JP2003116943A - エアマッサージ機 - Google Patents

エアマッサージ機

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JP2003116943A
JP2003116943A JP2001317510A JP2001317510A JP2003116943A JP 2003116943 A JP2003116943 A JP 2003116943A JP 2001317510 A JP2001317510 A JP 2001317510A JP 2001317510 A JP2001317510 A JP 2001317510A JP 2003116943 A JP2003116943 A JP 2003116943A
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pressure
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Toshitaka Nakane
敏貴 中根
Toshiteru Tamura
敏輝 田村
Masayuki Hirano
雅之 平野
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Marutaka Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一台のエアポンプにより、マット型のような低
圧エアマッサージ機にも、ブーツタイプの如き高圧エア
マッサージ機にも共用して使用できるようにする。 【解決手段】本発明のエアマッサージ機は、エアポンプ
からエアホースを介して供給されるエアにより膨張収縮
する複数のエアバッグを設け、エアポンプからエアホー
スを介して該複数のエアバッグに順次もしくは交互にエ
アを供給・排出することにより人間にマッサージを施す
エアマッサージ機において、上記エアポンプとエアホー
ス間に複数のエアホース用の導通路を有するエアプラグ
(接栓)を設け、上記エアマッサージ機が施療用途別に
複数のエアバッグユニットを交互に取り替えて使用可能
とするため、用途に応じて減圧機構を有するエアプラグ
を用いる。また、前記接栓はブーツ型エアマッサージ機
を主用途として減圧機構を有さないエアプラグを用い、
オプションとして袋状カバー組み込み式マット型エアマ
ッサージ機に用いるため、減圧機構を有するエアプラグ
を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一台のエアポンプ
を例えばブーツ型のような高圧エアマッサージ機だけで
なく、マット型のような低圧エアマッサージ機にも共用
して使用できるようにしたものであり、特に低圧エアマ
ッサージ機用のエアプラグ(接栓)に減圧機構を設けた
エアマッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図7に示されるようなブーツ型の
エアマッサージ機が公知である(特開2001−157
700,特開2001−157701号公報参照。)。
該ブーツ型エアマッサージ機の概要は、以下のとおりで
ある。
【0003】該ブーツ型エアマッサージ機は、腕のマッ
サージ器としても兼用でき、また、足先部分のみや脹ら
脛部分のみの部分的なマッサージを簡単に行うことがで
き、さらに、足裏部をマッサージする機械式のローラー
マッサージ機を同時に使用することができるものであ
る。このため、該エアマッサージ器は、外部の空気源か
ら供給される加圧空気により膨張する空気袋体で足を圧
迫してマッサージを行うマッサージ器であって、脛部を
圧迫する空気袋体を有する第1の部分と、前記第1の部
分に足首部上方で着脱自在に連結されて足首部から足先
側を圧迫する空気袋体を有する第2の部分から構成され
ている。
【0004】従って、該エアマッサージ器は、通常は足
のマッサージ器として用いるものであり、複数の空気袋
体から構成されている。これらの空気袋体は、外部の空
気供給源から加圧空気を供給することによって膨脹して
足の各部分を圧迫し、また、空気袋体内に導入された空
気を排出することによって収縮して足への圧迫を解放
し、このような膨脹収縮を繰り返すことによってマッサ
ージ効果が得られる。
【0005】また、前記第2の部分は、足首部の上方で
第1の部分と着脱自在に構成されていて、具体的には、
第1の部分を構成する空気袋体と第2の部分の足首側を
圧迫する空気袋体との間がファスナやホック等を用いて
着脱自在に連結されている。
【0006】エアマッサージ器を構成しているこれらの
部分は、互いに分離した状態でも各々別々に空気供給源
からエアホースを介して加圧空気の供給が行えるように
なっていて、第2の部分と分離した第1の部分を前腕や
上腕に装着して腕のマッサージを行うことができる。
【0007】また、2つの部分に分離した前記マッサー
ジ器の第1の部分を腕に装着し、第2の部分を足に装着
することによって、腕と足のマッサージを同時に行うよ
うにしてもよく、また、第1の部分のみ、または、第2
の部分のみを使用して、脹ら脛部や足首部分から足先部
にかけての部分的なマッサージを行うようにしてもよ
い。さらに、第2の部分と分離した第1の部分だけを脛
部に装着して、脹ら脛のマッサージしながら、足を機械
式のローラーマッサージ機に載せて足裏部のマッサージ
を行うようにしてもよい。
【0008】上記空気袋体は、屈曲と伸縮が自在な、塩
化ビニールやポリウレタン等の生地を用いている、足に
接触する内層と、ナイロン等の生地に気密性を持たせる
ために塩化ビニールやポリウレタン等の生地を接着加工
した、屈曲自在で伸縮性を持たない外層から構成されて
おり、内層と外層の周縁部どうしが溶着されて、内部に
加圧空気が導入される空間が形成されている。この場
合、内層には、足への密着性を高めるために伸縮性のあ
る素材を用いているが、強度を高めるために、内層には
外層と同様な、伸縮性を有しない生地を用いる。
【0009】上記のように、ブーツ型のエアマッサージ
機は、エアバッグユニットの部分がブーツ形状を保つた
め固い素材で作られており、このため内部のエアバッグ
を膨張収縮させるためにはかなりの高圧が必要である。
【0010】出願人は、上記ブーツ型エアマッサージ機
のオプションとして上記ブーツ型のエアポンプをマット
型のエアマッサージ機にも兼用させることを提案しよう
としている。しかし、マット型のエアマッサージ機は、
素材が柔らかく、また加圧ニーズもさほどでないので、
上記ブーツ型のエアポンプをそのまま用いると固くなり
すぎてマッサージ機としての快感を損ねる欠点がある。
【0011】すなわち、従来、エアポンプで発生したエ
アによりエアバッグを膨張収縮させるエアマッサージ機
は、それが使用されるマッサージの部位に応じてポンプ
エア圧が異なるように設定して使用される。例えば、図
6のようにストレッチマットと称する低圧エアマッサー
ジ機としてのマットタイプのエアマッサージ機1では、
ポンプエア圧は約15kPaであり、図7に示す足や腕
等をマッサージするブーツ型のエアマッサージ機2は高
圧エアマッサージ機であり、その使用最高エア圧は約3
5kPaとなっている。
【0012】前者のマット型のエアマッサージ機1は、
例えば3個の膨張収縮が可能なエアバッグがマット本体
3内に収納され、各エアバッグに通じる各エアホース4
の自由端に設けたエアプラグ5をエアポンプ本体6のエ
ア吐出口に接続し、外部電源に端子7を電気接続してエ
アポンプ本体6を駆動させる。発生した加圧エアは、各
エアホース4を介してエアバッグに供給される。そし
て、エア圧をポンプ本体6に内蔵した制御装置により適
宜エア圧を増減制御し、それをエアバッグに供給する。
【0013】また、後者のブーツ型のエアマッサージ機
2は、膨張収縮が可能な指先部エアバッグ8,足首部エ
アバッグ9、およびふくらはぎ用エアバッグ10の3個
のエアバッグでなる。各エアホース8,9,10には図
示しないエアポンプの吐出口にエアプラグ11が接続さ
れ、電源で駆動されるエアポンプで発生したエアは、各
エアバッグに供給される。この場合、エアポンプ本体内
蔵の制御装置により種々のエア圧に調整されたエア圧が
給されるのである。
【0014】しかしながら、ブーツ型エアマッサージ機
2を作動するエア圧は35kPaで、マット型エアマッ
サージ機1のエア圧15kPaよりも高いため、ブーツ
型のエアマッサージ機におけるエアポンプをマット型の
エアマッサージ機1にそのまま使用することができなか
った。このため、ブーツ型のエアマッサージ機2を使用
するユーザーが、新たにマット型のエアマッサージ機1
を購入する場合には、低圧エアを発生させるために専用
のエアポンプ6を購入せざるを得ず、そのためエアポン
プが高圧用と低圧用との2台が必要となり、それだけ商
品価格を高くしてしまい、ユーザーに購入価格の面で負
担を強いる問題があった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みて工夫されたものであって、一台のエアポンプに
より、マット型のような低圧エアマッサージ機にも、ブ
ーツ型の如き高圧エアマッサージ機にも共用して使用で
きるようにすることで、ユーザーに対する購入価格の負
担を軽減するエアマッサージ機の減圧装置を提供するこ
とを目的とする。また、ブーツ型エアマッサージ機のオ
プションとして、上記マット型エアマッサージ機の機能
を追加することにより商品価値を高めようとするもので
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のエアマッサージ機は、エアポンプからエア
ホースを介して供給されるエアにより膨張収縮する複数
のエアバッグを設け、エアポンプからエアホースを介し
て該複数のエアバッグに順次もしくは交互にエアを供給
・排出することにより人間にマッサージを施すエアマッ
サージ機において、上記エアポンプとエアホース間に複
数のエアホース用の導通路を有するエアプラグ(接栓)
を設け、施療用途別に上記エアバッグユニットを交互に
取り替え、かつ該施療用途に応じて減圧機構を有するエ
アプラグ(接栓)を用いることにより、上記エアマッサ
ージ機を複数用途に使用可能とすることを特徴とする。
【0017】また、前記エアプラグはブーツ型エアマッ
サージ機を主用途として減圧機構を有さないエアプラグ
を用い、オプションとして袋状カバー組み込み式マット
型エアマッサージ機に用いるため、減圧機構を有するエ
アプラグを用いることを特徴とする。
【0018】さらに、前記袋状カバー組み込み式マット
型エアマッサージ機が、表側地と裏側地との周縁を合わ
せて袋状に形成し、敷き布団、敷きマット等のマット型
褥体部材を被覆して収納する袋状カバー、該袋状カバー
の表側地または裏側地裏面に取り付けられたエアバッグ
ユニット、及び該袋状カバーの外部に設置したエアポン
プからなり、該エアポンプからエアホースを介して上記
エアバッグユニットにエアを供給することにより該エア
バッグユニットのエアバッグを膨張・収縮させることに
より前記エアマット上に横たわる人間にマッサージを施
すことを特徴とする。
【0019】また、本発明のエアマッサージ機は、エア
ポンプで増減制御されたエアを、前記エアポンプの吐出
口部に接続するエアホース自由端のエアプラグを介して
エアバッグに供給することにより、上記エアバッグを膨
張収縮するように作動させるエアマッサージ機におい
て、ポンプ供給エア圧が高いエア圧で作動するタイプの
高圧エアマッサージ機を使用するときは、上記高圧エア
マッサージ機側のエアプラグを前記エアポンプの吐出口
部にそのまま接続して使用する一方、ポンプ供給エア圧
が低いタイプのエア圧で作動する低圧エアマッサージ機
を使用するときは、前記低圧エアマッサージ機側のエア
プラグに、上記エアポンプからの供給エア圧を前記低圧
エアマッサージ機の作動設定エア圧に減圧する減圧機構
を設け、前記減圧機構を有する前記エアプラグを上記エ
アポンプの吐出口部に接続することにより、上記エアポ
ンプを高圧及び低圧の両方に共用できるように構成した
ことを特徴とする。
【0020】また、前記低圧エアマッサージ機のエアプ
ラグ本体に設けた前記減圧機構は、前記エアプラグ本体
のエア供給通路から分岐した排気通路の途中に、中央部
にスリットを形成したゴム式弁を設け、通常時は上記排
気通路を閉じるが、前記作動設定エア圧以上のエア圧が
作用するとき、エア圧に略比例して前記スリットが開く
ように構成したことを特徴とする。
【0021】あるいは、前記低圧エアマッサージ機のエ
アプラグ本体に設けた前記減圧機構は、前記エアプラグ
本体のエア供給通路から分岐した排気通路に、ばね付勢
力で常時上記排気通路を閉じるばね式弁を設け、前記作
動設定エア圧以上のエア圧が作用するとき、エア圧に略
比例して上記ばね式弁が開くように構成したことを特徴
とする。さらに、前記高圧エアマッサージ機は、ブーツ
型のエアマッサージ機であり、前記低圧エアマッサージ
機は、マット型のエアマッサージ機であることを特徴と
する。
【0022】
【発明の実施の形態】まず、今回提案する袋状カバー組
み込み式マット型エアマッサージ機について説明する。
【0023】該提案の袋状カバー組み込み式マット型エ
アマッサージ機は、家庭にある敷き布団等の褥体部材を
被覆し得るカバーにエアマッサージ機を脱着自在に装着
することで、安価でかつ敷き布団等の各種褥体部材を有
効活用しつつストレッチやマッサージ効果を円滑に得る
ことのできる袋状カバー組み込み式マット型エアマッサ
ージ機を提供することを目的とする。
【0024】また、エアマッサージの各ユニット等が個
別に容易に取り外せて、カバーやエアバッグ収納袋等も
容易にクリーニングできる袋状カバー組み込み式マット
型エアマッサージ機を提供することや、ブーツ型エアマ
ッサージ機のオプションとして用いられ、ブーツ型エア
マッサージのポンプユニットを転用してマット型エアマ
ッサージ機が容易に実現できる袋状カバー組み込み式マ
ット型エアマッサージ機を提供することを目的とする。
【0025】上記目的を達成するために、該袋状カバー
組み込み式マット型エアマッサージ機は、エアポンプか
らエアホースを介して供給されるエアにより膨張収縮す
るエアバッグユニットを設けたマット型エアマッサージ
機において、表側地と裏側地との周縁を合わせて袋状に
形成し、敷き布団、敷きマット等のマット型褥体部材を
被覆して収納する袋状カバー、該袋状カバーの表側地ま
たは裏側地裏面に取り付けられたエアバッグユニット、
及び前記袋状カバーの外部に設置したエアポンプからな
り、該エアポンプからエアホースを介して上記エアバッ
グユニットにエアを供給することにより該エアバッグユ
ニットのエアバッグを膨張収縮させまたは裏側地前記エ
アマット上に横たわる人間にマッサージを施すものであ
る。
【0026】また、前記エアバッグユニットは、エアバ
ッグと、該エアバッグを収容して位置決め保持する保持
部材とで形成し、該保持部材は前記袋状カバーの表側地
または裏側地裏面にファスナー手段を介して着脱自在に
取り付けられるように構成する。さらに、前記エアバッ
グユニットは複数のエアバッグで構成され、前記保持部
材には該複数のエアバッグを収容する複数の収容ポケッ
トを設け、前記エアバッグユニットの保持部材は、前記
エアホースと前記各エアバッグとを接続する継ぎ手を保
持するように構成する。
【0027】図8は、上記袋状カバー組み込み式マット
型エアマッサージ機に係る外観平面図、図9は図8にお
いて一部を破断して内部構造を示した内部構造図、図1
0は図8のA−A線における矢視断面図、図11はエア
バッグユニットの外観平面図、図12はエアバッグの外
観平面図である。
【0028】袋状カバー組み込み式マット型エアマッサ
ージ機1の主な構成要素は、袋状カバー32と、袋状カ
バー32の内部に設けられるエアバッグユニット35と
である。以下において袋状カバー32とエアバッグユニ
ット35を順次説明する。
【0029】図9,図10に示す如く、袋状カバー32
は、表側地33と裏側地34の周縁を縫合と例えばチャ
ックあるいはジッパーでなるファスナーFとで平面長方
形状(すなわちマット型形状)に合体して形成され、内
部に後述するエアバッグユニット35およびマット型褥
体部材たるマット型褥体部材36を収容するに足る十分
な空間が設けられる。袋状カバー32の縫合は、図8の
上側周縁32aが縫合され、またファスナー結合は頭部
周縁32bおよび下側周縁32cがファスナーFで開閉
自在に結合される。なお、ファスナーF(チャック等)
の摘みは、各周縁32b,32cに沿って何カ所かに複
数個設けられる。
【0030】図10に示すように、表側地33は、例え
ば肌の触れる表面には、ボアやアクリル、あるいは天然
繊維等を素材とする表地33aと、不織布でなる裏地3
3bと、表裏両地33a,33bとの間に挟まれる天然
特殊鉱石を素材とするトルマリンでなる繊維生地33c
とからなり、これら3つの各素材33a,33b,33
cを立体キルト加工を施したボア仕上げに形成したもの
である。裏側地34は例えば綿で形成される綿生地であ
る。
【0031】次に、エアバッグユニット35を説明す
る。このエアバッグユニット35は図10に示すよう
に、袋状カバー32に収納された状態では、マット型褥
体部材36の上面と表側地33の裏地33bとの間に挟
まれた状態となる。エアバッグユニット35は、3個の
エアバッグ37,38,39と、各エアバッグ37〜3
9を収容保持する布地で形成した保持部材40と、保持
部材40を表側地33に着脱自在に取り付ける上下の一
対のファスナー41,42(本実施の形態ではチャック
あるいはジッパーを使用する)とから形成される(図
9,図11,図12参照)。
【0032】エアバッグ37〜39にエアホース37
a,38a,39aが設けられ(図12)、各エアホー
ス37a,38a,39aは、継ぎ手43(図11)を
介して袋状カバー32の外部に設置した図示しないエア
ポンプから延びるエアホース44に接続される。エアホ
ース44の自由端にはエアポンプの継ぎ手に接続される
継ぎ手44aが設けられる。エアポンプから供給される
高圧エアが、例えば、順番に加圧、排気を繰り返して供
給することで、各エアバッグ37,38,39を順番に
膨張、収縮変形を繰り返し、カバー組み込み式マット型
エアマッサージ機31の表側地32が、全体として波打
つように制御したり、あるいは個別に任意のエアバッグ
だけを膨張収縮を行わせたりすることができる。エアホ
ース37a,38a,39aは適宜保持部材40に位置
決めするように固定する。
【0033】なお、外部設置のエアポンプに接続される
エアホース44は袋状カバー32の周縁32cのファス
ナーFの摘みと摘みとの間から適宜外に引き出される。
また、引き出す位置は左右どちらからでもできるように
形成する。
【0034】また、上記エアポンプは、他用途のもの
(例えば、ブーツ型エアマッサージ用)でもよく、この
場合は適宜エアマッサージ用に圧力が調整されて用いら
れる。保持部材40は、平面略正方形に形成され、横方
向に3個の収容ポケット40a,40b,40cが平行
配置して形成される(図9,図11参照)。保持部材4
0の収容ポケット40a,40b,40cの開口部40
dには、これを覆う帯状の蓋部40eが設けられ、収容
したエアバッグ37,38,39が外に出ないようにし
ている。エアバッグの出し入れ時には、起毛状のファス
ナー手段であるマジックテープ(登録商標)40fを剥
がすことで、蓋部40eの左方側をめくりることがで
き、エアバッグ37,38,39の出し入れを行い易く
なるようにしている(図11参照)。また、保持部材4
0は、表側地33に縫合部から延びる左右一対の布生地
で形成した耳部45,46(図9)を介して、表側地3
3の略中央部に位置するようにファスナー41,42で
結合される。
【0035】図13に示すように、前記カバー組み込み
式マット型エアマッサージ機31の組立は次のようにし
て行われる。まず、ファスナーFを開いて、エアバッグ
37,38,39を保持ポケット37a,38a,39
aに収納したエアバッグユニット35を、ファスナー4
1,42で耳部45,46に取り付け、表側地32に一
体化する。次いで、袋状カバー32にマット型褥体部材
36を収納する。エアホース44の一端を継ぎ手43に
接続したエアホース44を周縁3cの出し口から取り出
し、ファスナーFを閉じることで、カバー組み込み式マ
ット型エアマッサージ機31が組み立てられ、使用可能
な状態にすることができる。
【0036】この実施の形態によれば、エアバッグユニ
ット35を組み込んだ袋状カバー32に、マット型褥体
部材36を収納してファスナーFを閉じるだけの簡単な
操作で、袋状カバー組み込み式マット型エアマッサージ
機31を得てマッサージ機として使用することができ
る。そして、エアホース44の他端にある継ぎ手44a
をエアポンプに接続し、エアポンプを駆動制御すること
で、各エアバッグ37,38,39にエアを適宜給排で
きる。このため、エアバッグユニット35上方にある表
側地33は波状に膨張収縮を繰り返したり、個別に任意
のエアバッグのみにエアを供給して膨張させたりして適
宜制御することで、背筋をゆっくり伸ばして、背中のこ
わばりを解消でき、また腰の筋肉を伸ばすことで、蓄積
した疲労をほぐすことができ、さらにエアバッグ37,
38,39の加圧・排気を繰り替えることで臀部の血行
を促進できる。
【0037】また、ファスナーFを開けて、マット型褥
体部材36を取り出し、さらにファスナー41,42に
よりエアバッグユニット35を袋状カバー32から取り
外すことができるので、袋状カバー32をクリーニング
でき、常に清潔な状態で袋状カバー32を使用できる。
また、家庭にある布団、敷きマット、温熱電位マット等
の種々の機能を有する布団にも袋状カバー32でカバー
して簡単に使用することができ、各機能に基づく効果と
この発明の袋状カバー組み込み式マット型エアマッサー
ジ機が有するマッサージ効果との相乗効果が期待でき
る。
【0038】また、袋状カバーにエアバッグユニットを
着脱自在に取り付ける構成であるため、安価な製品価格
を実現でき、ひいては販売促進を期待できる効果があ
る。また、袋状カバー32として形成したことで、他の
製品(例えば、ブーツ型)とセットで販売が可能とな
り、それだけ販売促進に有利となる。
【0039】次に、前記ブーツ型エアマッサージ機のエ
アポンプを上記袋状カバー組み込み式マット型エアマッ
サージ機に兼用する場合に必要となる減圧機構付きエア
プラグに関し、図1〜図4に示す第1の実施の形態に基
づいて詳述する。
【0040】図1は第1の実施の形態に係り、エアプラ
グをエアポンプ本体の吐出口部に取り付ける状態を説明
する取付外観図、図2はエアプラグを介してエアバッグ
にエアを供給するシステムにおけるエアプラグの拡大縦
断断面図、図3はゴム弁を示し、(a)はその正面図、
(b)はその平面図、図4は外力作用時における安全機
構を説明するエアプラグの要部拡大縦断断面図である。
【0041】第1の実施の形態における低圧エアマッサ
ージ機であるマットタイプのエアマッサージ機は、3個
のエアバッグ11を有しており、各エアバッグ11から
個別に延びる3本のゴム等の軟質合成樹脂のエアホース
13の自由端には例えば硬質合成樹脂で成形加工されて
形成したエアプラグ14が設けられる。このエアプラグ
14に設けた3個の接続口部15は、エアポンプユニッ
ト16本体に対応する位置に形成した3個の吐出口部1
7に図1に示す矢印方向に差し込んで接続する。これに
より、エアポンプで発生した加圧エアをエアプラグ本体
14,エアホース13を介してエアバッグ11に導入す
るようになっている。
【0042】エアポンプユニット16のエアポンプは、
高圧エアマッサージ機であるブーツタイプエアマッサー
ジ機に使用できるように、例えば最大ポンプ供給圧力が
約35kPaのポンプ能力を有するものである。そし
て、エアバッグ11の硬さ調整は、その硬さに見合った
量のエアを供給することで行われる。係る調整は、電子
制御により自動的に増減制御が行われるように形成され
ていて、各エアバッグ11を順番に波打つように膨張収
縮させたり、いずれか2つのエアバッグだけを、あるい
は3個のエアバッグ11すべてを同時に、あるいはいず
れか1つのエアバッグをというように適宜かつ好みに応
じた組み合わせで膨張収縮を行わせることができる。
【0043】次に、図2においてエアプラグ14の組立
構造を説明する。エアプラグ14は、ポンプユニット1
6側の吐出口部17に抜き差しできる接続口部15およ
び減圧機構を形成する柔軟性を有するゴム弁18を有す
る第1本体部14aと、排気孔19、エアホース13を
差し込んではめ込む差込筒部20、および接続筒部21
を有する第2本体部14bとからなる。第1本体部14
aには、多数の微小孔を有するポーラス状に形成したフ
ィルタ22(以下「第1フィルタ」という)を格納する
一方、第2本体部14bには、同様の多数の微小孔を有
する第2フィルタ23を格納し、かつ接続筒部21外周
にセットした例えばOリング等でなるエアシール24を
設ける。第1本体部14aと第2本体部14bとの間に
ゴム弁18を介装し互いに突き合わせてビス等の締結具
(図示しない)を用いて両本体部14a,14bを合体
結合して組み立てる。
【0044】ゴム弁18は、3本あるエアホース13の
うち、各1本のエアホース13に対して各1個づつ設置
される。図3に示すようにポンプからの吐出圧力に略比
例して開弁してエアを排気口19から排気できるよう
に、例えばスリットの数を順次多くする3種類の弁部1
8a,18b,18cが設けられる。各弁部18a〜1
8cの両面の周縁にはシールゴム18d,18eが接着
固定される。
【0045】第1本体部14aと第2本体部14bとが
合体して組み立てられたエアプラグ14は、ゴム弁18
とエアシール24とで供給エアが外部に漏れないように
シールされる。こうして、エアプラグ14には差込筒部
20と共に形成されるエア供給通路Aと、エア供給通路
Aから分岐した排気通路Bとが設けられる。
【0046】図2,図3において、第1の実施の形態の
作用を説明する。なお、図中の矢印はエアの流れる方向
を示す。エアプラグ14をポンプユニット16の吐出口
部17に差し込んで接続してエアポンプを駆動すると、
エアポンプから圧送されてくる加圧エアは、接続口部1
5からエアプラグ14内に流入する。加圧エアの圧力が
小さいときは、ゴム弁18は閉じたままであるので、流
入したエアのすべてがエア供給通路Aを通過して矢印で
示すようにエアバッグ11に供給され、エアバッグ11
が膨張し、マッサージ機能を発揮する。
【0047】加圧エア圧がエアマッサージ機の目標作動
設定圧力よりも大きい場合の動作は、以下のとおりであ
る。背,腰,尻の3つのエアバッグに対してそれぞれ独
立に設けられた供給通路Aにゴム弁がそれぞれ設けられ
る。施療部位別に異なるエア圧が要求された場合、それ
ぞれスリットの異なるゴム弁を設置し、それぞれのエア
バッグに供給されるエア圧の調整を行う。例えば、尻部
のエア圧を一番高く設定し、背中部のエア圧を一番弱く
設定したいといった場合には、尻部用のゴム弁は一本の
スリットを有する弁を配置し、背中部用のゴム弁にはス
リットが十文字に形成された弁を配置するなどして、施
療部位毎に弁のスリットを調整してそれぞれの供給エア
圧力を調節する。また、さらに微調整が必要な場合に
は、スリットの長さを調整し、弁の開く面積を調整す
る。
【0048】第1の実施の形態によれば、エアプラグ1
4にゴム弁18でなる減圧機構を設けたため、ポンプユ
ニットの吐出エア圧が作動設定圧以上になると、ゴム弁
18がエア圧に応じて開弁していき、そのためエアマッ
サージ機の各エアバッグ11は破損することなく円滑に
膨張収縮して作動することができる。この結果、高圧エ
アマッサージ機のエアポンプユニット16を一つ用意す
れば、マット型のような低圧エアマッサージ機にも、共
用して使用することができる。
【0049】また、図4に示すように、エアマッサージ
機の使用中に、エアバッグ11に何らかの理由で大きな
外力Fが矢印方向に作用したときは、外圧によるエア圧
はエア供給通路Aを逆流して、排気通路Bに流れ込み、
ゴム弁18を適宜開いて不用意なエア圧上昇分は排気孔
19から外部へ排出される。これにより、エアバッグ1
1の破損を防止できる。
【0050】上記第1の実施の形態では、ゴム弁18を
各1本のエアホース13に対して上記構造のゴム弁18
を各1個づつ設けるように構成したが、この代わりにエ
アプラグ14に設けるゴム弁18は1個にし、各弁部1
8a,18b,18cに対応して各エアホースを1本づ
つ接続して使用するように構成することも可能であるの
は勿論である。
【0051】次に図5において、本発明の第2の実施の
形態を説明する。上記した第1の実施の形態と構成上相
違する点は、第1の実施の形態の減圧機構はゴム弁18
で形成したが、第2の実施の形態ではこの代わりにばね
付勢力で開弁するばね式のばね弁25を排気通路Bに設
けた点でのみ異なり、その他の構成は第1の実施の形態
と同じであるので、相違する点だけを説明する。
【0052】すなわち、ばね式のばね弁25は、ゴム弁
18と第1フィルタ22を装着した排気通路Bに収納さ
れていて、ケーシング25a内を左右に移動可能に弁2
5bが設けられる。コイルスプリング25cがケーシン
グ25aと弁25bとの間に縮んだ状態で設けられ、常
に弁25b頭部に設けたシール部材25dが、ケーシン
グ25aの弁座25eにシールして排気通路Bを閉じる
ように着座する。
【0053】このコイルスプリング25cのばね圧は、
定圧エアマッサージ機の作動設定エア圧よりも大きなエ
ア圧が作用することで、排気通路Bを大気に開放するよ
うに開作動するように形成される。
【0054】係る構造のばね式のばね弁25は、各エア
ホース13に応じて各1個の排気通路が形成され、各排
気通路に1個のばね弁25がセットされる。第2の実施
の形態によれば、第1の実施の形態と同じように、低圧
エアマッサージ機の作動設定エア圧よりも低いエア圧が
接続口部15に導かれるときは、エアはエア供給通路A
を流れてエアバッグ11に供給され、エアバッグ11を
膨張させたり収縮させたりすることができる。また、作
動設定エア圧よりも大きなエア圧が作用すると、弁25
はコイルスプリング25cのばね付勢力に抗して左方に
移動して弁座25eが開く。これにより、余剰のエア圧
は排気孔19から排出され、またエアバッグ1に大きな
外力が作用してもばね弁25が開かれ、エアバッグ11
の破損を防止でき、したがって、1個の高圧エアマッサ
ージ機用のエアポンプを定圧エアマッサージ機にも共用
できる。
【0055】なお、第2の実施の形態において、第1の
実施の形態のゴム弁のように、コイルスプリング25の
ばね付勢力を段階的に異ならせたばね弁25を、各エア
ホースに一対一対応の態様で対向配置して設けてもよ
い。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、従来のブーツ型エ
アマッサージ機のオプションとして上記ブーツ型のエア
ポンプをマット型のエアマッサージ機にも兼用させるこ
とができたので、一つのエアポンプをブーツ型とエアマ
ット型の2種類のエアマッサージ機に用いることが可能
になり、より利便性が高まると共に、商品価値も向上し
た。
【0057】また、上記ブーツ型とマット型の2種類の
エアマッサージ機に一つのエアポンプを兼用することを
エアポンプとエアホースの繋ぎ目であるエアプラグに減
圧弁を設けるという簡単な構造で実現できた。
【0058】また、上記マット型のエアマッサージ機
は、袋状カバー組み込み式マット型エアマッサージ機の
構造を採用することにより、従来のマット組み込み式に
比べ、構造が簡単であって安価に製造でき、また既存の
布団等に被覆して用いることのできる布団カバー式なの
で他の温熱電位マット等とも兼用して用いることがで
き、さらにカバーが取り外せるので洗濯も容易であると
いう利点を有する。
【0059】また、前記エアマッサージ機の減圧装置
は、低圧エアマッサージ機のエアプラグに、低圧エアマ
ッサージ機の作動設定エア圧よりも大きなエアポンプ供
給圧が作用したとき、余分なエア圧を排気してエア圧を
減圧する減圧機構を設けた構成であるので、高圧エアマ
ッサージ機に用いるエアポンプ一台で、低圧エアマッサ
ージ機にも共用して使用でき、また低圧エアマッサージ
機のエアバッグの劣化や破裂を回避してエアバッグを保
護する安全弁としての機能を有し、しかもコスト安価で
低圧エアマッサージ機を購入できる効果を奏する。
【0060】さらに、前記エアプラグ本体に設けた減圧
機構は、エアプラグ本体のエア供給通路から分岐した排
気通路の途中に、中央部にスリットを形成したゴム式弁
を設け、通常時は前記排気通路を閉じるが、低圧エアマ
ッサージ機の作動設定エア圧以上のエア圧が作用すると
き、エア圧に略比例してスリットが開くように構成して
いるので、エアバッグの破損を回避する安全弁の機能を
確実に発揮できる効果を奏する。
【0061】また、低圧エアマッサージ機のエアプラグ
本体に設けた減圧機構をばね式弁で形成した構成で場合
も、作動設定エア圧以上のエア圧が作用するとき、エア
圧に略比例して前記ばね式弁が開く構成であるので、エ
アバッグの破損を防止できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるエアマッサ
ージ機の減圧装置に係り、エアプラグをエアポンプ本体
の吐出口部に取り付ける状態を説明する取付外観図であ
る。
【図2】第1の実施の形態に係り、エアプラグを介して
エアバッグにエアを供給するシステムにおけるエアプラ
グの拡大縦断断面図である。
【図3】第1の実施の形態におけるゴム弁を示し、
(a)はその正面図、(b)はその平面図である。
【図4】外力作用時における安全機構を説明するエアプ
ラグの要部拡大縦断断面図である。
【図5】第2の実施の形態における図2と同様のエアプ
ラグの拡大縦断断面図である。
【図6】マット型のエアマッサージ機を示す外観斜視図
である。
【図7】ブーツ型のエアマッサージ機を示す外観斜視図
である。
【図8】本発明の実施の形態に係るカバー組み込み式マ
ット型エアマッサージ機の外観平面図である。
【図9】図8において一部を破断して内部構造を示した
内部構造図である。
【図10】図8のA−A線における矢視断面図である。
【図11】エアバッグユニットの外観平面図である。
【図12】エアバッグの外観平面図である。
【図13】袋状カバー組み込み式マット型エアマッサー
ジ機の組立を説明する外観作用説明図である。
【符号の説明】
11 エアバッグ 13 エアホース 14 エアプラグ 15 接続口部 16 エアポンプユニット 18 ゴム弁 18a,18b,18c 弁部 19 排気孔 25 ばね弁 25b 弁 25c コイルスプリング A エア供給通路 B 排気通路 31 袋状カバー組み込み式マット型エアマッサージ機 32 袋状カバー 33 表側地 34 裏側地 35 エアバッグユニット 36 マット型褥体部材 37,38,39 エアバッグ 37a,38a,39a エアホース 40 保持部材 40a,40b,40c 収容ポケット 41,42 ファスナー(カバー用のファスナー手段) 43 継ぎ手 44 エアホース Fエアバッグ取付用のファスナー手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平野 雅之 静岡県藤枝市八幡字広通550番1 株式会 社マルタカ内 Fターム(参考) 4C100 AD01 AF02 BB05 BC12 BC14 CA15 CA20 DA05 DA06 DA10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアポンプからエアホースを介して供給
    されるエアにより膨張収縮する複数のエアバッグを設
    け、エアポンプからエアホースを介して該複数のエアバ
    ッグに順次もしくは交互にエアを供給・排出することに
    より人間にマッサージを施すエアマッサージ機におい
    て、 上記エアポンプとエアホース間に複数のエアホース用の
    導通路を有するエアプラグ(接栓)を設け、施療用途別
    に上記エアバッグユニットを交互に取り替え、かつ該施
    療用途に応じて減圧機構を有するエアプラグ(接栓)を
    用いることにより、上記エアマッサージ機を複数用途に
    使用可能とすることを特徴とするエアマッサージ機。
  2. 【請求項2】 前記エアプラグはブーツ型エアマッサー
    ジ機を主用途として減圧機構を有さないエアプラグを用
    い、オプションとして袋状カバー組み込み式マット型エ
    アマッサージ機に用いるため、減圧機構を有するエアプ
    ラグを用いることを特徴とする前記請求項1記載のエア
    マッサージ機。
  3. 【請求項3】 前記袋状カバー組み込み式マット型エア
    マッサージ機が、表側地と裏側地との周縁を合わせて袋
    状に形成し、敷き布団、敷きマット等のマット型褥体部
    材を被覆して収納する袋状カバー、該袋状カバーの表側
    地または裏側地裏面に取り付けられたエアバッグユニッ
    ト、及び該袋状カバーの外部に設置したエアポンプから
    なり、該エアポンプからエアホースを介して上記エアバ
    ッグユニットにエアを供給することにより該エアバッグ
    ユニットのエアバッグを膨張・収縮させることにより前
    記エアマット上に横たわる人間にマッサージを施すこと
    を特徴とする前記請求項2記載のエアマッサージ機。
  4. 【請求項4】 エアポンプで増減制御されたエアを、前
    記エアポンプの吐出口部に接続するエアホース自由端の
    エアプラグを介してエアバッグに供給することにより、
    上記エアバッグを膨張収縮するように作動させるエアマ
    ッサージ機において、 ポンプ供給エア圧が高いエア圧で作動するタイプの高圧
    エアマッサージ機を使用するときは、上記高圧エアマッ
    サージ機側のエアプラグを前記エアポンプの吐出口部に
    そのまま接続して使用する一方、ポンプ供給エア圧が低
    いタイプのエア圧で作動する低圧エアマッサージ機を使
    用するときは、前記低圧エアマッサージ機側のエアプラ
    グに、上記エアポンプからの供給エア圧を前記低圧エア
    マッサージ機の作動設定エア圧に減圧する減圧機構を設
    け、前記減圧機構を有する前記エアプラグを上記エアポ
    ンプの吐出口部に接続することにより、上記エアポンプ
    を高圧及び低圧の両方に共用できるように構成したこと
    を特徴とするエアマッサージ機。
  5. 【請求項5】 前記低圧エアマッサージ機のエアプラグ
    本体に設けた前記減圧機構は、前記エアプラグ本体のエ
    ア供給通路から分岐した排気通路の途中に、中央部にス
    リットを形成したゴム式弁を設け、通常時は上記排気通
    路を閉じるが、前記作動設定エア圧以上のエア圧が作用
    するとき、エア圧に略比例して前記スリットが開くよう
    に構成したことを特徴とする請求項4記載のエアマッサ
    ージ機。
  6. 【請求項6】 前記低圧エアマッサージ機のエアプラグ
    本体に設けた前記減圧機構は、前記エアプラグ本体のエ
    ア供給通路から分岐した排気通路に、ばね付勢力で常時
    上記排気通路を閉じるばね式弁を設け、前記作動設定エ
    ア圧以上のエア圧が作用するとき、エア圧に略比例して
    上記ばね式弁が開くように構成したことを特徴とする請
    求項4記載のエアマッサージ機。
  7. 【請求項7】 前記高圧エアマッサージ機は、ブーツ型
    のエアマッサージ機であり、前記低圧エアマッサージ機
    は、マット型のエアマッサージ機であることを特徴とす
    る請求項4〜6の内、いずれか1項記載のエアマッサー
    ジ機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008123041A1 (ja) * 2007-03-20 2008-10-16 Omron Healthcare Co., Ltd. 生体インピーダンス測定用胴部装着ユニットの装着補助具
KR101771357B1 (ko) 2016-05-13 2017-08-24 한국 한의학 연구원 자기 공명 영상촬영용 국소 압력 자극기
KR20200098617A (ko) * 2017-12-12 2020-08-20 드림웰, 리미티드 능동적 안락성 조절 침구 시스템
JP7430616B2 (ja) 2020-06-18 2024-02-13 マクセル株式会社 マッサージ装置

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