JP4630307B2 - 熱処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被熱処理物を熱処理する熱処理装置に関するものである。
従来、熱処理装置としては、熱処理部の熱処理室に被熱処理物が収容された状態で、前記熱処理室内の空気を循環させながら加熱することにより前記被熱処理物を熱処理するものが知られている。
このような熱処理装置は、例えばFPD(フラットパネルディスプレイ)の製造工程におけるフォトレジストや有機物薄膜のプリベーク、ポストベーク工程に用いられることがある。これらの工程では、ガラス基板等からなる被熱処理物が熱処理される際に、フォトレジスト等に含まれる揮発性成分が気化して多量の昇華物が発生し、この昇華物が再結晶化して熱処理装置周辺に飛散したり周辺に付着したりする等の問題があった。
この問題の対策として、例えば特許文献1には、外気を加熱して前記熱処理室内に送り込みつつ前記熱処理室内の空気を導出ダクト内に流出させることにより前記熱処理室内を換気することが記載されている。このように換気することにより、昇華物の再結晶化および周辺への付着を抑制することができる。
特開平10−141868号公報
ところで、上述した熱処理室内の換気に代えてまたは換気に加えて、熱処理室内に昇華物を除去するための触媒を配置することが考えられる。しかしながら、触媒を配置する位置によっては、熱処理により発生した昇華物が触媒により処理されずに気体導出孔へ流出し、気体導出孔やこれに接続させた導出ダクトなどに昇華物の再結晶化したものが付着するため、改善の余地が残されていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、熱処理の際に被熱処理物から発生した昇華物を気体導出孔以降へ流出し難くすることができる熱処理装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、互いに連通する加熱室と熱処理室とを内蔵する装置本体の前記熱処理室に被熱処理物が出し入れ可能に収容され、かつ前記装置本体の前記加熱室に対応する箇所に設けた気体導入孔から導入した熱処理用気体を前記加熱室で加熱することにより上記被熱処理物を熱処理し、前記装置本体の前記熱処理室に対応する箇所に設けた気体導出孔から熱処理済みの気体を導出する熱処理装置において、前記熱処理済みの気体に含まれる前記被熱処理物から発生した昇華物を分解するための触媒と、前記気体導出孔の内側に装置本体の外側から先端部が挿脱される導出ダクトとを有し、前記触媒は前記導出ダクトの先端部の先に又は前記先端部の内側に配され、前記先端部の先に触媒が配される場合はその触媒は気体導出孔を塞ぐ大きさを有し、前記先端部の内側に触媒が配される場合はその触媒は前記先端部を塞ぐ大きさを有しかつ前記導出ダクトは気体導出孔との間に隙間がない大きさを有し、前記導出ダクトの先端部を気体導出孔に挿入することにより前記気体導出孔の入口が塞がれる構成になっていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の熱処理装置において、前記触媒は、前記導出ダクトの先端部に着脱可能に設けられていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の熱処理装置において、前記導出ダクトは、外側に外方へ突出形成したフランジを有し、そのフランジが前記触媒を前記気体導出孔の入口に配置させると前記装置本体の外壁面に当接する位置に設けられていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の熱処理装置において、前記気体導出孔から排気される気体の一部を前記気体導入孔に戻すように構成されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の熱処理装置において、前記装置本体には、前記加熱室と前記熱処理室との間に、前記加熱室から前記熱処理室へのみ気体の流れを許容し、前記熱処理室から前記加熱室への気体の戻りを防止する仕切板が設けられていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、気体導出孔の入口を塞ぐように触媒が設けられているので、被熱処理物から発生した昇華物を含む熱処理済みの気体の全てが触媒に接触して気体導出孔から排気されるので、昇華物を気体導出孔へ流出し難くすることができる。加えて、昇華物を含む熱処理済みの気体が導出ダクトで冷却される前に触媒で昇華物を分解することが可能である。よって、触媒の処理効率を向上させ得るとともに、触媒の温度低下を抑制することが可能になる。更に、本発明によれば、導出ダクトの先端部を気体導出孔へ挿入することにより、触媒が気体導出孔の入口を塞ぐように配置される。逆に導出ダクトを気体導出孔から抜き出すことで、触媒の交換を容易に行うことが可能となる。
請求項4に係る発明によれば、気体導出孔から排気された熱処理済みの気体が気体導入孔へ戻されるので、熱処理済みの気体が持つ熱を、被熱処理物の熱処理に再利用することが可能になる。
請求項5に係る発明によれば、気体導入孔から導入された気体が、加熱室、熱処理室および気体導出孔へとこの順に供給されるので、気体導入孔から導入されたフレッシュな気体で熱処理を行うことができるとともに、触媒が劣化しても熱処理室内での昇華物濃度の増加を抑制することが可能になる。また、熱処理室に気体の淀みが発生することを抑制することが可能となり、これによっても触媒の劣化に伴う熱処理室内での昇華物濃度の増加を抑制することが可能になる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。まず、本発明の参考例につき述べる。
(第1参考例)
図1は、第1参考例の熱処理装置の概略構成を示す正面図である。この熱処理装置1Aは、例えばFPDの製造工程に用いられるものであり、クリーンルーム内に設置されるいわゆるクリーンオーブンと呼ばれるものである。
熱処理装置1Aは、被熱処理物(ワークとも言う)Wが出し入れ可能に収容される熱処理室11と、この熱処理室11へ加熱エアを供給するための加熱室12とを内部に有する装置本体10を有する。この図示例では、加熱室12は熱処理室11の上側に配されている。
装置本体10は、断面が矩形状をした4側面と、天井面と、底面とを有する箱状に形成されている。ここで、右側側面を10a、奥側側面を10b、左側側面を10c、天井面を10d、底面を10eという。
右側側面10aの加熱室12に対応する高さ位置には、気体導入孔14が設けられ、この気体導入孔14には、右側側面10aの外側に取付けられた導入ダクト15が連通連結されている。また、右側側面10aの熱処理室11に対応する高さ位置、図示例では熱処理室11の底に近い下側位置には、気体導出孔16が設けられ、この気体導出孔16には、右側側面10aの外側に取付けられた導出ダクト17が連通連結されている。
導入ダクト15および気体導入孔14は外気を加熱室12に導入するもので、気体導出孔16および導出ダクト17は熱処理室11のエアを外部に導出するものである。
上記加熱室12と熱処理室11との間には分離板13が設けられている。この分離板13は、奥側側面10bと、これに対向する図に表れていない手前側側面とに掛け渡して水平に設けられていて、分離板13と右側側面10aとの間には隙間13aが、分離板13と左側側面10cとの間には隙間13bが形成されている。
分離板13の上側の加熱室12には、加熱器20と送風機21が設けられている。加熱器20は導入ダクト15および気体導入孔14から導入された外気を加熱するもので、送風機21は加熱されたエアを熱処理室11へ供給するためのものである。
熱処理室11の右側側面10aには、気体導出孔16の前側に触媒22が図示しない固定部材を介して取付けられていて、この触媒22により気体導出孔16の入口16aが塞がれている。また、熱処理室11の内側には、例えば1または2以上の被熱処理物Wを所定状態で保持できる保持部材(図示せず)が二点鎖線で示す箇所に設けられている。
触媒22は、熱処理済みエアに含まれる昇華物の酸化分解反応を促進するためのものであり、例えば白金(Pt)やパラジウム(Pd)等の貴金属や、これらの貴金属の合金などの活性金属が採用される。このような触媒22は、約150〜200℃程度の温度雰囲気下において触媒活性を示す。
このように構成された熱処理装置1Aにあっては、導入ダクト15および気体導入孔14から導入されたエアが、加熱室12に供給され、加熱器20により加熱されて送風機21により熱処理室11へ前記隙間13bから供給される。熱処理室11に供給された加熱エアは、前記隙間13aを経て加熱室12に再度供給されて循環するか、気体導出孔16および導出ダクト17を経て排気される。なお、隙間13aを経て加熱室12に再度供給される循環エアは、気体導入孔14から導入されたエアと混合される。
そして、このように流れるエアにより、熱処理室11にセットされた被熱処理物Wが熱処理される。このとき、被熱処理物Wから昇華物Aが発生し、その昇華物Aは熱処理済みエアに含まれて移動していき、触媒22に接触することで酸化分解反応を起こして除去され、昇華物Aの除去されたエアが気体導出孔16および導出ダクト17から排気される。
したがって、第1参考例の熱処理装置1Aによる場合には、以下のような効果が得られる。
(a)気体導出孔16の入口16aを塞ぐように触媒22が設けられているので、被熱処理物Wから発生した昇華物Aを含む熱処理済みの気体の全てが触媒22に接触して気体導出孔16から排気されるので、昇華物Aを気体導出孔16以降へ流出し難くすることができる。
(b)また、昇華物Aを含む熱処理済みの気体が導出ダクト17で冷却される前に触媒22で昇華物Aを分解することが可能であるので、触媒22の処理効率を向上させ得るとともに、触媒22の温度低下を抑制することが可能になる。
(c)更に、触媒22が熱処理室11内に設けられているので、気体導出孔16よりも大きいものを用いることができ、加えて昇華物Aを含む熱処理済みの気体を熱処理室11内で循環するので、触媒に接触する頻度を向上させ得、これにより触媒による昇華物の酸化分解反応の促進をより向上させ得る。
(第2参考例)
図2は、第2参考例の熱処理装置の概略構成図である。なお、図1と同一部分には、同一符号を付している。
この熱処理装置1Bは、第1参考例の熱処理装置1Aの分離板13に代えて、加熱室12と熱処理室11との間に仕切板30を用いている。この仕切板30は、装置本体10の右側側面10a、奥側側面10bおよび手前側側面にて水平に支持されていて、左側側面10cとの間にのみ隙間30aが形成されている。つまり、この隙間30aは、気体導入孔14および気体導出孔16が設けられた右側側面10aとは反対側に設けられている。
この熱処理装置1Bにあっては、導入ダクト15および気体導入孔14から導入されたエアが、加熱室12に供給され、加熱器20により加熱されて送風機21により前記隙間30aから熱処理室11へ供給され、その後、加熱室12に戻ることなく、触媒22により昇華物Aが除去されて気体導出孔16および導出ダクト17から排気される。つまり、気体導入孔14から導入されたエアは、加熱室12、熱処理室11、気体導出孔16の順に移動し、熱処理室11から加熱室12に戻って循環することがない。
したがって、この第2参考例においても、第1参考例と同様に、(a)と(b)の効果と、下記の(d)の効果が得られる。
(d)エアが熱処理室11から加熱室12に戻らないので、気体導入孔14から導入されたフレッシュなエアで熱処理を行うことができるとともに、触媒22が劣化しても熱処理室11内での昇華物濃度の増加を抑制することが可能になる。また、熱処理室11にエアの淀みが発生することを抑制することが可能となり、これによっても触媒22の劣化に伴う熱処理室11内での昇華物濃度の増加を抑制することが可能になる。
(第3参考例)
図3は、第3参考例の熱処理装置の概略構成図である。なお、図1と同一部分には、同一符号を付している。
この熱処理装置1Cは、導入ダクト15の途中と導出ダクト17の途中に、両端が連通連結され、かつ送風機19を内部に有する還流ダクト18が設けられている点だけが、第1基本形態の熱処理装置1Aとは異なる。
したがって、この熱処理装置1Cによる場合には、第1参考例と同様に(a)、(b)および(c)の効果に加えて、下記(e)の効果が得られる。
(e)還流ダクト18により気体導出孔16から排気された熱処理済みの気体が気体導入孔14へ戻されるので、熱処理済みの気体が持つ熱を、被熱処理物Wの熱処理に再利用することが可能になる。
なお、この効果(e)は、図4に示すように、図2と同一の熱処理装置1Bに対してこの参考例の還流ダクト18を設けた構成の熱処理装置1Dにおいても、同様に得られる。
(本発明の実施形態)
図5は、本発明の実施形態に係る熱処理装置の概略構成図である。なお、図2と同一部分には、同一符号を付している。
この熱処理装置1Eは、第2参考例の熱処理装置1Bとは、導出ダクト先端部の構成と、触媒の配置の仕方が異なっており、その相違点につき以下に詳述する。即ち、導出ダクト31は、その先端部には触媒32が図示しない手段により着脱可能に設けられ、外側には外方へ突出形成したフランジ31aを有する。そして、この導出ダクト31は、気体導出孔16の内側へ触媒32を入れて挿入していき、フランジ31aが右側側面10aの外壁面に当接すると、フランジ31aを右側側面10aにねじ等により固定することで、触媒32が気体導出孔16の入口16aに配置されるようになっている。この触媒32の大きさは、気体導出孔16の内部断面とほぼ同じ断面形状でかつほぼ同一寸法となっている。なお、触媒32と気体導出孔16の入口16aとの位置関係は、触媒32の熱処理室11側端面が気体導出孔16の入口16aと面一か、或いは触媒32の熱処理室11側端面とは反対側の端面が気体導出孔16内に入った状態で、かつ触媒32の熱処理室11側端面が気体導出孔16の入口16aよりも熱処理室11に突出する状態であればよい。
したがって、この熱処理装置1Eによる場合には、第2参考例と同様に(a)および(b)の効果に加えて、下記(f)の効果が得られる。
(f)導出ダクト31の先端部を気体導出孔16へ挿入することにより、触媒32が気体導出孔16の入口16aを塞ぐように配置できる。逆に導出ダクト31を気体導出孔16から抜き出すことで、触媒32の交換を容易に行うことが可能となる。
なお、この実施形態では導出ダクト31の先端よりも先に触媒32を配設しているが、触媒を導出ダクト31の先端部の内側に配設することも可能である。但し、気体導出孔16と導出ダクト31との間に隙間の無い構成にする必要性がある。また、触媒32は、導出ダクト31とは別体に設けておき、気体導出孔16に入れた触媒32を導出ダクト31で押して入口16aを覆うようにしてもよい。この場合は、入口16aに、孔あきのストッパを設けておくと位置決めと抜け防止を簡単に行い得る。
ところで、上記効果(f)は、図1の熱処理装置1A、図3の熱処理装置1Cおよび図4の熱処理装置1Dに、本発明の実施形態の導出ダクト31の先端部の構成と、触媒32の配置の仕方を組み合わせた構成とした場合にも同様に得られることは勿論である。
上述した本発明の実施形態では、気体導入孔14と気体導出孔16とを同じ右側側面10aに配置した構成のものに適用しているが、本発明はこれに限らず、他の3側面の1つに配置した構成のものや、気体導入孔14と気体導出孔16とを異なる側面に配置した構成のものにも同様に適用することができる。
また、上述した本発明の実施形態では加熱室を熱処理室の上側に配置した熱処理装置を例に挙げているが、本発明はこれに限らず、加熱室を熱処理室の下側、或いは横側に配置した熱処理装置にも同様に適用することが可能である。
第1参考例の熱処理装置の概略構成図である。 第2参考例の熱処理装置の概略構成図である。 第3参考例の熱処理装置の概略構成図である。 第3参考例の他の熱処理装置の概略構成図である。 本発明の実施形態に係る熱処理装置の概略構成図である。
1A〜1E 熱処理装置
10 装置本体
11 熱処理室
12 加熱室
14 気体導入孔
16 気体導出孔
16a 入口
17、31 導出ダクト
22、32 触媒
W 被熱処理物
A 昇華物

Claims (5)

  1. 互いに連通する加熱室と熱処理室とを内蔵する装置本体の前記熱処理室に被熱処理物が出し入れ可能に収容され、かつ前記装置本体の前記加熱室に対応する箇所に設けた気体導入孔から導入した熱処理用気体を前記加熱室で加熱することにより上記被熱処理物を熱処理し、前記装置本体の前記熱処理室に対応する箇所に設けた気体導出孔から熱処理済みの気体を導出する熱処理装置において、
    前記熱処理済みの気体に含まれる前記被熱処理物から発生した昇華物を分解するための触媒と、前記気体導出孔の内側に装置本体の外側から先端部が挿脱される導出ダクトとを有し、前記触媒は前記導出ダクトの先端部の先に又は前記先端部の内側に配され、前記先端部の先に触媒が配される場合はその触媒は気体導出孔を塞ぐ大きさを有し、前記先端部の内側に触媒が配される場合はその触媒は前記先端部を塞ぐ大きさを有しかつ前記導出ダクトは気体導出孔との間に隙間がない大きさを有し、前記導出ダクトの先端部を気体導出孔に挿入することにより前記気体導出孔の入口が塞がれる構成になっていることを特徴とする熱処理装置。
  2. 請求項1に記載の熱処理装置において、
    前記触媒は、前記導出ダクトの先端部に着脱可能に設けられていることを特徴とする熱処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の熱処理装置において、
    前記導出ダクトは、外側に外方へ突出形成したフランジを有し、そのフランジが前記触媒を前記気体導出孔の入口に配置させると前記装置本体の外壁面に当接する位置に設けられていることを特徴とする熱処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の熱処理装置において、
    前記気体導出孔から排気される気体の一部を前記気体導入孔に戻すように構成されていることを特徴とする熱処理装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の熱処理装置において、
    前記装置本体には、前記加熱室と前記熱処理室との間に、前記加熱室から前記熱処理室へのみ気体の流れを許容し、前記熱処理室から前記加熱室への気体の戻りを防止する仕切板が設けられていることを特徴とする熱処理装置。
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