作一覧表示欄55で「編集登録」が選択できるように
なる。そして、これを選択することで編集登録処理が可
能となる。
【0099】図24は、ウェブブラウザ42から編集登
録処理を開始する場合の処理の流れを示した図である。
【0100】ユーザが先にファイルの編集取り出し処理
で取り出したファイルの編集を行った後、ウェブブラウ
ザ42からウェブサーバ41へアクセスしてリスト表示
を得て、操作一覧表示欄55の「編集登録」を選択する
と、ウェブブラウザ42からウェブサーバ31に編集登
録要求が発行される(ステップ500)。編集登録要求
を受けたウェブサーバ31は、ウェブブラウザ42に認
証情報を要求し(ステップ501)、これに応じてウェ
ブブラウザ42が認証情報を返すと(ステップ50
2)、ウェブサーバ31は、認証処理を行う(ステップ
503)。このとき、ウェブブラウザ42から送られる
認証情報は、ウェブブラウザ42が記憶していれば(記
憶する設定となっているか、先の処理でユーザにより入
力された場合)ユーザに認証情報の入力を求める必要は
ない。
【0101】続いて、ウェブサーバ31は、ユーザ宛の
登録メールを作成し(ステップ504)、作成した登録
メールをメールサーバ21に送信する(ステップ50
5)。そして、メールサーバ21が当該電子メールをユ
ーザ宛に配信する(ステップ506)。
【0102】その後、ユーザがメールクライアント41
により受信した電子メールの有無を確認し(ステップ5
07)、電子メールを受信すると(ステップ508)、
ユーザは、当該電子メールの返信メールに登録するファ
イルを添付して、システム宛に送信する(ステップ50
9)。この返信メールは、メールサーバ21により、シ
ステム宛に配信される(ステップ510)。
【0103】メールマネージャ22は、定期的にメール
サーバ21にアクセスしてシステム宛の電子メールの有
無を確認しており(ステップ511)、システム宛の電
子メールが配信されていると、当該電子メールを取得す
る(ステップ512)。電子メールを取得したメールマ
ネージャ22は、当該電子メールからコマンドの抽出を
行う(ステップ513)。
【0104】コマンドを抽出したメールマネージャ22
は、抽出したコマンド(登録要求)にしたがって、ファ
イリングサーバ11にファイルの登録を要求する(ステ
ップ514)。このとき、メールマネージャ22は、電
子メールに添付されていたファイルをファイリングサー
バ11に渡す。登録要求を受けたファイリングサーバ1
1は、当該ファイルを登録した後に、その状態を編集可
能に変更し(ステップ515)、その結果をメールマネ
ージャ22に返す(ステップ516)。ただし、ファイ
リングサーバ11は、登録が不可能である場合には、そ
の旨をメールマネージャ22に通知する。
【0105】ファイリングサーバ11から登録結果通知
を受けたメールマネージャ22は、先に受信した電子メ
ールの返信として、登録結果通知を含んだ電子メールを
送信する(ステップ517)。この電子メールは、メー
ルサーバ21により、ユーザ宛に配信される(ステップ
518)。
【0106】その後、ユーザがメールクライアント41
により受信した電子メールの有無を確認し(ステップ5
19)、メールマネージャ22から返信された電子メー
ルを受信すると(ステップ520)、メールクライアン
ト41は、画面表示を更新して受信した電子メールを表
示する(ステップ521)。
【0107】なお、ここでは、編集登録処理のみを説明
したが、他の処理についても同様にウェブサーバ31が
メールを作成してユーザ宛に配信し、このメールに基づ
いてユーザが各種処理をシステムに要求することができ
る。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、電子文書等のファイルを蓄積、管理するファイリン
グサーバに対する処理のうち、ファイルの検索等の対話
的な処理をウェブブラウザからウェブサーバを介して行
い、ファイルの転送を含む処理をメールクライアントと
メールマネージャの間で授受される電子メールを利用し
て行うように構成したので、電子メールのみを用いたシ
ステムと比較して、検索等の対話的処理を容易に行うこ
とができ、ウェブブラウザのみで処理を行うシステムと
比較して、ファイルの登録が容易にできるとともに、編
集中のファイルのロック等の処理を容易に行うことがで
きる。
【0109】また、ユーザは、汎用のメールクライアン
トとウェブブラウザを利用するだけで、ファイリングサ
ーバにアクセスすることができるため、ファイリングシ
ステムを使うためだけに新たなプログラムの操作方法を
学習する必要が無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用した電子文書ファイリングシス
テムの構成例を示した図である。
【図2】電子文書ファイリングシステムの論理的な構成
を示した図である。
【図3】リスト表示を行う場合の処理の流れを示した図
である。
【図4】ウェブブラウザ24でのファイルリストの表示
例を示した図である。
【図5】ファイルの編集取り出しを行う場合の処理の流
れを示した図である。
【図6】メールクライアント41の画面に表示されるメ
ールの例を示した図(1)である。
【図7】メールクライアント41の画面に表示されるメ
ールの例を示した図(2)である。
【図8】ウェブブラウザ42に表示されるウェブページ
50の例を示した図(1)である。
【図9】ファイルの登録を行う場合の処理の流れを示し
た図である。
【図10】メールクライアント41の画面に表示される
メールの例を示した図(3)である。
【図11】ウェブブラウザ42に表示されるウェブペー
ジ50の例を示した図(2)である。
【図12】ファイルの編集取り出しを行う場合の処理の
流れを示した図である。
【図13】電子メールを利用せずにファイルの編集取消
を行う場合の処理の流れを示した図である。
【図14】ファイルの削除を行う場合の処理の流れを示
した図である。
【図15】ファイルの新規登録を行う場合の処理の流れ
を示した図である。
【図16】メールマネージャ22の動作の流れを示すフ
ローチャートである。
【図17】リスト表示要求を受けた際のファイリングサ
ーバ11の動作の流れを示すフローチャートである。
【図18】編集取出要求を受けた際のファイリングサー
バ11の動作の流れを示すフローチャートである。
【図19】編集登録要求を受けた際のファイリングサー
バ11の動作の流れを示すフローチャートである。
【図20】編集取消要求を受けた際のファイリングサー
バ11の動作の流れを示すフローチャートである。
【図21】削除要求を受けた際のファイリングサーバ1
1の動作の流れを示すフローチャートである。
【図22】新規登録要求を受けた際のファイリングサー
バ11の動作の流れを示すフローチャートである。
【図23】ウェブブラウザ42に表示されるウェブペー
ジ50の例を示した図(3)である。
【図24】ウェブブラウザ42から編集登録処理を開始
する場合の処理の流れを示した図である。
【符号の説明】
1 サーバコンピュータ 2 サーバコンピュータ 3 サーバコンピュータ 4、4−1〜4−n クライアントコンピュータ 5 ネットワーク 11 ファイリングサーバ 21 メールサーバ 22 メールマネージャ 31 ウェブサーバ 41、41−1〜41−n メールクライアント 42、42−1〜42−n ウェブブラウザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 230 G06F 17/30 230Z

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子文書の蓄積および管理を行うファイ
    リングシステムに対して各種処理を行う電子文書のファ
    イリング方法において、 電子文書の指定および電子文書の格納場所の指定を含む
    第1の処理と、電子文書の転送を含む第2の処理とをそ
    れぞれ異なるクライアントから行うことを特徴とする電
    子文書のファイリング方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の処理をウェブクライアントで
    行い、前記第2の処理をメールクライアントで行うこと
    を特徴とする請求項1記載の電子文書のファイリング方
    法。
  3. 【請求項3】 前記第2の処理は、 前記第1の処理の実行に際して前記ウェブクライアント
    が表示したウェブページの記述に基づいて作成される電
    子メールを前記ファイリングシステムに送信することに
    より開始されることを特徴とする請求項2記載の電子文
    書のファイリング方法。
  4. 【請求項4】 前記第2の処理は、 前記第1の処理の実行に際して前記ウェブクライアント
    が発行した指示に基づいて前記ファイリングシステムが
    前記メールクライアント宛に電子メールを送信すること
    により開始されることを特徴とする請求項2記載の電子
    文書のファイリング方法。
  5. 【請求項5】 電子文書の蓄積および管理を行うファイ
    リングシステムに対して各種処理を行う電子文書のファ
    イリング方法において、 前記ファイリングシステムとの間で通信を行って処理を
    実行し、該通信に際して、電子文書の指定および電子文
    書の格納場所の指定を含む第1の処理と、電子文書の転
    送を含む第2の処理とでそれぞれ異なるプロトコルを用
    いることを特徴とする電子文書のファイリング方法。
  6. 【請求項6】 電子文書の蓄積および管理を行うファイ
    リングシステムに対して各種処理を行う電子文書のファ
    イリング方法において、 ファイリングシステムおよび文書を特定する識別子と、
    文書の取り出しを意味する文字列とを内容として含む指
    示メールを送信し、 前記指示メールに応答して送信される前記識別子に対応
    する文書が添付された応答メールを受信し、 前記応答メールに返信先若しくは内容として記載された
    情報に基づいて、前記識別子と文書の登録を意味する文
    字列とを含んだ登録メールを作成し、該作成した登録メ
    ールにユーザにより指示された文書を添付して送信する
    ことを特徴とする電子文書のファイリング方法。
  7. 【請求項7】 電子文書の蓄積および管理を行うファイ
    リングシステムに対して各種処理を行う電子文書のファ
    イリング方法において、 ファイリングシステムおよび文書を特定する識別子と、
    文書の取り出しを意味する文字列とを内容として含む指
    示メールを受信し、 前記指示メールに含まれる識別子から特定されるファイ
    リングシステムから該識別子から特定される文書を取り
    出し、該取り出した文書を該文書の識別子と文書の登録
    を意味する文字列とを含んだ応答メールに添付して前記
    指示メールの返信先に送信し、 前記応答メールに含めた識別子と文書の登録を意味する
    文字列とを含み、文書が添付された登録メールを受信
    し、 前記登録メールに添付された文書を前記登録メールに含
    まれる識別子から特定されるファイリングシステムに該
    識別子から特定される文書として登録することを特徴と
    する電子文書のファイリング方法。
  8. 【請求項8】 電子文書の蓄積および管理を行う電子文
    書のファイリング装置において、 電子文書の蓄積および管理を行う文書管理手段と、 第1のクライアントとの間で、前記文書管理手段に蓄積
    された電子文書の指定および前記文書管理手段に蓄積す
    る電子文書の格納場所の指定を含む第1の処理を実行す
    る第1の文書処理手段と、 第2のクライアントとの間で、前記文書管理手段に蓄積
    された電子文書の送信および前記文書管理手段に蓄積す
    る電子文書の受信を含む第2の処理を実行する第2の文
    書処理手段とを具備することを特徴とする電子文書のフ
    ァイリング装置。
  9. 【請求項9】 前記第1のクライアントは、ウェブクラ
    イアントであり、前記第1の文書処理手段は、前記第1
    のクライアントにウェブページを提供し、 前記第2のクライアントは、メールクライアントであ
    り、前記第2の文書処理手段は、前記第1のクライアン
    トとの間で電子メールの送受信を行うことを特徴とする
    請求項8記載の電子文書のファイリング装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の文書処理手段は、 前記メールクライアントが前記第2の文書処理手段宛に
    送信する電子メールを作成する際に利用する情報を含ん
    だウェブページを前記ウェブクライアントに提供するこ
    とを特徴とする請求項9記載の電子文書のファイリング
    装置。
  11. 【請求項11】 前記第2の文書処理手段は、 前記メールクライアントから送信された電子メールに基
    づいて認証処理を行うことを特徴とする請求項10記載
    の電子文書のファイリング方法。
  12. 【請求項12】 前記第1の文書処理手段は、 提供したウェブページに基づく前記ウェブクライアント
    からの指示に応じて電子メールを作成し、該作成した電
    子メールを前記メールクライアント宛に送信することを
    特徴とする請求項9記載の電子文書のファイリング装
    置。
  13. 【請求項13】 前記第1の文書処理手段は、 前記ウェブクライアントを認証した後に、前記ウェブペ
    ージの提供を行うことを特徴とする請求項12記載の電
    子文書のファイリング装置。
  14. 【請求項14】 電子文書の蓄積および管理を行う電子
    文書のファイリング装置において、 ファイリングシステムおよび文書を特定する識別子と、
    文書の取り出しを意味する文字列とを内容として含む指
    示メールを受信する指示メール受信手段と、 前記指示メール受信手段が受信した指示メールに含まれ
    る識別子から特定されるファイリングシステムから該識
    別子から特定される文書を取り出す文書取出手段と、 前記文書取出手段が取り出した文書を該文書の識別子と
    文書の登録を意味する文字列とを含んだ応答メールに添
    付し、該応答メールを前記指示メールの返信先に送信す
    る応答メール送信手段と、 前記応答メールに含めた識別子と文書の登録を意味する
    文字列とを含み、文書が添付された登録メールを受信す
    る登録メール受信手段と、 前記登録メール受信手段が受信した登録メールに添付さ
    れた文書を該登録メールに含まれる識別子から特定され
    るファイリングシステムに該識別子から特定される文書
    として登録する文書登録手段とを具備することを特徴と
    する電子文書のファイリング装置。
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