JP5028104B2 - ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明はズームレンズ及びそれを有する撮像装置に関し、例えばビデオカメラや電子スチルカメラ、放送用カメラ、監視カメラ等のように固体撮像素子を用いたカメラ、或いは銀塩フィルムを用いたカメラ等に好適なものである。
近年、固体撮像素子を用いたビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、放送用カメラ、監視カメラ、そして銀塩フィルムを用いたカメラ等の撮像装置は高機能化され、又装置全体が小型化されている。
そしてそれに用いる撮影光学系としてレンズ全長が短く、コンパクトで高ズーム比を有し、しかも高解像力のズームレンズが要求されている。
これらの要求に応えるズームレンズとして、物体側の第1レンズ群以外のレンズ群を移動させてフォーカスを行う、所謂リヤーフォーカス式のズームレンズが知られている。
リヤーフォーカス式のズームレンズとして、物体側より像側へ順に、正、負、正、正の屈折力の第1〜第4レンズ群より成る4群ズームレンズが知られている。
このうち、第2レンズ群を移動させて変倍を行い、第4レンズ群を移動させて変倍に伴なう像面変動の補正を行うとともに、第4レンズ群でフォーカスを行う4群ズームレンズが知られている(特許文献1〜3)。このタイプの4群ズームレンズは、移動レンズ群が2つで済む為、駆動機構が比較的容易に実現できる特徴がある。
また4つのレンズ群を全て移動させてズーミングを行い、第4レンズ群を移動させて変倍に伴う像面変動の補正を行うとともに、第4レンズ群でフォーカスを行う4群ズームレンズが知られている(特許文献4、5)。
このタイプの4群ズームレンズは、各レンズ群の偏心に対する敏感度を適当に設定することができる。このため、カメラの非使用時(非撮影時)に収納性を高めるためにレンズ群を沈胴させる沈胴構造の撮像装置に適している。
一方近年、透光性セラミックスが開発され、それを光学材料として用いたレンズ装置が知られている。
透光性セラミックスは、光学ガラスに比べて屈折率が高く、又硬度と強度に優れており、この性質を利用して、レンズ系全体の薄型化を図った光学装置が知られている(特許文献)。
近年、撮像装置に用いるズームレンズには、撮像装置の小型化に対応して高ズーム比で、かつレンズ系全体が小型であることが強く要望されている。
一般にズームレンズを小型化するためには、ズームレンズを構成する各レンズ群の屈折力を強めつつ、レンズ枚数を削減すれば良い。
しかしながら、このようにしたズームレンズは、レンズ肉厚が増してしまいレンズ系の短縮効果が不十分になると同時に諸収差の補正が困難になってくる。
このため、高ズーム比とレンズ系全体の小型化を図るには、ズームタイプ、各レンズ群の屈折力そして各レンズ群のレンズ構成等を適切に設定することが重要となる。
特に前述したズームタイプのリヤーフォーカス式のズームレンズでは、主たる変倍を行う第2レンズ群の構成を適切に設定することが重要になってくる。
例えば、第2レンズ群中のレンズには、屈折率とアッベ数等を考慮して、各ズームポジションで色収差を含めた各種収差が小さくなるような材料を選択することが重要となってくる。
特許文献6で示されたレンズ装置では、正レンズと負レンズを貼り合わせた接合レンズの負レンズの材料に、透光性セラミックスを用いている。これによりレンズ肉厚の薄型化をし、レンズ装置の小型化を図っている。
特許文献6では、セラミックスがガラスに比べて高屈折率、高硬度、高曲げ強度を有するという性質に着目し、1枚の負レンズの薄肉化分だけ小型化ができるという効果を得ている。
一般に光学ガラスは、屈折率を縦軸に上方向が大きな値となるように、アッベ数を横軸に左方向が大きな値となるように取ったグラフ(以下「nd−νd図」と呼ぶ)上にマッピングさせると、ほぼいくつかの直線に沿って分布することが知られている。
また一般に光学ガラスの屈折率が大きくなると、アッベ数は小さくなり、分散が大きくなる特性がある。
一方、可視光領域で光透過率の高いセラミックスや酸化物の単結晶および多結晶の中には、屈折率とアッベ数の関係が、前述のnd−νd図において通常の光学ガラスとは異なる領域に存在するものが知られている。
すなわち同じアッベ数を有する光学ガラスに比べ、高い屈折率を有する材料が知られている。
このような性質を有するセラミックスを光学材料として用いると、収差補正及び光学系全体の小型化に有利となる。
しかしながら単にセラミックスより成るレンズをズームレンズに用いても全ズーム範囲にわたり、高い光学性能を得ることは難しい。
セラミックスより成るレンズを用いて高ズーム比化とレンズ系全体の小型化を図るには、ズームタイプ、各レンズ群の屈折力そして各レンズ群のレンズ構成等を適切に設定することが重要になってくる。
本発明は、透明性のセラミックスより成るレンズを適切に用いることにより、高ズーム比で、しかも全ズーム範囲にわたり高い光学性能が得られる小型のズームレンズ及びそれを有する撮像装置の提供を目的とする。
本発明のズームレンズは、物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、2以上のレンズ群を含む後群を有し、広角端に比べて望遠端において該第1レンズ群と該第2レンズ群の間隔が広くなるように、少なくとも該第2レンズ群が移動するズームレンズであって、該第2レンズ群は、材料のd線に対する屈折率をN2na、d線に対するアッベ数をνd2naとするとき、
N2na>2.3−0.01・νd2na
1.75<N2na<2.7
なる条件を満足する材料で構成される少なくとも1つの負レンズL2naを有することを特徴としている。
本発明によれば、レンズ全長の小型化を図ると共に、広角端から望遠端に至る全ズーム範囲にわたり良好なる光学性能を有するズームレンズが得られる。
以下、本発明のズームレンズ及びそれを有する撮像装置の実施例について説明する。
各実施例のズームレンズは、物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、つ以上のレンズ群を含む後群を有している。そして広角端に比べ望遠端での第1レンズ群と第2レンズ群の間隔が広くなるように、少なくとも第2レンズ群が移動するズームレンズである。
そして後群としては、少なくとも1つの正の屈折力のレンズ群を有している。
例えば後群は、物体側から像側へ順に正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群から構成されている。
図1は、本発明の実施例1のズームレンズの広角端における要部断面図(レンズ断面図)である。図2〜図4はそれぞれ実施例1のズームレンズの広角端(短焦点距離端)、中間焦点距離(中間のズーム位置)、望遠端(長焦点距離端)における収差図である。
図5は、実施例2のズームレンズの広角端における要部断面図である。図6〜図8はそれぞれ実施例2のズームレンズの広角端、中間焦点距離、望遠端における収差図である。
図9は、実施例3のズームレンズの広角端における要部断面図である。図10〜図12はそれぞれ実施例3のズームレンズの広角端、中間焦点距離、望遠端における収差図である。
図13は、実施例4のズームレンズの広角端における要部断面図である。図14〜図16はそれぞれ実施例4のズームレンズの広角端、中間焦点距離、望遠端における収差図である。
図17は、実施例5のズームレンズの広角端における要部断面図である。図18〜図20はそれぞれ実施例5のズームレンズの広角端、中間焦点距離、望遠端における収差図である。
図21は、実施例6のズームレンズの広角端における要部断面図である。図22〜図24はそれぞれ実施例6のズームレンズの広角端、中間焦点距離、望遠端における収差図である。
図25は、実施例7のズームレンズの広角端における要部断面図である。図26〜図28はそれぞれ実施例7のズームレンズの広角端、中間焦点距離、望遠端における収差図である。
図29は、実施例8のズームレンズの広角端における要部断面図である。図30〜図32はそれぞれ実施例8のズームレンズの広角端、中間焦点距離、望遠端における収差図である。
図33、図34は本発明のズームレンズを備えるカメラ(撮像装置)の要部概略図である。
各実施例のズームレンズはビデオカメラやデジタルカメラ等の撮像装置に用いられる撮影レンズ系である。レンズ断面図において、左方が物体側(前方)で、右方が像側(後方)である。
尚、各実施例のズームレンズをプロジェクター等の投射レンズとして用いるときは、左方がスクリーン、右方が被投射画像となる。
各実施例のズームレンズは、物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群L1、負の屈折力の第2レンズ群、およびこれに続くつ以上のレンズ群を含む後群で構成されている。
レンズ断面図において、iは物体側からのレンズ群の順番を示し、Liは第iレンズ群である。
レンズ断面図において、L1は正の屈折力(光学的パワー=焦点距離の逆数)の第1レンズ群、L2は負の屈折力の第2レンズ群、L3は正の屈折力の第3レンズ群、L4は正の屈折力の第4レンズ群、L5は弱い屈折力の第5レンズ群である。
なお各実施例において、前述の後群は、正の屈折力の第3レンズ群L3と正の屈折力の第4レンズ群L4より構成されているが他の屈折力の複数のレンズ群より構成されていても良い。
SPは開口絞りである。開口絞りSPは、図1、図5、図9、図21、図25に示した実施例1〜3および実施例6、7のズームレンズにおいては、第3レンズ群L3の物体側に配置している。
又、開口絞りSPは、図13、図17および図29に示した実施例4、実施例5および実施例8のズームレンズにおいては、第3レンズ群L3中に配置している。
Gは光学フィルター、フェースプレート、水晶ローパスフィルター、赤外カットフィルター等に相当する光学ブロックである。
IPは像面であり、ビデオカメラやデジタルスチルカメラの撮影光学系として使用する際にはCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面が置かれる。
又、銀塩フィルム用のカメラの撮像光学系として使用する際には、フィルム面に相当する。
収差図において、d、gは各々d線及びg線である。ΔM,ΔSはメリディオナル像面、サジタル像面、倍率色収差はg線によって表している。ωは半画角、FnoはFナンバーである。
尚、以下の各実施例において広角端と望遠端は変倍用レンズ群(第2レンズ群L2)が機構上光軸上を移動可能な範囲の両端に位置したときのズーム位置をいう。
矢印は、広角端から望遠端へのズーミングにおける各レンズ群の移動軌跡を示している。
各実施例では、広角端から望遠端へのズーミングに際しては、広角端に比べ望遠端での該第1レンズ群L1と該第2レンズ群L2の間隔が広くなるように、少なくとも第2レンズ群L2を移動させている。
実施例1〜6および実施例8のズームレンズでは、広角端から望遠端のズーミングにおいて、第2レンズ群L2を像側へ移動させて主たる変倍を行っている。そして第4レンズ群L4を物体側に凸状の軌跡を有するように移動させて変倍に伴う像面変動を補正している。又第4レンズ群L4でフォーカシングを行っている。
第4レンズ群L4の移動軌跡を物体側へ凸状の軌跡とすることで、第3レンズ群L3と第4レンズ群L4との空間の有効利用を図り、レンズ全長の短縮化を効果的に達成している。
第4レンズ群L4に関する実線の曲線4aと点線の曲線4bは、各々無限遠物体と近距離物体にフォーカスしているときの変倍に伴う像面変動を補正するための移動軌跡である。
又、望遠端において無限遠物体から近距離物体へフォーカスを行う場合には、矢印4Cに示すように第4レンズ群L4を前方に繰り出すことで行っている。
尚、第1レンズ群L1と第3レンズ群L3、そして開口絞りSPは、ズーミング及びフォーカスの為には光軸方向に移動しない。但し収差補正上必要に応じ移動させても良い。
実施例8のズームレンズでは、弱い屈折力を有する第5レンズ群L5を配置し、ズーミング中の射出瞳の変動を抑えると共に、フォーカスによる収差変動を抑制する構成としている。
実施例7のズームレンズでは、各レンズ群が移動してズーミングを行っている。
広角端から望遠端のズーミングに際し、第2レンズ群L2は像側に凸状の軌跡を描いて移動している。第1レンズ群L1および第3レンズ群L3は広角端に比べて望遠端で物体側に位置するように移動している。
また第4レンズ群L4は、ズーミングに際し物体側に凸状の軌跡を描いて移動している。
ズーミングに際し、広角端に比べて望遠端において第1レンズ群L1が物体側に位置するように移動させることで広角端におけるレンズ全長を小型に維持しつつ、大きなズーム比が得られるようにしている。
ズーミングに際して広角端に比べ望遠端において、第3レンズ群L3が物体側に位置するように移動させることにより、第3レンズ群L3に大きな変倍効果を持たせている。
更に正の屈折力の第1レンズ群L1を物体側へ移動することで第2レンズ群L2にも変倍効果を持たせている。これにより第1レンズ群L1、第2レンズ群L2の屈折力をあまり強くすることなくズーム比5倍以上の高ズーム比を得ている。
第4レンズ群L4を光軸上移動させてフォーカシングを行うリヤーフォーカス式を採用している。
第4レンズ群L4に関する実線の曲線4aと点線の曲線4bは、各々無限遠物体と近距離物体にフォーカスしているときの広角端から望遠端へのズーミングに伴う像面変動を補正するための移動軌跡を示している。
各実施例において例えば、望遠端において無限遠物体から近距離物体へフォーカスを行う場合には、矢印4cに示すように第4レンズ群L4を前方に繰り出すことで行っている。
開口絞りSPはズーミングに際して第3レンズ群L3と一体に移動しているが、別体にて移動しても、また固定としてもよい。一体に移動すると移動/可動で分けられる群数が少なくなり、メカ構造が簡素化しやすくなる。
また、第3レンズ群L3と別体にて移動させる場合は、前玉径の小型化に有利である。
一方、開口絞りSPを固定とする場合は絞りユニットを移動させる必要がないため、ズーミングの際、駆動させるアクチュエータの駆動トルクを小さく設定できる省電力化の点で有利となる。
尚、各実施例では4つのレンズ群で構成されるズームレンズを示しているが、第1レンズ群L1の物体側又は、第4レンズ群L4の像側に必要に応じて屈折力のあるレンズ群やコンバーターレンズ群等を設けても良い。
各実施例においては、次の条件の1以上を満足するのがより好ましい。これによれば、各条件に相当する効果を得ることができる。
第2レンズ群L2中の負レンズL2naの材料のd線(波長587.6nm)に対する屈折率をN2na、d線に対するアッベ数をνd2naとする。以下、光学常数に関するパラメータは、d線を基準としている。
第2レンズ群L2中の負レンズL2naのうち、最も強い屈折力を有する負レンズの焦点距離をf2na、第2レンズ群L2の焦点距離をf2とする。
第2レンズ群L2は、2以上の負レンズを有し、負レンズL2na以外の負レンズのうち最も強い負の屈折力の負レンズL2nbの焦点距離をf2nbとする。
第2レンズ群L2は、複数のレンズを有し、複数のレンズの材料の屈折率の平均値をN2ave とする。
第2レンズ群L2の最も物体側に位置する負レンズG21の像側の面の屈折力をΦ21とする。
このとき、各実施例は、
N2na>2.3−0.01・νd2na ・・・・(1)
1.75<N2na<2.7 ・・・・(2)
0.5<f2na/f2<2.0 ・・・・(3)
0.1<f2na/f2nb<1.0 ・・・・(4)
1.65<N2ave<2.3 ・・・・(5)
0.3<(1/f2)/Φ21<1.8 ・・・・(6)
なる条件のうち1以上を満足している。
ここで、負レンズG21の像側の面の屈折力Φ21は、
負レンズG21の材料の屈折率をn21とする。
負レンズG21の像側の曲率半径をR21とする。このとき
Φ21=(1−n21)/R21
の式で定義される。
次に前述の各条件式の技術的意味について説明する。
条件式(1)および(2)は、第2レンズ群L2中の負レンズL2naの材料の屈折率およびアッベ数との関係を規定する式である。
屈折率が、アッベ数の値から計算される条件式(1)の右辺の下限値を超えて小さくなると、負レンズL2naを高い光線高さで通過する広角端において軸外光線で発生する色分散が大きくなりすぎる。この結果、第2レンズ群L2中の正レンズでこの色収差を補正するのが難しくなる。
その結果、広角端において倍率色収差が増加してくる。
また屈折率が条件式(2)の下限値を超えて小さすぎると、すなわち負レンズL2naの屈折力が弱すぎると、第2レンズ群L2で十分なズーム比を得るためには第2レンズ群L2の移動量を多くしなければならない。この結果、レンズ系の小型化が難しくなってくる。
又、屈折率が上限値を超えて大きすぎると、すなわち負レンズL2naの屈折力が強すぎると、負レンズL2naでペッツバール和をマイナス側に補正する効果が薄れてくる。この結果像面湾曲がアンダー側に大きく倒れてくるので良くない。
条件式(3)および(4)は、第2レンズ群L2において、負レンズL2naの屈折力の分担を規定する式である。
条件式(3)の下限値を超えて負レンズL2naの焦点距離f2naが小さくなりすぎると、負レンズL2naにおける広角端での軸外光線によって発生する収差が大きくなりすぎる。この結果、広角端において倍率色収差が増加し、更に大きな樽型の歪曲収差が発生してくる。
一方上限値を越えて、負レンズL2naの焦点距離f2naが大きくなりすぎると、第2レンズ群L2の他の負レンズで大きな屈折力の分担が必要となる。この結果、第2レンズ群L2全体のレンズ枚数が増えてきてレンズ系全体が大型化してくる。
条件式(4)の下限値を超えて負レンズL2naの焦点距離f2naが小さくなりすぎると、負レンズL2naにおける広角端での軸外光線によって発生する収差が大きくなりすぎる。この結果広角端において倍率色収差が増加し、更に大きな樽型の歪曲収差が発生してくる。
一方上限値を越えて、負レンズL2naの焦点距離f2naが大きくなりすぎると、負レンズL2nbで大きな屈折力の分担が必要となる。
この結果負レンズL2nbにおいて、広角端での軸外光線で発生する収差が大きくなりすぎ、広角端において倍率色収差が増加するとともに大きな樽型の歪曲が発生してくるのでよくない。
条件式(5)は、第2レンズ群L2を構成する各レンズの材料の平均屈折率を規定する式である。第2レンズ群L2は変倍用のレンズ群であるため、レンズ系全体の小型化を達成するためには、強い屈折力を与える必要がある。
条件式(5)の下限値を超えて、平均屈折率が小さくなりすぎると、第2レンズ群L2を構成する各レンズの曲率がきつくなりすぎて、各面で高次収差が多く発生してくる。この結果、この収差の補正が難しくなり、光学性能が低下してくる。
条件式(5)の上限値を超えて、平均屈折率が大きくなりすぎると、ペッツバール和をマイナス側に補正する効果が薄れ、像面湾曲がアンダー側に大きく倒れてくるので良くない。
条件式(6)は第2レンズ群L2の屈折力(1/f2)と、第2レンズ群L2の最も物体側にある負レンズG21の像側の面における屈折力(Φ21)との比を表したものである。
第2レンズ群L2の最も物体側に位置する負レンズG21では、広角端において軸外光束が光軸からの大きな距離で入射し、光軸に対して外側から内向きに向かって大きな角度で入射する。
一方、軸上光束は正の屈折力を有する第1レンズ群L1を通過して収斂して入射する。このため、全てのズームポジションにおいてそれほど太い光束にならないため、負レンズG21における球面収差への影響は少ない。
これらの理由から、負レンズG21は広角端において軸外光束に対して入射角が小さくなるようなメニスカス形状とするのが良く、これによれば広角端において歪曲やコマ収差の発生を抑制することができる。
また全ズームポジションで球面収差への影響が小さくなるため、負レンズG21には大きな負の屈折力を与えることができる。その結果、移動レンズ群である第2レンズ群L2は強い屈折力を有することができて、ズーミングに伴う移動ストロークを短縮でき、レンズ全長を小型化にすることができる。
条件式(6)の下限値を超えて負レンズ21の像側の面の屈折力Φ21が大きくなりすぎると、負レンズG21の像側の面において、光線高さの高くなる広角端において軸外光線への発散作用が大きくなりすぎる。
そのため広角端において、負レンズG21の像側の面で発生する倍率色収差やコマ収差を第2レンズ群L2内の正レンズで補正するのが難しくなる。
条件式(6)の上限値を超えて屈折力Φ21が小さくなりすぎると、移動レンズ群である第2レンズ群L2に十分な負の屈折力を与えることができない。このため、ズーミングに伴う移動ストロークが長くなり、レンズ系全体の小型化が難しくなる。
なお、更に好ましくは条件式(2)〜(6)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
1.8<N2na<2.6 ・・・・(2a)
0.7<f2na/f2<1.8 ・・・・(3a)
0.2<f2na/f2nb<0.9 ・・・・(4a)
1.7<N2ave<2.2 ・・・・(5a)
0.5<(1/f2)/Φ21<1.6 ・・・・(6a)
また、さらに好ましくは以下の数値範囲を次の如く設定すると、先に述べた各条件式が意味する効果がより効果に得られる。
1.8<N2na<2.5 ・・・・(2b)
0.9<f2na/f2<1.6 ・・・・(3b)
0.3<f2na/f2nb<0.8 ・・・・(4b)
1.75<N2ave<2.1 ・・・・(5b)
0.6<(1/f2)/Φ21<1.4 ・・・・(6b)
各実施例において、第2レンズ群L2のレンズ構成の特徴は次のとおりである。
◎第2レンズ群L2は2つ以上の負レンズと少なくとも1つの正レンズを有している。
◎負レンズL2naは第2レンズ群L2中の最も物体側に位置しているレンズである。
負レンズL2naは像側が凹面でメニスカス形状より成り、前記第2レンズ群中の最も物体側に位置しており、該負レンズL2naの像側には少なくとも1つの負レンズと少なくとも1つの正レンズが配置されている。
又、負レンズL2naの像側には物体側から像側へ順に両凹形状の負レンズ、両凸形状の正レンズ、両凹形状の負レンズが配置されている。
又、負レンズL2naの像側には物体側から像側へ順に両凹形状の負レンズ、両凸形状の正レンズ、物体側が凹形状の負レンズが配置されている。
又、負レンズL2naの像側には物体側から像側へ順に両凹形状の負レンズ、物体側が凸面の正レンズが配置されている。
又、負レンズL2naの像側には物体側から像側へ順に像側が凹面の負レンズ、両凹形状の負レンズ、物体側が凸面の正レンズが配置されている。
各実施例において第3レンズ群L3のレンズ構成の特徴は次のとおりである。
第3レンズ群L3は、少なくとも1つの正レンズと少なくとも1つの負レンズを有している。
又、第3レンズ群L3中の正レンズのうち少なくとも1つの面は非球面形状である。
次に各実施例の具体的な特徴について説明する。以下、レンズ構成は特に断りがない限り、物体側から像側へ順に配置されている順に説明する。
図1の実施例1のズームレンズでは、正の屈折力の第1レンズ群L1、負の屈折力の第2レンズ群L2、正の屈折力の第3レンズ群L3、正の屈折力の第4レンズ群L4で構成している。
広角端から望遠端へのズーミングに際して、第2レンズ群L2は像側に移動して主たる変倍を行い、第4レンズ群L4は物体側に凸状の軌跡で移動して、主に変倍に伴う像面変動を補正している。
第1レンズ群L1は、物体側が凸面でメニスカス形状の負レンズL11と正レンズL12との接合レンズ、物体側が凸面でメニスカス形状の正レンズL13より構成している。
第1レンズ群L1を3枚のレンズで構成することで、ズーム比ながら球面収差と、軸上色収差および倍率色収差の各色収差補正を行っている。
第2レンズ群L2は、像側が凹面でメニスカス形状の負レンズG21、両凹形状の負レンズG22、両凸形状の正レンズG23、および両凹形状の負レンズG24の4枚で構成している。負レンズG21は前述した負レンズL2naに相当している。
負レンズL21の材料は、条件式(1)および(2)を満足する株式会社村田製作所社製の透光性セラミックス「ルミセラ」(登録商標)である。
d線の屈折率ndが2.095と高い上に、アッベ数νdが29.4で、比較的低分散特性を有する。
この材料はnd−νd図上で、現在一般に知られている光学ガラス材料が存在しない範囲にあり、一般に硝材が分布している範囲より左上側に位置していることが特徴である。
主たる変倍レンズ群である第2レンズ群L2の屈折力を強くすることは、ズーミング時の変倍レンズ群の移動ストロークを縮小できるため、レンズ系全体の小型化には有効である。
そのためには、軸上光束の光線高さが最も低い負レンズG21のパワーを強くすることが、球面収差への影響が小さく、収差補正に有利である。
負レンズG21は、急峻な角度でレンズの高い位置に入射する広角端において軸外光線の入射角を小さくするために、像側に凹面を向けたメニスカス形状とするのが良い。この形状にすると、広角端においてコマ収差や歪曲の補正に有利である。
そのため負レンズG21の屈折力を強くすると、負レンズG21の像側の面の曲率が必然的にきつくなるが、広角端以外のズームポジションにおいて軸外光線に対して発生する収差を考慮すると、曲率を強くすることには限界がある。
負レンズG21の材料に高屈折率の材料を用いると、その像側の面の曲率を緩められる。
ところが一般の光学ガラス材料では、高屈折率になるほどアッベ数が小さくなる。すなわち高分散となり、負レンズG21での軸外光線で発生する色収差が大きくなり、各ズームポジションで倍率色収差が増加する。
この倍率色収差を補正するためには、正レンズG23の材料に負レンズG21よりさらに高分散の材料を使用する必要がある。
つまり負レンズG21と正レンズG23の材料は組み合わせて考える必要がある。一般の光学ガラス材料では、負レンズG21に使用できる高屈折率の硝材の制約となっていた。
以上のことから、負レンズG21には通常の光学ガラス材料とは異なる高屈折率で低分散の材料を用いることができれば、レンズ系全体の小型化と収差補正に極めて効果的である。
実施例1では負レンズG21に、一般の光学ガラス材料よりも高屈折率でかつ低分散の特性を有するセラミックス材料を用いて、高い光学特性を維持しながら、30倍を超える高ズーム比とレンズ系全体の小型化を達成している。
第3レンズ群L3は、両凸形状の正レンズG31と、像側が凹面でメニスカス形状の負レンズG32の2枚で構成している。正レンズG31は物体側と像側の両方の面を非球面とすることで、球面収差を良好に補正している。
第4レンズ群L4は、両凸形状の正レンズG41と像側が凸面でメニスカス形状の負レンズG42を貼り合わせた接合レンズで構成している。正レンズG41と負レンズG42の接合レンズとすることで、ズーミングおよびフォーカスに伴う移動時の収差変動を抑えている。
次に図5の実施例2について説明する。各レンズ群の屈折力の符号やズーミングにおける各レンズ群の移動条件等の基本レンズ構成は図1の実施例1と同じである。
第2レンズ群L2の負レンズ21は前述した負レンズL2naに相当している。負レンズG21には、屈折率およびアッベ数が条件式(1)および(2)を満足する材料である、イットリウム・アルミニウム・ガーネット セラミックスを用いている。
イットリウム・アルミニウム・ガーネットは、「YAG」とも呼ばれ、Y3Al5O12で表される可視光領域で透明な酸化物である。
屈折率が1.83、アッベ数が59の光学特性を有し、nd−νd図上で一般の光学ガラス材料が存在しない範囲にあり、一般に硝材が分布している範囲より左上側に位置していることが特徴である。
すなわち同じ屈折率を有する光学ガラス材料に比べ、低分散特性を有する。
実施例2では以上のような一般の光学ガラス材料にない光学特性を有するYAGセラミックスを負レンズG21の材料に用いて、高い光学特性を維持しながら、30倍を超える高ズーム比とレンズ系全体の小型化を達成している。
なおYAGは単結晶でもセラミックスと同等の光学特性を有しており、セラミックスの代わりに単結晶を負レンズG21の材料に用いても同様の効果が得られる。またセラミックスの製造条件等により、上記の屈折率とアッベ数の値は若干変化する。
次に図9の実施例3について説明する。基本レンズ構成は実施例1と同じである。
第2レンズ群L2の負レンズG21と負レンズG22が各々負レンズL2naに相当し、それぞれ屈折率とアッベ数が条件式(1)および(2)を満足する材料を使用している。これにより、諸収差を補正しながら第2レンズ群L2の屈折力を高め、35倍を超える高ズーム比とレンズ系全体の小型化を同時に達成している。
次に図13の実施例4について説明する。基本レンズ構成は実施例1と同じである。
実施例4は実施例1に比べて、第3レンズ群L3を3枚のレンズで構成し、開口絞りSPを第3レンズ群L3内に配置した点が異なっている。
開口絞りSPを第3レンズ群L3中に配置すると、第3レンズ群L3の物体側に配置するのに比べて望遠端における第2レンズ群L2と第3レンズ群L3の距離が短縮でき、全長を短縮するのに効果がある。
第2レンズ群L2の負レンズG21は前述した負レンズL2naに相当している。負レンズG21の材料は、実施例1と同じ株式会社村田製作所社製の透光性セラミックス「ルミセラ」(登録商標)を用いている。
次に図17の実施例5について説明する。基本レンズ構成は実施例4と同じである。
実施例5は実施例4に比べて、第2レンズ群L2の構成レンズ枚数が3枚である点が異なっている。開口絞りSPは、実施例4と同じく第3レンズ群L3中に配置している。
第2レンズ群L2の構成レンズ枚数を3枚とすることで第2レンズ群L2の厚みを短縮し、レンズ全長の小型化を図っている。
また移動レンズ群である第2レンズ群L2を軽量化することで、駆動アクチュエータの必要トルクを小さくすることができ、アクチュエータの小型化および省電力化が容易となる。
第2レンズ群L2の負レンズG21は前述した負レンズL2naに相当している。負レンズG21に、屈折率とアッベ数が条件式(1)および(2)を満足する材料を使用している。これにより、諸収差を補正しながら第2レンズ群L2の屈折力を高め、高い光学性能を満足しながら、約10倍の高ズーム比とレンズ系全体の小型化を達成している。
次に図21の実施例6について説明する。基本レンズ構成は実施例4と同じである。
実施例6は実施例4に比べて、第2レンズ群L2の最も像側に正レンズG24を配置した点と、開口絞りSPを第3レンズ群L3の最も物体側の位置に配置した点が異なっている。これに伴い、第2レンズ群L2を構成するレンズ形状も実施例4とは異なる。
開口絞りSPを第3レンズ群L3の最も物体側の位置に配置することで、第1レンズ群L1と入射瞳位置との距離を短縮することができるため、前玉径の小型化に効果がある。
第2レンズ群L2は、像側が凹面でメニスカス形状の負レンズG21、像側が凹面でメニスカス形状の負レンズG22、物体側が凹面でメニスカス形状の負レンズG23、および物体側が凸面でメニスカス形状の正レンズG24の4枚で構成している。
第2レンズ群L2の負レンズG21は前述した負レンズL2naに相当している。負レンズG21に、屈折率とアッベ数が条件式(1)および(2)を満足する材料であり、実施例2と同じYAGセラミックスを使用している。
これにより、諸収差を補正しながら第2レンズ群L2の屈折力を高め、高い光学性能を満足しながら、約10倍の高ズーム比とレンズ系全体の小型化を達成している。
次に図25の実施例7について説明する。レンズ群の屈折力配置は実施例1と同じである。実施例7のズームレンズでは、全レンズ群を移動させてズーミングを行うようにしている。
第1レンズ群L1は物体側が凸面でメニスカス形状の負レンズG11と正レンズG12とを貼り合わせた正の屈折力を有する接合レンズより構成している。正レンズG11と負レンズG12の接合レンズとする事で、第1レンズ群L1で発生する色収差を抑制している。
第2レンズ群L2は、像側が凹面でメニスカス形状の負レンズG21、両凹形状の負レンズG22、物体側の面が凸面の正レンズG23の3枚で構成している。
第2レンズ群L2の負レンズG21は前述した負レンズL2naに相当している。負レンズG21に、屈折率とアッベ数が条件式(1)および(2)を満足する材料を使用している。
これにより諸収差を補正しながら第2レンズ群L2の屈折力を高め、高い光学性能を満足しながら、5倍以上の高ズーム比とレンズ系全体の小型化を達成している。
第3レンズ群L3は、両凸形状の正レンズG31、物体側が凸面でメニスカス形状の正レンズG32と像側が凹面でメニスカス形状の負レンズG33とを貼り合わせた合成屈折力が負の接合レンズの2つのレンズ成分から構成している。
正レンズG31は物体側と像側の両方の面を非球面形状とすることで、球面収差を良好に補正している。
第4レンズ群L4は、物体側に凸面を向けた正レンズG41から構成している。
図29の実施例8のズームレンズでは、正の屈折力の第1レンズ群L1、負の屈折力の第2レンズ群L2、正の屈折力の第3レンズ群L3、正の屈折力の第4レンズ群L4、弱い屈折力の第5レンズ群L5で構成している。
広角端から望遠端へのズーミングに際して、第2レンズ群L2は像側に移動して主たる変倍を行い、第4レンズ群L4は物体側に凸状の軌跡で移動して、主に変倍に伴う像面変動を補正している。
弱い屈折力の第5レンズ群L5は第4レンズ群L4と結像面IPの間に配置している。第5レンズ群L5は、ズーミングに伴う射出瞳距離変動および第4レンズ群L4移動によるフォーカシングに伴う収差変動を抑制している。
第5レンズ群L5は実施例8ではズーミング中固定であるが、移動させても良い。また第5レンズ群L5は実施例8では、第5レンズ群は正の屈折力を有しているが、負の屈折力を有しても、上に述べた効果を達成することが可能である。
第5レンズ群の屈折力としては、第4レンズ群L4と第5レンズ群L5の焦点距離を各々f4、f5とする。このとき
−0.7<f4/f5<0.7
なる条件を満足している。更に望ましくは
−0.5<f4/f5<0.5
を満足している。又、更に望ましくは
−0.3<f4/f5<0.3
を満足している。
開口絞りSPは、実施例4と同じく第3レンズ群L3中に配置している。
第2レンズ群L2の負レンズG21は前述した負レンズL2naに相当している。負レンズG21に、屈折率とアッベ数が条件式(1)および(2)を満足する材料を使用している。これにより、諸収差を補正しながら第2レンズ群L2の屈折力を高め、高い光学性能を満足しながら、約10倍の高ズーム比とレンズ系全体の小型化を達成している。
次に、各実施例に各々対応する数値実施例1〜8を示す。
各数値実施例においてiは物体側からの光学面の順序を示し、Riは第i番目の光学面(第i面)の曲率半径、Diは第i面と第i+1面との間の間隔、Niとνiはそれぞれd線に対する第i番目の光学部材の材料の屈折率、アッベ数を示す。
またkを離心率、B、C、D、E、B’、C’、D’、E’、F’ を非球面係数、光軸からの高さHの位置での光軸方向の変位を面頂点を基準にしてxとするとき、非球面形状は、
で表示される。
但しRは曲率半径である。また例えば「E−Z」の表示は「10−Z」を意味する。また、各数値実施例における上述した条件式との対応を表1に示す。fは焦点距離、FnoはFナンバー、ωは半画角を示す。
各実施例では、高変倍、コンパクトで球面収差、コマ収差、像面湾曲、軸上色収差、倍率色収差が良好に補正された高画素のデジタルカメラ、ビデオカメラ等に対応可能な高性能なズームレンズを達成している。
次に本発明のズームレンズを撮影光学系として用いたデジタルスチルカメラの実施例を図33を用いて説明する。
図33において、20はカメラ本体、21は実施例1〜8で説明したいずれかのズームレンズによって構成された撮影光学系である。
22はカメラ本体に内蔵され、撮影光学系21によって形成された被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)である。23は固体撮像素子22によって光電変換された被写体像に対応する情報を記録するメモリである。
24は液晶ディスプレイパネル等によって構成され、固体撮像素子22上に形成された被写体像を観察するためのファインダである。
次に本発明のズームレンズを撮影光学系として用いたビデオカメラ(光学機器)の実施例を図34を用いて説明する。
図34において、10はビデオカメラ本体、11は実施例1〜8で説明したいずれかのズームレンズによって構成された撮影光学系である。
12はカメラ本体に内蔵され、撮影光学系11によって形成された被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)である。13は固体撮像素子12によって光電変換された被写体像に対応する情報を記録する記録手段である。
14は不図示の表示素子に表示された被写体像を観察するためのファインダである。
上記表示素子は液晶パネル等によって構成され、撮像素子12上に形成された被写体像が表示される。
このように本発明のズームレンズをデジタルスチルカメラやビデオカメラ等の撮像装置に適用することにより、小型で高い光学性能を有する撮像装置が実現できる。
本発明の数値実施例1の広角端におけるレンズ断面図 本発明の数値実施例1の広角端における収差図 本発明の数値実施例1の中間のズーム位置における収差図 本発明の数値実施例1の望遠端における収差図 本発明の数値実施例2の広角端におけるレンズ断面図 本発明の数値実施例2の広角端における収差図 本発明の数値実施例2の中間のズーム位置における収差図 本発明の数値実施例2の望遠端における収差図 本発明の数値実施例3の広角端におけるレンズ断面図 本発明の数値実施例3の広角端における収差図 本発明の数値実施例3の中間のズーム位置における収差図 本発明の数値実施例3の望遠端における収差図 本発明の数値実施例4の広角端におけるレンズ断面図 本発明の数値実施例4の広角端における収差図 本発明の数値実施例4の中間のズーム位置における収差図 本発明の数値実施例4の望遠端の収差図 本発明の数値実施例5の広角端におけるレンズ断面図 本発明の数値実施例5の広角端における収差図 本発明の数値実施例5の中間のズーム位置における収差図 本発明の数値実施例5の望遠端における収差図 本発明の数値実施例6の広角端におけるレンズ断面図 本発明の数値実施例6の広角端における収差図 本発明の数値実施例6の中間のズーム位置における収差図 本発明の数値実施例6の望遠端における収差図 本発明の数値実施例7の広角端におけるレンズ断面図 本発明の数値実施例7の広角端における収差図 本発明の数値実施例7の中間のズーム位置における収差図 本発明の数値実施例7の望遠端における収差図 本発明の数値実施例8の広角端におけるレンズ断面図 本発明の数値実施例8の広角端における収差図 本発明の数値実施例8の中間のズーム位置における収差図 本発明の数値実施例8の望遠端における収差図 本発明のズームレンズをデジタルカメラに適用したときの要部概略図 本発明のズームレンズをビデオカメラに適用したときの要部概略図
符号の説明
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
L4 第4レンズ群
L5 第5レンズ群
d d線
g g線
ΔM メリディオナル像面
ΔS サジタル像面
SP 絞り
IP 結像面
G CCDのフェースプレートやローパスフィルター等のガラスブロック
ω 半画角
Fno Fナンバー

Claims (16)

  1. 物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、2以上のレンズ群を含む後群を有し、広角端に比べて望遠端において該第1レンズ群と該第2レンズ群の間隔が広くなるように、少なくとも該第2レンズ群が移動するズームレンズであって、該第2レンズ群は、材料のd線に対する屈折率をN2na、d線に対するアッベ数をνd2naとするとき、
    N2na>2.3−0.01・νd2na
    1.75<N2na<2.7
    なる条件を満足する材料で構成される少なくとも1つの負レンズL2naを有することを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記負レンズL2naのうち、最も強い屈折力を有する負レンズの焦点距離をf2na、前記第2レンズ群の焦点距離をf2とするとき、
    0.5<f2na/f2<2.0
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1のズームレンズ。
  3. 前記第2レンズ群は2以上の負レンズと少なくとも1つの正レンズを有することを特徴とする請求項1又は2のズームレンズ。
  4. 前記負レンズL2naは前記第2レンズ群の最も物体側に配置されていることを特徴とする請求項1、2又は3のズームレンズ。
  5. 前記第2レンズ群は、2以上の負レンズを有し、前記負レンズL2na以外の負レンズのうち最も強い負の屈折力の負レンズL2nbの焦点距離をf2nbとするとき、
    0.1<f2na/f2nb<1.0
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項のズームレンズ。
  6. 前記第2レンズ群は、複数のレンズを有し、該複数のレンズの材料のd線に対する屈折率の平均値をN2aveとするとき、
    1.65<N2ave<2.3
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項のズームレンズ。
  7. 前記第2レンズ群の最も物体側に位置する負レンズの像側の面の屈折力をΦ21、該第2レンズ群の焦点距離をf2とするとき、
    0.3<(1/f2)/Φ21<1.8
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項のズームレンズ。
  8. 前記後群は、物体側から像側へ順に、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群から構成されることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項のズームレンズ。
  9. 前記第3レンズ群は、少なくとも1つの正レンズと少なくとも1つの負レンズを有することを特徴とする請求項8のズームレンズ。
  10. 前記負レンズL2naは像側が凹面でメニスカス形状より成り、前記第2レンズ群の最も物体側に配置されており、該負レンズL2naの像側には少なくとも1つの負レンズと少なくとも1つの正レンズが配置されていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項のズームレンズ。
  11. 前記負レンズL2naは像側が凹面でメニスカス形状より成り、前記第2レンズ群の最も物体側に配置されており、該負レンズL2naの像側には、物体側から像側へ順に、両凹形状の負レンズ、両凸形状の正レンズ、両凹形状の負レンズが配置されていることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項のズームレンズ。
  12. 前記負レンズL2naは像側が凹面でメニスカス形状より成り、前記第2レンズ群の最も物体側に配置されており、該負レンズL2naの像側には、物体側から像側へ順に、両凹形状の負レンズ、両凸形状の正レンズ、物体側が凹形状の負レンズが配置されていることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項のズームレンズ。
  13. 前記負レンズL2naは像側が凹面でメニスカス形状より成り、前記第2レンズ群の最も物体側に配置されており、該負レンズL2naの像側には、物体側から像側へ順に、両凹形状の負レンズ、物体側が凸面の正レンズが配置されていることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項のズームレンズ。
  14. 前記負レンズL2naは像側が凹面でメニスカス形状より成り、前記第2レンズ群の最も物体側に配置されており、該負レンズL2naの像側には、物体側から像側へ順に、像側が凹面の負レンズ、両凹形状の負レンズ、物体側が凸面の正レンズが配置されていることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項のズームレンズ。
  15. 固体撮像素子に像を形成することを特徴とする請求項1から14のいずれか1項のズームレンズ。
  16. 請求項1から15のいずれか1項のズームレンズと、該ズームレンズによって形成される像を受光する固体撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
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