JPH07171185A - 加圧式マッサージャー - Google Patents

加圧式マッサージャー

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JPH07171185A
JPH07171185A JP5318398A JP31839893A JPH07171185A JP H07171185 A JPH07171185 A JP H07171185A JP 5318398 A JP5318398 A JP 5318398A JP 31839893 A JP31839893 A JP 31839893A JP H07171185 A JPH07171185 A JP H07171185A
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bags
bag
pressure
compressed fluid
valve
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Katsuhiro Nishikawa
勝弘 西川
Toshio Murai
俊夫 村井
Keisuke Miyazaki
敬介 宮崎
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Maxell Holdings Ltd
Fuji Medical Instruments Mfg Co Ltd
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Fuji Medical Instruments Mfg Co Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 袋体の膨張に用いる圧縮流体を有効利用でき
る。 【構成】 送出ポンプにより分配装置を介して複数の袋
体に圧縮流体を送り、袋体を膨張・収縮させるように構
成した加圧式マッサージャーにおいて、袋体内の流体圧
が設定圧以上になった場合は、同袋体内の圧縮流体を他
の袋体に流出可能としている。従って、圧縮流体の無駄
をなくすことができるとともに、次段の袋体を膨張に要
する時間を短縮することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮流体の有効利用を
図ることができる加圧式マッサージャー (床ずれ防止用
マットを含む) に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、加圧式マッサージャーの一形態と
して特願平5−214616号に開示されているものがある。
【0003】かかる加圧式マッサージャーを図11に概念
的に示す。
【0004】図示するように、加圧式マッサージャーA
は、内部に送出ポンプ110 と分配装置111 とを具備する
加圧部112 と、同加圧部112 によって発生した空気によ
って膨張収縮する複数の袋体113a〜113d を内蔵する矩
形板状のマッサージ部114 とからなる。
【0005】また、図中、115 は送出ポンプ110 を駆動
する駆動モータであり、116 は制御部、117 は操作パネ
ル、118 は電源、119 はACアダプターである。
【0006】いま、制御部116 からの制御信号に基づい
て、送出ポンプ110 と分配装置111とを駆動すると、
圧縮流体が、分配装置111 を介して、例えば、最初
の袋体113aに流入し袋体113aを膨張する。一定時間経過
後、再度、分配装置111 に制御信号を送ると、分配装置
111 から次の袋体113bに圧縮流体が流入するとともに、
袋体113a内に充満されていた圧縮流体が分配装置111 に
設けた排出管120 を通して大気中に排出されることにな
る。このように、分配装置111 を介して順に袋体113a〜
113dを膨張収縮することによって、被施療部位に圧迫を
順次加えながらマッサージを行い、例えば、血行を促進
することができる 。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した加圧
式マッサージャーは、未だ、以下の解決すべき課題を有
していた。
【0008】即ち、上記した加圧式マッサージャーで
は、袋体113aにいったん流入した圧縮流体は、袋体113a
内を充満された後であっても、分配装置111 の切替動作
によって他の袋体113aに圧縮流体の供給が切替えられな
い限り、供給が継続されることになる。従って、袋体11
3a内に必要以上に圧縮流体が供給され、圧縮流体の無駄
を生じるとともに、袋体113aの内圧が異常に高くなり、
分配装置111 を介して送出ポンプ110 に熱を持たせ、故
障の原因となる場合もあった。
【0009】本発明は、上記した課題を解決することが
できる加圧式マッサージャーを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、送出ポンプに
より分配装置を介して複数の袋体に圧縮流体を送り、袋
体を膨張・収縮させるように構成した加圧式マッサージ
ャーにおいて、袋体内の流体圧が設定圧以上になった場
合は、同袋体内の圧縮流体を他の袋体に流出可能とした
ことを特徴とする加圧式マッサージャーに係るものであ
る。
【0011】
【実施例】以下、添付図に示す実施例を参照して、本発
明を、具体的に説明する。
【0012】まず、図1〜図7を参照して、本発明に係
る加圧式マッサージャーAの構成を具体的に説明する。
【0013】図1及び図2に示すように、加圧式マッサ
ージャーAは、内部に送出ポンプ14と分配装置Dとを具
備する加圧部11と、同加圧部12によって発生した空気に
よって膨張収縮する複数の袋体13(13a,13b,13c,13d) を
内蔵する矩形板状のマッサージ部12とからなる。
【0014】まず、加圧部11の構成について、図3〜図
6を参照して説明する。
【0015】図3及び図4に示すように、上部枠20と下
部枠19とからなる矩形箱状のケーシング10内には、送出
ポンプ14と、同送出ポンプ14を駆動する駆動モータ15
と、同送出ポンプ14からの空気を分配して、後述するマ
ッサージ部12の複数の袋体13(13a,13b,13c,13d) にそれ
ぞれ供給可能な分配装置Dとが配設されている。
【0016】本実施例では、送出ポンプ14はダイアフラ
ム弁からなり、同送出ポンプ14のダイアフラム14a は、
駆動モータ15の出力軸15a に固着した偏心リングと連結
ロッドとからなる連動機構23を介して、駆動モータ15に
連動連結されている。
【0017】なお、駆動部である駆動モータ15は、交流
電磁式の駆動部とすることも考えられる。
【0018】また、ポンプ部16は、上記したダイヤフラ
ム弁を用いた送出ポンプ14の他に、ピストンポンプやピ
エゾポンプ等を使用できる。
【0019】分配装置Dは、一端を吐出配管25を介して
送出ポンプ14の送出口に連通連結した長尺筒状のマニホ
ールド管26と、同マニホールド管26に軸線方向に間隔を
開けて連通連結した複数の開閉弁27,28,29,30 と、各開
閉弁27,28,29,30 を作動させる弁駆動装置31,32,33,34
とからなる。
【0020】開閉弁27,28,29,30 を、いずれも同一の構
造を有しており、以下、開閉弁27の構造を、図5及び図
6を参照して説明する。
【0021】開閉弁27の弁ケーシング53は、その底部中
央部を筒状弁座54を介してマニホールド管26と連通連結
している。
【0022】また、弁ケーシング53は、その底部周縁部
に、送出口53a を設けており、同送出口53a は、内部送
出管53b,送出接続口53c,連通パイプ35,送気ホース39,
マッサージ部12の送出接続口12a を介して、マッサージ
部12の複数の袋体13(13a,13b,13c,13d) に連通連結され
ている。
【0023】弁ケーシング53内には軸線方向に進退自在
に弁体支持筒55が配設されており、同弁体支持筒55は、
その一端に球状弁体56を嵌着するとともに、その他端に
突出軸部57を設け、同突出軸部57を、弁ケーシング53の
一端に設けたスプリング支持板58の中央部に設けた開口
59を貫通させている。
【0024】また、弁体支持筒55の先端に設けたスプリ
ング支持フランジ60と上記したスプリング支持板58との
間には、スプリング61が介設されており、同スプリング
61の付勢力によって、球状弁体56は、図6に示す非送出
時には、筒状弁座54に圧接され、マニホールド管26と弁
ケーシング53の内部空間との連絡は遮断されることにな
る。
【0025】なお、弁体支持筒55の先端に設けたスプリ
ング支持フランジ60の周縁には連通開口62が設けられて
おり、スプリング支持フランジ60の両側空間を導通可能
としている。
【0026】さらに、弁体支持筒55の後端に連設した突
出軸部57は、その基部にOリング53を挿着するととも
に、その先端に十字状溝部54を設けており、図6に示す
状態では、Oリング33はスプリング支持板58の中央部に
設けた開口59から離隔するとともに、十字状溝部64は開
口59内に位置することになる。
【0027】一方、後述する弁駆動装置31によって、図
6に示すように、球状弁体56を、スプリング61の付勢力
に抗して弁体支持筒55とともに後退させると、球状弁体
56は筒状弁座54から離隔するとともに、Oリング63がス
プリング支持板58の中央部に設けた開口59に圧接され、
同開口59を閉塞することになる。
【0028】従って、図7に示すように、マニホールド
管26と弁ケーシング53の内部空間とは筒状弁座54を通じ
て連通することになる。
【0029】即ち、かかる開閉弁27を作動すると、送出
時は、空気はマニホールド管26→送出口53a →パイプ固
定具50で保持した連通パイプ35→送出接続口48→送気ホ
ース39→マッサージ部12の送出接続口12a を介して、マ
ッサージ部12の袋体13a に供給され、袋体13a を膨張す
ることになる。
【0030】一方、非送出時は、袋体13a 内の空気は、
マッサージ部12の送出接続口12a →送気ホース39→送出
接続口48→連通パイプ35→送出口53a →連通開口52→開
口59を通して外部に排気されることになり、袋体13a は
収縮することになる。
【0031】弁駆動装置31,32,34,35 を、いずれも同一
の構造を有しており、以下、弁駆動装置31を参照してそ
の構造を説明する。
【0032】図5及び図6に示すように、弁駆動装置31
は、枠体65と、同枠体65内に組み込んだソレノイド66
と、プランジャ67とからなり、プランジャ67の先端は、
連結ピン68によって、弁体支持筒55の後端に連設した突
出軸部57に連結されている。従って、弁駆動装置31を駆
動すると、プランジャ67を後退させ、球状弁体56を筒状
弁座54から離隔することができる。
【0033】次に、図1、図2及び図7を参照して、マ
ッサージ部12の構成を具体的に説明する。
【0034】図示するように、複数の長尺の袋体13(13
a,13b,13c,13d) が矩形硬質板からなる保形板75の一側
表面に並設状態に接着材等を用いて固着されており、保
形板75と複数の袋体13とは一体的に広幅の布等からな
り、かつ、ジッパー等によって開閉自在なカバー45によ
って全体的に被覆されている。
【0035】また、図1、図2及び図7に示すように、
袋体間 ( 13aと13b 間,13bと13c 間, 13b と13c 間) に
は、それぞれ、バイパス配管80,81,82によって連通連結
されている。また、各バイパス配管80,81,82には、それ
ぞれ、袋体13a,13b,13c 内に充填された圧縮流体の充填
圧が設定圧以上になった場合に開弁し、次段の袋体13b,
13c,13d に、余剰の圧縮流体を送出する逆止弁83,84,85
が取付けられている。
【0036】また、バイパス配管80,81,82を小径管によ
って構成した場合は、逆止弁83,84,85を不要とすること
もできる。
【0037】さらに、図8に示すように、袋体13a,13b,
13C,13d の周壁を一体的に連結し、同連結部86,87,88に
バイパス流路89,90,91を形成するようにしてもよい。
【0038】なお、本実施例では、図1に示すように表
面に多数の指圧用突起72を設けた可撓性素材からなる指
圧板73を内蔵する補助カバー74の基端が連結されてい
る。なお、76は腰部に袋体13a を当てるために設けた嵩
上板,77 はジッパーである。次に、図2を参照して加圧
式マッサージャーAの制御について説明する。
【0039】図示するように、加圧部11内に内蔵した制
御部Cには、ポンプ駆動用モータ16の駆動回路や弁駆動
装置の駆動回路が接続されている。
【0040】また、同制御部Cには電源51やACアダプ
ター52が接続されており、また、操作部Fが接続されて
いる。
【0041】操作部Fは実質的に加圧部11の表面に配設
されており、運転スイッチS1と、単独運転スイッチS2
と、自動運転スイッチS3と、短周期運転スイッチS4とを
具備する。また、同操作部Fは、単独運転スイッチS2を
作動した際、いずれの袋体13が選択されたかを表示する
袋体表示ランプL1,L2,L3,L4 及び、ほぐし運転スイッチ
S4を作動した際、強さを表示する強度表示ランプL5,L6,
L7を具備している。
【0042】次に、上記した構成を有する加圧式マッサ
ージャーAの作動を、自動運転の場合を参照して説明す
る。
【0043】運転スイッチS1を押すと、自動的に通常の
自動運転が開始される。
【0044】即ち、駆動モータ15の駆動によって送出ポ
ンプ14が作動するとともに、開閉弁27の弁駆動装置31が
開弁動作する。
【0045】これによって、圧搾空気が、送出ポンプ14
→吐出配管25→マニホールド管26→送出口53a →連通パ
イプ53a →送出接続口46→送気ホース39→マッサージ部
12の送出接続口12a を介して、マッサージ部12の1番目
の袋体13a に供給され、袋体13a を膨張し、第1被施療
部を圧迫しマッサージを行うことになる。
【0046】一定時間経過すると、タイマー等によっ
て、弁駆動装置31は自動的に閉弁動作し、袋体13a 内の
空気は、マッサージ部12の送出接続口12a →送気ホース
39→送出接続口46→挿通パイプ35→送出口53a →連通開
口62→開口59を通して外部に排気されることになり、袋
体13a は収縮することになる。
【0047】一方、上記した弁駆動装置31の閉弁動作と
同時に、弁駆動装置32が自動的に開弁動作し、これによ
って、圧搾空気が、送出ポンプ14→吐出配管25→マニホ
ールド管26→送出口53a →連通パイプ35→送出接続口46
c →送気ホース40→マッサージ部12の送出接続口12a を
介して、マッサージ部14の2番目の袋体13b に供給さ
れ、袋体13b を膨張し、第1被治療部に隣接した第2被
施療部を圧迫し揉みマッサージを行うことになる。
【0048】同様に、一定時間経過すると、弁駆動装置
31は閉弁動作し、袋体13b 内の空気は、マッサージ部12
の送出接続口12a →送気ホース40→送出接続口46→連通
パイプ35→送出口53a →連通開口62→開口59を通して外
部に排気されることになり、袋体13b は収縮することに
なる。
【0049】その後、袋体13c,13d についても同様にし
て送出と排気とが行われ、袋体13c,13d は順次膨張・収
縮されることになる。
【0050】即ち、自動運転においては、袋体13a,13b,
13c,13d は、順次、長周期によって膨張・収縮を繰り返
し、一定の幅を有する被治療部に、部分毎に、周期的な
揉み効果を与えることができる。
【0051】しかして、本実施例では、上述したよう
に、各袋体13a,13b,13c,13d は、それぞれバイパス配管
80,81,82によって相互に連通連結されているので、圧縮
流体が各袋体13a,13b,13c に一定量充填されると、余剰
の圧縮流体は、分配装置Dによる開閉弁動作に先立っ
て、次段の袋体13b,13c,13d に送出されることになり、
これらの袋体13b,13c,13d を予備的に膨張することにな
る。従って、圧縮流体の無駄をなくすことができるとと
もに、次段の袋体13b,13c,13d を膨張に要する時間を短
縮することができる。
【0052】また、図9に本発明に係る加圧式マッサー
ジャーAの他の実施例を示す。
【0053】本実施例は足のマッサージに用いる加圧式
マッサージャーAであり、具体的には、図9(a) に示す
ように、二枚の一定の弾性を有するシート状物92,93 を
足を展開した状態に裁断し、図9(b) に示すように、同
シート状物92,93 を重合した後、その周縁を溶着すると
ともに、複数の溶接帯94,95,96によって区画して四個の
袋体13a,13b,13c,13d を区画形成し、かつ、溶接体94,9
5,96の中央部に、小径の流体送出孔94a,95a,96a を設
け、さらに、その外側周縁及び内側周縁にジッパー97,9
8 を取付け、図9(c) に示すように縫合することによっ
て加圧式マッサージャーAを形成することができる。
【0054】この場合も、流体送出孔94a,95a,96a を通
して、余剰の圧縮流体を、袋体13a,13b,13c から袋体13
b,13c,13d に流出することができ、圧縮流体の無駄を防
止することができるとともに、袋体13b,13c,13d の膨張
時間を効果的に短縮することができる。
【0055】ところで、図9(b) に示すように、溶接帯
95,96 の中央部を凹ませているので、加圧式マッサージ
ャーAの使用に際し、使用者が違和感をもつのを可及的
に防止することができる。
【0056】また、同図に示すように、中央部における
溶接帯95,96 間の間隔W1 を、両側部における溶接帯9
5,96 間の間隔W2 より狭くしている。従って、加圧式
マッサージャーAのマッサージ部12を足に巻きつけた
際、ふくらはぎ部に中央部に当たることになるが、中央
部は膨張量が少ないので、圧迫力も弱く、使用者に痛み
を感じさせることがない。
【0057】なお、マッサージ部12の加工性ないし製造
容易性を考慮して、中央部のみならず、両側部において
も、同一の狭い間隔で溶接帯95,96 を設けた場合も、同
様なふくらはぎへの痛み低減効果を得ることができる。
【0058】さらに、図10に本発明にかかる加圧式マッ
サージャーAの他の実施例を示しており、床ずれ防止に
効果的に用いることができる構成を有する。
【0059】即ち、図10において、患者の足元から頭部
に向けて間隔を開けて袋体13a,13b,13c,13d を配設して
おり、袋体13a,13c には一側に配設した分配装置1を中
途に取付けた送給パイプ2の分岐配管2a,2b が連通連結
されており、一方、袋体13b,13d には一側に配設した分
配装置3を中途に取付けた送給パイプ4の分岐配管4a,4
b が連通連結されている。
【0060】さらに、袋体13a,13c は一対のバイパス配
管5,6によって連通連結されており、同バイパス配管
5,6の中途にはそれぞれ逆止方向を反対にする逆止弁5
a,6a が取付けられている。一方、袋体13b,13d は一対
のバイパス配管 7,8によって連通連結されており、同バ
イパス配管 7,8の中途にはそれぞれ逆止方向を反対にす
る逆止弁7a,8a が取付けられている。
【0061】かかる構成によって、袋体13a,13c と、袋
体13b,13d とを交互に膨張収縮させることができるとと
もに、袋体13a,13b,13c,13d の膨張・収縮動作をバイパ
ス配管5,6,7,8 によって速やかに行うことができ、床ず
れを効果的に防止することができる。
【0062】
【発明の効果】本発明では、送出ポンプにより分配装置
を介して複数の袋体に圧縮流体を送り、袋体を膨張・収
縮させるように構成した加圧式マッサージャーにおい
て、袋体内の流体圧が設定圧以上になった場合は、同袋
体内の圧縮流体を他の袋体に流出可能としている。
【0063】従って、圧縮流体の無駄をなくすことがで
きるとともに、次段の袋体を膨張に要する時間を短縮す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る加圧式マッサージャーの全体構成
を示す斜視図である。
【図2】同加圧式マッサージャーの制御回路を示すブロ
ック図である。
【図3】同加圧式マッサージャーの加圧部の内部構造を
示す平面図である。
【図4】同加圧部の内部構造を示す図3のI-I 線による
断面正面図である。
【図5】同加圧部の開閉弁の作用を示す説明図である。
【図6】同加圧部の開閉弁の作用を示す説明図である。
【図7】マッサージ部の横断面図である。
【図8】同マッサージ部の変容例の横断面図である。
【図9】他の実施例に係るマッサージ部の分解斜視図で
ある。
【図10】他の実施例にかかるマッサージ部の平面図で
ある。
【図11】従来の加圧式マッサージャーの概念的構成図
である。
【符号の説明】
A 加圧式マッサージャー C 制御部 D 分配装置 13a 袋体 13b 袋体 13c 袋体 13d 袋体 14 送出ポンプ 80 バイパス配管 81 バイパス配管 82 バイパス配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 敬介 福岡県田川郡方城町大字伊方4680番地 九 州日立マクセル株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送出ポンプ(10)により分配装置(D) を介
    して複数の袋体(13)に圧縮流体を送り、袋体(13)を膨張
    ・収縮させるように構成した加圧式マッサージャーにお
    いて、袋体(13)内の流体圧が設定圧以上になった場合
    は、同袋体(13)内の圧縮流体を他の袋体(13)に流出可能
    としたことを特徴とする加圧式マッサージャー。
JP31839893A 1993-12-17 1993-12-17 加圧式マッサージャー Expired - Lifetime JP3504703B2 (ja)

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Cited By (9)

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JPH1119145A (ja) * 1997-07-01 1999-01-26 Nitto Kohki Co Ltd 圧縮空気分配弁及び分配装置
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