JP4648547B2 - ユニット式建物用cadシステム - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータを用いてユニット式建物の設計を支援するユニット式建物用CADシステムに関する。
【0002】
【背景技術】
従来より、工場で製造した箱状の建物ユニットを、建築現場で複数組み合わせて建築されるユニット式建物が利用されている。
ユニット式建物の建物ユニットは、図16に示されるように、四隅の柱11の上下端部を天井梁12および床梁13で連結した直方体状の骨組14を有するものである。天井梁12としては、長さの異なる長辺天井梁12A および短辺天井梁12B が設けられている。床梁13としては、天井梁12と同様に、長さの異なる長辺床梁13A および短辺床梁13B が設けられている。このような骨組14には、図示しない天井面材および床面材、ならびに、外壁材および間仕切壁等の造作材が取り付けられるようになっている。
【0003】
このようなユニット式建物によれば、工場で建物ユニットを製造する際に、従来建築現場で行っていた作業がほとんど工場で行われることとなり、建築現場での作業が著しく軽減され、高品質の建物を短期間で建築できるという利点を得ることができる。
このユニット式建物の利点を確保するために、顧客に提供する商品(ユニット式建物)を既製品化し、これにより、設計および製造すべき商品の種類を限定し、設計作業および製造作業の高効率化を図っていたが、これでは、顧客の多様な要望に十分対応することが困難となる。
そこで、一般的な注文建築と同様に、顧客の要求に応じてユニット式建物を一つずつ設計し、設計を行うにあたり、設計作業の効率が十分確保されるように、設計作業を支援するCADシステムを利用している(特開平10−21287号公報参照)。
【0004】
このCADシステムを利用してユニット式建物を設計するにあたり、表示画面には、設計対象となるユニット式建物に設けられる部品の設置位置の基準を示す補助線として、グリッドモジュール心線が表示される。グリッドモジュール心線は、当該ユニット式建物の平面に格子状に設定されるとともに、互いに直交して複数の長方形を形成するものとなっている。
例えば、ユニット式建物に玄関を設定するにあたり、図17に示されるように、ユニット式建物の玄関部分が拡大されて表示装置の画面S1に表示される。画面S1には、ユニット式建物を構成する建物ユニット150 の柱151 と、ユニット式建物の外壁線、換言すれば、建物ユニット150 に取り付けられる外壁面材の中心線となるグリッドモジュール心線G151と、建物ユニット150 の境界線を示すグリッドモジュール心線G152と、建物ユニット150 に取付可能となる間仕切壁の中心線を示すグリッドモジュール心線G153とが示されている。
このような画面S1に対して、玄関ポーチとなる平面長方形状の領域R1の奥行きDおよび間口幅Wを、マウスを用いて設定する。
すなわち、領域R1の屋外部分との境界となる、ユニット式建物の外壁部分のグリッドモジュール心線G152と、領域R1の室内部分との境界となる、グリッドモジュール心線(ユニットグリッド)G152と直交するグリッドモジュール心線G153との交点に十字カーソルK1を移動し、領域R1の対角線の端部となる第1点を決定する。この後、領域R1の室内部分との境界となるとともに、互いに直交する一対のグリッドモジュール心線G153の交点に十字カーソルK1を移動し、領域R1の対角線の反対側の端部となる第2点を決定し、これにより、ユニット式建物の角部に玄関ポーチ領域R1を設定する。
【0005】
領域R1の設定が完了すると、図18に示されるように、建物ユニット150 の長辺および短辺の中間部分に、外壁面材を支持するための間柱152 が生成されるとともに、玄関ポーチの角部の柱151 がポーチ柱151Aに変換される。また、ユニット式建物の外周部に沿って、内壁の室内側の表面の位置を示す補助線H154が表示される。
次に、この状態で、玄関の土間となる平面長方形状の領域R2を、マウスを用いて設定する。
玄関土間の領域R2は、玄関ポーチ領域R1の設定と同様に、領域R2の領域R1との境界となるグリッドモジュール心線G153と、室内部分の境界となるとともに、前述のグリッドモジュール心線G153と直交するグリッドモジュール心線G153との交点に十字カーソルK1を移動し、領域R2の対角線の端部となる第3点を決定する。この後、領域R2の居室部分との境界となるとともに、互いに直交する一対のグリッドモジュール心線G153の交点に十字カーソルK1を移動し、領域R2の対角線の反対側の端部となる第4点を決定し、これにより、玄関土間領域R2を設定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このようなCADシステムでは、玄関として、玄関土間と玄関ポーチとの間口幅が同じ寸法のものしか設計できないので、設計の自由度が小さく、顧客の要望に充分対応できないという問題がある。
一方、マウス操作でカーソルを移動し、第1点ないし第4点を決定し、玄関土間および玄関ポーチを設定する設定入力手順は、使い勝手がよいので、玄関土間と玄関ポーチとの間口幅が同じ寸法の玄関を設定する場合には、この設定入力手順をそのまま利用したいという要望がある。
【0007】
本発明の目的は、使い勝手のよい従来の設定入力手順をそのまま残し、玄関土間と玄関ポーチとの間口幅が相違する玄関の設計も行えるユニット式建物用CADシステムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、図面をも参照して説明すると、直方体状の建物ユニット150を複数組み合わせて形成されるユニット式建物の設計作業を支援するユニット式建物用CADシステム1であって、設計対象となるユニット式建物に設けられる部品の設置位置の基準線として、当該ユニット式建物の平面に格子状に設定されるとともに、互いに直交して複数の長方形を形成する複数のグリッドモジュール心線G151〜G153を生成するグリッドモジュール生成手段42と、前記グリッドモジュール心線G151〜G153の複数の交点のうち、前記ユニット式建物の外壁線上の第1点Pと、この第1点Pを通る前記格子の対角線上にある別の点である第2点Qとが選択されると、前記二点P,Qから複数の長方形のうちのひとつを選択し、選択した長方形を第1領域R1として設定する第1領域設定手段51と、前記グリッドモジュール心線G151〜G153の交点のうち、前記第1点Pおよび前記第2点Qの一方を通るグリッドモジュール心線と、前記第1点Pおよび前記第2点Qの他方を通るグリッドモジュール心線との交点である第3点Rと、この第3点Rを通る前記格子の対角線上にある別の点である第4点Sとが選択されると、前記二点R,Sから複数の長方形のうちのひとつを選択し、選択した長方形を第2領域R2として設定する第2領域設定手段52と、前記第1点Pを通る前記外壁線上であって前記第1点Pと前記第2点Qの前記外壁線上に下ろした垂線の交点との間に位置する点を第5点Tとして選択されこの第5点Tとは異なる点であって前記第1点Pと前記交点との間に位置する点を第6点Uとして選択されると、これらの第5点Tと第6点Uを結ぶ線分を一辺とするとともに、この一辺と直行する辺を予め設定された長さとしかつ前記第1領域R1と隣接する長方形を第3領域R3として設定する第3領域設定手段53と、前記第1領域R1および前記第2領域R2が設定されると、前記第1領域R1を玄関ポーチとなる玄関ポーチ領域に設定し、前記第2領域R2を玄関の土間となる玄関土間領域に設定する一方、前記第1領域R1および前記第3領域R3が設定されると、前記第1領域R1を玄関の土間となる玄関土間領域に設定し、前記第3領域R3を玄関ポーチとなる玄関ポーチ領域に設定する玄関領域設定手段54とを備えていることを特徴とする。
【0009】
このような本発明では、第1領域設定手段51による第1領域R1の設定操作と、第2領域設定手段52による第2領域R2の設定操作とを順次行うことにより、玄関土間と玄関ポーチとの間口幅が同じ寸法の玄関が設定入力される。そして、第1領域R1の設定操作および第2領域R2の設定操作を続けて行う操作手順は、従来から行われている玄関の設定入力手順をそのものとなる。
一方、第1領域設定手段51による第1領域R1の設定操作と、第3領域設定手段53による第3領域R3の設定操作とを順次行うことにより、玄関土間と玄関ポーチとの間口幅が異なる寸法の玄関が設定入力され、設計の自由度が拡大され、顧客の要望に充分対応できるようになる。
【0010】
以上のような本発明において、前記玄関領域設定手段54が設定した玄関土間領域に対し、上框161 および玄関サッシ162 の設定入力が行われると、前記上框161 以外の周縁部分のすべてに側板を設定する側板設定手段56と、この側板設定手段56が設定した前記側板のうち、前記玄関サッシ162 と重複する部分の側板を削除する側板削除手段57が設けられていることが望ましい。
このようにすれば、玄関に対して側板の設定入力が自動的に行われるとともに、側板が不要な上框161 や玄関サッシ162 には、側板が設定されないので、玄関の設計が迅速かつ正確に行えるようになるうえ、側板を設定入力し忘れる等の人為的誤操作が低減されるようになる。
【0011】
また、形状および寸法が異なる複数種類の玄関について、その形状を文字で表した形状メニュー171 、その間口幅を数字で表した間口メニュー172, 174、および、その奥行きを数字で表した奥行メニュー173, 175を順次表示し、表示項目をオペレータに選択させて玄関の設定入力を行う玄関設定手段55を併設することが好ましい。
このような玄関設定手段55を併設すれば、玄関を設定入力するにあたり、オペレータに対し、形状メニュー171 、間口メニュー172, 174および奥行メニュー173, 175が順次表示され、これらのメニュー171 〜175 がオペレータの操作を案内するので、CADシステム1の操作に不慣れな初心者でも、玄関の設定入力操作を間違えることなく円滑に行えるようになる。
【0012】
さらに、玄関土間以外に土間領域を設定する土間領域設定手段58と、玄関土間以外の土間領域が設定されると、この土間領域が複数の建物ユニットにまたがっているか否かを検出するとともに、当該土間領域が複数の建物ユニットにまたがっている場合には、前記複数の建物ユニットの床梁のうち、当該土間領域を横切る床梁については、当該土間領域と平面視で重なる部分を省略する骨組変更手段59とが設けられていることが望ましい。
このように、土間領域設定手段58を併設すれば、玄関以外の部分にも土間を設定できるようになり、設計の自由度が拡大され、顧客の要望に充分対応できるようになる。
ここで、ユニット式建物を設計するにあたり、最初に、ユニット式建物を構成する建物ユニット150 をすべて設定入力してから、玄関や、玄関以外の部分の土間の設定入力を行う。そして、建物ユニット150 の後に、玄関以外の部分の土間の設定入力を行うと、平面図上は、床梁13が省略されても、設定入力されている建物ユニット150 のデータも変更しないと、建物ユニット150 のデータと平面図とに矛盾が生じてしまう。
そこで、上述のような骨組変更手段59を設ければ、建物ユニット150 を設定入力した後に、玄関以外の部分にも土間を設定入力し、平面図において床梁13を省略しても、骨組変更手段59が、設定入力されている建物ユニット150 の骨組データを床梁13が省略された骨組データに変更するので、建物ユニット150 のデータと平面図との整合性が確保されるようになる。
【0013】
また、複数の建物ユニット150 が、その短辺方向に沿って一列に配列されているか否かを検出するとともに、複数の建物ユニット150 が短辺方向に沿って一列に配列されている場合には、前記複数の建物ユニット150 の長辺方向に延びる床梁の中間部分に中間アンカー181 を自動設定する中間アンカー設定手段62が設けられ、この中間アンカー設定手段62は、基礎伏図を作成する際に、前記中間アンカー181 を自動的に基礎伏図に表記するものとなっていることが好ましい。
このようにすれば、中間アンカー設定手段62が必要な部分に対して自動的に中間アンカー181 を設定入力するので、基礎伏図を作成するにあたり、作成者が平面図の内容を忘れてしまっていても、あるいは、平面図の作成者とは異なる作成者が基礎伏図を作成することとなっても、基礎伏図への中間アンカー181 の設定入力が正確に行えるようになり、中間アンカー181 を設定入力し忘れる等の人為的誤操作が低減されるようになる。
【0014】
さらに、前記ユニット式建物の平面図内にエレベータ182 が設置されているか否かを検出するとともに、エレベータ182 が設置されている場合には、当該エレベータ182 の位置およびサイズを自動的に検出し、検出した前記エレベータ182 の位置およびサイズに基づき前記エレベータ182 用のエレベータ基礎183 を自動設定するエレベータ基礎設定手段63が設けられ、前記エレベータ基礎設定手段63は、基礎伏図を作成する際に、前記エレベータ基礎183 を自動的に基礎伏図に表記するものとなっていることが望ましい。
このようにすれば、エレベータ基礎設定手段63が基礎の必要な部分に対して自動的にエレベータ基礎183 を設定入力するので、基礎伏図を作成するにあたり、作成者が平面図の内容を忘れてしまっていても、あるいは、平面図の作成者とは異なる作成者が基礎伏図を作成することとなっても、基礎伏図へのエレベータ基礎183 の設定入力が正確に行えるようになり、エレベータ基礎183 を設定入力し忘れる等の人為的誤操作が低減されるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本実施形態に係るCADシステム1が示されている。このCADシステム1は、直方体状の骨組を有する建物ユニット(図16参照)を複数組み合わせて形成されるユニット式建物の設計作業を支援するユニット式建物用のもののであり、特に、顧客の要求に応じたユニット式建物の設計作業を支援するものである。
CADシステム1には、本システム1の核となるコンピュータ本体10と、設計している階の平面図等を表示するCRT表示装置2と、コンピュータ本体10等の操作を行うための入力装置3と、設計した平面図等を製図するX−Yプロッタ装置4と、設計した建物についてのデータ等を印字するプリンタ5とが設けられている。
【0016】
コンピュータ本体10は、記憶装置であるハードディスク装置20と、各種の処理を行う演算装置であるCPU30とを含んで構成されたものである。
このうち、ハードディスク装置20には、記憶される情報の属性毎に複数の記憶領域が設定されている。
これらの記憶領域としては、ユニット式建物を構築するための部品に関する部品データが蓄積された部品情報蓄積手段21と、ユニット式建物の基礎を形成する部位の要素に関する部位データが蓄積された基礎情報蓄積手段22と、設計されたユニット式建物の積算を行うために、ユニット式建物の本体ならびにその基礎の部品、部材および工賃の価格等に関する価格データが蓄積された積算情報蓄積手段23とが設けられている。
【0017】
CPU30は、各種のソフトウェアがインストールされ、これらのソフトウェアを並列処理するマルチタスク機能を有するものである。
CPU30には、ソフトウェアにより、ハードディスク装置20の部品情報蓄積手段21から入力された部品データを用いてユニット式建物の平面図を設計する平面図設計手段31と、ハードディスク装置20の基礎情報蓄積手段22から入力された部位データを用いてユニット式建物の基礎伏図を設計する基礎伏図設計手段32と、ハードディスク装置20の部品情報蓄積手段21から入力された部品データを用いてユニット式建物の屋根伏図を設計する屋根伏図設計手段33と、ハードディスク装置20の積算情報蓄積手段23から入力された価格データを用いて、設計したユニット式建物を積算する積算手段34とが設けられている。
なお、CPU30には、以上の手段31〜34の他に、部品情報蓄積手段21、基礎情報蓄積手段22および積算情報蓄積手段23に蓄積されたデータの入出力を管理するとともに、ユニット式建物の部品のうち、基礎の構造および形状に関連する部品の部品データを平面図設計手段31へ入力させる際に、当該部品と関連する基礎の部位に関する部位データを基礎伏図設計手段32へ入力させる情報管理手段35が設けられている。
【0018】
ここで、平面図設計手段31には、部品情報蓄積手段21からの部品データおよびオペレータが設定入力した位置データから平面図を生成する平面図生成手段41と、ユニット式建物の部品を設置位置の基準となるグリッドモジュール心線を生成するグリッドモジュール生成手段42と、ユニット式建物に設けられる玄関を設計するため玄関設計手段43と、ユニット式建物に設けられる玄関土間以外の土間を設計するため土間設計手段44と、ハードディスク装置20の部品情報蓄積手段21や基礎伏図設計手段32とのデータの入出力を制御するデータ入出力制御手段45とが設けられている。
このうち、グリッドモジュール生成手段42は、ユニット式建物の平面に格子状に設定されるとともに、互いに直交して複数の長方形を形成する複数のグリッドモジュール心線を生成するものとなっている。
【0019】
玄関設計手段43は、グリッドモジュール生成手段42が生成したグリッドモジュール心線を利用するとともに、形状および寸法が異なる様々な玄関の設計を行えるようにしたものである。
玄関設計手段43には、玄関に設けられる玄関土間および玄関ポーチとなる領域をマウス操作で設定するための第1領域設定手段51、第2領域設定手段52、第3領域設定手段53および玄関領域設定手段54と、文字で記載されたメニューから玄関を設定するための玄関設定手段55と、玄関土間の側板を設定するための側板設定手段56および側板削除手段57とが設けられている。
【0020】
第1領域設定手段51は、オペレータが選択した第1点および第2点の二点から複数の長方形のうちのひとつを選択し、選択した長方形を第1領域として設定するものである。
オペレータが選択できる第1点は、グリッドモジュール生成手段42が生成したグリッドモジュール心線の複数の交点のうち、ユニット式建物の外壁線上の点となっている。
また、オペレータが選択できる第2点は、グリッドモジュール心線が形成する長方形状格子の対角線であって、前述の第1点を通る対角線上にある第1点とは異なる点となっている。
【0021】
第2領域設定手段52は、オペレータが選択した第3点および第4点の二点から複数の長方形のうちのひとつを選択し、選択した長方形を第2領域として設定するものである。
オペレータが選択できる第3点は、グリッドモジュール心線の交点のうち、第1点および第2点の一方を通るグリッドモジュール心線と、第1点および第2点の他方を通るグリッドモジュール心線との交点となっている。
また、オペレータが選択できる第4点は、グリッドモジュール心線が形成する長方形状格子の対角線であって、前述の第3点を通る対角線上にある第3点とは異なる点となっている。
【0022】
第3領域設定手段53は、オペレータが選択した第5点および第6点の二点から複数の長方形のうちのひとつを選択し、選択した長方形を第2領域として設定するものである。
オペレータが選択できる第5点および第6点は、前述の第1点を通る外壁線上の異なる二点となっている。第3領域設定手段53が選択する長方形は、第5点および第6点の二点を一辺とするとともに、この一辺と直交する辺の長さが予め設定された寸法となったものである。
【0023】
玄関領域設定手段54は、第1領域設定手段51、第2領域設定手段52および第3領域設定手段53によって設定された領域と、予め設定された条件とに基づいて玄関土間となる玄関土間領域および玄関ポーチとなる玄関ポーチ領域を設定するものである。
すなわち、玄関領域設定手段54は、第1領域設定手段51および第2領域設定手段52により、第1領域および第2領域が設定されると、第1領域を玄関ポーチとなる玄関ポーチ領域に設定し、第2領域を玄関の土間となる玄関土間領域に設定する一方、第1領域設定手段51および第3領域設定手段53により、第1領域および第3領域が設定されると、第1領域を玄関の土間となる玄関土間領域に設定し、第3領域を玄関ポーチとなる玄関ポーチ領域に設定するものとなっている。
また、玄関領域設定手段54は、玄関土間領域および玄関ポーチ領域が決定すると、玄関が設けられた建物ユニットの床梁のうち、玄関ポーチ領域の周縁部分に配置された床梁については、当該玄関ポーチ領域と平面視で重なる部分を省略する骨組変更機能を備えている。
【0024】
玄関設定手段55は、形状および寸法が異なる複数種類の玄関について、その形状を文字で表した形状メニュー、その間口幅を数字で表した間口メニュー、および、その奥行きを数字で表した奥行メニューを順次表示し、表示項目をオペレータに選択させて玄関の設定入力を行うものである。
また、玄関設定手段55は、玄関の形状および寸法が決定すると、当該玄関が設けられるべき建物ユニットを、マウス操作等でオペレータに設定させる機能を備えている。
【0025】
側板設定手段56は、玄関領域設定手段54が設定した、あるいは、玄関設定手段55が設定した玄関に設けられる玄関土間領域に対し、上框および玄関サッシの設定入力が行われると、上框と平面視で重ならない周縁部分のすべてに側板を設定するものである。
側板削除手段57は、側板設定手段56が設定した側板のうち、玄関サッシと重複する部分の側板を削除するものである。
【0026】
土間設計手段44は、玄関土間以外に土間領域を設定する土間領域設定手段58と、この土間領域設定手段58により設定された土間領域に応じて建物ユニットの骨組を変更する骨組変更手段59とを有するものとなっている。
土間領域設定手段58は、オペレータが選択した第7点および第8点の二点から、グリッドモジュール心線が形成する複数の長方形からひとつを選択し、選択した長方形を第1領域として設定するものである。
オペレータが選択できる第7点は、前述の第1点と同様に、グリッドモジュール生成手段42が生成したグリッドモジュール心線の複数の交点のうち、ユニット式建物の外壁線上の点となっている。
また、オペレータが選択できる第8点は、前述の第2点と同様に、グリッドモジュール心線が形成する長方形状格子の対角線であって、前述の第7点を通る対角線上にある第7点とは異なる点となっている。
骨組変更手段59は、玄関土間以外の土間領域が設定されると、この土間領域が複数の建物ユニットにまたがっているか否かを検出する機能と、当該土間領域が複数の建物ユニットにまたがっている場合には、複数の建物ユニットの床梁のうち、当該土間領域を横切る床梁については、当該土間領域と平面視で重なる部分を省略する機能とを有するものとなっている。
【0027】
一方、基礎伏図設計手段32には、平面図設計手段31が作成したユニット式建物の平面図に基づいて基礎伏図を生成する基礎伏図生成手段61と、所定の条件で建物ユニットの長辺方向に延びる床梁の中間部分に中間アンカーを自動設定する中間アンカー設定手段62と、ユニット式建物のエレベータに応じたエレベータ基礎を自動設定するエレベータ基礎設定手段63と、ハードディスク装置20の基礎情報蓄積手段22や平面図設計手段31とのデータの入出力を制御するデータ入出力制御手段45が設けられている。
【0028】
中間アンカー設定手段62には、複数の建物ユニットが、その短辺方向に沿って一列に配列されているか否かを検出する一列配列検出手段65と、この一列配列検出手段65が複数の建物ユニットが短辺方向に沿って一列に配列されていることを検出すると、複数の建物ユニットの長辺方向に延びる床梁の中間部分に中間アンカーを自動設定する中間アンカー生成手段66とが設けられている。
また、中間アンカー設定手段62は、基礎伏図設計手段32が基礎伏図を作成する際に、それ自身が生成した中間アンカーを自動的に基礎伏図に表記する機能を備えたものとなっている。
【0029】
エレベータ基礎設定手段63には、ユニット式建物の平面図内にエレベータが設置されているか否かを検出するとともに、エレベータが設置されている場合には、当該エレベータの位置およびサイズを自動的に検出するエレベータ検出手段67と、このエレベータ検出手段67が検出したエレベータの位置およびサイズに基づいて、当該エレベータ用のエレベータ基礎を自動設定するエレベータ基礎生成手段68とが設けられている。
また、エレベータ基礎設定手段63は、基礎伏図設計手段32が基礎伏図を作成する際に、それ自身が生成したエレベータ基礎を自動的に基礎伏図に表記する機能を備えたものとなっている。
【0030】
次に、ユニット式建物の玄関部分の設計作業における本実施形態の動作について説明する。
まず、図3に示されるように、玄関土間と間口幅が同じ寸法にされるとともに、建物ユニット150 の内部に形成される玄関ポーチ156 を有するL型玄関を設計する場合について説明する。L型玄関を設計する場合には、前述の背景技術において説明した手順と同じ手順で設計作業が行われる。
【0031】
すなわち、図17の如く、画面S1には、グリッドモジュール生成手段42が生成したグリッドモジュール心線G151〜G153が表示され、グリッドモジュール心線G151〜G153が形成する複数の交点のうち、ユニット式建物の外壁線上の一点Pを十字カーソルK1で選択し、この点Pを第1点とする。
次いで、グリッドモジュール心線G151〜G153が形成する長方形状格子の対角線であって、前述の第1点を通る対角線上にあり、当該第1点とは異なる一点Qを十字カーソルK1で選択し、この点Qを第2点とする。
これらの操作により、第1点Pおよび第2点Qを頂点とする長方形が一つ決まると、第1領域設定手段51は、当該長方形を第1領域R1として設定する。
【0032】
第1領域R1の設定の完了後、図18の如く、グリッドモジュール心線G151〜G153の交点のうち、第1点Pを通るとともに図中上下方向に延びるグリッドモジュール心線G153と、第2点Qを通るとともに図中左右方向に延びるグリッドモジュール心線G153との交点Rを十字カーソルK1で選択し、この点Rを第3点とする。
次に、グリッドモジュール心線G151〜G153が形成する長方形状格子の対角線であって、前述の第3点Rを通る対角線上にある第3点Rとは異なる点Sを十字カーソルK1で選択し、この点Sを第4点とする。
これらの操作により、第3点Rおよび第4点Sを頂点とする長方形が一つ決まると、第2領域設定手段52は、当該長方形を第2領域R2として設定する。
【0033】
そして、第1領域R1および第2領域R2が設定されると、玄関領域設定手段54は、第1領域R1を玄関ポーチとなる玄関ポーチ領域に設定し、第2領域R2を玄関の土間となる玄関土間領域に設定する。
第1領域R1および第2領域R2がそれぞれ玄関ポーチ領域および玄関土間領域に設定されると、図4に示されるように、玄関ポーチ領域および玄関土間領域の境界線に沿って外壁160 が設定される。
この状態で、上框161 および玄関サッシ162 について設定入力が行われると、側板設定手段56が、上框161 と平面視で重ならない周縁部分163 のすべてに側板を設定する。この後、側板削除手段57が、側板設定手段56が設定した側板のうち、玄関サッシ162 と重複する部分163Aの側板を削除し、以上により、L型玄関の設定入力が完了する。
【0034】
なお、図5に示されるように、建物ユニット150 の側面中間部分に玄関ポーチ156 を備えた凹型玄関を設計する場合には、L型玄関を設計する場合と同じ手順で設計作業が行える。
ここで、凹型玄関は、玄関土間と間口幅が同じ寸法にされるとともに、建物ユニット150 の側面の中間部分内側に玄関ポーチ156 が形成されるものである。このため、凹型玄関を設定するには、L型玄関の場合おける建物ユニット150 の角隅に設定された第1領域R1の位置を、建物ユニット150 の側面の中間部分に設定すれば設定入力できる。
【0035】
次に、玄関土間と間口幅が異なる寸法にされるとともに、図6に示されるように、建物ユニット150 の外部に形成される玄関ポーチ156 を有するフラット型玄関を設計する場合について説明する。
フラット型玄関を設計する場合には、前述のL型玄関の場合と同様にして第1領域R1を設定した後、図7に示されるように、第1領域R1の第1点を通る外壁線上の異なる二点T,Uを十字カーソルK1で選択し、これらの点T,Uを第5点および第6点とする。
これらの操作により、第5点Tおよび第6点Uを頂点とする長方形が一つ決まると、第3領域設定手段53は、当該長方形を第3領域R3として設定する。
【0036】
そして、第1領域設R1および第3領域R3が設定されると、玄関領域設定手段54は、第1領域R1を玄関土間となる玄関土間領域に設定し、第3領域R3を玄関ポーチとなる玄関ポーチ領域に設定する。
第1領域R1および第3領域R3がそれぞれ玄関土間領域および玄関ポーチ領域に設定されると、図8に示されるように、玄関土間領域および玄関ポーチ領域の境界線に沿って外壁160 が設定される。
この状態で、上框161 および玄関サッシ162 について設定入力が行われると、L型玄関の場合と同様に、側板設定手段56が、上框161 と平面視で重ならない周縁部分163 のすべてに側板を設定し、この後、側板削除手段57が、側板設定手段56が設定した側板のうち、玄関サッシ162 と重複する部分163Aの側板を削除し、以上により、フラット型玄関の設定入力が完了する。
【0037】
上述のL型玄関、凹型玄関、フラット型玄関は、玄関設定手段55を用いても設計することができる。
この玄関設定手段55を利用した玄関の設計作業では、CRT表示装置2の画面に示されるメニューのなかから、形状、玄関ポーチの間口幅Wp、玄関ポーチの奥行きDp、玄関土間の間口幅Wdおよび玄関土間の奥行きDdを選択することにより、玄関の設計を行う(各寸法Wp,Wd,Dp,Dd については図4参照のこと)。
【0038】
例えば、L型玄関を設計するにあたり、玄関設定手段55を起動すると、CRT表示装置2の画面には、図9(A)に示されるように、その形状を文字で表した形状メニュー171 が表示され、この形状メニュー171 のなかから所望の形状、ここでは、L型を選択する。
形状の選択が完了すると、CRT表示装置2の画面には、図9(B)に示されるように、玄関ポーチの間口幅を数字で表した間口メニュー172 が表示され、この間口メニュー172 のなかから所望の寸法、例えば、1820mmを選択する。
【0039】
玄関ポーチの間口幅の選択が完了すると、CRT表示装置2の画面には、図9(C)に示されるように、玄関ポーチの奥行きを数字で表した奥行メニュー173 が表示され、この奥行メニュー173 のなかから所望の寸法、例えば、1251.25mmを選択する。
玄関ポーチの奥行きの選択が完了すると、CRT表示装置2の画面には、図9(D)に示されるように、玄関土間の間口幅を数字で表した間口メニュー174 が表示される。
ここで、形状メニュー171 でL型または凹型を選択した場合には、玄関ポーチおよび玄関土間の幅が互いに等しくなるので、この間口メニュー174 には、間口メニュー172 で選択した数字、具体的には、1820mmのみが示され、この数字を選択する。
【0040】
玄関土間の間口幅の選択が完了すると、画面には、図9(E)に示されるように、玄関土間の奥行きを数字で表した奥行メニュー175 が表示され、この奥行メニュー175 のなかから所望の寸法、例えば、1365mmを選択する。
そして、玄関土間の奥行きの選択が完了すると、画面には、図10に示されるように、ユニット式建物の一階平面図が示され、玄関が設けられるべき建物ユニット150 、ここでは、図中左下の角隅の建物ユニッ150Aを、マウス操作で選択すると、玄関の設計が完了し、図4に示される玄関と同じ玄関が設定される。
【0041】
続いて、玄関土間以外の土間を設計する設計作業における本実施形態の動作について、具体例を挙げて説明する。
図11には、ユニット式建物の平面図が示され、このユニット式建物には、図中右上の角隅に玄関ポーチ156 および玄関土間157 が設定されている。
このようなユニット式建物に対して、玄関土間157 以外の土間を設定入力するにあたり、まず、土間設計手段44を起動し、土間領域設定手段58を用いて、グリッドモジュール生成手段42が生成した図示しないグリッドモジュール心線の複数の交点のうち、ユニット式建物の外壁線上の点Vを十字カーソルK1で選択し、この点Vを第7点とする。
次に、図示しないグリッドモジュール心線が形成する長方形状格子の対角線であって、前述の第7点を通る対角線上にある第7点とは異なる点Wを十字カーソルK1で選択し、この点Wを第8点とする。
これらの操作により、第7点Vおよび第8点Wを頂点とする長方形が一つ決まると、土間領域設定手段58は、当該長方形を土間領域D1として設定する。
土間領域D1の設定が完了すると、骨組変更手段59は、土間領域D1がまたがっている複数の建物ユニット150B, 150Cの床梁のうち、当該土間領域D1と平面視で重なる床梁に対し、当該床梁の土間領域D1と重なっている部分を省略する骨組変更処理を行う。
【0042】
次に、ユニット式建物の基礎の設計作業における本実施形態の動作について説明する。
基礎伏図は、平面図設計手段31が生成した平面図に基づき、基礎伏図設計手段32が自動的に生成する。この際、次に、平面図設計手段31が生成した平面図に記載された複数の建物ユニットが、その短辺方向に沿って一列に配列されている場合には、中間アンカー設定手段62が起動され、ユニット式建物の平面図内にエレベータが設置されている場合には、エレベータ基礎設定手段63が起動される。
【0043】
すなわち、図12に示されるように、その短辺方向に沿って複数の建物ユニット150 が一列に配列されている場合には、中間アンカー設定手段62が起動され、図13に示されるように、建物ユニット150 の長辺方向に延びる床梁の中間部分に中間アンカー181 を自動設定し、基礎伏図に生成した中間アンカー181 を自動的に記載する。なお、建物ユニット150 に設けられた玄関土間157 側縁が、当該建物ユニット150 の長辺に沿っている場合には、その長辺に沿った玄関土間157 が設けられている場合、その長辺に沿った床梁には、中間アンカー181 が省略されるようになっている。
一方、図14に示されるように、ユニット式建物の平面図内にエレベータ182 が設置されている場合には、エレベータ基礎設定手段63が起動され、図15に示されるように、エレベータ182 に応じた基礎エレベータ183 を自動設定し、設定した基礎エレベータ183 を基礎伏図に自動的に記載する。
【0044】
なお、基礎エレベータ183 は、エレベータ182 が設けられた建物ユニット150Dが有する長辺床梁13A のうち、外壁線上にない長辺床梁13C に沿って延びる中基礎184 と、建物ユニット150Dの長辺床梁13A のうち、外壁線上にある長辺床梁13D に沿って延びる外周基礎180 および前述の中基礎184 の中間部分を相互に連結するとともに、基礎エレベータ183 の両側縁に沿った一対のエレベータ支持用基礎185 とこれらのエレベータ支持用基礎185 の中間部分を相互に連結するエレベータ支持用基礎186 とを備えたものとなっている。
【0045】
前述のような本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、グリッドモジュール心線G151〜G153が形成する長方形格子の対角線上の第1点Pおよび第2点Qを選択することで、第1領域R1を設定する第1領域設定手段51と、同様に第3点Rおよび第4点Sを選択することで、第2領域R2を設定する第2領域設定手段52と、前記第1領域R1の一辺上にある第5点Tおよび第6点Uを選択することで、第3領域R3を設定する第3領域設定手段53と、第1領域R1および第2領域R2が設定されると、第1領域R1を玄関ポーチ領域に設定するとともに第2領域R2を玄関土間領域に設定する一方、第1領域R1および第3領域R3が設定されると、第1領域R1を玄関土間領域に設定するとともに第3領域R3を玄関ポーチ領域に設定する玄関領域設定手段54とを設けたので、玄関土間と玄関ポーチとの間口幅が同じ寸法の玄関と、玄関土間と玄関ポーチとの間口幅が異なる寸法の玄関との両方の設定入力を行うことができる。
そして、第1領域R1の設定操作および第2領域R2の設定操作を続けて行う操作手順は、従来から行われている玄関の設定入力手順をそのものとなるので、従来の操作手順をそのまま残して、設計の自由度を拡大でき、顧客の要望に充分対応することができる。
【0046】
また、玄関領域設定手段54が設定した玄関土間領域に対し、上框161 および玄関サッシ162 の設定入力が行われると、上框161 以外の周縁部分のすべてに側板を設定する側板設定手段56と、この側板設定手段56が設定した側板のうち、玄関サッシ162 と重複する部分の側板を削除する側板削除手段57とを設けたので、玄関に対して側板の設定入力が自動的に行われるとともに、側板が不要な上框161 や玄関サッシ162 には、側板が設定されないので、玄関の設計を迅速かつ正確に行うことができるうえ、側板を設定入力し忘れる等の人為的誤操作を低減することができる。
【0047】
さらに、形状および寸法が異なる複数種類の玄関について、その形状を文字で表した形状メニュー171 、その間口幅を数字で表した間口メニュー172, 174、および、その奥行きを数字で表した奥行メニュー173, 175を順次表示し、表示項目をオペレータに選択させて玄関の設定入力を行う玄関設定手段55を併設したので、玄関を設定入力するにあたり、オペレータに対し、形状メニュー171 、間口メニュー172, 174および奥行メニュー173, 175が順次表示され、これらのメニュー171 〜175 がオペレータの操作を案内するので、CADシステム1の操作に不慣れな初心者でも、玄関の設定入力操作を間違えることなく円滑に行うことができる。
【0048】
また、玄関土間以外に土間領域を設定する土間領域設定手段58と、玄関土間以外の土間領域が設定されると、この土間領域が複数の建物ユニットにまたがっているか否かを検出するとともに、当該土間領域が複数の建物ユニットにまたがっている場合には、複数の建物ユニットの床梁のうち、当該土間領域を横切る床梁については、当該土間領域と平面視で重なる部分を省略する骨組変更手段59とを設けたので、玄関以外の部分にも土間を設定できるようになり、この点からも、設計の自由度を拡大でき、顧客の要望に充分対応することができる。
しかも、ユニット式建物を設計するにあたり、最初に、ユニット式建物を構成する建物ユニット150 をすべて設定入力してから、玄関や、玄関以外の部分の土間の設定入力が行われ、建物ユニット150 の後に、玄関以外の部分の土間の設定入力を行い、平面図上のみにおいて床梁が省略されても、骨組変更手段59により、床梁の省略処理が自動的に行われるので、建物ユニット150 の骨組データと平面図との整合性を確保することができる。
【0049】
さらに、複数の建物ユニット150 が、その短辺方向に沿って一列に配列されているか否かを検出するとともに、複数の建物ユニット150 が短辺方向に沿って一列に配列されている場合には、前記複数の建物ユニット150 の長辺方向に延びる床梁の中間部分に中間アンカー181 を自動設定する中間アンカー設定手段62を設け、中間アンカー設定手段62が必要な部分に対して自動的に中間アンカー181 を設定入力するようにしたので、基礎伏図を作成するにあたり、作成者が平面図の内容を忘れてしまっていても、あるいは、平面図の作成者とは異なる作成者が基礎伏図を作成することとなっても、基礎伏図への中間アンカー181 の設定入力が正確に行えるようになり、中間アンカー181 を設定入力し忘れる等の人為的誤操作を低減できる。
【0050】
また、ユニット式建物の平面図内にエレベータ182 が設置されているか否かを検出するとともに、エレベータ182 が設置されている場合には、当該エレベータ182 の位置およびサイズを自動的に検出し、検出した前記エレベータ182 の位置およびサイズに基づき前記エレベータ182 用のエレベータ基礎183 を自動設定するエレベータ基礎設定手段63を設け、エレベータ基礎設定手段63が基礎の必要な部分に対して自動的にエレベータ基礎183 を設定入力するようにしたので、基礎伏図を作成するにあたり、作成者が平面図の内容を忘れてしまっていても、あるいは、平面図の作成者とは異なる作成者が基礎伏図を作成することとなっても、基礎伏図へのエレベータ基礎183 の設定入力が正確に行えるようになり、エレベータ基礎183 を設定入力し忘れる等の人為的誤操作を低減できる。
【0051】
以上本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は、この実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計の変更が可能である。
例えば、部品情報蓄積手段21、基礎情報蓄積手段22および積算情報蓄積手段23を比較的大型の第1のコンピュータ内に構成し、平面図設計手段31、基礎伏図設計手段32、屋根伏図設計手段33および積算手段34を別の比較的小型の第2のコンピュータ内に構成するとともに、第2のコンピュータを複数設け、かつ、第1のコンピュータと、複数の第2のコンピュータとを通信手段で相互に接続してもよい。
このようにすれば、部品情報、基礎情報および積算情報が収納されたファイルを著しく大きくできるうえ、当該ファイルの管理およびメンテナンスを一括して行うことができる。
【0052】
また、本発明においては、ハードディスク装置20に記録される前記部品情報蓄積手段21、基礎情報蓄積手段22、積算情報蓄積手段23等の各種データは、FD、CD−ROM、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録してCADシステム1を実現するコンピュータに提供したり、パソコン通信、インターネットなどのネットワークを介して各コンピュータに提供してもよい。
また、平面図設計手段31や基礎伏図設計手段32等は、コンピュータ本体10で実現されるプログラムであるため、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して各コンピュータに提供したり、パソコン通信、インターネットなどのネットワークを介して各コンピュータに提供して機能させてもよい。
【0053】
【発明の効果】
以上のように、請求項1に記載の発明によれば、第1領域設定手段による第1領域の設定操作と、第2領域設定手段による第2領域の設定操作とを順次行うことにより、玄関土間と玄関ポーチとの間口幅が同じ寸法の玄関を設定入力でき、これら第1領域の設定操作および第2領域の設定操作を続けて行う操作手順は、従来から行われている玄関の設定入力手順そのものとなり、従来の操作手順をそのまま残すことができる。
また、第1領域設定手段による第1領域の設定操作と、第3領域設定手段による第3領域の設定操作とを順次行うことにより、玄関土間と玄関ポーチとの間口幅が異なる寸法の玄関を設定入力できる。
従って、従来の操作手順をそのまま残し、設計の自由度を拡大でき、顧客の要望に充分対応することができる。
【0054】
また、請求項2に記載の発明によれば、玄関に対して側板の設定入力が自動的に行われるとともに、側板が不要な上框や玄関サッシには、側板が設定されないので、玄関の設計を迅速かつ正確に行うことができるうえ、側板を設定入力し忘れる等の人為的誤操作を低減することができる。
【0055】
さらに、請求項3に記載の発明によれば、玄関を設定入力するにあたり、オペレータに対し、形状メニュー、間口メニューおよび奥行メニューが順次表示され、これらのメニューがオペレータの操作を案内するので、CADシステムの操作に不慣れな初心者でも、玄関の設定入力操作を間違えることなく円滑に行うことができる。
【0056】
また、請求項4に記載の発明によれば、玄関以外の部分にも土間を設定できるようになり、設計の自由度が拡大され、顧客の要望に充分対応できる。
そのうえ、ユニット式建物を設計するにあたり、最初に、ユニット式建物を構成する建物ユニットをすべて設定入力してから、玄関や、玄関以外の部分の土間の設定入力が行われ、建物ユニットの後に、玄関以外の部分の土間の設定入力を行い、平面図上のみにおいて床梁が省略されても、骨組変更手段により、床梁の省略処理が自動的に行われるので、骨組データと平面図との整合性を確保することができる。
【0057】
さらに、請求項5に記載の発明によれば、中間アンカー設定手段が基礎の必要な部分に対して自動的に中間アンカーを設定入力するので、基礎伏図を作成するにあたり、作成者が平面図の内容を忘れてしまっていても、あるいは、平面図の作成者とは異なる作成者が基礎伏図を作成することとなっても、基礎伏図への中間アンカーの設定入力を正確に行うことができ、中間アンカーを設定入力し忘れる等の人為的誤操作を低減できる。
【0058】
また、請求項6に記載の発明によれば、エレベータ基礎設定手段が基礎の必要な部分に対して自動的にエレベータ基礎を設定入力するので、基礎伏図を作成するにあたり、作成者が平面図の内容を忘れてしまっていても、あるいは、平面図の作成者とは異なる作成者が基礎伏図を作成することとなっても、基礎伏図へのエレベータ基礎の設定入力を正確に行うことができ、エレベータ基礎を設定入力し忘れる等の人為的誤操作を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るCADシステムを示すブロック図である。
【図2】前記実施形態の要部を示すブロック図である。
【図3】前記実施形態のL型玄関付の建物ユニットを示す概略平面図である。
【図4】前記実施形態のL型玄関を示す平面図である。
【図5】前記実施形態の凹型玄関付の建物ユニットを示す概略平面図である。
【図6】前記実施形態のフラット型玄関付の建物ユニットを示す概略平面図である。
【図7】前記実施形態で玄関を設計するための手順を説明するための図である。
【図8】前記実施形態のフラット型玄関を示す平面図である。
【図9】前記実施形態の玄関設定手段により玄関を設計する手順を説明するための図である。
【図10】図9の次の手順を説明するための図である。
【図11】前記実施形態の土間設定手段により土間を設計する手順を説明するための図である。
【図12】前記実施形態で設計されるユニット式建物を示す平面図である。
【図13】図12に示されるユニット式建物の基礎を示す基礎伏図である。
【図14】前記実施形態で設計される別のユニット式建物を示す平面図である。
【図15】図14に示されるユニット式建物の基礎を示す基礎伏図である。
【図16】ユニット式建物を形成する建物ユニットの骨組を示す斜視図である。
【図17】従来から行われている玄関設計の手順を説明するための図である。
【図18】図17の次の手順を説明するための図である。
【符号の説明】
1 CADシステム
42 グリッドモジュール生成手段42
51 第1領域設定手段
52 第2領域設定手段
53 第3領域設定手段
54 玄関領域設定手段
55 玄関設定手段
56 側板設定手段
57 側板削除手段
58 土間領域設定手段
59 骨組変更手段
62 中間アンカー設定手段
63 エレベータ基礎設定手段
150 建物ユニット
161 上框
162 玄関サッシ
171 形状メニュー
172, 174 間口メニュー
173, 175 奥行メニュー
181 中間アンカー
182 エレベータ
183 エレベータ基礎
P 第1点
Q 第2点
R 第3点
S 第4点
T 第5点
U 第6点
R1 第1領域
R2 第2領域
R3 第3領域
G151〜G153 グリッドモジュール心線

Claims (6)

  1. 直方体状の建物ユニットを複数組み合わせて形成されるユニット式建物の設計作業を支援するユニット式建物用CADシステムであって、
    設計対象となるユニット式建物に設けられる部品の設置位置の基準線として、当該ユニット式建物の平面に格子状に設定されるとともに、互いに直交して複数の長方形を形成する複数のグリッドモジュール心線を生成するグリッドモジュール生成手段と、
    前記グリッドモジュール心線の複数の交点のうち、前記ユニット式建物の外壁線上の第1点と、この第1点を通る前記格子の対角線上にある別の点である第2点とが選択されると、前記二点から複数の長方形のうちのひとつを選択し、選択した長方形を第1領域として設定する第1領域設定手段と、
    前記グリッドモジュール心線の交点のうち、前記第1点および前記第2点の一方を通るグリッドモジュール心線と、前記第1点および前記第2点の他方を通るグリッドモジュール心線との交点である第3点と、この第3点を通る前記格子の対角線上にある別の点である第4点とが選択されると、前記二点から複数の長方形のうちのひとつを選択し、選択した長方形を第2領域として設定する第2領域設定手段と、
    前記第1点を通る前記外壁線上であって前記第1点と前記第2点の前記外壁線上に下ろした垂線の交点との間に位置する点を第5点として選択されこの第5点とは異なる点であって前記第1点と前記交点との間に位置する点を第6点として選択されると、これらの第5点と第6点を結ぶ線分を一辺とするとともに、この一辺と直行する辺を予め設定された長さとしかつ前記第1領域と隣接する長方形を第3領域として設定する第3領域設定手段と、
    前記第1領域および前記第2領域が設定されると、前記第1領域を玄関ポーチとなる玄関ポーチ領域に設定し、前記第2領域を玄関の土間となる玄関土間領域に設定する一方、前記第1領域および前記第3領域が設定されると、前記第1領域を玄関の土間となる玄関土間領域に設定し、前記第3領域を玄関ポーチとなる玄関ポーチ領域に設定する玄関領域設定手段とを備えていることを特徴とするユニット式建物用CADシステム。
  2. 請求項1に記載のユニット式建物用CADシステムにおいて、
    前記玄関領域設定手段が設定した玄関土間領域に対し、上框および玄関サッシの設定入力が行われると、前記上框以外の周縁部分のすべてに側板を設定する側板設定手段と、この側板設定手段が設定した前記側板のうち、前記玄関サッシと重複する部分の側板を削除する側板削除手段が設けられていることを特徴とするユニット式建物用CADシステム。
  3. 請求項1または請求項2に記載のユニット式建物用CADシステムにおいて、
    形状および寸法が異なる複数種類の玄関について、その形状を文字で表した形状メニュー、その間口幅を数字で表した間口メニュー、および、その奥行きを数字で表した奥行メニューを順次表示し、表示項目をオペレータに選択させて玄関の設定入力を行う玄関設定手段が設けられていることを特徴とするユニット式建物用CADシステム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のユニット式建物用CADシステムにおいて、
    玄関土間以外に土間領域を設定する土間領域設定手段と、玄関土間以外の土間領域が設定されると、この土間領域が複数の建物ユニットにまたがっているか否かを検出するとともに、当該土間領域が複数の建物ユニットにまたがっている場合には、前記複数の建物ユニットの床梁のうち、当該土間領域を横切る床梁については、当該土間領域と平面視で重なる部分を省略する骨組変更手段とが設けられていることを特徴とするユニット式建物の平面図作成用CADシステム。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のユニット式建物用CADシステムにおいて、
    複数の建物ユニットが、その短辺方向に沿って一列に配列されているか否かを検出するとともに、複数の建物ユニットが短辺方向に沿って一列に配列されている場合には、前記複数の建物ユニットの長辺方向に延びる床梁の中間部分に中間アンカーを自動設定する中間アンカー設定手段が設けられ、この中間アンカー設定手段は、基礎伏図を作成する際に、前記中間アンカーを自動的に基礎伏図に表記するものとなっていることを特徴とするユニット式建物用CADシステム。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のユニット式建物用CADシステムにおいて、
    前記ユニット式建物の平面図内にエレベータが設置されているか否かを検出するとともに、エレベータが設置されている場合には、当該エレベータの位置およびサイズを自動的に検出し、検出した前記エレベータの位置およびサイズに基づき前記エレベータ用のエレベータ基礎を自動設定するエレベータ基礎設定手段が設けられ、前記エレベータ基礎設定手段は、基礎伏図を作成する際に、前記エレベータ用のエレベータ基礎を自動的に基礎伏図に表記するものとなっていることを特徴とするユニット式建物用CADシステム。
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