JP4636987B2 - エアダンパ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、自動車のグローブボックス等に用いられて、その開閉動作を制動するエアダンパに関する。
従来のこの種のエアダンパとして、下記特許文献1には、筒状のシリンダと、Oリングが装着されて前記シリンダ内を移動するピストンと、ピストンを基端部側へ弾性付勢するコイルスプリングと、シリンダの先端部に装着されるキャップとを備えるエアダンパが開示されている。そして、紐状体の一端がシリンダの先端外部にクリップを介して固定され、該紐状体がキャップに形成された通孔を通してシリンダ内へ引き込まれ、中間部が前記ピストンに引き掛けられてシリンダの先端側へ折り返されると共に、キャップの通孔を通してシリンダの外部へ挿出するように構成されている。
また、グローブボックス等の開閉に用いられるものではないが、車両の後部荷室には、リアシェルフ等をテールゲートの開閉と連動して上下動させるために、紐状体を引き出したり、引き戻したりする装置が設けられている。このような装置として、下記特許文献2には、筒状のシリンダと、該シリンダ内を移動するピストンと、該ピストンをシリンダの基端部側へ弾性付勢するコイルスプリングと、シリンダの先端部開口を閉塞するキャップと、ピストン及びキャップに引き掛けられて、シリンダの外部へ挿出される紐状体とを有する、引き込み装置が開示されている。また、キャップの裏側のほぼ中央からT字状の引掛部が突設され、キャップの中心からずれた位置に通孔が設けられており、紐状体は、一端部がキャップの引掛部に引き掛けられ、中間部がピストンに引き掛けられてシリンダの先端部側へ折り返され、他端部がキャップの通孔から引き出されるようになっている。
特開2001−108002号公報 再公表特許WO01/042049号公報
しかしながら、上記特許文献1のエアダンパの場合、紐状体の一端部及び中間部の双方が、キャップの通孔を通されているので、紐状体が引き出されたり引き戻されたりして、通孔内を摺動する際に、一端部と中間部とが絡まって摺動性が低下することがある。また、紐状体の一端部を固定するためのクリップが、シリンダの外周に設けられているので、エアダンパ全体が嵩張ってしまって、取付けスペースが小さい場合等に、取付けが難しくなるという不都合が生じる。
更に、上記特許文献2の引き込み装置の場合、紐状体は、キャップの通孔から引き出すようにしているが、この通孔は比較的小さい内径で形成されている上、キャップの中心からもずれているので、紐状体を通しにくいことがあった。また、取付ける部材によっては、紐状体を通孔から斜めに引き出したい場合があるが、上記通孔では、通孔と紐状体との摺動抵抗が増大するため、引き出し方向を大きく変えられないという問題があった。
したがって、本発明の目的は、紐状体が絡まったりせず摺動性を維持できると共に、コンパクトに形成可能で、紐状体の引き出し方向を自由に設定できるエアダンパを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1は、基端部が閉塞し先端部が開口した筒状のシリンダと、該シリンダ内を移動して内部空間を加減圧させるピストンと、前記シリンダの先端部に装着されるキャップと、前記ピストン及び前記キャップの間に介装されて、前記ピストンを前記シリンダの基端部側へ弾性付勢するコイルスプリングと、前記ピストン及び前記キャップに引き掛けられる紐状体とを備え、
前記キャップは、前記シリンダ内周に適合する嵌合筒部と、この嵌合筒部の前記シリンダの外側に位置する端面をなすと共に、テーパ状に凹んで前記シリンダ内方に突出し、その先端が前記紐状体の挿出口をなすテーパ筒部と、このテーパ筒部の前記挿出口周縁の一箇所と前記嵌合筒部内周とを連結する台部と、この台部から前記テーパ筒部の内壁面の延長上に一面を配置して、前記シリンダ内方に向けて軸方向に延出され、その先端部が前記テーパ筒部の半径方向外方に折曲されたフック部とを有しており、
前記紐状体は、一端部が前記キャップのフック部に引き掛けられ、その中間部が前記ピストンに形成された紐掛け部に通されると共に前記シリンダの先端部側へ折り返されて、他端部が前記キャップのテーパ筒部の挿出口を通して前記シリンダの外部へ挿出されていることを特徴とするエアダンパを提供するものである。
上記第1の発明によれば、固定部材と可動部材とのいずれか一方にシリンダを固定し、他方にシリンダの外部に挿出された紐状体の端部を連結することにより、可動部材を移動させて紐状体を引っ張ると、コイルスプリングの付勢力に抗してピストンがシリンダ内で摺動し、紐状体が引き出される。また、可動部材に対する外力を除くと、コイルスプリングの付勢力によってピストンがシリンダの基端部側に移動し、紐状体が引き込まれる。このとき、ピストンの移動によってシリンダとピストンとで囲まれた空間の容積が変化するため、該空間内に外気が出入りする抵抗によってダンパ作用が付与される。
また、上記第1の発明によれば、紐状体の一端を固定するフック部が、キャップに設けられたテーパ筒部の挿出口周縁の一箇所から、前記シリンダ内方に向けて軸方向に延出され、その先端部を屈曲されて形成されているので、フック部に引き掛けられた紐状体の一端部と、挿出口から挿出される紐状体の中間部とが絡まったりすることがなく、紐状体の摺動を良好に維持することができる。更に、フック部をシリンダの内部に収容することができるので、エアダンパの外観をシンプルでコンパクトにすることができ、エアダンパを配置する際に、周縁の他部材に干渉したり、レイアウト上の制限を受けたりすることを少なくすることができる。
また、紐状体は、挿出口を通して、シリンダの外方に向かって次第に開口面積が広くなるテーパ筒部の凹壁面を摺動しながら引き出されるので、紐状体をスムーズに動作させることができると共に、紐状体の引き出し方向を比較的自由に設定することができる。
更に、フック部は、その先端部がテーパ筒部の半径方向外方に折曲されて形成されているので、挿出口から挿出される紐状体の中間部が、フック部の先端部に接触して擦られることが防止され、紐状体の引き出し、引き戻し時における、紐状体の動作をよりスムーズにすることができる。
本発明の第2は、前記第1の発明において、前記テーパ筒部の凹壁面には、前記台部を貫通する孔が形成されているエアダンパを提供するものである。
上記第2の発明によれば、型枠でキャップを成形する場合に、テーパ筒部の抜型方向に沿って、台部を貫通する孔が設けられているので、この孔からフック部の内側形状を形成するための突起を突出させることができ、型枠構造を簡単にすることが可能となり、製造コストを低減させる。また、台部の壁厚を一定にして成形時のヒケ防止を図ることができると共に、成形材料を低減して、軽量化を達成することができる。
本発明の第3は、前記第1又は第2の発明において、前記嵌合筒部の外周には、前記台部の内部に入り込む凹部が形成されているエアダンパを提供するものである。
上記第3の発明によれば、台部の内部に入り込む凹部により、台部の壁厚を一定にして成形時のヒケ防止を図ることができると共に、成形材料を低減して、軽量化を達成することができる。また、テーパ筒部ではなく、嵌合筒部の外周に凹部を設けたので、テーパ筒部の凹壁面における紐状体の摺動性を良好に維持することができる。
本発明のエアダンパによれば、可動部材の移動により、紐状体を介してピストンが移動してダンパ作用が付与されると共に、フック部がシリンダの内部に収容されているので、エアダンパの外観をシンプルでコンパクトにすることができ、エアダンパを配置する際に、周縁の他部材に干渉したり、レイアウト上の制限を受けたりすることを少なくすることができる。また、紐状体を、前記テーパ筒部の挿出口を通して引き出すことにより、紐状体をスムーズに動作させることができると共に、紐状体の引き出し方向を比較的自由に設定することができる。
以下、図面を参照して、本発明のエアダンパの一実施形態について説明する。
図1〜6には、本発明のエアダンパの第1の実施形態が示されている。図1に示すように、このエアダンパ10は、基端部が閉塞し有底状をなすと共に、先端部が開口して略円筒状をなしたシリンダ20と、該シリンダ20内に挿入配置されたピストン30と、シリンダ20の先端部に装着されるキャップ40と、ピストン30及びキャップ40の間に介装されて、ピストン30をシリンダ20の基端部側へ弾性付勢するコイルスプリング60とを有している。
シリンダ20は、その先端部の外周に環状突部21が突設され、この環状突部21に隣接して、後述するキャップ40の弾性係止片43が係合する係止孔22,22が、周方向に対向して設けられている。更に、この係止孔22に対して90度ずれたシリンダ20の内周には、凹溝23,23が対向して設けられ、後述するキャップ40のガイドリブ45が挿入されるようになっている。
また、シリンダ20の先端部及び基端部外周には、複数の取付け片24が形成されている。この取付け片24には、車両のインストルメントパネル等に取付けるための、取付け孔25がそれぞれ設けられている。
ピストン30は、Oリング61が摺動可能に装着される基部31を有している。この基部31の中央には、その前後面を貫通するオリフィス37が設けられている(図4,5参照)。また、基部31の両端部周縁からは、フランジ部32,33が突設されており、これによりOリング61が抜け止めされると共に、フランジ部32,33間を摺動可能となっている。
フランジ部32,33は、基本的にはシリンダ20内周に適合する円板状をなしているが、その周方向4箇所は直線状にカットされていて、シリンダ20内周との間に、空気の流路となる隙間を形成している。なお、フランジ部33の端面は、前記コイルスプリング60の一端を受ける受け座となっており、また、フランジ部33には、周方向に対向して、空気の流路となる切欠き34,34が設けられている。
基部31のフランジ部33の端面からは、U字状の内周を有した紐掛け孔36が形成されて、全体としてアーチ形状をなした紐掛け部35が突設されており、後述する紐状体70を通して引き掛けることが可能となっている。
シリンダ20の先端部には、キャップ40が装着される。図2及び図3を併せて参照すると、このキャップ40は、シリンダ20内周に嵌合する嵌合筒部41と、この嵌合筒部41の内側に設けられたテーパ筒部50と、このテーパ筒部50から突設されたフック部55とを有している。
嵌合筒部41は、シリンダ20の内周に適合する大きさで形成されている。その外周には、周方向に対向してコ字状のスリット42,42が設けられていて、このスリット42,42を介して、弾性係止片43,43が形成されている(図3(a)参照)。この弾性係止片43は、その基端部から先端部に向かって次第に高さが高くなるテーパ部43aと、シリンダ20の係止孔22周縁に係合する段部43bとを有している。また、弾性係止片43の基端部には、補強リブ44が突設されていて、弾性係止片43の内側へ撓むときの破損を防止している。なお、嵌合筒部41の端面は、前記コイルスプリング60の他端を受ける受け座となっている。
更に、嵌合筒部41には、弾性係止片43から90度ずれた外周に、軸方向に沿ってガイドリブ45,45が突設されている。このガイドリブ45は、シリンダ20の凹溝23に挿入されて、キャップ40をシリンダ20へ組付ける際のガイドとなると共に、キャップ40の回り止めとして機能する。
テーパ筒部50は、図2及び図3(c)を併せて参照すると、全体としてラッパ状に凹んだ形状をなしていて、嵌合筒部41の内側に一体形成されている。具体的には、このテーパ筒部50は、基端部が嵌合筒部41の一方の端面(シリンダ20の外側に位置する端面)をなし、先端部に向かってテーパ状に凹みつつ、嵌合筒部41のシリンダ20内方側に突出し、そして、その先端部が後述する紐状体70を挿出可能な挿出口51をなしている。また、前記挿出口51は、嵌合筒部41を軸方向から見たとき、その中心に位置するように形成されている。更に、テーパ筒部50の先端部は、嵌合筒部41から突出しない高さとされている。なお、本発明において、テーパ状とは、この実施形態に示されるようなラッパ状の凹壁面も含む意味である。
また、テーパ筒部50の先端部の挿出口51周縁の一箇所と、嵌合筒部41の内周の一部とは、図2及び図3(c)に示すような台部46で連結されている。また、前記テーパ筒部50のテーパ状に凹んだ外壁面には、開口101が設けられていて、この開口101を介して、台部46を貫通する孔100が設けられている。
台部46からは、シリンダ20の内方に向けて、軸方向にフック部55が延設されている。このフック部55は、台部46から垂直方向に延出する柱部56を有しており、この柱部56の先端から前記テーパ筒部50の半径方向外方に折曲すると共に、更に台部46側に折り返されて伸びて略L字形状をなした先端部57が設けられている。このフック部55の内側に形成された紐掛け凹空間99に紐状体70の一端部が挿入されて、フック部55に紐状体70の一端部が引き掛けられるようになっている。
そして、上述のキャップ40を形成する際には、例えば、次に説明するような型枠により成形される。
図2には、その型枠を構成する下型200のみが示されている。この下型200には、テーパ筒部50を形成するためのラッパ状をなした突起201と、この突起201の下方の外周一箇所から立設した突起202とを有している。また、突起202は、突起201から立設して、孔100を形成するための下側突起202aと、この下側突起202aの上端から段状に立設して、フック部55の内側形状を形成するための上側突起202bとを有している。なお、段状をなした上側突起202bの下端面202cは、フック部55の先端部55の下端面を形成する部分となる。
そして、キャップ40の成形時には、上記下型200と、フック部55の外側形状、嵌合筒部41の内側形状、及び、テーパ筒部50の裏側(嵌合筒部41内に入り込んだ部分)を形成する図示しない上型と、嵌合筒部41の外側形状を形成するために、フック部55を中心として水平方向に2分割される左右一対の型枠とが、それぞれ閉じられて図示しない射出ノズル等から、各型枠により形成されたキャビティ内に合成樹脂が射出されて、キャップ40が形成されるようになっている。
上述したピストン30及びキャップ40に引き掛けられる紐状体70は、図1に示すように、一端に環状をなした可動部材引掛部71が設けられ、同様に他端に環状をなしたフック引掛部72が設けられている。そして、可動部材引掛部71は、図示しない可動部材に連結され、フック引掛部72は、キャップ40のフック部55に引き掛けられるようになっている。
以上説明した各部材は、例えばポリオキシメチレン(POM)等の合成樹脂を射出成形することにより形成することができる。
次に、本発明のエアダンパ10の作用効果について説明する。
このエアダンパ10は、例えば、次のようにして組み付けられる。なお、組み付け順序は、下記の順序に限定されるものではない。
まず、キャップ40のフック部55に、爪部58側から紐状体70のフック引掛部72を挿入して引き掛ける。そして、コイルスプリング60の一端側から紐状体70を通して他端側から引き出す。その状態で、紐状体70の可動部材引掛部71をピストン30の紐掛け孔36に通して、キャップ40側に折り返すようにして引き出して、その後、コイルスプリング60を圧縮させながら、その内周に紐状体70を通していき、その端部である可動部材引掛部71を、キャップ40に形成されたテーパ筒部50先端の挿出口51から引き出す。
こうして、キャップ40とピストン30との間に、コイルスプリング60を圧縮状態で介装させて、それらをシリンダ20内に挿入していく。そして、キャップ40のガイドリブ45を、シリンダ20の凹溝23に整合させて押し込んでいくと、シリンダ20内周にテーパ部43aが押圧されて弾性係止片43が内側に撓み、段部43bが係止孔22に達すると弾性係止片43が弾性復帰して、段部43bが係止孔22周縁に係合し、キャップ40が抜け止めされてシリンダ20先端部に装着され、図4、5に示すように、エアダンパ10を組み立てることができる。
なお、可動部材引掛部71に予め図示しないクリップを取付けて、キャップ40の挿出口51から紐状体70を挿入し、紐掛け部35で折り返し、最後にフック部55に引き掛けるようにしてもよい。
このようにして得られるエアダンパ10は、例えば、自動車のグローブボックスの開閉等に適用される。この場合、自動車のインストルメントパネルに、取付け片24を介してエアダンパ10を固定し、キャップ40から挿出された紐状体70の可動部材引掛部71を、グローブボックスに形成されたフック等に引き掛ける。
このとき、本発明のエアダンパ10は、キャップ40に形成されたフック部55を、シリンダ20の内部に収容された状態とされていて、エアダンパ10の外観をシンプルかつコンパクトにすることができるので、上記グローブボックス等に配置固定する際に、周縁の他部材に干渉したり、レイアウト上の制限を受けたりすることを少なくすることが可能となる。
図4には、グローブボックスが閉じた状態におけるエアダンパ10を示している。このとき、ピストン30はシリンダ20内周の基端側に、コイルスプリング60の弾性付勢力によって最大限押し込まれている。この状態では、Oリング61は、ピストン30のフランジ部33に当接している。
そして、グローブボックスを開く場合には、図5に示すように、グローブボックスの開き動作に応じて、紐状体70の中間部が、ピストン30の紐掛け孔36内周を摺動しつつ引出されて、ピストン30を引っ張るため、コイルスプリング71の弾性付勢力に抗して、ピストン30がシリンダ20の先端部側に移動する。
このとき、Oリング61が基端部側へ移動して、ピストン30のフランジ部32に当接し、ピストン30とシリンダ20内周との隙間がシールされるので、ピストン30及びシリンダ20により形成される内部空間S(図5参照)と、外部空間とは、ピストン30に形成されたオリフィス37を通してのみ連通する。このため、外部空気が内部空間Sに流入するのに大きな抵抗が生じ、内部空間Sが減圧され、ピストン30の移動に対して強い制動力が付与され、グローブボックスをゆっくりと開かせることができる。
グローブボックスを閉じるときには、グローブボックスを閉じる方向に軽く押し込むことにより、コイルスプリング60の弾性付勢力によって、ピストン30がシリンダ20の基端部側へ移動する。このとき、Oリング61がフランジ部32寄りに移動して、ピストン30とシリンダ20との間に大きな隙間が形成されるので、ピストン30とシリンダ20とで囲まれた空間への外部空気の出入りが比較的自由になされ、ダンパ作用は弱くなる。このため、軽い制動力を付与されながらピストン30がスムーズに移動し、グローブボックスを容易に閉じることができる。
なお、このエアダンパ10は、紐状体70がシリンダ20の基端部にて折り返されているので、シリンダ20の長さに対して、ほぼ2倍の長さでもって紐状体70を引き出すことが可能とされている。
上記のようにしてエアダンパ10が動作してグローブボックスを開閉するようになっているが、この際、紐状体70の中間部が、挿出口51から引き出されたり、引き戻されたりして、挿出口51内周を摺動するようになっている。
このとき、本発明のエアダンパ10においては、フック部55が、テーパ筒部50の挿出口51周縁の一箇所から、シリンダ20内方に向けて軸方向に延出され、その先端部57を屈曲されて形成されているので、フック部55に引き掛けられた紐状体70の一端部であるフック引掛部72と、挿出口51から挿出される紐状体70の中間部とが絡まったりすることがなく、紐状体70の摺動を良好に維持することができる。
また、紐状体70は、挿出口51を通して、シリンダ20の外方に向かって次第に開口面積が広くなるテーパ筒部50の凹壁面を摺動しながら引き出されるので、紐状体70をスムーズに動作させることができると共に、紐状体70の引き出し方向を比較的自由に設定することができる。
更に、本発明のエアダンパ10においては、フック部55の先端部57が、テーパ筒部50の半径方向外方に折曲されて形成されているので、挿出口51から挿出される紐状体70の中間部が、フック部55の先端部57に接触して擦られることが防止され、紐状体70の引き出し、引き戻し時における、紐状体70の動作をよりスムーズにすることができる。
また、本発明のエアダンパ10においては、型枠でキャップ40を成形する場合に、テーパ筒部50の抜型方向に沿って、台部を貫通する孔100が設けられているので、図2に示すように、開口101及び孔100からフック部55の内側形状を形成するための突起202を突出させることができる。これにより、型枠構造を簡単にすることが可能となり、製造コストを低減させる。また、台部46の壁厚を一定にして成形時のヒケ防止を図ることができると共に、成形材料を低減して、軽量化を達成することができる。
図6(a)には、本発明のエアダンパを理解するための第1参考例が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には、同符号を付してその説明を省略する。
この第1参考例においては、キャップ40のフック部の形状のみが、前記実施形態と相違している。すなわち、このフック部55aは、台部46からシリンダ20の内方に向けて軸方向に延出された基部56aと、この基部56a端部からキャップ40の外周側に寄るように屈曲して延出された延出部56bとからなり、先端部57は、延出部56bの先端からテーパ筒部50の半径方向内方に折曲されると共に、更に台部46側に折り返されている。また、先端部57の先端からは、テーパ筒部50の半径方向内方に向けて爪部58が突設しており、これにより紐状体70をフック部55aから抜け外れにくくしている。
図6(b)には、本発明のエアダンパを理解するための第2参考例が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には、同符号を付してその説明を省略する。
この第2参考例においても、キャップ40のフック部の形状のみが、前記実施形態と相違している。すなわち、このフック部55bは碇形状をなしており、台部46から立設する柱部56と、この柱部56の先端からT字状に両側に延出され、更に台部46側に折り返された先端部57b,57bとから形成されている。
これによれば、紐状体70のフック引掛部72を柱部56に引き掛けて、柱部56と両側の先端部57b,57bとの隙間に挿入することによって、紐状体70の一端を確実に係合させることができる。また、このフック部55bは、キャップ40の内周側に出っ張らないので、挿出口51から挿出される紐状体70の中間部と干渉しにくくなる。
図7(a),(b)には、本発明のエアダンパの第2実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には、同符号を付してその説明を省略する。
この実施形態においては、キャップ40の凹部の形成された位置が、前記実施形態と相違している。すなわち、図7(a)に示すように、台部46から延出されたフック部55に整合する位置で、かつ、フック部55の幅方向中心(線分Fで示す)を境にして2分割され、台部46の内部に入り込むようにして、凹部48,48が形成されている。そして、図7(b)に示すように、テーパ筒部50には、前記実施形態のような台部46を貫通する孔100が形成されていない。
また、上記凹部48の内壁は、内部のテーパ筒部50の裏面形状に対応する曲面をなしており、それによってテーパ筒部50の肉厚が一定となるように形成されている。
この第2実施形態によれば、前記実施形態と同様に、台部46の内部に入り込む凹部48により、台部46及びテーパ筒部50の壁厚を一定にして成形時のヒケ防止を図ることができると共に、成形材料を低減して、軽量化を達成することができる。また、テーパ筒部50ではなく、嵌合筒部41の外周に凹部48を設けたので、テーパ筒部50の凹壁面に凹部がなくなり、紐状体70の摺動性を良好に維持することができる。
なお、キャップ40を形成する際には、図7(a)の符号Eで示す範囲は、図示しない上下型枠で形成されており、フック部55及び嵌合筒部41の外側形状は、前述したように、線分Fを中心として左右に2分割(矢印G方向)されて形成可能となっている。
図8(a),(b)には、本発明のエアダンパを理解するための第3参考例が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には、同符号を付してその説明を省略する。
この第3参考例においては、キャップ40に、挿出口51と嵌合筒部41とを連結する台部46が形成されていない。そして、嵌合筒部41の外周一部が凹部49,49によって切り掛かれており、凹部49,49の間に嵌合筒部41と同じ外径で形成された壁部41aから、フック部55cが延設されている。このフック部55cは、壁部41aの上端から、軸方向に延出された柱部56cと、この柱部56cの先端からテーパ筒部50の半径方向内方に折曲すると共に、台部46側に折り返されて略L字形状をなした先端部57cとから形成されている。
そして、キャップ40を形成する際には、フック部55は、その幅方向中心(線分L)に対して、矢印C方向に抜型されて、そのときのフック部55の抜型方向に対応するように、凹部49,49が形成される。
この第3参考例によれば、前記実施形態と同様の効果を得られると共に、嵌合筒部41から延出されたフック部55cが、エアダンパ10組み付け時に、コイルスプリング60の内周に入り込み、嵌合筒部41の端面がコイルスプリング60の一端面に当接して、位置決めガイドをなすので、組み付け作業性を向上させることができる。更に、フック部55cがコイルスプリング60を傾くことなく支持するので、コイルスプリング60がシリンダ20内周に干渉することを防止して、ピストン30の動作性を向上させる。
本発明のエアダンパの第1の実施形態を示す分解斜視図である。 同エアダンパのキャップを示す斜視図である。 同エアダンパのキャップを示しており、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は(b)のA−A矢視線における断面図である。 同エアダンパのピストンが、シリンダの基端部側に位置した状態を示す説明図である。 同エアダンパのピストンが、シリンダの先端部側に移動した状態を示す説明図である。 (a)は本発明のエアダンパを理解するための第1参考例を示す斜視図であり、(b)は同第2参考例を示す斜視図である。 本発明のエアダンパの第2の実施形態を示しており、(a)はその斜視図、(b)は(a)のB矢視線から見たときの斜視図である。 本発明のエアダンパを理解するための第3参考例を示す斜視図である。
符号の説明
10 エアダンパ
20 シリンダ
30 ピストン
35 紐掛け部
40 キャップ
41 嵌合筒部
46 台部
48,49 凹部
50 テーパ筒部
51 挿出口
55,55a,55b,55c フック部
57,57a,57b,57c 先端部
60 コイルスプリング
61 Oリング
70 紐状体
101 孔

Claims (3)

  1. 基端部が閉塞し先端部が開口した筒状のシリンダと、該シリンダ内を移動して内部空間を加減圧させるピストンと、前記シリンダの先端部に装着されるキャップと、前記ピストン及び前記キャップの間に介装されて、前記ピストンを前記シリンダの基端部側へ弾性付勢するコイルスプリングと、前記ピストン及び前記キャップに引き掛けられる紐状体とを備え、
    前記キャップは、前記シリンダ内周に適合する嵌合筒部と、この嵌合筒部の前記シリンダの外側に位置する端面をなすと共に、テーパ状に凹んで前記シリンダ内方に突出し、その先端が前記紐状体の挿出口をなすテーパ筒部と、このテーパ筒部の前記挿出口周縁の一箇所と前記嵌合筒部内周とを連結する台部と、この台部から前記テーパ筒部の内壁面の延長上に一面を配置して、前記シリンダ内方に向けて軸方向に延出され、その先端部が前記テーパ筒部の半径方向外方に折曲されたフック部とを有しており、
    前記紐状体は、一端部が前記キャップのフック部に引き掛けられ、その中間部が前記ピストンに形成された紐掛け部に通されると共に前記シリンダの先端部側へ折り返されて、他端部が前記キャップのテーパ筒部の挿出口を通して前記シリンダの外部へ挿出されていることを特徴とするエアダンパ。
  2. 前記テーパ筒部の凹壁面には、前記台部を貫通する孔が形成されている請求項1記載のエアダンパ。
  3. 前記嵌合筒部の外周には、前記台部の内部に入り込む凹部が形成されている請求項1又は2記載のエアダンパ。
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