JP4635576B2 - 車両用のトーボード補強構造 - Google Patents

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Description

この発明は、エンジンルームと車室内とを前後方向に仕切るトーボードを備えたような車両のトーボード補強構造に関する。
従来、上述例のトーボードを備えた車体構造としては、特許文献1、特許文献2に記載の構造がある。
すなわち、特許文献1に記載の構造は、エンジンルームと車室内とを前後方向に仕切るトーボードを設ける一方、ステアリング支持メンバとフロアトンネル部とを連結するステアリング支持メンバステーを設け、このステアリング支持メンバステーがトンネル部に取付けられる該トンネル部を前後の各補強板で補強したものであり、この補強構造によればステアリング支持メンバステーの支持剛性およびトンネル部の剛性向上を図ることができるが、車両衝突時(特に、正面衝突時)においてトーボードの後退を防止するという技術思想までは開示されていない。
また、特許文献2に記載の構造は、フロアパネルのトンネル部の前部下面側にレインフォースメント配設し、このレインフォースメントの前端部をトーボードよりも車体前方へ張り出し、このレインフォースメント前端の垂直面をパワートレインの後面下部と対向させたものであり、車両衝突時に上述のレインフォースメントをクラッシュさせて荷重吸収を図るものである。
この特許文献2に開示された構造によれば、上記レインフォースメントによりクラッシュスペースを確保することができるが、このレインフォースメントにより衝突に対する耐力の向上を図るものではないため、トーボードの後退防止と乗員の足元スペース確保との両立を図ることが困難な問題点があった。
一方、従前の車体構造においてもトーボードは可及的後退しないように構成されているが、近年、衝突時のトーボード後退防止の要求がレベルアップしつつあるのが現状であって、トーボードの近傍後部に配設される空調ユニットと干渉しないように該トーボードの後退とを効率的に防止する車体構造が要請されている。
特開平11−189178号公報 特開平9−118265号公報
そこで、この発明は、ステアリング支持メンバステーとトーボードとの間に前後方向に延びるトーボード補強部材を設けることで、トーボードの後退を効率的に防止することによって、乗員の足元スペースの確保と安全性を両立させることができ、また定常時にあってはステアリング支持メンバステーにてステアリングの支持剛性向上を図ることができると共に、トーボード補強部材で空調ユニットケースを支持することによって、別部材を必要とすることなく、トーボード補強部材で空調ユニットケースを支持することができて、空調ユニットケースの支持剛性と部品の共通化が図れ、かつ、トーボード補強部材に、空調ユニットケース内のヒータコアを車両衝突時に当接させるヒータコア当接部を、上記ヒータコアより後方の該ヒータコアと対向する位置において一体化して設けることで、剛性を有するヒータコアをトーボードの後退防止に有効利用することができる車両のトーボード補強構造の提供を目的とする。
この発明による車両のトーボード補強構造は、車室内とエンジンルームとを仕切るトーボードが設けられた車両のトーボード補強構造であって、上記トーボードと連続して後方に向かってフロアパネルが延設され、上記フロアパネルの上記トーボードと所定距離離間した位置には、上方にステアリング支持メンバが取付けられるステアリング支持メンバステーが設けられ、上記ステアリング支持メンバステーと上記トーボードとの間に前後方向に延びるトーボード補強部材を設けると共に、該トーボード補強部材で空調ユニットケースを支持し、上記トーボード補強部材には、空調ユニットケース内のヒータコアを車両衝突時に当接させるヒータコア当接部が、上記ヒータコアより後方の該ヒータコアと対向する位置において一体化して設けられたものである。
上述のトーボード補強部材は、空調ユニットとの干渉を回避するために凹状のトレー形状に構成してもよい。
上記構成によれば、ステアリング支持メンバステーとトーボードとの間に車両の前後方向に延びるトーボード補強部材を設けたので、車両衝突時にトーボードの後退を効率的に防止することができ、この結果、乗員の足元スペースの確保と安全性を両立させることができる。また、定常時にあっては、ステアリング支持メンバおよびステアリング支持メンバステーによりステアリングの支持剛性向上を図ることができる。
また、上記構成によれば、別部材を必要とすることなく、トーボード補強部材で空調ユニットケースを支持することができ、空調ユニットケースの支持剛性と部品の共通化が図れる。
また、上記構成によれば、剛性を有するヒータコアをトーボードの後退防止に有効利用することができる。
この発明の一実施態様においては、上記フロアパネルには上記ステアリング支持メンバステーが取付けられるフロアブラケットが設けられ、該フロアブラケットに対して上記トーボード補強部材の後端部が取付けられたものである。
上記構成によれば、フロアブラケットに対してステアリング支持メンバステーとトーボード補強部材との取付けを共用化することができ、構造がシンプルになると共に、ステアリング支持メンバステーがトーボード後退防止を図るための剛性確保に直接的に寄与する。要するに、取付け構造のシンプル化と剛性向上との両立を図ることができる。
この発明によれば、ステアリング支持メンバステーとトーボードとの間に前後方向に延びるトーボード補強部材を設けることで、トーボードの後退を効率的に防止することによって、乗員の足元スペースの確保と安全性を両立させることができ、また定常時にあってはステアリング支持メンバステーにてステアリングの支持剛性向上を図ることができると共に、トーボード補強部材で空調ユニットケースを支持することによって、別部材を必要とすることなく、トーボード補強部材で空調ユニットケースを支持することができて、空調ユニットケースの支持剛性と部品の共通化が図れ、かつ、トーボード補強部材に、空調ユニットケース内のヒータコアを車両衝突時に当接させるヒータコア当接部を、上記ヒータコアより後方の該ヒータコアと対向する位置において一体化して設けることで、剛性を有するヒータコアをトーボードの後退防止に有効利用することができる効果がある。
トーボードの後退を効率的に防止して、乗員の足元スペースの確保と安全性を両立させ、また定常時にあってはステアリングの支持剛性向上を図ると共に、別部材を必要とすることなく、トーボード補強部材で空調ユニットケースを支持することができて、空調ユニットケースの支持剛性と部品の共通化が図れ、かつ、剛性を有するヒータコアをトーボードの後退防止に有効利用するという目的を、トーボードと連続して後方に向かってフロアパネルを延設し、フロアパネルの上記トーボードと所定距離離間した位置に、上方にステアリング支持メンバが取付けられるステアリング支持メンバステーを設け、ステアリング支持メンバステーと上記トーボードとの間に前後方向に延びるトーボード補強部材を設けると共に、該トーボード補強部材で空調ユニットケースを支持し、上記トーボード補強部材に、空調ユニットケース内のヒータコアを車両衝突時に当接させるヒータコア当接部を、上記ヒータコアより後方の該ヒータコアと対向する位置において一体化して設けるという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両のトーボード補強構造を示し、図1、図2において、カウルボックスアウタ1とカウルボックスインナ2とを接合して、車幅方向に延びるカウル閉断面3を有するカウルボックス4を設けている。
図1に示すように上述のカウルボックス4の下部には、トーボード5の上端を接合し、このトーボード5で車室6内とエンジンルーム7とを仕切っている。このトーボード5は上下方向に延びる略垂直部と、斜め後方下方に延びるスラント部とを備え、このスラント部にはトーボード5と連続して後方に向かって水平または略水平に延びるフロアパネル8を延設している。
図2に示すように、上述のフロアパネル8の車幅方向中央部には車室6内の内側へ突出して車両の前後方向に延びるトンネル部9を一体または一体的に形成し、このトンネル部9の上部にはトンネルメンバ10(いわゆるハイマウントバックボーンフレーム)を接合し、トンネル部9とトンネルメンバ10との間には車両の前後方向に延びる2つの閉断面11,11を形成し、該トンネルメンバ10によりフロア剛性および車体剛性の向上を図るように構成している。
また、図1、図2に示すようにトーボード5の車室6側の面には車幅方向に延びるダッシュロアクロスメンバ12を接合し、トーボード5とダッシュロアクロスメンバ12との間には車幅方向に延びる閉断面13を形成して、トーボード5の剛性を高めている。
一方、閉断面構造の車体剛性部材としての左右のヒンジピラー14,14間(但し、図1ではその一方のみを示す)には車幅方向に延びる剛性部材としてのステアリング支持メンバ15を張架している。このステアリング支持メンバ15は図示しないインストルメントパネルやステアリング系を支持するためのメンバである。
ところで、上述のトーボード5の近傍後部には空調ユニット16が設けられている。この空調ユニット16はその空調ユニットケース17内にヒータコア18を内蔵すると共に、上部には空調風の吹出し口19を備えている。
この実施例では図2に示すように、上述の空調ユニット16はトンネル部9と対応するように配置されるが、空調ユニット16が若干右側へオフセットした状態で配設されている。
また、空調ユニット16の右側にはダクト20を介してファン21が設けられ、ファン21の下部にはブロアモータ22を取付けると共に、ファン21の上部にはダクト23を介して外気導入口ハウジング24を取付け、これらの各要素21〜24によりブロアユニット25を構成している。
さらに、トンネル部9のトーボード5に対して所定距離後方に離間した位置には左右一対のステアリング支持メンバステー26,26(以下単にセンタステーと略記する)が設けられ、これらの各センタステー26,26の上方部には上述のステアリング支持メンバ15が取付けられている。
しかも、上述のセンタステー26と、トーボード5に接合したダッシュロアクロスメンバ12との間には車両の前後方向に延びるトーボード補強部材としての補強ブラケット27が設けられている。
この補強ブラケット27は空調ユニットケース17との干渉を回避するために、凹状のトレー形状に構成されている。
また、この実施例では、上述のトンネルメンバ10の上部には凹形状のフロアブラケット28が設けられ、このフロアブラケット28の左右両サイドの立上り部外面にはセンタステー26,26の下部が取付けられると共に、このフロアブラケット28の左右両サイドの立上り部内面には上述の補強ブラケット27の後端部が取付けられている。
上述の補強ブラケット27は図3に斜視図で示すように構成されている。
すなわち、この補強ブラケット27はダッシュロアクロスメンバ12に当接する前片27aと、この前片27aから斜め下方後方に連続するスラント片27bと、このスラント片27bから後方に向かって延びる底片27cと、左右一対の側片27d,27dとを一体に形成したもので、上述の底片27cには前後方向に延びる複数のビード部29,29が一体形成されて、補強ブラケット27それ自体の剛性向上を図るように構成している。
また、前片27aには複数のボルト挿通孔30,30が形成され、左右一対の側片27d,27dにおけるセンタステー26下部およびフロアブラケット28の立上り部と対応する部分にはそれぞれ複数のボルト挿通孔31,31が形成されている。
そして、図4,図5に示すように補強ブラケット27の前片27aは、ボルト挿通孔30,30に挿通する複数のボルト32とナット33とから成る取付け部材を用いてダッシュロアクロスメンバ12に締結され、補強ブラケット27の左右の側片27d,27d後端部は、ボルト挿通孔31,31に挿通する複数のボルト34とナット35とから成る取付け部材を用いて、センタステー26下部およびフロアブラケット28の立上り部と共締め固定されている。ここで、上述のナット33はダッシュロアクロスメンバ12の閉断面13側に予め溶接固定されたものである。
このように、図1〜図5で示した実施例の車両のトーボード補強構造は、車室6内とエンジンルーム7とを仕切るトーボード5が設けられた車両のトーボード補強構造であって、上記トーボード5と連続して後方に向かってフロアパネル8が延設され、上記フロアパネル8の上記トーボード5と所定距離後方に離間した位置には、上方にステアリング支持メンバ15が取付けられる左右一対のセンタステー26が設けられ、上記センタステー26と上記トーボード5との間に前後方向に延びるトーボード補強部材(補強ブラケット27参照)を設けたものである。
上述のトーボード補強部材(補強ブラケット27参照)は、空調ユニット16との干渉を回避するために凹状のトレー形状に構成されている。
この構成によれば、左右一対のセンタステー26とトーボード5との間に車両の前後方向に延びるトーボード補強部材(補強ブラケット27参照)を設けたので、車両衝突時にトーボード5の後退を効率的に防止することができ、この結果、乗員の足元スペースの確保と安全性を両立させることができる。また、定常時にあっては、ステアリング支持メンバ15およびセンタステー26によりステアリングの支持剛性向上を図ることができる。
また、上記フロアパネル8(詳しくはトンネル部9上のトンネルメンバ10上面)には上記センタステー26が取付けられるフロアブラケット28が設けられ、このセンタステー取付け用のフロアブラケット28に対して上記トーボード補強部材(補強ブラケット27参照)の後端部が取付けられたものである。
この構成によれば、フロアブラケット28に対してセンタステー26とトーボード補強部材(補強ブラケット27参照)との取付けを共用化することができ、構造がシンプルになると共に、センタステー26がトーボード5の後退防止を図るための剛性確保に直接的に寄与する。要するに、取付け構造のシンプル化と剛性向上との両立を図ることができる。
さらに、上記トーボード5には、該トーボード5との間で閉断面13を形成するダッシュロアクロスメンバ12が設けられ、上記ダッシュロアクロスメンバ12に対して上記トーボード補強部材(補強ブラケット27参照)の前端部を取付けたものである。
この構成によれば、閉断面13による剛性の高い部位にトーボード補強部材(補強ブラケット27参照)を取付けたので、剛性向上とトーボード5の後退防止とを図ることができる。
図6、図7は車両のトーボード補強構造の他の実施例を示すものである。図3、図5で示した先の実施例にあっては補強ブラケット27の車幅方向の長さを、その前部から後部にかけて略同一と成して、該補強ブラケット27のプレス加工等の加工性の容易化を図ったが、図6、図7で示すこの実施例においては、補強ブラケット27の前側過半部は空調ユニットケース17と干渉しない程度の幅広に形成し、補強ブラケット27の後側はトンネル部9およびトンネルメンバ10の幅と対応する幅狭に形成して、一側(図示右側)の側片27dに車幅方向の段差部27eを形成したものである。
このように構成すると、図7に示すように、フロアブラケット28の左右の立上り部と、補強ブラケット27の後端部とにボルト34、ナット35を用いて共締め固定される左右のセンタステー26,26を、車幅の前後方向から見て左右対称に配設することができ、しかも、左右のセンタステー26,26の下端部がトンネルメンバ10の閉断面11,11上部に立設される構造となるので、この部分の剛性向上を図ることができる。
なお、図6、図7で示したこの実施例においても、その他の構成、作用、効果については先の実施例とほぼ同様であるから、図6、図7において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
図8、図9は車両のトーボード補強構造のさらに他の実施例を示し、この図8、図9に示す実施例においては、図1〜図5で示した実施例、または、図6、図7で示した実施例の構成に加えて、トーボード5とステアリング支持メンバ15とを前低後高状に連結する連結ブラケット36を設けたものである。
この連結ブラケット36は図9に斜視図で示すように、コ字状の断面形状を有して、該ブラケット36それ自体の剛性を確保するように構成されると共に、傾斜上端側にはステアリング支持メンバ15に連結される半円状に窪む接合凹部37が形成され、傾斜下端のフラットな前片38には該前片38をダッシュロアクロスメンバ12に取付けるべくボルト挿通孔39が形成されている。
そして、図8に示すように連結ブラケット36の前片38は、ボルト挿通孔39に挿通するボルト40とナット41とから成る取付け部材を用いて、トーボード5の剛性が高い部位、すなわちダッシュロアクロスメンバ12に締結されている。
このように図8、図9で示す実施例においては、上記トーボード5とステアリング支持メンバ15とを連結する連結ブラケット36を備えたものであるから、車両衝突時の荷重が連結ブラケット36を介してステアリング支持メンバ15乃至ヒンジピラー14に分散する。このように衝突荷重の分散が図れるので、全体的に剛性が向上して、より一層確実なトーボード5の後退防止を確保することができる。
なお、図8において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略するが、この連結ブラケット36を備える構成は、図1〜図5の実施例、図6、図7の実施例のみならず以下に述べる各実施例に採用して、衝突荷重の分散を図るように構成することができる。
図10は車両のトーボード補強構造のさらに他の実施例を示し、この実施例では、フロアブラケットとトーボード補強部材としての補強ブラケット27とを一体化したものである。換言すれば、補強ブラケット27がフロアブラケットを兼ねるように構成したものである。
上述の補強ブラケット27の前後方向の中間部は取付けブラケット42を介してトンネル部9に取付けられ、補強ブラケット27の後端部は別の取付けブラケット43を介してトンネル部9に取付けられている。
後端部側の取付けブラケット43には、前述のボルト挿通孔31,31と一致するように別のボルト挿通孔44が形成されており、これらの各ボルト挿通孔31,44に挿通するボルト34(前図参照)とナット35(前図参照)とを、用いて、補強ブラケット27の左右の側片27d,27d後端部と、取付けブラケット43と、センタステー26の下部とが共締め固定される。
しかも、上述の補強ブラケット27には前後方向に延びる複数のビード部29が形成されていて、フロアパネル8に設けられたトンネル部9と上述のビード部29との間には、車両の前後方向に延びる閉断面45,45が形成されている。
このように、図10に示す実施例においては、上記フロアブラケットと上記トーボード補強部材(補強ブラケット27参照)とを一体化したものである。
この構成によれば、トーボード5の後退防止に寄与する剛性を確保しつつ、部品(フロアブラケットと補強ブラケット)の共用化を図ることができ、また、部品点数の削減を図ることができる。
また、上記トーボード補強部材(補強ブラケット27参照)には、フロアパネル(トンネル部9参照)との間で前後方向に延びる閉断面45を形成する少なくとも1つのビード部29が形成されたものである。
この構成によれば、閉断面45を形成するビード部29にてトーボード補強部材(補強ブラケット27参照)それ自体の剛性向上を図ることができ、さらに閉断面構造により前後方向の剛性が高くなるため、トーボード5の後退をより一層良好に防止することができる。
図11は図6で示した補強ブラケット27とフロアブラケットとを一体化すると共に、この補強ブラケット27には、トンネル部9との間で車両の前後方向に延びる複数の閉断面45を形成するビード部29が形成されたものである。
このように構成しても図10で示した先の実施例とほぼ同様の作用、効果を奏するので、図11において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
図12、図13は車両のトーボード補強構造のさらに他の実施例を示し、この実施例においては、空調ユニットケース17内の剛性のあるヒータコア46を、同ケース17の内部下域において略水平状に配置している。
また、上述の空調ユニットケース17の下部前側には補強ブラケット27を取付けるための取付け片17aを一体形成し、この取付け片17aのリヤ側面に接着固定したナット47にボルト48を螺合することで、取付け片17aに補強ブラケット27を取り付けるように構成している。上述の取付け片17aは空調ユニットケース17の下端部から下方に出っ張らないように形成されている。
ここで、上述の補強ブラケット27は、ダッシュロアクロスメンバ12と一対のセンタステー26,26との間に配置されるものであるから、トーボード補強部材としての補強ブラケット27で空調ユニットケース17を支持すべく構成したものである。
上述の補強ブラケット27は図13に斜視図で示すように、キックアップ部27fを介して前後に連設した上部底片27gおよび下部底片27hと、上部底片27gの前端部から上方に立上がる前片27aと、底片27g,27hの両サイド部から上方に立上がる左右の側片27d,27dと、空調ユニットケース17内のヒータコア46を車両衝突時に当接させるヒータコア当接部49,50とを一体に形成したものである。なお、上述の各底片27g,27hには前後方向に延びるビード部を一体形成して、補強ブラケット27それ自体の剛性向上を図ってもよいことは勿論である。
上述の前片27aには、図12で示したボルト48を挿通させるための複数のボルト挿通孔30,30が形成されている。また前片27aの左右両側には補強ブラケット27をダッシュロアクロスメンバ12に対して取付けるための横向きハット形状の取付けブラケット51,51が車幅方向に突出するように接合固定され、これら左右一対の取付けブラケット51,51にはボルト挿通孔52,52がそれぞれ形成されている。
そして、図12に示すようにこれらのボルト挿通孔52に挿通するボルト53と、ナット54とを用いて補強ブラケット27の前端部をダッシュロアクロスメンバ12に取付けている。
補強ブラケット27の側片27dにおける後端部には先の実施例と同様に複数のボルト挿通孔31,31が形成されている。これらのボルト挿通孔31,31と一致するように、フロアブラケット28の左右の立上がり部にはボルト挿通孔55,55が形成され、また、左右一対のセンタステー26,26の下部にもボルト挿通孔56,56が形成されている。
上述のフロアブラケット28はトンネルメンバ10を介してトンネル部9の上部に固定されていて、上述の各ボルト挿通孔31,55,56に挿通するボルトと、ナット等の取付け部材を用いて、補強ブラケット27の側片27d後端部と、フロアブラケット28の立上がり部と、センタステー26の下部とを共締め固定することにより、補強ブラケット27の後端部をフロアブラケット28に対して取付けたものである。
このように、図12、図13で示した実施例の車両のトーボード補強構造は、車室6内とエンジンルーム7とを仕切るトーボード5が設けられた車両のトーボード補強構造であって、上記トーボード5と連続して後方に向かってフロアパネル8が延設され、上記フロアパネル8の上記トーボード5と所定距離後方に離間した位置には、上方にステアリング支持メンバ15が取付けられる一対のセンタステー26,26が設けられ、上記一対のセンタステー26,26と上記トーボード5との間に前後方向に延びるトーボード補強部材(補強ブラケット27参照)を設けたものである。
上述のトーボード補強部材(補強ブラケット27参照)は、空調ユニット16との干渉を回避するために凹状のトレー形状に構成されている。
この構成によれば、センタステー26とトーボード5との間に車両の前後方向に延びるトーボード補強部材(補強ブラケット27参照)を設けたので、車両衝突時にトーボード5の後退を効率的に防止することができ、この結果、乗員の足元スペースの確保と安全性を両立させることができる。また、定常時にあっては、ステアリング支持メンバ15およびセンタステー26によりステアリングの支持剛性向上を図ることができる。
また、上記トーボード補強部材(補強ブラケット27参照)で空調ユニットケース17を支持したものである。
この構成によれば、別部材を必要とすることなく、トーボード補強部材(補強ブラケット27参照)で空調ユニットケース17を支持することができ、空調ユニットケース17の支持剛性と部品の共通化が図れる。
さらに、上記トーボード補強部材(補強ブラケット27参照)には、空調ユニットケース17内のヒータコア46を車両衝突時に当接させるヒータコア当接部49,50が設けられたものである。
この構成によれば、剛性を有するヒータコア46をトーボード5の後退防止に有効利用することができる。
なお、図12、図13で示したこの実施例においても、その他の点については先の実施例とほぼ同様の作用、効果を奏するので、図12、図13において前図と同一の部分には、同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明のステアリング支持メンバステーは、実施例のセンタステー26に対応し、
以下同様に、
トーボード補強部材は、補強ブラケット27に対応し、
ダッシュロアクロスは、ダッシュロアクロスメンバ12に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、左右一対のセンタステー26は断面コの字状に形成し、該センタステー26それ自体の剛性向上を図るように構成してもよい。
本発明の車両のトーボード補強構造を示す側面図 図1のA−A線矢視断面図 補強ブラケットを示す斜視図 図1の要部拡大図 図4のB−B線矢視断面図 補強ブラケットの他の実施例を示す斜視図 図6の補強ブラケットを用いたトーボード補強構造を示す断面図 車両のトーボード補強構造の他の実施例を示す側面図 連結ブラケットの斜視図 車両のトーボード補強構造のさらに他の実施例を示す斜視図 車両のトーボード補強構造のさらに他の実施例を示す斜視図 車両のトーボード補強構造のさらに他の実施例を示す側面図 図12の要部の分解斜視図
5…トーボード
6…車室
7…エンジンルーム
8…フロアパネル
12…ダッシュロアクロスメンバ
13…閉断面
15…ステアリング支持メンバ
16…空調ユニット
17…空調ユニットケース
26…センタステー(ステアリング支持メンバステー)
27…補強ブラケット(トーボード補強部材)
28…フロアブラケット
29…ビード部
36…連結ブラケット
45…閉断面
46…ヒータコア
49,50…ヒータコア当接部

Claims (2)

  1. 車室内とエンジンルームとを仕切るトーボードが設けられた車両のトーボード補強構造であって、
    上記トーボードと連続して後方に向かってフロアパネルが延設され、
    上記フロアパネルの上記トーボードと所定距離離間した位置には、上方にステアリング支持メンバが取付けられるステアリング支持メンバステーが設けられ、
    上記ステアリング支持メンバステーと上記トーボードとの間に前後方向に延びるトーボード補強部材を設けると共に、
    該トーボード補強部材で空調ユニットケースを支持し、
    上記トーボード補強部材には、空調ユニットケース内のヒータコアを車両衝突時に当接させるヒータコア当接部が、上記ヒータコアより後方の該ヒータコアと対向する位置において一体化して設けられた
    車両のトーボード補強構造。
  2. 上記フロアパネルには上記ステアリング支持メンバステーが取付けられるフロアブラケットが設けられ、
    該フロアブラケットに対して上記トーボード補強部材の後端部が取付けられた
    請求項1記載の車両のトーボード補強構造。
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