JP2004535844A - 膨張可能なマッサージ装着衣料具 - Google Patents

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Abstract

管理されず且つ看護されない環境で人の体の一部分をマッサージするためのマッサージ装置が提供される。好ましい実施形態においては、マッサージ装置は、体の一部分に圧力を付与するための複数の膨張空気袋(250)を有する膨張可能な装着衣料具(200)を含んでおり、膨張アセンブリ(300)は、加圧流体が流れ込むマニホルド(324)と、マニホルドから空気袋への流体の流れを制御する複数の膨張弁(326)と、空気袋内の最大圧力レベルを制御するためのマニホルド弁と、を含んでいる。膨張アセンブリは、最大の空気袋の大きさばかりでなく空気袋が配列される列とを規定する所定の膨張容量を有していても良い。マッサージ装置は、空気袋から膨張アセンブリへチューブを接続するためのコネクタであって、膨張アセンブリに接続された装着衣料具のタイプを識別するための装着衣料具識別要素を含んでいるコネクタを更に含んでいても良い。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、概してマッサージ装置に関し、より特定すると、管理されず且つ看護されていない環境で使用するためのマッサージ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
マッサージは、活動的な生活に伴うストレス、筋肉痛、疲労及びその他の症状を治療する気持ちの良い手段として長い間考えられて来た。プロのマッサージ師は、典型的には、マッサージを提供するために雇われ、この専門家は、ある種の方法で筋肉又は筋肉群を圧搾し又は揉むことによって、圧覚を提供するように訓練される。更に、プロのマッサージ師は、マッサージ技術をマッサージされている人に適合させるであろう。例えば、マッサージ師は、特定の日におけるある人のマッサージの必要性に応じるために、時間、強度(すなわち、圧力の程度)、圧覚の順序及び/又はマッサージオイルの温度を変えるであろう。更に、マッサージ師の手は、ほとんどあらゆる大きさの人に適合することができる。
【0003】
プロのマッサージ師によってなされるマッサージは、ほとんど普遍的に素晴らしいと考えられる。しかしながら、定期的なマッサージの要請に際して常にプロのマッサージ師を有するための費用は、ほとんどの人たちの生活費の手の届かないところである。我々の活動的な生活はより頻繁なマッサージを正当化するけれども、多くの人にとって、プロのマッサージ師によるマッサージは、ほんの時折の贅沢である。
【0004】
過去においては、マッサージ装置は、リラックス及びレジャーのために開発されて来た。これらのマッサージ装置は、一般的には、体の種々の筋肉に振動作用を付与するために、振動による方法で機能する。しかしながら、これらの振動による装置は、一般的には、人間によるマッサージのように満足できるものではない。なぜならば、とりわけ、これらの装置は、人によるマッサージに匹敵する圧力の量を提供せず、ユーザーの皮膚に不所望な緊張作用を惹き起こすことが多いからである。
【0005】
また、過去においては、医療目的で圧縮装置が開発されて来た。これらの従来の圧縮装置は、一般的には、熟練した医療専門家によってこの装置の適正な機能及び患者に対する装着衣料具/スリーブの適正な装着が保証してもらえる病院の環境において使用される。このような従来技術による圧縮装置は、肢部の広い領域を覆う極めて大きな膨張可能な空気袋を使用しており、これらの装置の制御ユニットは大きく且つ嵩張り、これらの装置は、極めてゆっくりとした(例えば、各々の空気袋を膨張させるために数十秒程度かかる)マッサージ作用を提供し、従って、機能的なマッサージ作用を提供しない。更に又は代替的に、このような医療環境においては、種々の大きさの患者に適合するために種々のサイズのスリーブ/装着衣料具の在庫を有することが実際的であるかもしれない。更に、膨張チューブの外観及び/又はこのような膨張チューブの設定の複雑さは、熟練した医療専門家が存在するか又は利用可能な医療環境においては、如何なる問題も生じない。膨張アセンブリに関して言えば、複雑で高価な流体供給及び/又は分配のための構成部品は、これらの従来技術による医療装置内ではつまらないものである。
【0006】
本発明の発明者は、(家庭での使用のような)管理されず且つ看護されていない環境でのリラックス及びその他の個人的な非医療的用途を意図した比較的簡素で低廉なマッサージ装置は多くの利点及び用途を有することを認識した。しかしながら、この発明者は、更に、管理された医療環境によって受け入れ可能な従来技術による圧縮装置の構造の多くが、このような管理されず且つ看護されていない環境においては必ずしも満足のいくものではないことも認識した。
【発明の概要】
【0007】
本発明は、管理されず且つ看護されない環境で人の体の部分をマッサージするためのマッサージ装置を提供する。好ましい実施形態においては、マッサージ装置は、体の一部に圧力をかけるための複数の膨張空気袋と、同空気袋に加圧された流体を供給するための膨張アセンブリであって、前記加圧された流体が流れるマニホルド及び同マニホルドから前記空気袋への流体の流れを制御する複数の膨張弁を含んでいる膨張アセンブリと、を有している膨張可能な装着衣料具を含んでいる。膨張アセンブリは、空気袋内の最大圧力レベルを制御するためのマニホルド弁をも含んでいても良い。更に、膨張アセンブリは、空気袋が配列される所定の列ばかりでなく最大空気袋の大きさを規定する所定の膨張能力をも有していても良い。マッサージ装置は、更に、空気袋を膨張アセンブリに結合するためのコネクタであって、膨張アセンブリに結合された装着衣料具のタイプを識別するための装着衣料具識別要素を含んでいるコネクタを含んでいても良い。
【詳細な説明】
【0008】
図面、最初に図1を参照すると、本発明の好ましい実施形態によるマッサージ装置100が、熟練した及び/又は医療専門の人によって看護されず且つ管理されていない環境(“管理されず且つ看護されていない環境”と称す)において使用されている状態が示されている。マッサージ装置100は、体の一部分に圧力をかけるための膨張可能な装着衣料具200と、加圧された流体を膨張可能な装着衣料具200に供給するための膨張アセンブリ300とを含んでいても良い。膨張アセンブリ300の好ましい実施形態が、図3.B〜3.Dに関連して詳細に説明されており、足/ふくらはぎ用の膨張可能な装着衣料具の2つの異なる実施形態200/200’が、各々、図2.A〜2.C及び図2.Jに関連して以下に詳細に説明されており、首/肩用の膨張可能な装着衣料具の好ましい実施形態1200が図2.Kに関連して以下に詳細に説明されている。
【0009】
図2.A乃至2.Cを参照すると、図1のマッサージ装置100と組み合わせて使用するための足/ふくらはぎ用の膨張可能な装着衣料具の好ましい実施形態200が示されている。膨張可能な装着衣料具200は、軽量で耐久性があり、例えば、水及び穏やかな作用の洗剤によって容易に洗浄可能な適当な材料によって作られた2つの対向するシート202及び204を含んでいても良い。例えば、外側シートは、700×100のデニールナイロン織物の積層物によって支持されたウレタンフィルムによって作っても良く、内側シート204は、支持のないウレタンフィルムによって作っても良い。
【0010】
シート202/204の各々は、横方向端縁206及び208並びに長手方向端縁210及び212を有している。横方向端縁206及び208は、ほぼ直線か又は若干湾曲した経路をたどっていても良い。長手方向端縁210は、更に、一以上の切り欠き213〜215を含んでいても良い概して直線状の経路をたどっていても良い。例えば、好ましい実施形態においては、大きな切り欠き213と2つのより小さい切り欠き214及び215とが存在しても良い。一つの実施形態においては、長手方向端縁212もまた、ほぼ直線状の経路212aをたどっても良い。別の方法として、長手方向端縁212は、ゆったりとした適合を形成する際にユーザーを補助するための引っ張り用の把手222を有する輪郭に合わせた経路212bをたどっても良い。好ましい実施形態においては、膨張チューブを隠すためのチューブポケット220が長手方向端縁212に沿って配置されていても良い。
【0011】
シート202及び204は、外側横方向継ぎ目230、232及び外側長手方向継ぎ目236、240に沿って相互に結合されても良い。更に、装着衣料具は、複数の空気袋の継ぎ目234に沿って更に結合されて、複数の空気チャンバ又は空気袋を形成しても良い。好ましい実施形態においては、空気袋の各々の膨張体積は極めて小さい(例えば、180cm以下)。以下に説明するように、空気袋の膨張体積が小さければ小さいほど、空気袋を膨張させるのに必要とされる流体は益々少なくなる。従って、小さければ小さいほど、より可撓性のチューブを使用することができ、小さければ小さいほど複雑さが低く且つ低廉なエアーコンプレッサ(両方とも以下に説明する)を使用することができる。
【0012】
チューブポケット220は、例えば、長手方向端縁212に沿って配置されている実施形態においては、チューブポケット220を形成するために、内側長手方向継ぎ目238が、長手方向継ぎ目236の内側横方向に形成されても良い。外側横方向継ぎ目230のうちの一つが、シートの頂部の横方向端縁206に沿って配置されており、外側横方向継ぎ目232は、シートの底部横方向端縁208に沿って配置されている。空気袋の継ぎ目は、空気袋の継ぎ目234が全て相互に及び外側の横方向継ぎ目230、232と実質的に平行であるように、シート202/204の全長に沿って配置されても良い。
【0013】
図面に特別に図示されてはいないけれども、引っ張り用の把手222の開口部を形成している端縁の近く、かかと開口部224を形成している端縁の近く及び/又は切り欠き213〜216を形成している端縁の近くに、補強継ぎ目を設けても良い。更に、空気袋250e、250f及び/又は250gの一部分252は、ユーザーが装着したときに、よりゆったりとした適合を形成するように切り取っても良い。
【0014】
既に説明したように、外側横方向継ぎ目230、232,空気袋の継ぎ目234並びに長手方向の継ぎ目236(又は238)及び240は、各空気袋が隣接する空気袋から流体的に隔離されるように複数の膨張可能な空気袋250a〜250lを形成している。例えば、図2.A〜2.Cに示された実施形態に示されているように、膨張可能な装着衣料具200は、各々の形状がほぼ矩形であり且つシート202/204の長さに沿って長手方向に配列されている12個の膨張可能な空気袋250a〜250lを含んでいる。この例においては、空気袋250a〜250dは、足に対応しており、空気袋250e〜250lは、下方の脚部則ちふくらはぎ位置に対応している。
【0015】
上に示したように、空気袋250a〜250lは、各々の形状がほぼ矩形であるのが好ましい。特に、空気袋250a〜250lは、各々がほぼ等しい膨張体積を有し、それによって、各々の空気袋に対する膨張時間及び膨張量を等しくするような形状としても良い。これは、例えば、空気袋の継ぎ目234の間隔を変えることによって達成することができる。別の方法として、好ましい実施形態においては、以下において更に説明するように、膨張を制御するという理由からくびれた継ぎ目242を設けても良い。特に、くびれた継ぎ目242は、空気袋の膨張体積を減らすために使用しても良い。これは、例えば、いくつかのくびれていない空気袋が所与の装着衣料具の他のくびれていない空気袋よりも大きな体積を有する場合に望ましい。くびれている継ぎ目242を有している空気袋250は、これらの空気袋の形状が実質的に矩形ではないように、うねった輪郭を有していても良い。くびれている継ぎ目242のうねった輪郭は、対応する空気袋250の膨張体積を減らすように機能する。例えば、図示された実施形態においては、ユーザーのふくらはぎを取り囲んでいる頂部の8つの空気袋250e〜250lに、くびれている継ぎ目242が設けられており、一方、ユーザーの足を取り巻いている下方の空気袋250a〜250dは、くびれていないままである。各々の空気袋250a〜250lに実質的に等しい膨張体積を付与することによって、実質的に均一にかかる圧力によって、実質的に等しい膨張タイミングが付与される。このようにして、過度に複雑な膨張流体の制御の必要なく、全体に円滑なマッサージ運動が提供される。
【0016】
空気袋の輪郭及び/又は膨張体積を変化させる作用を有しているにも拘わらず、くびれている継ぎ目242は、明らかに、くびれた空気袋の各々のくびれた形状は、くびれていない空気袋の元の全体的に狭く且つ細長い形状を実質的に変えない。このようにして、くびれていない空気袋によって提供されるのと実質的に同じマッサージ作用が供給される。
【0017】
以下に説明するように、例えば、マッサージ装置100の作動中に空気袋に加圧された流体を供給する膨張チューブ310を囲繞するために、上に示したように、チューブポケット220を設けても良い。長手方向の継ぎ目236及び238は、チューブポケット220の長手方向側部を形成しており、横方向継ぎ目230及び232は、チューブポケットの頂部及び底部側の側部を閉じている。コンプレッサ320と各々の空気袋250a〜250lとの間に流体連通を提供するために、一連の開口部260がチューブポケット220内に形成されても良い。
【0018】
例えば、膨張可能な装着衣料具200のかかと用開口部224と実質的に整合している位置に、チューブポケット220を中断するV字形状のスリット216を設けても良い。好ましい実施形態においては、個々のチューブ310A〜310Lは、小さく(例えば、直径が2mm程度)従って軽量で且つ可撓性である。この小さいチューブは、特に、上記したように、空気袋の各々の膨張体積が極めて小さい(例えば、180cm以下)本発明の装置においては十分である。開口部260は、個々の膨張チューブ310A〜310Lを各々の空気袋250a〜250lと連通させ、孔262及び264は、膨張チューブ310がチューブポケット220の頂部及び底部へ入る入口通路を提供している。特に図面には示されていないけれども、膨張チューブ310は、各々の膨張アクセス孔を介して空気袋に接続されても良い。膨張アクセス孔は、例えば、個々の膨張チューブ310A〜310Lが取り付けられても良い押し付け分岐部を提供しても良い。
【0019】
足/ふくらはぎ用の膨張可能な装着衣料具200は、付加的に、それによって装着衣料具が取り付けられる相補形の締結ストリップ270及び272を含んでいても良い。例えば、締結ストリップ270及び272は、相互に係合されたときに、フック/ループ取り付け具を形成しても良く、このフック/ループ取り付け具においては、“ループ”型締結ストリップ270が引っ張り用の把手222から横方向内方へ且つチューブポケット220を覆い且つ同チューブポケットを越えて横方向に固定されても良く、一方、“フック”型締結ストリップ272は、その長手方向端縁210に隣接して外側シート202に固定されている。別の方法として、“フック”型締結ストリップ270は内側シート204に固定し、一方、“ループ”型締結ストリップ272は外側シート202に固定されても良い。
【0020】
マッサージ装置100を使用するとき、膨張可能な装着衣料具200は、図2.A〜2.Cに開示された例においては足/ふくらはぎ領域であるユーザーの体の部分の周囲に巻き付けられる。特に、人が自分の踵を開口部224内に位置決めし、図2.Aにおいて矢印によって示された方向にシート202/204の対向する横方向部分を巻き付ける。引っ張り用の把手222を有する実施形態においては、ゆったりとした適合のために、ストリップ270及び272を互いに正しい係合接触状態へと引っ張るために、引っ張り用の把手222を使用しても良く、マッサージ作用が完了した後に、引っ張り用の把手222は、締結ストリップ270及び272を解放するために外方へと引っ張られる。
【0021】
シート全体の幾何学的構造、締結ストリップ270及び272の配置、締結ストリップの横方向の広がり及び/又は装着衣料具200の他の特徴は、ユーザーへの膨張可能な装着衣料具200のゆったりとした“あつらえの”適合を可能にすることができる。例えば、本発明の実施形態による膨張可能な装着衣料具300は、種々の大きさのユーザーに対応するために、広範囲の足の幅及び脚部の周囲寸法に適合されても良い。単に単一のサイズ又は大/中/小の調節切換装置の代わりに、装着衣料具200との極めて広範囲の調節の組み合わせが可能である。従って、膨張可能な装着衣料具の“一つのサイズがほとんど全てに適合する”調整可能なサイズ設計は、多くの異なるサイズの装着衣料具の供給を有することが実現不可能である家庭内での使用のような特に管理されず且つ看護されない環境においてのマッサージ装置100の使用のために有益である。膨張可能な装着衣料具200のユーザーにゆったりとした“あつらえの”適合を提供する能力は、改良された作用、より迅速な膨張動力学、少ない膨張条件(それによって、ポンプ、弁及びチューブのサイズ条件を減らし且つ空気流条件を最少にする)、膨張状態から最大圧力状態への短縮された時間のずれ及び/又は最大マッサージ圧力状態にある時間の増加をもたらすかもしれない。
【0022】
肢部又は体の一部分への膨張可能な装着衣料具200をゆったりとした“あつらえの”適合によって、所望の作用を達成するために必要な空気袋250の膨張量が減じられるであろう。更に、空気袋250のより緊密な適合、従って、より少ない膨張により、膨張可能な装着衣料具200は、同程度にサイズが歪まないかも知れず、それによって、膨張プロセスを通して装着衣料具の適正な適合がより良好に維持される。これは、ゆったりとした適合によるからであり、空気袋250は、膨張中に、第三の寸法へ“膨らんで”肢部又は体の一部分から離れない。このような方法では、装着衣料具の長手方向の“収縮”(膨張中に装着衣料具の材料が肢部から外方へ動きにくい場合には起こりそうである)が殆ど又は全くなく、従って、マッサージ全体に亘って適正な適合が維持される。
【0023】
膨張可能な装着衣料具200は、心地良さ及び/又はマッサージ特性を助長するために、他の又は更に別の特徴を含んでいても良い。例えば、チューブポケット220内に収容されている膨張部品と、マッサージされているユーザーの肢部又は体の一部分との間の緩衝材として、チューブポケット220の内面にパッドを設けても良い。付加的に、膨張可能な装着衣料具200の一以上の部分の外側シート202上に、滑らないグリップ部材を配置しても良い。例えば、図示した実施形態においては、ユーザーが、滑ることなく膨張可能な装着衣料具200を装着したまま歩き回ることができるように、ユーザーの足の下方の外側シート202上に滑らないグリップ部材を配置しても良い。更に、装着衣料具を付けている肢部又は体の部分の通気を可能にするために、種々のサイズの孔を膨張可能な装着衣料具200内に組み入れても良い。更に、発汗に対して心地良くするために、湿気吸い取りライニング材料を、内側シート204の面に適用しても良い。
【0024】
既に説明したように、図示された膨張可能な装着衣料具200は人の足及びふくらはぎ上に使用するように設計されているけれども、代替的な装着衣料具が本発明によって可能であり且つ意図される。他の代替的な膨張可能な装着衣料具が図2.D〜2.Iに図示されている。例えば、図2.Dには首/肩用の装着衣料具1200が示されており、図2.Fには背中用の装着衣料具2200が示されており、図2.Fには手用の装着衣料具3200が示されており、図2.Gには脚部用の装着衣料具4200が示されており、図2.Hには腕用の装着衣料具5200が示されており、図2.Iには大腿部用の装着衣料具6200が示されている。これらの及びその他の膨張可能な装着衣料具は、各々の体の部分に対して、ゆったりとした“あつらえの”適合を提供するために、図2.A〜2.Cに関して説明されたものと類似した方法で設計されても良い。付加的には、多くの装着衣料具を組み合わせて、例えば、両手の装着衣料具を一緒に又は脚部用の装着衣料具と大腿部用の装着衣料具とを組み合わせて使用しても良い。
【0025】
図2.Jは、図1のマッサージ装置100と組み合わせて使用するための足/ふくらはぎ用の膨張可能な装着衣料具200の代替的な形状の実施形態を示している。図2.A〜2.Cの足/ふくらはぎ用の膨張可能な装着衣料具200と、図2.Jの足/ふくらはぎ用の膨張可能な装着衣料具200’との間の主要な差異は、巻き付けられない状態で平らに広げられたときの各々の装着衣料具の輪郭形状である。図2.Jの代替的な形状の足/脚部用の装着衣料具200’のその他の細部及び特徴の全ては、図2.A〜2.Cに関して説明したものとほぼ同じである。この代替的な形状は、製造の費用効率がより高く且つより広範囲の脚部の大きさに対してより良い適合を提供するかも知れない。図2.Jはまた、本発明が図面に示された通りの形状の装着衣料具に限定されない。むしろ、種々の装着衣料具の形状に修正されても良く、これらもまた本発明の範囲に含まれる。
【0026】
図2.Kを参照すると、首/肩用の膨張可能な装着衣料具1200が詳細に示されている。図2.A〜2.Cに関して説明された足/ふくらはぎ用の膨張可能な装着衣料具200と同様に、首/肩用の膨張可能な装着衣料具1200は、軽量で、耐久性があり、水又は緩やかな作用の洗剤で容易に洗浄可能な材料のような適当な材料によって作られた2つの対向するシートを含んでいても良い。2つの横方向端縁1206は、ユーザーの首を収容するために中央開口部1280を形成していても良い。一つの実施形態においては、首領域上の支持及び/又はマッサージのための中央開口部にタブ1214が形成されていても良い。襟足に沿って持ち上がった襟ぐり線又はその他の心地良い移行部分を形成するために、中央開口部1280内に、タブ1214か又は切り欠いた領域1282に挿入部材1216が縫い合わされても良い。好ましい実施形態においては、これらの挿入部材1216は、湾曲した斜辺を備えた直角三角形又は正三角形の形状であっても良い。しかしながら、襟足に沿って持ち上がった襟ぐり線又はその他の何らかの移行部分を提供する如何なる形状を使用しても良い。
【0027】
更に、頂部及び/又は底部の横方向端縁1206、1208を形成するためにバイアステープを使用しても良く、ユーザーの皮膚に対するより快適な感触を付与するために、長手方向端縁1210に沿って及び/又は中央開口部1280の輪郭に沿って、フェルト又はその他の何らかの柔らかい材料を使用しても良い。底部の横方向端縁1208は、伸長タブ1218で終わっている概して直線の経路をたどっても良い。伸長タブ1218は、弾性であっても良く、底部の横方向端縁1208と長手方向端縁1210との間の下方の隅部の各々に取り付けられ及び/又は同隅部から延びていても良い。
【0028】
首/肩用の膨張可能な装着衣料具1200の好ましい実施形態においては、装着衣料具1200は、マッサージによって付与される圧力の量を増すために圧力プレート1290を含んでいても良い。圧力プレート1290は、首/肩用の膨張可能な装着衣料具1200において望ましいかも知れない。なぜならば、この装着衣料具1200(及びその他のあらゆる同様の構造の装着衣料具)は、肢部又は体の一部の周囲全体に巻き付けないのが一般的であり、従って、巻き付けが提供するより高い適用マッサージ圧力の機械的な利点を得ることが出来ないかも知れない。ポリウレタンシートによって作っても良い圧力プレート1290は、一般的には、背中の上方/肩部領域の輪郭に合う形状とされており且つ膨張空気袋1250A〜1250Jを形成している対向しているシートのどちらかに接着(接合か釘止め)しても良い。更に、圧力プレート1290及びストラップ1292は、すっきりとして清潔な外観を提供するために、透明な材料(例えば、ナイロン)によって隠しても良い。
【0029】
首/肩用の装着衣料具1200内の空気袋の継ぎ目1234は、複数の膨張可能な空気袋1250A〜1250Lを形成しても良く、これらの空気袋は、各々、互いにほぼ平行に配列された大まかに矩形の形状であり、大まかに首/肩用の膨張可能な装着衣料具1200の底部から頂部まで延びている。図示された実施形態においては、首、切り欠き領域1282及び/又は挿入部材1216をより良好に収容するために、4つの中央の空気袋1250E〜1250Hは、(図示されているように)他の空気袋よりもより矩形程度が低い形状とされている。図2.A〜2.Cの空気袋250a〜250lにおけるように、図2.Kの空気袋1250A〜1250Lは、これらが、各々、ほぼ等しい膨張体積を有し、それによって、各々の空気袋の膨張時間と膨張体積との両方を等しくするように、特別な形状及び/又はくびれとしても良い。また、図2.Kに特に示されていないけれども、装着衣料具1200は、例えば、既に述べたように、マッサージ装置100の作動中に空気袋に加圧流体を供給するために設けても良い膨張チューブ310のような、膨張アセンブリ300のある種の構成部品を囲繞するために、例えば、その下方の横方向端縁に沿って(図2.A〜2.Cに関して説明したような)チューブポケットを有することができる。
【0030】
首/肩用の膨張可能な装着衣料具1200は、付加的に、例えば、少なくとも一対のフック/ループ型のストリップのような締結ストリップを含んでいても良い。一つの実施形態においては、“ループ”型の締結ストリップ1270は、中央開口部1280の頂部コーナーの一つに設けられた内側シートに固定されていても良く、一方、対応する“フック”型の締結ストリップ1272は、中央開口部1280の他の頂部コーナーに設けられた外側シートに固定されている。一つの実施形態においては、“フック”型の締結ストリップ1272は、中央開口部1280の両方の隅部において外側シートに固定されても良い。更に、別の2つの“ループ”型の締結ストリップ1274は、伸長タブ1218の各々の内側に取り付けられても良く、この伸長タブ1218は、2つの頂部隅部の各々において外側シートに取り付けられる“フック”型の締結ストリップ1272に取り付けられても良い。もう一つ別の実施形態においては、“ループ”型のストリップと“フック”型のストリップとは逆にしても良い。
【0031】
使用時には、首/肩用の膨張可能な装着衣料具1200は、ユーザーの首を中央開口部内に配置し且つユーザーのあごの下に位置する締結ストリップ1270及び1272と係合させることによって固定することができる。更に、伸長タブ1218は、ユーザーの肩に向けて上方に引っ張り、適当なストリップと係合させて、ストリップ1274がストリップ1272と係合するようにしても良い。本発明の一つの実施形態においては、伸長タブ1218は、ユーザーがタブ1218を把持し且つそれらをストリップ1272の方へ引っ張るのを容易にするために、伸長タブ1218の末端に把持部分1294を含んでいても良い。
【0032】
全体的な幾何学的構造、締結ストリップ1270、1272及び1274、弾性の長手方向端縁1210、挿入部材1216、伸長タブ1218及び/又は首/肩用の装着衣料具1200のその他の特徴は、ユーザーに装着衣料具1200のゆったりとした“あつらえの”適合を提供する。例えば、本発明の一つの実施形態による装着衣料具1200は、異なる大きさのユーザーを収容するために、広範囲の肩幅及び胸囲に適合しても良い。単一のサイズの代わりに、大/中/小の調節装置によって、極めて広範囲の調節の組み合わせが、首部/肩部用の膨張可能な装着衣料具1200において可能である。このようにして、装着衣料具の“一つのサイズで殆ど全てに適合する”調節可能な設計は、特に、多くの異なったサイズの装着衣料具の供給が実現不可能な家庭内での使用のような管理されず且つ看護されない環境でのマッサージ装置100の使用に対して有益である。ユーザーへのゆったりとした“あつらえの”適合を提供する膨張可能な装着衣料具1200の能力は、改良された作用、より迅速な膨張運動、少ない膨張流条件(それによって、ポンプ、弁及びチューブの大きさの条件を減らし、空気流条件を最少にする)、膨張状態から最大圧力状態までの短縮された時間のずれ及び/又は最大マッサージ圧力状態に長い時間留まること、がもたらされる。
【0033】
図3.Aを参照すると、本発明と組み合わせて使用するための膨張アセンブリ300が、膨張チューブ310を介して膨張可能な装着衣料具200に接続された状態で示されている。膨張アセンブリ300の構成要素はハウジング302内に含まれていても良く、ハウジング302は、マッサージ装置100の家庭での使用に適合した好ましい大きさ及び形状とされている。膨張チューブ310は、膨張アセンブリ300から装着衣料具200まで延びており且つ複数の個々のチューブ(図3.Bにおける310a〜310l)によって構成されているのが好ましく、これらのチューブの各々は、マッサージ装置100の作動中に、対応する空気袋に加圧流体を供給するための対応する空気袋開口部260a〜260lに接続されている。膨張アセンブリ300のかみ合い部分に容易に接続できるように、膨張チューブ310の末端にコネクタ311が設けられているのが好ましい。以下において更に詳細に説明するように、コネクタ311と膨張アセンブリ300のかみ合い部分とは、膨張アセンブリ300のかみ合い部分へのコネクタ311の挿入の際に使用されている特定の膨張可能な装着衣料具を識別するように作用する識別柱だけでなく膨張チューブ310をも収容するように設計されても良い。
【0034】
図2.B及び2.Jに図示されているように、足/ふくらはぎ用の膨張可能な装着衣料具200に関して、チューブ310A〜310Dは、チューブポケット220の下方部分内へ延びており、チューブ310E〜310Lは、チューブポケット220の上方部分内へと延びている。このようなチューブポケット220内に膨張チューブ310を包囲した状態に収容することよって、マッサージ装置100の家庭内での使用に適合したすっきりとした整った外観を付与する。更に、膨張チューブ310の包み込む状態及び購入前の設定によって、マッサージ装置100の家庭内への設置及び使用の際の如何なるチューブによる混乱をも排除できる。
【0035】
図3.B〜3.Dに示されているように、膨張アセンブリ300は、コンプレッサ320、エアーフィルタ322(加圧媒体として空気が使用されているとき)、マニホルド324、膨張弁326a〜326l、マイクロコントローラ328(メモリーユニット(図示せず)を更に含んでいても良い)、ユーザー入力インターフェース330(図3.Eに関して詳細に説明されている)、弁駆動装置332、圧力解放弁334、オーディオ及び/又はビジュアル警報装置336、ディスプレイパネル338及び/又は関連する構成部品に電力を供給するための電力供給源340を含んでいても良い。
【0036】
膨張アセンブリ200をオンさせたとき又はディスプレイ上のキーを押すことによって作動せしめられるコンプレッサ320は、マニホルド324に流体を付与し、マニホルド324は次いで流体を空気袋に供給する。コンプレッサ320は、好ましくは、簡単な一般的なモーター(図示せず)によって一定のフルスピードで駆動させることができ、エアーフィルタ322もまた、簡単な一般的なエアーフィルタであっても良い。膨張弁326a〜326lは、各々の空気袋内への及び空気袋からの流体の流れを制御する標準的なソレノイド弁であっても良い。生成し且つ膨張可能な装着衣料具200へ供給することができる最大圧力を制限するために、圧力解放弁334が含まれていても良い。この目的のためには、圧力解放弁334は、ユーザーがアクセス不可能であり及び/又はいたずら防止装置付きであるのが好ましい。一つの実施形態においては、圧力解放弁334は、マニホルド324内の圧力が250mmHgに達すると、空気がマニホルド324内へ流れるのを停止させる。
【0037】
マイクロコントローラ328は、制御ユニットの“中枢部”であり、(以下に更に説明する)一以上のユーザーのためのユーザーの好ましい環境を記憶し且つ呼び出すための記憶貯蔵ユニットを含んでいても良い。マイクロコントローラ328は、例えば、Holtek HT49R50のようなプログラムメモリ及びLCD駆動装置能力の組み込み備品を有する標準的な自蔵式の素子であっても良い。電力供給源340は、概して、家庭用120V電源ラインである。更に又は代替的に、電源340はバッテリを含んでいても良い。オーディオ及び/又はビジュアル警報装置336は、例えば、(発光ダイオードのような)光源及び/又はオーディオ調のものであっても良く且つ例えばマッサージ作用の終了時のような時をユーザーに警告するために採用されても良い。
【0038】
本発明の一つの実施形態においては、マッサージ装置100の作動中に、コンプレッサ320は、マニホルド324への膨張流体(例えば、フィルタ322によって濾過された空気)の流れを提供する。弁駆動装置332は、マイクロコントローラ328からの信号に基づいてソレノイド弁326を開いたり閉じたりして、マニホルド内の流体が適当な弁を通って装着衣料具200内の適当な空気袋250へと流れるようにする。弁駆動装置332は、例えば、マイクロコントローラ328によって駆動されるNPN/PNPトランジスタを利用した標準的な個別の設計であっても良い。好ましい実施形態においては、弁326はソレノイド弁であり、それによって、駆動装置332はソレノイドを作動させたり不作動とさせたりする。
【0039】
膨張アセンブリ300のコンプレッサ320は、空気袋の各々に対してほぼ一定の膨張容量を提供するものであっても良い。上に説明したように、膨張可能な装着衣料具200に沿ったほぼ一定の速度及び大きさの圧力波が、空気袋250の幾何学的構造及び/又はくびれによって達成されても良い。空気袋250の均一な膨張特性に実質的に一定の膨張容量を付与することによって、より均一で、再現可能で、予測可能で、満足すべきマッサージ作用を得ることができる。更に、少なくとも部分的にこのような動作の簡素さにより、より経済的で、よりコンパクトで及び/又はより信頼性の高い膨張部品を使用することができる。
【0040】
装着衣料具の空気袋250の膨張中に、膨張流体は、対応する膨張チューブ310a〜310lを介して適当な空気袋250a〜250lに向かって膨張チューブ310内を通過する。装着衣料具の空気袋250の収縮中には、膨張流体は、膨張チューブ310内を逆方向に流れ且つ排出ライン350a〜350l内へと流れる。一つの実施形態においては、排出ライン350a〜350lは、(図示されたオリフィス状の制限部材のような)絞り装置を含んでいても良く、流体は、空気袋の収縮中に、この絞り装置内を通って、空気袋の再現可能で且つ漸次的な収縮速度を提供する。所望により及び/又は均一性を増すために、絞り速度(又は、図示された実施形態においてはオリフィスの大きさ)は、各々の空気袋に対して等しくても良いし、又は各々の空気袋間で異なっていても良い。
【0041】
好ましい実施形態においては、ソレノイド駆動装置332は、例えば、ユーザー入力インターフェース330を介してユーザーによって付与されるデータばかりでなく所望のデータに基づいて、マイクロコントローラ328によって制御されても良い。マイクロコントローラ328は、マッサージ過程中に、一つの空気袋から次の空気袋への滑らかな移行が行われるように装着衣料具の空気袋250を膨張させるようにプログラムすることができる。例えば、図4.Aに示されているように、第一の空気袋250aの収縮は、次の空気袋250bの膨張が第一の空気袋250aの収縮が完了する前に進行中であるように絞られても良い。例えば、次の空気袋の膨張が図4.Bに示されているようにタイムシーケンスよりもより早く始まる場合には、絞られた収縮無しに同様のウェーブ作用が達成される。代替的に、次の空気袋250bの膨張は、図4.Cに示されているように、第一の空気袋250aが完全に収縮するまで、次の空気袋250bの膨張が遅らされる。一般的に、膨張の順序は、静脈流の方向であろう。代替的に、空気袋の膨張/収縮の順序は両方向であっても又はランダムであっても良い。
【0042】
図3.B〜3.Eに示されているように、ユーザー入力インターフェース330及びユーザーディスプレイ338をディスプレイパネル360に組み入れても良い。ディスプレイパネル360は、ユーザーが膨張可能な装着衣料具200によるマッサージの領域を選択できるようにするゾーンセレクタ362を含んでいても良い。このマッサージ領域の選択によって、例えば、足(“マッサージ領域1”)、下方ふくらはぎ(“マッサージ領域2”)、上方ふくらはぎ(“マッサージ領域3”)又はこれらの領域のあらゆる組み合わせのようなユーザーの体の特定の領域へのマッサージの集中をもたらすことができる。図示された実施形態においては、例えば、装着衣料具の空気袋250a〜250dは第一の“足”マッサージ領域にグループ化されており、装着衣料具の空気袋250e〜250hは第二の“下方ふくらはぎ”マッサージ領域にグループ化されており、装着衣料具の空気袋250i〜250lは第三の“上方ふくらはぎ”マッサージ領域にグループ化されている。このようにして、図示されたディスプレイパネル360は、ユーザーが所定のマッサージ領域を選択するのを可能にしている。しかしながら、ユーザーが規定できる領域を入力することができる膨張アセンブリ300が本発明によって可能であり且つ意図される。
【0043】
ディスプレイパネル360は、付加的に、マッサージプログラムセレクタ364、時間セレクタ366、電源スイッチ368、強度セレクタ(図示せず)及び/又は速度セレクタ(図示せず)を含んでいても良い。電源スイッチ368は、電源340を作動させるか又は不作動とさせるためにユーザーによって選択することができる。マッサージプログラムセレクタ364によって、ユーザーは、速度と圧力との間の相関関係の範囲内での強度の設定を入力することができる。更に又は代替的に、ユーザーが速度レベルを選択することとは独立して強度レベルを選択すること及びその逆を可能にする別個の強度及び/又は速度セレクタが設けられても良い。強度、速度及び/又はマッサージプログラム設定装置を、ソレノイド駆動装置332を制御するマイクロコントローラ328に設けても良い。例えば、(図3.Eにおいて364で示されているように)マッサージプログラムセレクタ364の選択された値によって、マッサージ圧力波内の圧力と速度との正反対の関係を備えたマッサージがもたらされるかもしれない。このようにして、このような例においては、マッサージ圧力の波が速く移動すればするほど、マッサージ圧力波内に適用される圧力は益々低くなり、逆の場合も同じである。
【0044】
ユーザーは、時間セレクタ366を介してマッサージ作用の時間の長さを選択しても良く、この選択は次いでマイクロコントローラ328へ付与される。時間セレクタ366は、最も高い設定、最も低い設定及び例えば(図3.Eに示されているように)5分の倍数の多数の設定を含んでいても良い。別の方法として、マッサージ時間セレクタ366は、ユーザーが特定の所望の分の数値を入力することができるためのキーボードを提供しても良い。時間が決められたマッサージ作用が終了すると、オーディオ及び/又はビジュアル警報装置336は、マッサージ作用の終了をユーザーに警告することができる。更に又は別の方法として、時間が決まったマッサージ作用の終了時に、膨張アセンブリ300は自動的に停止しても良い。
【0045】
本発明の一つの実施形態においては、速度、強度及び領域の設定は、例えば、マッサージ速度が高速から低速へと徐々に変化し、次いで、高速へと戻るような段階的な又はプログラムされたマッサージを提供しても良い。もう一つ別の例として、付与される圧力が低い強度から高い強度へと次第に変化し、次いで低い強度へと戻るように変化しても良い。第三の例として、代替的なマッサージモードは、マッサージ見本中に種々のマッサージ領域内を進行しても良い。このようなプログラムにおいては、マッサージは、所定の時間に亘って足のマッサージを開始し、次いで、マッサージ作用の残りをふくらはぎへと切り換えても良い。第四の例として、オーディオインプットのような外部の制御源が、例えば、音楽又はその他のリズム若しくはランダムなパターンに応答して、圧力の調節を付加しても良い。既に説明したように、これらの段階的なモードは、将来の呼び出し及び使用のために、メモリーユニット内に記憶しても良い。
【0046】
本発明の一つの実施形態においては、ディスプレイパネル360又はマッサージ装置100のその他の適当な構成要素は、保持入力380を含んでいても良い。保持入力380は、ユーザーによって作動されると(例えば、“保持”キーを一度押すと)、選択された空気袋に連続的な圧力(又は連続的な脈動圧力)を付与し、それによって、体の特定の部分に集中した作用を付与するために使用しても良い。ユーザーが以前の又は“通常の”作動に戻ることを望む場合には、“保持”キーを再度押し込む。更に又は代替的に、シーケンスは、保持入力380の作動後、所定時間の後に、以前の又は“通常の”動作に戻っても良い。
【0047】
図3.Fを参照すると、ハウジング302の雌型接続部分303及び対応する雄型コネクタ311が示されている。ハウジング302の雌型接続部分303は、コネクタ311からのチューブ310を収容するために、多数のチューブ収容穴305を含んでいても良い。更に、雌型コネクタ部分303は、コネクタ311をハウジング302内へ挿入したときに、使用されている特定の膨張可能な装着衣料具を識別する機能を果たすことができる識別柱307を収容するために使用することができる多数の装着衣料具識別器穴306(同じく、“識別器穴”と称される)を含んでいても良い。
【0048】
装着衣料具識別器穴306は、コネクタ311上のある数の識別柱307を収容することができ、受け入れた柱の配置に応じて、膨張アセンブリ300は、挿入されたコネクタ311に関連する特定の装着衣料具(例えば、手、腕、首/肩、足/ふくらはぎ、大腿部等)を自動的に識別することができる。図3.G〜3.Mには、異なる膨張可能な装着衣料具200に対応する種々の識別パターンが示されている。例えば、図3.Gに示されたパターンは、図2.Dに示された首/肩用の装着衣料具1200に対応していても良く、図3.Hに示されたパターンは、図2.Eに示された背中用の装着衣料具2200に対応していても良く、図3.Iに示されたパターンは、図2.Fに示された手用の装着衣料具3200に対応していても良く、図3.Jに示されているパターンは、図2.Gに示されている足用の装着衣料具4200に対応していても良く、図3.Kに示されているパターンは図2.Hに示されている腕用の装着衣料具5200に対応していても良く、図3.Lに示されているパターンは図2.Iに示されている大腿部用の装着衣料具6200に対応していても良く、図3.Mに示されているパターンは図2.Aに示されている足/ふくらはぎ用の装着衣料具200に対応していても良い。
【0049】
図3.F〜3.Mに示されている実施形態は3個までの装着衣料具識別柱307及び3つの対応する識別器穴306を含んでいるけれども、それより多くの又はそれより少ない柱307及び穴306が使用されても良い。例えば、より多くの柱/穴は、上記したものよりもより多くの識別パターンを提供するであろう。更に、柱及び/又は穴以外の取り囲み機構が、本発明によって確かに可能であり且つ意図される。
【0050】
本明細書に記載されているように、同じ膨張アセンブリ300が更に別のどのような修正をも加えることなく種々の装着衣料具を収容することができる。この互換性により、複数の異なる装着衣料具に対してただ一つの膨張アセンブリ300を設定する必要があるだけである点で製造の安易性が提供される。更に、購入者は、膨張アセンブリ300と、おそらくは一つの装着衣料具とを買い、次いで、その後に、膨張アセンブリ300と共に使用するための他の装着衣料具を購入することができる。
【0051】
膨張アセンブリの変形形態300’が図3.Nに示されている。この膨張アセンブリ300’は、図3.Bの膨張アセンブリ300と同様に、コンプレッサ320、エアーフィルタ322(加圧媒体として空気が使用されている場合)、マニホルド324、弁326a〜326l、マイクロコントローラ328、ユーザー入力インターフェース330、弁駆動装置332、圧力解放弁334、オーディオ及び/又はビジュアル警報装置336、ディスプレイパネル338及びアセンブリ300の構成要素と同じか又は類似のものとすることができる関連する構成要素に電力を提供するための電力源340を含むことができる。
【0052】
更に、膨張アセンブリ300’は、開放位置と閉塞位置との間で(マイクロコントローラ328によって)切り換えられる空気袋弁326a〜326lの上流に配置されたマニホルド弁333を含んでいても良い。開放位置においては、コンプレッサ320からマニホルド324への膨張流体の流れは、(マニホルド弁333を備えていない膨張アセンブリ300内のように)許容され、閉塞位置においては、コンプレッサ320からマニホルド324への流れは停止される。どちらの場合にも、圧力解放弁334は、マニホルド内で生じ、従って、装着衣料具200へ給送され得る最大圧力を制限する。
【0053】
マニホルド弁333は、マッサージ過程中に空気袋250内に到達する最大マッサージ圧力レベルを制御するために使用される。この弁333無しでは、空気袋内に到達する最大マッサージ圧力レベルは、一般的には、ほぼ同じ(例えば、図4.A〜4.C参照)か又は一般的には各々のソレノイド弁326を閉じることによって空気袋が膨張せしめられつつある時間の値(“膨張間隔”と称される)を短くすることによって単に改造しても良い(図4.D参照)。異なる間隔(例えば、1,2又は3秒)で閉じることによって、空気袋の膨張間隔を減らすことなく最大圧力レベルを制御しても良い(例えば、図4.E、4.F及び4.G参照)。このようにして、空気袋内の最大圧力レベルをマニホルド弁333によって制御しても良く、一方、膨張間隔は、各々のソレノイド弁326によって制御される。
【0054】
コンプレッサ320の最大容量は、所望のマッサージ過程中に膨張せしめられる必要がある最も大きい個々の空気袋の大きさによって一般的に規定される。従って、装着衣料具が現存の膨張アセンブリ300/300’と共に使用するように設計されている場合には、装着衣料具の設計は、コンプレッサの容量を超えない個々の空気袋(又は、同時に膨張せしめられる副−空気袋の組み合わせ)を使用することに限定されても良い。
【0055】
例えば、同時に膨張せしめることができる最大空気袋の体積が180cm(例えば、1つの180cmの空気袋、2つの90cmの副−空気袋、3つの60cmの副−空気袋、4つの45cmの副−空気袋等)であると仮定し且つ空気袋の最大の数が12であると仮定する。これらの仕様においては、標準的な空気袋の列は、種々の膨張可能な装着衣料具の設計において実行しても良い例えば図5.A〜5.Gに示されたサンプルの列に対して規定されても良い。サンプルの列は、例えば、次の特性を有していても良い。
【0056】
【表1】
Figure 2004535844
上記したように、膨張アセンブリ300/300’は、装着衣料具を通る圧力波の動きの速度を制御する“マッサージ速度の制御”を組み入れても良い。一定の流速容量の装置においては、これは、一般的には、速度と圧力が関係付けられる速度/圧力制御装置として機能する。殆どの人間に提供されるマッサージにおいて一般的に正しいように、マッサージ作用が速くなればなる程、圧力はより高くなる。例示的な設定及びこのような制御に対する仕様を以下に記載する。
【0057】
【表2】
Figure 2004535844
時間弁は、マッサージシーケンス中の空気袋の膨張間隔を示している。装着衣料具又はコントローラと共に使用されるアタッチメント(使用される空気袋のサイズ及び列)に依存して、これらの設定のうちのいくつかは満足すべきマッサージ作用を提供し、一方、その他は遅すぎるか又は速すぎるかも知れない。例えば、可能にされた全ての領域を備えた足/ふくらはぎ用の膨張可能な装着衣料具は4〜10の設定において最も良好に作動するかも知れず、一方、1〜3の設定は、空気袋内に不快な迅速な圧力を発生させるかも知れない。同じ装着衣料具のほんの1又は2の領域が選択されると、次いで、より速い設定が好ましいかも知れず、一方、より強い(より遅い)設定は、遅すぎるか又は強すぎるかも知れない。
【0058】
異なるタイプの装着衣料具を収容するためにより多くの又はより少ない設定を使用することができる。更に、例示的な表は設定と時間との間の直線関係を示しているけれども、本発明によって、その他の関係も可能であり且つ意図される。
【0059】
以上、ある種の好ましい実施形態に関して本発明を示し且つ説明したけれども、本明細書を読み且つ理解することにより、明らかな及び/又は等価な改造及び変形が当業者には明らかであろう。本発明は、全ての等価な改造及び変形を含み且つ特許請求の範囲によってのみ限定される。
【図面の簡単な説明】
【0060】
【図1】図1は、本発明による管理されず且つ看護されない環境で使用されるマッサージ装置の斜視図である。
【図2.A】図2.Aは、本発明と共に使用することができる、巻き付けられた状態の足/ふくらはぎ用の膨張可能な装着衣料具の斜視図である。
【図2.B】図2.Bは、外側シートが上を向いた、巻き付けられていない状態の図2.Aの足/ふくらはぎ用の膨張可能な装着衣料具の部分破断平面図である。
【図2.C】図2.Cは、内側シートが上方を向いている、巻き付けられていない状態の図2.Aの足/ふくらはぎ用の膨張可能な装着衣料具の平面図である。
【図2.D】図2.Dは、本発明によるマッサージ装置に含まれていても良いその他の膨張可能な装着衣料具を示している斜視図である。
【図2.E】図2.Eは、本発明によるマッサージ装置に含まれていても良いその他の膨張可能な装着衣料具を示している斜視図である。
【図2.F】図2.Fは、本発明によるマッサージ装置に含まれていても良いその他の膨張可能な装着衣料具を示している斜視図である。
【図2.G】図2.Gは、本発明によるマッサージ装置に含まれていても良いその他の膨張可能な装着衣料具を示している斜視図である。
【図2.H】図2.Hは、本発明によるマッサージ装置に含まれていても良いその他の膨張可能な装着衣料具を示している斜視図である。
【図2.I】図2.Iは、本発明によるマッサージ装置に含まれていても良いその他の膨張可能な装着衣料具を示している斜視図である。
【図2.J】図2.Jは、本発明に従って使用されても良い代替的な形状の足/ふくらはぎ用の膨張可能な装着衣料具の内側シートが上方を向いた、巻き付けられていない状態の平面図である。
【図2.K】図2.Kは、装着衣料具が巻き付けられていない状態の図2.Dに示された背中/肩用の膨張可能な装着衣料具の平面図である。
【図3.A】図3.Aは、本発明と結合して使用することができる膨張可能な装着衣料具及び膨張アセンブリの図である。
【図3.B】図3.Bは、本発明と結合して使用するための膨張アセンブリのブロック図である。
【図3.C】図3.Cは、内部構成部品を示すために、ディスプレイパネルを取り外した状態の図3.Bの膨張アセンブリの前面図である。
【図3.D】図3.Dは、内部構成部品を示すために、ハウジングの頂部壁を取り外した状態の図3.Bの膨張アセンブリの頂面図である。
【図3.E】図3.Eは、図3.Bの膨張アセンブリのディスプレイパネルの前面図である。
【図3.F】図3.Fは、膨張アセンブリのコネクタ及び対応するかみ合い部分の図である。
【図3.G】図3.Gは、装着衣料具の識別用柱の種々の識別パターン及び膨張アセンブリの対応する穴の図である。
【図3.H】図3.Hは、装着衣料具の識別用柱の種々の識別パターン及び膨張アセンブリの対応する穴の図である。
【図3.I】図3.Iは、装着衣料具の識別用柱の種々の識別パターン及び膨張アセンブリの対応する穴の図である。
【図3.J】図3.Jは、装着衣料具の識別用柱の種々の識別パターン及び膨張アセンブリの対応する穴の図である。
【図3.K】図3.Kは、装着衣料具の識別用柱の種々の識別パターン及び膨張アセンブリの対応する穴の図である。
【図3.L】図3.Lは、装着衣料具の識別用柱の種々の識別パターン及び膨張アセンブリの対応する穴の図である。
【図3.M】図3.Mは、装着衣料具の識別用柱の種々の識別パターン及び膨張アセンブリの対応する穴の図である。
【図3.N】図3.Nは、図3.Bの膨張アセンブリの変形形態の図である。
【図4.A】図4.Aは、本発明による装着衣料具の空気袋の連続的な膨張の種々の方法を示しているグラフである。
【図4.B】図4.Bは、本発明による装着衣料具の空気袋の連続的な膨張の種々の方法を示しているグラフである。
【図4.C】図4.Cは、本発明による装着衣料具の空気袋の連続的な膨張の種々の方法を示しているグラフである。
【図4.D】図4.Dは、本発明による装着衣料具の空気袋の連続的な膨張の種々の方法を示しているグラフである。
【図4.E】図4.Eは、本発明による装着衣料具の空気袋の連続的な膨張の種々の方法を示しているグラフである。
【図4.F】図4.Fは、本発明による装着衣料具の空気袋の連続的な膨張の種々の方法を示しているグラフである。
【図4.G】図4.Gは、本発明による装着衣料具の空気袋の連続的な膨張の種々の方法を示しているグラフである。
【図5.A】図5.Aは、本発明による装着衣料具の設計のための可能な空気袋の列の図である。
【図5.B】図5.Bは、本発明による装着衣料具の設計のための可能な空気袋の列の図である。
【図5.C】図5.Cは、本発明による装着衣料具の設計のための可能な空気袋の列の図である。
【図5.D】図5.Dは、本発明による装着衣料具の設計のための可能な空気袋の列の図である。
【図5.E】図5.Eは、本発明による装着衣料具の設計のための可能な空気袋の列の図である。
【図5.F】図5.Fは、本発明による装着衣料具の設計のための可能な空気袋の列の図である。
【図5.G】図5.Gは、本発明による装着衣料具の設計のための可能な空気袋の列の図である。

Claims (25)

  1. 管理されず且つ看護されない環境で使用するためのマッサージ装置であって、
    体の一部分に圧力を付与するための複数の膨張空気袋を有する膨張可能な装着衣料具と、
    前記空気袋に加圧流体を提供するための膨張アセンブリであって、加圧流体が流れるマニホルドと空気袋内の最大圧力レベルを制御するためのマニホルド弁とを含んでいる膨張アセンブリと、
    を含むマッサージ装置。
  2. 管理されず且つ看護されない環境内で使用するためのマッサージ装置であって、
    体の一部分に圧力を付与するための複数の膨張可能な空気袋を有する膨張可能な装着衣料具と、
    前記空気袋に加圧流体を提供するための膨張アセンブリと、
    前記空気袋から前記膨張アセンブリへチューブを接続するためのコネクタであって、前記膨張アセンブリに接続される装着衣料具のタイプを識別するための装着衣料具識別構成要素を含んでいるコネクタと、
    を含むマッサージ装置。
  3. 請求項2に記載のマッサージ装置であって、
    前記膨張アセンブリが、コネクタとかみ合うかみ合い部分を含んでいるハウジングを含んでいる、マッサージ装置。
  4. 請求項3に記載のマッサージ装置であって、
    前記装着衣料具識別構成要素が少なくとも一つの識別柱を含み、前記コネクタが前記かみ合い部分とかみ合うときに前記識別柱が受け入れられるように、前記かみ合い部分が前記識別柱に対応する少なくとも一つの識別器穴を含んでいる、マッサージ装置。
  5. 請求項4に記載のマッサージ装置であって、
    前記識別柱の数が、膨張アセンブリに接続された装着衣料具のタイプを決定する、マッサージ装置。
  6. 請求項4に記載のマッサージ装置であって、
    識別柱の配列が、膨張アセンブリに接続された装着衣料具のタイプを決定する、マッサージ装置。
  7. 請求項4のマッサージ装置であって、
    識別柱の数及び配列が、膨張アセンブリに接続された装着衣料具のタイプを決定する、マッサージ装置。
  8. 管理されず且つ看護されない環境で使用するためのマッサージ装置であって、
    体の一部分に圧力を付与するための複数の膨張可能な空気袋を有する膨張可能な装着衣料具であって、前記膨張可能な空気袋が複数の異なる列のうちの一つに配列されている、膨張可能な装着衣料具と、
    前記空気袋に加圧流体を提供するための膨張アセンブリであって、最大空気袋の大きさを規定する所定の膨張容量を有している、膨張アセンブリと、
    を含むマッサージ装置。
  9. 請求項8に記載のマッサージ装置であって、
    複数の異なる列のうちの一つが所定の膨張容量に基づいて選択される、マッサージ装置。
  10. 管理されず且つ看護されない環境で使用するためのマッサージ装置であって、
    複数の膨張可能な空気袋を有し、ユーザーの背中及び肩を収容するような形状とされ且つユーザーの首を収容するための中央開口部を含んでいる、膨張可能な装着衣料具と、
    前記膨張可能な空気袋の各々に加圧流体を供給するための膨張アセンブリと、
    を含むマッサージ装置。
  11. 請求項10に記載のマッサージ装置であって、
    前記膨張可能な装着衣料具が、ユーザーの首に隣接した複数の挿入部材と、同装着衣料具の長手方向端縁に沿った弾性部材と、を更に含んでいる、マッサージ装置。
  12. 請求項10に記載のマッサージ装置であって、
    前記膨張可能な装着衣料具が、背中及び首の輪郭に合う形状とされた圧力プレートと、同圧力プレートを定位置に保持する助けとなるストラップと、を更に含むマッサージ装置。
  13. 膨張アセンブリと組み合わせて使用するための膨張可能な装着衣料具であって、
    体の一部分に圧力を付与するための複数の膨張可能な空気袋と、
    空気袋から前記膨張アセンブリへチューブを接続するためのコネクタであって、同膨張アセンブリに接続された装着衣料具のタイプを識別するための装着衣料具識別要素を含んでいるコネクタと、を含む装着衣料具。
  14. 請求項13に記載の膨張可能な装着衣料具であって、
    前記装着衣料具識別要素が少なくとも一つの識別柱を含んでおり、同識別柱が前記膨張アセンブリの穴内に受け入れられるようになされている、装着衣料具。
  15. 請求項14に記載の膨張可能な装着衣料具であって、
    前記識別柱の数が、前記膨張アセンブリに接続されるべき装着衣料具のタイプを決定するようになされた、装着衣料具。
  16. 請求項14に記載の膨張可能な装着衣料具であって、
    前記識別柱の配置が、前記膨張アセンブリに接続されるべき装着衣料具のタイプを決定するようになされた、装着衣料具。
  17. 請求項14に記載の膨張可能な装着衣料具であって、
    前記識別柱の数及び配列が、膨張アセンブリに接続されるべき装着衣料具のタイプを決定するようになされた、装着衣料具。
  18. ユーザーの背中及び肩を収容する形状とされ、膨張アセンブリと組み合わせて使用するための膨張可能な装着衣料具であって、
    複数の膨張可能な空気袋と、
    ユーザーの首を収容するための中央開口部と、
    を含む装着衣料具。
  19. 請求項18に記載の膨張可能な装着衣料具であって、
    ユーザーの首に隣接した複数の挿入部材と、当該装着衣料具の長手方向端縁に沿った弾性部材と、を更に含む装着衣料具。
  20. 請求項18に記載の膨張可能な装着衣料具であって、
    背中及び肩の輪郭に合う形状とされた圧力プレートと、同圧力プレートを保持する助けとなるストラップと、を更に含んでいる膨張可能な装着衣料具。
  21. マッサージ装置と組み合わせて使用するためのコネクタであって、
    使用される膨張可能な装着衣料具のタイプを識別するための装着衣料具識別要素を含んでいる、コネクタ。
  22. 請求項21に記載のコネクタであって、
    前記装着衣料具識別要素が少なくとも一つの識別柱を含み、同識別柱が膨張アセンブリの穴内に収容されるようになされた、コネクタ。
  23. 請求項22に記載のコネクタであって、
    前記識別柱の数が、利用される装着衣料具のタイプを決定するようになされた、コネクタ。
  24. 請求項22に記載のコネクタであって、
    前記識別柱の配列が、使用されるべき装着衣料具のタイプを決定するようになされた、コネクタ。
  25. 請求項22に記載のコネクタであって、
    前記識別柱の数及び配列が、使用されるべき装着衣料具のタイプを決定するようになされ、コネクタ。
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