JP4649252B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、可変周波数、可変電圧の多相交流電力を得る各相の直流電圧が独立した電力変換装置に関する。
従来、高調波の抑制や1つ当たりのスイッチング素子の耐圧を下げることを目的とした多レベル電力変換装置として、単相インバータや、単相多レベルインバータを3相スター接続したものや、更に単相インバータを縦列接続し3相スター接続した構成の多レベルインバータ装置が知られている。
図11は、単相インバータ1U,1V,1Wを交流モータ2に3相スター接続した構成のインバータである。図11に示すインバータは、出力端子U,V,Wから交流モータ2に可変周波数、可変電圧の交流電力を供給する。
図12は、単相インバータ1として、2レベル単相インバータの場合を示す。単相インバータ1は、直流電源3と、平滑コンデンサ4に接続されたスイッチング素子5AP,5AN,5BP,5BNとからなり、各スイッチング素子のオン・オフを制御し、出力端子A,Bに単相交流電力を供給する。また、直流電源3は、それぞれ0°,120°,240°の異なる位相を有する交流電源AC1〜AC3と、交流電源AC1〜AC3とそれぞれ直列に接続されたリアクタンスL1〜L3と、リアクタンスL1〜L3を介して入力される交流電流を各相毎に整流するダイオードD1〜D6とからなる。
図13は、非特許文献1で知られている電力変換装置の制御回路を示すものである。図13に示す電力変換装置は、誘導電動機の電流をトルク電流と励磁電流とに分解し、独立して制御するベクトル制御を行っている。
図13に示す電力変換装置は、電圧・電流指令演算回路6と、交流モータ2に3相スター接続した単相インバータ1U,1V,1Wと、単相インバータ1U,1V,1Wの出力電流を検出する電流検出器10U,10V,10Wとからなる。
また、電圧・電流指令演算回路6は、トルク設定器7と、磁束設定器8と、除算器21,26と、微分演算器22と、加算器23,27と、減算器24,25と、積分演算器28と、係数乗算器51〜54と、電流制御アンプ9A,9Bと、3相2相変換器11と、2相3相変換器12とを備える。
そして、電圧・電流指令演算回路6において、係数乗算器54と、除算器26と、加算器27とは周波数基準演算回路61を構成する。また、トルク設定器7と、磁束設定器8と、除算器21と、微分演算器22と、係数乗算器51〜53と、減算器24,25と、電流制御アンプ9A,9Bと、2相3相変換器12とは電圧基準演算回路62を構成する。
電圧・電流指令演算回路6において、トルク指令T*および励磁指令Φ*はそれぞれトルク設定器7および磁束設定器8で設定される。
トルク指令T*は除算器21において励磁指令Φ*で除算され、係数乗算器51で係数K1が乗算されて電流指令Iq*に変換される。励磁指令Φ*は係数乗算器52で係数K2が乗算される。また、励磁指令Φ*は微分演算器22で微分演算され、係数乗算器53でK3が乗算される。係数乗算器52,53で生成されたデータは加算器23で加算されて電流指令Id*が生成される。電流指令Id*,Iq*は、直交するd軸、q軸の各電流指令である。
電流指令Id*,Iq*は、減算器24,25でそれぞれの電流フィードバック信号Id,Iqが減算される。減算器24,25で生成されたデータは電流制御アンプ9A,9Bに入力される。そして、電流制御アンプ9A,9Bは、トルク指令T*および励磁指令Φ*と電流フィードバック信号Id,Iqとの偏差がゼロになるようにd軸およびq軸の電圧指令Vd,Vqを調節して出力する。
一方、トルク指令T*と励磁指令Φ*とを除算器21で除算して生成したデータは係数乗算器54で係数K4が乗算される。係数乗算器54で生成されたデータは除算器26において励磁指令Φ*で除算され、すべり周波数ωsが生成される。そして、加算器27ですべり周波数ωsに速度ωrが加えられ、電力変換装置が出力する周波数ω1が決定される。
また、出力周波数ω1を積分演算器28で積分して出力位相θ1を得る。そして、電流検出器10U,10V,10Wで検出した3相の電流検出値Iu,Iv,Iwから、出力位相θ1を用いて3相2相変換器11によりd軸、q軸の各電流フィードバック信号Id,Iqを求める。それとともに、d軸、q軸の電圧指令Vd,Vqから2相3相変換器12により出力電圧指令Vu,Vv,Vwを求める。
各相の電圧指令は、一般的に、PWM回路(パルス変調回路)で、スイッチング素子のオン・オフパターンに変換して出力電圧を制御する。
電気書院「ニュードライブエレクトロニクス」6.2.4項
しかしながら、このような独立した直流電源をもつ単相インバータをスター接続した電力変換装置では、各相の瞬時電力に起因して直流電圧変動が発生し、出力電流が正弦波から歪むという現象が現れる。
単相インバータ1U,1V,1Wのそれぞれの出力電圧Vu,Vv,Vwと出力電流Iu,Iv,Iwは、周波数ω、時間t、力率角θとすると、
Vu=|V|・cos(ωt) (数1)
Vv=|V|・cos(ωt−2π/3) (数2)
Vw=|V|・cos(ωt+2π/3) (数3)
Iu=|I|・cos(ωt−θ) (数4)
Iv=|I|・cos(ωt−2π/3−θ) (数5)
Iw=|I|・cos(ωt+2π/3−θ) (数6)
となる。数1〜6より、各相の瞬時電力Pu,Pv,Pwは、
Pu=|V|・|I|・{cos(2ωt−θ)+cos(θ)} (数7)
Pv=|V|・|I|・{cos(2ωt−2π/3−θ)+cos(θ)} (数8)
Pw=|V|・|I|・{cos(2ωt+2π/3−θ)+cos(θ)}
(数9)
となる。
また、全相の総電力Pは、それぞれを足し合わせ、
P=Pu+Pv+Pw=3・|V|・|I|・cos(θ) (数10)
となる。
総電力Pは、時間tによる変動成分はない。しかし、各相の瞬時電力に注目すると、第1項が無効電力に相当し、出力の2倍の周波数、力率角θの位相差をもつ正弦波となる。なお、直流電圧はこの量に応じて変動する。
図14(a)は各相の出力電圧と出力電流を示す波形であり、図14(b)は出力瞬時電力を示す波形である。電力変換装置の出力電圧のU相、V相、W相の各相は120度(2π/3)の位相差を持っている。一方、各相の出力電流も各相の出力電圧に対して一定の位相差(力率角)を持っている。瞬時電力を加算した全相の総電力(トータル電力)は、図14(b)に示すように時間tによらず一定となる。
直流電源が各相共通である場合、各相の瞬時電力が変動しても、トータルの電力変換器の出力電力が時間で一定である。このため、直流電源から供給される電力も一定である。
しかし、図11に示すように直流電圧が各相ごとに独立している場合、各相の瞬時電力の変動により各相の直流電圧が変動する。一般に、直流電圧回路に発生する電圧脈動は、平滑コンデンサおよび電源側のリアクタンスと、出力の無効電力の関係で決まる。
瞬時電力が正方向のとき、直流電圧が無負荷電圧よりも低い場合は、出力の電力は電源側から供給されるべきである。しかし、電源側リアクタンスが大きい場合、電力供給(電流)が遅れるため、平滑コンデンサに充電されたエネルギーで出力電力を供給する。したがって、リアクタンスが大きい場合は、直流電圧の落ち込みが大きくなる。
一方、瞬時電力が負方向のとき、平滑コンデンサは電源側から充電されるが、直流電圧が無負荷電圧よりも大きくなった場合でも、リアクタンスが大きい場合は、電流が流れ続け、直流電圧が無負荷電圧よりも大きくなる。これを繰り返すことで直流電圧の脈動が発生する。
この脈動の周波数は、出力電力の無効成分に比例する。すなわち、電圧・電流の基本波の2倍の周波数を持つ。これらの周波数が、リアクタンス・平滑コンデンサの共振周波数よりも十分高ければ、すなわち、リアクタンス・平滑コンデンサによる充放電の速度よりも、電力脈動の速度が速ければ、直流電圧の脈動は少なくなる。
結局、この直流電圧の脈動を抑えるためには、リアクタンスL・平滑コンデンサCの共振周波数を下げるためにL,Cを大きな値にするか、無効電力の周波数をLCの共振周波数より高くすればよい。
しかし、リアクタンスのL値を増やすことは、電圧ドロップを増やすことになり、効率の面から実用的ではない。また、大きな平滑コンデンサCを用いることは、外形的にも経済的にも問題がある。さらに、出力周波数を上げることで無効電力の周波数を上げることができるが、アプリケーションによっては、高い周波数領域だけでなく、低い出力周波数の時に問題となってくる。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的としては、少ない平滑コンデンサでも、各相の出力電圧基準を補正することで、直流電圧リップルを低減することができる電力変換装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、直流電源と、前記直流電源に並列接続された平滑コンデンサと、前記直流電源に並列接続された複数のスイッチング素子とからなる単相インバータ3相スター接続され、前記スイッチング素子のオン・オフ制御により電圧および電流を制御し、可変周波数、可変電圧の3相交流電力を得る電力変換装置において、前記単相インバータの周波数基準を算出する周波数基準演算回路と、前記単相インバータが出力するべき電圧の基準となる電圧基準を算出する電圧基準演算回路と、前記周波数基準の3倍の周波数を有する電圧補正量を前記電圧基準に加算する電圧補正回路とを具備することを要旨とする。
上記目的を達成するため、請求項2に係る発明は、前記電力変換装置の出力電圧および出力電流の位相差を検出する補正位相演算回路を有し、前記位相差の2倍の角度を前記電圧補正回路の電圧補正量の位相補正量とすることを要旨とする。
上記目的を達成するため、請求項3に係る発明は、前記電圧補正回路の電圧補正量の電圧振幅は、補正後の電圧が前記電力変換装置の出力できる最大値電圧を超えないように決定することを要旨とする。
上記目的を達成するため、請求項4に係る発明は、前記電力変換装置の出力電圧および出力電流の位相差を検出する補正位相演算回路と、電圧補正量の電圧振幅からゲインを決定する関数テーブルとを有し、前記位相差と前記ゲインとを乗じた角度を前記電圧補正回路の電圧補正量の位相補正量とすることを要旨とする。
上記目的を達成するため、請求項5に係る発明は、直流電源と、前記直流電源に並列接続された平滑コンデンサと、前記直流電源に並列接続された複数のスイッチング素子と
からなる単相インバータ3相スター接続され、前記スイッチング素子のオン・オフ制御により電圧および電流を制御し、可変周波数、可変電圧の3相交流電力を得る電力変換装置において、互いに直行する第1軸および第2軸の基準電流指令を設定する基準電流設定手段と、前記電力変換装置の周波数基準を設定する周波数設定手段と、前記周波数基準を用いて3相の前記単相インバータの出力電流を3相2相変換し、互いに直行する第1軸および第2軸の電流指令に変換する3相2相変換手段と、前記第1軸および第2軸の基準電流指令から前記第1軸および第2軸の電流指令をそれぞれ減算する第1および第2の減算手段と、前記第1および第2の減算手段の演算結果が入力され、前記基準電流指令と前記電流指令との偏差がゼロになるように調節して第1軸および第2軸の電圧指令を出力する第1および第2の電流制御アンプと、前記第1および第2の電流制御アンプから出力された前記第1軸および第2軸の電圧指令を、前記周波数基準を用いて2相3相変換して第1相乃至第3相の電圧指令を生成し、3相の前記単相インバータに出力する2相3相変換手段と、前記第1軸および第2軸の電流指令と前記第1軸および第2軸の電圧指令とに基づいて前記電力変換装置の出力電流および出力電圧の位相差を算出する補正位相演算手段と、前記位相差と前記周波数基準と前記第1軸および第2軸の電圧指令とに基づいて前記第1相乃至第3相の電圧指令に加算する電圧補正量を算出する電圧指令補正手段とを有し、前記電圧補正量は、前記周波数基準の3倍の周波数を有することを要旨とする。
上記目的を達成するため、請求項6に係る発明は、前記電圧指令補正手段は、前記位相差の2倍の角度を前記電圧補正量の位相補正量とすることを要旨とする。
上記目的を達成するため、請求項7に係る発明は、前記電圧補正量の電圧振幅は、補正後の電圧が前記電力変換装置の出力できる最大値電圧を超えないように決定することを要旨とする。
以上述べたように本発明によれば、周波数基準の3倍の周波数を有する電圧補正量を、電力変換装置の出力電圧および出力電流の位相差(力率角)の2倍の角度、または出力電圧および出力電流の位相差(力率角)と、電圧補正量の電圧振幅とから決定したゲインとを乗じた角度を電圧補正量の位相補正量として求めて各単相インバータの電圧基準に加算し、各相の電圧指令を補正するので、直流電圧のリップルを低減でき、平滑コンデンサの容量を低減することができる。直流電圧のリップルを低減でき、平滑コンデンサの容量を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係る電力変換装置を示す概要構成図である。図1は、図13に示す従来の電力変換装置に対し、電圧補正回路63,および加算器30,31,32を追加したものである。そして、電圧補正回路63は補正位相演算回路13と、電圧指令補正回路14aと、スカラ演算器29とにより構成される。
本実施の形態の電力変換装置の動作を説明する。電圧・電流指令演算回路6において、トルク指令T*および励磁指令Φ*がそれぞれトルク設定器7および磁束設定器8で設定される。
トルク指令T*は除算器21において励磁指令Φ*で除算され、係数乗算器51で係数K1が乗算されて電流指令Iq*に変換される。励磁指令Φ*は係数乗算器52で係数K2が乗算される。また、励磁指令Φ*は微分演算器22で微分演算され、係数乗算器53でK3が乗算される。係数乗算器52,53で生成されたデータは加算器23で加算されて電流指令Id*が生成される。電流指令Id*,Iq*は、直交するd軸、q軸の各電流指令である。
電流指令Id*,Iq*は、減算器24,25でそれぞれの電流フィードバック信号Id,Iqが減算される。減算器24,25で生成されたデータは電流制御アンプ9A,9Bに入力される。そして、電流制御アンプ9A,9Bは、トルク指令T*および励磁指令Φ*と電流フィードバック信号Id,Iqとの偏差がゼロになるようにd軸およびq軸の電圧指令Vd,Vqを調節して出力する。
一方、トルク指令T*と励磁指令Φ*とを除算器21で除算して生成したデータは係数乗算器54で係数K4が乗算される。係数乗算器54で生成されたデータは除算器26において励磁指令Φ*で除算され、すべり周波数ωsが生成される。そして、加算器27ですべり周波数ωsに速度ωrが加えられ、電力変換装置が出力する周波数ωが決定される。
また、出力周波数ωを積分演算器28で積分して出力位相θ1を得る。そして、電流検出器10U,10V,10Wで検出した3相の電流検出値Iu,Iv,Iwから、出力位相θ1を用いて3相2相変換器11によりd軸、q軸の各電流フィードバック信号Id,Iqを求める。それとともに、d軸、q軸の電圧指令Vd,Vqから2相3相変換器12により出力電圧指令Vu,Vv,Vwを求める。
図2に補正位相演算回路13の詳細を示す。補正位相演算回路13は、乗算器33,34と加算器35と、スカラ演算器36,37と、除算器38,39と、逆余弦演算器40とを備える。
補正位相演算回路13の動作を説明する。まず、乗算器33でVqとIqの積が求められる。また、乗算器34でVdとIdの積が求められる。VqとIqの積と、VdとIdの積とが加算器35で加算される。これにより、電圧・電流指令演算回路6で求められた、角速度ωで回転する回転座標系上(回転角θ1上)の電圧ベクトル(Vd,Vq)と電流ベクトル(Id,Iq)の内積V・Iが求められる。
そして、スカラ演算器36,37で各ベクトルのスカラ量|I|,|V|が求められる。
除算器38,39では、内積V・Iがそれぞれのスカラ量|I|,|V|で順次に除算される。これにより、電圧、電流の力率cos(θ)が求められる。そして、この力率cos(θ)に対して逆余弦演算器40で逆余弦cos−1が求められ、力率角θが得られる。
なお、力率角θは、ここでは演算によって求めたが、実電圧、実電流を測定して求めることもできる。
図3に電圧指令補正回路14aの詳細を示す。電圧指令補正回路14aは、補正ゲイン設定器15と、乗算器41,42,45,46と、減算器43と、余弦演算器44とを備える。
電圧指令補正回路14aの動作を説明する。補正ゲイン設定器15で補正ゲインGvが設定される。そして、乗算器45で電圧基準の振幅|V|に補正ゲインGvが乗算されてVcが得られる。電圧基準の振幅|V|はスカラ演算器29において電圧ベクトル(Vd,Vq)から求められる。
一方、乗算器41では補正位相演算回路13で求められた力率角θが2倍され電圧補正量の位相ψが生成される。乗算器42では電圧・電流指令演算回路6で求めた電圧基準の回転角θ1が3倍される。そして、減算器43では電圧基準の回転角θ1の3倍の値から電圧補正量の位相ψが減算されてθ’が得られる。
そして、余弦演算器44でθ’の余弦が求められる。乗算器46ではcosθ’とVcとが乗算され、θ’を位相、Vcを振幅とする補正電圧eが求められる。そして、補正電圧eは2相3相変換器12で求められた各相の電圧基準Vu,Vv,Vwに加算器30,31,32において加算される。
ここで、時間をtと置くと、補正電圧eは以下のように表せる。
e=Vc・cos(3ωt−ψ) (数11)
ωt=θ1 (数12)
したがって、各インバータ1U,1V,1Wに与えられる電圧は、以下で表せる。
Vu*=Vu+e
=|V|・cos(ωt)+Vc・cos(3ωt−ψ) (数13)
Vv*=Vv+e
=|V|・cos(ωt−2π/3)+Vc・cos(3ωt−ψ) (数14)
Vw*=Vw+e
=|V|・cos(ωt+2π/3)+Vc・cos(3ωt−ψ) (数15)
このときのU相の瞬時電力は、以下で表せる。
Pu*=Pu+e・|I|・cos(ωt−θ)
=|V|・|I|{cos(2ωt−θ)+cos(θ)}
−Vc・|I|{cos(4ωt−θ−ψ)+cos(2ωt+θ−ψ) (数16)
ここで、Vc=|V|、ψ=2θとおくと次式を得る。
Pu*=|V|・|I|{cos(θ)−cos(4ωt−3θ)} (数17)
同様に、V,W相の瞬時電力も同様に、以下となる。
Pv*=|V|・|I|{cos(θ)−cos(4ωt−2π/3−3θ)} (数18)
Pw*=|V|・|I|{cos(θ)−cos(4ωt+2π/3−3θ)} (数19)
すなわち、瞬時電力の無効成分である基本波の2倍の周波数成分が消え、4倍の周波数成分だけとなり、LCの共振周波数と電圧脈動の周波数の差を大きくすることで、電力脈動の量を抑えることができる。
また、各相を合計した電力は、数17〜19の第2項を加算するとその和が0となることから、
P*=Pu*+pV*+Pw*=3|V|・|I|cos(θ) (数20)
であり、電圧補正しない場合の電力と等しい。
図4にU相においてVc=|V|,ψ=2θと置いた場合の波形例を示す。補正後の瞬時電力が基本波(U相出力電圧、U相出力電流)の4倍の周波数成分となっており、LCの共振周波数との差を大きくすることで、電力脈動の量を抑えることができる。
(第2の実施の形態)
図5は本発明の第2の実施の形態に係る電力変換装置を示す概要構成図、図6は図5に示す電力変換装置の電圧指令補正回路を示す詳細図である。
なお、図5,6に示した本実施の形態の構成要素において、図1,3と同一の構成要素については、同一番号をつけることによりその説明は省略する。図5において図1に示す電力変換装置と異なる点は、電圧指令補正回路14aを14bに置き換えている点である。 また、図6において図3に示す電圧指令補正回路と異なる点は、補正電圧の振幅Vcを最大電圧設定器16および電圧基準に振幅|V|を用いて演算している点である。
図6に示す電圧指令補正回路14bでは、電力変換装置が出せる最大電圧Vmaxが最大電圧設定器16で設定される。そして、減算器47でVmaxから電圧ベクトル(Vd,Vq)のスカラ量|V|が減算される。これを補正電圧の振幅Vcとする。
以上により、電力変換装置が出力電圧に制限しながら、瞬時電力の脈動を抑えることができる。
図7はU相において、最大変調率Vmax/|V|=1.15とした場合の波形を示す。
図7に示す時間t〜tの間では、補正後の瞬時電力は補正前の瞬時電力より小さくなっている。これに対して、時間t〜tの間では補正後の瞬時電力が補正前の瞬時電力より大きくなっている。すなわち、時間t〜tで小さくなった分の電力量が、時間t〜tにおいて加算されるように瞬時電力が補正される。
このように、補正電圧を加えることによって補正前の瞬時電力に対して補正後の瞬時電力のピークを分散させることができる。これにより、瞬時電力の脈動の量を抑え、直流電圧の変動を抑えることができる。
(第3の実施の形態)
図8は本発明の第3の実施の形態に係る電力変換装置を示す概要構成図、図9(a)は図8に示す電力変換装置の電圧指令補正回路を示す詳細図、図9(b)は関数テーブルを示す概要図である。
なお、図8,9に示した実施の形態の構成要素において、図1,3と同一の構成要素については、同一番号をつけることによりその説明は省略する。図8において図1に示す電力変換装置と異なる点は、電圧指令補正回路14aを14cに置き換えている点である。 また、図9(a)において図3に示す電圧指令補正回路と異なる点は、補正角ゲイン演算器17にて力率角θに対するゲインGを、補正ゲインGvを用いて決定している点である。
瞬時電力のピークを最適に分散させる為の電圧補正量の位相角ψは、力率角θと補正ゲインGvによって一意に決めることができる。
補正ゲイン設定器15で設定される補正ゲインをGvとすると、補正角ゲイン演算器17は以下により力率角θへのゲインGを演算する。
G=1+Gv (数21)
そして、ゲイン乗算器48において、補正角ゲイン演算器17で数21により演算したゲインGが力率角θに乗算され、電圧補正量の位相角ψが得られる。
図10(a)にGv=0.5,G=1.5,Vc=0.5×|V|の場合のU相の瞬時電力を示す波形、図10(b)にGv=0.3,G=1.3,Vc=0.3×|V|の場合のU相の瞬時電力を示す波形を示す。
図10(a)に示す時間t〜tの間では、補正後の瞬時電力は補正前の瞬時電力より小さくなっている。これに対して、時間t〜tおよび時間t〜tの間では、補正後の瞬時電力が補正前の瞬時電力より大きくなっている。すなわち、時間t〜tで小さくなった分の電力量が、時間t〜tおよび時間t〜tにおいて加算されるように瞬時電力が補正される。
また、図10(b)に示す時間t〜tの間では、補正後の瞬時電力は補正前の瞬時電力より小さくなっている。これに対して、時間t〜t10および時間t10〜t11の間では、補正後の瞬時電力が補正前の瞬時電力より大きくなっている。すなわち、時間t〜tで小さくなった分の電力量が、時間t〜t10および時間t10〜t11において加算されるように瞬時電力が補正される。
このように、図10(a),(b)では、補正前の瞬時電力に対して補正後の瞬時電力のピークが分散されている。
図10(a),(b)では、補正後の瞬時電力に基本波(U相出力電圧、U相出力電流)の2倍および4倍の周波数成分が混在する。しかし、補正前の瞬時電力に対して補正後の瞬時電力のピークを分散させることで、瞬時電力の脈動の量を抑え、直流電圧の変動を抑えることができる。
なお、補正角ゲイン演算器17はあらかじめシミュレーションし、図9(b)に示すように関数テーブル17aに保存、関数化することで、リアルタイムに電圧補正量の位相角を得ても同じ結果が得られる。
本発明の第1の実施の形態に係る電力変換装置を示す概要構成図である。 図1に示す電力変換装置の補正位相演算回路を示す詳細図である。 図1に示す電力変換装置の電圧指令補正回路を示す詳細図である。 本発明の第1の実施の形態の瞬時電力を示す波形である。 本発明の第2の実施の形態に係る電力変換装置を示す概要構成図である。 図5に示す電力変換装置の電圧指令補正回路を示す詳細図である。 本発明の第2の実施の形態の瞬時電力を示す波形である。 本発明の第3の実施の形態に係る電力変換装置を示す概要構成図である。 (a)は図8に示す電力変換装置の電圧指令補正回路を示す詳細図、(b)は関数テーブルを示す概要図である。 本発明の第3の実施の形態の瞬時電力を示す波形で、(a)は補正ゲインが0.5の場合の波形を示す図、(b)は補正ゲインが0.3の場合の波形を示す図である。 従来の各組の直流回路が独立した電力変換装置の概要構成図である。 各相の直流回路が独立した電力変換装置の単位インバータを示す図である。 従来の電力変換装置の制御回路を示す構成図である。 (a)は各相の出力電圧と出力電流を示す波形、(b)は出力瞬時電力を示す波形である。
符号の説明
1U,1V,1W 単相インバータ
2 交流モータ
3 直流電源
4 平滑コンデンサ
5AP,5AN,5BP,5BN スイッチング素子
6 電圧・電流指令演算回路
7 トルク設定器
8 磁束設定器
9A,9B 電流制御アンプ
10U,10V,10W 電流検出器
11 3相2相変換器
12 2相3相変換器
13 補正位相演算回路
14a,14b,14c 電圧指令補正回路
15 補正ゲイン設定器
16 最大電圧設定器
17 補正角ゲイン演算器
17a 関数テーブル
61 周波数基準演算回路
62 電圧基準演算回路
63 電圧補正回路

Claims (8)

  1. 直流電源と、
    前記直流電源に並列接続された平滑コンデンサと、
    前記直流電源に並列接続された複数のスイッチング素子と
    からなる単相インバータ3相スター接続され
    前記スイッチング素子のオン・オフ制御により電圧および電流を制御し、可変周波数、可変電圧の3相交流電力を得る電力変換装置において、
    前記単相インバータの周波数基準を算出する周波数基準演算回路と、
    前記単相インバータが出力するべき電圧の基準となる電圧基準を算出する電圧基準演算回路と、
    前記周波数基準の3倍の周波数を有する電圧補正量を前記電圧基準に加算する電圧補正回路とを具備することを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記電力変換装置の出力電圧および出力電流の位相差を検出する補正位相演算回路を有し、
    前記位相差の2倍の角度を前記電圧補正回路の電圧補正量の位相補正量とすることを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
  3. 前記電圧補正回路の電圧補正量の電圧振幅は、
    補正後の電圧が前記電力変換装置の出力できる最大値電圧を超えないように決定することを特徴とする請求項2記載の電力変換装置。
  4. 前記電力変換装置の出力電圧および出力電流の位相差を検出する補正位相演算回路と、
    電圧補正量の電圧振幅からゲインを決定する関数テーブルと
    を有し、
    前記位相差と前記ゲインとを乗じた角度を前記電圧補正回路の電圧補正量の位相補正量とすることを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
  5. 直流電源と、
    前記直流電源に並列接続された平滑コンデンサと、
    前記直流電源に並列接続された複数のスイッチング素子と
    からなる単相インバータ3相スター接続され
    前記スイッチング素子のオン・オフ制御により電圧および電流を制御し、可変周波数、可変電圧の3相交流電力を得る電力変換装置において、
    互いに直行する第1軸および第2軸の基準電流指令を設定する基準電流設定手段と、
    前記電力変換装置の周波数基準を設定する周波数設定手段と、
    前記周波数基準を用いて3相の前記単相インバータの出力電流を3相2相変換し、互いに直行する第1軸および第2軸の電流指令に変換する3相2相変換手段と、
    前記第1軸および第2軸の基準電流指令から前記第1軸および第2軸の電流指令をそれぞれ減算する第1および第2の減算手段と、
    前記第1および第2の減算手段の演算結果が入力され、前記基準電流指令と前記電流指令との偏差がゼロになるように調節して第1軸および第2軸の電圧指令を出力する第1および第2の電流制御アンプと、
    前記第1および第2の電流制御アンプから出力された前記第1軸および第2軸の電圧指令を、前記周波数基準を用いて2相3相変換して第1相乃至第3相の電圧指令を生成し、3相の前記単相インバータに出力する2相3相変換手段と、
    前記第1軸および第2軸の電流指令と前記第1軸および第2軸の電圧指令とに基づいて前記電力変換装置の出力電流および出力電圧の位相差を算出する補正位相演算手段と、
    前記位相差と前記周波数基準と前記第1軸および第2軸の電圧指令とに基づいて前記第1相乃至第3相の電圧指令に加算する電圧補正量を算出する電圧指令補正手段とを有し、
    前記電圧補正量は、前記周波数基準の3倍の周波数を有することを特徴とする電力変換装置。
  6. 前記電圧指令補正手段は、前記位相差の2倍の角度を前記電圧補正量の位相補正量とすることを特徴とする請求項5記載の電力変換装置。
  7. 前記電圧補正量の電圧振幅は、
    補正後の電圧が前記電力変換装置の出力できる最大値電圧を超えないように決定することを特徴とする請求項5又は請求項6記載の電力変換装置。
  8. 前記電圧指令補正手段は、
    前記電圧補正量の電圧振幅からゲインを決定する関数テーブルを有し、
    前記位相補正量は、前記位相差と前記ゲインとを乗じた角度とすることを特徴とする請求項5記載の電力変換装置。
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