JP4653208B2 - 高速射出成形システム - Google Patents

高速射出成形システム Download PDF

Info

Publication number
JP4653208B2
JP4653208B2 JP2008274522A JP2008274522A JP4653208B2 JP 4653208 B2 JP4653208 B2 JP 4653208B2 JP 2008274522 A JP2008274522 A JP 2008274522A JP 2008274522 A JP2008274522 A JP 2008274522A JP 4653208 B2 JP4653208 B2 JP 4653208B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
injection molding
molding system
speed injection
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008274522A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010083122A (ja
Inventor
郭俊映
Original Assignee
漢達精密電子(昆山)有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 漢達精密電子(昆山)有限公司 filed Critical 漢達精密電子(昆山)有限公司
Publication of JP2010083122A publication Critical patent/JP2010083122A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4653208B2 publication Critical patent/JP4653208B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は射出成形に関し、特に、金型の加熱仕事率を向上し、射出成形効率を高めることができる、高速射出成形システムに関する。
高速射出成形システムにおいて、金型は先に相対的に高温の作業温度まで加熱し、キャビティに注入される原料液に良好な流動性を維持させ、迅速にキャビティ全体に充填できるよう確保する必要がある。続いて、金型は型開き温度まで迅速に冷却し、型を開いて射出成形部材を取り出さなければならない。
図1に示すように、従来技術の高速射出成形システムにおいて、金型1は複数の通路2を備えている。これら通路2は頭尾を直列に連結し、出入水管路に連結することができる。通路2はまた平行に並列させて出入水管路に連結することもできる。金型1を閉じる前に、通路2の中に高温蒸気が注入され、これにより成形金型1を加熱し、その後型を閉じて成形を行う。成形完了後、通路2には冷却水が導入され、冷却速度を加速し、成形金型1をできるだけ速く型開きできるようにする。通路2は高温蒸気または冷却水の通過に供することができ、金型1の加熱と冷却に同時に用いられる。
しかしながら、通路2に制限され、高温流体と金型1の熱交換率を効率的に向上することができない。高温流体の流量を単純に増加させると、高温流体に通路2を迅速に通過させることしかできず、熱交換率を向上したい場合は高温流体と金型2の接触面積を増加する必要がある。接触面積を増加する方法には、通路2の数量を増加する方法と通路2の口径を大きくする方法があるが、通路2の数量を増加する方法と通路2の口径を大きくする方法のいずれも、金型1中の中空構造が大きくなり、金型1の応力不足につながってしまう。
加熱仕事率を向上できないという問題を解決する方法は、電熱部材を利用して金型を加熱することであり、よく見受けられる方法には、金型中に電熱棒等の電熱部材を埋設したものがあり、入力電力の上昇によって簡単に加熱効率を向上することができる。しかしながら、入力電力を上げると同時に、電熱部材の温度も上昇してしまう。金型の冷却過程において、電熱部材の残余熱量が逆に冷却効率に影響し、冷却時間が長くなってしまい、射出成形効率を真に向上することができない。金型に接触しない誘導加熱コイルは、残余熱量が冷却効率に影響する問題はないものの、誘導加熱コイルは局部的に金型表面を加熱できるのみであり、大型の金型においては加熱効率が優れないという問題がある。このため、いかに加熱効率を向上し、かつ残余熱量が冷却効率に影響する問題を回避するかが技術的な課題となっている。
本発明の目的は、加熱部材の高温が後続の冷却過程に影響せず、加熱部材の加熱仕事率を大幅に向上させることができ、射出成形の速度を加速することができる高速射出成形システムを提供することにある。
上述の目的を達するため、本発明の高速射出成形システムは、射出成形部材の製作に用いられ、このシステムは金型、冷却流体供給源、及び加熱部材を含み、前記金型は中空のキャビティと複数の通路を含み、そのうち、前記キャビティは原料液をその中に注入するために用いられ、前記冷却流体供給源は冷却流体を各通路に提供し、冷却流体により金型を冷却して液状樹脂の冷却固化過程を加速するために用いられ、前記加熱部材は複数の電熱棒と、各前記電熱棒の一端を固定する連結座部とを含み、移動可能に設置され、前記金型に選択的に接触させてそれを加熱するか、金型から分離することができ、これにより、前記加熱部材で金型を加熱する必要がなくなったとき、前記加熱部材を金型から離脱させ、残余熱量が金型を加熱し続けることがないようにすることができる。
加熱部材を金型から離脱させることができるため、残余熱量が金型を加熱し続けることがない。このため、加熱部材はより高い加熱電力で加熱を行うことができ、加熱部材の高温が冷却効率に影響する問題を考慮する必要がない。これにより、本発明は加熱時間を短縮すると同時に、良好な冷却効率を維持し、射出成形の効率を向上することができる。
[実施例1]
図2に本発明の実施例1の高速射出成形システムを示す。この高速射出成形システムは射出成形部材の製作に用いられ、金型10、金型開閉装置20、成形機30、温度制御装置40、加熱部材50、及び移動装置60を含む。
図2に示すように、金型10はオス型11とメス型12を含み、オス型11とメス型12はそれぞれ相互に対応する突出または凹陥構造を備え、オス型11とメス型12を相互に結合させた後、オス型11とメス型12の間に中空のキャビティ13が形成され、原料液をその中に注入するために用いられる。キャビティ13に充填する原料液を冷却固化させた後、形態がキャビティ13に合致する射出成形部材が形成される。オス型11はキャビティ13に連通する注入路111を備え、且つ成形機20が注入路111に連結される。成形機30の材料送りねじ(図示しない)が同時に回転して供給を行い、原料液を押して注入路111を通過させ、キャビティ13中に注入する。金型10はさらに複数の通路14と挿入孔15を含む。そのうち、通路14と挿入孔15はオス型11またはメス型12のいずれか1つに設けるか、オス型11とメス型12に同時に設置することもできる。本実施例において、通路14と挿入孔15はすべてメス型12に設置されており、且つ挿入孔15は通路14と交互に列され、また、各挿入孔15は少なくとも1つの開放端を有する。
図2に示すように、金型開閉装置20はオス型11とメス型12を駆動して相互に閉じ合わせ、型閉じを行うか、相互に分離させ型開きを行うために用いられる。金型開閉装置20は油圧装置、マルチリンク式アクチュエータ、或いは線形送りねじアッセンブリとすることができる。本実施例において、金型開閉装置20は油圧装置とし、支持体21及び少なくとも1つの油圧シリンダ22を含む。そのうち、前記支持体21と油圧シリンダ22は機台24に設置され、且つ油圧シリンダ22の駆動棒23が支持体21に穿通され、且つ金型10のメス型12に連結され、メス型12が機台24上に移動可能に設置される。オス型11は機台24上に固定して設置され、油圧シリンダ22の駆動棒23がメス型12を直線的に移動させてオス型11に閉じ合わせ、金型10の型閉じを行う。或いは、メス型12を直線的に移動させてオス型11から離脱させ、金型10の型開きを行う。
図2に示すように、温度制御装置40は金型10の温度を制御するために用いられ、原料液が金型10に注入される前に、高温流体を通路14中に提供し、金型10に対して加熱を行う。成形完了後、温度制御装置40は冷却流体を通路14中に提供し、金型10に対して冷却を行う。温度制御装置40は高温流体供給源41、冷却流体供給源42、及び排液装置43を含み、通路14の一端に連結され、且つ通路14の他端から流体を回収する。高温流体供給源41は例えば高温蒸気などの高温流体の提供に用いられる。冷却流体供給源は例えば冷却水などの冷却流体の提供に用いられる。排液装置43は吸引またはポンプ送りの方式で通路14中に高速気流を発生し、通路14中に残存する高温流体または冷却流体を排出するために用いられる。
図2、図3、図4に示すように、加熱部材50は移動可能に設置され、選択的に金型10に接触、または金型10から分離させることができる。加熱部材50は複数の電熱棒51及び連結座部52を含み、そのうち、各電熱棒51の一端が連結座部52に固定され、各電熱棒51相互に平行に列され、且つ金型10の挿入孔15に対応する。各電熱棒51はそれぞれ導線により作業電流を取得し、加熱作業電流を各電熱棒51で発生する。移動装置60は機械アームまたは油圧シリンダ、線形送りねじアッセンブリ、ピニオンとラックの結合とすることができる。加熱部材50の連結座部52は移動装置60に連結され、移動装置60が連結座部52を動かして電熱棒41を挿入経路に沿って移動させる。挿入経路は挿入孔15に平行な軸線とする。メス型12が型開き位置まで移動されると、挿入経路がそれぞれ各挿入孔15の軸線と重なり合う。このため、電熱棒15が插設経路に沿ってメス型12まで移動されると、各電熱棒51はその対応する挿入孔15中に挿入されてメス型12に接触し、メス型12に対して加熱を行うことができる。
実施例1は射出成形作業時に用いられ、その過程は次のとおりである。
図2に示すように、射出成形作業を開始するとき、または前回の射出成形作業が完了した後、金型10は型が開いた状態を呈し、前回の射出成形作業が完了した射出成形部材はこのとき取り出すことができる。これと同時に、高温流体供給源41が高温流体の提供を開始し、通路14の中を通って金型10の加熱を開始する。
図4と図5に示すように、移動装置60が加熱部材50を移動し、電熱棒51を挿入孔15に挿入してメス型12に接触させる。電熱棒51は同時に通電され、メス型12に対して加熱を開始する。電熱棒51はその動作上限までの大電流を導入でき、金型10の温度が作業温度まで加熱されるのを加速することができる。電熱棒51の仕事率が短時間内に金型10を作業温度まで加熱するに足るとき、温度制御装置40は高温流体を通路14中に提供する必要がなくなる。すなわち、金型10は電熱棒のみで加熱すればよく、高温流体でさらに加熱する必要はない。
図6に示すように、メス型12の温度が作業温度に達したとき、高温流体供給源41は高温流体の供給を停止し、同時に作業電流の電熱棒51への通電も停止して金型20に対する加熱を停止する。同時に、加熱部材50も移動装置により動かされてメス型12を離脱し、電熱棒51が挿入孔15を離れ、金型に接触しなくなり、電熱棒51そのものの高温がメス型12を加熱し続け、メス型12の温度が高すぎて後続の原料液の冷却固化の時間が延長されるのを回避する。電熱棒51が挿入孔15を離脱した後、金型開閉装置30がメス型12を駆動してオス型11に閉じ合わせ、型閉じ作業が完了する。続いて成形機20が金型10に原料液を注入し、原料液をキャビティ13に充填する。
注入完了後、即ち原料液をキャビティ13に充填した後、まず排液装置43で通路14中に残存する高温流体を排出し、続いて冷却流体供給源42が冷却流体を提供し、通路14中に導入して金型10を冷却する。成形機20がキャビティ13中の原料液の圧力を維持し、且つ冷却流体供給源42が継続して金型10を冷却する。キャビティ13表面の温度が型開き温度に到達したとき、冷却流体供給源42が冷却流体の供給を停止する。このとき加熱部材50の電熱棒51はすでに金型10を離脱しているため、高温の電熱棒51はメス型12との熱交換を継続して行うことがなく、これにより加熱部材50が冷却過程に影響するのを回避し、冷却に必要な時間を大幅に短縮することができる。
最後に、型開き装置30がメス型12を駆動してオス型11から離脱させ、図7に示すように、キャビティ11表面が露出される。このとき同時に高温流体供給源41が高温流体の提供を開始し、通路14の中に導入して再度金型10の加熱を開始し、次回の射出成形作業の準備を行う。同時に適度に加熱された金型10は射出成形部材の離型にも有利である。
本発明の精神は、加熱部材50が大電流を受け入れる方式を通して容易に金型10に対する加熱効率を向上し、金型10の加熱に必要な時間を短縮できることにある。加熱完了後は、金型10から離脱させ、熱交換を行わないようにし、高温の加熱部材50が原料液の冷却固化過程に影響するのを回避する。これにより、本発明は加熱時間を短縮すると同時に、良好な冷却効率を維持し、冷却時間を延長してしまうことがない。
[実施例2]
図8に本発明の実施例2の高速射出成形システムを示す。この高速射出成形システムは射出成形部材の製作に用いられ、温度制御装置40がさらに、機台24上に移動可能に設置され、伝動装置25により駆動される冷却板44を含む。前記冷却板44はメス型12の外側に配置され、即ち、メス型12と金型開閉装置20の支持体21の間に配置される。伝動装置25は冷却板44の移動に用いられ、冷却板44を金型10のメス型12に接触させ、冷却板44がメス型12から吸熱を行い、金型10の全体の温度を型開き温度まで下げる速度を加速する。冷却板44は熱電発電機(Thermoelectric Generator)を含む金属板、または冷却管路を備えた金属板とすることができる。冷却板44は金型10の一部分ではないため、その応力強度は成形条件の要求に合わせる必要がない。冷却板44の応力要求を考慮する必要がないため、冷却板44中の冷却構造は最大冷却仕事率の要求を容易に達することができ、金型10の冷却過程を加速することができる。
このほか、冷却板44は型閉じ作業の完了後、メス型12に接触させ、メス型12の外側表面の降温を開始し、金型10に対する冷却作業を早くから行うことができる。冷却板44はメス型12の表面から降温を開始するため、すぐにキャビティ13の表面温度を変化させることはなく、このため液状樹脂は高温を維持したまま充分に流動し、キャビティ13を満たすことができる。
[実施例3]
図9と図10に本発明の実施例3の高速射出成形システムを示す。その加熱部材50は複数の電熱棒51と導熱板53を含む。導熱板53は高熱伝導係数の材質から成り、且つ電熱棒51は導熱板53の中に埋設される。導熱板53は移動装置60に連結され、移動装置60は導熱板53を動かして移動させ、メス型12の外側面に接触させる。電熱棒51が電力を受けて発熱した後、導熱板53がメス型12に対し加熱を行うことができる。
図11と図12に示すように、導熱板53と金型10間の接触の熱抵抗を低くするため、金型10と導熱板53間の接触面積を大きくする必要がある。このため、メス型12の外側表面と導熱板53の外側表面にそれぞれ相互に組み合わされる凹凸構造を形成し、これにより金型10と導熱板53間の接触面積を増加する。そのうち、メス型12の外側表面に複数の平行な溝部121を設け、通路14は相隣する溝部121の間の突出区域を通るようにする。導熱板53の表面には複数の平行のリブ部531を形成し、電熱棒51がリブ部531中に埋設され、且つ各リブ部531の断面形態は溝部121の断面形態に合致するようにし、金型10と導熱板53はリブ部531を溝部121に結合させることで接触面積が増加される。
変形例
図13に本発明の変形例に係る高速射出成形システムを示す。本例は別の形態の加熱部材50を開示しており、誘導加熱コイル54、導磁板55、及び導熱板53を含み、そのうち、導磁板55は導磁率が比較的優れた金属から成り、導熱板53の外側面に結合され、且つ誘導加熱コイル54は少なくとも1つの絶縁部材541を介して導磁板55の外側面に結合され、これにより誘導加熱コイル54が導磁板55に接近しているが、接触しない状態とされる。誘導加熱コイル54に高周波交流電流が導通されると、導磁板55に対して磁場の変化が発生し、導磁板55の外側面が磁場の変化に誘導されて渦電流を発生し、渦電流が導磁板55を発熱させ、熱量が導熱板53へと伝導される。導熱板53は移動装置60に連結され、移動装置60が導熱板53を動かして移動させ、メス型12に接触させてメス型12に対して加熱を行わせる。
図14に示すように、導磁板55は必須部材ではなく、誘導加熱コイル54が絶縁部材531を介して導熱板53の外側面に結合され、これにより誘導加熱コイル54が導熱板53に接近しているが、接触しない状態とされる。誘導加熱コイル54に高周波交流電流が導通されると、導熱板53に磁場の変化が発生し、導熱板53の外側面が磁場の変化に誘導されて渦電流を発生し、渦電流が導熱板53を発熱させ、メス型12を加熱することができる。
従来の技術における射出成形システムの断面図である。 本発明の実施例1の断面図である。 実施例1において加熱部材がメス型から離脱した状態を示す立体図である。 実施例1において加熱部材がメス型に接触した状態を示す立体図である。 本発明の実施例1の射出成形の過程を示す断面図1である。 本発明の実施例1の射出成形の過程を示す断面図2である。 本発明の実施例1の射出成形の過程を示す断面図3である。 本発明の実施例2の断面図である。 本発明の実施例3において加熱部材がメス型に接触した状態を示す立体図である。 本発明の実施例3において加熱部材がメス型から離脱した状態を示す立体図である。 本発明の実施例3の別の形態の加熱部材がメス型から離脱した状態を示す断面図である。 本発明の実施例3の別の形態の加熱部材がメス型に接触した状態を示す断面図である。 本発明の変形例において加熱部材がメス型から離脱した状態を示す断面図である。 本発明の変形例において加熱部材がメス型から離脱した状態を示す断面図である。
符号の説明
1・・・・・・金型
2・・・・・・通路
10・・・・・金型
11・・・・・オス型
111・・・・注入路
12・・・・・メス型
121・・・・溝部
13・・・・・キャビティ
14・・・・・通路
15・・・・・挿入孔
20・・・・・金型開閉装置
21・・・・・支持体
22・・・・・油圧シリンダ
23・・・・・駆動棒
24・・・・・機台
25・・・・・伝動装置
30・・・・・成形機
40・・・・・温度制御装置
41・・・・・高温流体供給源
42・・・・・冷却流体供給源
43・・・・・排液装置
44・・・・・冷却板
50・・・・・加熱部材
51・・・・・電熱棒
52・・・・・連結座部
53・・・・・導熱板
531・・・・リブ部
54・・・・・誘導加熱コイル
541・・・・絶縁部材
55・・・・・導磁板
60・・・・・移動装置

Claims (13)

  1. 射出成形部材の製作に用いる高速射出成形システムであって、
    原料液を注入するための中空のキャビティと複数の通路を備えた金型と、
    前記各通路中に前記金型を冷却するための冷却流体を提供する冷却流体供給源と、
    移動可能に設置され、前記金型に選択的に接触して加熱を行うか、前記金型から分離される加熱部材と、を含み、
    前記加熱部材が複数の電熱棒と、各前記電熱棒の一端を固定する連結座部とを含み、
    前記金型がさらに複数の挿入孔を備え、各前記挿入孔が各前記電熱棒を挿入するために用いられる少なくとも1つの開放端を備えることを特徴とする、
    高速射出成形システム。
  2. さらに原料液を押し動かして前記キャビティ内に注入する成形機を含むことを特徴とする、請求項1に記載の高速射出成形システム。
  3. 前記金型がさらに前記キャビティに連通された注入路を含み、且つ前記成形機が前記注入路に連結されたことを特徴とする、請求項2に記載の高速射出成形システム。
  4. さらに前記金型を型開きまたは型閉じ状態に作動させるために用いられる金型開閉装置を含むことを特徴とする、請求項1に記載の高速射出成形システム。
  5. 前記挿入孔が前記通路と交互に列されたことを特徴とする、請求項に記載の高速射出成形システム。
  6. 射出成形部材の製作に用いる高速射出成形システムであって、
    原料液を注入するための中空のキャビティと複数の通路を備えた金型と、
    前記各通路中に前記金型を冷却するための冷却流体を提供する冷却流体供給源と、
    移動可能に設置され、前記金型に選択的に接触して加熱を行うか、前記金型から分離される加熱部材と、を含み、
    前記加熱部材が複数の電熱棒と、各前記電熱棒の一端を固定する連結座部と、導熱板を含み、
    前記導熱板が選択的に前記金型に接触されるか、前記金型から分離され、且つ、前記電熱棒が前記導熱板の中に埋設されたことを特徴とする、
    高速射出成形システム。
  7. 前記金型と前記導熱板がそれぞれ相互に組み合わされる凹凸構造を備え、前記金型と前記導熱板間の接触面積を増加するために用いられることを特徴とする、請求項に記載の高速射出成形システム。
  8. 前記金型が複数の平行な溝部を備え、且つ導熱板が複数の平行なリブ部を備え、各前記リブ部の断面形態が各前記溝部の断面形態に合致することを特徴とする、請求項に記載の高速射出成形システム。
  9. 各前記電熱棒が各前記該リブ部内に埋設されたことを特徴とする、請求項に記載の高速射出成形システム。
  10. さらに前記金型を加熱するための高温流体を各前記通路中に提供する高温流体供給源を含むことを特徴とする、請求項1に記載の高速射出成形システム。
  11. さらに各前記通路中に高速気流を発生させ、各前記通路中に残存する高温流体または冷却流体を排出するために用いる排液装置を含むことを特徴とする、請求項10に記載の高速射出成形システム。
  12. さらに移動可能に設置され、前記金型に接触し、冷却するために用いられる冷却板を含むことを特徴とする、請求項1に記載の高速射出成形システム。
  13. さらに前記加熱部材を移動させるために用いられる移動装置を含むことを特徴とする、請求項1に記載の高速射出成形システム。
JP2008274522A 2008-09-30 2008-10-24 高速射出成形システム Expired - Fee Related JP4653208B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW97137631A TWI355326B (en) 2008-09-30 2008-09-30 Rapid extrusion molding system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010083122A JP2010083122A (ja) 2010-04-15
JP4653208B2 true JP4653208B2 (ja) 2011-03-16

Family

ID=42247546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008274522A Expired - Fee Related JP4653208B2 (ja) 2008-09-30 2008-10-24 高速射出成形システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4653208B2 (ja)
TW (1) TWI355326B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2991902A1 (fr) * 2012-06-18 2013-12-20 Roctool Procede et dispositif pour le prechauffage d'un moule notamment de moulage par injection
FR3051136A1 (fr) * 2016-05-10 2017-11-17 Roctool Procede et dispositif pour le chauffage d’un moule
CN112936786A (zh) * 2021-01-27 2021-06-11 厦门钰得沣塑胶有限公司 一种注塑模具用快速冷却装置
CN114393800B (zh) * 2022-01-21 2022-09-23 浙江嘉宬科技股份有限公司 一种塑料制品用注塑装置及其注塑工艺

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6297723U (ja) * 1985-12-09 1987-06-22
JPH0372410U (ja) * 1989-11-20 1991-07-22
JPH03174966A (ja) * 1989-12-01 1991-07-30 Ube Ind Ltd 射出成形装置
JPH0413319U (ja) * 1990-05-24 1992-02-03
JPH06234145A (ja) * 1993-02-10 1994-08-23 Star Seiki:Kk 成形金型の温調液排出方法
JPH10315292A (ja) * 1997-05-14 1998-12-02 Ricoh Co Ltd プラスチック成形方法及び成形装置
JPH1119986A (ja) * 1997-07-07 1999-01-26 Sekisui Chem Co Ltd 射出成形品の製造方法
JP2000071253A (ja) * 1998-08-27 2000-03-07 Toyo Mach & Metal Co Ltd 金型冷却水の自動排水方法とその装置
JP2000318010A (ja) * 1999-05-10 2000-11-21 Matsui Mfg Co コアピン冷却用装置
JP2001347546A (ja) * 2000-06-07 2001-12-18 Mitsubishi Rayon Co Ltd 熱可塑性樹脂の射出成形用金型と成形方法並びに熱可塑性樹脂成形品
JP2004042601A (ja) * 2002-05-15 2004-02-12 Meiki Co Ltd 成形金型および成形方法
JP2008049373A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Aisan Ind Co Ltd 金型の加熱方法、金型、誘導加熱ヒータ及びその電源装置
JP2008087171A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Sumitomo Chemical Co Ltd 熱可塑性樹脂成形体の製造方法

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6297723U (ja) * 1985-12-09 1987-06-22
JPH0372410U (ja) * 1989-11-20 1991-07-22
JPH03174966A (ja) * 1989-12-01 1991-07-30 Ube Ind Ltd 射出成形装置
JPH0413319U (ja) * 1990-05-24 1992-02-03
JPH06234145A (ja) * 1993-02-10 1994-08-23 Star Seiki:Kk 成形金型の温調液排出方法
JPH10315292A (ja) * 1997-05-14 1998-12-02 Ricoh Co Ltd プラスチック成形方法及び成形装置
JPH1119986A (ja) * 1997-07-07 1999-01-26 Sekisui Chem Co Ltd 射出成形品の製造方法
JP2000071253A (ja) * 1998-08-27 2000-03-07 Toyo Mach & Metal Co Ltd 金型冷却水の自動排水方法とその装置
JP2000318010A (ja) * 1999-05-10 2000-11-21 Matsui Mfg Co コアピン冷却用装置
JP2001347546A (ja) * 2000-06-07 2001-12-18 Mitsubishi Rayon Co Ltd 熱可塑性樹脂の射出成形用金型と成形方法並びに熱可塑性樹脂成形品
JP2004042601A (ja) * 2002-05-15 2004-02-12 Meiki Co Ltd 成形金型および成形方法
JP2008049373A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Aisan Ind Co Ltd 金型の加熱方法、金型、誘導加熱ヒータ及びその電源装置
JP2008087171A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Sumitomo Chemical Co Ltd 熱可塑性樹脂成形体の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
TWI355326B (en) 2012-01-01
TW201012626A (en) 2010-04-01
JP2010083122A (ja) 2010-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100644926B1 (ko) 분리형 금형을 구비한 사출장치 및 그 제어방법
KR100644920B1 (ko) 사출 성형기용 금형장치
JP4052600B2 (ja) 合成樹脂成形用金型
CN101528440B (zh) 注射成形系统、计算机程序、注射成形方法、注射成形机
JP5676015B2 (ja) 射出成形機用のホットランナーバルブ装置
JP4653208B2 (ja) 高速射出成形システム
US10086547B2 (en) Molding system and method for directly gas-cooling a molding object
KR101384310B1 (ko) 사출성형용 금형 복합 냉각장치
KR20110009424A (ko) 열전향보강플레이트를 구비한 사출성형장치 및 그 제어방법
JP5261283B2 (ja) 合成樹脂成形用金型
CN101733915B (zh) 快速射出成形系統
CN101946558B (zh) 加热器、树脂成形装置、树脂成形方法以及树脂成形体
JP2010510914A (ja) 製品を成形するための装置および方法
KR101810107B1 (ko) 사출품의 표면 광택을 위한 사출 금형 장치
KR101285365B1 (ko) 급속가열냉각 가능한 사출금형장치 및 그 사출방법
JP3775376B2 (ja) インサート品成形方法およびインサート品成形装置
JP2010105363A (ja) 成形金型装置の温度制御装置及び成形金型システム
KR101347915B1 (ko) 급속가열냉각 가능한 사출금형장치 및 그 사출방법
KR101030595B1 (ko) 웰드레스 방식의 사출금형 장치
JP2008137275A (ja) 金型装置及び成形品の製造方法
KR102011004B1 (ko) 핫런너 밸브장치
JP4653209B2 (ja) 複合式高速成形システム
JP6108862B2 (ja) 合成樹脂製品製造用金型及び合成樹脂製品の製造方法
KR100980825B1 (ko) 웰드레스 방식의 사출금형
KR101113223B1 (ko) 복수의 밴드케이블 성형용 금형

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100831

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101214

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4653208

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees