JP4630541B2 - Ct検出器用の鋳造コリメータ及びその製作方法 - Google Patents

Ct検出器用の鋳造コリメータ及びその製作方法 Download PDF

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    • G21K1/025Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating using diaphragms, collimators using multiple collimators, e.g. Bucky screens; other devices for eliminating undesired or dispersed radiation

Description

本発明は、全般的にはコンピュータ断層(CT)イメージング・システムで使用するためのコリメータに関する。より具体的には、本発明は、CTイメージング・システムで使用するための鋳造コリメータ及びその製作方法に関する。本発明はさらに、こうしたコリメータと一緒に使用するフィルタ、並びにこうしたフィルタ及び/またはコリメータを製作するための材料(複数のこともある)の選択に関する。
CTイメージング・システムでは、プリペイシェントのフィルタ及びコリメータを使用してX線ビームを整形し、患者を通過させる前で扇形状のX線ビームがX−Y平面(すなわち、撮像面)内に来るようにしている。これらのプリペイシェント・フィルタは一般に、X線ビームの強度をX方向で整形するために使用されており、Z方向でのX線ビーム幅を決定しているハウジング(すなわち、コリメータ)内に封入するのが普通である。フィルタを通しかつコリメートしたX線ビームは撮像対象(すなわち、CTスキャンの実行対象となる患者)によって減衰を受け、次いでこのX線はさらに、放射線検出器のアレイにより検出される。多くの場合、このX線は、放射線検出器のアレイによって検出を受ける前にポストペイシェント・コリメータを通過する。これらのポストペイシェント・コリメータは一般に、正確に整列させかつ組み上げるのが極めて困難となる可能性があるような多数の様々な部品を備えている。
プリペイシェント・コリメータは、CTイメージング・プロセスにおいて患者に有用でないX線線量をもたらすような多量の散乱放射を発生させることが多い。こうした散乱は、CT製造者がZ方向でのスライス数を増やしかつカバー範囲を広げた検出器に対応するように扇形状X線ビームをZ方向でさらに広げようとするに連れて増加している問題であり、このためプリペイシェント及びポストペイシェントのコリメータに対するより適正な設計の必要性が増している。CTシステムは益々線量に敏感になっているため、プリペイシェント・フィルタ/コリメータ・アセンブリであって、この内部で生成されてここから出てくる散乱放射を最小限にして患者が曝露を受けるX線線量を少なくさせるようなプリペイシェント・フィルタ/コリメータ・アセンブリを製作するためのシステム及び方法があることが望ましい。
ポストペイシェント・コリメータは、コーム(comb)、レール、プレート及びワイヤを含むような複雑な構造であるのが一般的である。目下のところ、各コームはレールに取り付けねばならず、各プレートはこのコーム内の適当なスロットに個々に挿入してこれに取り付けねばならず、またさらにワイヤは個々に通して各プレート上の適当なスロットに取り付けねばならない。この作業は極めて時間がかかる労働集約的なプロセスであり、各コンポーネントの整列が適正でないと手直しを要することが多い。したがって、目下のところ可能な方式と比べてより簡単で、より効率がよく、かつより経済的な方式でポストペイシェント・コリメータを製作するためのシステム及び方法があることが望ましい。
こうしたコリメータと一緒にフィルタを使用すれば、患者が曝露を受けるX線線量をさらに低下させるのに役立たせるために、これらの内部で生成されかつこれらから出る散乱放射を最小限にするようなより適正な設計が可能となる。
プリペイシェントとポストペイシェントの両方のコリメータについて、これらの内部で生成される散乱放射やこれらから出る散乱放射を最小限にすることによって患者が曝露を受けるX線線量を低下させるようにして両方のコリメータを有することが望ましい。目下のところ可能なものと比べてより簡単より正確かつより効率よく製作できるようなコリメータを有することがさらに望ましい。さらに、患者が曝露を受けるX線線量をさらに低下させるのに役立たせるため、こうしたコリメータと組み合わせて使用するためのフィルタを、その内部で生成されかつそこから出る散乱放射が最小限となるようにして有することが望ましい。またさらに、こうしたフィルタ及び/またはコリメータは、適当な高密度で高原子番号の材料による1つまたは複数の鋳造片から製作させることが望ましい。最後に、こうしたコリメータによって改良したX線線量効率を可能にすることが望ましい。本発明は他の多くの要求も満足させており、これについては、以下の開示の後続部分全体を通じてさらに明らかとなろう。
したがって、既存のシステム及び方法に関して上で特定した欠点は、プリペイシェントとポストペイシェントの両コリメータであって、これらの内部で生成される散乱放射やこれらから出る散乱放射を最小限にすることによって患者が曝露を受けるX線線量を低下させている両コリメータに関する本発明の実施形態によって克服される。これらのコリメータに関する多くの実施形態は、目下のところ可能なものと比べてより簡単より正確かつより効率よく製作することができる。本発明の実施形態はさらに、患者が曝露を受けるX線線量をさらに低下させるのに役立たせるため、こうしたコリメータと組み合わせて使用するためのフィルタであって、その内部で生成されかつそこから出る散乱放射を最小限にしているフィルタを含む。こうしたフィルタ及び/またはコリメータは、適当な高密度で高原子番号の材料による1つまたは複数の鋳造片から製作することが好ましい。これらのコリメータは、改良したX線線量効率を達成させることができる。
本発明の実施形態は、CTイメージング・システムで使用するためのコリメータを含む。これらのコリメータは、所定の形状のチャンネルを所定の厚さのチャンネル壁間に延びるようにして備えた2次元ハニカム構造を備えることがある。この2次元ハニカム構造は、鋳造プロセスを介して製作され、また所定の精度要件を満足できることが好ましい。プリペイシェント・コリメータとして使用する場合、これと動作可能に結合させたフィルタを設けることがあり、このフィルタは鉛、鉛合金、タンタル、タングステン、エポキシ・マトリックス内に懸濁させたタングステン、スラリー内に懸濁させたタングステン、その他など任意の高密度で高原子番号の材料から製作することが好ましい。このフィルタは、コリメータの前に位置決めすることがあり、また2次元ハニカム構造のチャンネル内に動作可能に位置決めした3次元インサートを備えることがある。ポストペイシェント・コリメータとして使用する場合、2次元ハニカム構造を通って延びるチャンネルを設けることがある。これらのチャンネルは矩形、円形、長円形、台形、六角形、正方形その他など任意の形状とすることができる。コリメータのX線入射表面近傍の第1のアパーチャがコリメータのX線射出表面近傍の第2のアパーチャと比べてより大きく作成されるように、これらのチャンネルにはテーパを付けることが好ましい。さらにこのコリメータ自体も、鉛、鉛合金、タンタル、タングステン、エポキシ・マトリックス内に懸濁させたタングステン、スラリー内に懸濁させたタングステン、その他など任意の高密度高原子番号材料から製作することがある。
本発明の別の実施形態は、CTイメージング・システムのプリペイシェント・フィルタ/コリメータ・アセンブリで使用するため、または所望によりポストペイシェント・コリメータと組み合わせて使用するためのフィルタを含む。これらのフィルタは、鉛、鉛合金、タンタル、タングステン、エポキシ・マトリックス内に懸濁させたタングステン、スラリー内に懸濁させたタングステン、その他などX線放射を吸収できる適当な任意の高密度で高原子番号の材料を含むことが好ましい。
本発明のまた別の実施形態は、CTイメージング・システムで使用するためのプリペイシェント・フィルタ/コリメータ・アセンブリを含む。これらのアセンブリは、フィルタ・コンポーネント及びコリメータ・コンポーネントであって、このフィルタ・コンポーネントがコリメータ・コンポーネントと動作可能に結合されており、かつこのコリメータ・コンポーネントが所定の形状のチャンネルを所定の厚さのチャンネル壁間に延びるようにして備えた2次元ハニカム構造を備えているようなフィルタ・コンポーネント及びコリメータ・コンポーネントを含むことがある。このフィルタ及び/またはコリメータは、鉛、鉛合金、タンタル、タングステン、エポキシ・マトリックス内に懸濁させたタングステン、スラリー内に懸濁させたタングステン、その他など適当な任意の高密度で高原子番号の材料から製作することがある。このフィルタは、コリメータに対して適当な近さにあるようなコリメータの前やその他の任意の位置に位置決めすることがあり、また2次元ハニカム構造のチャンネル内に動作可能に位置決めした3次元インサートを備えることがある。
本発明のさらに別の実施形態は、CTイメージング・システムで使用するためのポストペイシェント・コリメータを含む。これらのコリメータは、所定の形状のチャンネルを所定の厚さのチャンネル壁間に延びるようにして備える2次元ハニカム構造であって、所定の精度要件を満足できるような2次元ハニカム構造を備えることが好ましい。理想的には、これらのコリメータを鋳造プロセスを介して製作する。これらのコリメータ内のチャンネルは、矩形、円形、長円形、台形、六角形及び/または正方形など適当な任意の形状を含むことができる。コリメータのX線入射表面近傍の第1のアパーチャがコリメータのX線射出表面近傍の第2のアパーチャと比べてより大きく作成されるように、これらのチャンネルにはテーパを付けることが好ましい。2次元ハニカム構造は、例えば鉛、鉛合金、タンタル、タングステン、エポキシ・マトリックス内に懸濁させたタングステン、スラリー内に懸濁させたタングステン、その他など適当な任意の高密度高原子番号材料を含むことがある。
本発明のその他の特徴、態様及び利点については、当業者であれば、本発明の好ましい形態の幾つかを図示すると共に図面全体を通じて同じ参照符号が同じ部分を意味している添付の図面を参照しながら以下の説明を行う過程でより容易に理解されよう。
本発明のシステム及び方法について、ここで様々な図面を参照しながら説明する。
本発明の理解を深める目的により、ここで図1〜4に図示する本発明の好ましい実施形態の幾つか、並びにこれらを記述している具体的な文面を参照することにする。本明細書で使用する用語法は説明を目的としたものであって、限定を目的としていない。本明細書で開示している構造上及び機能上の具体的な詳細は限定と解釈すべきではなく、ただ単に特許請求の範囲のための基本(basis)であり、当業者が本発明を様々に利用できるように教示するための代表的な基本であると解釈すべきである。図示した支持構造やこれを製作する方法に関する、当業者であれば通常行うであろうような任意の修正や変更、並びに本明細書で例示した本発明の原理の別の応用は、本発明の精神の範囲内にあるものと考える。
図1は例示的なCTイメージング・システム10を表している。こうしたシステムは一般に、ガントリ12と、ガントリ開口48と、患者22を横たえさせることができるテーブル46と、を備えている。ガントリ12は、アレイ状の検出器素子18に向けてX線ビーム16を投射するX線源14を備えている。一般に、検出器素子のアレイ18は、複数の個々の検出器素子を、基本的にX線源14に対して中心を合わせた弓形の形態で互いに隣合わせて配列させて備えている。マルチスライス型イメージング・システムでは、検出器素子アレイ18からなる並列の横列を、検出器の各横列を用いてX−Y平面で患者22を切った単一の薄層スライス画像が作成できるようにして配列させることができる。検出器素子アレイ18内の各検出器素子は、患者22などの被検体を通過したX線16を検知し検出する。本図ではX線源14と検出器素子アレイ18をx軸方向に整列させて示しているが、CTイメージング・システムの幾つかではX線源14と検出器素子アレイ18を、これとは別にX−Y平面内のy軸方向やその他の任意の方向など、別の方向に整列させることもある。
多くのCTイメージング・システムでは、X線源14と患者22の間にプリペイシェントのフィルタ及びコリメータを利用し、X線源14から出てくるX線ビーム16を患者22の通過前に整形している。これらのアセンブリ内のフィルタは、患者22を横切るX方向でX線ビームの強度を整形する傾向があり、またこのフィルタはZ方向でのX線ビーム幅を決定するハウジング内に封入するのが普通である。一般に、Z方向でのハウジング・コリメーションは、Z方向で曝露させる全エリアを調整するための調節可能なコリメータ・ブレードまたはジョー(jaw)を使用することによって実現している。しかし、現行のプリペイシェント・フィルタ/コリメータ・アセンブリの大きな欠点の1つは、こうしたアセンブリがCTイメージング・プロセスにおいて患者に有用でないX線線量をもたらすような多量の散乱放射を発生させることが多いことである。上で述べたように、こうした散乱は、CT製造者がZ方向でのスライス数を増やしかつカバー範囲を広げた検出器に対応するように扇形状X線ビームをZ方向でさらに広げてようとするに連れて増加している問題であり、このためプリペイシェント及びポストペイシェントのコリメータに対するより適正な設計の必要性が増している。こうした散乱の増加は、Z方向のビーム幅の拡大と線形関係にあるように見られる。CTイメージング・システムは益々線量に敏感になっているため、患者22が曝露を受けるX線線量を少なくするために、プリペイシェント・フィルタ/コリメータ・アセンブリであって、その内部で生成される散乱放射やそれから出る散乱放射を最小限にしたプリペイシェント・フィルタ/コリメータ・アセンブリを有することが望ましい。本発明は、プリペイシェント・フィルタ/コリメータ・アセンブリ内の散乱X線放射の生成メカニズムを弱めると共に、これらの内部で生成される散乱放射に関するコリメーション及びこれに続く最小化を提供することができる。
これらのプリペイシェント・フィルタ/コリメータ・アセンブリのフィルタ向けに特定の材料を利用することによって、プリペイシェント・フィルタ/コリメータ・アセンブリ内に発生する散乱放射の最小化に役立たせることができる。典型的には、これらのフィルタは、全断面積に対するコンプトン散乱の比率が大きい(すなわち、その主たる減衰メカニズムが光電吸収を介するのではなく散乱を介しているような)プラスチック、Teflon(商標)、Flexan(商標)及び/またはその他低密度で低原子番号の材料から製作する。フィルタに関して全断面積に対して光電吸収の比が大きいような材料を選択すると、散乱放射生成メカニズムを弱めたり排除することによってフィルタ内で散乱を受ける放射を最小限にするのに役立つことがある。こうした材料は、例えば、鉛、鉛合金、タンタル、タングステン、エポキシ・マトリックス内に懸濁させたタングステン、スラリー内に懸濁させたタングステン、あるいはX線吸収を最適化できるような高密度で高原子番号の別の任意の材料など、X線散乱を最小限にするようにX線を吸収するのに好適な高原子番号で高密度の任意の材料を含むことがある。これらのコリメータはさらに、フィルタと同じ高密度で高原子番号の材料から製作することにより恩恵を受けることもできる。これらのフィルタ及びコリメータは、単一の材料、各材料の積み重ね、または複合材料を含むことがある。
ハニカム形状のコリメータ200をフィルタの近傍に位置決めし、散乱放射のうちのさらに多くの放射(特に、患者の方向に向いている前進性の散乱放射)を、フィルタ除去することによって、プリペイシェントの散乱放射をさらに低下させることができる。目下のところ利用可能なプリペイシェント・フィルタ/コリメータ・アセンブリでは、アスペクト比があまり大きくないため、前進性の散乱放射のかなりの量が免れて患者に与えられかねないため、こうした構造は極めて望ましいものとなりうる。好ましい実施形態では、このプリペイシェント・フィルタ/コリメータ・アセンブリは、Zスライス幅コリメータ内においてその内部に小さい穴を有するような3次元インサートを利用し、プリペイシェント・コリメータの前に位置決めしたフィルタ内で発生することがある散乱放射を吸収するような事実上高アスペクト比のコリメータとして動作させることがある。こうしたアセンブリは、極めて薄い壁またはベーンを有するようにハニカム構造を製作できるような鋳造プロセスによって製作することが好ましい。こうしたハニカム構造を、散乱放射を最小限にするのにさらに役立たせて、患者に対するX線線量を低減させるように製作するためには、高密度で高原子番号の材料を使用することができる。
実施形態において、これらのフィルタ材料は、蜂の巣内の蜂蜜と同様に、ハニカム構造自体の内部に位置決めすることが可能である。また別の実施形態では、これらのプリペイシェント・コリメータを鋳造するのではなく、エッチングしたフォイルを重ね合わせて使用することや、プレート−プレート・エッグクレート・アセンブリを使用することも可能である。
好ましい実施の一形態では、プリペイシェント・フィルタ/コリメータ・アセンブリは、そのフィルタ向け、並びにその内部に小さいチャンネルを有するようなこのフィルタと動作可能に結合させた高アスペクト比コリメータ向けに、特別に選択した高原子番号で高密度の材料を含んでいる。このコリメータ200は、コリメータ200の奥行き220全体にわたって延びた小さい矩形状のチャンネル211を備えるような、図2に示す構造などの鋳造2次元ハニカム構造を備えることがある。こうした構造の鋳造は、これによって極めて薄い壁間に小さいアパーチャを作成できるため好ましい。こうした構造を製作するには、エッチングしたフォイルを積み重ねること、プレート−プレート・エッグクレート・アセンブリを使用すること、その他によるなど、多くの別の適当な方法が存在すると共に、こうした変形形態はすべて本発明の範囲に属すると見なせることは、当業者には明らかであろう。これらの鋳造構造には、単一鋳造片や、互いに結合させることができる多重鋳造片を含むことがある。当業者にはよく知られているように、プリペイシェントやポストペイシェントのコリメータはすべて、X線管焦点位置に集束する放射状アセンブリを含む。
多くのCTイメージング・システムではさらに、患者22を透過して減衰したX線16が検出器素子アレイ18内の様々な検出器素子上に集束するように、患者22と検出器素子アレイ18の間にポストペイシェント・コリメータを利用している。現行のポストペイシェント・コリメータは、手作業で一度に1つの部品の割で精度よく位置決めして組み上げなければならないような、高精度または準高精度の加工部品または製作部品を多数備えている。現行のポストペイシェント・コリメータの幾つかは、2本ものレールと、1本のレールにそれぞれを取り付けねばならないような2つのコームと、このコーム内の適当なスロットに個々に挿入してこれに取り付けねばならないような944枚のプレートと、個々に通して各プレート上の適当なスロットに取り付けねばならないような17本のタングステン・ワイヤと、を備えるということから分かるように、この作業は極めて労働集約的で時間がかかるプロセスとなる。したがって、目下のところ可能な方式と比べてより簡単で、より効率がよく、かつより経済的な方式によりこうしたコリメータを製作するためのシステム及び方法があることが望ましい。
本発明のポストペイシェント・コリメータは薄肉のテーパ付きベーンを作成できるような鋳造を経て製作し、これにより既存のポストペイシェント・コリメータにおいてコリメータ・ベーンの整列不良によって通常起こるような非線形性や画像アーチファクトを低減させることが好ましい。既存のポストペイシェント・コリメータにおける非線形性は、X線発生源内の回転陽極が発生させる熱によることが一般的であるような、X線源が動作時に若干動く場合に生じることがあり、こうなると、コリメータ内のチャンネルに対するX線ビームの整列が平行でなくなり、結果的にコリメータのX線射出表面215の位置で影を生じさせることになる。既存のポストペイシェント・コリメータでは、ベーンを斜めにしてコリメータ内のプレートの整列を若干ずらすことによってこうした非線形性を修正することが多く、こうすると、X線ビームの動作時の焦点移動によって誘導されるチャンネル対チャンネルの非線形性が大幅に低下する。これらのポストペイシェント・コリメータを鋳造によることは、コリメータ内でより薄肉のテーパ付きベーンの使用を可能とし、これによりベーンを斜めにする必要がなくなるため、X線線量稼働率及び効率の改善に役立てることができる。鋳造以外のいずれの方式によっても、テーパ付きベーンの作成はほとんど想定しがたい。
鋳造コリメータ・アセンブリは目下のところ核医学及び/またはガンマカメラ・システムで利用されているが、こうしたコリメータはCTコリメータで必要となるコリメータほど正確ではなく、また薄肉壁とした構造にもなっていない。しかし、鋳造テクノロジーの最近の進歩によって、鋳造法は低コストで高精度のCTコリメータの製作にとってより魅力的となっている。鋳造プロセスはそれ自体が、プリペイシェントとポストペイシェントの両コリメータに関してCTコリメータの製作に利用した場合に幾つかの新規の利点につながる。鋳造法によれば、その間に極めて小さいチャンネルまたはアパーチャを備えて極めて薄肉の壁を有するようなコリメータの形成が可能となる。鋳造法によればさらに、こうしたコリメータ内にテーパ付きベーンを作成することが可能となる。例えば、プリペイシェント・コリメータ内の上述したハニカム構造では、そのチャンネルは撮像面内で単に矩形状チャンネル211としていた。しかし、鋳造テクノロジーを利用することによって、テーパ付けが望ましい場合にプリペイシェント及びポストペイシェントの両コリメータに関して様々な形状をしたテーパ付きチャンネルを形成することが可能となる。
これらの鋳造チャンネルは、希望に応じて1次元または2次元的にテーパ付けすることができる。例えば、これらのチャンネルはX方向だけまたはY方向だけ(すなわち、1Dテーパ)でテーパ付けすることがあり、あるいはX方向とY方向の両方(すなわち、2Dテーパ)でこれらにテーパ付けすることも可能である。多くの実施形態では矩形状のベーン及びチャンネルを利用しているが、鋳造法によれば、これ以外に様々な形状をしたベーンや、例えば円形チャンネルや六角形チャンネルなどのチャンネルをその内部に形成することができ、またこれらの両者は希望に応じて1次元または2次元的にテーパ付けすることも可能である。本発明の実施形態により鋳造されるテーパ無しの矩形状ベーン210及び矩形状チャンネル211の幾つかを表した側面断面像の一部分は、図3で見ることができる。本発明の別の実施形態により鋳造されるテーパ付きの台形状ベーン212及び台形状チャンネル213の幾つかを表した側面断面像の一部分は図4に表している。当業者には、これらのコリメータ内にこれ以外の多くの形状をしたチャンネルを作成することが可能であること、並びにこうした変形形態はすべて本発明の範囲に属するものと見なせること、は明らかであろう。
これらのポストペイシェント・コリメータのベーンにテーパを付けると、こうしたコリメータに要求される厳格な精度は、コリメータの一方の表面(例えば、X線入射表面216上でなくX線射出表面215上)に対して要求するだけとすることができる。こうしたコリメータ内のベーンをテーパ付きとする場合、こうしたコリメータの非精度表面(すなわち、X線入射表面216)は精度表面(すなわち、X線射出表面215)に隠れる、すなわち精度表面の影内に入ることがあり、これによって、非精度表面が生成させる影は精度表面が生成させる影の内部にある限り動きうる範囲はわずかであるため、両表面上での精度の正確さに対する要求を軽減させることができる。一方の表面上のみで高精度寸法を作成させることは、複数の表面上で高精度寸法を作成する場合と比べてさらに容易であるため、これによってCTコリメータの製作に対してさらに費用対効果が高い鋳造テクノロジーを適用できる確率を大幅に向上させることができる。ベーンにテーパを付けることによりさらに、既存のポストペイシェント・コリメータにおいてコリメータ・ベーンの整列不良に起因することが一般的であるような様々な隠蔽効果を除去することもできる。ベーンにテーパを付けることによりさらに、X線線量効率を向上させるために既存のポストペイシェント・コリメータにおいて実施されることが一般的であるような、ベーンを斜めにさせることは必要がなくなる。
これらのベーン及びチャンネルに対するテーパ付けは多くの利点を提供できるが、これらのプリペイシェントやポストペイシェントのコリメータにおけるベーン及びチャンネルは、必ずしもテーパ付きとする必要はない。さらに、これらのコリメータのハニカム構造は2次元中隔、1次元中隔、あるいはこうしたコリメータで使用される現行のプレートやワイヤの同等品を用いて製作することができる。当業者には明らかなように、これらのコリメータに関しては多くの鋳造設計が可能である。これらのコリメータは、単一片構造として鋳造することや、互いに動作可能に結合することができるような多重片として鋳造することができる。
上述したように、本発明のシステム及び方法によって、プリペイシェントとポストペイシェントの両コリメータを鋳造プロセスを介して製作することが可能となり、極めて正確なコリメータを、目下のところ可能なものと比べてさらに簡単かつ経済的に製作することが可能となる。これらのコリメータはさらに、散乱したX線放射を最小限にするのに役立ち、これにより患者が曝露を受けるX線線量を低下できるので有利である。こうしたコリメータの製作で選択される材料は、こうしたコリメータ・アセンブリ内部で生成されたり、これらから散乱される散乱放射を最小限にするのに役立てることができ、またこのハニカム構造は患者が受ける散乱放射をさらに減少させるために役立てることができる。このことは、CTイメージング・システムがさらに線量に敏感になりつつあり、またちょうど必要なだけの放射線を患者に曝露させることが望ましいため、特に有利である。
本発明が満足させる様々なニーズの充足に関して、本発明の様々な実施形態を記載してきた。これらの実施形態は単に、本発明の様々な実施形態の原理を例証するものであることを理解されたい。当業者であれば、本発明の精神及び範囲を逸脱しないようなこれらに関する多くの修正形態や適応形態が明らかであろう。例えば、テーパ付きベーンについて鋳造式ポストペイシェント・コリメータに関連して記載してきたが、所望であればこれらを鋳造式プリペイシェント・コリメータで使用することも可能である。したがって、本発明によって、添付の特許請求の範囲及びその等価物の範囲に属するような適当なすべての修正形態及び変形形態を包含させることを意図している。
例示的なCTイメージング・システムの斜視図である。 本発明の実施形態で利用される高アスペクト比のプリペイシェント・コリメータの斜視図である。 本発明の実施形態で鋳造されるような、テーパ無しで矩形状のベーン及びチャンネルの幾つかを表した側面断面像の一部分の図である。 本発明の別の実施形態で鋳造されるような、2次元テーパ付きで台形状のベーン及びチャンネルの幾つかを表した側面断面像の一部分の図である。
符号の説明
10 CTイメージング・システム
12 ガントリ
14 X線源
16 X線ビーム
18 検出器素子アレイ
22 患者
46 テーブル
48 ガントリ開口
200 ハニカム形状コリメータ
211 矩形状チャンネル
212 テーパ付き台形状ベーン
213 台形状チャンネル
215 X線射出表面
216 X線入射表面
220 奥行き

Claims (7)

  1. CTイメージング・システムであって、
    ガントリと、
    焦点を有し、前記ガントリに位置付けられたX線管と、
    前記ガントリの前記X線管と反対に位置付けられた検出器と、
    前記X線管と前記CT検出器の間に位置付けられたコリメータと、
    を備え、
    前記コリメータは、前記X線をコリメートするチャンネルの2次元アレイを備え、
    前記チャンネルは、前記X線と一致する軸に沿ってテーパ付けされた複数の壁を備え、
    前記テーパ付けされた複数の壁の厚さは、前記コリメータのX線入射表面(216)近傍の第1のアパーチャが前記コリメータのX線射出表面(215)近傍の第2のアパーチャよりも大きくなるように、X線と平行な方向で増加し、
    前記コリメータがプリペイシェント・コリメータであり、
    前記システムは、前記X線管と前記プリペイシェント・コリメータとの間に位置付けられたフィルタを備え、
    前記コリメータは、前記チャンネル内に前記フィルタ内で発生した散乱X線放射を吸収するインサートを備えている、システム。
  2. 前記第1のアパーチャがX方向とY方向の両方で前記第2のアパーチャより大きい請求項に記載のシステム。
  3. 前記チャンネルの2次元アレイが前記X線管の焦点位置に集束する請求項に記載のシステム。
  4. 前記コリメータがタングステンと同じ又は、より高密度で高原子番号の材料を含む、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記高密度高原子番号材料が、鉛、鉛合金、タングステン、エポキシ・マトリックス内に懸濁させたタングステン、及びスラリー内に懸濁させたタングステンのうちの少なくとも1つを含む、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記チャンネルの所定の形状が、矩形、円形、長円形、台形、六角形及び正方形のうちの少なくとも1つを含む、請求項に記載のシステム。
  7. 前記チャンネルが、ハニカム構造を形成する、請求項に記載のシステム。
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