JP4655391B2 - 換気ダンパ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、事業用ビル、事務所ビル、集合住宅、戸建住宅、倉庫等の室内と室外との通気のために、これらの壁等に取り付けて通気の程度を制御する換気ダンパに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
通常、この種の換気ダンパでは、通路を規定するフレーム内に羽根が回動自在に配され、羽根の回動により通路の開度を決定して、通路を介する通気の程度を制御するようにしている。
【0003】
ところで換気ダンパでは、羽根による通路閉塞は、空気洩れが生じないように完全に行われることが好ましいのであるが、通路を規定するフレームの側壁部と羽根の軸方向の側端面との間には、羽根の回動を確保するために、通常、若干の隙間が設けられる結果、この隙間により羽根による完全な通路閉塞が困難となる場合がある。
【0004】
通路閉塞を完全に行うために側壁部と羽根の側端面との間の隙間を零にすると、羽根若しくはフレームの熱膨張又はそれらの少しの変形、変位で、側壁部と羽根の側端面とが必要以上にぴったりと接触することにより、羽根の回動を軽く行わせることができなくなり、場合により、羽根が全く回動できなくなったり、回動できても大きな不快な摩擦音、すなわち騒音等が生じたりする虞がある上に、羽根の回動のためのエネルギを多く必要とする。
【0005】
更に斯かる換気ダンパでは、屋外で吹く強風等が室内に吹き込まないように、風の強弱に応答してかつ当該風の力を利用して羽根を回動させて通路を開閉させることが好ましいのであるが、側壁部と羽根の側端面とがぴったりと接触していると、強風でも羽根を回動させることが困難となる一方、そこに隙間を設けると、風に対する羽根の回動の応答性はよくなるのであるが、強風が隙間から流れ込んでしまう虞がある。特に、高層のビル等にこの種の換気ダンパを設置する場合には、少しの隙間も強風の吹き込みに加えて異音発生の原因となる虞がある。
【0006】
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、通路閉塞を完全に行うことができ、しかも、羽根回動を軽く行わせることができて、騒音等が生じたりする虞をなくし得ると共に、羽根回動において省エネルギ化を図ることができる換気ダンパを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の第一の態様の換気ダンパは、入口孔及び出口孔を有する通路を内部に形成したフレームと、回動により通路を開閉するようにフレーム内に回転自在に配されていると共に軸方向端にシール曲面を有した羽根手段と、この羽根手段のシール曲面が当接するシール曲面を有していると共にフレームの側壁部に固着された弾性のシール部材とを具備しており、ここで、羽根手段のシール曲面は、羽根手段の開放回転方向において徐々に羽根手段の回転軸心からの距離が長くなるように形成されており、シール部材のシール曲面は、羽根手段のシール曲面と相補的な形状を有している。
【0008】
第一の態様の換気ダンパでは、羽根手段の側端部に形成されたシール曲面が羽根手段の開放回転方向において徐々に羽根手段の回転軸心からの距離が長くなるように形成されて、シール部材のシール曲面が側端部に形成されたシール曲面と相補的な形状を有しているために、羽根手段の通路の閉鎖方向への回転では、羽根手段の側端部に形成されたシール曲面がシール部材のシール曲面に徐々に接近して最後には当接する結果、この当接により羽根手段の側端部での通路閉塞を完全に行うことができる上に、当接前には羽根手段の回動を極めて軽く行わせることができ、而して、騒音等の発生を極力少なくでき、しかも、羽根手段の回動において省エネルギ化を図ることができる。
【0009】
本発明の第二の態様の換気ダンパでは、第一の態様の換気ダンパにおいて、羽根手段のシール曲面の各部位の羽根手段の回転軸心からの距離は、シール部材の対応位置でのシール曲面の羽根手段の回転軸心からの距離よりも長い。
【0010】
第二の態様の換気ダンパによれば、羽根手段の通路の閉鎖方向への回転の最後で、羽根手段の側端部に形成されたシール曲面をシール部材のシール曲面に押し付けることができるために、この押し付けにより羽根手段の側端部での通路閉塞をより完全に行うことができる。
【0011】
本発明の第三の態様の換気ダンパでは、第一又は第二の態様の換気ダンパにおいて、羽根手段のシール曲面は、通路に対する閉鎖回転位置から部分開放回転位置までの羽根手段の回転領域では、シール部材のシール曲面に当接し、通路に対する部分開放回転位置から全開放回転位置までの羽根手段の回転領域では、シール部材のシール曲面から非接触となるようになっている。
【0012】
第三の態様の換気ダンパによれば、部分開放回転位置から全開放回転位置までの羽根手段の回転領域で羽根手段のシール曲面とシール部材のシール曲面とを互いに非接触としているために、省エネルギ化を図ることができる上に、例えば羽根手段が全開放回転位置にもたらされる際に当該羽根手段が通路閉塞位置に向かう方向に自由回動自在となっていると、この回転領域を定風量回転領域とでき、しかも、閉鎖回転位置から部分開放回転位置までの羽根手段の回転領域で羽根手段のシール曲面とシール部材のシール曲面とを互いに当接させるために、通路閉塞を完全に行うことができる。
【0013】
本発明の第四の態様の換気ダンパでは、第一から第三のいずれかの態様の換気ダンパにおいて、羽根手段のシール曲面は、通路に対する閉鎖回転位置から部分開放回転位置までの羽根手段の回転領域では、シール部材に弾性変形を生じさせるようになっている。
【0014】
第四の態様の換気ダンパによれば、閉鎖回転位置から部分開放回転位置までにおいてシール部材に弾性変形を生じさせるために、通路閉塞をより完全に行うことができる。
【0015】
本発明の第五の態様の換気ダンパでは、第一から第四のいずれかの態様の換気ダンパにおいて、羽根手段は、軸部及びこの軸部から径方向に伸びた一対の羽根部を有した羽根本体部と、この羽根本体部の軸方向端に設けられた側端部とを具備しており、側端部は、軸部の軸方向端に配された中央部と、各羽根部の軸方向端に配されていると共に、中央部から一体的に径方向に伸びた一対の羽根側端部と、中央部及び一方の羽根側端部に一体的に形成された膨大部と、中央部の軸方向端に配された側端補助部とを具備しており、羽根手段のシール曲面は、膨大部及び側端補助部の外縁に設けられており、シール部材は、当該シール部材に対する羽根手段の回転軸心を中心とした回転を許容するように、他方の羽根側端部が通って伸長する切欠きを具備している。
【0016】
第五の態様の換気ダンパによれば、羽根手段のシール曲面が側端補助部の外縁にも設けられているために、他方の羽根側端部が通って伸長する切欠きの部位においても、羽根手段のシール曲面とシール部材のシール曲面とを互いに当接させることができるために、通路閉塞において一方の羽根側端部の周りにおける隙間をなくし得、より完全な通路閉塞を達成できる。
【0017】
本発明の第六の態様の換気ダンパでは、第一から第五のいずれかの態様の換気ダンパにおいて、羽根手段は、通路開放位置に向かって回動されるように常時付勢されていると共に、通路を通過する空気流により通路閉塞位置に向かう回転モーメントを生じるようになっている。
【0018】
第六の態様の換気ダンパによれば、通路を通過する空気流により通路閉塞位置に向かう回転モーメントを羽根手段に生じさせるようになっているために、例えば羽根手段が通路開放位置にもたらされる際に当該羽根手段が通路閉塞位置に向かう方向に自由回動自在となっていると、通路風速に基づく定風量制御を行い得、したがって、室内外に大きな気圧差が生じて通路に一定以上の流速の空気流、例えば3m/sec以上の空気流が生じる際に、この空気流を利用して自然に通路閉塞を行い得、而して、強風等により通路を介して室内に対して必要以上に空気が導出入されて、室内に不快な空気流が生じることをなくし得ると共に、室外の塵埃を室内に持ち込むようなことをなくすことができ、しかも、室内の空気が必要以上に換気されて空調効果が低下するような不都合をなくし得て、これを補うための空調電力の増大を防ぐことができる。
【0019】
本発明の第七の態様の換気ダンパは、第一から第六のいずれかの態様の換気ダンパにおいて、羽根手段を強制的に回動させる回動手段を更に具備しており、ここで、回動手段は、回動力発生手段と、この回動力発生手段により発生された回動力を羽根手段に伝達する伝達手段とを具備しており、伝達手段は、羽根手段が通路開放位置に回動された際に、通路閉塞位置に向かう羽根手段の自由回動を許容するようになっている。
【0020】
第七の態様の換気ダンパによれば、回動手段により羽根手段を強制的に回動できる上に、羽根手段が通路開放位置に回動された際に、通路閉塞位置に向かう羽根手段の自由回動を許容するようになっているために、通路の強制開閉を行い得る上に、通路風速に基づく定風量制御をも行い得る。
【0021】
なお、第七の態様の換気ダンパでは、伝達手段は、羽根手段が通路開放位置に回動された際に、通路閉塞位置に向かう羽根手段の自由回動を許容するようになっているが、これに代えて、回動力発生手段により発生された回動力でもってのみ羽根手段が回転されるようにして、羽根手段が自由回動できないように構成してもよい。
【0022】
本発明の第八の態様の換気ダンパは、第一から第七のいずれかの態様の換気ダンパにおいて、羽根手段が通路開放位置に向かって回動されるように羽根手段を付勢する付勢手段を更に具備している。
【0023】
第八の態様の換気ダンパによれば、通路開放位置に向かう羽根手段の回動付勢を付勢手段により行うために、例えば羽根手段が通路開放位置にもたらされる際に当該羽根手段が通路閉塞位置に向かう方向に自由回動自在となっていると、付勢手段の付勢力を適宜設定することにより、空気流を利用する自然な通路閉塞、即ち定風量制御を確実に行うことができる。
【0024】
ここで、付勢手段としては、羽根手段の重心を回転軸心から変位させるように、羽根手段の適宜な部位に取付けられた重錘でもって構成しても、これに代えて若しくはこれと共に、羽根手段の形状を変えて構成しても、更には、コイルばねで構成してもよく、また、伝達手段に設けた重錘で構成してもよい。
【0025】
【発明の実施の形態】
次に本発明及びその実施の形態を、図に示す好ましい例を参照して更に詳細に説明する。なお、本発明はこの例に何等限定されないのである。
【0026】
図1から図8において、本例の換気ダンパ1は、入口孔2及び出口孔3を有する通路4を内部に形成したフレーム5と、A及びB方向の回動により通路4を開閉するようにフレーム5内に回動自在に配されていると共に、羽根本体部6及び羽根本体部6の軸方向Xの両端に側端部7(一方のみを図示)を有している羽根手段8と、羽根手段8の側端部7のシール曲面14が当接するシール曲面9を有していると共にフレーム5の側壁部10に固着された弾性のシール部材11と、羽根手段8による通路4の開閉を行わせるべく羽根手段8を強制的に回動させる回動手段12と、羽根手段8が通路開放位置に向かって回動されるように、即ちA方向に回動されるように羽根手段8を付勢する付勢手段13とを具備している。
【0027】
フレーム5は、上記の側壁部10と前壁部21及び後壁部22とを一体的に有しており、前壁部21及び後壁部22の夫々に軸方向Xに伸びる弾性を有したシール部材23及び24が嵌着されており、出口孔3には、防塵用の網25が張設されており、斯かる網は、入口孔2にも防鳥を兼ねて設けてもよい。入口孔2は、室外部26に、出口孔3は、室内部27に夫々開口している。
【0028】
なお、軸方向Xにおいて側壁部10に対向するフレーム5の他方の側壁部には、シール部材11と同様のシール部材が固着されている。
【0029】
羽根手段8は、羽根本体部6及び側端部7に加えて、羽根本体部6及び側端部7に固着された軸部材31を具備しており、軸部材31は、滑り軸受等を介して側壁部10にA及びB方向に回転自在に支持されている。羽根手段8は、フレーム5の他方の側壁部側にも、側端部7及び軸部材31と同様の側端部及び軸部材を具備しており、この軸部材は、他方の側壁部にA及びB方向に回転自在に支持されている。他方の側壁部側における羽根手段8と当該他方の側壁部に固着されたシール部材との関係は、側壁部10側におけるそれと同様であるので、以下説明を省略する。
【0030】
一体成形された羽根本体部6は、回転軸心Xが通る中空の円筒状の軸部35と、軸部35から径方向に一体的に伸びた一対の中空の羽根部36及び37とを具備しており、羽根部36及び37の径方向の先端部38及び39は、入口孔2から出口孔3に向かう通路4を通過する空気流40により通路閉塞位置に向かう回転モーメント、即ちB方向の回転モーメントを羽根手段8に生じさせるように湾曲している。
【0031】
先端部38及び39の夫々は、羽根手段8がB方向に回転されると、シール部材23及び24の夫々に当接して、シール部材23及び24を弾性変形させるようになっている。
【0032】
先端部38及びその近傍での羽根部36の一方の面41は、凸面となるように湾曲しており、その他方の面42は、面41に相補的な凹面となるように湾曲しており、同じく、先端部39及びその近傍での羽根部37の一方の面43は、凸面となるように湾曲しており、その他方の面44は、面43に相補的な凹面となるように湾曲している。斯かる先端部38及び39並びにその近傍での羽根部36及び37の湾曲形状は、羽根手段8による通路4の開放状態(図1に示す位置)で通路4に空気流40が生じる際に、羽根部36には前壁部21に向かう揚力を、羽根部37には後壁部22に向かう揚力を夫々生じさせ、この揚力に基づく回転モーメントで羽根手段8を通路閉塞位置に向かわせるように回転させることになる。
【0033】
側端部7は、ねじ51等により羽根本体部6の軸方向Xの端面に固着された側端部材52と、側端部材52に同じくねじ51等により固着された半円形状の側端補助部材53とを具備している。なお、側端部7は、斯かる別体の側端部材52と側端補助部材53とで構成する代わりに、一体的に形成してもよく、また、軸部材31と側端補助部材53とを一体的に形成(一体成形)してもよく、更には、軸部材31、側端部材52及び側端補助部材53を一体的に形成してもよく、加えて、側端部7と羽根本体部6とを一体的に形成してもよい。
【0034】
側端部材52は、軸部35に対応する中央部55と、羽根部36に対応すると共に、中央部55から一体的に径方向に伸びた一方の羽根側端部56と、羽根部37に対応すると共に、中央部55から一体的に羽根側端部56とは逆方向の径方向に伸びた他方の羽根側端部57と、中央部55及び羽根側端部56に一体的に形成された膨大部58とを具備していると共に、中央部55、羽根側端部56及び膨大部58のシール部材11に対面する外縁にシール曲面9に当接するシール曲面61を有しており、他方の羽根側端部57のシール部材11に対面する外縁にシール部材11の他のシール曲面62に当接するシール曲面63を有しており、シール曲面61は、羽根手段8の開放回転方向Aにおいて、即ち、中央部55に対する羽根側端部57の一方の付け根位置64から羽根側端部56と膨大部58との交差位置65までは、徐々に回転軸心Xからの距離Dが長くなるように形成されており、交差位置65から羽根側端部56の先端位置66までは羽根部36の面41と面一になるように形成されている。シール曲面63は、面43を含む羽根部37の面と面一になるように形成されている。
【0035】
側端補助部としての側端補助部材53は、シール部材11に対面する外縁にシール曲面9に当接するシール曲面71を有しており、シール曲面71は、羽根手段8の開放回転方向Aにおいて、即ち、軸部35に対する羽根部37の一方の付け根に対応する位置72(中央部55に対する羽根側端部57の他方の付け根位置73に相当)から後述の切欠き74の、回転方向の長さを少なくとも越える位置、本例では十分に越えた位置75までは、徐々に回転軸心Xからの距離Dが長くなってしかもシール曲面61と面一になるように形成されており、位置75から終端位置76までは位置75での回転軸心Xからの距離Dを曲率半径とした円弧状に形成されている。
【0036】
このように本例では、シール曲面14は、シール曲面61とシール曲面71とを含んで構成されている。
【0037】
一体形成されたシール部材11は、一対のシール片部81及び82を具備しており、シール曲面9を有したシール片部81は、シール部材11に対する羽根手段8の回転軸心Xを中心とした回転を許容するように羽根側端部57が通って伸長する切欠き74に加えて、側端補助部材53の平坦端面77が当接する端面78を有した突部83と、溝84とを有しており、シール曲面9は、シール片部81の端面85で一端が終端されていると共に、突部83及び切欠き74に沿って伸び、溝84によって他端が終端されているシール曲面部86と、切欠き74によって一端が終端されていると共に、溝84に隣接して当該溝84に沿って伸びたシール曲面部87とを具備しており、シール曲面部86は、位置72から位置75までのシール曲面71と相補的な形状を有していると共に、シール曲面71に当接するようになっており、シール曲面部87は、シール曲面61と相補的な形状を有していると共に、シール曲面61に当接するようになっている。
【0038】
羽根手段8が通路4を完全開放した状態でシール部材11に弾性変形が生じないとした場合において、位置72から位置75までのシール曲面71の各部位での回転軸心Xからの距離Dは、シール部材11の対応位置でのシール曲面部86の回転軸心Xからの距離よりも長く、同じく位置64から位置75までのシール曲面61の各部位での回転軸心Xからの距離Dは、シール部材11の対応位置でのシール曲面部87の回転軸心Xからの距離よりも長くなっている。なお、本例では位置75から位置65までのシール曲面61は、ほぼ平坦面になっているが、全体としては曲面になっている。
【0039】
側端部7に形成されたシール曲面61及び71は、後述するように、通路4に対する閉鎖回転位置から部分開放回転位置までの羽根手段8の回転領域では、シール部材11のシール曲面部86及び87に当接し、当該シール部材11に弾性変形を生じさせるようになっており(図11の斜線部参照)、通路4に対する部分開放回転位置から全開放回転位置までの羽根手段8の回転領域では、シール部材11のシール曲面部86及び87から非接触となるようになっている(図1、図4及び図5参照)。
【0040】
回動手段12は、回動力発生手段としての可逆電動モータ91と、可逆電動モータ91により発生された回動力を羽根手段8に伝達する伝達手段92とを具備している。可逆電動モータ91は、フレーム5に連接された基台93に取付けられており、伝達手段92は、基台93に取付けられて、可逆電動モータ91の出力回転軸の回転を減速する減速歯車機構94と、減速歯車機構94の出力軸に連結されており、基台93に軸受95を介して回転自在に支持された回転自在軸96と、回転自在軸96に固着された円盤状の回転自在部材97と、回転自在部材97に形成された一対の円弧スリット98及び99の夫々に、夫々の一端が羽根手段8の回転方向に関して遊びをもって係合したピン100及び101と、ピン100及び101の夫々の他端が固着されていると共に、側壁部10から外部に突出した軸部材31に固着された円板部材102とを具備している。円弧スリット98及び99は、軸対称に回転自在部材97に形成されており、ピン100及び101もまた、軸対称に円板部材102に植設されている。
【0041】
回動手段12は、可逆電動モータ91の作動により減速歯車機構94、回転自在軸96を介して回転自在部材97を回転させ、回転自在部材97の回転で、円弧スリット98及び99の夫々に、夫々の一端が係合する円柱状のピン100及び101を介して円板部材102を回転させて、これにより通路4を開閉するように羽根手段8をA及びB方向に回動させるようになっている。そして、伝達手段92は、円弧スリット98及び99とピン100及び101との係合により、羽根手段8が通路開放位置(図1に示す位置)に回動された際に、通路閉塞位置に向かう羽根手段8の自由回動を許容するようになっている。
【0042】
付勢手段13は、軸部材31に植設されたねじピン111と、ねじピン111に必要個数螺着された重錘112とを具備しており、羽根手段8が通路閉塞位置に配された際に、重錘112の荷重により軸部材31を回転させて羽根手段8を通路開放位置に向かってA方向に回動させるようになっており、而して、斯かる付勢手段13により羽根手段8は、通路開放位置に向かって回動されるように常時付勢されている。
【0043】
換気ダンパ1は、羽根手段8が通路4を閉塞した状態(図11に示す位置)から通路4を開放した状態(図1に示す位置)までの当該羽根手段8の位置、例えば回転自在部材97の回転位置を夫々検出する検出器(図示せず)を更に具備しており、可逆電動モータ91は、これら検出器からの検出信号に基づいて、その作動が制御されて羽根手段8による通路4の開度を所定の値にするようになっている。
【0044】
以上の換気ダンパ1では、図1に示す通路4の全開位置で、可逆電動モータ91が作動されてその出力回転軸が正転されると、回転自在部材97が図9に示すようにB方向に回転されて、これにより円弧スリット98及び99の夫々とピン100及び101の夫々との係合を介して軸部材31が同じくB方向に回転される結果、羽根手段8は同方向に回動されて図10に示す状態を介して図11に示すように通路4を閉塞する状態に回動される。
【0045】
換気ダンパ1では、通路4の全開位置から全閉位置までの羽根手段8のB方向の回動において、通路4の全開位置からB方向に例えば角度35゜程度羽根手段8が回動されるまでは、シール曲面71とシール曲面部86との間及びシール曲面61とシール曲面部87との間の夫々には隙間が維持され、角度35゜程度以上更に羽根手段8がB方向に回動され始めると、シール曲面71がシール曲面部86にその先導端から徐々に当接し始め、切欠き74が配された角度範囲を越えてシール曲面71がシール曲面部86に当接した後に、斯かる当接が維持されつつ、次に、シール曲面61がシール曲面部87にその先導端から徐々に当接し始め、最後に羽根手段8が角度45゜程度回動されると、シール曲面71とシール曲面部86との当接に加えて、図11に示すようにシール曲面61の全てがシール曲面部87に当接すると共に、シール曲面63の全てがシール曲面62に当接し、しかも、シール曲面71、シール曲面61及びシール曲面63によりシール部材11をシール曲面部86、シール曲面部87、シール曲面62の部位で弾性変形させて、これらの当接をぴったりと行わせる。
【0046】
なお、通路4の全閉位置では羽根手段8の先端部38及び39の夫々がシール部材23及び24の夫々に当接して、シール部材23及び24を弾性変形させていると共に、側端補助部材53の平坦端面77が端面78に密に当接して当該端面78を弾性変形させている。以上の状態では、通路4を介しての空気の流通は羽根手段8により阻止されることになる。
【0047】
図11に示す羽根手段8の回転状態から、可逆電動モータ91が作動されてその出力回転軸が逆転されると、回転自在部材97が図9に示す状態から図8に示すようにA方向に回転されて、これにより円弧スリット98及び99の夫々とピン100及び101の夫々との係合を介して軸部材31が同じくA方向に回転される結果、羽根手段8は同方向に回動されて図10に示す状態を介して図1に示すように通路4を開放する状態に回動される。この状態では、室外部26及び室内部27の空気は、通路4を介して互いに流通されることになる。
【0048】
通路4の全閉位置から全開位置までの羽根手段8のA方向の回動において、換気ダンパ1では、通路4の全閉位置からA方向に角度10゜程度羽根手段8が回動されるまでは、シール曲面14がシール曲面9に当接しているために、可逆電動モータ91により羽根手段8は強制的にA方向に回動され、その後、シール曲面14のシール曲面9への当接が解除されて、シール曲面71とシール曲面部86との間及びシール曲面61とシール曲面部87との間の夫々に隙間が生じると、円弧スリット98及び99により円板部材102のA方向の回転が阻止されない限り、付勢手段13により軸部材31にA方向の回動力が付与されて、羽根手段8はA方向に回動されて図1に示すように通路4を開放する状態に回動される。
【0049】
また、換気ダンパ1では、通路4の全開位置からB方向に角度35゜程度の羽根手段8の回動位置では、シール曲面71とシール曲面部86との間及びシール曲面61とシール曲面部87との間の夫々には隙間が形成されて、羽根手段8には付勢手段13によりA方向の回動力が付与されているだけであるので、円弧スリット98及び99により円板部材102のB方向の回転が阻止されない限り、通路風速に基づく定風量制御を行い得、したがって、室内外に大きな気圧差が生じて通路4に一定以上の流速の空気流、例えば3m/sec以上の空気流40が生じる際に、B方向の回転モーメントが羽根手段8に生じ、これにより羽根手段8は、通路閉塞位置に向かう方向に回動されて、而して、強風等により通路を介して室内に対して必要以上に空気が導出入されて、室内に不快な空気流が生じることをなくし得ると共に、室外の塵埃を室内に持ち込むようなことをなくすことができ、しかも、室内の空気が必要以上に換気されて空調効果が低下するような不都合をなくし得て、これを補うための空調電力の増大を防ぐことができる。
【0050】
更に換気ダンパ1においては、羽根手段8のシール曲面14の回転軸心Xからの距離Dが羽根手段8の開放回転方向Aにおいて徐々に長くなっており、シール部材11のシール曲面9が羽根手段8のシール曲面14と相補的な形状を有しているために、羽根手段8の通路4の閉鎖方向への回転では、シール曲面14がシール曲面9に徐々に接近して最後には当接するようになるために、この当接により羽根手段8の側端部7での通路閉塞を完全に行うことができる上に、当接前には羽根手段8の回動を極めて軽く行わせることができ、而して、騒音等の発生を極力少なくでき、しかも、羽根手段8の回動において省エネルギ化を図ることができる。
【0051】
換気ダンパ1においては、羽根手段8若しくはフレーム5の熱膨張又はそれらの多少の変形、変位でも、通路開閉のための羽根手段8の回動を滑らかに行い得て、騒音等が生じたりする虞がない。
【0052】
加えて、換気ダンパ1においては、羽根手段8の通路4の閉鎖方向への回転の最後で、羽根手段8の側端部7に形成されたシール曲面61及び71をシール部材11のシール曲面9に押し付けることができるために、この押し付けにより羽根手段8の側端部で7の通路閉塞をより完全に行うことができ、また、部分開放回転位置から全開放回転位置までの羽根手段8の回転領域で羽根手段8のシール曲面14とシール部材11のシール曲面9とを互いに非接触としているために、羽根手段8の回動力を小さくできて省エネルギ化を図ることができる上に、この回転領域を定風量回転領域とできる。
【0053】
しかも、換気ダンパ1においては、閉鎖回転位置から部分開放回転位置までの羽根手段8の回転領域で羽根手段8のシール曲面14とシール部材11のシール曲面9とを互いに当接させるために、通路閉塞を完全に行うことができ、その上、閉鎖回転位置から部分開放回転位置までにおいてシール部材11に弾性変形を生じさせるために、通路閉塞をより完全に行うことができ、羽根手段8のシール曲面14が側端補助部材53の外縁にも設けられているために、羽根側端部57が伸長する切欠き74の部位においても、羽根手段8のシール曲面14とシール部材11のシール曲面9とを互いに当接させることができるために、通路閉塞において羽根側端部57の周りにおける隙間をなくし得、より完全な通路閉塞を達成できる。
【0054】
また、換気ダンパ1においては、回動手段12により羽根手段8を強制的に回動できる上に、羽根手段8が通路開放位置に回動された際に、通路閉塞位置に向かう羽根手段8の自由回動を許容するようになっているために、通路の強制開閉を行い得る上に、通路風速に基づく定風量制御をも行い得、通路開放位置に向かう羽根手段8の回動付勢を付勢手段13により行うために、付勢手段13の付勢力を適宜設定することにより、空気流を利用する自然な通路閉塞、即ち定風量制御を確実に行うことができる。
【0055】
なお、換気ダンパ1では、電動により羽根手段8を回動させると共に、通路4を傾斜させ、そして入口孔2及び出口孔3を夫々水平方向及び垂直方向に開口させたが、本発明はこれらに限定されず、例えば、手動で羽根手段8を回動させるようにし、また、通路4を水平に伸びるようにしてもよく、更に、出口孔3を水平方向に開口させてもよい。
【0056】
また、上記の例では閉塞された円弧スリット98及び99の夫々をピン100及び101の夫々に係合させて、円板部材102を回転させたが、これに代えて、図12に示すように、回転自在部材97に、開放された円弧スリット(円弧切欠き)121及び122を形成して、円弧スリット121及び122の夫々をピン100及び101の夫々に係合させて、円板部材102を回転させるようにしてもよい。
【0057】
更に換気ダンパ1では、定風量制御を行わせるために、円弧スリット98及び99又は121及び122を具備した回転自在部材97及び円弧スリット98及び99又は121及び122に係合するピン100及び101等を設けたが、定風量制御を行わせない場合には、回転自在軸96を軸部材31に直結してもよい。
【0058】
【発明の効果】
本発明によれば、通路閉塞を完全に行うことができ、しかも、羽根手段の回動を軽く行わせることができて、騒音等が生じたりする虞をなくし得ると共に、羽根手段の回動において省エネルギ化を図ることができる換気ダンパを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態の例の通路開放状態の縦断面図である。
【図2】図1に示す例の通路開放状態の一部横断面説明図である。
【図3】図1に示す例の一部の分解斜視図である。
【図4】図1に示す例の羽根本体部を省いた縦断面図である。
【図5】図1に示す例の羽根本体部及び側端部材を省いた縦断面図である。
【図6】図1に示す例の回動手段の正面図である。
【図7】図6に示すVII−VII線矢視断面図である。
【図8】図6に示すVIII−VIII線矢視断面図である。
【図9】図6に示す回動手段の動作説明図である。
【図10】図1に示す例の動作説明図である。
【図11】図1に示す例の動作説明図である。
【図12】本発明の好ましい実施の形態の他の例の説明図である。
【符号の説明】
1 換気ダンパ
2 入口孔
3 出口孔
4 通路
5 フレーム
6 羽根本体部
7 側端部
8 羽根手段
9 シール曲面
10 側壁部
11 シール部材
Claims (7)
- 入口孔及び出口孔を有する通路を内部に形成したフレームと、回動により通路を開閉するようにフレーム内に回転自在に配されていると共に軸方向端にシール曲面を有した羽根手段と、この羽根手段のシール曲面が当接するシール曲面を有していると共にフレームの側壁部に固着された弾性のシール部材とを具備しており、羽根手段は、軸部及びこの軸部から径方向に伸びた一対の羽根部を有した羽根本体部と、この羽根本体部の軸方向端に設けられた側端部とを具備しており、側端部は、軸部の軸方向端に配された中央部と、各羽根部の軸方向端に配されていると共に、中央部から一体的に径方向に伸びた一対の羽根側端部と、中央部及び一方の羽根側端部に一体的に形成された膨大部と、中央部の軸方向端に配された側端補助部とを具備しており、羽根手段のシール曲面は、膨大部及び側端補助部の外縁に設けられていると共に羽根手段の開放回転方向において徐々に羽根手段の回転軸心からの距離が長くなるように形成されており、シール部材のシール曲面は、羽根手段のシール曲面と相補的な形状を有しており、シール部材は、当該シール部材に対する羽根手段の回転軸心を中心とした回転を許容するように、他方の羽根側端部が通る切欠きを具備している換気ダンパ。
- 羽根手段のシール曲面の各部位の羽根手段の回転軸心からの距離は、シール部材の対応位置でのシール曲面の羽根手段の回転軸心からの距離よりも長い請求項1に記載の換気ダンパ。
- 羽根手段のシール曲面は、通路に対する閉鎖回転位置から部分開放回転位置までの羽根手段の回転領域では、シール部材のシール曲面に当接し、通路に対する部分開放回転位置から全開放回転位置までの羽根手段の回転領域では、シール部材のシール曲面から非接触となるようになっている請求項1又は2に記載の換気ダンパ。
- 羽根手段のシール曲面は、通路に対する閉鎖回転位置から部分開放回転位置までの羽根手段の回転領域では、シール部材に弾性変形を生じさせるようになっている請求項1から3のいずれか一項に記載の換気ダンパ。
- 羽根手段は、通路開放位置に向かって回動されるように常時付勢されていると共に、通路を通過する空気流により通路閉塞位置に向かう回転モーメントを生じるようになっている請求項1から4のいずれか一項に記載の換気ダンパ。
- 羽根手段を強制的に回動させる回動手段を更に具備しており、回動手段は、回動力発生手段と、この回動力発生手段により発生された回動力を羽根手段に伝達する伝達手段とを具備しており、伝達手段は、羽根手段が通路開放位置に回動された際に、通路閉塞位置に向かう羽根手段の自由回動を許容するようになっている請求項1から5のいずれか一項に記載の換気ダンパ。
- 羽根手段が通路開放位置に向かって回動されるように羽根手段を付勢する付勢手段を更に具備している請求項1から6のいずれか一項に記載の換気ダンパ。
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