JPH06207732A - ダクト用換気装置のシャッタ - Google Patents

ダクト用換気装置のシャッタ

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JPH06207732A
JPH06207732A JP5002384A JP238493A JPH06207732A JP H06207732 A JPH06207732 A JP H06207732A JP 5002384 A JP5002384 A JP 5002384A JP 238493 A JP238493 A JP 238493A JP H06207732 A JPH06207732 A JP H06207732A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
shutter
duct
rotary
rotary plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP5002384A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Ukekawa
収 請川
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP5002384A priority Critical patent/JPH06207732A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転停止時に外気の逆流を確実に防止すると
共に、騒音が発生しないダクト用換気装置のシャッタを
提供することを目的とする。 【構成】 ダクト用換気装置の本体4に設けた送風機1
2と連結した回転軸16に固定した第1の回転板17
と、回転軸16にばね18を介して設けられる第2の回
転板19と、第1の回転板17と第2の回転板19を連
結する遠心力運動を行う連結具21と、回転軸16に第
2の回転板19と共に摺動するシャッタ板22を設けた
構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、おもに事務所や居室等
の天井面や天井裏に取り付けられ、屋外と連通している
ダクトと接続することで、室内の空気を入れかえるダク
ト用換気装置のシャッタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、建築物の密閉化に伴い室内空気を
強制的に換気する換気装置が普及している。そして、天
井裏の空間部を利用して換気を行い、不使用時には外気
が室内に侵入しないように動作するシャッタを設けたダ
クト用換気装置が主流となっている。
【0003】以下、従来のこの種のダクト用換気装置の
シャッタについて図11を参照しながら説明する。図に
示すように、下面を開口して吸込口101を形成し、側
面に吐出口102を設け、内部に送風機103を内蔵し
たダクト用換気装置の本体104を天井裏105に突出
して設け、前記本体104の吐出口102に内部に前記
送風機103の風圧により開放され、自重によりシャッ
タ受106に当接して閉鎖されるように一端を支点10
7として開閉するシャッタ板108を有したダクト接続
口109を設け、前記ダクト接続口109に屋外と連通
するダクト110を接続してダクト用換気装置を構成し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のダク
ト用換気装置のシャッタは、シャッタ板108が自由に
可動できるように設けられているので、ダクト用換気装
置の運転停止時にシャッタ板108が自重により閉鎖さ
れた状態ではシャッタ板108が固定されていないた
め、吐出口102の閉鎖が不確実となり、外気が室内に
侵入する恐れがあった。また、外風がダクト110を通
り逆流してきたときなどにおいては、風圧の変化に伴い
シャッタ板108が可動し、シャッタ板108がシャッ
タ受106にぶつかり騒音を発生するという問題があっ
た。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、ダク
ト用換気装置の運転停止時に外気の逆流を確実に防止す
ると共に、騒音が発生しないダクト用換気装置のシャッ
タを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のダクト用換気装
置のシャッタは上記目的を達成するために、第1の手段
は下面を開口し、側面にダクトと接続されるダクト接続
口を設けた吐出口を形成した箱体状のダクト用換気装置
の本体と、この本体内に設けられる送風機および送風機
の吸込口を形成するオリフィスと、前記送風機の軸に連
結された回転軸にばねを介して上下摺動自在に設けられ
る第2の回転板と、前記第1の回転板と第2の回転板を
連結する遠心力運動を行うおもりを設けた連結具と、前
記回転軸に前記第2の回転板と共に摺動する前記オリフ
ィスの吸込口を開閉するシャッタ板とを備え、前記回転
軸の回転により連結具の遠心力によって第2の回転板を
摺動してシャッタ板を開閉する構成とする。
【0007】また、第2の手段は第1の回転板と第2の
回転板を複数の連結具で連結した構成とする。
【0008】また、第3の手段はおもりをばね材で連結
した連結具を設けた構成とする。また、第4の手段はシ
ャッタ板に第2の回転体を回転自在に設けた構成とす
る。
【0009】
【作用】本発明は上記した第1手段の構成により、換気
装置の運転停止時にはばねの復帰作用によりシャッタ板
が吸込口を閉鎖して外気の侵入が防止され、運転時には
回転軸の回転により連結具のおもりが遠心力運動を行
い、第2の回転板が第1の回転板側にばねの圧力に抗し
て引き寄せられ、シャッタ板が吸込口より離脱し吸込口
が開放されることとなる。
【0010】また、第2手段の構成により、第1の回転
板および第2の回転板にバランス良く連結具が配置され
るので、片寄った遠心力が回転軸に作用することがなく
なり、円滑な回転が得られることとなる。
【0011】また、第3手段の構成により、運転停止時
には連結具のおもりを連結するばね材の作用により第2
の回転板が元に復帰するように押し上げられ、シャッタ
板を閉鎖できるので、第2の回転板を押し上げるのみ別
個にばねを必要とすることがなくなる。
【0012】また第4手段の構成により、シャッタ板が
第1の回転板と共に回転しなくなるので、吸込口の形状
が円形でなくても、その形状に合わせたシャッタ板を使
用して通風路を閉鎖することができることとなる。
【0013】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1実施例について図1〜
図4を参照しながら説明する。図に示すように、下面を
開口し側面にダクト1と接続されるダクト接続口2を設
けた吐出口3を形成した箱体状で天井面4の開口部5も
しくは天井裏6に設置されるダクト用換気装置の本体7
と、この本体7の内部には電動機8により駆動される羽
根9の外周を覆うケーシング10により通風路11を形
成する送風機12および送風機12の吸込口13を形成
するオリフィス14と、前記送風機12の軸15に連結
された回転軸16の端部に固定される第1の回転板17
と、前記回転軸16にばね18を介して摺動自在に設け
られる第2の回転板19と、前記第1の回転板17と第
2の回転板19を連結する遠心力運動を行うおもり20
を設けた連結具21と、前記回転軸16に前記第2の回
転板19と共に摺動する前記オリフィス14の吸込口1
3を開閉するシャッタ板22と、前記本体7の下面開口
部を覆うようにルーバ23を設ける。
【0014】上記構成において、換気装置の運転停止時
には図1に示すようにばね18の力により第2の回転板
19が押し上げられ、それに伴いシャッタ板22が押し
上げられてオリフィス14に形成された吸込口13を閉
鎖し、通風路11を確実に遮断する。
【0015】また、換気装置運転時には図2に示すよう
に、電動機8が駆動して羽根9が回転し送風機12が運
転される。このとき送風機12の軸15に接続された回
転軸16が回転し、第1の回転板17と第2の回転板1
9が連結具21を介して回転し、連結具21に設けたお
もり20に遠心力が作用し、第2の回転板19はばね1
8のばね圧に抗して下方に引き寄せられ、シャッタ板2
2が共に移動してオリフィス14の吸込口13を開口し
通風路11が開放されて室内の空気が通風路11を通り
ダクト1を介して屋外に排気されることとなる。 (実施例2)以下、本発明の第2実施例について図5お
よび図6を参照しながら説明する。なお、第1実施例と
同一部分には同一符号を付け以後の実施例については詳
細な説明は省略する。
【0016】図に示すように第1の回転板17と第2の
回転板19を連結する連結具21を複数バランスがとれ
るように配線する。
【0017】上記構成により、第1の回転板17と第2
の回転板19にバランスよく連結具21を配置している
ので、遠心力の片寄りをなくすことができ、回転軸16
の偏心がおさえられ円滑な回転が得られ、シャッタ板2
2の開閉動作がより円滑に行われることとなる。また、
複数の連結具21により強い遠心力を得ることができる
ので、第1の回転板17と第2の回転板19の間に設け
たばね18の強度を上げることができ、より高いシャッ
タの密閉度が得られることとなる。
【0018】(実施例3)以下、本発明の第3実施例に
ついて図7および図8を参照しながら説明する。
【0019】図に示すように、第1の回転板17と第2
の回転板19を、第1の回転板17に対し第2の回転板
19を押し上げるように作用する開き勝手のばね材によ
り連結し、おもり20を設けて連結具21aを構成す
る。
【0020】上記した構成により、運転時にはおもり2
0の遠心力により第2の回転板19が連結具21aのば
ね圧に抗して第1の回転板17側に引き寄せられシャッ
タ板22が開放される。そして運転停止時には第2の回
転板19が連結具21aのばね圧により押し上げられて
シャッタ板22が通風路を閉鎖することとなり、シャッ
タ板22を常に閉鎖するために別個にばねを用いる必要
もなくなる。
【0021】(実施例4)以下、本発明の第4実施例に
ついて図9および図10を参照しながら説明する。
【0022】図に示すように、第2の回転板19Aに筒
部19bを形成し、前記筒部19bに嵌挿する嵌挿孔2
2aを有したシャッタ板22Aを設け、このシャッタ板
22Aの嵌挿孔22aを前記第2の回転板19Aの筒部
19bに嵌挿し、前記第2の回転板19Aの筒部19b
の端面にはワッシャ19Bを設け、前記第2回転板19
Aはシャッタ板22Aに対し自由に回転できるように構
成する。なお、23はガイドを示す。
【0023】上記した構成により、回転軸16が回転
し、回転軸16に固定された第1の回転板17が回転
し、連結具21を介して第2の回転板19Aが回転する
とき、シャッタ板22Aに対し、第2の回転板19Aは
回転自在に設けられているので、第2の回転板19Aの
み回転し、シャッタ板22Aは回転しない状態で移動す
る。したがって、シャッタ板22Aが開閉する吸込口
(図示せず)の形状が円形でなくてもその形状に合わせ
たシャッタ板22Aを使用することができ、確実に通風
路を遮断することができることとなる。
【0024】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
発明によれば回転軸に固定され第1の回転板と、前記回
転軸にばねを介して摺動自在に設けられる第2の回転板
と、前記第1の回転板と第2の回転板を連結する遠心力
運動を行う連結具と、前記回転軸に前記第2の回転板と
共に摺動して吸込口を開閉するシャッタ板を設けている
ので、外気の侵入を確実に防止することができると共
に、風の逆流によるシャッタ板の不要動作により発生す
る騒音を防止することのできるダクト用換気装置のシャ
ッタを提供できる。
【0025】また、第1の回転板と第2の回転板を複数
の連結具で連結しているので、回転軸の偏心がおさえら
れ、より円滑な開閉動作とより高い密閉度を得ることが
できることとなる。
【0026】また、連結具をばね材で構成しているの
で、部品点数が節減され、構造をより簡単にすることが
できることとなる。
【0027】また、シャッタ板に対し、第2の回転板を
回転自在に設けているので、吸込口の形状に合わせたシ
ャッタ板を使用することができ、通風路の遮断をより確
実にすることができることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のダクト用換気装置のシャ
ッタの換気装置停止時の状態を示す側断面図
【図2】同第1実施例のダクト用換気装置のシャッタの
換気装置運転時の状態を示す側断面図
【図3】同第1実施例のダクト用換気装置のシャッタの
斜視図
【図4】同第1実施例のダクト用換気装置のシャッタの
分解斜視図
【図5】同第2実施例のダクト用換気装置のシャッタの
斜視図
【図6】同第2実施例のダクト用換気装置のシャッタの
分解斜視図
【図7】同第3実施例のダクト用換気装置のシャッタの
斜視図
【図8】同第3実施例のダクト用換気装置のシャッタの
分解斜視図
【図9】同第4実施例のダクト用換気装置のシャッタの
斜視図
【図10】同第4実施例のダクト用換気装置のシャッタ
の分解斜視図
【図11】従来のダクト用換気装置の側断面図
【符号の説明】
1 ダクト 2 ダクト接続口 3 吐出口 7 本体 11 通風路 12 送風機 13 吸込口 14 オリフィス 16 回転軸 17 第1の回転板 18 ばね 19 第2の回転板 19A 第2の回転板 20 おもり 21 連結具 21a 連結具 22 シャッタ板 22A シャッタ板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面を開口し側面にダクトと接続される
    ダクト接続口を設けた吐出口を形成した箱体状のダクト
    用換気装置の本体と、この本体内に設けられる送風機お
    よび送風機の吸込口を形成するオリフィスと、前記送風
    機の軸に連結された回転軸の端部に固定された第1の回
    転板と、前記回転軸にばねを介して摺動自在に設けられ
    る第2お回転板と、前記第1の回転板と第2の回転板を
    連結する遠心力運動を行なうおもりを設けた連結具と、
    前記回転軸に前記第2の回転板と共に摺動する前記オリ
    フィスの吸込口を開閉するシャッタ板とを備え、前記回
    転軸の回転により連結具の遠心力によって第2の回転板
    を摺動してシャッタ板を開閉する構成としたダクト用換
    気装置のシャッタ。
  2. 【請求項2】 第1の回転板と第2の回転板を複数の連
    結具で連結した請求項1記載のダクト用換気装置のシャ
    ッタ。
  3. 【請求項3】 おもりをばね材で連結した連結具を設け
    た請求項1または2記載のダクト用換気装置のシャッ
    タ。
  4. 【請求項4】 シャッタ板に対し第2の回転板を回転自
    在に設けた請求項1,2または3記載のダクト用換気装
    置のシャッタ。
JP5002384A 1993-01-11 1993-01-11 ダクト用換気装置のシャッタ Pending JPH06207732A (ja)

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JPH06207732A true JPH06207732A (ja) 1994-07-26

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JP5002384A Pending JPH06207732A (ja) 1993-01-11 1993-01-11 ダクト用換気装置のシャッタ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100607325B1 (ko) * 2003-12-08 2006-08-01 마이코 엘렉트로아파라테-파브릭 게엠베하 배기관에 연결하기 위한 환기 장치 및 중앙 환기 장치
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