JP4647348B2 - ケーブル保護管の継手装置 - Google Patents

ケーブル保護管の継手装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4647348B2
JP4647348B2 JP2005060303A JP2005060303A JP4647348B2 JP 4647348 B2 JP4647348 B2 JP 4647348B2 JP 2005060303 A JP2005060303 A JP 2005060303A JP 2005060303 A JP2005060303 A JP 2005060303A JP 4647348 B2 JP4647348 B2 JP 4647348B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
tube
pipe
cable protection
gap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005060303A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006246638A (ja
Inventor
博 伊熊
義敏 大喜多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aron Kasei Co Ltd
Original Assignee
Aron Kasei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aron Kasei Co Ltd filed Critical Aron Kasei Co Ltd
Priority to JP2005060303A priority Critical patent/JP4647348B2/ja
Publication of JP2006246638A publication Critical patent/JP2006246638A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4647348B2 publication Critical patent/JP4647348B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Description

本発明はケーブル保護管の継手装置に関し、より詳しくは電力ケーブル、電話線、CATV用ケーブル、有線放送用ケーブル等の電力ケーブルや通信ケーブル、その他のケーブルを保護するケーブル保護管の継手装置に関する。
従来、電力ケーブルや通信ケーブル等のケーブルを、橋梁や高速道路の高架橋等に施設する場合、それら橋梁や高架橋の側壁内に埋設して敷設することが、景観等の要請上において行われる場合がある。一方、前記橋梁や高架橋等の側壁には、橋梁や高架橋に生じる熱応力や地震等の外力による壁の伸縮を緩衝するための対策として、適当な間隔毎に緩衝用の壁間隙部を設けている。
前記壁間隙部においては、ケーブルは元より、該ケーブルを保護するケーブル保護管においても、壁間隙部の間隙の伸縮に対応した伸縮性のある接続が必要となる。
このようなケーブル保護管の接続に関する従来技術として、ケーブル保護管が埋設される壁の壁間隙部に柔軟性を有する蛇腹管を用いて、壁間隙部の両側に埋設されるケーブル保護管同士を接続するようにしてなる管継手及びケーブル保護管の接続方法を、本出願人は特開2003−194271号公報として提供している。
またケーブルを地中内等に埋設する際に使用する埋設管装置として、伸縮管部とフレキシブル管部を備えたものが実開平7−29391号公報に開示されている。
また同様にケーブルを地中内等に埋設する際に使用する地中埋設配線管路用スライド・フレキシブル管装置として、伸縮管部と可撓管部を備えたものが実用新案登録第3072150号公報として開示されている。
特開2003−194271号公報 実開平7−29391号公報 実用新案登録第3072150号公報
上記特開2003−194271号公報記載の管継手及びケーブル保護管の接続方法では、蛇腹管のもつ柔軟性により、壁間隙部における比較的小さな伸縮とズレには対応可能ではあるが、その一方、壁間隙部における間隙の大きな伸縮に対応して追従し、ケーブルの安全を確保することには問題を残していた。
また上記実開平7−29391号公報のケーブル用埋設管装置は、地中内に完全に埋設するような環境で使用されるものであり、また伸縮管部10とフレキシブル管部20とを用いているものの、それらの組み合わせ或いは連結の仕方に特に特徴があるものではなく、一般的であり、壁間隙部での接続に適した構造が開示されているものではない。
また上記実用新案登録第3072150号公報の地中埋設配線管路用スライド・フレキシブル管装置も同様に、地中内に完全に埋設するような環境で使用されるものを対象としており、伸縮管部1の大径管2と可撓管部11とを連結する等、壁間隙部の接続に適して適用できるようなものでは全くなかった。
そこで本発明は上記従来技術の問題を解決し、壁内に埋設されて敷設されるケーブル保護管を壁間隙部で接続する場合において、間隙寸法の異なる種々の壁間隙部に対しても容易に適用して用いることができると共に、特に壁間隙部に生じる間隙の大きな変動やズレにも確実に追従してその接続を確保することができ、長期にわたって破損等することなく安定して埋設ケーブルの保護を行うことができるケーブル保護管の継手装置の提供を課題とする。
上記課題を達成するため本発明のケーブル保護管の継手装置は、壁W内に埋設状態に敷設されるケーブル保護管50を、前記壁Wの途中に形成される壁間隙部60において相互に接続するための継手装置であって、
前記壁間隙部60に保持される伸縮及び屈伸が可能な蛇腹管10と、該蛇腹管10の両端側に対してそれぞれ先端側で連結固定されると共に基端側でケーブル保護管50と連結される一対のスライド式伸縮調整管20と、前記壁間隙部60の対峙する両壁端面61にそれぞれ前記蛇腹管10の退避凹所70を構成するための一対の管状カバー体30とを有し、
前記スライド式伸縮調整管20は、その外管21を前記ケーブル保護管50と連結して共に壁W内に埋設すると共に内管22を進退自在としてその先端側で前記蛇腹管10と連結し、
前記管状カバー体30は、その基端側で前記スライド式伸縮調整管20の外管21に取り付けられて前記ケーブル保護管50及びスライド式伸縮調整管20の外管21と共に壁W内に埋設されると共に、その先端側で開口部を前記壁間隙部60の壁端面61に臨ませてなる前記退避凹所70を構成し、
前記蛇腹管10は、前記壁間隙部60の両側に形成される一対の前記退避凹所70、70との関係において、蛇腹管10の移動範囲が常に前記壁間隙部60を含む範囲に規制されると共に、前記壁間隙部60の間隙が例えゼロとなる場合においても、蛇腹管10が前記一対の退避凹所70によって収容・退避される構成としたことを第1の特徴としている。
また本発明のケーブル保護管の継手装置は、壁W内に埋設状態に敷設されるケーブル保護管50を、前記壁Wの途中に形成される壁間隙部60において相互に接続するための継手装置であって、
前記壁間隙部60に保持される伸縮及び屈曲が可能な蛇腹管10と、該蛇腹管10の何れか一端側に対して先端側で連結固定されると共に基端側でケーブル保護管50と連結されるスライド式伸縮調整管20と、前記壁間隙部60の対峙する両壁端面61にそれぞれ前記蛇腹管10の退避凹所70を構成するための一対の管状カバー体30とを有し、
前記スライド式伸縮調整管20は、その外管21を前記ケーブル保護管50と連結して共に壁W内に埋設すると共に内管22を進退自在としてその先端側で前記蛇腹管10の一端側と連結し、
前記一対の管状カバー体30は、その一方の管状カバー体30が、その基端側で前記スライド式伸縮調整管20の外管21に取り付けられて前記ケーブル保護管50及びスライド式伸縮調整管20の外管21と共に壁W内に埋設されると共に、その先端側で開口部を前記壁間隙部60の一方の壁端面61に臨ませてなる一方の退避凹所70を構成し、他方の管状カバー体30が、その基端側で前記ケーブル保護管50に取り付けられて該ケーブル保護管50と共に壁W内に埋設されると共に、その先端側で開口部を前記壁間隙部60の他方の壁端面61に臨ませてなる他方の退避凹所70を構成し、
前記蛇腹管10は、その一端側で前記スライド式伸縮調整管20の内管22と連結されると共に他端側で前記ケーブル保護管50と連結され、
且つ前記蛇腹管10は、前記壁間隙部60の両側に形成される一対の前記退避凹所70、70との関係において、蛇腹管10の移動範囲が常に前記壁間隙部60を含む範囲に規制されると共に、前記壁間隙部60の間隙が例えゼロとなる場合においても、蛇腹管10が前記一対の退避凹所70によって収容・退避される構成としたことを第2の特徴としている。
請求項1に記載のケーブル保護管の継手装置によれば、壁間隙部60に保持される伸縮及び屈曲が可能な蛇腹管10とその蛇腹管10の両側に連結されるスライド式伸縮調整管20との組み合わせによって壁間隙部60の両側の壁W内に埋設して敷設されるケーブル保護管50を接続するようにしているので、種々の間隙寸法をもつ壁間隙部60に対しても、容易に寸法調節することで広い適用範囲で用いることができる。
特に本発明ではスライド式伸縮調整管20を蛇腹管10と組み合わせたことにより、スライド式伸縮調整管20の有する大きな伸縮追従性を利用して、蛇腹管10と相俟って、壁間隙部60の大きな伸縮に対しても十分に追従して、確実に安定してケーブル保護管の接続を維持することができる。
しかも蛇腹管10は、前記壁間隙部60の両側に形成される一対の前記退避凹所70、70との関係において、蛇腹管10の移動範囲が常に前記壁間隙部60を含む範囲に規制されると共に、前記壁間隙部60の間隙が例えゼロとなる場合においても、蛇腹管10が前記一対の退避凹所70によって収容・退避される構成としたので、蛇腹管10を常に壁間隙部60に存在させることができ、よって壁間隙部60に生じるケーブル敷設方向とは直角方向のズレや車両等による振動に対しても常に屈曲性のある蛇腹管10が安定して対応することが可能となる。
また蛇腹管10は、壁間隙部60の両側の退避凹所70の存在により、壁間隙部60の間隙がゼロとなった場合でも、破損することなく退避状態でゼロ間隙の壁間隙部60に位置して、壁間隙部60での位置ズレに対応してケーブル保護管50の接続を維持させることができる。
また前記スライド式伸縮調整管20の外管21と管状カバー体30とは相互に取り付けられた状態で壁W内に埋設されることで、その内側にスライド式伸縮調整管20の内管22が自由に進退することができる空間を安定して確保することができると共に、前記蛇腹管10の退避凹所70を安定して確保することができる。
請求項2に記載のケーブル保護管の継手装置によれば、全体として上記した請求項1の構成による効果と同様な効果を得ることができる。
特に請求項2に記載のケーブル保護管の継手装置によれば、スライド式伸縮調整管20を蛇腹管10の何れかの一端側にのみ設けるようにしているので、両端側に一対で設ける場合に比べて、壁間隙部60の間隙にそれほど大きな伸縮が予想されない場所において、より簡便に取り付け、設備して用いることができる。
以下の図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明のケーブル保護管の継手装置の第1の実施形態を示す図、図2はケーブル保護管の継手装置の一部拡大図、図3は継手装置の部品を示す図である。
先ず図1を参照して、第1の実施形態に係る継手装置は、蛇腹管10と、一対のスライド式伸縮調整管20、20と、一対の管状カバー体30、30とを有する。橋梁や高速道路の高架橋等の壁Wに埋設されて敷設されるケーブル保護管50、50は、壁Wの途中に形成される壁間隙部60において相互に接続される。
前記蛇腹管10は、中央部の蛇腹部11とその両端側の受け管部12、12とを有する。受け管部12には後述する連結ベルト40を取り付けるベルト取付部13が設けられている。蛇腹管10は伸縮性と屈曲性を備えたプラスチックス、ゴム、金属等の材料から構成することができる。耐候性の観点から、例えばエチレンープロピレンージエンゴムを用いる。蛇腹管10は伸縮と屈曲性を有する。伸縮性はそれほど大きくはないが、屈曲性を備えることで、壁間隙部60におけるズレや捩れに対しても簡単に破損することなく追従することが可能である。
図2と図3も参照して、前記スライド式伸縮調整管20は、外管21と内管22とがスライド自在に組み合わされた管である。材質としてはプラスチックスや金属の管で構成することができる。
前記外管21は、その先端部に前記内管22をスライド自在にシールするシール部21aを設けている。また外管21の後端側でケーブル保護管50と連結できるように、連結用部21bを後端部に備えている。この連結用部21bでケーブル保護管50と一体に連結固定される。また前記連結用部21bは内管22に対する後方への抜け止めの機能を果たしている。
外管21は最終的にはケーブル保護管50と共に壁W内に埋設される。
前記内管22は、その先端側で前記蛇腹管10の受け管部12と連結される。連結は、例えば内管22の先端部が蛇腹管10の受け管部12に内嵌合するようにして、接着剤にて接合し、更に連結ベルト40をベルト取付部13に嵌め合わせることで完成される。
前記内管22の後端部には外管21に対しスライド自在にシールを達成するシール部22aを設けている。
スライド式伸縮調整管20は外管21と内管22とが前記両シール部21a、22aによってダブルシール状態に構成される。
なお、両シール部21a、22a間に存在する内・外管21、22の隙間の気圧を逃がすための通気穴を内管22に設けることができる。
また前記両シール部21a、22aが相互に当接することで、内管22が外管21の前方へ抜け出るのが阻止される。
前記管状カバー体30は、前記蛇腹管10の径より大径の本管部31とその基端側に段部を形成して構成される小径の取付管部32とを有する。材質としては主としてプラスチックスが用いられるが、金属等の他の材質でも可能である。
管状カバー体30の前記取付管部32は前記スライド式伸縮調整管20の外管21に外嵌合して取り付けるためのもので、外管21に丁度嵌挿できる径としている。
一方、前記本管部31は蛇腹管10の退避凹所70となるためのもので、蛇腹管10が収縮して径を増加した場合や多少湾曲した場合においても、それらの状態の蛇腹管10を収容退避させることができる程度の余裕のある内径に構成する。また本管部31の長さは、蛇腹管10の寸法の半分よりも多少長い寸法とすることができる。これによって壁間隙部60の両側に対峙して配置される一対の本管部31、31により、蛇腹管10の全体を収容することができる。
前記連結ベルト40は、蛇腹管10とスライド式伸縮調整管20の内管22との連結に使用するもので、材質はSUS等のスチール、その他の金属製ベルトを主として用いることができる。内管22を蛇腹管10の受け管部12に差し込んで接着剤で接着した後、連結ベルト40を蛇腹管10のベルト取付部13に嵌め込んで締め込む。
前記ケーブル保護管50は、その内部に電力ケーブルや通信ケーブルを通すための保護管であり、或いは電力ケーブルや通信ケーブルを内部に通したより細いケーブル保護管を通すための保護管である。材質としてはプラスチックス、金属等の管で構成することができる。
ケーブル保護管50は壁W内に埋設して敷設され、壁間隙部60で本発明の継手装置によって相互に接続される。
複数のケーブルが通線される場合は、壁W内に複数のケーブル保護管50及び同数の継手装置が敷設される。
前記壁間隙部60は、それが構成される壁Wが伸縮や振動、ズレなどの変動に関して、どのような環境にあるかによって、またその他の条件によって、その通常時における間隙寸法を種々に決めることができる。例えば壁Wに大きな膨張が考えられる場合は、壁間隙部60の寸法を大きくとることになる。このとき、壁間隙部60全体は金属製カバーで被覆される。
前記壁Wは、コンクリート製の壁とすることができる。しかし、他の材質からなる壁Wを排除するもではない。ケーブル保護管50を埋設して敷設できる壁Wであればコンクリート製以外の壁も可能である。
前記スライド式伸縮調整管20と管状カバー体30は、ケーブル保護管50と共に壁W内に埋設される。即ち、未だ埋設されていないケーブル保護管50の先端部に対して、スライド式伸縮調整管20の外管21をその基端側の連結用部21bで連結する。また管状カバー体30を外管21に嵌挿する。そして管状カバー体30の本管部31の先端側の開口部が壁間隙部60の間隙の壁端面61に丁度臨むような位置に配置した状態で、管状カバー体30の取付管部32を外管21に接着固定する。
そして以上のような状態で、壁Wとなるコンクリートを壁枠内に流し、前記ケーブル保護管50とスライド式伸縮調整管20の外管21と管状カバー体30を埋設し、且つ管状カバー体30の本管部31の先端側の開口部が壁間隙部60の壁端面61に丁度臨むようにする。
スライド式伸縮調整管20及び管状カバー体30が壁W内に埋設された状態で、スライド式伸縮調整管20の内管22が外管21に対して進退自在であり、また管状カバー体30の本管部31の内空が壁間隙部60の壁端面61に形成される退避凹所70となる。
壁間隙部60に対峙して、壁W、Wが形成され、その両壁W、Wに前記ケーブル保護管50とスライド式伸縮調整管20の外管21と管状カバー体30とが埋設された状態で構成され、且つ壁間隙部60の両側からの一対の内管22、22に蛇腹管10が連結されることで本発明の継手装置が完成する。
今、図1に示すような壁間隙部60の状態を通常状態として、この状態よりも壁間隙部60が大きく拡がる(伸張する)ような場合は、スライド式伸縮調整管20が前方に進出して、前記拡がりに追従する。また壁間隙部60が通常状態から縮小する場合には、スライド式伸縮調整管20が後退することで、前記縮小に追従する。
また前記蛇腹管10の伸縮によっても前記壁間隙部60の伸縮に追従することができるが、追従できる範囲はスライド式伸縮調整管20に比べて小さい。また壁間隙部60の小さい範囲での伸縮に対して、蛇腹管10とスライド式伸縮調整管20との何れが実際に伸縮するのかについては、それら蛇腹管10とスライド式伸縮調整管20との伸縮のし易さによることになる。
前記蛇腹管10の移動範囲は、退避凹所70の奥壁71によって規制される。この退避凹所70の奥壁までの深さ(寸法)は蛇腹管10の全長の半分より少し長い程度とすることで、蛇腹管10の蛇腹部11が壁間隙部60から逸れて、壁W内に入ってしまうことはない。即ち、蛇腹部11は常に壁間隙部60に位置することで、壁間隙部60に生じるケーブル敷設方向とは直角方向のズレや車両等による振動に対しても蛇腹部11の屈曲により追従することができる。この効果は壁間隙部60が閉じてしまうような場合でも発揮される。
図4は本発明のケーブル保護管の継手装置の第2の実施形態を示す図である。
本実施形態では、壁間隙部60において対峙する一方の壁Wにおいて、スライド式伸縮調整管20を用いずに、蛇腹管10とケーブル保護管50とを直接的に連結したものである。蛇腹管10とケーブル保護管50との連結は、ケーブル保護管50の先端側を蛇腹管10の受け管部12に嵌め合わせて接着剤で接合すると共に、連結ベルト40を蛇腹管10のベルト取付部13に嵌め合わせて締め付けることで完成する。
管状カバー体30による退避凹所70は、図4において、スライド式伸縮調整管20を設けている側の壁Wでその奥行きが長く、スライド式伸縮調整管20を設けていない側の壁Wでその奥行きが短くなるように構成している。しかし、必ずしもそうする必要はない。
他の構成は、第1の実施形態の場合と同様であり、説明を省略する。
第2の実施形態のように、スライド式伸縮調整管20を蛇腹管10の何れかの一端側にのみ設けるようにしたものでは、両端側に一対で設ける第1の実施形態のものに比べて、壁間隙部60の間隙にそれほど大きな伸縮が予想されない場所において、より簡便に取り付けて用いることができる。
本発明のケーブル保護管の継手装置の第1の実施形態を示す図である。 ケーブル保護管の継手装置の一部拡大図である。 ケーブル保護管の継手装置の部品を示す図である。 本発明のケーブル保護管の継手装置の第2の実施形態を示す図である。
符号の説明
10 蛇腹管
11 蛇腹部
12 受け管部
13 ベルト取付部
20 スライド式伸縮調整管
21 外管
21a シール部
21b 連結用部
22 内管
22a シール部
30 管状カバー体
31 本管部
32 取付管部
40 連結ベルト
50 ケーブル保護管
60 壁間隙部
61 壁端面
70 退避凹所
71 奥壁
W 壁

Claims (2)

  1. 壁(W)内に埋設状態に敷設されるケーブル保護管(50)を、前記壁(W)の途中に形成される壁間隙部(60)において相互に接続するための継手装置であって、
    前記壁間隙部(60)に保持される伸縮及び屈伸が可能な蛇腹管(10)と、該蛇腹管(10)の両端側に対してそれぞれ先端側で連結固定されると共に基端側でケーブル保護管(50)と連結される一対のスライド式伸縮調整管(20)と、前記壁間隙部(60)の対峙する両壁端面(61)にそれぞれ前記蛇腹管(10)の退避凹所(70)を構成するための一対の管状カバー体(30)とを有し、
    前記スライド式伸縮調整管(20)は、その外管(21)を前記ケーブル保護管(50)と連結して共に壁(W)内に埋設すると共に内管(22)を進退自在としてその先端側で前記蛇腹管(10)と連結し、
    前記管状カバー体(30)は、その基端側で前記スライド式伸縮調整管(20)の外管(21)に取り付けられて前記ケーブル保護管(50)及びスライド式伸縮調整管(20)の外管(21)と共に壁(W)内に埋設されると共に、その先端側で開口部を前記壁間隙部(60)の壁端面(61)に臨ませてなる前記退避凹所(70)を構成し、
    前記蛇腹管(10)は、前記壁間隙部(60)の両側に形成される一対の前記退避凹所(70)、(70)との関係において、蛇腹管(10)の移動範囲が常に前記壁間隙部(60)を含む範囲に規制されると共に、前記壁間隙部(60)の間隙が例えゼロとなる場合においても、蛇腹管(10)が前記一対の退避凹所(70)によって収容・退避される構成としたことを特徴とするケーブル保護管の継手装置。
  2. 壁(W)内に埋設状態に敷設されるケーブル保護管(50)を、前記壁(W)の途中に形成される壁間隙部(60)において相互に接続するための継手装置であって、
    前記壁間隙部(60)に保持される伸縮及び屈曲が可能な蛇腹管(10)と、該蛇腹管(10)の何れか一端側に対して先端側で連結固定されると共に基端側でケーブル保護管(50)と連結されるスライド式伸縮調整管(20)と、前記壁間隙部(60)の対峙する両壁端面(61)にそれぞれ前記蛇腹管(10)の退避凹所(70)を構成するための一対の管状カバー体(30)とを有し、
    前記スライド式伸縮調整管(20)は、その外管(21)を前記ケーブル保護管(50)と連結して共に壁(W)内に埋設すると共に内管(22)を進退自在としてその先端側で前記蛇腹管(10)の一端側と連結し、
    前記一対の管状カバー体(30)は、その一方の管状カバー体(30)が、その基端側で前記スライド式伸縮調整管(20)の外管(21)に取り付けられて前記ケーブル保護管(50)及びスライド式伸縮調整管(20)の外管(21)と共に壁(W)内に埋設されると共に、その先端側で開口部を前記壁間隙部(60)の一方の壁端面(61)に臨ませてなる一方の退避凹所(70)を構成し、他方の管状カバー体(30)が、その基端側で前記ケーブル保護管(50)に取り付けられて該ケーブル保護管(50)と共に壁(W)内に埋設されると共に、その先端側で開口部を前記壁間隙部(60)の他方の壁端面(61)に臨ませてなる他方の退避凹所(70)を構成し、
    前記蛇腹管(10)は、その一端側で前記スライド式伸縮調整管(20)の内管(22)と連結されると共に他端側で前記ケーブル保護管(50)と連結され、
    且つ前記蛇腹管(10)は、前記壁間隙部(60)の両側に形成される一対の前記退避凹所(70)、(70)との関係において、蛇腹管(10)の移動範囲が常に前記壁間隙部(60)を含む範囲に規制されると共に、前記壁間隙部(60)の間隙が例えゼロとなる場合においても、蛇腹管(10)が前記一対の退避凹所(70)によって収容・退避される構成としたことを特徴とするケーブル保護管の継手装置。
JP2005060303A 2005-03-04 2005-03-04 ケーブル保護管の継手装置 Expired - Fee Related JP4647348B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005060303A JP4647348B2 (ja) 2005-03-04 2005-03-04 ケーブル保護管の継手装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005060303A JP4647348B2 (ja) 2005-03-04 2005-03-04 ケーブル保護管の継手装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006246638A JP2006246638A (ja) 2006-09-14
JP4647348B2 true JP4647348B2 (ja) 2011-03-09

Family

ID=37052449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005060303A Expired - Fee Related JP4647348B2 (ja) 2005-03-04 2005-03-04 ケーブル保護管の継手装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4647348B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200023004A (ko) * 2018-08-24 2020-03-04 대한전선 주식회사 이종 케이블 접속재

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008228976A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Omron Healthcare Co Ltd 生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットの装着補助具
CN116826428B (zh) * 2023-08-28 2024-01-26 合肥松果智造智能科技有限公司 充电线缆及电动车

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0372150U (ja) * 1989-11-15 1991-07-22
JPH07143638A (ja) * 1993-11-16 1995-06-02 Sumitomo Wiring Syst Ltd ワイヤハーネス用成形プロテクタ
JPH10201041A (ja) * 1996-12-27 1998-07-31 Sumitomo Wiring Syst Ltd プロテクタ
JPH1141770A (ja) * 1997-07-18 1999-02-12 Kana Flex Corp Kk 接続部への地中埋設管の接続構造
JPH11210965A (ja) * 1998-01-21 1999-08-06 Wako Steel Kk 伸縮管継手
JP2003194271A (ja) * 2001-12-26 2003-07-09 Aron Kasei Co Ltd 管継手及びケーブル保護管の接続方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0372150U (ja) * 1989-11-15 1991-07-22
JPH07143638A (ja) * 1993-11-16 1995-06-02 Sumitomo Wiring Syst Ltd ワイヤハーネス用成形プロテクタ
JPH10201041A (ja) * 1996-12-27 1998-07-31 Sumitomo Wiring Syst Ltd プロテクタ
JPH1141770A (ja) * 1997-07-18 1999-02-12 Kana Flex Corp Kk 接続部への地中埋設管の接続構造
JPH11210965A (ja) * 1998-01-21 1999-08-06 Wako Steel Kk 伸縮管継手
JP2003194271A (ja) * 2001-12-26 2003-07-09 Aron Kasei Co Ltd 管継手及びケーブル保護管の接続方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200023004A (ko) * 2018-08-24 2020-03-04 대한전선 주식회사 이종 케이블 접속재
US10833462B2 (en) 2018-08-24 2020-11-10 Tai Han Electric Wire Co., Ltd. Transition joint
KR102207877B1 (ko) * 2018-08-24 2021-01-26 대한전선 주식회사 이종 케이블 접속재

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006246638A (ja) 2006-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN201323414Y (zh) 一种插入式管接头
JP5662783B2 (ja) 管の接続構造
JP4647348B2 (ja) ケーブル保護管の継手装置
KR101272127B1 (ko) 높이 조절이 가능한 단차 극복용 보수패커 및 이를 이용한 비굴착 부분 보수공법
JP2024032801A (ja) 配管の接続構造及び配管の接続方法
JP2017073874A (ja) ケーブル保護管およびその設置方法
JP2008312295A (ja) 通信ケーブル用鞘管とハンドホール側壁との接続構造
JP2003174708A (ja) 通信ケーブル用さや管接続構造
JP3500849B2 (ja) 接続式ダクトスリーブ及び接続式ダクトスリーブの特殊部への接続方法
JP2004316810A (ja) 耐震管推進敷設工法および推進力伝達装置
JPH09284968A (ja) 接続式ダクトスリーブ
JPH09219917A (ja) 地中埋設管路
JP2000291865A (ja) 管接続方法および管継手
JP3951215B2 (ja) 地中埋設管の施工法及び施工用スリーブ
JP3095696B2 (ja) 地中埋設ケーブル用保護管の継手構造
KR200377317Y1 (ko) 가변곡관
JP3072150U (ja) 地中埋設配線管路用スライド・フレキシブル管装置
JP2022176070A (ja) 壁面埋設用可撓電線管継手部品、マンホール又はハンドホールと可撓電線管との接続構造、可撓電線管の管路のネットワーク、マンホール又はハンドホールの壁の接続部の接続構造、沈下型のマンホール又はハンドホールの構築方法、沈下型のマンホール又はハンドホールへの可撓電線管の接続方法、壁面埋設用可撓電線管継手部品の製造方法
JPH09284967A (ja) ベルマウスの固定方法
JP2022035011A (ja) プレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材及びその使用方法
JP2001074166A (ja) 伸縮管継手
JPH094038A (ja) 継手構造
JP3098160B2 (ja) 可撓構造の管路
JP2002010460A (ja) 情報ボックス管路における管路とハンドホールとの接続構造
JP4988428B2 (ja) 金属製管路の導通一体型構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090403

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090804

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090929

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100518

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100818

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100818

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100909

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101116

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101208

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees