JP4647275B2 - ボタン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ボタン装置、より詳細には、押圧スイッチの押圧方向に対して斜めに押圧操作されるボタンを有するボタン装置に関するものである。
デジタルカメラ等の機器において、筐体のデザインや装置の小型化等の理由から、押圧スイッチを押圧するためのボタンが、押圧スイッチの押圧方向に対して斜めに押圧操作されるように配置されることがある。このようなボタン装置として、キャビネットの基板に対して傾斜する部分に、押圧方向に揺動可能なボタンを設けるものが提案されている(特許文献4)。なお、押圧スイッチの押圧方向に対して斜めにボタンが押圧されるものではないが、ボタンと押圧スイッチとの間に、押圧方向へ揺動可能なアームを設け、当該アームに設けられた傾斜面により押圧スイッチを押圧するもの(特許文献3)、位置決め用の突部に取り付けられたアームによりボタンを揺動可能に支持するもの(特許文献1)、傾斜したケースに対応して、押圧スイッチが設けられる基板を傾斜させたもの(特許文献2)が提案されている。
実開平5−23370号公報 特開平11−339579号公報 実開平5−6600号公報 特開平5−89746号公報
図11(a)〜図11(c)は、従来のボタン装置500を示している。ボタン装置500は、回路基板501と、回路基板501上に設けられた押圧スイッチ502と、外装カバー503の一部であって、回路基板501に対して斜めに設けられた傾斜部503aと、傾斜部503aに設けられた孔部503bに配置されたボタン504とを備えている。
図11(a)に示すように、傾斜部503aに垂直な方向へボタン504が押圧操作されると、ボタン504により押圧スイッチ502の押圧面502aが押圧される。ボタン504に作用する力Fは、押圧面502aに垂直な分力Fxと、押圧面502aに沿う方向の分力Fyとを含んでいる。このため、図11(b)に示すように、分力Fyによりボタン504は押圧面502aに沿って平行移動又は回転移動する。この結果、ボタン504が孔部503bに対して斜めに嵌り込み、ボタン504の押圧操作前の位置への復帰が円滑にできなくなる。さらには、図11(c)に示すように、ボタン504が傾斜部503aと押圧面502aとの間に嵌り込み、押圧操作前の位置へ復帰できなくなる。
なお、図11(a)〜(c)では、比較的広い押圧面502a上でボタン504が摺動する場合を例示したが、押圧スイッチ502の押圧方向とボタン504の操作方向とが互いに傾斜していれば、押圧面502aが比較的狭くても上記問題は生じ得る。
本発明の目的は、押圧スイッチの押圧方向に対して斜めに押圧操作されるボタンの嵌り込みを防止可能なボタン装置を提供することにある。
本発明の第1の観点のボタン装置は、基板と、前記基板の面に垂直な方向を押圧方向として前記基板に設けられる押圧スイッチと、前記押圧スイッチに対向する位置において前記基板に対して傾斜し、孔部が設けられる傾斜部を有し、前記基板に対して固定されるカバーと、前記孔部に配置され、押圧操作により前記押圧スイッチを押圧するボタンと、前記ボタンに対して固定され、前記傾斜部側から前記基板側へ突出し、前記基板と前記傾斜部とが離間する側の縁部が、前記基板に対して固定された被係合部に係合する係合突出部と、を備える。
好適には、前記被係合部は、前記基板の前記傾斜部と近接する側の縁部である。
好適には、前記被係合部は、前記基板の前記傾斜部に対向する面から突出する被係合突出部である。
好適には、前記被係合突出部は、前記押圧スイッチである。
好適には、前記基板と前記傾斜部とが近接する側から離間する側へ、前記傾斜部の前記基板に対向する面に沿って延び、前記近接する側の端部が前記カバーに固定され、前記離間する側の端部が前記ボタンに固定され、前記近接する側の端部を支点として前記ボタンを前記押圧方向に揺動可能に支持する支持部を備え、前記カバーは、前記基板の前記傾斜部と近接する側の縁部を前記傾斜部とで囲むように、前記傾斜部の前記基板と近接する側の縁部から前記基板の前記傾斜部に対向する面の背面側へ延びる延長部を有し、前記支持部は前記近接する側の端部が前記延長部に固定されている。
好適には、前記基板と前記傾斜部とが近接する側から離間する側へ、前記傾斜部の前記基板に対向する面に沿って延び、前記近接する側の端部が前記カバーに固定され、前記離間する側の端部が前記ボタンに固定され、前記近接する側の端部を支点として前記ボタンを前記押圧方向に揺動可能に支持する支持部を備え、前記係合突出部は、前記支持部から前記基板側へ突出している。
好適には、前記ボタンは、前記傾斜部の前記基板と対向する面の背面側へ前記孔部を介して露出する操作部と、前記操作部から前記基板側へ突出し、前記操作部への押圧操作により前記押圧スイッチを押圧する押圧子とを備え、前記係合突出部は、前記押圧子に連続して設けられている。
好適には、前記ボタンは、前記傾斜部の前記基板と対向する面の背面側へ前記孔部を介して露出する操作部と、前記操作部から前記基板側へ突出し、前記操作部への押圧操作により前記押圧スイッチを押圧する押圧子と、前記操作部から前記基板側へ突出し、前記操作部への押圧操作により前記基板の前記傾斜部と対向する面に当接する当接部と、を備える。
本発明の第2の観点のボタン装置は、基板と、前記基板の面に垂直な方向を押圧方向として前記基板に設けられる押圧スイッチと、前記押圧スイッチに対向する位置において前記基板に対して傾斜し、孔部が設けられる傾斜部を有し、前記基板に対して固定されるカバーと、前記孔部に配置され、押圧操作により前記押圧スイッチを押圧するボタンと、前記カバーより前記基板側に設けられ、前記基板と前記傾斜部とが離間する側への前記基板の面に沿う前記ボタンの移動を規制する係止手段と、を備える。
本発明によれば、押圧スイッチの押圧方向に対して斜めに押圧操作されるボタンの嵌り込みを防止できる。
図1(a)及び図1(b)はそれぞれ、本発明のボタン装置が適用されたデジタルカメラ1を前面側から示す斜視図及び背面側から示す斜視図である。デジタルカメラ1は、筐体2、筐体2の前面側に露出する撮像ユニット3、筐体2の背面側に画像を表示する表示部4、筐体2の上面側に設けられ、シャッターの開閉操作のためのレリーズボタン5等のデジタルカメラを構成する各種の要素を備えている。
筐体2の背面側の上部には、ボタン装置21が設けられる。ボタン装置21は、筐体2の左右方向に配列された2個のボタン22を含み、2個のボタン22は、例えば、撮像した画像をデジタルカメラ1に接続されたプリンタから印刷するためのプリントボタン、撮像した画像に予め用意されたフレーム画像を重ねる操作を行うためのボタンとしてそれぞれ利用される。
なお、デジタルカメラ1は、基体13と、基体13に取り付けられ、筐体2の前面側及び背面側をそれぞれ構成する前面カバー11、背面カバー12とを備え、基体13と、前面カバー11及び背面カバー12との間には不図示の基板が内設される。
図2はボタン装置21の分解斜視図、図3は図1のIII−III線におけるボタン装置21の断面図である。ボタン装置21は、回路基板24に設けられる押圧スイッチ25と、押圧スイッチ25を押圧するためのボタン22を含むキートップ26とを備え、回路基板24の押圧スイッチ25側には背面カバー12が配置される。
回路基板24は、例えば多層式のプリント基板により構成される。回路基板24は、基体13(図2では不図示)の背面カバー12側に背面カバー12に対向するように配置され、ねじなどにより基体13に固定される。なお、回路基板24と背面カバー12とは、基体13を介して互いに固定されることになる。
押圧スイッチ25は、2個のボタン22に対応して2個設けられており、それぞれ回路基板24の上方(レリーズボタン側)の縁部24a近傍に縁部24aに沿って配列されている。押圧スイッチ25は、回路基板24側の固定接点(不図示)と、背面カバー12側の可動接点31とを備えている。可動接点31は、ドーム状の金属板であり、固定接点側を凹として固定接点に被せられる。可動接点31は、押圧スイッチ25の背面カバー12側の面に亘って広がっており、可動接点31上にフィルム状の保護膜(不図示)が被せられて押圧スイッチ25の押圧面25aが形成されている。可動接点31の中央が所定の変位まで回路基板24側に押圧されると、可動接点31は固定接点側が凸となるように凹凸を反転させ、固定接点に接触するとともに、クリック感を生じさせる。なお、押圧面25aをいずれの方向に押圧しても、可動接点31の凹凸を反転させてスイッチをオンとするのは、押圧面25aに対して垂直な方向の荷重によるものであることから、押圧スイッチ25の押圧方向は押圧面25a(回路基板24)に垂直な方向である。
背面カバー12は、例えば金属により形成される。背面カバー12は、表示部4の配置位置が背面側に突出するように形成されており、表示部4を露出するために設けられた開口窓12dのレリーズボタン側(上方側)の縁部から、回路基板24側へ傾斜しつつレリーズボタン5側へ延びる傾斜部12aと、傾斜部12aのレリーズボタン5側の縁部から前面側に延びて、筐体2の上面を構成する上面部(延長部)12bとを有している。傾斜部12a、上面部12b等、背面カバー12の各部は略一様な厚さに形成されている。なお、上述のように、回路基板24は背面に対向するように配置されていることから、傾斜部12aは、基板24の面又は押圧面25aに対して傾斜し、上面部12bは、基板24の面又は押圧面25aに対して垂直である。傾斜部12aは、回路基板24の押圧スイッチ25が設けられる位置に対して対向して設けられており、傾斜部12aには、2個のボタン22を露出させるための2個の孔部12cがそれぞれ設けられている。孔部12cは、互いの配列方向に長い長孔に形成され、また、筐体外部側から筐体内部側へ向かって細くなるテーパ状に形成されている。背面カバー12はねじなどにより基体13に固定される。
図4はキートップ26を背面カバー12側から見た斜視図、図5はキートップ26の一部を回路基板24側から見た斜視図である。
キートップ26は、例えば樹脂を一体成形して形成され、2個のボタン22と、2個のボタン22をそれぞれ支持する2個の支持部41と、係合突出部としての突出部42と、を備えている。ボタン22は、筐体2の表面に孔部12cを介して露出する操作部22aと、操作部22aの筐体外部側への移動を規制する抜け止め部22bと、操作部22aに対する押圧操作により押圧スイッチ25の押圧面25aを押圧する押圧子22cと、操作部22aに対する押圧操作により回路基板25に当接する当接部22eとを有している。
操作部22aは、ボタン22の配列方向に長い長円形に形成されており、所定の余裕(遊び)を有しつつ孔部12cに嵌合する。操作部22aの長手方向の長さは、押圧スイッチ25の幅よりも大きく設定され、筐体内部側から外部側への厚さは傾斜部12aの厚さよりも大きく設定されている(図3参照)。操作部22aの筐体内部側は凹状となっており、操作部22aの内部は中空となっている。なお、操作部22aは、孔部12cによって傾斜部12aに沿う方向の移動が規制されるから、傾斜部12aに対して垂直な方向に押圧操作されることになる。抜け止め部22bは、操作部22aの筐体内部側の外周から突出する鍔状に形成され、背面カバー12の孔部12cより幅広に設定されている。
押圧子22cは、操作部22aの長手方向の中央から筐体内部側に向かって突出し、操作部22aの長手方向に直交する板状に形成されている。操作部22aの長手方向における押圧子22cの厚さは、例えば操作部22aの長手方向の長さの10分の1程度である。押圧子22cは、操作部22aの長手方向と直交する方向において、操作部22aの幅と同程度の幅で操作部22aから突出し、当該幅を一定に保ちつつ筐体内部側へ延びた後、当該幅を徐々に狭くしつつ押圧スイッチ25へ向かって延びるように形成されており、比較的狭い面積で押圧面25aの中央部を押圧可能である(図3参照)。
当接部22eは、操作部22aの長手方向の両側からそれぞれ筐体内部側に突出し、押圧子22cに平行な板状に形成されている。当接部22eは、押圧子22cと比較して、やや支持部41側に配置されており、操作部22aから後述するアーム部41bに亘る範囲に裾野を有している。当接部22eは、筐体内部側に延びるに従い、操作部22aの長手方向と直交する方向における幅が徐々に狭くなるように形成され、また、操作部22aの長手方向における厚さが押圧子22cの厚さよりも若干薄く設定されている。当接部22eの操作部22aから筐体内部側への長さは、押圧子22cよりも押圧スイッチ25の厚さ分だけ、若しくは押圧スイッチ25の厚さより若干大きい分だけ、短く設定されており、図6に示すように、押圧子22aにより押圧スイッチ25が押圧され、可動接点31が反転すると、若しくは可動接点31の反転後さらに操作部22aが押圧されると、当接部22eは基板24の表面に当接する。
図4及び図5に示す支持部41は、背面カバー12に固定される固定部41aと、固定部41aから延びる3本のアーム部41bと、ボタン22に連続する接続部41cとを有している。固定部41aは、矩形の板状に形成されている。2個のボタン22にそれぞれ対応する2個の固定部41aは互いに連続するように形成され、一枚の板状に形成されている。2つの固定部41aは、操作部22aの長手方向中央に対応する位置に、背面カバー12の位置決め用突部12e(図3参照)へ嵌合する孔部41dがそれぞれ設けられている。また、2つの固定部41aの背面カバー12側の面には、2つの孔部41d間に、背面カバー12へ固定部41aを固定するための両面テープ43が配置される。固定部41aは、これら孔部41d、両面テープ43により、背面カバー12の上面部12bの筐体内部側へ固定される(図3参照)。
アーム部41bは、操作部22aの長手方向の中央、両端にそれぞれ対応して3本設けられている。図3に示すように、アーム部41bは、固定部41aから上面部12bに沿って筐体2の背面側へ延びた後、上面部12bと傾斜部12aとの接続部付近で折れ曲がり、傾斜部12aに沿って延びている。そして、図4に示すように、3本のアーム部41bは操作部22aの長手方向に延びる接続部41cにそれぞれ連続し、接続部41cは抜け止め部22bに連続している。つまり、ボタン22は、支持部41の傾斜部12aに沿う部分に支持されており、固定部41dを支点とて傾斜部12aに垂直な方向に揺動可能である。なお、アーム部41bの幅は、操作部22aの長手方向における押圧子22cの厚さよりもやや大きい幅に設定されている。
突出部42は、3本のアーム部41bのうち中央のアーム部41bから筐体内部側に向かって突出し、押圧子22cと同一平面に配置される板状に形成されている。また、突出部42の押圧子22c側の裾野は押圧子22cに連続する。ただし、突出部42の厚さ(操作部22aの長手方向)は、押圧子22cより若干薄く設定されている。突出部42は、図3にも示すように、押圧子22c側に、回路基板24に対して垂直に延びて回路基板24の縁部24aに当接する当接面42aを有している。当接面42aは、縁部24aに対して、回路基板24の厚さ方向全体に当接する長さに設定されている。当接面42aからは連続面42bが当接面42aに対して垂直な方向に延びて押圧子22cに連続する。連続面42bは、押圧スイッチ25に接触しないように、押圧子22cの先端よりやや筐体外部側において延びる。なお、突出部42及び回路基板24の縁部24aは、係止手段として機能する。
以上の実施形態において、操作部22aが筐体外部側から押圧されると、突出部42が回路基板24の縁部24aに係合して、下方(回路基板24と傾斜部12aとが離間する方向)への回路基板24に沿うボタン22の移動が規制される。従って、ボタン22の孔部12cへの嵌り込みが防止される。なお、図9及び図10は、突出部42を設けなかった場合のキートップ101を示す図であり、当該キートップ101においては、ボタン102が押圧操作されると、固定部103aや孔部12cには遊びがあり、また、アーム部103bはボタン22を下方へ移動させるように変形可能なため、図11にて説明したように、ボタン102は孔部12cへ嵌まり込む。
突出部42は、回路基板24の縁部24aに係合して、ボタン22の移動を規制するため、突出部42と係合する部材等を新たに回路基板24に設ける必要がない。
押圧子22cは、押圧スイッチ25の押圧面25aの中心を押圧するように細く形成されている。一方、押圧子22cは、図11(a)の分力Fx、Fyとは反対方向に押圧面25aから反力を受けるから、過荷重によりボタン22が損傷するおそれがある。しかし、突出部42がアーム部41bから突出し、突出部42の裾野が押圧子22cに連続するから、押圧面25aから反力を受ける方向において、キートップ26を肉盛りして押圧子22cの強度を補強したのと同様の作用効果が得られる。また、突出部42の裾野が連続することは、突出部42と押圧子22cとの間において、キートップ26の肉厚を厚くして剛性を高くしていることにもなるから、突出部42と押圧子22cとの間の弾性変形に起因する押圧子22cの係合位置に対する移動も少なく、押圧子22cの基板に沿う移動が確実に規制される。当接面42aを基板面に対して垂直に、連続面42bを当接面42aに対して直角にすることにより、当接面42aと縁部42aとが確実に係合される一方で、当接面42aと連続面42bとの接続部における応力集中の発生が抑えられる。
当接部22eがボタン22の押圧操作の際に回路基板25の表面に当接することにより、過荷重による押圧スイッチ25の損傷が防止される。なお、回路基板25に設けられ、比較的強度の高い電子部品等に当接部22eを当接させてもよい。また、当接部22eにより、ボタン22の強度が補強される。
本発明は以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施してよい。本発明はデジタルカメラのボタン装置に限定されず、あらゆる機器のボタン装置に適用可能であり、用途が限定されていないボタン装置にも適用可能である。
ボタンに固定された係合突出部と係合する被係合部は、ボタンの基板に沿う移動を規制するものであればよい。回路基板24の端部に限定されず、回路基板24の任意の位置を被係合部としてよい。例えば、図7(a)に示すように、回路基板24の任意の位置に孔部71を設けて被係合部とし、当該孔部71にボタン72に固定された突出部73を係合させてもよい。
回路基板24の面から突出する突出部を被係合部としてもよい。例えば、図7(b)に示すように、押圧スイッチ25を被係合部とし、ボタン75に固定された突出部76を押圧スイッチ25の側面に係合させてもよい。なお、回路基板24の面から突出する突出部は、他の電子部品でもよいし、電子部品でなくともよい。
被係合部は、回路基板24に設けられるものに限られず、押圧スイッチ25や回路基板24に対して固定されるものであればよい。例えば、図8(a)に示すように、回路基板24の位置決め用の突部81を基体13に設け、突部81と嵌合する回路基板24側の孔部82を介して背面カバー12a側に突出した突部81に、ボタン83に固定された突出部84を係合させてもよい。なお、係合位置も回路基板24上に限られない。
また、係止手段は、ボタンの基板に沿う移動が制限されるものであればよく、ボタンに係合突出部を設けるものに限られない。例えば、図8(b)に示すように、ボタン85には係合突出部を設けず、回路基板24にストッパ部材86を設けて、ボタン85の基板24に沿う移動を規制してもよい。
本発明が適用されるデジタルカメラの外観斜視図である。 図1のデジタルカメラのボタン装置の分解斜視図である。 図1のデジタルカメラのボタン装置の断面図である。 図2のボタン装置のキートップを示す斜視図である。 図2のボタン装置のキートップを一部拡大して示す斜視図である。 図2のボタン装置の押圧された状態を示す図である。 図2のボタン装置の変形例を示す図である。 図2のボタン装置の変形例を示す図である。 係合突出部を設けなかった場合のボタン装置の例を示す図である。 係合突出部を設けなかった場合のボタン装置の例を示す図である。 従来のボタン装置を示す概念図である。
符号の説明
24…基板、25…押圧スイッチ、12a…傾斜部、12c…孔部、12…カバー、26…キートップ、被係合部…24a、係合突出部…42。

Claims (1)

  1. 第1の面及びその背面の第2の面を有する基板と、
    前記第1の面の、前記第1の面に沿う所定方向の一方側の端部に設けられ、前記第1の面と平行な押圧面を有する、前記第1の面に直交する方向が押圧方向とされた押圧スイッチと、
    前記第1の面及び前記押圧面に対向し、前記第1の面の面する方向における前記第1の面との距離が前記所定方向の前記一方側ほど短くなるように前記第1の面に対して傾斜する傾斜部と、前記傾斜部の前記所定方向の前記一方側の端部から前記第2の面の面する方向に延び、前記所定方向の前記一方側から前記基板の前記所定方向の前記一方側の縁部に対向する延長部と、前記傾斜部に設けられた孔部とを有し、前記基板に対して固定されるカバーと、
    前記傾斜部の前記第1の面と対向する面の背面側へ前記孔部を介して露出する操作部と、前記操作部から前記第1の面側へ突出して前記操作部に対する前記押圧面に斜めの方向への押圧操作により前記押圧面を前記斜めの方向に押圧する押圧子とを有するボタンと、
    一端部が前記延長部に固定され、前記傾斜部の前記第1の面に対向する面に沿って延びて、他端部が前記ボタンに固定され、前記押圧面に対して前記所定方向の前記一方側に位置する前記一端部を支点として前記ボタンを前記斜めの方向に揺動可能に支持する支持部と、
    前記支持部から前記押圧子の突出方向と同一方向へ突出し、前記押圧子側に、前記第1の面に垂直な方向に延びて前記基板の前記所定方向の前記一方側の縁部に対して前記所定方向の前記一方側から他方側へ係合することにより、前記押圧子の前記所定方向の前記他方側への移動を規制する当接面が形成された第1部分と、前記第1部分と前記押圧子との間においてこれらと同一方向に前記支持部から突出し、その頂部に、前記当接面から前記当接面に対して垂直な方向に前記押圧面に接触しないように延び前記押圧子に連続する連続面が形成された第2部分とを有する係合突出部と、
    を備えるボタン装置。
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