JP4656764B2 - 下屋と壁体との接合構造、および同接合方法 - Google Patents

下屋と壁体との接合構造、および同接合方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅等に設けられる下屋と壁体との接合構造および同接合方法に関するものである。
【0002】
【背景の技術】
周知のように、住宅の構築についてはその工業化が進み、例えば、壁や床、屋根といった構成要素を予め工場にてパネル化しておき、施工現場でこれらのパネルを組み合わせることによって住宅を構築するといったパネル工法が一部に採用されている。
近年、さらに工業化が進み、例えば、特開平10−102726号公報に記載の技術で知られるように、予め壁体に外装材が貼設された状態で、建築現場に搬入する方法が進められ、現場での建築工数の削減、工期の短縮が図られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図5および図6に示すように、建物の外壁から突出するように下屋50が設けられている建物では、下屋50と壁体51とが接合され、下屋50の上面には屋根面材52が配置される。ここで、金属板を屋根面材52に用いる場合には、下屋50の上面を覆う金属板を、下屋50と壁体51の接合部において、壁体51に沿うように折り曲げ、この金属板の折曲部位53より上側を壁体51の側面に固定する。そして、金属板の上端部54と壁体51との接合部を、防水シート55等で覆い、防水処理する。このとき、金属板の上端部54に防水シート55を密着させるため、水平方向に隣接する金属板同士の接合部に形成されたハゼ56を、屋根面材52の上端部54において、ハンマー等で押し潰し略平らにしなければならない。
【0004】
ここで、屋根面材52を下屋50と壁体51の側面の一部に取り付けるに先だって、この壁体51の側面の屋根面材52の近傍まで外装材58を取り付けておこうとすると、ハンマー等でハゼ56を押し潰すときに、外装材58が作業の邪魔になることがある。このため、予め工場等で、壁体51の屋根面材52との接合部近傍まで、外装材58を取り付けておくことが出来なかった。
本発明の課題は、壁体に下屋を取り付ける際に、壁体の側面上に、屋根面材の上端部近傍まで、外装材を予め工場で取り付けておくことができる下屋と壁体の接合構造、および同接合方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、例えば図1に示すように、壁体2の側面に下屋1が取り付く、下屋1と壁体2との接合構造であって、水平方向に隣接する複数枚の金属板がハゼ11により互いに接合されて成り、前記下屋1の上面と前記壁体2の側面の一部とを一体に覆う屋根面材(長尺金属板)10と、前記屋根面材10の上端より上方の前記壁体2の側面に取り付けられた外装材(サイディング)4と、前記屋根面材10の上端部12の表面を覆う第一のカバー材30と、前記壁体2の側面の、前記外装材4の下端部の裏側の部位に取り付けられ、前記第一のカバー材30と壁体2との接合部を覆う防水シート20と、を備えることを特徴とする。
なお、上記第一のカバー材30は、耐水性や防水性を有する材質から形成されていることが好ましい。
また、防水シート20としては、例えば塩化ビニルシートなどが用いられる。
【0006】
請求項1記載の発明によれば、前記外装材4は前記屋根面材10の上端部12より上方の壁体2の側面に取り付けられているので、屋根面材10の上端部12に防水シート20を密着させるために、前記屋根面材10の上端部12の前記ハゼ11をハンマー等で叩いて押し潰す際に、この外装材4が邪魔になることがない。従って、外装材4を予め工場等で壁体2上の屋根面材10の上端部12近傍まで、取り付けておくことができ、現場での工数が削減される。
【0007】
また、前記第一のカバー材30が前記屋根面材10の上端部12を覆うので、屋根面材10と壁体2との接合部が前記第一のカバー材30によって雨水等から保護される。さらに、ハンマー等によって押し潰されたハゼ11が、この第一のカバー材30によって壁体2の外側に露出しないので、壁体2の外観の意匠性が向上する。
また、前記防水シート20が前記壁体2の側面の、前記外装材4の下端部の裏側の部位に取り付けられ、前記第一のカバー材30と壁体2の接合部を覆っているので、当該接合部から雨水等が壁体2に浸入しない。
【0008】
請求項2記載の発明は、例えば図1に示すように、請求項1記載の下屋1と壁体2との接合構造であって、前記防水シート20の表面には、第二のカバー材40が取り付けられ、この第二のカバー材40は、前記壁体2の側面と前記外装材4の下端部の裏面との間に挿入されていることを特徴とする。
ここで、上記第二のカバー材40の上端部は、耐水性や防水性を有する材質から形成されていることが好ましい。
【0009】
請求項2記載の発明によれば、請求項1と同様の効果が得られるのは勿論のこと、第二のカバー材40が前記防水シート20の表面に取り付けられているので、この防水シート20が壁体2の外側に露出せず、壁体2の外観の意匠性が向上する。
また、前記第二のカバー材40の上端部は前記壁体2の側面と前記外装材4の下端部の裏面との間に挿入されているので、第二のカバー材40の上端部は、外装材4によって隠微されることになる。よって、壁体2の外観が秀麗になるとともに、屋根面材10の上端部12と壁体2との接合部の防水性能が向上する。
【0010】
請求項3記載の発明は、例えば図1に示すように、請求項1記載の下屋1と壁体2との接合構造において、前記第一のカバー材30の表面は、前記外装材4の表面より前記壁体2から離隔する方向に突出していることを特徴とする。
【0011】
請求項3記載の発明によれば請求項1と同様の効果が得られるのは勿論のこと、前記第一のカバー材30の表面が、前記外装材4の表面より前記壁体2から離隔する方向に突出しているので、壁体2から第一のカバー材30へ垂れ落ちた雨水等が、前記第一のカバー材30によって前記壁体2から離隔する方向へ流れて、下屋1へ伝わり落ちることになる。従って、第一のカバー材30は水切り材としての機能を果たすことになり、壁体2と屋根面材10の上端部12との接合部の防水性能を高めることができる。
【0012】
請求項4記載の発明は、例えば図1に示すように、請求項2記載の下屋1と壁体2との接合構造において、前記第一のカバー材30または第二のカバー材40の表面は、前記外装材4の表面より前記壁体2から離隔する方向に突出していることを特徴とする。
【0013】
請求項4記載の発明によれば、請求項2と同様の効果が得られるのは勿論のこと、前記第一のカバー材30または第二のカバー材40の表面が、前記外装材4の表面より前記壁体2から離隔する方向に突出しているので、壁体2から第一のカバー材30または第二のカバー材40へ垂れ落ちた雨水等が、第一のカバー材30または第二のカバー材40によって、前記壁体2から離隔する方向へ流れて、下屋1へ伝わり落ちることになる。従って、第一のカバー材30または第二のカバー材40は、水切り材としての機能を果たすことになり、壁体2と屋根面材10の上端部12との接合部の防水性能を高めることができる。
【0014】
請求項5記載の発明は、例えば図1に示すように、請求項1または3記載の下屋1と壁体2との接合構造において、前記下屋1の軒先およびケラバには、パラペット3(図2および図4参照)が設けられ、前記第一のカバー材30は、前記壁体2の側面に取り付けられる第一の固定部31と、前記屋根面材10の上端部12を覆う第一のカバー部32とから成り、前記第一のカバー部32の上端の高さは、前記パラペット3の上端の高さとほぼ同一とされていることを特徴とする。
【0015】
請求項5記載の発明によれば、請求項1または3と同様の効果が得られるのは勿論のこと、前記下屋1の軒先およびケラバに設けられたパラペット3の上端の高さと、前記第一のカバー部32の上端の高さがほぼ同一であるので、住宅等を外側から見たときに、住宅等の外観の意匠性を高めることができる。
【0016】
請求項6記載の発明は、例えば図1に示すように、請求項2または4記載の下屋1と壁体2との接合構造において、前記下屋1の軒先およびケラバには、パラペット3(図2および図4参照)が設けられ、前記第一のカバー材30は、前記壁体2の側面に取り付けられる第一の固定部31と、前記屋根面材10の上端部12を覆う第一のカバー部32とから成り、前記第二のカバー材40は、前記壁体2の側面と前記外装材4の下端部の裏面に挿入されて前記壁体2の側面に取り付けられる第二の固定部41と、前記第一の固定部31と壁体2との接合部を覆う第二のカバー部42と、を備え、前記第一のカバー部32または第二のカバー部42の上端の高さは、前記パラペット3の上端の高さとほぼ同一とされていることを特徴とする。
【0017】
請求項6記載の発明によれば、請求項2または4と同様の効果が得られるのは勿論のこと、前記下屋1の軒先およびケラバに設けられたパラペット3の上端の高さと、前記第一のカバー部32または前記第二のカバー部42の上端の高さがほぼ同一であるので、住宅等を外側から見たときに、住宅等の外観の意匠性を高めることができる。
【0018】
請求項7記載の発明は、例えば図1に示すように、請求項1〜6のいずれかに記載の下屋1と壁体2との接合構造を構築するための、下屋1と壁体2との接合方法であって、前記屋根面材10の上端より上方の前記壁体2の側面に、前記外装材4を取り付けておくとともに、同壁体2の側面の、前記外装材4の下端部の裏側の部位に、前記防水シート20の上端部を貼り付けておいた後で、前記下屋1の上面と前記壁体2の側面の前記外装材4の下端より下方の部位とを一体に覆うように、前記屋根面材10を取り付け、次に、前記屋根面材10の上端部12の前記ハゼ11を押し潰し、次に、前記屋根面材10の上端部12の表面に、前記第一のカバー材30を取り付け、次に、前記防水シート20の下端部を、前記第一のカバー材30の上端部の表面に貼り付けることを特徴とする。
ここで、防水シート20の下端部には、予め接着剤を塗布しておき、この接着剤の表面を覆う剥離シートが取り付けられていると好ましい。
【0019】
請求項7記載の発明によれば、前記防水シート20の上端部が予め壁体2に取り付けられているので、住宅等の構築現場で、壁体2に防水シート20を貼り付ける作業を簡略化することができる。
また、前記外装材4は前記屋根面材10の上端部12より上方の壁体2の側面に取り付けるので、屋根面材10の上端部12に防水シート20を密着させるために、前記屋根面材10の上端部12の前記ハゼ11をハンマー等で叩いて押し潰す際に、この外装材4が邪魔になることがない。従って、外装材4を予め工場等で壁体2の屋根面材10の上端部12近傍まで、取り付けておくことができ、現場での工数が削減される。
【0020】
また、ハンマー等によって押し潰されたハゼ11が、この第一のカバー材30によって壁体2の外側に露出しないので、住宅等の外観の意匠性が向上する。
また、前記防水シート20の下端部で、前記第一のカバー材30の上端部と壁体2の接合部を覆うので、当該接合部から雨水等が壁体2に浸入しない。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明にかかる下屋1と壁体2との接合構造、および同接合方法における実施の形態について詳細に説明する。
【0022】
下記第一および第二の実施の形態において、下屋1と壁体2はパネル工法により構築される住宅に設けられるものである。パネル工法とは、壁や床、屋根などの構成要素を予め工場でパネルとして製作しておき、住宅の構築現場でパネルを組み合わせて、パネル同士を接着剤とボルトまたは釘によって接合する住宅の施工方法で、建築現場での施工作業を省力化することのできる利点がある。
【0023】
〈第一の実施の形態〉
本第一の実施の形態の下屋1と壁体2との接合構造は、図1に示すように壁体2の側面に下屋1が取り付けられており、上記下屋1の軒先およびケラバにはパラペット3(図2および図4参照)が下屋1の外周を取り囲むように設けられている。
下屋1と壁体2の側面の一部は、長尺金属板(屋根面材)10で覆われている。この長尺金属板10の上端より上方の前記壁体2の側面にはサイディング(外装材)4が取り付けられている。
前記壁体2の側面の、前記サイディング4の下端部の裏側の部位には、防水シート20の上端部が取り付けられている。
【0024】
前記長尺金属板10の上端部12のハゼ11は、ハンマー等で略平らに押し潰されている。そして、この長尺金属板10の上端部12の表面を覆うように、第一のカバー材30が壁体2に取り付けられている。
前記第一のカバー材30と壁体2との接合部は、前記防水シート20によって覆われている。
前記防水シート20の表面には、第二のカバー材40が、その上端部が壁体2の側面とサイディング4の下端部の裏面との間に挿入されるようにして取り付けられている。
【0025】
前記下屋1は、下屋パネルから構成されている。この下屋パネルは、桟材を矩形状に組み立てるとともに、矩形枠の内側に補強桟材を縦横に組み付けられて成る枠体の上面に合板等の面材を貼設したもので、工場等で製造されるものである。
前記壁体2は、住宅2の壁面を構成する壁パネルである。この壁パネルは、下屋パネルと同様に、縦横の框材を矩形状に組み立てるとともに、矩形枠の内部に補助桟材を縦横に組み付けられてなる枠体の両面に面材が貼り付けられたもので、工場等で製造されるものである。
【0026】
壁体2の側面は、胴縁5を介して壁体2に取り付けられたサイディング4の下端の裏面の位置まで、防水透湿シート6で覆われている。この防水透湿シート6の下端は、前記防水シート20の上端と重ね合わされている。
また、下屋1の上面と壁体2の側面にはアスファルトルーフィング7a、7bが貼設されている。壁体2に貼設されたアスファルトルーフィング7bの上端の位置は、前記長尺金属板10の上端の位置と等しくなっている。
さらに、下屋1と壁体2との接合部周縁部は、屋根耐水シート8で覆われている。
【0027】
水平方向に隣接する長尺金属板10は、その側端同士が重ね合わされた状態で一体に折り曲げられて形成されるハゼ11によって互いに接合されている。
この長尺金属板10は、下屋1と壁体2との接合部9で折り曲げられて、壁体2の側面に沿うように立ち上げられている。該長尺金属板10の上端部12のハゼ11は、ハンマー等によって押し潰されて、略平らになっている。略平らになった上端部12は、釘等の止着材によって、前記第一のカバー材30とともに、壁体2に固定されている。
【0028】
前記第一のカバー材30は、例えば塩化ビニル鋼板等から形成され、第一の固定部31と第一のカバー部32とからなっている。
前記第一の固定部31は、水平方向に長尺な平板で、上述のように、長尺金属板10とともに、前記壁体2の側面に取り付けられるものである。
また、前記第一のカバー部32の表面は、前記サイディング4の表面より壁体2から離隔する方向に突出しており、第一のカバー部32の断面は、開口部が壁体2に面するコの字状をしている。
また、図2に示すように、この第一のカバー部32は、その上端の高さが、前記パラペット3の上端の高さとほぼ同一になるように、壁体2に取り付けられている。
【0029】
前記第二のカバー材40は、例えば、塩化ビニル鋼板から成り、第二の固定部41と第二のカバー部42とからなっている。
前記第二の固定部41は、水平方向に長尺な平板からなり、前記壁体2の側面と前記サイディング4の下端部の裏面に挿入されて、前記壁体2の側面に取り付けられている。
前記第二のカバー部42は、水勾配が付与された勾配部42aと、この勾配部42aの先端部に垂下形成されて、前記第一の固定部31と壁体2との接合部を覆うカバー部本体42bとからなっている。
【0030】
上記下屋1と壁体2との接合構造を構築する下屋1と壁体2との接合方法を以下に説明する。
前記壁体2は、上述したように、住宅の壁面を構成する壁パネルであって、例えば、工場で製造されるものである。この壁体2の側面には、サイディング4が前記胴縁5を介して取り付けられている。なお、前記壁体2の側面には、サイディング4の下端の位置まで、防水透湿シート6が貼設されている。
また、前記壁体2の側面の、前記サイディング4の下端部の裏側の位置には、防水シート20の上端部が、予め、工場等で貼り付けられている。この防水シート20の下端部には、接着剤が塗布され、この接着剤の表面を覆う剥離シートが取り付けられている。
【0031】
上記壁体2が、住宅等の構築現場へ搬入されて、前記壁体2に下屋1が取り付けられる。
その後、下屋1の上面をアスファルトルーフィング7aで覆い、次に、屋根耐水シート8で、下屋1と壁体2との接合部を覆う。そして、壁体2の側面に、防水シート8の立上がり部分を上から覆うようにアスファルトルーフィング7bを貼付する。さらに、アスファルトルーフィング7bの上端部の表面を上記防水シート20の下端部で覆う。
【0032】
次に、長尺金属板10で下屋1の上面および壁体2の側面の一部を覆う。このとき、水平方向に隣接する複数枚の長尺金属板10の側端同士を折り曲げて接合する。このときに、長尺金属板10の側端部にハゼ11が形成されている。
次に、この長尺金属板10を、下屋1と壁体2との接合部9で、壁体2に沿うように折り曲げる。
次に、前記長尺金属板10の上端部12をハンマー等で叩き、上端部12の前記ハゼ11を押し潰す。
【0033】
次に、押し潰されて略平らになった前記長尺金属板10の上端部12の表面に、前記第一のカバー材30の第一の固定部31を取り付ける。このとき、第一のカバー部32で、前記上端部12と壁体2との接合部を覆うようにすると同時に、第一のカバー部32の上端の高さが、前記パラペット3の上端の高さとほぼ同一になるようにする。
そして、前記防水シート20の下端部32に取り付けられている剥離シートを剥がして、前記第一の固定部31と壁体2との接合部に前記防水シート20の下端部を貼り付ける。
次に、第二のカバー材40の第二の固定部41を壁体2の側面とサイディング4の裏面との間に挿入し、第二の固定部41を前記防水シート20の表面に固定する。このとき、第二のカバー部42が第一の固定部31と壁体2との接合部を覆い、壁体2の外側に露出しないようにする。
【0034】
上記第一の実施の形態によれば、前記サイディング4は前記長尺金属板10の上端部12より上方の壁体2の側面に取り付けられているので、前記長尺金属板10の上端部12の前記ハゼ11をハンマー等で叩いて押し潰す際に、このサイディング4が邪魔になることがない。従って、サイディング4を予め工場等で壁体2上の長尺金属板10の上端部12近傍まで、取り付けておくことができ、現場での工数が削減される。
また、長尺金属板10の上端部12のハゼ11が押し潰されて、略平らになっているので、長尺金属板10の上端部12に防水シート20を密着させることができる。
【0035】
また、前記第一のカバー部32が前記長尺金属板10の上端部12を覆うので、長尺金属板10と壁体2との接合部9が前記第一のカバー材30によって雨水等から保護される。さらに、ハンマー等によって押し潰されたハゼ11が、この第一のカバー部32によって壁体2の外側に露出しないので、壁体2の外観の意匠性が向上する。
また、前記防水シート20が前記壁体2の側面の、前記サイディング4の下端部の裏側の部位に取り付けられ、前記第一の固定部31と壁体2との接合部を覆っているので、当該接合部から雨水等が壁体2に浸入しない。
【0036】
また、第二のカバー材40が前記防水シート20の表面に取り付けられているので、この防水シート20が壁体2の外側に露出せず、壁体2の外観の意匠性が向上する。
さらに、前記第二のカバー材40の第二の固定部41は、前記壁体2の側面と前記サイディング4の下端部の裏面との間に挿入されているので、第二の固定部41は、サイディング4によって隠微されることになる。よって、壁体2の外観が秀麗になるとともに、長尺金属板10の上端部12と壁体2との接合部の防水性能が向上する。
【0037】
前記第二のカバー部42は、前記水勾配部42aと、前記カバー部本体42bとからなっている。また、前記第一のカバー部32の表面は、前記サイディング4の表面より前記壁体2から離隔する方向に突出している。
従って、壁体2から第二のカバー部42へ垂れ落ちた雨水等は水勾配部42aを伝って、そのまま第一のカバー部32へ垂れ落ち、さらに、第一のカバー部32によって前記壁体2から離隔する方向へ雨水等が流れて、下屋1へ伝わり落ちることになる。このため、第一のカバー材30は水切り材としての機能を果たすことになり、壁体2と長尺金属板10の上端部12との接合部の防水性能を高めることができる。
また、第二のカバー材40によって、壁体2と長尺金属板10の上端部12との接合部は雨水等が直接当たらないように保護されている。従って、第二のカバー材40によって壁体2と長尺金属板10の上端部12との接合部および、壁体2と第一のカバー材30との接合部の防水性能が高められている。
【0038】
また、前記下屋1の軒先およびケラバに設けられたパラペット3の上端の高さと、前記第一のカバー部32の上端の高さがほぼ同一であるので、住宅等を外側から見たときに、住宅等の外観の意匠性を高めることができる。
【0039】
本第一の実施例の下屋1と壁体2との接合方法によれば、前記防水シート20の上端部が予め壁体2に取り付けられているので、住宅等の構築現場で、壁体2に防水シート20を貼り付ける作業を簡略化できる。
また、前記サイディング4は前記長尺金属板10の上端部12より上方の壁体2の側面に取り付けるので、長尺金属板10の上端部12に防水シート20を密着させるために、前記長尺金属板10の上端部12の前記ハゼ11をハンマー等で叩いて押し潰す際に、このサイディング4が邪魔になることがない。従って、サイディング4を予め工場等で壁体2上の長尺金属板10の上端部12の近傍まで、取り付けておくことができ、現場での工数が削減される。
【0040】
また、前記防止シート20の下端部に、上述したように剥離シートが取り付けられているので、住宅等の構築現場では、この剥離シートを剥がして、前記第一の固定部31と壁体2との接合部に貼り付けることができる。従って、前記第一の固定部31と壁体2との接合部を容易に防水処理することができる。
【0041】
〈第二の実施の形態〉
本第二の実施の形態が前記第一の実施の形態と異なる点は、第一の実施の形態における第一のカバー材30の代わりに、長尺な金属板から成る第一のカバー材35を壁体2に取り付けていることと、第二のカバー材40の取り付け位置が異なることである。
従って、以下に前記相違点について詳しく説明し、第1の実施の形態と共通構成部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
【0042】
図3に示すように、本第二の実施の形態における下屋1と壁体2の接合構造において、第一の実施の形態と同様に、長尺金属板10の上端部12のハゼ11は、ハンマー等によって略平らに押し潰されている。
この長尺金属板10の上端部12に、水平方向に長尺な金属板から成る第一のカバー材35が接合されている。長尺金属板10の上端部12と第一のカバー材35の接合部は、互いに折り曲げられて、水平方向にハゼ36が形成されている。第一のカバー材35の上端部は壁体2に接合され、この第一のカバー材35と壁体2との接合部を覆うように、防水シート20が壁体2の側面に取り付けられている。
【0043】
第一の実施の形態と同様に、第二のカバー材40は、壁体2の側面とサイディング4の下端部の裏面に第二の固定部41が挿入されて、前記防水シート20の表面に取り付けられ(図3参照)、第二のカバー部42は壁体2と第一のカバー材35の上端部との接合部を覆っている。
本第二の実施の形態では、第二のカバー部42の上端の高さは、前記パラペット3の上端の高さとほぼ同一になるようにとりつけられている。
【0044】
上記下屋1と壁体2との接合構造を構築する下屋1と壁体2との接合方法を以下に説明する。
下屋1と壁体2とを接合し、接合部を防水処理し、長尺金属板10で、下屋1の上面と壁体2の側面の一部を覆った後に、長尺金属板10の上端部12の前記ハゼ11をハンマー等で略平らになるように押し潰す。
押し潰された前記長尺金属板10の上端部12と第一のカバー材35の下端部とを折り曲げてハゼ36を形成させて接合する。第一のカバー材35を壁体2に固定し、前記防水シート20の下端部32に取り付けられている剥離シートを剥がして、前記第一のカバー材35と壁体2との接合部に前記防水シート20の下端部を貼り付ける。
次に、第二のカバー材40の第二の固定部41を壁体2の側面とサイディング4の裏面との間に挿入し、第二の固定部41を前記防水シート20の表面に固定する。このとき、第二のカバー部42の上端の高さと、前記パラペット3の上端の高さがほぼ同一となるように取り付け、かつ、第二のカバー部42で第一のカバー材35と壁体2との接合部を覆い、壁体2の外側に露出しないようにする。
【0045】
上記第二の実施の形態によれば、前記サイディング4は前記長尺金属板10の上端部12より上方の壁体2の側面に取り付けられているので、長尺金属板10の上端部12の前記ハゼ11をハンマー等で叩いて押し潰す際に、このサイディング4が邪魔になることがない。従って、サイディング4を予め工場等で壁体2上の長尺金属板10の上端部12近傍まで、取り付けておくことができ、現場での工数が削減される。
【0046】
また、第一のカバー材35と壁体2との接合部9は前記第二のカバー部42によって覆われているので、壁体2の外観の意匠性が向上し、また、当該接合部が雨水等から保護される。
また、前記防水シート20が前記壁体2の側面の、前記サイディング4の下端部の裏側の部位に取り付けられ、前記第一の固定部31と壁体2との接合部を覆っているので、当該接合部から雨水等が壁体2に浸入しない。
【0047】
また、前記下屋1の軒先およびケラバに設けられたパラペット3の上端の高さと、前記第二のカバー部42の上端の高さがほぼ同一であるので、住宅等を外側から見たときに、住宅等の外観の意匠性を高めることができる。
【0048】
なお、本発明は上記第一の実施の形態および第二の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で、適宜変更可能であることは勿論である。
例えば、上記実施の形態において、下屋1と壁体2はそれぞれ、パネル工法により構築される住宅の下屋パネルと壁パネルであるが、本発明は軸組み工法やツーバイフォー工法などにより構築される建物の下屋と壁体との接合箇所にも適用可能である。
【0049】
また、上記実施の形態で用いたサイディング4の素材として、窯業系(セメント系も含む)、金属系、木片や木繊維やパルプ等を含むセメント板等が考えられる。また、外装材は、サイディング4に限らず、タイルやALC等を使用してもよい。
前記第一のカバー材30および第二のカバー材40は、塩化ビニル鋼板以外にも、防錆処理が施された鋼板やアルミニウム等の金属やFRP、ポリカーボネート、硬質塩化ビニル樹脂等の合成樹脂等も使用することができる。要は、耐水性または防水性を有する材質から形成されていればよい。
【0050】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、前記外装材は前記屋根面材の上端部より上方の壁体の側面に取り付けられているので、屋根面材の上端部に防水シートを密着させるために、前記屋根面材の上端部の前記ハゼをハンマー等で叩いて押し潰す際に、この外装材が邪魔になることがない。従って、外装材を予め工場等で壁体上の屋根面材の上端部近傍まで、取り付けておくことができ、現場での工数が削減される。
【0051】
また、前記第一のカバー材が前記屋根面材の上端部を覆うので、屋根面材と壁体との接合部が前記第一のカバー材によって雨水等から保護される。さらに、ハンマー等によって押し潰されたハゼが、この第一のカバー材によって壁体の外側に露出しないので、壁体の外観の意匠性が向上する。
また、前記防水シートが前記壁体の側面の、前記外装材の下端部の裏側の部位に取り付けられ、前記第一のカバー材と壁体の接合部を覆っているので、当該接合部から雨水等が壁体に浸入しない。
【0052】
請求項2記載の発明によれば、請求項1と同様の効果が得られるのは勿論のこと、第二のカバー材が前記防水シートの表面に取り付けられているので、この防水シートが壁体の外側に露出せず、壁体の外観の意匠性が向上する。
また、前記第二のカバー材の上端部は前記壁体の側面と前記外装材の下端部の裏面との間に挿入されているので、第二のカバー材の上端部は、外装材によって隠微されることになる。よって、壁体の外観が秀麗になるとともに、屋根面材の上端部と壁体との接合部の防水性能が向上する。
【0053】
請求項3記載の発明によれば請求項1と同様の効果が得られるのは勿論のこと、前記第一のカバー材の表面が、前記外装材の表面より前記壁体から離隔する方向に突出しているので、壁体から第一のカバー材へ垂れ落ちた雨水等が、前記第一のカバー材によって前記壁体から離隔する方向へ流れて、下屋へ伝わり落ちることになる。従って、第一のカバー材は水切り材としての機能を果たすことになり、壁体と屋根面材の上端部との接合部の防水性能を高めることができる。
【0054】
請求項4記載の発明によれば、請求項2と同様の効果が得られるのは勿論のこと、前記第一のカバー材または第二のカバー材の表面が、前記外装材の表面より前記壁体から離隔する方向に突出しているので、壁体から第一のカバー材または第二のカバー材へ垂れ落ちた雨水等が、第一のカバー材または第二のカバー材によって、前記壁体から離隔する方向へ流れて、下屋へ伝わり落ちることになる。従って、第一のカバー材または第二のカバー材は、水切り材としての機能を果たすことになり、壁体と屋根面材の上端部との接合部の防水性能を高めることができる。
【0055】
請求項5記載の発明によれば、請求項1または3と同様の効果が得られるのは勿論のこと、前記下屋の軒先およびケラバに設けられたパラペットの上端の高さと、前記第一のカバー部の上端の高さがほぼ同一であるので、住宅等を外側から見たときに、住宅等の外観の意匠性を高めることができる。
【0056】
請求項6記載の発明によれば、請求項2または4と同様の効果が得られるのは勿論のこと、前記下屋の軒先およびケラバに設けられたパラペットの上端の高さと、前記第一のカバー部または前記第二のカバー部の上端の高さがほぼ同一であるので、住宅等を外側から見たときに、住宅等の外観の意匠性を高めることができる。
【0057】
請求項7記載の発明によれば、前記防水シートの上端部が予め壁体に取り付けられているので、住宅等の構築現場で、壁体に防水シートを貼り付ける作業を簡略化できる。
また、前記外装材は前記屋根面材の上端部より上方の壁体の側面に取り付けるので、屋根面材の上端部に防水シートを密着させるために、前記屋根面材の上端部の前記ハゼをハンマー等で叩いて押し潰す際に、この外装材が邪魔になることがない。従って、外装材を予め工場等で壁体上の屋根面材の上端部近傍まで、取り付けておくことができ、現場での工数が削減される。
【0058】
また、ハンマー等によって押し潰されたハゼが、この第一のカバー材によって壁体の外側に露出しないので、住宅等の外観の意匠性が向上する。
また、前記防水シートの下端部で、前記第一のカバー材の上端部と壁体の接合部を覆うので、当該接合部から雨水等が壁体に浸入しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の下屋と壁体との接合構造、および同接合方法の一例を示す縦断面図である。
【図2】本発明の下屋と壁体との接合構造、および同接合方法の一例を示す正面図である。
【図3】本発明の下屋と壁体との接合構造、および同接合方法の他の一例を示す縦断面図である。
【図4】本発明の下屋と壁体との接合構造、および同接合方法の他の一例を示す斜視図である。
【図5】従来の下屋と壁体との接合構造、および同接合方法の一例を示す縦断面図である。
【図6】従来の下屋と壁体との接合構造、および同接合方法の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 下屋
2 壁体
3 パラペット
4 外装材(サイディング)
10 屋根面材(長尺金属板)
11 ハゼ
12 (屋根面材の)上端部
20 防水シート
30、35 第一のカバー材
31 第一の固定部
32 第一のカバー部
40 第二のカバー材
41 第二の固定部
42 第二のカバー部

Claims (7)

  1. 壁体の側面に下屋が取り付く、下屋と壁体との接合構造であって、
    水平方向に隣接する複数枚の金属板がハゼにより互いに接合されて成り、前記下屋の上面と前記壁体の側面の一部とを一体に覆う屋根面材と、
    前記屋根面材の上端より上方の前記壁体の側面に取り付けられた外装材と、
    前記屋根面材の上端部の表面を覆う第一のカバー材と、
    前記壁体の側面の、前記外装材の下端部の裏側の部位に取り付けられ、前記第一のカバー材と壁体との接合部を覆う防水シートと、を備えること
    を特徴とする下屋と壁体との接合構造。
  2. 請求項1記載の下屋と壁体との接合構造であって、
    前記防水シートの表面には、第二のカバー材が取り付けられ、
    この第二のカバー材の上端部は、前記壁体の側面と前記外装材の下端部の裏面との間に挿入されていること
    を特徴とする下屋と壁体との接合構造。
  3. 請求項1記載の下屋と壁体との接合構造において、
    前記第一のカバー材の表面は、前記外装材の表面より前記壁体から離隔する方向に突出していること
    を特徴とする下屋と壁体との接合構造。
  4. 請求項2記載の下屋と壁体との接合構造において、
    前記第一のカバー材または第二のカバー材の表面は、前記外装材の表面より前記壁体から離隔する方向に突出していること
    を特徴とする下屋と壁体との接合構造。
  5. 請求項1または3記載の下屋と壁体との接合構造において、
    前記下屋の軒先およびケラバには、パラペットが設けられ、
    前記第一のカバー材は、前記壁体の側面に取り付けられる第一の固定部と、前記屋根面材の上端部を覆う第一のカバー部とから成り、
    前記第一のカバー部の上端の高さは、前記パラペットの上端の高さとほぼ同一とされていること
    を特徴とする下屋と壁体との接合構造。
  6. 請求項2または4記載の下屋と壁体との接合構造において、
    前記下屋の軒先およびケラバには、パラペットが設けられ、
    前記第一のカバー材は、前記壁体の側面に取り付けられる第一の固定部と、前記屋根面材の上端部を覆う第一のカバー部とから成り、
    前記第二のカバー材は、前記壁体の側面と前記外装材の下端部の裏面に挿入されて前記壁体の側面に取り付けられる第二の固定部と、前記第一の固定部と壁体との接合部を覆う第二のカバー部と、を備え、
    前記第一のカバー部または第二のカバー部の上端の高さは、前記パラペットの上端の高さとほぼ同一とされていること
    を特徴とする下屋と壁体との接合構造。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の下屋と壁体との接合構造を構築するための、下屋と壁体との接合方法であって、
    前記屋根面材の上端より上方の前記壁体の側面に、前記外装材を取り付けておくとともに、同壁体の側面の、前記外装材の下端部の裏側の部位に、前記防水シートの上端部を貼り付けておいた後で、
    前記下屋の上面と前記壁体の側面の前記外装材の下端より下方の部位とを一体に覆うように、前記屋根面材を取り付け、
    次に、前記屋根面材の上端部の前記ハゼを押し潰し、
    次に、前記屋根面材の上端部の表面に、前記第一のカバー材を取り付け、
    次に、前記防水シートの下端部を、前記第一のカバー材の上端部の表面に貼り付けること
    を特徴とする下屋と壁体との接合方法。
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