JP4497461B2 - エクステンションユニット付きサンバイザ - Google Patents

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Description

この発明は、遮光面積を拡大できるエクステンションユニット付きサンバイザに係り、特に、エクステンションプレートを引き出した際、エクステンションプレートと天井との間の隙間を有効に遮蔽できるエクステンションユニット付きサンバイザに関する。
通常、車両の運転席及び助手席の斜め上方には、太陽光線や夜間対向車のライト等を有効に遮蔽できるように車両用サンバイザが設けられている。ところで、最近では、天井面にコンパクトに格納できるとともに、特に、サイドウインドウ越しの太陽光線を遮蔽する際に、広い遮光面積を確保できるように、図16に示すエクステンションユニット付きサンバイザ1が多用される傾向にある。上記エクステンションユニット付きサンバイザ1は、所望の遮光面積を有するサンバイザ本体2が回動用シャフト2aに回動自在に支承され、この回動用シャフト2aは、ブラケット2bを介して車体側に取り付けられている。
従って、サンバイザ本体2は、回動用シャフト2a廻りに上下方向に回動操作できるとともに、ブラケット2b廻りに回動用シャフト2aを回動操作することにより、左右方向に回動可能であり、フロントウインドウはもとより、サイドウインドウにおける遮蔽もまた可能である。尚、図16はサンバイザ本体2をサイドウインドウ側に回動操作した状態のエクステンションユニット付きサンバイザ1を車室内側からみた正面図である。
そして、サンバイザ本体2に付設されるエクステンションユニット3は、サンバイザ本体2に内装される偏平状のケース4内にエクステンションプレート5が引き出し自在に収容されて構成され、図17に示すように、ケース4の開口4aからサンバイザ本体2の長手方向に沿ってエクステンションプレート5を引き出して、遮光面積を拡大するようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平7−309132号公報(第2頁、図1)
このように、従来のエクステンションユニット付きサンバイザ1は、サイドウインドウ側に展開操作した後、サンバイザ本体2に格納されているエクステンションユニット3のエクステンションプレート5を開口4aから外側に引き出し、図17に示すように、サンバイザ本体2の遮光面積に対してエクステンションプレート5の遮光面積を付加することで、トータルとしての遮光面積を拡大するというものであるが、図示するように、サンバイザ本体2の縦幅(図中aで示す)に対して、エクステンションプレート5の縦幅(図中bで示す)が短寸であるため、図中cで示す寸法分のスキが生じ、このスキcを通して直射日光がサイドウインドウ越しに入射することで、充分な遮蔽効果を確保できるとは言い難いものであった。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、エクステンションユニット付きサンバイザにおいて、エクステンションプレートの幅寸法の制約を解消でき、遮光面積を拡大して、乗員の安全走行に大きく貢献できるエクステンションユニット付きサンバイザを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、所望の遮光面積を有するサンバイザ本体に内装されたエクステンションユニットからエクステンションプレートをサンバイザ本体の長手方向に沿って引き出すことにより、遮光範囲を拡大できるようにしたエクステンションユニット付きサンバイザであって、前記エクステンションユニットは、サンバイザ本体内部のケース内に引き出し自在に2枚のエクステンションプレートが重合状態で収容されるとともに、一方側のプレートの先端に沿って、他方側のプレートの引き出し端側がスライド可能に支持された状態でエクステンションプレートの幅方向に沿って双方のプレートがスライド可能に組み付けられた幅方向スライド手段により、このエクステンションプレートを引き出す際、引き出し途中から他方側のプレートの引き出し端が一方側のプレートの先端に支持されながら、他方側のプレートが一方側のプレートに対して上方に向けて直進状にスライド動作して、遮光範囲を拡大できるようにしたことを特徴とする。
ここで、サンバイザ本体は、サンバイザコアの外表面をサンバイザ表皮により被包して構成され、サンバイザコアとしては、射出成形体からなる中空芯材や、フレーム状のワイヤフレームをインサートした発泡ビーズ成形体等が使用できる。
次いで、サンバイザ本体内部に装着されるエクステンションユニットは、ケースとケース内に引き出し可能に収容される2枚のエクステンションプレートとから構成され、2枚のエクステンションプレートは、ケース内に収容される収容時においては、2枚のプレートが重合しており、エクステンションプレートの引き出し途中までは、収容時と変わらず、エクステンションプレートは、一体に引き出し方向にスライドするが、幅方向スライド手段により、引き出し途中から一方側のエクステンションプレートは長手方向に引き出され、他方側のエクステンションプレートは引き出し方向と略直交する方向、すなわち、死角となる上縁を塞ぐように上方に向けて直進状にスライド動作する。
この幅方向スライド手段としては、バネ機構とカム機構とが考えられる。バネ機構を利用すれば、前記エクステンションユニットにおける2枚のエクステンションプレートには、該プレート間に介装されるバネ部材による付勢力が常時作用し、エクステンションプレートの収容時には、バネ部材のバネ力に対してケースの上下縁部により、双方のプレートが重合状態で規制されるとともに、上記エクステンションプレートの引き出し時には、ケースから加わる外力が解除されることで、引き出し途中から他方側のプレートの引き出し端が一方側のプレートの先端に支持されながら、バネ部材のバネ力により、他方側のプレートが一方側のプレートに対して上方に向けて直進状にスライド動作することを特徴とする。
一方、カム機構を利用すれば、前記エクステンションユニットにおけるケースの引き出し口付近に取り付けられるエクステンションエスカッションの内面にカム用突起が突設され、かつ、裏面側に位置するエクステンションプレートには、上記カム用突起をガイドするカム溝が形成され、エクステンションプレート外方への引き出し、このカム用突起がカム溝を移行する際、傾斜カム溝内を摺動することにより、引き出し途中から他方側のプレートの引き出し端が一方側のプレートの先端に支持されながら、他方側のプレートが一方側のプレートに対して上方に向けて直進状にスライド動作することを特徴とする。
従って、本発明によれば、エクステンションユニットにおけるケースからエクステンションプレートを外方に引き出し操作すれば、2枚のプレートが一体に引き出される。そして、幅方向スライド手段により、引き出し途中から一方側のプレートに対して他方側のプレートが引き出し方向と略直交する方向、すなわち、エクステンションプレートの幅方向寸法を拡大できるように上方に向けて直進状にスライド動作するため、従来生じていた天井との間の隙間を2枚のエクステンションプレートにより有効に遮蔽することができる。
以上説明した通り、本発明に係るエクステンションユニット付きサンバイザは、サンバイザ本体内に収容されるケース内に引き出し自在に2枚のエクステンションプレートを重ね合わせて収容し、エクステンションプレートの引き出し操作時には、幅方向スライド手段により、引き出し途中から一方側のプレートに対して他方側のプレートが引き出し方向と略直交する方向、すなわち、従来遮蔽が困難であったエクステンションプレートの上方部分を遮蔽することができることから、遮光面積を従来に比べ拡大させることができ、安全走行に大きく貢献できるという効果を有する。
以下、本発明に係るエクステンションユニット付きサンバイザの好適な実施例について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1乃至図12は本発明に係るエクステンションユニット付きサンバイザの第1実施例を示す。図1においてエクステンションユニット付きサンバイザの正面図、図2において同エクステンションユニット付きサンバイザの断面図がそれぞれ示されている。本発明に係るエクステンションユニット付きサンバイザ10は、所望の遮光面積を有するサンバイザ本体20と、このサンバイザ本体20に内装されるエクステンションユニット30とから大略構成されている。更に詳しくは、サンバイザ本体20は、L字状の回動用シャフト21により回動可能に支承され、この回動用シャフト21はブラケット22に挿通され、ブラケット22を車体天井側にビス等により取付固定することにより、サンバイザ本体20が車体側に取り付けられている。
従って、サンバイザ本体20を回動用シャフト21の軸廻りに回動操作することにより、サンバイザ本体20を上下方向に回動操作できるとともに、回動用シャフト21をブラケット22廻りに回動操作することにより、左右方向、すなわちフロントウインドウ側とサイドウインドウ側からの遮光機能が得られる。
図1はサンバイザ本体20を下方向に回動操作した後、サイドウインドウ側に旋回した状態を示す正面図である。また、図2に示すように、サンバイザ本体20は、サンバイザコア20aの外表面をサンバイザ表皮20bにより被包して構成され、サンバイザコア20aとしては、PP(ポリプロピレン)樹脂など、汎用の合成樹脂の射出成形体や、PPビーズ発泡成形体等が使用でき、サンバイザ表皮20bは、織布、不織布、合成樹脂シート等が使用できる。本実施例では、エクステンションユニット30は、PPビーズ発泡成形体からなるサンバイザコア20aに設けた格納凹部23内に収容された後、サンバイザ表皮20bにより被包して構成されている。
次いで、エクステンションユニット30の構成について、図3乃至図6に基づいて詳細に説明する。まず、エクステンションユニット30は、偏平状のケース31,32(アウターケース31、インナーケース32)と、ケース31,32内に引き出し自在に収容される2枚のエクステンションプレート33,34と、両者間に介装されるバネ部材35と、ケース31,32の引き出し口に取り付けられるエクステンションエスカッション36とから大略構成されている。
更に詳しくは、上記アウターケース31は、表面側に位置し、このアウターケース31は、開口を除く3辺に沿ってフランジ311が形成され、このフランジ311にサンバイザ本体20に係止するための係止爪312が上下辺にそれぞれ3箇所ずつ形成され、また、インナーケース32と接合するための係止孔313がフランジ311の複数箇所に設けられている。更に、このアウターケース31には、後述するエクステンションプレート33,34の引き出しストロークを規制するストッパー受け314が設けられている。
一方、裏面側に位置するインナーケース32は、同様にフランジ321が開口を残す3辺に沿って設けられており、このフランジ321には、アウターケース31の係止孔313に係着する係止片322が対応する位置に設けられている。また、このインナーケース32の内面には、エクステンションプレート34のスライド動作時、低級音等が発生することがないように、緩衝テープ323が貼付されている。従って、アウターケース31、並びにインナーケース32双方のフランジ311,321を重ね合わせ、係止孔313内に係止片322を係着することで、ケース31,32をワンタッチで接合固定できる。
次いで、上述したケース31,32内に引き出し自在に収容されるエクステンションプレート33,34及び両者間に介装されるバネ部材35の関係について、図3,図4を基に説明する。まず、2枚のエクステンションプレート33,34のうち、アウターケース31に当接する側のエクステンションプレート(以下、第1プレートという)33は、他方側のエクステンションプレート(以下、第2プレートという)34に対向する面にバネ取付座331が形成され、このバネ取付座331内にバネ部材35が収容保持される。
そして、第1プレート33の後端33bには、2つのガイド孔332,333が上下方向に沿ってやや傾斜して開設されており、ガイド孔332,333と、後端33bとの間には、他方側の第2プレート34を保持する押え片334と、第1プレート33の引き出しストロークを規制するストッパー335が形成されている。
一方、第2プレート34は、引き出し端34a側に操作部341が形成され、操作部341に隣接する位置に第1プレート33の先端33aを押圧する押え片342が形成されている。更に、第2プレート34の上縁に沿う形状は、傾斜部343を介して幅寸法が変化するように設定されている。また、第1プレート33に当接する面には、横方向に延びるフランジ344が形成され、このフランジ344は、バネ部材35の上端部分を受け、このフランジ344にバネ圧が加わる構成になっている。
更に、第2プレート34の後端34bには、第1プレート33のガイド孔332,333に収容されるガイドピン345,346が突設されているとともに、第2プレート34の下縁には、ストッパー347が形成され、このストッパー347は、第1プレート33と第2プレート34とが引き出し方向と略直交する方向にスライドした際、ストッパー347がバネ取付座331に突き当たることで、上方向のスライド動作が規制される。
次いで、第1プレート33、第2プレート34の組付手順について図4を基に説明すると、まず、第1プレート33の内面(第2プレート34と対向する面)に形成されているバネ取付座331内にバネ部材35を収容した後、図4中矢印で示すように、第1プレート33と第2プレート34とを密着接合させる。
このとき、バネ取付座331に収容されたバネ部材35の上端のフリー端末が第2プレート34のフランジ344に突き当たるように、第1プレート33、第2プレート34とを密着接合させるが、第1プレート33のガイド孔332,333内に、第2プレート34のガイドピン345,346をそれぞれ収容し、第1プレート33の先端33aを第2プレート34の押え片342で押さえ込むとともに、第2プレート34の後端34bを第1プレート33の押え片334で押圧保持することで、第1プレート33、第2プレート34は、重合した状態で保持される。
図5,図6は、第1プレート33、第2プレート34の双方の関係を示すもので、図5は、第1プレート33、第2プレート34が共にケース31,32内に収容されている状態を示し、ケース31,32内に確実に収容されている状態では、エクステンションプレート33,34の幅寸法L1は、第1プレート33、第2プレート34の幅寸法に略等しい。
そして、本発明に係るエクステンションユニット30においては、ケース31,32内に収容されるエクステンションプレートは、第1プレート33、第2プレート34とからなり、両者間にバネ部材35が介装されているため、ケース31,32からエクステンションプレート33,34を引き出した場合、バネ部材35のバネ圧が作用することで、図6に示すように、第1プレート33に対して第2プレート34が引き出し方向と略直交する方向に上方にスライド動作し、エクステンションプレート33,34のトータル幅寸法は、L2に拡大する。尚、ケース31,32の引き出し開口には、意匠性を考慮して、エクステンションエスカッション36が取り付けられている。また、符号36aは、フランジを示す。
次いで、図7乃至図11に基づいて、本実施例におけるエクステンションユニット30の使用形態について説明する。まず、図1に示すエクステンションプレート(第1プレート33、第2プレート34)が収容された状態から、第2プレート34の操作部341を目安にして、この第2プレート34を図7に示すように引き出し操作すれば、第1プレート33と第2プレート34が共にスライド動作するが、このときは、図8に示すように、第1プレート33と第2プレート34との間のバネ部材35は、圧縮された状態である。
そして、更に、第2プレート34を外方に引き出し、図9に示すように、第2プレート34の傾斜部343がケース31,32及びエクステンションエスカッション36のフランジ36aから外部に引き出されれば、バネ部材35からのバネ圧が加わり、第1プレート33に対して第2プレート34が引き出し方向と略直交する方向(図中A矢印方向)に上方にスライド動作する。そして、第2プレート34の引き出し動作については、第1プレート33のストッパー335がアウターケース31のストッパー受け314に突き当たることで、引き出しストロークが規制され、引き出し動作が完了する。
この状態において、第2プレート34の傾斜部343は、ケース31,32及びエクステンションエスカッション36のフランジ36aから外部に引き出され、エクステンションユニット30は、図10,図11に示すように、第1プレート33に対して第2プレート34が最大限上方向にスライド動作した状態である。すなわち、第2プレート34のストッパー347が第1プレート33のバネ取付座331の底部に突き当たるため、この位置でエクステンションプレート33,34が保持される。
従って、従来遮蔽が困難であったエクステンションプレート上縁部の隙間を第2プレート34の上方向に向くスライド動作で解消することにより、サンバイザの遮光機能を充分生かすことができる。尚、上述実施例で第1プレート33と第2プレート34との間に介装するバネ部材35としては、図12(a)に示すように湾曲状バネ35A、図12(b)に示すように直線状バネ35Bや、図12(c)に示すようにジグザグ状バネ35Cを使用することもできる。
図13乃至図15は、本発明の第2実施例を示すもので、図13はサンバイザ本体20からエクステンションプレート33,34を引き出した状態を示す説明図、図14は第2プレート34の内面側を示す正面図、図15はエクステンションユニット30の構成を示す断面図である。尚、第1実施例と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
この第2実施例におけるエクステンションユニット30では、第1実施例のバネ部材35を省略し、傾斜カム機構を応用して2枚のエクステンションプレート(第1プレート33、第2プレート34)の動作を行なうようにしている。
すなわち、第2プレート34におけるインナーケース32対向面には、2列の凸条により、カム溝348が図14に示すように形成されており、特に、第2プレート34の傾斜部343と対応するように、このカム溝348においても、傾斜カム溝348aが設定されている。そして、このカム溝348内に嵌まり込むように、カム用突起361がエスカッション36の内面に突設されている。
従って、第2実施例においては、第2プレート34の操作部341を手で持って、第2プレート34をサンバイザ本体20から外方に引き出せば、エクステンションエスカッション36の内面に突設したカム用突起361が第2プレート34の内面に形成したカム溝348内を移行し、第1プレート33、第2プレート34が重合した状態で外方に引き出される。
そして、このカム用突起361が第2プレート34のカム溝348における傾斜カム溝348aを通過する際、カム用突起361の傾斜カム作用により、第1プレート33に対して第2プレート34は、図13中矢印A方向にスライド動作することで、従来遮蔽が困難であった空間を第2プレート34で充分に遮蔽することができる。
そして、この第2実施例においては、第1実施例で使用したバネ部材35を廃止できるため、第1プレート33、第2プレート34の組付作業、並びに構造を簡素化でき、廉価に製作できるという利点がある。
実施例1、実施例2は、運転席、助手席側のサンバイザをサイドウインドウ側に展開した際の遮光範囲を拡大できるようにしたものであるが、フロントウインドウに展開した状態でフロントウインドウにおける遮光範囲を拡大できるようにしても良く、また、フロントウインドウのほぼ中央に位置するセンターバイザにエクステンションユニットを採用することもできる。
本発明に係るエクステンションユニット付きサンバイザの第1実施例におけるエクステンションプレートの収容状態を示す正面図である。 図1中II−II線断面図である。 本発明に係るエクステンションユニット付きサンバイザの第1実施例で使用するエクステンションユニットの構成を示す分解図である。 図3に示すエクステンションユニットにおけるエクステンションプレート及びバネ部材を示す説明図である。 図3に示すエクステンションユニットにおけるエクステンションプレートの重合状態を示す説明図である。 図3に示すエクステンションユニットにおけるエクステンションプレートの引き出し時の状態を示す説明図である。 図1に示すサンバイザ本体からエクステンションプレートを引き出す、引き出し初期時の状態を示す正面図である。 図7中VIII−VIII線断面図である。 図1に示すサンバイザ本体からエクステンションプレートを引き出す際の引き出し途中の状態を示す説明図である。 図1に示すサンバイザ本体からエクステンションプレートを引き出す際の引き出し終了時の状態を示す説明図である。 図10中XI−XI線断面図である。 図3に示すエクステンションユニットにおけるバネ部材の変形例を示す各説明図である。 本発明の第2実施例におけるエクステンションユニット付きサンバイザであり、エクステンションプレートを引き出した状態を示す説明図である。 本発明に係るエクステンションユニット付きサンバイザの第2実施例に使用する第2プレートの内面を示す説明図である。 図13中XV−XV線断面図である。 従来のエクステンションユニット付きサンバイザを示す正面図である。 従来のエクステンションユニット付きサンバイザにおけるエクステンションプレートを引き出した状態を示す説明図である。
符号の説明
10 エクステンションユニット付きサンバイザ
20 サンバイザ本体
21 回動用シャフト
22 ブラケット
23 格納凹部
30 エクステンションユニット
31 ケース(アウターケース)
312 係止爪
313 係止孔
314 ストッパー受け
32 ケース(インナーケース)
322 係止片
323 緩衝テープ
33 エクステンションプレート(第1プレート)
331 バネ取付座
332,333 ガイド孔
334 押え片
335 ストッパー
34 エクステンションプレート(第2プレート)
341 操作部
342 押え片
343 傾斜部
344 フランジ
345,346 ガイドピン
347 ストッパー
348 カム溝
348a 傾斜カム溝
35,35A,35B,35C バネ部材
36 エクステンションエスカッション
36a フランジ
361 カム用突起

Claims (3)

  1. 所望の遮光面積を有するサンバイザ本体(20)に内装されたエクステンションユニット(30)からエクステンションプレート(33,34)をサンバイザ本体(20)の長手方向に沿って引き出すことにより、遮光範囲を拡大できるようにしたエクステンションユニット付きサンバイザ(10)であって、
    前記エクステンションユニット(30)は、サンバイザ本体(20)内部のケース(31,32)内に引き出し自在に2枚のエクステンションプレート(33,34)が重合状態で収容されるとともに、一方側のプレート(33)の先端(33a)に沿って、他方側のプレート(34)の引き出し端(34a)側がスライド可能に支持された状態でエクステンションプレート(33,34)の幅方向に沿って双方のプレート(33,34)がスライド可能に組み付けられた幅方向スライド手段により、このエクステンションプレート(33,34)を引き出す際、引き出し途中から他方側のプレート(34)の引き出し端(34a)が一方側のプレート(33)の先端(33a)に支持されながら、他方側のプレート(34)が一方側のプレート(33)に対して上方に向けて直進状にスライド動作して、遮光範囲を拡大できるようにしたことを特徴とするエクステンションユニット付きサンバイザ。
  2. 前記エクステンションユニット(30)における2枚のエクステンションプレート(33,34)には、該プレート(33,34)間に介装されるバネ部材(35)による付勢力が常時作用し、エクステンションプレート(33,34)の収容時には、バネ部材(35)のバネ力に対してケース(31,32)の上下縁部により、双方のプレート(33,34)が重合状態で規制されるとともに、上記エクステンションプレート(33,34)の引き出し時には、ケース(31,32)から加わる外力が解除されることで、引き出し途中から他方側のプレート(34)の引き出し端(34a)が一方側のプレート(33)の先端(33a)に支持されながら、バネ部材(35)のバネ力により、他方側のプレート(34)が一方側のプレート(33)に対して上方に向けて直進状にスライド動作することを特徴とする請求項1に記載のエクステンションユニット付きサンバイザ。
  3. 前記エクステンションユニット(30)におけるケース(31,32)の引き出し口付近に取り付けられるエクステンションエスカッション(36)の内面にカム用突起(361)が突設され、かつ、裏面側に位置するエクステンションプレート(34)には、上記カム用突起(361)をガイドするカム溝(348)が形成され、エクステンションプレート(33,34)の外方への引き出し時、このカム用突起(361)がカム溝(348)を移行する際、傾斜カム溝(348a)内を摺動することにより、引き出し途中から他方側のプレート(34)の引き出し端(34a)が一方側のプレート(33)の先端(33a)に支持されながら、他方側のプレート(34)が一方側のプレート(33)に対して上方に向けて直進状にスライド動作することを特徴とする請求項1に記載のエクステンションユニット付きサンバイザ。
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