JP5254235B2 - ダンパ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば、自動車のグローブボックス等の、開閉部材を有する収納装置に装着され、開閉部材の開き動作を制動するためのダンパ装置に関する。
従来、この種のダンパ装置として、特許文献1に開示されたものがある。特許文献1のダンパ装置(エアダンパ)は、筒状のシリンダと、このシリンダ内をシール状態を保って移動するピストンと、このピストンに連設されてシリンダの一端から出没するピストンロッドとを備えている。シリンダの他端には、弁機構を構成するキャップが装着してあり、ピストンロッドをシリンダの一端から引き出す方向に移動させたとき、キャップに形成されたオリフィスからシリンダ内に外部の空気が少しずつ流入して負圧が生じ、これによりピストンロッドに制動力が作用する。一方、ピストンロッドをシリンダの内部へ押し込む方向へ移動させたときは、キャップに形成された弁機構が開いてシリンダ内の空気を抵抗なく外部へ排出するため、ピストンロッドに制動力は作用しない。
この種のダンパ装置は、図21に示すように自動車の前面パネル100に組み込まれたグローブボックス101の開閉ボックス102やリッド(開閉蓋)に対し、開き方向の移動を制動するために用いられている。
さて、上述した特許文献1のダンパ装置では、キャップに形成されたオリフィスによりシリンダ内に発生する負圧がピストンロッドの制動力となっている。しかし、制動対象となるリッドや開閉ボックスが重量のある大形部品であった場合、オリフィスによる負圧だけでは充分な制動力を得られない。そこで、特許文献2に開示されたダンパ装置(エアダンパ)のように、スプリングによる付勢力をもって紐状体(ピストンロッドに相当)の引き出し方向への移動に対し大きな制動力を付与する構成としたものも提案されている。
上述した特許文献2のダンパ装置(エアダンパ)にあっては、スプリングの付勢力をもって充分な制動力をピストン連結部材(上記紐状体やピストンロッド)に与えることが可能である。その反面、このスプリングからの大きな付勢力が、グローブボックスへの組付け作業をやりにくくしていた。
すなわち、ダンパ装置をグローブボックスへ組み付ける際には、シリンダをグローブボックス本体へ装着するとともに、リッドや開閉ボックスを開いた状態にして、シリンダからピストン連結部材を引き出し、その先端部分をリッドや開閉ボックスの側壁に連結する。ここで、リッドや開閉ボックスを開いた状態とするのは、ピストン連結部材を連結する側壁を本体から露出させるためである。このように、開いた状態のリッドや開閉ボックスに対して、ピストン連結部材を連結するには、同連結部材をシリンダから引き出さなければならない。このとき、スプリングの付勢力がピストン連結部材に作用するため、作業者は、ピストン連結部材を引き出す方向へ力を入れながら、リッドや開閉ボックスへの連結作業を同時に行う必要があり、作業性がよくなかった。
特開2002−70910号公報 米国特許第6,669,178号公報
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、開閉部材を有する収納装置への組み込み作業が容易なダンパ装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のダンパ装置は、
筒状のシリンダと、
シリンダ内を軸方向に往復移動するピストンと、
一端が前記ピストンに連結されるとともに、少なくとも他端が前記シリンダの端面から外部に露出しており、前記ピストンとともに往復移動するピストン連結部材と、
前記ピストン連結部材を前記シリンダの内部に押し込む方向へ付勢するスプリングと、を備え、
更に、前記スプリングの付勢力に抗して、前記ピストン連結部材を前記シリンダから引き出した移動位置に保持する保持手段を備えたことを特徴とする。
上述した構成の本発明は、開閉部材を有する収納装置に対し、ピストン連結部材をシリンダから引き出した状態で組み込む際に、次のごとく顕著な作用効果を奏するものである。
すなわち、本発明によれば、保持手段が、スプリングの付勢力に抗して、ピストン連結部材をシリンダから引き出した移動位置に保持する。したがって、ピストン連結部材を引き出す手間が削減され、収納装置への組み込み作業を容易化することができる。
前記保持手段は、係止部と、この係止部に係止される被係止部と、で構成されており、
これら係止部と被係止部は、その一方が爪又は凸部で構成され、他方が当該爪又は凸部と係合する爪、凸部、凹部又は孔のいずれかで構成することができる。
このように構成すれば、爪又は凸部と、爪、凸部、凹部又は孔との間の係合をもって確実にピストン連結部材の引き出し状態を保持することができる。
また、本発明は、開閉部材を有する収納装置の本体に前記シリンダが装着されるとともに、前記開閉部材に前記ピストン連結部材が連結されるダンパ装置において、
前記保持手段は、前記開閉部材の開閉操作に伴う前記ピストン連結部材の移動範囲を越えて引き出された位置に前記ピストン連結部材を保持する構成とすることができる。
この構成によれば、収納装置への組み込み作業を実行するためのピストン連結部材の保持位置を、開閉部材の開閉操作に伴うピストン連結部材の移動範囲より外側とすることで、通常の開閉操作にあってはピストン連結部材が保持手段により保持されることがなく、当該開閉操作を円滑に実行することができる。
また、本発明は、前記ピストン連結部材が棒状のピストンロッドで構成されるとともに、前記シリンダの端部にキャップを有し、当該キャップに前記ピストンロッドを挿通する開口を形成したダンパ装置において、
前記保持手段は、前記キャップに設けた係止部と、前記ピストンロッドに形成され前記係止部に係止される被係止部と、で構成することができる。
この構成によれば、ピストンロッド(ピストン連結部材)をシリンダから引き出した状態で、ピストンロッドに形成した被係止部がキャップに設けた係止部へ係合するので、スプリングの付勢力に抗して、ピストンロッドの引き出し状態を保持することができる。
ここで、前記被係止部は、前記ピストンロッドの対称な両側面に一対形成してあり、
前記係止部は、前記キャップの対向位置で前記一対の被係止部をそれぞれ係止する構成とすることができる。
通常、キャップの開口とピストンロッドの間にはピストンロッドがスライドするための隙間が形成されている。この隙間は、ピストンロッドにガタを生じさせる原因となる。しかし、上述した構成とすることで、ピストンロッドの対称な両側面に形成した一対の被係止部が、それらと対向するキャップの係止部に挟まれるようにして係止されるので、その係止部分においては隙間がなくなり、ピストンロッドのガタつきが抑制される。
また、前記ピストンロッドに前記被係止部となる爪又は凸部を形成し、
前記キャップには、内側端面から前記シリンダの内部へ張り出す壁部が形成してあり、この壁部に前記係止部となる係合孔を形成した構成としてもよい。
この構成によれば、シリンダの内部において、爪又は凸部と、壁部に形成した係合孔とが係合して、確実にピストンロッドの引き出し状態を保持することができる。
ここで、前記被係止部となる爪又は凸部は、前記係止部となる係合孔に前記壁部の内側から係合するとともに、当該係合孔の外側へ露出する構成となっており、
前記壁部の外面には、前記係合孔の縁部を通り前記キャップの内側端面まで延びる補強リブが突き出し、当該補強リブの外周に前記スプリングが配置される構成とすることができる。
この構成によれば、キャップ壁部の外面に形成した補強リブによって、係合孔の外側へ露出する爪又は凸部に対し、スプリングの当接を回避できるので、爪又は凸部と係合孔との間の係合状態を確実に保持することができる。なお、補強リブによって壁部の強度が増強されることは勿論である。
また、本発明は、前記ピストンロッドに前記被係止部となる爪又は凸部を形成し、
前記キャップには、外側端面から軸方向に沿って前記シリンダの外部へ張り出す壁部が形成してあり、この壁部に前記係止部となる爪、凸部、凹部又は孔のいずれかが形成してある構成とすることもできる。
この構成によれば、シリンダの外部において、爪又は凸部と、壁部に形成した爪、凸部、凹部又は孔とが係合して、確実にピストンロッドの引き出し状態を保持することができる。しかも、係止部となる爪、凸部、凹部又は孔が、シリンダの外部へ張り出す壁部に形成してあるので、万が一、これら係止部の構成部分や、それと係合する被係止部の構成部分が破損しても、その破片がシリンダの内部へ入り込むことを抑制することができる。
ここで、前記係止部は、前記壁部から切り抜かれた弾力性のある支持片と、この支持片の内面から前記ピストンロッドと対向して突出形成された係止爪と、で構成することができる。
この構成によれば、係合爪が支持片の弾性力をもってピストンロッドの爪又は凸部を係止する。よって、ピストンロッドを押し込むだけで、支持片が弾力的にたわみ、係止爪による爪又は凸部の係止状態を容易に解除できるようになる。
さらに、前記支持片は、前記シリンダに近い軸方向端部が前記壁部から切り抜かれて自由端とし、一方、前記軸方向の逆側端部が前記壁部に連続する固定端とすることが好ましい。
この構成によれば、係止爪による爪又は凸部の係止状態を解除するためにピストンロッドを押し込んだ際、支持片を径方向の外側へ弾力的にたわませる力が作用する。このため、支持片が座屈することなく適正にたわんで、係止爪による爪又は凸部の係止状態が解除される。
また、前記壁部には、前記ピストンロッドを軸方向に摺動案内する案内溝が形成してあり、当該案内溝の内側面は、前記ピストンロッドの中心軸まわりの回転を規制する回り止めを構成することが好ましい。
この構成によれば、係止部の近傍に案内溝が形成され、この案内溝の内側面でピストンロッドの中心軸まわりの回転が規制されるので、係止部による被係止部の係止状態が、ピストンロッドの中心軸まわりの回転によって意図せず解除してしまう不都合を回避することができる。
また、本発明は、前記ピストン連結部材が棒状のピストンロッドで構成されたダンパ装置において、
前記保持手段は、前記シリンダに設けた係止部と、前記ピストンロッドに形成され前記係止部に係止される被係止部と、で構成してもよい。
この構成によれば、ピストンロッド(ピストン連結部材)をシリンダから引き出した状態で、ピストンロッドに形成した被係止部がシリンダに設けた係止部へ係合するので、スプリングの付勢力に抗して、ピストンロッドの引き出し状態を保持することができる。
さらに、前記シリンダの端部に前記ピストンロッドを挿通する開口を形成したダンパ装置において、
前記被係止部が前記ピストンロッドに形成した爪又は凸部で構成され、
前記シリンダの開口縁部が前記係止部を構成することもできる。
この構成によれば、ピストンロッドの爪又は凸部が、シリンダの開口縁部(係止部)に係合することで、確実にピストン連結部材の引き出し状態を保持することができる。しかも、このようにキャップの開口縁部を係止部とすることで、構成が簡素化されて製作が容易となる。
また、前記ピストンロッドに前記被係止部となる爪又は凸部を形成し、
前記シリンダには、外側端面から軸方向に沿って外部へ張り出す壁部が形成してあり、この壁部に前記係止部となる爪、凸部、凹部又は孔のいずれかが形成してある構成とすることもできる。
この構成によれば、シリンダの外部において、爪又は凸部と、壁部に形成した爪、凸部、凹部又は孔とが係合して、確実にピストンロッドの引き出し状態を保持することができる。しかも、係止部となる爪、凸部、凹部又は孔が、シリンダの外部へ張り出す壁部に形成してあるので、万が一、これら係止部の構成部分や、それと係合する被係止部の構成部分が破損しても、その破片がシリンダの内部へ入り込むことを抑制することができる。
ここで、前記係止部は、前記壁部から切り抜かれた弾力性のある支持片と、この支持片の内面から前記ピストンロッドと対向して突出形成された係止爪と、で構成することができる。
この構成によれば、係合爪が支持片の弾性力をもってピストンロッドの爪又は凸部を係止する。よって、ピストンロッドを押し込むだけで、支持片が弾力的にたわみ、係止爪による爪又は凸部の係止状態を容易に解除できるようになる。
さらに、前記支持片は、前記シリンダに近い軸方向端部が前記壁部から切り抜かれて自由端とし、一方、前軸方向の逆側端部が前記壁部に連続する固定端とすることが好ましい。
この構成によれば、係止爪による爪又は凸部の係止状態を解除するためにピストンロッドを押し込んだ際、支持片を径方向の外側へ弾力的にたわませる力が作用する。このため、支持片が座屈することなく適正にたわんで、係止爪による爪又は凸部の係止状態が解除される。
また、前記壁部には、前記ピストンロッドを軸方向に摺動案内する案内溝が形成してあり、当該案内溝の内側面は、前記ピストンロッドの中心軸まわりの回転を規制する回り止めを構成することが好ましい。
この構成によれば、係止部の近傍に案内溝が形成され、この案内溝の内側面でピストンロッドの中心軸まわりの回転が規制されるので、係止部による被係止部の係止状態が、ピストンロッドの中心軸まわりの回転によって意図せず解除してしまう不都合を回避することができる。
また、本発明は、前記シリンダの端部にキャップを有し、当該キャップに前記ピストン連結部材を挿通する開口を形成したダンパ装置において、
前記保持手段は、前記キャップに設けた係止部と、前記ピストンに形成され前記係止部に係止される被係止部と、で構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、ピストン連結部材をシリンダから引き出した状態で、ピストンに形成した被係止部がキャップに設けた係止部へ係合するので、スプリングの付勢力に抗して、ピストン連結部材の引き出し状態を保持することができる。
ここで、前記保持手段は、前記シリンダに設けた係止部と、前記ピストンに形成され前記係止部に係止される被係止部と、で構成することができる。
この構成によれば、ピストン連結部材をシリンダから引き出した状態で、ピストンに形成した被係止部がシリンダに設けた係止部へ係合するので、スプリングの付勢力に抗して、ピストン連結部材の引き出し状態を保持することができる。
ここで、前記ピストン連結部材が紐状体で構成されており、
前記係止部を係合片で構成し、前記被係止部をこの係合片に係合する被係止爪で構成するとともに、
さらに前記係止部には、前記被係止爪の係合状態を解除するための解除部を設けた構成とすることができる。
この構成によれば、被係止爪と、係合片との間の係合をもって確実に紐状体(ピストン連結部材)の引き出し状態を保持することができる。また、解除部の操作をもって、容易にその係合状態を解除して紐状体をシリンダ内に向かって移動させることができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係るダンパ装置の外観を示す斜視図である。 図2Aは、本発明の第1実施形態に係るダンパ装置の分解斜視図である。図2Bは、図2Aに示すA部の拡大図である。図2Cは、図2Aに示すB部の拡大図である。 図3Aは、本発明の第1実施形態に係るダンパ装置のピストンロッドとキャップの構成を示す斜視図である。図3Bは、図3Aに示すC部の拡大図である。 図4は、本発明の第1実施形態に係るダンパ装置の外観を示す平面図である。 図5は、ピストンロッドが引き出し位置で保持された状態を一部切り欠いて示す正面断面図である。 図6は、ピストンロッドが押し込まれた状態を一部切り欠いて示す正面断面図である。 図7は、ピストンロッドが引き出された状態を一部切り欠いて示す正面断面図である。 図8は、グローブボックスへダンパ装置を装着する作業を説明するための断面図である。 図9は、グローブボックスの閉じ操作に伴うダンパ装置の動作を説明するための断面図である。 図10は、グローブボックスの開き操作に伴うダンパ装置の動作を説明するための断面図である。 図11Aは、本発明の第2実施形態に係るダンパ装置を一部切り欠いて示す正面断面図である。図11Bは、本発明の第2実施形態に係るダンパ装置を示す平面図である。図11Cは、本発明の第2実施形態に係るダンパ装置を示す側面図である。 図12Aは、本発明の第2実施形態に係るピストンロッドを示す正面図である。図12Bは、本発明の第2実施形態に係るピストンロッドを示す平面図である。図12Cは、図12AのA−A線断面図である。 図13Aは、本発明の第2実施形態に係るキャップの半分を切り欠いて示す一部切断正面図である。図13Bは、本発明の第2実施形態に係るキャップの半分を切り欠いて示す一部切断平面図である。図13Cは、本発明の第2実施形態に係るキャップの側面図である。 図14Aは、ピストンロッドが押し込まれた状態を示す平面断面図である。図14Bは、ピストンロッドが引き出された状態を示す平面断面図である。図14Cは、図14Bに示すD部の拡大図である。 図15は、本発明の第3実施形態に係るダンパ装置を示す正面断面図である。 図16は、本発明の第3実施形態に係るダンパ装置の変形例を示す正面断面図である。 図17は、本発明の第3実施形態に係るダンパ装置の他の変形例を示す正面断面図である。 図18は、本発明の第4実施形態に係るダンパ装置を示す正面断面図である。 図19は、本発明の第4実施形態に係るダンパ装置の変形例を示す正面断面図である。 図20A乃至図20Gは、本発明に係る係止部と被係止部の各種構成例を示す断面図である。 図21は、自動車の前面パネルに組み込まれたグローブボックスの概要を示す斜視図である。
符号の説明
10:シリンダ、11:装着孔、12:係合孔、13:挿通孔、13a:開口縁部、14:係止片、14a:基部、15:係合壁、16:支持片、16a:係止爪、
20:ピストン、21,22:フランジ、23:Oリング、24:空気抜き溝、25:被係止爪、
30:ピストンロッド、31:被係止爪、32:補強リブ、33:装着孔、34:凹凸、35:被係止リブ、36:補強リブ、37、38:リブ、39:被係止凸部、
40:スプリング、
50:キャップ、51:挿通孔、52:嵌合壁、53:係止爪、54:係合壁、55:係合孔、56:補強リブ、57:係合孔、58:支持片、58a:係止爪、59:案内溝、
60:先端キャップ、
70:紐状体
80:爪、81:爪、82:凸部、83:凹部、84:孔、85:凸部、
101:グローブボックス、101a:本体、102:開閉ボックス、103:支軸、110:長溝、111:ストッパ
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1乃至図10は、本発明の第1実施形態に係るダンパ装置を説明するための図である。本実施形態に係るダンパ装置は、図21に示したような自動車のグローブボックス101に組み込まれ、開閉ボックス102に対してその開き方向の移動をゆっくりしたものとする制動機能を有している。
図2Aに示すように、ダンパ装置は、シリンダ10と、ピストン20と、ピストンロッド30と、スプリング40と、キャップ50とを構成部品として備えている。これらの構成部品のうち、シリンダ10、ピストン20、ピストンロッド30及びキャップ50は樹脂成形品であり、スプリング40は鋼製の線材を螺旋状に加工したコイルスプリングである。
シリンダ10は、先端が閉塞された筒状に形成されており、外面にはグローブボックス101の本体へ装着するための装着孔11が形成してある(図1参照)。
ピストン20は、ピストンロッド30の先端部に一体形成されている。換言すると、ピストンロッド30の一端がピストン20に連結されている。ピストン20の先後端部には、外径方向へ突き出したフランジ21,22が一定の間隔を空け平行に並べて形成してあり(例えば、図3A参照)、これら各フランジ21,22に挟まれた中間部にOリング23が嵌め込んである(例えば、図5参照)。Oリング23は、弾力性を有する合成ゴム等で形成されており、ピストン20がシリンダ10内に挿入された状態にあっては、ピストンロッド30の内壁に密着する。Oリング23は、シリンダ10の内部を軸方向へ移動するとき、シリンダ10の内壁との間に生じる摩擦力をもって軸方向へ移動可能となっている(図5,図6参照)。ただし、その移動範囲は、各フランジ21,22に挟まれた領域に制限されている。
さて、ピストン20の周面には、フランジ21を切り欠いてピストンロッド30の周面へと延びる空気抜き溝24が形成してある(図3A参照)。そして、ピストン20がシリンダ10の内部を引き抜き方向(図5の右方向)へ移動するとき、図5に示すごとく、Oリング23はピストン20の先端方向へと相対移動し、先端側にあるフランジ21に当接する。この状態では、Oリング23が図3Aに示された空気抜き溝24よりも前方に配置されるので、ピストン20より前方にあるシリンダ10の内部空間は気密状態となる。よって、ピストンロッド30を引き抜き方向へ移動させようとすると、シリンダ10の前方内部空間が負圧となり、この負圧がピストンロッド30に制動力として作用するので、ピストンロッド30の移動がゆっくりなものとなる。
一方、ピストン20がシリンダ10の内部を押し込み方向(図6の左方向)へ移動するとき、図6に示すごとく、Oリング23はピストン20の後端方向へと相対移動し、後端側にあるフランジ22に当接する。この状態では、Oリング23が図3Aに示された空気抜き溝24を跨ぐように配置されるので、ピストン20より前方にあるシリンダ10の内部空間にある空気は、ピストンロッド30の移動に伴い、空気抜き溝24を透してシリンダ10の後方内部空間へと流動する。よって、ピストンロッド30に負圧が作用することがなく、速やかにピストンロッド30が移動する。
ダンパ装置は、シリンダ10の後端開口部から中空部内へピストン20を挿入するとともに、ピストンロッド30の外周にスプリング40を外嵌した後、当該スプリング40をシリンダ10の中空部内に押し込むようにして、シリンダ10の後端開口部へキャップ50を装着する。キャップ50には、図2A、図2Cに示すようにピストンロッド30の挿通孔51が形成してあり、ピストンロッド30の後端側はこの挿通孔51から外部へ露出させる。ここで、シリンダ10の後端部近傍には、キャップ固定用の係合孔12が形成してあり、またキャップ50にはシリンダ10の内壁へ嵌合する壁(嵌合壁)52に係止爪53が形成してあり、この係止爪53を係合孔12へ係合させることで、キャップ50がシリンダ10の後端開口部に装着される。ダンパ装置は、このようにして組み立てられる(図1参照)。
キャップ50には、図2A、図2Cに示すように、シリンダ10への嵌合壁52からさらにシリンダ10の内部方向へ張り出すように薄肉の係合壁(壁部)54が形成してあり、この係合壁54に係合孔(係止部)55が形成してある。一方、ピストンロッド30の周面には、図2A、図2Bに示すように、被係止爪(被係止部)31が形成してある。ピストンロッド30は、係合壁54の内側にある挿通孔51を貫通して軸方向に移動自在であり、引き出し方向(図5の右方向)へ引き出されたとき、被係止爪31が係合壁54の内側から係合孔55と係合する(図3A、図3B、図5参照)。
ピストンロッド30は、スプリング40によりシリンダ10の内部へ押し込まれる方向に付勢されている。スプリング40は、ピストンロッド30の先端に連結されたピストン20のフランジ22に一端が当接し、他端はキャップ50の嵌合壁52と係合壁54との間に形成された段部に当接しており、この間でピストンロッド30の移動に伴い伸縮する。そして、係合孔55に被係止爪31が係合する状態にあっては、スプリング40からの付勢力に抗して、ピストンロッド30は引き出し位置に保持される。
ここで、係合壁54を薄肉に形成した場合、係合孔55に係合する被係止爪31の先端部分が係合孔55から外側に露出する(図3B参照)。そして、係合孔55の外周にはスプリング40が配設されているため、スプリング40の径方向へがたついた拍子に、係合孔55から露出する被係止爪31にスプリング40が接触して、係合孔55への係合状態を解除させてしまうおそれがある。
そこで、本実施形態では、係合壁54の外面に、係合孔55の縁部を通りキャップ50の内側端面まで延びる補強リブ56を外径方向に突き出し形成してある(図3B参照)。スプリング40はこの補強リブ56の外周に配置され、径方向へのスプリング40のがたつきを制限するとともに、係合孔55から露出する被係止爪31へのスプリング40の接触を、この補強リブ56によって回避している。
図3Aに示すように、ピストンロッド30の先端部には、その外面から外径方向に突き出しピストン20のフランジ21,22に繋がるように補強リブ32が形成してある。この補強リブ32は、ピストン20のフランジ22を補強するとともに、スプリング40の一端をこの補強リブ32の外周に配置することで、スプリング40の径方向への移動を規制している。これにより、スプリング40のがたつきによる異音の発生や振動を抑制することができる。
また、図3Aに示すように、ピストンロッド30の後端部には、グローブボックス101の開閉ボックス102へ装着するための装着孔33が形成してある。また、ピストンロッド30の後端部には、中心軸と直交する方向に延びる凹凸34を複数本並べて形成してある。これらの凹凸34は、ピストンロッド30をシリンダ10から引き出す際に、作業員が指で摘みやすく且つ滑りにくくするために形成してある。さらに、凹凸34が形成されたピストンロッド30の後端部は、図4に示すように湾曲面に形成してある。この湾曲面は、作業者の親指又は人差指の腹部がフィットするようにその形状が調整されており、これによりいっそう作業員が指で摘みやすく且つ滑りにくくなっている。
上述した構成のダンパ装置は、図7に示すように、被係止爪31が係合孔55に係合する手前の位置を、開閉ボックス102の開閉操作における引き出し動作の終端位置としてあり、図5に示すように、この終端位置を越えてピストンロッド30を引き出したとき、被係止爪31が係合孔55に係合する構成としてある。これにより、開閉ボックス102が通常の開閉動作を繰り返すとき、被係止爪31の係合孔55への引っ掛かりが回避され、その結果、開閉動作を円滑に実行することができる。
次に、本実施形態に係るダンパ装置のグローブボックスへの組み込み手順と動作について、図8乃至図10を主に参照して説明する。
グローブボックス101は、本体101aに対して開閉ボックス102が支軸103を中心に回動自在となっている。ダンパ装置は、あらかじめピストンロッド30をシリンダ10から引き出して、被係止爪31を係合孔55に係合させ(図5参照)、この状態で、シリンダ10をグローブボックス101の本体101aに装着しておく(図8参照)。
次いで、グローブボックス101を自動車の前面パネルに組み込み、その後、シリンダ10から引き出した状態にあるピストンロッド30の後端部を、開閉ボックス102に連結する。このとき、開閉ボックス102は開放位置にあり、グローブボックス101の本体101aから露出しているため、ピストンロッド30の連結作業も容易に行うことができる。しかも、ピストンロッド30は、引き出し位置に保持されているため、作業員がスプリング40に抗してピストンロッド30を引き出し、それを保持しておく手間を省くことができるので、いっそう作業が容易となる。
開閉ボックス102にピストンロッド30の後端部を連結した後、開閉ボックス102を閉じると、ダンパ装置のピストンロッド30がシリンダ10に押し込まれ、このとき被係止爪31が係合孔55から外れる。
開閉ボックス102は、図9に示す閉塞状態と、図10に示す開放状態との間で開閉動作する。開閉ボックス102が、図9に示す閉塞状態のとき、ダンパ装置は図6に示すようにピストンロッド30がシリンダ10内に押し込まれている。一方、開閉ボックス102が、図10に示す開放状態のとき、ダンパ装置は図7に示すようにピストンロッド30がシリンダ10から引き出されている。
開閉ボックス102の開放位置は、全開位置規制手段によって規定されている。全開位置規制手段の構造は種々考えられるが、図10に示す全開位置規制手段は、開閉ボックス102の側面に形成した長溝110とピン形状のストッパ111で構成されている。ストッパ111は本体101aに固定され、長溝110に挿通してある。長溝110は、支軸103を曲率中心とする円弧状に形成してあり、開閉ボックス102が開放位置にあるとき長溝110の一端にストッパ111が当接して、開閉ボックス102がそれ以上に開くことを阻止する。
図9の状態から図10の状態へ開閉ボックス102を開く際は、既述したピストン20によりシリンダ10内に発生する負圧と、スプリング40の付勢力とがピストンロッド30に制動力として作用し、開閉ボックス102がゆっくりとした動作をもって開放する。
逆に、図10の状態から図9の状態へ開閉ボックス102を閉じるときは、既述したとおりピストン20により負圧が生じることもなく、スプリング40も閉塞動作を助ける方向に作用するため、たとえ開閉ボックス102内に物品が収納されて重量が大きくなっていても、小さな押し込み力で円滑に開閉ボックス102を閉じることができる。
〔第2実施形態〕
図11乃至図14は、本発明の第2実施形態に係るダンパ装置を示す図である。なお、同図に示すダンパ装置において、先に示した第1実施形態のダンパ装置と同一部分又は相当する部分には同一符号を付し、その部分の詳細な説明は省略する。
本実施形態に係るダンパ装置は、図11に示すように、筒状のシリンダ10と、このシリンダ10内をシール状態を保って移動するピストン20と、シリンダ10の一端に装着するキャップ50と、ピストン20に一体形成されてキャップ50から出没するピストンロッド30を備えている。
シリンダ10の先端には、弁機構を構成する先端キャップ60が装着してあり、ピストンロッド30をシリンダ10の後端から引き出す方向(図14Aの右方向)に移動させたとき、先端キャップ60に形成されたオリフィスからシリンダ10内に外部の空気が少しずつ流入して負圧が生じ、これによりピストンロッド30に制動力が作用する。一方、ピストンロッド30をシリンダ10の内部へ押し込む方向(図14Bの左方向)へ移動させたときは、先端キャップ60に形成された弁機構が開いてシリンダ10内の空気を抵抗なく外部へ排出するため、ピストンロッド30に制動力は作用しない。
このダンパ装置を組み立てる際は、ピストンロッド30の外周にスプリング40を外嵌した後、ピストン20を先端として、当該ピストンロッド30をシリンダ10の後端開口部から中空部内へ挿入する。そして、当該スプリング40をシリンダ10の中空部内に押し込むようにして、シリンダ10の後端開口部へキャップ50を装着する。
キャップ50には、外側端面から軸方向に沿ってシリンダ10の外部へ張り出す係合壁(壁部)54が形成してある。この係合壁54の後端部には、ピストンロッド30の挿通孔51が形成してあり(図13C参照)、ピストンロッド30の後端側は、この挿通孔51から外部へ露出させる。
ピストンロッド30は、図12A乃至図12Cに示すようにピストン20の後端面から延在した板状の部材であり、軸方向に延在するリブ37、38が上下周縁及び側面中央部に形成されている。また、ピストンロッド30には被係止部となる被係止凸部39が形成してある。被係止凸部39は、ピストンロッド30の対称な両側面に一対形成してある(図12C参照)。
一方、キャップ50の係合壁54には、図13A乃至図13Cに示すように、被係止凸部39を係止するための係止部が形成してある。係止部は、係合壁54から切り抜かれた弾力性のある支持片58と、この支持片58の内面からピストンロッド30と対向して突出形成された係止爪58aと、で構成してある。
ピストンロッド30は、係合壁54の内側にある挿通孔51を貫通して軸方向に移動自在である。このピストンロッド30が引き出し方向(図14Aの右方向)へ引き出されたとき、係合壁54の内側に形成した係止爪58aによって、被係止凸部39が係止されることになる。
支持片58は、係合壁54の両側面(対向位置)に一対形成してあり、更に係止爪58aは各支持片58の内面中央部を切り欠いて一対形成してある(図13C参照)。この切り欠いた中央部には、ピストンロッド30の挿入状態において側面中央部のリブ37が対向している。また、4箇所に形成された係止爪58aは、同じく各係止爪58aに対向する被係止凸部39をそれぞれ係止する構成となっている(図14B、図14C参照)。
また、係合壁54には、ピストンロッド30を軸方向に摺動案内する案内溝59が形成してあり、この案内溝59の内側面は、ピストンロッドの中心軸まわりの回転を規制する回り止めを構成している(図13C参照)。
上述した構成の本実施形態に係るダンパ装置は、シリンダ10からピストンロッド30を引き出し、被係止凸部39が係止爪58aを乗り越えたとき、被係止凸部39と係止爪58aが係合する。この被係止凸部39と係止爪58aとの係合により、図14B、図14Cに示すように、引き出し位置においてスプリング40からの付勢力に抗してピストンロッド30を保持することができる。
本実施形態のダンパ装置も、第1実施形態と同様に、自動車の開閉ボックス102へピストンロッドを連結する際に、あらかじめスプリング40に抗してピストンロッド30を引き出し位置に保持しておくことで、当該連結作業を容易に実施できるようになる(図8参照)。
開閉ボックス102にピストンロッド30の後端部を連結した後、開閉ボックス102を閉じると、ダンパ装置のピストンロッド30がシリンダ10に押し込まれ(図9参照)、このとき被係止凸部39が係止爪58aから外れる。
本実施形態の構成によれば、係止爪58aがシリンダ10の外部へ張り出す係合壁54に形成してあるので、万が一、これら係止爪58aやこれに係止される被係止凸部39が破損しても、その破片がシリンダ10の内部へ入り込むことを抑制することができる。
〔第3実施形態〕
図15A、図15Bは、本発明の第3実施形態に係るダンパ装置を示す正面断面図である。なお、同図に示すダンパ装置において、先に示した第1,2実施形態のダンパ装置と同一部分又は相当する部分には同一符号を付し、その部分の詳細な説明は省略する。
本実施形態に係るダンパ装置は、第2実施形態と同様に、筒状のシリンダ10と、このシリンダ10内をシール状態を保って移動するピストン20と、このピストン20に連設されてシリンダ10の一端から出没するピストンロッド30を備えている。
シリンダ10の後端部には、ピストンロッド30を挿通するための挿通孔13が形成してある。ピストンロッド30は、この挿通孔13を透して端部側が外部へ露出する。
また、ピストンロッド30は内部が中空となっており、その内部空間に複数の補強リブ35,36が軸方向へ並べて形成してある。ピストンロッド30の外壁は一側面が切り欠かれており、その切欠面から内部へ、シリンダ10に形成した挿通孔13の開口縁部13aが入り込んでいる。そして、ピストンロッド30の内部に形成した補強リブ35,36のうち、もっともピストン20に近い位置にある補強リブ(被係止リブ)35を、他の補強リブ36よりも長く延出し、この被係止リブ35がシリンダ10に形成した挿通孔13の開口縁部13aと係合する構成としてある。
すなわち、本実施形態では、被係止リブ35が被係止部を、またシリンダ10に形成した挿通孔13の開口縁部13aが係止部をそれぞれ形成しており、ピストンロッド30を引き出したとき、被係止リブ35が挿通孔13の開口縁部13aを乗り越えてシリンダ10の外部へ露出して、挿通孔13の開口縁部13aと係合する(図15B参照)。この状態では、スプリング40の付勢力に抗して、ピストンロッド30がシリンダ10から引き出された位置に保持される。
また、この位置からピストンロッド30をシリンダ10内へ押し込むと、被係止リブ35が挿通孔13の開口縁部13aを乗り越えて係合状態が解除される。
図16A、図16Bは、上述した第3実施形態に係るダンパ装置の変形例を示す正面断面図である。
図15A、図15Bに示した第3実施形態に係るダンパ装置では、ピストンロッド30に形成した補強リブの一つ(被係止リブ35)によって被係止部を構成したが、図16A、図16Bの変形例では、この被係止リブ35に代えてピストンロッド30の周面に形成した被係止爪31をもって被係止部を構成している。この被係止爪31の形状及び形成箇所は、先に示した第1実施形態と同じである。
この構成によっても、ピストンロッド30を引き出したとき、被係止爪31が挿通孔13の開口縁部13aを乗り越えてシリンダ10の外部へ露出して、挿通孔13の開口縁部13aに係合する(図16B参照)。この状態では、スプリング40の付勢力に抗して、ピストンロッド30がシリンダ10から引き出された位置に保持される。
また、この位置からピストンロッド30をシリンダ10内へ押し込むと、被係止爪31が挿通孔13の開口縁部13aを乗り越えて係合状態が解除される。
図17A、図17Bは、上述した第3実施形態に係るダンパ装置の他の変形例を示す正面断面図である。
同図に示すダンパ装置は、第3実施形態で適用したシリンダ10に、外側端面から軸方向に沿って外部へ張り出す係合壁15(壁部)が形成してある。この係合壁15はシリンダ10に一体形成したものである。したがって、このダンパ装置は、第2実施形態のダンパ装置と比較すると、キャップ50を用いておらず部品点数の少ないことが特徴である。
ピストンロッド30は、第3実施形態と同様に、内部空間に複数の補強リブ35,36が軸方向へ並べて形成してあり、このうち一つの補強リブ35(以下、被係止リブという)が被係止部として機能している。この被係止リブ35は、他の補強リブ36よりも長く延出している。
一方、係合壁15には、下面側に被係止リブ35を係止するための係止部が形成してある。この係止部は係合壁15から切り抜かれた弾力性のある支持片16と、この支持片16の内面からピストンロッド30と対向して突出形成された係止爪16aと、で構成してある。
ダンパ装置は、シリンダ10からピストンロッド30を引き出し、被係止リブ35が係止爪16aを乗り越えたとき、被係止リブ35と係止爪16aとが係合する。これによりスプリング40の付勢力に抗して、ピストンロッド30がシリンダ10から引き出された位置に保持される。(図17B参照)。
また、この位置からピストンロッド30をシリンダ10内へ押し込むと、支持片16によって係止爪16aが拡開し、被係止リブ35が係止爪16aを乗り越えて係合状態が解除される。
〔第4実施形態〕
図18A、図18Bは、本発明の第4実施形態に係るダンパ装置を示す正面断面図である。なお、同図に示すダンパ装置において、先に示した第1乃至第3実施形態のダンパ装置と同一部分又は相当する部分には同一符号を付し、その部分の詳細な説明は省略する。
本実施形態に係るダンパ装置は、ピストン20連結部材としてピストンロッド30の代わりに紐状体70を用いた構成となっている。
そして、この紐状体70をシリンダ10から引き出した移動位置に保持するための保持手段は、ピストン20の後端面から突き出して形成した被係止爪25(被係止部)と、キャップ50に穿設した係合孔57(係止部)とで構成してある。なお、キャップ50はシリンダ10の後端部に嵌合固定されている。
本実施形態のダンパ装置によれば、紐状体70を引き出したとき、被係止爪25が係合孔57と係合し、スプリング40の付勢力に抗して紐状体70がシリンダ10から引き出された位置に保持される(図18B参照)。ここで、被係止爪25は係合孔57を透してキャップ50の外部に露出している。よって、被係止爪25と係合孔57との間の係合状態は、露出している被係止爪25を作業員の指等で横方向へ押圧するだけで解除することができる。
図19A、図19Bは、上述した第3実施形態に係るダンパ装置の変形例を示す正面断面図である。
図18A、図18Bに示した第3実施形態に係るダンパ装置では、キャップ50に形成した係合孔57で被係止部を構成したが、図19A、図19Bに示す変形例にあっては、シリンダ10の周壁から内部へ突き出す係合片14により係止部を構成してある。シリンダ10の周壁は、係合片14の周囲を切り欠いてあり、係合片14と一部で連結してある。さらに、係合片14の基部14aはシリンダ10の周壁から外部へ突き出している。この基部をシリンダ10の前方へ押し倒すように押圧すると、係合片14が弾力的に撓んで被係止爪25との係合状態が解除される。すなわち、係合片14の基部14aは、被係止爪25の係合状態を解除するための解除部を構成している。
この構成によっても、紐状体70を引き出したとき、被係止爪25が係合片14と係合し、スプリング40の付勢力に抗して紐状体70がシリンダ10から引き出された位置に保持される(図19B参照)。また、被係止爪25と係合片14との間の係合状態は、係合片14の基部14aをシリンダ10の前方へ押し倒すように押圧することで、係合片14が弾力的に撓んで解除することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、ピストン連結部材をシリンダから引き出した移動位置に保持する保持手段は、図20A乃至図20Gに示すような組合せ構造をした係止部と被係止部のいずれかを選択することができる。
すなわち、係止部と被係止部は、爪80と爪81(図20A)、爪80と凸部82(図20B)、爪80と凹部83(図20C)、爪80と孔84(図20D)、凸部85と凸部82(図20E)、凸部85と凹部83(図20F)、凸部85と孔84(図20G)のいずれかの組合せ構造とすることができる。この場合、組み合わせる各構成要素のいずれが係止部又は被係止部であってもよい。

Claims (19)

  1. 筒状のシリンダと、
    シリンダ内を軸方向に往復移動するピストンと、
    一端が前記ピストンに連結されるとともに、少なくとも他端が前記シリンダの端面から外部に露出しており、前記ピストンとともに往復移動するピストン連結部材と、
    前記ピストン連結部材を前記シリンダの内部に押し込む方向へ付勢するスプリングと、を備え、
    開閉部材を有する収納装置の本体に前記シリンダが装着されるとともに、前記開閉部材に前記ピストン連結部材が連結されるダンパ装置において、
    前記スプリングの付勢力に抗して、前記ピストン連結部材を前記シリンダから引き出した移動位置に保持する保持手段を備え、
    且つ、前記保持手段は、前記開閉部材の開閉操作に伴う前記ピストン連結部材の移動範囲を越えて引き出された位置に前記ピストン連結部材を保持する構成であるダンパ装置。
  2. 前記保持手段は、係止部と、この係止部に係止される被係止部と、で構成されており、
    これら係止部と被係止部は、その一方が爪又は凸部で構成され、他方が当該爪又は凸部と係合する爪、凸部、凹部又は孔のいずれかで構成されている請求項1のダンパ装置。
  3. 前記ピストン連結部材が棒状のピストンロッドで構成されるとともに、前記シリンダの端部にキャップを有し、当該キャップに前記ピストンロッドを挿通する開口を形成したダンパ装置において、
    前記保持手段は、前記キャップに設けた係止部と、前記ピストンロッドに形成され前記係止部に係止される被係止部と、で構成されている請求項1のダンパ装置。
  4. 前記被係止部は、前記ピストンロッドの対称な両側面に一対形成してあり、
    前記係止部は、前記キャップの対向位置で前記一対の被係止部をそれぞれ係止する構成である請求項3のダンパ装置。
  5. 前記ピストンロッドに前記被係止部となる爪又は凸部を形成し、
    前記キャップには、内側端面から前記シリンダの内部へ張り出す壁部が形成してあり、この壁部に前記係止部となる係合孔を形成してある請求項3のダンパ装置。
  6. 前記被係止部となる爪又は凸部は、前記係止部となる係合孔に前記壁部の内側から係合するとともに、当該係合孔の外側へ露出する構成となっており、
    前記壁部の外面には、前記係合孔の縁部を通り前記キャップの内側端面まで延びる補強リブが突き出し、当該補強リブの外周に前記スプリングが配置される請求項5のダンパ装置。
  7. 前記ピストンロッドに前記被係止部となる爪又は凸部を形成し、
    前記キャップには、外側端面から軸方向に沿って前記シリンダの外部へ張り出す壁部が形成してあり、この壁部に前記係止部となる爪、凸部、凹部又は孔のいずれかが形成してある請求項3のダンパ装置。
  8. 前記係止部は、前記壁部から切り抜かれた弾力性のある支持片と、この支持片の内面から前記ピストンロッドと対向して突出形成された係止爪と、で構成してある請求項7のダンパ装置。
  9. 前記支持片は、前記シリンダに近い軸方向端部が前記壁部から切り抜かれて自由端となっており、一方、前記軸方向の逆側端部が前記壁部に連続する固定端となっている請求項8のダンパ装置。
  10. 前記壁部には、前記ピストンロッドを軸方向に摺動案内する案内溝が形成してあり、当該案内溝の内側面は、前記ピストンロッドの中心軸まわりの回転を規制する回り止めを構成している請求項7のダンパ装置。
  11. 前記ピストン連結部材が棒状のピストンロッドで構成されたダンパ装置において、
    前記保持手段は、前記シリンダに設けた係止部と、前記ピストンロッドに形成され前記係止部に係止される被係止部と、で構成されている請求項1のダンパ装置。
  12. 前記シリンダの端部に前記ピストンロッドを挿通する開口を形成したダンパ装置において、
    前記被係止部が前記ピストンロッドに形成した爪又は凸部で構成され、
    前記シリンダの開口縁部が前記係止部を構成している請求項11のダンパ装置。
  13. 前記ピストンロッドに前記被係止部となる爪又は凸部を形成し、
    前記シリンダには、外側端面から軸方向に沿って外部へ張り出す壁部が形成してあり、この壁部に前記係止部となる爪、凸部、凹部又は孔のいずれかが形成してある請求項11のダンパ装置。
  14. 前記係止部は、前記壁部から切り抜かれた弾力性のある支持片と、この支持片の内面から前記ピストンロッドと対向して突出形成された係止爪と、で構成してある請求項13のダンパ装置。
  15. 前記支持片は、前記シリンダに近い軸方向端部が前記壁部から切り抜かれて自由端となっており、一方、前軸方向の逆側端部が前記壁部に連続する固定端となっている請求項14のダンパ装置。
  16. 前記壁部には、前記ピストンロッドを軸方向に摺動案内する案内溝が形成してあり、当該案内溝の内側面は、前記ピストンロッドの中心軸まわりの回転を規制する回り止めを構成している請求項13のダンパ装置。
  17. 前記シリンダの端部にキャップを有し、当該キャップに前記ピストン連結部材を挿通する開口を形成したダンパ装置において、
    前記保持手段は、前記キャップに設けた係止部と、前記ピストンに形成され前記係止部に係止される被係止部と、で構成されている請求項1のダンパ装置。
  18. 前記保持手段は、前記シリンダに設けた係止部と、前記ピストンに形成され前記係止部に係止される被係止部と、で構成されている請求項1のダンパ装置。
  19. 前記ピストン連結部材が紐状体で構成されており、
    前記係止部を係合片で構成し、前記被係止部をこの係合片に係合する被係止爪で構成するとともに、
    さらに前記係止部には、前記被係止爪の係合状態を解除するための解除部が設けてある請求項18のダンパ装置。
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