JP4637401B2 - 油圧緩衝器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のサスペンションとして使用され、特にピストンの低速域においてピストンロッドに一定のフリクションを付与する油圧緩衝器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に自動車等のサスペンションとして使用される油圧緩衝器はシリンダの端部にロッドガイドとオイルシールとを設け、又シリンダ内にはピストンを介してピストンロッドが移動自在に挿入され、当該ピストンロッドは上記ロッドガイドの内周とオイルシールの内周とに摺接しながら外部に導出している。ロッドガイドはピストンロッドをピストンと協働して軸方向に案内し、オイルシールはシリンダ内の油が外部に洩れるのを防止している。オイルシールの外周にはバンドが設けられており、このバンドの締付力とオイルシール自体の弾性とでオイルシールの内周とピストンロッドの外周との間に一定のフリクションが発生するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一般にピストン速度の低速域ではピストン等に設けたオリフィス又は減衰バルブに流動抵抗がほとんど発生せず、従って減衰力が発生しないが、オイルシールとピストンロッドとの間のフリクションはピストンロッドの摺動性に影響を与え、従って車両の乗心地にも影響がある。
【0004】
この為、油圧緩衝器の設計時にはオイルシールとピストンロッドとの間のフリクションの大きさを計算し、この計算に基づいてピストンロッドの外周にオイルシールを組付け、ピストンの低速域においても一定のフリクションが発生するようにしている。
【0005】
しかしながら、長期間の使用中にはくり返しオイルシールがピストンロッドと摺接するとこのオイルシールが劣化することが考えられる。この場合オイルシールのピストンロッドに対するフリクションが所定通り効かなくなり、その結果ピストンの低速域において、ピストンとピストンロッドの微細な振動を抑制しにくくなり、例えば悪路走行時に発生する大きな振動後に微細な上下方向の振動が残っていつまでも続くと、車体がいつまでも小さく振動し乗心地を悪くする不具合が起り得る。
【0006】
そこで、本発明の目的は、オイルシールに関係なくピストンの微低速域において常にピストンロッドに一定のフリクションを付与できる油圧緩衝器を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の手段は、シリンダの端部にロッドガイドとオイルシールとを設け、シリンダ内にピストンを介して移動自在に挿入したピストンロッドが上記ロッドガイドとオイルシールの内周を摺接して外部に導出している油圧緩衝器に於て、ロッドガイドの内周に環状溝を形成し、この環状溝内にピストン速度の微低速時にピストンロッドに対して一定のフリクションを付与するブッシュを嵌合し、当該ブッシュはその内部を貫通して形成された通路と、通路に設けられてエアーと油の逆流を防止するチェック弁とを設けたことを特徴とするものである。
【0008】
この場合、チェック弁がダッグビル構造に成形されているのが好ましい。
【0009】
同じく、ブッシュが弾性なブッシュ本体と、ブッシュ本体の背部に設けた芯金とからなり、通路がブッシュ本体に垂直方向又は斜め方向に形成されていても良い。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図にもとづいて説明する。
【0011】
本発明の各実施の形態に係る車両用サスペンションとして使用される油圧緩衝器は、図1に示すように、シリンダ1の端部にロッドガイド2とオイルシール3とを設け、シリンダ1内にピストンを介して移動自在に挿入したピストンロッド4が上記ロッドガイド2とオイルシール3の内周を摺接して外部に導出している。そして、本発明では、更にロッドガイド2の内周に環状溝5を形成し、この環状溝5内にピストン速度の微低速時にピストンロッド4に対して一定のフリクションを付与するブッシュ6を嵌合し、当該ブッシュ6に通路7と通路7の途中に配置してエアと油の逆流を防止するダッグビル構造のチェック弁8とを設けている。
【0012】
以下、更に詳しく説明する。
【0013】
シリンダ1と同芯にアウターシェル9が配設され、シリンダ1とアウターシェル9の上端部にはベアリング10を内周に備えたロッドガイド2が固定されている。
【0014】
ロッドガイド2の上方たる外部側にはバンド11で付勢された上下のリップからなるオイルシール3が設けられ、このオイルシール3は支持金具12を介してロッドガイド2の支持突起13に支持され、又アウターシェル9のカシメ部9aと支持板14とで保持されている。
【0015】
ベアリング10とオイルシール3はピストンロッド4の外周と摺接し、ロッドガイド2の油溜室15に溜った油とエアはロッドガイド2に形成した油路16を介してアウターシェル9内側のリザーバ17に回収されるようになっている。
【0016】
ブッシュ6の内周はピストンロッド4に摺接し、ピストンの低速域において、一定のフリクションをピストンロッド4に付与するようになっている。
【0017】
シリンダ1内にはピストンで区画された油室18を有し、この油室18内の油と混入したエアはブッシュ6に設けた通路7とチェック弁8を介してブッシュ6上方への流れは許容するが、ブッシュ6上方に流出した油と空気はチェック弁8によって逆流が防止され、これらは必ず油溜り室15よりリザーバ17に回収されるようになっている。
【0018】
ブッシュ6は環状の弾性なブッシュ本体20と、ブッシュ本体20の外周に設けた芯金22とからなり、ブッシュ本体20の内周には弯曲した摺接面21を形成している。
【0019】
ブッシュ6はブッシュ本体20のみでも使用可能であるが、芯金22を設けることでブッシュ本体20を補強するのが好ましい。
【0020】
ブッシュ本体20には縦方向に大径部7aと小径部7bとからなる垂直方向の通路7を形成している。通路7の途中にはダッグビル構造のチェック弁8を挿入し、油室18から上方への油とエアの流れは許容するが、上方からの逆流は防止している。
【0021】
チェック弁8は円筒部8aと円筒部8aの先端に形成した拡縮自在なリップ8cとで構成されている。特にリップ8cは截頭円錐体からなる弾性な弁体からなり、いわゆるダッグビル構造となっているのか好ましい。
【0022】
この場合、チェック弁8の円筒部8aとリップ8cとはゴム等の弾性材で一体成形され、全長は通路7の大径部7aより寸法を短かくしているが、大径部7aとほぼ同一の長さであっても良い。
【0023】
通路7は垂直であっても良く、斜め方向に形成しても良い。
【0024】
更に、摺接面21はストレートでも良く、その他フリクションが発生し易い構造になっていれば良いが、図示のように弯曲面とすることでその頂部に応力が集中できるようにしても良い。
【0025】
上記の実施の形態に係る油圧緩衝器によれば、ベアリング10やオイルシール3によるフリクションに関係なくブッシュ6によってピストンロッド4に一定のフリクションを付与できる。この為、車両の走行中,悪路走行によって大きな振動が車体に発生し、その後微細な振動が残っても、この微振動はブッシュ6のピストンロッド4に対するフリクションでピストンロッド4の上下動が抑制されることにより解消される。いいかえればピストン速度の微低速域での車体の微振動がフリクションで抑制され、乗心地を向上できる。
【0026】
図4は、本発明の他の実施の形態に係り、これは、図1乃至図3のブッシュの構造、特にチェック弁8の構造を変更したものである。チェック弁8以外の構造,作用,効果は、図1の場合と同じであり、同一の構造は、同一の符号を付すことで詳細は省略する。
【0027】
この場合のチェック弁8は円筒部としてパイプ8eを使用し、リップ8cをブッシュ本体20の一部を薄くして成形したものである。
【0028】
同じく図5は本発明の他の実施の形態に係り、これは通路7を斜めに成形し、この通路7内に円筒部としてパイプ8eを使用し、リップとしてブッシュ本体20の薄肉部8dを使用したチェック弁8を配置したものである。その他の構造,作用,効果は図1,図4の上記の実施の形態と同じである。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、次の効果がある。
【0030】
(1) 各請求項の発明によれば、ロッドガイドの環状溝内にブッシュを嵌合し、このブッシュでピストンロッドに対してピストンの微低速域で一定のフリクションを付与しているので、例えば、車体が大きな振動後に微細な振動が残ってもこの振動は上記のフリクションで抑制され、いつまでも微振動が続くのが防止される。その結果、車体が安定し乗心地が向上する。
【0031】
(2) 同じく、ブッシュには油とエアの流通する通路と逆流防止用のチェック弁を設けたのでシリンダ内の油とエアがシリンダの油室から洩れるのを許容するが、逆にエアが油室側に逆流するのを防止でき、ピストン等に設けたポート又は減衰バルブ等の減衰力発生機構における減衰力を安定できる。
【0032】
(3) 同じく、ブッシュでオイルシール等に関係なくフリクションを発生できるから、オイルシールが劣化しても常にピストンロッドに対するフリクションを効かせることができる。
【0033】
(4) 請求項2の発明によれば、チェック弁がダッグビル構造に形成されているのでエアの逆流を確実に防止できる。
【0034】
(5) 請求項3の発明によれば、ブッシュ本体が芯金で補強されているのでブッシュの耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る油圧緩衝器の一部拡大縦断正面図である。
【図2】図1のブッシュ部の一部拡大断面図である。
【図3】図2のブッシュの上方から見た一部拡大断面図である。
【図4】他の実施の形態に係る油圧緩衝器のブッシュ部の一部拡大断面図である。
【図5】他の実施の形態に係る油圧緩衝器のブッシュ部の一部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 シリンダ
2 ロッドガイド
3 オイルシール
4 ピストンロッド
5 環状溝
6 ブッシュ
7 通路
8 チェック弁
8c リップ
Claims (3)
- シリンダの端部にロッドガイドとオイルシールとを設け、シリンダ内にピストンを介して移動自在に挿入したピストンロッドが上記ロッドガイドとオイルシールの内周を摺接して外部に導出している油圧緩衝器に於て、ロッドガイドの内周に環状溝を形成し、この環状溝内にピストン速度の微低速時にピストンロッドに対して一定のフリクションを付与するブッシュを嵌合し、当該ブッシュにはその内部を貫通して形成された通路と、通路に設けられてエアーと油の逆流を防止するチェック弁とを設けたことを特徴とする油圧緩衝器。
- チェック弁がダッグビル構造に成形されている請求項1の油圧緩衝器。
- ブッシュが弾性なブッシュ本体と、ブッシュ本体の背部に設けた芯金とからなり、通路がブッシュ本体に垂直方向又は斜め方向に形成されている請求項1又は2の油圧緩衝器。
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