JP2002231969A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2002231969A JP2001022533A JP2001022533A JP2002231969A JP 2002231969 A JP2002231969 A JP 2002231969A JP 2001022533 A JP2001022533 A JP 2001022533A JP 2001022533 A JP2001022533 A JP 2001022533A JP 2002231969 A JP2002231969 A JP 2002231969A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 寄生トランジスタ動作を防止するとともに、
チップ面積の縮小化を図り、電極間の直列抵抗を減少さ
せる。 【解決手段】 層間絶縁膜2内にn-型ポリシリコン層
4およびn+型ポリシリコン層5から成る少なくとも1
つの半導体素子が電気的に絶縁されて形成されるととも
に、各半導体素子のそれぞれの表面が、それぞれ電極
(上部電極6または下部電極3)によって相互に接続さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高周波帯で使用する
ショットキーバリアダイオード素子、4個のショットキ
ーバリアダイオード素子で構成されたブリッジ型ダイオ
ード素子等を有する半導体装置およびその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】VHF、UHF等の高周波帯、さらにS
HFの超高周波帯においては、ミキサー、変調器、位相
検出器等の周波数変換用および検波用にショットキーバ
リアダイオード(SBD:Schottky Barr
ier Diode)が利用されている。一般に、金属
と半導体とを接触させる場合には、それらの真空準位か
らフェルミ準位までの差(仕事関数)が、接触する金属
と半導体とで異なると、金属と半導体との接合部でフェ
ルミ準位を同レベルにするための電荷の再分配がおこな
われるため、空間電荷層(障壁層)が形成されて整流特
性を示すことが知られている。この整流特性を利用した
ものがショットキーバリアダイオードである。
【0003】図10は、従来のショットキーバリアダイ
オードの一例を示す模式断面図である。抵抗率の高いシ
リコン基板201には、上側に上部電極のショットキー
金属203が設けられており、下側に高不純物領域20
2を介して下部電極のオーミック金属204が設けられ
ている。通常、このシリコン基板201には、n型シリ
コンが使われており、シリコン基板201の下部に不純
物を注入して高不純物領域202を形成している。高不
純物領域202の不純物濃度は、0.8×10 17〜2×
1018cm-3の範囲である。
【0004】しかし、このような構造のショットキーバ
リアダイオードは、シリコン基板201の上面にショッ
トキー金属203による上部電極が設けられ、シリコン
基板201の下面にオーミック金属204による下部電
極が形成されているために、プレーナ構造の集積回路と
して使用することは容易ではない。
【0005】図11は、シリコン基板の同一面上にアノ
ード電極およびカソード電極を有する複数のショットキ
ーバリアダイオードにより構成された従来の半導体装置
の他の例を示す模式断面図である。抵抗率1000Ωc
m程度のp型のシリコン基板205の上部における複数
の領域には、n型シリコンエピタキシャル層206がそ
れぞれ形成されている。隣接するn型シリコンエピタキ
シャル層206間には、これらを電気的に分離するため
に絶縁分離層207がそれぞれ形成されている。各絶縁
分離層207は、シリコン基板205上の全体にn型シ
リコンエピタキシャル層206aを形成した後に、ショ
ットキーバリアダイオードとされる所定領域のn型シリ
コンエピタキシャル層206をそれぞれ残して、他のn
型シリコンエピタキシャル層206a部分を多孔質化反
応を利用して多孔質化させた後に、酸化性雰囲気中でこ
のn型シリコンエピタキシャル層206aの多孔質化部
分を多孔質酸化膜に変化させることによって形成され
る。各絶縁分離層207は、隣接するn型シリコンエピ
タキシャル層206をショットキーバリアダイオードの
動作領域として分離する。
【0006】各n型シリコンエピタキシャル層206の
表面には、ショットキーバリアダイオードの一方の電極
となるショットキー金属203と他方の電極となるオー
ミック金属204とが形成されており、オーミック金属
204が接触するn型シリコンエピタキシャル層206
の所定領域には、低抵抗の高不純物領域202が形成さ
れている。そして、各n型シリコンエピタキシャル層2
06の表面上のショットキー金属203およびオーミッ
ク金属204が形成されていない領域と絶縁分離層20
7との表面には、絶縁膜208が積層されている。
【0007】図12は、図11に示す断面構造を有する
半導体装置の一例を示す平面図である。この半導体装置
は、正方形状の平面を有しており、正方形の各コーナー
部近傍に各ショットキーバリアダイオード210がそれ
ぞれ配置されている。隣接するショットキーバリアダイ
オード210配置間隔は、寄生npn型バイポーラトラ
ンジスタが形成されることによって余分な電流が流れる
ことを防止するために、最低でも200μmの間隔が必
要である。各接続端子に接続したパッド211の一辺を
100μmとするとパッド面積は100×100(μm
2)となり、ショットキーバリアダイオード210を4
個組み合わせて用いた整流用ブリッジダイオード素子を
形成した場合、約600×600(μm2)の面積が必
要となる。このため4個組のショットキーバリアダイオ
ード210を用いた半導体装置においては、各素子間で
の寄生バイポーラトランジスタ動作の影響があるため
に、各素子間を近づけすぎると完全な絶縁分離が困難と
なり、各素子間を一定の間隔をおいて配置する必要があ
り、1チップあたりの面積を小さくすることが困難であ
った。
【0008】このような、問題に対して特開平8−33
5709号公報では、図13〜図15に示す構造を有す
る半導体装置が開示されている。
【0009】図13は、ショットキーバリアダイオード
を有する従来の半導体装置のさらに他の例を示す模式断
面図である。石英または絶縁膜を形成したシリコンなど
からなる支持基板101上には、複数のn+型不純物領
域106を介して電気的に分離された複数の半導体基
板、例えば高抵抗のn型シリコン基板102が設けられ
ており、このn型シリコン基板102の表面にショット
キー金属103と、高不純物領域のn+型不純物領域1
05を介してオーミック金属104とが形成されてい
る。n型シリコン基板102の下部には、n+型不純物
領域106が形成されており、このn+型不純物領域1
06が形成されることにより直列抵抗を減少させること
ができる。n型シリコン基板102の表面上のショット
キー金属103およびオーミック金属104が形成され
ていない領域とn+型不純物領域106、n型シリコン
基板102の側面領域には、各素子の表面の保護と各素
子間の絶縁分離のために絶縁膜107が積層されてい
る。
【0010】図14は、ショットキーバリアダイオード
を有する従来の半導体装置のさらに他の例を示す模式断
面図である。この半導体装置は、支持基板であるシリコ
ン基板108上にSiO2膜109等の絶縁膜を形成
し、その絶縁膜上に半導体層を形成したSOI(Sil
icon on Insulator)基板110により
形成されている。シリコン基板108上には、SiO2
膜109を介して電気的に分離された複数のn+型不純
物領域106aと高抵抗のn型シリコン基板102aと
が形成されており、n型シリコン基板102の表面近傍
に高不純物領域であるn+型不純物領域105を形成
し、ショットキーダイオードとされる所定領域のn型シ
リコン基板102をそれぞれ残して、化学エッチング方
法によりエッチストップがかかるSiO2膜109まで
エッチングされ、シリコン基板108上に電気的に分離
されたn+型不純物領域106と高抵抗のn型シリコン
基板102とから成る複数の半導体層が設けられてい
る。n型シリコン基板102の表面上には、ショットキ
ー金属103と高不純物領域であるn+型不純物領域1
05を介してオーミック金属104とが形成されてい
る。n型シリコン基板102の表面上のショットキー金
属103およびオーミック金属104が形成されていな
い領域とn+型不純物領域106、n型シリコン基板1
02の側面領域には、各半導体層の表面の保護と各半導
体層間の絶縁分離のために絶縁膜107が積層されてい
る。
【0011】図15は、ショットキーバリアダイオード
を有する従来の半導体装置のさらに他の例を示す模式断
面図である。高抵抗ポリシリコンにショットキーバリア
ダイオードを形成した例であり、高抵抗ポリシリコンに
は、リン(P)が1×1014atoms/cm2以下の
濃度でイオン注入されている。シリコン等からなる支持
基板101上には、電気的に分離された高抵抗ポリシリ
コン111が設けられ、この高抵抗ポリシリコン111
の表面にショットキー金属103と、高不純物領域のn
+型不純物領域105を介してオーミック金属104と
が形成されている。高抵抗ポリシリコン111の表面上
のショットキー金属103およびオーミック金属104
が形成されていない領域と高抵抗ポリシリコン111の
側面領域には、各素子の表面の保護と各素子間の絶縁分
離のために絶縁膜107が積層されている。
【0012】さらに、特開昭58−17679号公報に
は、図16に示す構造を有する半導体装置が開示されて
いる。
【0013】図16は、ショットキーバリアダイオード
を有する従来の半導体装置のさらに他の例を示す模式断
面図である。素子が形成されたシリコン基板上(図示せ
ず)に設けられているシリコン酸化膜あるいはシリコン
窒化膜等の絶縁物層311上に、不純物濃度1021/c
3程度の高濃度のn+型多結晶シリコン層312が島状
に形成されている。このn+型多結晶シリコン層312
の表面はSiO2膜313で被覆され、SiO2膜313
には、2つの開口部が形成されている。そして、SiO
2膜313上には、一方の開口部を介してn+型多結晶シ
リコン層312に接触した不純物濃度1016/cm3
低濃度のn-型多結晶シリコン層314が島状に形成さ
れ、さらにn-型多結晶シリコン層314に接触したバ
リアメタル層315およびその上に積層された電極材料
層316から成るアノード電極317が形成されてい
る。このアノード電極317とn-型多結晶シリコン層
314との間には、バリアメタル層315とn-型多結
晶シリコン層314との接触によりショットキーバリア
が形成されている。また、SiO2膜313上には、他
方の開口部を介してn+型多結晶シリコン層312に接
触したバリアメタル層315およびその上に積層された
電極材料層316から成るカソード電極318が形成さ
れている。この場合、n+型多結晶シリコン層312の
不純物濃度が高いために、n+型多結晶シリコン層31
2とバリアメタル層315との接触界面は、ショットキ
ーバリアが形成されず、オーミック接触状態となる。こ
れにより、カソード電極318とn+型多結晶シリコン
層312との間には、オーミック接触が形成されてい
る。
【0014】また、特開昭58−17680号公報に
は、図17に示す構造を有する半導体装置が開示されて
いる。
【0015】図17は、ショットキーバリアダイオード
を有する従来の半導体装置のさらに他の例を示す模式断
面図である。素子が形成されたシリコン基板上(図示せ
ず)に設けられているシリコン酸化膜あるいはシリコン
窒化膜等の絶縁物層411上に、不純物濃度1016/c
3程度の低濃度のn-型シリコン領域412およびこれ
に隣接して不純物濃度1021/cm3程度の高濃度のn+
型シリコン領域413からなる島状の多結晶シリコン層
414が形成されている。この多結晶シリコン層414
の表面は、SiO2膜415により被覆されており、S
iO2膜415には、n-型シリコン領域412およびn
+型シリコン領域413上にそれぞれ開口部が設けられ
ている。n-型シリコン領域412上には、SiO2膜4
15の一方の開口部を介してn+型シリコン領域412
に接触したバリアメタル層416およびその上に積層さ
れた電極材料層417から成るアノード電極418が形
成されている。このアノード電極418とn-型シリコ
ン領域412との間には、ショットキーバリアが形成さ
れている。同様に、n+型シリコン領域413上には、
SiO2膜415の他方の開口部を介してn+型シリコン
領域413に接触したバリアメタル層416およびその
上に積層された電極材料層417から成るカソード電極
419が形成されている。この場合、n+型シリコン領
域413の不純物濃度が高いために、n+型シリコン領
域413とバリアメタル層416との接触界面は、ショ
ットキーバリアが形成されず、オーミック接触状態とな
る。これにより、カソード電極419とn+型シリコン
領域413との間には、オーミック接触が形成されてい
る。
【0016】さらに、特開昭58−79746号公報で
は、図18に示す構造を有する半導体装置が開示されて
いる。
【0017】図18は、ショットキーバリアダイオード
を有する従来の半導体装置のさらに他の例を示す模式断
面図であり、半導体基板上の絶縁膜の上に形成した半導
体層にPN接合を形成し、このPN接合により半導体層
を分割することにより、半導体層において寄生容量が少
なくなる静電破壊防止用ダイオードの一例を示してい
る。
【0018】この半導体装置では、半導体基板511上
に、絶縁膜512が形成されており、その絶縁膜512
上にP型領域のポリシリコン層517およびN型領域の
ポリシリコン層519が形成されている。P型領域のポ
リシリコン層517およびN型領域のポリシリコン層5
19のそれぞれの端部には、それぞれフィールド酸化膜
516が形成されている。P型領域のポリシリコン層5
17およびN型領域のポリシリコン層519の界面に
は、PN接合領域520が形成されることによって、P
型領域のポリシリコン層517およびN型領域のポリシ
リコン層519から成るダイオードが構成されている。
P型領域のポリシリコン層517およびN型領域のポリ
シリコン層519から成るダイオード上のPN接合領域
520には、シリコン酸化膜521が形成されており、
PN接合領域520以外のP型領域のポリシリコン層5
17およびN型領域のポリシリコン層519には、白金
シリサイド層522および523が形成されている。
【0019】P型領域のポリシリコン層517およびN
型領域のポリシリコン層519から成るダイオードおよ
びフィールド酸化膜516上の全体が、シリコン酸化膜
524で被覆され、P型領域のポリシリコン層517お
よびN型領域のポリシリコン層519上の白金シリサイ
ド層522および523の一部分にそれぞれシリコン酸
化膜524の開口部が設けられている。白金シリサイド
層522および523上のシリコン酸化膜524の開口
部には、それぞれダイオード用の電極525および52
6が形成されている。この構造においては、P型領域の
ポリシリコン層517およびN型領域のポリシリコン層
519におけるポリシリコン層の厚さは0.5μm程度
と薄くできるため、P型領域のポリシリコン層517お
よびN型領域のポリシリコン層519から成るダイオー
ドのPN接合領域520は、P型領域のポリシリコン層
517およびN型領域のポリシリコン層519の上方か
らの拡散法またはイオン注入法で形成するとポリシリコ
ン層に対して縦方向に形成されるため,P型領域のポリ
シリコン層517およびN型領域のポリシリコン層51
9から成るダイオードの寄生容量は問題にならない。こ
のような低寄生容量ダイオードは、MOSのゲート保護
等に用いると効果的である。
【0020】このように、前述した特開平8−3357
09号公報、特開昭58−17679号公報、特開昭5
8−17680号公報、特開昭58−79746号公報
等において開示されている技術内容は、支持基板である
シリコン基板上に絶縁体を介してダイオード素子が形成
されることにより、ダイオード素子のn型領域およびシ
リコン基板のp型領域から生じる寄生npn構造によ
る、寄生npnトランジスタ動作の防止が可能となり、
シリコン基板上に絶縁体を介して形成するダイオード素
子同士を近接させることができる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
各特許公報には、各ダイオード素子が支持基板の上部に
形成され、支持基板に対して横方向の整流特性を有す
る、アノード電極、カソード電極がダイオード素子の同
一表面に設けられているプレーナー構造のみがそれぞれ
開示されている。このため、支持基板上に各ダイオード
素子を形成する場合、各ダイオード素子間を絶縁層によ
って、分離することが必要となり、チップの面積を縮小
させることには限界がある。また、プレーナー構造で
は、支持基板上の同一表面に各ダイオード素子を形成す
るため、各ダイオード素子の占有面積を小さくすると、
アノード電極およびカソード電極の面積も小さくなり、
アノード電極、カソード電極間の直列抵抗が増加し、順
方向電流が減少するという問題もある。
【0022】本発明は、このような課題を解決するもの
であり、その目的は、寄生トランジスタ動作を防止する
とともに、チップ面積の縮小化を図り、さらに、電極間
の直列抵抗を低減させる半導体装置およびその製造方法
を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
複数の能動素子が絶縁層内に組み込まれた半導体装置で
あって、該絶縁層内に少なくとも1つの半導体素子が電
気的に絶縁されて形成されるとともに、各半導体素子の
それぞれの表面が、それぞれ電極によって相互に接続さ
れていることを特徴とする。
【0024】前記一方の電極と各半導体素子の一方の表
面とがショットキー接合になっており、前記他方の電極
と各半導体素子の他方の表面とがオーミック接続になっ
ている。
【0025】前記各電極と各半導体素子のそれぞれの表
面とが、それぞれオーミック接続になっている。
【0026】前記各半導体素子がそれぞれ多結晶シリコ
ンで形成されており、前記ショットキー接合を形成する
電極が高融点金属によって形成されている。
【0027】前記各半導体素子がそれぞれアモルファス
シリコンで形成されており、前記ショットキー接合を形
成する電極がAl系金属と高融点金属との積層構造によ
って形成されている。
【0028】前記各半導体素子がそれぞれアモルファス
シリコンで形成されており、前記オーミック接続の電極
がAl系金属と高融点金属との積層構造によって形成さ
れている。
【0029】前記アモルファスシリコンが第1の導電型
の部分と第2の導電型の部分との積層構成になってい
る。
【0030】前記半導体素子が複数対設けられており、
対をなす半導体素子同士が直列接続または並列接続され
てブリッジ回路が形成されている。
【0031】本発明の半導体装置は、複数の能動素子が
絶縁層内に組み込まれた半導体装置であって、該絶縁層
内に設けられた第1の電極上に第1の半導体素子が積層
されて、該第1の半導体素子上に共通電極を介して第2
の半導体素子が積層されて、該第2の半導体素子上に電
極が設けられていることを特徴とする。
【0032】前記第1および第2の半導体素子が、それ
ぞれ相互に絶縁状態になった一対が設けられて、ブリッ
ジ回路が形成されている。
【0033】本発明の半導体装置の製造方法は、半導体
基板上に、絶縁層を形成する工程と、該絶縁層上に、第
1の電極を形成する工程と、該第1の電極上に、電気的
に相互に絶縁されるとともに、該絶縁層内に埋め込まれ
た複数の半導体素子を、それぞれ該第1の電極にショッ
トキー接合またはオーミック接続されるように形成する
工程と、各半導体素子上にショットキー接合またはオー
ミック接続によって各半導体素子同士を相互に接続する
第2の電極を形成する工程と、を包含することを特徴と
する。
【0034】前記各半導体素子は、多結晶シリコンに不
純物イオンを注入して、高温処理することによってそれ
ぞれ形成されている。
【0035】前記各半導体素子は、第1の導電型を有す
るアモルファスシリコンと第2の導電型を有するアモル
ファスシリコンとを積層することによってそれぞれ形成
されている。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
【0037】図1は、本発明の第1の実施形態の半導体
装置の要部の断面図である。この半導体装置は、トラン
ジスタ等の素子を組み込んだ半導体基板1上に、層間絶
縁膜2が設けられており、この層間絶縁膜2内に高融点
金属の下部電極3が形成されている。下部電極3上に
は、層間絶縁膜2に埋め込まれた少なくとも1つのシリ
サイド層7が形成されており、各シリサイド層7が層間
絶縁膜2によって分離されている。各シリサイド層7上
には、低濃度のn-型ポリシリコン層4と高濃度のn+
ポリシリコン層5とが順番に積層されており、それぞれ
のn+型ポリシリコン層5には、共通の配線材料または
高融点金属より成る上部電極6が形成されている。下部
電極3上のn-型ポリシリコン層4、n+型ポリシリコン
層5および上部電極6は、層間絶縁膜2内に設けられて
おり、n-型ポリシリコン層4およびn+型ポリシリコン
層5は、層間絶縁膜2によって相互に分離されている。
また、上部電極6と高濃度のn+型ポリシリコン層5と
の界面は、オーミック接触状態になっており、下部電極
3、シリサイド層7および低濃度のn-型ポリシリコン
層4の接続状態は、ショットキー接合になっている。こ
れらの下部電極3、n-型ポリシリコン層4、n+型ポリ
シリコン層5、上部電極6およびシリサイド層7によっ
てショットキーバリアダイオードが構成されている。
【0038】このような構造の半導体装置では、層間絶
縁膜2によってショットキーバリアダイオードのn-
ポリシリコン層4およびn+型ポリシリコン層5の積層
構造であるダイオード素子同士を確実に分離することが
でき、プレーナー構造のような支持基板内に設けられた
絶縁層によるnpnまたはpnp構造の分離ではないた
めに、原理上、寄生トランジスタ動作は発生しない。ま
た、層間絶縁膜2内に各ダイオード素子を作り込む構造
により、プレーナー構造のような支持基板に対して横方
向の整流特性を有するものでなく、縦方向の整流特性を
有している。したがって、ショットキーバリアダイオー
ドを4個使用したブリッジ回路を構成する場合に、ダイ
オード素子層の上に、さらにダイオード素子層を積層す
る縦積み構造が可能となり、プレーナー構造のように、
同一層上に横方向にダイオード素子を配置した場合と比
較して、1チップの占有面積比が小さくなる。
【0039】さらに、各ダイオード素子が層間絶縁膜2
内に配置されるために、他の回路構成要素を作成した後
に、その上にダイオード素子が埋め込まれた層間絶縁膜
2を積層するができ、これによっても、1チップの占有
面積を小さくすることができる。各ダイオード素子のカ
ソード電極およびアノード電極が上部の同一層上に配置
されるプレーナー構造を有するショットキーバリアダイ
オードと比較すると、両方とも素子面積が同一であれ
ば、本発明のショットキーバリアダイオードでは、下部
電極3および上部電極6によってそれぞれ構成されるカ
ソード電極およびアノード電極が、素子部分の上部と下
部とに分かれるために、カソード電極およびアノード電
極を2倍の面積に広げることができ、各電極間の直列抵
抗を減少させて、順方向電流を増加させることができ
る。
【0040】図2(a)〜(i)は、本発明の第1の実
施形態の半導体装置の製造方法における各工程を示す断
面図である。
【0041】図2(a)に示すように、トランジスタ等
の能動素子を有する半導体基板1上に酸化シリコン、窒
化シリコン等の層間絶縁膜2を常圧CVD(Atomo
spheric Pressure CVD:以後AP−
CVDと記す)法、または、低圧CVD(Low Pr
essure CVD:以後LP−CVDと記す)法、
または、プラズマCVD(Plasma CVD:以後P
−CVDと記す)法によって1000nmの膜厚に成膜
する。
【0042】次に、図2(b)に示すように、層間絶縁
膜2上にTi、W等の高融点金属をスパッタ法、また
は、CVD法によって100nmの膜厚に成膜し、T
i、W等の高融点金属にレジストパターニングおよびド
ライエッチングを行ない、任意の電極形状にして下部電
極3を形成する。
【0043】次に、図2(c)に示すように、半導体基
板1上の全面に層間絶縁膜2として酸化シリコン、窒化
シリコン等の絶縁性保護膜を、AP−CVD法、LP−
CVD法、P−CVD法等によって500nmの膜厚で
形成する。
【0044】次に、図2(d)に示すように、下部電極
3上方の層間絶縁膜2を下部電極3の領域内において、
任意の形状にレジストパターニングおよびドライエッチ
ングを行なって、2つの開口部8を形成する。
【0045】次に、図2(e)に示すように、ポリシリ
コン4aを、例えばLP−CVD法によって下部電極3
上部の開口部8が埋まるまで500nmの膜厚を成膜す
る。
【0046】次に、図2(f)に示すように、例えばC
MP(Chemical Mechanical Pol
ishing)法にて開口部8内に成膜したポリシリコ
ン4aを層間絶縁膜2の界面の500nmの膜厚まで削
り取る。
【0047】次に、図2(g)に示すように、開口部8
内に成膜したポリシリコン4aに不純物イオンを注入す
る。n型の場合には、リン(P)、砒素(As)等、p
型の場合には、ボロン(B)等を注入し、熱処理を行い
注入した不純物イオンをポリシリコン4aの全体に拡散
させる。本発明の第1の実施形態においては、不純物イ
オンとしてリン(P)をポリシリコン4aに注入して低
濃度のn-型不純物領域をポリシリコン4aの全体に形
成し、開口部8内に低濃度のn-型ポリシリコン層4を
設けている。また、リン(P)をn-型ポリシリコン層
4の全体に拡散させる熱処理によって、下部電極3とn
-型ポリシリコン層4との界面でシリサイド反応が起こ
り、高融点金属であるシリサイド7を形成している。
【0048】次に、図2(h)に示すように、低濃度の
-型ポリシリコン層4の上部に、さらに不純物イオン
としてリン(P)を注入し、高濃度のn+型不純物領域
を形成して高濃度のn+型ポリシリコン層5を設ける。
不純物イオンとしては、砒素(As)を注入しても良
い。また、開口部8内に低濃度のn-型ポリシリコン層
4と導電型の異なる低濃度のp-型ポリシリコン層が形
成されている場合には、低濃度のp-型ポリシリコン層
の上部に不純物イオンとして、さらにボロン(B)を注
入し、高濃度のp+型ポリシリコン層を設ければよい。
【0049】次に、図2(i)に示すように、配線材料
としてAl等を、例えばスパッタ法によって100nm
の膜厚に成膜し、レジストパターニングおよびドライエ
ッチングによって、上部電極6を形成する。ここで、A
l等のかわりに高融点金属を用いて、上部電極6を形成
し、再びこの上部電極6を下部電極3と見なして図2
(c)からの工程を繰り返すことによって、図9(a)
に示す積層構造を有する半導体装置を製造することがで
きる。
【0050】図3は、本発明の第2の実施形態の半導体
装置の要部の断面図である。第2の実施形態の半導体装
置では、図1に示す第1の実施形態の半導体装置に示す
シリサイド層7および低濃度のn-型ポリシリコン層4
と高濃度のn+型ポリシリコン層5との配置が逆にな
り、ダイオード素子としての整流方向(順方向)が第1
の実施形態の半導体装置と反対になる。シリサイド層7
および低濃度のn-型ポリシリコン層4と高濃度のn+
ポリシリコン層5との配置以外では、第2の実施形態の
半導体装置と第1の実施形態の半導体装置とは、構造お
よび機能についても同一である。
【0051】図4(a)〜(g)は、図3に示す本発明
の第2の実施形態の半導体装置の製造方法における各工
程を示す断面図である。
【0052】図4(a)に示すように、トランジスタ等
の素子を有する半導体基板1上に、層間絶縁膜2として
酸化シリコン、窒化シリコン等の絶縁性保護膜を、AP
−CVD法、LP−CVD法、P−CVD法等によって
1000nmの膜厚に成膜する。
【0053】次に、図4(b)に示すように、層間絶縁
膜2上にTi、W等の高融点金属をスパッタ法、また
は、CVD法によって100nmの膜厚に成膜し、T
i、W等の高融点金属にレジストパターニングおよびド
ライエッチングを行ない、任意の電極形状にして下部電
極3を形成する。
【0054】次に、図4(c)に示すように、半導体基
板1上の全面に層間絶縁膜2として酸化シリコン、窒化
シリコン等の絶縁性保護膜を、AP−CVD法、LP−
CVD法、P−CVD法等によって500nmの膜厚で
形成する。
【0055】次に、図4(d)に示すように、下部電極
3上方の層間絶縁膜2を下部電極3の領域内において、
任意の形状にレジストパターニングおよびドライエッチ
ングを行なって、2つの開口部8を形成する。
【0056】次に、図4(e)に示すように、ポリシリ
コン4aを、LP−CVD法によって下部電極3上部の
開口部8に100nmの膜厚で成膜し、さらに不純物イ
オンを注入する。注入する不純物イオンは、n型領域を
形成する場合には、リン(P)、砒素(As)等を注入
し、p型領域を形成する場合には、ボロン(B)等を注
入する。本発明の第2の実施形態では、不純物イオンと
してリン(P)をポリシリコン4aに注入して高濃度の
+型不純物領域を、ポリシリコン4a全体に形成し、
高濃度のn+型ポリシリコン層5を形成している。
【0057】次に、図4(f)に示すように、2つの開
口部8に形成された高濃度のn+型ポリシリコン層5上
に、LP−CVD法によって、ポリシリコン4aを下部
電極3上部の開口部8が完全に埋まるまで、400nm
の膜厚で成膜する。そして、CMP法にてポリシリコン
4aを層間絶縁膜2上部の表面の位置まで削り取り、ポ
リシリコン4aの表面に不純物イオンを注入する。開口
部8内の下層のポリシリコン部分が高濃度のn+型ポリ
シリコン層5である場合には、不純物イオンとしてリン
(P)、砒素(As)等をポリシリコン4aの表面に注
入し、開口部8内の下層のポリシリコン部分が高濃度の
+型ポリシリコン層である場合には、不純物イオンと
してボロン(B)等をポリシリコン4aの表面に注入す
る。本発明の第2の実施形態では、開口部8内の下層の
ポリシリコン部分が高濃度のn+型ポリシリコン層5で
あるので、ポリシリコン4aの表面にリン(P)を注入
して、ポリシリコンによる低濃度のn-型不純物領域を
開口部8内の上層に形成し、低濃度のn-型ポリシリコ
ン層4を設けている。
【0058】次に、図4(g)に示すように、高融点金
属を、スパッタ法またはCVD法によって100nmの
膜厚に成膜し、さらにレジストパタ一二ングおよびドラ
イエッチングによって、上部電極6として形成する。そ
の後、熱処理を行なうことにより上部電極とn-型ポリ
シリコン層4の界面においてシリサイド反応が起こり、
高融点金属であるシリサイド7を形成する。また、この
上部電極6を下部電極3と見なして図4(c)からの工
程を繰り返すことによって、図9(a)に示す積層構造
を有する半導体装置を製造することができる。
【0059】図5は、本発明の第3の実施形態の半導体
装置の要部の断面図である。トランジスタ等の素子を組
み込んだ半導体基板1上に、層間絶縁膜2が設けられて
おり、この層間絶縁膜2に、Al系金属と高融点金属と
の下部電極9が形成されている。下部電極9上には、低
濃度のn-型アモルファスシリコン層11と高濃度のn+
型アモルファスシリコン層12とが順番に積層されて、
層間絶縁膜2内に埋め込まれるように形成されており、
-型アモルファスシリコン層11とn+型アモルファス
シリコン層12との積層構造が層間絶縁膜2によって相
互に分離されている。2つに分離されている下部電極9
上の低濃度のn-型アモルファスシリコン層11と高濃
度のn+型アモルファスシリコン層12との積層構造
は、それぞれのn+型アモルファスシリコン層12に、
共通の配線材料より成る上部電極10が形成されてい
る。そして、下部電極9上のn-型アモルファスシリコ
ン層11、n+型アモルファスシリコン層12および上
部電極10は、層間絶縁膜2内に設けられている。ま
た、上部電極10と高濃度のn+型アモルファスシリコ
ン層12との界面は、オーミック接触状態になってお
り、下部電極9と低濃度のn-型アモルファスシリコン
層11の接続状態は、ショットキー接合となっている。
これらの下部電極9、n-型アモルファスシリコン層1
1、n+型アモルファスシリコン層12および上部電極
10によってショットキーバリアダイオードが構成され
ている。
【0060】このような構造の半導体装置では、層間絶
縁膜2によってショットキーバリアダイオードのn-
アモルファスシリコン層11およびn+型アモルファス
シリコン層12の積層構造であるダイオード素子同士を
確実に分離することができ、プレーナー構造のような支
持基板内に設けられた絶縁層によるnpnまたはpnp
構造の分離ではないために、原理上、寄生トランジスタ
動作は発生しない。また、層間絶縁膜2内に各ダイオー
ド素子を作り込む構造により、プレーナー構造のような
支持基板に対して横方向の整流特性を有するものでな
く、縦方向の整流特性を有している。したがって、ショ
ットキーバリアダイオードを4個使用したブリッジ回路
を構成する場合に、ダイオード素子層の上に、さらにダ
イオード素子層を積層する縦積み構造が可能となり、プ
レーナー構造のように、同一層上に横方向にダイオード
素子を配置した場合と比較して、1チップの占有面積比
が小さくなる。
【0061】さらに、各ダイオード素子が層間絶縁膜2
内に配置されるために、他の回路構成要素を作成した後
に、その上にダイオード素子が埋め込まれた層間絶縁膜
2を積層するができ、これによっても、1チップの占有
面積を小さくすることができる。各ダイオード素子のカ
ソード電極およびアノード電極が上部の同一層上に配置
されるプレーナー構造を有するショットキーバリアダイ
オードと比較すると、両方とも素子面積が同一であれ
ば、本発明のショットキーバリアダイオードでは、下部
電極3および上部電極6によってそれぞれ構成されるカ
ソード電極およびアノード電極が、素子部分の上部と下
部とに分かれるために、カソード電極およびアノード電
極を2倍の面積に広げることができ、各電極間の直列抵
抗を減少させて、順方向電流を増加させることができ
る。また、半導体部分に成膜温度の低いアモルファスシ
リコンを使用することにより、上部電極10および下部
電極9ともに低融点のAl系金属を使用することができ
る。
【0062】図6(a)〜(h)は、図5に示す本発明
の第3の実施形態の半導体装置の製造方法における各工
程を示す断面図である。
【0063】図6(a)に示すように、トランジスタ等
の素子を有する半導体基板1上に、層間絶縁膜2として
酸化シリコン、窒化シリコン等の絶縁性保護膜を、AP
−CVD法、LP−CVD法、P−CVD法等によって
1000nmの膜厚に成膜する。
【0064】次に、図6(b)に示すように、層間絶縁
膜2上にAl−Si、Al−Cu等の金属とTi、W等
の高融点金属をスパッタ法またはCVD法により、1層
目としてTi、W等の高融点金属を100nmの膜厚で
成膜し、2層目としてAl−Si、Al−Cu等の金属
を400nmの膜厚で成膜し、3層目としてTi、W等
の高融点金属を100nmの膜厚に成膜し、この3層構
造に積層された金属膜を、任意の電極形状にレジストパ
ターニングおよびドライエッチングを行ない、下部電極
9を形成する。
【0065】次に、図6(c)に示すように、半導体基
板1上の全面に下部電極9を被覆するように、層間絶縁
膜2として酸化シリコン、窒化シリコン等の絶縁性保護
膜をAP−CVD法、LP−CVD法、P−CVD法等
によって500nmの膜厚で形成する。
【0066】次に、図6(d)に示すように、下部電極
9上方の層間絶縁膜2を下部電極9の領域内において、
任意の形状にレジストパターニングおよびドライエッチ
ングを行なって、2つの開口部8を形成する。
【0067】次に、図6(e)に示すように、アモルフ
ァスシリコン11aをP−CVD法によって下部電極9
上部の開口部8が埋まるまで、500nmの厚さに成膜
する。
【0068】次に、図6(f)に示すように、CMP法
にて開口部8内に成膜したアモルファスシリコン11a
を層間絶縁膜2の界面まで削り取り、さらに、開口部8
内に成膜したアモルファスシリコン11aに不純物イオ
ンを注入する。n型の場合には、リン(P)、砒素(A
s)等、p型の場合には、ボロン(B)等を注入する。
本発明の第3の実施形態においては、不純物イオンとし
てリン(P)をアモルファスシリコン11aに注入して
低濃度のn-型不純物領域をアモルファスシリコン11
aの全体に形成し、開口部8内に低濃度のn-型アモル
ファスシリコン層11を設けている。
【0069】次に、図6(g)に示すように、低濃度の
-型アモルファスシリコン層11の上部に不純物イオ
ンをさらに注入する。開口部8内のアモルファスシリコ
ン11aが低濃度のn-型不純物領域の場合には、リン
(P)、砒素(As)等を注入する。また、開口部8内
のアモルファスシリコン11aが低濃度のp-型不純物
領域の場合には、ボロン(B)等を注入する。本発明の
第3の実施形態においては、リン(P)を注入にて、低
濃度のn-型アモルファスシリコン層11の上部に高濃
度のn+型不純物領域を形成し、高濃度のn+型アモルフ
ァスシリコン12を設けている。
【0070】次に、図6(h)に示すように、配線材料
として、Al−Si、Al−Cu等の金属とTi、W等
の高融点金属をスパッタ法またはCVD法により、1層
目としてTi、W等の高融点金属を100nmの膜厚で
成膜し、2層目としてAl−Si、Al−Cu等の金属
を400nmの膜厚で成膜し、3層目としてTi、W等
の高融点金属を100nmの膜厚に成膜し、この3層構
造に積層された金属膜を、下部電極9と同じ電極形状に
なるようにレジストパターニングおよびドライエッチン
グを行ない上部電極10を形成する。また、この上部電
極10を下部電極9と見なして図6(c)からの工程を
繰り返すことによって、図9(a)に示す積層構造を有
する半導体装置を製造することができる。
【0071】図7は、本発明の第4の実施形態の半導体
装置の要部の断面図である。トランジスタ等の素子を組
み込んだ半導体基板1上に、層間絶縁膜2が設けられて
おり、この層間絶縁膜2内にAl系金属と高融点金属と
の下部電極9が形成されており、下部電極9上は、高濃
度のp+型アモルファスシリコン層13と高濃度のn+
アモルファスシリコン層12とが順番に積層されて、層
間絶縁膜2に埋め込まれるように形成されており、p+
型アモルファスシリコン層13とn+型アモルファスシ
リコン層12との積層構造が層間絶縁膜2によって相互
に分離されている。2つに分離されている下部電極9上
の高濃度のp+型アモルファスシリコン層13と高濃度
のn+型アモルファスシリコン層12との積層構造は、
それぞれのn+型アモルファスシリコン層12に、共通
の配線材料より成る上部電極10が形成されている。そ
して、下部電極9上のp+型アモルファスシリコン層1
3、n+型アモルファスシリコン層12および上部電極
10は、層間絶縁膜2内に設けられている。
【0072】また、p+型アモルファスシリコン層13
とn+型アモルファスシリコン層12との界面には、P
N接合領域が形成されており、上部電極10と高濃度の
+型アモルファスシリコン層12との界面は、オーミ
ック接触状態になっており、さらに下部電極9と高濃度
のp-型アモルファスシリコン層13との接続状態も、
オーミック接触状態になっている。これらの下部電極
9、p+型アモルファスシリコン層13、n+型アモルフ
ァスシリコン層12、上部電極10によってp+型アモ
ルファスシリコン層13からn+型アモルファスシリコ
ン層12へ順方向電流が流れるPN接合ダイオードが構
成されている。
【0073】図7に示す第4の実施形態の半導体装置で
は、層間絶縁膜2によってPN接合ダイオードのp+
アモルファスシリコン層13およびn+型アモルファス
シリコン層12の積層構造であるダイオード素子同士を
確実に分離することができ、プレーナー構造のような支
持基板内に設けられた絶縁層によるnpnまたはpnp
構造の分離ではないために、原理上、寄生トランジスタ
動作は発生しない。
【0074】また、第4の実施形態の半導体装置は、図
5に示す第3の実施形態の半導体装置のn−型アモルフ
ァスシリコン層11の部分がp+型アモルファスシリコ
ン層13に置き換えられている以外は、第3の実施形態
の半導体装置と同一の構造および機能を有している。
【0075】図8(a)〜(i)は、図7に示す本発明
の第4の実施形態の半導体装置の製造方法における各工
程を示す断面図である。
【0076】図8(a)に示すように、トランジスタ等
の素子を有する半導体基板1上に、層間絶縁膜2として
酸化シリコン、窒化シリコン等の絶縁性保護膜を、AP
−CVD法、LP−CVD法、P−CVD法等によって
1000nmの膜厚に成膜する。
【0077】次に、図8(b)に示すように、層間絶縁
膜2上にAl−Si、Al−Cu等の金属とTi、W等
の高融点金属をスパッタ法またはCVD法により、1層
目としてTi、W等の高融点金属を100nmの膜厚で
成膜し、2層目としてAl−Si、Al−Cu等の金属
を400nmの膜厚で成膜し、3層目としてTi、W等
の高融点金属を100nmの膜厚に成膜し、この3層構
造に積層された金属膜を、任意の電極形状にレジストパ
ターニングおよびドライエッチングを行ない、下部電極
9を形成する。
【0078】次に、図8(c)に示すように、半導体基
板1上の全面に下部電極9を被覆するように、層間絶縁
膜2として酸化シリコン、窒化シリコン等の絶縁性保護
膜をAP−CVD法、LP−CVD法、P−CVD法等
によって500nmの膜厚で形成する。
【0079】次に、図8(d)に示すように、下部電極
9上方の層間絶縁膜2を下部電極9の領域内において、
任意の形状にレジストパターニングおよびドライエッチ
ングを行なって、2つの開口部8を形成する。
【0080】次に、図8(e)に示すように、アモルフ
ァスシリコン11aをP−CVD法によって下部電極9
上部の開口部8に250nmの膜厚で成膜する。
【0081】次に、図8(f)に示すように、下部電極
9上部の開口部8に250nmの膜厚で成膜されたアモ
ルファスシリコン11aに不純物イオンを注入する。注
入する不純物イオンは、n型領域を形成する場合には、
リン(P)、砒素(As)等を注入し、p型領域を形成
する場合には、ボロン(B)等を注入する。本発明の第
4の実施形態では、不純物イオンとしてボロン(B)を
アモルファスシリコン11aに注入して高濃度のp+
不純物領域を、アモルファスシリコン11a全体に形成
し、高濃度のp+型ポリシリコン層13を形成する。
【0082】次に、図8(g)に示すように、高濃度の
+型ポリシリコン層13を被覆するように、p+型ポリ
シリコン層13上に、アモルファスシリコン11aをP
−CVD法によって開口部8が埋まるまで250nm以
上の膜厚で成膜する。
【0083】次に、図8(h)に示すように、CMP法
にてアモルファスシリコン11aを層間絶縁膜2上部
(開口部8上部)の表面の位置まで削り取り、アモルフ
ァスシリコン11aの表面に不純物イオンを注入する。
開口部8内の下層のアモルファスシリコン部分が高濃度
のp+型アモルファスシリコン層13である場合には、
不純物イオンとしてリン(P)、砒素(As)等をアモ
ルファスシリコン11aの表面に注入し、開口部8内の
下層のアモルファスシリコン部分が高濃度のn+型アモ
ルファスシリコン層である場合には、不純物イオンとし
てボロン(B)等をアモルファスシリコン11aの表面
に注入する。本発明の第4の実施形態では、開口部8内
の下層のアモルファスシリコン部分が高濃度のp+型ア
モルファスシリコン層13であるので、アモルファスシ
リコン11aの表面にリン(P)を注入して、高濃度の
+型不純物領域を開口部8内の上層のアモルファスシ
リコン11a全体に形成し、高濃度のn+型アモルファ
スシリコン層12を設けている。
【0084】次に、図8(i)に示すように、配線材料
として、Al−Si、Al−Cu等の金属とTi、W等
の高融点金属をスパッタ法またはCVD法により、1層
目としてTi、W等の高融点金属を100nmの膜厚で
成膜し、2層目としてAl−Si、Al−Cu等の金属
を400nmの膜厚で成膜し、3層目としてTi、W等
の高融点金属を100nmの膜厚に成膜し、この3層構
造に積層された金属膜を、下部電極9と同じ電極形状に
なるようにレジストパターニングおよびドライエッチン
グを行ない上部電極10を形成する。また、この上部電
極10を下部電極9と見なして図8(c)からの工程を
繰り返すことによって、図9(a)に示す積層構造を有
する半導体装置を製造することができる。
【0085】尚、以上の図2(a)〜(i)、図4
(a)〜(g)、図6(a)〜(h)、図8(a)〜
(i)示したように、製造方法を工程別に示したように
既存のプロセス技術を使用して、本発明の第1〜4の実
施形態の半導体装置の構造を有するダイオード素子の形
成が可能となる。また、本発明の第1〜4の実施形態の
半導体装置では、下部電極と上部電極との間に、2つの
ダイオード素子が並列に接続されている例を示している
が、下部電極および/または上部電極は、各々のダイオ
ード素子毎に分割して形成しても良い。
【0086】図9(a)は、本発明の第1〜4の実施形
態に基づいて形成したダイオードを使用した半導体装置
である整流ブリッジ回路装置の断面図であり。図9
(b)は、そのダイオードの回路接続図である。図9
(a)に示すように、下部電極3上にシリサイド層7が
形成され、シリサイド層7上に、低濃度のn-型ポリシ
リコン層4と高濃度のn+型ポリシリコン層5とが積層
されており、n+型ポリシリコン層5の上には、共通電
極15が形成されている。さらに、共通電極15上に、
シリサイド層7、n-型ポリシリコン層4、n+型ポリシ
リコン層5が順番に積層されて、n+型ポリシリコン層
5上に上部電極6が形成されている。
【0087】このように、図9(a)に示す半導体装置
では、上下方向に2つのダイオードを積層した構成にな
っている。したがって、このような構成の半導体装置を
それぞれ並列に形成することにより、4つのダイオード
を同一平面上に配置した場合に比べて、チップ内でのダ
イオードの占有面積を半分とすることができる。
【0088】また、図9(a)に示すように、並列に形
成された各半導体装置における下部電極3同士および上
部電極6同士をそれぞれ電気的に接続して、図9(b)
に示すように、整流用のダイオードブリッジ回路を構成
できる。
【0089】
【発明の効果】本発明の半導体装置は、絶縁層内に少な
くとも1つの半導体素子が電気的に絶縁されて形成され
るとともに、各半導体素子のそれぞれの表面が、それぞ
れ電極によって相互に接続されていることにより、半導
体基板に対して縦方向に整流特性を有する半導体素子を
作製することができ、寄生トランジスタ動作を防止でき
るとともに、チップ面積の縮小化が可能となる。また、
カソード電極、アノード電極が素子部分の上部と下部と
に分かれるために、カソード電極、アノード電極の面積
は2倍になり、電極間の直列抵抗を減少さすことができ
るために、順方向電流を増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の半導体装置の要部の
断面図である。
【図2】(a)〜(i)は、本発明の第1の実施形態の
半導体装置の製造方法における各工程を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施形態の半導体装置の要部の
断面図である。
【図4】(a)〜(g)は、本発明の第2の実施形態の
半導体装置の製造方法における各工程を示す断面図であ
る。
【図5】本発明の第3の実施形態の半導体装置の要部の
断面図である。
【図6】(a)〜(h)は、本発明の第3の実施形態の
半導体装置の製造方法における各工程を示す断面図であ
る。
【図7】本発明の第4の実施形態の半導体装置の要部の
断面図である。
【図8】(a)〜(i)は、本発明の第4の実施形態の
半導体装置の製造方法における各工程を示す断面図であ
る。
【図9】(a)は、本発明の第1〜4の実施形態に基づ
いて作製された整流ブリッジ回路装置である。(b)
は、その回路接続図である。
【図10】従来のショットキーバリアダイオードの一例
を示す模式断面図である。
【図11】ショットキーバリアダイオードを有する従来
の半導体装置の他の模式断面図である。
【図12】従来のショットキーバリアダイオードを4個
組み合わせた半導体装置の平面図である。
【図13】ショットキーバリアダイオードを有する従来
の半導体装置のさらに他の模式断面図である。
【図14】ショットキーバリアダイオードを有する従来
の半導体装置のさらに他の模式断面図である。
【図15】ショットキーバリアダイオードを有する従来
の半導体装置のさらに他の模式断面図である。
【図16】ショットキーバリアダイオードを有する従来
の半導体装置のさらに他の模式断面図である。
【図17】ショットキーバリアダイオードを有する従来
の半導体装置のさらに他の模式断面図である。
【図18】ショットキーバリアダイオードを有する従来
の半導体装置のさらに他の模式断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 層間絶縁膜 3 下部電極 4 n-型ポリシリコン層 4a ポリシリコン 5 n+型ポリシリコン層 6 上部電極 7 シリサイド層 8 開口部 9 下部電極 10 上部電極 11 n-型アモルファスシリコン層 11a アモルファスシリコン 12 n+型アモルファスシリコン層 13 p+型アモルファスシリコン層 15 共通電極 101 支持基板 102 n型シリコン基板 103 ショットキー金属 104 オーミック金属 105 n+型不純物領域 106 n+型不純物領域 107 絶縁膜 108 シリコン基板 109 SiO2膜 110 SOI基板 111 高抵抗ポリシリコン 201 シリコン基板 202 高不純物領域 203 ショットキー金属 204 オーミック金属 205 p型のシリコン基板 206 n型シリコンエピタキシャル層 206a n型シリコンエピタキシャル層 207 絶縁分離層 208 絶縁膜 210 ショットキーバリアダイオード 211 パッド 311 絶縁物層 312 n+型多結晶シリコン層 313 SiO2膜 314 n-型多結晶シリコン層 315 バリアメタル層 316 電極材料層 317 アノード電極 318 カソード電極 411 絶縁物層 412 n-型シリコン領域 413 n+型シリコン領域 414 多結晶シリコン層 415 SiO2膜 416 バリアメタル層 417 電極材料層 418 アノード電極 419 カソード電極 511 半導体基板 512 絶縁膜 516 フィールド酸化膜 517 P型領域のポリシリコン層 519 N型領域のポリシリコン層 520 PN接合領域 521 シリコン酸化膜 522 白金シリサイド層 523 白金シリサイド層 524 シリコン酸化膜 525 ダイオード用の電極 526 ダイオード用の電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/48 E N (72)発明者 中野 明彦 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 柳川 栄治 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 4M104 AA01 BB01 BB02 BB03 BB14 BB18 BB25 BB28 CC01 CC03 DD08 DD16 DD17 DD37 DD43 DD56 DD65 DD75 DD78 DD81 DD84 DD88 DD89 DD91 EE08 EE14 EE17 FF13 FF26 GG02 GG03 HH18 HH20 5F038 AV04 DF01 EZ13 EZ14 EZ15 EZ20

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の能動素子が絶縁層内に組み込まれ
    た半導体装置であって、 該絶縁層内に少なくとも1つの半導体素子が電気的に絶
    縁されて形成されるとともに、各半導体素子のそれぞれ
    の表面が、それぞれ電極によって相互に接続されている
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記一方の電極と各半導体素子の一方の
    表面とがショットキー接合になっており、前記他方の電
    極と各半導体素子の他方の表面とがオーミック接続にな
    っている請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記各電極と各半導体素子のそれぞれの
    表面とが、それぞれオーミック接続になっている請求項
    1に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記各半導体素子がそれぞれ多結晶シリ
    コンで形成されており、前記ショットキー接合を形成す
    る電極が高融点金属によって形成されている請求項2に
    記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記各半導体素子がそれぞれアモルファ
    スシリコンで形成されており、前記ショットキー接合を
    形成する電極がAl系金属と高融点金属との積層構造に
    よって形成されている請求項2に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記各半導体素子がそれぞれアモルファ
    スシリコンで形成されており、前記オーミック接続の電
    極がAl系金属と高融点金属との積層構造によって形成
    されている請求項3に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記アモルファスシリコンが第1の導電
    型の部分と第2の導電型の部分との積層構成になってい
    る請求項6に記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記半導体素子が複数対設けられてお
    り、対をなす半導体素子同士が直列接続または並列接続
    されてブリッジ回路が形成されている請求項1に記載の
    半導体装置。
  9. 【請求項9】 複数の能動素子が絶縁層内に組み込まれ
    た半導体装置であって、 該絶縁層内に設けられた第1の電極上に第1の半導体素
    子が積層されて、該第1の半導体素子上に共通電極を介
    して第2の半導体素子が積層されて、該第2の半導体素
    子上に電極が設けられていることを特徴とする半導体装
    置。
  10. 【請求項10】 前記第1および第2の半導体素子が、
    それぞれ相互に絶縁状態になった一対が設けられて、ブ
    リッジ回路が形成されている請求項9に記載の半導体装
    置。
  11. 【請求項11】 半導体基板上に、絶縁層を形成する工
    程と、 該絶縁層上に、第1の電極を形成する工程と、 該第1の電極上に、電気的に相互に絶縁されるととも
    に、該絶縁層内に埋め込まれた複数の半導体素子を、そ
    れぞれ該第1の電極にショットキー接合またはオーミッ
    ク接続されるように形成する工程と、 各半導体素子上にショットキー接合またはオーミック接
    続によって各半導体素子同士を相互に接続する第2の電
    極を形成する工程と、 を包含することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記各半導体素子は、多結晶シリコン
    に不純物イオンを注入して、高温処理することによって
    それぞれ形成されている請求項11に記載の半導体装置
    の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記各半導体素子は、第1の導電型を
    有するアモルファスシリコンと第2の導電型を有するア
    モルファスシリコンとを積層することによってそれぞれ
    形成されている請求項11に記載の半導体装置の製造方
    法。
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