JP2008228976A - 生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットの装着補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットを、仰臥位、伏臥位または横臥位にある被験者に対して容易に装着することができる装着補助具を提供する。
【解決手段】装着補助具200Aは、被験者300が仰臥位、伏臥位または横臥位をとった際に被験者300の腹部301を下方から支持可能な支持面211を含むベース部210と、このベース部210の上記支持面211を横断するように設けられた溝212とを備える。溝212は、生体インピーダンス測定用腹部装着ユニット110のベルト部材130を挿通可能にする挿通路を構成する。
【選択図】図7

Description

本発明は、被験者の胴部に巻き回されるベルト部材を含む生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットを、仰臥位、伏臥位または横臥位にある被験者に対して装着するための装着補助具に関する。
近年、被験者の健康状態を知る一つの指標として、体脂肪量が注目されている。特に、内臓脂肪量は、内臓脂肪型肥満であるか否かの判断を行なうための指標として注目されている。この内臓脂肪型肥満は、糖尿病、高血圧症、高脂血症といった動脈硬化を引き起こし易い生活習慣病を誘発すると言われており、これら疾病の予防の観点から上記指標の活用が期待されている。ここで、内臓脂肪とは、腹筋の内側において内臓の周囲に蓄積した脂肪のことであり、腹部の表層に蓄積する皮下脂肪と区別されるものである。なお、内臓脂肪量を示す指標としては、臍位置に対応する部分の腹部断面において内臓脂肪が占める面積(以下、内臓脂肪面積と称する)を採用することが一般的である。
通常、内臓脂肪量を測定するためには、X線CT(computed tomography)あるいはMRI(magnetic resonance imaging)を用いて撮影された腹部の断層画像を用いた画像解析法が採用されている。この画像解析法においては、取得した腹部の断層画像から内臓脂肪面積が算出される。しかしながら、このような手法を用いるためには、上記X線CTやMRI等、医療施設に設置される如くの大型の設備が必要であり、日常的に内臓脂肪量を測定することは非常に困難である。また、X線CTを利用した場合には被爆の問題もあり、好ましい測定方法とは必ずしも言えない。
これに代わる測定方法として、生体インピーダンス法を応用することが検討されている。生体インピーダンス法は、家庭用の体脂肪測定装置において広く利用されている体脂肪量の測定方法であり、四肢に電極を接触させ、これら電極を用いて生体インピーダンスを測定することにより、測定された生体インピーダンスから体脂肪量を算出するものである。上述の体脂肪測定装置は、全身または四肢、胴部といった身体の部位別の体脂肪の蓄積度合いを正確に測定できるものであり、広く普及している。
しかしながら、従来の体脂肪測定装置は、全身または四肢、胴部といった身体の部位別の体脂肪の蓄積度合いを測定するためのものであり、内臓脂肪の蓄積度合いのみを抽出して正確に測定できるものではない。これは、上述したように、胴部には内臓脂肪のみならず皮下脂肪も含まれるためであり、そのため内臓脂肪量や皮下脂肪量を個別に精度よく測定することは、上述の体脂肪測定装置においては困難であった。
そこで、このような問題を解決するために、直接胴部に電極を接触させ、当該電極を用いて生体インピーダンスを測定し、これに基づいて内臓脂肪量や皮下脂肪量を個別に精度よく測定することが検討されている。たとえば、特開2002−369806号公報(特許文献1)には、ベルト部材の内周面上に電極を設け、当該ベルト部材を胴部に巻き回して固定することにより、電極が胴部に対して接触配置されるように構成された体脂肪測定装置が開示されている。この特許文献1に開示の体脂肪測定装置においては、胴部に直接接触させた電極を用いて生体インピーダンスを測定することにより、従来においては困難であった高精度の内臓脂肪量や皮下脂肪量の測定を可能にしようとしている。
特開2002−369806号公報
ところで、高精度に生体インピーダンスを測定するためには、測定中において被験者が姿勢を変えないことが重要である。測定中において被験者が姿勢を変えてしまった場合には、電極と体表面との間の接触抵抗が変動し、正確な生体インピーダンスの測定ができなくなってしまう。そのため、特に上述の如く腹部に電極を装着させることが企図された体脂肪測定装置にあっては、その測定姿勢として立位や座位を採用するよりも、仰臥位、伏臥位または横臥位といった測定姿勢を採用することが好ましい。
しかしながら、上述の特許文献1に開示の如く胴部に巻き回したベルト部材に電極を設ける構成を採用した場合には、被験者が仰臥位、伏臥位または横臥位をとった後には痩せた体型の人を除いてベッド面と胴部との間に隙間が生じず、ベルト部材を胴部に巻き回すことが非常に困難になるという問題が生じる。これを解決するためには、被験者が仰臥位、横臥位または伏臥位をとる前に被験者にベルト部材を装着させておくことが考えられるが、その場合にも何らかの理由でベルト部材の装着のし直しが必要となった場合に被験者が再度起き上がる必要があり、非常に煩雑な作業を強いることとなってしまう。
そこで、本発明は、上述の問題を解決すべくなされたものであり、被験者の胴部に巻き回されるベルト部材を含む生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットを、仰臥位、伏臥位または横臥位にある被験者に対して容易に装着することができるようにする生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットの装着補助具を提供することを目的とする。
本発明に基づく生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットの装着補助具は、被験者の胴部に巻き回されるベルト部材を含む生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットを、仰臥位、伏臥位または横臥位にある被験者に対して装着するためのものであって、ベース部と、挿通路とを備えている。上記ベース部は、被験者が仰臥位、伏臥位または横臥位をとった際に被験者の胴部を下方から支持可能な支持面を含んでいる。上記挿通路は、上記ベース部によって設けられ、生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットのベルト部材を挿通可能にする。
このように構成することにより、被験者が仰臥位、伏臥位または横臥位をとった後にも、被験者とベッド面との間に生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットのベルト部材を挿通させることが可能な挿通路が形成されることになるため、当該挿通路にベルト部材を挿通させることによって容易に生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットを被験者に装着させることが可能になる。
上記本発明に基づく生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットの装着補助具にあっては、上記ベース部が台状の部材にて構成されていることが好ましく、その場合に、上記挿通路が上記支持面を横断するように上記ベース部に設けられた溝にて構成されていることが好ましい。
このように、挿通路を台状の部材からなるベース部に設けられた溝にて構成することにより、非常に簡便にベース部に挿通路を設けることができる。
上記本発明に基づく生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットの装着補助具にあっては、上記ベース部が中空部を有する鞘状部を含んでいることが好ましく、その場合に上記挿通路が上記中空部によって構成されていることが好ましい。なお、ここで言う「ベース部が鞘状部を含んでいる」という概念は、鞘状部を構成する鞘状の部材そのものによってベース部が構成されている場合をも含むものである。
このように、ベース部に鞘状部を設け、当該鞘状部の内部に設けられた中空部によって挿通路を構成することにより、非常に簡便にベース部に挿通路を設けることができる。
上記本発明に基づく生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットの装着補助具にあっては、上記鞘状部が少なくともその延在方向の両端部に蛇腹状部を含んでいることが好ましい。
このように、鞘状部がその延在方向の両端部に少なくとも蛇腹状部を有している構成とすることにより、生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットを被験者の胴部に装着した状態において、ベルト部材の胴部への締め付けに追従して蛇腹状部が変形して胴部にフィットすることになる。そのため、生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットのベルト部材を被験者の胴部に対して鞘状部を介在させて巻き付けることによって生じ得る被験者の胴部に対するベルト部材の締め付け力の低下を防止することができる。
上記本発明に基づく生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットの装着補助具にあっては、上記ベース部が仰臥位、伏臥位または横臥位にある被験者の胴部を昇降可能な昇降機構を含んでいることが好ましく、その場合に、上記挿通路が上記昇降機構を動作させて被験者の胴部を上昇させた状態において上記ベース部に発現するように構成されていることが好ましい。なお、ここで言う「ベース部が昇降機構を含んでいる」という概念は、昇降機構そのものによってベース部が構成されている場合をも含むものである。
このように、昇降機構を動作させることによってベース部に挿通路が発現するように構成することにより、生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットの装着作業時においてのみ被験者の胴部が持ち上げられることとすることができる。したがって、装着後において胴部を降下させることが可能になるため、被験者への負担を大幅に軽減することができる。
上記本発明に基づく生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットの装着補助具にあっては、上記昇降機構が空気が出入りすることによって膨縮する空気袋を含んでいることが好ましい。
このように、昇降機構を膨縮可能な空気袋によって構成することにより、簡便にベース部に昇降機構を具備させることが可能になる。なお、空気袋そのものがベース部を構成するようにすることも当然に可能である。
上記本発明に基づく装着補助具にあっては、上記昇降機構が上記空気袋に供給するための圧縮空気を備蓄する空気タンクをさらに含んでいることが好ましい。
このように構成することにより、空気袋の膨張動作を短時間で行なうことができるようになる。そのため、さらに利便性に優れた生体インピーダンス測定用胴部装着装ユニットの装着補助具とすることができる。
本発明によれば、被験者の胴部に巻き回されるベルト部材を含む生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットを、仰臥位、伏臥位または横臥位にある被験者に対して容易に装着することができるようになる。
まず、本発明の実施の形態における生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットの装着補助具について説明するに先立ち、身体の部位を表す各種用語の定義を行なうとともに、本発明の実施の形態における装着補助具が利用されて被験者に装着される生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットを含む体脂肪測定装置について説明を行なう。
<身体の部位を表す各種用語の定義>
以下において身体の部位を表す各種用語の定義を行なう。「胴部」とは、身体の頭部、頸部および四肢を除く部分であり、胸部と腹部とを含むいわゆる体幹部に相当する部分である。「腹部」とは、胴部を頸部側に位置する部分(すなわち胸部)と下肢側に位置する部分とに分けたうちの下肢側に位置する部分であり、腹部前面と腹部背面とを含む。「腹部前面」とは、被験者の腹部の表面のうち、被験者を正面側から観察した場合に視認可能な部分の体表面を言う。「腹部背面」とは、被験者の腹部の表面のうち、被験者を背面側から観察した場合に視認可能な部分の体表面を言う。「腹部より離れた部位」とは、上腕、前腕、手首および手指からなる上肢と、横隔膜が位置する部分より所定の距離(たとえば略10cm)以上離れた胸部と、頸部および頭部と、大腿、下腿、足首および足指からなる下肢とを含む。また、「体軸」とは、被験者の腹部の横断面に対し略垂直方向に延びる軸を言う。
<体脂肪測定装置>
次に、本実施の形態における装着補助具が利用されて被験者に装着される生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットを含む体脂肪測定装置について説明を行なう。以下に示す体脂肪測定装置は、内臓脂肪量のみならず、全身の脂肪量や身体の特定の部位別の脂肪量(上肢、下肢それぞれの脂肪量や胴部(体幹部)の脂肪量、腹部における皮下脂肪量等)を測定することが可能に構成された体脂肪測定装置である。なお、以下に示す体脂肪測定装置に含まれる生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットは、被験者の腹部に巻き回されて装着されることが企図されたものであるため、以下においては「生体インピーダンス測定用腹部装着ユニット」と称する。
<体脂肪測定装置の機能ブロック>
まず、体脂肪測定装置の機能ブロックの構成について説明する。図1は、生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットを含む体脂肪測定装置の機能ブロックの一例を示す図である。
図1に示すように、体脂肪測定装置1は、制御部10と、定電流生成部21と、端子切替部22と、電位差検出部23と、体格情報計測部24と、被験者情報入力部25と、表示部26と、操作部27と、電源部28と、メモリ部29と、身体に装着される複数の電極A11,A12,A21,A22,H11,H12,H21,H22,F11,F12,F21,F22とを主として備えている。制御部10は、演算処理部11を含んでいる。演算処理部11は、インピーダンス算出部12と、各種脂肪量算出部13とを有しており、各種脂肪量算出部13は、たとえば体脂肪量算出部14,部位別脂肪量算出部15、内臓脂肪量算出部16および皮下脂肪量算出部17を含んでいる。
制御部10は、たとえばCPU(central processor unit)によって構成され、体脂肪測定装置1の全体的な制御を行なう。具体的には、制御部10は、上述した各種機能ブロックに対して指令を送出したり、得られた情報に基づいて各種の演算処理を行なったりする。このうち各種の演算処理については、上述の制御部10に設けられた演算処理部11によって行なわれる。
上記複数の電極は、被験者の腹部に装着される腹部電極A11,A12,A21,A22と、被験者の上肢に装着される上肢電極H11,H12,H21,H22と、被験者の下肢に装着される下肢電極F11,F12,F21,F22とを含んでいる。
腹部電極A11,A12,A21,A22は、それぞれの電極が体軸方向に沿って整列した状態で被験者の腹部の表面に装着される。腹部電極A11,A12,A21,A22は、被験者の腹部前面に装着されてもよいし、被験者の腹部背面に装着されてもよい。また、上記4つの腹部電極A11,A12,A21,A22を1組とする腹部電極群が互いに平行に複数組、腹部に装着される構成としてもよい。その場合には、すべての組の腹部電極群が腹部前面あるいは腹部背面のいずれか一方にのみ装着されるように構成してもよいし、一部の組の腹部電極群が腹部前面に、残りの組の腹部電極群が腹部背面に装着されるように構成してもよい。
上肢電極H11,H12,H21,H22は、被験者の腹部から離れた部位に相当する上肢のいずれかの部位に装着されるものであり、好適には右手の手首の表面と左手の手首の表面とにそれぞれ一対ずつ装着される。下肢電極F11,F12,F21,F22は、被験者の腹部から離れた部位に相当する下肢のいずれかの部位に装着されるものであり、好適には右足の足首の表面と左足の足首の表面とにそれぞれ一対ずつ装着される。上記した腹部電極A11,A12,A21,A22、上肢電極H11,H12,H21,H22、および下肢電極F11,F12,F21,F22は、それぞれ端子切替部22に電気的に接続されている。
端子切替部22は、たとえばリレー回路によって構成され、制御部10から入力される指令に基づき、上述した複数の電極のうちから選択した特定の電極と定電流生成部21とを電気的に接続するとともに、上述した複数の電極のうちから選択した特定の電極と電位差検出部23とを電気的に接続する。これにより、端子切替部22によって定電流生成部21に電気的に接続された電極が定電流印加電極として機能するようになり、また端子切替部22によって電位差検出部23に電気的に接続された電極が電位差検出電極として機能するようになる。上記端子切替部22による電気的な接続は、測定動作中において種々切替えられる。なお、通常、定電流印加電極と電位差検出電極とは、それぞれ一対の電極によって構成されるが、ここで言う一対の電極のそれぞれには、単数の電極または複数の電極の両者が含まれる。すなわち、別個独立して設けられた電極であっても電気的に等価に扱うことにより、一対の電極のそれぞれを構成する場合がある。
定電流生成部21は、制御部10から入力される指令に基づいて定電流を生成し、生成した定電流を端子切替部22を介して上述の定電流印加電極に供給する。定電流生成部21において生成される定電流としては、体組成情報を測定するために好適に使用される高周波電流(たとえば、50kHz,500μA)が選択される。これにより、定電流印加電極を介して定電流が被験者に印加されることになる。
電位差検出部23は、端子切替部22によって電位差検出部23に電気的に接続された電極(すなわち電位差検出電極)間における電位差を検出し、検出した電位差を制御部10に対して出力する。これにより、上述した定電流が被験者に印加された状態における電位差検出電極間の電位差が検出されることになる。
体格情報計測部24および被験者情報入力部25は、演算処理部11に含まれる各種脂肪量算出部13において行なわれる演算処理に利用される被験者情報を得るための部位である。ここで、「被験者情報」とは、被験者に関する情報を意味し、たとえば年齢や性別あるいは体格情報等の情報のうちの少なくとも1つを含む。また、「体格情報」とは、被験者の身体の特定の部位におけるサイズに関する情報(たとえば、ウエスト長(腹部周長)や腹部横幅、腹部厚み、身長等のうちの少なくとも1つを含む情報)や体重等の情報を含む。体格情報計測部24は、被験者の体格情報を自動計測する部位であり、検出された体格情報を制御部10に対して出力する。一方、被験者情報入力部25は、被験者情報を入力するための部位であり、入力された被験者情報を制御部10に対して出力する。
なお、図1に示される機能ブロック図においては、体格情報計測部24および被験者情報入力部25の両方が体脂肪測定装置1に設けられた場合を例示しているが、これら体格情報計測部24および被験者情報入力部25は、いずれも必須の構成となるものではない。体格情報計測部24および/または被験者情報入力部25を設けるか否かについては、制御部10の演算処理部11において行なわれる演算処理に利用される被験者情報の種類に基づいて適宜選択される。また、上述の被験者情報のうち、体格情報については、体格情報計測部24を用いて自動計測し、その計測データを利用するように構成してもよいし、体格情報計測部24を設けずに被験者情報入力部25において被験者自らが情報を入力し、当該入力データを利用する構成としてもよい。
演算処理部11は、上述したようにインピーダンス算出部12と各種脂肪量算出部13とを含んでいる。インピーダンス算出部12は、上述した定電流生成部21によって生成された定電流の電流値と、上述した電位差検出部23において検出されて制御部10に入力された電位差情報とに基づいて各種の生体インピーダンスを算出する。各種脂肪量算出部13は、上記インピーダンス算出部において得られた生体インピーダンスと、体格情報計測部24および/または被験者情報入力部25から入力された被験者情報とに基づいて各種脂肪量を算出する。各種脂肪量算出部13は、たとえば被験者の全身の体脂肪量を算出する体脂肪量算出部14、被験者の身体の特定部位別の脂肪量を算出する部位別脂肪量算出部15、被験者の内臓脂肪量を算出する内臓脂肪量算出部16および被験者の腹部における皮下脂肪量を算出する皮下脂肪量算出部17の少なくとも1つを含む。
表示部26は、上述の各種脂肪量算出部13において算出された各種の体脂肪量の情報を表示する。表示部26としては、たとえばLCD(liquid crystal display)が利用可能である。なお、表示部26において表示される脂肪量としては、たとえば被験者の全身の体脂肪量や被験者の身体の特定の部位別の脂肪量、内臓脂肪量、腹部における皮下脂肪量等が挙げられる。ここで、「脂肪量」とは、たとえば脂肪重量、脂肪面積、脂肪体積、脂肪レベル等に代表される脂肪の量を指し示す指標を意味し、特に「内臓脂肪量」とは、内臓脂肪重量、内臓脂肪面積、内臓脂肪体積および内臓脂肪レベルの少なくともいずれかで表現される指標を意味する。
操作部27は、体脂肪測定装置1に対して被験者が命令を入力するための部位であり、たとえば被験者が押下可能なキー等によって構成される。
電源部28は、制御部10に電力を供給するための部位であり、バッテリ等の内部電源や商用電源等の外部電源等が含まれる。
メモリ部29は、体脂肪測定装置1に関する各種のデータやプログラムを記憶するための部位であり、たとえば上述した被験者情報や算出された各種の体脂肪量、後述する体脂肪測定処理を実行するための体脂肪測定プログラム等を記憶している。
<内臓脂肪面積を測定する際の演算処理>
次に、体脂肪測定装置において行なわれる演算処理の一例について説明する。上述したように、体脂肪測定装置1においては、各種脂肪量算出部13において各種の体脂肪量が測定可能であるが、以下においては内臓脂肪量を示す指標としての内臓脂肪面積の算出の際に実施される演算処理を例示して説明する。
図1を参照して、インピーダンス算出部12は、定電流生成部21において生成される定電流の電流値と、電位差検出部23において検出される電位差とに基づいて、2種類の生体インピーダンスを算出する。2種類の生体インピーダンスの一方は、被験者の腹部における除脂肪量を反映する生体インピーダンスZtである。他方の生体インピーダンスは、被験者の腹部における皮下脂肪量を反映する生体インピーダンスZsである。
内臓脂肪量算出部16は、算出された2種類の生体インピーダンスZt,Zsと、被験者の体格情報の1つであるウエスト長Wとに基づいて、被験者の内臓脂肪面積Sv(単位:cm2)を算出する。具体的には、たとえば、2種類の生体インピーダンスZt,Zsおよび被験者のウエスト長Wと内臓脂肪面積Svとの関係を表わす以下のような式(1)によって、内臓脂肪面積Svが算出される。
Sv=a×W2−b×(1/Zt)−c×W×Zs−d …(1)
(ただし、a,b,c,d:係数)。
また、皮下脂肪量算出部17は、算出された生体インピーダンスZsと、被験者の体格情報の1つであるウエスト長Wとに基づいて、被験者の皮下脂肪面積Ss(単位:cm2)を算出する。具体的には、たとえば、生体インピーダンスZsおよび被験者のウエスト長Wと皮下脂肪面積Ssとの関係を表わす以下のような式(2)によって、皮下脂肪面積Ssが算出される。
Ss=e×W×Zs+f …(2)
(ただし、e,f:係数)。
また、体脂肪量算出部14は、算出された生体インピーダンスZtと、被験者の体格情報の1つである身長Hとに基づいて、除脂肪量FFM(単位:kg)を算出する。具体的には、たとえば、生体インピーダンスZtおよび被験者の身長Hと除脂肪量FFMとの関係を表わす以下のような式(3)によって、除脂肪量FFMが算出される。
FFM=i×H2/Zt+j …(3)
(ただし、i,j:係数)。
上記のような式(1),(2),(3)の各々における係数は、たとえばMRIによる測定結果に基づく回帰式により定められる。また、式(1),(2),(3)の各々における係数は、年齢および/または性別ごとに定められてもよい。
なお、上述した内臓脂肪面積Svの算出とは直接関係しないが、被験者の全身の体脂肪量を算出する場合には、体脂肪量算出部14は、算出された除脂肪量FFMと、体格情報である体重Wtとに基づいて、被験者の体脂肪量、たとえば体脂肪率(%)を算出する。具体的には、たとえば、体脂肪率は、除脂肪量FFMと被験者の体重Wtとに基づいて、以下のような式(4)により算出される。
体脂肪率=(Wt−FFM)/Wt×100 …(4)
また、具体的な説明は省略するが、身体の部位別の体脂肪量についても、定電流印加電極および電位差検出電極を種々切替えて得られた生体インピーダンスと、被験者の体格情報とに基づいて、その算出が可能である。
<内臓脂肪面積を測定する際の動作手順>
次に、体脂肪測定装置を用いて内臓脂肪面積を測定する際の体脂肪測定装置の動作について説明する。図2は、体脂肪測定装置を用いて内臓脂肪面積を測定する際の体脂肪測定装置の動作手順を定めたフローチャートである。図2のフローチャートに示す処理は、予めプログラムとしてメモリ部29に格納されており、演算処理部11を含む制御部10がこのプログラムを読み出して実行することにより、内臓脂肪面積測定処理の機能が実現される。なお、以下に示す動作手順は、図1に示す体脂肪測定装置において、図示される4つの腹部電極A11,A12,A21,A22を1組とする腹部電極群を互いに平行に4組配置した構成とした場合の動作手順である。
図2を参照して、制御部10は、体格情報としてのウエスト長Wや身長H、体重Wt等を含む被験者情報の入力を受け付ける(ステップS1)。ここで受け付けた被験者情報は、たとえばメモリ部29に一時的に保存される。なお、体格情報計測部24を用いて被験者情報のうちの特定の体格情報を自動計測する構成を採用した場合には、体格情報計測部24にて計測された体格情報が制御部10に対して入力される。
次に、制御部10は、測定開始の指示があったか否かを判断する(ステップS2)。制御部10は、測定開始の指示があるまで待機する(ステップS2においてNO)。制御部10は、測定開始の指示を検知した場合に(ステップS2においてYES)、電極の設定を行なう(ステップS3)。
ここで、ステップS3において、制御部10は、たとえば一対の上肢電極H11,下肢電極F11および一対の上肢電極H21,下肢電極F21をそれぞれ定電流印加電極対として選択し、4組ある腹部電極群のうちの1の腹部電極群に含まれる一対の腹部電極A11,A21を電位差検出電極対として選択する。端子切替部22は、制御部10の制御に基づいて、一対の上肢電極H11,下肢電極F11および一対の上肢電極H21,下肢電極F21を定電流生成部21と電気的に接続し、かつ一対の腹部電極A11,A21を電位差検出部23と電気的に接続する。ここで、端子切替部22は、制御部10の制御に基づいて、選択されていない電極と定電流生成部21および電位差検出部23との電気的な接続を切断する。
定電流生成部21は、制御部10の制御に基づいて、上肢と下肢との間に定電流を流す。たとえば、定電流生成部21は、上肢電極H11および上肢電極H21から下肢電極F11および下肢電極F21へ定電流を流す(ステップS4)。この場合、端子切替部22は、上肢電極H11と上肢電極H21とを短絡し、かつ下肢電極F11と下肢電極F21とを短絡させる構成であることが好ましい。なお、定電流生成部21および端子切替部22は、上肢電極H11,H21のいずれか1つから下肢電極F11,F21のいずれか1つへ定電流を流す構成であってもよい。
この状態において、電位差検出部23は、制御部10の制御に基づいて、腹部電極A11,A21間の電位差を検出する(ステップS5)。
次に、制御部10は、予め定めたすべての電極対の組み合わせに対して電位差の検出が終了したか否かを判断する(ステップS6)。制御部10は、予め定めたすべての電極対の組み合わせに対して電位差の検出が終了していないと判断した場合に(ステップS6においてNO)、上述のステップS3へと移行する。制御部10は、予め定めたすべての電極対の組み合わせに対して電位差の検出が終了したと判断した場合に(ステップS6においてYES)、後述するステップS7へと移行する。
このようにして、制御部10は、他の腹部電極群に含まれる腹部電極A11,A21を順番に電位差検出電極対として選択していく。すなわち、端子切替部22は、制御部10の制御に基づいて、他の腹部電極群に含まれる腹部電極A11,A21を順番に電位差検出部23と電気的に接続する(ステップS3)。そして、電位差検出部23は、制御部10の制御に基づいて、他の腹部電極群に含まれる腹部電極A11,A21間の電位差を各々順番に検出する(ステップS5)。
インピーダンス算出部12は、すべての腹部電極群に含まれる腹部電極A11,A21の組み合わせに対する電位差の検出が終了した後に(ステップS6においてYES)、定電流生成部21が生成し身体に流した定電流の電流値と、電位差検出部23が検出した各電位差とに基づいて、生体インピーダンスZt1〜Zt4を算出する(ステップS7)。インピーダンス算出部12が算出した生体インピーダンスZt1〜Zt4の値は、たとえばメモリ部29に一時的に保存される。
次に、制御部10は、改めて電極の設定を行なう(ステップS8)。より具体的には、制御部10は、4組ある腹部電極群のうちの1つの腹部電極群に含まれる一対の腹部電極A11,A21を定電流印加電極対として選択し、当該腹部電極群に含まれる一対の腹部電極A12,A22を電位差検出電極対として選択する。端子切替部22は、制御部10の制御に基づいて、一対の腹部電極A11,A21を定電流生成部21と電気的に接続し、かつ一対の腹部電極A12,A22を電位差検出部23と電気的に接続する。ここで、端子切替部22は、制御部10の制御に基づいて、選択されていない腹部電極、上肢電極および下肢電極と定電流生成部21および電位差検出部23との電気的な接続を切断する。
定電流生成部21は、制御部10の制御に基づいて、腹部電極A11,A21間に定電流を流す(ステップS9)。
この状態において、電位差検出部23は、制御部10の制御に基づいて、腹部電極A12,A22間の電位差を検出する(ステップS10)。
次に、制御部10は、予め定めたすべての電極対の組み合わせに対して電位差の検出が終了したか否かを判断する(ステップS11)。制御部10は、予め定めたすべての電極対の組み合わせに対して電位差の検出が終了していないと判断した場合に(ステップS11においてNO)、上述のステップS8へと移行する。制御部10は、予め定めたすべての電極対の組み合わせに対して電位差の検出が終了したと判断した場合に(ステップS11においてYES)、後述するステップS12へと移行する。
このようにして、制御部10は、他の腹部電極群に含まれる腹部電極A11,A21を定電流印加電極として選択するとともに、当該腹部電極群に含まれる腹部電極A12,A22を順番に電位差検出電極対として選択していく。すなわち、端子切替部22は、制御部10の制御に基づいて、他の腹部電極群に含まれる腹部電極A11,A21を順番に定電流生成部21と電気的に接続するとともに、当該腹部電極群に含まれる腹部電極A12,A22を順番に電位差検出部23と電気的に接続する(ステップS8)。そして、電位差検出部23は、制御部10の制御に基づいて、他の腹部電極群に含まれる腹部電極A11,A21間に定電流を流し(ステップS9)、当該腹部電極群に含まれる腹部電極A12,A22間の電位差を各々順番に検出する(ステップS10)。
インピーダンス算出部12は、すべての腹部電極群に含まれる電極対の組み合わせに対する電流の印加および電位差の検出が終了した後に(ステップS11においてYES)、定電流生成部21が生成し身体に流した定電流の電流値と、電位差検出部23が検出した各電位差とに基づいて、生体インピーダンスZs1〜Zs4を算出する(ステップS12)。インピーダンス算出部12が算出した生体インピーダンスZs1〜Zs4の値は、たとえばメモリ部29に一時的に保存される。
次に、内臓脂肪量算出部16は、ステップS1で制御部10が受け付けた体格情報のうちのウエスト長Wと、算出された生体インピーダンスZt1〜Zt4および生体インピーダンスZs1〜Zs4とに基づいて、内臓脂肪面積Svを算出する(ステップS13)。内臓脂肪面積Svは、上述の式(1)により算出される。なお、上述のように4つの腹部電極A11,A12,A21,A22を1組とする腹部電極群を互いに平行に4組配置した構成とした場合には、たとえば、4つの生体インピーダンスZt1〜Zt4の平均値および4つの生体インピーダンスZs1〜Zs4の平均値が、それぞれ式(1)に代入される。
次に、皮下脂肪量算出部17は、ステップS1で制御部10が受け付けた体格情報のうちのウエスト長Wと、算出された生体インピーダンスZs1〜Zs4とに基づいて、皮下脂肪面積Ssを算出する(ステップS14)。皮下脂肪面積Ssは、上述の式(2)にウエスト長Wおよび算出された生体インピーダンスZsを代入することによって算出される。なお、上述のように4つの腹部電極A11,A12,A21,A22を1組とする腹部電極群を互いに平行に4組配置した構成とした場合には、たとえば、4個の生体インピーダンスZs1〜Zs4の平均値が、式(2)における生体インピーダンスZsに代入される。
次に、体脂肪量算出部14は、ステップS1において制御部10が受け付けた体格情報のうちの身長Hと、算出された生体インピーダンスZtとに基づいて、除脂肪量FFMを算出する(ステップS15)。除脂肪量FFMは、上述の式(3)により算出される。
また、体脂肪量算出部14は、ステップS1で制御部10が受け付けた体格情報のうちの体重Wtと、ステップS15で体脂肪量算出部14が算出した除脂肪量FFMとに基づいて、体脂肪率を算出する(ステップS16)。体脂肪率は、上述の式(4)により算出される。
そして、表示部26は、制御部10の制御に基づいて、各測定結果を表示する(ステップS17)。
以上で体脂肪測定装置1は、内臓脂肪面積測定処理を含む体脂肪量測定処理を終了する。なお、生体インピーダンスZt1〜Zt4の典型的な値は、それぞれ約5Ω程度である。また、生体インピーダンスZs1〜Zs4の典型的な値は、それぞれ約80Ω程度である。
<体脂肪測定装置の構成>
次に、体脂肪測定装置の構成について具体的に説明する。図3は、体脂肪測定装置の構成を示す図であり、体脂肪測定装置の各装着ユニットを被験者に装着した状態を示す斜視図である。なお、以下に示す体脂肪測定装置は、図1に示す体脂肪測定装置1において、図示される4つの腹部電極A11,A12,A21,A22を1組とする腹部電極群が互いに平行に4組配置されてなるものである。
図3に示すように、体脂肪測定装置1は、被験者300の腹部301に装着される生体インピーダンス測定用腹部装着ユニット110と、被験者300の上肢に装着される一対の生体インピーダンス測定用上肢装着ユニット172A,172Bと、被験者300の下肢に装着される一対の生体インピーダンス測定用下肢装着ユニット173A,173Bと、これら各種装着ユニット110,172A,172B,173a,173Bに接続ケーブル180を介して接続された装置本体160とを備えている。
装置本体160は、上述した制御部10,定電流生成部21,端子切替部22,電位差検出部23,被験者情報入力部25,表示部26,操作部27,メモリ部29等を含んでいる。生体インピーダンス測定用腹部装着ユニット110は、腹部301に巻き回し可能な帯状の部材にて構成されており、電極支持部材120と、ベルト部材130とを含んでいる。生体インピーダンス測定用上肢装着ユニット172A,172Bおよび生体インピーダンス測定用下肢装着ユニット173A,173Bは、被験者300の上肢または下肢を挟持可能なクリップ状の形状を有している。生体インピーダンス測定用腹部装着ユニット110、生体インピーダンス測定用上肢装着ユニット172A,172Bおよび生体インピーダンス測定用下肢装着ユニット173A,173Bは、それぞれ被験者の体表面に接触配置可能な電極を有している。なお、装置本体160に設けられた定電流生成部21,端子切替部22,電位差検出部23等は、必要に応じて生体インピーダンス測定用腹部装着ユニット110に設けることも可能である。
図3に示すように、各種の体脂肪量の測定を行なうに際しては、被験者300はベッド面400上において仰臥位(すなわち仰向けに寝転んだ姿勢)をとる。その際、ベッド面400上の所定位置に後述する本発明の実施の形態における生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着補助具200を予め載置しておき、被験者300は、当該装着補助具200上に腹部(腰部)が位置するようにベッド面400上に寝転ぶ。そして、上述の装着補助具200を用いて被験者300の腹部301に生体インピーダンス測定用腹部装着ユニット110を装着し、生体インピーダンス測定用上肢装着ユニット172A,172Bを被験者300の上肢(好適には手首302A,302B)に装着し、生体インピーダンス測定用下肢装着ユニット173A,173Bを被験者300の下肢(好適には足首303A,303B)に装着する。この各種装着ユニット110,172A,172B,173A,173Bの装着により、これら各種装着ユニット110,172A,172B,173A,173Bに設けられた電極が、被験者300の体表面に接触させられる。なお、各種の体脂肪量の測定中においては、被験者300は上述の仰臥位を維持する。
<生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの構成>
次に、生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの構成について詳説する。図4は、生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの構成を示す図であり、図4(A)は下面図、図4(B)は側面図である。
図4(A)および図4(B)に示すように、生体インピーダンス測定用腹部装着ユニット110は、電極支持部材120と、ベルト部材130とを主として含んでいる。電極支持部材120は、平面視略矩形状のシート状の部材からなり、ベルト部材130は、長尺状の形状を有している。これら電極支持部材120およびベルト部材130は、いずれも装着状態において腹部の表面にフィットするように柔軟な材料にて構成されている。
電極支持部材120の下面には、行列状に複数の電極122が配設されている。これら複数の電極122のそれぞれは、シート状の電極支持部材120の下面から僅かに突出した状態で設けられている。行列状に配置された複数の電極122のそれぞれは、4つの腹部電極A11,A12,A21,A22を1組とする4組の腹部電極群に含まれる各々の腹部電極に相当している。電極の材質としては、生体適合性に優れた金属材料が選択される。
ベルト部材130の長尺方向の一端部131は、電極支持部材120の上面の一端部に固定されている。一方、ベルト部材130の長尺方向の他端部132の内周面には、面ファスナ134が取付けられている。電極支持部材120の上面の他端部には、上記ベルト部材130に取付けられた面ファスナ134に係合可能な面ファスナ124が取付けられている。また、電極支持部材120の上面の略中央部には、装着の際に腹部に対して電極122を位置決めするために被験者の臍位置に位置合わせされる位置決め用貫通穴123が設けられている。なお、電極支持部材120の上面の所定位置には、接続ケーブル180を取付けるためのコネクタ126が設けられている。
(実施の形態1)
以下において、本発明の実施の形態1における生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着補助具の構成について詳説する。図5は、本実施の形態における生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着補助具の外観構造を示す斜視図である。
図5に示すように、本実施の形態における生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着補助具200Aは、ベッド面に載置可能な台状の部材からなるベース部210を有しており、当該ベース部210の上面には、被験者の腹部(腰部)を受け入れ可能な凹み状の支持面211が設けられている。ベース部210に設けられた支持面211は、被験者が当該装着補助具200A上に寝転んだ状態において被験者の胴部を下方から支持する。
装着補助具200Aのベース部210の上面の所定位置には、支持面211を横断する方向に延びる(すなわち、被験者が当該装着補助具200A上に寝転んだ状態において被験者の胴部を横切る方向に延びる)溝212が設けられている。この溝212は、当該溝212中を生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットのベルト部材が挿通可能となるように、生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットのベルト部材の幅よりも大きい幅で、かつ生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットのベルト部材の厚みよりも大きい深さで形成されている。
次に、本実施の形態における生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着補助具を用いた生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着手順について説明する。図6ないし図8は、本実施の形態における生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着補助具を用いた生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着手順を示す模式図である。
図6に示すように、生体インピーダンス測定用腹部装着ユニット110を被験者300の腹部301に装着するに際しては、まず、装着補助具200Aをベッド面400上に載置し、その上に被験者300の腹部301が位置するように被験者300が仰臥位にて寝転ぶ。その際、被験者300の腹部301が装着補助具200Aの支持面211によって支持されるようにする。
次に、被験者300の腹部前面に生体インピーダンス測定用腹部装着ユニット110の電極支持部材120を位置決めして載置する。このとき、電極支持部材120の下面が被験者300の腹部前面に対向するように電極支持部材120を腹部前面に載置し、電極支持部材120に設けられた位置決め用貫通穴123を用いて当該位置決め用貫通穴123が被験者300の臍位置に合致するように腹部前面に載置した電極支持部材120の位置を調節する。
つづいて、生体インピーダンス測定用腹部装着ユニット110のベルト部材130の他端部132を装着補助具200Aの挿通路である溝212の一方端から当該溝212中に向けて挿し込む。その際、ベルト部材130が捩れないようにベルト部材130の表裏を確認しながらベルト部材130を溝212に挿し込む。
次に、図7に示すように、溝212の他方端からベルト部材130の他端部132を引き出す。
その後、図8に示すように、ベルト部材130に弛みが生じないようにベルト部材130の他端部132寄りの部分を巻き付け方向に引っ張りつつ、ベルト部材130に設けられた面ファスナ134と電極支持部材120に設けられた面ファスナ124とを係止させる。
以上により、生体インピーダンス測定用腹部装着ユニット110の被験者300の腹部301への装着が完了する。
以上において説明した如くの生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着補助具200Aを利用することにより、被験者300が仰臥位をとった後にも、被験者300の腹部301とベッド面400との間に装着補充具200Aのベース部210によって規定される挿通路としての溝212が存在することになるため、当該溝212にベルト部材130を挿通させることによって容易に生体インピーダンス測定用腹部装着ユニット110を被験者300の腹部301に装着することができる。また、生体インピーダンス測定用腹部装着ユニット110の付け直しが必要になった場合にも、被験者300が仰臥位をとった状態のままその付け直し作業が容易に行なえるようになる。したがって、本実施の形態の如くの装着補助具200Aを利用することにより、上述の体脂肪測定装置1を使用した体脂肪量の測定が容易に行なえるようになる。
また、上述の如くの構成の装着補助具200Aとすることにより、台状の部材からなるベース部210に溝212を設けるという簡素な構成にて挿通路を形成することが可能になるため、装着補助具の構造が複雑化することなく、使い勝手のよい装着補助具を安価に製作することが可能になる。
(実施の形態2)
図9は、本発明の実施の形態2における生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着補助具の外観構造を示す斜視図である。なお、上述の実施の形態1における装着補助具と同様の部分については図中同一の符号を付す。
図9に示すように、本実施の形態における生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着補助具200Bは、上述の実施の形態1における装着補助具200Aと同様に、ベッド面に載置可能な台状の部材からなるベース部210を有しており、当該ベース部210の上面には、被験者の腹部(腰部)を受け入れ可能な凹み状の支持面211が設けられている。この支持面211は、被験者が当該装着補助具200B上に寝転んだ状態において被験者の胴部を下方から支持する。
装着補助具200Bのベース部210の上面の所定位置には、支持面211を横断する方向に延びる(すなわち、被験者が当該装着補助具200B上に寝転んだ状態において被験者の胴部を横切る方向に延びる)溝212が設けられている。当該溝212には、内部に中空部を有する管状部材220が収容されている。この管状部材220は、ベース部210に取付けられた状態においてベース部210の鞘状部を構成しており、その内部の中空部がベース部210が規定する挿通路を形成している。
管状部材220は、その延在方向の一端部および他端部に蛇腹状部221,222を有している。蛇腹状部221,222は、それぞれベース部210に設けられた溝212の両端からさらに外側に向かって突出して設けられている。
管状部材220の中空部は、当該中空部中を生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットのベルト部材が挿通可能となるように、生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットのベルト部材の幅よりも大きい幅で、かつ生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットのベルト部材の厚みよりも大きい高さで形成されている。
本実施の形態における生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着補助具200Bを用いて生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットを被験者の腹部に装着するに際しては、生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットのベルト部材130の他端部132を装着補助具200Aの管状部材220の一方端から当該管状部材220の中空部内へと挿し込み、管状部材220の他方端からベルト部材130の他端部132を引き出すことによって行なう。
以上において説明した如くの生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着補助具200Bを利用することにより、被験者が仰臥位をとった後にも、被験者の腹部とベッド面との間に装着補充具200Bのベース部210によって規定される挿通路としての中空部が存在することになるため、当該中空部にベルト部材130を挿通させることによって容易に生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットを被験者の腹部に装着することができる。また、生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの付け直しが必要になった場合にも、被験者が仰臥位をとった状態のままその付け直し作業が容易に行なえるようになる。したがって、本実施の形態の如くの装着補助具200Bを利用することにより、上述の体脂肪測定装置1を使用した体脂肪量の測定が容易に行なえるようになる。
また、上述の如くの構成の装着補助具200Bとすることにより、管状部材220の中空部によって挿通路が規定されることになるため、装着補助具の構造が複雑化することなく、使い勝手のよい装着補助具を安価に製作することが可能になる。
さらには、上述の如くの構成の装着補助具200Bとすることにより、生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットを被験者の腹部に装着した状態において、ベルト部材130の腹部への締め付けに追従して蛇腹状部221,222が変形して腹部にフィットすることとなるため、装着補助具を介在させることによって懸念されることとなるベルト部材130による被験者の腹部への締め付け力の低下が生じることが防止できる。
なお、本実施の形態においては、ベース部210に別体からなる管状部材220を取付ける構成とした場合を例示して説明を行なったが、ベース部210自体に管状の部位を設ける構成としてもよいし、管状の部材それ自体がベース部を構成する(すなわち、台状の部材を設けずベッド面に管状部材のみを配置する)ようにしてもよい。また、本実施の形態においては、蛇腹状部221,222を有する管状部材を用いた場合を例示して説明を行なったが、管状部材が蛇腹状の形状を有している必要は必ずしもない。さらには、本実施の形態においては、管状部材220の両端部のみが蛇腹状に形成された場合を例示したが、全体を蛇腹状としてもよい。
(実施の形態3)
図10は、本発明の実施の形態3における生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着補助具の外観構造を示す斜視図である。また、図11は、本実施の形態における生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着補助を用いた生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着手順を示す模式図である。なお、上述の実施の形態1における装着補助具と同様の部分については図中同一の符号を付す。
図10に示すように、本実施の形態における生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着補助具200Cは、上述の実施の形態1における装着補助具200Aと同様に、ベッド面に載置可能な台状の部材からなるベース部210を有しており、当該ベース部210の上面には、被験者の腹部(腰部)を受け入れ可能な凹み状の支持面211が設けられている。この支持面211は、被験者が当該装着補助具200B上に寝転んだ状態において被験者の胴部を下方から支持する。
装着補助具200Cのベース部210の上面の所定位置には、支持面211を横断する方向に延びる(すなわち、被験者が当該装着補助具200C上に寝転んだ状態において被験者の胴部を横切る方向に延びる)凹部214,215が一対設けられている。当該凹部214,215には、それぞれ昇降機構としての空気袋234,235が収容されている。空気袋234,235は、図示しない加圧ポンプ、弁体等に接続されており、空気が出入りすることによって膨縮する。
図11に示すように、空気袋234,235は、その側面に蛇腹状の襠が形成されており、空気袋234,235は、内部に圧縮空気が供給されることによって上方に向けて膨張する。膨張した空気袋234,235は、その上部部分がベース部210の上面(すなわち支持面211)を越えて突出し、被験者300の腹部301を上方に向けて持ち上げる。この状態において、空気袋234,235の間に生体インピーダンス測定用腹部装着ユニット110のベルト部材130を挿通するための挿通路としての間隙240が発現することになる。
したがって、本実施の形態における生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着補助具200Cを用いて生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットを被験者300の腹部301に装着するに際しては、昇降機構としての空気袋234,235を膨張させて被験者300の腹部301を持ち上げた状態として挿通路としての間隙240を発現させ、その状態において生体インピーダンス測定用腹部装着ユニット110のベルト部材130の他端部132を上記間隙240の一方端から当該間隙240内へと挿し込み、上記間隙240の他方端からベルト部材130の他端部132を引き出すことによって行なう。なお、装着後においては、上記空気袋234,235内に供給された圧縮空気を外部へと排出し、空気袋234,235を収縮させて被験者300の腹部301の持ち上げを解除する。
以上において説明した如くの生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着補助具200Cを利用することにより、被験者300が仰臥位をとった後にも、被験者300の腹部301を持ち上げることによって被験者300の腹部301とベッド面400との間に挿通路としての間隙240が形成されることになるため、当該間隙240にベルト部材130を挿通させることによって容易に生体インピーダンス測定用腹部装着ユニット110を被験者300の腹部301に装着することができる。また、生体インピーダンス測定用腹部装着ユニット110の付け直しが必要になった場合にも、被験者300が仰臥位をとった状態のままその付け直し作業が容易に行なえるようになる。したがって、本実施の形態の如くの装着補助具200Cを利用することにより、上述の体脂肪測定装置1を使用した体脂肪量の測定が容易に行なえるようになる。
また、上述の如くの構成の装着補助具200Cとすることにより、空気袋234,235によって簡素な構成にて昇降機構が構成されることになるため、装着補助具の構造が複雑化することなく、使い勝手のよい装着補助具を安価に製作することが可能になる。
なお、本実施の形態においては、ベース部210に昇降機構としての空気袋234,235を設ける構成とした場合を例示して説明を行なったが、空気袋234,235それ自体がベース部を構成する(すなわち、台状の部材を設けずベッド面に直接空気袋234,235を並べて配置する)ようにしてもよい。
図12は、本実施の形態における生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着補助具の変形例の外観構造を示す斜視図である。図12に示すように、本変形例に係る装着補助具200Dにあっては、圧縮空気を備蓄する空気タンク236をエアチューブ238を介して空気袋234,235に接続し、そのエアチューブ238の途中位置に圧力センサ237と弁体239を設けた構成としている。このように構成すれば、空気袋234,235に対する圧縮空気の供給が上述の加圧ポンプを用いる場合に比べてより短時間にて行なえるようになり、より取扱い性に優れた生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着補助具とすることができる。なお、圧力センサ237は、空気袋234,235の内部の圧力を確認するためのものであり、弁体239は、空気袋234,235の膨張状態を維持したり、当該膨張状態を解除したりするためのものである。
以上において説明した本発明の実施の形態1ないし3においては、被験者が仰臥位をとることを前提とした生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着補助具に本発明を適用した場合を例示して説明を行なったが、被験者が伏臥位や横臥位をとることを前提とした生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着補助具に本発明を適用することも当然に可能である。
また、上述の本発明の実施の形態3においては、被験者の腹部を持ち上げる昇降機構として空気袋を利用した場合を例示して説明を行なったが、この他にも油圧式のジャッキや空気圧シリンダ、カム機構を用いたリフト装置など種々の機構が利用可能である。
このように、今回開示した上記各実施の形態およびその変形例はすべての点で例示であって、制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって画定され、また特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
体脂肪測定装置の機能ブロック図である。 体脂肪測定装置を用いて内臓脂肪面積を測定する際の体脂肪測定装置の動作手順を定めたフローチャートである。 体脂肪測定装置の構成を示す図であり、体脂肪測定装置の各装着ユニットを被験者に装着した状態を示す斜視図である。 生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの構成を示す下面図および側面図である。 本発明の実施の形態1における生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着補助具の外観構造を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1における生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着補助具を用いた生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着手順を示す模式図である。 本発明の実施の形態1における生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着補助具を用いた生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着手順を示す模式図である。 本発明の実施の形態1における生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着補助具を用いた生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着手順を示す模式図である。 本発明の実施の形態2における生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着補助具の外観構造を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3における生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着補助具の外観構造を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3における生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着補助を用いた生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着手順を示す模式図である。 本発明の実施の形態3における生体インピーダンス測定用腹部装着ユニットの装着補助具の変形例の外観構造を示す斜視図である。
符号の説明
1 体脂肪測定装置、10 制御部、11 演算処理部、12 インピーダンス算出部、13 各種脂肪量算出部、14 体脂肪量算出部、15 部位別脂肪量算出部、16 内臓脂肪量算出部、17 皮下脂肪量算出部、21 定電流生成部、22 端子切替部、23 電位差検出部、24 体格情報計測部、25 被験者情報入力部、26 表示部、27 操作部、28 電源部、29 メモリ部、110 生体インピーダンス測定用腹部装着ユニット、120 電極支持部材、122 電極、123 位置決め用貫通穴、124 面ファスナ、126 コネクタ、130 ベルト部材、131 一端部、132 他端部、134 面ファスナ、160 装置本体、172A,172B 生体インピーダンス測定用上肢装着ユニット、173A,173B 生体インピーダンス測定用下肢装着ユニット、180 接続ケーブル、200,200A〜200D 装着補助具、210 ベース部、211 支持面、212 溝、214,215 凹部、220 管状部材、221,222 蛇腹状部、234,235 空気袋、236 空気タンク、237 圧力センサ、238 エアチューブ、239 弁体、240 間隙、300 被験者、301 腹部、302A,302B 手首、303A,303B 足首、400 ベッド面、A11,A12,A21,A22 腹部電極、F11,F12,F21,F22 下肢電極、H11,H12,H21,H22 上肢電極。

Claims (7)

  1. 被験者の胴部に巻き回されるベルト部材を含む生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットを、仰臥位、伏臥位または横臥位にある被験者に対して装着するための装着補助具であって、
    被験者が仰臥位、伏臥位または横臥位をとった際に被験者の胴部を下方から支持可能な支持面を含むベース部と、
    前記ベース部によって設けられ、生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットのベルト部材を挿通可能にする挿通路とを備える、生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットの装着補助具。
  2. 前記ベース部は、台状の部材からなり、
    前記挿通路は、前記支持面を横断するように前記ベース部に設けられた溝にて構成されている、請求項1に記載の生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットの装着補助具。
  3. 前記ベース部は、中空部を有する鞘状部を含み、
    前記中空部によって前記挿通路が構成されている、請求項1に記載の生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットの装着補助具。
  4. 前記鞘状部は、少なくともその延在方向の両端部に蛇腹状部を含んでいる、請求項3に記載の生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットの装着補助具。
  5. 前記ベース部は、仰臥位、伏臥位または横臥位にある被験者の胴部を昇降可能な昇降機構を含み、
    前記挿通路は、前記昇降機構を動作させて被験者の胴部を上昇させた状態において前記ベース部に発現するように構成されている、請求項1に記載の生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットの装着補助具。
  6. 前記昇降機構は、空気が出入りすることによって膨縮する空気袋を含んでいる、請求項5に記載の生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットの装着補助具。
  7. 前記昇降機構は、前記空気袋に供給するための圧縮空気を備蓄する空気タンクをさらに含んでいる、請求項6に記載の生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットの装着補助具。
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