JP4632386B2 - 液体吐出記録ヘッド - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体の記録面に対して記録に用いられる液体を吐出し、記録動作を行う液体吐出記録ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
液体吐出記録ヘッドにおいて、例えば、サイドシュータ型とされるインクジェット記録ヘッドは、図11および図12に示されるように、図示が省略されるインクタンクが装着されるインク供給部8を有する本体部と、インク供給部8における凹部8bの底部に接着されインクを吐出する記録素子基板14と、記録素子基板14に対向して形成される開口部2aを有し、記録素子基板14の各電極に電気的に接続されるフレーム部材3とを含んで構成されている。
【0003】
インク供給部8の凹部8bの底部は、本体部とともに成形された金属製のコア部材10により平坦に形成されている。インク供給部8の凹部8bの周縁部には、フレーム部材3が固定されている。
【0004】
インク供給部8の凹部8bの底部には、インクタンクからのインクを導入するインク供給路8aの一方の開口端部が開口している。インク供給路8aの断面形状は、後述するインク吐出口の配列方向に沿って所定長さ延びる長孔とされる。
【0005】
記録素子基板14は、インク供給部8におけるインク供給路8aの開口端部に連通するインク供給開口部14a、および、複数のヒータを有する基台16と、インク供給開口部14aを通じて供給されるインクをヒータに導くインク分岐供給路12biが複数設けられるオリフィスプレート12とを含んで構成されている。
【0006】
複数のヒータは、インク供給開口部14aを挟むようにその両側部にそれぞれ所定の間隔をもって一列に配されている。
【0007】
基台16は、各ヒータに対応してそれぞれ後述する接続部6aの一端が接続される電極部16dを有している。
【0008】
オリフィスプレート12は、基台16の各ヒータに対向する位置に、それぞれ、インク吐出口12aiが設けられている。インク分岐供給路12biは、基台16における各ヒータに対応して個別に設けられている。
【0009】
記録素子基板14とフレーム部材3とは、例えば、TAB方式により電気的に接続されている。フレーム部材3は、開口部2aを有するテープ部材2と、テープ部材2のインク供給部8側の全表面に接着剤層4により接着される導体層6とを含んで構成されている。
【0010】
テープ部材2は、樹脂で成形され、また、導体層6は、厚さ20〜30(μm)程度の金属により形成されている。開口部2aの周縁部は、記録素子基板14が配される位置に対応して下方の記録素子基板14の外周部を包囲している。導体層6は、テープ部材2の開口部2aに対応した位置に開口部6aを有するとともに、記録素子基板14の基台16の各電極部16dにそれぞれ電気的に接続される複数の接続部6aおよび6bを有している。細長く形成される複数の接続部6aおよび6bの一端は、それぞれ、その導体層6の開口部6aの周縁部から各電極部16dまで延在している。
【0011】
また、テープ部材2の開口部2aと記録素子基板14との間の隙間は、封止材18より密封されている。封止材18は、複数の接続部6aおよび6bを覆い、記録素子基板14を取り囲むように密封している。
【0012】
このようなフレーム部材3の開口部2aに対向して記録素子基板14を配置し互いに電気的に接続するにあたっては、先ず、記録素子基板14のフレーム部材3の開口部2aに対する相対位置が画像処理等により位置合わせされた後、各接続部6aの一端が例えば、熱圧着もしくは超音波により押圧されて基台16の電極部16dに接合される。
【0013】
各接続部6aおよび6bが基台16の電極部16dに接合される場合、その接合とともにリードフォーミングが行われる。リードフォーミングとは、図13の(A)に示されるように、各接続部6aおよび6bが基台16の角に接触すること(エッジタッチ)により、作動時、ショートすることを回避するために各接続部6aおよび6bの変形量を調整して矯正することをいう。
【0014】
ギャングボンダーが用いられる場合、そのリードフォーミングの設定量は、例えば、図13の(B)および(C)に示されるように、フレーム部材3の導体層6の基台16の上面に対する相対的な高低差LfaおよびLfbに基づいてあらわされる。従って、リードフォーミングの設定量は、高低差Lfaの場合、高低差Lfbに比して大となる。
【0015】
そして、所定の設定量でリードフォーミングされ、かつ、封止材18により封止されたフレーム部材3および記録素子基板14が、インク供給部8の所定位置に配置されることとなる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、組立のとき、記録素子基板14が細長い各接続部6aおよび6bによってのみ支持され、また、各接続部6aおよび6bの剛性が不十分で、かつ、変形が容易であることに起因してそのリードフォーミングの設定量は、各記録ヘッド相互間においてばらつく場合がある。
【0017】
このようにリードフォーミングの設定量がばらつく場合、以下のような問題が伴う。
【0018】
第1に、テープ部材2の開口部2aと記録素子基板14との間の隙間量がばらつくこととなるので封止材18が均等に塗布されず、封止材18により封止されない接続部6aおよび6bが発生し、その腐食の原因となる。かかる事態を回避するために封止材18の塗布量を増大することも考えられるが、封止材18により吐出口を閉塞する虞があり得策とはいえない。
【0019】
第2に、フレーム部材3をインク供給部8に接着する場合、フレーム部材3の接着面を基準としてフレーム部材3がインク供給部8に接着されるとき、記録素子基板14の基台16とその凹部8bの底部との間における隙間がばらつくことにより、インク漏れの原因、あるいは、オリフィスプレート12の吐出口の記録媒体の記録面に対する相対位置の誤差の原因ともなる。
【0020】
第3に、フレーム部材3をインク供給部8に接着する場合、記録素子基板14の基台16の接着面を基準としてフレーム部材3がインク供給部8に接着されるとき、フレーム部材3の導体層6とインク供給部8の被接着面との隙間が生じ、インクによる導体層6の腐食の原因となる虞がある。
【0021】
以上の問題点を考慮し、本発明は、記録媒体の記録面に対して記録に用いられる液体を吐出し、記録動作を行う液体吐出記録ヘッドであって、リードフォーミングの設定量のばらつきを抑制することができる液体吐出記録ヘッドを提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明に係る液体吐出記録ヘッドは、液体を吐出するためのエネルギーを発生する電気熱変換体と、電気熱変換体に電気的に接続される電極部と、を有する基台部と、電極部と電気的に接続されるフレーム部材と、を備えた液体吐出記録ヘッドであって、フレーム部材は、基台部を露出するための開口部を有し、内方へ突出する突出部が開口部を形成する部分に設けられたテープ部材と、内方へ突出し電極部に電気的に接続されるリードと、内方へ突出し基台部に接合され、液体吐出記録ヘッドの作動時に電力が供給されない補強部とが設けられた導体層であって、開口部とは別の開口部を有する導体層と、が積層されており、補強部は、リードの剛性に比して大なる剛性を有しており、補強部の少なくとも一部と突出部とが接合されていることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
図4および図5は、それぞれ、本発明に係る液体吐出記録ヘッドの一例の外観および内部の一部を示す。
【0024】
図4および図5に示される例は、例えば、インクジェット記録ヘッドとされる。
【0025】
図4および図5に示されるインクジェット記録ヘッドは、例えば、サイドシュータ型とされ、図示が省略されるインクタンクが装着されるインク供給部22Bと、図示が省略されるキャリッジ部に電気的に接続されキャリッジ部からの駆動制御信号群が入力される入力端子部22Aとからなる本体部22と、本体部22のインク供給部22Bにおける被接着面に接着される3個の記録素子基板24と、3個の記録素子基板24にそれぞれ電気的に接続され入力端子部22Aからの駆動制御信号群を供給するフレーム部材26とを含んで構成されている。
【0026】
インク供給部22Bには、3個の記録素子基板24が収容される凹部22bが設けられている。被接着面を形成する凹部22bの底部には、インクタンクからのインクを導入するインク供給路22rの一方の開口端部が、それぞれ、各記録素子基板24に対応して開口している。インク供給路22rの周囲には、インク供給部22Bとともに一緒に成形されたコア部材22Dが配されている。コア部材22Dは、例えば、アルミニウム合金材料で凹部22bの底部が所定の平面度を有する平坦な面となるように成形されている。
【0027】
また、凹部22bの周縁部は、後述するフレーム部材26が接着される平坦な面で包囲されている。
【0028】
各記録素子基板24は、それぞれ、異なる色のインク、例えば、イエロー、マゼンタ、シアンのインクを、それぞれ、吐出するものとされる。
【0029】
各記録素子基板24は、インク供給部22Bにおけるインク供給路22rの開口端部に連通するインク供給開口部30a、および、インク供給開口部30aを挟むようにその両側部にそれぞれ配されるヒータ30bi(i=1〜n、nは整数)を有する基台30と、インク供給開口部30aを通じて供給されるインクをヒータ30biに導くインク分岐供給路28ai(i=1〜n、nは整数)が設けられるオリフィスプレート28とを含んで構成されている。
【0030】
基台30は、例えば、シリコン材料により、所定の厚さで板状に形成されている。基台30における凹部22bの底部に対向する面は、凹部22bの底部に接着されている。基板30におけるヒータ30biは、例えば、ハフニュウムボライト、もしくは、窒化タンタルで形成されている。ヒータ30biは、図5において、インク供給開口部30aを挟むようにその両側部に紙面に対して垂直な直線上であって、その直線に所定の間隔(600dpi)で所定の角度をもって交わる斜線上に互いに対向するようにそれぞれ設けられている。また、ヒータ30biを含む基台30の外周部には、例えば、インクに対する保護膜としての二酸化珪素(SiO 2 )で作られた薄膜が所定の厚さで形成されている。二酸化珪素で作られた薄膜は、例えば、スパッタなどが利用されて形成される。なお、ヒータ30biは、タンタルアルミウム(TaAI)陽極酸化ヒータであってもよい。このような場合においては、インクに対する保護膜は不要とされる。
【0031】
各ヒータ30biは、それぞれ、図示が省略される導体層を通じて電気的に各電極(バンプ)部30dに接続されている。各電極部30dは、各ヒータ30biに対応して基台30の短辺側の両端部にそれぞれ、一直線上に所定の相互間隔をもって配列されている。各電極部30dの基台30の上面からの高さは、例えば、約18(μm)とされる。
【0032】
オリフィスプレート28は、硬化性樹脂材料、例えば、所定の厚さの板状に形成されている。硬化性樹脂材料は、例えば、第1の成分(商品型式名EHPE−3150:ダイセル化学工業製)、第2の成分(商品型式名アデカオプトマーSP170:旭電化工業製)、および、第3の成分(キシレン)をそれぞれ、100重量部、100重量部、1.5重量部含む組成物とされる。
【0033】
オリフィスプレート28における基台30の各ヒータ30biに対向する位置には、図1に示されるように、それぞれ、インク吐出口28biが設けられている。インク吐出口の数量は、例えば、ヒータ30biの数量に応じた128個とされる。なお、図1においては、そのインク吐出口の一部を拡大して示している。また、インク分岐供給路28aiは、基台30における各ヒータ30biに対応して個別に設けられている。
【0034】
フレーム部材26と上述の記録素子基板24の電極部30dとは、TAB方式により電気的に接続されている。
【0035】
フレーム部材26は、図1および図3に示されるように、外側の表層を形成するテープ部材層32と、テープ部材層32の内面側の表面に接着剤層34を介して接着される導体層36とが積み重ねられて構成されている。
【0036】
テープ部材層32は、例えば、ポリイミド樹脂で厚さ50〜125(μm)に成形されている。また、テープ部材層32は、凹部22bの周縁部を取り囲むように形成されている。
【0037】
テープ部材層32は、その内側に、所謂、デバイスホールとして、各記録素子基板24の短辺側の両端部にそれぞれ対応して相対向して形成される開口部32Aと、各開口部32Aをそれぞれ互いに連結する開口部32Bを有している。
【0038】
各開口部32Aは、所定の相互間隔をもって後述する導体層36の各分岐部36mに対向して略矩形状に形成されている。各開口部32Aにおける各分岐部36mの基端部側は、所定距離、各記録素子基板14の端部から離隔している。
【0039】
開口部32Bは、各開口部32Aの配列方向に沿って延びる長方形に形成されている。開口部32Bの周縁部における両端は、それぞれ、下方にある各記録素子基板14の基台30の端部から所定の距離、離隔している。
【0040】
また、テープ部材層32における各開口部32Aと開口部32Bとが交差する角には、略正方形に切り欠かれた切欠部32sが形成されている。これにより、後述する導体層36の補強部36bの一部が切欠部32sを通じて露出している。
【0041】
導体層36は、例えば、銅合金材料で厚さ約23(μm)に形成されている。導体層36は、その内側に、テープ部材層32の各開口部32Aに対応して開口部36Aを複数有している。その開口部36A内には、リードとして細長い分岐部36mが各電極部30dにそれぞれ対応して他の部分と一体に形成されている。各分岐部36mの一端は、図3に示されるように、基台30の電極部30dに熱圧着または超音波振動等によりそれぞれ接合されている。
【0042】
また、導体層36は、テープ部材層32の開口部32Bに対応して開口部36Bを有している。
【0043】
さらに、導体層36は、図2に示されるように、基台30における各隅部にそれぞれ設けられる電極部30dに接合される補強部36bを有している。テープ部材層32に接着される補強部36bは、各開口部36A相互間、および、開口部36Bの両側にそれぞれ形成されている。その8箇所に形成される補強部36bにおける電極部30dに対向する部分は、それぞれ、電極部30dに接合され支持されている。なお、補強部36bにおける電極部30dに対向する部分には、インクジェット記録ヘッドが作動状態とされるとき、電力は供給されないものとされる。
【0044】
そして、テープ部材層32における開口部32Aおよび32Bの周縁部とオリフィスプレート28の外周部との隙間、および、オリフィスプレート28相互間の隙間は、それぞれ、所定の封止材38により封止されている。
【0045】
従って、導体層36の補強部36bおよび各分岐部36mが各電極部30dに接合されるとともに、リードフォーミングが行われるとき、記録素子基板24は、テープ部材層32に接着される導体層36の補強部36bおよび各分岐部36mにより支持されるのでその支持における剛性が高められ各分岐部36mが不所望に容易に変形しないこととなる。その結果、リードフォーミングの設定量のばらつきが各記録素子基板24相互間において抑制されることとなる。
【0046】
図6は、本発明に係る液体吐出記録ヘッドの他の例におけるフレーム部材の例を示す。
【0047】
図1に示される例では、補強部36bが開口部32A相互間、および、開口部32Aと開口部32Bとが交差する部分の周縁部に設けられているが、
図6に示される例においては、補強部44Aは、それぞれ、各基台30′に対応して各分岐部44mの相互間に設けられている。
【0048】
なお、図6に示される例および後述する例においては、図1に示される例において構成される要素と同一とされる構成要素については同一の符号を付して示し、その重複説明を省略する。
【0049】
図6においては、フレーム部材40と基台30′の電極部30′dとは、TAB方式により電気的に接続されている。
【0050】
フレーム部材40は、図6および図7に示されるように、外側の表層を形成するテープ部材層42と、テープ部材層42の内面側の表面に接着剤層34を介して接着される導体層44とが積み重ねられて構成されている。
【0051】
テープ部材層42は、例えば、ポリイミド樹脂で厚さ50〜125(μm)に成形されている。テープ部材層42は、その内側に、所謂、デバイスホールとして、略長方形の開口部42Hを有している。
【0052】
開口部42Hの周縁部は、所定距離、その下方の凹部22bの底部に配される各記録素子基板24の外周部から離隔している。
【0053】
開口部42Hの周縁部における各基台30′に対向する部分には、それぞれ、同一平面上において互いに内方に突出する突出部42Aが一体に形成されている。各突出部42Aの先端には、切欠部42aが形成されている。
これにより、後述する導体層44の補強部44Aの一部44bが切欠部42aを通じて露出している。
【0054】
導体層44は、例えば、銅合金材料で厚さ約23(μm)に形成されている。導体層44は、その内側に、テープ部材層42の開口部42Hに対応して開口部44Hを有している。その開口部44H内には、リードとして細長い分岐部44mの一端が各電極部30′dにそれぞれ対応して突出している。分岐部44mの基端部は他の部分と一体に形成されている。各分岐部44mの一端は、図8に示されるように、基台30′の電極部30′dに熱圧着または超音波振動等によりそれぞれ接合されている。
【0055】
導体層44は、図7に示されるように、基台30′における両端部の略中央部にそれぞれ設けられる電極部30′dに接合される補強部44Aを有している。隣接する分岐部44m相互間に設けられる補強部44Aは、各突出部42Aの下方に対向してそれぞれ接着されている。その6箇所に形成される補強部44Aにおける電極部30′dに対向する部分44bは、それぞれ、電極部30′dに接合されている。なお、補強部44Aにおける電極部30′dに対向する部分44bには、インクジェット記録ヘッドが作動状態とされるとき、電力は供給されないものとされる。
【0056】
そして、テープ部材42における開口部42Hの周縁部とオリフィスプレート28の外周部との隙間、および、オリフィスプレート28相互間の隙間は、それぞれ、所定の封止材38により封止されている。
【0057】
従って、導体層44の補強部44Aおよび各分岐部44mが各電極部30′dに接合されるとともに、リードフォーミングが行われるとき、基台30′は、突出部42Aに接着される導体層44の補強部44Aと、各分岐部44mとにより支持されるのでその支持における剛性が高められ各分岐部44mが不所望に容易に変形しないこととなる。その結果、上述の例と同様な効果が得られることとなる。
【0058】
図9および図10は、本発明に係る液体吐出記録ヘッドの一例におけるフレーム部材のさらなる他の例を示す。
【0059】
図1に示される例では、テープ部材32の1つの開口部32Bがその下方に配置される3個のオリフィスプレート28を包囲するように形成されているが、図9および図10に示される例においては、テープ部材52の開口部52X、52Y、および、52Zが、それぞれ、個別に各オリフィスプレート28に対向して形成されている。
【0060】
テープ部材52の開口部52X、52Y、および、52Zの構成は、互いに同一の構成とされるので開口部52Xおよびその周縁について説明し、他の開口部52Y、および、52Zの構成についての説明を省略する。
【0061】
基台56の長辺側の両端部には、それぞれ、オリフィスプレート28のインク吐出口28biの配列方向に沿って電極部56dが配列形成されている。
【0062】
フレーム部材50と基台56の電極部56dとは、TAB方式により電気的に接続されている。
【0063】
フレーム部材50は、外側の表層を形成するテープ部材層52と、テープ部材層52の内面側の表面に接着剤層34を介して接着される導体層54とが積み重ねられて構成されている。
【0064】
テープ部材層52は、例えば、ポリイミド樹脂で厚さ50〜125(μm)に成形されている。テープ部材層52は、その内側に、所謂、デバイスホールとして、略長方形の開口部52Xを有している。
【0065】
開口部52Xの周縁部は、所定距離、その下方の凹部22bの底部に配される基台56の外周部から離隔している。
【0066】
開口部52Xの周縁部における基台56に対向する部分には、それぞれ、同一平面上において互いに内方に突出する突出部52Aが4箇所に一体に形成されている。各突出部52Aの先端には、略正方形の切欠部52aが形成されている。これにより、後述する導体層54の補強部54Aの一部54bが切欠部52aを通じて露出している。
【0067】
導体層54は、例えば、銅合金材料で厚さ約23(μm)に形成されている。導体層54は、その内側に、テープ部材層52の開口部52Xに対応して開口部54Xを有している。その開口部54X内には、リードとして細長い分岐部54mの一端が各電極部56dにそれぞれ対応して突出している。分岐部54mの基端部は他の部分と一体に形成されている。各分岐部54mの一端は、図10に示されるように、基台56の電極部56dに熱圧着または超音波振動等によりそれぞれ接合されている。
【0068】
導体層54は、基台56における分岐部54mの一端が接合される電極群を挟んでそれぞれ設けられる電極部56dに接合される補強部54Aを4箇所に有している。補強部54Aは、各突出部52Aの下方に対向してそれぞれ接着されている。その4箇所に形成される補強部54Aにおける電極部56dに対向する部分54bは、それぞれ、電極部56dに接合されている。なお、補強部54Aにおける電極部56dに対向する部分54bには、インクジェット記録ヘッドが作動状態とされるとき、電力は供給されないものとされる。
【0069】
そして、テープ部材52における開口部52Xの周縁部とオリフィスプレート28の外周部との隙間、および、オリフィスプレート28相互間の隙間は、それぞれ、所定の封止材38により封止されている。
【0070】
従って、導体層54の補強部54Aおよび各分岐部54mが各電極部56dに接合されるとともに、リードフォーミングが行われるとき、基台56は、突出部52Aに接着される導体層54の補強部54Aと、各分岐部54mとにより支持されるのでその支持における剛性が高められ各分岐部54mが不所望に容易に変形しないこととなる。その結果、上述の例と同様な効果が得られることとなる。
【0071】
なお、上述の例においては、インクジェット記録ヘッドは、各色のインクを吐出するものとされているが、かかる例に限られることなく、インクジェット記録ヘッドがインクを不溶化する処理液を吐出するものであってもよい。
【0072】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係る液体吐出記録ヘッドによれば、フレーム部材は、基台部を露出するための開口部を有し、内方へ突出する突出部が開口部を形成する部分に設けられたテープ部材と、内方へ突出し電極部に電気的に接続されるリードと、内方へ突出し基台部に接合され、液体吐出記録ヘッドの作動時に電力が供給されない補強部とが設けられた導体層であって、開口部とは別の開口部を有する導体層と、が積層されており、補強部は、リードの剛性に比して大なる剛性を有しており、補強部の少なくとも一部と突出部とが接合されているのでリードフォーミングのとき、リードフォーミングの設定量のばらつきを抑制することができる。
【0073】
従って、基台部と液体供給部とが互いに隙間なく接着され、液体が基台部に供給されるとき、液体の漏れがなく、その結果、良好な記録画像が記録媒体の記録面に得られることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るインクジェット記録ヘッドの一例に用いられるフレーム部材を、記録素子基板とともに示す平面図である。
【図2】 図1におけるII−II線に沿って示す部分断面図である。
【図3】 図1におけるIII−III線に沿って示す部分断面図である。
【図4】 本発明に係るインクジェット記録ヘッドの一例を示す斜視図である。
【図5】 図4に示される例における部分断面図である。
【図6】 本発明に係るインクジェット記録ヘッドの一例に用いられるフレーム部材の他の例を、記録素子基板とともに示す平面図である。
【図7】 図6におけるVII−VII線に沿って示す部分断面図である。
【図8】 図6におけるVIII−VIII線に沿って示す部分断面図である。
【図9】 本発明に係るインクジェット記録ヘッドの一例に用いられるフレーム部材のさらなる他の例を、記録素子基板とともに示す平面図である。
【図10】 図9におけるX−X線に沿って示す部分断面図である。
【図11】 従来のインクジェット記録ヘッドに用いられるフレーム部材を示す斜視図である。
【図12】 図11に示される例における部分断面図である。
【図13】 (A)、(B)、および、(C)は、それぞれ、リードフォーミングについての説明に
【符号の説明】
24 記録素子基板
26,40,50 フレーム部材
28 オリフィスプレート
30,30’,56 基台
32,42,52 テープ部材
36,44,54 導体層
36b,44A,54A 補強部
36m,44m,54m 分岐部
Claims (3)
- 液体を吐出するためのエネルギーを発生する電気熱変換体と、前記電気熱変換体に電気的に接続される電極部と、を有する基台部と、前記電極部と電気的に接続されるフレーム部材と、を備えた液体吐出記録ヘッドであって、
前記フレーム部材は、前記基台部を露出するための開口部を有し、内方へ突出する突出部が該開口部を形成する部分に設けられたテープ部材と、内方へ突出し前記電極部に電気的に接続されるリードと、内方へ突出し前記基台部に接合され、前記液体吐出記録ヘッドの作動時に電力が供給されない補強部とが設けられた導体層であって、前記開口部とは別の開口部を有する導体層と、が積層されており、
前記補強部は、前記リードの剛性に比して大なる剛性を有しており、前記補強部の少なくとも一部と前記突出部とが接合されていることを特徴とする液体吐出記録ヘッド。 - 前記電気熱変換体に対応する位置に設けられた吐出口を備え、前記基台部に配されるオリフィスプレートを有し、
前記基台部、前記補強部、及び前記テープ部材の、各々の一部が、前記オリフィスプレートの前記吐出口が設けられた面に対して垂直な方向に関して互いに重なっていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出記録ヘッド。 - 前記液体吐出記録ヘッドは、前記基台部を複数有しており、前記補強部のうちの、隣接する前記複数の基台部の間に設けられた前記補強部は、前記隣接する複数の基台部に跨って接合されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液体吐出記録ヘッド。
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