JP2021127704A - 4ストロークエンジン及びクランクケースの内部における着火防止方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】水素ガスを含む燃料での運転が可能であって、クランクケースの内部で水素ガスが着火しない4ストロークエンジンを提供する。【解決手段】本発明の一態様に係る4ストロークエンジンは、水素ガスを含む燃料での運転が可能な4ストロークエンジンであって、換気口が形成されたクランクケースと、クランクケースの外部と換気口とを連絡する換気流路と、換気流路に設けられ、クランクケースの内部における水素ガスの濃度が可燃範囲の下限値を下回ることができる量の水素ガスを、水素ガス以外の気体とともにクランクケースの内部から外部へ強制的に排出する換気ファンと、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、水素ガスを含む燃料での運転が可能な4ストロークエンジンに関する。また、水素ガスを含む燃料での運転が可能な4ストロークエンジンのクランクケースの内部における水素ガスの着火を防止する着火防止方法に関する。
4ストロークエンジンでは、シリンダとピストンの間を抜けて燃焼室の気体がクランクケースに漏れ出る場合がある。クランクケースに気体が漏れ出ることは、4ストロークエンジンの技術分野では周知であり、この漏れ出る気体はブローバイガスと呼ばれている(例えば、下記の特許文献1及び2参照)。
特開2007−16776号公報 特開2016−205247号公報
ブローバイガスには未燃燃料ガスが含まれているが、天然ガスを燃料として使用する場合、クランクケースの内部では着火可能な程度になるまで未燃燃料ガスの濃度は上昇しない。そのため、通常、天然ガス等を燃料とする4ストロークエンジンでは、クランクケースの内部で未燃燃料ガスに着火することはなく、クランクケースの内部における未燃燃料ガスの着火について対策を施したものは見当たらない。
一方、水素ガスを含む燃料を使用する4ストロークエンジンは事情が異なる。水素ガスは天然ガスやガソリンなどの他の燃料に比べ可燃範囲が非常に広く、理論空燃比の10倍に希釈されても着火する。そのため、水素ガスを含む燃料を使用する4ストロークエンジンでは、クランクケースの内部において水素ガスの濃度が着火可能な程度に維持される可能性がある。
そこで、本発明は、水素ガスを含む燃料での運転が可能であって、クランクケースの内部で水素ガスが着火しない4ストロークエンジンを提供すること目的としている。また、水素ガスを含む燃料での運転が可能な4ストロークエンジンにおいて、クランクケースの内部で水素ガスが着火するのを防ぐことができる着火防止方法を提供することを目的としている。
本発明の一態様に係る4ストロークエンジンは、水素ガスを含む燃料での運転が可能な4ストロークエンジンであって、換気口が形成されたクランクケースと、前記クランクケースの外部と前記換気口とを連絡する換気流路と、前記換気流路に設けられ、前記クランクケースの内部における水素ガスの濃度が可燃範囲の下限値を下回ることができる量の水素ガスを、水素ガス以外の気体とともに前記クランクケースの内部から外部へ強制的に排出する換気ファンと、を備えている。
この4ストロークエンジンによれば、クランクケースの内部における水素ガスの濃度は可燃範囲の下限値を下回ることになるため、クランクケースの内部で水素ガスが着火することはない。なお、前述の特許文献1及び2に記載のエンジンは、クランクケースからブローバイガスを排出する機構を備えているが、クランクケースから排出されるブローバイガスの量は、潤滑油の劣化を防ぐのに適切な量、又は、ブローバイガスの流れを阻害しない量であり、上記の4ストロークエンジンとは構成が異なる。
本発明の一態様に係る着火防止方法は、水素ガスを含む燃料での運転が可能な4ストロークエンジンにおいて、クランクケースの内部における水素ガスの濃度が可燃範囲の下限値を下回ることができる量の水素ガスを、水素ガス以外の気体とともに前記クランクケースの内部から外部へ強制的に排出し、前記クランクケースの内部で水素ガスが着火するのを防止する。
この着火防止方法によれば、クランクケースの内部における水素ガスの濃度が可燃範囲の下限値を下回ることになるため、クランクケースの内部で水素ガスが着火するのを防ぐことができる。
本発明によれば、水素ガスを含む燃料での運転が可能であって、クランクケースの内部で水素ガスが着火しない4ストロークエンジンを提供することができる。また、水素ガスを含む燃料での運転が可能な4ストロークエンジンにおいて、クランクケースの内部で水素ガスが着火するのを防ぐことができる着火防止方法を提供することができる。
図1は、第1実施形態に係る4ストロークエンジンの概略構成図である。 図2は、第1実施形態に係る4ストロークエンジンの制御系のブロック図である。 図3は、第1実施形態の着火防止プログラムのフロー図である。 図4は、第2実施形態に係る4ストロークエンジンの概略構成図である。 図5は、第3実施形態に係る4ストロークエンジンの概略構成図である。
(第1実施形態)
はじめに、第1実施形態に係る4ストロークエンジン(以下、単に「エンジン」と称する)100について説明する。本実施形態に係るエンジン100は、水素ガスを含む燃料での運転が可能であるとともに、水素ガスを含まない燃料での運転も可能である。なお、上記の「水素ガスを含む燃料」には、一部が水素ガスである燃料のみならず、全部が水素ガスである燃料(すなわち水素ガスそのもの)も含まれる。また、エンジン100の用途は特に限定されず、例えばエンジン100は乗り物の駆動用であってもよく、発電用であってもよい。
<全体構造>
図1は、第1実施形態に係るエンジン100の概略構成図である。図1に示すように、本実施形態に係るエンジン100は、シリンダ10及びクランクケース11を含むシリンダブロック12と、シリンダブロック12の上方に位置するシリンダヘッド13と、シリンダブロック12の下方に位置し潤滑油を受けるオイルパン14と、シリンダ10内を往復しコネクティングロッド15を介してクランク軸16を駆動するピストン17と、を備えている。
また、エンジン100は、シリンダ10の内周面、ピストン17の冠面、及び、シリンダヘッド13の下面によって画された燃焼室20を備えている。シリンダヘッド13には、燃焼室20に開口する吸気ポート21及び排気ポート22が形成されている。エンジン100は、吸気ガス流路23と、排気ガス流路24とを備えている。吸気ガス流路23は、吸気ポート21に接続されており、外気を取り込み、取り込んだ外気を吸気ガスとして燃焼室20に供給する。排気ガス流路24は、排気ポート22に接続されており、燃焼室20から排気ガスを排出する。
シリンダヘッド13には、吸気ポート21の燃焼室20に開口する部分を開閉する吸気弁25と、排気ポート22の燃焼室20に開口する部分を開閉する排気弁26が設けられている。さらに、シリンダヘッド13には燃焼室20に臨む点火プラグ27、及び、燃料を噴射する燃料噴射バルブ28が設けられている。本実施形態の燃料噴射バルブ28は、吸気ポート21に設けられているが、吸気ポート21よりも上流に設けられていてもよく、燃焼室20に臨むように設けられていてもよい。なお、本実施形態に係るエンジン100では、点火プラグ27を用いて燃焼室20の燃料に着火するが、別の方法で着火してもよい。別の方法で着火する場合、点火プラグ27を省略することができる。
吸気ガス流路23には、吸気ガスを昇圧するコンプレッサ30が設けられている。また、排気ガス流路24には、排気ガスのエネルギにより駆動するタービン31が設けられている。コンプレッサ30はタービン31に連結されており、タービン31が駆動されることによってコンプレッサ30も駆動する。なお、コンプレッサ30及びタービン31は省略することも可能である。
エンジン100では、吸入行程、圧縮行程、燃焼膨張行程、及び、排気行程が繰り返される。吸入行程の際、燃焼室20には吸気ガスと燃料が混ざり合った混合ガスが満たされる。混合ガスの一部は、主に圧縮行程及び燃焼膨張行程において、シリンダ10とピストン17の間を通ってクランクケース11内に漏れ出る。水素ガスを含む燃料が使用される場合、クランクケース11の内部に水素ガスが侵入することになる。本実施形態に係るエンジン100は、この侵入した水素ガスのクランクケース11の内部における濃度を検出する濃度センサ32を備えている。
クランクケース11には、換気口33が形成されている。エンジン100は、この換気口33とクランクケース11の外部とを連絡する換気流路34と、換気流路34に設けられた換気ファン35と、を備えている。換気ファン35は、クランクケース11の内部の気体を強制的に外部に排出する。つまり、換気ファン35は、燃焼室20からクランクケース11に漏れ出るガスよりも多くの気体をクランクケース11の外部へ排出する。クランクケース11の内部に水素ガスが侵入している場合は、換気ファン35は、水素ガスのみならず水素ガス以外の気体もクランクケース11の外部に排出する。なお、換気ファン35が排出する気体は、例えばエンジン100が収容されている機関室の外部であって人が近づかない場所に放出される。
さらに、クランクケース11には、導入口36が形成されている。エンジン100は、この導入口36とエンジン100の外部の空間とを連絡する外気導入路37と、外気導入路37に設けられた外気フィルタ38を備えている。外気フィルタ38は、外気導入路37を通過する外気に含まれるダストを除去(捕集)する。換気ファン35が駆動すると、クランクケース11の内部は負圧になるため、外気導入路37及び導入口36を介してクランクケース11の内部に外気が導入される。ただし、外気導入路37には、外気を昇圧するファンなどを設けてもよい。
<制御系の構成>
続いて、本実施形態に係るエンジン100の制御系の構成について説明する。図2は、第1実施形態に係るエンジン100の制御系のブロック図である。図2に示すように、本実施形態に係るエンジン100は、制御系の構成として制御装置40を備えている。制御装置40は、プロセッサ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、及び、I/Oインターフェース等を有している。制御装置40の不揮発性メモリには、後述する着火防止プログラム及び種々のデータが保存されており、プロセッサが各制御プログラムに基づき揮発性メモリを用いて演算処理を行う。
図2に示すように、制御装置40は、操作装置41及び前述した濃度センサ32(図1も参照)と電気的に接続されている。操作装置41はエンジン100のオペレータによって操作される装置であって、エンジン100が多元燃料エンジンの場合は、使用する燃料を選択することができる。制御装置40は、操作装置41から送信される操作信号に基づいて、使用する燃料に関する情報を取得することができる。また、制御装置40は、濃度センサ32から送信される計測信号に基づいて、クランクケース11の内部における水素ガスの濃度を取得することができる。
さらに、制御装置40は、換気ファン35と電気的に接続されている。制御装置40は、後述する着火防止プログラムに沿って、換気ファン35に制御信号を送信し、換気ファン35の駆動及び停止を行う。なお、制御装置40は、上述した機器以外の機器とも電気的に接続されており種々の制御を行うが、詳細については説明を省略する。
<着火防止プログラム>
続いて、制御装置40が実施する着火防止プログラムについて説明する。図3は、着火防止プログラムのフローチャートである。着火防止プログラムは、クランクケース11の内部において水素ガスが着火するおそれがある場合は、クランクケース11の内部を換気して着火を防止するプログラムである。なお、着火防止プログラムは、エンジン100の運転開始よりも前に開始される。
着火防止プログラムが開始されると、制御装置40は操作装置41からエンジン100に使用する燃料に関する情報を取得する(ステップS1)。
続いて、制御装置40は、エンジン100に使用する燃料に水素ガスが含まれるか否かを判定する(ステップS2)。燃料に水素ガスが含まれないと判定した場合(ステップS2でNO)、クランクケース11の内部で水素ガスが着火するおそれがないため、着火防止プログラムを終了する。一方、燃料に水素ガスが含まれると判定した場合(ステップS2でYES)、ステップS3に進む。
ステップS3では、制御装置40はエンジン100が運転開始前であるか否かを判定する。エンジン100が運転開始前であると判定した場合(ステップS3でYES)、換気ファン35を駆動し(ステップS4)、その後ステップS3に戻る。これにより、クランクケース11の内部の気体は外部へ排出される。このように、エンジン100の運転開始前に換気を行うのは、前回の運転でクランクケース11の内部に水素ガスが残っている可能性があるからである。本実施形態では、エンジン100が運転開始前である限り換気ファン35を駆動し続けるが、運転開始前に換気ファン35を一度だけ駆動するようにしてもよい。
ステップS3において、制御装置40はエンジン100が運転開始前でない、つまり運転開始後であると判定した場合(ステップS3でNO)、クランクケース11の内部における水素ガスの濃度を取得する(ステップS5)。クランクケース11の内部における水素ガスの濃度は、濃度センサ32から取得することができる。
続いて、制御装置40は、ステップS5で取得した水素ガスの濃度が所定の閾値以上か否かを判定する(ステップS6)。本実施形態の閾値は、水素ガスの可燃範囲の下限値又は当該下限値よりも所定量低い値に設定されている。なお、空気中における水素ガスの可燃範囲はおよそ4−75vol%であるから、クランクケース11の内部は水素ガスと空気(外気)で満たされているとすると、可燃範囲の下限値は4vol%となる。この場合、閾値は4vol%又はある程度余裕を持たせて4vol%よりも低い値(例えば3vol%)に設定される。閾値はこのように設定されているため、水素ガスの濃度が閾値以上である場合は、クランクケース11の内部で水素ガスに着火するおそれがある。
制御装置40は、水素ガスの濃度が所定の閾値以上であると判定した場合(ステップS6でYES)、クランクケース11の内部において水素ガスが着火するおそれがあるため、換気ファン35を駆動してクランクケース11の内部を換気する(ステップS7)。
一方、制御装置40は、水素ガスの濃度が所定の閾値以上でない、つまり閾値よりも低いと判定した場合(ステップS6でNO)、クランクケース11の内部において水素が着火するおそれはないため、換気ファン35を停止する(ステップS8)。
ステップS7又はステップS8を経た後は、制御装置40は、エンジン100の運転が終了したか否かを判定する(ステップS9)。エンジン100の運転が終了したと判定した場合(ステップS9でYES)、着火防止プログラムを終了する。一方、エンジン100の運転が終了していないと判定した場合(ステップS9でNO)、ステップS5に戻って、エンジン100の運転が終了するまでステップS5乃至S9を繰り返す。以上が、着火防止プログラムのフローである。
なお、上述した着火防止プログラムでは、制御装置40はエンジン100の運転開始前は、クランクケース11の内部における水素ガスの濃度にかかわらず換気ファン35を駆動したが、水素ガスの濃度が所定の閾値以上の場合は換気ファン35を駆動し、水素ガスの濃度が所定の閾値よりも低い場合は換気ファン35を停止してもよい。
また、本実施形態のエンジン100は複数の燃料で運転できるが、エンジン100が水素ガスを含む燃料のみで運転し、水素ガスを含まない燃料で運転することがない場合は、上記のステップS1及びS2を着火防止プログラムから省略することができる。
また、本実施形態に係るエンジン100は、制御装置40により換気ファン35を制御していたが、換気ファン35を制御しなくてもよい。つまり、換気ファン35を常時駆動させてもよい。ただし、換気ファン35が排出する気体の量が少ないと、クランクケース11の内部において水素ガスが着火するおそれがある。そのため、換気ファン35は、クランクケース11の内部における水素ガスの濃度が可燃範囲の下限値を下回ることができる量の水素ガスを、水素ガス以外の気体とともにクランクケース11の内部から外部へ強制的に排出できるように構成されている。
また、制御装置40は、単に換気ファン35を駆動/停止するのではなく、換気ファン35の出力(すなわちクランクケース11の内部の換気量)を調整してもよい。つまり、制御装置40は、濃度センサ32から取得した水素ガスの濃度が所定の閾値よりも低い場合は、濃度センサ32から取得した水素ガスの濃度が所定の閾値以上のときよりも小さな出力で換気ファン35を駆動するようにしてもよい。さらに言えば、例えばPID制御を用いて、濃度センサ32から取得した水素ガスの濃度が所定の閾値(目標値)よりも低い場合、濃度センサ32から取得した水素ガスの濃度と閾値との差が大きくなるに従って換気ファン35の出力を小さくしてもよい。同様に、濃度センサ32から取得した水素ガスの濃度が所定の閾値(目標値)以上の場合、濃度センサ32から取得した水素ガスの濃度と閾値との差が大きくなるに従って換気ファン35の出力を大きくしてもよい。
(第2実施形態)
続いて、第2実施形態に係るエンジン200について説明する。図4は、第2実施形態に係るエンジン200の概略構成図である。前述のとおり第1実施形態に係るエンジン100ではクランクケース11の内部に「外気」を導入していたのに対し、図4に示すように、本実施形態に係るエンジン200はクランクケース11の内部に「排気ガス」を導入する点で両エンジンは相違する。
具体的には、本実施形態に係るエンジン200は、排気ガス導入路50と、排気ガスクーラ51とを備えている。排気ガス導入路50は、排気ガス流路24のタービン31よりも下流の部分と導入口36とを連絡する流路である。導入口36はこの排気ガス導入路50を介してクランクケース11の内部に排気ガスを導入する。なお、排ガス導入路50は、排ガス流路24のタービン31よりも上流の部分と導入口36とを連絡してもよい。
排気ガスクーラ51は、排気ガス導入路50に設けられ、排気ガス導入路50を通過する排気ガスを冷却する。排気ガスが排気ガスクーラ51で冷却されると、排気ガスに含まれる水分が凝縮して凝縮水が発生する。発生した凝縮水は、排気ガスクーラ51の外部に排出される。なお、燃料に水素ガスが含まれる場合は、燃料を燃焼させると水が発生するため、排気ガスには大量の水分が含まれている。
排気ガスは外気に比べて酸素濃度が低い。そのため、空気中における水素ガスの可燃範囲の下限値よりも、排気ガスを含む気体中における水素ガスの可燃範囲の下限値の方が高くなる。つまり、導入口36からクランクケース11に導入する気体が排気ガスである場合、外気である場合に比べて水素ガスが着火しにくい。よって、本実施形態によれば、換気ファン35に求められる能力及び換気ファン35の消費エネルギを抑制することができる。
さらに、排気ガスを排気ガスクーラ51で冷却することで、排気ガスに含まれる水分が除去されるため、クランクケース11の内部の気体に触れる潤滑油の劣化を抑制することができる。なお、本実施形態に係るエンジン200では、クランクケース11の内部に外気を導入しないため、外気フィルタ38(図1参照)を省略することができる。
(第3実施形態)
続いて、第3実施形態に係るエンジン300について説明する。図5は、第3実施形態に係るエンジン300の概略構成図である。図5に示すように、本実施形態に係るエンジン300は、第2実施形態に係るエンジン200と同様に、クランクケース11の内部に排気ガスを導入する。ただし、本実施形態に係るエンジン300がクランクケース11に導入する排気ガスは、いわゆる排気再循環(Exhaust Gas Recirculation;EGR)用の排気ガスである。
具体的には、本実施形態に係るエンジン300は、EGR流路60と、EGRクーラ61と、分岐流路62とを備えている。EGR流路60は、排気ガス流路24のタービン31よりも下流の部分と吸気ガス流路23のコンプレッサ30よりも上流の部分とを連絡する流路である。なお、EGR流路60は、排気ガス流路24のタービン31よりも上流の部分と吸気ガス流路23のコンプレッサ30よりも下流の部分とを連絡してもよい。
EGRクーラ61は、EGR流路60に設けられ、EGR流路60を通過する排気ガスを冷却する。排気ガスがEGRクーラ61で冷却されると、排気ガスに含まれる水分が凝縮して凝縮水が発生する。発生した凝縮水は、EGRクーラ61の外部に排出される。なお、前述のとおり、燃料に水素ガスが含まれる場合は、排気ガスには大量の水分が含まれている。
分岐流路62は、EGR流路60のEGRクーラ61よりも下流の部分と導入口36とを連絡する流路である。導入口36はこの分岐流路62を介して排気ガスをクランクケース11の内部に導入する。なお、EGR流路60及び分岐流路62のそれぞれに開閉バルブを設け、各開閉バルブの開度を制御装置40で制御してもよい。
本実施形態に係るエンジン300は、第2実施形態に係るエンジン200と同様に、換気ファン35に求められる能力及び換気ファン35の消費エネルギを抑制することができるとともに、潤滑油の劣化を抑制することができる。しかも、エンジン300がEGR流路60及びEGRクーラ61を利用することで、第2実施形態に係るエンジン200が備える排気ガス導入路50及び排気ガスクーラ51を省略することができる。
(作用効果)
続いて、上述したエンジン100、200、300の作用効果について説明する。上述したように、エンジン100、200、300は、水素ガスを含む燃料での運転が可能な4ストロークエンジンであって、換気口33が形成されたクランクケース11と、クランクケース11の外部と換気口33とを連絡する換気流路34と、換気流路34に設けられ、クランクケース11の内部における水素ガスの濃度が可燃範囲の下限値を下回ることができる量の水素ガスを、水素ガス以外の気体とともにクランクケース11の内部から外部へ強制的に排出する換気ファン35と、を備えている。
この構成によれば、クランクケース11の内部における水素ガスの濃度は可燃範囲の下限値を下回ることになるため、クランクケース11の内部で水素ガスが着火することはない。
また、上述したエンジン100、200、300では、クランクケース11には、クランクケース11の外部の気体をクランクケース11の内部に導入する導入口36が形成されている。
この構成によれば、クランクケース11の内部へ気体を導入しやすく、クランクケース11の内部における水素ガスの濃度を効率よく低下させることができる。
また、第1実施形態に係るエンジン100は、エンジン100の外部の空間と導入口36とを連絡する外気導入路37をさらに備え、導入口36は外気導入路37を介して外気をクランクケース11の内部に導入している。
この構成では、クランクケース11の内部に導入する気体が「外気」であるため、他の気体を導入する場合に比べて、気体を導入するための配管の構造を簡略化することができる。
また、第1実施形態に係るエンジン100は、外気導入路37に設けられ、外気導入路37を通過する外気に含まれるダストを除去する外気フィルタ38をさらに備えている。
この構成によれば、エンジン100の内部にダストが侵入するのを防ぐことができる。
また、第2実施形態に係るエンジン200は、燃焼室20から排気ガスを排出する排気ガス流路24と、排気ガス流路24と導入口36とを連絡する排気ガス導入路50と、をさらに備え、導入口36は排気ガス導入路50を介して排気ガスをクランクケース11の内部に導入する。
この構成では、クランクケース11の内部に導入する気体が「排気ガス」であるため、外気を導入する場合に比べて、クランクケース11の内部における酸素の割合が低くなる。これにより、外気を導入する場合に比べて、水素ガスの可燃範囲の下限値が高くなり、換気ファン35に求められる能力及び換気ファン35の消費エネルギを抑制することができる。
また、第2実施形態に係るエンジン200は、排気ガス導入路50に設けられ、排気ガス導入路50を通過する排気ガスを冷却する排気ガスクーラ51をさらに備えている。
エンジン200が水素ガスを含む燃料を使用する場合、排気ガスに多量の水分が含まれる。この排気ガスがクランクケース11の内部に導入されると、排気ガスに含まれる水分によってクランクケース11の内部の潤滑油の劣化が進行する。これに対し、上記の構成では、排気ガスクーラ51が排気ガスを冷却することにより、排気ガスに含まれる水分量が低下するため、クランクケース11の内部の潤滑油の劣化を抑制することができる。
また、第3実施形態に係るエンジン300は、燃焼室20に向かって吸気ガスを供給する吸気ガス流路23と、燃焼室20から排気ガスを排出する排気ガス流路24と、排気ガス流路24と吸気ガス流路23とを連絡するEGR流路60と、EGR流路60に設けられ、EGR流路60を通過する排気ガスを冷却するEGRクーラ61と、EGR流路60のEGRクーラ61よりも下流の部分と導入口36とを連絡する分岐流路62と、をさらに備え、導入口36は分岐流路62を介してEGRクーラ61で冷却された排気ガスをクランクケース11の内部に導入する。
この構成では、EGRシステムを利用して冷却した排気ガスをクランクケース11の内部に導入することができるため、排気ガスを冷却するクーラ等の設置を省略することができる。
また、上述したエンジン100、200、300は、クランクケース11の内部における水素ガスの濃度を計測する濃度センサ32と、エンジン100、200、300の運転開始後において、濃度センサ32から取得した水素ガスの濃度が所定の閾値以上の場合は換気ファン35を駆動し、濃度センサ32から取得した水素ガスの濃度が所定の閾値よりも低い場合は換気ファン35を停止又は濃度センサ32から取得した水素ガスの濃度が所定の閾値以上のときよりも小さな出力で換気ファン35を駆動するように構成された制御装置40と、をさらに備えている。
この構成によれば、状況に応じて換気ファン35を停止又は換気ファン35の出力を低下させることができるため、換気ファン35の消費エネルギを抑制することができる。
また、上述したエンジン100、200、300では、制御装置40は、エンジン100、200、300の運転開始前において、クランクケース11の内部における水素ガスの濃度にかかわらず、換気ファン35を駆動するように構成されている。
この構成では、運転開始後と運転開始前の制御が異なり、運転開始前においては、クランクケース11の内部における水素ガスの濃度にかかわらず、換気ファン35が駆動される。よって、この構成によれば、エンジン100、200、300の運転開始前において、予めクランクケース11の内部を換気することになるため、エンジン100、200、300の運転開始時において、クランクケース11の内部で水素ガスが着火するのを防ぐことができる。
また、エンジン100、200、300において、制御装置40は、エンジン100、200、300の運転開始前において、濃度センサ32から取得した水素ガスの濃度が所定の閾値以上の場合は換気ファン35を駆動し、濃度センサ32から取得した水素ガスの濃度が所定の閾値よりも低い場合は換気ファン35を停止又は濃度センサ32から取得した水素ガスの濃度が所定の閾値以上のときよりも小さな出力で換気ファン35を駆動するように構成されていてもよい。
この構成によれば、状況に応じて換気ファン35を停止又は換気ファン35の出力を低下させることができるため、換気ファン35の消費エネルギを抑制することができる。
また、エンジン100、200、300は水素ガスを含む燃料のみならず水素ガスを含まない燃料でも運転が可能であって、エンジン100、200、300に使用する燃料を選択可能な操作装置41と、操作装置41から使用する燃料に関する情報を取得し、使用する燃料に水素ガスが含まれない場合は換気ファン35を停止するように構成された制御装置40と、をさらに備える。
この構成によれば、使用する燃料に水素ガスが含まれない場合は換気ファン35を停止するため、換気ファン35の消費エネルギを抑制することができる。
さらに、上述した着火防止方法は、水素ガスを含む燃料での運転が可能なエンジン100、200、300において、クランクケース11の内部における水素ガスの濃度が可燃範囲の下限値を下回ることができる量の水素ガスを、水素ガス以外の気体とともにクランクケース11の内部から外部へ強制的に排出し、クランクケース11の内部で水素ガスが着火するのを防止する。
この着火防止方法によれば、クランクケース11の内部における水素ガスの濃度が可燃範囲の下限値を下回ることになるため、クランクケース11の内部で水素ガスが着火するのを防ぐことができる。
11 クランクケース
20 燃焼室
23 吸気ガス流路
24 排気ガス流路
32 濃度センサ
33 換気口
34 換気流路
35 換気ファン
36 導入口
37 外気導入路
38 外気フィルタ
40 制御装置
41 操作装置
50 排気ガス導入路
51 排気ガスクーラ
60 EGR流路
61 EGRクーラ
62 分岐流路
100、200、300 4ストロークエンジン(エンジン)

Claims (12)

  1. 水素ガスを含む燃料での運転が可能な4ストロークエンジンであって、
    換気口が形成されたクランクケースと、
    前記クランクケースの外部と前記換気口とを連絡する換気流路と、
    前記換気流路に設けられ、前記クランクケースの内部における水素ガスの濃度が可燃範囲の下限値を下回ることができる量の水素ガスを、水素ガス以外の気体とともに前記クランクケースの内部から外部へ強制的に排出する換気ファンと、を備えている、4ストロークエンジン。
  2. 前記クランクケースには、前記クランクケースの外部の気体を前記クランクケースの内部に導入する導入口が形成されている、請求項1に記載の4ストロークエンジン。
  3. 当該4ストロークエンジンの外部の空間と前記導入口とを連絡する外気導入路をさらに備え、
    前記導入口は前記外気導入路を介して外気を前記クランクケースの内部に導入する、請求項2に記載の4ストロークエンジン。
  4. 前記外気導入路に設けられ、前記外気導入路を通過する外気に含まれるダストを除去する外気フィルタをさらに備えている、請求項3に記載の4ストロークエンジン。
  5. 燃焼室から排気ガスを排出する排気ガス流路と、
    前記排気ガス流路と前記導入口とを連絡する排気ガス導入路と、をさらに備え、
    前記導入口は前記排気ガス導入路を介して排気ガスを前記クランクケースの内部に導入する、請求項2に記載の4ストロークエンジン。
  6. 前記排気ガス導入路に設けられ、前記排気ガス導入路を通過する排気ガスを冷却する排気ガスクーラをさらに備えている、請求項5に記載の4ストロークエンジン。
  7. 燃焼室に向かって吸気ガスを供給する吸気ガス流路と、
    前記燃焼室から排気ガスを排出する排気ガス流路と、
    前記排気ガス流路と前記吸気ガス流路とを連絡するEGR流路と、
    前記EGR流路に設けられ、前記EGR流路を通過する排気ガスを冷却するEGRクーラと、
    前記EGR流路の前記EGRクーラよりも下流の部分と前記導入口とを連絡する分岐流路と、をさらに備え、
    前記導入口は前記分岐流路を介して前記EGRクーラで冷却された排気ガスを前記クランクケースの内部に導入する、請求項2に記載の4ストロークエンジン。
  8. 前記クランクケースの内部における水素ガスの濃度を計測する濃度センサと、
    当該4ストロークエンジンの運転開始後において、前記濃度センサから取得した水素ガスの濃度が所定の閾値以上の場合は前記換気ファンを駆動し、前記濃度センサから取得した水素ガスの濃度が前記所定の閾値よりも低い場合は前記換気ファンを停止又は前記濃度センサから取得した水素ガスの濃度が所定の閾値以上のときよりも小さな出力で前記換気ファンを駆動するように構成された制御装置と、をさらに備えている、請求項1乃至7のうちいずれか一の項に記載の4ストロークエンジン。
  9. 前記制御装置は、当該4ストロークエンジンの運転開始前において、前記クランクケースの内部における水素ガスの濃度にかかわらず、前記換気ファンを駆動するように構成されている、請求項8に記載の4ストロークエンジン。
  10. 前記制御装置は、当該4ストロークエンジンの運転開始前において、前記濃度センサから取得した水素ガスの濃度が前記所定の閾値以上の場合は前記換気ファンを駆動し、前記濃度センサから取得した水素ガスの濃度が前記所定の閾値よりも低い場合は前記換気ファンを停止又は前記濃度センサから取得した水素ガスの濃度が所定の閾値以上のときよりも小さな出力で前記換気ファンを駆動するように構成されている、請求項8に記載の4ストロークエンジン。
  11. 当該4ストロークエンジンは水素ガスを含む燃料のみならず水素ガスを含まない燃料でも運転が可能であって、
    当該4ストロークエンジンに使用する燃料を選択可能な操作装置と、
    前記操作装置から使用する燃料に関する情報を取得し、使用する燃料に水素ガスが含まれない場合は前記換気ファンを停止するように構成された制御装置と、をさらに備える、請求項1乃至7のうちいずれか一の項に記載の4ストロークエンジン。
  12. 水素ガスを含む燃料での運転が可能な4ストロークエンジンにおいて、クランクケースの内部における水素ガスの濃度が可燃範囲の下限値を下回ることができる量の水素ガスを、水素ガス以外の気体とともに前記クランクケースの内部から外部へ強制的に排出し、前記クランクケースの内部で水素ガスが着火するのを防止する着火防止方法。
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