JPH10294475A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

半導体装置とその製造方法

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JPH10294475A
JPH10294475A JP10052197A JP10052197A JPH10294475A JP H10294475 A JPH10294475 A JP H10294475A JP 10052197 A JP10052197 A JP 10052197A JP 10052197 A JP10052197 A JP 10052197A JP H10294475 A JPH10294475 A JP H10294475A
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JP
Japan
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trench
semiconductor device
junction diode
type
junction
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Application number
JP10052197A
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English (en)
Inventor
Akio Takano
彰夫 高野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 pn接合ダイオードの占有面積の縮小化とp
n接合部面積の拡大化である。 【解決手段】半導体基板上に絶縁膜を介して形成され
た、薄膜状の一段もしくは多段のpn接合ダイオードを
有する半導体装置において、前記半導体基板が、U字型
断面を有するトレンチを有し、前記pn接合ダイオード
の少なくとも一部が、前記トレンチの内表面に沿って形
成されている。pn接合ダイオードをそのpn接合部が
上記トレンチを横断するように配置してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関
し、特にpn接合を有する各種ダイオードを有する半導
体装置とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】pn接合ダイオードは、集積回路を形成
する上で欠くことのできない主要構成部品の一つであ
る。その種類は、整流素子等として用いられる通常のダ
イオードの他、特殊用途向けのツェナーダイオード、ア
バランシェダイオード等、種々のものが存在する。
【0003】SOI(Silicon on Insulator)構造の
半導体装置に形成された基本的な薄膜pn接合ダイオー
ドの構造を図7(a)、図7(b)に示す。図7(a)
に示すように、pn接合ダイオードは、ノンドープの多
結晶シリコン膜530に形成された矩形平面を有するp
型不純物拡散層540aとこれと隣接して形成された矩
形平面を有するn型不純物拡散層550aとから構成さ
れる。
【0004】図7(b)は、図7(a)中の一点鎖線C
C’における切断面を示したものである。同図に示すよ
うに、SOI構造中にpn接合ダイオードを形成する場
合は、まず、熱酸化法等を用いて半導体基板500上に
シリコン酸化膜等の絶縁層510を形成する。その後、
絶縁層510上にノンドープの多結晶シリコン膜530
をCVD(Chemical Vapor Deposition)法等を用いて
形成する。
【0005】この後、通常のフォトリソグラフィ工程を
用いて、pn接合ダイオードを形成しようとする領域に
開口を有するレジストパターンを形成する。このレジス
トパターンをマスクとして、イオン注入法を用いて、例
えばp型の不純物をイオン注入する。使用したレジスト
パターンを剥離した後、再度フォトリソグラフィ工程を
用いて、今度はn型不純物拡散層を形成する領域のみに
開口を有するレジストパターンを形成し、このレジスト
パターンをマスクとして、イオン注入法を用いてn型の
不純物をイオン注入する。この後アニールを行い、イオ
ン注入層を活性化する。なお、pn接合部周囲の多結晶
シリコン膜530は、必要に応じてエッチング除去す
る。
【0006】pn接合ダイオードのひとつであるツェナ
ーダイオードは、例えば、MOSFET(Metal Oxide
Semiconductor Field Effect Transistor)やIG
BT(Insulated Gate Bipolarransistor)素子のゲー
トの耐圧保護素子として用いられている。この場合は、
図9(a)に示すように、必要な耐圧電圧に応じ、pn
接合を複数段接続したツェナーダイオードを用いること
が多い。使用の際は、図9(b)に示すように、トラン
ジスタのゲート(G)とソース(S)との間に、双方向
のツェナーダイオードを接続する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】pn接合ダイオードに
は、その用途により種々のものがあるが、いずれも集積
回路パターンの微細化に伴い、小型化を余儀なくされて
いる。
【0008】特に、図9(a)に示すように、pn接合
が複数段接続されたダイオードを用いる場合、基板上に
占めるpn接合ダイオードの面積が、無視できないもの
となるため、pn接合ダイオードの占有面積の縮小化が
必要となる。
【0009】一方、静電破壊に対する耐性を上げる為、
pn接合部の面積はできるだけ広くすることが望まれて
いる。
【0010】図7(a)に示したpn接合ダイオード
は、互いに矩形の平面形状を有するp型不純物拡散層5
40aとn型不純物拡散層550aを接合させたもので
あるため、平面上pn接合部は直線状となる。図8
(a)、図8(b)には、同じ占有面積でより広いpn
接合部を形成するために採用されるpn接合ダイオード
の平面パターン例を示したものである。
【0011】例えば、図8(a)は、環状のpn接合ダ
イオードを示す。内側に形成された環状のn型不純物拡
散層550bの外縁部がpn接合部に相当する。図7
(a)に示す矩形のpn接合ダイオードと比較し、広い
pn接合部が形成される。
【0012】図8(b)は、pn接合部を櫛形としたも
のである。この場合も、図7(a)に示すpn接合ダイ
オードに比較し、広い接合部が形成できることは明かで
ある。
【0013】このように、従来、限られた占有面積で広
いpn接合部を形成するためには、平面形状を工夫する
ことで、平面上のpn接合部を長くとる方法を採用する
ことが一般的であった。しかし、平面的な形状の変形で
得られるpn接合部の面積には限界がある。
【0014】本発明の第1の目的は、基板上での占有面
積をより小型化できるpn接合ダイオードを有する半導
体装置を提供することである。
【0015】本発明の第2の目的は、基板上での占有面
積に対し、より広いpn接合部を持つpn接合ダイオー
ド有する半導体装置を提供することである。
【0016】さらに、本発明の第3の目的は、上記半導
体装置のより簡易な製造方法を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の第
1の特徴は、半導体基板上に絶縁膜を介して形成され
た、薄膜状の一段もしくは多段のpn接合ダイオードを
有する半導体装置において、前記半導体基板がU字型断
面を有するトレンチを有し、前記pn接合ダイオードの
少なくとも一部が、前記トレンチの内表面に沿って形成
されていることである。
【0018】上記本発明の半導体装置の第1の特徴によ
れば、従来基板面方向に形成されていたpn接合ダイオ
ードの各拡散層がU字型トレンチに沿って、基板の深さ
方向に形成できるので、基板上でのpn接合ダイオード
の占有面積を縮小することが可能となる。
【0019】本発明の半導体装置の第2の特徴は、上記
第1の特徴を有する半導体装置において、前記pn接合
ダイオードが有するpn接合部が、平面上前記トレンチ
を横断するように、前記半導体基板上に配置されている
ことである。
【0020】上記本発明の半導体装置の第2の特徴によ
れば、pn接合ダイオードのpn接合部がトレンチを横
断するように配置されるため、トレンチの断面と同様な
U字型のpn接合部を形成できる。このため、基板上で
のpn接合ダイオードの占有面積に比較し、pn接合部
の面積を拡張することができる。
【0021】本発明の半導体装置の第3の特徴は、上記
第1、第2の特徴を有する半導体装置において、前記p
n接合ダイオードが、前記半導体基板上に前記絶縁膜を
介して形成された多結晶シリコン膜にp型不純物を拡散
して形成されたp型半導体層と、前記多結晶シリコン膜
にn型不純物を拡散して形成されたn型半導体層とを有
することである。
【0022】上記本発明の半導体装置の第3の特徴によ
れば、多結晶シリコン膜のp型不純物拡散層とn型不純
物拡散層から構成されるpn接合ダイオードを有するこ
とができる。
【0023】本発明の半導体装置の第4の特徴は、上記
第1もしくは第3の特徴を有する半導体装置において、
前記pn接合ダイオードが、前記トレンチの底部および
開口部表面に形成された、n型もしくはp型の導電型を
有する第1半導体層と、前記トレンチの側壁部に形成さ
れた、前記第1半導体層とは逆の導電型を有する第2半
導体層とを有することである。
【0024】上記本発明の半導体装置の第4の特徴によ
れば、予めn型もしくはp型の導電型を有する第2半導
体層をトレンチ内およびその周囲の基板表面に形成して
おけば、基板表面より垂直な方向から第2半導体層の導
電型と逆の導電型を有する不純物イオンを注入すること
によりレジストマスク等を用いることなく、トレンチ形
状を利用した選択的なイオン注入により、簡易な工程で
形成可能な多段型双方向pn接合ダイオードを形成でき
る。
【0025】上記第1から第4の半導体装置が有するp
n接合ダイオードは、ツェナーダイオードであってもよ
い。
【0026】上記本発明の半導体装置の第5の特徴は、
さらに、IGBT素子を有し、前記pn接合ダイオード
が、pn接合部を偶数有する双方向のツェナーダイオー
ドであり、前記pn接合ダイオードの一方の電極が前記
IGBT素子のゲート電極に電気的に接続され、他方の
電極が前記IGBT素子のエミッタ電極に電気的に接続
されていることである。
【0027】上記本発明の半導体装置の第5の特徴によ
れば、IGBT素子のゲート電極への過負荷電圧印可を
阻止するツェナーダイオードとして上記第1から第4の
特徴のいずれかを有するツェナーダイオードを用いるこ
とができる。ここで用いられるツェナーダイオードは、
多段のpn接合ダイオードとして用いられることが多い
ため、基板上の占有面積の縮小化、あるいはpn接合部
の拡張化により、半導体装置そのものの小型化を図るこ
とができる。
【0028】IGBT素子に替えて、MOSFET素子
を有する場合においてもIGBT素子の場合と同様な作
用を得ることができる。
【0029】さらに、上記IGBT素子もしくはMOS
FET素子が、トレンチ構造を有するものであれば、こ
れらの素子の基板上での占有面積も縮小可能であるため
半導体装置全体としての小型化がさらに図られる。ま
た、pn接合ダイオードが形成されるトレンチとIGB
T素子もしくはMOSFET素子が形成されるトレンチ
の深さサイズが同じであれば、トレンチ形成工程を同一
工程で行えるため、半導体装置の製造工程の簡易化を図
ることができる。
【0030】本発明の半導体装置の製造方法の特徴は、
半導体基板にU字型断面を有するトレンチを形成する工
程と、前記トレンチの内表面を含む前記半導体基板表面
上に絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜上にp型もし
くはn型の第1導電型を有する多結晶シリコン膜を形成
する工程と、イオン注入法を用いて、前記第1導電型と
逆の導電型である第2導電型を有する不純物イオンを、
前記トレンチを含む前記半導体基板表面に垂直な方向か
ら注入し、前記トレンチの底部および開口部表面に第2
導電型を有する多結晶シリコン膜を形成する工程とを有
することである。
【0031】上記製造方法の特徴によれば、レジストマ
スクを用いずに、トレンチの形状自身のマスク効果によ
り、選択的にイオン注入を行うことが可能であり、トレ
ンチの底部とトレンチの開口部表面に第1導電型を有す
る半導体層を有し、トレンチの内壁部に第2導電型を有
する多段型pn接合ダイオードを簡易な工程で形成する
ことができる。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
1(a)〜図6(d)を参照して説明する。
【0033】(第1の実施の形態)まず、本発明の第1
の実施の形態について図1(a)および図1(b)を用
いて説明する。第1の実施の形態は、pn接合ダイオー
ドをトレンチ(溝)構造で形成することに特徴がある。
図1(a)は、第1の実施の形態に基づくpn接合ダイ
オードの平面形状を示したものである。矩形状のp型不
純物拡散層50aとn型不純物拡散層60aを有し、p
n接合部とその周囲がトレンチ20内に形成されてい
る。
【0034】図1(b)は、図1(a)における一点鎖
線AA’での切断面を示したものである。同図に示すよ
うに、U字型のトレンチ20の内壁にp型不純物拡散層
50aとn型不純物拡散層60aが形成されている。こ
のようにトレンチ構造を用いることで、従来基板面方向
に形成されていた各拡散層を深さ方向に形成できるの
で、基板上でのダイオードの占有面積を大幅に縮小する
ことが可能となる。
【0035】第1の実施の形態に基づくpn接合ダイオ
ードの作製方法を図1(b)を参照しながら、以下簡単
に説明する。まず、p型の半導体基板10にRIE(Re
active Ion Etching)法を用いてU字型トレンチ20
を形成する。その後、熱酸化法等を用いて半導体基板1
0表面に酸化膜からなる絶縁膜30を形成する。
【0036】絶縁膜30上にノンドープの多結晶シリコ
ン膜40をCVD法を用いて形成する。
【0037】この後、通常のフォトリソグラフィ工程を
用いて、pn接合ダイオードを形成領しようとする領域
に開口を有するレジストパターンを形成する。このレジ
ストパターンをマスクとして、イオン注入法を用いて、
例えばp型不純物であるホウ素(B)イオンを注入す
る。このときの条件は、例えばイオン注入エネルギを4
0keV、ドーズ量を8×1013cm-2とする。
【0038】使用したレジストパターンを剥離した後、
再度フォトリソグラフィ工程を用いて、今度はn型不純
物拡散層を形成する領域のみに開口を有するレジストパ
ターンを形成する。このレジストパターンをマスクとし
て、イオン注入法を用いて、例えばn型不純物である砒
素(As)イオンを注入する。このときの条件は例えば
イオン注入エネルギを40keV、ドーズ量を5×10
15cm-2とする。この後アニールを行い、イオン注入層
を活性化する。高濃度にn型不純物がイオン注入された
領域はn型の導電型を示す。なお、pn接合部周囲の多
結晶シリコン膜530は、必要に応じてエッチング除去
するとよい。
【0039】なお、トレンチの幅が狭い場合は、トレン
チ底部の中央にレジストパターンのエッジを形成するこ
とが困難となる。この場合は、レジストパターンエッジ
をトレンチの開口部入り口にレジストパターンエッジを
形成するとよい。
【0040】トレンチサイズは特に限定されないが、ト
レンチの深さが深いほど基板表面上のpn接合ダイオー
ドの占有面積の縮小効果が大きい。例えば、現状では幅
1〜2μm、深さ3μm〜6μm程度のトレンチを形成
し、膜厚約50nm程度の熱酸化膜を形成し、さらに膜
厚約400nm程度の膜厚の多結晶シリコン膜を形成す
ることによりpn接合ダイオードを形成することができ
る。
【0041】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態について図2(a)および図2(b)を用
いて説明する。第2の実施の形態も、上述した第1の実
施の形態の場合と同様にpn接合ダイオードをトレンチ
構造で形成している。
【0042】図2(a)は、第2の実施の形態に基づく
pn接合ダイオードの平面形状を示したものである。矩
形の平面形状を有するp型不純物拡散層50bとn型不
純物拡散層60bから形成されている。なお、第1の実
施の形態と異なり、ここではトレンチを横断するように
pn接合部が形成されている。
【0043】図2(b)は、図2(a)における一点鎖
線BB’での切断面を示したものである。同図に示すよ
うに、p型不純物拡散層50bは、U字型トレンチ20
に沿って同様なU字状に形成されている。n型不純物拡
散層60bもp型不純物拡散層50bと同様なU字状の
拡散層を形成する。これに伴い、pn接合部の断面もU
字状に形成される。
【0044】トレンチの深さをdとすると、図7(a)
に示すような従来のpn接合ダイオードと同一の基板上
占有面積を有する第2の実施の形態におけるpn接合ダ
イオードでは、pn接合部の実効的な長さを2d分長く
できる。これに伴い当然pn接合部面積も広がる。
【0045】なお、第2の実施の形態におけるpn接合
ダイオードは、上述した第1の実施の形態における製造
方法を用いて作製することが可能である。
【0046】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態について図3(a)〜図4を用いて説明する。第
3の実施の形態も、上述した第1、第2の実施の形態の
場合と同様にトレンチ構造を有するpn接合ダイオード
であるが、特にpn接合ダイオードが複数形成された多
段構造を有するものであり、構造とその作製方法に特徴
を有する。
【0047】双方向のnpnpn接合ダイオードを例に
とり、以下に第3の実施の形態における製造方法とその
構造について説明する。
【0048】まず、図3(a)〜図3(c)を参照し
て、製造方法について説明する。図3(a)に示すよう
に、p型の半導体基板10にRIE法を用いてU字型ト
レンチ20を形成する。その後、熱酸化法等を用いて半
導体基板10表面に酸化膜からなる絶縁膜30を形成す
る。
【0049】図3(b)に示すように、CVD法を用い
て絶縁膜30上にp型不純物がドープされた多結晶シリ
コン膜50cを形成する。
【0050】次に、図3(c)に示すように、トレンチ
20の近傍には特にレジストマスク等を形成することな
く、基板表面に対し、例えばリン(P)やヒ素(As)
等のn型不純物イオンを高濃度にイオン注入する。
【0051】同図に示すように、基板表面に対し、ほぼ
垂直な角度からイオン注入を行うと、トレンチ20の側
壁部を除く多結晶シリコン膜に選択的にn型不純物がイ
オン注入されることになる。即ち、基板表面の多結晶シ
リコン層がマスクとなり、トレンチ側壁部はイオン注入
は行われず、p型のシリコン多結晶層がそのまま残り、
それ以外の基板表面層およびトレンチの底部にn型不純
物イオン注入層60C1〜60C3が形成される。
【0052】その後、通常の熱アニール工程を経ると、
イオン注入層は活性化され、不純物拡散層となり、結果
的にトレンチ20およびその周囲を含む領域に双方向の
npnpn型接合ダイオードが形成できる。
【0053】このように、上述のような製造方法を用い
れば、レジストパターンを形成することなく、トレンチ
形状そのもののマスク効果により、トレンチ内にpnp
の接合を形成することが可能となり、多段型pn接合ダ
イオードの製造工程を簡略化できる。
【0054】図4は、上述の多段型pn接合ダイオード
の製造方法を応用して、2つのトレンチ20a、20b
を用いてより接合段数の多いpn接合ダイオードを形成
した例である。このように、双方向の多段型pn接合ダ
イオードを作製する場合は、トレンチ構造を用いること
による占有面積を縮小させることが可能であるととも
に、製造工程も簡略化できることから、そのメリットは
大きい。
【0055】(第4の実施の形態)本発明の第4の実施
の形態について、図5〜図6(d)を参照して説明す
る。図5は、上述した第4の実施の形態における双方向
多段型pn接合ダイオードであるツェナーダイオードを
ゲートの耐圧保護素子として用いたIGBT素子を有す
る半導体装置の構造例を示す装置の一部断面図である。
【0056】同図に示すように、ここでは特にU字型ト
レンチ構造を有するIGBT素子例を示している。コレ
クタ電極(C)に接続されているp+型単結晶半導体基
板100上にn-型エピタキシャル層110が形成され
ており、さらにこの上にp型ベース層120が形成され
ている。同図中左側に示すトレンチ140の内側には、
ゲート酸化膜160を介してp型多結晶シリコン170
で形成されたゲート電極が設けられている。トレンチ1
40の両側左右の基板表面層には、n+型エミッタ領域
130が形成されている。このU字型トレンチ構造を有
するIGBT素子では、トレンチ140の表面に沿って
+型エミッタ領域130とn-型エピタキシャル層11
0間に電子のチャネルが形成される。
【0057】一方、図5中右側には、図3(c)に示し
たものと同様なトレンチ構造を有する双方向npnpn
型ツェナーダイオードが形成されている。ツェナーダイ
オードーの一方の端部に相当するn型不純物拡散層19
0aは、電気的にn+型エミッタ領域130に接続され
ており、ツェナーダイオードの他方の端部に相当するn
型不純物拡散層190cは、電気的にゲート電極に接続
されている。
【0058】ツェナーダイオードのツェナー電圧をIG
BT素子の耐ゲート電圧より低い電圧値に設定しておけ
ば、IGBT素子の耐ゲート電圧値を越える電圧がかか
るような場合には、接続されたツェナーダイオードの方
に電流が流れ込むため、IGBT素子に直接負荷がかか
ることがない。
【0059】ツェナーダイオードを構成するpn接合ダ
イオードの段数は、作製するIGBT素子のゲート耐電
圧値に依存する。
【0060】図6(a)〜図6(d)を参照して、上述
するツェナーダイオードとIGBT素子を備えた半導体
装置の製造方法について簡単に説明する。
【0061】まず、図6(a)に示すように、ボロン
(B)がドープされた単結晶のp+型シリコン基板10
0上に気相成長法を用いて、膜厚約70μmのn-型エ
ピタキシャル層110を形成する。気相成長の条件とし
ては、例えば減圧下で基板温度を1200℃程度とし、
反応ガスとしてモノシラン(SiH4)ガス、ドーピン
グガスとしてホスフィン(PH3)を用いる。
【0062】次にイオン注入法を用いて、エピタキシャ
ル層21の表面全面に、ボロン(B)イオンを注入す
る。注入条件は、例えばイオン注入エネルギを40〜5
0keV、ドーズ量を1013〜1014/cm2とする。
注入後、基板温度1100〜1200℃で約1〜2時間
基板をアニールし、注入したBイオンを活性化し、深さ
約2μmのp型ベース領域22を形成する。
【0063】基板表面にレジストを塗布し、フォトリソ
グラフィ工程を用いて、レジストパターンを形成する。
このレジストパターンを注入マスクとし、イオン注入法
を用いて砒素(As)イオンを基板面に注入する。この
時のイオン注入条件は、例えばイオン注入エネルギを3
0〜40keV、ドーズ量を約1015/cm2とする。
この後基板温度約900〜1000℃で、約10〜20
分間、基板のアニールを行い、注入イオンを活性化し、
深さ約0.5μmのn+型ソース領域130を形成す
る。
【0064】次に、図6(b)に示すように、n+型ソ
ース領域130表面からp型ベース領域22を貫いてn
-型エピタキシャル層110に達するトレンチ140お
よび150を形成する。トレンチの形成には、反応性イ
オンエッチング(RIE)法を用いるとよい。エッチン
グガスとして、例えばフレオン(CF4)ガス等を用い
るとよい。同図に示すようにトレンチ140とトレンチ
150の溝深さを揃えておれば、同一工程でエッチング
を行うことができる。
【0065】基板表面および、トレンチ140、150
の内表面を熱酸化し、表面に膜厚約50〜100nmの
ゲート酸化膜160を形成する。
【0066】図6(c)に示すように、減圧CVD法を
用いて、基板表面に膜厚約400〜500nmのボロン
(B)がドープされた多結晶シリコン170を形成す
る。このときトレンチ140内は多結晶シリコン170
で埋め込まれ、トレンチ150内には、中央に溝が残る
ようにそれぞれのトレンチ幅を設定することが好まし
い。
【0067】図6(d)に示すように、通常のフォトリ
ソグラフィ工程を用いて基板表面にレジストパターン2
00を形成する。同図に示すように、このレジストパタ
ーン200をマスクとし、上述した第3の実施の形態に
示した作製方法と同様な方法で、n型不純物である砒素
(As)イオンをイオン注入する。例えばイオン注入エ
ネルギを40keV、ドーズ量を5×1015/cm2
する。不要となったレジストは、剥離する。この後、ア
ニールを行うことでnpnpn型ツェナーダイオードが
形成される。
【0068】この後、不要なレジストを除去し、さらに
通常のフォトリソグラフィ法を用いて不要部分のp型多
結晶シリコンをエッチング除去する。基板表面に層間絶
縁膜を形成し、必要に応じコンタクトホールを形成す
る。層間絶縁膜上にAl等の導電膜を形成し、フォトリ
ソグラフィ法を用いてパターニングを行い、必要な配線
を形成すれば、図5に示すツェナーダイオードとIGB
T素子を備えた半導体装置が形成できる。
【0069】このように、第1〜第3の実施の形態に示
したトレンチ構造を有するpn接合ダイオードを、同様
にトレンチ構造を有するIGBT素子と組み合わせる
と、トレンチ作製を同一工程で行うことができるので、
作製工程の負担を軽減することもできる。IGBT素子
のかわりにMOSFET素子を用いた場合も同様な効果
を得ることができる。なお、MOSFET素子を用いた
場合は図5における単結晶半導体基板の導電型は、IG
BT素子の場合と逆の導電型となる。
【0070】以上、第1〜第4の実施の形態に説明した
ように、トレンチ構造を有するpn接合ダイオードは、
基板上における占有面積を従来より縮小することができ
るため、装置の小型化に有効である。特に、多段型pn
接合ダイオードを形成する必要がある場合には、このメ
リットが大きい。さらに、トレンチ形状を利用して第3
の実施の形態に示す方法で、選択的にイオン注入を行え
ば、多段型pn接合ダイオードを形成する際に必要なフ
ォトリソグラフィ工程を省略することができる。また、
トレンチ構造を有する素子と組み合わせれば、トレンチ
形成工程を共通工程とすることができ、工程上の負担を
軽減することもできる。
【0071】以上、実施の形態に沿って本発明を説明し
たが、本発明は、これらに制限されるものではない。例
えば、上述した実施の形態においては、ツェナーダイオ
ード等の例について説明しているが、アバランシェダイ
オードその他のpn接合を有するダイオードであれば種
々のものに応用可能である。
【0072】なお、アバランシェダイオードを形成する
場合は、ツェナーダイオードの場合と異なり、トンネル
効果ではなく、なだれ増幅による効果を用いるため、各
不純物層の濃度を約2×1017cm-3以下にすることが
必要となる。
【0073】また、上述の実施例中で示した各半導体層
の導電型は、p型とn型が反転した場合であっても同様
な効果を得ることができることはいうまでもない。
【0074】
【発明の効果】上述するように、本発明によれば、従来
基板面方向に形成されていたpn接合ダイオードがU字
型トレンチに沿って、基板の深さ方向にも形成できるの
で、基板上でのpn接合ダイオードの占有面積を縮小す
ることが可能となる。pn接合ダイオードの基板上にお
ける占有面積の縮小により、半導体装置の小型化を図る
ことができる。
【0075】また、pn接合ダイオードのpn接合部
を、上記トレンチを横断するように配置すれば、トレン
チの断面と同様なU字型のpn接合部を形成でき、基板
上でのpn接合ダイオードの占有面積に対するpn接合
部の面積を拡大することができる。このようなpn接合
部面積の拡張は、ダイオードの静電破壊特性を改善する
ことができる。
【0076】また、レジストマスクを用いずに、トレン
チの形状自身のマスク効果により、選択的にイオン注入
を行うことも可能であり、トレンチの底部とトレンチの
開口部表面に第1導電型を有する半導体層を有し、トレ
ンチの内壁部に第2導電型を有する多段型pn接合ダイ
オードを簡易な工程で形成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるpn接合ダイ
オードの平面図と断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態によるpn接合ダイ
オードの平面図と断面図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態による多段型pn接
合ダイオードの平面図と断面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態における別の多段型
pn接合ダイオードの平面図と断面図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態における多段型pn
接合ダイオードとIGBT素子を有する半導体装置の断
面図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態における多段型pn
接合ダイオードとIGBT素子を有する半導体装置の製
造方法を説明するための各工程における装置の断面図で
ある。
【図7】従来のpn接合ダイオードの構成例を示す素子
の平面図と断面図である。
【図8】従来のpn接合ダイオードの別の構成例を示す
素子の平面図である。
【図9】MOSFETに備える従来の多段型双方向pn
接合ダイオードの平面図と、回路構成図である。
【符号の説明】
10・・・p型ベース領域 20・・・トレンチ 30・・・絶縁膜 40・・・ノンドープの多結晶シリコン膜 50・・・p型不純物拡散層 60・・・n型不純物拡散層 100・・・p+型単結晶シリコン基板 110・・・n+型エピタキシャル層 120・・・p型ベース領域 130・・・n+型エミッタ領域 140、150・・・トレンチ 170・・・多結晶シリコン膜 180・・・p型不純物拡散層 190・・・n型不純物拡散層

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に絶縁膜を介して形成され
    た、薄膜状の一段もしくは多段のpn接合ダイオードを
    有する半導体装置において、 前記半導体基板が、U字型断面を有するトレンチを有
    し、 前記pn接合ダイオードの少なくとも一部が、前記トレ
    ンチの内表面に沿って形成されていることを特徴とする
    半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記pn接合ダイオードが有するpn接
    合部が、平面上前記トレンチを横断するように、前記半
    導体基板上に配置されていることを特徴とする請求項1
    に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記pn接合ダイオードが、 前記半導体基板上に前記絶縁膜を介して形成された多結
    晶シリコン膜にp型不純物を拡散して形成されたp型半
    導体層と、 前記多結晶シリコン膜にn型不純物を拡散して形成され
    たn型半導体層とを有することを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記pn接合ダイオードが、 前記トレンチの底部および開口部表面に形成された、n
    型もしくはp型の導電型を有する第1半導体層と、 前記トレンチの内側壁部に形成された、前記第1半導体
    層とは逆の導電型を有する第2半導体層とを有すること
    を特徴とする請求項1または3に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記pn接合ダイオードが、ツェナーダ
    イオードであることを特徴とする請求項1から4のいず
    れか1に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 さらに、IGBT素子を有し、 前記pn接合ダイオードが、pn接合部を偶数有する双
    方向ダイオードであり、前記pn接合ダイオードの一方
    の電極が前記IGBT素子のゲート電極に電気的に接続
    され、他方の電極が前記IGBT素子のエミッタ電極に
    電気的に接続されていることを特徴とする請求項5に記
    載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 さらに、MOSFET素子を有し、 前記pn接合ダイオードが、pn接合部を偶数有する双
    方向ダイオードであり、前記pn接合ダイオードの一方
    の電極が前記MOSFET素子のゲート電極に電気的に
    接続され、他方の電極が前記MOSFET素子のソース
    電極に電気的に接続されていることを特徴とする請求項
    5に記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記IGBT素子がトレンチ構造を有す
    ることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記MOSFET素子がトレンチ構造を
    有することを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記IGBT素子が有するトレンチと
    前記pn接合ダイオードが形成されているトレンチが、
    ともに同じ深さを有することを特徴とする半導体装置。
  11. 【請求項11】 前記MOSFET素子が有するトレン
    チと前記pn接合ダイオードが形成されているトレンチ
    が、ともに同じ深さを有することを特徴とする半導体装
    置。
  12. 【請求項12】 半導体基板にU字型断面を有するトレ
    ンチを形成する工程と、 前記トレンチの内表面を含む前記半導体基板表面上に絶
    縁膜を形成する工程と、 前記絶縁膜上にp型もしくはn型の第1導電型を有する
    多結晶シリコン膜を形成する工程と、 イオン注入法を用いて、前記第1導電型と逆の導電型で
    ある第2導電型を有する不純物イオンを、前記トレンチ
    を含む前記半導体基板表面に垂直な方向から注入し、前
    記トレンチの底部および開口部表面に第2導電型を有す
    る多結晶シリコン膜を形成する工程とを有する半導体装
    置の製造方法。
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