JP4650356B2 - 作動ガス循環型水素エンジン - Google Patents

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Description

本発明は、燃焼室に水素と酸素と不活性ガスとを供給して同水素を燃焼させるとともに、同燃焼室から排出された排ガス中の不活性ガスを同燃焼室に循環(再供給)する作動ガス循環型水素エンジンに関する。
従来から、燃焼室に空気と水素とを供給し、同供給した水素を燃焼させるピストン往復動型の水素エンジンが知られている。このような水素エンジンにおいては、空気中に窒素が含まれていることから、窒素酸化物が多く排出される恐れがある。これに対処するため、空気に代えて酸素ガスとアルゴンガス(Ar)とを燃焼室に供給する水素エンジンが提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。この水素エンジンにおいては、アルゴンガスが水素の燃焼により生じた熱による膨張体(即ち、作動ガス)として機能する。
特開平11−93681号公報
この従来の水素エンジンに作動ガスとして使用されているアルゴンガスは単原子分子からなる不活性ガスである。単原子分子からなる不活性ガスは、複数の原子からなる分子のガス(例えば、窒素Nのような2原子分子からなるガス又は水蒸気HOのような3原子分子からなるガス等であり、以下、便宜上「複数原子分子からなるガス」と称呼する。)よりも比熱比が大きい。従って、単原子分子からなるアルゴンガス(不活性ガス)を作動ガスとして用いる上記水素エンジンの熱効率は、空気等の複数原子分子からなるガスを使用する水素エンジンの熱効率よりも高い。
一方、水素を燃焼させると水蒸気HOが発生する。更に、アルゴンガス等の不活性ガスは貴重である。そこで、従来の技術は、燃焼室から排出された燃焼後のガス(排ガス)中に含まれる水蒸気HOを凝縮器によって液化して分離し、水蒸気HOが分離された排ガス(即ち、作動ガスであるアルゴンガス)を同燃焼室に再び供給するようになっている。即ち、上記従来の水素エンジンは、作動ガス循環型エンジンである。
しかしながら、ピストン往復動型のエンジンにおいては、燃焼室からシリンダとピストンとの間を通ってクランクケースに漏洩したアルゴンガス、水素及び水蒸気HO等からなるブローバイガスが同クランクケース内に蓄積され、例えば、この漏洩した水素及び水蒸気HOによってクランクケース内のエンジン潤滑用オイルが劣化したり、スラッジが発生してエンジンの潤滑を阻害するという問題がある。
この問題に対し、上記作動ガス循環型水素エンジンに、従来のエンジンが備えるブローバイガス循環装置を採用することが考えられる。即ち、ブローバイガスをエンジン本体から取り出し、再度、燃焼室に供給することが考えられる。しかしながら、このような構成によると、水素エンジンのブローバイガスには3原子分子である水蒸気HOが含まれているので、アルゴンガスのみならず水蒸気HOもが燃焼室に供給されて作動ガスとして機能するようになる。この結果、作動ガスの比熱比が低下し、エンジンの熱効率が低下してしまうという問題が新たに生じる。
本発明の水素エンジンは、上記課題に対処するためになされたものであり、
シリンダ内を往復動するピストンにより燃焼室とクランクケースとが区画されるように構成され、同燃焼室に水素と酸素と作動ガスとしての単原子分子からなる不活性ガスとを供給して同水素を燃焼させ、同燃焼により生成された排ガスに含まれる水蒸気を液化して水に変化させることにより同水蒸気を同排ガスから分離するとともに、同水蒸気が分離された排ガスを同燃焼室に再び供給するように構成された作動ガス循環型水素エンジンであって、
入口部から導入されたガスに含まれる水蒸気を液化して水に変化させることにより同水蒸気を同ガスから分離するとともに、同水蒸気が分離されたガスを出口部から排出する凝縮器と、
前記クランクケースと前記凝縮器の入口部とを接続するブローバイガス供給通路と、
前記凝縮器の出口部と前記燃焼室とを接続する水蒸気分離後ガス供給通路と、
を備えている。
これによれば、ブローバイガス供給通路を通してクランクケース内のブローバイガスが凝縮器に導入される。従って、凝縮器の出口部からは、ブローバイガスから水蒸気が除去されたガス(主として、単原子分子からなる不活性ガス及び水素Hからなるガス)が排出され、その水蒸気が除去されたガスは水蒸気分離後ガス供給通路を通して燃焼室に再び供給される。この結果、クランクケースからブローバイガスが除去されるので上記オイル劣化及び上記スラッジの発生に伴う潤滑不良の問題が回避されるとともに、3原子分子であって比熱比の小さい水蒸気HOが燃焼室に導入されないので高い熱効率にて水素エンジンが運転され得る。
この水素エンジンは、更に、
前記燃焼室にて生成された排ガスが排出される同燃焼室に連通した排気ポートと前記凝縮器の入口部とを接続する排気通路を備え、
前記排ガスが前記排気通路を通して前記凝縮器に導入され、同凝縮器が同排ガスに含まれる水蒸気を液化して水に変化させることにより同水蒸気を同排ガスから分離するとともに、同水蒸気が分離された排ガスが前記水蒸気分離後ガス供給通路を通して前記燃焼室に再び供給されるように構成されていることが好適である。
これによれば、一つの凝縮器が、排ガス中の水蒸気HOを除去するとともにブローバイガス中の水蒸気HOを除去し、水蒸気HOが除去された排ガス及びブローバイガスが燃焼室に再び供給される。従って、排ガス用の凝縮器とブローバイガス用の凝縮器とを個別に備える必要がないので、廉価な水素エンジンを提供することができる。
更に、この水素エンジンは、
吸入部から導入されたガスの圧力を高めるとともに同圧力が高められたガスを吐出部から吐出するガスポンプと、
前記凝縮器の出口部と前記ガスポンプの吸入部を連通する第1接続通路と、
前記ガスポンプの吐出部と前記クランクケースとを連通する第2接続通路と、
を備えることが好適である。
これによれば、凝縮器によって水蒸気HOが除去されたガスが、ガスポンプによってクランクケース内に送りこまれる。従って、クランクケース内が強制的に換気されるので、上記オイル劣化及び上記スラッジの発生に伴う潤滑不良の発生をより効果的に抑制することができる。
以下、本発明による水素エンジン(多気筒内燃機関)の各実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る水素エンジンの概略構成図である。図1は、その水素エンジンの特定気筒の断面のみを示しているが、他の気筒も同様な構成を備えている。
このエンジンは、燃焼室に水素、酸素及び作動ガスを供給し、これらのガスを圧縮させることにより水素を自着火させて燃焼させ、その燃焼に伴って発生した熱により作動ガスを膨張させて動力を取り出すエンジンである。更に、このエンジンは、燃焼室から排出された燃焼後のガス中に含まれる作動ガスを同燃焼室に再び供給する作動ガス循環型内燃機関(水素燃焼クローズドサイクルエンジン)である。
作動ガスは熱膨張体として機能するガスであるので、不活性ガスであって且つその比熱比ができるだけ大きいガスであることが望ましい。本実施形態の作動ガスは、その比熱比が大きいガスアルゴンである。アルゴンガスに代えて、ヘリウムガス及びネオンガス等の単原子分子からなる不活性ガスが用いられ得る。
この水素エンジンは、エンジン本体10、水素供給部40、酸素供給部50、作動ガス循環通路部60、ブローバイガス通路部70及び電気制御装置80を備えている。
エンジン本体10は、シリンダヘッド部11、シリンダブロック部12、ピストン13、クランク軸14、コネクティングロッド15及びオイルパン16を備えている。即ち、この水素エンジンは、ピストン往復動型エンジンである。
シリンダヘッド部11は、シリンダヘッドカバー11aを含むとともに、シリンダヘッド11bを形成している。シリンダブロック部12は、シリンダ12aを形成している。ピストン13は、シリンダ12a内に収容されるとともにコネクティングロッド15によりクランク軸14に連結されている。ピストン13の側面にはピストンリング13aが配設されている。オイルパン16は、シリンダブロック部12の下方においてシリンダブロック部12に連接され、潤滑油を収容している。
シリンダヘッド11b、シリンダ12a及びオイルパン16から形成される空間は、ピストン13により、ピストン13の頂面側の燃焼室21と、クランク軸14を収容するクランクケース22と、に区画されている。
シリンダヘッド部11には、燃焼室21に連通した吸気ポート31と、燃焼室21に連通した排気ポート32とが形成されている。吸気ポート31には吸気ポート31を開閉する吸気弁33が配設され、排気ポート32には排気ポート32を開閉する排気弁34が配設されている。更に、シリンダヘッド11bには、水素(水素ガス)を燃焼室21内に直接噴射する水素噴射弁35が配設されている。吸気ポート31、排気ポート32、吸気弁33、排気弁34及び水素噴射弁35は、シリンダブロック部12に固定されたシリンダヘッドカバー11aによって形成される密閉された空間内に収容されている。以下、この空間を、便宜上「シリンダヘッド室11c」と称呼する。
水素供給部40は、水素タンク(水素ガスタンク)41、水素ガス通路42、水素ガス圧レギュレータ43、水素ガス流量計44及びサージタンク45を備えている。
水素タンク41は、燃料としての水素ガスを10乃至70MPaの高圧状態にて貯蔵している。水素ガス通路42は、水素タンク41と水素噴射弁35とを連通する通路(管)である。水素ガス通路42には、水素タンク41から水素噴射弁35に向かう順に水素ガス圧レギュレータ43、水素ガス流量計44及びサージタンク45が配設されている。
水素ガス圧レギュレータ43は、周知のプレッシャレギュレータであり、水素ガス圧レギュレータ43よりも下流(サージタンク45側)における水素ガス通路42内の圧力を一定圧力に調整するようになっている。水素ガス流量計44は、水素ガス通路42を流れる水素ガスの量(水素ガス流量)を計測し、その水素ガス流量を表す信号FH2を発生するようになっている。サージタンク45は、水素ガス噴射時に水素ガス通路42内に発生する脈動を低減するようになっている。
酸素供給部50は、酸素タンク(酸素ガスタンク)51、酸素ガス通路52、酸素ガス圧レギュレータ53、酸素ガス流量計54及び酸素ガスミキサ55を備えている。
酸素タンク51は、酸素ガスを所定の圧力にて貯蔵するタンクである。酸素ガス通路52は、酸素タンク51と酸素ガスミキサ55とを連通する通路(管)である。酸素ガス通路52には、酸素タンク51から酸素ガスミキサ55に向かう順に酸素ガス圧レギュレータ53及び酸素ガス流量計54が配設されている。
酸素ガス圧レギュレータ53は、周知の調整圧可変型プレッシャレギュレータである。即ち、酸素ガス圧レギュレータ53は、酸素ガス圧レギュレータ53よりも下流(酸素ガスミキサ55側)における酸素ガス通路52内の圧力を指示信号に応じた目標調整圧力RO2tgtに調整できるようになっている。換言すると、酸素ガス圧レギュレータ53は、指示信号に応答して酸素ガス通路52を流れる酸素ガス量を制御することができるようになっている。
酸素ガス流量計54は、酸素ガス通路52を流れる酸素ガスの量(酸素ガス流量)を計測し、その酸素ガス流量FO2を表す信号を発生するようになっている。酸素ガスミキサ55は、後述する作動ガス循環通路部60の第3通路63と第4通路64との間に配設されている。酸素ガスミキサ55は、酸素ガス通路52を通して供給された酸素と、第3通路63を通して酸素ガスミキサ55の入口部に供給されるガスとを混合し、その混合したガスを出口部から第4通路64へと排出するようになっている。
作動ガス循環通路部60は、第1〜4通路(第1〜第4流路形成管)61〜64、凝縮器65及びアルゴンガス流量計66を備えている。後述するように、作動ガス循環通路部60内において、所定量のアルゴンガスが循環している。
第1通路61は、排気ポート32と凝縮器65の入口部とを接続している。第2通路62は凝縮器65の出口部とアルゴンガス流量計66の入口部とを接続している。第3通路63は、アルゴンガス流量計66の出口部と酸素ガスミキサ55の入口部とを接続している。第4通路64は、酸素ガスミキサ55の出口部と吸気ポート31とを接続している。このように、第1〜第4経路61〜64は、排気ポート32から吸気ポート31へとガスを循環させる閉じられた経路(循環路)を構成している。
凝縮器65は、第1通路61を介して燃焼室21から排出された排ガスを、その入口部から導入するようになっている。凝縮器65は、入口部から導入されたガスを内部において冷却水Wにより冷却することにより、そのガスに含まれる水蒸気を凝縮液化するようになっている。これにより、凝縮器65は、排ガスに含まれる水蒸気を非凝縮ガス(この場合、非凝縮ガスはアルゴンガスであり、場合により水素ガス及び/又は酸素ガスを含む。)と分離して水となし、その水を外部に排出するようになっている。更に、凝縮器65は、前記分離した非凝縮ガス(即ち、水蒸気が分離された排ガス)をその出口部から第2通路62に供給するようになっている。
アルゴンガス流量計66は、第2通路62及び第3通路63を流れるアルゴンガスの量(アルゴンガス流量)を計測し、そのアルゴンガス流量FArを表す信号を発生するようになっている。
ブローバイガス通路部70は、エンジン本体10に形成された本体内通路部71と、ブローバイガス供給通路72と、からなっている。
本体内通路部71は、クランクケース22とシリンダヘッド室11cとを連通している。ブローバイガス供給通路72は、シリンダヘッド室11cと凝縮器65の入口部とを連通している。ブローバイガス供給通路72のシリンダヘッド室11c内の端部には、逆止弁(所謂、PCVバルブ)72aが配設されている。逆止弁72aは、シリンダヘッド室11cから凝縮器65の入口部へ向うガスの流れを許容し、その逆向きのガスの流れを阻止するようになっている。
電気制御装置80は、CPU、ROM、RAM及びインターフェースを含む周知のマイクロコンピュータを主体とする電子装置である。電気制御装置80には、水素ガス流量計44、酸素ガス流量計54、アルゴンガス流量計66、アクセルペダル操作量センサ81、エンジン回転速度センサ82、酸素濃度センサ83、水素濃度センサ84及びサージタンク圧力センサ85が接続されている。電気制御装置80は、これらから各測定信号(検出信号)を入力するようになっている。
アクセルペダル操作量センサ81は、アクセルペダルAPの操作量を検出し、そのアクセルペダルAPの操作量を表す信号Accpを出力するようになっている。エンジン回転速度センサ82は、クランク軸14の回転速度に基づいてエンジン回転速度を表す信号NEとクランク角度を表す信号とを発生するようになっている。
酸素濃度センサ83及び水素濃度センサ84は、第2通路62に配設されている。酸素濃度センサ83は、配設部位(第2通路62)を流れるガスの酸素濃度を検出し、その酸素濃度を表す信号Voxを発生するようになっている。水素濃度センサ84は、配設部位(第2通路62)を流れるガスの水素濃度を検出し、水素濃度を表す信号VH2を発生するようになっている。サージタンク圧力センサ85は、サージタンク45内の水素ガスの圧力を検出し、サージタンク内の圧力(サージタンク圧力、即ち、噴射水素ガス圧力)Psgを表す信号を発生するようになっている。
更に、電気制御装置80は、各気筒の水素噴射弁35及び酸素ガス圧レギュレータ53と接続されていて、これらに指示信号又は駆動信号を送出するようになっている。
次に、上記のように構成された作動ガス循環型水素エンジンの作動について説明する。電気制御装置80のCPUは、クランク角度が所定のクランク角度(例えば、各気筒の圧縮上死点前90度)に一致する毎に図2にフローチャートにより示した噴射制御ルーチンを実行するようになっている。従って、クランク角度が前記所定のクランク角度に一致すると、CPUはこのルーチンの処理をステップ200から開始してステップ205に進み、要求水素量SH2を現時点にて検出されているアクセルペダル操作量Accp及び現時点にて検出されているエンジン回転速度NEと関数f1とに基づいて求める。関数f1は、アクセルペダル操作量Accp及びエンジン回転速度NEにより定まる運転要求トルクに応じた要求水素量SH2を求めるための予め定められた関数(例えば、ルックアップテーブル)である。
次いで、CPUはステップ210に進み、上記要求水素量SH2、現時点で検出されているサージタンク圧力Psg及び現時点で検出されているエンジン回転速度NEと、予め定められた関数f2(例えば、ルックアップテーブル)と、に基づいて要求水素量SH2を水素噴射弁35の開弁時間である水素噴射時間TAUに変換する。そして、CPUはステップ215に進んで水素噴射時間TAUの時間だけ圧縮上死点前90度のクランク角度となっている気筒の水素噴射弁35を開弁する駆動信号を水素噴射弁35に送出し、ステップ295に進んで本ルーチンを一旦終了する。これにより、要求されたトルクを発生するのに必要な量の水素が燃焼室21内に供給される。
更に、CPUは、所定時間の経過毎に図3にフローチャートにより示したレギュレータ制御ルーチンを実行するようになっている。従って、CPUは、所定のタイミングになるとこのルーチンの処理をステップ300から開始してステップ305に進み、現時点における要求水素量SH2の単位時間あたりの平均値SH2aveを算出する。この算出は、前述した図2のステップ205により求められる要求水素量SH2を単位時間に渡って積算することにより行われる。次いで、CPUはステップ310に進んで上記のようにして求められた平均値SH2aveと予め定められた関数f3(例えば、ルックアップテーブル)とに基づいて目標酸素ガス流量FO2tgtを求める。
前述したように、この水素エンジンは水素を燃料として燃焼させる。従って、水素の燃焼により水のみを生成するためには、水素2モルに対して酸素1モルを供給する必要がある。このため、関数f3は、平均値SH2aveにより表される水素のモル数の半分のモル数の酸素(実際には、同半分のモル数の酸素量に余裕量を加えた量の酸素)が燃焼室21に供給されるように、目標酸素ガス流量FO2tgtを決定するようになっている。
次いで、CPUはステップ315に進み、現時点にて検出されている酸素ガス流量FO2が上記目標酸素ガス流量FO2tgt以上であるか否かを判定する。そして、CPUは、現時点にて検出されている酸素ガス流量FO2が上記目標酸素ガス流量FO2tgt以上であると判定したとき、ステップ320に進んで酸素ガス圧レギュレータ53の目標調整圧力RO2tgtを正の一定値aだけ減少させる。これにより、酸素ガスミキサ55に供給される酸素ガス量が減少する。
一方、CPUは、ステップ315にて現時点にて検出されている酸素ガス流量FO2が上記目標酸素ガス流量FO2tgtより小さいと判定したとき、ステップ325に進んで酸素ガス圧レギュレータ53の目標調整圧力RO2tgtを正の一定値bだけ増大させる。これにより、酸素ガスミキサ55に供給される酸素ガス量が増大する。以上により、必要十分な量の酸素が酸素ガスミキサ55を介して燃焼室21に供給される。次いで、CPUはステップ395に進み、本ルーチンを一旦終了する。
このようにして、水素及び酸素が燃焼室21に供給され、その水素が燃焼室21内において燃焼させられる。その結果、熱が発生する。この熱により作動ガスとして吸気ポート31を通して燃焼室21内に供給されているアルゴンガスが膨張し、ピストン13が押し下げられる。これにより、上記水素エンジンは要求されるトルクに応じたトルクを発生する。
この水素の燃焼にともなって水蒸気HOが燃焼室21内において生成され、その水蒸気HOはアルゴンガスArとともに排ガスとして燃焼室21から排気ポート32を通して排出される。排出された排ガスは、排気ポート32及び第1通路61を通して凝縮器65の入口部に供給される。そして、凝縮器65において、その排ガスに含まれる水蒸気HOが液化・分離され、水となって排出される。
水蒸気HOが分離(除去)された排ガスは、凝縮器65の出口部を通して第2通路62に供給される。この水蒸気が分離(除去)された排ガスは、アルゴンガスと、場合により水素及び/又は酸素と、を含んでいて、第2通路62、アルゴンガス流量計66、第3通路63、酸素ガスミキサ55、第4通路64及び吸気ポート31を通して再び燃焼室21に供給される。
一方、アルゴンガスAr、水素H及び水蒸気HO等からなるブローバイガスが、燃焼室21からシリンダ12aとピストン13(実際には、ピストン13のピストンリング13a)との間を通ってクランクケース22に漏洩する。このブローバイガスは、ピストン13の動作により加圧され、本体内通路部71、逆止弁72a及びブローバイガス供給通路72を通して凝縮器65の入口部へと供給される。そして、凝縮器65において、ブローバイガスに含まれる水蒸気HOが液化・分離され、水となって排出される。
水蒸気HOが凝縮器65において分離(除去)されたブローバイガスは、凝縮器65の出口部を通して第2通路62に供給される。この水蒸気が分離(除去)されたブローバイガスも、アルゴンガスと、場合により水素及び/又は酸素と、を含んでいて、第2通路62、アルゴンガス流量計66、第3通路63、酸素ガスミキサ55、第4通路64及び吸気ポート31を通して再び燃焼室21に供給される。
以上、説明したように、本発明の第1実施形態に係る水素エンジンは、入口部から導入されたガスに含まれる水蒸気を液化して水に変化させることにより同水蒸気を同ガスから分離(除去)するとともに同水蒸気が分離(除去)されたガスを出口部から排出する凝縮器65と、クランクケース22と凝縮器65の入口部とを接続するブローバイガス供給通路(本体内通路部71及びブローバイガス供給通路72)と、凝縮器65の出口部と燃焼室21とを接続する水蒸気分離後ガス供給通路(第2通路62、アルゴンガス流量計66、第3通路63、酸素ガスミキサ55、第4通路64及び吸気ポート31)と、を備えている。更に、この水素エンジンは、燃焼室21の排気ポート32と凝縮器65の入口部とを接続する第1通路61(排気通路)と、凝縮器65の出口部と燃焼室21とを接続する前記水蒸気分離後ガス供給通路と、を備えている。
従って、燃焼室21から排出された排ガスと、クランクケース22内のブローバイガスと、が凝縮器65に導入され、凝縮器65の出口部からは、排ガス及びブローバイガスから水蒸気が分離(除去)されたガス(主として、水蒸気を含まないアルゴンガス)が排出され、その水蒸気が除去されたガスは燃焼室21に再び供給される。この結果、クランクケース22から水蒸気を含むブローバイガスが除去されるのでオイル劣化及びスラッジの発生に伴う潤滑不良の問題が回避される。更に、3原子分子であって比熱比の小さい水蒸気HOが燃焼室21に導入されないので高い熱効率にて水素エンジンが運転され得る。
加えて、上記水素エンジンは、燃焼室21にて燃焼された排ガスが排出される燃焼室21に連通した排気ポート32と凝縮器65の入口部とを接続する排気通路(第1通路61)を備え、排ガスが排気通路(第1通路61)を通して凝縮器65に導入されるようになっている。
従って、一つの凝縮器65が、排ガス中の水蒸気HOを除去するとともにブローバイガス中の水蒸気HOを除去するので、排ガス用の凝縮器とブローバイガス用の凝縮器とを個別に備える必要がない。この結果、上記水素エンジンは廉価なエンジンとなる。
次に、本発明の第2実施形態に係る水素エンジンについて説明する。この水素エンジンは、図4に示したように、第1実施形態に係る水素エンジンにクランクケース強制換気装置90を付加した点にのみにおいて同第1実施形態に係る水素エンジンと相違している。従って、以下において、主として係る相違点について説明する。
クランクケース強制換気装置90は、ガスポンプ91と、第1接続通路92と、第2接続通路93と、を備えている。
ガスポンプ91は、図示しない駆動機構によりクランク軸14の回転にともなって回転駆動されることにより、その吸入部から導入されたガスの圧力を高めるとともに同圧力が高められたガスをその吐出部から吐出するポンプ(加圧手段)である。第1接続通路92は、凝縮器65の出口部とガスポンプ91の吸入部を連通する通路である。第2接続通路93は、ガスポンプ91の吐出部とクランクケース22とを連通する通路である。
このように構成された第2実施形態に係る水素エンジンにおいては、ガスポンプ91が回転駆動されることにより、凝縮器65から供給される水蒸気HOが除去されたガスが第1接続通路92、ガスポンプ91及び第2接続通路93を通してクランクケース22内に強制的に導入される。以下、このガスを便宜上「換気用ガス」と称呼する。
従って、クランクケース22内のブローバイガスは、ピストン13の動作のみならず、換気用ガスのクランクケース22内への導入により、本体内通路部71、逆止弁72a及びブローバイガス供給通路72を通して凝縮器65の入口部へと押し出される。
この結果、第2実施形態に係る水素エンジンは、第1実施形態に係る水素エンジンの有する効果を備えるとともに、クランクケース22内が加圧された換気用ガスによって強制的に換気されるので、上記オイル劣化及び上記スラッジの発生に伴う潤滑不良の発生をより効果的に抑制することができる。
以上、説明したように、本発明の上記各実施形態に係る水素エンジンにおいては、クランクケースからブローバイガスが除去されるので上記オイル劣化及び上記スラッジの発生に伴う潤滑不良の問題が回避される。更に、これらの水素エンジンは、3原子分子であって比熱比の小さい水蒸気HOが燃焼室に導入されないので高い熱効率にて水素エンジンが運転され得る。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、上記水素エンジンは圧縮により水素と酸素の混合ガスを自着火させていたが、燃焼室21に点火プラグを配設して火花点火運転を行ってもよい。
更に、上記水素エンジンは、気筒内に水素ガスを直接噴射していたが、水素ガスを吸気ポート31に噴射するように水素噴射弁35を配置してもよい。また、上記第2実施形態に係る水素エンジンにおいて、クランクケース22内にブローバイガスが漏洩しやすい運転状態(例えば、高負荷運転状態)が所定時間継続したとき、ガスポンプ91を所定時間だけ運転するように構成することもできる。また、第1接続通路92及び/又は第2接続通路93に、凝縮器65からクランクケース22に向うガスの流れのみを許容し、逆向きのガスの流れを阻止する逆止弁を配設してもよい。また、クランクケース22と凝縮器65の入口部とをシリンダヘッド室11cを介することなく直接連通する通路を、ブローバイガス供給通路72に加えて又はブローバイガス供給通路72に代えて配設してもよい。
本発明の第1実施形態に係る作動ガス循環型水素エンジンの概略図である。 図1に示した電気制御装置のCPUが実行するルーチンを示したフローチャートである。 図1に示した電気制御装置のCPUが実行するルーチンを示したフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る作動ガス循環型水素エンジンの概略図である。
符号の説明
10…エンジン本体、11…シリンダヘッド部、11a…シリンダヘッドカバー、11b…シリンダヘッド、11c…シリンダヘッド室、12…シリンダブロック部、12a…シリンダ、13…ピストン、13a…ピストンリング、14…クランク軸、15…コネクティングロッド、16…オイルパン、21…燃焼室、22…クランクケース、31…吸気ポート、32…排気ポート、33…吸気弁、34…排気弁、35…水素噴射弁、40…水素供給部、41…水素タンク、50…酸素供給部、51…酸素タンク、60…作動ガス循環通路部、61…第1通路、62…第2通路、63…第3通路、64…第4通路、65…凝縮器、70…ブローバイガス通路部、71…本体内通路部、72…ブローバイガス供給通路、72a…逆止弁(PCV)、80…電気制御装置、90…クランクケース強制換気装置、91…ガスポンプ、92…第1接続通路、93…第2接続通路。

Claims (2)

  1. シリンダ内を往復動するピストンにより燃焼室とクランクケースとが区画されるように構成され、同燃焼室に水素と酸素と作動ガスとしての単原子分子からなる不活性ガスとを供給して同水素を燃焼させ、同燃焼により生成された排ガスに含まれる水蒸気を液化して水に変化させることにより同水蒸気を同排ガスから分離するとともに、同水蒸気が分離された排ガスを同燃焼室に再び供給するように構成された作動ガス循環型水素エンジンであって、
    入口部から導入されたガスに含まれる水蒸気を液化して水に変化させることにより同水蒸気を同ガスから分離するとともに、同水蒸気が分離されたガスを出口部から排出する凝縮器と、
    前記クランクケースと前記凝縮器の入口部とを接続するブローバイガス供給通路と、
    前記凝縮器の出口部と前記燃焼室とを接続する水蒸気分離後ガス供給通路と、
    吸入部から導入されたガスの圧力を高めるとともに同圧力が高められたガスを吐出部から吐出するガスポンプと、
    前記凝縮器の出口部と前記ガスポンプの吸入部を連通する第1接続通路と、
    前記ガスポンプの吐出部と前記クランクケースとを連通する第2接続通路と、
    を備えた水素エンジン。
  2. 請求項1に記載の水素エンジンにおいて、
    前記燃焼室にて生成された排ガスが排出される同燃焼室に連通した排気ポートと前記凝縮器の入口部とを接続する排気通路を備え、
    前記排ガスが前記排気通路を通して前記凝縮器に導入され、同凝縮器が同排ガスに含まれる水蒸気を液化して水に変化させることにより同水蒸気を同排ガスから分離するとともに、同水蒸気が分離された排ガスが前記水蒸気分離後ガス供給通路を通して前記燃焼室に再び供給されるように構成された水素エンジン。
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