JP4637553B2 - ショットキーバリアダイオード及びそれを用いた集積回路 - Google Patents

ショットキーバリアダイオード及びそれを用いた集積回路 Download PDF

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Description

本発明は、窒化物系半導体材料を用いたショットキーバリアダイオード及びそれを用いた集積回路に関する。
GaNに代表される窒化物系半導体は、高い破壊電圧や高い飽和電子速度の特長を活かして、電界効果トランジスタ(FET)やショットキーバリアダイオード(SBD)といった電子デバイスへの応用が活発に行われている。SBDは高耐圧であること及び低オン抵抗であることが求められているが、従来のシリコン(Si)系材料を用いたSBDにおいて高耐圧を実現するためには、キャリア濃度を低くすると共に、逆バイアスの際に空乏層が広がるドリフト層の厚さを厚くする必要があった。しかし、ドリフト層は順バイアスの際に電子が走行する領域であるため、ドリフト層の厚さを厚くするとオン抵抗が高くなる。それに対して、絶縁破壊耐圧が高いがGaN等の窒化物系の材料を用いれば、ドリフト層の厚さを薄くしても高い耐圧が得られるため、オン抵抗が低く且つ高耐圧のSBDが得られる。
(第1の従来例)
図10は第1の従来例(例えば、特許文献1を参照。)に係る窒化物系の半導体材料を用いたSBDの断面構造を示している。図10に示すようにn型のシリコン(n+−Si)基板102の上に窒化アルミニウム(AlN)又はAlNとGaNの超格子構造からなるバッファ層103が形成されており、バッファ層103の上にはn型のGaN層104が形成されている。n型のGaN層104の上にはショットキー(アノード)電極105が形成され、基板102の裏面にはオーミック(カソード)電極101が形成されている。
このSBDに逆バイアスが印加された場合には、空乏層がn型のGaN層104の中に広がるため、高耐圧のSBDとなる。また、順バイアスが印加された場合には、オーミック電極101からバッファ層103とn型のGaN層104とを通り、ショットキー電極105へ電子が流れる。
(第2の従来例)
図11は第2の従来例(例えば、特許文献2を参照。)に係る窒化物系の半導体材料を用いたSBDの断面構造を示している。図11に示すようにサファイア基板111の上にAlNからなるバッファ層112が形成され、バッファ層112の上にアンドープのGaN層113及びアンドープのAlGaN層114が形成されている。AlGaN層114の上には、ショットキー電極115とオーミック電極116とが互いに間隔をおいて形成されている。GaN層113とAlGaN層114との界面にはピエゾ分極と自発分極による電荷の供給があるため、密度が約1013cm-2という高濃度の2次元電子ガスが形成されている。このSBDに順バイアスが印加されると、GaN層113とAlGaN層114との界面に形成された2次元電子ガス(2DEG)によりサファイア基板111と水平方向に電流が流れる。
特開2003−60212号公報 特開2004−31896号公報
しかしながら、従来のSBDにおいては以下のような問題がある。まず、第1の問題は、ダイシング工程において機械的なダメージを受けて多数の結晶欠陥が発生しているSBDの周縁部にまで、逆バイアスを印加した際に空乏層が広がるので、SBDの周縁部において電界集中が発生して、SBDの耐圧が低下してしまうという問題である。
第2の問題は、基板上にSBDを集積化することが非常に困難であるという問題である。1枚の基板上にSBDを集積化するためには、各SBDのショットキー電極同士及びオーミック電極同士を互いに独立に設ける必要がある。しかし、第1の従来例においてはオーミック電極を基板の裏面に設ける必要があるため、1枚の基板上に複数のSBDを形成したとしても、各オーミック電極に別の電位を与えることは不可能である。
また、第2の従来例においても、2DEGにより隣り合うオーミック電極同士の電位が等しくなってしまう。さらに、例えば第2の従来例において、SBDの周囲をメサエッチングすることにより素子分離を行ったとしても、200V以下の電圧においてブレークダウンが発生してしまう。従って、それ以上の高耐圧が必要とされるSBDを集積化して集積回路を実現することは困難であり、SBDを集積化した集積回路は実現されていない。
本発明は前記従来の問題を解決して、SBDの耐圧が低下することを防止すると共に、複数のSBDのそれぞれの電極に異なる電圧を印加できるようにして、高耐圧のSBD及び高耐圧のSBDが集積化されたコンパクトな集積回路を実現できるようにすることを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、ショットキーバリアダイオード(SBD)を、高抵抗領域に囲まれた領域にショットキー電極とオーミック電極とが形成されている構成とする。
具体的に、本発明に係るSBDは、基板の上に順次形成された第1の半導体層及び第2の半導体層と、第1の半導体層及び第2の半導体層に形成され且つ第1の半導体層及び第2の半導体層からなる領域と比べて高抵抗である高抵抗領域と、第2の半導体層の上における高抵抗領域に囲まれた領域に互いに間隔をおいて形成されたショットキー電極及びオーミック電極を備えていることを特徴とする。
本発明のSBDによれば、高抵抗領域に囲まれた領域に互いに間隔をおいて形成されたショットキー電極及びオーミック電極を備えているためSBDに逆バイアスを印加した際に結晶性の劣るSBDの周縁部に空乏層が広がることを防止することができる。従って、電界集中によるSBDの耐圧の低下が生じない高耐圧のSBDを実現することが可能となる。また、SBDを周囲から電気的に絶縁することができるので、SBDを集積化することが可能となる。
本発明のショットキーバリアダイオードにおいて、ショットキー電極は、オーミック電極を囲むように形成されていることが好ましい。このような構成とすれば、オーミック電極のすべての辺をショットキー電極と対向させることができるので、オーミック電極を効率よく機能させることが可能となり、SBDを小型化することができる。
本発明のショットキーバリアダイオードにおいて、ショットキー電極の外形状は、平面正方形状であることが好ましい。このような構成とすれば、複数のSBDを集積化する際に効率よく集積化することが可能となる。
本発明のショットキーバリアダイオードは、ショットキー電極は、少なくとも1つの切り欠き部分を有していることが好ましい。このような構成とすることにより、ショットキー電極の形成が容易となる。
本発明のショットキーバリアダイオードは、基板はサファイア、シリコン、炭化シリコン又は窒化ガリウムであることが好ましい。また、第1の半導体層及び第2の半導体層は、それぞれ一般式がInaGabAlcdN(但し、0≦a、b、c、d≦1、a+b+c+d=1である。)で表される化合物であり、且つ、第2の半導体層は第1の半導体層と比べてバンドギャップが大きいことが好ましい。このような構成であれば、窒化物系の高耐圧のSBDを確実に得ることができる。
本発明のショットキーバリアダイオードは、高抵抗領域は、第1の半導体層及び第2の半導体層が加熱により酸化された熱酸化膜からなることが好ましい。また、高抵抗領域は、第1の半導体層及び第2の半導体層に不純物イオンが注入されることにより形成された不純物注入領域であってもよい。このような構成とすれば、高抵抗領域を確実に形成することができる。
本発明に係る集積回路は、1枚の基板に複数の本発明のショットキーバリアダイオードが形成されていることを特徴とする。本発明の集積回路によれば、ショットキー電極及びオーミック電極を囲むように第1の半導体層及び第2の半導体層と比べて高抵抗である高抵抗領域が設けられているSBDが1枚の基板の上に複数形成されているため、各SBDの電極を互いに絶縁することができるので、各電極にそれぞれ異なる電圧を印加することが可能であり、その結果、SBDを用いた電子回路を1つの部品に集積化することができる。
本発明の集積回路において、複数のショットキーバリアダイオードのうちの少なくとも2個は、ショットキー電極同士が互いに電気的に絶縁されていることが好ましい。また、各ショットキーバリアダイオードのうちの少なくとも2個は、オーミック電極同士が互いに電気的に絶縁されていることが好ましい。このような構成とすることにより、各電極に異なる電圧を確実に印加できる。
本発明の集積回路において、複数のショットキーバリアダイオードのうちの少なくとも2個が直列に接続されていることが好ましく、直列に接続された2個のショットキーバリアダイオードの中間のノードは、入力ノードであることが好ましい。
本発明の集積回路において、複数のショットキーバリアダイオードは、ブリッジ整流回路を形成していることが好ましい。また、複数のショットキーバリアダイオードは、電圧リミッタ回路を形成していてもよい。
本発明のショットキーバリアダイオード(SBD)及び集積回路は、SBDの耐圧が低下することを防止できる共に、複数のSBDのそれぞれの電極に異なる電圧を印加することが可能であり、高耐圧のSBD及び高耐圧のSBDが集積化されたコンパクトな集積回路を実現できる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係るショットキーバリアダイオード(SBD)について図を参照して説明する。図1(a)及び図1(b)は本実施形態のSBDの構造であって、(a)は平面構造を示し、(b)は(a)のIb−Ib線における断面構造を示している。
図1に示すようにサファイアからなる基板1の上には、有機金属気相成長(MOCVD)法により順次成長させた、厚さが100nmの窒化アルミニウム(AlN)からなるバッファ層2と、厚さが1500nmのアンドープの窒化ガリウム(GaN)からなる第1の半導体層3と、厚さが25nmのアンドープのアルミニウム窒化ガリウム(Al0.26Ga0.74N)からなる第2の半導体層4とが形成されている。
第2の半導体層4の上には、順に積層された厚さがそれぞれ50nm及び200nmのニッケル(Ni)及び金(Au)からなるショットキー(アノード)電極6と、順に積層された厚さがそれぞれ10nm、200nm、50nm及び500nmのチタン(Ti)、アルミニウム(Al)、チタン(Ti)及び金(Au)からなるオーミック(カソード)電極7とが間隔をおいて形成されている。
第1の半導体層3と第2の半導体層4との界面における第1の半導体層3の側には、ピエゾ分極と自発分極とにより1×1013cm-2程度の高濃度の2次元電子ガス(2DEG)が存在している。このため、ショットキー電極6とオーミック電極7との間にショットキー電極を正電圧とする順バイアスを印加すると、2DEGによりショットキー電極6からオーミック電極7へ電流が流れる。
一方、ショットキー電極6とオーミック電極7との間に逆バイアスを印加すると、オショットキー電極6を中心に空乏層が広がるため、2DEGが狭窄されてショットキー電極6とオーミック電極7との間に電流は流れない。
他の領域と比べて結晶欠陥が多数存在するSBDの周縁部にまで空乏層が広がると、電界集中が生じるため、SBDの耐圧が低下する。しかし、本実施形態のSBDには、SBDの周縁部にSBDを囲む高抵抗領域5が設けられている。従って、空乏層が、SBDの周縁部に広がることはなく、SBDの耐圧が低下することはない。
図2はSBDのショットキー電極6を0Vとして、オーミック電極7に正の電圧を印加した場合の電流−電圧特性を示している。波線で示した高抵抗領域5が形成されていない従来のSBDにおいては、耐圧が約200Vであった。一方、実線で示した本実施形態のSBDの耐圧は約300Vであり、高抵抗領域5を設けることにより耐圧が約100V上昇した。
以下に、本実施形態のSBDの製造方法の一例を説明する。図3は本実施形態のSBDの製造工程について断面構造を工程順に示している。まず、図3(a)に示すようにサファイアからなる基板1の上に厚さが100nmのAlNからなるバッファ層2をMOCVD法により堆積する。次に、バッファ層3の上に厚さが1500nmのアンドープのGaNと、厚さが25nmのアンドープのAl0.26Ga0.74Nとを順次堆積することにより第1の半導体層3及び第2の半導体層4を形成する。
次に、マスクを除去した後、図3(b)に示すように第2の半導体層5の上にシリコン(Si)膜8を堆積してパターニングすることにより、第2の半導体層5の表面をSBDの周縁部の高抵抗領域5を形成する部位を除いてマスクする。マスクを形成した状態において、酸素雰囲気中において1000℃の温度で20分間の熱処理を行い、SBDの周縁部に高抵抗領域5を形成する。
次に、マスクを除去した後、図3(c)に示すように第2の半導体層5の上に厚さがそれぞれ10nm、200nm、50nm及び500nmのTi、Al、Ti及びAuを順に蒸着した後、リフトオフし、さらに600℃の温度で熱処理を行うことによりオーミック電極7を形成する。続いて、第2の半導体層5の上に厚さがそれぞれ50nm及び200nmのNi及びAuを順に蒸着した後、リフトオフし、さらに熱処理を行うことによりショットキー電極6を形成する。
なお、第1の半導体層4と第2の半導体層5とにGaNとAl0.26Ga0.74Nの組み合わせを用いたが、第1の半導体層4と第2の半導体層5との界面に2次元電子ガスが形成される範囲でAlの組成比を任意に変更してよい。また、第2の半導体層5をアンドープとしたが、n型にドープしてもよい。さらに、GaAsとAlGaAsとの組み合わせ、InGaAsとAlGaAsとの組み合わせ、InGaAsとInAlAsとの組み合わせ又はInGaAsとInPとの組み合わせ等を用いてもよい。
本実施形態において高抵抗領域は、抵抗値が1×104Ωcm以上の領域であればよく、1×106Ωcm以上であることが好ましい。また、熱処理に代えて、イオン注入法により形成してもよい。この場合には例えば、窒素イオンを100KeVの加速電圧で、4×1013cm-2のドーズ量となるように注入すればよい。
(第1の実施形態の第1変形例)
以下に、本発明の第1の実施形態の第1変形例に係るSBDについて図を参照して説明する。図4(a)及び図4(b)は本実施形態に係るSBDの構造であり、(a)は平面構造を示しており、(b)は(a)のIVb−IVb線における断面構造を示している。図4において図1と同一の構成要素については同一の符号を附すことにより説明を省略する。
図4(a)に示すように本実施形態のSBDにおいては、ショットキー電極6は平面正方形状の外形をしており、中央部に形成された平面正方形状のオーミック電極7を囲むように形成されている。2次元電子ガスを利用したSBDにおいては、ショットキー電極とオーミック電極との間を基板に対して平行に順方向電流が流れる。従って、SBDに大電流を流すためにはショットキー電極6とオーミック電極7とが対向して配置されている部分の長さをできるだけ長くする必要がある。
本変形例のSBDにおいては、中央部に設けられたオーミック電極7の周りを囲むように間隔をおいてショットキー電極6が形成されている。従って、オーミック電極7のすべての辺がショットキー電極6と対向しており、効率よくショットキー電極6からオーミック電極7へ電流を流すことができる。
なお、本実施形態において、ショットキー電極6の外周の形状を平面正方形状としたが、オーミック電極7を囲む構造であればよく、ショットキー電極6の外周の形状を6角形状や円形状等としてもよい。また、ショットキー電極6の内周の形状と外周の形状とは一致していても、不一致であってもよい。但し、ショットキー電極6とオーミック電極7との間隔をできるだけ等間隔に保つために、ショットキー電極6の内周の平面形状とオーミック電極7の平面形状とは、相似の形状とすることが好ましい。
(第1の実施形態の第2変形例)
図5(a)及び図5(b)は本発明の第1の実施形態の第2変形例に係るSBDの構造であり、(a)は平面構造を示しており、(b)は(a)のVb−Vb線における断面構造を示している。図5において図1と同一の構成要素については同一の符号を附すことにより説明を省略する。図5に示すように、本変形例のSBDにおいては、ショットキー電極6はオーミック電極7を完全に囲む形状ではなく切り欠き部分を有している。
このようにショットキー電極6が切り欠き部分を有している場合には、オーミック電極7とショットキー電極6とが対向する部分の長さが短くなるが、ショットキー電極6を形成する際に、第1の実施形態の第1変形例と異なりリフトオフ法が行いやすくなり、容易に製造することが可能となる。
(第2の実施形態)
以下に、本発明の第2の実施形態に係る集積回路について図を参照して説明する。図6は本実施形態の集積回路の等価回路を示している。図7(a)及び図7(b)は本実施形態の集積回路の構造であり、(a)は平面構造を示しており、(b)は(a)のVIIb−VIIb線における断面構造を示している。
図6に示すように本実施形態の集積回路は、第1のSBD21Aと第2のSBD21Bとが互いに逆方向に接続された電圧リミッタ回路である。入力端子41と入力端子42との間に印加された電圧がSBDの順方向のオン電圧以上になると、SBDに電圧が流れるため、出力端子43と出力端子44との間の電圧はSBDのオン電圧以上にはならない。
図7に示すように本実施形態において、サファイアからなる基板11の上には、有機金属気相成長(MOCVD)法により順次成長させた、厚さが100nmの窒化アルミニウム(AlN)からなるバッファ層12と、厚さが1500nmのアンドープの窒化ガリウム(GaN)からなる第1の半導体層13と、厚さが25nmのアンドープのアルミニウム窒化ガリウム(Al0.26Ga0.74N)からなる第2の半導体層14とが形成されている。
第2の半導体層14の上には、平面4角形状のオーミック電極17Aとオーミック電極17Bとが間隔をおいて形成されている。オーミック電極17Aを囲むようにショットキー電極16Aが形成され、オーミック電極17Bを囲むようにショットキー電極16Bが形成されている。
ショットキー電極16Aのオーミック電極17Aと対向する側と逆の側(外側)及びショットキー電極16Bの外側を囲むように高抵抗領域15が形成されている。これにより、第1のSBD21A及び第2のSBD21Bは共に、素子の周縁部に空乏層が広らないので、電界集中による耐圧の低下が生じない。さらに、第1のSBD21Aと第2のSBD21Bとは互いに電気的に絶縁されており、第1のSBD21Aのショットキー電極16Aと第2のSBD21Bのショットキー電極16B及び第1のSBD21Aのオーミック電極17Aと第2のSBD21Bのオーミック電極17Bとにはそれぞれ異なる電圧を印加することができる。
第2の半導体層14の上には、ショットキー電極16A及びショットキー電極16Bと、オーミック電極17A及びオーミック電極17Bとを覆うように厚さが3μmのベンゾシクロブテン(BCB)からなる絶縁膜22が形成されている。絶縁膜22の上には厚さがそれぞれ150nm及び2000nmのチタン(Ti)及び金(Au)からなる配線31と配線32とが形成されている。
配線31には、ビア24を介して第1のSBD21Aのショットキー電極16Aと第2のSBD21Bのオーミック電極17Bとが電気的に接続されている。配線32には、ビア24を介して第2のSBD21Bのショットキー電極16Bと第1のSBD21Aのオーミック電極17Aとが電気的に接続されている。
以上説明したように、本実施形態の集積回路によれば2個のSBDからなるリミッタ回路が1枚の基板の上に集積されている。従って、1個の部品によりリミッタ回路を形成することができる。また、本実施形態においてはSBDのオーミック電極が基板と電気的に接続されていないため、さらに他のトランジスタ等を同一の基板の上に形成することも可能である。
なお、本実施形態においては1個づつのSBDを互いに異なる方向に接続する例を示したが、2個以上のSBDを直列に接続して、これを2組用いてリミッタ回路を形成してもよい。この場合n個のSBDを直列に接続すると、リミッタの作動電圧はSBDのオン電圧のn倍となる。
(第2の実施形態の一変形例)
以下に、本発明の第2の実施形態の一変形例に係る集積回路について、図を参照して説明する。図8は本変形例の集積回路の等価回路を示している。図9(a)及び図9(b)は本変形例の集積回路の構造であり、(a)は平面構造を示しており、(b)は(a)のIXb−IXb線における断面構造を示している。図9において図7と同一の構成要素には同一の符号を附すことにより説明を省略する。
図8に示すように本変形例の集積回路は、4個のSBDを組み合わせた整流回路であり、2個のSBDを直列に接続したサブ回路が2つ組み合わされている。それぞれのサブ回路の中間ノードに交流電力が入力されると、出力端子から直流電力を出力する2相整流回路である。なお、同様の構成で3相整流回路も実現できる。
図9に示すように、本変形例の集積回路は1枚の基板の上に形成された第1のSBD21A、第2のSBD21B、第3のSBD21C及び第4のSBD21Dによって形成されている。第1のSBD21Aから第4のSBD21Dの周囲には、各SBDを囲むように高抵抗領域15が形成されており、第1のSBD21Aから第4のSBD21Dはそれぞれ電気的に絶縁されている。
第1のSBD21Aのオーミック電極17Aと第3のSBD21Cのオーミック電極17Cとは配線31によって互いに接続されており、出力端子43が形成されている。第2のSBD21Bのショットキー電極16Bと第4のSBD21Cのショットキー電極16Dとは配線34によって互いに接続されており、出力端子44が形成されている。
第1のSBD21Aのショットキー電極16Aと第2のSBD21Bのオーミック電極17Bとは配線32により互いに接続され、入力端子41が形成されている。第3のSBD21Cのショットキー電極16Cと第4のSBD21Dのオーミック電極17Dとは配線33により互いに接続され、入力端子42が形成されている。
本変形例の集積回路によれば、従来集積化できず4個のSBDにより形成しなければならなかった整流回路を、1個の部品により形成することが可能となるため、占有面積を小さくすることが可能となると共に、組立工程を簡略化することができる。
本発明のショットキーバリアダイオード及びそれを用いた集積回路は、ショットキーバリアダイオードの耐圧が低下することを防止できると共に、複数のSBDのそれぞれの電極に異なる電圧を印加することが可能であり、高耐圧のSBD及び高耐圧のSBDが集積化されたコンパクトな集積回路を実現できるため、窒化物系半導体材料を用いたショットキーバリアダイオード及びそれを用いた集積回路等に有用である。
(a)及び(b)は、本発明の第1の実施形態に係るショットキーバリアダイオードの構造を示し、(a)は平面図であり、(b)は(a)のIa−Ia線における断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るショットキーバリアダイオードの電流−電圧特性を示すグラフである。 本発明の第1の実施形態に係るショットキーバリアダイオードの製造工程を工程順に示す断面図である。 (a)及び(b)は、本発明の第1の実施形態の第1変形例に係るショットキーバリアダイオードの構造を示し、(a)は平面図であり、(b)は(a)のIVa−IVa線における断面図である。 (a)及び(b)は、本発明の第1の実施形態の第2変形例に係るショットキーバリアダイオードの構造を示し、(a)は平面図であり、(b)は(a)のVa−Va線における断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る集積回路を示す等価回路図である。 (a)及び(b)は、本発明の第2の実施形態に係る集積回路の構造を示し、(a)は平面図であり、(b)は(a)のVIIa−VIIa線における断面図である。 本発明の第2の実施形態の一変形例に係る集積回路を示す等価回路図である。 (a)及び(b)は、本発明の第2の実施形態の一変形例に係る集積回路の構造を示し、(a)は平面図であり、(b)は(a)のIXa−IXa線における断面図である。 第1の従来例に係るショットキーバリアダイオードの構造を示す断面図である。 第2の従来例に係るショットキーバリアダイオードの構造を示す断面図である。
符号の説明
1 基板
2 バッファ層
3 第1の半導体層
4 第2の半導体層
5 高抵抗領域
6 ショットキー(アノード)電極
7 オーミック(カソード)電極
8 シリコン膜
11 基板
12 バッファ層
13 第1の半導体層
14 第2の半導体層
15 高抵抗領域
16A ショットキー(アノード)電極
16B ショットキー(アノード)電極
16C ショットキー(アノード)電極
16D ショットキー(アノード)電極
17A オーミック(カソード)電極
17B オーミック(カソード)電極
17C オーミック(カソード)電極
17D オーミック(カソード)電極
21A 第1のショットキーバリアダイオード
21B 第2のショットキーバリアダイオード
21C 第3のショットキーバリアダイオード
21D 第4のショットキーバリアダイオード
22 絶縁膜
24 ビア
31 配線
32 配線
33 配線
34 配線
41 入力端子
42 入力端子
43 出力端子
44 出力端子

Claims (13)

  1. 基板の上に順次形成された第1の半導体層及び第2の半導体層と、
    前記第1の半導体層及び第2の半導体層に形成され且つ前記第1の半導体層及び第2の半導体層からなる領域と比べて高抵抗である高抵抗領域と、
    前記第2の半導体層の上における前記高抵抗領域に囲まれた領域に互いに間隔をおいて形成されたショットキー電極及びオーミック電極を備え、
    前記第1の半導体層及び第2の半導体層は、それぞれ一般式がInaGabAlcdN(但し、0≦a、b、c、d≦1、a+b+c+d=1である。)で表される化合物であり、
    前記第1の半導体層と前記第2の半導体層との界面には2次元電子ガス層が存在し、
    前記高抵抗領域は、前記第1の半導体層及び第2の半導体層に不純物イオンが注入されることにより形成された不純物注入領域であり、
    前記高抵抗領域は、前記第1の半導体層の前記基板側の最下部には形成されていないことを特徴とするショットキーバリアダイオード。
  2. 前記ショットキー電極は、前記オーミック電極を囲むように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のショットキーバリアダイオード。
  3. 前記ショットキー電極の外形状は、平面正方形状であることを特徴とする請求項2に記載のショットキーバリアダイオード。
  4. 前記ショットキー電極は、少なくとも1つの切り欠き部分を有していることを特徴とする請求項2又は3に記載のショットキーバリアダイオード。
  5. 前記基板はサファイア、シリコン、炭化シリコン又は窒化ガリウムであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のショットキーバリアダイオード。
  6. 前記第2の半導体層は前記第1の半導体層と比べてバンドギャップが大きいことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のショットキーバリアダイオード。
  7. 1枚の基板に複数の請求項1から6のいずれか1項に記載のショットキーバリアダイオードが形成されていることを特徴とする集積回路。
  8. 前記複数のショットキーバリアダイオードのうちの少なくとも2個は、前記ショットキー電極同士が互いに電気的に絶縁されていることを特徴とする請求項7に記載の集積回路。
  9. 前記各ショットキーバリアダイオードのうちの少なくとも2個は、前記オーミック電極同士が互いに電気的に絶縁されていることを特徴とする請求項7又は8に記載の集積回路。
  10. 前記複数のショットキーバリアダイオードのうちの少なくとも2個が直列に接続されていることを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載の集積回路。
  11. 前記直列に接続された2個のショットキーバリアダイオードの中間のノードは、入力ノードであることを特徴とする請求項10に記載の集積回路。
  12. 前記複数のショットキーバリアダイオードは、ブリッジ整流回路を形成していることを特徴とする請求項11に記載の集積回路。
  13. 前記複数のショットキーバリアダイオードは、電圧リミッタ回路を形成していることを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載の集積回路。
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