JP4644607B2 - 貯蔵庫の排水口構造 - Google Patents

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Description

本発明は、冷蔵庫等の貯蔵庫の底壁に設けられた排水口構造に関する。
従来、断熱箱製の冷蔵庫本体の底壁に設けられる排水口構造の一例として、図13に示すものが知られている。これは、冷蔵庫本体の底壁の外殻を構成する内装底板1と外装底板2とに、それぞれ円形の開口1A,2Aが同一軸線上に形成され、内装底板1の開口1Aの裏側口縁にバーリング部3が形成されるとともに、上下両端部にフランジ4A,4Bが形成された略円筒状をなす排水口形成体5が備えられる。そして、上フランジ4Aを内装底板1の開口1Aの裏側の口縁部に当てつつ、排水口形成体5の上端部がバーリング部3に外嵌されて固定され、続いて発泡治具内において、内装箱が外装箱の内側に間隔を開けて嵌められることに伴って、下フランジ4Bが外装底板2の開口2Aにおける裏側の口縁部にリング形のシール部材6を挟んで密着され、この組付状態から内装底板1と外装底板2との間に、断熱材としての発泡ウレタン7が発泡充填されるようになっている。なお、このような排水口構造は、特許文献1に記載されている。
特開平11−183018号公報
上記において、内装底板1と外装底板2との間隔は、排水口形成体5の下フランジ4Bをシール部材6に当てることで定まるが、シール部材6はゴム等の弾性材であるため、品質や組付時の条件等によっては、シール部材6が大きく弾縮して、排水口形成体5さらには内装底板1が沈み込んだ状態で断熱箱が組み付けられることがあり得る。一方、冷蔵庫の出入口となる前面開口部8は、同図に示すように、内装箱と外装箱の開口縁同士の間をジョイナ9で連結して形成されるが、上記のように、内装底板1が沈んで形成されると、前面開口部8の下縁を構成するジョイナ9が傾いて配されるおそれがあった。
また排水口形成体5は、上端側がバーリング部3に外嵌されて固定されているだけであるため、下端側が振れて外装底板2の開口2Aに対して芯ずれし、樹脂洩れが生じるおそれもあった。さらには排水口形成体5の軸線回りの回動姿勢も定まらないため、例えば排水口形成体5にキャップが被せられて、そのキャップの上面にキャップの開閉操作の指標が表示されているような場合には、指標の配設位置が製品ごとにばらついて見栄えが良くない等の問題があり、その改良が切望されていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものである。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、内装箱と外装箱との間に発泡樹脂からなる断熱材が充填されて形成された貯蔵庫本体の底壁に、排水口が縦向きに設けられたものであって、内装底板と外装底板とにはそれぞれ開口が同一軸線上に形成され、略筒状をなす排水口形成体の上端部が前記内装底板の開口における裏側の口縁部に当てられて固定される一方、前記排水口形成体の下端部が前記外装底板の開口における裏側の口縁部に密着され、この組付状態から前記内装底板と前記外装底板との間の空間に前記断熱材が発泡充填されるようにした貯蔵庫の排水口構造において、前記排水口形成体の外周面からは、縦向きの位置決め用リブが径方向に突設されるとともに、前記外装底板の裏面側には受け部材が立てられて、この受け部材の上端に、前記位置決め用リブの下端部が上方から差し込み可能な所定深さの差込溝が形成されている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記差込溝は、上端が前記位置決め用リブの厚さより大きい幅を持つように次第に開いたV字形の切欠溝により形成されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記外装底板の裏面には補強板が重ねて設けられ、この補強板の端部を立ち上げて曲げ形成することにより、前記受け部材が設けられているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記排水口形成体の上端には、前記内装底板の開口における裏側の口縁部に当てられるフランジが設けられたものであって、前記内装底板の開口における裏側の口縁からは、下方に向けて次第に縮径されたテーパ状の環形部が形成される一方、前記排水口形成体のフランジの根元側の角部に面取り部が形成されて、この面取り部が前記内装底板の環形部の裏面に当接されているとともに、前記排水口形成体の上端部内にキャップが抜け止め状に嵌着可能とされ、このキャップの外周面が、前記内装底板の環形部の表面を係止可能に覆うようになっているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
排水口形成体は、その上端部が内装底板の開口の裏面口縁部に当てられて固定され、続いて排水口形成体の外周面に突設された位置決め用リブの下端が、外装底板の裏面側に立てられた受け部材の差込溝に上方から差し込まれつつ、下端部が外装底板の開口の裏面口縁部に密着され、係る組付状態から内外の底板の間の空間に断熱材が発泡充填される。
排水口形成体の下端部を外装底板の開口の裏面口縁部に密着させる場合、ゴム等の弾性材からなるシール部材を介在させるが、この発明では、内外の底板間に所定の間隔を得る手段として、排水口形成体に設けられた剛性の高いリブを、同じく剛性の高い受け部材の所定深さの差込溝に差し込むようにしており、言い換えると、シール部材のような弾縮量が変化するおそれがあるものは無関係としているから、内外の底板間の間隔を正確に取ることができる。
また、排水口形成体の下端側の振れ止めや、軸線回りの回り止めも図ることができる。
<請求項2の発明>
差込溝をV字形の切欠溝としたから、入口が開いていてリブの差し込みがしやすく、またリブは、切欠溝の両側面に当たったところで差し込みが停止されるために、差込深さの設定もしやすい。すなわち、簡単な構造で位置決めを正確に行うことができる。
<請求項3の発明>
冷蔵庫本体の外底面に脚が装着される場合に、補強用として外装底板の裏面に補強板が張られるが、その補強板の端部を立ち上がり状に曲げ形成することで受け部材が設けられる。既設の補強板を利用して受け部材を設けることができ、新たな受け部材を別途設ける場合と比べて、安価に対応できる。
<請求項4の発明>
排水口形成体の上端のフランジの面取り部を、内装底板におけるテーパ状の環形部の裏側に嵌めつつ、フランジを内装底板の開口の裏面口縁部に当てたのち、排水口形成体にキャップを嵌着すると、キャップの外周面が、内装底板の環形部の表面側を覆って係止し、これにより排水口形成体が内装底板に対して固定される。
キャップの嵌着に伴って排水口形成体を内装底板の開口に固定できるようにしたから、別途シールテープやコーキング材を用いて固定する場合と比べ、部品点数や作業工程が減少して安価に対応することができる。
<実施形態>
本発明の一実施形態を図1ないし図12によって説明する。この実施形態では、横型冷蔵庫に適用した場合を例示している。
横型冷蔵庫は、図1に示すように、前面に開口した横長の箱状をなす冷蔵庫本体10を備え、その内部が貯蔵室11とされているとともに、冷蔵庫本体10の正面から見た左側面の上部位置には、冷却器室12が貯蔵室11と連通して張り出し形成されている。この冷蔵庫本体10と冷却器室12とは断熱箱体13により一体的に形成されており、大まかには、ともにステンレス鋼板製の内装箱14が外装箱15の内側に所定間隔を開けて組み付けられ、内外の箱14,15間の空間に、断熱材である発泡ウレタン等の発泡樹脂16が発泡充填された構造である。
冷蔵庫本体10は、外底面の四隅に設けられた脚18によって支持されているとともに、図2に示すように、内装箱14と外装箱15との開口縁同士が合成樹脂製のジョイナ19で連結されることによって、方形の前面開口部21が形成されている。前面開口部21の幅方向の中央部には仕切壁22が配設されて、左右2つの出入口23が形成され、各出入口23に、断熱扉(図示せず)が装着されている。
冷蔵庫本体10の左側面には機械室25が設けられ、この機械室25内に、冷却ユニットが引き出し可能に収納されるようになっており、機械室25内の上部には、前面に出入口(図示せず)を有する上記の冷却器室12が配設され、下部側には収納スペースが確保されている。
冷却ユニットは、圧縮機、凝縮器等からなる冷凍装置26の上面に、冷却器27と庫内ファン28とが断熱性の冷却器室蓋を介して積み上げられてユニット化され、機械室25の前面から挿入されると、冷凍装置26が収納スペースに収納されるとともに、冷却器27と庫内ファン28とが冷却器室12内に収納され、併せて冷却器室蓋で出入口が閉鎖される。
そして冷却運転に伴い、冷凍装置26(圧縮機)並びに庫内ファン28が駆動されると、図1の矢線に示すように、貯蔵室11内の空気が冷却器27の下部側に設けられた吸込口29Aから吸い込まれ、冷却器27を流通して冷気に変換されたのち、吹出口29Bから貯蔵室11の天井面側に吹き出されるように循環供給されることにより、貯蔵室11内が冷却されるようになっている。
貯蔵室11の内底面は、手前側に緩やかに下った傾斜面となっており、この内底面の手前側の端部に寄った位置で、かつ正面から見た左側の出入口23の幅方向のほぼ中央に対応する位置に、外底面に達する縦向きの排水口30が形成されている。
続いて、この排水口30の構造について詳細に説明する。
貯蔵室11の底壁11Aは、一部上記に既述したように、内装箱14における底板32(以下、内装底板32という)と、外装箱15における底板36(以下、外装底板36という)とが所定間隔を開けて対向して配設されて外殻が形成され、その中に発泡樹脂16が充填された構造である(図10参照)。
図2に示すように、内装底板32における排水口30の形成位置には、円形孔33が形成されているとともに、外装底板36における形成位置にも、内装底板32側の円形孔33よりも若干大径の円形孔37が同一軸線上に形成されている。
内装底板32の円形孔33における裏側の口縁からは、下方に向けて次第に縮径されたテーパ状の環形部34が、バーリング加工等によって形成されている。環形部34の傾斜角αは、例えば60度となっている。
一方の外装底板36の裏面には、手前側(図2の右側)の端縁部に沿って、補強板40が張設されている。この補強板40は、上記した脚18を取り付けるべく外装底板36を補強するためのものであって、厚肉の鋼板を素材として形成されている。奥側についても、脚18の取付箇所を含む領域に補強板が張設されているが、詳細な説明については省略する。
手前側の補強板40は、貯蔵室11の間口に匹敵する長さと、外装底板36の手前側の端縁から上記した円形孔37を所定寸法越えた位置に達する幅とを有しており、手前側の端縁には前板41が直角に立ち上がり形成されている。この前板41の高さは、外装底板36の手前側の端縁から直角に立ち上がり形成された前面板38の高さの半分程度である。
この補強板40は、外装底板36の前面板38に前板41を当ててつつ、外装底板36の手前側の端縁部に沿って載せられ、手前側の端縁部における長さ方向に間隔を開けた複数箇所が、アングル状のブラット43を介して外装底板36に固定されている。補強板40の長さ方向の両端部における上面には、脚18を取り付けるための取付部材44が設けられている。
そして、この補強板40における上記した外装底板36の円形孔37と対応した位置には、同円形孔37よりも一回り大きい円形の逃がし孔46が同心に形成されている。この逃がし孔46は、詳しくは後記する排水口形成体50の下端部に装着されたシール部材70が嵌ることを許容する機能を果たす。
また、補強板40の奥側の端縁からは、受け板47が直角に立ち上がり形成されている。この受け板47の上縁における、上記した逃がし孔46の中心の真後ろに対応する位置には、排水口形成体50に設けられた位置決めリブ60Aが上方から差し込まれる差込溝48が形成されている。この差込溝48は、図7に示すように、上端が次第に開いたV字形の切欠溝として形成されており、例えば開度βが90度で、深さが受け板47の高さの1/3程度(10mm程度)に設定されている。
内装底板32と外装底板36の円形孔33,37の間には、排水口形成体50が装着されるようになっている。この排水口形成体50は合成樹脂製であって、図2ないし図4にも示すように、全体としては、内装底板32と外装底板36との間の正規の対応間隔よりも少し小さい高さ寸法を持った筒状に形成されている。
より詳細には、内装底板32の円形孔33よりも若干小さい外径寸法を持った円筒形の本体部51を有しており、この本体部51の上端にはフランジ52が全周にわたって形成されているとともに、このフランジ52の根元側の角部に、斜めの面取り部53が形成されている。面取り部53の下端は、本体部51の内周面よりも段差状に外側に退避している。そして、排水口形成体50の上端側では、フランジ52の根元の面取り部53が内装底板32の環形部34の裏側に嵌められて当てられ、それとともにフランジ52が、内装底板32における円形孔33の裏側の口縁部に当てられるようになっている。
一方、本体部51の下端側には、二重筒を構成するように外筒56が形成され、この外筒56の下端は、本体部51の下端よりも所定長垂下している。外筒56の内周面には、ドレンホースを接続するためのジョイント(図示せず)を螺着する雌ねじ57が切られているとともに、外周面の下端部には、シール部材70を取り付けるための取付鍔58が形成されている。
シール部材70は、ゴム等の弾性材から形成され、厚肉のリング部71の下面側に、裾広がりとなったスカート部73が形成された形状である。リング部71の内周面には、取付鍔58が嵌合される取付溝72が周設されており、図2に示すように、シール部材70は、取付溝72内に取付鍔58を嵌めることによって、スカート部73が外筒56の下端よりも下方に突出した状態で、排水口形成体50の下端部に装着されるようになっている。シール部材70が装着された場合、自然状態にあるシール部材70のスカート部73の下端からフランジ52の上面までの高さ寸法が、内装底板32と外装底板36との間の正規の対応間隔よりも少し大きくなるように設定されている。またスカート部73は、補強板40の逃がし孔46内に収まるように、その裾の径が定められている。
排水口形成体50の外周面には、補強等のための縦向きの板状をなす4枚のリブ60が、90度の角度間隔を開けて放射状に突設されている。より詳細には、各リブ60は、面取り部53から外筒56のほぼ中央高さ位置までの高さ領域にわたって形成されており、4枚のうちの3枚のリブ60では、外方への突出縁が、上端からほぼ2/3の高さ領域では、下方に向けて次第に突出長さが大きくなった傾斜縁61で、残りの下部領域では、傾斜縁61の下端と同じ突出量の縦縁62となっている。
一方、残りの一枚のリブ60Aは、外方への突出縁が、全高にわたり、下方に向けて次第に突出長さが大きくなった傾斜縁61Aとなっており、言い換えると、このリブ60Aでは、他のリブ60の比較して、下端部において外方への突出長さが延ばされており、この延長部分が位置決め部63とされている。すなわち、この位置決め部63が設けられたリブ60Aは、位置決め機能を兼ねており、以下同リブ60Aを位置決めリブ60Aと称する。
排水口形成体50は、詳しくは後記するように、位置決めリブ60Aが真後ろを向いた回動姿勢において、その上端部が内装底板32の円形孔33の裏面側に予め固定されるようになっており、この状態から、図2に参照して示すように、内装底板32と外装底板36とをそれぞれの円形孔33,37を芯合わせした状態で対向させると、位置決めリブ60Aの位置決め部63が、受け板47の上縁に形成された差込溝48の直上に突出した状態となる。また、内装底板32を外装底板36に向けて接近させると、位置決めリブ60Aの位置決め部63が差込溝48に上方から差し込まれ、位置決め部63の下縁が、差込溝48の最深部よりも少し上方位置で両側面に当たることで、それ以上の接近が規制されるが、このとき内装底板32と外装底板36とが正規の間隔を持って対向するようになっている。
排水口形成体50の上端部内には、キャップ75が嵌着されるようになっている。キャップ75は合成ゴム製であって、図2,3に示すように、本体部51の上端側の半分強の領域に嵌合可能な厚さを持ち、かつ上半分が大径で、下半分が小径の段付きの円形栓状に形成されている。上側の大径部76は、その外周面77が、下側に向けて次第に小径となったテーパ状となっていて、フランジ52の根元の面取り部53の表面からその下の部分にわたって、縦軸回りの回動可能に嵌合されるようになっている。
大径部76の上面には、図5にも示すように円形の凹部79が形成され、この凹部79を半分に仕切るように壁が形成されて、これがキャップ75を回動操作する場合の摘み部80となっている。この凹部79の仕切られた各底面には、回動方向を示す指標81がそれぞれ形成されている。
小径部83の下面側には、図6に示すように、肉抜き等のために円形の凹部84が形成され、同様に壁85で半分に仕切られているが、この壁85は、上記した摘み部80とは直交した向きに形成されている。小径部83の外周面における下端位置で、かつ上記した壁85の両端の外側に対応する位置には、外方に突出する一対の被係止板86が180度間隔を開けて形成されている。両被係止板86の突出端の間の寸法は、排水口形成体50の本体部51の内径よりも少し小さく設定されている。各被係止板86の上面における幅方向の中央部には、図3,5に示すように、台形断面をなす被係止突条87が、全長にわたって形成されている。
一方、排水口形成体50の本体部51の内周面には、ほぼ中央高さ位置で、かつ位置決めリブ60Aとは直交した位置にある2枚のリブ60の内側に対応した位置において、周方向に長い一対の係止部65が点対称姿勢で形成されている。各係止部65は、後記するように、その下面側にキャップ75の被係止板86を潜らせることができるようになっており、被係止板86の幅にほぼ匹敵する長さを有している。係止部65における一端側(上面から見た時計回り方向の後端)では、図2に示すように、その下面が端部側に向けて上り勾配とされてガイド面66が形成されているとともに、他端側には、被係止板86を突き当てて回り止めするストッパ67が下向きに形成されている。また、係止部65の下面の中央部には、上記のように被係止板86がストッパ67に当たって停止した場合に、被係止突条87が嵌る係止溝68が形成されている。なお、図12に示すように、係止部65の一端側における内面が、端部に向けて内方への突出量が次第に少なくなるようなテーパ状に形成されている。
キャップ75の被係止板86が係止部65の下面側に回り込んだ状態では、図7に示すように、キャップ75の大径部76のテーパ状の外周面77におけるほぼ中央高さ位置が、排水口形成体50の本体部51における段差部54の内周縁に押し付けられるとともに、同大径部76の上面が、排水口形成体50のフランジ52の上面とほぼ面一となる設定となっている。
続いて、製造の手順について説明する。
まず図2に示すように、排水口形成体50の下端側にシール部材70が取り付けられ、そののち、この排水口形成体50が、内装底板32の円形孔33の下面側に取り付けられる。それには、排水口形成体50が位置決めリブ60Aを真後ろ(同図の左側)に向けた回動姿勢とされ、フランジ52の根元の面取り部53が、内装底板32の環形部34の裏側(外側)に嵌められる。フランジ52が円形孔33の裏側の口縁部に当てられたところで押し込みが停止され、併せて面取り部53が環形部34の裏面に当てられた状態となる。
係る状態から排水口形成体50の上端部内にキャップ75が嵌着される。それには、摘み部80を摘んで、キャップ75を、図6に示すように、被係止板86が係止部65とは直交する位置に来るような回動姿勢とし、同図の矢線に示すように、本体部51の上端部内に嵌合する。大径部76の外周面77が段差部54の内周縁に当たって押し込みが規制されたところで、キャップ75を上面から見た時計回り方向に回動させる。
キャップ75が回動されると、被係止板86が対応する係止部65のガイド面66の下側に進入し、ガイド面66で案内されることによりキャップ75が沈み込みつつ、被係止板86が係止部65の下面側に回り込む。そして、図7,8に示すように、被係止板86の回動方向の前端が係止部65のストッパ67に突き当たったところで回動が停止され、併せて被係止突条87が係止溝68に嵌合する。
これによりキャップ75は、上方に向けて抜け止めされて嵌着される。それとともに、キャップ75の大径部76におけるテーパ状の外周面77が、同じくテーパ状の環形部34の表面と対向して係止した状態となるために、内装底板32の環形部34が上方に抜けることが規制され、もって排水口形成体50は、位置決めリブ60Aを真後ろに向けた回動姿勢において、内装底板32の円形孔33の裏面側に同心に固定された状態となる。
次に、発泡治具(図示せず)内において、外装箱15内に内装箱14が間隔を開けて組み付けられる。底壁11Aの部分では、上記のように排水口形成体50が固定された状態の内装底板32が、その円形孔33(排水口形成体50)の軸心を、外装底板36の円形孔37と一致させて、図7の矢線に示すように、外装底板36に対して接近させる。この内装底板32の接近に伴い、排水口形成体50に設けられた位置決めリブ60Aの位置決め部63が、補強板40から立ち上げられた受け板47の差込溝48に上方から差し込まれ、図8及び図9に示すように、位置決め部63の下縁が、差込溝48の底部側の両側面に当たったところでそれ以上の接近が規制され、ひいては内装底板32と外装底板36の対向間隔が所定の間隔に維持される。この間に、シール部材70のスカート部73の裾が、逃がし孔46を通して外装底板36の円形孔37の裏側(上面側)の口縁部に押し付けられ、弾性変形しつつ密着されて、排水口形成体50の下端と外装底板36の円形孔37との間がシールされる。
また、位置決めリブ60Aの位置決め部63が差込溝48内に差し込まれていることで、特に排水口形成体50の下端側が、図9の左右方向に振れることが防止され、併せて排水口形成体50が軸線回りに回動することが防止される。
最後に、図8及び図9に示すように、内装底板32(内装箱14)と外装底板36(外装箱15)の開口縁の間にジョイナ19が装着されて外殻が形成され、この外殻内に発泡樹脂16が充填されて固化されることによって、図10ないし図12に示すように、冷蔵庫本体10と冷却器室12とを構成する断熱箱体13が製造される。
冷蔵庫の使用時においては、排水口形成体50にはキャップ75が引き続いて被着されており、そのキャップ75は、図12に示すように、摘み部80が前後方向に延びた姿勢で取り付けられている。排水口30を開く場合は、図12に示す状態から、摘み部80を摘んでキャップ75を同図の反時計回り方向に約90度回動すると、被係止板86が係止部65の下面から抜け出て係止が解除されるから、そのまま引き上げることでキャップ75が外される。そうすると、冷蔵庫本体10の内底面に貯まった排水が排水口形成体50内に流入して外部に排出され、そのとき、内装底板32の円形孔33における裏面側の口縁に設けられた環形部34が、下方に向けて次第に縮径されたテーパ状に形成されているから、排水の流入がスムーズに行われる。
以上のように本実施形態によれば、発泡治具内で内装箱14と外装箱15とを組み付けるに際し、特に内装底板32と外装底板36との間隔を所定に取る手段として、内装底板32に固定された排水口形成体50の位置決めリブ60Aを、受け板47に設けられた差込溝48に差し込んで底部に当てるようにしている。すなわち、高剛性の位置決めリブ60Aを、同じく高剛性の受け板47の差込溝48に差し込んで当てるようにしており、言い換えると、弾性変形するシール部材70とは無関係としているから、組付時における排水口形成体50すなわち内装底板32の沈み込みが防がれる。その結果、前面開口部21の下縁を構成するジョイナ19が傾くことが防止される。
位置決めリブ60Aの位置決め部63が差込溝48内に差し込まれていることで、排水口形成体50の下端側が左右方向に振れることが防止される。そのため、シール部材70がずれて外装底板36の円形孔37等から発泡樹脂16の漏れが生じることが防止できる。また、排水口形成体50も回り止めされて内装底板32に固定される。そのため、排水口形成体50に被着されたキャップ75が、一定の回動姿勢、この実施形態では、摘み部80が前後方向を向いた一定の回動姿勢を取って被着されるから、見栄えが良い。
差込溝48は、V字形の切欠溝としたから、入口が開いていて位置決めリブ60Aの差し込みがしやすく、また位置決めリブ60Aは、切欠溝の両側面に当たったところで差し込みが停止されるために、差込深さの設定もしやすい。すなわち、簡単な構造で位置決めを正確に行うことができる。
また受け板47は、脚18を取り付けるに際して外装底板36を補強するために設けられる既存の補強板40の端部を立ち上がり状に曲げて形成したから、安価に対応できる。
位置決めリブ60Aは、他のリブ60ともども排水口形成体50単体での増強を図ることができるのに加え、発泡樹脂16の充填後は、同発泡樹脂16中に食い込むように埋設されるから、排水口形成体50の断熱箱体13への固定も強固にできる。位置決めリブ60Aは、他のリブ60と比べて長く形成されているから、排水口形成体50を内装底板32に取り付けるべく回動姿勢を定める場合に、目印としやすい。
排水口形成体50は内装底板32の円形孔33における裏側の口縁に予め固定されるようになっていて、この排水口形成体50の固定を、排水口形成体50に被着されるキャップ75を利用して行うようにしたから、別途シールテープやコーキング材を用いて固定する場合と比べ、部品点数や作業工程が減少して安価に対応することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、排水口形成体の補強用等のリブは4枚設けて、そのうちの1枚を位置決めリブとしたが、位置決めリブのみを設けてもよいし、また他のリブは3枚以外に別の枚数を設けてもよい。
(2)受け板は、補強板とは別部材として設けてもよい。
(3)受け板に設ける差込溝は、V字溝に限らず、U字溝や角溝等、要は入口が位置決めリブの板厚より広く、かつ差込深さが特定できれば、他の形状であってもよい。
(4)キャップの抜け止め構造は、上記実施形態に例示したものに限らず、被係止板と係止部の形状、あるいはその数等、適宜に変更し得るものである。
(5)上記実施形態では、排水口形成体を内装底板に固定するのにキャップを利用した場合を例示したが、シールテープやコーキング材を用いて固定してもよく、そのようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。
(6)本発明は上記実施形態に例示した横型冷蔵庫に限らず、縦型冷蔵庫、冷凍庫、温蔵庫等、要は断熱箱体からなる本体を備えてその底壁に縦向きに排水口を設けた形式の貯蔵庫全般について広く適用することができる。
本発明の一実施形態に係る横型冷蔵庫の全体構造を示す断面図 排水口の形成部分における分解断面図 排水口形成体の取付構造を示す分解断面図 排水口形成体の斜視図 キャップの斜視図 排水口形成体の固定動作を示す断面図 内装底板と外装底板との組付動作を示す断面図 排水口形成部分の外殻の側断面図 その正面から見た断面図 排水口形成部分の側断面図 その正面から見た断面図 その内装板と発泡樹脂とを除去した平面図 従来例に係る排水口構造の断面図
符号の説明
10…冷蔵庫本体(貯蔵庫本体) 11A…底壁 14…内装箱 15…外装箱 16…発泡樹脂(断熱材) 30…排水口 32…内装底板 33…円形孔(開口) 34…環形部 36…外装板 37…円形孔(開口) 40…補強板 47…受け板 48…差込溝 50…排水口形成体 52…フランジ 53…面取り部 60A…位置決めリブ 63…位置決め部 65…係止部 70…シール部材 75…キャップ 77…外周面 80…摘み部 86…被係止板

Claims (4)

  1. 内装箱と外装箱との間に発泡樹脂からなる断熱材が充填されて形成された貯蔵庫本体の底壁に、排水口が縦向きに設けられたものであって、内装底板と外装底板とにはそれぞれ開口が同一軸線上に形成され、略筒状をなす排水口形成体の上端部が前記内装底板の開口における裏側の口縁部に当てられて固定される一方、前記排水口形成体の下端部が前記外装底板の開口における裏側の口縁部に密着され、この組付状態から前記内装底板と前記外装底板との間の空間に前記断熱材が発泡充填されるようにした貯蔵庫の排水口構造において、
    前記排水口形成体の外周面からは、縦向きの位置決め用リブが径方向に突設されるとともに、前記外装底板の裏面側には受け部材が立てられて、この受け部材の上端に、前記位置決め用リブの下端部が上方から差し込み可能な所定深さの差込溝が形成されていることを特徴とする貯蔵庫の排水口構造。
  2. 前記差込溝は、上端が前記位置決め用リブの厚さより大きい幅を持つように次第に開いたV字形の切欠溝により形成されていることを特徴とする請求項1記載の貯蔵庫の排水口構造。
  3. 前記外装底板の裏面には補強板が重ねて設けられ、この補強板の端部を立ち上げて曲げ形成することにより、前記受け部材が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の貯蔵庫の排水口構造。
  4. 前記排水口形成体の上端には、前記内装底板の開口における裏側の口縁部に当てられるフランジが設けられたものであって、
    前記内装底板の開口における裏側の口縁からは、下方に向けて次第に縮径されたテーパ状の環形部が形成される一方、前記排水口形成体のフランジの根元側の角部に面取り部が形成されて、この面取り部が前記内装底板の環形部の裏面に当接されているとともに、前記排水口形成体の上端部内にキャップが抜け止め状に嵌着可能とされ、このキャップの外周面が、前記内装底板の環形部の表面を係止可能に覆うようになっていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の貯蔵庫の排水口構造。
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