JP4649566B2 - 貼付材 - Google Patents

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Description

本発明は、医療用や家庭用などとして、患部の治療や保護、又は医療材料の人体への固定等に用いる貼付材に関する。
医療用や家庭用として、患部を被覆して治療、保護する為に柔軟性の貼付材が用いられているが、この貼付材は、薄くて柔らかいフィルム又はシ−ト状の基材一面に粘着剤層を形成したものであるので、粘着剤層を覆っている粘着剤保護層を剥すと粘着剤層同士が付着したり、基材にしわが寄ったりすることが多く、患部に上手に貼付することが非常に難しい問題があった。
そこで、上記基材の粘着剤層とは反対面に、剛性のある支持体を仮着しておき、この支持体を仮着した状態で基材を患部に貼り付け、その後で支持体を剥がして取除くようにした貼付材が利用されている。このような貼付材として、例えば、基材の対向する両端縁に基材より所定の長さ延長された把持片を形成し、その把持片を把握して引き剥がす貼付材が知られている(例えば、特許文献1参照)。この支持体によれば、貼付時にしわが寄らずきれいに基材を貼付することができる。
しかしながら、上記のような貼付材は、種々の位置の患部に貼り付けるものであり、特に腕や脚などの屈曲部や、曲率が大きい部位に貼付した場合には、支持体が剥し難いという問題があった。つまり、特許文献1の貼付材を曲率の大きな部位に貼付した場合、支持体の把持片は貼付部位にピッタリと密着し、支持体のもつ剛性のために把持片を摘むきっかけが生じにくくなっており、支持体の剥離操作が非常に煩わしい。又、仮に把持片を摘めたとしても、基材の端縁のほぼ全域にわたって存在する長物の把持片を剥がそうとすると、把持片の隣接する基材に剥がれやしわが発生することがあった。この原因は、貼付部位の曲率により、剥離時の把持片に大きな力がかかり、その力が把持片近くの基材の縁に伝播するためと考えられる。
実開平6−31719号公報
この発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたもので、本発明の課題は、屈曲部や、曲率が大きい部位に貼り付けた場合であっても、貼付材の基材から支持体を容易に剥がせ、基材から支持体を取り除く際に基材に剥がれやしわが発生しにくい貼付材を提供することにある。
上述の課題を解決するため、本発明の貼付材においては、上面及び底面を有する柔軟性の基材と、該基材の底面の少なくとも一部分を被覆する粘着剤層と、該粘着剤層の表面を被覆し剥離可能な粘着剤保護層と、前記基材を貼付する際に、該基材のしわ発生を防止する該基材の上面に仮着された支持体と、を備える貼付材であって、前記支持体は、前記基材の縁に沿って基材の外側へ突出する突出部を有し、この突出部が切り込みによって分割され複数の把持部が形成されていることを特徴とする(請求項1)。
前記請求項1の構成によれば、複数の把持部が存在することで、貼付材を屈曲部や、曲率が大きい部位に貼り付けたとしても、剥離のきっかけとなる複数の把持部が独立して存在しているので、把持部が貼付部位から浮き易くなっており、摘み易い把持部を選択して支持体の剥離を容易に行うことができる。また、基材から支持体を取り除く際に、基材に剥がれやしわが発生することを抑制できる。
前記請求項1の発明の実施態様としては、下記請求項2ないし5の発明が好ましい。即ち、前記請求項1の貼付材において、支持体の突出部に設けられた切り込みを、線状とする(請求項2)。また、前記切り込みは、多角形、曲面、又は多角形と曲面とを組み合わせた形状とすることもできる(請求項3)。さらに、前記請求項2の貼付材において、前記基材が略長方形に形成され、前記支持体の突出部に設けられた線状の切り込みと、前記基材の縁とでなす角度は、40〜130度とする(請求項4)。
さらにまた、前記請求項1ないし4のいずれか1項に記載の貼付材において、基材が略長方形に形成され、前記支持体の突出部に設けられた切り込みは、さらに、前記基材の縁に対して平行な第2の線状の切り込みを有するものとする(請求項5)。上記により、支持体の剥離をさらに容易に行うことができる。
また、本発明の前記課題は、下記請求項6ないし12の発明のようにして達成することもできる。即ち、上面及び底面を有する柔軟性の基材と、該基材の底面の少なくとも一部分を被覆する粘着剤層と、該粘着剤層の表面を被覆し剥離可能な粘着剤保護層と、前記基材を貼付する際に、該基材のしわ発生を防止する該基材の上面に仮着された支持体と、を備える貼付材であって、前記支持体は、前記基材の縁に沿って基材の外側へ突出する突出部を有し、この突出部が線状の切り込みによって分割され複数の把持部が形成されるとともに、前記線状の切り込みは、隣接するこれらの線同士の間隔が5〜50mmの範囲となるように形成されているものとする(請求項6)。また、上面及び底面を有する柔軟性の基材と、該基材の底面の少なくとも一部分を被覆する粘着剤層と、該粘着剤層の表面を被覆し剥離可能な粘着剤保護層と、前記基材を貼付する際に、該基材のしわ発生を防止する該基材の上面に仮着された支持体と、を備える貼付材であって、前記支持体は、前記基材の縁に沿って基材の外側へ突出する突出部を有し、この突出部が面積をもつ形状からなる切り込みによって分割され複数の把持部が形成されるとともに、前記面積をもつ形状からなる切り込みは、隣接するこれらの形状の中心部分の間隔が5〜50mmの範囲となるように形成されているものとする(請求項7)。さらに、上面及び底面を有する柔軟性の基材と、該基材の底面の少なくとも一部分を被覆する粘着剤層と、該粘着剤層の表面を被覆し剥離可能な粘着剤保護層と、前記基材を貼付する際に、該基材のしわ発生を防止する該基材の上面に仮着された支持体と、を備える貼付材であって、前記基材は、縦方向と横方向とを有し、前記支持体は、前記基材の縦方向辺縁に沿って基材の外側に延長された複数の把持部を有するものとする(請求項)。
また、上面及び底面を有する柔軟性の基材と、該基材の底面の少なくとも一部分を被覆する粘着剤層と、該粘着剤層の表面を被覆し剥離可能な粘着剤保護層と、前記基材を貼付する際に、該基材のしわ発生を防止する該基材の上面に仮着された支持体と、を備える貼付材であって、前記基材は、縦方向と横方向とを有し、前記縦方向は連続して形成され、前記支持体は、前記基材の縦方向辺縁に沿って基材の外側に延長されるとともに、前記延長された部分に切り込みを設けることにより複数の把持部が形成されているものとする(請求項)。さらに、前記請求項に記載のものにおいて、貼付材が縦方向に連続し、ロール形状に形成されているものとする(請求項10)。また、前記請求項1ないし10のいずれか1項に記載のものにおいて、粘着保護剤層が複数の分割線によって分割可能に形成されているものとする(請求項11)。
また、本発明の前記課題は、下記請求項12の発明によっても達成できる。即ち、上面及び底面を有する柔軟性の基材と、該基材の底面の少なくとも一部分を被覆する粘着剤層と、前記基材を貼付する際に、該基材のしわ発生を防止する該基材の上面に仮着された支持体と、を備える貼付材であって、前記基材は、縦方向と横方向とを有し、前記支持体は、前記基材の縦方向辺縁に沿って基材の外側に延長された複数の把持部を有し、前記粘着剤層が支持体の基材側と反対側に剥離可能に仮着され、ロール形状に形成されているものとする(請求項12)。この構成は、例えば、梱包用に用いられるロール状の粘着テープであって、粘着テープをロールから引き剥がした際に、保護層のない粘着剤層が表出する構成と類似しており、貼付材の使い勝手がより良好となる。
本発明によれば、支持体に形成された複数の把持部の構成により、屈曲部や曲率が大きい部位に貼付した場合でも、把持部が貼付部位から独立して動き得るため摘み易く、又、この把持部を摘んで剥離する際には、複数の把持部により剥離時にかかる力が分散され、把持部近くの基材の縁にかかる力が緩和される。従って、基材の縁の剥がれやしわの発生を抑制することができる。また、把持部を基材の縦方向辺縁に沿って形成する構成によれば、ロール状などの連続的な形態を得る場合に製造上有利であり、これにより長尺の貼付材を提供することが可能になるので、様々な患部に簡便に適用可能な貼付材を提供することができる。
図1〜3に基づき、本発明の実施形態について以下に述べる。
図1は、本発明の貼付材に係る実施形態の構成図を示し、a)図は正面図、b)図は背面図、c)図はa)図のc-c線に沿う断面図である。
貼付材1は、基材2の底面の少なくとも一部分に粘着剤層3を被覆し(この実施例では基材底面の全面を被覆)、この粘着剤層3の表面を剥離可能な粘着剤保護層4で覆い、さらに基材2の上面に基材を貼付するときに基材のしわ発生を防止する支持体5を仮着した構成を有している。支持体5は、基材2の縁6に沿って基材の外側へ突出する突出部7を有し、突出部が切り込み8によって分割され複数の把持部9が形成されている。粘着剤保護層4には、貼付材の使用時に粘着剤保護剤4を剥がし易くするための分割線10が設けられている。
基材の形状は、三角形、長方形、菱形等の多角形や、円形、楕円形等が利用でき、これらの形状を適宜組み合わせた形状やロール形状にすることもできる。特に、略長方形の基材形状が好ましく、このような基材の支持体突出部に、線状の切り込みを設ける場合は、線状の切り込みと基材の縁とのなす角度を40〜130度として、線状の切り込みを入れることが好ましい。図1の実施例は、基材の縁に対し90度の角度を有する切り込み線が等しい間隔で4つ設けられている。
また、切り込みを線状に形成する場合、隣接する線同士の間隔W1は、5〜50mmの範囲の間隔が好ましく、10〜25mmの範囲がさらに好ましい。5mmより短いと把持部を摘み難く、50mmより長いと貼付材を屈曲部や、曲率が大きい部位に貼り付けた時に支持体が剥がし難い。又、この切り込みは、突出部の外縁から基材の縁6までの距離の半分以上の長さ切り込んでいることが好ましく、図1の実施例のように基材の縁6の近傍まで切り込んでいることがさらに好ましい。
このように、複数の把持部9が存在することで、貼付材を屈曲部や、曲率が大きい部位に貼り付けたとしても、剥離のきっかけとなる複数の把持部9が独立して存在しているので、把持部9が貼付部位から浮き易くなっており、摘み易い把持部9を選択して支持体5の剥離を行うことができる。この際、一番外側の把持部から剥がすようにすると剥がし易く、基材2の縁6の剥がれやしわの発生も起こり難い。尚、図1の実施例では、支持体5と突出部7は同一の材料で形成されているが、突出部7の部分だけを別部材として製造し、その突出部を接着、溶着などで支持体の縁に結合して支持体の把持部を形成しても良い。
図2は、本発明の貼付材に係る図1とは異なる実施形態の正面図を示し、図1と同一部分には同一の符号を付している。図2の実施例は、図1とは支持体の突出部に設けた切り込み8の形態が異なる。a)図は切り込み8を台形状にしたもの、b)図は切り込み8を曲面状にしたものである。このように、ある程度の面積をもつ切り込み8で突出部7を分割することで、隣接する把持部9同士が独立して動き易くなり、剥離時に把持部9が一層摘み易くなる。この切り込み8は図2の実施例で示した以外の多角形、曲面、又は多角形と曲面とを組み合わせた形状を適宜使用することができる。又、切り込みを多角形、曲面、又は多角形と曲面とを組み合わせた形状で形成する場合、隣接するこれらの形状の中心部分の間隔W2は、5〜50mmの範囲の間隔が好ましく、10〜25mmの範囲がさらに好ましい。5mmより短いと把持部を摘み難く、50mmより長いと貼付材を屈曲部や、曲率が大きい部位に貼り付けた時に支持体が剥がし難い。
図2c)は、図1の実施例に設けた線状の切り込み8に加え、さらに突出部が形成されている基材の縁6に対して平行な第2の線状の切り込み8aを設けた実施例である。このような第2の線状の切り込み8aは、図2c)の実施例のように、突出部7を分割する切り込み8の基材縁に近い方の端部、またはその近傍に設けるのが好ましく、こうすることで、支持体5を基材から剥がす際に、切り込み8の端部に集中する力を効果的に支持体を剥離する方向に伝達していると考えられ、スムースに支持体を基材から取り除くことができる。なお、図2b)の実施例においても、曲面状の切り込み8の基材縁に近い端部に、基材の縁6に対して平行な第2の線状の切り込みを設けるようにすることもできる。
図3は、本発明の貼付材に係り、さらに異なる実施形態の斜視図を示し、図1と同一部分には同一の符号を付している。図3の実施例は、貼付材が縦方向Lと横方向Sとを有し、貼付材が縦方向に連続したロール形状に形成されている。本発明における、縦方向とは、基材の製造方向に平行な方向をいい、いわゆる長手方向のことをいう。一方、横方向とは、縦方向に直交する方向をいう。この実施形態によれば、長尺の貼付材を提供することが可能になるので、大小様々な患部に対して1種類の貼付材で対応することができ、しかも必要な大きさだけ自由にカットして使用できるので経済性の良い貼付材となる。また、把持部9が基材の縦方向辺縁6に沿って連続して形成されているため、ロール状のどこでカットしても支持体の把持部が貼付材上に存在し、いかなる部位、大きさの患部に貼付材を適用したとしても、支持体の剥離し易さは確保される。
また、把持部9を基材の縦方向辺縁6に沿って形成する構成は、基材と支持体とを共押し出し等により連続的に製造することができるので、製造上も有利である。図3の実施例では、基材2の外側に延長された支持体5に線状の切り込み8を設けることで複数の把持部を形成している。尚、図3の実施例の切り込み8においても、図1の実施例で説明した切り込み形状、設置間隔が同様に利用できる。特に図3の実施例のように長尺の貼付材を形成する場合は、基材の外側に延長された支持体部分に切り込みを設けることに加え、基材の内側の支持体(基材の上面に位置する支持体)を通る、基材の横方向に平行な切り込み8b設けても良い。このように切り込み8bを縦方向に沿って部分的に設ける構成は、支持体を剥離し易い適当な大きさとして基材から取り除くことができるので、広い患部に貼付材を適用する場合に好適である。又、図3の実施例では、粘着剤保護層4が複数の分割線10によって3つの部分に分割可能に形成されている。このような構成は、部分的に粘着剤保護層4を剥がし、剥がした部分の粘着剤層から順次貼付することができるので、特に広い患部に貼付材を適用する場合は、基材にしわが入らず、粘着剤層が手指の接触により汚染されることもない。尚、図3の実施例の把持部9は、基材の両方の縦方向辺縁6に沿って形成した例を示したが、どちらか一方の縦方向辺縁に沿って形成しても良い。
また、図3の実施例とは異なる実施形態として、図3の粘着剤保護層4を使用せずに、前記請求項10のように構成することもできる。即ち、粘着剤保護層4を使用しない代わりに、支持体の基材側と反対側に粘着剤に対する剥離処理を行い、粘着剤層を支持体に仮着しロール形状の貼付材にすることもできる。剥離処理としては、公知のシリコーン樹脂処理やフッソ樹脂処理が利用できる。
上記本発明に用いられる基材としては、貼付部位に追従し得る柔軟性、伸縮性のフィルム状のものが使用でき、例えば、ポリウレタン、ポリエーテルポリエステル、ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、アクリル系重合体、オレフィン系共重合体等が使用できる。これらのうち、ポリウレタン、ポリエーテルポリエステル、ポリアミド等は水蒸気透過性が良好で、皮膚呼吸を妨げることが少ないため、特に好ましい。基材の厚さは、10〜150μmの範囲が好ましく、特に20〜75μmの範囲が好ましい。
また、本発明に用いられる粘着剤層としては、種々の感圧性粘着剤が使用でき、例えば天然ゴム系、合成ゴム系、アクリル系、ウレタン系、ビニルエーテル系、シリコーン系等の感圧性粘着剤が挙げられる。このような粘着剤層を基材に被覆する方法としては、例えば、粘着剤を基材上に直接塗工する方法、粘着剤を粘着剤保護層に塗工しそれを基材に貼り合わせる方法等が挙げられる。粘着剤層は、粘着剤層の凝集力と製造上の安定性を考慮すると、厚さ0.01〜1.5mmの範囲が好ましく、0.01〜0.5mmが更に好ましい。尚、塗工重量でいうと10〜1500g/m2の範囲が好ましく、10〜500g/m2の範囲が更に好ましい。
さらに、本発明に用いられる粘着剤保護層としては、公知の剥離紙、剥離フィルムが利用でき、紙やフィルムの表面にシリコーン樹脂処理やフッソ樹脂処理等を施したものを利用できる。また、本発明に用いられる支持体は、基材を貼付するときに基材のしわ発生を防止する程度の硬さを有するものであればよく、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリエステル等のプラスチック材料、紙、不織布等が利用できる。この支持体は、基材の貼付時に基材を定型状態に維持できれば必ずしも基材の上面の全面を覆う必要はなく、例えば、基材の縁部だけを窓枠状に被覆し、基材の中央部は被覆しない形態にすることもできる。支持体を基材に仮着する方法としては、接着、熱圧着、共押し出しによる仮着等、公知の方法を使用することができる。
本発明の貼付材に係る実施形態の構成図。 本発明の貼付材に係り、図1とは異なる実施形態の構成図。 本発明の貼付材に係り、図1とはさらに異なる実施形態の構成図。
符号の説明
1 貼付材
2 基材
3 粘着剤層
4 粘着剤保護層
5 支持体
6 縁
7 突出部
8 切り込み
8a 基材の縁に対して平行な第2の線状の切り込み
8b 基材の横方向に平行な切り込み
9 把持部
10 分割線
L 縦方向
S 横方向

Claims (5)

  1. 上面及び底面を有する柔軟性の基材と、
    該基材の底面の少なくとも一部分を被覆する粘着剤層と、
    該粘着剤層の表面を被覆し剥離可能な粘着剤保護層と、
    前記基材を貼付する際に、該基材のしわ発生を防止する該基材の上面に仮着された支持体と、
    を備える貼付材であって、
    前記支持体は、前記基材の縁に沿って基材の外側へ突出する突出部を有し、この突出部が面積をもつ形状からなる切り込みによって分割され複数の把持部が形成され、
    前記面積をもつ形状からなる切り込みは、隣接するこれらの形状の中心部分の間隔が5〜50mmの範囲となるように形成されていることを特徴とする貼付材。
  2. 上面及び底面を有する柔軟性の基材と、
    該基材の底面の少なくとも一部分を被覆する粘着剤層と、
    該粘着剤層の表面を被覆し剥離可能な粘着剤保護層と、
    前記基材を貼付する際に、該基材のしわ発生を防止する該基材の上面に仮着された支持体と、
    を備える貼付材であって、
    前記基材は、縦方向と横方向とを有し、
    前記支持体は、前記基材の縦方向辺縁に沿って基材の外側に延長され
    この延長された部分が面積をもつ形状からなる切り込みによって分割され複数の把持部が形成され、
    前記面積をもつ形状からなる切り込みは、隣接するこれらの形状の中心部分の間隔が5〜50mmの範囲となるように形成されていることを特徴とする貼付材。
  3. 上面及び底面を有する柔軟性の基材と、
    該基材の底面の少なくとも一部分を被覆する粘着剤層と、
    該粘着剤層の表面を被覆し剥離可能な粘着剤保護層と、
    前記基材を貼付する際に、該基材のしわ発生を防止する該基材の上面に仮着された支持体と、
    を備える貼付材であって、
    前記基材は、縦方向と横方向とを有し、前記縦方向は連続して形成され、
    前記支持体は、前記基材の縦方向辺縁に沿って基材の外側に延長されるとともに、前記延長された部分が面積をもつ形状からなる切り込みによって分割され複数の把持部が形成され、
    前記面積をもつ形状からなる切り込みは、隣接するこれらの形状の中心部分の間隔が5〜50mmの範囲となるように形成されていることを特徴とする貼付材。
  4. 前記縦方向に連続し、ロール形状に形成されていることを特徴とする請求項記載の貼付材。
  5. 粘着保護剤層が複数の分割線によって分割可能に形成されていることを特徴とする請求項1〜項のいずれか1項に記載の貼付材。
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