JP4647432B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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本発明は、空気入りタイヤに関するもので、特に、一端が陸部内で終端するラグ溝が配置されたリブ状のトレッドパターンを有する空気入りタイヤに関する。
近年、車両の静粛化に伴って、タイヤに起因したノイズの自動車騒音に対する寄与が大きくなり、その低減が求められている。上記タイヤノイズの原因としては、タイヤが路面に接地する際に起こる接地摩擦振動音や、路面の凹凸に起因する路面騒音があるが、乗用車の場合には、特に、タイヤトレッド表面に形成されたトレッドパターンに起因するパターンノイズの割合が大きい。特に、ラグパターンやブロックパターンのように、トレッドパターンの不連続部が接地するとき路面と衝突して起こる打撃音は、ラグ溝やブロックのピッチ間隔と車速とに依存した周波数(パターンピッチ周波数)において特に大きくなることから、ピッチノイズとも呼ばれている。
このような打撃音によるタイヤ騒音を低減する方法としては、ピッチ間隔を複数にしたりなどして、単一周波数にピークを持たせないようにする方法などが提案されている。
また、ラグ溝については、タイヤ幅方向に対して角度を持ったラグ溝とすることにより、上記衝撃音を低減する方法が行なわれている。
一方、ブロックパターンを有するタイヤにおいては、ラグ溝に角度を持たせると、ブロック形状が平行四辺形に近づくためブロック剛性が低下したり、偏摩耗が生じるなどの問題があることが指摘されていることから、図11(a)に示すように、ブロック50の周方向溝側に、当該ブロック50の最初に接地する側50Aでは幅が広く、タイヤ周方向に沿ってその幅が次第に狭くなっている、その高さがタイヤクラウン部の仮想輪郭線よりも低い面取り部51を設けて、上記ブロック50が徐々に接地させるようにすることにより、踏み込み、蹴り出しのタイミングをずらし、時間軸で上記ピッチノイズを分散させて、上記ピッチノイズを低減する方法や、図11(b)に示すように、ブロック60の踏み込み縁60Aから蹴り出し縁60Bまで、その高さがタイヤクラウン部の仮想輪郭線と等しく、その延長方向がタイヤ周方向に対して傾いた所定幅の平坦部61を設けるとともに、当該ブロック60の最初に接地する側60Aと最後に接地する側60Aには、周方向溝側に行くに従ってその高さが漸減する低地部62,63を設けて、上記ブロック60を徐々に接地させるようにするとともに、上記ブロック60が徐々に路面から離れるようにすることにより、踏み込み、蹴り出しのタイミングをずらして、上記ピッチノイズを低減する方法などが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−25810号公報
ところで、自動車用タイヤのトレッドパターンとしては、例えば、図12(a),(b)に示すような、一端が周方向溝71側に開口する横溝部72aと一端が上記横溝部72aの他端側と連通し他端が上記周方向溝71にほぼ平行に延長して陸部内で終端する屈曲部72bとから成るラグ溝72が配置された陸部(ラグ溝付リブ)73を備えたトレッドパターンも多く用いられている。上記ラグ溝付リブ73は、詳細には、タイヤ周方向に沿って延長するリブ状部74と上記第ラグ溝72間により区画されたブロック状部75とこのブロック状部75と上記リブ状部74とを連結する連結部76とから成り、上記リブ状部74となる陸部はタイヤ周方向に連続であるが、上記ラグ溝72によって区画されたブロック状部74においてはトレッドパターンの不連続となるので、上記ラグ溝72のピッチに依存するピッチノイズが発生する。
上記ラグ溝付リブ73のように、周方向に連続するリブ状部74を有するトレッドパターンにおいては、ノイズ性能を向上させるため、上記ラグ溝72をその延長方向がタイヤ幅方向に対して角度を持つように形成しているので、踏み込み時や蹴り出し時には上記ラグ溝付リブ73の接地幅は徐々に変化する。したがって、時間軸で上記ピッチノイズを引き伸ばすことができるだけでなく、上記リブ状部はパターンピッチの周波数成分を持たないので、上記のような面取り部51や低地部62,63を設けなくても、ブロックパターンを有するタイヤに比較して騒音レベルは低くなっている。
また、上記ラグ溝付リブ73に上記のような面取り部51や低地部62,63を設けると上記連結部76にも低地部ができてしまい、かえってノイズを悪化させてしまうことがあるので、従来のラグ溝付リブ73を備えたタイヤにおいては、上記横溝部72aがタイヤ幅方向となす角度を大きくすることで、ピッチノイズを低減するようにしていた。
しかしながら、上記横溝部72aのタイヤ幅方向に対する角度を大きくすると、ラグ溝を有するタイヤの特徴である操縦安定性の低下や偏摩耗が懸念されるので、上記ラグ溝72の横溝部72aの角度を大きくするには限界がある。そのため、現状においては、トレッドパターンの基調を変更することなく、上記ピッチノイズを低減することは困難であった。
本発明は、従来の問題点に鑑みてなされたもので、ラグ溝が配置されたリブ状のトレッドパターンを有する空気入りタイヤにおいて、トレッドパターンの基調を変更することなく、ラグ溝に起因するピッチノイズを抑制することを目的とする。
本発明者は、鋭意検討の結果、上記のようなブロック状部を有するラグ溝付リブにおいて、ラグ溝の角度が小さいほど上記ブロック状部に作用する打撃力が大きいことから、上記ブロック状部の踏み込み端と蹴り出し端とを結ぶ線よりも周方向溝側と屈曲部側とを、上記ラグ溝の角度よりも大きな角度で斜めに面取りして、上記打撃力を緩和するとともに、ブロック状部の荷重負担を、このブロック状部と連結されている、周方向に連続なリブ状部にシフトさせるようにすれば、接地面積は若干減少するものの、ラグ溝のタイヤ幅方向に対する角度を大きくすることなく、上記ブロック状部に入力する踏み込み時や蹴り出し時の打撃力を減少させることができるので、上記ラグ溝に起因するピッチノイズを低減することができることを見出し本発明に到ったものである。
すなわち、請求項1に記載の発明は、タイヤトレッドの表面に設けられてタイヤ周方向に沿って延びる周方向溝と上記周方向溝により区画された陸部と上記陸部のうちの少なくとも1列の陸部に配置された、一端が上記周方向溝に開口しタイヤ幅方向に平行かもしくは傾斜して延長する横溝部と一端が上記横溝部の他端側と連通し他端が上記周方向溝にほぼ平行に延長して当該陸部内で終端する屈曲部とを備えたラグ溝とを備えた空気入りタイヤにおいて、上記ラグ溝によって区画されたブロック状部の上記周方向溝側に、その高さがタイヤクラウン部の仮想輪郭線よりも低く、かつ、その高さが上記周方向溝側に行くに従って低くなる第1の低地部を設け、上記ブロック状部の上記屈曲部側に、その高さが上記タイヤクラウン部の仮想輪郭線よりも低く、かつ、その高さが上記屈曲部側に行くに従って低くなる第2の低地部を設けるとともに、上記第1の低地部の最も低い部分が、上記ブロック状部の周方向端点である踏み込み端と蹴り出し端とを結ぶ線よりも上記周方向溝側に位置し、上記第2の低地部の最も低い部分が、上記踏み込み端と蹴り出し端とを結ぶ線よりも上記ラグ溝の屈曲部側に位置するように、上記第1及び第2の低地部を形成したことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の空気入りタイヤにおいて、上記第1の低地部を、上記ブロック状部の上記横溝部に面する側面と周方向溝に面する側面との交線であって上記ブロック状部の周方向端点側ではない方の交線を含み、かつ、上記横溝部に平行な方向の長さが、上記交線から延長する横溝部側から他方の横溝部側に行くに従って短くなるように形成するとともに、上記第2の低地部を、上記ブロック状部の上記交線に対して対角線状に位置する交線を含み、かつ、上記横溝部と平行な方向の長さが、上記横溝部と上記屈曲部とが連通する側から上記ブロック状部とタイヤ周方向に連続するリブ状部との連結部側に行くに従ってくなるように形成したものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の空気入りタイヤにおいて、上記ラグ溝が開口する周方向溝の溝深さD1とし、上記タイヤクラウン部の仮想輪郭線と上記第1及び第2の低地部の輪郭線との差である落ち高の最大値をD2としたときに、上記落ち高の最大値D2が、0.015≦(D2/D1)≦0.200を満たしていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の空気入りタイヤにおいて、上記ブロック状部のタイヤ幅方向の長さをL1とし、上記第1の低地部のタイヤ表面に沿った幅方向距離である落ち幅をL3としたときに、上記落ち幅L3が、0.1≦(L3/L1)≦1.0を満たしていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の空気入りタイヤにおいて、上記ブロック状部のタイヤ周方向の長さをL2とし、上記第1の低地部のタイヤ表面に沿った周方向距離である加工範囲をL4としたときに、上記加工範囲L4が、0.3≦(L4/L2)≦1.0を満たしていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の空気入りタイヤにおいて、上記ブロック状部のタイヤ幅方向の長さをL1とし、上記第2の低地部のタイヤ表面に沿った幅方向距離である落ち幅をL5としたときに、上記落ち幅L5が、0.1≦(L5/L1)≦1.0を満たしていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の空気入りタイヤにおいて、上記ラグ溝の屈曲部の長さをL6とし、上記第2の低地部のタイヤ表面に沿った周方向距離である加工範囲をL7としたときに、上記加工範囲L7が、0.3≦(L7/L6)≦1.0を満たしていることを特徴とする。
本発明によれば、周方向溝により区画された陸部のうちの少なくとも1列の陸部が、上記周方向に連続するリブ状部と一端が上記周方向溝に開口しタイヤ幅方向に平行かもしくは傾斜して延長する横溝部と一端が上記横溝部の他端側と連通し他端が上記周方向溝にほぼ平行に延長して当該陸部内で終端する屈曲部とを備えたラグ溝により区画されたブロック状部とを有する陸部(ラグ溝付リブ)である空気入りタイヤにおいて、上記ブロック状部の上記周方向溝に面する側に、上記ラグ溝の横溝部の角度よりも大きな角度で斜めに面取りするなどして、その輪郭線がタイヤクラウン部の仮想輪郭線よりもタイヤ径方向内側にあり、かつ、上記周方向溝側に行くに従ってその差が大きくなり、更に、その最も低い部分が、上記ブロック状部の周方向端点同士を結ぶ線よりも上記周方向溝側にあるような第1の低地部を設けるとともに、上記ブロック状部の上記ラグ溝の屈曲部に面する側にその最も低い部分が、上記ブロック状部の周方向端点同士を結ぶ線よりも上記屈曲部側にあるような第2の低地部を設けて、上記ブロック状部へ入力する打撃力を緩和するとともに、上記ブロック状部の荷重負担を上記リブ状部にシフトさせるようにしたので、上記ラグ溝付リブのブロック状部に入力する踏み込み時や蹴り出し時の打撃力を減少させることができ、ピッチノイズを大幅に低減することができる。
以下、本発明の最良の形態について、図面に基づき説明する。
図1は、本発明の最良の形態に係る空気入りタイヤ10のトレッドパターンの一例を示す図で、同図において、11a〜11dはタイヤ周方向に沿って延びる周方向溝、12は上記周方向溝11a〜11dのうち、タイヤ幅方向外側に位置する周方向溝11a,11dからそれぞれタイヤ幅方向外側に延長する幅方向溝、13はタイヤ幅方向の中央に位置する第1の陸部、14,14は上記第1の陸部13の両側に位置し、それぞれに、一端が上記周方向溝11aもしくは周方向溝11d側に開口する横溝部15aと、一端が上記横溝部15aの他端側と連通し他端が上記周方向溝11a,11dにほぼ平行に延長して当該陸部内で終端する屈曲部15bとを有する複数本のラグ溝15が配置された第2の陸部、16は上記周方向溝11a,11dと上記幅方向溝12とにより区画されたショルダーブロックである。なお、本例では、上記横溝部15aは、タイヤ幅方向に対して所定の角度傾斜して形成されているものとする。
上記第2の陸部14は、タイヤ周方向に連続して延長するリブ状部14aと、上記周方向溝11dとラグ溝15,15とにより区画された多数のブロック状部14bと、上記リブ状部14aから突出し、上記ブロック状部14bと上記リブ状部14aとを連結する、その延長方向が上記横溝部15aに平行な連結部14cとを有する陸部で、以下、この第2の陸部14,14をラグ溝付リブと呼ぶ。
なお、同図の矢印Kは本例におけるタイヤ回転方向である。
本最良の形態では、図2にも示すように、上記ラグ溝付リブ14の各ブロック状部14bの上記周方向溝11d側、すなわち、上記ブロック状部14bが上記連結部14cを介して上記リブ状部14aと一体となっている側とは反対側の、上記ブロック状部14bの踏み込み端14Fと蹴り出し端14Kとを結ぶ線よりも外側に、上記ラグ溝15の角度よりも大きな角度で面取りした第1の低地部14mを形成するとともに、上記屈曲部15bにも第2の低地部14nを形成している。
上記第1の低地部14mは、詳細には、その輪郭線がタイヤクラウン部の仮想輪郭線Rよりもタイヤ径方向内側にあり、かつ、周方向溝11d側に行くに従ってその高さが低くなっており、かつ、タイヤ接地面側から見たときに、例えば、上記ブロック状部14bの踏み込み側の稜線と周方向溝11bの稜線とを含む三角形のような、上記ブロック状部14bの踏み込み側のラグ溝15に面する側面と周方向溝11bに面する側面との交線を含み、かつ、ラグ溝15の横溝部15aに平行な方向の長さが、上記ブロック状部14bの踏み込み側から蹴り出し側に行くに従って短くなるように形成されている。
一方、上記第2の低地部14nは、タイヤ接地面側から見たときに、例えば、上記ブロック状部14bの蹴り出し側の稜線と横溝部15aの稜線とを含む三角形のような、上記ブロック状部14bの蹴り出し側のラグ溝15に面する側面と横溝部15aに面する側面との交線を含み、かつ、ラグ溝15の横溝部15aに平行な方向の長さが、上記ブロック状部14bの踏み込み側から蹴り出し側に行くに従って長くなるように形成されている。
これにより、上記ラグ溝付リブ14のブロック状部14bは、上記第1及び第2の低地部14m,14nと、その延長方向が上記横溝部15aよりもタイヤ幅方向に対して傾斜大きく、かつ、その高さがタイヤクラウン部の仮想輪郭線Rに等しい、ほぼ平行四辺形状の高地部14hとにより構成されることになる。
上記第1及び第2の低地部14mの形状は、図3(a),(b)に示す平面図及びそのA−A断面図に示すように、上記ブロック状部14bのタイヤ幅方向の長さL1と上記第1の低地部14mのタイヤ表面に沿った幅方向距離である落ち幅L3との比である落ち幅比(L3/L1)と、上記ブロック状部14bのタイヤ周方向長さL2と上記第1の低地部14mのタイヤ表面に沿った周方向の加工範囲L4との比である加工範囲比(L4/L2)と、上記ラグ溝15が開口する周方向溝の溝深さD1と上記第1の低地部14mのタイヤクラウン部の仮想輪郭線と上記面取り部の輪郭線との差である落ち高D’21の最大値D21(図示せず)との比である落ち高比(D21/D1)により特定することができる。
また、上記第2の低地部14nの形状は、上記L1と上記第2の低地部14nのタイヤ表面に沿った幅方向距離である落ち幅L5との比である落ち幅比(L5/L1)と、上記屈曲部15bのタイヤ周方向長さL6と上記第2の低地部14nのタイヤ表面に沿った周方向の加工範囲L7との比である加工範囲比(L7/L6)と、上記D1と上記第2の低地部14nのタイヤクラウン部の仮想輪郭線と上記面取り部の輪郭線との差である落ち高D’22の最大値D22(図示せず)との比である落ち高比(D22/D1)により特定することができる。
なお、本例では、上記第1及び第2の低地部14m,14nにおける落ち高の最大値の許容範囲を同じにしているので、以下、上記落ち高の最大値D21,D22をともにD2とし、上記落ち高比(D21/D1),(D22/D1)を(D2/D1)とする。
上記ブロック状部14bに上記のような、第1及び第2の低地部14m,14nを設けることにより、踏み込み時及び蹴り出し時に上記ブロック状部14bへ入力する打撃力を緩和することができる。また、上記ブロック状部14bは連結部14cを介して周方向に連続なリブ状部14aと一体となっているので、上記ブロック状部14bの荷重負担を上記リブ状部14aにシフトさせることができる。
すなわち、上記ブロック状部14bの周方向溝11d側を上記ラグ溝15の角度よりも大きな角度で斜めに面取りすることにより、踏み込み時及び蹴り出し時に上記ブロック状部14bに作用する打撃力は時間方向に見て分散されて小さくなるので、上記ラグ溝15の横溝部15aの傾斜角が同じであっても、上記ブロック状部14bに作用する打撃力を小さくすることができる。また、上記ブロック状部14bは上記リブ状部14aと一体となっているので、ブロック状部14bに入力する打撃力を上記ブロック状部14bと上記リブ状部14aとで受けることになり、その結果、上記ブロック状部14bの荷重負担が上記リブ状部14aにシフトされるので、上記ブロック状部14bに入力する打撃力を、パターンピッチとしての騒音有力成分を持たないリブ状部14aに有効に受け持たせることができる。したがって、上記ブロック状部14bに入力する踏み込み時や蹴り出し時の打撃力を効果的に減少させることができ、上記ラグ溝15に起因するピッチノイズを大幅に低減することができる。
また、本例では、ラグ溝15の横溝部15aがタイヤ幅方向に対して傾斜しているだけでなく、上記第1の低地部14mにより上記ブロック状部14bが徐々に接地され、上記第2の低地部14nにより上記ブロック状部14bが徐々に路面から離れる。したがって、上記打撃力の減少に加えて、時間軸で上記ピッチノイズが分散されるという効果を有するので、上記ピッチノイズを更に低減することができる。
なお、上記ラグ溝付リブ14にコーナリングフォースなどの大きな入力が作用した場合でも、上記ラグ溝付リブ14を接地面として有効に使用することができるように、上記輪郭線の形状を、タイヤ径方向内側に中心を持つ円弧状、あるいは、多項式などで表わされる、タイヤ径方向外側に凸な緩やかに変化する曲線とすることが好ましい。
上記第1及び第2の低地部14m,14nの有効な大きさとしては、上記落ち高比が0.015≦(D2/D1)≦0.200となるように、上記D2の大きさを設定することが好ましい。すなわち、落ち高比(D2/D1)が0.015未満である場合には面取りの効果が少ないので、パターンノイズの低減が望めない。逆に、落ち高比(D2/D1)が0.200を超えると、パターン全体の接地面積が減少して平均接地圧が増大するので、局所的に騒音入力が集中してしまい、かえってパターンノイズが増大する恐れがあるので、落ち高比(D2/D1)としては、0.015〜0.200の範囲とすることが好ましく、0.030〜0.100とすれば、更に好ましい。
また、落ち幅L3,L5については、上記落ち幅比(L3/L1)及び落ち幅比(L5/L1)が0.1〜1.0となるように、上記L3,L5の大きさを設定することが好ましい。すなわち、落ち幅比(L3/L1),(L5/L1)が0.1未満である場合には面取りする領域が少なすぎるので、パターンノイズの低減が望めない。ここで、落ち幅比(L3/L1)の上限値を1.0としたのは、ブロック状部14bに高地部14hを残すためで、高地部14hがなくなると、パターン全体の接地面積が減少しやすくなるだけでなく、平均接地圧の上昇に起因して、パターンノイズが増大する恐れがある。
また、周方向加工範囲L4,L7については、上記加工範囲比(L4/L2)及び加工範囲比(L7/L6)が0.3〜1.0となるように上記L4,L7の大きさを設定することが好ましい。すなわち、加工範囲比(L4/L2),(L6/L7)が0.3未満である場合には面取りする領域が少なくなるので、パターンノイズの低減が望めず、逆に1.0を超える場合、リブ状部14aとの接続部である連結部14cが削られるか、もしくは、ブロック状部14bの寸法を超えるのであり得ない。また、上記連結部14cが削られると、上記リブ状部14aへの荷重のシフトができなくなる。したがって、上記加工範囲比(L4/L2),(L6/L7)を0.3〜1.0とすることが好ましく、0.5〜0.8とすれば、更に好ましい。
このように、本最良の形態によれば、周方向に連続するリブ状部14aと、横溝部15aと屈曲部15bとを備えたラグ溝15により区画されたブロック状部14bと、このブロック状部14bと上記リブ状部14aとを連結する連結部14cとを有するラグ溝付リブ14が設けられた空気入りタイヤ10において、上記ブロック状部14bの周方向溝11dに面する側に、落ち幅がL3、加工範囲がL4、落ち高D’21の最大値がD21である、上記横溝部15aの角度よりも大きな角度で斜めに面取りして形成される第1の低地部14mを設けるとともに、上記屈曲部15bに面する側に、落ち幅がL5、加工範囲がL6、落ち高D’22の最大値がD22である、上記横溝部15aの角度よりも大きな角度で斜めに面取りして形成される第2の低地部14nを設けて、上記ブロック状部14bへ入力する打撃力を緩和するとともに、上記第1及び第2の低地部14m,14n間の高地部14hに作用する上記ブロック状部14bの荷重負担を、連結部14cを介して、上記リブ状部14aに有効にシフトさせるようにしたので、上記ブロック状部14bに入力する踏み込み時や蹴り出し時の打撃力を減少させることができ、上記ラグ溝15に起因するパターンノイズを大幅に低減することができる。
なお、上記最良の形態では、タイヤトレッドの中央に位置する第1の陸部13の両側にラグ溝付リブ14,14を備えたトレッドパターンを有する空気入りタイヤ10について説明したが、本発明はこれに限るものではなく、例えば、図4(a)に示すような、両側に上記ラグ溝15と同様のラグ溝15A,15Bを有するラグ溝付リブ14Zを備えたトレッドパターンを有するタイヤや、図4(b)に示すような、リブ状部14aに、例えば、溝幅が1mm以下である極細溝(サイプ)のような、その幅がラグ溝15の溝幅よりも狭く、かつ、接地面内において閉じてしまうような、幅方向横溝17が形成されたラグ溝付リブ14Yを備えたトレッドパターンを有するタイヤにも適用可能である。
また、上記ラグ溝15の横溝部15aは、必ずしもタイヤ幅方向に対して傾斜している必要はなく、タイヤ幅方向に平行であってもよい。
また、上記例では、上記第1及び第2の低地部14m,14nの形状を、タイヤ接地面側から見たときに、三角形状になるようにしたが、図5(a),(b),(c)に示すように、タイヤ周方向に沿って曲線状に変化するものであってもよい。
図1に示した、本発明によるブロック状部に面取り部が形成されたラグ溝付リブ状部を備えたトレッドパターンを有するタイヤ(実施例1)と、図10に示した面取り部が形成されていないラグ溝付リブ状部を備えたトレッドパターンを有するタイヤ(従来例)とについて、それぞれタイヤ騒音を測定して評価した。
タイヤサイズは195/65R15で、これを6Jのリムにそれぞれ組込んだ。なお、荷重は4kN、タイヤ内圧は210kPaとした。
タイヤ騒音の評価は、試験タイヤを回転ドラム上で、速度80km/hrにて走行させるとともに、タイヤ横方向1m、高さ0.25mの位置に設置したマイクロフォンを使用して、上記タイヤの発生する音圧レベルを測定し、その音圧レベルを従来例を100とした指数で評価した。このとき、希求水準は実車試験でも効果が見込める値として、指数で10以上の改善(削減)としている。
以下の表1に上記実施例1の面取り部の寸法、及び寸法比を示す。
Figure 0004647432
試験の結果、実施例1の本発明のトレッドパターンを有するタイヤの音圧レベルの指標は74であった。これにより、本発明のトレッドパターンを有するタイヤは、従来のタイヤに比べてタイヤ騒音が大幅に改善されていることが確認された。
次に、第1及び第2の低地部の落ち幅をL3=L5=5mm、加工範囲をL4=15mm,L7=10mmに固定し、第1及び第2の低地部の落ち高の最大値D2を同時に変化させて音圧レベルを測定した結果を図6(a),(b)に示す。なお、ブロック状部のタイヤ幅方向長さL1、屈曲部のタイヤ幅方向長さL2、ラグ溝の周方向間隔L2、屈曲部のタイヤ周方向長さL6、及び、タイヤ周方向溝深さD1については、上記表1に示した値と同じである。また、図6(b)の横軸は落ち高比(D2/D1)、縦軸は従来例の音圧レベルを100としたときの音圧レベルの指数(結果指数)Kである。
図6(a),(b)から明らかなように、結果指数は上記実施例1と実施例3とがK=74と最も良いが、(D2/D1)の値が0.015〜0.200である実施例2,実施例4〜6についても指数で10以上の改善が見られ、実車試験でも効果が見込める値となることが確認された。また、図6(b)のグラフから、上記(D2/D1)の値を0.030〜0.100とすれば結果指数は20以上となり、改善効果が著しいことがわかる。
一方、(D2/D1)の値が0.010である比較例1ではK=96と殆ど改善効果が得られなかった。また、(D2/D1)の値が0.220である比較例2ではK=102とタイヤ騒音は従来例よりも悪化していることから、タイヤ騒音を十分に低減するためには、落ち高比(D2/D1)を0.015〜0.200の範囲にする必要があることが確認された。
また、第2の低地部の落ち幅をL5=5mm、第1及び第2の低地部の加工範囲をL4=15mm,L7=10mm、落ち高の最大値をD2=0.5mmに固定して、第1の低地部の落ち幅L3を変化させて音圧レベルを測定した結果を図7(a),(b)に示す。図7(b)の横軸は第1の低地部の落ち幅比(L3/L1)、縦軸は従来例の音圧レベルを100としたときの音圧レベルの指数(結果指数)Kである。
図7(a),(b)から明らかなように、結果指数は上記実施例1がK=74と最も良いが、(L3/L1)の値が0.1〜0.9である実施例7〜12についても、指数で10以上の改善が見られ、実車試験でも効果が見込める値となることが確認された。
一方、(L3/L1)の値が0.05である比較例3では、K=98と殆ど改善効果が得られなかった。
また、第1及び第2の低地部の落ち幅をL3=L5=5mm、第2の低地部の加工範囲をL7=10mm、第1及び第2の低地部の落ち高の最大値をD2=0.5mmに固定して、第1の低地部の加工範囲L4を変化させて音圧レベルを測定した結果を図8(a),(b)に示す。図8(b)の横軸は加工範囲比(L4/L2)、縦軸は従来例の音圧レベルを100としたときの音圧レベルの指数(結果指数)Kである。
図8(a),(b)から明らかなように、結果指数は上記実施例1がK=74と最も良いが、(L4/L2)の値が0.3〜1.0である実施例13〜17についても指数で10以上の改善が見られ、指数で10以上の改善が見られ実車試験でも効果が見込める値となることが確認された。また、図8(b)のグラフから、上記(L4/L2)の値を0.5〜0.8とすれば結果指数は20以上となり、改善効果が著しいことがわかる。
一方、(L4/L2)の値が0.2である比較例4では、K=98と殆ど改善効果が得られなかった。
次に、第1の低地部の落ち幅をL3=5mm、第1及び第2の低地部の加工範囲をL4=15mm,L7=10mm、落ち高の最大値をD2=0.5mmに固定して、第2の低地部の落ち幅L5を変化させて音圧レベルを測定した結果を図9(a),(b)に示す。図9(b)の横軸は第2の低地部の落ち幅比(L5/L1)、縦軸は従来例の音圧レベルを100としたときの音圧レベルの指数(結果指数)Kである。
図7(a),(b)から明らかなように、結果指数は上記実施例19がK=73と最も良いが、(L5/L1)の値が0.1〜0.9である実施例1,18及び実施例20〜22についても、指数で10以上の改善が見られ、実車試験でも効果が見込める値となることが確認された。一方、(L5/L1)の値が0.080である比較例5では、K=95と殆ど改善効果が得られなかった。
また、第1及び第2の低地部の落ち幅をL3=L5=5mm、第1の低地部の加工範囲をL4=15mm、第1及び第2の低地部の落ち高の最大値をD2=0.5mmに固定して、第2の低地部の加工範囲L7を変化させて音圧レベルを測定した結果を図10(a),(b)に示す。図10(b)の横軸は加工範囲比(L7/L6)、縦軸は従来例の音圧レベルを100としたときの音圧レベルの指数(結果指数)Kである。
図10(a),(b)から明らかなように、結果指数は上記実施例1がK=74と最も良いが、(L7/L6)の値が0.3〜1.0である実施例23〜27についても、全て、指数で10以上の改善が見られ、指数で10以上の改善が見られ実車試験でも効果が見込める値となることが確認された。
また、図10(b)のグラフから、上記(L7/L6)の値を0.5〜0.9とすれば結果指数は20以上となり、改善効果が著しいことがわかる。
一方、(L4/L2)の値が0.100である比較例6では、K=99と殆ど改善効果が得られなかった。
このように、本発明によれば、トレッドパターンの基調を変更することなく、ラグ溝に起因するピッチノイズを抑制することができるので、簡単な構成で車両の乗り心地性を容易に向上させることができる。
本発明の最良の形態に係る空気入りタイヤのトレッドパターンを示す図である。 本最良の形態に係るラグ溝付リブの概要を示す斜視図である。 本最良の形態に係るラグ溝付リブの断面図と平面図である。 本発明によるラグ溝付リブを備えたトレッドパターンを示す図である。 本発明による低地部の他の形状を示す図である。 第1及び第2の低地部の落ち高比と音圧レベルとの関係を示す図である。 第1の低地部の落ち幅比と音圧レベルとの関係を示す図である。 第1の低地部の加工範囲比と音圧レベルとの関係を示す図である。 第2の低地部の落ち幅比と音圧レベルとの関係を示す図である。 第2の低地部の加工範囲比と音圧レベルとの関係を示す図である。 従来のブロックパターンを有するタイヤのブロックの構成を示す図である。 従来のラグ溝付リブを備えたトレッドパターンを示す図である。
符号の説明
10 空気入りタイヤ、11a〜11d 周方向溝、12 幅方向溝、
13 第1の陸部、14 第2の陸部(ラグ溝付リブ)、14a リブ状部、
14b ブロック状部、14c 連結部、14m 第1の低地部、
14n 第2の低地部、14h 高地部、15 ラグ溝、15a ラグ溝の横溝部、
15b ラグ溝の屈曲部、16 ショルダーブロック。

Claims (7)

  1. タイヤトレッドの表面に設けられてタイヤ周方向に沿って延びる周方向溝と、上記周方向溝により区画された陸部と上記陸部のうちの少なくとも1列の陸部に配置された、一端が上記周方向溝に開口しタイヤ幅方向に平行かもしくは傾斜して延長する横溝部と一端が上記横溝部の他端側と連通し他端が上記周方向溝にほぼ平行に延長して当該陸部内で終端する屈曲部とを備えたラグ溝とを備えた空気入りタイヤにおいて、上記ラグ溝によって区画されたブロック状部の上記周方向溝側に、その高さがタイヤクラウン部の仮想輪郭線よりも低く、かつ、その高さが上記周方向溝側に行くに従って低くなる第1の低地部を設け、上記ブロック状部の上記屈曲部側に、その高さが上記タイヤクラウン部の仮想輪郭線よりも低く、かつ、その高さが上記屈曲部側に行くに従って低くなる第2の低地部を設けるとともに、上記第1の低地部の最も低い部分が、上記ブロック状部の周方向端点である踏み込み端と蹴り出し端とを結ぶ線よりも上記周方向溝側に位置し、上記第2の低地部の最も低い部分が、上記踏み込み端と蹴り出し端とを結ぶ線よりも上記ラグ溝の屈曲部側に位置するように、上記第1及び第2の低地部を形成したことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 上記第1の低地部を、上記ブロック状部の上記横溝部に面する側面と周方向溝に面する側面との交線であって上記ブロック状部の周方向端点側ではない方の交線を含み、かつ、上記横溝部に平行な方向の長さが、上記交線から延長する横溝部側から他方の横溝部側に行くに従って短くなるように形成するとともに、上記第2の低地部を、上記ブロック状部の上記交線に対して対角線状に位置する交線を含み、かつ、上記横溝部と平行な方向の長さが、上記横溝部と上記屈曲部とが連通する側から上記ブロック状部とタイヤ周方向に連続するリブ状部との連結部側に行くに従ってくなるように形成したことを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 上記ラグ溝が開口する周方向溝の溝深さをD1とし、上記タイヤクラウン部の仮想輪郭線と上記第1及び第2の低地部の輪郭線との差である落ち高の最大値をD2としたときに、上記落ち高の最大値D2は、0.015≦(D2/D1)≦0.200を満たすことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 上記ブロック状部のタイヤ幅方向の長さをL1とし、上記第1の低地部のタイヤ表面に沿った幅方向距離である落ち幅をL3としたときに、上記落ち幅L3は、上記幅方向の長さL1に対して、0.1≦(L3/L1)≦1.0を満たすことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 上記ブロック状部のタイヤ周方向の長さをL2とし、上記第1の低地部のタイヤ表面に沿った周方向距離である加工範囲をL4としたときに、上記加工範囲L4は、上記周方向長さL2に対して、0.3≦(L4/L2)≦1.0を満たすことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 上記ブロック状部のタイヤ幅方向の長さをL1とし、上記第2の低地部のタイヤ表面に沿った幅方向距離である落ち幅をL5としたときに、上記落ち幅L5は、上記幅方向の長さL1に対して、0.1≦(L5/L1)≦1.0を満たすことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  7. 上記ラグ溝の屈曲部の長さをL6とし、上記第2の低地部のタイヤ表面に沿った周方向距離である加工範囲をL7としたときに、上記加工範囲L7は、上記屈曲部長さL6に対して、0.3≦(L7/L6)≦1.0を満たすことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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