JP4636812B2 - ズームレンズ - Google Patents

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Description

本発明はズームレンズに関し、例えば、銀塩写真用カメラ、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ等の撮影光学系として好適なものである。
デジタルスチルカメラの高画素化が進む中で、高画素の固体撮像素子用の撮影光学系としてのズームレンズには単色収差の補正のみならず、色収差の十分な補正が求められている。特に高ズーム比化(高変倍比化)してズームレンズの望遠側の焦点距離が長くなると、色収差については一次の色消しに加え、二次スペクトルの低減が求められる。
従来、望遠側の軸上色収差の二次スペクトルを補正するために、異常分散ガラスを用いたズームレンズが数多く知られている。また、高ズーム比に適したズームレンズ構成としては、最も物体側のレンズ群を正の屈折力としたポジティブリード型が挙げられる。
例えば、物体側より順に、正、負、正、正の屈折力の4つのレンズ群が配列されたズームレンズに異常分散性を有するガラスを用いた例として、特許文献1〜4等が挙げられる。
また、異常分散硝材よりも更に色収差補正の効果が大きい回折光学素子をズームレンズに用いたものとして、特許文献5等が挙げられる。
また、樹脂にITO微粒子を混合させたレプリカ材料を回折格子に用いることで回折効率を改善することが、特許文献6で提案されている。
一方、第1レンズ群に樹脂層で形成される非球面を設けて単色収差の補正を行う例が、特許文献7にて知られている。
特許第3097399号明細書 特開2002−62478号公報 特開平8−248317号公報 特開2001−194590号公報 特開平9−211329号公報 特開2001−74901号公報 特開2001−21803号公報
回折光学素子をズームレンズに用いると、異常分散硝材よりも大きな色収差補正効果が得られる。しかしながら、回折格子は光線入射角によって回折効率が変化するので、ズーム時に光線入射条件が変化するズームレンズに用いる場合は、回折光学素子を導入する位置が限定されたり、ズーム時に回折効率が落ちてしまったりする可能性があった。
また、特許文献7に開示された通常の樹脂材料で非球面を形成した場合には、色収差補正の効果は得られない。
本発明は、高ズーム比に適したズームタイプであるポジティブリード型のズームレンズにおいて、色収差を大幅に改善することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1のズームレンズは、物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群からなり、ズーミングに際し、前記第1レンズ群は望遠端で広角端よりも物体側に位置するように移動し、前記第2レンズ群は望遠端で広角端よりも像側に位置するように移動し、前記第3レンズ群は望遠端で広角端よりも物体側に位置するように物体側に凸状の軌跡で移動し、前記第4レンズ群は物体側へ凸状の軌跡で移動するズームレンズにおいて、前記レンズ又は層GITのアッベ数をνIT、前記レンズ又は層GITのg線とF線に関する部分分散比をθITとするとき、前記第1レンズ群は、
11<νIT<27
0.2<θIT<0.4
を満足する材料より成るレンズ又は層GITを有し、該レンズ又は層GITは、負の屈折力であって、前記レンズ又は層GITの焦点距離をf1a、前記第1レンズ群の焦点距離をf1、全系の望遠端における焦点距離をftとするとき、
8<|f1a/f1|<60
0.5<f1/ft<0.9
なる条件を満足することを特徴としている。
本発明の請求項4のズームレンズは、物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群からなり、ズーミングに際し、前記第1レンズ群は望遠端で広角端よりも物体側に位置するように移動し、前記第2レンズ群は望遠端で広角端よりも像側に位置するように移動し、前記第3レンズ群は望遠端で広角端よりも物体側に位置するように物体側に凸状の軌跡で移動し、前記第4レンズ群は物体側へ凸状の軌跡で移動するズームレンズにおいて、前記レンズ又は層GITのアッベ数をνIT、前記レンズ又は層GITのg線とF線に関する部分分散比をθITとするとき、前記第2レンズ群は、
11<νIT<27
0.2<θIT<0.4
を満足する材料より成るレンズ又は層GITを有し、該レンズ又は層GITは、正の屈折力であって、前記レンズ又は層GITの焦点距離をf2a、前記第2レンズ群の焦点距離をf2、全系の望遠端における焦点距離をftとするとき、
12<|f2a/f2|<20
0.10<|f2/ft|<0.20
なる条件を満足することを特徴としている。
本発明の請求項6のズームレンズは、物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群からなり、ズーミングに際し、前記第1レンズ群は望遠端で広角端よりも物体側に位置するように移動し、前記第2レンズ群は望遠端で広角端よりも像側に位置するように移動し、前記第3レンズ群は望遠端で広角端よりも物体側に位置するように物体側に凸状の軌跡で移動し、前記第4レンズ群は物体側へ凸状の軌跡で移動するズームレンズにおいて、前記レンズ又は層GITのアッベ数をνIT、前記レンズ又は層GITのg線とF線に関する部分分散比をθITとするとき、前記第3レンズ群は、
11<νIT<27
0.2<θIT<0.4
を満足する材料より成るレンズ又は層GITを有し、該レンズ又は層GITは、負の屈折力であって、前記レンズ又は層GITの焦点距離をf3a、前記第3レンズ群の焦点距離をf3、全系の望遠端における焦点距離をftとするとき、
6<|f3a/f3|<30
0.3<f3/ft<0.45
なる条件を満足することを特徴としている。
ポジティブリード型のズームレンズにおいて、色収差を大幅に改善することができる。
まず、本発明のズームレンズの実施例を説明する前に、本実施例で色収差補正を行うために用いた材料について説明する。
本実施例では、ズームレンズを構成するレンズ群中に、高分散で部分分散比の低い固体材料で形成したレンズ又は層を設けることによって、望遠側における軸上及び倍率色収差を良好に補正している。高分散で低部分分散比の材料としては、例えば、アッベ数νdが15以下の微粒子(TiO2やITO等で、特に粒子径が入射光波長の1/20以下のものがよい)をPMMA等の合成樹脂に混合した材料を用いた。
ITO(Indium−Tin Oxide)のような、高分散光学材料が、光学系の収差補正に及ぼす作用について説明する。
ITOは通常の物質と異なり導電性によるフリーキャリアが屈折率に影響を与えており、通常の電子遷移による短波長域での屈折率の変化にフリーキャリアによる屈折率分散が加わる。このことによりアッベ数が5.53という異常に大きな屈折率の波長依存性を示す。
このITO微粒子をPMMA等の合成樹脂に混合して、レンズやレンズ表面に形成する層のレプリカ材料として用いると、通常の硝材やレプリカ材料では得られない屈折率特性を得ることができる。
例えばPMMAにITO微粒子を20%混合した場合、Nd=1.56987に対して、νd=13.27,θg=0.289という特性が得られる。通常硝材で分散の大きいTIH53ではνd=23.8、θg=0.62であるので、ITO微粒子混合材料はかなり特徴のある特性を持っていることがわかる。特にθgとしてかなり小さい値が得られていることから、色収差特に2次スペクトルの改善に非常に効果がある。ITOの混合比率を増やすことで異常分散効果も大きくなるが、このとき透過率が低下してしまうので、ある程度以上ITOの混合比率を大きくすることはできない。
本発明ではこの様な特性を持つ材料を、ズームレンズに適切な形態で適用することにより色収差を大幅に改善している。
次に本発明のズームレンズの実施例について説明する。
図1,3,5,7,9は、それぞれ、本発明の実施例1〜5のズームレンズのレンズ断面図である。本実施例のズームレンズは、ビデオカメラやデジタルスチルカメラ用の撮影光学系として用いられるものである。
各レンズ断面図において、L1は正の屈折力(光学的パワー=焦点距離の逆数)の第1レンズ群、L2は負の屈折力の第2レンズ群、L3は正の屈折力の第3レンズ群、L4は正の屈折力の第4レンズ群である。SPは開口絞り、Gは光学的ローパスフィルター、赤外カットフィルター、カバーガラス等の光路中に存在する平行平板に対応して設計上設けたガラスブロック、IPはCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)の感光面が位置する像面である。
広角端から望遠端へのズーミングに際して、各レンズ断面図中の矢印で示すように、第1レンズ群L1は望遠端で広角端よりも物体側に位置するように、第2レンズ群L2は望遠端で広角端よりも像側に位置するように、第3レンズ群L3は望遠端で広角端よりも物体側に位置するように移動させている。特に、本実施例では第3レンズ群L3を物体側に凸状の軌跡を描くように移動させることで、ズーム中間位置での周辺光線を確保するために前玉径が増大することを低減し、前玉径の小型化を達成している。開口絞りSPは、第3レンズ群L3と一体で光軸上を移動する。
また広角端に対して望遠端で第1レンズ群が物体側に、第2レンズ群が像側に位置するように移動させることで、レンズ全長を小型に維持しつつ、ズーム比が大きくとれるようにしている。
また、第4レンズ群L4を光軸上移動させてフォーカスを行うリアフォーカス方式を採用している。レンズ断面図に示す第4レンズ群L4の実線の曲線4aと破線の曲線4bは、各々無限遠物体と近距離物体にフォーカスしているときの広角端から望遠端へのズーミングの際の像面変動を補正するための移動軌跡である。このように第4レンズ群L4を物体側へ凸状の軌跡とすることで第3レンズ群L3と第4レンズ群L4との間の空間の有効利用を図り、レンズ全長の短縮化を効果的に達成している。このように、比較的径が小さい第4レンズ群L4でフォーカスを行うことでアクチュエーターの負荷を低減でき、フォーカスの高速化も容易になる。
各実施例において、例えば望遠端において無限遠物体から近距離物体へフォーカスを行う場合は、レンズ断面図の直線4cに示すように第4レンズ群L4を前方へ繰り出す。
第1レンズ群L1は、物体側から像側へ順に、像側に強い凹面を向けたメニスカス形状の負レンズG11、物体側に強い屈折力の凸面を有する正レンズG12、物体側に凸面を有する正レンズG13で構成されている。第1レンズ群L1をこのようなレンズ構成にすることで、レンズ構成枚数を最小限にしながら、高い光学性能を得ることができる。
第2レンズ群L2は、物体側から像側へ順に、像側に強い凹面を向けたメニスカス形状の負レンズG21、負レンズG22、正レンズG23で構成されている。第2レンズ群L2をこのようなレンズ構成にすることで、必要最小限のレンズ枚数で高い光学性能を達成できる。
第3レンズ群L3は、物体側から像側へ順に、正レンズG31、像側に強い凹面を向けたメニスカス形状の負レンズG32,正レンズG33で構成されている。
実施例1〜4では、第1レンズ群L1中の正レンズG12の像側のレンズ面に以下の条件を満足する微粒子混合材料より成る、負の屈折力のレプリカ層G1aを設け、波長420nm〜650nm程度の範囲で特に望遠側における軸上及び倍率色収差を良好に補正している。
11<νIT<27 (1)
0.2<θIT<0.4 (2)
但し、νITは微粒子混合材料で構成されたレプリカ層のアッベ数、θITはこのレプリカ層のg線とF線に関する部分分散比であり、g,F,C線に対する屈折率ng,nF,nCに対して、
θ=(ng−nF)/(nF−nC)
で与えられる。
条件式(1)の下限を超えて、微粒子混合材料のアッベ数を小さくしようとするとITO等の混合比率を増やさなければならなくなり、レンズの透過率が悪化してしまうとともに、異常分散効果が大きくなりすぎて色収差補正が過剰になってしまう。逆に上限を超えると色収差補正効果が不十分になる。
また、条件式(2)の下限を超えて部分分散比を小さくするには、これもITOの混合比率を大きくしなければならず、透過率が悪化するとともに色収差補正が過剰になるので良くない。また条件式(2)の条件を超えて部分分散比が大きくなると色収差補正効果が不十分になるので良くない。
更に望ましく色収差補正条件と透過率を両立させるためには、条件式(1),(2)の範囲を以下のように設定することが望ましい。
13.0<νIT<24.5 (1a)
0.26<θIT<0.36 (2a)
また、実施例1〜4のように第1レンズ群L1に異常分散の層G1aを設ける場合には、その層G1aの焦点距離をf1a、第1レンズ群L1の焦点距離をf1とするとき、
8<|f1a/f1|<60 (3)
なる条件を満足するのが良い。
条件式(3)の下限を超えて層G1aの屈折力が強くなりすぎると、望遠端における軸上色収差の2次スペクトルの補正が過剰になるので良くない。逆に条件式(3)の上限を超えると軸上色収差の2次スペクトルの補正が不足になるので良くない。
更に色収差補正を良好に補正するためには、条件式(3)の範囲を以下のように設定することが望ましい。
8<|f1a/f1|<48 (3a)
また第1レンズ群L1中の層G1aあるなしに関わらず、レンズ全長の小型化を達成するためには、第1レンズ群L1の焦点距離をf1、全系での望遠端での焦点距離をftとするとき、
0.5<f1/ft<0.9 (4)
なる条件を満足するのが望ましい。
条件式(4)の下限を越えて第1レンズ群L1の屈折力が強くなり過ぎると、全長の短縮には有利だが、製造誤差による像面倒れやズーミング時の像ゆれなどが不利になって高い鏡筒精度が必要になり、製造コストの増大を招く。逆に上限を越えると所望のズーム比を確保するのに必要な第1レンズ群L1又は第2レンズ群L2の移動量が大きくなり過ぎて小型化が不十分になるので良くない。
条件式(4)を更に望ましくは、
0.6<f1/ft<0.8 (4a)
の範囲とすることで更なる小型化と高性能化の両立が可能となる。
なお、実施例1〜4では、物体側から数えて2番目の正レンズG12の像側面に層G1aを設けているが、3番目の正レンズG3の物体側面又は像側面に層G1aを設けても、同様の効果が得られる。
実施例2及び4では、第1レンズ群L1に加えて、第2レンズ群L2にも条件式(1),(2)を満足する正の屈折力の層G2aを設けている。具体的には、負レンズG22の像側のレンズ面に層G2aを設けている。
望遠端における軸上色収差や倍率色収差の2次スペクトルを補正するために第1レンズ群L1の異常分散効果を増やしていくと、広角端における倍率色収差の2次スペクトルが悪化する。実施例2及び4では、第2レンズ群L2にも大きな異常分散効果を有する層G2aを設けることにより、広角端における倍率色収差の2次スペクトルを補正し、更に望遠端における軸上及び倍率色収差の改善を達成している。
第2レンズ群L2に異常分散の層G2aを設ける場合、その層G2aの焦点距離をf2a、第2レンズ群L2の焦点距離をf2とするとき、
12<|f2a/f2|<20 (5)
なる条件式を満足するのが良い。
条件式(5)の下限を超えて層G2aの屈折力が強くなりすぎると、広角端における倍率色収差の2次スペクトルの補正が過剰になるので良くない。逆に条件式(5)の上限を超えると倍率色収差の2次スペクトルの補正が不足になるので良くない。
また第2レンズ群L2中の層G2aあるなしに関わらず、高い光学性能を維持しつつ、レンズ全長の短縮を図るには、
0.10<|f2/ft|<0.20 (6)
なる条件式を満足するのが良い。
条件式(6)の下限を超えて第2レンズ群の屈折力が強くなると、ズーム時の第2レンズ群L2の移動量は小さくできるが、ペッツバール和が全体に負に大きくなり像面湾曲の補正が困難になるので良くない。逆に条件式(6)の上限を超えると第2レンズ群の変倍時の移動量が大きくなって小型化が達成できないので良くない。
更に望ましくは条件式(6)を、
0.13<|f2/ft|<0.17 (6a)
の範囲に設定すると更なる小型化と高性能化の両立が容易となる。
なお、実施例2及び4では、負レンズG22の像側のレンズ面に層G2aを設けたが、負レンズG21や正レンズG23のレンズ面に正の屈折力の層G2aを設けても良い。
実施例3では第1レンズ群L1に加えて第3レンズ群L3にも、実施例5では第3レンズ群L3のみに条件式(1),(2)を満足する異常分散効果を持ち、負の屈折力の層G3aを設けている。具体的には、正レンズG31の像側に層G3aを設けている。このように実施例3及び5では、第3レンズ群L3に異常分散効果を持たせることにより、望遠端における軸上色収差を改善している。
第3レンズ群L3に異常分散の層G3aを設ける場合、その層G3aの焦点距離をf3a、第3レンズ群L3の焦点距離をf3とするとき、
6.0<|f3a/f3|<30 (7)
なる条件を満足するのが良い。
条件式(7)の下限を超えて層G3aの屈折力が強くなりすぎると、広角端における軸上色収差の2次スペクトルが悪化するので良くない。逆に条件式(7)の上限を超えると、望遠端での軸上色収差の2次スペクトルの補正が不足になるので良くない。
更により良好に色収差補正を補正するためには、条件式(7)の範囲を以下のごとく設定するのが望ましい。
8.0<|f3a/f3|<23 (7a)
また第3レンズ群L3中の層G3aあるなしに関わらず、レンズ全長の小型化を達成するためには、
0.3<f3/ft<0.45 (8)
なる条件を満足するのが良い。
条件式(8)の下限を超えて第3レンズ群L3の焦点距離が小さくなると、ペッツバール和が正に大きくなり過ぎて像面湾曲の補正が困難になる。逆に上限を超えると第3レンズ群L3の変倍への寄与が小さくなって所望のズーム比を得るために第1レンズ群L1及び第2レンズ群L2の移動量が増えてレンズ全長が大きくなってしまうので良くない。
なお、実施例1〜5では条件式(1),(2)を満足する材料の層を球面として形成しているが、ここに非球面を導入すれば、更に球面収差や歪曲などの諸収差を良好に補正することができる。
次に上述した実施例1〜5に対応する数値実施例1〜5の数値データを示す。数値実施例において、fは焦点距離、FnoはFナンバー、ωは半画角である。iは物体側より数えた順序を示し、Riは第i番目の面の曲率半径、Diは第i番目の面と第(i+1)番目の面との軸上間隔、Niとνiは各々第i番目の材料のd線を基準とした屈折率とアッベ数である。但し、条件式(1),(2)満足するレプリカ層は別途Nja、νja(j=1〜3 第jレンズ群)で別に示している。
非球面形状は、光の進行方向を正とし、Xを光軸方向の面頂点からの変位量、hを光軸と垂直な方向の光軸からの高さ、Rを近軸曲率半径、kを円錐定数、B〜E,A′〜C′を各々非球面係数とするとき、
Figure 0004636812
なる式で表している。
又前述の各条件式と数値実施例の関係を表1に示す。
Figure 0004636812
Figure 0004636812
Figure 0004636812
Figure 0004636812
Figure 0004636812
Figure 0004636812
次に実施例1〜5のズームレンズを撮影光学系として用いた光学機器の実施例を、図11,12を用いて説明する。
図11は、本発明のズームレンズをビデオカメラに用いた例である。図11において、10はカメラ本体、11は実施例1〜5のズームレンズによって構成された撮影光学系、12は撮影光学系11によって形成される被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)、13は固体撮像素子12が受光した被写体像を記録するメモリ、14は被写体像を観察するためのファインダーである。ファインダー14としては、光学ファインダーや液晶パネル等の表示素子に表示された被写体像を観察するタイプのファインダーが考えられる。
図12は、本発明のズームレンズをデジタルスチルカメラに用いた例である。図12において、20はカメラ本体、21は実施例1〜5で説明したいずれかのズームレンズによって構成された撮影光学系、22はカメラ本体に内蔵され、撮影光学系21によって形成された被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)、23は固体撮像素子22によって光電変換された被写体像に対応する情報を記録するメモリ、24は液晶ディスプレイパネル等によって構成され、固体撮像素子22上に形成された被写体像を観察するためのファインダーである。
このように本発明のズームレンズをビデオカメラやデジタルスチルカメラ等の撮像装置に適用することにより、小型で高い光学性能を有する撮像装置が実現できる。
以上説明した実施例においては、ITO微粒子を合成樹脂中に分散させた混合体で条件式(1)及び(2)を満足する光学材料を実現した。しかし、合成樹脂中に分散させる微粒子材料はITOに限られるものではなく、TiO(nd=2.2652,νd=11.8),Nb(nd=2.367,νd=14.0),CrO3(nd=2.2178,νd=13.4),BaTiO(nd=2.4362,νd=11.3)等のその他の無機酸化物微粒子も利用することもできる。
また、無機酸化物微粒子を分散させる樹脂材料としては、モノマーの光学定数の特性としても、アッベ数が比較的小さいモノマーか部分分散比が比較的小さいモノマー、あるいは、両者を満たすモノマーが良い。本実施例ではくPMMAを用いたが、その他の樹脂材料、例えばN−ポリビニルカルバゾール、スチレンな等も利用できる。
実施例1のズームレンズの広角端でのレンズ断面図である。 実施例1のズームレンズの諸収差図である。 実施例2のズームレンズの広角端でのレンズ断面図である。 実施例2のズームレンズの諸収差図である。 実施例3のズームレンズの諸収差図である。 実施例3のズームレンズの広角端でのレンズ断面図である。 実施例4のズームレンズの諸収差図である。 実施例4のズームレンズの諸収差図である。 実施例5のズームレンズの諸収差図である。 実施例5のズームレンズの諸収差図である。 ビデオカメラの要部概略図である。 デジタルスチルカメラの要部概略図である。
符号の説明
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
L4 第4レンズ群
d d線
g g線
ΔM メリディオナル像面
ΔS サジタル像面

Claims (9)

  1. 物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群からなり、ズーミングに際し、前記第1レンズ群は望遠端で広角端よりも物体側に位置するように移動し、前記第2レンズ群は望遠端で広角端よりも像側に位置するように移動し、前記第3レンズ群は望遠端で広角端よりも物体側に位置するように物体側に凸状の軌跡で移動し、前記第4レンズ群は物体側へ凸状の軌跡で移動するズームレンズにおいて、前記レンズ又は層GITのアッベ数をνIT、前記レンズ又は層GITのg線とF線に関する部分分散比をθITとするとき、前記第1レンズ群は、
    11<νIT<27
    0.2<θIT<0.4
    を満足する材料より成るレンズ又は層GITを有し、該レンズ又は層GITは、負の屈折力であって、前記レンズ又は層GITの焦点距離をf1a、前記第1レンズ群の焦点距離をf1、全系の望遠端における焦点距離をftとするとき、
    8<|f1a/f1|<60
    0.5<f1/ft<0.9
    なる条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記第1レンズ群は、物体側から像側へ順に、像側に凹面を向けたメニスカス形状の負レンズG11、正レンズG12、正レンズG13を有することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 前記層GITは、前記正レンズG12又は正レンズG13のレンズ面に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のズームレンズ。
  4. 物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群からなり、ズーミングに際し、前記第1レンズ群は望遠端で広角端よりも物体側に位置するように移動し、前記第2レンズ群は望遠端で広角端よりも像側に位置するように移動し、前記第3レンズ群は望遠端で広角端よりも物体側に位置するように物体側に凸状の軌跡で移動し、前記第4レンズ群は物体側へ凸状の軌跡で移動するズームレンズにおいて、前記レンズ又は層GITのアッベ数をνIT、前記レンズ又は層GITのg線とF線に関する部分分散比をθITとするとき、前記第2レンズ群は、
    11<νIT<27
    0.2<θIT<0.4
    を満足する材料より成るレンズ又は層GITを有し、該レンズ又は層GITは、正の屈折力であって、前記レンズ又は層GITの焦点距離をf2a、前記第2レンズ群の焦点距離をf2、全系の望遠端における焦点距離をftとするとき、
    12<|f2a/f2|<20
    0.10<|f2/ft|<0.20
    なる条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
  5. 前記第2レンズ群は、物体側から像側へ順に、像側に凹面を向けたメニスカス形状の負レンズG21、負レンズG22、正レンズG23を有することを特徴とする請求項4に記載のズームレンズ。
  6. 物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群からなり、ズーミングに際し、前記第1レンズ群は望遠端で広角端よりも物体側に位置するように移動し、前記第2レンズ群は望遠端で広角端よりも像側に位置するように移動し、前記第3レンズ群は望遠端で広角端よりも物体側に位置するように物体側に凸状の軌跡で移動し、前記第4レンズ群は物体側へ凸状の軌跡で移動するズームレンズにおいて、前記レンズ又は層GITのアッベ数をνIT、前記レンズ又は層GITのg線とF線に関する部分分散比をθITとするとき、前記第3レンズ群は、
    11<νIT<27
    0.2<θIT<0.4
    を満足する材料より成るレンズ又は層GITを有し、該レンズ又は層GITは、負の屈折力であって、前記レンズ又は層GITの焦点距離をf3a、前記第3レンズ群の焦点距離をf3、全系の望遠端における焦点距離をftとするとき、
    6<|f3a/f3|<30
    0.3<f3/ft<0.45
    なる条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
  7. 前記レンズ又は層は、樹脂中にITO微粒子を分散させた材料であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  8. 光電変換素子上に像を形成することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載のズームレンズと、該ズームレンズによって形成された像を受光する光電変換素子とを有することを特徴とする撮像装置。
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